JP7154575B2 - チョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法 - Google Patents

チョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、チョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法に関する。
近年、例えば牛乳等の液体にチョコレートを溶かしてチョコレート溶液を製造する調理器が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特表2013-505758号公報
従来のチョコレート溶液を製造する調理器においては、チョコレート溶液の製造時間を短縮するという観点において未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、製造時間を短縮することができる、チョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のチョコレート溶液を製造する調理器は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、前記蒸気生成部で生成された蒸気を噴出する噴出口を下端部に有し、下方に向かって延びて前記噴出口に蒸気を案内して、チョコレート及び液体を収容する容器内へ蒸気を噴出する筒状部材と、前記筒状部材の内部に配置され、下方に向かって延び、攪拌羽根が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸と、を備える。
本発明の一態様のチョコレート溶液の製造方法は、水を加熱することによって蒸気を生成する蒸気生成工程と、蒸気を噴出する筒状部材により、チョコレート及び液体が収容される容器内に蒸気を供給する蒸気供給工程と、前記筒状部材の内部において攪拌羽根によりチョコレート及び液体を攪拌する攪拌工程と、を含む。
本発明に係るチョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法によれば、チョコレート溶液の製造時間を短縮することができる。
本発明に係る実施形態のチョコレート溶液を製造する調理器の斜視図 図1の一部を取り外した状態の斜視図 本発明に係る実施形態のチョコレート溶液を製造する調理器システムの全体構成図 図1の噴出ユニットの分解図 図1の噴出ユニットの側面図 図5の縦断面図 図5の下面図 本発明に係る実施形態のチョコレート溶液の製造方法の例示的なフローチャート
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、チョコレート溶液の製造時間を短縮するために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
従来のチョコレート溶液を製造する調理器において、固形のチョコレート及び液体を収容する容器の底部には、容器を加熱するヒータが設けられている。ヒータによって容器に加えられた熱は、容器を通じて容器内の液体に伝わる。液体に伝わった熱が液体内のチョコレートへ伝わり、チョコレートは徐々に溶けていく。
従来のチョコレート溶液を製造する調理器においては、容器内のチョコレート及び液体において、ヒータ近傍とヒータから離れた部分との間には温度分布のバラツキが生じることで、チョコレート溶液を製造するのに時間を要する。
これに対して、本発明者らは、容器内のチョコレート及び液体に筒状部材から蒸気を噴出すると共に、攪拌羽根を回転させて液体を攪拌させる構成を見出した。当該構成により、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根によって攪拌して、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌することで、チョコレート及び液体の温度分布のバラツキを低減することができることを見出した。これにより、チョコレート溶液の製造時間を短縮できることを見出した。
これらの新規な知見に基づき、本発明者らは、以下の発明に至った。
本発明の一態様のチョコレート溶液を製造する調理器は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、前記蒸気生成部で生成された蒸気を噴出する噴出口を下端部に有し、下方に向かって延びて前記噴出口に蒸気を案内して、チョコレート及び液体を収容する容器内へ蒸気を噴出する筒状部材と、前記筒状部材の内部に配置され、下方に向かって延び、攪拌羽根が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸と、を備える。
