JP7151824B2 - 表示装置、配列型表示装置 - Google Patents

表示装置、配列型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7151824B2
JP7151824B2 JP2021086945A JP2021086945A JP7151824B2 JP 7151824 B2 JP7151824 B2 JP 7151824B2 JP 2021086945 A JP2021086945 A JP 2021086945A JP 2021086945 A JP2021086945 A JP 2021086945A JP 7151824 B2 JP7151824 B2 JP 7151824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
display
optical member
display area
reflective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021086945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021144236A (ja
Inventor
博 関口
正浩 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2021086945A priority Critical patent/JP7151824B2/ja
Publication of JP2021144236A publication Critical patent/JP2021144236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7151824B2 publication Critical patent/JP7151824B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本発明は、映像を表示する表示装置と、この表示装置を配列した配列型表示装置とに関するものである。
従来、背面投射型表示装置、プラズマ表示装置、液晶表示装置、有機EL(Electro-Luminescence)(有機LED(light-emitting diode))表示装置等、様々な表示装置が開発されている。このような配列型表示装置に関しては、より良好な画像を表示するために、その画面の耐候性や画面の平面性、視認性の向上等が図られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、これらの表示装置を複数配列して大画面化を図った配列型表示装置等も開発されている。
特開2007-192977号公報 国際公開第2008/149449号
背面投射型表示装置では、映像を表示する透過型スクリーンを保持するための枠構造が必要であり、プラズマ表示装置、液晶表示装置、有機EL表示装置では、映像を表示する表示部がガラス製等のパネルであるので、表示部の周縁部にパネルを保持するための枠構造が必要であり、また、表示部の周縁部に各種配線部等も存在している。
このような枠構造や配線部により、各種表示装置において、表示部の周縁部には、映像を表示しない非表示領域が存在する。近年、表示装置の意匠性向上等の観点から、この非表示領域をより峡幅化したいという要望が高まっている。
特に、各種表示装置を配列して大画面化を図った配列型表示装置においては、配列された表示装置間に、映像が表示されない非表示領域による枠状の継目部分(目地部分)ができてしまい、配列型表示装置としての画像の連続性が低下して画質が低下する等の問題がある。
本発明の課題は、表示画面の周縁部に位置する非表示領域が視認されにくい表示装置及び配列型表示装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、複数の表示装置(10)が隣接して配列された配列型表示装置であって、前記表示装置は、映像を表示可能な表示領域(110)と、前記表示領域の外周側に前記表示領域の周縁に沿って少なくとも一部に設けられた映像を表示しない非表示領域(120)とを備える表示部(100)と、前記表示部の観察者側に設けられ、前記表示領域及び前記非表示領域を被覆し、透光性を有するシート状の光学部材(200)と、を備え、前記光学部材は、その内部であって厚み方向において観察者側に、複数の反射層(232)が配列されて設けられ、前記反射層は、前記表示領域の法線方向から見て、前記非表示領域を被覆する領域にのみ設けられ、前記非表示領域の前記表示領域側の内周縁に平行な方向を長手方向として延在し、前記内周縁から前記非表示領域の外周縁側へ向かう方向に配列され、前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記表示部側の端部が観察者側の端部よりも前記光学部材の中央側に位置するように傾斜していること、を特徴とする配列型表示装置(1,2,3,4,5)である。
