JP7169342B2 - 無線ネットワークノード、無線デバイス、ならびに無線ネットワークノードおよび無線デバイスにおいて実施される方法 - Google Patents

無線ネットワークノード、無線デバイス、ならびに無線ネットワークノードおよび無線デバイスにおいて実施される方法 Download PDF

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Description

本明細書の実施形態は、通信のための、無線デバイス、無線ネットワークノード、ならびに無線デバイスおよび無線ネットワークノードにおいて実施される方法に関する。さらに、コンピュータプログラム製品およびコンピュータ可読記憶媒体も本明細書で提供される。特に、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信をハンドリングすることに関する。
一般的な無線通信ネットワークでは、無線通信デバイス、移動局、局(STA)および/またはユーザ機器(UE)としても知られる、無線デバイスが、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)に通信する。RANは、サービスエリアまたはセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各サービスエリアまたはセルエリアは、いくつかのネットワークでは、たとえば、ノードB、エボルブドノードB(eノードB)、またはgノードBと示されることもある、無線アクセスノード、たとえばWi-Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)など、無線ネットワークノードによってサーブされる。セルまたはセルエリアとしても知られるサービスエリアは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線ネットワークノードの範囲内で、無線周波数上で動作するエアインターフェースを介して無線デバイスと通信する。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)は、第2世代(2G)モバイル通信用グローバルシステム(GSM)から発展した第3世代(3G)電気通信ネットワークである。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は、本質的に、ユーザ機器のために広帯域符号分割多元接続(WCDMA)および/または高速パケットアクセス(HSPA)を使用するRANである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)として知られるフォーラムでは、電気通信サプライヤが、第3世代ネットワークのための規格を提案およびその規格に関して同意し、向上されたデータレートおよび無線容量を研究する。いくつかのRANでは、たとえばUTRANの場合のように、いくつかの無線ネットワークノードは、たとえば、ランドラインまたはマイクロ波によって、別の無線ネットワークノード、たとえば、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)など、コントローラノードに接続され得、コントローラノードは、コントローラノードに接続された複数の無線ネットワークノードの様々なアクティビティを監視し、協調させる。このタイプの接続は、バックホール接続と呼ばれることがある。RNCおよびBSCは、一般に、1つまたは複数のコアネットワークに接続される。
第4世代(4G)ネットワークとも呼ばれる、エボルブドパケットシステム(EPS)のための仕様は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で完成されており、この作業は、たとえば、第5世代(5G)ネットワークを指定するために、来たるべき3GPPリリースにおいて続く。EPSは、Long Term Evolution(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られる、拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとしても知られる、エボルブドパケットコア(EPC)とを備える。E-UTRAN/LTEは、無線ネットワークノードがRNCにではなくEPCコアネットワークに直接接続される3GPP無線アクセスネットワークの変形態である。概して、E-UTRAN/LTEでは、RNCの機能は、無線ネットワークノード、たとえばLTEにおけるeノードBと、コアネットワークとの間で分散される。したがって、EPSのRANは、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続された無線ネットワークノードを備える、本質的に「フラット」なアーキテクチャを有し、すなわち、無線ネットワークノードはRNCに接続されない。そのことを補償するために、E-UTRAN仕様は、無線ネットワークノード間の直接インターフェースを規定し、このインターフェースはX2インターフェースと示される。
3GPPは、所与の時点における特徴の実装のために安定したプラットフォームを開発者に提供し、次いで、後続のリリースにおける新しい機能性の追加を可能にする、並行「リリース」のシステムを使用する。リリース(Rel)14では、デバイスツーデバイス作業についての拡張は、車両、歩行者およびインフラストラクチャの間の直接通信の任意の組合せを含む、車両対あらゆるモノ(V2X:Vehicle to Anything)通信のサポートからなる。V2X通信は、利用可能なときに、ネットワーク(NW)インフラストラクチャを利用し得るが、少なくとも基本的なV2Xコネクティビティが、カバレッジの欠如の場合でも可能であるべきである。LTEベースV2Xインターフェースを提供することは、LTEの規模の経済により、経済的に有利であり得、このことは、専用V2X技術、たとえば、IEEE802.11pを使用することと比較して、たとえば車両対インフラストラクチャ(V2I:Vehicle to Infrastructure)におけるNWインフラストラクチャ、車両対歩行者(V2P:Vehicle to Pedestrians)における歩行者、および車両対車両(V2V:Vehicle to Vehicle)における他の車両との通信の間のより緊密な統合を可能にし得る。
V2X通信は非安全(non-safety)情報と安全情報の両方を搬送し得、ここで、アプリケーションおよびサービスの各々は、たとえば、レイテンシ、信頼性、データレートなどに関して、特定の要件セットに関連し得る。
V2Xについて規定されたいくつかの異なる使用事例がある、図1参照。
・ V2V:Uuまたはサイドリンク、たとえばインターフェースPC5のいずれかを介した、車両間のLTEベース通信をカバーする。
・ V2P:Uuまたはサイドリンク、たとえばインターフェースPC5のいずれかを介した、車両と、個人によって携帯されるデバイス(たとえば歩行者、サイクリスト、運転者または乗客によって携帯されるハンドヘルド端末)との間のLTEベース通信をカバーする。
・ 車両対インフラストラクチャ/ネットワーク(V2I/N):車両と路側ユニット/ネットワークとの間のLTEベース通信をカバーする。路側ユニット(RSU)は、サイドリンク(PC5)を介してV2X対応無線デバイスと通信する、輸送インフラストラクチャエンティティ、たとえば、速度通知を送信するエンティティである。V2Nの場合、通信はUu上で実施される。
V2Xのためのサイドリンクリソース割り当て
デバイスツーデバイス(D2D)インターフェースは、サイドリンクと呼ばれる。サイドリンク上でのV2Xのために2つの異なるリソース割り当て(RA)プロシージャ、すなわち、集中型RA、いわゆる「モード3」と、分散型RA、いわゆる「モード4」とがある。TS36.321 V14.2.1、「Medium Access Control(MAC) protocol specification(Release 14)」参照。送信リソースは、あらかじめ規定されたかまたはネットワーク(NW)によって設定されたリソースプール内で選択される。送信リソースまたは無線リソースは、たとえば時間リソースおよび/または周波数リソースである。
集中型RA、すなわちモード3の場合、送信のためのサイドリンク無線リソースは、NWによってスケジュールされるかまたは割り当てられ、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット5Aを使用して無線デバイスにシグナリングされる。これは、両方の制御チャネル、すなわち、スケジューリング割り振り(SA)とも呼ばれるサイドリンク制御情報(SCI)を配信するために使用される物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)と、サイドリンクデータを配信するために使用される物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)とについての事例である。
分散型RA、すなわちモード4の場合、各無線デバイスは、PSCCHとPSSCHの両方について、他の無線デバイスによって送られたSCIの検知に基づいて、各送信のためにどの無線リソースを使用すべきかを独立して判定する。そのような無線リソースは、ブロードキャストシグナリング、たとえばシステム情報ブロック(SIB)シグナリングを使用してNWによって与えられるか、または事前設定によって与えられる、リソースの1つまたは複数のプールから無線デバイスによって選択される。TS36.331 V14.1.0、「Radio Resource Control(RRC);Protocol specification(Release 14)」参照。
SCIフォーマット1中のリソース予約フィールドは、リソースブロックが現在の送信のためにまたは将来の送信のために予約されていることを指示し、これは、モード4無線デバイスによるリソース利用可能性の決定に寄与する。モード3送信の場合、SCIフォーマット1中のリソース予約フィールドは現在、常にゼロにセットされる。TS36.213、V14.2.0、「Physical layer procedures(Release 14)」参照。
RP-170798、「New WID on 3GPP V2X Phase 2」において開示された、将来のV2X向上は、LTEプラットフォームを自動車産業に拡大するやり方であり、V2Vサービスのサポートに関する初期規格は、2016年9月に完成された。LTEセルラーインフラストラクチャを活用する追加のV2X動作シナリオに対処するさらなる向上が、LTEリリース15などの将来のリリースのために計画された。次いで、新しい無線(NR)も、5GのコンテキストにおいてV2Xサービスをサポートすることになることが、予想される。
現在、3GPP SA1ワーキンググループは、V2Xサービスのための3GPPサポートの向上に関する研究における将来のV2Xサービスのための新しいサービス要件を完成した(FS_eV2X)。SA1は、5G、すなわちLTEおよびNRにおいても使用され得る高度V2Xサービスのための25個の使用事例を識別した。そのような使用事例は、4つの使用事例グループ、すなわち、車両隊列走行(platooning)、拡張されたセンサー、高度運転、および遠隔運転にカテゴリー分類される。各使用事例グループについての統合された要件は、TR22.886に取り込まれている。これらの高度適用例の場合、必要とされるデータレート、信頼性、レイテンシ、通信範囲および速度を満たすための予想される要件は、より厳重にされる。
LTEにおいてこれらの高度V2Xサービスのうちの少なくともいくつかをサポートするために、3GPP V2X Phase2に関する新しい作業項目が開始した。その作業項目は、以下のPC5機能性の解決策を指定することになり、PC5機能性は、Rel-14機能性と同じリソースプール中に共存し、同じスケジューリング割り振り(SA)フォーマットを使用することができ、PC5機能性は、Rel-14無線デバイスのサポートする動作と比較して、著しい低下をRel-14 PC5動作に生じることなしに、Rel-14無線デバイスによって解読され得る。
