JP7168484B2 - 判定システム、判定装置、および判定方法 - Google Patents

判定システム、判定装置、および判定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7168484B2
JP7168484B2 JP2019024042A JP2019024042A JP7168484B2 JP 7168484 B2 JP7168484 B2 JP 7168484B2 JP 2019024042 A JP2019024042 A JP 2019024042A JP 2019024042 A JP2019024042 A JP 2019024042A JP 7168484 B2 JP7168484 B2 JP 7168484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
gate
identification information
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019024042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020135081A (ja
Inventor
昌也 柴山
和也 森脇
恭宏 末柄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2019024042A priority Critical patent/JP7168484B2/ja
Publication of JP2020135081A publication Critical patent/JP2020135081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7168484B2 publication Critical patent/JP7168484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

本発明は、判定システム、判定装置、および判定方法に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)において、第5世代(NR:Ne
w Radio)の通信システムの検討が行われている(非特許文献1参照)。このようなNRの検討には、第4世代よりも高い周波数帯を含むビームマネージメント・レポーティングに関する仕様が策定されている(非特許文献2、3参照)。第4世代よりも高い周波数帯のビームは、比較的限られた範囲内に伝播するので、局所的な領域でサービスを提供するシステムへの応用が考えられる。特に、ユーザが所持する通信端末を用いることで、特定の通路、領域、施設等にタッチレスで入退場するシステム等への応用が望まれている。
このようなシステムにおいては、例えば、ユーザの通信端末に当該ユーザが入退場の資格を有するか否かの情報を端末情報として記憶し、当該端末情報を授受することによってゲートの開閉を制御することが考えられる。しかしながら、高周波数帯域のビームは、ある程度の広がりを有して伝播することがあり、また、反射波等が発生することもある。したがって、意図した領域以外の通信端末と通信してしまうことあり、ユーザの位置の特定が困難になることがあった。例えば、タッチレスゲート等のシステムの場合、開閉すべきゲートを誤判定してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの通信端末と情報を授受するシステムにおいて、特定の通信端末が所定の位置に存在しているか否かをより正確に判定できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、第1位置を通過する人を検出する検出装置と、前記第1位置に対応する第1領域に周波数ビームを照射するビーム照射装置と、通信端末を所持するユーザが所定の位置を通過したか否かを判定する判定装置とを備え、前記判定装置は、前記第1位置を通過する人を検出した結果を前記検出装置から受信する検出結果受信部と、前記第1領域に照射された周波数ビームを受信した前記通信端末から、前記周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を受信する情報受信部と、前記検出装置が人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する前記所定の位置を通過したか否かを判定する判定部とを有する、判定システムを提供する。
前記判定システムは、前記ユーザが通過する通路に設けられた開閉可能なゲートを更に備え、前記第1位置は、前記ゲートに対応して前記通路上に配置され、前記判定装置は、前記所定の位置を通過したと判定されたユーザの前記端末情報に基づいて、前記ゲートの開閉を制御するゲート制御部を更に有してもよい。
前記判定システムは、前記ゲートと予め定められた距離だけ離間した第2位置に設けられ、前記通路を通過する人を撮像する撮像装置を更に備え、前記判定装置は、前記ユーザの画像情報が予め記憶されている記憶部と、前記ユーザの画像情報と前記撮像装置の撮像結果とに基づき、前記通路を通過する人を認証するユーザ認証部とを更に有し、前記ゲート制御部は、前記通路を通過する人の認証結果を更に用いて、前記ゲートの開閉を制御してもよい。
前記ゲート制御部は、前記ゲートを開けて前記ユーザを通過させた場合、前記記憶部に記憶された前記ユーザの画像情報を消去してもよい。前記情報受信部は、前記ユーザの前記通信端末から前記ビーム識別情報を継続して受信し、前記判定部は、前記ビーム識別情報の継続した受信結果に基づき、前記ユーザが前記所定の位置を通過したか否かを判定してもよい。
前記情報受信部は、複数のユーザのそれぞれが所持する複数の通信端末のうち、前記周波数ビームを受信した1または複数の通信端末から前記ビーム識別情報および前記端末情報をそれぞれ受信し、前記判定部は、1または複数の前記ビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザが前記所定の位置を通過したか否かを判定してもよい。
前記ゲート制御部は、前記所定の位置を通過したと判定された前記ユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザの前記端末情報に基づき、前記ゲートの開閉を制御してもよい。
前記検出装置は、予め定められた複数の位置にそれぞれ設けられ、前記ビーム照射装置は、前記複数の位置のそれぞれに対応して予め定められた複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含めた前記周波数ビームをそれぞれ照射し、前記情報受信部は、複数のユーザのそれぞれが所持する複数の通信端末のうち、前記周波数ビームを受信した1または複数の通信端末から前記ビーム識別情報および前記端末情報をそれぞれ受信し、前記判定部は、1または複数の前記ビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザが前記複数の位置のうち少なくとも1つの位置に対応する所定の位置を通過したか否かを判定してもよい。
前記判定システムは、前記ユーザが通過する複数の通路に設けられた開閉可能な複数のゲートを備え、前記複数の位置は、前記複数のゲートのそれぞれに対応して前記複数の通路上にそれぞれ配置され、前記ゲート制御部は、前記複数の位置に対応する複数の所定の位置のうち少なくとも1つの所定の位置を通過したと判定された1または複数のユーザの前記端末情報に基づいて、当該少なくとも1つの所定の位置に対応する前記ゲートの開閉を制御してもよい。
前記判定システムは、前記複数のゲートのそれぞれと予め定められた距離だけ離間した複数の位置に設けられ、前記複数の通路を通過する人をそれぞれ撮像する複数の撮像装置と、前記ユーザの画像情報と前記複数の撮像装置がそれぞれ撮像した撮像結果とに基づき、前記複数の通路を通過する1または複数の人を認証するユーザ認証部とを備え、前記ゲート制御部は、人の認証結果を更に用いて、前記複数のゲートの開閉をそれぞれ制御してもよい。前記ユーザの前記端末情報は、前記所定の位置から進行方向に続いている通路への通行を許可するか否かの情報を含んでもよい。
本発明の第2の態様においては、第1位置を通過する人を検出した結果を検出装置から受信する検出結果受信部と、前記第1位置に対応する第1領域に照射された周波数ビームを受信したユーザの通信端末から、前記周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を受信する情報受信部と、前記検出装置が人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する所定の位置を通過したか否かを判定する判定部とを備える、判定装置を提供する。
