JP7166691B1 - 水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】細胞壁を破壊することなくアオコを除去することができるだけでなく、アオコの増殖を効率的に阻害することができ、アオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を防ぐことができる水処理装置を提供する。【解決手段】水処理装置は、陰極111が配置されている陰極室110と陽極121が配置されている陽極室120とを有する電解室10と、陰極室110及び陽極室120へ原水を導入する原水導入部20と、アルカリ性電解水を排出するためのアルカリ性電解水排出部30と、酸性電解水を排出するための酸性電解水排出部40と、陰極室110で生成されるガスを排出するための陰極排気口50と、陽極室120で生成されるガスを排出するための陽極排気口60を備え、陰極111及び陽極121がいずれも中空柱状に形成されている。【選択図】図1

Description

本願は、水処理装置に関し、特に、貯水池、湖又は河川などのアオコ、アオコ毒素、アオコ異臭味物質を防除する水処理装置に関する。
現在、水域の富栄養化は、水質に深刻な影響を及ぼす環境問題となっており、水質汚染や生態環境への悪影響をもたらす可能性がある。そのうち、アオコによる水の華(algal bloom)は、水の富栄養化の重要な特徴の一つである。アオコは、シアノバクテリア(Cyanobacteria)とも呼ばれ、人間の健康を危険にさらす一連の毒性の高い天然毒素(アオコ毒素、cyanotoxin)や異臭味物質を生成する可能性がある。貯水池、湖又は河川などで大量のアオコが増殖されて水の華が形成される場合、人間に大きな害を及ぼす。
アオコ及びアオコ生産物質を除去する従来技術は、主に、物理的処理技術と化学的処理技術に分けられ、物理的除去技術は、主に、超音波やキャビテーション及びノズルから加圧水を噴射することにより行われ、化学的アオコ除去技術は、主に、化学物質を水に溶解させてアオコと相互作用させることにより行われる。
上記従来技術によってアオコを除去する場合、アオコは、細胞壁が破壊されやすいため、アオコの細胞内の毒素(例えば、ミクロシスチン)の流出が生じ、水域に二次汚染をもたらすだけでなく、他の水生動物の死亡も引き起こす。
なお、多くの藻類は、光合成の炭素源として二酸化炭素(CO)を使用する。アオコは、二酸化炭素以外にも、重炭酸イオン(HCO3-)も使用することができる。貯水池、湖又は河川などの表層でアオコが異常増殖すると、pHが上昇し、二酸化炭素が重炭酸イオン又は炭酸イオン(CO 2-)になり、アオコ以外の藻類は、炭素栄養素として二酸化炭素を使用することができないため、アオコ以外の藻類の増殖が妨げられる。また、アオコの競合藻類の増殖が阻害されるため、アオコのみが優勢に増殖する。
下記式1は、水中での二酸化炭素の反応を示す。
Figure 0007166691000002
上記式1において、左側は、酸性環境であり、右側は、アルカリ性環境である。
酸性イオン水によるpH値の低下により上記の式1を左にシフトさせて、二酸化炭素ガスの比率を上げると、アオコの競合藻類である緑藻類、珪藻類及びその他の光合成藻類の増殖を促進することができ、さらにアオコの優先的な増殖を防止することもできる。
さらに、アオコ生成の原因となる水底層の貧酸素化を改善することができれば、アオコの成長を抑制することが可能になる。
本願は、上記課題に鑑みて行われたものであり、細胞壁を破壊することなくアオコを除去することができるだけでなく、アオコの増殖を効率的に阻害することができ、アオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を防ぐことができる水処理装置を提供することを目的とする。
本願は水処理装置を提供し、前記水処理装置は、陰極が配置されている陰極室と陽極が配置されている陽極室とを有する電解室と、前記陰極室及び前記陽極室にそれぞれ接続され、前記陰極室及び前記陽極室へ原水を導入する原水導入部と、前記陰極室に接続され、アルカリ性電解水を排出するためのアルカリ性電解水排出部と、前記陽極室に接続され、酸性電解水を排出するための酸性電解水排出部と、前記陰極室の上方に配置され、前記陰極室で生成されるガスを排出するための陰極排気口と、前記陽極室の上方に配置され、前記陽極室で生成されるガスを排出するための陽極排気口と、を備え、前記陰極及び前記陽極は、いずれも中空柱状に形成されている。