・ たとえば8つのPC5キャリアまでの、キャリアアグリゲーション、
・ 高次変調、すなわち64直交振幅変調(QAM)、
・ レイヤ1におけるパケット到着と、送信のためにリソースが選択されることと間の最大時間を低減すること、および/または
・ モード3を使用する無線デバイスとモード4を使用する無線デバイスとの間の無線リソースプール共有。
モード3無線デバイスとモード4無線デバイスとの間の無線リソースプール共有は、リソース効率を改善し得る。これは、異なるモードにある無線デバイスの数、および/または異なるモードにある無線デバイスによって生成されるトラフィックが、時間とともに変動し得るからであり、モード3無線デバイスとモード4無線デバイスとが、同じリソースプールを共有する場合、モード3(またはモード4)無線デバイスによって使用されないリソースは、モード4(またはモード3)無線デバイスによって使用され得、したがってリソース効率を改善する。しかしながら、2つのモード間の潜在的共存問題が発生し得る。これは、無線ネットワークノードが、(1つまたは複数の)モード4無線デバイスによってどのTXリソースが選択されたかを知らず、したがって、無線ネットワークノードは、(1つまたは複数の)モード4無線デバイスによってすでに選択されたTXリソース中で(1つまたは複数の)モード3無線デバイスをスケジュールし得るからであり、この場合、衝突が発生することになり、モード3無線デバイスとモード4無線デバイスの両方の性能が悪化することになる。
いくつかの改善が、共存問題をハンドリングするために、R1-1708942、「Radio resource pool sharing between mode 3 and mode 4 UEs」、Ericsson、およびR1-1707450、「Discussion on resource pool sharing between mode 3 and mode」、CATTにおいてなど、3GPPにおいて論じられてきた。
・ モード3無線デバイス(Rel.15)のためのSCIフォーマット1中のリソース予約フィールドをアクティブ化する、すなわち、モード3無線デバイスが半永続的スケジューリング(SPS:Semi Persistent Scheduling)を用いてスケジュールされた場合、実際のSPS設定に従ってリソース予約フィールドをセットする。これは、モード4無線デバイスが、リソース利用の、モード3無線デバイスの意図に関して知るのを助ける。
・ より高い優先度をモード3無線デバイス(Rel.15)に与えること。これは、(Rel.15)モード4無線デバイスが、利用可能なリソースのリストからモード3無線デバイスによって予約されたリソースを除外するように、(たとえば予約済みビットのうちの1つを使用して)SCIフォーマット1中で「モード」インジケータを追加することによって実装され得る。
・ モード3無線デバイスが、検知を実施し、モード3無線デバイスのためのスケジューリングを実施するときに無線ネットワークノードによって考慮されるリソース占有ステータスをフィードバックする。
・ 無線ネットワークノードが、モード3無線デバイスのためにスケジュールされたリソースをブロードキャストし、次いで、モード4無線デバイスは、モード4無線デバイスの送信のためにこれらのリソースを使用することを回避し得る。
Rel.14 V2Xは、共有リソースプールが設定された場合、モード3無線デバイスとモード4無線デバイスとの間の共存問題をハンドリングすることができる、最適化された機構を含まない。上記に列挙された改善は、少なくとも1つのタイプの無線デバイス、すなわち、モード3無線デバイスまたはモード4無線デバイスが、Rel.15(以降)無線デバイスである場合にのみ、適用され得る。一方、Rel.14無線デバイスとRel.15(以降)無線デバイスとは、長時間共存することになり、単に共有リソースプールを設定することが、Rel.14無線デバイスの性能に著しい低下、たとえば、無線デバイスの解放を生じ得、無線通信ネットワークの限定されたまたは低減された性能をもたらす。
本明細書の実施形態の目的は、無線通信ネットワークの性能を改善するための機構を提供することである。
一態様によれば、目的は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信をハンドリングするかまたは可能にするための、無線ネットワークノードによって実施される方法を提供することによって達成される。無線ネットワークノードは、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、たとえば、無線デバイスにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード4であり、または無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード3である。能力は、SPS設定に従ってSCI中のリソース予約フィールドをセットする能力、SCIフォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力など、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。能力は、無線デバイスのバージョン、たとえばRel-14無線デバイスまたはRel-15無線デバイスによって規定され得る。プールは、無線リソースの少なくとも2つのプール、すなわち、第1のモード、たとえばモード3および第1の能力、たとえばRel-14の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第1のプールと、第2のモード、たとえばモード4および第1の能力および/または第2の能力、たとえばRel-15の無線デバイス、あるいは同じ第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第2のプールとを備え得る。無線ネットワークノードは、さらに、1つまたは複数の無線デバイスにSIBなどのデータまたは情報を送信し得、そのデータまたは情報は、無線リソースの設定されたプールを指示する。
別の態様によれば、目的は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信をハンドリングするまたは可能にするための、無線デバイスによって実施される方法を提供することによって達成される。無線デバイスは、無線ネットワークノードから、SIBなど、データまたは情報を受信する。データまたは情報は、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、たとえば、無線デバイスにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード4であり、または無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード3である。能力は、SPS設定に従ってSCI中のリソース予約フィールドをセットする能力、SCIフォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力など、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。能力は、無線デバイスのバージョン、たとえばRel-14無線デバイスまたはRel-15無線デバイスによって規定され得る。プールは、無線リソースの少なくとも2つのプールを備え得る。無線デバイスは、次いで、受信された情報またはデータ中で指示されたように無線デバイスのモードおよび/または能力に基づいて無線リソースを使用することをスケジュールするか、または無線リソースを使用するためのスケジューリングを受信し得る。
少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、無線ネットワークノードまたは無線デバイスによって実施される、上記の方法のいずれかを行わせる命令を備えるコンピュータプログラム製品が、本明細書でさらに提供される。少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、無線ネットワークノードまたは無線デバイスによって実施される、上記の方法のいずれかに記載の方法を行わせる命令を備えるコンピュータプログラム製品を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体が、本明細書でさらに提供される。
さらに、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信をハンドリングするための無線デバイスが、本明細書で提供される。無線デバイスは、無線ネットワークノードからデータを受信することであって、データが、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示し、モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、能力が、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、データを受信することを行うように設定される。無線デバイスは、受信されたデータに基づいて、無線通信ネットワークにおける通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用する。
さらに、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信をハンドリングするための無線ネットワークノードが、本明細書で提供される。無線ネットワークノードは、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定することであって、モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、能力が、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、無線リソースのプールを設定することを行うように設定される。
本明細書の実施形態は、本明細書の方法を実施するように構成されたそれぞれの処理回路要素を備える無線ネットワークノードおよび無線デバイスをも開示する。
本明細書の実施形態は、異なる能力の無線デバイスの性能への悪影響がほとんどなしに、リソースプールとしても示される無線リソースのプールを使用して異なるモードの無線デバイス間のリソース共有を可能にする。第1の能力無線デバイス、たとえばRel.15無線デバイスの性能は、第1のモード無線デバイス、たとえばモード3無線デバイスと、第2のモード無線デバイス、たとえばモード4無線デバイスの両方について改善され得、たとえばRel.14無線デバイスの性能も、Rel.14無線デバイスとRel.15無線デバイスとの間のリソース使用率を平衡させることによって改善され得る。したがって、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークの性能の改善につながる。
次に、同封の図面に関して実施形態がより詳細に説明される。
