JP7170615B2 - 農業機械 - Google Patents

農業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP7170615B2
JP7170615B2 JP2019172150A JP2019172150A JP7170615B2 JP 7170615 B2 JP7170615 B2 JP 7170615B2 JP 2019172150 A JP2019172150 A JP 2019172150A JP 2019172150 A JP2019172150 A JP 2019172150A JP 7170615 B2 JP7170615 B2 JP 7170615B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bale
tractor
baler
discharge
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019172150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021048775A (ja
Inventor
諒 倉田
享 梅本
新之助 石川
ゼルビーノ フルビオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2019172150A priority Critical patent/JP7170615B2/ja
Priority to US17/020,867 priority patent/US11510371B2/en
Priority to EP20196569.6A priority patent/EP3794933B1/en
Publication of JP2021048775A publication Critical patent/JP2021048775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7170615B2 publication Critical patent/JP7170615B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/08Details
    • A01F15/0875Discharge devices
    • A01F15/0883Discharge devices for round balers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/08Details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/08Details
    • A01F15/0825Regulating or controlling density or shape of the bale
    • A01F15/0833Regulating or controlling density or shape of the bale for round balers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/08Details
    • A01F2015/0808Balers incorporate an inclinometer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F15/00Baling presses for straw, hay or the like
    • A01F15/08Details
    • A01F15/0875Discharge devices
    • A01F2015/0891Weighing the finished bale before falling to ground

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Fertilizing (AREA)

Description

本発明は、ベーラとトラクタとを含む農業機械に関する。
ベーラをトラクタに接続し、トラクタにベーラをけん引させてベーラ作業を行うことが多い。ベーラから排出されるベールは巨大で重いため、排出場所も重要となる。さらに、梱包されたベールは円柱形状であることが多く、排出場所の地形によっては排出後に、ベールが転がってしまう可能性もある。
そこで、特許文献1には、傾斜センサを備え、ベールの排出を制御するベーラが記載されている。
米国特許第7353753号明細書(2008年4月8日)
上述したように、ベールは円柱形状のものが多い。この場合、排出場所が坂道である等、傾斜のある場所であった場合、排出されたベールが排出場所から転がり、安全上の問題がある。
特許文献1には、傾斜センサを用いてベールの排出が制御されることが記載されているのみであり、具体的な処理については記載されていない。
本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、排出したベールが転がることなく所望の位置に載置することができる農業機械を実現することにある。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係る農業機械は、トラクタに接続されたベーラにおけるベールの排出を制御する農業機械であって、前記トラクタの傾きを検知する傾斜センサと、前記ベーラのベール排出部との位置関係から、該ベール排出部に対応する前記傾斜センサのセンサ値である排出部傾斜値を取得し、前記ベーラのベールサイズが第1閾値を超え、かつ、前記排出部傾斜値が第2閾値未満の場合、前記ベールの排出を許可するベーラ制御部を備えていることを特徴とする農業機械。