本発明の第3の態様においては、第1位置を通過する人を検出するステップと、前記第1位置に対応する第1領域に周波数ビームを照射するステップと、通信端末を所持するユーザが所定の位置を通過したか否かを判定するステップとを備え、前記判定するステップは、前記第1位置を通過する人を検出した結果を受信するステップと、前記第1領域に照射された周波数ビームを受信した前記通信端末から、前記周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を受信するステップと、人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する前記所定の位置を通過したか否かを判定するステップとを有する、判定方法を提供する。
本発明によれば、ユーザの通信端末と情報を授受するシステムにおいて、特定の通信端末が所定の位置に存在しているか否かをより正確に判定できるという効果を奏する。
本実施形態に係る判定システム10の構成例を示す。 本実施形態に係る判定システム10の動作フローの一例を示す。 本実施形態に係る判定システム10の動作フローの変形例を示す。 本実施形態に係る判定システム10の第1変形例を示す。 本実施形態に係る判定システム10の第2変形例を示す。
<判定システム10の構成例>
図1は、本実施形態に係る判定システム10の構成例を示す。判定システム10は、予め定められた領域の範囲に存在する通信端末と通信して、特定の端末情報を記憶した通信端末を所持するユーザが所定の位置を通過したか否かを判定する。図1は、判定システム10が通路20を通過しているユーザ30の通信端末40と通信するタッチレスゲートを構成している例を示す。判定システム10は、ゲート110と、検出装置120と、ビーム照射装置130と、判定装置140とを備える。
ゲート110は、ユーザ30が通過する通路20に設けられている。ゲート110は、例えば、仕切り板、扉、ドア等が開閉可能に設けられている。これに代えて、また、これに加えて、ゲート110は、音および/または光等によって通行の可否を示してもよい。また、ゲート110は、表示部等によって通行の可否を示してもよい。ゲート110は、例えば、通行を許可された人が通過できるように開閉が制御されることが望ましい。図1は、通路20の境界に壁22および壁24が設けられており、壁22および壁24の一方の端部にゲート110が設けられている例を示す。
検出装置120は、第1位置50を通過する人を検出する。第1位置50は、通路20上の予め定められた位置である。第1位置50は、例えば、ゲート110に対応して通路20上に配置されている。第1位置50は、ゲート110に向かう人を検出装置120が検出可能とするための位置である。これにより、検出装置120は、通路20上において、第1位置50を通過してゲート110に向かう人を検出する。図1は、壁22および壁24のゲート110が設けられている端部とは反対側の端部に第1位置50が配置されている例を示す。
検出装置120は、一例として、赤外線センサ122および光源部124を有する。光源部124は、赤外線センサ122から予め定められた距離だけ離れた位置に設けられ、赤外線を赤外線センサ122に向けて射出する。この場合、検出装置120は、赤外線センサ122および光源部124の間を人が通過して赤外線センサ122の出力が低減することに応じて、当該人の通過を検出する。なお、検出装置120は、赤外線に代えて、可視光、超音波等を検出するセンサ、人が通過する場合の振動、荷重等を検出するセンサ、カメラ等の画像を検出するセンサ等を有してもよい。
ビーム照射装置130は、第1位置50に対応する第1領域60に周波数ビームを照射する。第1領域60は、通路20を通過する人が所有する通信端末に周波数ビームが照射できるように、第1位置50に対応して予め設定された領域である。第1領域60は、例えば、通路20上の少なくとも一部の領域を含む。第1領域60は、通路20上において、第1位置50よりもゲート110に近い領域を含むことが望ましい。また、第1領域60は、第1位置50を含んでもよい。更に、第1領域60は、第1位置50よりもゲート110から遠い領域を含んでもよい。図1は、第1領域60が、第1位置50と、第1位置50よりもゲート110に近い領域と、第1位置50よりもゲート110から遠い領域とを含む例を示す。
ビーム照射装置130は、このような第1領域60に予め定められた周波数帯域の周波数ビームを照射する。ビーム照射装置130は、例えば、通信規格等で予め設定された周波数ビームを照射する。周波数ビームの周波数帯域は、数GHzから数十GHzの周波数を含む帯域である。例えば、周波数ビームの周波数帯域は、10GHzから40GHzの周波数を含む帯域でよく、20GHzから30GHzの周波数を含む帯域であってもよい。なお、局所的な領域で周波数ビームを用いることから、周波数ビームの周波数帯域は、より高い周波数帯域であることが望ましく、30GHzから40GHzの周波数を含む帯域であってもよく、また、40GHzを超える周波数を含む帯域であってもよい。
ビーム照射装置130は、ビーム識別情報を含めて周波数ビームを照射する。ビーム識別情報は、照射した周波数ビームを識別するための情報である。例えば、ビーム識別情報は、照射した領域に応じて異なる情報を有する。図1の例の場合、ビーム照射装置130は、第1領域60に対応するビーム識別情報を含む周波数ビームを当該第1領域60に照射する。これにより、通信端末40を所持するユーザ30が第1領域60内に入ると、通信端末40は、当該第1領域60に対応するビーム識別情報を含む周波数ビームを受信することになる。
ビーム照射装置130は、例えば、予め定められた周期で周波数ビームを照射してよく、これに代えて、予め定められた時間スケジュールに応じて周波数ビームを照射してもよい。これに代えて、ビーム照射装置130は、周波数ビームを継続して照射してもよい。また、ビーム照射装置130は、判定装置140の動作に応じて、周波数ビームを照射する頻度を変更してもよい。例えば、ビーム照射装置130は、判定装置140が判定動作をしていない状態よりも、判定動作をしている状態の方が、周波数ビームを照射する頻度を高くする。また、ビーム照射装置130は、判定装置140からの要求に応じて、周波数ビームを照射してもよい。
判定装置140は、通信端末40を所持するユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する。ここで、所定の位置70は、例えば、通路20上における第1領域60内の予め定められた位置である。所定の位置70は、通路20上における第1位置50からゲート110までの間に配置されていることが望ましい。また、所定の位置70は、第1位置50とほぼ等しい位置であってもよい。
判定装置140は、例えば、通路20上のゲート110の先まで行きたいユーザ30が、通路20を歩行して第1位置50を通過し、ゲート110の前の所定の位置70に到達したことを判定する。判定装置140は、一例として、サーバ等のコンピュータである。判定装置140は、検出結果受信部210と、情報受信部220と、記憶部230と、判定部240と、ゲート制御部250とを有する。
検出結果受信部210は、第1位置50を通過する人を検出した結果を検出装置120から受信する。検出結果受信部210は、例えば、検出装置120と有線または無線で接続されている。この場合、検出結果受信部210は、検出装置120とネットワークを介して接続されていてよい。
情報受信部220は、第1領域60に照射された周波数ビームを受信した通信端末40から、周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び通信端末40に記憶された端末情報を受信する。即ち、通信端末40は、第1領域60において、ビーム照射装置130から周波数ビームを受信したことに応じて、周波数ビームのビーム識別情報と、当該通信端末40に予め記憶された端末情報とを情報受信部220に送信する。
端末情報は、通信端末40に対応する固有の情報である。端末情報は、例えば、所定の位置70から進行方向に続いている通路への通行を許可するか否かの情報を含む。端末情報は、一例として、入場チケットとしての機能を有する。また、端末情報は、ユーザ30および/または通信端末40を識別する情報を含んでもよい。