従来技術による、通信ネットワークを表す概観である。 本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークを表す概観である。 本明細書の実施形態による、組み合わせられたフローチャートおよびシグナリング方式の図である。 本明細書の実施形態による、無線ネットワークノードによって実施される方法を表すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、無線デバイスによって実施される方法を表すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、リソースプールを表す概観である。 本明細書の実施形態による、リソースプールを表す概観である。 本明細書の実施形態による、無線ネットワークノードを表すブロック図である。 本明細書の実施形態による、無線デバイスを表すブロック図である。 中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを概略的に示す図である。 部分的無線接続上でホストコンピュータが基地局を介してユーザ機器と通信することの一般化されたブロック図である。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 ホストコンピュータと基地局とユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態は、一般に、無線通信ネットワークに関する。図2は、無線通信ネットワーク1を表す概観である。無線通信ネットワーク1は、1つまたは複数のCNに接続された、1つまたは複数のRAN、たとえば第1のRAN(RAN1)を備える。無線通信ネットワーク1は、ほんの数個の可能な実装形態を挙げると、Wi-Fi、Long Term Evolution(LTE)、LTEアドバンスト、新しい無線(NR)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、モバイル通信用グローバルシステム/GSM進化型高速データレート(GSM/EDGE)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)など、1つまたはいくつかの異なる技術を使用し得る。実施形態は、5Gに適用可能であり、たとえば3GおよびLTEなど、既存の通信システムのさらなる発展においても適用可能である。
無線通信ネットワーク1では、移動局、非アクセスポイント(非AP)STA、STA、ユーザ機器および/または無線端末など、無線デバイス、たとえば第1の無線デバイス10または第2の無線デバイス10’が、1つまたは複数のRANを介して1つまたは複数のCNに接続されるか、または互いと通信する。「無線デバイス」が、任意の端末、無線通信端末、通信機器、マシン型通信(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはユーザ機器、たとえば、スマートフォン、ラップトップ、モバイルフォン、センサー、リレー、モバイルタブレット、あるいはセルまたはサービスエリア内で通信する任意のデバイスを意味する、非限定的な用語であることが当業者によって理解されるべきである。第1の無線デバイス10は、本明細書では無線デバイス10とも示される。
無線通信ネットワーク1は、無線ネットワークノード12を備える。無線ネットワークノード12は、本明細書では、LTE、UMTS、Wi-Fiまたは同様のものなど、無線アクセス技術(RAT)の地理的エリア、サービスエリア11にわたる無線カバレッジを提供するRANノードとして例示される。無線ネットワークノード12は、無線ネットワークコントローラなどの無線アクセスネットワークノード、あるいは無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイント局(AP STA)などのアクセスポイント、アクセスコントローラ、基地局、たとえば、ノードB、エボルブドノードB(eNBまたはeノードB)、gノードBなどの無線基地局、基地トランシーバ局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成、スタンドアロンアクセスポイント、あるいは、たとえば使用される無線アクセス技術および専門用語に応じて無線ネットワークノード12によってサーブされるサービスエリア内で無線デバイスをサーブすることが可能な任意の他のネットワークユニットであり得、スケジューリングノードとして示され得る。
サービスエリアが、無線カバレッジのエリアを規定するために、セル、ビーム、ビームグループまたは同様のものとして示され得ることに留意されたい。
第1の無線デバイス10は、Rel-14無線デバイスなど、第1の能力の集中型RAのモードなどの第1のモードの無線デバイス(モード3無線デバイス)であり得る。第2の無線デバイス10’は、Rel-15無線デバイスなど、第2の能力の分散型RAのモードなどの第2のモードの無線デバイス(モード4無線デバイス)であり得る。第1の能力は、無線デバイスの規格化に関係するバージョンまたはリリースによって規定され得、第2の能力は、無線デバイスの規格化に関係する後のバージョンまたはリリースによって規定され得る。無線デバイスは、デバイスツーデバイス(D2D)接続としても知られるサイドリンクを介して通信するように設定される。
本明細書の実施形態によれば、無線ネットワークノード12は、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、たとえば、無線デバイスにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード4であり、または無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択し、すなわちモード3である。能力は、SPS設定に従ってSCI中のリソース予約フィールドをセットする能力、SCIフォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力など、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。能力は、無線デバイスのバージョン、たとえばRel-14無線デバイスまたはRel-15無線デバイスによって規定され得る。無線デバイスの各バージョン(またはリリース)が、無線デバイスのいくつかの能力を規定する。プールは、無線リソースの少なくとも2つのプール、すなわち、第1のモード、たとえばモード3および第1の能力、たとえばRel-14の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第1のプールと、第2のモード、たとえばモード4、あるいは第1のモードおよび第1の能力および/または第2の能力、たとえばRel-15の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第2のプールとであり得る。
Rel.14無線デバイスおよびRel.15(以降)無線デバイスなど、異なる能力の無線デバイスが、長時間共存することになるので、たとえばRel.14無線デバイスの性能に著しい低下を生じることなしに、これらの無線デバイス間のリソースプール共有を設定するための解決策が、本明細書で提供される。異なるモードの無線デバイス間のリソース共有を実施するための方法が、本明細書で提供される。本明細書の方法は、以下を開示する。
・ たとえばモード4無線デバイスについての、無線リソースの2つ以上のプールの設定、ここで、プールは、互いに完全に重複しないように設定され得、Rel.14モード4無線デバイスは、これらのプールのうちのいくつか、すなわち全てではないものが設定され得るにすぎず、Rel.15(以降)モード4無線デバイスは、これらのプールのいずれかまたはすべてが設定され得る。
・ Rel.14モード3無線デバイスは、Rel.14モード4無線デバイスのために設定されたプール中のリソース中でスケジュールされることを許可されない。Rel.15モード3無線デバイスなどのいくつかの無線デバイスは、無線ネットワークノードが、モード3無線デバイスがRel.14無線デバイスであるのかRel.15無線デバイスであるのかを知り、次いで、適宜にスケジューリングを実施し得るように、能力インジケータをフィードバックし得る。
・ リソース共有は、ある無線デバイス、たとえばSPSを採用するRel.15モード3無線デバイスにのみ適用され得る。
・ モード3無線デバイスと共有されるとき、たとえばRel.15モード4無線デバイスについて、リソース再選択が適応または改訂され得る。Rel.14モード4無線デバイスと比較して、異なる、たとえばより短いリソース予約期間が使用され得る。リソース再選択は、無線リソースの衝突が検出されるとトリガされ得る。衝突を検出するために、ランダムに選択された送信機会が使用され得る。または、たとえばRel.14モード3無線デバイスとRel.15モード4無線デバイスとの間のリソース共有を許可しない。
・ リソース使用率が、Rel.14無線デバイスとRel.15無線デバイスとの間で平衡させられ得る。システムにおいてアクティブな、Rel.15無線デバイスなど、第2の能力無線デバイスの比率を無線ネットワークノードまたは無線デバイスが知り得るように、Uuまたはサイドリンクなどのいずれかの無線インターフェース上でサイドリンク能力を指示する。
図3aは、無線通信ネットワーク1における無線デバイスからの通信をハンドリングするための、本明細書の実施形態による、組み合わせられたシグナリング方式およびフローチャートである。
アクション301.無線ネットワークノード12は、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定する。プールは、無線リソースの少なくとも2つのプール、すなわち、第1のモード、たとえばモード3および第1の能力、たとえばRel-14の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第1のプールと、第2のモード、たとえばモード4および第1の能力および/または第2の能力、たとえばRel-15の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第2のプールとであり得る。無線ネットワークノード12は、1つのモードの2つ以上のプールを設定し得ることに留意されたい。
アクション302.無線ネットワークノード12は、次いで、たとえば、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき、プール、またはリソースがグループ化されたという設定を指示する、SIBを送信する。
アクション303.無線デバイス10は、次いで、受信された情報またはデータ中で指示されたように無線デバイスのモードおよび/または能力に基づいて1つまたは複数の無線リソースを使用する。
次に、実施形態による、無線通信ネットワーク1における無線デバイスの通信をハンドリングするための無線ネットワークノードによって実施される方法アクションが、図3bに表されているフローチャートを参照しながら説明される。アクションは、以下で述べられる順序でとられる必要がなく、任意の好適な順序でとられ得る。いくつかの実施形態において実施されるアクションは、点線ボックスでマークされる。
アクション311.無線ネットワークノード12は、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、能力は、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。リソースモードは、無線デバイスにおいてまたは無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定され得る。サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力であり得る。サイドリンク能力は、無線デバイスのバージョンによって規定され得る。プールは無線リソースの少なくとも2つのプールを備え得、無線リソースの第1のプールは、第1のモードおよび第1の能力の無線デバイスによって使用されるように設定され、無線リソースの第2のプールは、第2のモードおよび第1の能力および/または第2の能力の無線デバイス、あるいは第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスによって使用されるように設定される。さらに、無線ネットワークノード12は、無線リソースがどのくらいの頻度で再選択されるべきである(再選択され得る)かを指示するリソース再選択カウンタの初期値についての可能な値の異なるセットを設定し得る。