選択的に、前記陰極及び前記陽極の断面形状は、円形、楕円形又は多角形である。
選択的に、前記陰極及び前記陽極は、それぞれ、表面に導電性材料が塗布されている多層構造、又は、導電性材料からなる単層構造であり、前記導電性材料は、グラファイト、超伝導カーボン、アセチレンブラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、カーボンドット、カーボンナノチューブ、グラフェン、カーボンナノファイバー、チタン、亜鉛、スズ、リチウム、銀、パラジウム、白金、金のうちの少なくとも一つである。
選択的に、前記原水は、アオコ、アオコ毒素、アオコ異臭味物質のうちの少なくとも一つを含む液体である。
上記水処理装置を用いると、原水中の電解質成分を電気分解させて、酸性電解水及びアルカリ性電解水を生成することができる。生成された酸性電解水は、貯水池、湖又は河川などの表層のアオコに直接排出されて、細胞壁を破壊することなくアオコを殺滅することができ、アオコの成長を効率的に抑制することができ、さらにアオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を抑制することもできる。また、上記水処理装置は、さらに、水分子を水素ガスと酸素ガスに分解させ、水素ガスは、燃料電池などの燃料として回収利用され、酸素ガスは、還元的環境下でリン酸などがイオン化しアオコに栄養を供給する原因となる底層貧酸素水域への曝気空気中に混入されることで、従来の曝気技術と比較して、効率的な酸素供給を可能とする。
選択的に、上記水処理装置は、前記陰極室に配置され、中空柱状の前記陰極を囲むように形成されている陰極導水板と、前記陽極室に配置され、中空柱状の前記陽極を囲むように形成されている陽極導水板と、をさらに含み、前記陰極室内の液体は、前記陰極導水板に沿って上下に回流し、前記陽極室内の液体は、前記陽極導水板に沿って上下に回流する。
選択的に、前記陰極導水板は、前記陰極と形状が一致し、前記陽極導水板は、前記陽極と形状が一致する。
上記水処理装置の導水板を用いて陰極室又は陽極室内で上下方向の回流を形成させて、さらに陰極室又は陽極室内の電解質成分及び水分子を充分に電気分解させ、陰極又は陽極の近くで生成されたガスを陰極室又は陽極室の上方へより効率的に導くことができる。
選択的に、上記水処理装置は、前記陰極室における前記陰極の上端と前記陰極排気口との間に配置され、前記陰極排気口へ流れる気液を遮断し液体及びガスに分離させる陰極気液分離板と、前記陽極室における前記陽極の上端と前記陽極排気口との間に配置され、前記陽極排気口へ流れる気液を遮断し液体及びガスに分離させる陽極気液分離板と、をさらに備える。
選択的に、前記陰極気液分離板は、前記陰極導水板の上端と前記陰極排気口との間に配置され、その鉛直投影が前記陰極導水板の鉛直投影範囲を覆うように形成され、前記陽極気液分離板は、前記陽極導水板の上端と前記陽極排気口との間に配置され、その鉛直投影が前記陽極導水板の鉛直投影範囲を覆うように形成されている。
選択的に、前記陰極気液分離板と前記陽極気液分離板は、別体型又は互いに連結された一体型である。
上記水処理装置の気液分離板は、導水板とともに上下方向の回流を形成するだけでなく、気液分離を効率的に行うこともでき、陰極室又は陽極室でそれぞれ生成されたガスを効率的に回収することもできる。
選択的に、上記水処理装置において、前記電解室における前記陰極室と陽極室との間に、前記陰極室と前記陽極室との間でのイオンの移動を可能とするセパレータが配置されている。
上記セパレータは、陰極室及び陽極室内でそれぞれ個別の回流システムを形成することができる。これにより、陰極室及び陽極室内で電解分解によってより多くのアルカリ性及び酸性電解水を生成するだけでなく、陰極の近くで生成された水素ガス及び陽極の近くで生成された酸素ガスをより良好に回収することもできる。