ここで、ビーム照射装置130および情報受信部220は、例えば、ユーザ30の通信端末40と通信可能な基地局の少なくとも一部である。通信端末40は、通信規格に則って、周波数ビームの受信に応じて、ビーム識別情報および端末情報を情報受信部220に送信する。また、必要に応じて、ビーム照射装置130および情報受信部220と、通信端末40とは、他の情報を授受してもよい。通信端末40は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機器、タブレット型PC、小型PC、およびノート型PC等といった通信可能なデバイスである。
記憶部230は、受信したビーム識別情報および端末情報を記憶する。例えば、情報受信部220は、ビーム識別情報および端末情報を受信する毎に、当該情報を記憶部230に記憶する。また、記憶部230は、第1位置50を通過する人を検出した結果を記憶してもよい。
また、記憶部230は、サーバ等が判定装置140として機能するOS(Operating System)、およびアプリケーションソフトウェアの情報を格納してもよい。また、記憶部230は、当該アプリケーションソフトウェアの実行時に参照されるデータベースを含む種々の情報を格納してもよい。例えば、サーバ等のコンピュータは、記憶部230に記憶されたプログラムを実行することによって、検出結果受信部210、情報受信部220、記憶部230、判定部240、およびゲート制御部250の少なくとも一部として機能する。
記憶部230は、例えば、コンピュータ等のBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)、および作業領域となるRAM(Random Access Memory)を含む。また、記憶部230は、HDD(Hard Disk Drive)および/またはSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置を含んでもよい。また、コンピュータは、GPU(Graphics Processing Unit)等を更に備えてもよい。
また、記憶部230は、判定装置140が利用する設定値等の情報を格納してもよい。また、記憶部230は、判定装置140の動作の過程で生成する(または利用する)中間データ、算出結果、閾値、およびパラメータ等をそれぞれ格納してもよい。また、記憶部230は、判定装置140内の各部の要求に応じて、格納したデータを要求元に供給してもよい。更に、記憶部230は、判定システム10内の各部の要求に応じて、格納したデータを要求元に供給してもよい。
判定部240は、検出装置120が人を検出したタイミングに対応する期間に通信端末40が送信したビーム識別情報及び端末情報に基づいて、ユーザ30が第1位置50に対応する所定の位置70を通過したか否かを判定する。判定部240は、例えば、検出装置120が人を検出した検出タイミングの直前および/または直後に受信したビーム識別情報および端末情報に基づいて、ユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する。一例として、判定部240は、検出装置120の検出タイミングの直後に受信したビーム識別情報が第1領域60に対応する情報の場合、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定する。
また、判定部240は、当該検出タイミングの直前および/または直後の予め定められた期間に受信したビーム識別情報および端末情報に基づいて、ユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定してもよい。例えば、情報受信部220は、ユーザ30の通信端末40からビーム識別情報を継続して受信し、判定部240は、ビーム識別情報の継続した受信結果に基づき、ユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する。一例として、情報受信部220が第1領域60に対応するビーム識別情報を継続して受信している期間に、検出結果受信部210が第1位置50における人の検出結果を受信したことに応じて、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定する。
ゲート制御部250は、所定の位置70を通過したと判定されたユーザ30の端末情報に基づいて、ゲート110の開閉を制御する。ゲート制御部250は、例えば、ユーザ30の端末情報がゲート110の先への通行を許可する情報を含む場合、ゲート110を開ける。なお、通行の許可を示す情報は、判定システム10または判定システム10とは異なるシステム等によって、予め通信端末40に記憶されているものとする。
以上の判定システム10は、第1位置50に対応する第1領域60に照射した周波数ビームに基づいて通信端末40から送信されるビーム識別情報を受信して、当該通信端末40を所持するユーザ30が第1領域60内に入ったことを判定できる。しかしながら、周波数ビームは、ある程度の広がりを有して伝播するので、第1領域60外の通信端末40が受信してしまうことがある。また、周波数ビームが、人、壁等に反射することもあるので、この場合も、第1領域60外の通信端末40が受信してしまうことがある。
この場合、判定システム10は、ビーム識別情報だけを用いた場合、第1領域60外にユーザ30がいても、当該ユーザ30が第1領域60内に入ったと誤判定してしまうことがある。したがって、ビーム識別情報だけで判定システム10をタッチレスゲート等に適用すると、通路20上をユーザ30が移動していなくても、ゲート110を開放してしまうことがある。このような誤動作が発生すると、例えば、通信端末40を所持していない他人がゲート110を通過してしまうことがある。
そこで、本実施形態に係る判定システム10は、検出装置120の第1位置50における人の検出結果に基づき、第1領域60内に入ったユーザ30が確実に第1領域60内に入っていることを判断する。これにより、判定システム10は、第1領域60内に入ったユーザ30が第1位置50から所定の位置70を通過してゲート110に向かっていることを判断できる。このように、判定システム10は、ゲート110を通過したいユーザ30が通路20を通過する場合、ユーザ30の移動を適切に判定し、端末情報に基づいてゲート110の開閉を制御する。このような判定システム10の動作フローについて次に説明する。
<判定システム10の動作フロー>
図2は、本実施形態に係る判定システム10の動作フローの一例を示す。本実施形態において、判定システム10が図2に示す動作フローを実行して、駅の改札等に用いられるタッチレスゲートとして機能する例を説明する。
まず、ビーム照射装置130は、第1領域60に周波数ビームを照射する(S210)。ここで、第1領域60は、図1で説明したように、第1位置50と、第1位置50よりもゲート110に近い領域と、第1位置50よりもゲート110から遠い領域とを含む領域とする。これにより、ユーザ30が第1領域60に入ると、ユーザ30が所持する通信端末40が周波数ビームを受信する。通信端末40は、ビーム照射装置130から周波数ビームを受信したことに応じて、周波数ビームのビーム識別情報と、当該通信端末40に予め記憶された端末情報とを情報受信部220に送信する。
判定システム10は、このようにユーザ30が第1領域60に入ることを待つ。即ち、判定システム10は、通信端末40からのビーム識別情報および端末情報を受信したか否かを確認する(S220)。判定システム10は、情報受信部220が通信端末40からビーム識別情報および端末情報を受信しない場合(S220:No)、S210に戻る。判定システム10は、情報受信部220が通信端末40からビーム識別情報および端末情報を受信するまで、S210およびS220の動作を繰り返す。判定システム10は、情報受信部220が通信端末40からのビーム識別情報および端末情報を受信した場合(S220:Yes)、記憶部230に受信した情報を記憶する。
次に、判定システム10は、ユーザ30が第1位置50を通過することを待つ。即ち、判定システム10は、検出結果受信部210が検出装置120の人の検出結果を受信したか否かを確認する(S230)。判定システム10は、検出結果受信部210が検出装置120からの検出結果を受信しない場合(S230:No)、S210に戻る。この場合、ユーザ30は、第1領域60内に入ってはいるが、第1位置50までは進んでいない。
