JP7159746B2 - 情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、データを出力する情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
プリンターなどの情報処理装置では、印刷ジョブなどの出力ジョブの実行が当該出力ジョブの実行指示を入力したユーザーの権限に基づいて制限されることがある。また、印刷ジョブの実行が当該印刷ジョブの実行指示を入力したユーザーの権限に基づいて制限される場合に、承認ユーザーのICカードのカード情報の入力に応じて、当該印刷ジョブを実行可能な画像形成装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
特開2009-107217号公報
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、自身の権限では印刷ジョブを実行できないユーザーは、承認ユーザーの許可に基づくことなく当該承認ユーザーのICカードを取得して、当該印刷ジョブを実行することが可能である。
本発明の目的は、他のユーザーによる出力ジョブの実行を許可可能なユーザーの許可なく、当該他のユーザーにより出力ジョブが実行されることを抑制可能な情報処理システム、及び情報処理方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理システムは、第1判定処理部と、実行処理部とを備える。前記第1判定処理部は、第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定する。前記実行処理部は、前記第1判定処理部によって前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行する。
本発明の他の局面に係る情報処理方法は、第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定することと、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行することと、を含む。
本発明によれば、他のユーザーによる出力ジョブの実行を許可可能なユーザーの許可なく、当該他のユーザーにより出力ジョブが実行されることを抑制可能な情報処理システム、及び情報処理方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行されるデータ出力処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される応答取得処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される照会処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで表示される照会画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで表示される選択画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る情報処理システムで実行される照会処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[情報処理システム100]
本発明の実施形態に係る情報処理システム100は、図1に示されるように、情報処理装置10と、入出力端末20とを含む。図1において、情報処理装置10、及び入出力端末20は、二点鎖線によって示されている。情報処理システム100において、情報処理装置10、及び入出力端末20は、互いに通信ネットワーク30を介して相互に通信可能に接続されている。例えば、通信ネットワーク30は、インターネット又はLAN(ローカルエリアネットワーク)である。
[情報処理装置10]
情報処理装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明における情報処理システムは、情報処理装置10であってもよい。
図1に示されるように、情報処理装置10は、制御部11、ADF(自動原稿搬送装置)12、画像読取部13、画像形成部14、給紙部15、操作表示部16、通信部17、第1記憶部18、及び第2記憶部19を備える。
なお、情報処理装置10は、ファクシミリ装置、又はコピー機であってもよい。また、情報処理装置10は、プリンターであってもよい。この場合、情報処理装置10は、ADF12、及び画像読取部13を備えていなくてよい。また、情報処理装置10は、パーソナルコンピューター、ノートパソコン、スマートフォン、又はタブレット端末であってもよい。この場合、情報処理装置10は、ADF12、画像読取部13、画像形成部14、及び給紙部15を備えていなくてよい。
制御部11は、CPU11A、ROM11B、及びRAM11Cなどの制御機器を備える。CPU11Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM11Bは、CPU11Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM11Cは揮発性の記憶装置である。RAM11Cは、CPU11Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。制御部11では、CPU11AによりROM11Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、情報処理装置10が制御部11により統括的に制御される。なお、制御部11は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、情報処理装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
ADF12は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部13によって読み取られる原稿を搬送する。
画像読取部13は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部14は、画像読取部13で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でシートにカラー又はモノクロの画像を形成することが可能である。また、画像形成部14は、外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、シートに画像を形成することも可能である。具体的に、画像形成部14は、複数の画像形成ユニット、光走査装置(LSU)、中間転写装置、二次転写装置、定着装置、及び排紙トレイを備える。なお、画像形成部14は、インクジェット方式などの他の画像形成方式により画像を形成するものであってもよい。
給紙部15は、給紙カセット、及び複数の搬送ローラーを備え、画像形成部14にシートを供給する。画像形成部14は、給紙部15から供給されるシートに、画像データに基づく画像を形成する。画像形成部14による画像形成後のシートは、前記排紙トレイに排出される。
操作表示部16は、制御部11からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部11に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