第2の発明は、第1の発明の配列型表示装置において、前記光学部材(200)の厚み方向及び前記反射層(232)の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記非表示領域(120)の幅をWとし、前記表示装置の厚み方向における前記非表示領域の表面から前記反射層の前記表示部(100)側の端部までの寸法をDとするとき、W≦D≦3×Wを満たすこと、を特徴とする配列型表示装置(1,2,3,4,5)である。
第3の発明は、第1又は第2の発明の配列型表示装置において、前記反射層(232)は、前記光学部材(200)の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記反射層の配列方向の前記内周縁側に凸となるように湾曲していること、を特徴とする配列型表示装置(4)である。
第4の発明は、第1から第3の発明までのいずれかの配列型表示装置において、前記表示領域(110)は、その法線方向から見た形状が矩形形状であり、前記光学部材は、観察者側表面であって少なくとも複数の前記反射層(232)を被覆する領域の一部に、観察者側に凸となる複数の単位レンズ(261)が前記反射層の長手方向に沿って延在し、前記反射層の配列方向に平行な方向に配列されていること、を特徴とする配列型表示装置(3)である。
第5の発明は、第1から第4の発明までのいずれかの配列型表示装置において、前記表示装置(10)は、前記光学部材を保持する保持部(600)が前記非表示領域(120)の少なくとも一部に設けられていること、を特徴とする配列型表示装置(5)である。
第6の発明は、映像を表示可能な表示領域(110)と、前記表示領域の外周側に前記表示領域の周縁に沿って少なくとも一部に設けられた映像を表示しない非表示領域(120)とを備える表示部(100)と、前記表示部の観察者側に設けられ、前記表示領域及び前記非表示領域を被覆し、透光性を有する板状の光学部材(200)と、を備える表示装置であって、前記光学部材は、その内部であって厚み方向において観察者側に、複数の反射層(232)が配列されて設けられ、前記反射層は、前記表示領域の法線方向から見て、前記非表示領域を被覆する領域にのみ設けられ、前記非表示領域の前記表示領域側の内周縁に平行な方向を長手方向として延在し、前記内周縁から前記非表示領域の外周縁側へ向かう方向に配列され、前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記表示部側の端部が観察者側の端部よりも前記光学部材の中央側に位置するように傾斜していること、を特徴とする表示装置(10)である。
第7の発明は、第6の発明の表示装置において、前記光学部材(200)の厚み方向及び前記反射層(232)の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記非表示領域(120)の幅をWとし、該表示装置の厚み方向における前記非表示領域の表面から前記反射層の前記表示部(100)側の端部までの寸法をDとするとき、W≦D≦3×Wを満たすこと、を特徴とする表示装置(10)である。
第8の発明は、第6又は第7の発明の表示装置において、前記反射層(232)は、前記光学部材(200)の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記反射層の配列方向の前記内周縁側に凸となるように湾曲していること、を特徴とする表示装置(10)である。
第9の発明は、第6から第8の発明までのいずれかの表示装置において、前記表示領域(110)は、その法線方向から見た形状が矩形形状であり、前記光学部材(200)は、観察者側表面であって少なくとも複数の前記反射層(232)を被覆する領域の一部に、観察者側に凸となる複数の単位レンズ(261)が前記反射層の長手方向に沿って延在し、前記反射層の配列方向に平行な方向に配列されていること、を特徴とする表示装置(10)である。
第10の発明は、第6から第9の発明までのいずれかの表示装置において、前記光学部材を保持する保持部(600)が、前記非表示領域(120)の少なくとも一部に設けられていること、を特徴とする表示装置(10)である。
本発明によれば、表示画面の周縁部に位置する非表示領域が視認されにくい配列型表示装置及び表示装置を提供できる。
第1実施形態の配列型表示装置1を説明する図である。 第1実施形態の表示装置10の表示部100及び光学部材200について説明する図である。 第1実施形態の表示装置10の表示部100及び光学部材200について説明する図である。 第1実施形態の配列型表示装置1の断面の一部を示す図である。 第2実施形態の配列型表示装置2を説明する図である。 第3実施形態の配列型表示装置3の断面の一部を示す図である。 第4実施形態の配列型表示装置4の断面の一部を示す図である。 変形形態の配列型表示装置5の断面の一部を示す図である。 角部の反射層232の変形形態を示す図である。 光学部材200の変形形態を示す図である。 配列型表示装置の変形形態を説明する図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