前記の構成によれば、ベールサイズが第1閾値より大きく、かつ、実際にベールを排出するベール排出部の傾きが第2閾値よりも小さい場合に、ベールの排出を許可する。これにより、ベール排出部の傾きが第2閾値以上の場合、すなわち、実際にベールが排出される箇所であるベール排出部の現在地点における傾きが大きい場合はベールの排出が許可されない。よって、ベール排出部の現在地点の傾きが大きい場合に、ベールの排出を行わないようにすることができ、ベールが排出された後に、地面の傾き等によりベールが転がってしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様の係る農業機械では、前記ベーラ制御部は、前記トラクタの走行距離と前記傾斜センサのセンサ値とが対応付けられたデータにおいて、現時点における前記走行距離から、前記傾斜センサと前記ベール排出部との距離を引いた走行距離に対応する前記センサ値を前記排出部傾斜値として取得するものであってもよい。
前記の構成によれば、ベール排出部の実際の現在地点を正確に算出できるので、ベール排出部の実際の現在地点に対応するセンサ値を用いて、ベールの排出可否を判定することができる。
本発明の一態様に係る農業機械では、前記ベーラ制御部は、前記トラクタの走行位置を取得するとともに、前記トラクタの走行位置と前記傾斜センサのセンサ値とが対応付けられたデータにおいて、前記ベール排出部の現在地点から最短距離となる前記走行位置における前記センサ値を前記排出部傾斜値として取得するものであってもよい。
前記の構成によれば、ベール排出部の実際の現在地点に最も近いトラクタの走行位置におけるセンサ値を用いて、ベールの排出可否を判定できる。
本発明の一態様に係る農業機械では、前記ベーラ制御部は、前記ベールサイズが前記第1閾値を超えたまま、前記排出部傾斜値が前記第2閾値を超えた後、該第2閾値未満となった場合、該第2閾値未満の状態が所定時間以上続いたときに、前記ベールの排出を許可するものであってもよい。
前記の構成によれば、排出部傾斜値が第2閾値を超えた後、第2閾値未満となった場合、第2閾値未満となった状態が所定時間以上続いたときにベールの排出を許可する。
これにより、傾斜が平坦に近い状態となってからすぐにベールの排出を許可することにはならず、ある程度安定して平坦な状態となってからベールの排出を許可することになるので、排出後、想定外にベールが転がってしまうことを抑制することができる。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係る農業機械は、ベーラを接続した農業機械であって、傾斜を計測する傾斜センサと、走行距離を計測する走行距離計と、走行距離と傾斜センサによるセンサ値と対応付けて記憶させる制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明の各態様に係るベーラ制御部は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記ベーラ制御部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記ベーラ制御部をコンピュータにて実現させる制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、停止時のベールサイズが所望のベールサイズに限りなく近くなるように、停止制御を開始することができるので、最終的に成型されるベールサイズを所望のものに限りなく近づけることができるという効果を奏する。よって、成型されるベールサイズを均一のものとすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るトラクタおよびベーラの要部構成を示す機能ブロック図である。 トラクタに格納される傾斜データの例を示す図である。 トラクタにおける傾斜センサの位置とベーラにおけるベール排出部の位置との関係を示す図である。 排出位置算出部の算出した排出位置が、実際のベール排出部の現在地点となる理由を説明するための図である。 ベールが排出された後、想定外に転がってしまう例を説明するための図である。 トラクタおよびベーラにおける処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るトラクタおよびベーラの要部構成を示す機能ブロック図である。 トラクタが曲がりながら進んだ場合におけるベール排出部の現在地点に対応する傾斜センサ値を決定する方法を説明するための図である。
〔実施形態1〕
〔概要〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態では、トラクタ10とベーラ20とはトラクタ10がベーラ20をけん引可能に接続されているとともに、相互に通信可能である。そして、トラクタ10によりベーラ20をけん引されることにより、ベーラ作業を実行するものである。なお、走行車両であるトラクタ10と作業機であるベーラ20とを含めて農業機械30とも呼ぶ。
