JP7154867B2 - インクジェット記録装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

インクジェット記録装置、その制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、インクを吐出させて画像を記録する記録ヘッドの記録位置を調整するための技術に関する。
記録装置は記録ヘッドからインクを吐出することで用紙(記録媒体)と非接触でプリントすることができる。記録装置にはプリント画質を向上させるために、記録ヘッドのプリント色ごとの調整(以下、ヘッド調整と呼ぶ)を行って記録媒体上の着弾精度を高める技術がある。ヘッド調整技術には、スキャナ装置を備えたインクジェットプリンタで、ヘッド調整用のパターンを記録媒体にプリントし、プリントした記録媒体をユーザがスキャナの原稿台に置き、それをスキャンしてヘッド調整を行う方法がある。この方法を以下、半自動ヘッド調整と呼ぶ。
半自動ヘッド調整はユーザがインクジェットMFPを購入したあとに、装置を使える状態にするために最初に行うセットアップ(以下、初期セットアップと呼ぶ)で実施しておくのがその後に行うプリントの画質を向上させるために効果的である。
半自動ヘッド調整は、キャリッジに光学式センサを搭載する必要がなく、手動のヘッド調整のようにヘッド調整シートのプリントパターンをユーザが目視で確認する必要もない。そのためインクジェットプリンタ(以下、インクジェットMFPと呼ぶ)でこの方式が採用されることがある(特許文献1参照)。
特開2011-11381号公報
近年のインクジェットMFPの普及に伴い、半自動ヘッド調整に失敗した場合におけるユーザビリティの更なる向上が求められている。本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、半自動ヘッド調整を含む初期セットアップにおけるユーザビリティを向上させることである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るインクジェット記録装置は、記録ヘッドの記録位置を調整するためのパターンが記録された記録媒体を読み取る読取手段と、示手段とを備え、前記記録ヘッドの調整処理を含む初期セットアップが行われるインクジェット記録装置であって、前記読取手段で読み取られた画像データに基づき前記パターンに関するエラーがあるかどうかを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果のエラーが、前記パターンが記録された前記記録媒体の面とは反対の面が読み取られたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体が無い状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体の上下が逆の状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、前記エラーに対する対処方法として前記記録媒体の置き方に関わるメッセージを前記表示手段に表示する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、半自動ヘッド調整を含む初期セットアップにおけるユーザビリティを向上させることができる。
インクジェットMFPの模式図 ヘッド調整シートの模式図 インクジェットMFPの概略構成を示すブロック図 初期セットアップ処理手順例を示すフローチャート 半自動ヘッド調整処理手順例の概要を示すフローチャート 半自動ヘッド調整処理手順例の説明図 ヘッド調整シートの解析処理手順例を示すフローチャート ヘッド調整シートの解析処理手順で表示されるUI例 レジ調整パターンの解析処理手順例を示すフローチャート ヘッド調整シートが正しく置かれた状態の説明図 ヘッド調整シートが上下逆に置かれた状態の説明図 ヘッド調整シートが表裏逆に置かれた状態の説明図 画像解析範囲での画素毎の輝度分布頻度の一例を示すヒストグラム 画像解析範囲での輝度分布の累積値の一例を示すヒストグラム ヘッド調整シートの解析処理手順例を示すフローチャート ヘッド調整シートの解析処理手順例を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。また、実施形態で説明されている構成要素の組み合わせのすべてが、課題を解決するための手段に必須のものとは限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
[実施形態1]
本実施形態では、インクジェット記録装置であるインクジェットMFPに適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットMFPの模式図である。図1(a)に、インクジェットMFPの全体を示し、図1(b)にインクジェットMFPの記録ヘッドを示し、図1(c)にインクジェットMFPのスキャナ部を示す。
インクジェットMFP101は、記録部102、記録ヘッド103、スキャナ部104、原稿台105、表示部106、操作部107を備える。
インクジェットMFP101は、記録用紙(記録媒体)を給排紙して記録を行う記録部102と、インクを記録用紙に吐出する記録ヘッド103を備える。記録ヘッド103には、例えば、染料シアン、染料マゼンタ、染料イエロー、染料ブラック、顔料ブラックをそれぞれ収納したインクタンク111~115が装着される。記録ヘッド103には、インク滴を吐出する吐出口(不図示)が設けられている。また、インクジェットMFP101は、原稿用紙を光学式センサでスキャンするスキャナ部104と、原稿用紙をスキャナ部104でスキャンするために当該原稿用紙が載置される原稿台105を備える。また、インクジェットMFP101の正面には、表示部106が設けられている。表示部106は、例えば液晶ディスプレイなどであり、スキャナ部104の読取結果に応じた情報を表示できる機器である。スキャナ部104の読取結果に応じた情報として、例えば、半自動ヘッド調整処理に関する文字やイラストの誘導画面、エラーなどの注意画面および警告画面などが挙げられる。表示部106は、タッチパネル方式の機器であって、ユーザがインクジェットMFP101を操作するための操作部107としての機能を備える。