また、本明細書中において、板、シート等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
また、本明細書中において、シート面とは、シート状の部材において、そのシート全体として見たときにおける、シートの平面方向となる面を示すものであるとする。なお、板面やフィルム面についても同様とする。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の配列型表示装置1を説明する図である。
図1(a)は、配列型表示装置1の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示す矢印A1-A2に沿って配列型表示装置1の厚み方向に平行に切断した断面を示した図である。
ここで、図1を含む以下の各図において、適宜、XYZ直交座標系を用いている。この配列型表示装置1の画面左右方向をX方向、画面上下方向をY方向、厚み方向(奥行き方向)をZ方向とし、観察者から見て、画面左右方向の右側を+X側、画面上下方向の上側を+Y側、厚み方向において観察者側を+Z方向とする。
また、理解を容易にするために、後述する表示装置10(光学部材200及び表示部100)において、映像を表示する表示領域110の中央側(画面中央側、光学部材200の中央側)を内側とし、非表示領域120の外周縁側を外側と呼ぶこととする。
配列型表示装置1は、表示装置10が、複数隣接して配列され、大画面を形成している表示装置である。
本実施形態では、4つの表示装置10(10A~10D)が、その映像を表示可能な表示面が1つの平面上に位置するようにして、互いに隣接して配列されている。
また、本実施形態の4つの表示装置10(10A~10D)は、縦横、すなわち、使用状態における配列型表示装置1の画面上下方向(Y方向)及び画面左右方向(X方向)に2つずつ隣接して配列されており、観察者側(+Z側)から見てその形状は矩形状である。
なお、配列型表示装置1を形成する表示装置10の数は、所望される画面サイズの大きさ等に伴い変更可能であり、4つに限らず、2つとしてもよいし、6つや8つ、9つ等としてもよい。
図2及び図3は、第1実施形態の表示装置10の表示部100及び光学部材200について説明する図である。
図2(a)は、光学部材200の平面図を示し、図2(b)は、表示部100の平面図を示している。また、図3(a)は、光学部材200の画面左右方向及び厚み方向(X方向及びZ方向)に平行な断面図であり、図3(b)は、図3(a)の一部を拡大して示した図であり、図3(c)は、表示部100の画面左右方向及び厚み方向(X方向及びZ方向)に平行な断面図を示している。
なお、理解を容易にするために、図2及び図3では、代表として1つの表示装置10における表示部100及び光学部材200を示しているが、配列型表示装置1として配列された他の3つの表示装置10についても、同様の形状を有している。
表示装置10は、映像を表示する表示部100と、表示部100の観察者側(+Z側)に配置され、この表示部100を被覆する光学部材200とを有している。
表示部100は、映像を表示可能な表示面(画面)となる表示領域110と、表示領域110の周囲に位置し、枠部材や配線、電極部等によって映像を表示できない非表示領域120とを有する。
本実施形態の表示領域110は、観察者側(+Z側)から見て略矩形状である。また、非表示領域120は、観察者側(+Z側)から見て、表示領域110の外側に隣接してその周囲(四辺)を囲むように、等幅で位置している。
この表示部100は、プラズマ表示装置、液晶表示装置、有機EL表示装置(有機LED表示装置)等としてもよいし、背面投射型表示装置としてもよい。
本実施形態では、4つの表示装置10(10A~10D)が、各表示領域110の表示面(観察側表面)が1つの平面上に位置するようにして、互いに隣接して配列されている。また、各表示装置10において、その表示面は、配列型表示装置1の厚み方向(奥行き方向)に垂直である。
本実施形態の表示装置10において、光学部材200と表示部100とは、接合層300(図1(b)参照)により一体に接合されている。
本実施形態では、一例として、接合層300は、非表示領域120の観察者側のみに設けられており、表示領域110と光学部材200との間には空気層400が設けられている。この場合、接合層300の屈折率や光透過性に関しては、特に制限等はない。また、この場合、接合層300は、接着剤や粘着剤により形成してもよいし、両面に粘着性を有する粘着テープ等を用いてもよい。さらに、接合層300を備えず、不図示の支持部材で光学部材200と表示部100とがその周囲を支持され、一体に固定されている形態としてもよい。
また、これに限らず、例えば、接合層300は、非表示領域120及び表示領域110の観察者側全面に形成されている形態としてもよい。この場合、接合層300は、接着剤又は粘着剤により形成され、光透過性が高く、光学部材200と屈折率が等しく(もしくは、屈折率差が無いとみなせる程度に小さく)、光学的に等価であることが好ましい。