このようなユーザ30は、第1領域60の外に移動することがある。また、ユーザ30は、第1領域60外で、周波数ビームを受信していることもある。そこで、判定システム10は、ユーザ30が第1位置50に進むまで、S210からS230の動作を繰り返して、ビーム識別情報および端末情報を継続して受信する。また、ユーザ30が第1領域60の外に移動した場合は、同じユーザ30または異なるユーザ30が第1領域60に移動するまで、S210からS230の動作を繰り返す。
判定システム10は、検出結果受信部210が検出装置120の人の検出結果を受信した場合(S230:Yes)、ユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する(S240)。例えば、検出結果受信部210が検出装置120の検出結果を受信した直後または直前に、情報受信部220が受信したビーム識別情報が第1領域60に対応する情報の場合、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定する。
ここで、第1領域60にユーザ30が入り、第1位置50で人が検出された場合、検出された当該人は、ユーザ30である可能性が高い。そこで、判定部240は、当該人の検出タイミングに近いタイミングで第1領域60に対応するビーム識別情報を受信した場合、検出された当該人は、第1領域60に入ったユーザ30であり、当該ユーザ30が通路20上の第1位置50および所定の位置70を通過したと判定する(S240:Yes)。
なお、第1位置50および所定の位置70の間の距離は、ユーザ30が検出装置120の人の検出タイミングから、次に情報受信部220がビーム識別情報を受信するタイミングまでの間に、ユーザ30が進む距離程度以下であることが望ましい。また、第1位置50および所定の位置70は一致していてもよく、これに代えて、所定の位置70は、第1位置50よりもゲート110から遠い位置であってもよい。
なお、第1領域60にユーザ30が入り、第1位置50で人が検出されても、情報受信部220が第1領域60に対応するビーム識別情報を受信しないことがある。例えば、通信端末40を所持していない人が第1位置50を通過することがある。この場合、人が検出されても、情報受信部220はビーム識別情報を受信できないので、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70まで通過したとは判定しない(S240:No)。
判定部240がユーザ30の所定の位置70までの通過を判定しなかった場合(S240:No)、ゲート制御部250は、ゲート110を閉じるか、またはゲート110を閉じたままとする(S250)。ゲート制御部250は、ゲート110等に表示部等が設けられている場合、当該表示部に、通行できないことを表示させてもよい。また、ゲート制御部250は、音声等で、通行できないことを通知させてもよい。また、ゲート制御部250は、通行を許可できない人がゲート110に来ていることを、ゲート110の周辺にいる管理者、使用者、オペレータ等に通知してもよい。
判定部240がユーザ30の所定の位置70までの通過を判定した場合(S240:Yes)、ゲート制御部250は、ユーザ30の端末情報を確認する(S260)。例えば、端末情報が通路20の先までの通行を許可する情報を含まない場合(S260:No)、ゲート制御部250は、ゲート110を閉じるか、またはゲート110を閉じたままとする(S250)。
例えば、判定システム10が駅の改札に設けられている場合、ゲート制御部250は、端末情報が運賃、切符および定期等の電車に乗るための情報、入場券等の駅構内に入場するための情報等を含むか否かを確認する。端末情報にこのような通路20の先までの通行を許可する情報を含む場合(S260:Yes)、ゲート制御部250は、ゲート110を開放する(S270)。これにより、通信端末40に予めゲート110を通行できる情報を端末情報として記録させたユーザ30は、当該通信端末40を所持して通路20を歩くだけで、ゲート110を通過することができる。即ち、判定システム10は、タッチレスゲートとして機能することができる。
なお、駅の改札等に設けられているタッチレスゲートは、ユーザ30の入場および退場に基づき、乗車料金等を精算する。そこで、ゲート制御部250は、ゲート110の開閉に基づき、このような外部の課金システム等にユーザ30の情報を通知してもよい。同様に、ユーザ30の入場および退場を管理している管理システム等が外部に設けられている場合、ゲート制御部250は、ゲート110の開閉に基づき、ユーザ30の情報を当該管理システムに通知してもよい。
以上の本実施形態に係る判定システム10は、ビーム照射装置130が、第1位置50と、第1位置50よりもゲート110に近い領域と、第1位置50よりもゲート110から遠い領域とを含む第1領域60に周波数ビームを照射する例を説明した。しかしながら、ビーム照射装置130が周波数ビームを照射する第1領域60は、これに限定されることはない。第1領域60は、第1位置50と、第1位置50よりもゲート110に近い領域とを含む領域であってもよい。また、第1領域60は、第1位置50、または、第1位置50よりもゲート110に近い領域であってもよい。これらの場合、図2に示した動作フローにおいて、S210およびS220の動作は、S230の動作の後に実行されることになる。このような動作フローを次に説明する。
<判定システム10の動作フローの変形例>
図3は、本実施形態に係る判定システム10の動作フローの変形例を示す。本変形例の動作フローにおいて、図2に示された本実施形態に係る判定システム10の動作フローの動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。
本変形例の動作フローは、まず、検出結果受信部210が検出装置120による人の検出結果を待ち受ける(S310)。検出結果受信部210は、検出装置120からの第1位置50における人の検出結果を受信するまで、検出結果を待ち受ける動作を繰り返す(S310:No)。
検出結果受信部210が検出装置120からの検出結果を受信した場合(S310:Yes)、ビーム照射装置130は、第1領域60に周波数ビームを照射する(S210)。なお、ビーム照射装置130による周波数ビームの照射は、S310において検出結果受信部210が検出装置120による人の検出結果を待ち受ける動作よりも前に実行されてもよい。
次に、情報受信部220は、通信端末40からのビーム識別情報および端末情報の送信を待ち受ける(S320)。情報受信部220は、例えば、予め定められた期間、通信端末40からの送信を待ち受ける。情報受信部220は、通信端末40からのビーム識別情報および端末情報を受信した場合、記憶部230に受信した情報を記憶する。ここで、情報受信部220は通信端末40からの送信を所定の時間だけ待ち受ければよく、ビーム識別情報および端末情報の送信の有無にかかわらず、判定システム10は、次のS330の動作に進む。
次に、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する(S330)。例えば、情報受信部220が受信したビーム識別情報が第1領域60に対応する情報の場合、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定する(S330:Yes)。即ち、検出装置120が第1領域60の第1位置50を人が通過したことを検出してから、第1領域60に対応するビーム識別情報を情報受信部220が受信しているので、第1位置50で検出された人は、ユーザ30である可能性が高い。
これに対し、検出装置120が第1領域60の第1位置50を人が通過したことを検出してから、第1領域60に対応するビーム識別情報を情報受信部220が受信していない場合、判定部240は、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定しない(S330:No)。即ち、第1位置50で人が検出されても、情報受信部220がビーム識別情報を受信しなかった場合、判定部240は、検出された人が通信端末40を所持していない人と判定する。
判定部240がユーザ30の所定の位置70までの通過を判定しなかった場合(S330:No)、ゲート制御部250は、ゲート110を閉じるか、またはゲート110を閉じたままとする(S250)。判定部240がユーザ30の所定の位置70までの通過を判定した場合(S330:Yes)、ゲート制御部250は、ユーザ30の端末情報を確認する(S260)。なお、S250からS270までの動作は、既に図2で説明したので、ここでは説明を省略する。以上のように、本変形例に係る判定システム10においても、タッチレスゲートとして機能することができる。