なお、本実施形態では、スキャナ部104および原稿台105はフラットベット方式として説明するが、スキャナ部はADF(Auto Document Feeder)方式でも本発実施形態に適用可能である。また、本実施形態では、表示部106および操作部107はタッチパネル方式として説明するが、操作部107はハードキー方式でも本実施形態に適用可能である。
また、インクジェットMFP101は、プリント画質を向上させるために記録ヘッド103から吐出するインクの色ごとの調整を行って記録媒体上の着弾精度を高めるヘッド調整機能を備えている。ヘッド調整は、ヘッド位置調整用のプリントパターンが記録されたヘッド調整シート201をインクジェットMFP101でプリントし、それをユーザが原稿台105に置き、それをスキャナ部104でスキャンしてプリントパターンを解析する方法によって行う。この方法は、プリントパターンの解析が自動的に行われるが、ヘッド調整シート201の原稿台105への載置がユーザの作業であり手動で行われるため、本実施形態では、ヘッド調整方法を半自動ヘッド調整と呼ぶこととする。
図2は、ヘッド調整用のパターンをプリントした記録媒体(以下、ヘッド調整シートと呼ぶ)の表面側の模式図である。ヘッド調整シート201は、半自動ヘッド調整を行うためのシートである。ヘッド調整シート201は、ヘッド位置調整用のプリントパターンがプリントされた領域であるレジストレーション調整用パターン(以下、レジ調整パターンと称す)202を有する。また、ヘッド調整シート201は、当該ヘッド調整シート201を原稿台105に置くための向きや位置を誘導する突き当て位置指示マーク203を備える。さらに、ヘッド調整シート201は、当該ヘッド調整シート201が記録された記録媒体であると識別するための位置基準マーク204を有する。
なお、ヘッド調整シート201のデータは、後述するROM302に格納されており、後述の半自動ヘッド調整処理時にCPU301によりROM302からヘッド調整シート201のデータが読み出されてS501のプリント処理が行われる。
本実施形態ではヘッド調整シート201のレジ調整パターン202の内容については特に規定しない。また、突き当て位置指示マーク203を省略したヘッド調整シート201であっても本実施形態に適用可能である。なお、ヘッド調整シート201の裏面側は、表面側とは異なり、何もプリントされておらず無地となっている。
図3は、インクジェットMFP101の概略構成を示すブロック構成図である。
インクジェットMFP101は、CPU301、ROM302、RAM303、不揮発性メモリ304、記録部102、記録ヘッド103、スキャナ部104、原稿台105、表示部106、操作部107を備える。CPU301は、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して、記録部102がヘッド調整シート201をプリントするためのプリントジョブを生成する。また、CPU301はROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して、スキャナ部104が原稿台105に置かれたヘッド調整シート201をスキャンしてヘッド調整を実施するヘッド調整シート解析ジョブを生成する。また、CPU301は、ROM302に格納されたプログラムをRAM303に展開して、表示部106および操作部107で、半自動ヘッド調整の操作や実施結果通知に関する表示処理を行う。
図4は、本実施形態に係るインクジェットMFPにおける初期セットアップの処理手順例の概要を示すフローチャートである。なお、本実施形態のフローチャートの処理は、CPU301が、フローチャートに関するプログラムを読み出して実行することで実現される。
初期セットアップとは、インクジェットMFP101を受け取り設置した際に、インクジェットMFP101を動作させてプリント機能やスキャン機能などの各種機能を実行可能な状態にすべく、ユーザによって最初の設定を行うためのセットアップである。また、初期セットアップは、インクジェットMFP101を使用可能な状態にするため、必ず実施されなければならないセットアップである。そのため、初期セットアップは、当該初期セットアップ終了後にインクジェットMFP101の設定を変更する通常のセットアップとは区別される。すなわち、インクジェットMFP101が梱包箱から取り出された後(着荷後)において、最初に電源を入れた時に実行されるセットアップ処理ということもできる。なお、インクジェットMFP1101の初期セットアップが未完了である場合は、2回目以降に電源を入れた場合であっても初期セットアップは実行される。
以下、初期セットアップの処理手順例の概要について説明する。
本実施形態では、CPU301は、インクジェットMFP101の電源がオン状態であるか否かを判定し(S401)、電源がオン状態になり電力が供給される状態になってからS402以降の処理を行う。すなわち、電源がオン状態である場合(S401:YES)、S402に進む。電源がオフ状態でありオン状態では無い場合(S401:NO)、引き続きS401にて、電源の状態が判定される。
なお、インクジェットMFPを箱から取り出す工程や、インクジェットMFPを保護する緩衝材や保護シールなどを取り外す工程などの、S401の前に行われる、インクジェットMFP101の設置前の作業工程については、本実施形態では特に規定しない。
インクジェットMFP101の電源がオン状態になると続けて、CPU301は、インクジェットMFP101は初期セットアップを起動する(S403)か通常モードを起動する(S407)かを判定する(S402)。S402の判定条件は、インクジェットMFP101に対して、初期セットアップが最後まで完了したか否かである。本実施形態では、初期セットアップの完了は、後段設定(S406)まで全てのステップの処理を実施することを条件とする。そのため、後段設定(S406)が完了する前にインクジェットMFP101の電源がオフ状態になって初期セットアップが中断された場合は、初期セットアップは完了したとはみなされない。したがって、その後、インクジェットMFP101の電源がオン状態にされると、S402の判定で再度初期セットアップ起動(S403)に進む。なお、初期セットアップが完了したことを示す情報は、後段設定(S406)を実施して完了したところで不揮発性メモリ304に記憶される。そのため、初期セットアップが完了したことを示す情報は、インクジェットMFP101の電源がオフ状態になっても失われず保持されることになる。つまり、S402は、初期セットアップが完了したことを示す情報が保持されているか否かを判定することで実現される。これは、例えば、初期セットアップ完了フラグに基づいて判定されても良い。