本願の第1実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。 本願の第1実施形態に係る陰極及び陽極の断面構造の一例である。 本願の第2実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。 本願の第2実施形態に係る陰極導水板及び陽極導水板の断面構造の一例である。 本願の第3実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。 本願の第4実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。 本願の第5実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。
以下,図面を参照して、本願の実施形態を説明する。なお、以下の説明において、本実施形態に係る水処理装置は、例として、貯水池、湖又は河川などに用いられるが、本願はこれらに限定されず、例えば、沼地、海水、汽水(半海水とも呼ばれる)、汚水などのさまざまな種類の水に適用することができる。また、本願は、以下の実施形態に限定されない。
[第1実施形態]
以下、図1及び図2を参照して、本願の第1実施形態を説明する。図1は、本願の第1実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る水処理装置は、電解室10、原水導入部20、アルカリ性電解水排出部30、酸性電解水排出部40、陰極排気口50及び陽極排気口60を備える。電解室10は、陰極室110及び陽極室120を有し、陰極室110には陰極111が配置され、陽極室120には陽極121が配置されている。
原水導入部20は、一端がポンプなどを介して外部に接続されて、外部から電解室10へ原水を導入し、他端が分岐構造を介して陰極室110及び陽極室120にそれぞれ接続されて、原水を陰極室110及び陽極室120へそれぞれ導入する。原水導入部20は、電解室10の壁部の任意の位置に配置されてもよく、外部の原水を陰極室110及び陽極室120へ導入すればよい。一例として、原水導入部20は、電解室10の下方に配置されてもよい。このとき、原水は、電解室10内で上下方向に流れることができ、陰極と陽極との間に容易に流れることができるため、原水に含まれる電解質を効率的に電気分解させることができる。これにより、原水から酸性電解水及びアルカリ性電解水を得ることができる。
アルカリ性電解水排出部30は、一端が陰極室110に接続され、他端が導管などの排水装置に接続されている。ユーザは、アルカリ性電解水排出部30を用いて、アルカリ性電解水を表層水域の下方の低層水域に排出して、貯水池、湖又は河川などの底部領域におけるリン酸イオンが溶出され易い低いpH値を中和させ、これによりpH値を中性付近、例えば6~7に上げることができ、リン酸を固定化するカチオンを提供することができるため、リン酸塩の溶出を抑制し、ミクロキスティス属の浮遊生物体の増殖を防止して、水浄化の目的を達成することができる。
酸性電解水排出部40は、一端が陽極室120に接続され、他端が導管などの排水装置に接続されている。ユーザは、酸性電解水排出部40を用いて、アオコが成長し易い貯水池、湖又は河川などの表層に酸性電解水を排出して、アオコを殺滅することができる。また、酸性電解水によるpH値の低下により上記式1を左にシフトさせて、二酸化炭素ガスの比率を上げると、アオコの競合藻類である緑藻類、珪藻類及びその他の光合成藻類の増殖を促進することができ、アオコの優先的な増殖を防ぐこともでき,さらにアオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を防止することもできる。
本実施形態において、陰極111及び陽極121は、いずれも中空柱状に形成され、その断面形状は、円形、楕円形又は多角形であり、好ましくは、前記多角形は、円形又は正多角形である。陰極111及び陽極121は、一体的に形成された電極であってもよく、複数の電極シートで構成された電極シート群であってもよい。陰極111及び陽極121の断面形状は、同じであっても異なってもよい。陰極111及び陽極121の高さは、同じであっても異なってもよい。陰極111及び陽極121の材料は、同じであっても異なってもよい。
