JP7170886B2 - 画像送信装置、画像受信装置、画像送信プログラム及び画像受信プログラム - Google Patents

画像送信装置、画像受信装置、画像送信プログラム及び画像受信プログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像送信装置、画像受信装置、画像送信プログラム及び画像受信プログラムに関する。
衛星画像のように、大容量で、高速伝送を要する画像データを人工衛星上で圧縮して、地上に伝送し、地上で圧縮画像を伸長するシステムがある。このようなシステムでは、地上で伸長した伸長画像にエラーが生じる場合がある。伸長画像のエラーについては、従来技術では、パケットロスに伴う画質の変動を抑制する技術がある(例えば特許文献1)。しかし、従来技術では補間により原画像を復元しているため、復元された原画像の品質に課題があった。
また、上記画像エラーの発生要因の一つである宇宙空間での放射線によるエラーの対策として、同一の装置を3台以上用いて、多数決によって出力を決定する技術が広く用いられる。しかし、この技術では装置規模が増大してしまう課題があった。
特開2017-228903号公報
この発明は、伸長した伸長画像にエラーが生じた際に、エラーが生じなかった際の伸長画像と同等の復元画像を得ることのできるデータを送信する装置の提供を目的とする。
この発明の画像送信装置は、
画像から分割された複数の分割画像のそれぞれの分割画像を非可逆圧縮して第1圧縮画像を生成し、それぞれの前記第1圧縮画像を可逆圧縮して第2圧縮画像を生成する圧縮部と、
それぞれの前記第1圧縮画像と、それぞれの前記第2圧縮画像とのいずれかを伸長画像として伸長する伸長部と、
それぞれの前記分割画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する分割合計画像を生成する第1生成部と、
前記分割画像に対する前記伸長画像の圧縮誤差を示す誤差画像を前記伸長画像ごとに生成し、それぞれの前記誤差画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する誤差合計画像を生成する第2生成部と、
前記誤差画像の示す前記圧縮誤差が許容値を超えるかどうかを判定し、判定結果を示す判定データを生成する判定部と、
前記分割画像ごとの前記2圧縮画像と、前記分割合計画像と、前記誤差合計画像と、前記判定データとを送信する送信部と、
を備える。
本発明の画像送信装置よれば、伸長した伸長画像にエラーが生じた際に、エラーが生じなかった際の伸長画像と同等の復元画像を得ることのできるデータを送信する装置を提供できる。
実施の形態1の図で、画像送信装置100のハードウェア構成を説明する図。 実施の形態1の図で、画像受信装置200の機能構成を示す図。 実施の形態1の図で、画像受信装置200のハードウェア構成を示す図。 実施の形態1の図で、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を説明するフローチャート。 実施の形態1の図で、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作の概要を示す図。 実施の形態2の図で、画像送信装置100のハードウェア構成を示す図。 実施の形態2の図で、画像受信装置200の機能構成を示す図。 実施の形態2の図で、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を示すフローチャート。 実施の形態2の図で、画像送信装置100のハードウェア構成を補足する図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
図1から図5を参照して、実施の形態1の画像送信装置100及び画像受信装置200を説明する。
図1は、画像送信装置100のハードウェア構成を示す。
図2は、画像受信装置200の機能構成を示す。
図3は、画像受信装置200のハードウェア構成を示す。
***構成の説明***
図1を参照して画像送信装置100のハードウェア構成を説明する。以下の説明でFPGAは、Field-Programmable Gate Arrayの略語である。画像送信装置100は、制御FPGA#0、FPGA#1からFPGA#NのN台のFPGA、及び送信部15を備えている。送信部15は送信装置である。
画像送信装置100は、人工衛星または探査機のような宇宙機に搭載されることを想定する。宇宙用途を考慮した場合、放射線耐性が強いFPGAと弱いFPGAがある。一般に放射線耐性が強いFPGAは処理性能が低い。一方、放射線耐性の弱いFPGAは、放射線耐性が強いFPGAよりも処理能力が高い。画像送信装置100で扱う画像は大容量であるため、複数のFPGAで並列に圧縮処理を行う必要がある。放射線耐性が強く処理性能の低い複数のFPGAで並列に圧縮処理を行った場合、並列数が大きくなり、ハードウェアリソース上の課題が生じる。一方、放射線耐性が弱く処理性能の高い複数のFPGAで並列に圧縮処理を行った場合、並列数は抑えられてハードウェアリソースは削減できる。しかし、放射線によるSEUまたはSEFIのようなエラーにより、伸長画像にエラーが出る可能性が高まる。ここで、エラーの発生頻度としては、1撮像で多くとも1つのFPGAで発生する程度と考えられる。そこで、並列の圧縮処理には、放射線耐性が弱く処理性能の高い複数のFPGAを使用する。一方、処理能力をそれほど要求されない並列の圧縮処理以外の処理には、放射線耐性が強く処理性能の低いFPGAを使用する。
上記の考え方に従って、制御FPGA#0は、放射線耐性が強く、処理性能が低い。FPGA#1からFPGA#Nは、放射線耐性が低く、処理性能が高い。FPGA#1からFPGA#Nを、FPGA#K(K=1,2,..N)と表記する場合がある。FPGA#Kは、非可逆圧縮部1-K、可逆圧縮部2-K、サブ伸長部3-K及びサブ符号生成部4-Kを備えている。また制御FPGA#0は、分割部11、分割合計画像生成部12、誤差合計画像生成部13及び判定部14を備えている。分割合計画像生成部12は第1生成部であり、誤差合計画像生成部13は第2生成部である。制御FPGA#0及びFPGA#1からFPGA#Nのそれぞれの機能は、動作の説明で後述する。