通信部17は、入出力端末20などの外部の通信装置との間で、通信ネットワーク30を介して有線又は無線によるデータ通信を実行することが可能である。
第1記憶部18は、不揮発性の記憶装置である。例えば、第1記憶部18は、フラッシュメモリー、及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(ソリッドステートドライブ)、並びにHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。
第1記憶部18には、情報処理装置10のユーザー各々に対応する認証情報が予め記憶されている。前記認証情報は、情報処理装置10によるユーザーの認証に用いられる情報である。例えば、前記認証情報は、ユーザー名、及びパスワードである。
第2記憶部19は、第1記憶部18と同様に、不揮発性の記憶装置である。なお、第1記憶部18及び第2記憶部19は、それぞれ記憶装置に設定された記憶領域であってもよい。
第2記憶部19には、情報処理装置10で出力されるデータが記憶されている。例えば、第2記憶部19に記憶されているデータは、画像データ、及び文書データである。なお、第2記憶部19に記憶されているデータは、音声データ、及び動画データなどであってもよい。
ここで、情報処理装置10では、第2記憶部19に記憶されているデータにセキュリティーレベルが設定されている。例えば、前記セキュリティーレベルは、「0」、「1」、及び「2」の3段階である。前記セキュリティーレベルが「0」のデータは、情報処理装置10のユーザーの全員が出力可能である。一方、前記セキュリティーレベルが「1」のデータは、情報処理装置10のユーザーのうち、予め定められた一部のユーザーのみが出力可能である。また、前記セキュリティーレベルが「2」のデータは、前記セキュリティーレベルが「1」のデータを出力可能なユーザーのうち、予め定められた一部のユーザーのみが出力可能である。なお、前記セキュリティーレベルは、2段階であってもよいし、4段階以上であってもよい。
また、情報処理装置10では、情報処理装置10のユーザーごとに、前記セキュリティーレベルが設定されたデータの出力権限が設定されている。例えば、情報処理装置10では、前記セキュリティーレベルごとの出力権限の有無を示す出力権限情報がユーザー各々の前記認証情報に対応付けられて第1記憶部18に記憶されている。
そして、情報処理装置10では、第2記憶部19に記憶されているデータを出力する出力ジョブの実行指示が入力された場合に、当該出力ジョブで出力されるデータに設定された前記セキュリティーレベル、及び当該出力ジョブの実行指示を入力したユーザーに対応する前記出力権限情報に基づいて、当該出力ジョブの実行の可否が判断される。
例えば、前記出力ジョブは、第2記憶部19に記憶されているデータを印刷する印刷ジョブである。なお、前記出力ジョブは、第2記憶部19に記憶されているデータを表示する表示ジョブ、当該データを外部の情報処理装置又は記憶装置に転送する転送ジョブ、及び当該データを再生する再生ジョブなどであってもよい。また、前記出力ジョブは、外部の情報処理装置から送信される前記セキュリティーレベルが設定されたデータを印刷する印刷ジョブであってもよい。また、前記出力ジョブは、第2記憶部19に記憶されているデータを外部の画像形成装置で印刷する印刷ジョブであってもよい。
また、情報処理装置10では、情報処理装置10のユーザーごとに、他のユーザーによる前記セキュリティーレベルが設定されたデータの出力に対する許可権限が設定されている。例えば、情報処理装置10では、前記セキュリティーレベルごとの許可権限の有無を示す許可権限情報がユーザー各々の前記認証情報に対応付けられて第1記憶部18に記憶されている。
そして、情報処理装置10では、後述するように、前記出力ジョブの実行指示を入力したユーザーが当該出力ジョブで出力されるデータの出力権限を有していない場合であっても、そのユーザーは、許可権限を有する他のユーザーの許可に基づいて、前記出力ジョブを実行することが可能である。
なお、第2記憶部19は、データサーバーのような情報処理装置10とは異なる外部の情報処理装置に設けられていてもよい。この場合、情報処理装置10は、操作表示部16におけるユーザーの操作に応じて、当該外部の情報処理装置の第2記憶部19から前記出力ジョブで出力されるデータを取得可能に構成されていればよい。
[入出力端末20]
入出力端末20は、情報処理装置10のユーザー各々が所持するパーソナルコンピューター、ノートパソコン、スマートフォン、又はタブレット端末である。ここに、入出力端末20が、本発明における第1入出力端末の一例であるとともに、本発明における第2入出力端末の一例である。
情報処理システム100では、情報処理装置10のユーザー各々が所持する入出力端末20が予め情報処理装置10に登録されている。例えば、情報処理装置10では、入出力端末20の識別に用いられる端末識別情報がユーザー各々の前記認証情報に対応付けられて第1記憶部18に記憶されている。例えば、前記端末識別情報は、IPアドレス、又は入出力端末20のMACアドレスである。
図1に示されるように、入出力端末20は、制御部21、操作表示部22、通信部23、音声入出力部24、及び記憶部25を備える。
制御部21は、情報処理装置10の制御部11と同様に、CPU21A、ROM21B、及びRAM21Cなどの制御機器を備える。制御部21では、CPU21AによりROM21Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、入出力端末20が制御部21により統括的に制御される。なお、制御部21は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、入出力端末20を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部22は、制御部21からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部21に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
通信部23は、情報処理装置10などの外部の通信装置との間で、通信ネットワーク30を介して有線又は無線によるデータ通信を実行することが可能である。
音声入出力部24は、音声データを出力するスピーカー、及び入出力端末20への音声入力に用いられるマイクなどを備える。
記憶部25は、情報処理装置10の第1記憶部18と同様に、不揮発性の記憶装置である。
記憶部25には、情報処理装置10に対応するアプリケーションプログラムが予め記憶されている。入出力端末20は、前記アプリケーションプログラムが記憶部25にインストールされることで、情報処理装置10との間で通信を行い、情報処理装置10からの指示に応じた処理を実行することが可能である。
ところで、印刷ジョブの実行が当該印刷ジョブの実行指示を入力したユーザーの権限に基づいて制限される場合に、承認ユーザーのICカードのカード情報の入力に応じて、当該印刷ジョブを実行可能な画像形成装置が関連技術として知られている。
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、自身の権限では印刷ジョブを実行できないユーザーは、承認ユーザーの許可に基づくことなく当該承認ユーザーのICカードを取得して、当該印刷ジョブを実行することが可能である。