光学部材200は、表示部100の観察者側(+Z側)に配置された透明なシート状の部材である。
光学部材200は、各表示装置10において、それぞれの表示部100に対応するように配置されている。また、配列型表示装置1(表示装置10)の画面の正面方向から見て、光学部材200の大きさは、対応する表示部100の大きさに一致しており、表示部100を観察者側から被覆している。
この光学部材200は、図1等に示すように、縦横(使用状態における配列型表示装置1の画面上下方向及び画面左右方向)に2つずつ、合計4枚が、隣接して配列されており、隣接部において各側面が接している。
光学部材200は、図2に示すように、光学部材200のシート面に直交する方向(+Z側)から見て、表示部100の表示領域110に対応する領域となる透光領域210と、非表示領域120に対応する領域となる反射領域220とを有している。本実施形態では、反射領域220は、透光領域210の外側を囲むように位置している。
反射領域220には、光学部材200の厚み方向において、観察者側(+Z側)表面近傍に、反射層部230が設けられている。
反射層部230より表示部100側の部分や透光領域210は、本体部240となっている。また、光学部材200の観察者側最表面には、表面層250が設けられている。
本体部240は、光透過性が高いシート状の部材であり、反射層部230に相当する領域には、単位光学形状231が複数配列されている。
単位光学形状231は、観察者側に凸となる略三角柱形状であり、単位光学形状231が設けられた反射領域220の長手方向(観察者側から見て、その単位光学形状231が設けられた反射領域220が対応する非表示領域120の長手方向)に平行な方向を長手方向とし、単位光学形状231が設けられた反射領域220の幅方向(観察者側から見て、その単位光学形状231が設けられた反射領域220が対応する非表示領域120の幅方向)に沿って複数配列されている。
単位光学形状231は、図3(b)に示すように、その配列方向及び光学部材200の厚み方向に平行な断面形状が略三角形形状であり、内側に位置する第1の面231aと、第1の面231aに対向する面であって外側に位置する第2の面231bとを有している。
図3(b)に示す断面において、第1の面231aが光学部材200のシート面に垂直な方向(Z方向)となす角度は、θである。また、単位光学形状231の配列ピッチはPである。
本実施形態では、同一の形状の単位光学形状231がその配列方向に沿って配列されており、単位光学形状231の配列方向において、角度θ及び配列ピッチPは、一定である。
本体部240は、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂、アクリル系樹脂、スチレン樹脂、オレフィン系樹脂、ガラス、セラミック等を用いて形成することが好適である。また、本体部240は、これらの材料を用いた射出成形法、キャスト成形法等や、前述の材料により形成された板材を切削する切削法等により形成することが可能である。
反射層部230は、入射した光の少なくとも一部を反射する機能を有する反射層232が複数形成された部分である。本実施形態では、反射層部230は、光学部材200を観察者側の正面方向から見て、光学部材200の上下端部及び左右端部及び角部に位置している。
また、本実施形態では、反射層部230の幅は、正面方向から見て、非表示領域120の幅と同じである。しかし、これに限らず、反射層部230の幅が非表示領域120の幅よりもやや大きい形状、すなわち、反射層部230の内側の一部が、表示領域110にかかる形態としてもよい。すなわち、反射層部230は、非表示領域120を少なくとも被覆することが好ましい。
反射層232は、入射した光の少なくとも一部を反射する層である。
反射層232は、その反射層232設けられている反射領域220が対応する非表示領域120の内周縁(表示領域110側の周縁)に平行な方向を長手方向として延在し、この内周縁から非表示領域120の外周縁側へ向かう方向に複数配列されている。したがって、反射層232の長手方向は、その反射層232が設けられている反射領域220(反射層部230)の長手方向(観察者側から見て、その反射層232が設けられた反射領域220が対応する非表示領域120の長手方向)に平行であり、配列方向は、その反射層232が設けられた反射領域220(反射層部230)の幅方向(観察者側から見て、その反射層232が設けられた反射領域220が対応する非表示領域120の幅方向)に平行である。
また、反射層232は、図3(b)に示すように、その配列方向及び光学部材200の厚み方向に平行な断面おいて、内側となる端部が表示部100側(-Z側)に位置し、外側となる端部が観察者側(+Z側)に位置するように傾斜している。
本実施形態の反射層232は、上述の単位光学形状231の第1の面231aに沿って形成されている。したがって、反射層232の配列方向及び光学部材200の厚み方向に平行な断面おいて、反射層232が光学部材200のシート面に垂直な方向(Z方向)となす角度は、θであり、反射層232の配列ピッチはPであり、反射層232の配列方向において、角度θ及び配列ピッチPは一定である。