アクション312.無線ネットワークノード12は、1つまたは複数の無線デバイス、たとえば第1の無線デバイス10および/または第2の無線デバイス10’にデータを送信し得、データは、無線リソースの設定されたプールを指示する。
次に、実施形態による、無線通信ネットワーク1における無線デバイス10の通信をハンドリングするための無線デバイス10によって実施される方法アクションが、図3cに表されているフローチャートを参照しながら説明される。アクションは、以下で述べられる順序でとられる必要がなく、任意の好適な順序でとられ得る。
アクション321.無線デバイス10は、無線ネットワークノード12からデータを受信し、データは、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、能力は、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。リソースモードは、無線デバイスにおいてまたは無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定され得る。サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力であり得る。サイドリンク能力は、無線デバイスのバージョンによって規定され得る。プールは無線リソースの少なくとも2つのプールを備え得、無線リソースの第1のプールは、第1のモードおよび第1の能力の無線デバイスによって使用されるように設定され、無線リソースの第2のプールは、第2のモードおよび第1の能力および/または第2の能力の無線デバイス、あるいは第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスによって使用されるように設定される。
アクション322.無線デバイス10は、受信されたデータに基づいて、無線通信ネットワーク1における通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用する。たとえば、受信されたデータに基づいて、すでにスケジュールされたリソースまたはスケジュールされ得る無線リソースを回避しながら、無線リソースを選択する。無線デバイス10は、無線デバイスのモードおよび/または能力に基づいてプールの1つまたは複数の無線リソースを使用し得る。
たとえばRel.14における、たとえばレガシーV2X通信は、共存問題をハンドリングするための最適化された機構を含まず、Rel.14無線デバイスのために改善が導入され得ないので、モード3無線デバイスとモード4無線デバイスの両方がRel.14無線デバイスである場合、著しい性能劣化を回避するために、リソースプール共有は設定されるべきでない。これを実装するための1つのやり方は、SIB中で指示され得る、第2のモードの2つ以上のプール、たとえば2つのモード4リソースプールを設定することである。さらに、2つのモード4リソースプールは、完全に重複されないことがあり、Rel.14モード4無線デバイスは、これらの2つのモード4リソースプールのうちの1つが設定され得るにすぎず、Rel.15(以降)モード4無線デバイスは、これらの2つのモード4リソースプールのいずれかまたは両方が設定され得、たとえば、同じRel.15(以降)モード4無線デバイスが、両方のモード4リソースプールがそのRel.15(以降)モード4無線デバイスのために設定された場合、2つのモード4リソースプールの両方からのリソースを使用し得る。
たとえばRel.14モード3無線デバイスとRel.14モード4無線デバイスとの間のリソースプール共有を回避するために、Rel.14モード3無線デバイスは、Rel.14モード4無線デバイスが設定されたプール中に含まれるリソース中でスケジュールされることを許可されないことがあり、Rel.15モード3無線デバイスは、どこででもスケジュールされ得、リソースは、Rel.15モード3無線デバイスのためにスケジュールされたリソースが、モード4リソースプールのいずれか(または両方)中のリソースと(部分的に)重複する場合、モード4無線デバイスと共有される。シグナリング観点から、無線ネットワークノード12は、あるプールが、モード3など、あるモードの無線デバイスのために使用するためのものでないことを明示的に指示し得る。または代替的に、無線ネットワークノード12は、プールが第2のモードの無線デバイスによって使用されることをシグナリングし得、その結果、たとえば、第2のモードの無線デバイスによって使用される無線リソースの衝突を検出する能力を有しないか、または、それらの無線リソースのサイドリンクスケジューリング割り当てを指示するためにSCI中のリソース予約フィールドを使用することができない、無線デバイスは、そのようなプールの無線リソースを使用することを許可されない。この実施形態のまた別の代替形態では、無線ネットワークノード12は、プールをシグナリングし、このプールが、SPSを使用し、たとえばリソース予約フィールド上で送信するというその意図を告知することが可能な、第1のモードの無線デバイスと、第2のモードの無線デバイスとの間で共有されることを、明示的に指示し得る。SPS、たとえば、モード3動的スケジューリングなしに第1のモードを使用するべきであり、SCI上でその送信意図を指示することが可能でない無線デバイス、たとえば、第1のモードをサポートするが、SCI中のリソース予約指示をサポートしない、より古いリリース無線デバイスのために、別個のプールが割り当てられ得る。そのような別個のプールは、明示的に、またはビットマップを伴ってのいずれかで指示され得、ビットマップは、たとえば、対応するビットが1にセットされたとき、第1のモードと第2のモードとの共有使用のために指示されたリソースのうちのどれが、SPSが設定されないおよび/またはSCI中で送信意図を指示することが可能でない無線デバイスに予約されるかを指示する。代替的に、たとえばSIB中のビットマップは、たとえば、対応するビットが1にセットされたとき、異なるモードの無線デバイスの共用のための予約されたリソースを指示し、たとえば、対応するビットが0にセットされたとき、ビットマップによって指示された他のリソースは、SPSが設定されないおよび/またはSCI中で送信意図を指示することが可能でない無線デバイスのために予約される。
ネットワーク設定が、2つまたはそれ以上の異なるプールが第2のモードおよび第1のモード使用のために割り当てられ、これらの2つまたはそれ以上のプールが部分的に重複するようなものである場合、その送信意図を告知することが可能である第1のモードの無線デバイス10は、無線デバイス10が、無線デバイスがリソース予約指示をもつSCIをその中で読み取ることが可能であるリソースのプールと重複するリソース中でスケジュールされた場合のみ、SCI中で告知することになる。同様に、新しい予約フィールド指示をもつSCIを読み取ることが可能である、第2のモードの無線デバイスは、第2のモードの無線デバイスが、たとえばSCIをシグナリングすることが可能な、第1のモードの無線デバイスがそこで送信し得るリソースのプールと重複するリソース上で送信をスケジュールした場合、このフィールドを監視するにすぎないことになる。
上記の方法を可能にする一例として、第1のモードの、ただし第2の能力をもつ無線デバイス、たとえば第2の無線デバイス10’が、専用シグナリングを使用して無線ネットワークノード12に能力インジケータをフィードバックし得る。能力インジケータは、無線ネットワークノード12に、たとえば、無線デバイスがどの能力、たとえばバージョンとしても示されるリリースに属するかを知らせ得る。この情報を用いて、無線ネットワークノード12は、次いで、第1のモードのスケジューリングを適宜に実施し、たとえば、Rel.14モード4無線デバイスが設定されるプール中でRel.14モード3無線デバイスをスケジュールすることを回避し得る。別のオプションでは、能力信号中に特定の「Rel.15インジケータ」がないが、能力信号は、異なる能力、たとえば、キャリアアグリゲーション能力または同様のものを含んでおり、それらの能力は、Rel-15無線デバイスなどの無線デバイスのバージョンの固有のものである。
共存問題をハンドリングするための説明された改善のうちの1つは、第2の能力および第1のモードの無線デバイスのためのSCIフォーマット1中のリソース予約フィールドをアクティブ化することである。この改善は、リソース共有が、たとえばRel.15モード3無線デバイスとモード4無線デバイスとの間のものであり、すなわちRel.14モード3無線デバイスとの間のものでないとき、うまく動作し得る。一方、この向上は、動的スケジューリングが第1のモードの無線デバイスのために採用された場合、役に立たず、したがって、無線ネットワークノード12は、SPSを採用する第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスのみを、第2のモードの無線デバイスと共有されたリソース中でスケジュールされるように設定し得る。動的スケジューリングの事例、すなわち、無線ネットワークノード12が、1つの単一の送信オケージョンのみに有効である送信グラントを与える事例をハンドリングするために、無線ネットワークノード12は、異なるモードの無線デバイスによって共有されるプール中で、SPSを使用する第2のモードの無線デバイスおよび/または第1のモードの無線デバイスがその中で送信することを許可されない、予約済みリソースのセットを指示し得る。そのような予約済みリソースは、動的スケジューリングを用いていくつかの無線デバイスをスケジュールするために、無線ネットワークノード12によって使用され得る。言い換えれば、第2のモードの無線デバイスは、そのような予約済みリソースを、送信に有効なリソースとして考慮しないことがある。場合によっては、SPSを使用する第1のモードの無線デバイスも、そのような予約済みリソース上の送信に有効なSPSグラントがある場合でも、それらの予約済みリソース上で送信することをスキップし得る。予約済みリソースのそのようなセットは、ビットマップを使用して無線ネットワークノード12によってシグナリングされ得、ここで、各ビットは、対応する送信時間間隔(TTI)が予約済みであるか、またはサブフレーム番号(SFN)=0から開始していないかどうかを指示する。ビットマップは、たとえば、SFN空間全体をカバーするために循環する、40ビットビットマップであり得る。予約済みリソースのシグナリングは、予約済みである物理リソースブロック(PRB)のセットを含んでいることもある。
さらなるリソースプール設定およびプール共有シナリオが、図4および図5に示されている。
1つのさらなる改善は、Rel.15無線デバイス10が、たとえば予約済みビットを使用して無線リソース制御(RRC)シグナリングおよび/またはSCI中でサイドリンク能力、たとえばリリース情報を指示し得ることであり、これによって、無線ネットワークノード12および/または他の無線デバイスは第2の能力の無線デバイスの比率を知る。モード3無線デバイスなどの第1のモードの無線デバイスのスケジューリングでは、無線ネットワークノード12は、第2の能力の無線デバイスがどのプール中でスケジュールされ得るかを決定し得、たとえば、Rel.15モード3無線デバイスは、プール1中でスケジュールされた多くのRel.14モード3無線デバイスがある場合、プール2中でスケジュールされるべきである。Rel.15モード4無線デバイスは、Rel.15モード4無線デバイスがリソース割り当て中にどのプールを優先させるべきであるかを決定し得、たとえば、プール2中に存在する多くのRel.14モード4無線デバイスがある場合、プール1が優先されるべきである。