図2、図3を参照して、画像受信装置200の構成を説明する。画像受信装置200は地球の地上局に配置される。図2に示すように、画像受信装置200は、機能要素として、受信部21、受信側伸長部22、エラー決定部23、画像生成部24及び照合部25を備える。
図3に示すように、画像受信装置200はコンピュータである。画像受信装置200は、プロセッサ210を備える。画像受信装置200は、プロセッサ210の他に、主記憶装置220、補助記憶装置230、入出力IF240及び通信IF250といった、他のハードウェアを備える。IFはインタフェースの略語である。プロセッサ210は、信号線260を介して、他のハードウェアと接続され、他のハードウェアを制御する。
受信部21、受信側伸長部22、エラー決定部23、画像生成部24及び照合部25の機能は、補助記憶装置230に格納された画像受信プログラム211により実現される。画像受信プログラム211は、受信部21、受信側伸長部22、エラー決定部23、画像生成部24及び照合部25の機能を実現するプログラムである。
プロセッサ210は、画像受信プログラム211を実行する。プロセッサ210は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ210の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
入出力IF240は、各装置からデータが入出力されるポートである。通信IF250はプロセッサが他の装置と通信するための通信ポートである。通信IF250には受信装置251が接続されている。受信部21は、通信IF250及び受信装置251を用いて、画像送信装置100から第2圧縮画像のようなデータを受信する。
画像受信プログラム211は、受信部21、受信側伸長部22、エラー決定部23、画像生成部24及び照合部25を、「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程をコンピュータに実行させるプログラムである。また、画像受信計算方法は、コンピュータである画像受信装置200が画像受信プログラム211を実行することにより行われる方法である。画像受信プログラム211は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図4は、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を説明するフローチャートである。
図5は、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作の概要を示す。
図4及び図5を参照して、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を説明する。画像送信装置100の動作手順は、画像送信方法に相当する。画像送信装置100の動作を実現するプログラムは、画像送信プログラム111に相当する。画像受信装置200の動作手順は、画像受信方法に相当する。画像受信装置200の動作を実現するプログラムは、画像受信プログラム211に相当する。
実施の形態1の画像送信装置100は、圧縮誤差画像の作成のため、非可逆圧縮後のデータを伸長し原画との差分を取る。これに対して後述する実施の形態2の画像送信装置100は、圧縮誤差画像の作成のため、可逆圧縮後のデータを伸長し原画との差分を取る。以下に、実施の形態1の画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を説明する。
<ステップS11:分割>
ステップS11において、分割部11が原画を複数の分割画像に分割する。分割画像をimgK(K=1,2,...N)と表記すると、分割部11は、原画をimg1からimgNの分割画像に分割する。分割部11は、img1からimgNのそれぞれを、FPGA#1からFPGA#Nのそれぞれに入力する。imgKはFPGA#Kに入力される。
<ステップS12:圧縮>
ステップS12において、各FPGAの非可逆圧縮部及び可逆圧縮部は、imgKを圧縮する。FPGA#1からFPGA#Nの、非可逆圧縮部1-1から非可逆圧縮部1-N、及び、可逆圧縮部2-1から可逆圧縮部2-Nは、圧縮部16を構成する。圧縮部16は、原画の画像から分割された複数のimgK(K=1,2...N)のそれぞれのimgKを非可逆圧縮して、第1圧縮画像5(#K)を生成する。圧縮部16は、第1圧縮画像5(#K)を可逆圧縮して第2圧縮画像6(#K)を生成する。具体的には、図1に示すように各FPGAがimgKを圧縮する。FPGA#1を例にとれば、非可逆圧縮部1-1がimg1を非可逆圧縮して第1圧縮画像5(#1)を生成し、可逆圧縮部2-1が第1圧縮画像5(#1)を可逆圧縮して第2圧縮画像6(#1)を生成する。他のFPGAも同様である。
<ステップS13:imgSUMの生成>
ステップS13において、第1生成部である分割合計画像生成部12は、それぞれのimgKの同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を画素位置ごとに有する分割合計画像を生成する。分割合計画像は、imgSUMと表記する。
具体的には以下のようである。img1からimgNは、同じサイズである。img1からimgNは、画素1から画素NpまでのNp個の画素i(i=1,2..Np)を有する。imgKの画素iを画素(K,i)と表記する。img1からimgNの画素iを集約したデータをP(i)と表記する。
そうすると、
P(1)=画素(1,1)+画素(2,1)+..+画素(N、1)、
P(2)=画素(1,2)+画素(2,2)+..+画素(N、2)、
...