なお、本実施形態では、図3等において、反射層232は、6つ配列されている形態を示しているが、これに限らず、反射層232が配列される数は、非表示領域120の幅(反射領域220の幅)や反射層232の角度θ等に応じて適宜選択してよい。
角部の非表示領域120に対応する反射層部230について説明する。
角部の非表示領域120に対応する反射層部230(角部の反射層部230)は、本実施形態では、図2(a)に示すように、反射層232が、隣接する領域の画面上下方向を長手方向とする反射層232や画面左右方向を長手方向とする反射層232に対して、その長手方向が角度をなすように形成されている。本実施形態では、角部の反射層232は、X方向を長手方向とする反射層232に対して45°をなし、Y方向を長手方向とする反射層232に対して45°をなす方向を長手方向としている。なお、この角度は適宜変更してもよい。
また、本実施形態では、角部の反射層232は、他の領域の反射層232と同様に、光学部材200のシート面に垂直な方向(Z方向)に対して角度θをなし、表示部100側(-Z側)に位置する端部が観察者側(+Z側)に位置する端部よりも内側に位置するように傾斜している。また、角部の反射層232の配列ピッチは、他の分と同様に、Pであり、そのため、角部の反射層232は、その数が隣接する他の領域よりも多くなっている。
反射層232は、光反射率の高い金属、例えば、アルミニウム、銀、ニッケル等により形成された薄膜とすることが好ましい。また、反射層232は、入射した光の一部を反射し、一部を透過するハーフミラーとすることが好ましい。本実施形態の反射層232は、アルミニウムを蒸着することにより形成されたハーフミラーとなっている。
なお、反射層232は、これに限らず、例えば、光反射性の高い金属をスパッタリングする等により形成されてもよい。また、反射層232は、誘電体多層膜を蒸着する等により形成されてもよい。また、反射層232は、ハーフミラーではなく、透過光が生じない形態としてもよい。
さらに、反射層232は、例えば、単位光学形状231や表面層250よりも屈折率が低く、かつ、透光性を有する低屈折率樹脂により形成してもよいし、空気により形成してもよい。
表面層250は、光学部材200の観察者側表面を被覆する層である。この表面層250は、単位光学形状231及び反射層232が形成され凹凸形状を有する反射領域220と、透光領域210とが面一となるように、本体部240の観察者側(+Z側)に塗布されて形成されている。したがって、反射領域220においては、表面層250の表示装置側(-Z側)は、単位光学形状231の凹凸を充填する形態となっている。
表面層250は、光透過性が高い材料によって形成されることが好ましく、かつ、前述の本体部240との屈折率差がない(もしくは、屈折率差がないとみなせる程度に小さい)ことが好ましい。このような表面層250の材料としては、前述の本体部240の材料と同じものが好適である。本実施形態では、表面層250は、本体部240と同じ樹脂により形成されている。
なお、表面層250は、反射領域220と透光領域210とが面一となるならば、光学部材200の全面に限らず、反射領域220のみ(反射層232及び単位光学形状231の観察者側)に設ける形態としてもよい。
図4は、第1実施形態の配列型表示装置1の断面の一部を示す図である。この図4では、図1に示すA1-A2ラインに沿って配列型表示装置1の厚み方向に平行に切断した断面において、配列型表示装置1の外側(-X側)の端部を拡大して示している。また、理解を容易にするために、表示装置10の構成に関しては簡略化して示している。図4中において、図面内左側が外側であり、右側が内側(画面中央側)である。
なお、図4においては、表示部100及び光学部材200の4つの辺のうち、1つの辺の断面のみを示しているが、他の3辺においても同様の形状である。
図4に示す断面において、非表示領域120の幅をWとし、表示装置10の厚み方向における非表示領域120の表面から反射層部230の表示部100側(-Z側)端部までの寸法をDとすると、寸法Dは、W≦D≦3×Wを満たすことが好ましい。
寸法DがD<Wである場合には、反射層部230に入射する光量が少なく、十分に非表示部を目立たなくすることができない。また、寸法DがD>3×Wである場合には、光学部材200の厚みが増大し、重量も増大するため、好ましくない。したがって、寸法Dは、上記範囲を満たすことが好ましい。
ここで、図4を参照しながら、表示部100の表示領域110から出射し、光学部材200に入射する光(映像光)について説明する。
表示領域110の中央部等から正面方向観察者側(+Z側)に出射する光L1は、光学部材200に入射してこれを透過し、透光領域210から正面方向へ出射する。
また、表示領域110の外側の領域(非表示領域120に隣接する領域)Sから画面外側へ斜めに出射し、光学部材200に入射する光L2は、少なくとも一部が、反射層部230に入射し、反射層232で反射して、正面方向(+Z側)又は正面方向となす角度が小さい方向へ出射する。