なお、本実施形態では、S402の初期セットアップモードの判定条件が、後段設定(S406)の完了である場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図4のフローチャートに記載していない処理や設定の有無をS402の判定条件に含めることも可能である。また、図4のフローチャートにおける途中のステップであるS405までを実行したか否かを初期セットアップの完了条件としても構わない。
S403では、CPU301は、初期セットアップを起動する。すなわち、S403では、表示部106に、インクジェットMFP101の電源がオン状態にされたことを表示するなど、インクジェットMFP101が初期セットアップ時に必要となる最低限の処理のみが実施される。
なお、初期セットアップ起動(S403)の処理内容については、本実施形態では特に規定しない。初期セットアップ起動(S403)の処理内容を通常起動(S407)の処理内容と同じにすることも可能である。
初期セットアップ起動(S403)が完了すると、CPU301は、続けて初期セットアップに必要な最初の設定を行う(S404)。本実施形態では、それを前段設定と定義する。前段設定(S404)で実施することとして、表示部106に表示する言語を選択させたり、記録ヘッド103にインクタンクを取り付けさせたり、適切な記録用紙を記録部102にセットさせたりするための表示処理などが挙げられる。
なお、本実施形態では、S404の前段設定で行われる設定内容が言語の設定やインクタンクの取り付けである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、言語は、インクジェットMFP101の出荷地域によって予め決められる場合は言語選択をスキップしてもよい。出荷地域はインクジェットMFP101が出荷されるときに、出荷地域の情報が不揮発性メモリ304に記録される。そのため、S404の前段設定が行われる時に出荷地域が日本であれば言語選択にて日本語を自動的に選択することで日本地域の前段設定をスキップすることができる。また、インクタンクも記録ヘッド103に装着された状態で出荷される場合はスキップすることができる。すなわち、S404の前段設定はスキップする仕様であっても本実施形態に適用可能である。
前段設定(S404)が完了すると、CPU301は、半自動ヘッド調整(S405)を行う。半自動ヘッド調整(S405)は、本実施形態の主たる部分であり、詳細については後述する。
半自動ヘッド調整(S405)が完了すると、続けてCPU301は、後段設定(S406)を行う。後段設定(S406)では、CPU301は、インクジェットMFP101のネットワーク接続に関する設定などを行う。後段設定(S406)が完了すると、CPU301は、初期セットアップが完了したことを示す情報を、不揮発性メモリ304に記憶し、本フローが終了することとなる。
このように、前段設定(S404)から後段設定(S406)までの処理が1度完了すると、初期セットアップが完了したことを示す情報が、不揮発性メモリ304に記憶される。CPU301は、この情報を参照することで、初期セットアップは全て完了したと判定する。その結果、次回、インクジェットMFP101の電源がオン状態になると、CPU301は、初期セットアップを起動するかどうかの判定(S402)にて初期セットアップ起動不要であり、通常モードを起動すると判定する。そして、CPU301は、通常起動(S407)に進むことになる。
なお、本実施形態では、後段設定(S406)の処理内容は特に規定しない。例えば、ネットワーク設定はスキップしてもよい。また、後段設定(S406)に他の設定項目があっても本実施形態に適用可能である。
本実施形態では、初期セットアップにおいて、半自動ヘッド調整(S405)よりも前に実施する設定項目を前段設定(S404)、後に実施する設定項目を後段設定(S406)と定義しているが、これらの設定内容はどの順番で実施されてもかまわない。
本実施形態の主たる部分である半自動ヘッド調整の概要について、図5および図6を参照して説明する。図5は、半自動ヘッド調整の処理手順例を示すフローチャートである。図6は、半自動ヘッド調整の処理手順例の説明図である。図6(a)に、ヘッド調整シートをプリントした状態を示し、図6(b)にヘッド調整シートを原稿台に載置する状態を示し、図6(c)にヘッド調整シートを解析する状態を示している。
半自動ヘッド調整は大きく分けると、「ヘッド調整シートのプリント(S501)」、「ヘッド調整シートの原稿台への載置(S502)」、「ヘッド調整シートの解析(S503)」、「ヘッド位置調整(S504)」の4つの工程で構成される。
「ヘッド調整シートのプリント(S501)」
図4において上述したS405の処理の最初の処理として、CPU301は、ヘッド調整シート201の印刷処理を実行する(S501)。ヘッド調整シート201をプリントするためには、記録ヘッド103にインクタンクを取り付けるなどしてプリント可能な状態で、かつ、適切な記録用紙が記録部102にセットされている必要がある。
「ヘッド調整シートの原稿台への載置とスキャン処理(S502)」
続けて、ヘッド調整シート201が、ユーザにより原稿台105に載置される。ユーザはヘッド調整シート201の突き当て位置指示マーク203などを参考にして、原稿台105に正しくヘッド調整シート201を載置しなければならない。その後、ユーザは、操作部を操作してスキャン開始を指示する。この指示により、CPU301は、スキャナ部104を用いてスキャン処理を実行する(S502)。
「ヘッド調整シートの解析(S503)」
続けて、S503において、CPU301は、ヘッド調整シート201の解析を行う。ヘッド調整シート201の解析は、スキャナ部104で原稿台105に載置されたヘッド調整シート201をスキャンすることで得られたスキャン結果を用いて行われる。ヘッド調整シート201の解析を成功させるためには、ヘッド調整シート201をS501において正しくプリントし、且つ、ユーザが正しく原稿台105にヘッド調整シート201を載置する必要がある。
「記録ヘッドの記録位置調整(S504)」
続けて、S504において、S503で行われた解析結果に応じて、記録ヘッド103の記録位置調整が行われる。