このような構成により、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根によって攪拌して、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。これにより、チョコレート溶液の製造時間を短縮することができる。
前記調理器において、前記筒状部材は、前記筒状部材の内部に配置されて前記筒状部材の上部に供給された蒸気を前記噴出口へ案内する案内管を備えてもよい。
このような構成により、筒状部材で噴出よりも噴出する圧力を高めることができる。また、筒状部材の内部に案内管を設けることで放熱を抑制することができるため、供給される蒸気の温度低下を抑制することができる。また、調理器の使用後、筒状部材の内部において結露を低減することができる。
前記調理器において、前記攪拌羽根は、前記噴出口において、前記案内管から蒸気を噴出する蒸気口の下方に設けられてもよい。
このような構成により、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分をより容易に攪拌することができる。
前記調理器において、前記筒状部材の側面において、前記攪拌羽根により攪拌される液体を管外に拡散させる拡散孔が設けられてもよい。
このような構成により、拡散孔から管外へ液体を拡散させることができるため、液体をより容易に攪拌することができる。
前記調理器において、前記蒸気生成部から前記筒状部材に蒸気が供給される供給経路において、開放することにより蒸気の供給を開始する電磁弁と、前記電磁弁及び前記攪拌軸を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記電磁弁を開放した後に、前記攪拌軸を回転させるように制御してもよい。
このような構成により、容器に蒸気を供給してチョコレート及び液体を温めた後攪拌することで、チョコレート溶液をより効率的に製造することができる。
前記調理器において、前記蒸気生成部を収納する筐体を備え、前記筒状部材及び前記攪拌軸は、前記筐体から着脱可能に一体構成されていてもよい。
このような構成により、筒状部材及び攪拌軸を筐体から同時に着脱することができる。このため、使用者は、筒状部材及び攪拌軸を容易に取り外すことができ、筒状部材及び攪拌軸に付着したチョコレート溶液を容易に洗浄することができる。
本発明の一態様のチョコレート溶液の製造方法は、水を加熱することによって蒸気を生成する蒸気生成工程と、蒸気を噴出する筒状部材により、チョコレート及び液体が収容される容器内に蒸気を供給する蒸気供給工程と、前記筒状部材の内部において攪拌羽根によりチョコレート及び液体を攪拌する攪拌工程と、を含む。
このような製造方法により、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根によって攪拌して、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。これにより、チョコレート溶液の製造方法を短縮することができる。
前記製造方法において、前記蒸気供給工程は、前記蒸気生成工程の後、弁を開放することで前記容器内に蒸気の供給を開始し、前記蒸気供給工程において蒸気の供給を開始した後、前記攪拌工程を行ってもよい。
このような製造方法により、容器に蒸気を供給してチョコレート及び液体を温めた後攪拌することで、チョコレート溶液をより効率的に製造することができる。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図において、X方向は前後方向を示し、Y方向は左右方向を示す。X方向及びY方向は、水平面内で互いに直交する2軸方向である。Z方向は、X方向及びY方向に直交する方向、すなわち調理器の高さ方向(上下方向)を示す。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、本発明に係る実施形態のチョコレート溶液を製造する調理器1の斜視図である。図1に示すように、調理器1は、本体3と、蒸気を噴出する噴出ユニット5と、チョコレート及び液体を収容する容器7と、水を収容するタンク9とを備える。タンク9に収容された水が本体3に供給されて、本体3において蒸気が生成される。生成された蒸気を噴出ユニット5により容器7内に供給し、噴出ユニット5が有する後述の攪拌羽根52(図4)により容器7内の液体を攪拌することで、チョコレート溶液が製造される。