代替または追加として、プールが第1のモードの無線デバイスと共有される場合、第2のモードの無線デバイスがリソース再選択をより頻繁に実施する事例が考慮される。リソース再選択をより頻繁に実施することによって、第1のモードの無線デバイスとの起こり得る衝突が、最小限に抑えられる。レガシー動作では、リソース再選択は、リソース再選択カウンタが0に達したとき、実施される。リソース再選択の初期値は、リソース予約間隔、すなわち、無線デバイスによって選択されたリソースの周期性に依存する、可能な値のセットから選択される。
本明細書の実施形態では、リソース再選択カウンタの初期値は、リソース予約間隔の周期性にだけでなく、共有リソースプールをポピュレートしている第1のモードの無線デバイスの量にも依存し得る。たとえば、無線ネットワークノード12は、リソース再選択カウンタの初期値についての可能な値の異なるセットを設定し得る。あるセットが、送信されるべきトラフィックの周期性に依存し、別のセットが、無線通信ネットワークにおける第1のモードの無線デバイスの量に依存し、すなわち、値の異なるセットが、プール中の第1のモードの無線デバイスの異なる量について設定される。たとえば、モード3無線デバイスの数が高いほど、リソース再選択カウンタのための可能な値は小さくなるべきである。第1のモードの無線デバイスの数は、無線ネットワークノード12によってシグナリングされ得るか、または、SCI中のリソース予約フィールドを見ることによって第2のモードの無線デバイスによって評価され得、そのSCIは、あるプール中で動作する第1のモードの無線デバイスによって送られる。この後者のオプションでは、第2のモードの無線デバイスは、ある設定可能な時間間隔、たとえば1秒にわたってその存在をシグナリングする第1のモードの無線デバイスの量をカウントする。代替的に、第2のモードの無線デバイスは、第1のモードのいくつの無線デバイスが、ある関心リソース、すなわち、第2のモードのこの無線デバイスがその中で送信することに関心があり得るリソース中で送信しようとしているかを評価し得る。また別の代替形態では、プールについて、両方のモードの無線デバイスを考慮し得る輻輳メトリックが、リソース再選択カウンタのためにどのセットを使用すべきかを決定するために使用され、たとえば、リソース再選択値の異なるセットが、異なる輻輳レベルのために使用され得る。たとえば、より高い輻輳レベルが、より短いリソース再選択値に対応する。
リソース再選択値はまた、異なるプールについて異なり得る。たとえば、無線ネットワークノード12は、少数の利用可能なリソースをもつ小さいプールのために、小さいリソース再選択値のセットを設定し得、そのプールは、輻輳しているより高い確率を有する。
トラフィック周期性に依存するリソース再選択値のセットと、第1のモードの無線デバイスの量に依存するリソース再選択値のセットとが重複する場合、無線デバイス10は、これらのセットの重複する部分からの値をセットし得、他の場合、無線デバイス10は、たとえば、2つのセットにおけるネットワーク優先度付け、最小(または最高)値に応じて、一方のセットまたは他方を優先し得る。
別の変形態では、無線デバイスによって選択されたリソース再選択カウンタにかかわらず、第2のモードの無線デバイスは、第1のモードの無線デバイスとの起こり得る衝突が検出されるとすぐに、再選択を実施する。たとえば、モード4無線デバイスはSCIを監視し、モード4無線デバイスが、このモード4無線デバイスによって前に予約されたリソース上でのモード3無線デバイスの送信をモード3無線デバイスが告知したことを了解した場合、このモード4無線デバイスは、現在のリソース再選択カウンタを停止し、このモード4無線デバイスは、モード3無線デバイスによって予約されたリソースを含まないリソースの別のセットを再選択する。
第2のモードの無線デバイスは、たとえば、数個のランダムに選択された送信機会において第2のモードの無線デバイスの送信をミュートにし、代わりに検知を実施し得、その検知によって、存在する場合、衝突が検出され得る。必要な場合、たとえば低レイテンシを必要とするeV2Xサービスでは、ミュートされた送信機会において当初送信されるべきであるパケットを送信するために、ワンショットグラントがスケジュールされ得る。
これを実現するために、無線ネットワークノード12は、たとえば、無線デバイスが送信のためにすでに選択した時間および/または周波数リソースのセット上で、すでにスケジュールされた1つ、または複数の通信をランダムにスキップするように無線デバイスを設定する。無線デバイス10は、単一の送信オケージョンがスキップされるべきであるか否かを等しい確率でランダムに選択し得る。各単一の送信オケージョンは、スキップされる確率を関連付けていることがあり、その確率は、たとえば、ネットワーク設定に従って、プールの輻輳ステータスに、またはプール中の第1のモードの無線デバイスの量に依存し得る。ランダムに選択された値が、そのような確率を上回るか、または下回る場合、無線デバイスは、その送信オケージョンをスキップし、衝突が生じているかどうかを検出するための検知を実施する。ある送信オケージョンをスキップする確率は、優先度、たとえばProSeパケット毎優先度(PPPP:ProSe Per Packet Priority)/論理チャネルID(LCID)、および/または、無線デバイスがそのリソース上で送信しようとするパケットのレイテンシ要件にも依存し得る。追加のルールが、設定によってセットされ得、たとえば、無線デバイスは、少なくとも、無線デバイス10が送信のために選択したリソースの総量の(パケット優先度/レイテンシに依存する)ある割合に関してミュートし得るか、または、無線デバイス10は、無線デバイス10によって選択されたリソースの総量のある割合超に関して送信をミュートしないことがある。
この実施形態の別の代替形態では、第2の無線デバイス10’などの無線デバイスが、送信リソースのセットを選択するとき、その無線デバイスはまた、送信リソースの上記セットから、送信がその中で発生しないことになるリソースのセットを選択し得る。
この実施形態の別の代替形態では、無線デバイス10は、無線デバイス10のサイドリンクバッファ中に、ある送信オケージョンにおける送信のために利用可能なパケット、たとえば、媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)がない場合、送信、たとえば、パディングビットを実施しないことになる。代わりに、無線デバイス10は、そのような送信オケージョンに対して検知を実施し得る。たとえば、TTI nにおける送信オケージョンについて、送信のために利用可能なパケットがあるかどうかを決定するために、無線デバイス10は、TTI n-xにおけるバッファステータスを検査し得、ここで、xはたとえば1msであり得るか、またはxは無線デバイス実装形態に依存することがある。たとえば、それは、無線デバイス10が、送信のために物理レイヤにおいて、あるパケットのパス時に、そのパケットを処理するために必要とする時間であり得る。
上記の方法のうちのいくつかに従うことによって、無線デバイス10は、次いで、いくつかの時間オケージョンにおいてサイドリンク送信をスキップし得る。起こり得るスループット劣化影響を補償するために、無線デバイス10は、このサイドリンク送信をスキップする前または後に、1つのランダムに選択されたリソース上で送信し得る。
上記の方法のうちの1つに従って、無線デバイスがミュートしたリソースに対して、TTI nにおいて検知を実施すると、無線デバイス10は、将来の送信オケージョンについて送信のために同じリソースを選択した1つ(または複数の)他の無線デバイスとの衝突を(SCIを読み取ることによって)検出することも検出しないこともある。SCIを読み取ることによって、衝突がまた、将来の送信オケージョンについて検出された場合、無線デバイス10は、衝突する無線デバイスのSCI中でシグナリングされたリソースとは異なるリソースに対して再選択を実施し得る。別の代替形態では、無線デバイス10は、衝突が将来の送信オケージョンについて検出された場合、たとえば、衝突するパケットまたは衝突する無線デバイスの優先度が、この無線デバイス10によって送信されているパケットの優先度よりも低い場合でも、再選択を実施しない。また別の代替形態では、無線デバイス10が、TTI nにおいて検出された無線デバイスと再度衝突しようとしている場合、無線デバイス10は再選択を実施しないが、無線デバイス10はまた、次の送信オケージョンをミュートする。
図6は、2つの実施形態における、無線通信ネットワーク1における、第1の無線デバイス10など、無線デバイスの通信をハンドリングまたは管理するための無線ネットワークノード12を表すブロック図である。
無線ネットワークノード12は、本明細書の方法を実施するように設定された処理回路要素601、たとえば1つまたは複数のプロセッサを備え得る。
無線ネットワークノード12は、設定モジュール602を備え得る。無線ネットワークノード12、処理回路要素601、および/または設定モジュール602は、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定するように設定される。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、たとえば、無線デバイスにおいて無線リソースを選択し、すなわち分散型リソース割り当てまたはモード4であり、あるいは無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択し、すなわち集中型リソース割り当てまたはモード3である。能力は、SPS設定に従ってSCI中のリソース予約フィールドをセットする能力、SCIフォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力など、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。能力は、無線デバイスのバージョン、たとえばRel-14無線デバイスまたはRel-15無線デバイスによって規定され得る。プールは、無線リソースの少なくとも2つのプール、すなわち、異なるモードおよび/または異なる能力の無線デバイスによって使用されるように設定された、無線リソースの第1のプールと無線リソースの第2のプールとであり得る。プールは無線リソースの少なくとも2つのプールを備え得、無線リソースの第1のプールは、第1のモードおよび第1の能力の無線デバイスによって使用されるように設定され、無線リソースの第2のプールは、第2のモードおよび第1の能力および/または第2の能力の無線デバイス、あるいは第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスによって使用されるように設定される。
無線ネットワークノード12は、送信モジュール603、たとえば送信機またはトランシーバを備え得る。無線ネットワークノード12、処理回路要素601、および/または送信モジュール603は、1つまたは複数の無線デバイスにSIBなどのデータまたは情報を送信するように設定され得、そのデータまたは情報は、無線リソースの設定されたプールを指示する。
無線ネットワークノード12は、受信モジュール604、たとえば受信機またはトランシーバを備え得る。無線ネットワークノード12、処理回路要素601、および/または受信モジュール604は、モードおよび/または能力を指示する無線デバイスからの指示を受信するように設定される。
無線ネットワークノード12のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、無線ネットワークノード12によって実施されるように、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明されるアクションを行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、たとえばコンピュータプログラム製品605またはコンピュータプログラムの手段によって実装される。コンピュータプログラム製品605は、コンピュータ可読記憶媒体606、たとえばディスク、ユニバーサルシリアルバス(USB)スティックまたは同様のものに記憶され得る。コンピュータプログラム製品を記憶したコンピュータ可読記憶媒体606は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、無線ネットワークノード12によって実施されるように、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明されるアクションを行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。