P(i)=画素(1,i)+画素(2,i)+..+画素(N、i)、
...
P(Np)=画素(1,Np)+画素(2,Np)+..+画素(N、Np)、
である。
P(1)からP(Np)を用いてimgSUMを表記すれば、
imgSUM={P(1),P(2),..,P(i),..,P(Np)}
である。
<ステップS14:伸長、△imgK生成>
ステップS14において、第2生成部である誤差合計画像生成部13が、誤差画像である△imgKを生成する。誤差合計画像生成部13が、△imgKを生成する前提として、伸長部17が、それぞれの第1圧縮画像5(#K)と、それぞれの第2圧縮画像6(#K)とのいずれかを伸長画像7(#K)として伸長する。実施の形態1では、図1に示すように、誤差合計画像生成部13は、それぞれの第1圧縮画像5(#K)を伸長する。なお、実施の形態2では、誤差合計画像生成部13は、それぞれの第2圧縮画像6(#K)を伸長する。なお、図5では伸長の処理は省略している。図1において、FPGA#1からFPGA#Nの、サブ伸長部3-1からサブ伸長部3-Nは、伸長部17)を構成する。具体的には、図1に示すように、FPGA#Kのサブ伸長部3-Kが、第1圧縮画像5(#K)を伸長する。FPGA#1を例にとれば、サブ伸長部3-1が第1圧縮画像5(#1)を伸長し、伸長画像7(#1)を生成する。他のFPGAも同様である。
誤差合計画像生成部13は、imgKに対する伸長画像7(#K)の圧縮誤差を示す誤差画像である△imgKを、伸長画像7(#K)ごとに生成する。以下誤差画像を△imgKと表記する。誤差合計画像生成部13は、imgKと伸長画像7(#K)とから、△imgKを生成する。img1を例に説明する。K=1の場合を例にとれば、誤差合計画像生成部13は、img1と伸長画像7(#1)とから、△img1を生成する。誤差合計画像生成部13は、img1を分割部11から受信しても良いし、FPGA#1から受信しても良い。誤差合計画像生成部13は、伸長画像7(#1)をFPGA#1のサブ伸長部3-1から受信する。
伸長画像7(#K)が異常により、一定時間内に制御FPGA#0へ送信されない場合、すなわち一定時間内に制御FPGA#0が伸長画像7(#K)を受信しない場合、誤差合計画像生成部13は、受信しない伸長画像7(#K)に対応するΔimgKを、全画素値ゼロとして扱う。
<ステップS15:Djの生成>
ステップS15において、判定部14は、誤差画像である△imgKの示す圧縮誤差が許容値THを超えるかどうかを判定し、判定結果を示す判定データDjを生成する。判定データDjは、imgKのKを示す数字である。例えば、△imgM(K=M)の示す圧縮誤差が許容値THを超えるとき、判定データDj={M}である。
また、判定部14は、サブ伸長部3-Kからの伸長画像7(#K)の受信有無を判定し、判定結果を示す判定データDjを生成する。例えば、伸長画像7(#M)が異常により受信されない場合、判定部14は、判定データDj={M}の判定データDjを生成する。
<ステップS16:△imgSUMの生成>
ステップS16において、誤差合計画像生成部13は、それぞれの△imgKの同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を画素位置ごとに有する△imgSUMを生成する。△imgSUMの生成は、ステップS13で述べたimgSUMの生成と同様である。具体的には以下のようである。
△img1から△imgNは、img1からimgNと同様に、画素1から画素NpまでのNp個の画素i(i=1,2..Np)を有する。△imgKの画素iを画素(K,i)と表記する。△img1から△imgNの画素iを集約したデータを△P(i)と表記する。
そうすると、
△P(1)=画素(1,1)+画素(2,1)+..+画素(N、1)、
△P(2)=画素(1,2)+画素(2,2)+..+画素(N、2)、
...
△P(i)=画素(1,i)+画素(2,i)+..+画素(N、i)、
...
