JP7165641B2 - 基地局装置、システム、プログラム、飛行体、方法、管理装置、及び管理方法 - Google Patents

基地局装置、システム、プログラム、飛行体、方法、管理装置、及び管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局装置、システム、プログラム、飛行体、方法、管理装置、及び管理方法に関する。
無線基地局によって形成したセルによって無線通信サービスを提供する技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2019-075717号公報
無線基地局の負荷を適切に低減可能な技術を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、セルを形成してセル内のユーザ端末に無線通信サービスを提供する基地局装置が提供される。基地局装置は、基地局装置に対して無線接続を開始するユーザ端末に対して設定するハンドオーバ閾値を格納するハンドオーバ閾値格納部を備えてよい。基地局装置は、基地局装置の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされている否かを判定する負荷判定部を備えてよい。基地局装置は、負荷条件が満たされていると判定された場合に、基地局装置と無線接続を確立するユーザ端末の前記基地局装置からのハンドオーバを抑制するようにハンドオーバ閾値を変更するハンドオーバ閾値変更部を備えてよい。
上記負荷判定部は、上記基地局装置の負荷が予め定められた負荷閾値より高い場合に上記負荷条件が満たされていると判定し、上記基地局装置の負荷が上記負荷閾値より低い場合に上記負荷条件が満たされていないと判定してよい。上記負荷判定部は、上記基地局装置のCPU使用率が予め定められた使用率閾値より高い場合に上記負荷条件が満たされていると判定し、上記基地局装置のCPU使用率が上記使用率閾値より低い場合に上記負荷条件が満たされていないと判定してよい。
上記ハンドオーバ閾値変更部は、上記負荷判定部により上記負荷条件が満たされていると判定された場合に、ネイバーセルからの受信電波強度がサービングセルからの受信電波強度よりもハンドオーバ閾値以上強いか否かを判定するための当該ハンドオーバ閾値を増加させてよい。上記ハンドオーバ閾値変更部は、上記負荷判定部により上記負荷条件が満たされていると判定された場合に、上記ハンドオーバ閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも高い第1のハンドオーバ閾値に変更してよい。上記ハンドオーバ閾値変更部は、上記ハンドオーバ閾値を上記第1のハンドオーバ閾値に変更した後、上記負荷判定部により上記負荷条件が満たされていないと判定された場合に、上記ハンドオーバ閾値を上記デフォルト値に変更してよい。上記負荷判定部は、上記基地局装置の負荷が、予め定められた第1の負荷閾値より高い場合に上記負荷条件が満たされていると判定してよく、上記ハンドオーバ閾値変更部は、上記基地局装置の負荷が上記第1の負荷閾値より高く、上記第1の負荷閾値よりも高い第2の負荷閾値より低い場合、上記ハンドオーバ閾値を上記第1のハンドオーバ閾値に変更し、上記基地局装置の負荷が、上記第2の負荷閾値より高い場合、上記ハンドオーバ閾値を上記第1のハンドオーバ閾値よりも高い第2のハンドオーバ閾値に変更してよい。
上記基地局装置は、上記ユーザ端末によって送信された、上記ユーザ端末による受信電波の測定結果を報告する測定報告を受信する測定報告受信部と、上記測定報告に基づいて上記ユーザ端末をハンドオーバさせるか否かを判定するハンドオーバ判定部と、上記ハンドオーバ判定部によってハンドオーバさせると判定された上記ユーザ端末をハンドオーバさせるよう制御するハンドオーバ制御部とを備えてよく、上記ハンドオーバ閾値変更部は、上記ハンドオーバ判定部が上記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの上記測定報告に基づいて決定された上記第1のハンドオーバ閾値及び上記第2のハンドオーバ閾値を用いてよい。上記基地局装置は、上記ハンドオーバ判定部が上記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を格納する測定報告格納部と、上記測定報告格納部に格納されている複数の上記測定報告に基づいて、上記第1のハンドオーバ閾値及び上記第2のハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出部とを備えてよい。上記基地局装置は、上記ハンドオーバ判定部が上記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を管理装置に送信する測定報告送信部と、上記管理装置によって、複数の上記測定報告に基づいて導出された上記第1のハンドオーバ閾値及び上記第2のハンドオーバ閾値を上記管理装置から受信するハンドオーバ閾値受信部とを備えてよい。
本発明の第2の態様によれば、上記基地局装置と上記管理装置とを備えるシステムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、コンピュータを上記基地局装置として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第4の態様によれば、上記基地局装置を備える飛行体が提供される。飛行体は、基地局装置によって地上にセルを形成してセル内のユーザ端末に無線通信サービスを提供してよい。
本発明の第5の態様によれば、セルを形成してセル内のユーザ端末に無線通信サービスを提供する基地局装置によって実行される方法が提供される。方法は、基地局装置の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされている否かを判定する判定段階を備えてよい。方法は、負荷条件が満たされていると判定された場合に、基地局装置と無線接続を確立するユーザ端末の前記基地局装置からのハンドオーバを抑制するように、基地局装置に対して無線接続を開始するユーザ端末に対して設定するハンドオーバ閾値を変更するハンドオーバ閾値変更段階を備えてよい。
本発明の第6の態様によれば、管理装置が提供される。管理装置は、無線基地局が無線基地局に在圏するユーザ端末からの受信電波の測定報告に基づいてユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を、無線基地局から受信する測定報告受信部を備えてよい。管理装置は、測定報告受信部が無線基地局から受信した複数の測定報告を無線基地局の基地局識別情報と対応付けて格納する測定報告格納部を備えてよい。管理装置は、無線基地局に対応する複数の測定報告に基づいてハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出部を備えてよい。管理装置は、ハンドオーバ閾値導出部によって導出されたハンドオーバ閾値を無線基地局に送信するハンドオーバ閾値送信部を備えてよい。
上記測定報告は、上記ユーザ端末のサービングセルからの受信電波強度及び上記ユーザ端末のネイバーセルからの受信電波強度を含んでよく、上記ハンドオーバ閾値導出部は、上記サービングセルからの受信電波強度と上記ネイバーセルからの受信電波強度との差分に基づいて上記ハンドオーバ閾値を導出してよい。上記ハンドオーバ閾値導出部は、上記複数の測定報告からの複数の上記差分の累積分布に基づいて、上記ハンドオーバ閾値を導出してよい。上記ハンドオーバ閾値導出部は、上記複数の差分のうち、累積分布が予め定められた第1の割合を超える差分の値を第1のハンドオーバ閾値とし、累積分布が上記第1の割合よりも多い第2の割合を超える差分の値を第2のハンドオーバ閾値として導出してよい。上記ハンドオーバ閾値導出部は、複数の上記無線基地局のそれぞれに対応する上記複数の測定報告に基づいて、上記複数の無線基地局のそれぞれのハンドオーバ閾値を導出してよく、上記ハンドオーバ閾値送信部は、上記複数の無線基地局のそれぞれのハンドオーバ閾値を、上記複数の無線基地局のそれぞれに送信してよい。