本実施形態では、トラクタ10は傾斜センサ300を備え、ベーラ20から排出されたベールが排出場所から転がってしまうことが無いように、排出場所の傾きを考慮しつつ、排出制御を行うものである。より詳細には、トラクタ10における傾斜センサ300の位置と、ベーラ20におけるベール排出部240の位置との関係を用いて、実際にベールが排出される箇所であるベール排出部240の現在地点の傾きを算出し、当該傾きを考慮してベールの排出を制御する。
これにより、排出されたベールが排出後に地形の傾き等の影響により転がってしまうことを抑制することができる。
〔走行車両〕
図1を参照して、走行車両であるトラクタ10について説明する。図1は、トラクタ10およびベーラ20の側面図である。トラクタ10は、車体11と、車体11で囲まれたキャビン12、図示しないエンジンやモータからの動力により走行に用いられる前車輪13及び後車輪14を備える。また、トラクタ10は、図示しないブレーキにより減速及び停止をすることができる。
トラクタ10はGPS部15を備え、衛星から位置情報を得ることができる。トラクタ10は、位置情報を用いることにより自動操舵を行うことができ、スワス40上を自動で走行することも可能である。GPS部15は慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を備えてもよい。慣性計測装置により、GPSの位置精度を補完することができる。また、慣性計測装置により3軸の角度を計測することができるため、圃場の凹凸や傾斜地などによるトラクタの車両姿勢を測定することができる。また、トラクタ10はライダ(Lidar)、カメラなどの測定センサ16を備えることもできる。トラクタ10は、測定センサ16によりスワスを検知し、スワス40上を自動で走行することも可能である。
また、図2を用いてトラクタの制御について説明を行う。図2は、トラクタ10およびベーラ20の機能ブロック図である。図2に示すように、トラクタ10は、トラクタ制御部(制御部)100、トラクタ通信部(通信部)110、センサ120、駆動部130、およびターミナル140を有する。これらは、ISOBUSと呼ばれるCAN(Control Area Network)ベースの国際標準規格ISO11783により接続されている。
トラクタ制御部100は、ECU(Electronic Control Unit)からなり、典型的にはCPU(Control Processing Unit)、メモリや制御ソフトなどからなる。トラクタ制御部100は、トラクタ10の走行・停止といった走行に関する制御、エンジンからの動力を作業機へ伝えるPTO(Power Take-Off)、作業機を取り付けるヒッチの制御を行う。
トラクタ制御部100は、学習部101を備える。学習部101は、トラクタ10の停止時に後述するベーラ20で形成されるベール41が目標サイズとなるようにAI(Artificial Intelligence)の一つであるディープラーニングによる機械学習を行う。
センサ120は、車速、変速機、エンジン回転数、PTO回転数、作業機取付、油圧といったトラクタの基本的な動作に関するセンサに加え、前述したGPS15、測定センサ16、傾斜センサ300(慣性計測装置)、走行距離計400を含んでいる。これらのセンサ120で得た情報は、トラクタ制御部100に送られ、トラクタ10の制御に利用される。
駆動部130は、エンジンやモータなどの動力、トランスミッション、クラッチ車軸、ブレーキ、前車輪13、後車輪14、作業機を駆動するPTOやヒッチからなる。ブレーキとして電子ブレーキを用いた。これら駆動部130は、トラクタ制御部100により制御される。
ターミナル140は、図示しない表示部と操作受付部とを含み、トラクタ10やベーラ20のセンサから得た情報などを表示するだけでなく、ベーラ20の作業に関する操作やトラクタ10のPTOやヒッチの設定をするために用いる。
トラクタ通信部110は、ベーラ20と双方向通信(相互通信)を行う。ここでは、国際標準規格ISO11783に準拠した通信を用いた。さらに、TIM(Tractor Implement Management)システムも実装し、ベーラ20からの制御信号をトラクタ通信部110で受信し、トラクタ制御部100によりトラクタ10の速度制御、PTOの回転数の制御、ヒッチの高さ制御、油圧の制御などを行うことができる。なお、ターミナル140はトラクタ通信部110を介さずにベーラ20と接続されている。また、ターミナル140はトラクタ制御部100などとも接続されている。
〔作業機〕
再び図1を参照して、作業機であるベーラ20について説明する。ベーラ20は、フレーム21と、リアゲート22と、走行車輪23とを備える。ベーラ20は、トラクタ10と接続部31により物理的、電気的に接続されている。ベーラ20は、トラクタ10により牽引され、ベール41を形成する。
ベーラ20は、吸込口24からスワス40の牧草や麦などを刈り取った干し草や藁などをフレーム21とリアゲート22に囲まれた内部に送り込み、ベール41を形成する。ベールサイズセンサ25は、フレーム21とリアゲート22に囲まれた内部にあり、ベール41のサイズを検知する。ベール41が所定のサイズになるとトラクタ10が停止し、ベール41を包装し、ベーラ20から排出する。
次に、図2を用いてベーラ20の制御について説明を行う。ベーラ20は、ベーラ制御部200、ベーラ通信部210、ベーラセンサ220、作業部230を有する。これらは、ISOBUSにより接続されている。
ベーラ制御部200は、ECU(Electronic Control Unit)からなり、典型的にはCPU(Control Processing Unit)、メモリや制御ソフトなどからなる。ベーラ制御部200は、干し草や藁を圧縮し所定の大きさ、形状のベールを形成するために必要な制御を行う。