これに対し、本発明の実施形態に係る情報処理システム100では、以下に説明するように、他のユーザーによる前記出力ジョブの実行を許可可能なユーザーの許可なく、当該他のユーザーにより前記出力ジョブが実行されることを抑制可能である。
具体的に、情報処理装置10の第1記憶部18には、CPU11Aに後述のデータ出力処理(図2のフローチャート参照)を実行させるためのデータ出力プログラムが予め記憶されている。なお、前記データ出力プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて第1記憶部18にインストールされてもよい。
そして、制御部11は、図1に示されるように、認証処理部111、第3判定処理部112、特定処理部113、受付処理部114、第1判定処理部115、記録処理部116、表示処理部117、実行処理部118、及び第2判定処理部119を含む。具体的に、制御部11は、CPU11Aを用いて第1記憶部18に記憶されている前記データ出力プログラムを実行する。これにより、制御部11は、認証処理部111、第3判定処理部112、特定処理部113、第1判定処理部115、受付処理部114、記録処理部116、表示処理部117、実行処理部118、及び第2判定処理部119として機能する。
また、入出力端末20の制御部21は、図1に示されるように、録音処理部211を含む。具体的に、制御部21は、CPU21Aを用いて記憶部25に記憶されている前記アプリケーションプログラムを実行する。これにより、制御部21は、録音処理部211として機能する。
認証処理部111は、予め定められた認証操作に応じてユーザーを認証するログイン処理を実行する。
例えば、認証処理部111は、操作表示部16に前記認証操作を行うことが可能な認証画面を必要に応じて表示させる。そして、認証処理部111は、前記認証画面においてユーザーによる前記認証操作を受け付ける。例えば、前記認証操作は、ユーザー名及びパスワードなどのログイン情報の入力操作である。その後、認証処理部111は、操作表示部16から入力された前記ログイン情報が第1記憶部18に記憶されている前記認証情報に含まれている場合に認証完了と判断し、ユーザーを情報処理装置10にログインさせる。なお、認証処理部111は、操作表示部16に対するログアウト操作が行われた場合、予め設定された時間が経過した場合、又は他のユーザーをログインさせる場合に、現在ログイン中のユーザーをログアウトさせるログアウト処理を実行する。
第3判定処理部112は、前記出力ジョブの実行指示が入力された場合に、当該出力ジョブの実行が当該出力ジョブの実行指示を入力したユーザー(以下、「第1ユーザー」と呼称する。)の権限に基づいて制限されるか否かを判定する。
例えば、第3判定処理部112は、前記出力ジョブの実行指示が入力された時に情報処理装置10にログインしているユーザーを前記第1ユーザーであると認識する。なお、第3判定処理部112は、前記出力ジョブの実行指示が入力された時に情報処理装置10にログインしているユーザーが存在しない場合は、認証処理部111に前記ログイン処理を実行させて、当該ログイン処理でログインしたユーザーを前記第1ユーザーであると認識してもよい。また、第3判定処理部112は、入出力端末20から前記出力ジョブの実行指示が入力された場合に、当該入出力端末20の前記端末識別情報に対応するユーザーを前記第1ユーザーであると認識してもよい。
また、第3判定処理部112は、前記出力ジョブで出力されるデータに設定された前記セキュリティーレベル、及び前記第1ユーザーに対応する前記出力権限情報に基づいて、前記第1ユーザーが前記出力ジョブで出力されるデータの出力権限を有するか否かを判断する。そして、第3判定処理部112は、前記第1ユーザーが前記出力ジョブで出力されるデータの出力権限を有しないと判断した場合に、前記出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されると判定する。
特定処理部113は、第3判定処理部112により前記出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されると判定された場合に、前記第1ユーザーによる前記出力ジョブの実行を許可可能なユーザー(以下、「第2ユーザー」と呼称する。)を特定する。
例えば、特定処理部113は、ユーザー各々に対応する前記許可権限情報に基づいて、情報処理装置10のユーザーから前記第2ユーザーを特定する。
受付処理部114は、特定処理部113によって特定された前記第2ユーザーに対応する入出力端末20の操作者に、前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該入出力端末20への前記第1ユーザーからの要求に対する応答の入力を受け付ける。
また、受付処理部114は、前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す前記応答の入力を受け付け可能である。
例えば、受付処理部114は、図5に示される照会画面X10を入出力端末20の操作表示部22に表示させる。照会画面X10は、前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨の報知、及び前記応答の入力に用いられる画面である。そして、受付処理部114は、照会画面X10において前記応答の入力操作を受け付ける。
ここで、図5を参照しつつ、照会画面X10について説明する。図5に示されるように、照会画面X10は、メッセージ欄X11、情報表示欄X12、操作キーX13~X16を含む。
メッセージ欄X11には、入出力端末20の操作者へのメッセージが表示される。情報表示欄X12には、前記第1ユーザーのユーザー名、及び前記出力ジョブで出力されるデータのデータ名が表示される。操作キーX13は、前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答の入力操作に用いられる。操作キーX14は、前記出力ジョブの実行を許可しない旨を示す前記応答の入力操作に用いられる。
操作キーX15は、前記出力ジョブの実行条件の設定に用いられる。例えば、入出力端末20では、操作キーX15が操作された場合に、前記出力ジョブの実行条件の設定に用いられる条件設定画面が操作表示部22に表示される。例えば、前記条件設定画面では、前記出力ジョブで出力対象とされるデータのうち、出力を許可する範囲又は出力を不許可とする範囲を指定することが可能である。また、前記条件設定画面では、印刷部数の上限値を指定することも可能である。受付処理部114は、前記条件設定画面で前記出力ジョブの実行条件が設定された後に操作キーX13が操作された場合に、前記出力ジョブの実行を設定された実行条件の範囲内で許可する旨を示す前記応答の入力を受け付けたと判断する。
操作キーX16は、前記出力ジョブで出力されるデータの内容の表示に用いられる。例えば、入出力端末20では、操作キーX16が操作された場合に、前記出力ジョブで出力されるデータの内容が表示された内容表示画面が操作表示部22に表示される。これにより、入出力端末20の操作者は、出力対象のデータの内容を確認しつつ、許可、不許可、又は条件付き許可の判断を行うことが可能である。
なお、受付処理部114は、前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す前記応答の入力を受け付け不能であってもよい。また、受付処理部114は、照会画面X10の表示に替えて、又は照会画面X10の表示とともに、照会画面X10の表示内容を音声で報知させてもよい。また、受付処理部114は、音声による前記応答の入力を受け付けてもよい。