図2は、陰極111及び陽極121がいずれも四つの電極シートで構成される一例を示す。陰極111及び陽極121がいずれも中空柱状を用いるため、陰極室110内で水分子から水素ガスを生成し易く、陽極室120内で水分子から酸素ガスを生成し易い。
陰極室110で生成された水素ガスは上方に移動して、陰極室110の上方に配置された陰極排気口50から外部へ排出される。この水素ガスは、燃料電池などの燃料として回収利用することができる。
陽極室120で生成された酸素ガスは上方に移動して、陽極室120の上方に配置された陽極排気口60から外部へ排出される。具体的に、この酸素ガスは、還元的環境下でリン酸などがイオン化しアオコに栄養を供給する原因となる底層貧酸素水域への曝気空気中に混入されることで、従来の曝気技術と比較して、効率的な酸素供給を可能として、アオコの成長をより良好に抑制し、さらにアオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を抑制することもできる。
[第2実施形態]
次に、図3及び図4を参照して、本願の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る水処理装置の構造において、第1実施形態に係る水処理装置の構造と同一構造に対する説明は省略する。
図3は、本願の第2実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。第2実施形態に係る水処理装置と第1実施形態に係る水処理装置との相違とは、陰極導水板112及び陽極導水板122をさらに含み得ることである。
図3に示すように、陰極導水板112は、陰極室110に配置され、中空柱状的陰極111を囲むように形成され、陽極導水板122は、陽極室120に配置され、中空柱状的陽極121を囲むように形成されている。
陰極室110において、液体は、陰極導水板112に沿って上下に回流することができ、具体的に、陰極導水板112内で液体を下から上へ導き、陰極導水板112の上方に導いた後、陰極導水板112外で、上から下へ流れる。このような回流により、より多くの電解質が陰極111と陽極121との間を流れるため、電解質をより充分に分解することができる。また、陰極導水板112が陰極111外に配置され、且つ陰極導水板112内の液体を下から上へ流動させるため、陰極111の近くで生成された水素ガスを陰極室110の上方により効率的に移動させることができ、陰極室110で生成された水素ガスを効率的に回収することがより容易である。
同様に、在陽極室120において、液体は、陽極導水板122に沿って上下に回流することができ、具体的に、陽極導水板122内で液体を下から上へ導き、陽極導水板122の上方に導いた後、陽極導水板122外で、上から下へ流れる。このような回流により、より多くの電解質が陰極111と陽極121との間を流れるため、電解質をより充分に分解することができる。また、陽極導水板122が陽極121外に配置され、且つ陽極導水板122内の液体を下から上へ流動させるため、陽極121の近くで生成された酸素ガスを陽極室120の上方により効率的に移動させることができ、陽極室120で生成された酸素ガスを効率的に回収することがより容易である。
陰極導水板112及び陽極導水板122の断面形状は、任意の形状であってもよいし、同じであっても異なっていてもよい。好ましくは、陰極導水板112の断面形状は、陰極111の断面形状と一致し、陽極導水板122の断面形状は、陽極112の断面形状と一致する。図4は、陰極導水板112及び陽極導水板122の断面形状がそれぞれ陰極111及び陽極112の断面形状と一致する一例を示す。
陰極導水板112と陽極導水板122の高さは、同じであっても異なっていてもよい。陰極導水板112と陰極111の高さは、同じであっても異なっていてもよいが、好ましくは、陰極導水板112と陰極111の高さが実質的に同じである。陽極導水板122と陽極121の高さは、同じであっても異なっていてもよいが、好ましくは、陽極導水板122と陽極121の高さが実質的に同じである。