このため、この表示装置10を観察者側(+Z側)の正面方向から観察すると、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が表示され、光学部材200全体に画像が表示されているように観察され、非表示領域120が視認されにくくなる。
なお、図4及び上述の説明では、表示装置10の画面左右方向の一方の端部を例に挙げて説明したが、これに対向する他方の端部や、画面上下方向の両端部においても、同様に、非表示領域120が視認されにくくなる。また、角部においても、上述のように、外側へ出射する光が反射層232によって反射されて正面方向へ向かい、角部の非表示領域120が視認されにくくなる。
よって、本実施形態によれば、配列型表示装置1として表示装置10を配列して大画面化した場合にも、表示領域110間の非表示領域120(表示装置10間の継目部分、目地部分)を視認されにくくすることができる。
また、これにより、表示領域110間での映像の連続性を向上させることができ、配列型表示装置1としての画質をさらに向上させることができる。
また、本実施形態によれば、配列型表示装置1としての観察者側表面は平面状であり、レンズ形状等の凹凸形状が設けられていないので、意匠性を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、1対の表示部100及び光学部材200を備える表示装置10単体としての使用も可能であり、このような形態とした場合にも、非表示領域120が視認されにくく、画像表示領域の大きな表示装置10とすることができ、映像への没入感等を向上できる。このような表示装置10単体で使用される形態としては、スマートフォンやタブレット等に適用することができ、これらの意匠性の向上等を図ることができる。
また、本実施形態によれば、非表示領域120を峡幅化することなく、その幅を確保できるので、表示装置10としての強度を維持できる。さらに、非表示領域120が視認されにくくなるので、より表示装置10としての外観がすっきりした印象になり、意匠性を向上させることができる。また、表示装置10としての観察者側表面は平面状であり、レンズ形状等の凹凸形状が設けられていないので、意匠性を向上させることができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の配列型表示装置2を説明する図である。図5(a)は、配列型表示装置2の断面の一部を拡大して示しており、この図5(a)に示す配列型表示装置2の断面は、第1実施形態の図4に示す配列型表示装置1の断面に相当する。図5(b)は、図5(a)に示す断面における反射層部230を拡大して示している。
第2実施形態の配列型表示装置2は、反射層232の角度θが配列方向に沿って変化する点以外は、前述の第1実施形態の配列型表示装置1と同様の形態である。したがって、第2実施形態において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。なお、後述する第3~第5実施形態においても同様に、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態の光学部材200は、反射層232が光学部材200のシート面に垂直な方向(Z方向)となす角度θが、配列方向において内側から外側へ向かうにつれて大きくなっている。すなわち、反射層232は、反射層部230(反射領域220)の内側から外側へ向かうにつれて、より外側に傾斜した形態となっている。
角部の反射層部230の反射層232についても同様に、角部の内側から外側に向かうにつれて、反射層232の角度θは大きくなっている。
ここで、図5を参照しながら、表示部100の表示領域110から出射し、光学部材200に入射する光(映像光)について説明する。
表示領域110の中央部等から正面方向観察者側(+Z側)に出射する光L1については、前述の第1実施形態と同様である。
表示領域110の外周側の領域(非表示領域120に隣接する領域)Sから画面外側へ斜めに出射し、光学部材200に入射する光L3は、少なくとも一部が、反射層部230に入射し、反射層232で反射して、正面方向(+Z側)へ出射する。
これにより、表示部100及び光学部材200を観察者側の正面方向(+Z側)から観察すると、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が表示され、光学部材200全体に画像が表示されているように観察され、非表示領域120が視認されにくくなる。
また、このとき、反射層232で反射して正面方向へ向かう光は、内側の反射層232に入射する光よりも外側の反射層232に入射する光の方が、反射層232への入射時に光学部材200の板面に直交する方向(Z方向)となす角度が大きくなっている。そして、表示領域110から斜めに出射して反射層部230に入射する光が出射する領域Sは、非表示領域120の幅Wよりも狭い。すなわち、反射領域220では、非表示領域120に隣接する領域Sから出射した映像が、拡大されて表示される。