本発明の第7の態様によれば、コンピュータを上記管理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第8の態様によれば、コンピュータによって実行される管理方法が提供される。管理方法は、無線基地局が無線基地局に在圏するユーザ端末からの受信電波の測定報告に基づいてユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を、無線基地局から受信する測定報告受信段階を備えてよい。管理方法は、無線基地局から受信した複数の測定報告を無線基地局の基地局識別情報と対応付けて格納する測定報告格納段階を備えてよい。管理方法は、無線基地局に対応する複数の測定報告に基づいてハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出段階を備えてよい。管理方法は、ハンドオーバ閾値導出段階において導出されたハンドオーバ閾値を無線基地局に送信するハンドオーバ閾値送信段階を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
無線基地局100の一例を概略的に示す。 無線基地局100の一例を概略的に示す。 システム10の一例を概略的に示す。 システム10による処理の流れの一例を概略的に示す。 NMS200の機能構成の一例を概略的に示す。 累積分布グラフ222の一例を概略的に示す。 累積分布グラフ224の一例を概略的に示す。 基地局装置110の機能構成の一例を概略的に示す。 基地局装置110による処理の流れの一例を概略的に示す。 基地局装置110による処理の流れの一例を概略的に示す。 HAPS300の一例を概略的に示す。 基地局装置110又はNMS200として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1及び図2は、無線基地局100の一例を概略的に示す。無線基地局100の周囲には複数の無線基地局が配置されるが、図1及び図2では、無線基地局100に隣接する1つの無線基地局180のみを図示している。無線基地局100は、基地局装置の一例であってよい。無線基地局100に搭載されて無線基地局100の動作を制御する制御装置が、基地局装置の一例であってもよい。
無線基地局100は、セル102を形成して、セル102内のユーザ端末30に無線通信サービスを提供する。ユーザ端末30は、無線基地局100と通信可能な通信端末であればどのような端末であってもよい。例えば、ユーザ端末30は、スマートフォン等の携帯電話である。ユーザ端末30は、タブレット端末及びPC(Personal Computer)等であってもよい。ユーザ端末30は、いわゆるIoT(Internet of Thing)デバイスであってもよい。ユーザ端末30は、いわゆるIoE(Internet of Everything)に該当するあらゆるものを含み得る。
ユーザ端末30は、セル102内に在圏しているが無線基地局100と無線接続を行っていない状態と、セル102内に在圏しており無線基地局100と無線接続を行っている状態とをとり得る(前者をアイドル状態と記載し、後者を接続状態と記載する場合がある。)。図1及び図2では、無線基地局100に在圏しているユーザ端末30のみを図示している。
HO可能エリア104は、ユーザ端末30が、無線基地局100のセル102から無線基地局180のセル182にハンドオーバすることが可能なエリアを概略的に示す。HO可能エリア104の大きさは、無線基地局100によってユーザ端末30に設定されるハンドオーバ閾値(HO閾値と記載する場合がある。)が変更されることによって変化する。
例えば、ユーザ端末30が無線基地局100に対してMeasurement Report(MRと記載する場合がある。)を送信するタイミングとしてイベント型トリガのA2が設定されている場合、HO閾値が低いほどHO可能エリア104は狭くなる。また、イベント型トリガのA5が設定されている場合、サービングセルからの受信電波強度と比較するための閾値が低いほど、また、ネイバーセルからの受信電波強度と比較するための閾値が高いほど、HO可能エリア104は狭くなる。
また、イベント型トリガのA3が設定されている場合、オフセットを示すHO閾値が高いほど、HO可能エリア104は狭くなる。本実施形態では、MRを送信するタイミングとして、イベント型トリガのA3を採用している場合を主に例に挙げて説明する。
無線基地局100の負荷は様々な要因によって高まるが、その一因にユーザ端末30から受信する制御信号がある。例えば、無線基地局100が多数のユーザ端末30からMRを受信した場合、多数のMRを処理するために負荷が高まる。無線基地局100の負荷が高まると、ユーザ端末30のハンドオーバを処理できない状況が発生し、本当に電界が悪く通信ができないにもかかわらずハンドオーバできないユーザ端末30と、まだ通信が可能であるがハンドオーバを行うユーザ端末30とが入り混じるような状況が発生してしまうことになり得る。
本実施形態に係る無線基地局100は、無線基地局100の負荷が高まった場合に、無線基地局100と無線接続を確立するユーザ端末30の無線基地局100からのハンドオーバを抑制するように、無線基地局100に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するハンドオーバ閾値を変更する。例えば、無線基地局100は、無線基地局100の負荷が高まった場合に、ネイバーセルからの受信電波強度がサービングセルからの受信電波強度よりもHO閾値以上強いか否かを判定するための当該HO閾値を増加させる。
具体例として、無線基地局100は、無線基地局100の負荷が高まった場合に、HO閾値をデフォルト値よりも高い第1のHO閾値に変更する。これにより、その後に、無線基地局100との無線接続を開始するユーザ端末30に、デフォルト値よりも高い第1のHO閾値を設定することができる。無線基地局100との無線接続を開始するユーザ端末30とは、例えば、アイドル状態から接続状態に遷移するユーザ端末30や、無線基地局100のセル102に対してハンドオーバしてくるユーザ端末30等である。これにより、図1及び図2によって例示しているように、新たに無線基地局100と無線接続を確立したユーザ端末30に対するHO可能エリア104を狭くすることができ、無線基地局100に対するMRの送信数を低減させることができる。無線基地局100が受信するMRの数を低減させることによって、無線基地局100によるMRの処理数を低減させることができ、無線基地局100の負荷を低減させることができる。特に、HO閾値を増加させることによってHO基準に達したがその中でも電界の良いユーザ端末30のハンドオーバを抑制することになり、電界の悪いユーザ端末30のハンドオーバは抑制しないようにしつつ、無線基地局100の負荷を低減させることができる。より電界の悪いユーザ端末30に絞ってハンドオーバを実行させることによって、同じセル同士を切り替え続けるユーザ端末30を抑制することができ、HO実行シグナルの数を顕著に低減することができる。