無線ネットワークノード12は、メモリ607をさらに備え得る。メモリは、無線リソースのプールの情報、無線デバイスの能力、無線デバイスのモード、使用される無線リソース、実行されるときに本明細書で開示される方法を実施するためのアプリケーション、および同様のものなど、データを記憶するために使用されるべき1つまたは複数のユニットを備える。したがって、無線ネットワークノード12は処理回路要素とメモリとを備え得、前記メモリは前記処理回路要素によって実行可能な命令を備え、それにより、前記無線ネットワークノード12は、本明細書の方法を実施するように動作可能である。無線ネットワークノード12は、たとえばトランシーバ、送信機、受信機、および1つまたは複数のアンテナを備える、通信インターフェースをさらに備え得る。
図7は、無線通信ネットワーク1における無線デバイス10の通信をハンドリングするための、本明細書の実施形態による第1の無線デバイス10などの無線デバイスを、2つの実施形態において表すブロック図である。
無線デバイス10は、本明細書の方法を実施するように設定された処理回路要素701、たとえば1つまたは複数のプロセッサを備え得る。
無線デバイス10は、受信モジュール702、たとえば受信機またはトランシーバを備え得る。無線デバイス10、処理回路要素701、および/または受信モジュール702は、無線ネットワークノード12から、SIBなど、データまたは情報を受信するように設定される。データは、無線デバイスについて、無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示する。モードは、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、能力は、無線デバイスのサイドリンク能力に関係する。リソースモードは、無線デバイスにおいてまたは無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定され得る。サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および/または、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力であり得る。サイドリンク能力は、無線デバイスのバージョンによって規定され得る。プールは無線リソースの少なくとも2つのプールを備え得、無線リソースの第1のプールは、第1のモードおよび第1の能力の無線デバイスによって使用されるように設定され、無線リソースの第2のプールは、第2のモードおよび第1の能力および/または第2の能力の無線デバイス、あるいは第1のモードおよび第2の能力の無線デバイスによって使用されるように設定される。
無線デバイス10は使用モジュール703を備え得る。無線デバイス10、処理回路要素701、および/または使用モジュール703は、受信されたデータに基づいて、無線通信ネットワークにおける通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用するように設定される。無線デバイス10、処理回路要素701、および/または使用モジュール703は、受信されたデータを考慮に入れて、無線デバイス10のモードおよび能力に基づいて無線リソースを使用するように設定され得る。
無線デバイス10は、送信モジュール704、たとえば送信機またはトランシーバを備え得る。無線デバイス10、処理回路要素701、および/または送信モジュール704は、無線デバイス10のモードおよび/または能力を指示する指示を送信するように設定され得る。
無線デバイス10のための本明細書で説明される実施形態による方法は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、無線デバイス10によって実施されるように、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明されるアクションを行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、たとえばコンピュータプログラム製品705またはコンピュータプログラムによってそれぞれ実装され得る。コンピュータプログラム製品705は、コンピュータ可読記憶媒体706、たとえばディスク、USBスティック、または同様のものに記憶され得る。コンピュータプログラム製品を記憶したコンピュータ可読記憶媒体706は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、無線デバイス10によって実施されるように、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明されるアクションを行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。
無線デバイス10はメモリ707をさらに備え得る。メモリは、能力、モード、無線リソース、スケジューリング情報、実行されているときに本明細書で開示される方法を実施するためのアプリケーション、ならびに同様のものなど、データを記憶するために使用されるべき1つまたは複数のユニットを備える。したがって、無線デバイス10は処理回路要素とメモリとを備え得、前記メモリは前記処理回路要素によって実行可能な命令を備え、それにより、前記無線デバイスは、本明細書の方法を実施するように動作可能である。無線デバイス10は、たとえばトランシーバ、送信機、受信機、および1つまたは複数のアンテナを備える、通信インターフェースをさらに備え得る。
通信設計に精通している人々によって容易に理解されるように、その機能手段またはモジュールは、デジタル論理および/または1つまたは複数のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、あるいは他のデジタルハードウェアを使用して実装され得る。いくつかの実施形態では、様々な機能のうちのいくつかまたはすべては、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)において、あるいは、それらの間の適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアインターフェースをもつ2つまたはそれ以上の別個のデバイスにおいてなど、一緒に実装され得る。機能のうちのいくつかは、たとえば、無線ネットワークノードの他の機能構成要素と共有されるプロセッサ上で実装され得る。
代替的に、説明される処理手段の機能エレメントのうちのいくつかは、専用ハードウェアの使用を通して与えられ得、他の機能エレメントは、適切なソフトウェアまたはファームウェアに関連して、ソフトウェアを実行するためのハードウェアを与えられる。したがって、本明細書で使用される「プロセッサ」または「コントローラ」という用語は、ソフトウェアを実行することが可能なハードウェアをもっぱら指すのではなく、限定はしないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェアを記憶するための読取り専用メモリ(ROM)、ソフトウェアおよび/あるいはプログラムまたはアプリケーションデータを記憶するためのランダムアクセスメモリ、ならびに不揮発性メモリを暗黙的に含み得る。従来のおよび/またはカスタムの他のハードウェアも含まれ得る。無線ネットワークノードの設計者は、これらの設計選択に固有のコスト、性能、および保守のトレードオフを諒解されよう。
図8Aを参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211とコアネットワーク3214とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなど、電気通信ネットワーク3210を含む。アクセスネットワーク3211は、本明細書の無線ネットワークノード12の例であるNB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局3212a、3212b、3212cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを規定する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線接続または無線接続3215上でコアネットワーク3214に接続可能である。カバレッジエリア3213c中にある、無線デバイス10の一例である第1のユーザ機器(UE)3291が、対応する基地局3212cに無線で接続するように、または対応する基地局3212cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア3213a中の、本明細書の無線デバイスの一例である第2のUE3292が、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局3212に接続している状況に等しくに適用可能である。
電気通信ネットワーク3210は、それ自体、ホストコンピュータ3230に接続され、ホストコンピュータ3230は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアで、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得るか、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダの代わりに動作され得る。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221、3222が、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230まで直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク3220を介して進み得る。中間ネットワーク3220は、公衆ネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、あるいはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク3220は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク3220は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図8Aの通信システムは全体として、接続されたUE3291、3292のうちの1つとホストコンピュータ3230との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続3250として説明され得る。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続3250を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続3250は、OTT接続3250が通過する、関与する通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、OTT接続3250は透過的であり得る。たとえば、基地局3212は、接続されたUE3291にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ3230から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して、通知されないことがあり、または通知される必要がない。同様に、基地局3212は、UE3291から発生してホストコンピュータ3230に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