以上の本実施形態に係る判定システム10は、ビーム照射装置130が第1領域60に周波数ビームを照射する例を説明したが、これに限定されることはない。ビーム照射装置130は、第1領域60とは異なる領域に、第1領域60とは異なるビーム識別情報を含めた周波数ビームを照射してもよい。例えば、ビーム照射装置130は、互いに異なる複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含めた周波数ビームを照射する。
これにより、例えば、第1領域60とは異なる領域からユーザ30が第1領域60に向かって進行すると、情報受信部220は、ユーザ30が通過する領域に応じて、異なるビーム識別情報を受信することになる。したがって、判定部240は、情報受信部220が受信したビーム識別情報の変化に基づき、ユーザ30の位置を予測することができる。このように、判定部240は、情報受信部220が受信したビーム識別情報の連続的な変化を解析することにより、ユーザ30が第1領域60に向かって進行しているか否かを判定できる。
そこで例えば、図2のS240の動作において、判定部240は、検出装置120が人を検出するタイミングよりも前に、ユーザ30が第1領域60に向かって進行していることを判定した場合、ユーザ30が所定の位置70を通過したと判定する。これにより、ユーザ30がゲート110の前に向けて進んだことを、より確実に判定することができる。
なお、以上の判定システム10は、複数のユーザ30が利用しても、同様の動作でタッチレスゲートとして動作することができる。この場合、情報受信部220は、複数のユーザ30のそれぞれが所持する複数の通信端末40のうち、周波数ビームを受信した1または複数の通信端末40からビーム識別情報および端末情報をそれぞれ受信する。そして、判定部240は、1または複数のビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザ30が所定の位置70を通過したか否かを判定する。
これにより、判定システム10は、通信端末40を所持した複数のユーザ30がゲート110までそれぞれ進行したか否かを判定して、それぞれのユーザ30の端末情報に応じて、ゲート110を開閉できる。なお、複数のユーザ30がタッチレスゲートを利用する場合、1つのゲート110の前に複数のユーザ30がほぼ同時に到達してしまうことがある。この場合、本実施形態に係る判定システム10は、複数のユーザ30がそれぞれ所持する通信端末40から、それぞれの端末情報を取得することができるので、複数の端末情報に応じた制御を実行できる。
ゲート制御部250は、所定の位置70を通過したと判定されたユーザ30が複数存在する場合、当該複数のユーザ30の端末情報に基づき、ゲート110の開閉を制御する。例えば、ゲート制御部250は、複数のユーザ30の端末情報の全てがゲート110の通過を許可する情報の場合、ゲート110を開放する。これにより、判定システム10は、通行を許可された複数のユーザ30がゲート110に移動するだけで、当該ゲート110を通過させることができる。
また、ゲート制御部250は、複数のユーザ30の端末情報のうち1つ以上の端末情報がゲート110の通過を許可する情報ではない場合、ゲート110を閉じる。これにより、判定システム10は、通行を許可されていない人が、通行を許可された人と共にゲート110に移動して、当該ゲート110を通過してしまうことを防止できる。
以上のように、判定システム10は、端末情報を用いることで、通行が許可されているか否かを判定できる。しかしながら、通行を許可されていない人が、他人の通信端末40を不正に所持することにより、ゲート110の通過を試みる場合もある。また、通行を許可されていない人が、通信端末40を持たずに、通行を許可されているユーザ30とほぼ同時にゲート110に移動して、ゲート110の通過を試みる場合もある。本実施形態に係る判定システム10は、このような成りすまし等の不正を防止できるように構成されてもよい。このような判定システム10について、次に説明する。
<判定システム10の第1変形例>
図4は、本実施形態に係る判定システム10の第1変形例を示す。第1変形例の判定システム10において、図1に示された本実施形態に係る判定システム10の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。第1変形例の判定システム10は、撮像装置410を備える。また、判定装置140は、ユーザ認証部420を有する。
撮像装置410は、ゲート110と予め定められた距離だけ離間した第2位置80に設けられ、通路20を通過する人を撮像する。撮像装置410は、カメラ等であり、通路20を通過する人の少なくとも顔を撮像することが望ましい。例えば、撮像装置410は、ゲート110の前まで来た人の顔を撮像する。また、撮像装置410は、複数の人がゲート110の前まで来た場合、当該複数の人の顔を撮像できることが望ましい。
第2位置80は、第1位置50、所定の位置70、および/またはゲート110の前に来た人を、撮像装置410が正面から撮像可能となるような位置であることが望ましい。第2位置80は、例えば、ゲート110よりも第1位置50からは離れた位置である。例えば、通路20上において、第1位置50、ゲート110、および第2位置は、この順に並んで配置される。
撮像装置410は、検出装置120が第1位置50を通過する人を検出したことに応じて、当該人を撮像してよい。この場合、例えば、検出結果受信部210が、撮像装置410に撮像の指示を通知してもよく、これに代えて、検出装置120が撮像装置410に撮像の指示を通知してもよい。また、撮像装置410は、検出装置120が第1位置50を通過する人を検出したタイミングよりも、予め定められた時間だけ遅れて、当該人を撮像してもよい。これにより、撮像装置410は、よりゲート110に近い位置で通路20を進行する人を撮像できる。撮像装置410は、例えば、撮像した画像情報を記憶部230に記憶する。
第1変形例の記憶部230は、ユーザ30の画像情報が予め記憶されている。例えば、判定システム10または判定システム10とは異なるシステム等は、予めユーザ30の通信端末40に通行の許可を示す端末情報を供給する場合に、当該ユーザ30の画像情報を取得して、記憶部230の記憶することが望ましい。これにより、ユーザ30の端末情報と、当該ユーザ30の画像情報とを予め対応付けて記憶部230に記憶することができる。
ユーザ認証部420は、ユーザ30の画像情報と撮像装置410の撮像結果とに基づき、通路20を通過する人を認証する。ユーザ認証部420は、例えば、撮像装置410が通路20を通過する人を撮像したことに応じて、当該人を認証する。この場合、ユーザ認証部420は、例えば、検出結果受信部210または撮像装置410から、ユーザ認証を開始するタイミングを受け取る。
ユーザ認証部420は、顔画像の画像処理等によって、通路20を通過する人がユーザ30であるか否かを認証する。また、ユーザ認証部420は、記憶部230に複数のユーザ30の画像情報が記憶されている場合、当該複数の画像情報のそれぞれと、撮像画像とを認証する。ユーザ認証部420は、複数の画像情報のうちいずれか1つの画像情報と、撮像画像とが認証できた場合、認証できたことを示す情報をゲート制御部250に供給する。また、ユーザ認証部420は、認証済みのユーザ30の端末情報をゲート制御部250に供給してもよい。ユーザ認証部420は、撮像画像を認証できなかった場合、認証できなかったことを示す情報をゲート制御部250に供給する。
第1変形例のゲート制御部250は、通路20を通過する人の認証結果を更に用いて、ゲート110の開閉を制御する。ゲート制御部250は、ユーザ30の端末情報が通路20の先までの通行を許可する情報を含み、撮像画像を認証できた場合、ゲート110を開放する。また、ゲート制御部250は、ユーザ30の端末情報が通路20の先までの通行を許可する情報を含まない場合、および、端末情報が通行を許可する情報を含んでも撮像画像を認証できなかった場合、ゲート110を閉じる。
これにより、第1変形例の判定システム10は、ユーザ30の成りすましを防止することができる。なお、ゲート制御部250は、情報受信部220が受信したユーザ30の端末に固有の情報と、ユーザ認証部420が認証して取得した端末に固有の情報とを更に比較してもよい。これにより、判定システム10は、登録したユーザ同士の成りすましも防止することができる。
また、ユーザ認証部420は、撮像装置410の撮像画像が複数の人の顔画像を含む場合、複数の顔画像のそれぞれに対する認証を実行してもよい。この場合、ゲート制御部250は、複数のユーザ30の端末情報の全てが通路20の先までの通行を許可する情報を含み、全ての顔画像を認証できた場合、ゲート110を開放する。これにより、判定システム10は、通信端末40を所持しない人が複数のユーザ30に紛れ込んでも、適切にゲート110の開閉を制御することができる。