無線基地局100は、HO閾値を増加させた後、無線基地局100の負荷が低くなった場合に、HO閾値を低減させてよい。具体例として、無線基地局100は、HO閾値をデフォルト値に変更する。これにより、無線基地局100の負荷が高くないにもかかわらず、ユーザ端末30のハンドオーバを制限してしまうことによって、本来ハンドオーバすべきユーザ端末30がハンドオーバできないという事態の発生を抑制することができる。
無線基地局100は、無線基地局100の負荷の高まりに合わせて、HO閾値を段階的に高めてもよい。例えば、無線基地局100は、無線基地局100の負荷が第1の負荷閾値よりも高くなった場合に、HO閾値を第1のHO閾値に変更し、無線基地局100の負荷が第1の負荷閾値よりも高い第2の負荷閾値よりも高くなった場合に、HO閾値を第1のHO閾値よりも高い第2のHO閾値に変更する。これにより、HO閾値を第1のHO閾値に変更することによってMRの受信数を低減したにもかからわず、何らかの原因によって無線基地局100の負荷がさらに高まってしまった場合に、MRの受信数をさらに低減することによって、無線基地局100の負荷の低減に貢献することができる。HO閾値を増加させる段階は2段階に限らず、3段階以上であってもよい。
無線基地局100は、無線基地局100の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされているか否かによって、無線基地局100の負荷が高いか否かを判定してよい。例えば、無線基地局100は、無線基地局100の負荷が予め定められた負荷閾値より高い場合に、無線基地局100の負荷が高いと判定し、負荷閾値よりも低い場合、無線基地局100の負荷が低いと判定する。具体例として、無線基地局100は、無線基地局100のCPU使用率が予め定められた使用率閾値より高い場合に、無線基地局100の負荷が高いと判定し、使用率閾値よりも低い場合、無線基地局100の負荷が低いと判定する。これらの閾値は、任意に設定可能であってよく、例えば、無線基地局100を管理する管理者によって設定される。
無線基地局100は、ユーザ端末30に設定するHO閾値の値を、予め格納していてよい。例えば、無線基地局100は、デフォルト値、第1のHO閾値、及び第2のHO閾値を予め格納する。これらの値は、任意に設定可能であってよく、例えば、無線基地局100を管理する管理者によって設定される。また、これらの値は、無線基地局100を管理するネットワーク管理システム(NMS(Network Management System)と記載する場合がある。)によって決定されて、無線基地局100に対して通知されてもよい。NMSは、管理装置の一例であってよい。
図3は、システム10の一例を概略的に示す。システム10は、複数の無線基地局100及びNMS200を備える。
複数の無線基地局100とNMS200とは、ネットワーク20を介して通信する。ネットワーク20は、移動体通信ネットワークを含む。移動体通信ネットワークは、3G(3rd Generation)通信方式、LTE(Long Term Evolution)通信方式、5G(5th Generation)通信方式、及び6G(6th Generation)通信方式以降の通信方式のいずれに準拠していてもよい。ネットワーク20は、インターネットを含んでもよい。
複数の無線基地局100のそれぞれは、在圏しているユーザ端末30のハンドオーバのトリガ(HOトリガと記載する場合がある。)となったMRを、NMS200に報告する。NMS200は、各セル毎に無線基地局100から報告されたMRに基づくオフセット値の分布を生成する。NMS200は、セル毎に累積分布に基づくオフセット値を計算してよい。NMS200は、計算したオフセット値に基づいて、セル毎に段階的な高負荷時のHO閾値を無線基地局100に設定してよい。
無線基地局100は、無線基地局100の負荷が高まった場合に、NMS200から設定されたHO閾値を、無線基地局100に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するハンドオーバ閾値として設定してよい。無線基地局100は、無線基地局100の負荷状況に応じてHO閾値を段階的に変更してよく、基準負荷以下に収まるまでHO閾値の変更を継続してよい。無線基地局100は、無線基地局100の負荷が基準負荷以下に収まった場合、HO閾値をデフォルト値に戻してよい。
NMS200は、周期的にHO閾値のアップデートを行ってよい。NMS200は、例えば、週単位、日単位、又は時間単位等、予め定められた期間毎に、HO閾値のアップデートを行う。NMS200は、例えば、複数の無線基地局100のそれぞれについて、各期間の間に受信したMRに基づいてHO閾値を導出して、導出したHO閾値を設定する。
NMS200は、過去の統計に基づき連続する期間で同じ傾向がつかめたならば、HO閾値のアップデートの頻度を減らしてもよい。これにより、アップデートに要するNMS200及び無線基地局100の負荷を低減することができる。
図4は、システム10による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、1つのユーザ端末30が無線基地局100にと無線接続を確立してから、無線基地局100のネイバーセルである無線基地局180にハンドオーバするまでの処理の流れを概略的に示す。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、ユーザ端末30と無線基地局100とが接続を確立する。
S104では、無線基地局100がユーザ端末30に対して各種設定を行う。例えば、無線基地局100が、ユーザ端末30に対してRRC connection reconfigurationを送信し、ユーザ端末30が、無線基地局100に対してRRC connection reconfiguration completeを送信する。
無線基地局100は、RRC connection reconfigurationによって、ユーザ端末30に、MRの送信トリガ及びHO閾値を設定させてよい。無線基地局100は、例えば、ユーザ端末30に、MRの送信トリガをイベント型トリガのA3に設定させ、HO閾値をデフォルト値に設定させる。
S106では、ユーザ端末30が、無線基地局100からの受信電波強度と、無線基地局180からの受信電波強度との差がHO閾値を超えたことに応じて、無線基地局100に対してMRを送信する。当該MRには、無線基地局100からの受信電波強度と無線基地局180からの受信電波強度とが含まれてよい。無線基地局100は、受信したMRに基づいて、ユーザ端末30をハンドオーバさせるか否かを判定する。ここでは、ハンドオーバさせないと判定したものとして説明を続ける。
S108では、ユーザ端末30が、無線基地局100からの受信電波強度と無線基地局180からの受信電波強度との差がHO閾値を超えたことに応じて、無線基地局100に対してMRを送信する。S110では、無線基地局100が、S108において受信したMRに基づいて、ユーザ端末30を無線基地局180にハンドオーバさせることを決定する。
S112では、無線基地局100が、ユーザ端末30を無線基地局180にハンドオーバさせるためのHO要求を無線基地局180に送信する。S114では、無線基地局100が、ユーザ端末30に対して、無線基地局180にハンドオーバすることを指示するHO指示を送信する。なお、ここでは、X2ハンドオーバを実行する場合を例示しているが、無線基地局100は、S1ハンドオーバのような他のハンドオーバを実行してもよい。
S116では、無線基地局100が、ユーザ端末30のHOトリガとなった、S108においてユーザ端末30から受信したMRを、NMS200に送信する。S118では、ユーザ端末30と無線基地局180との間でHO処理が行われて、ユーザ端末30が無線基地局180にハンドオーバする。