ここで、ユーザが、ヘッド調整シートを原稿台へ載置する操作を失敗した場合、ヘッド調整シート201を載置しなおせばよいので比較的容易にやり直しの対処ができる。しかしながら、「ヘッド調整シートのプリント(S501)」の工程で失敗した場合は、やり直しの対処が難しい。やり直しの対処が難しい例として、ヘッド調整シート201をプリントするための記録用紙が汚れていた場合や、記録ヘッド103からのインクの不吐出などによりレジ調整パターン202が不完全であった場合などがある。また、ヘッド調整シート201をプリントする記録用紙が不適合であった場合もある。これらは、ヘッド調整シートのプリントを適切な用紙に差し替えたり、記録ヘッドをリフレッシュしたりする必要があり、ユーザが初期セットアップ中に原因を特定して適切な対処をやり直すのが難しい。
そのため、本実施形態では「ヘッド調整シートの解析(S503)」工程での解析結果に応じて、ユーザに対しやり直しを誘導するよう報知したり、上述の工程をスキップしたりする。
「ヘッド調整シートの解析(S503)」工程の詳細について、図7および図8を用いて説明する。図7は、ヘッド調整シートの解析処理手順例を示すフローチャートである。図8は、ヘッド調整シートの解析処理手順で表示されるUI例を示す図である。図8(a)に読取開始確認画面の一例を示し、図8(b)に読取中画面の一例を示し、図8(c)に正常終了画面の一例を示す。図8(d)にスキップ終了画面の一例を示し、図8(e)に表裏逆さエラー画面の一例を示し、図8(f)にキー操作待ち画面の一例を示す。
S701において、CPU301は、原稿台105上に載置されたヘッド調整シート201の表面側(原稿台105と接触する面側)のレジ調整パターン202を含む範囲の読取を行う。S701が実行される前に、インクジェットMFP101の表示部106には、例えば、図8(a)に示すように、読取開始確認画面801が表示される。読取開始確認画面801のOKボタンをユーザが選択すると、このユーザの操作をきっかけに原稿台105に載置されたヘッド調整シート201をスキャナ部104がスキャンする。スキャンによりヘッド調整シート201の画像データが取得される。なお、取得されたヘッド調整シート201の画像データは、RAM303に格納される。
S702において、CPU301は、S701で取得したヘッド調整シート201の画像データに対してレジ調整パターンの解析処理(以下、レジパターンの解析処理ともいう)を行う。このとき表示部106には、例えば、図8(b)に示すように、読取中画面802が表示される。
ここで、本実施形態の特徴であるヘッド調整シートの読み取り画像に関するレジ調整パターンの解析処理S702の詳細について、図9に示すフローチャートと図10~図12に示す3種類の異なる置き方のヘッド調整シートサンプルを参照しつつ、説明する。また、図13は各サンプルの輝度頻度分布ヒストグラムを比較した図であり、図14は輝度頻度の累積値を比較した図である。
図10は、ヘッド調整シートが原稿台105上に正しく載置された状態(正方向置き状態)の説明図である。ヘッド調整シート1001では、黒インクで印刷されたヘッド調整シートの置き方を表すガイドイラスト1003が上部側にレイアウトされている。ヘッド調整シート1001では、黒インクで印刷された位置基準マーク1005、および各色インクの組み合わせで印刷された印字位置調整パターン1004が下半部分側にレイアウトされている。読取った画像データの下半部分側に位置基準マーク1005が検出されると、ヘッド調整シートが記録された記録媒体であると識別される。本実施形態では、この位置基準マーク1005が検出されることを条件に、記録位置調整処理の次の処理ステップへ進むことが可能となる。なお、図10におけるマーク1006は、ガイドイラスト1003に示されるように、原稿台105の基準位置に合わせる位置を示す。
図11は、ヘッド調整シートが原稿台105上に上下逆さに載置された状態(上下逆さ置き状態)の説明図である。ヘッド調整シート1101では、ガイドイラスト1102が下部側にレイアウトされる。ヘッド調整シート1101では、各色インクの組み合わせで印刷された印字位置調整パターン(以下、レジ調整パターンとも呼ぶ)1103が上半部分側にレイアウトされる。
図12は、ヘッド調整シートが原稿台105上に表裏逆さに載置された状態(表裏逆さ置き状態)の説明図である。ヘッド調整シート1201では、裏面側にて、各色インクの組み合わせで印刷された印字位置調整パターンを含む範囲1002が下半部分側にレイアウトされる。
位置基準マーク1005の検出処理(S907)の前に、CPU301は、RAM303に格納されたヘッド調整シートの画像データに基づき、解析範囲内の全画素について、輝度値と、輝度値の累積値のヒストグラムの作成を含む画像処理を行う(S901)。また、ヘッド調整シートが正しく置かれた状態(図10)において、位置基準マーク1005と印字位置調整パターン(以下、レジ調整パターンとも呼ぶ)1004を含むような範囲1002内を解析範囲とすることも可能である。これにより、画像処理に必要となる記憶領域および処理負荷を軽減できる。
図13にて、ヘッド調整シートが正方向置き状態である場合(図10)、ヘッド調整シートが上下逆さ置き状態である場合(図11)、ヘッド調整シートが表裏逆さ置き状態である場合(図12)についてのヒストグラムを示す。Normalで示す実線が正方向置き状態、Invertedで示す破線が上下逆さ置き状態、Reversedで示す一点破線が表裏逆さ置き状態での輝度分布である。最大の頻度値となった輝度Dmを記録媒体の地肌輝度解析値として採用する。さらに輝度の頻度分布について、黒側である画素値1から白側である画素値256まで各輝度値についての累積値を導出する。図14におけるS-normalが正方向置き状態、S-invertedが上下逆さ置き状態、S-reversedが表裏逆さ置き状態でのそれぞれの累積値分布である。なお、図13および図14の横軸は画素数であり、縦軸は輝度値である。
S902において、CPU301は、S901で作成した図13に示すヒストグラムに基づき、地肌輝度Dmの1/2の輝度までの輝度値(Dm05)の画素数を低輝度画素数(Rd)として導出する。