第1判定処理部115は、受付処理部114によって入力が受け付けられる前記応答の入力者が特定処理部113によって特定された前記第2ユーザーであるか否かを、当該第2ユーザーに対応する入出力端末20に入力される音声に基づいて判定する。
例えば、第1判定処理部115は、受付処理部114によって前記応答の入力が受け付けられる前に、当該応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判定する。
例えば、第1判定処理部115は、音声認証を行う旨のメッセージを含む案内画面を前記第2ユーザーに対応する入出力端末20の操作表示部22に表示させる。また、第1判定処理部115は、前記案内画面の表示中に、入出力端末20の音声入出力部24への音声入力を受け付ける。そして、第1判定処理部115は、入出力端末20の音声入出力部24に入力された音声に基づいて、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判定する。
例えば、情報処理装置10では、ユーザー各々に対応する当該ユーザーの声紋を示す声紋データが予め前記認証情報に対応付けられて第1記憶部18に記憶されている。
そして、第1判定処理部115は、入出力端末20の音声入出力部24に入力された音声及び当該入出力端末20に対応する前記第2ユーザーの前記声紋データに基づいて、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判定する。
なお、第1判定処理部115は、前記案内画面の表示に替えて、又は前記案内画面の表示とともに、前記案内画面の表示内容を音声で報知させてもよい。
記録処理部116は、受付処理部114による受付開始時から前記応答の入力が受け付けられるまでの応答時間を、当該応答が入力された入出力端末20に対応する前記第2ユーザーに対応付けて記録する。
例えば、記録処理部116は、前記応答時間を前記第2ユーザーの前記認証情報に対応付けて第1記憶部18に格納する。なお、第1記憶部18には、前記第2ユーザーに対応する前記応答時間が一つ格納されてもよいし、複数格納されてもよい。
表示処理部117は、特定処理部113によって特定された前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記出力ジョブについての実行許可を求める前記第2ユーザーの選択操作に用いられる選択画面X20(図6参照)を表示させる。選択画面X20は、複数の前記第2ユーザーが前記第2ユーザー各々に対応する前記応答時間とともに選択可能に表示された画面である。
ここで、図6を参照しつつ、選択画面X20について説明する。図6に示されるように、選択画面X20は、メッセージ欄X21、ユーザー表示欄X22、操作キーX23~X24を含む。
メッセージ欄X21には、前記第1ユーザーへのメッセージが表示される。ユーザー表示欄X22には、特定処理部113によって特定された複数の前記第2ユーザーが、前記第2ユーザー各々に対応する前記応答時間とともに選択可能に表示される。また、ユーザー表示欄X22には、複数の前記第2ユーザーが、前記応答時間の短い順に列挙して表示される。例えば、前記第1ユーザーは、ユーザー表示欄X22内のいずれかの前記第2ユーザーの表示領域へのタップ操作により、当該第2ユーザーを選択可能である。操作キーX23は、選択画面X20における入力内容の確定に用いられる。ここで、前記選択操作は、ユーザー表示欄X22に表示された複数の前記第2ユーザーのいずれかが選択された状態においての、操作キーX23への操作である。操作キーX24は、前記出力ジョブの実行指示の取り消しに用いられる。
なお、選択画面X20は、前記第2ユーザーに対応する前記応答時間を含まない画面であってもよい。また、選択画面X20には、前記第2ユーザーに対応する複数の前記応答時間の平均値が表示されてもよい。
ここで、受付処理部114は、特定処理部113によって特定された前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記選択操作によって選択された前記第2ユーザーに対応する入出力端末20の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該入出力端末20への前記応答の入力を受け付ける。
実行処理部118は、第1判定処理部115によって前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行する。
また、実行処理部118は、入出力端末20に入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す場合に、当該条件の範囲内で前記出力ジョブを実行する。
録音処理部211は、予め定められた録音開始操作に応じて、音声入出力部24に入力される音声を録音する録音処理を開始する。また録音処理部211は、予め定められた録音終了操作に応じて、前記録音処理を終了する。例えば、前記録音処理では、音声入出力部24に入力された音声に対応する録音データが、前記録音処理の実行開始時及び実行終了時等の情報に関連付けられて記憶部25に記憶される。
例えば、前記録音開始操作及び前記録音終了操作は、操作表示部22に含まれる予め定められた操作キーへの操作である。また、前記録音開始操作及び前記録音終了操作は、音声入出力部24への予め定められたキーワードを含む音声の入力であってもよい。
第2判定処理部119は、録音処理部211によって録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判定する。
例えば、第2判定処理部119は、前記第2ユーザーに対応する入出力端末20の記憶部25から録音時期が最も新しい前記録音データを取得して、取得された録音データに含まれる音声を認識する音声認識処理を実行する。そして、第2判定処理部119は、前記音声認識処理の実行結果に基づいて、録音処理部211によって録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判定する。なお、第2判定処理部119は、現在から予め定められた時間を遡ったタイミングよりも後に録音された一又は複数の前記録音データを記憶部25から取得してもよい。
なお、録音処理部211は、前記録音データを外部の情報処理サーバーが備える記憶装置に格納してもよい。この場合、第2判定処理部119は、現在から予め定められた時間を遡ったタイミングよりも後に録音された一又は複数の前記録音データを当該情報処理サーバーから取得してもよい。
ここで、第1判定処理部115は、第2判定処理部119によって録音処理部211により録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むと判定された場合に、当該応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを当該応答に基づいて判定する。
なお、情報処理装置10の制御部11は、受付処理部114及び第2判定処理部119のいずれか一方のみを含んでいてもよい。ここで、情報処理装置10の制御部11が第2判定処理部119を含まない場合、入出力端末20の制御部21は、録音処理部211を含んでいなくてもよい。
また、情報処理装置10の制御部11は、記録処理部116を含んでいなくてもよい。また、情報処理装置10の制御部11は、記録処理部116、及び表示処理部117を含んでいなくてもよい。