無線基地局100が、ユーザ端末30をハンドオーバさせる毎に、HOトリガとなったMRをNMS200に送信することによって、NMS200は、複数のMRを収集することができる。NMS200は、収集した複数のMRに基づいて、HO閾値を導出してよい。
図5は、NMS200の機能構成の一例を概略的に示す。NMS200は、測定報告受信部202、測定報告格納部204、HO閾値導出部206、及びHO閾値送信部208を備える。
測定報告受信部202は、無線基地局100が、無線基地局100に在圏するユーザ端末30からのMRに基づいてユーザ端末30をハンドオーバさせると判定したときのMR(HOトリガとなったMR)を、無線基地局100から受信する。
測定報告格納部204は、測定報告受信部202が無線基地局100から受信したMRを、無線基地局100の基地局識別情報と対応付けて格納する。測定報告格納部204は、測定報告受信部202が複数の無線基地局100のそれぞれから受信したMRを、複数の無線基地局100のそれぞれの基地局識別情報に対応付けて格納する。
HO閾値導出部206は、複数の無線基地局100のそれぞれについて、測定報告格納部204に格納されている無線基地局100に対応する複数のMRに基づいてHO閾値を導出する。
HO閾値導出部206は、MRの送信トリガ毎に、HO閾値を導出してよい。例えば、イベント型トリガA3が採用されている場合、HO閾値導出部206は、MRに含まれるサービングセルからの受信電波強度及びネイバーセルからの受信電波強度に基づいてHO閾値を導出する。HO閾値導出部206は、サービングセルからの受信電波強度とネイバーセルからの受信電波強度との差分に基づいて、HO閾値を導出してよい。HO閾値導出部206は、例えば、複数のMRから取得した複数の差分の累積分布に基づいて、HO閾値を導出する。
HO閾値導出部206は、例えば、複数の差分のうち、累積分布が予め定められた第1の割合を超える差分の値を第1のHO閾値とし、累積分布が第2の割合を超える差分の値を第2のHO閾値として導出する。第2の割合は、第1の割合よりも多い。第1の割合及び第2の割合は、任意に設定可能であってよく、例えば、NMS200の管理者等によって設定される。
また、例えば、イベント型トリガA2が採用されている場合、HO閾値導出部206は、MRに含まれるサービングセルからの受信電波強度に基づいてHO閾値を導出する。HO閾値導出部206は、例えば、複数のMRに含まれるサービングセルからの受信電波強度の累積分布に基づいて、HO閾値を導出する。HO閾値導出部206は、例えば、複数の受信電波強度のうち、累積分布が予め定められた第1の割合を超える受信電波強度の値を第1のHO閾値とし、累積分布が第1の割合よりも多い第2の割合を超える受信電波強度の値を第2のHO閾値として導出する。
また、例えば、イベント型トリガA5が採用されている場合、HO閾値導出部206は、MRに含まれるサービングセルからの受信電波強度及びネイバーセルからの受信電波強度に基づいて、サービングセル用のHO閾値及びネイバーセル用のHO閾値を導出する。HO閾値導出部206は、例えば、複数のMRに含まれるサービングセルからの受信電波強度の累積分布と、複数のMRに含まれるネイバーセルからの受信電波強度の累積分布とに基づいて、サービングセル用のHO閾値及びネイバーセル用のHO閾値を導出する。
HO閾値導出部206は、予め定められたタイミングに従って断続的にHO閾値を導出してよい。HO閾値導出部206は、例えば、予め定められた周期に従って、周期的にHO閾値を導出する。HO閾値導出部206は、例えば、週単位、日単位、又は時間単位等、予め定められた期間毎に、HO閾値の導出を行う。HO閾値導出部206は、例えば、各期間の間に受信したMRに基づいてHO閾値を導出する。
HO閾値導出部206は、過去の統計に基づき連続する期間で同じ傾向がつかめたならば、HO閾値の導出の頻度を減らしてもよい。例えば、日単位でHO閾値を導出していた場合であって、平日に導出したHO閾値同士の差が予め定められた範囲内であり、土日祝日に導出したHO閾値同士の差が予め定められた範囲内であり、平日に導出したHO閾値と、土日祝日に導出したHO閾値との差が予め定められた範囲を超えていた場合、HO閾値の導出のタイミングを、日単位から、平日と土日祝日の単位に変更する。これにより、アップデートに要するNMS200及び無線基地局100の負荷を適切に低減することができる。
HO閾値送信部208は、HO閾値導出部206によって導出されたHO閾値を無線基地局100に送信する。HO閾値送信部208は、複数の無線基地局100のそれぞれに対してHO閾値導出部206によって導出されたHO閾値を、複数の無線基地局100のそれぞれに対して送信する。
図6は、累積分布グラフ222の一例を概略的に示す。ここでは、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA3が採用されている場合を例に挙げて説明する。横軸が、MRに含まれるサービングセルからの受信電波強度とネイバーセルからの受信電波強度との差分を示すオフセット値を表す。縦軸が、複数のオフセット値のそれぞれの全体に対する割合を表す。
図6に示す例において、NMS200は、累積分布がX%を超えるオフセット値である5dBを第1のHO閾値とし、累積分布がY%を超えるオフセット値である9dBを第2のHO閾値とし得る。X及びYの値は、任意に設定可能であってよく、例えば、NMS200の管理者等によって設定される。
図7は、累積分布グラフ224の一例を概略的に示す。累積分布グラフ224は、累積分布グラフ222とは異なるセルに対応する。
図7に示す例において、NMS200は、累積分布がX%を超えるオフセット値である6dBを第1のHO閾値とし、累積分布がY%を超えるオフセット値である8dBを第2のHO閾値とする。図6及び図7に例示するように、MRの分布はセル毎に異なるので、セル毎に異なるHO閾値が導出され得る。
図8は、基地局装置110の機能構成の一例を概略的に示す。基地局装置110は、無線基地局100に搭載される。基地局装置110は、HO閾値格納部111、端末制御部112、測定報告受信部114、HO判定部116、測定報告格納部118、測定報告送信部120、HO閾値受信部122、HO閾値導出部126、負荷判定部128、及びHO閾値変更部130を備える。なお、基地局装置110がこれらの全ての構成を備えることは必須とは限らない。
HO閾値格納部111は、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値を格納する。HO閾値格納部111は、基地局装置110の負荷の高さに応じた複数のHO閾値を格納してもよい。
HO閾値格納部111は、MRの送信トリガ毎にHO閾値を格納してよい。HO閾値格納部111は、例えば、イベント型トリガA3用のHO閾値と、イベント型トリガA2用のHO閾値と、イベント型トリガA5用のHO閾値とを格納する。
端末制御部112は、ユーザ端末30との間で各種制御を実行する。端末制御部112は、例えば、ユーザ端末30と通信接続を確立する。また、端末制御部112は、例えば、ユーザ端末30に対して各種設定を行う。端末制御部112は、ユーザ端末30に対してMRの送信トリガを設定してよい。また、端末制御部112は、ユーザ端末30に対してHO閾値を設定してよい。端末制御部112は、例えば、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して、予め設定されているMRの送信トリガと、HO閾値格納部111に格納されている、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対する設定用のHO閾値とを送信して、ユーザ端末30に設定する。