次に、図8Bを参照しながら、一実施形態による、先の段落で説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が説明される。通信システム3300では、ホストコンピュータ3310は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース3316を含む、ハードウェア3315を備える。ホストコンピュータ3310は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路要素3318をさらに備える。特に、処理回路要素3318は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ3310はソフトウェア3311をさらに備え、ソフトウェア3311は、ホストコンピュータ3310に記憶されるかまたはホストコンピュータ3310によってアクセス可能であり、処理回路要素3318によって実行可能である。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終端するOTT接続3350を介して接続するUE3330など、リモートユーザにサービスを与えるように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを与える際に、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して送信されるユーザデータを与え得る。
通信システム3300は、電気通信システム中に与えられる基地局3320をさらに含み、基地局3320は、基地局3320がホストコンピュータ3310およびUE3330と通信することを可能にするハードウェア3325を備える。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに、基地局3320によってサーブされるカバレッジエリア(図8Bに図示せず)中にあるUE3330との少なくとも無線接続3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を含み得る。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310への接続3360を容易にするように設定され得る。接続3360は直接的であり得るか、あるいは、接続3360は、電気通信システムのコアネットワーク(図8Bに図示せず)を、および/または電気通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局3320のハードウェア3325は、処理回路要素3328をさらに含み、処理回路要素3328は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局3320は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア3321をさらに有する。
通信システム3300は、すでに言及されたUE3330をさらに含む。UE3330のハードウェア3335は、UE3330が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続3370をセットアップおよび維持するように設定された無線インターフェース3337を含み得る。UE3330のハードウェア3335は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る、処理回路要素3338をさらに含む。UE3330は、UE3330に記憶されるかまたはUE3330によってアクセス可能であり、処理回路要素3338によって実行可能である、ソフトウェア3331をさらに備える。ソフトウェア3331はクライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートを伴って、UE3330を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを与えるように動作可能であり得る。ホストコンピュータ3310では、実行しているホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終端するOTT接続3350を介して、実行しているクライアントアプリケーション3332と通信し得る。ユーザにサービスを与える際に、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを与え得る。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション3332は、クライアントアプリケーション3332が与えるユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図8Bに示されているホストコンピュータ3310、基地局3320およびUE3330は、それぞれ、図8Aのホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうちの1つと同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図8Bに示されているものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図8Aのものであり得る。
図8Bでは、OTT接続3350は、中間デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とユーザ機器3330との間の通信を示すために、抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE3330からまたはホストコンピュータ3310を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続3350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが、(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮事項または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を行い得る。
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続3370が最後のセグメントを形成するOTT接続3350を使用してUE3330に与えられるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシに影響を及ぼし(レイテンシを低減し)、それにより、低減されたユーザ待ち時間およびより良好な応答性などの利益を与え得る、異なる無線デバイスの無線リソースの使用率を改善し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが与えられ得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再設定するための随意のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続3350を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311においてまたはUE3330のソフトウェア3331において、またはその両方において実装され得る。実施形態では、OTT接続3350が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア3311、3331が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続3350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局3320に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局3320に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ3310の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア3311、3331が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、ソフトウェア3311、3331が、OTT接続3350を使用して、メッセージ、特に、空のまたは「ダミー」メッセージを送信させるという点で実装され得る。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8Aおよび図8Bを参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図9への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の第1のステップ3410において、ホストコンピュータはユーザデータを与える。第1のステップ3410の随意のサブステップ3411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを与える。第2のステップ3420において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。随意の第3のステップ3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。随意の第4のステップ3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されたホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8Aおよび図8Bを参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図10への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の第1のステップ3510において、ホストコンピュータはユーザデータを与える。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを与える。第2のステップ3520において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。随意の第3のステップ3530において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8Aおよび図8Bを参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の随意の第1のステップ3610において、UEは、ホストコンピュータによって与えられた入力データを受信する。追加または代替として、随意の第2のステップ3620において、UEはユーザデータを与える。第2のステップ3620の随意のサブステップ3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを与える。第1のステップ3610のさらなる随意のサブステップ3611において、UEは、ホストコンピュータによって与えられた受信された入力データに反応してユーザデータを与える、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを与える際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが与えられた特定の様式にかかわらず、UEは、随意の第3のサブステップ3630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法の第4のステップ3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図8Aおよび図8Bを参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の随意の第1のステップ3710において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。随意の第2のステップ3720において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。第3のステップ3730において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