[データ出力処理]
以下、図2を参照しつつ、情報処理装置10において制御部11により実行されるデータ出力処理の手順の一例とともに、本発明に係る情報処理方法の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部11により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記データ出力処理は、前記出力ジョブの実行指示が入力された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部11は、前記出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されるか否かを判断する。ここで、ステップS11の処理は、制御部11の第3判定処理部112により実行される。
ここで、制御部11は、前記出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されると判断すると(S11のYes側)、処理をステップS12に移行させる。また、前記出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されなければ(S11のNo側)、制御部11は、処理をステップS17に移行させる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部11は、前記第2ユーザーが存在するか否かを判断する。具体的に、制御部11は、前記第2ユーザーが一人以上特定された場合に、前記第2ユーザーが存在すると判断する。ここで、ステップS12の処理は、制御部11の特定処理部113により実行される。
ここで、制御部11は、前記第2ユーザーが存在すると判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記第2ユーザーが存在しなければ(S12のNo側)、制御部11は、処理をステップS121に移行させる。
<ステップS121>
ステップS121において、制御部11は、前記第1ユーザーが前記出力ジョブの実行権限を有しておらず、前記第2ユーザーが存在しないため、前記出力ジョブを実行することができない旨を報知する。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部11は、前記第2ユーザーに対応する入出力端末20で録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判断する。ここで、ステップS13の処理は、制御部11の第2判定処理部119により実行される。
ここで、制御部11は、録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むと判断すると(S13のYes側)、処理をステップS14に移行させる。また、録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含まなければ(S13のNo側)、制御部11は、処理をステップS15に移行させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部11は、前記第2ユーザーに対応する入出力端末20で録音された前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判断する。ここで、ステップS14の処理は、制御部11の第1判定処理部115により実行される。
ここで、制御部11は、録音された前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判断すると(S14のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、録音された前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答の入力者が前記第2ユーザーでなければ(S14のNo側)、制御部11は、処理をステップS15に移行させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部11は、以下で説明する応答取得処理を実行する。
[応答取得処理]
ここで、図3を参照しつつ、前記データ出力処理のステップS15で実行される応答取得処理の手順の一例について説明する。なお、前記データ出力処理のステップS16以降の処理の説明は、前記応答取得処理の説明の終了後に行う。
<ステップS31>
まず、ステップS31において、制御部11は、前記第2ユーザーが複数存在するか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記第2ユーザーが複数存在すると判断すると(S31のYes側)、処理をステップS32に移行させる。また、前記第2ユーザーが複数存在していなければ(S31のNo側)、制御部11は、処理をステップS34に移行させる。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部11は、選択画面X20(図6参照)を操作表示部16に表示させる。ここで、ステップS32の処理は、制御部11の表示処理部117により実行される。
これにより、前記第1ユーザーは、選択画面X20に表示された複数の前記第2ユーザーから、前記出力ジョブについての実行許可を求める前記第2ユーザーを任意に選択することが可能である。また、選択画面X20には、複数の前記第2ユーザーが前記第2ユーザーに対応する前記応答時間とともに表示されるため、前記第1ユーザーは、表示された前記応答時間を考慮して、前記第2ユーザーを選択することが可能である。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部11は、ステップS32で表示された選択画面X20で前記選択操作が行われたか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記選択操作が行われたと判断すると(S33のYes側)、処理をステップS34に移行させる。また、前記選択操作が行われていなければ(S33のNo側)、制御部11は、ステップS33で前記選択操作が行われるのを待ち受ける。
なお、以下の説明では、ステップS32、及びステップS33の処理が実行されない場合の前記第2ユーザー、及び前記選択操作によって選択された前記第2ユーザーのことを、「特定ユーザー」と呼称する。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部11は、以下で説明する照会処理を実行する。
[照会処理]
ここで、図4を参照しつつ、前記応答取得処理のステップS34で実行される照会処理の手順の一例について説明する。なお、前記応答取得処理のステップS35以降の処理の説明は、前記照会処理の説明の終了後に行う。
<ステップS51>
まず、ステップS51において、制御部11は、前記特定ユーザーに対応する入出力端末20の操作表示部22に前記案内画面を表示させて、入出力端末20の音声入出力部24への音声入力を受け付ける。
なお、制御部11は、前記案内画面の表示に替えて、又は前記案内画面の表示とともに、前記案内画面の表示内容を音声で報知させてもよい。
<ステップS52>