測定報告受信部114は、無線基地局100に在圏しているユーザ端末30からMRを受信する。測定報告受信部114は、端末制御部112によって設定された送信トリガに従ってユーザ端末30が送信したMRを受信する。
HO判定部116は、測定報告受信部114がMRを受信した場合に、MRに基づいて、MRを送信したユーザ端末30をハンドオーバさせるか否かを判定する。HO判定部116は、既存の無線基地局と同様にMRに基づいてユーザ端末30をハンドオーバさせるか否かを判定してよい。
HO判定部116によってユーザ端末30をハンドオーバさせると判定された場合、端末制御部112は、ユーザ端末30をハンドオーバさせるよう制御する。端末制御部112は、ハンドオーバ制御部の一例であってよい。
ハンドオーバの方式は、既存の方式と同様であってよい。端末制御部112は、例えば、X2ハンドオーバを行う場合、ハンドオーバ先の無線基地局100に対してHO要求を送信し、ユーザ端末30に対してHO指示を送信する。端末制御部112は、例えば、S1ハンドオーバを行う場合、MME(Mobility Management Entity)に対してHO要求を送信する。
測定報告格納部118は、HO判定部116がユーザ端末30をハンドオーバさせると判定したときのMRを格納する。測定報告送信部120は、測定報告格納部118に格納されているMRをNMS200に送信する。
測定報告送信部120は、予め設定されたタイミングに従ってMRをNMS200に送信してよい。測定報告送信部120は、例えば、測定報告格納部118がMRを格納する毎に、MRをNMS200に送信する。また、測定報告送信部120は、例えば、予め定められた期間毎に、各期間の間に測定報告格納部118が格納したMRを、NMS200に送信する。
なお、測定報告格納部118が、測定報告受信部114が受信したMRをすべて格納し、測定報告送信部120が、測定報告格納部118に格納されているMRのうち、HOトリガとなったMRのみをNMS200に送信するようにしてもよい。
HO閾値受信部122は、測定報告送信部120が送信したMRに基づいてNMS200が導出したHO閾値を、NMS200から受信する。NMS200は、MRの送信トリが毎のHO閾値を導出して、基地局装置110に送信してよい。
HO閾値導出部126は、測定報告格納部118に格納されているMRに基づいて、HO閾値を導出する。HO閾値導出部126は、NMS200と同様の方法でHO閾値を導出してよい。
負荷判定部128は、基地局装置110の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされているか否かを判定する。負荷判定部128は、例えば、基地局装置110の負荷が予め定められた負荷閾値より高い場合に負荷条件が満たされていると判定し、当該負荷閾値より低い場合に負荷条件が満たされていないと判定する。負荷判定部128は、基地局装置110のCPU使用率が予め定められた使用率閾値より高い場合に負荷条件が満たされていると判定し、使用率閾値より低い場合に負荷条件が満たされていないと判定してもよい。
HO閾値変更部130は、負荷判定部128によって負荷条件が満たされていると判定された場合に、基地局装置110と無線接続を確立するユーザ端末30の基地局装置110からのハンドオーバを抑制するように、HO閾値格納部111に格納されている、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値を変更する。
HO閾値変更部130は、基地局装置110の負荷が予め定められた負荷閾値より高い場合に、基地局装置110の負荷が負荷閾値より低くなるまで、HO閾値を段階的に変更してよい。これにより、ユーザ端末30のハンドオーバを必要以上に抑制することなく、基地局装置110の負荷を所定の負荷まで適切に低減することができる。
HO閾値変更部130は、HO閾値を、基地局装置110の負荷の高さに応じたHO閾値に変更してもよい。これにより、基地局装置110の負荷の状況に応じた適切なHO閾値を、ユーザ端末30に設定することができる。
HO閾値変更部130は、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA3が採用されている場合、ネイバーセルからの受信電波強度がサービングセルからの受信電波強度よりもHO閾値以上強いか否かを判定するための当該HO閾値を増加させる。HO閾値変更部130は、HO閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも高い第1のHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第1のHO閾値を用いる。また、HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第1のHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第1のHO閾値を用いてもよい。HO閾値変更部130は、HO閾値を第1のHO閾値に変更した後、負荷判定部128により負荷条件が満たされていないと判定された場合に、HO閾値をデフォルト値に変更してよい。HO閾値変更部130は、基地局装置110の負荷が第1の負荷閾値より高く、第2の負荷閾値より低い場合、HO閾値を第1のHO閾値に変更し、基地局装置110の負荷が第2の負荷閾値より高い場合HO閾値を第1のHO閾値より高い第2のHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第2のHO閾値を用いる。HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第2のHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第2のHO閾値を用いてもよい。
HO閾値変更部130は、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA2が採用されている場合、サービングセルからの受信電波強度がHO閾値よりも低いか否かを判定するための当該HO閾値を低減させる。HO閾値変更部130は、HO閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも低い第1のHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第1のHO閾値を用いる。また、HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第1のHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第1のHO閾値を用いてもよい。HO閾値変更部130は、HO閾値を第1のHO閾値に変更した後、負荷判定部128により負荷条件が満たされていないと判定された場合に、HO閾値をデフォルト値に変更してよい。HO閾値変更部130は、基地局装置110の負荷が第1の負荷閾値より高く、第2の負荷閾値より低い場合、HO閾値を第1のHO閾値に変更し、基地局装置110の負荷が第2の負荷閾値より高い場合、HO閾値を第1のHO閾値より低い第2のHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第2のHO閾値を用いる。HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第2のHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第2のHO閾値を用いてもよい。