また、ユーザ認証部420は、撮像装置410の撮像画像が複数の人の顔画像を含む場合、撮像画像に含まれている人の人数を、所定の位置70を通過した人数としてゲート制御部250に通知してもよい。ゲート制御部250は、複数のユーザ30の端末情報の数と、所定の位置70を通過した人数とが一致し、端末情報の全てが通路20の先までの通行を許可する情報を含む場合、ゲート110を開放する。この場合であっても、判定システム10は、通信端末40を所持しない人が複数のユーザ30に紛れ込んだ場合、端末情報の数が減少しているので、適切にゲート110の開閉を制御することができる。
また、第1変形例の判定システム10は、一定の期間の経過または一定の動作が終了した後に、記憶したユーザ30の情報を破棄してもよい。例えば、ゲート制御部250は、ゲート110を開けてユーザ30を通過させた場合、記憶部230に記憶されたユーザ30の画像情報を消去する。これにより、判定システム10は、不要な情報を消去して、システムに必要な記憶容量を低減させることができる。また、判定システム10は、個人情報の漏洩等のリスクを低減させることができる。
以上の本実施形態に係る判定システム10は、ゲート110を1つ備える構成例について説明したが、これに限定されることはない。判定システム10は、複数のゲート110を備えてよく、また、撮像装置410も対応して複数設けられていてもよい。このような判定システム10について次に説明する。
<判定システム10の第2変形例>
図5は、本実施形態に係る判定システム10の第2変形例を示す。第2変形例の判定システム10において、図1および図4に示された判定システム10の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。第2変形例の判定システム10は、複数の通路20と、複数の通路20に対応する複数のゲート110および複数の検出装置120とを備える。図5は、2つの通路20と、2つの通路20に対応する2つのゲート110および2つの検出装置120とを備える例を示す。
複数のゲート110は、ユーザ30が通過する複数の通路20に設けられている。複数のゲート110のそれぞれは、ゲート制御部250の制御信号によって開閉可能に設けられている。複数の検出装置120は、複数の通路20に対応する予め定められた複数の位置にそれぞれ設けられる。検出装置120のそれぞれは、対応する通路20を通過する人を検出する。ここで、複数の位置は、複数のゲート110のそれぞれに対応して複数の通路20上にそれぞれ配置されている。
ビーム照射装置130は、検出装置120が設けられている複数の位置のそれぞれに対応して予め定められた複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含めた周波数ビームをそれぞれ照射する。複数の領域のそれぞれは、複数の通路20のうち対応する1つの通路20上の一部の領域を含む。複数の領域は、互いに重なり合わないように予め定められることが望ましい。したがって、判定システム10が反射等の影響のない理想的な通信環境にある場合、一の通路20を通過するユーザ30の所持する通信端末40は、周波数ビームを受信したことに応じて、当該一の通路20に対応付けられたビーム識別情報および端末情報を情報受信部220に送信する。
情報受信部220は、複数のユーザ30のそれぞれが所持する複数の通信端末40のうち、周波数ビームを受信した1または複数の通信端末40からビーム識別情報および端末情報をそれぞれ受信する。例えば、第1通路20aに第1検出装置120aが設けられた位置aに対応する領域60aに第1ユーザ30aが入った場合、第1ユーザ30aが所持する第1通信端末40aが位置aに対応するビーム識別情報と端末情報とを情報受信部220に送信する。また、例えば、第2通路20bに第2検出装置120bが設けられた位置bに対応する領域60bに第2ユーザ30bが入った場合、第2ユーザ30bが所持する第2通信端末40bが位置bに対応するビーム識別情報と端末情報とを情報受信部220に送信する。この場合、情報受信部220は、第1通信端末40aおよび第2通信端末40bから送信された情報をそれぞれ受信する。
判定部240は、1または複数のビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザ30が複数の位置のうち少なくとも1つの位置に対応する所定の位置70を通過したか否かを判定する。例えば、第1検出装置120aが位置aで人の通過を検出したタイミングに対応する期間に、第1通信端末40aが位置aに対応するビーム識別情報を送信したことに応じて、判定部240は、第1ユーザ30aが位置aに対応する所定の位置70aを通過したか否かを判定する。同様に、第2検出装置120bが位置bで人の通過を検出したタイミングに対応する期間に、第2通信端末40bが位置bに対応するビーム識別情報を送信したことに応じて、判定部240は、第2ユーザ30bが位置bに対応する所定の位置70bを通過したか否かを判定する。
ゲート制御部250は、複数の位置に対応する複数の所定の位置70のうち少なくとも1つの所定の位置70を通過したと判定された1または複数のユーザ30の端末情報に基づいて、当該少なくとも1つの所定の位置70に対応するゲート110の開閉を制御する。例えば、判定部240が第1ユーザ30aの所定の位置70aの通過を判定した場合、ゲート制御部250は、第1ユーザ30aの端末情報に通行を許可する情報が含まれていれば、第1ゲート110aを開放する。また、例えば、判定部240が第2ユーザ30bの所定の位置70bの通過を判定した場合、ゲート制御部250は、第2ユーザ30bの端末情報に通行を許可する情報が含まれていなければ、第2ゲート110bを閉じる。
以上のように、第2変形例の判定システム10は、図1に示す通路20が並列に設けられ、通路20毎に、ユーザ30の通行を判定して複数のゲート110の開閉を制御する。これにより、第2変形例の判定システム10は、単位時間当たりに、より多くのユーザ30が利用できるタッチレスゲートとして機能できる。
第2変形例の判定システム10は、複数の撮像装置410を更に備えてもよい。この場合、複数の撮像装置410は、複数のゲート110のそれぞれと予め定められた距離だけ離間した複数の位置に設けられ、複数の通路20を通過する人をそれぞれ撮像する。この場合、ユーザ認証部420は、ユーザ30の画像情報と複数の撮像装置410がそれぞれ撮像した撮像結果とに基づき、複数の通路20を通過する1または複数の人を認証する。そして、ゲート制御部250は、ユーザ認証部420の人の認証結果を更に用いて、複数のゲート110の開閉をそれぞれ制御する。
以上のように、第2変形例の判定システム10は、図4に示す通路20が並列に設けられ、通路20毎に、ユーザ30の認証と通行の判定とを実行して複数のゲート110の開閉を制御してもよい。これにより、第2変形例の判定システム10は、ユーザ30の成りすまし等の不正を防止しつつ、単位時間当たりに、より多くのユーザ30が利用できるタッチレスゲートとして機能できる。
以上の本実施形態に係る判定システム10は、駅の改札だけでなく、空港、乗船場、競技場、運動場、コンサート会場、会議場等におけるタッチレスゲートとして用いることができる。また、判定システム10は、ラウンジ、会議室、試験会場等の特定の部屋の入口におけるゲートとして用いられてもよい。なお、この場合、ゲート110は特別に設けられた仕切りが無くてもよく、例えば、自動ドア等であってもよい。また、ゲート110の代わりに、係員等を配置し、ゲート制御部250は、当該係員にゲート110の開閉の指示を通知してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
10 判定システム
20 通路
22 壁
24 壁
30 ユーザ
40 通信端末
50 第1位置
60 第1領域
70 所定の位置
80 第2位置
110 ゲート
120 検出装置
122 赤外線センサ
124 光源部
130 ビーム照射装置
140 判定装置
210 検出結果受信部
220 情報受信部
230 記憶部
240 判定部
250 ゲート制御部
410 撮像装置
420 ユーザ認証部

Claims (13)

  1. 第1位置を通過する人を検出する検出装置と、
    前記第1位置に対応する第1領域を含む互いに異なる複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含み、通信規格で予め設定された周波数ビームを照射するビーム照射装置と、