ステップS52において、制御部11は、ステップS51による音声入力の受付時から予め定められた基準時間が経過したか否かを判断する。例えば、前記基準時間は3分である。なお、前記基準時間は、任意に定められる時間であってよい。また、前記基準時間は、前記第2ユーザーごとに設定される時間であってもよい。
ここで、制御部11は、前記基準時間が経過したと判断すると(S52のYes側)、処理をステップS521に移行させる。また、前記基準時間が経過していなければ(S52のNo側)、制御部11は、処理をステップS53に移行させる。
<ステップS53>
ステップS53において、制御部11は、前記特定ユーザーに対応する入出力端末20の音声入出力部24に音声が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部11は、音声入出力部24に音声が入力されたと判断すると(S53のYes側)、処理をステップS54に移行させる。また、音声入出力部24に音声が入力されていなければ(S53のNo側)、制御部11は、処理をステップS52に移行させて、前記基準時間の経過、又は音声入出力部24への音声入力を待ち受ける。
<ステップS54>
ステップS54において、制御部11は、前記特定ユーザーに対応する入出力端末20の音声入出力部24に入力された音声に基づいて、前記応答の入力者が前記特定ユーザーであるか否かを判断する。ここで、ステップS51~ステップS54までの処理は、制御部11の第1判定処理部115により実行される。
ここで、制御部11は、前記応答の入力者が前記特定ユーザーであると判断すると(S54のYes側)、処理をステップS55に移行させる。また、前記応答の入力者が前記特定ユーザーでなければ(S54のNo側)、制御部11は、処理をステップS521に移行させる。
<ステップS521>
ステップS521において、制御部11は、前記特定ユーザーが不在である旨を報知する。
<ステップS55>
ステップS55において、制御部11は、前記特定ユーザーに対応する入出力端末20の操作者に、前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該入出力端末20への前記応答の入力を受け付ける。例えば、制御部11は、照会画面X10(図5参照)を前記特定ユーザーに対応する入出力端末20の操作表示部22に表示させる。ここで、ステップS55の処理は、制御部11の受付処理部114により実行される。
ここで、前記照会処理では、音声認証により前記応答の入力者が前記特定ユーザーであることが確認された後で、照会画面X10が表示される。そのため、前記特定ユーザー以外の第三者に照会画面X10の操作キーX16が操作されて、出力対象のデータの内容が当該第三者に漏洩することがない。
なお、制御部11は、照会画面X10の表示に替えて、又は照会画面X10の表示とともに、照会画面X10の表示内容を音声で報知させてもよい。また、制御部11は、音声による前記応答の入力を受け付けてもよい。
<ステップS56>
ステップS56において、制御部11は、前記特定ユーザーに対応する入出力端末20で前記応答が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記応答が入力されたと判断すると(S56のYes側)、処理をステップS57に移行させる。また、前記応答が入力されていなければ(S56のNo側)、制御部11は、ステップS56で前記応答の入力を待ち受ける。
<ステップS57>
ステップS57において、制御部11は、前記応答時間を前記特定ユーザーに対応付けて記録する。ここで、ステップS57の処理は、制御部11の記録処理部116により実行される。
以上で、前記照会処理の説明を終了して、前記応答取得処理のステップS35以降の処理の説明を再開する。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部11は、前記照会処理において前記応答が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記照会処理において前記応答が入力されたと判断すると(S35のYes側)、前記応答取得処理を終了させる。また、前記照会処理において前記応答が入力されていなければ(S35のNo側)、制御部11は、処理をステップS36に移行させる。
<ステップS36>
ステップS36において、制御部11は、前記特定ユーザー以外の前記第2ユーザーが存在するか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記特定ユーザー以外の前記第2ユーザーが存在すると判断すると(S36のYes側)、処理をステップS31に移行させる。この場合、再度実行されるステップS31では、前記特定ユーザー以外の前記第2ユーザーが複数存在するかが判断される。また、再度実行されるステップS32では、前記特定ユーザー以外の複数の前記第2ユーザーを含む選択画面X20が表示される。即ち、不在と判断された前記特定ユーザーが除外されて、ステップS31以下の処理が実行される。また、前記特定ユーザー以外の前記第2ユーザーが存在していなければ(S36のNo側)、制御部11は、前記応答取得処理を終了させる。
以上で、前記応答取得処理の説明を終了して、前記データ出力処理のステップS16以降の処理の説明を再開する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部11は、前記応答取得処理で前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答が取得されたか否かを判断する。
ここで、制御部11は、前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答が取得されたと判断すると(S16のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答が取得されていなければ(S16のNo側)、制御部11は、処理をステップS161に移行させる。
<ステップS161>
ステップS161において、制御部11は、前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答が得られなかった旨を報知する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部11は、前記出力ジョブを実行する。なお、制御部11は、取得された前記応答が前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す前記応答である場合は、当該条件の範囲内で前記出力ジョブを実行する。ここで、ステップS17の処理は、制御部11の実行処理部118により実行される。
ここで、前記第1ユーザーが、条件付きの前記出力ジョブの実行を望まないことが考えられる。そのため、制御部11は、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す前記応答である場合に、ユーザーの操作に応じて、前記印刷ジョブの実行、又は前記印刷ジョブの実行指示の取り消しのいずれかの処理を実行してもよい。
また、前記特定ユーザーの一時不在などの理由で前記応答の取得に時間がかかる場合に、前記第1ユーザーが情報処理装置10のそばから離れることが考えられる。そのため、制御部11は、ステップS15の処理の開始時からステップS17の処理の開始時までの時間が予め定められた時間を超える場合に、前記ログイン処理を実行して、前記第1ユーザーがログインした場合に前記出力ジョブを実行してもよい。また、制御部11は、ステップS15の処理の開始時からステップS17の処理の開始時までの時間が予め定められた時間を超える場合に、前記出力ジョブの実行指示を取り消してもよい。