本実施形態では、容器7に収容される液体は、例えば、牛乳、豆乳、紅茶、ココナッツミルク、コーヒー、抹茶、水等である。当該液体は、例えば、シナモン、ベリー、カシューナッツ、アーモンド等をさらに含んでもよく、使用者の好みに応じて、様々な種類の組み合わせが選択される。調理器1によって製造されるチョコレート溶液は、例えば、チョコレートドリンク、チョコレートソース、チョコレートペースト等である。
図2は、図1の一部を取り外した状態の斜視図である。図2に示すように、本体3は、蒸気生成部36と、ポンプ37と、駆動部39と、制御部11とを有する。蒸気生成部36は、水を加熱することにより蒸気を生成する。ポンプ37は、タンク9に収容された水を蒸気生成部36に供給する。駆動部39は、攪拌羽根52(図4)を駆動する。また、本体3のベースにおいて、容器7が載置される部分には、容器7の温度を検出する容器温度センサ38が設けられる。これにより、ユーザが容器7を本体3に載置して調理する場合、容器7の温度が上昇し過ぎることを防止することができる。
蒸気生成部36は、ポンプ37によって供給される水を加熱して蒸気を生成する。本実施形態では、蒸気生成部36はボイラである。蒸気生成部36で生成される蒸気の温度は、例えば100度以上である。100度以上の蒸気によりチョコレートを溶かすことで、チョコレートの揮発成分が出やすくなり、香り高いチョコレート溶液を生成できる。ポンプ37によって供給される水は、蒸気生成部36によって例えば130度まで過熱されて、容器7に過熱蒸気として供給される。過熱蒸気によって、100度の飽和蒸気よりも熱量を大きくし、エネルギーを高くすることができるため、容器7に収容するチョコレートをより容易に溶かすことができる。
本実施形態では、蒸気生成部36、ポンプ37、及び制御部11は、筐体31内に収納される。蒸気生成部36は、筐体31内において、ポンプ37よりも上方に配置される。ポンプ37は、タンク9と蒸気生成部36とを接続する流路の途中に設けられる。
駆動部39は、モータ39aと、モータ39aと接続して回転する駆動軸39bとを有する。本実施形態では、駆動軸39bは、上下方向(鉛直方向)に延びて形成され、モータ39aの回転によって鉛直軸周りに回転する。駆動軸39bは、筐体31から前方に向けて張り出した張出部31a内に配置される。
駆動軸39b(攪拌羽根52)の回転数は、張出部31aの前面に設けられる調節ダイヤル35によって調整される。駆動軸39bの回転数は、例えば、0~10000rpmである。
本実施形態では、張出部31aの下面を構成する基部31aaには、蒸気が通過する流路が内部に設けられる。当該流路は、蒸気生成部36に接続される。
図3は、調理器1のシステムの全体構成図である。図3に示すように、蒸気生成部36は、ヒータ36aと、温度センサ36bと、水位センサ36cとを有する。ヒータ36aは、ポンプ37によってタンク9内から蒸気生成部36に供給される水を加熱する。温度センサ36bは、蒸気生成部36内の水の温度を検出する。水位センサ36cは、蒸気生成部36内の水位を検出する。
蒸気生成部36から噴出ユニット5(後述の筒状部材50)に蒸気が供給される供給経路において、電磁弁40が設けられる。電磁弁40は、蒸気の供給の開始及び停止を行う。電磁弁40を開放することにより蒸気の供給を開始し、電磁弁40を閉めることによって蒸気の供給を停止する。
また、本実施形態では、ユーザが操作を行う操作部30は、本体スイッチ32と、調理スイッチ33と、蒸気スイッチ34と、調節ダイヤル35とを含む。本体スイッチ32は、本体の電源のON/OFFを切り替える。調理スイッチ33は、蒸気の噴出及び攪拌を開始及び停止する。蒸気スイッチ34は、蒸気の噴出のON/OFFを切り替える。調節ダイヤル35は、攪拌軸51の回転数を調節する。
次に、噴出ユニット5について詳細に説明する。図4は、噴出ユニット5の分解図である。図4に示すように、噴出ユニット5は、筒状部材(噴出管)50と、攪拌軸51とを備える。筒状部材50は、蒸気を下方に案内する案内管53を備える。
筒状部材50は、蒸気生成部36で生成された蒸気を噴出する噴出口50aを下端部に有する。筒状部材50は、蒸気を噴出口50aに案内して、チョコレート及び液体を収容する容器7内へ蒸気を噴出する。筒状部材50は、下方に向かって延びて筒状に形成される。本実施形態では、筒状部材50は、鉛直下方(Z方向)に延びて円筒状に形成される。ここで、噴出口50aは、筒状部材50において蒸気を噴出する部分である。
攪拌軸51には、攪拌羽根52が取り付けられる。攪拌羽根52は、チョコレート及び液体を攪拌する。攪拌軸51は、筒状部材50の上端部から下端部へ下方に向かって延び、筒状部材50の内部に配置される。本実施形態では、攪拌軸51は、鉛直下方に延びて、攪拌軸51の中心軸が筒状部材50の中心軸上に位置するように配置される。攪拌軸51の上端部は、筒状部材50の上端部よりも上方に配置されて、駆動部39の駆動軸39bに接続される。攪拌軸51は、駆動軸39bの回転に伴って回転する。攪拌羽根52は、攪拌軸51周りに回転して容器7内の液体を攪拌する。本実施形態では、攪拌羽根52は、攪拌軸51の下端部に設けられる。