ベーラ20は主にラウンドベーラと呼ばれる円柱状のベール41を形成するものと、スクエアベーラと呼ばれる角型のベール41を形成するものがある。ベール41の形状はベーラ20の進行方向を縦方向、ベーラ20の進行方向と直行する方向を横方向(幅方向)、ベーラ20の高さ方向を高さ方向とすると、縦×横(幅)×高さで表すことができる。一例として、角型のベール41は縦200cm×横80cm×高さ90cm、ラウンドベール41は横(幅)120cm×縦と高さ(直径)は150cmとなる。例えば、ラウンドベーラであれば幅方向に均等に干し草や藁を分配し、幅方向に偏りがないようにベール41を大きくしていき、目標サイズ(直径)になれば作業を停止する。
また、ベーラ制御部200は、ベール41の現在のサイズ、形状など必要な情報、あるいは必要に応じて減速などの速度制御要求を、ベーラ通信部210を介してトラクタ10へ送信する。それらの情報は、トラクタ10のターミナル140に表示される。ここで、スワス40の幅はベール41の幅と一致していないことが普通であり、仮に一致していてもスワス40が幅方向で同じ密度ということは少なく山型形状になっている。そのため、ベーラ制御部200はベールの横方向(幅)が不均一になっている場合、その情報をトラクタ10へ送信し、ターミナル140に表示される。オペレータは、その情報を基にトラクタ10をスワス40の中央ではなく偏って走りベール41が均一になるように運転する。また、スワス40に対し蛇行するように走り、ベール41が均一になるように運転することもできる。また、そのような蛇行運転をトラクタ制御部100により自動で行うこともできる。
ベーラセンサ220は、ベール41のサイズ、形状、重さ、表面の均一性などを測定する。ベーラセンサ220で得た情報は、ベーラ制御部200に送られ、制御に利用される。本実施形態では、ベーラセンサ220として複数のベールサイズセンサ25を横方向に並べて用い、ベール41のサイズと幅方向の均一性を測定した。
作業部230は、ベール41の作成を行う。前述したように吸込口24から干し草や藁などを圧縮し、形を整えベール41を形成する。また、作業部230はベールを作成した後、ベール41を包装し、ベール排出部240から排出する。なお、ベール41の排出はリアゲート22を開くことにより行う。
ベーラ通信部210は、トラクタ10とISO11783に準拠した通信により双方向通信を行い必要な情報をトラクタ10に送る。また、速度制御などの要求を必要に応じて送る。
〔ベーリング作業〕
次に、図2を参照して、トラクタ10およびベーラ20によるベーリング作業の詳細について説明する。トラクタ制御部100は、センサ120の一つである傾斜センサ300がセンシングしたセンサ値、および走行距離計400における走行距離を対応付けて傾斜データをトラクタ制御部100内のメモリに格納する。図3に傾斜データ501の例を示す。図3に示す例では走行距離X1におけるセンサ値がSx1、走行距離X2におけるセンサ値がSx2、…というように、走行距離とセンサ値とが対応付けられている。走行距離は、走行距離計400の値、つまり通算走行距離を用いてもよいし、前回のベール排出地点をゼロとし、そこからの走行距離を用いてもよい。
ベーラ制御部200は、作業部230に対し、例えば、ベール作業の開始、終了、ベールの排出等を指示する。また、ベーラ制御部200は、ベーラセンサ220によりベールの形状を制御するとともに、ベールのサイズ情報をベーラ通信部210を介してターミナル140及びトラクタ制御部100に送信する。
ベーラ制御部200は、トラクタ10における傾斜センサ300の位置と、ベーラ20におけるベール排出部240との位置関係を加味して排出地点を算出する。図4を参照して具体的に説明する。図4は、トラクタ10における傾斜センサ300の位置とベーラ20におけるベール排出部240の位置との関係を示す図である。図4に示すように、傾斜センサ300とベール排出部240との距離がLであった場合、ベーラ制御部200は、走行距離計400の距離値からLだけマイナスした値を排出位置として算出する。
このように、排出位置を算出することにより、ベール排出部240の実際の現在地点における傾斜センサ値(排出部傾斜値)を用いて、ベールの排出判定を行うことができる。図5を参照して説明する。図5は、ベーラ制御部200の算出した排出位置を、ベール排出部240の地点とする算定方法を説明するための図である。図5に示すように、トラクタ10が前方に進み、走行距離がX1からX2になった場合、走行距離X2におけるベール排出部240に対応する地点は、走行距離X2ではなく、走行距離X2から傾斜センサ300とベール排出部240との距離がLを引いた地点となる。例えば、図5に示すようにL=X2-X1であれば、X2-L=X1の地点が走行距離X2におけるベール排出部240の地点となる。よって、走行距離X1における傾斜センサ値が、走行距離X2におけるベール排出部240に対応する現在地点の傾斜センサ値ということになる。トラクタ10はX1を先に通過しており、その時点での傾斜センサ300との対応データを保有しているため、正確な傾斜データを得ることができる。