なお、前記データ出力処理のステップS13、及びステップS14の処理は省略されてもよい。また、前記データ出力処理のステップS15、及びステップS16の処理は省略されてもよい。この場合、制御部11は、ステップS13において、録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含まないと判断された場合、及びステップS14において、録音された前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答の入力者が前記第2ユーザーでないと判断された場合に、ステップS161の処理を実行してよい。
また、前記応答取得処理において、ステップS32、及びステップS33の処理に替えて、前記特定ユーザーを自動で決定する決定処理が実行されてもよい。例えば、前記決定処理では、前記応答時間が最も短い前記第2ユーザーが前記特定ユーザーとして決定されてもよい。また、前記決定処理では、無作為に選択された前記第2ユーザーが前記特定ユーザーとして決定されてもよい。
また、前記照会処理のステップS57の処理は省略されてもよい。
このように、情報処理システム100では、制御部11の第1判定処理部115が、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定する。また、制御部11の実行処理部118が、第1判定処理部115によって前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行する。そのため、情報処理システム100では、前記第2ユーザー以外の者の行為に基づいて前記第1ユーザーによる前記出力ジョブの実行が許可されたと判断されることが抑制される。従って、情報処理システム100では、他のユーザーによる前記出力ジョブの実行を許可可能なユーザーの許可なく、当該他のユーザーにより前記出力ジョブが実行されることを抑制可能である。
また、情報処理システム100では、前記第2ユーザーに対応する入出力端末20で録音された音声が当該第2ユーザーによる前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含む場合にも、前記出力ジョブが実行される。そのため、前記第1ユーザーは、事前に前記第2ユーザーとの間で行われた会話の内容に基づいて、自身の権限では実行できない前記出力ジョブを実行することが可能である。
[変形例]
なお、受付処理部114が音声による前記応答の入力を受け付ける場合、第1判定処理部115は、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを受付処理部114によって受け付けられた音声に基づいて判定してもよい。この場合、前記照会処理は、図7に示されるように変形されてもよい。これにより、音声認証のための音声入力と前記応答の入力とを別々に受け付ける構成と比較して、前記第2ユーザーによる入力の手間を省くことが可能である。
また、情報処理装置10において、情報処理装置10のユーザーごとに、情報処理装置10の機能の使用権限が設定されていてもよい。この場合、情報処理装置10において、情報処理装置10のユーザーごとに、他のユーザーによる情報処理装置10の機能の使用に対する許可権限も設定されていてよい。例えば、情報処理装置10において、情報処理装置10のユーザーごとに、カラー印刷機能の使用権限の有無、及び他のユーザーによるカラー印刷機能の使用に対する許可権限の有無が設定されていてもよい。また、第3判定処理部112は、前記出力ジョブの実行条件で前記第1ユーザーが使用権限を有していない機能の使用が指定されている場合に、当該出力ジョブの実行が前記第1ユーザーの権限に基づいて制限されると判定してよい。
また、情報処理装置10の制御部11に替わって、入出力端末20の制御部21が、受付処理部114、及び第2判定処理部119を備えていてもよい。
また、情報処理システム100は、入出力端末20とは別に、情報処理装置10のユーザー各々に対応しており、録音処理部211を含むAIスピーカーのような録音装置を備えていてもよい。この場合、当該録音装置が、本発明における第2入出力装置の他の一例である。
10 情報処理装置
11 制御部
12 ADF
13 画像読取部
14 画像形成部
15 給紙部
16 操作表示部
17 通信部
18 第1記憶部
19 第2記憶部
20 入出力端末
21 制御部
22 操作表示部
23 通信部
24 音声入出力部
25 記憶部
30 通信ネットワーク
100 情報処理システム
111 認証処理部
112 第3判定処理部
113 特定処理部
114 受付処理部
115 第1判定処理部
116 記録処理部
117 表示処理部
118 実行処理部
119 第2判定処理部
211 録音処理部

Claims (15)

  1. 第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定する第1判定処理部と、
    前記第1判定処理部によって前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行する実行処理部と、
    前記第2ユーザーに対応する第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該第1入出力端末への前記応答の入力を受け付ける受付処理部と、
    前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記出力ジョブについての実行許可を求める前記第2ユーザーの選択操作に用いられる選択画面を表示する表示処理部と、
    を備え
    前記第1判定処理部は、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを前記第1入出力端末に入力される音声に基づいて判定し、
    前記受付処理部は、前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記選択操作によって選択された前記第2ユーザーに対応する前記第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該第1入出力端末への前記応答の入力を受け付ける情報処理システム。
  2. 前記第1判定処理部は、前記受付処理部によって前記応答の入力が受け付けられる前に前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判定する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  3. 前記受付処理部は、前記第1入出力端末への前記応答の入力を音声で受け付け、
    前記第1判定処理部は、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを前記受付処理部によって受け付けられた音声に基づいて判定する、
    請求項に記載の情報処理システム。
  4. 前記受付処理部による受付開始時から前記応答の入力が受け付けられるまでの応答時間を当該応答が入力された前記第1入出力端末に対応する前記第2ユーザーに対応付けて記録する記録処理部を備え、
    前記選択画面は、複数の前記第2ユーザーが前記第2ユーザー各々に対応する前記応答時間とともに表示された画面である、