好ましくは、陰極導水板112は、陰極111と形状が一致し、陽極導水板122は、陽極121と形状が一致する。このような構造により、陰極111内の液体を含む陰極導水板112内の液体の回流をより良好に行うことができ、陽極121内の液体を含む陽極導水板122内の液体の回流をより良好に行うことができるため、電解質をより効率的に分解させることができ、生成されたガスをそれぞれ陰極室110及び陽極室120の上方に流動させることができる。
[第3実施形態]
次に、図5を参照して、本願の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係る水処理装置の構造において、第2実施形態に係る水処理装置的構造と同一構造に対する説明は省略する。
図5は、本願の第3実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。第3実施形態に係る水処理装置と第2実施形態に係る水処理装置との相違とは、陰極気液分離板113及び陽極気液分離板123をさらに含み得ることである
図5に示すように、陰極気液分離板113は、陰極室110における陰極111の上端と陰極排気口50との間に位置し、陰極排気口50へ流れる気液を遮断し、気液を液体及びガスに分離させることができる。陽極気液分離板123は、陽極室120における陽極121の上端と陽極排気口60との間に位置し、陽極排気口60へ流れる気液を遮断し、気液を液体及びガスに分離させることができる。
本実施形態において、陰極気液分離板113及び陽極気液分離板123の形状は特に限定されず、任意の形状であってもよいが、好ましくは、陰極気液分離板113は、陰極導水板112の上端と陰極排気口50との間に位置し、その鉛直投影が陰極導水板112の鉛直投影範囲を覆うように形成され、陽極気液分離板123は、陽極導水板122の上端と陽極排気口60との間に位置し、その鉛直投影が陽極導水板122の鉛直投影範囲を覆うように形成されている。
陰極室110において、陰極111内の液体を含む陰極導水板112内の液体は、陰極導水板112に沿って下から上へ流動し、陰極気液分離板113で周囲に移流・拡散され、陰極室110の壁部に沿って上から下へ流動し、これにより回流をより良好に形成することができる。一方では、このような回流により、より多くの電解質が陰極111と陽極121との間に導かれるため、分解によってより多くのアルカリ性電解水を生成して、貯水池、湖又は河川などの底部領域におけるリン酸イオンが溶出され易い低いpH値を中和させ、これによりpH値を中性付近に上げることができ、リン酸塩の溶出を抑制し、ミクロキスティス属の浮遊生物体(例えば、アオコ)の増殖を防止して、水浄化の目的を達成することができる。他方では、このような回流により、陰極111の近くで生成された水素ガスが陰極気液分離板113の近くにより良好に導かれ、陰極気液分離板113の壁部に沿って陰極排気口50に移動し、陰極排気口50によって外部へ排出されて、燃料電池などの燃料として回収利用することができる。
同様に、陽極室120において、陽極121内の液体を含む陽極導水板122内の液体は、陽極導水板122に沿って下から上へ流動し、陽極気液分離板123で周囲に拡散され、陽極室120の壁部に沿って上から下へ流動し、これにより回流をより良好に形成することができる。一方では、このような回流により、より多くの電解質が陰極111と陽極121との間に導かれるため、分解によってより多くの酸性電解水を生成して、アオコを殺滅し、また、酸性電解水によるpH値の低下によって二酸化炭素ガスの比率を上げることができるため、アオコの競合藻類である緑藻類、珪藻類及びその他の光合成藻類の増殖を促進することができ、アオコの優先的な増殖を防ぐこともでき,さらにアオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を防止することもできる。他方では、このような回流により、陽極121の近くで生成された酸素ガスが陽極気液分離板123の近くにより良好に導かれ、陽極気液分離板123の壁部に沿って陽極排気口60に移動し、陽極排気口60によって外部へ排出され、具体的に、このような酸素ガスは、還元的環境下でリン酸などがイオン化しアオコに栄養を供給する原因となる底層貧酸素水域への曝気空気中に混入されることで、アオコの成長をより良好に抑制し、さらにアオコ毒素やアオコ異臭味物質の生成を抑制することもできる。