これにより、実際のベール排出部240の地点における傾斜センサ値を用いることができるので、排出したベールが想定外に転がってしまうということを抑制することができる。図6を参照して説明する。図6は、想定外にベールが転がってしまう例を説明するための図である。図6に示すように、登り坂を上り切った地点にトラクタ10がある場合、傾斜センサ300の傾斜センサ値は、水平に近い値となる。一方、ベール排出部240はまだ坂道の途中にある。この状態で、現時点での傾斜センサ300の値を用いてベールの排出可否を判定した場合、傾斜センサ値は、水平に近い値を示しているので、排出可と判定することになる。しかし、ベール排出部240は坂道の途中にあるため、排出されたベールは、排出後に転がってしまうことになる。一方、実際のベール排出部240に対応する地点における傾斜センサ値を用いれば、現時点の走行距離からLだけ引いた走行距離における傾斜センサ値を用いることになるので、上述したような弊害は抑制することができる。
ベーラ制御部200は、ベール41の排出の可否を判定し、排出可と判定した場合、ベール41を排出する。具体的には、ベーラ制御部200は、ベーラセンサ220からベールサイズを取得するとともに、トラクタ制御部100が算出した排出位置における傾斜センサ値を取得し、これらを用いて、ベールサイズが閾値Vt(第1閾値)よりも大きく、かつ、傾斜センサ値が閾値It(第2閾値)よりも小さい場合、ベール41の排出を可と判定する。また、ベーラ制御部200は、取得したベールサイズが閾値Vtより大きく、かつ、取得した傾斜センサ値が閾値It以上の状態から、傾斜センサ値が閾値Itよりも小さくなった場合、傾斜センサ値が閾値Itよりも小さい状態が所定時間以上続いたときに、ベールの排出を可と判定する。
傾斜センサ300は、トラクタ10の傾きを検知するセンサであり、例えば、3軸の加速度センサである。なお、トラクタ10の傾きを検知することにより、例えば、地面が上っている(前側が後側よりも高い)、地面が下っている(前側が後側よりも低い)、地面が右に傾いている、地面が左に傾いている等を検出することができる。
傾斜センサ300は、検出した値をトラクタ制御部100に送信する。
走行距離計400は、トラクタ10の走行距離を計測するものである。走行距離計400は、計測した走行距離をトラクタ制御部100に送信する。
〔処理の流れ〕
次に、図7を参照して、トラクタ10およびベーラ20における処理の流れについて説明する。図7は、トラクタ10およびベーラ20における処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、トラクタ10の運転を開始し、ベーラ処理が始まると(S101)、トラクタ制御部100は傾斜センサ300から傾斜センサ300が計測したセンサ値を取得する(S102)。そして、取得したセンサ値とそのときの走行距離計400の走行距離値とを対応付けて内部メモリに傾斜データとして格納する。なお、センサ値の取得は所定の周期で行われてよく、例えば、数百ミリ秒(ms)の周期であってもよいし、数秒(s)の周期であってもよい。
また、ベーラ制御部200は、ベーラセンサ220からベールサイズを取得する(S103)。ベールサイズの取得は所定の周期で行われてよく、例えば、数秒(s)の周期であってもよい。
その後、ベーラ制御部200は、取得したベールサイズが閾値Vtよりも大きいか否かを判定する(S104)。閾値Vtは予め設定したベーラのサイズである。そして、取得したベールサイズが閾値Vtよりも大きい場合(S104でYES)、ベーラ制御部200は、その時点におけるベール排出部240の現在地点に対応するセンサ値、すなわち傾斜センサ値を取得し、当該傾斜センサ値が閾値Itよりも小さいか否かを判定する(S105)。そして、傾斜センサ値が閾値Itよりも小さい場合で(S105でYES)、それ以前にベールサイズが閾値Vt以上で傾斜センサ値が閾値It以上となっていなかった場合(S106でNO)、排出判定部104はベールの排出を許可し、ベーラ20に対しベールの排出を指示する(S108)。
一方、ステップS104でベールサイズが閾値Vt以下の場合(S104でNO)、ステップS105でベール排出部240の現在地点に対応する傾斜センサ値が閾値It以上の場合(S105でNO)、ステップS102に戻り、傾斜センサ値の取得、ベールサイズの取得を続ける。
また、ステップS106で、以前にベールサイズが閾値Vt以上で傾斜センサ値が閾値It以上となったことがあった場合(S106でYES)、ステップS107に進み、傾斜センサ値が閾値Itよりも小さい状態が所定時間以上続いているか否かを判定し、所定時間以上続いている場合(S107でYES)、ステップS108に進み、ベールの排出を許可する。これにより、傾斜センサ値がItよりも小さくなった直後といった、地面の平坦な状態が続いていない状況でベールを排出してしまい、排出後のベールが想定外に転がってしまうということを防止することができる。
以上が、トラクタ10およびベーラ20における処理の流れである。
以上のように、本実施形態ではトラクタ10に接続されたベーラ20におけるベールの排出を制御するベーラ制御部200を備え、ベーラ制御部200は、トラクタ10の傾きを検知する傾斜センサ300のトラクタ10における位置と、ベーラ20におけるベール排出部240の位置との関係から、ベール排出部240の現在地点に対応する傾斜センサ300のセンサ値である排出部傾斜値を取得し、ベーラ20のベールサイズが第1閾値を超え、かつ、排出部傾斜値が第2閾値未満の場合、ベールの排出を許可するベーラ制御部200を備えている。
〔実施形態2〕