    請求項1~3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 第2入出力端末に入力される音声を録音する録音処理部と、
    前記録音処理部によって録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判定する第2判定処理部と、
    を備え、
    前記第1判定処理部は、前記第2判定処理部によって前記録音処理部により録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むと判定された場合に、当該応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを当該応答に基づいて判定する、
    請求項1~4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記実行処理部は、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す場合に、当該条件の範囲内で前記出力ジョブを実行する、
    請求項1~5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定することと、
    前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行することと、
    前記第2ユーザーに対応する第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該第1入出力端末への前記応答の入力を受け付けることと、
    前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記出力ジョブについての実行許可を求める前記第2ユーザーの選択操作に用いられる選択画面を表示することと、
    を含み、
    前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かが前記第1入出力端末に入力される音声に基づいて判定され、
    前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記選択操作によって選択された前記第2ユーザーに対応する前記第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨が報知されて、当該第1入出力端末への前記応答の入力が受け付けられる情報処理方法。
  8. 第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定する第1判定処理部と、
    前記第1判定処理部によって前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行する実行処理部と、
    第2入出力端末に入力される音声を録音する録音処理部と、
    前記録音処理部によって録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判定する第2判定処理部と、
    を備え、
    前記第1判定処理部は、前記第2判定処理部によって前記録音処理部により録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むと判定された場合に、当該応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを当該応答に基づいて判定する情報処理システム。
  9. 前記第2ユーザーに対応する第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該第1入出力端末への前記応答の入力を受け付ける受付処理部を備え、
    前記第1判定処理部は、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを前記第1入出力端末に入力される音声に基づいて判定する、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記第1判定処理部は、前記受付処理部によって前記応答の入力が受け付けられる前に前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを判定する、
    請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記受付処理部は、前記第1入出力端末への前記応答の入力を音声で受け付け、
    前記第1判定処理部は、前記応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かを前記受付処理部によって受け付けられた音声に基づいて判定する、
    請求項9に記載の情報処理システム。
  12. 前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記出力ジョブについての実行許可を求める前記第2ユーザーの選択操作に用いられる選択画面を表示する表示処理部を備え、
    前記受付処理部は、前記第2ユーザーが複数存在する場合に、前記選択操作によって選択された前記第2ユーザーに対応する前記第1入出力端末の操作者に前記第1ユーザーが前記出力ジョブについての実行許可を求めている旨を報知して、当該第1入出力端末への前記応答の入力を受け付ける、
    請求項9~11のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 前記受付処理部による受付開始時から前記応答の入力が受け付けられるまでの応答時間を当該応答が入力された前記第1入出力端末に対応する前記第2ユーザーに対応付けて記録する記録処理部を備え、
    前記選択画面は、複数の前記第2ユーザーが前記第2ユーザー各々に対応する前記応答時間とともに表示された画面である、
    請求項12に記載の情報処理システム。
  14. 前記実行処理部は、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を条件付きで許可する旨を示す場合に、当該条件の範囲内で前記出力ジョブを実行する、
    請求項8~13のいずれかに記載の情報処理システム。
  15. 第1ユーザーにより実行指示が入力される出力ジョブについて実行許可を求める旨の要求に対する応答の入力者が当該出力ジョブの実行を許可可能な第2ユーザーであるか否かを音声に基づいて判定することと、
    前記応答の入力者が前記第2ユーザーであると判定された場合であって、入力された前記応答が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す場合に、前記出力ジョブを実行することと、
    第2入出力端末に入力される音声を録音することと、
    録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むか否かを判定することと、
    を含み、
    録音された音声が前記出力ジョブの実行を許可する旨を示す前記応答を含むと判定された場合に、当該応答の入力者が前記第2ユーザーであるか否かが当該応答に基づいて判定される情報処理方法。
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