陰極気液分離板113と陽極気液分離板123は、別体型又は互いに連結された一体型であってもよく、必要に応じて設計することができる。
[第4実施形態]
次に、図6を参照して、本願の第4実施形態を説明する。第4実施形態に係る水処理装置の構造において、第3実施形態に係る水処理装置的構造と同一構造に対する説明は省略する。
図6は、本願の第4実施形態に係る水処理装置の構造概略図である。第4実施形態に係る水処理装置と第3実施形態に係る水処理装置との相違とは、陰極室110と陽極室120との間にセパレータ130を有することである。
本願において、電解室10における陰極室110と陽極室120は、接続されてもよいし、接続されていなくてもよい。図6は、電解室10における陰極室110と陽極室120との間にセパレータ130が設けられる一例を示す。当該セパレータ130は、陰極室110と陽極室120との間で、イオンを交換することができる。なお、当該セパレータ130は、陰極室110と陽極室120との間で、水分子ではなくイオンのみを交換してもよい。また、当該セパレータ130は、陰極室110と陽極室120との間で、イオンを交換するだけでなく、水分子も交換する透水膜であってもよい。
このような構造により、陰極室110及び陽極室120において個別の回流システムを形成することができる。これにより、一方では、陰極室110内で電解によってより多くのアルカリ性電解水を生成して、貯水池、湖又は河川などの底部領域におけるリン酸イオンが溶出され易い低いpH値を中和させることができ、他方では、陰極111の近くで生成された水素ガスをより良好に回収することができる。同様に、一方では、陽極室120内で電解によってより多くの酸性電解水を生成して、アオコを殺滅することができ、他方では、陽極121の近くで生成された酸素ガスをより良好に回収することができる。
本願の効果をよりよく説明するために、本願の発明者らは、本願の第4実施形態に係る水処理装置を用いて中国温州市汚濁河川の浄化を行った。
まず、500mLビーカーに,温州市汚濁河川の水を入れ,ビーカー内に装置を設置した。装置はZhaoxin社製 KPS-3005Dの荷電装置を用い3cm四角のチタン電極を両極とし,電極間の距離を5cmに設定し電極中間部に2mm厚の繊維状膜で陽極側、陰極側の処理水区に区分した。過電圧は20V,0.14Aの条件で処理を行った。
次に、25℃で、本実験で生成された酸素ガスを曝気空気に混入し、上記実験で生成された酸素ガスの混入前後の試験結果を測定した。本実験において、曝気量が1L/min、水量が10Lである。表1は、曝気0min、5min、10min後の水中酸素含有量を示し、ここで、単位は、mg/Lである。
Figure 0007166691000003
本願技術のアオコ抑制効果を実証するために、アオコ、緑藻、珪藻混合10L水に対し、本願で生成した酸性イオン水を1mL/分の流量で、水面に30分間添加した。添加は毎日1回実施した。5日後の各藻類の割合を比較した。このとき、アオコ、緑藻、珪藻の培養条件はいずれも3000Lux 24hr、20℃である。表2は、その試験結果を示す。
Figure 0007166691000004
上記表1及び表2から分かるように、本願に係る水処理装置は、原水中の電解質成分を効率よく電気分解して酸性電解水及びアルカリ性電解水を生成することができ、生成された酸性電解水は、細胞壁を破壊せずにアオコを殺滅することができるだけでなく、アオコの成長を効率的に抑制することもできる。また、上記水処理装置は、水分子を水素ガスと酸素ガスに分解させることができ、水素ガスは、燃料として回収利用することができ、酸素ガスは、還元的環境下でリン酸などがイオン化しアオコに栄養を供給する原因となる底層貧酸素水域への曝気空気中に混入されることで、従来の曝気技術と比較して、効率的な酸素供給を可能とし、アオコの成長をより良好に抑制することができる。
[第5実施形態]
図7は、本願の第5実施形態に係る水処理装置の構造概略図を示す。なお、第5実施形態は、第3実施形態に比べて、水処理装置が、陰極側圧力計51、陰極側ガス吸引ポンプ52、陽極側圧力計61、及び陽極側ガス吸引ポンプ62をさらに備える点で異なる。