△P(Np)=画素(1,Np)+画素(2,Np)+..+画素(N、Np)、
である。
△P(1)から△P(Np)を用いて△imgSUMを表記すれば、
△imgSUM={△P(1),△P(2),..,△P(i),..,△P(Np)}
である。
ただし、許容値THを超えると判定された△imgKは、誤差合計画像△imgSUMの生成に使用しない。例えば、判定データDj={M}であれば、△imgMは△imgSUMの生成に使用されない。
なお、許容値THを超えると判定された△imgKを、誤差合計画像△imgSUMの生成に使用しないことは、必ずしも必須ではない。代替画像に要求される品質によっては、許容値THを超えると判定された△imgKを、誤差合計画像△imgSUMの生成に使用しても構わない。
<ステップS17:Ckの生成>
実施の形態1では伸長部17は、それぞれの第1圧縮画像5(#K)を伸長画像7(#K)として伸長する。符号生成部18は、第1圧縮画像5(#K)を使用して、第1圧縮画像5(#K)の誤り検出符号Ckを生成する。送信部15は、誤り検出符号Ckを送信する。誤り検出符号Ckを送信する必要性は後述のステップS25で説明する。具体的には以下のようである。実施の形態1では、図1に示すように、FPGA#1からFPGA#Nの、サブ符号生成部4-1からサブ符号生成部4-Nは、符号生成部18を構成する。図1に示すように、FPGA#Kのサブ符号生成部4-Kが第1圧縮画像5(#K)の誤り検出符号Ckを生成する。FPGA#1を例にとれば、サブ符号生成部4-1が第1圧縮画像5(#1)の誤り検出符号C1を生成する。他のFPGAも同様である。
<ステップS18:各データの送信>
送信部15は、imgKごとの第2圧縮画像6(#K)、imgSUM、△imgSUM、判定データDj及び誤り検出符号Ckを送信する。
<ステップS21:各データの受信>
ステップS21において、画像受信装置200の受信部21は、それぞれの第2圧縮画像6(#K)と、imgSUMと、△imgSUMと、判定データDjと、誤り検出符号Ckを受信する。
(1)それぞれの第2圧縮画像6(#K)は、原画から分割された複数のimgKのそれぞれのimgKが非可逆圧縮された第1圧縮画像5(#K)のそれぞれに可逆圧縮が行われたそれぞれの画像である。
(2)imgSUMは、それぞれのimgKにおける同一の画素位置の画素値が、画素位置ごとに集約された画像である。
(3)△imgSUMは、それぞれの第1圧縮画像5(#K)と、それぞれの第2圧縮画像6(#K)とのいずれかが伸長されたそれぞれの伸長画像7(#K)について、imgKに対する伸長画像7(#K)の圧縮誤差を示すそれぞれの誤差画像である△imgKにおける同一の画素位置の画素値が、画素位置ごとに集約された画像である。
(4)判定データDjは、△imgKの示す圧縮誤差が許容値THを超えるかどうかを示すデータである。
(5)誤り検出符号Ckは第1圧縮画像5(#K)から生成された誤り検出符号である。
<ステップS22:伸長>
ステップS22において、受信側伸長部22は、第2圧縮画像6(#K)を伸長して、伸長画像である受信側伸長画像8(#K)を生成する。
<ステップS23:エラー決定>
ステップS23において、エラー決定部23は、判定データDjを参照して、エラーを有する受信側伸長画像8(#K)であるエラー伸長画像9(#K)を決定する。例えば判定データDjがステップS15で述べたように判定データDj={M}である場合、エラー決定部23は、受信側伸長画像8(#M)にエラーがあると決定する。エラー伸長画像9(#K)は、エラー伸長画像9(#M)とする。
<ステップS24:代替画像の生成>
ステップS24において、画像生成部24は、エラー伸長画像9(#M)の代替画像を生成する。画像生成部24は、imgSUMに対して、エラー伸長画像9(#M)を除く受信側伸長画像8(#K)の有するデータの除去と、△imgSUMの有するデータの追加とを実施することによって、エラー伸長画像9(#M)に代替する代替画像(#M)を生成する。
代替画像(#M)
=imgSUM-[受信側伸長画像8(#M)を除く受信側伸長画像8]+△imgSUM=imgM+△imgM (式1)
である。(式1)の意味は具体的には以下のようである。imgSUMの画素数、[受信側伸長画像8(#M)を除く受信側伸長画像8]の画素数、△imgSUMの画素数は同じである。(式1)は画素ごとに計算する。画素ごとに計算することで、式1から、代替画像(#M)=imgM+△imgMが得られる。imgMはimgSUMに含まれるデータであり、△imgMは△imgSUMに含まれるデータである。
ただし、判定データDj={M}となった場合には実質的に代替画像(#M)=imgMとなり、代替画像は非可逆圧縮前の原画に一致する。これは、ステップS16において許容値THを超える△imgMは△imgSUMの生成に使用せず、△imgMは全画素ゼロ値とみなせるためである。
後に述べるステップS25によるエラー検出の場合には、一般に△imgMは△imgSUMに含まれるため、代替画像(#M)は式1のとおりとなり、非可逆圧縮に伴う圧縮誤差を含んだ代替画像が得られる。