なお、表示装置10の画面左右方向の他方側端部や画面上下方向の両端部、角部においても、上述のように、外側へ出射する光が反射層232によって反射されて正面方向へ向かい、角部の反射領域220に拡大して表示され、非表示領域120が視認されにくくなる。
したがって、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、表示領域110の周縁部に位置する非表示領域120が視認されにくい表示装置10及び配列型表示装置2とすることができ、表示装置10及び配列型表示装置2の意匠性を向上できる。
また、本実施形態によれば、反射領域220には、非表示領域120に隣接する領域Sの表示領域110の映像が拡大されて表示されることにより、表示領域110間の映像の連続性がより向上する。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態の配列型表示装置3の断面の一部を示す図である。この図6に示す配列型表示装置3の断面は、第1実施形態の図4に示す配列型表示装置1の断面に相当する。
第3実施形態の配列型表示装置3は、光学部材200の反射領域220の形状が異なる点以外は、前述の第1実施形態の配列型表示装置1と同様の形態である。
第3実施形態の光学部材200は、画面左右方向両端部に位置する反射領域220の観察者側表面に、単位レンズ261が複数配列されている。この単位レンズ261は、画面上下方向の両端部に位置する反射領域220の観察者側表面には形成されていない。
この単位レンズ261は、円柱の一部形状であり、配列方向及び長手方向は、反射層232の配列方向及び長手方向に等しい。単位レンズ261は、その配列方向及び光学部材200の厚み方向に平行な断面における断面形状が円弧状である。すなわち、本実施形態の光学部材200は、表示装置10の画面左右方向両端部に位置する反射領域220の観察者側の表面にレンチキュラーレンズ形状が形成されている形態となっている。
なお、単位レンズ261が形成される領域の幅は、少なくとも反射層部230と同じであることが好ましく、反射層部230の幅より少し大きくてもよい。また、単位レンズ261のレンズ幅や配列ピッチ、曲率半径等は、所望する光学性能等に応じて、適宜設定してよい。
また、角部の非表示領域120に対応する反射層部230(角部の反射層部230)においては、単位レンズ261は、その長手方向及び配列方向が、角部の反射層232の長手方向及び配列方向に平行な方向に形成されている。
なお、単位レンズ261は、その配列方向及び光学部材200の厚み方向に平行な断面における断面形状が楕円の一部形状や長円の一部形状としてもよいし、三角形形状等の多角形形状としてもよい。また、単位レンズ261は、正面方向から見た形状が円や楕円や多角形形状であり、これが2方向に沿って配列されるレンズアレイ形状としてもよい。また、光学部材200の観察者側表面に微細な凹凸形状が形成されたマット形状を設けてもよい。
単位レンズ261は、例えば、表面層250を形成する樹脂を塗付した後に、その観察者側に単位レンズ261の形状を賦形する賦形型等を、画面左右方向両端部に位置する反射領域220上に相当する位置に押圧しながら樹脂を硬化させる等により、形成してもよいし、単位レンズ261が配列されたシート状の部材を、画面左右方向両端部に位置する反射領域220上に貼合して設けてもよい。
ここで、図6を参照しながら、表示部100の表示領域110から出射し、光学部材200に入射する光(映像光)について説明する。
表示領域110の中央部等において、正面方向観察者側(+Z側)に出射する光L1については、前述の第1実施形態と同様である。また、表示領域110の中央部等において斜め方向に出射する光L4は、光学部材200に入射してこれを透過し、透光領域210から斜め方向へ出射する。
表示領域110の外周側の領域(非表示領域120に隣接する領域)から画面外側へ斜めに出射し、光学部材200に入射する光L5は、少なくとも一部が、反射層部230に入射し、反射層232で反射して、正面方向(+Z側)又は正面方向に対して小さい角度をなす方向へ向かう。そして、単位レンズ261に入射し、一部は画面左右方向へ適宜拡散されて出射し、一部は正面方向へ出射する。
なお、画面上下方向の両端部に位置する反射領域220では、単位レンズ261が形成されていないので、反射層部230の反射層232で反射した光は、主に正面方向へ出射する。
このため、表示部100及び光学部材200を観察者側の正面方向(+Z側)から観察すると、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が視認され、光学部材200全体に画像が表示されているように観察され、非表示領域120が視認されにくくなる。また、画面左右方向において、正面方向と角度をなす方向(斜め方向)から観察した場合にも、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が視認され、非表示領域120が視認されにくくなる。