案内管53は、筒状部材50の上端部から下方に向かって延びて蒸気生成部26で生成された蒸気を案内する。本実施形態では、案内管53は、筒状部材50の上端部から下方に向かって攪拌羽根52近傍まで延びる。案内管53の上端部は、筒状部材50の上端部よりも上方に配置されて、基部31aaと接続する。案内管53から噴出される蒸気量は、例えば、20ml/分である。案内管53は、筒状部材50の内部において攪拌羽根52よりも上方に配置される。案内管53が筒状部材50の内部に配置されていることで、噴出ユニット5は、部分的に二重管構造となっている。本実施形態では、案内管53は、水平面内において筒状部材50の中心から偏心した位置で鉛直下方に延びる。
筒状部材50は、上方プラグ56及び下方プラグ54と嵌合する。上方プラグ56は、筒状部材50の上端部に挿入されて、筒状部材50と嵌合する部材である。上方プラグ56には、上下方向に貫通した貫通孔56a,56bが設けられる。下方プラグ54は、筒状部材50の下端部に挿入されて、筒状部材50と嵌合する部材である。下方プラグ54には、上下方向に貫通した貫通孔54a,54bが設けられる。貫通孔54a,56aには案内管53が挿入され、貫通孔54b,56bには攪拌軸51が挿入される。
上方プラグ56及び下方プラグ54によって、筒状部材50、攪拌軸51、及び案内管53を一体的に取り扱うことができる。また、下方プラグ54により攪拌軸51の水平方向の移動が規制されていることで、攪拌羽根52の回転によって攪拌軸51の下端部がぶれることを抑制することができる。
筒状部材50及び攪拌軸51は、筐体31から着脱可能に一体構成される。すなわち、筒状部材50及び攪拌軸51は、一体的に取り扱い可能に構成される。例えば、筒状部材50及び攪拌軸51は、結合部材によって一体的に結合される。本実施形態では、筒状部材50、攪拌軸51、及び案内管53は、(噴出ユニット5は、)上方プラグ56及び下方プラグ54によって一体的に結合されて、筐体31に対して着脱可能に取り付けられる。具体的には、噴出ユニット5は、ロックリング55によって本体3の張出部31a(図1)の基部31aaに螺合して固定される。
下方プラグ54には、案内管53から案内される蒸気を噴出するノズル57が取り付けられる。ノズル57は、下方プラグ54の貫通孔54aに着脱可能に取り付けられる。ノズル57を変更することで、例えばノズル57から噴出される蒸気の圧力や方向等を変更することができる。
ノズル57は、ばね57aと、ボール57bとを有する。案内管53から蒸気が供給されるとき(電磁弁40が開状態のとき)、供給される蒸気によって、ボール57bは、ばね57aを下方に押し当てる。これにより、ボール57bが案内管53の下端から離れて、蒸気はノズル57から噴出される。蒸気の供給が無いとき(電磁弁40が閉状態のとき)、ばね57aがボール57bを上方に付勢することで、ボール57bは案内管53を塞ぐ。すなわち、ばね57a及びボール57bは、逆止弁の機能を有する。これにより、容器7内の液体が案内管53を通じて逆流することを防止することができる。このため、案内管53の清掃性を向上することができる。
図5は、噴出ユニット5の側面図である。図6は、図5のA-A線断面図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態では、筒状部材50の側面において径方向に貫通した拡散孔50bが設けられる。拡散孔50bは、攪拌羽根52により攪拌される液体を管外に拡散させる孔である。拡散孔50bは、筒状部材50の側面において複数箇所に設けられる。
筒状部材50の下端部には、上方にくぼんだ凹部50cが設けられる。凹部50cは、筒状部材50の下端部において複数箇所設けられる。ユーザが容器7の内底に筒状部材50の下端部を当接させて容器7内の液体の攪拌を行うときでも、容器7の内底と凹部50cとの間の空間を通じて、液体を筒状部材50の管外へ拡散することができる。
本実施形態では、攪拌羽根52は、筒状部材50の内部において、筒状部材50の下端部よりも上方に設けられる。これにより、案内管53から蒸気を噴出する蒸気口54aaに対してより近い場所で液体の攪拌を行うことができ、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。
また、攪拌羽根52が筒状部材50の内部に設けられることで、ユーザは、容器7の内底を筒状部材50の下端部に当接させた状態で液体を攪拌することができる。また、攪拌羽根52が管外に露出していないことで、安全性を向上させることができる。