上記の説明および添付の図面は、本明細書で教示された方法および装置の非限定的な例を表すことが諒解されよう。したがって、本明細書で教示された装置および技法は、上記の説明および添付の図面によって限定されない。代わりに、本明細書の実施形態は、以下の特許請求の範囲およびそれらの法的均等物によってのみ限定される。
参考文献
Figure 0007169342000001

Claims (22)

  1. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイスの通信をハンドリングするための、無線ネットワークノードによって実施される方法であって、前記方法は、
    - 無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定すること(311)であって、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、無線リソースのプールを設定すること(311)
    を含み、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、方法。
  2. - 1つまたは複数の無線デバイスにデータを送信すること(312)であって、前記データが、無線リソースの前記設定されたプールを指示する、データを送信すること(312)
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記リソースモードが、前記無線デバイスにおいてまたは前記無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力のいずれかをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記サイドリンク能力が、前記無線デバイスのバージョンによって規定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信をハンドリングするための、前記無線デバイス(10)によって実施される方法であって、前記方法は、
    - 無線ネットワークノード(12)からデータを受信すること(321)であって、前記データが、無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示し、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、データを受信すること(321)と、
    - 前記受信されたデータに基づいて、前記無線通信ネットワーク(1)における通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用すること(322)と、
    を含み、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、方法。
  7. 前記リソースモードが、前記無線デバイスにおいてまたは前記無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定される、請求項に記載の方法。
  8. 前記サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力のいずれかをさらに含む、請求項またはに記載の方法。
  9. 前記サイドリンク能力が、前記無線デバイスのバージョンによって規定される、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、前記少なくとも1つのプロセッサに、無線デバイスまたは無線ネットワークノードによって実施される、請求項1からのいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を備えるコンピュータプログラム。
  11. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、前記少なくとも1つのプロセッサに、無線デバイスまたは無線ネットワークノードによって実施される、請求項1からのいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を備えるコンピュータプログラムを記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
  12. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイスの通信をハンドリングするための無線ネットワークノード(12)であって、前記無線ネットワークノードは、
    無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定することであって、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、無線リソースのプールを設定すること
    を行うように設定され、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、無線ネットワークノード(12)。
  13. 前記無線ネットワークノードは、
    1つまたは複数の無線デバイスにデータを送信することであって、前記データが、無線リソースの前記設定されたプールを指示する、データを送信すること
    を行うように設定された、請求項12に記載の無線ネットワークノード(12)。
  14. 前記リソースモードが、前記無線デバイスにおいてまたは前記無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定される、請求項12または13に記載の無線ネットワークノード(12)。
  15. 前記サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力のいずれかをさらに含む、請求項12から14のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(12)。
  16. 前記サイドリンク能力が、前記無線デバイスのバージョンによって規定される、請求項12から15のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(12)。
  17. 無線通信ネットワーク(1)における前記無線デバイス(10)の通信をハンドリングするための無線デバイス(10)であって、前記無線デバイス(10)は、
    無線ネットワークノード(12)からデータを受信することであって、前記データが、無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示し、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、データを受信することと、
    前記受信されたデータに基づいて、前記無線通信ネットワーク(1)における通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用することと
    を行うように設定され、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、無線デバイス(10)。
  18. 前記リソースモードが、前記無線デバイスにおいてまたは前記無線ネットワークノードにおいて無線リソースを選択することによって規定される、請求項17に記載の無線デバイス(10)。
  19. 前記サイドリンク能力は、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力、サイドリンク能力情報フォーマット中のモードインジケータをセットする能力、リソースが占有されているかどうかを検知し、フィードバックを与える能力、および、予約済みリソースの指示を受信し、これらを使用することを回避する能力のいずれかをさらに含む、請求項17または18に記載の無線デバイス(10)。
  20. 前記サイドリンク能力が、前記無線デバイスのバージョンによって規定される、請求項17から19のいずれか一項に記載の無線デバイス(10)。
  21. 処理回路要素を備える無線ネットワークノードであって、
    無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを設定することであって、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、無線リソースのプールを設定すること
    を行うように設定され、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、無線ネットワークノード。
  22. 処理回路要素を備える無線デバイスであって、
    無線ネットワークノードからデータを受信することであって、前記データが、無線デバイスについて、前記無線デバイスのモードおよび能力に基づいて使用すべき無線リソースのプールを指示し、前記モードが、無線リソースを選択する様式によって規定されるリソースモードであり、前記能力が、前記無線デバイスのサイドリンク能力に関係する、データを受信することと、
    前記受信されたデータに基づいて、前記無線通信ネットワークにおける通信のために1つまたは複数の無線リソースを使用することと
    を行うように設定され、
    前記プールが無線リソースの少なくとも2つのプールを備え、
    無線リソースの第1のプールが、少なくとも、(1)無線リソースを選択するための第1のリソースモードと、第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイス、および(2)無線リソースを選択するための第2のリソースモードと、前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイスよりも頻繁にリソース再選択を実行するよう設定された第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、かつ、無線リソースの第2のプールが、(3)前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力を有する無線デバイス、および(4)前記第1のリソースモードと、半永続的スケジューリング設定に従ってサイドリンク能力情報中のリソース予約フィールドをセットする能力を含む前記第2のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによって使用されるように設定され、
    前記第1のプールは、前記第2のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されず、かつ、前記第2のプールは、前記第1のリソースモードと前記第1のサイドリンク能力とを有する無線デバイスによっては使用されない、無線デバイス。
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