    通信端末を所持するユーザが所定の位置を通過したか否かを判定する判定装置と
    を備え、
    前記判定装置は、
    前記第1位置を通過する人を検出した結果を前記検出装置から受信する検出結果受信部と、
    前記第1領域に照射された周波数ビームを受信した前記通信端末から前記通信規格に則って送信された、前記周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を受信する情報受信部と、
    前記検出装置が人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報の変化及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する前記所定の位置を通過したか否かを判定する判定部と
    を有し、
    前記ビーム照射装置及び前記情報受信部は、前記通信端末と通信する基地局を構成しており、
    前記判定部は、
    前記情報受信部が前記通信端末から前記ビーム識別情報及び前記端末情報を受信した後に、
    前記検出結果受信部が前記第1位置を通過する人を検出した結果を前記検出装置から受信したことに応じて、前記所定の位置を前記ユーザが通過したか否かを判定する、
    判定システム。
  2. 前記ユーザが通過する通路に設けられた開閉可能なゲートを更に備え、
    前記第1位置は、前記ゲートに対応して前記通路上に配置され、
    前記判定装置は、前記所定の位置を通過したと判定されたユーザの前記端末情報に基づいて、前記ゲートの開閉を制御するゲート制御部を更に有する、
    請求項1に記載の判定システム。
  3. 前記ゲートと予め定められた距離だけ離間した第2位置に設けられ、前記通路を通過する人を撮像する撮像装置を更に備え、
    前記判定装置は、
    前記ユーザの画像情報が予め記憶されている記憶部と、
    前記ユーザの画像情報と前記撮像装置の撮像結果とに基づき、前記通路を通過する人を認証するユーザ認証部と
    を更に有し、
    前記ゲート制御部は、前記通路を通過する人の認証結果を更に用いて、前記ゲートの開閉を制御する、
    請求項2に記載の判定システム。
  4. 前記ゲート制御部は、前記ゲートを開けて前記ユーザを通過させた場合、前記記憶部に記憶された前記ユーザの画像情報を消去する、請求項3に記載の判定システム。
  5. 前記情報受信部は、前記ユーザの前記通信端末から前記ビーム識別情報を継続して受信し、
    前記判定部は、前記ビーム識別情報の継続した受信結果に基づき、前記ユーザが前記所定の位置を通過したか否かを判定する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の判定システム。
  6. 前記情報受信部は、複数のユーザのそれぞれが所持する複数の通信端末のうち、前記周波数ビームを受信した1または複数の通信端末から前記ビーム識別情報および前記端末情報をそれぞれ受信し、
    前記判定部は、1または複数の前記ビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザが前記所定の位置を通過したか否かを判定する、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の判定システム。
  7. 前記ゲート制御部は、前記所定の位置を通過したと判定された前記ユーザが複数存在する場合、当該複数のユーザの前記端末情報に基づき、前記ゲートの開閉を制御する、請求項6に記載の判定システム。
  8. 前記検出装置は、予め定められた複数の位置にそれぞれ設けられ、
    前記ビーム照射装置は、前記複数の位置のそれぞれに対応して予め定められた複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含めた前記周波数ビームをそれぞれ照射し、
    前記情報受信部は、複数のユーザのそれぞれが所持する複数の通信端末のうち、前記周波数ビームを受信した1または複数の通信端末から前記ビーム識別情報および前記端末情報をそれぞれ受信し、
    前記判定部は、1または複数の前記ビーム識別情報の受信結果に基づき、対応する1または複数のユーザが前記複数の位置のうち少なくとも1つの位置に対応する所定の位置を通過したか否かを判定する、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の判定システム。
  9. 前記ユーザが通過する複数の通路に設けられた開閉可能な複数のゲートを備え、
    前記複数の位置は、前記複数のゲートのそれぞれに対応して前記複数の通路上にそれぞれ配置され、
    前記ゲート制御部は、前記複数の位置に対応する複数の所定の位置のうち少なくとも1つの所定の位置を通過したと判定された1または複数のユーザの前記端末情報に基づいて、当該少なくとも1つの所定の位置に対応する前記ゲートの開閉を制御する、
    請求項8に記載の判定システム。
  10. 前記複数のゲートのそれぞれと予め定められた距離だけ離間した複数の位置に設けられ、前記複数の通路を通過する人をそれぞれ撮像する複数の撮像装置と、
    前記ユーザの画像情報と前記複数の撮像装置がそれぞれ撮像した撮像結果とに基づき、前記複数の通路を通過する1または複数の人を認証するユーザ認証部と
    を備え、
    前記ゲート制御部は、人の認証結果を更に用いて、前記複数のゲートの開閉をそれぞれ制御する、
    請求項9に記載の判定システム。
  11. 前記ユーザの前記端末情報は、前記所定の位置から進行方向に続いている通路への通行を許可するか否かの情報を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の判定システム。
  12. 第1位置を通過する人を検出した結果を検出装置から受信する検出結果受信部と、
    地局から照射された通信規格で予め設定された周波数ビームを受信したユーザの通信端末から前記通信規格に則って送信された、前記周波数ビームに含まれているビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を受信する情報受信部と、
    前記検出装置が人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報の変化及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する所定の位置を通過したか否かを判定する判定部と
    を備え、
    前記周波数ビームを照射するビーム照射装置及び前記情報受信部は、前記通信端末と通信する前記基地局を構成しており、
    前記ビーム照射装置は、前記第1位置に対応する第1領域を含む互いに異なる複数の領域に、領域毎に異なる前記ビーム識別情報を含む前記周波数ビームを照射し、
    前記判定部は、
    前記情報受信部が前記通信端末から前記ビーム識別情報の変化及び前記端末情報を受信した後に、
    前記検出結果受信部が前記第1位置を通過する人を検出した結果を前記検出装置から受信したことに応じて、前記所定の位置を前記ユーザが通過したか否かを判定する、
    判定装置。
  13. 第1位置を通過する人を検出するステップと、
    前記第1位置に対応する第1領域を含む互いに異なる複数の領域に、領域毎に異なるビーム識別情報を含み、通信規格で予め設定された周波数ビームを基地局から照射するステップと、
    通信端末を所持するユーザが所定の位置を通過したか否かを判定するステップと
    を備え、
    前記判定するステップは、
    前記第1領域に照射された周波数ビームを受信した前記通信端末から前記通信規格に則って送信された、前記周波数ビームに含まれている前記ビーム識別情報、及び前記通信端末に記憶された端末情報を前記基地局が受信するステップと、
    前記通信端末から前記ビーム識別情報及び前記端末情報を受信した後に、前記第1位置を通過する人を検出した結果を受信するステップと、
    前記第1位置を通過する人を検出した結果を受信したことに応じて、人を検出したタイミングに対応する期間に前記通信端末が送信した前記ビーム識別情報の変化及び前記端末情報に基づいて、前記ユーザが前記第1位置に対応する前記所定の位置を通過したか否かを判定するステップと
    を有する、判定方法。