攪拌羽根52は、拡散孔50bよりも下方に設けられる。これにより、攪拌羽根52によって攪拌される液体を、拡散孔50bを通じてより効率的に拡散させることができる。
筒状部材50の内部には、上方プラグ56と下方プラグ54との間に空間58が形成される。上方プラグ56と下方プラグ54が筒状部材50に嵌合して挿入されていることで、空間58に蒸気及び攪拌した液体が侵入するのを抑制することができる。
図7は、噴出ユニット5の下面図である。図7に示すように、攪拌羽根52は、攪拌軸51から径方向外側に向けて延びる。攪拌羽根52は、例えば、径方向外側に複数方向に延びる。また、攪拌羽根52は、例えば、チョコレート等の固形物を切削又は粉砕することができるように刃状に形成されていてもよい。本実施形態では、攪拌羽根52は、径方向端部において上方に屈曲して形成される。これにより、より効率的に液体を攪拌させることができる。
攪拌羽根52は、案内管53から蒸気を噴出する蒸気口54aa(ノズル57)の周辺に設けられる。具体的には、攪拌羽根52は、攪拌羽根52は、噴出口50aにおいて、蒸気口54aaの下方に設けられる。蒸気口54aaは、攪拌羽根52の径方向端部52aよりも径方向内側に設けられる。本実施形態では、攪拌羽根52の回転中心O1から攪拌羽根52の径方向端部52aまでの水平方向の距離R1が、攪拌羽根52の回転中心O1から蒸気口54aaまでの水平方向の距離R2よりも大きい。
次に、制御部11について図3を参照しながら説明する。制御部11は、操作部30、蒸気生成部36、ポンプ37、容器温度センサ38、駆動部39、及び電磁弁40に電気的に接続される。制御部11は、操作部30、温度センサ36b、水位センサ36c、及び容器温度センサ38からの情報に基づき、ヒータ36a、ポンプ37、駆動部39(攪拌軸51)、及び電磁弁40を制御する。
例えば本体スイッチ32がONにされたとき、制御部11は、蒸気生成部36内の温度調整を開始する。制御部11は、温度センサ36b及び水位センサ36cで検出された情報に基づき、ヒータ36aを制御して、蒸気生成部36内の温度調整を行う。
制御部11は、水位センサ36cによって検出された水位L0が所定の水位L1以下のとき、ヒータ36aをONにせずに、ポンプ37による給水を行うように制御する。これにより、蒸気生成部36内の空だきを防止することができる。
制御部11は、水位L0が水位L1よりも高く、所定の水位L2(L1<L2)よりも低いとき、ヒータ36aをONにして蒸気生成部36内を加熱するように制御する。制御部11は、水位L0が水位L2以上のとき、ポンプ37による給水を停止するように制御する。蒸気生成部36内の温度は、例えば130度となるように温度調整される。
制御部11は、温度センサ36bが例えば150度以上の温度を検出したとき、電磁弁40を開放するように制御する。これにより、蒸気生成部36内の圧力が上昇しすぎることを防止することができる。
調理スイッチ33がONにされたとき、制御部11は、電磁弁40の開放により筒状部材50から蒸気の噴出を行い、駆動部39(モータ39a)により攪拌軸51を回転させるように制御する。本実施形態では、制御部11は、蒸気生成部36により蒸気を生成して電磁弁40を開放した後に、攪拌軸51を回転させるように制御する。具体的には、制御部11は、所定の温度の蒸気を蒸気生成部36が供給可能な状態になった後、電磁弁40を開放し、その後攪拌軸51を回転させるように制御する。
蒸気スイッチ34がONの状態で、調理スイッチ33をONにする場合、噴出ユニット5により、蒸気の噴出及び攪拌軸51による攪拌が行われる。蒸気スイッチ34がOFFのとき、制御部11は、電磁弁40を閉じて筒状部材50から蒸気が噴出されないように制御する。
制御部11は、調節ダイヤル35により設定された攪拌軸51の回転数に基づき、駆動部39(モータ39a)を制御する。
ユーザが容器7を本体3に載置して調理を行う場合、制御部11は、容器温度センサ38で検出される容器7の温度情報に基づいて、電磁弁40を制御する。制御部11は、容器7の温度が例えば65度になると、筒状部材50からの蒸気の噴出を停止するように制御する。
次に、図8を参照して、チョコレート溶液の製造方法について説明する。図8は、チョコレート溶液の製造方法の例示的なフローチャートである。
図8に示すように、チョコレート溶液の製造方法は、蒸気生成工程ST10と、蒸気供給工程ST20と、攪拌工程ST30とを含む。