S903において、CPU301は、印刷面(記録面)であると判定する低輝度閾値(Td)とRdを比較して、RdがTdより小さいかどうかを判定する。RdがTdより小さいと判定された場合には、S913に進み、S913にて、CPU301は、印刷範囲が過小であると判断して、「白紙エラー」と設定する。ここで白紙エラーとは、ヘッド調整シートの表裏逆さ置き状態も含む。なお、Tdは、ヘッド調整シートに印刷するデザインから好適な値が定められる。例えば、図10に示されるヘッド調整シート1001では解析範囲1002内の総画素数T0よりTd=T0×0.005を導出することで期待する動作が得られている。RdがTdと同じまたはTdより大きいと判定された場合には、S904に進む。
S904において、CPU301は、S901で作成した図13に示すヒストグラムに基づき、地肌輝度Dmの3/4の輝度までの輝度値(Dm075)の画素数を中間輝度画素数(Rm)として導出する。
S905において、CPU301は、印刷面(記録面)であると判定する中間輝度閾値(Tm)とRmを比較して、RmがTmより小さいかどうかを判定する。RmがTmより小さいと判定された場合には、S913に進み、S913にて、印刷範囲が過小であると判断して、「白紙エラー」と設定される。ここで、S902-S905において2回の判定処理を行う理由について説明する。主に、黒色インクで印刷された範囲はRdの頻度値、黒色インクとカラーインクで印刷された範囲はRmの頻度値に影響する。単純に白紙のみを判断するのであれば、S902、S903は不要であるが2つの閾値で判定することにより「原稿が調整シートではない」ことを検出する確率を高めることが可能となる。なお、Tmは、調整シートに印刷するデザインから好適な値が定められる。例えば、図10に示されるヘッド調整シート1001では解析範囲1002内の総画素数T0の値よりTm=T0×0.01を導出することで期待する動作が得られている。RmがTmと同じまたはTmより大きいと判定された場合には、S906に進む。
S906において、CPU301は、記録媒体に印刷された位置基準マーク1005を検出する輝度閾値を決定する。
S907において、CPU301は、S906にて決定された輝度閾値を元に、解析範囲1002内にてパターンマッチングにより位置基準マーク1005の検出処理を行う。このようにマーク検出処理(S907)が、使用された記録媒体の地肌輝度に基づいて行われることから、記録媒体の地肌輝度から受ける影響を軽減することができる。
S908において、CPU301は、マークが検出されたか否かを判定する。マークが検出されない場合(S908:NO)には、CPU301は、S914に進み、「マーク非検出」エラーと設定する。S903とS905の両者においてNoと判定されているため、ユーザにより置かれたシートに画像が印刷されていることが確認されている。つまり、調整シートが上下逆さ置きである可能性が高いと推測される。すなわち、S903およびS905およびS908の処理によって、記録媒体の読み取りが、記録媒体の上下が逆の状態で行われたことを検知する上下検知が行われることになる。そのため、図7における解析処理(S702)を再試行するための前処理(S705)として、CPU301は、上下逆さ置き状態でレジ調整パターン1004が位置する範囲1002の画像データをデジタルデータ処理により180度回転させる。そして、続けてS702にて再び解析処理が行われる。位置基準マーク1005が検出された場合(S908:YES)には、S909に進む。
S909において、CPU301は、予め記憶した位置基準マークと印字位置調整パターン1004との相対位置情報に基づいて、印字位置調整パターン(レジ調整パターン)の解析を行う。S909における印字位置調整パターンの解析処理として、例えば特許文献1に記載の技術を適用可能である。
S910において、CPU301は、パターン解析が成功したかどうかを判定する。全ての印字位置調整パターンの解析に成功した場合(S910:YES)、CPU301は、S911にて印字調整値を導出し、ヘッド調整シートの画像データの解析処理を正常終了する(S912)。印字位置調整パターン解析が成功しなかった場合(S910:NO)には、CPU301は、S915にて「シート解析エラー」を設定する。
解析結果の属性により、非図示のステップにてユーザが容易に対応可能な問題であるか否かの観点で再分類してUIで通知する(報知する)エラーが設定される。具体的には、白紙エラー(S913)が設定された場合、CPU301は、「表裏逆さ置きエラー」として報知する。すなわち、S702にて、記録媒体の読み取りが、記録媒体の表裏が逆の状態で行われたことを検知する表裏検知が行われて、記録媒体の表裏が逆の状態で記録媒体の読み取りが行われたことを検知した場合に、「表裏逆さ置きエラー」として報知する。マーク非検出エラー(S914)が設定され、かつ、上下逆さ置きを想定した読み取りと解析のやり直し(S605)を未実施の場合、CPU301は、「上下逆さ置きエラー」を報知する。一方、上下逆さ置き処理実施後にマーク非検出エラーが再発した場合、CPU301は、「その他のエラー」として報知する。シート解析エラー(S915)は原因が多岐にわたり、ユーザがすべき処置を限定できない。そのため、CPU301は「その他のエラー」として報知する。
レジ調整パターンの解析処理(S702)の結果に応じて、このあとの半自動ヘッド調整の工程が分岐する。すなわち、
ケース1:解析に成功した場合
ケース2:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの上下逆さであった場合
ケース3:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの表裏逆さであった場合
ケース4:解析に失敗し、エラー原因がケース2またはケース3以外であった場合
である。
以下、それぞれのケースについて説明する。各ケースでは、CPU301により各機能部が制御される。
<ケース1:解析に成功した場合>
S703において、ヘッド調整シート201を正しくプリントでき、かつ、ヘッド調整シート201が原稿台105に対して正しく載置されていて正しく解析できた場合、CPU301は、レジ調パターンに関する解析エラーなしと判定する。そのためCPU301は、S710において、例えば、図8(c)に示すように、半自動ヘッド調整が正しく完了した旨を示す正常終了画面803を表示部106に表示する。続けて、記録ヘッドの記録位置調整(S504)が行われた後に、後段設定(S406)に進むため、ケース1では半自動ヘッド調整は終了する。
なお、S703でヘッド調整シート201が正しく解析できなかった場合には、S704にて解析エラー内容が分類される。分類されたエラー内容(分類結果)によって、ケース2~4の動作が行われる。