上記の説明では、imgSUM及び△imgSUMは、各画素の加算によって得るとして説明した。しかし、imgSUM及び△imgSUMから代替画像が復元できるのであれば、XORあるいはFPGA#1からFPGA#Nの各FPGAの加算及び減算の組み合わせとしてもよい。すなわち、結合則を満たし、逆演算を持つ演算を利用することができる。
<ステップS25:照合、代替画像の生成>
ステップS25では、照合部25が、誤り検出符号Ckを照合データXkと照合する。実施の形態1では、△imgSUMは、それぞれの第1圧縮画像5(#K)が伸長されて生成されている。よって、実施の形態1の画像送信装置100では、可逆圧縮後のエラー検出のため、誤り検出符号の地上への伝送及び地上側システムにおける誤り検出符号のチェックが必要となる。受信部21は、第1圧縮画像5(#K)を使用して生成された、第1圧縮画像5(#K)の誤り検出符号Ck(K=1,..N)を受信する。照合部25は、受信部21が受信した第2圧縮画像6(#K)を使用して、誤り検出符号Ck(K=1,..N)と照合する照合データXkを生成する。照合部25は、誤り検出符号Ckと照合データXkとを照合し、エラーを有する第2圧縮画像6(#K)を決定する。例えばエラーを有する第2圧縮画像6(#K)は、第2圧縮画像6(#M)と決定されたとする。画像生成部24は、imgSUMに対して、エラーを有すると決定された第2圧縮画像6(#M)の受信側伸長画像8(#M)を除く受信側伸長画像8(#K)の有するデータの除去と、△imgSUMの有するデータの追加とを実施する。この実施によって、画像生成部24は、エラーを有すると決定された第2圧縮画像6(#M)の受信側伸長画像8(#M)に代替する代替画像を生成する。受信側伸長画像8(#M)に代替する代替画像の画像生成部24による生成は、ステップS24における画像生成部24による代替画像の生成と同じである。
***実施の形態1の効果***
(1)実施の形態1の画像送信装置100によれば、受信側で伸長した伸長画像にエラーが生じた際に、エラーが生じなかった際の伸長画像、あるいは圧縮前の原画と同等の復元画像を得ることのできるデータを送信することができる。
(2)実施の形態1の画像送信装置100は、分割画像を非可逆圧縮した第1圧縮画像5(#K)から誤差画像である△imgKを生成する。よって、非可逆圧縮後のデータ伸長は演算が比較的簡易であるため、FPGA#1からFPGA#Nの演算規模を抑えることができる。
なお、imgSUM及び△imgSUMは制御FPGA#0上で圧縮処理を行ってもよい。
実施の形態2.
図6から図9を参照して実施の形態2の画像送信装置100及び画像受信装置200を説明する。
図6は、画像送信装置100の構成を示す。実施の形態2の画像送信装置100では、実施の形態1の画像送信装置100に対して、各FPGAがサブ符号生成部を持たない。これは、実施の形態2では、画像送信装置100は、圧縮誤差画像である△imgKの作成のため可逆圧縮後の画像である第2圧縮画像6(#K)を伸長し、第2圧縮画像6(#K)の伸長画像7(#K)と分割画像であるimgKとの差分から△imgKを生成するからである。各FPGAがサブ符号生成部を持たないこと以外は、実施の形態2の画像送信装置100は、実施の形態1の画像送信装置100と同じである。
図7は、画像受信装置200の構成を示す。実施の形態2の画像受信装置200は、実施の形態1の画像受信装置200に対して、照合部25を持たない。
図8は、画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を示すフローチャートである。
図8を参照して画像送信装置100及び画像受信装置200の動作を説明する。実施の形態1と異なるステップを説明し、実施の形態1と同一の処理のステップは同一のステップ番号を付している。同一の処理のステップの説明は、省略する。
<ステップS11:分割>
ステップS11において、分割部11が原画を複数の分割画像に分割する。実施の形態2のステップS11は、実施の形態1のステップS11と同じである。
<ステップS12:圧縮>
ステップS12において、各FPGAの非可逆圧縮部及び可逆圧縮部は、imgKを圧縮する。実施の形態2のステップS12は、実施の形態1のステップS12と同じである。
<ステップS13:imgSUMの生成>
ステップS13において、第1生成部である分割合計画像生成部12は、分割合計画像であるimgSUMを生成する。実施の形態2のステップS13は、実施の形態1のステップS13と同じである。
<ステップS14a:伸長、△imgK生成>
ステップS14aにおいて、第2生成部である誤差合計画像生成部13が、誤差画像である△imgKを生成する。誤差合計画像生成部13が、△imgKを生成する前提として、伸長部17が、それぞれの第1圧縮画像5(#K)と、それぞれの第2圧縮画像6(#K)とのいずれかを伸長画像7(#K)として伸長する。 実施の形態2では、図6に示すように、誤差合計画像生成部13は、それぞれの第2圧縮画像6(#K)を伸長する。図6において、FPGA#1からFPGA#Nの、サブ伸長部3-1からサブ伸長部3-Nは、伸長部17を構成する。具体的には、図6に示すように、FPGA#Kのサブ伸長部3-Kが第2圧縮画像6(#K)を伸長する。FPGA#1を例にとれば、サブ伸長部3-1が第2圧縮画像6(#1)を伸長し、伸長画像7(#1)を生成する。他のFPGAも同様である。