端末制御部112は、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA5が採用されている場合、サービングセルからの受信電波強度がサービングセルHO閾値よりも低いか否かを判定するための当該サービングセルHO閾値を低減させ、ネイバーセルからの受信電波強度がネイバーセルHO閾値よりも高いか否かを判定するための当該ネイバーセルHO閾値を増加させる。端末制御部112は、サービングセルHO閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも低い第1のサービングセルHO閾値に変更させ、ネイバーセルHO閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも高い第1のネイバーセルHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第1のサービングセルHO閾値及び第1のネイバーセルHO閾値を用いる。また、HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第1のサービングセルHO閾値及び第1のネイバーセルHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第1のサービングセルHO閾値及び第1のネイバーセルHO閾値を用いてもよい。HO閾値変更部130は、当該変更命令を送信した後、負荷判定部128により負荷条件が満たされていないと判定された場合に、サービングセルHO閾値をデフォルト値に変更し、ネイバーセルHO閾値をデフォルト値に変更してよい。HO閾値変更部130は、基地局装置110の負荷が第1の負荷閾値より高く、第2の負荷閾値より低い場合、サービングセルHO閾値を第1のサービングセルHO閾値に変更し、ネイバーセルHO閾値を第1のネイバーセルHO閾値に変更し、基地局装置110の負荷が第2の負荷閾値より高い場合、サービングセルHO閾値を第1のサービングセルHO閾値より低い第2のサービングセルHO閾値に変更し、ネイバーセルHO閾値を第1のネイバーセルHO閾値より高い第2のネイバーセルHO閾値に変更してよい。HO閾値変更部130は、例えば、無線基地局100の管理者等によって予め設定された第2のサービングセルHO閾値及び第2のネイバーセルHO閾値を用いる。HO閾値変更部130は、HO閾値受信部122がNMS200から受信した第2のサービングセルHO閾値及び第2のネイバーセルHO閾値を用いてもよい。また、HO閾値変更部130は、HO閾値導出部126が導出した第2のサービングセルHO閾値及び第2のネイバーセルHO閾値を用いてもよい。
図9は、基地局装置110による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、基地局装置110に複数のユーザ端末30が在圏しており、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA3が採用されており、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値がデフォルト値に設定されている状態を開始状態として説明する。
S202では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が閾値よりも高いか否かを判定する。高いと判定された場合、S204に進む。
S204では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値をデフォルト値よりも高い値に変更する。変更後は、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して、デフォルト値よりも高い値のHO閾値が設定されることになり、基地局装置110と新たに無線接続をしたユーザ端末30からのMRの送信が抑制される。
S206では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が閾値よりも低いか否かを判定する。低いと判定された場合、S208に進む。
S208では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値をデフォルト値に変更する。そして、S202に戻る。基地局装置110は、例えば、基地局装置110の管理者による指示に従って、図9に示す処理を終了してよい。
図10は、基地局装置110による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、基地局装置110に複数のユーザ端末30が在圏しており、MRの送信トリガとしてイベント型トリガのA3が採用されており、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値がデフォルト値に設定されている状態を開始状態として説明する。
S302では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が第1閾値よりも高いか否かを判定する。高いと判定された場合、S304に進む。
S304では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値をデフォルト値よりも高い第1のHO閾値に変更する。
S306では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が、第1閾値よりも高い第2閾値より高いか否かを判定する。高いと判定された場合、S308に進み、高いと判定されなかった場合、S312に進む。S308では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値を、第1のHO閾値よりも高い第2のHO閾値に変更する。
S310では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が第2閾値よりも低いか否かを判定する。低いと判定された場合、S312に進む。S312では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値を第1のHO閾値に変更する。
S314では、負荷判定部128が、基地局装置110のCPU使用率が第1閾値よりも低いか否かを判定する。低いと判定された場合、S316に進み、低いと判定されたなかった場合、S306に戻る。S316では、HO閾値変更部130が、基地局装置110に対して無線接続を開始するユーザ端末30に対して設定するHO閾値をデフォルト値に変更する。そして、S302に戻る。基地局装置110は、例えば、基地局装置110の管理者による指示に従って、図10に示す処理を終了してよい。
図11は、HAPS(High Altitude Platform Station)300を概略的に示す。HAPS300は、飛行体の一例であってよい。HAPS300は、機体310、中央部320、プロペラ330、ポッド340、及び太陽電池パネル350を備える。中央部320は、不図示の飛行制御装置及び基地局装置110を有する。
太陽電池パネル350によって発電された電力は、機体310、中央部320、及びポッド340の少なくともいずれかに配置された1又は複数のバッテリに蓄電される。バッテリに蓄電された電力は、HAPS300が備える各構成によって利用される。