<ケース2:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの上下逆さであった場合>
ヘッド調整シート201が原稿台105に対して上下逆さに載置された場合、S914においてマーク非検出エラーが設定される。そのため、CPU301は、S704において、解析結果のエラーが上下逆さエラーと判定し、上下逆さやり直し処理(S705)に進む。なお、このケースのエラーは、ユーザ田対処可能なエラーに分類される。CPU301は、上下逆さやり直し処理として、上下逆に置かれた状態でのレジパターン範囲1103の画像データを切り出して180度回転処理する。以上の処理により、ユーザの作業を必要とせずに、そのまま自動的に処理を継続することができる。よって、S705に続けてS702のレジ調整パターンの解析が自動的に行われる。本ケースでは、S705の上下逆さやり直し処理によって、再開したレジ調整パターンの解析(S702)が成功するので、ケース1と同様に、S703にて解析エラーなしと判定されて、S710に進むことになる。
<ケース3:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの表裏逆さであった場合>
ヘッド調整シート201が原稿台105に対して表裏逆さに載置された場合、S913において白紙エラーが設定される。そのため、CPU301は、S704において、解析結果のエラーが表裏逆さエラーであると判定し、S706に進む。S706において、例えば、図8(e)に示すように、表裏逆さエラー画面805が表示部106に表示される。なお、このケースのエラーは、ユーザ田対処可能なエラーに分類される。ここで図8(e)のOKボタンが押下された場合、CPU301の処理は、S707に進み、例えば、図8(f)に示すように、キー操作待ち画面806を表示部106に表示する。S708において、CPU301は、ヘッド調整シート201の読み取のやり直しが選択されたか、スキップが選択されたかを判定する。
ユーザが原稿台105にヘッド調整シート201を再度載置する場合には、キー操作待ち画面806において[OK]が選択され、S701に戻り、再び、S701において、ヘッド調整シート201の読取処理が実行される。このとき、表示部106には、例えば、図8(a)に示すように、読取開始確認画面801が表示される。ユーザが原稿台105に載置されていたヘッド調整シート201の表裏を直して原稿台に載置した場合は、再開したレジ調整パターンの解析(S702)で成功するので、ケース1「解析に成功した場合」に進むことになる。
一方で、S708において、[あとから実行]が選択された場合、CPU301は、初期セットアップでの半自動ヘッド調整をスキップし、S709において、例えば、図8(d)に示すように、スキップ終了画面804を表示部106に表示する。そして、半自動調整S405に戻り、後段設定(S406)に進む。
<ケース4:解析に失敗し、エラー原因がケース2またはケース3以外であった場合>
S915においてシート解析エラーが設定されている場合、CPU301は、S704において、解析結果のエラーがその他のエラーと判定する。なお、このようなエラーは、ユーザが対処可能ではないエラーに分類される。この場合、CPU301は、表示部106に何も表示せずに半自動ヘッド調整の記録位置調整(S504)をスキップする。そして、CPU301は、半自動調整S405に戻り、初期セットアップに含まれる半自動ヘッド調整以外の処理(調整処理以外の処理)である後段設定(S406)に進む。ケース4は、ユーザがヘッド調整シート201を正しく原稿台に載置しなかった場合以外の原因で、レジ調整パターンの解析(S702)に失敗している。そのため、ユーザが初期セットアップ中にこの原因に対処することが難しいことが予想される。本実施形態では、その他のエラー原因について特に規定しないが、例えば、S501のヘッド調整シート201のプリント時に使用した記録用紙に汚れがあったなどによって、レジ調整パターンを正しく解析できないことがある。この場合は、汚れのない記録用紙を用いて、再度ヘッド調整シート201をプリントする必要がある。または、記録ヘッド103のインク吐出で不吐などによりレジ調整パターン202が正しくプリントできないことがある。この場合は、記録ヘッド103のクリーニングなどを行って不吐を解消する必要がある。これらの対処は、原因の確認と対応がユーザにとって難しいので、いったん半自動ヘッド調整はスキップして、初期セットアップを最後まで進めることが望ましい。
なお、本実施形態では、ユーザにより上下逆さやり直し処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、S705の上下逆さやり直し処理ができない構成のインクジェットMFPであれば、ケース3と同様に、S707においてキー操作待ち画面806を表示部106に表示して、上下逆さの対処をユーザに求めるように報知する仕様でもよい。
また、インクジェットMFP101のスキャナ部104がADFなどで自動的に表裏の反転スキャンができる場合は、ケース3のS707において表裏の対処をユーザに求めずに、自動的に表裏逆さやり直し処理を行う仕様でもよい。
また、S704のその他のエラーのときにも、S707のようなキー操作待ち画面806を表示部106に表示して、ユーザにやり直しをさせてもよい。やり直しは、S701のヘッド調整シートの読取処理からでもよいし、S501のヘッド調整シートのプリント処理からのやり直しでもよい。また、やり直しはさせないが、S709のようにスキップ終了画面804を表示部106に表示してもよい。
また、S702のレジ調整パターンの解析処理で判定するエラー内容は他にあってもかまわない。例えば、原稿台105にヘッド調整シート201が載置されていなかったような場合を特定し、ケース3のようにユーザに対応を促す表示や、やり直しの操作を求めるようにしてもかまわない。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ユーザにとって対処が難しくない場合は、報知により半自動ヘッド調整のやり直しを実行させる。ユーザにとって対処が難しい場合には、半自動調整のやり直しを実行させずに初期セットアップの次の項目に進むことができる。これにより、半自動ヘッド調整の成功率を高めつつ、初期セットアップを最後まで完了させることができる。すなわち、半自動ヘッド調整を含む初期セットアップにおけるユーザビリティを向上させることができる。