誤差合計画像生成部13は、imgKに対する伸長画像7(#K)の圧縮誤差を示す誤差画像である△imgKを、伸長画像7(#K)ごとに生成する。誤差合計画像生成部13は、imgKと伸長画像7(#K)とから、△imgKを生成する。img1を例に説明する。K=1の場合を例にとれば、誤差合計画像生成部13は、img1と伸長画像7(#1)とから、△img1を生成する。誤差合計画像生成部13は、img1を分割部11から受信しても良いし、FPGA#1から受信しても良い。誤差合計画像生成部13は、伸長画像7(#1)をFPGA#1のサブ伸長部3-1から受信する。
<ステップS15:Djの生成>
ステップS15において、判定部14は、誤差画像である△imgKの示す圧縮誤差が許容値THを超えるかどうかを判定し、判定結果を示す判定データDjを生成する。実施の形態2のステップS15は、実施の形態1のステップS15と同じである。
<ステップS16:△imgSUMの生成>
ステップS16において、誤差合計画像生成部13は、それぞれの△imgKの同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を画素位置ごとに有する△imgSUMを生成する。実施の形態2のステップS16は、実施の形態1のステップS16と同じである。
<ステップS18a:各データの送信>
送信部15は、imgKごとの第2圧縮画像6(#K)と、imgSUMと、△imgSUMと、判定データDjとを送信する。
<ステップS21a:各データの受信>
ステップS21aにおいて、受信部21は、それぞれの第2圧縮画像6(#K)と、imgSUMと、△imgSUMと、判定データDjとを受信する。実施の形態1のステップS21では誤り検出符号Ckも受信されるのに対して、ステップS21aでは誤り検出符号Ckは受信されない。
<ステップS22:伸長>
ステップS22において、受信側伸長部22は、第2圧縮画像6(#K)を伸長して、受信側伸長画像8(#K)を生成する。実施の形態2のステップS22は、実施の形態1のステップS22と同じである。
<ステップS23:エラー決定>
ステップS23において、エラー決定部23は、判定データDjを参照して、エラーを有する受信側伸長画像8(#K)であるエラー伸長画像9(#K)を決定する。実施の形態2のステップS23は、実施の形態1のステップS23と同じである。
<ステップS24a:代替画像の生成>
ステップS24aにおいて、画像生成部24は、エラー伸長画像9(#M)の代替画像を生成する。画像生成部24は、imgSUMに対して、エラー伸長画像9(#M)を除く受信側伸長画像8(#K)の有するデータの除去と、△imgSUMの有するデータの追加とを実施することによって、エラー伸長画像9(#M)に代替する代替画像(#M)を生成する。
代替画像(#M)=imgSUM-[受信側伸長画像8(#M)を除く受信側伸長画像8]+△imgSUM=imgM (式2)
である。(式2)の意味は実施の形態1のステップS24に対して代替画像(#M)が常に△imgMを持たない点が異なる。
***実施の形態2の効果***
(1)実施の形態2の画像送信装置100は、分割画像を非可逆圧縮及び可逆圧縮を経た第2圧縮画像6(#K)から誤差画像である△imgKを生成する。したがって、制御FPGA#0での判定データDjを生成するエラー判定によって、FPGA#1からFPGA#Nにおいて全ての圧縮処理で、エラーがないことが保障される。その結果、誤り検出符号の地上伝送が不要、かつ、地上側システムにおけるチェックは不要となり、全体システムの構成を簡素化できる。
(2)実施の形態2の画像送信装置100は、判定データDjの示す△imgKを△imgSUMの生成に使用しないので、地上側では、圧縮前の原画と同等の画像を常に復元できる。
<ハードウェア構成の補足>
図9は、画像送信装置100をソフトウェアで実現する際の、画像送信装置100のハードウェア構成を示す。図9を参照して、画像送信装置100のハードウェア構成を補足しておく。図9に示すように、画像送信装置100は、機能要素として、分割部11、分割合計画像生成部12、誤差合計画像生成部13、判定部14、送信部15、圧縮部16、伸長部17及び符号生成部18を備えている。送信部15は、通信IF150を介して送信装置151を制御することで、画像受信装置200と通信する。
図9に示すように、画像送信装置100はコンピュータである。画像送信装置100は、プロセッサ110を備える。画像送信装置100は、プロセッサ110の他に、主記憶装置120、補助記憶装置130、入出力IF140及び通信IF150といった、他のハードウェアを備える。プロセッサ110は、信号線160を介して、他のハードウェアと接続され、他のハードウェアを制御する。分割部11、分割合計画像生成部12、誤差合計画像生成部13、判定部14、送信部15、圧縮部16、伸長部17及び符号生成部18の機能は、補助記憶装置130に格納された画像送信プログラム111により実現される。画像送信プログラム111は、分割部11、分割合計画像生成部12、誤差合計画像生成部13、判定部14、送信部15、圧縮部16、伸長部17及び符号生成部18の機能を実現するプログラムである。