蒸気生成工程ST10において、水を加熱することによって蒸気を生成する。蒸気供給工程ST20において、蒸気を噴出する筒状部材50により、チョコレート及び液体が収容される容器7内に蒸気を供給する。攪拌工程ST30において、筒状部材50の内部で攪拌羽根52によりチョコレート及び液体を攪拌する。本実施形態では、蒸気供給工程ST20により蒸気を容器7内に供給しながら、攪拌工程ST30により容器7内の液体を攪拌する。また、蒸気供給工程ST20は、蒸気生成工程ST10の後に電磁弁40を開放することで容器7内に蒸気の供給を開始する。本実施形態では、蒸気供給工程ST20において蒸気の供給を開始した後、攪拌工程ST30を行う。
容器7に収容されたチョコレートが、蒸気供給工程ST20及び攪拌工程ST30により容器7内の液体に溶けることで、チョコレート溶液が製造される。
[効果]
本実施形態に係る調理器1によれば、以下の効果を奏することができる。
本実施形態に係る調理器1は、蒸気生成部36と、筒状部材50と、攪拌軸51とを備える。蒸気生成部36は、水を加熱することにより蒸気を生成する。筒状部材50は、蒸気生成部36で生成された蒸気を噴出する噴出口50aを下端部に有し、下方に向かって延びて噴出口50aに蒸気を案内して、チョコレート及び液体を収容する容器7内へ蒸気を噴出する。攪拌軸51は、筒状部材50の内部に配置され、下方に向かって延び、攪拌羽根52が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する。
この構成によれば、攪拌羽根52が設けられる攪拌軸51を筒状部材50の内部に配置することで、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根52によって攪拌することができる。このため、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。これにより、チョコレート及び液体の温度分布のバラツキを低減することができるため、チョコレート溶液の製造方法を短縮することができる。
また、本実施形態に係る調理器1において、筒状部材50の内部に配置されて筒状部材50の上部に供給された蒸気を噴出口50aへ案内する案内管53を備える。
この構成によれば、筒状部材50の内部に設けられる案内管53によって、噴出する圧力を筒状部材50よりも高めることができる。これにより、蒸気の噴出によっても液体を攪拌することができる。また、筒状部材50の内部に案内管53を設けることで放熱を抑制することができるため、供給される蒸気の温度低下を抑制することができる。また、調理器1の使用後、筒状部材50の内部において結露を低減することができる。
また、本実施形態に係る調理器1において、攪拌羽根52は、噴出口50aにおいて、案内管53から蒸気を噴出する蒸気口54aaの下方に設けられる。
この構成によれば、攪拌羽根52が蒸気口54aaの下方に設けられることで、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分をより容易に攪拌することができる。
また、本実施形態に係る調理器1において、筒状部材50の側面において、攪拌羽根52により攪拌される液体を管外に拡散させる拡散孔50bが設けられる。
この構成によれば、筒状部材50の側面に拡散孔50bを設けることで、拡散孔50bから管外へ液体を拡散させることができるため、液体をより容易に攪拌することができる。
また、本実施形態に係る調理器1において、蒸気生成部36から筒状部材50に蒸気が供給される供給経路において、開放することにより蒸気の供給を開始する電磁弁40と、電磁弁40及び攪拌軸51を制御する制御部11とを備える。制御部11は、電磁弁40を開放した後に、攪拌軸51を回転させるように制御する。
この構成によれば、容器7に蒸気を供給してチョコレート及び液体を温めた後攪拌することで、チョコレート溶液をより効率的に製造することができる。
また、本実施形態に係る調理器1において、蒸気生成部36を収納する筐体31を備え、筒状部材50及び攪拌軸51は、筐体31から着脱可能に一体構成されている。
この構成によれば、筒状部材50及び攪拌軸51が着脱可能に一体構成されていることで、筒状部材50及び攪拌軸51を筐体31から同時に着脱することができる。このため、使用者は、筒状部材50及び攪拌軸51を容易に取り外すことができ、筒状部材50及び攪拌軸51に付着したチョコレート溶液を容易に洗浄することができる。また、筒状部材50及び攪拌軸51を一体構成してアタッチメント化することで、筒状部材50及び攪拌軸51を用途に応じて容易に交換することができる。