飛行制御装置は、HAPS300の飛行を制御する。飛行制御装置は、例えば、プロペラ330の回転を制御することによってHAPS300の飛行を制御する。また、飛行制御装置は、不図示のフラップやエレベータの角度を変更することによってHAPS300の飛行を制御してもよい。飛行制御装置は、GPSセンサ等の測位センサ、ジャイロセンサ、及び加速度センサ等の各種センサを備えて、HAPS300の位置、移動方向、及び移動速度を管理してよい。
基地局装置110は、FL(Feeder Link)アンテナ322、及びSL(Service Link)アンテナ324を用いて、地上のユーザ端末30に対して無線通信サービスを提供する。FLアンテナ322は、フィーダリンク用のアンテナである。基地局装置110は、FLアンテナ322によって、地上のゲートウェイ40との間でフィーダリンクを形成する。
SLアンテナ324は、サービスリンク用のアンテナである。SLアンテナ324は、FLアンテナ322よりも指向性が低いアンテナであってよい。基地局装置110は、SLアンテナ324によって、地上にセル102を形成する。
基地局装置110は、例えば、地上の各地に配置されたゲートウェイ40のそれぞれとの間でフィーダリンクを確立して、ゲートウェイ40を介して地上のネットワーク20と通信する。基地局装置110は、ゲートウェイ40及びネットワーク20を介してNMS200と通信してよい。HAPS300は、例えば、カバー対象の地上エリアの上空を、円形の飛行経路に沿って旋回飛行し、FLアンテナ322及びSLアンテナ324によるビームの方向を調整しながら、セル102によって当該地上エリアをカバーする。飛行経路は、正円形及び楕円形等の他、8の字型等であってもよい。ビームの方向の調整は、アンテナの物理的な向きの変更とビームフォーミングとの少なくともいずれかによって行われてよい。
HAPS300の場合、セル102によってカバーする地上のエリアの範囲が地上の無線基地局と比較して広範囲であり、飛行による機体振動によって地上のエリアにおける電界変動が激しくなるので、地上の無線基地局と比較して多数の制御信号が発生することになる。そのため、基地局装置110が、基地局装置110の負荷に応じてHO閾値を変更する効果は、より顕著となる。
また、HAPS300の場合、カバー対象エリアにおけるセルの配置状況、飛行エリアの風の状況、機体の性能誤差、カバー対象エリアにおける通信トラフィックの傾向、及び季節変動などによって、適切なHO閾値が、HAPS300毎に異なる可能性が高い。それに対して、本実施形態では、HAPS300毎にHO閾値を導出するので、それぞれのHAPS300に適したHO閾値を適用することができ、負荷の低減をより適切に実現することができる。
また、HAPS300の場合、HOトリガとなるMRにおけるオフセット値の値分布が広くなることが予測される。したがって、HOトリガとなるMRにおけるオフセット値の分布を集計し、累積分布に基づいてHO閾値を事前に導出しておき、基地局装置110の負荷に応じて、事前に導出したHO閾値を適用していくことによって、HO閾値を段階的に調整する場合と比較して、時間効率の良い設定が可能となる。
また、HAPS300の場合、地上の無線基地局と比較して計算資源が限られていたり、使用可能な電力が限られているが、HO閾値の導出をNMS200が実行し、高負荷の判断を基地局装置110が実行することによって、基地局装置110の負荷を低減しつつ、基地局装置110とNMS200とのメッセージのやり取りを低減することができ、高負荷時の対処を即時に実行可能にできる。
図12は、基地局装置110又はNMS200として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、上記実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、並びにDVDドライブ及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD-ROM又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD-ROM、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ(DVD-ROM)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
上記実施形態では、管理装置の一例としてNMS200を挙げたが、これに限らない。システム10は、NMS200とは別に、管理装置を備えてもよい。当該管理装置は、ネットワーク20に接続され、測定報告受信部202、測定報告格納部204、HO閾値導出部206、及びHO閾値送信部208を備えてよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 システム、20 ネットワーク、30 ユーザ端末、40 ゲートウェイ、100 無線基地局、102 セル、104 HO可能エリア、110 基地局装置、111 HO閾値格納部、112 端末制御部、114 測定報告受信部、116 HO判定部、118 測定報告格納部、120 測定報告送信部、122 HO閾値受信部、126 HO閾値導出部、128 負荷判定部、130 HO閾値変更部、180 無線基地局、200 NMS、202 測定報告受信部、204 測定報告格納部、206 HO閾値導出部、208 HO閾値送信部、222 累積分布グラフ、224 累積分布グラフ、300 HAPS、310 機体、320 中央部、322 FLアンテナ、324 SLアンテナ、330 プロペラ、340 ポッド、350 太陽電池パネル、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1230 ROM、1240 入出力チップ

Claims (20)

  1. セルを形成して前記セル内のユーザ端末に無線通信サービスを提供する基地局装置であって、
    前記基地局装置に対して無線接続を開始する前記ユーザ端末に対して設定するハンドオーバ閾値を格納するハンドオーバ閾値格納部と、
    前記基地局装置の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされている否かを判定する負荷判定部と、
    前記負荷条件が満たされていると判定された場合に、前記基地局装置と無線接続を確立するユーザ端末の前記基地局装置からのハンドオーバを抑制するように前記ハンドオーバ閾値を変更するハンドオーバ閾値変更部と
    を備える基地局装置。
  2. 前記負荷判定部は、前記基地局装置の負荷が予め定められた負荷閾値より高い場合に前記負荷条件が満たされていると判定し、前記基地局装置の負荷が前記負荷閾値より低い場合に前記負荷条件が満たされていないと判定する、請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記負荷判定部は、前記基地局装置のCPU使用率が予め定められた使用率閾値より高い場合に前記負荷条件が満たされていると判定し、前記基地局装置のCPU使用率が前記使用率閾値より低い場合に前記負荷条件が満たされていないと判定する、請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記ハンドオーバ閾値変更部は、前記負荷判定部により前記負荷条件が満たされていると判定された場合に、ネイバーセルからの受信電波強度がサービングセルからの受信電波強度よりもハンドオーバ閾値以上強いか否かを判定するための当該ハンドオーバ閾値を増加させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  5. 前記ハンドオーバ閾値変更部は、前記負荷判定部により前記負荷条件が満たされていると判定された場合に、前記ハンドオーバ閾値を、デフォルト値から、デフォルト値よりも高い第1のハンドオーバ閾値に変更する、請求項4に記載の基地局装置。