プロセッサ110は、画像送信プログラム111を実行する。プロセッサ110は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ110の具体例は、プロセッサ210と同様である。入出力IF140は、各装置からデータが入出力されるポートである。通信IF150はプロセッサが他の装置と通信するための通信ポートである。通信IF150には送信装置151が接続されている。画像送信プログラム111は、分割部11、分割合計画像生成部12、誤差合計画像生成部13、判定部14、送信部15、圧縮部16、伸長部17及び符号生成部18を、「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、画像送信計算方法は、コンピュータである画像送信装置100が画像送信プログラム111を実行することにより行われる方法である。画像送信プログラム111は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。図1、図6では、画像送信装置100に関して、FPGAを使用する構成を説明した。画像送信装置100は、ASSP(application specific standard produce)またはASIC(application specific integrated circuit)のようなLSI(Large scale integration)を使用してもよい。図1、図6では、画像送信装置100はハードウェアによる処理を説明している。しかし、図9に示すように、画像送信装置100をソフトウェアによって実現してもよい。また図3では画像受信装置200をソフトウェアで実現しているが、画像受信装置200をハードウェアで実現してもよい。図1、図6に示す制御FPGA#0及びFPGA#1からFPGA#Nは、画像送信装置100を実現する例である。たとえば、FPGA#1からFPGA#Nを大規模な一つのFPGAによって構成してもよい。あるいはFPGA#1からFPGA#Nを、N個よりも少ない複数のFPGAで実現してもよい。
プロセッサ110及びFPGAのような電子回路の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。画像送信装置100及び画像受信装置200は、プロセッシングサーキットリによって実現されてもよい。
実施の形態1及び実施の形態2の画像送信装置100は宇宙機に搭載され、画像受信装置200は地上局に設置されることとして説明した。しかし、画像送信装置100及び画像受信装置200の利用形態はこれらに限られない。
実施の形態1および実施の形態2の画像送信装置100は、imgSUMと△imgSUMを同一の画素位置における画素値を集約し、imgSUM+△imgSUMとして送信してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つを組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1-1,1-2,1-N 非可逆圧縮部、2-1,2-2,2-N 可逆圧縮部、3-1,3-2,3-N サブ伸長部、4-1,4-2,4-N サブ符号生成部、5 第1圧縮画像、6 第2圧縮画像、7 伸長画像、8 受信側伸長画像、9 エラー伸長画像、11 分割部、12 分割合計画像生成部、13 誤差合計画像生成部、14 判定部、15 送信部、16 圧縮部、17 伸長部、18 符号生成部、21 受信部、22 受信側伸長部、23 エラー決定部、24 画像生成部、25 照合部、100 画像送信装置、110 プロセッサ、111 画像送信プログラム、120 主記憶装置、130 補助記憶装置、140 入出力IF、150 通信IF、151 送信装置、160 信号線、200 画像受信装置、210 プロセッサ、211 画像受信プログラム、220 主記憶装置、230 補助記憶装置、240 入出力IF、250 通信IF、251 受信装置、260 信号線。

Claims (7)

  1. 画像から分割された複数の分割画像のそれぞれの分割画像を非可逆圧縮して第1圧縮画像を生成し、それぞれの前記第1圧縮画像を可逆圧縮して第2圧縮画像を生成する圧縮部と、
    それぞれの前記第1圧縮画像と、それぞれの前記第2圧縮画像とのいずれかを伸長画像として伸長する伸長部と、
    それぞれの前記分割画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する分割合計画像を生成する第1生成部と、
    前記分割画像に対する前記伸長画像の圧縮誤差を示す誤差画像を前記伸長画像ごとに生成し、それぞれの前記誤差画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する誤差合計画像を生成する第2生成部と、
    前記誤差画像の示す前記圧縮誤差が許容値を超えるかどうかを判定し、判定結果を示す判定データを生成する判定部と、
    前記分割画像ごとの前記2圧縮画像と、前記分割合計画像と、前記誤差合計画像と、前記判定データとを送信する送信部と、
    を備える画像送信装置。