陰極側圧力計51は、陰極室110の上部に配置され、陰極側ガス吸引ポンプ52は、陰極排気口50に配置されている。陰極側圧力計51は、陰極室内のガス圧力と当該陰極室外の大気圧力の差を感知するために用いられる。陰極側圧力計51により測定した結果、陰極室内のガス圧力と当該陰極室外の大気圧力の差がゼロを超える場合、陰極側ガス吸引ポンプ52は、陰極室内のガスを当該陰極室外へ吸引する。これにより、陰極室内のガス圧力を大気圧と同等に調整することができるため、水中への再溶解を防ぎ、効率的にガスを回収することができる。
陽極側圧力計61は、陽極室120の上部に配置され、陽極側ガス吸引ポンプ62は、陽極排気口60に配置されている。陽極側圧力計61は、陰極室内のガス圧力と当該陰極室外の大気圧力の差を感知するために用いられる。陽極側圧力計61により測定した結果、陽極室内のガス圧力と当該陽極室外の大気圧力の差がゼロを超える場合、陽極側ガス吸引ポンプ62は、陽極室内のガスを当該陽極室外へ吸引する。これにより、陽極室内のガス圧力を大気圧と同等に調整することができるため、水中への再溶解を防ぎ、効率的にガスを回収することができる。
上記第1乃至第5実施形態において、陰極111及び陽極121は、それぞれ、表面に導電性材料が塗布されている多層構造であってもよい。多層構造である場合、表面に導電性材料で被覆すればよく、表面以外の他の層は、特に限定されず、本分野で一般的に用いられる任意の材料で構成されてもよい。また、陰極111及び陽極121は、それぞれ、導電性材料からなる単層構造であってもよい。さらに、陰極111及び陽極121は、そのうちの一つが多層構造で、他の一つが単層構造であってもよい。なお、導電性材料は、グラファイト、超伝導カーボン、アセチレンブラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、カーボンドット、カーボンナノチューブ、グラフェン、カーボンナノファイバー、チタン、亜鉛、スズ、リチウム、銀、パラジウム、白金、金から選択される少なくとも1種類であってもよい。
また、上記第1乃至第5実施形態において、陰極室110及び陽極室120のうちの少なくとも一つにpH値感知センサを設けることもできる。陰極室110及び/又は陽極室120のアルカリ性及び/又は酸性のpH値の閾値を事前設定してもよく、陰極室110及び/又は陽極室120のpH値が閾値を超える場合、電解水を外部に排出することができる。
さらに、上記第1乃至第5実施形態において、陰極室110及び陽極室120のうちの少なくとも一つに水位感知センサを設けることもできる。なお、水位感知センサを設けることにより、陰極室110及び/又は陽極室120の水位を監視することができるだけでなく、陰極室110及び/又は陽極室120内の液体が陰極気液分離板113及び/又は陽極気液分離板123の上方に流入して気液分離板の効果に影響を与えるか否かを監視することもできる。
なお、本願の上記説明において、一つの電解室が一つの陰極室及び一つの陽極室を有することを例として説明したが、一つの電解室は、複数の陰極室及び一つの陽極室を有してもよいし、一つの陰極室及び複数の陽極室を有してもよいし、複数の陰極室及び複数の陽極室を有してもよい。
また、本願の説明において、一つの電解室を例として説明したが、複数の電解室を並列、直列、並列と直列の混合配列で接続して、電解質成分及び水分子の電気分解をさらに効率的に行うこともできる。
本願の説明において、「真中」、「中央」、「上」、「下」、「前」、「後」、「上下」、「左」、「右」、「内」、「外」などの方向又は位置関係を示す用語は、図面に示す方向又は位置関係を基にするものであり、言及される装置又は構成要素が必ず特定の方向を有し、特定の構造で構成し操作されると示したり暗示したりするのではなく、本願を明瞭に説明するためのものであるため、本願に対する制限として理解してはいけない。
本願の説明において、特に明記しない限り、「装着」、「連結」、「接続」という用語は、広義に理解すべきであり、例えば、固定接続又は取り外し可能な接続又は一体的な接続であってもよいし、機械的接続又は電気的接続であってもよいし、直接接続又は中間媒体による接続又は二つの構成要素間の内部接続であってもよい。当業者は、特定の状況に応じて、本願での上記用語の特定の意味を理解することができる。