  6. 前記ハンドオーバ閾値変更部は、前記ハンドオーバ閾値を前記第1のハンドオーバ閾値に変更した後、前記負荷判定部により前記負荷条件が満たされていないと判定された場合に、前記ハンドオーバ閾値を前記デフォルト値に変更する、請求項5に記載の基地局装置。
  7. 前記負荷判定部は、前記基地局装置の負荷が、予め定められた第1の負荷閾値より高い場合に前記負荷条件が満たされていると判定し
    前記ハンドオーバ閾値変更部は、前記基地局装置の負荷が前記第1の負荷閾値より高く、前記第1の負荷閾値よりも高い第2の負荷閾値より低い場合、前記ハンドオーバ閾値を前記第1のハンドオーバ閾値に変更し、前記基地局装置の負荷が、前記第2の負荷閾値より高い場合、前記ハンドオーバ閾値を前記第1のハンドオーバ閾値よりも高い第2のハンドオーバ閾値に変更する、請求項5又は6に記載の基地局装置。
  8. 前記ユーザ端末によって送信された、前記ユーザ端末による受信電波の測定結果を報告する測定報告を受信する測定報告受信部と、
    前記測定報告に基づいて前記ユーザ端末をハンドオーバさせるか否かを判定するハンドオーバ判定部と、
    前記ハンドオーバ判定部によってハンドオーバさせると判定された前記ユーザ端末をハンドオーバさせるよう制御するハンドオーバ制御部と
    を備え、
    前記ハンドオーバ閾値変更部は、前記ハンドオーバ判定部が前記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの前記測定報告に基づいて決定された前記第1のハンドオーバ閾値及び前記第2のハンドオーバ閾値を用いる、
    請求項7に記載の基地局装置。
  9. 前記ハンドオーバ判定部が前記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を格納する測定報告格納部と、
    前記測定報告格納部に格納されている複数の前記測定報告に基づいて、前記第1のハンドオーバ閾値及び前記第2のハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出部と
    を備える、請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記ハンドオーバ判定部が前記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの測定報告を管理装置に送信する測定報告送信部と、
    前記管理装置によって、複数の前記測定報告に基づいて導出された前記第1のハンドオーバ閾値及び前記第2のハンドオーバ閾値を前記管理装置から受信するハンドオーバ閾値受信部と
    を備える、請求項8に記載の基地局装置。
  11. 請求項10に記載の基地局装置と、
    前記管理装置と
    を備えるシステム。
  12. コンピュータを、請求項1から10のいずれか一項に記載の基地局装置として機能させるためのプログラム。
  13. 前記基地局装置は、飛行体に搭載される、請求項1から10のいずれか一項に記載の基地局装置。
  14. 請求項1から10のいずれか一項に記載の基地局装置
    を備え、
    前記基地局装置によって地上に前記セルを形成して前記セル内の前記ユーザ端末に無線通信サービスを提供する飛行体。
  15. セルを形成して前記セル内のユーザ端末に無線通信サービスを提供する基地局装置によって実行される方法であって、
    前記基地局装置の負荷が高いことを示す負荷条件が満たされている否かを判定する判定段階と、
    前記負荷条件が満たされていると判定された場合に、前記基地局装置と無線接続を確立するユーザ端末の前記基地局装置からのハンドオーバを抑制するように、前記基地局装置に対して無線接続を開始する前記ユーザ端末に対して設定するハンドオーバ閾値を変更するハンドオーバ閾値変更段階と
    を備える方法。
  16. 無線基地局が前記無線基地局に在圏するユーザ端末からの受信電波の測定報告に基づいて前記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの前記測定報告を、前記無線基地局から受信する測定報告受信部と、
    前記測定報告受信部が前記無線基地局から受信した複数の前記測定報告を前記無線基地局の基地局識別情報と対応付けて格納する測定報告格納部と、
    前記無線基地局に対応する前記複数の測定報告に基づいてハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出部と、
    前記ハンドオーバ閾値導出部によって導出された前記ハンドオーバ閾値を前記無線基地局に送信するハンドオーバ閾値送信部と
    を備え
    前記測定報告は、前記ユーザ端末のサービングセルからの受信電波強度及び前記ユーザ端末のネイバーセルからの受信電波強度を含み、
    前記ハンドオーバ閾値導出部は、前記複数の測定報告からの前記サービングセルからの受信電波強度と前記ネイバーセルからの受信電波強度との複数の差分の累積分布に基づいて、前記ハンドオーバ閾値を導出する、管理装置。
  17. 前記ハンドオーバ閾値導出部は、前記複数の差分のうち、累積分布が予め定められた第1の割合を超える差分の値を第1のハンドオーバ閾値とし、累積分布が前記第1の割合よりも多い第2の割合を超える差分の値を第2のハンドオーバ閾値として導出する、請求項16に記載の管理装置。
  18. 前記ハンドオーバ閾値導出部は、複数の前記無線基地局のそれぞれに対応する前記複数の測定報告に基づいて、前記複数の無線基地局のそれぞれのハンドオーバ閾値を導出し、
    前記ハンドオーバ閾値送信部は、前記複数の無線基地局のそれぞれのハンドオーバ閾値を、前記複数の無線基地局のそれぞれに送信する、請求項16又は17に記載の管理装置。
  19. コンピュータを、請求項16から18のいずれか一項に記載の管理装置として機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータによって実行される管理方法であって、
    無線基地局が前記無線基地局に在圏するユーザ端末からの受信電波の測定報告に基づいて前記ユーザ端末をハンドオーバさせると判定したときの前記測定報告を、前記無線基地局から受信する測定報告受信段階と、
    前記無線基地局から受信した複数の前記測定報告を前記無線基地局の基地局識別情報と対応付けて格納する測定報告格納段階と、
    前記無線基地局に対応する前記複数の測定報告に基づいてハンドオーバ閾値を導出するハンドオーバ閾値導出段階と、
    前記ハンドオーバ閾値導出段階において導出された前記ハンドオーバ閾値を前記無線基地局に送信するハンドオーバ閾値送信段階と
    を備え
    前記測定報告は、前記ユーザ端末のサービングセルからの受信電波強度及び前記ユーザ端末のネイバーセルからの受信電波強度を含み、
    前記ハンドオーバ閾値導出段階は、前記複数の測定報告からの前記サービングセルからの受信電波強度と前記ネイバーセルからの受信電波強度との複数の差分の累積分布に基づいて、前記ハンドオーバ閾値を導出する、管理方法。
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