また、本実施形態に係るチョコレート溶液の製造方法において、蒸気生成工程ST10と、蒸気供給工程ST20と、攪拌工程ST30とを含む。蒸気生成工程ST10において、水を加熱することによって蒸気を生成する。蒸気供給工程ST20において、蒸気を噴出する筒状部材50により、チョコレート及び液体が収容される容器7内に蒸気を供給する。攪拌工程ST30において、筒状部材50の内部において攪拌羽根52によりチョコレート及び液体を攪拌する。
この製造方法によれば、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根52によって攪拌して、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。これにより、チョコレート及び液体の温度分布のバラツキを低減することができるため、チョコレート溶液の製造時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係るチョコレート溶液の製造方法において、蒸気供給工程ST20は、蒸気生成工程の後、弁(電磁弁40)を開放することで容器7内に蒸気の供給を開始する。蒸気供給工程ST20において蒸気の供給を開始した後、攪拌工程ST30を行う。
この製造方法によれば、容器7に蒸気を供給してチョコレート及び液体を温めた後攪拌することで、チョコレート溶液をより効率的に製造することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。前記実施形態では、筒状部材50は案内管53を備えるとしたが、これに限定されない。調理器1が筒状部材50を有していれば、他の構成であってもよい。言い換えると、筒状部材50は案内管53を備えていなくてもよい。この構成によっても、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。
また、駆動軸39bは、上下方向(鉛直方向)に延びて形成されるとしたが、駆動軸39b(噴出ユニット5)は斜め下方に延びて形成されていてもよい。
また、蒸気生成部36、ポンプ37、及び制御部11は、筐体31内に収納されるとしたが、他の場所に収納されていてもよい。例えば、蒸気生成部36は、張出部31a内に収納されていてもよい。
また、筒状部材50は、鉛直下方(Z方向)に延びて円筒状に形成されるとしたが、筒状に形成されていれば他の構成であってもよい。筒状部材50は、例えば角筒状に形成されていてもよい。
また、攪拌軸51は、鉛直下方に延びて、攪拌軸51の中心軸が筒状部材50の中心軸上に位置するように配置されるとしたが、攪拌軸51は、筒状部材50の中心軸上からずれて配置されていてもよい。
また、案内管53は、筒状部材50の中心から偏心した位置において鉛直下方に延びるとしたが、案内管53は、例えば、案内管53の内側に攪拌軸51が配置されて案内管53の中心軸が攪拌軸51の中心軸上に位置するように設けられてもよい。
また、攪拌羽根52は、攪拌軸51の下端部に設けられるとしたが、攪拌羽根52は、例えば攪拌軸51の下端部よりも上方に設けられてもよい。
また、攪拌羽根52は、筒状部材50の内部に設けられ、筒状部材50の下端部よりも上方に設けられるとしたが、蒸気が供給される近傍を攪拌羽根52によって攪拌する構成であれば、他の構成であってもよい。攪拌羽根52は、例えば、筒状部材50の下端部よりも下方に設けられていてもよい。この構成によっても、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌できる。
また、噴出ユニット5は、ロックリング55によって本体3の張出部31aの基部31aaに螺合して固定されるとしたが、筒状部材50及び攪拌軸51が筐体31から着脱可能に一体構成されている他の構成であってもよい。
また、筒状部材50の側面において径方向に貫通した拡散孔50bが設けられ、筒状部材50の下端部には、上方にくぼんだ凹部50cが設けられるとしたが、筒状部材50において、拡散孔50b及び凹部50cが設けられていなくてもよい。
また、本体3のベースにおいて、容器7が載置される部分には、容器7の温度を検出する容器温度センサ38が設けられるとしたが、容器温度センサ38は、容器7に設けられていてもよい。
また、ばね57a及びボール57bは、逆止弁の機能を有するとしたが、これに限定されない。例えば、案内管53(筒状部材50)に逆流を防止する圧力弁が設けられていてもよい。これによっても、容器7内の液体が案内管53(筒状部材50)を通じて逆流することを防止することができる。このため、案内管53の清掃性を向上することができる。
また、攪拌羽根52は、径方向端部において上方に屈曲して形成されるとしたが、これに限定されない。攪拌羽根52は、例えば、上方に屈曲せずに水平方向に延びていてもよい。