再び図2に戻り、本実施形態に係るトラクタ10Aおよびベーラ20について説明を行う。本実施形態に係るトラクタ10では、トラクタ制御部100でトラクタ10の走行位置と傾斜センサ300の傾斜センサ値とを対応付けて傾斜データとしてメモリに格納する。これにより、トラクタ10が直進ではなく、曲がりながら進む等によりトラクタ10とベーラ20とで走行位置が異なる場合であっても、可能な限り適切な地点における傾斜センサ値を用いて、ベーラ20のベール排出部240の現在地点に対応する傾斜センサ値を用いることができる。
トラクタ制御部100は、駆動部130から、トラクタ10の車速、操舵角、傾斜センサ300であるIMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)による計測値等を取得し、これらの情報からトラクタ10の走行位置を算出する。
また、ベーラ制御部200は、トラクタ制御部100が算出したトラクタ10の走行位置とベーラ20の外形、大きさ等からベール排出部240の走行位置を算出する。そして、ベール排出部240の走行位置と最短距離にあるトラクタ10の走行位置における傾斜センサ値を当該ベール排出部240の現在地点における傾斜センサ値とする。
図8を参照して、具体的に説明する。図8は、トラクタ10が曲がりながら進んだ場合におけるベール排出部240の現在地点に対応する傾斜センサ値を決定する方法を説明するための図である。図8には、トラクタ10とベーラ20との走行軌跡が示されている。トラクタ10が曲がりながら進んだ場合、トラクタ10の後ろ側に接続されているベーラ20の走行軌跡は、トラクタ10の走行軌跡よりも内側となる。よって、単に、トラクタ10の走行距離から傾斜センサ300とベール排出部240との距離を引いた走行位置における傾斜センサ値をベール排出部240の現在地点における傾斜センサ値とした場合、実際のベール排出部240の現在地点における傾斜とのズレが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、ベール排出部240の現在地点(図8に示す例では地点VP)と最短距離にあるトラクタ10の走行軌跡における地点(図8に示す例では地点SP)における傾斜センサ300の傾斜センサ値をベール排出部240の地点における傾斜センサ値とする。これにより、実際のベール排出部240の現在地点と最も近い地点の傾斜センサ値を用いることができるので、実際のベール排出部240の地点における傾斜とのズレが最小限に抑制することができる。
〔変形例1〕
上述した実施形態では、ベーラ制御部200が、ベールの排出を判断していた。なお、これに加えて、ベール排出を行うか否かを自動で判定できる状態において、作業者の指示により、ベール41の排出を可能とする構成であってもよい。すなわち、トラクタ10にはベールの排出指示を受け付ける排出指示ボタン等が設けられ、作業者により当該ボタンが押下されると、トラクタ10はベーラ20にベール排出指示を送信し、ベーラ20は当該指示に基づきベールの排出を行う。
例えば、傾斜センサ300は所定の角度以上の傾斜であることを示している場合に、上述したように安全上の問題からベール41を排出しないようになっている。しかし、作業者の経験から排出しても問題ない場合もある。そこで、本変形例では排出指示ボタン等を設けて作業者の判断でベール41を排出できるようにした。
排出指示ボタン等により、ベール41を排出した場所はベーラ制御部200の学習部201またはトラクタ制御部100の学習部101、あるいは両方に学習させることにより、似たような状況でターミナル140に排出できる可能性が高いことを示すメッセージを表示させ作業者に確認させてもよい。また、このような確認作業を続けて精度が高まった場合は自動的にベール41を排出するようにしてもよい。
上記の構成とすることにより、ベール排出を行うか否かを自動で判定できる状態を解除することなく、所望の地点において手動でベールを排出することができる。
〔変形例2〕
上述した実施形態において、作成した傾斜データを保存しておき、次回以降、同じ圃場で作業する場合に、当該データを用いてベールの排出可否の判定を行う構成であってもよい。
トラクタ10は、或る圃場において、毎回毎回、必ず同じルートを走行するわけではなく、例えば使用する作業機の作業幅の違いにより異なる場所を走行する。よって、過去の傾斜データを蓄積することにより、より実際の地形に近い傾斜データとして用いることができる。
なお、上記実施形態では、トラクタ10の走行距離、または、車速、操舵角、IMUの計測値等から算出したトラクタ10の走行位置と、傾斜センサ300の傾斜センサ値とを対応付けて記憶したが、これに限られるものではなく、トラクタ10にGPS(Global Positioning System)を備え、GPSから取得したトラクタ10の位置と傾斜センサ値とを対応付けて記憶し、当該対応付けたデータを、次回以降に用いてベールの排出可否の判定を行う構成であってもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
トラクタ10の制御ブロック(特にトラクタ制御部100、ベーラ制御部200)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、トラクタ10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10 トラクタ
11 車体
12 キャビン
13 前車輪
14 後車輪
15 GPS部
16 測定センサ
20 ベーラ
21 フレーム
22 リアゲート
23 走行車輪
24 吸込口
25 ベールサイズセンサ
30 農業機械