また、本願は、上記実施形態に限定されるものではなく、本願の要旨から脱しない範囲内で適切な変更を行うことができる。上記の各実施形態は、実質的に同じ態様を含み、適切に組み合わせることができる。本願の実施形態に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本願の保護範囲に含まれる。

Claims (7)

  1. 陰極が配置されている陰極室と陽極が配置されている陽極室とを有する電解室と、
    前記陰極室及び前記陽極室にそれぞれ接続され、前記陰極室及び前記陽極室へ原水を導入する原水導入部と、
    前記陰極室に接続され、アルカリ性電解水を排出するためのアルカリ性電解水排出部と、
    前記陽極室に接続され、酸性電解水を排出するための酸性電解水排出部と、
    前記陰極室の上方に配置され、前記陰極室で生成されるガスを排出するための陰極排気口と、
    前記陽極室の上方に配置され、前記陽極室で生成されるガスを排出するための陽極排気口と、
    前記陰極室に配置され、中空柱状の前記陰極を囲むように形成されている陰極導水板と、
    前記陽極室に配置され、中空柱状の前記陽極を囲むように形成されている陽極導水板と、
    を備え、
    前記陰極及び前記陽極は、いずれも中空柱状に形成されており
    前記陰極室内の液体は、前記陰極導水板に沿って上下に回流し、
    前記陽極室内の液体は、前記陽極導水板に沿って上下に回流し、
    前記酸性電解水排出部から排出される酸性電解水、及び前記陽極排気口から排出されるガスは、水域に供給される、
    ことを特徴とする水処理装置。
  2. 前記陰極室における前記陰極の上端と前記陰極排気口との間に配置され、前記陰極排気口へ流れる気液を遮断し液体及びガスに分離させる陰極気液分離板と、
    前記陽極室における前記陽極の上端と前記陽極排気口との間に配置され、前記陽極排気口へ流れる気液を遮断し液体及びガスに分離させる陽極気液分離板と、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記陰極気液分離板は、前記陰極導水板の上端と前記陰極排気口との間に配置され、その鉛直投影が前記陰極導水板の鉛直投影範囲を覆うように形成され、
    前記陽極気液分離板は、前記陽極導水板の上端と前記陽極排気口との間に配置され、その鉛直投影が前記陽極導水板の鉛直投影範囲を覆うように形成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の水処理装置。
  4. 前記陰極気液分離板と前記陽極気液分離板は、別体型又は互いに連結された一体型である、
    ことを特徴とする請求項に記載の水処理装置。
  5. 前記電解室における前記陰極室と陽極室との間に、前記陰極室と前記陽極室との間でのイオンの移動を可能とするセパレータが配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  6. 前記原水は、アオコ、アオコ毒素、アオコ異臭味物質のうちの少なくとも一つを含む液体である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  7. 前記陰極室は、
    前記陰極室の上部に配置され、且つ前記陰極室内のガス圧力と前記陰極室外の大気圧力の差を感知するための陰極側圧力計、及び、
    前記陰極排気口に配置され、且つ、前記陰極室内のガス圧力と前記陰極室外の大気圧力の差がゼロを超える場合、前記陰極室内のガスを前記陰極室外へ吸引するための陰極側ガス吸引ポンプを備え、
    前記陽極室は、
    前記陽極室の上部に配置され、且つ前記陽極室内のガス圧力と前記陽極室外の大気圧力の差を感知するための陽極側圧力計、及び、
    前記陽極排気口に配置され、且つ、前記陽極室内のガス圧力と前記陽極室外の大気圧力の差がゼロを超える場合、前記陽極室内のガスを前記陽極室外へ吸引するための陽極側ガス吸引ポンプを備える、
    ことを特徴とする請求項に記載の水処理装置。
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