JP7153399B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の燃焼装置は、燃焼皿にスリット部を複数配置し、凹凸を有する回転部材の凹凸部を前記スリットに通過させ、燃焼皿下方の灰回収容器に堆積させることを要旨とする木質ペレット燃焼装置として開示されている。
特許文献2に記載の燃焼装置は、外周面に羽根を複数枚設け回転によりスリット板から露出させて火格子上の灰を掻き取る灰掻き部材と、前記羽に係合し従動回転し灰を移送する補助灰掻き部材と、排出口を設け灰回収容器に灰を排出する灰処理箱とを備えることを要旨とする木質ペレット燃焼装置として開示されている。
しかしながら、燃焼部から発生した灰を燃焼部下方に位置させた灰回収容器に堆積させると、灰自体は高温であるため、灰回収容器内の灰を廃棄することは作業上の注意を要するという問題がある。
又、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
燃料落下口22から送られた固形燃料Fは、燃料落下口22の下方に位置する円筒状からなる第1搬送部311に送られる。第1搬送部311の一端には第1搬入口312が設けられ、燃料タンク21の燃料落下口22の下部に接続されている。第1搬送部311の他端には、排出口313が開口部を下方に向けて設けられている。第1搬送部311の長手方向の内部には、第1スクリュー314が設けられる。第1スクリュー314は螺旋状部材を有した回転軸で、回転駆動することにより、第1搬入口312に投入された固形燃料Fを排出口313に送り出す。燃料落下口22から落下した固形燃料Fは第1スクリュー314によって排出口313に搬送された後、排出口313の下方に位置するパドル部321に送られる。
第1スクリュー314、パドル部321、第2スクリュー334は、モーター341によって回転駆動される。モーター341は、第2スクリュー334の第2搬入口332側の端部に固着されて、第2スクリュー334を回転駆動させる。第2スクリュー334のモーター側の端部には第1スプロケット342が固着されている。さらにパドル部321の軸上には第2スプロケット343が設けられ、第1スプロケット342の上部に位置させている。第1スプロケット342と第2スプロケット343には第1チェーン344が巻きかけられ、パドル部321が回転駆動される。
また、第2スプロケット343の同軸上には第3スプロケット345が固着されている。さらに、第1スクリュー314の第1搬入口312側の軸端で第3スプロケット345の上部には、第4スプロケット346が固着されている。第3スプロケット345と第4スプロケット346には、第2チェーン347が巻きかけられていて、パドル部321の回転と共に第1スクリュー314が回転駆動可能になっている。回転駆動された第1スクリュー314とパドル部321及び第2スクリュー334によって、固形燃料Fを燃焼室4内に供給する。
図6は、第2火格子422が上昇する直前の状態を示したものである。排出スクリュー52の回転と共に、排出モーター53側の押出し部材56が接触部材428下方の端縁429と当接する。さらに排出スクリュー52が回転をすることで、第2火格子422を最高位置まで押し上げていく。
図7は、押出し部材56が最高位置付近に達した状態を図示したもので、接触部材428下端の端縁429は、螺旋羽根522の回転外径の上端と同じ高さになる。さらに排出スクリュー52の回転が進むと、接触部材428下方の端縁429は、押出し部材56から、螺旋羽根522の外周端面に乗り移る。端縁429は、排出モーター53側の押出し部材56から、螺旋羽根522の外周端面との当接状態になる。さらに排出スクリュー52を回転させると、螺旋羽根522の端面から次の燃焼部42側の押出し部材56に乗り移る。
また、第2火格子422の上下動は、灰排出部5の排出スクリュー52の回転を直接利用するので、専用の動力及び伝動装置を必要としない。
搬送部空気供給部64は、燃料供給部3のパドル部321の固形燃料Fの搬送方向に噴出することで、燃焼室4で発生した燃焼空気の逆流を防ぐ。
また、灰排出部5によって燃焼室4外に燃焼後の灰を搬送することで、搬送中に冷やされると共に、燃焼室4外部の回収容器に集められる。これは、燃焼装置1、とりわけ燃焼室4が稼働中でも灰を容易に取り出せることになり、連続運転を停止させることなく効率的な灰の回収作業ができる。
図9に示す実施形態の第1変形例は、接触部材428aの下端部の燃料供給口333側を、大きな段差状に抉ったように形成した端縁429aを設けている。第2火格子422が最高位置に達した後、排出スクリュー52の回転がさらに進むことで、押出し部材56に当接していた接触部材428aが、段差状の端縁429aによって急激に落下する。落下は自由落下であり、元の位置に落ちたところで第2火格子422上の灰が衝撃により下方に落下する。また、第2スリット427内のこびり付いた灰は、第2火格子422の落下衝撃により落とすことができる。
2 燃料貯留部
3 燃料供給部
333 燃料供給口
4 燃焼室
42 燃焼部
421 第1火格子
422 第2火格子
424 第1スリット
426 旋回支点軸
427 第2スリット
428 接触部材
430 灰掻き部材
5 灰排出部
52 排出スクリュー
521 回転軸
522 螺旋羽根
56 押出し部材
6 燃焼空気供給部
7 熱交換部
F 固形燃料
Claims (3)
- 燃焼室と、
該燃焼室下方部に設けられ、燃焼した灰を下方に落下させ且つ空気を供給するための複数のスリットを有し、固形燃料を載置して燃焼させる燃焼部と、
該燃焼部は、傾斜させて配置された第1火格子、及び、傾斜させて前記第1火格子に対向して配置されるとともに前記燃焼室の下部に設けた灰排出部によって上下動が可能な第2火格子と、を備え、
前記燃焼室は前記第2火格子に設けられた前記スリットを突き抜けるように前記第2火格子の下方に固定して配置させ、前記第2火格子上及び前記スリット間の灰を落下させる灰掻き部材と、を備え、
前記灰排出部は、前記燃焼部下方に設けられ、落下した灰を前記燃焼室外部に移送するために駆動装置によって回転駆動される回転軸の回転によって前記第2火格子を上下移動させ、
前記回転軸は定期的に駆動と停止を繰り返すように断続運転をする、
ことを特徴とする燃焼装置。 - 前記断続運転での前記回転軸の駆動時間は30分毎に5分間行われる、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。 - 前記回転軸の駆動は毎分2~5回転で回転駆動する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
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Family
ID=87890650
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JPS59103011U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-11 | 大阪瓦斯株式会社 | 固体燃料の燃焼装置 |
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2021
- 2021-11-25 JP JP2021190661A patent/JP7153399B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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