  2. 前記伸長部は、
    それぞれの前記第1圧縮画像を前記伸長画像として伸長し、
    前記画像送信装置は、さらに、
    前記第1圧縮画像を使用して、前記第1圧縮画像の誤り検出符号を生成する符号生成部を備え、
    前記送信部は、
    前記誤り検出符号を送信する請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 前記第2生成部は、
    前記許容値を超えると判定された前記誤差画像を、前記誤差合計画像の生成に使用しない請求項1または請求項2に記載の画像送信装置。
  4. 画像から分割された複数の分割画像のそれぞれの分割画像が非可逆圧縮された第1圧縮画像のそれぞれに可逆圧縮が行われたそれぞれの第2圧縮画像と、それぞれの前記分割画像における同一の画素位置の画素値が、前記画素位置ごとに集約された分割合計画像と、それぞれの前記第1圧縮画像と、それぞれの前記第2圧縮画像とのいずれかが伸長されたそれぞれの伸長画像について、前記分割画像に対する前記伸長画像の圧縮誤差を示すそれぞれの誤差画像における同一の画素位置の画素値が、前記画素位置ごとに集約された誤差合計画像と、前記誤差画像の示す前記圧縮誤差が許容値を超えるかどうかを示す判定データと、を受信する受信部と、
    前記第2圧縮画像を伸長して、伸長画像である受信側伸長画像を生成する受信側伸長部と、
    前記判定データを参照して、エラーを有する前記受信側伸長画像であるエラー伸長画像を決定するエラー決定部と、
    前記分割合計画像に対して、前記エラー伸長画像を除く前記受信側伸長画像の有するデータの除去と、前記誤差合計画像の有するデータの追加とを実施することによって、前記エラー伸長画像に代替する代替画像を生成する画像生成部と、
    を備える画像受信装置。
  5. 前記誤差合計画像は、
    それぞれの前記第1圧縮画像が伸長されており、
    前記受信部は、
    前記第1圧縮画像を使用して生成された、前記第1圧縮画像の誤り検出符号を受信し、
    前記画像受信装置は、さらに、
    受信した前記第2圧縮画像を使用して、前記誤り検出符号と照合する照合データを生成し、前記誤り検出符号と前記照合データとを照合し、エラーを有する前記第2圧縮画像を決定する照合部を備え、
    前記画像生成部は、
    前記分割合計画像に対して、エラーを有すると決定された前記第2圧縮画像の前記受信側伸長画像を除く前記受信側伸長画像の有するデータの除去と、前記誤差合計画像の有するデータの追加とを実施することによって、エラーを有すると決定された前記第2圧縮画像の受信側伸長画像に代替する代替画像を生成する請求項4に記載の画像受信装置。
  6. コンピュータに、
    画像から分割された複数の分割画像のそれぞれの分割画像を非可逆圧縮して第1圧縮画像を生成し、それぞれの前記第1圧縮画像を可逆圧縮して第2圧縮画像を生成する圧縮処理と、
    それぞれの前記第1圧縮画像と、それぞれの前記第2圧縮画像とのいずれかを伸長画像として伸長する伸長処理と、
    それぞれの前記分割画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する分割合計画像を生成する第1生成処理と、
    前記分割画像に対する前記伸長画像の圧縮誤差を示す誤差画像を前記伸長画像ごとに生成し、それぞれの前記誤差画像の同一の画素位置における画素値を集約し、集約された画素値を前記画素位置ごとに有する誤差合計画像を生成する第2生成処理と、
    前記誤差画像の示す前記圧縮誤差が許容値を超えるかどうかを判定し、判定結果を示す判定データを生成する判定処理と、
    前記分割画像ごとの前記2圧縮画像と、前記分割合計画像と、前記誤差合計画像と、前記判定データとを送信する送信処理と、
    を実行させる画像送信プログラム。
  7. コンピュータに、
    画像から分割された複数の分割画像のそれぞれの分割画像が非可逆圧縮された第1圧縮画像のそれぞれに可逆圧縮が行われたそれぞれの第2圧縮画像と、それぞれの前記分割画像における同一の画素位置の画素値が、前記画素位置ごとに集約された分割合計画像と、それぞれの前記第1圧縮画像と、それぞれの前記第2圧縮画像とのいずれかが伸長されたそれぞれの伸長画像について、前記分割画像に対する前記伸長画像の圧縮誤差を示すそれぞれの誤差画像における同一の画素位置の画素値が、前記画素位置ごとに集約された誤差合計画像と、前記誤差画像の示す前記圧縮誤差が許容値を超えるかどうかを示す判定データと、を受信する受信処理と、
    前記第2圧縮画像を伸長して、伸長画像である受信側伸長画像を生成する受信側伸長処理と、
    前記判定データを参照して、エラーを有する前記受信側伸長画像であるエラー伸長画像を決定するエラー決定処理と、
    前記分割合計画像に対して、前記エラー伸長画像を除く前記受信側伸長画像の有するデータの除去と、前記誤差合計画像の有するデータの追加とを実施することによって、前記エラー伸長画像に代替する代替画像を生成する画像生成処理と、
    を実行させる画像受信プログラム。
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