31 接続部
100 トラクタ制御部
101 学習部(トラクタ学習部)
110 トラクタ通信部
120 センサ
130 駆動部
140 ターミナル
200 ベーラ制御部
201 学習部(ベーラ学習部)
210 ベーラ通信部
220 ベーラセンサ
230 作業部
240 ベール排出部
300 傾斜センサ
400 走行距離計

Claims (3)

  1. トラクタに接続されたベーラにおけるベールの排出を制御する農業機械であって、
    前記トラクタの傾きを検知する傾斜センサと、前記ベーラのベール排出部との位置関係から、該ベール排出部に対応する前記傾斜センサのセンサ値である排出部傾斜値を取得し、前記ベーラのベールサイズが第1閾値を超え、かつ、前記排出部傾斜値が第2閾値未満の場合、前記ベールの排出を許可するベーラ制御部を備え、
    前記ベーラ制御部は、前記トラクタの走行位置を取得するとともに、前記トラクタの走行位置と前記傾斜センサのセンサ値とが対応付けられたデータにおいて、前記ベール排出部の地点から最短距離となる前記走行位置における前記センサ値を前記排出部傾斜値として取得することを特徴とする農業機械。
  2. 前記ベーラ制御部は、前記ベールサイズが前記第1閾値を超えたまま、前記排出部傾斜値が前記第2閾値を超えた後、該第2閾値未満となった場合、該第2閾値未満の状態が所定時間以上続いたときに、前記ベールの排出を許可することを特徴とする請求項1に記載の農業機械。
  3. 傾斜を計測する傾斜センサと、
    走行距離を計測する走行距離計と、
    走行距離と傾斜センサによるセンサ値と対応付けて記憶させる制御部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の農業機械。
JP2019172150A 2019-09-20 2019-09-20 農業機械 Active JP7170615B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172150A JP7170615B2 (ja) 2019-09-20 2019-09-20 農業機械
US17/020,867 US11510371B2 (en) 2019-09-20 2020-09-15 Agricultural machine
EP20196569.6A EP3794933B1 (en) 2019-09-20 2020-09-17 Agricultural machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172150A JP7170615B2 (ja) 2019-09-20 2019-09-20 農業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021048775A JP2021048775A (ja) 2021-04-01
JP7170615B2 true JP7170615B2 (ja) 2022-11-14

Family

ID=72560397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019172150A Active JP7170615B2 (ja) 2019-09-20 2019-09-20 農業機械

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11510371B2 (ja)
EP (1) EP3794933B1 (ja)
JP (1) JP7170615B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4101278B1 (en) * 2021-06-07 2024-03-06 Kubota Corporation A system and method for controlling operation of a work machine

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017058006A1 (en) 2015-09-29 2017-04-06 Forage Innovations B.V. Method and apparatus for forming several bales and depositing them on the ground at suitable locations
JP2018102203A (ja) 2016-12-26 2018-07-05 本田技研工業株式会社 作業機
JP2019006372A (ja) 2018-04-23 2019-01-17 株式会社クボタ 発電機の取り付け構造及び作業機
JP2019004729A (ja) 2017-06-22 2019-01-17 株式会社クボタ 牧草管理システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2362127B (en) * 2000-05-13 2002-05-22 Ford New Holland Nv Method and apparatus for controlling a tractor/baler combination
DE102006011134A1 (de) 2006-03-10 2007-09-27 Deere & Company, Moline Steuereinrichtung