なお、レジパターンの解析処理(S702)に先だち、原稿台105の上における原稿の有無を判定することも可能である。すなわち、原稿台105上に原稿が載置されているか否かを判定することも可能である。図15は、原稿有無検出処理を含む半自動ヘッド調整の解析処理手順例の詳細を示すフローチャートである。なお、S1501、S1504~S1512は、それぞれS701~S710と同じ処理内容であり、その説明を省略する。図15のフローでは、ヘッド調整シート201の全面を含む範囲を読み取った読み取り画像データ上で、レジ調整パターンの解析(S1504)に先だってヘッド調整シートの有無検出処理、すなわち、原稿有無検知処理(S1502)が行われる。原稿台上の原稿有無検出処理として、例えば原稿の輪郭線を検出することで実施が可能である。続いて、S1503にて、CPU301は、S1502の検出結果に基づき、ヘッド調整シートの有無を判定する。ヘッド調整シートが検出された場合には、レジ調整パターンの解析(S1504)が行われる。ヘッド調整シートが検出されない場合には、S1508に進み、白紙と同等であるとして、例えば、図8(e)に示すように、表裏逆さエラー画面805が表示部106に表示される。このような画面805を表示に106に表示することでエラー状況をユーザへ報知できる。これにより、ユーザへ原稿載置状態の確認を求める、あるいは、明示的に原稿載置忘れ状態をユーザへ通知(報知)することでヘッド調整シートの原稿台上への載置を指示しても良い。なお、S1502にて、ヘッド調整シートの存在が確認されると、S1503に進み、図7に示すフローチャートと同様に処理が行われる。
[実施形態2]
上述の実施形態1では、S701で原稿台105上に載置されたヘッド調整シート201の表面の全領域を含む範囲に対して読取処理を行っている。しかしながら、ヘッド調整シートのレジ調整パターンの解析処理に必要な解像度でヘッド調整シートの表面の全領域を含む範囲を読み取ると、取得した画像データのサイズが画像メモリの容量を超えてしまい、画像データを保存できない場合がある。
そこで、本実施形態では、少ない容量の画像メモリを備えるMFPにおいて、ヘッド調整シートが上下逆さに置かれた場合であっても、上下逆さエラーを検知可能な動作フローについて説明する。なお、実施形態1と共通する内容については説明を省略ないしは簡略化し、以下では、差異点である、ヘッド調整シートの読取処理、上下逆さエラー発生時の処理について説明する。
本実施形態の特徴となる、ヘッド調整シートの解析処理手順の詳細フローを図16に示すフローチャートに従って詳しく説明する。
S1601において、CPU301は、図10に示すように原稿台105上に正しく載置されたヘッド調整シートのレジ調整パターン1004の範囲を含む原稿シートの一部の範囲1002のみに対して読取処理を行う。CPU301は、スキャナ部104の移動を開始してから範囲1002に到達するまでは読み取り処理をスキップする。なお、MFPには、例えば、レジ調整シートが正しく載置された場合にスキャナ部104の移動を開始してから何秒後(所定時間後)に範囲1002に到達するかを記憶している。そのため、CPU301は、上記記憶されている情報に基づいて、スキャナ部104の移動を開始してから所定時間後に読取処理を実行することでS1601を実行できる。
S1602において、CPU301は、S1601で取得した画像データに対してレジ調整パターンの解析処理を行う。このとき、インクジェットMFP101の表示部106には、例えば、図8(b)に示すように、読取中画面802が表示される。
S1602のレジパターン解析の結果に応じて、S1602の後の半自動ヘッド調整の工程が分岐する。すなわち、
ケース1:解析に成功した場合
ケース2:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの上下逆さであった場合
ケース3:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの表裏逆さであった場合
ケース4:解析に失敗し、エラー原因がケース2またはケース3以外であった場合
である。
ここでは、本実施形態の特徴となるケース2について説明する。ケース1、3、4は、実施形態1と同じであり、その説明を割愛する。
<ケース2:解析に失敗し、エラー原因がヘッド調整シートの上下が逆さであった場合>
ヘッド調整シート201が原稿台105に対して上下逆さに載置された場合、S914においてマーク非検出エラーが設定される。そのため、CPU301は、S1604において、上下逆さエラーと判定する。ここでCPU301の処理は、上下逆さ置きを想定した場合のレジ調整パターン範囲(図11の1103)の読取処理(S1605)に進む。つまり、CPU301は、範囲1103のみを読むためにスキャナ部104の移動の開始と共に読取処理を実行する。そして、CPU301は、S1605の読取処理で読み取ったレジ調整パターンを含む画像データをデジタル画像処理で180度回転する(S1606)。S1606により、正しい位置に置いたヘッド調整シートのレジ調整パターン(図10の1002)と同じ画像データが得られる。これらの処理では特にユーザの作業が必要ないため、そのまま自動的に処理を継続してヘッド調整シートの読取(S1601)やレジ調整パターンの解析(S1602)が自動的に行われる。すなわち、読取領域が変更される。S1605とS1606を組み合わせた上下逆さやり直し処理によって、再開したレジ調整パターンの解析(S1602)に成功するので、「ケース1:解析に成功した場合」、に進むことになる。
本実施形態によれば、少ない容量の画像メモリで、正方向置き状態のヘッド調整シートの範囲1002を用いた解析処理と、上下逆さ置き状態のヘッド調整シートの範囲1103を用いた解析処理の何れでも、ユーザの操作なしで実施できる。また、レジ調整パターン1004の解析に必要な高い解像度設定での画像読み取りには、長い読み取り時間を必要とするが、レジパターン読み取り範囲を一部(1002あるいは1103)に限定することで読み取り時間を短縮できる効果も得られる。