JP2019024042A 2019-02-14 2019-02-14 判定システム、判定装置、および判定方法 Active JP7168484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019024042A JP7168484B2 (ja) 2019-02-14 2019-02-14 判定システム、判定装置、および判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019024042A JP7168484B2 (ja) 2019-02-14 2019-02-14 判定システム、判定装置、および判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020135081A JP2020135081A (ja) 2020-08-31
JP7168484B2 true JP7168484B2 (ja) 2022-11-09

Family

ID=72278691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019024042A Active JP7168484B2 (ja) 2019-02-14 2019-02-14 判定システム、判定装置、および判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7168484B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079173A (ja) 2004-09-07 2006-03-23 Nippon Telegraph & Telephone East Corp ゲート装置及びゲート制御方法並びにコンピュータプログラム
JP2006209405A (ja) 2005-01-27 2006-08-10 Nec Corp 移動体通信システムを利用した自動改札システム及び装置
JP2015018511A (ja) 2013-07-12 2015-01-29 日本信号株式会社 携帯通信端末、認証処理装置及び認証システム
JP2015122016A (ja) 2013-12-25 2015-07-02 フェリカネットワークス株式会社 ゲート装置、通信装置、通信システム、およびゲート制御方法、並びにプログラム
US20170148243A1 (en) 2015-11-23 2017-05-25 Suprema Inc. Method and system for managing door access using beacon signal
JP2018022320A (ja) 2016-08-03 2018-02-08 清水建設株式会社 入退場管理システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021679A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 入退場者の管理システム
JP4815965B2 (ja) * 2005-09-20 2011-11-16 オムロン株式会社 ゲートシステム
JP2010226246A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 認証システム
JP6099196B2 (ja) * 2013-03-19 2017-03-22 Kddi株式会社 電磁波ビームを利用した対象認識システム及び方法
JP6358135B2 (ja) * 2015-03-11 2018-07-18 オムロン株式会社 通行管理システム、携帯装置、ゲート装置、進入通知プログラム、通行管理プログラム、及び、通行管理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079173A (ja) 2004-09-07 2006-03-23 Nippon Telegraph & Telephone East Corp ゲート装置及びゲート制御方法並びにコンピュータプログラム
JP2006209405A (ja) 2005-01-27 2006-08-10 Nec Corp 移動体通信システムを利用した自動改札システム及び装置
JP2015018511A (ja) 2013-07-12 2015-01-29 日本信号株式会社 携帯通信端末、認証処理装置及び認証システム
JP2015122016A (ja) 2013-12-25 2015-07-02 フェリカネットワークス株式会社 ゲート装置、通信装置、通信システム、およびゲート制御方法、並びにプログラム
US20170148243A1 (en) 2015-11-23 2017-05-25 Suprema Inc. Method and system for managing door access using beacon signal
JP2018022320A (ja) 2016-08-03 2018-02-08 清水建設株式会社 入退場管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020135081A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3494553B1 (en) Method and system for automated physical access control system using biometric recognition coupled with tag authentication
US11101993B1 (en) Authentication and authorization through derived behavioral credentials using secured paired communication devices
US11228601B2 (en) Surveillance-based relay attack prevention
JP6751863B1 (ja) 位置特定システム、位置特定装置、位置特定方法、位置特定プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器
US20180144563A1 (en) Hands-free fare gate operation
US9589402B2 (en) Restricted area access control system
US11900746B2 (en) System and method for providing credential activation layered security
US20160093127A1 (en) Entry point validation systems and methods
KR102091243B1 (ko) IoT 기반의 공유 오피스 중앙 콘트롤 시스템
JP6562181B2 (ja) 入退場管理システムおよび入退場管理方法
US11462069B2 (en) Tracking transportation for hands-free gate
KR102077523B1 (ko) 출입관리를 위한 정보통신 시스템
WO2021166915A1 (ja) 照合装置、照合システム、及び、照合方法
JP6500610B2 (ja) 認証装置、認証方法および認証プログラム
JP2003196686A (ja) 通行制御装置
KR20180087088A (ko) 얼굴인식 및 생체인증 보안카드를 이용한 사용자 인증 시스템 및 방법
JP5077687B2 (ja) 動作機器の権限管理システム
TWI748262B (zh) 位置特定系統、位置特定裝置、位置特定方法、位置特定程式及電腦可讀取之記錄媒體
JP7168484B2 (ja) 判定システム、判定装置、および判定方法
KR20220028780A (ko) 게이트 출입을 위한 인증 방법 및 장치
JP6262034B2 (ja) 入出場ゲート装置
JP7032343B2 (ja) タッチレスゲートシステム、通信装置、およびタッチレスゲートの認証方法
JP2006268853A (ja) 通行制御システム、および通行制御装置
JP7026649B2 (ja) 判定システム、判定装置、および判定方法
KR20180119994A (ko) 생체 인증 및 제어 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7168484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150