EP2090153B1 (en) * 2008-02-13 2015-09-09 Usines CLAAS France S.A.S. Round baler
EP3036986B1 (en) * 2014-12-24 2019-10-16 CNH Industrial Belgium nv Weighing round bales
US9930834B2 (en) 2015-10-29 2018-04-03 Deere & Company Agricultural baler control system
JP6968587B2 (ja) 2017-06-22 2021-11-17 株式会社クボタ 成形機及び牧草管理システム
JP6214806B1 (ja) 2017-06-28 2017-10-18 株式会社クボタ 散布装置
EP3646694B1 (en) 2017-06-28 2023-10-11 Kubota Corporation Work management system for a working machine
WO2019003711A1 (ja) 2017-06-28 2019-01-03 株式会社クボタ 散布装置
WO2019003713A1 (ja) 2017-06-28 2019-01-03 株式会社クボタ 発電機の取り付け構造及び作業機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017058006A1 (en) 2015-09-29 2017-04-06 Forage Innovations B.V. Method and apparatus for forming several bales and depositing them on the ground at suitable locations
JP2018102203A (ja) 2016-12-26 2018-07-05 本田技研工業株式会社 作業機
JP2019004729A (ja) 2017-06-22 2019-01-17 株式会社クボタ 牧草管理システム
JP2019006372A (ja) 2018-04-23 2019-01-17 株式会社クボタ 発電機の取り付け構造及び作業機

Also Published As

Publication number Publication date
EP3794933A1 (en) 2021-03-24
JP2021048775A (ja) 2021-04-01
EP3794933B1 (en) 2024-04-24
US20210084825A1 (en) 2021-03-25
US11510371B2 (en) 2022-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10617054B2 (en) Method and agricultural utility machine for spreading crop
EP1987710B1 (en) Automatic steering system and method for a work vehicle with feedback gain dependent on a sensed payload
US11726486B2 (en) Agricultural machine
US11912261B2 (en) Combination of a traction vehicle and an implement
US20120265412A1 (en) Agricultural hauling vehicle and vehicle network
EP3127782B1 (en) Steering system for a wheeled agricultural material applicator machine
US11793111B2 (en) Harvesting head reel-mounted laser measurement
US7166808B2 (en) Apparatus for measuring the weight force of a load processed by a machine
JP7170615B2 (ja) 農業機械
US12035659B2 (en) Agricultural implement system with a controller for detecting and mitigating plug conditions
EP3280984B1 (en) Agricultural combination with a scale and a weight force measuring method
JP7203717B2 (ja) 農業機械
US11565589B2 (en) Traveling vehicle and working vehicle
JP7215992B2 (ja) 農業機械
EP4101278B1 (en) A system and method for controlling operation of a work machine
US11825774B2 (en) Baler system with preservative monitoring

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7170615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150