また、レジ調整パターンの解析範囲の解析処理において、実施形態1で説明したように濃度分布から上下逆さ置きの可能性があることを判定する方法の他に、解析範囲1102でイラスト画像を検出することで明示的に上下逆さ置きを判定することも可能である。なお、検出すべきイラスト画像は、ヘッド調整シートのレイアウトに従って予め装置の不揮発メモリへ記憶するが、上下逆さ置きを検出するためのマークをイラストデザインに含めても良い。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:インクジェットMFP、102:記録部、103:記録ヘッド、104:スキャナ部、105:原稿台、106:表示部、107:操作部、201:ヘッド調整シート、301:CPU、302:ROM、303:RAM、304:不揮発性メモリ、1002:ヘッド調整シート正常置き状態での解析範囲、1003:ヘッド調整シート置き方を表すイラスト、10045:プリント位置調整パターン、1005:位置基準マーク、1102:ヘッド調整シート上下逆さ置き状態での解析範囲

Claims (9)

  1. 記録ヘッドの記録位置を調整するためのパターンが記録された記録媒体を読み取る読取手段と、示手段とを備え、前記記録ヘッドの調整処理を含む初期セットアップが行われるインクジェット記録装置であって、
    前記読取手段で読み取られた画像データに基づき前記パターンに関するエラーがあるかどうかを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果のエラーが、前記パターンが記録された前記記録媒体の面とは反対の面が読み取られたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体が無い状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体の上下が逆の状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、前記エラーに対する対処方法として前記記録媒体の置き方に関わるメッセージを前記表示手段に表示する制御手段と、
    を有するとを特徴とするンクジェット記録装置。
  2. 前記記録媒体には前記パターンの他に所定のマークが記録されており、
    前記解析手段による解析結果のエラーが、前記所定のマークを検出できたが前記パターンの解析が成功しないエラーである場合、前記制御手段は、前記記録ヘッドの記録位置を調整せずに、前記初期セットアップに含まれる前記記録ヘッドの調整処理以外の処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録媒体の読み取りが、前記記録媒体の表裏が逆の状態で行われたことを検知する表裏検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記表裏検知手段により、前記記録媒体の表裏が逆の状態で前記記録媒体の読み取りが行われたことを検知した場合に、前記メッセージを表示する
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録媒体の読み取りが、前記記録媒体が無い状態で行われたことを検知する原稿有無検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記原稿有無検知手段により、前記記録媒体が無い状態で前記記録媒体の読み取りが行われたことを検知した場合に、前記メッセージを表示する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録媒体の読み取りが、前記記録媒体の上下が逆の状態で行われたことを検知する上下検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記上下検知手段により、前記記録媒体の上下が逆の状態で前記記録媒体の読み取りが行われたことを検知した場合に、前記メッセージを表示する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記記録ヘッドの記録位置の調整をスキップして次の処理に進む場合、
    ユーザの操作によって前記記録ヘッドの記録位置の調整がスキップされたときは、前記記録ヘッドの記録位置の調整をスキップしたことを前記表示手段に表示し、
    前記記録ヘッドの記録位置の調整が自動的にスキップされたときには、前記記録ヘッドの記録位置の調整をスキップしたことを前記表示手段に表示しない
    ことを特徴とする、請求項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記制御手段は、前記記録ヘッドの記録位置の調整をスキップしたことを前記表示手段に表示する場合、あわせて、初期セットアップ終了後に手動で前記記録ヘッドの記録位置の調整を開始する方法を表示する
    ことを特徴とする、請求項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 記録ヘッドの記録位置を調整するためのパターンが記録された記録媒体を読み取る読取手段と、示手段とを備え、前記記録ヘッドの調整処理を含む初期セットアップが行われるインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記読取手段で読み取られた画像データに基づき前記パターンに関するエラーがあるかどうかを解析する解析ステップと、
    前記解析ステップによる解析結果のエラーが、前記パターンが記録された前記記録媒体の面とは反対の面が読み取られたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体が無い状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、または、前記記録媒体の上下が逆の状態で前記読取手段による読み取りが行われたことで発生したエラーである場合、前記エラーに対する対処方法として前記記録媒体の置き方に関わるメッセージを前記表示手段に表示する制御ステップと
    を有する、ことを特徴とする、インクジェット記録装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1から請求項の何れか一項に記載のインクジェット記録装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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