また、蒸気供給工程ST20において蒸気の供給を開始した後、攪拌工程ST30を行うとしたが、これに限定されない。すなわち、攪拌羽根52の回転、及び筒状部材50の下端部からの蒸気の供給の順序は問わない。蒸気供給工程ST20及び攪拌工程ST30は、例えば同時に行われてもよい。また、攪拌工程ST30の後、蒸気供給工程ST20を行ってもよい。すなわち、攪拌羽根52が回転を開始した後、筒状部材50の下端部から蒸気を供給してもよい。これらの方法によっても、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌でき、チョコレート溶液の製造時間を短縮することができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、実施形態における要素の組み合わせや順序の変化は、本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明に係るチョコレート溶液を製造する調理器及びチョコレート溶液の製造方法は、製造時間を短縮してチョコレート溶液を製造することに有用である。
1 調理器
3 本体
30 操作部
31 筐体
31a 張出部
31aa 基部
32 本体スイッチ
33 調理スイッチ
34 蒸気スイッチ
35 調節ダイヤル
36 蒸気生成部
36a ヒータ
36b 温度センサ
36c 水位センサ
37 ポンプ
38 容器温度センサ
39 駆動部
39a モータ
39b 駆動軸
40 電磁弁
5 噴出ユニット
50 筒状部材
50a 噴出口
50b 拡散孔
50c 凹部
51 攪拌軸
52 攪拌羽根
53 案内管
54 下方プラグ
54a,54b 貫通孔
54aa 蒸気口
55 ロックリング
56 上方プラグ
56a,56b 貫通孔
57 ノズル
57a ばね
57b ボール
58 空間
7 容器
9 タンク
11 制御部
ST10 蒸気生成工程
ST20 蒸気供給工程
ST30 攪拌工程

Claims (5)

  1. 水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、
    前記蒸気生成部にて生成された蒸気を供給する蒸気供給経路と、
    前記蒸気供給経路に設けられ、開放/閉止により蒸気供給の開始/停止を行う第1弁と、
    上方から下方に向かって延び、チョコレート及び液体を収容する容器内に下部が挿入配置される筒状部材と、
    前記筒状部材の上部から下部に向かって延びるように前記筒状部材の内部に配置され、上端が前記蒸気供給経路と接続され、下端に蒸気噴出口が設けられ、前記蒸気供給経路から供給される蒸気を、前記筒状部材の下部に配置される前記蒸気噴出口まで案内する案内管と、
    前記筒状部材の上部から下部に向かって延びるように前記筒状部材の内部に配置され、下端に攪拌羽根が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸と、を備え、
    前記筒状部材の下部において、前記攪拌羽根は、前記筒状部材の下端よりも上方に配置されるとともに前記案内管の前記蒸気噴出口よりも下方に配置され、
    弾性部材の付勢力により前記案内管の前記蒸気噴出口を閉止し、前記案内管内の蒸気圧力の上昇に伴って前記弾性部材の付勢力に抗して前記蒸気噴出口を開放する第2弁が前記蒸気噴出口に設けられている、チョコレート溶液を製造する調理器。
  2. 前記攪拌軸の軸方向から見た場合に、前記案内管の前記蒸気噴出口は、前記攪拌羽根の回転領域内に位置している、請求項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。
  3. 前記筒状部材の側面において、前記攪拌羽根により攪拌される液体を管外に拡散させる拡散孔が設けられる、請求項1または2に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。
  4. 前記第1弁は電磁弁であって、
    前記電磁弁及び前記攪拌軸を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記電磁弁を開放した後に、前記攪拌軸を回転させるように制御する、請求項1から3のいずれか一項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。
  5. 前記蒸気生成部を収納する筐体を備え、
    前記筒状部材、前記案内管、及び前記攪拌軸は、前記筐体から着脱可能に一体構成されている、請求項1から4のいずれ一項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。
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