また、表示装置10の画面上下方向の両端部や角部においても、上述のように、外側へ出射する光が反射層232によって反射されて正面方向へ向かい、角部の非表示領域120が視認されにくくなる。
さらに、一般的に、映像表示装置では、画面左右方向の視野角が、画面上下方向の視野角よりも重要視され、広く設定されることが多い。これに伴い、画面左右方向に配列された表示領域110間の非表示領域120や、画面左右方向の両端部の非表示領域120は、画面上下方向に配列された表示領域110間の非表示領域120に比べて、より積極的に視認されにくくしたいという要望がある。本実施形態では、このような要望にも対応することができる。
よって、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、表示領域110の周縁部に位置する非表示領域120が視認されにくい表示装置10及び配列型表示装置3とすることができる。
また、本実施形態によれば、単位レンズ261によって画面左右方向に映像光を拡散することができ、斜め方向(画面左右方向において、正面方向に対して角度をなす方向)から配列型表示装置3を観察した場合にも、非表示領域120を視認し難くすることができる。
(第4実施形態)
図7は、第4実施形態の配列型表示装置4の断面の一部を示す図である。この図7に示す配列型表示装置4の断面は、第1実施形態の図4に示す配列型表示装置1の断面に相当する。
第4実施形態の配列型表示装置4は、光学部材200の反射層部230の反射層232の形状が異なる点以外は、前述の第1実施形態の配列型表示装置1と同様の形態である。
第4実施形態の反射層232は、その配列方向及び光学部材200の厚み方向(Z方向)に平行な断面において、配列方向の内側(表示領域110の中央側)に凸となるように湾曲した形状を有している。本実施形態では、この湾曲形状の曲率半径は、反射層232の配列方向において一定である例を示しているが、配列方向に沿って外側に向かうにつれて曲率半径が次第に又は段階的に大きくなる形態としてもよい。
このとき、単位光学形状231の第2の面231b(反射層232が形成されない側の面)については、平面状としてもよいし、第1の面231aと同じ又は異なる曲率半径を有する凸曲面状としてもよいし、その形状については特に限定しない。
ここで、図7を参照しながら、表示部100の表示領域110から出射し、光学部材200に入射する光(映像光)について説明する。
表示領域110の中央部等において、正面方向観察者側(+Z側)に出射する光L1や、表示領域110の中央部等において斜め方向に出射する光L4については、前述の通りである。
表示領域110の外周側の領域(非表示領域120に隣接する領域)から画面外側へ斜めに出射し、光学部材200に入射する光L6は、少なくとも一部が、反射層部230に入射し、反射層232で反射して、反射層232の配列方向において適宜拡散されて出射し、一部は正面方向へ出射する。
このため、表示部100及び光学部材200を観察者側の正面方向(+Z側)から観察すると、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が視認され、光学部材200全体に画像が表示されているように観察され、非表示領域120が視認されにくくなる。また、斜め方向から観察した場合にも、非表示領域120に相当する反射領域220にも映像が視認され、非表示領域120が視認されにくくなる。
また、表示装置10の画面上下方向の両端部や角部においても、上述のように、外側へ出射する光が反射層部230によって反射及び拡散され、非表示領域120が視認されにくくなる。
よって、本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、表示領域110の周縁部に位置する非表示領域120が視認されにくい表示装置10及び配列型表示装置4とすることができる。また、その意匠性を向上することができる。
また、本実施形態によれば、反射層232の湾曲形状により、映像光を拡散することができ、斜め方向(正面方向に対して画面左右方向や画面上下方向において角度をなす方向)から配列型表示装置4を観察した場合にも、非表示領域120を視認し難くすることができる。
(変形形態)
以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、反射層部230の幅は、非表示領域120の幅より大きく、正面方向から見て一部が表示領域110上に重複する形態としてもよい。
(2)各実施形態において、本体部240の観察者側表面を平面状とし、本体部240とは別体の反射層部230を形成し、本体部240の反射領域220に適宜接合する形態としてもよい。また、各実施形態において、反射層部230が本体部240の透光領域210の観察者側表面よりも観察者側(+Z側)に凸となるように形成されていてもよい。
さらに、各実施形態において、表面層250を接着剤又は粘着剤等により形成し、表面層250よりも観察者側に、光学部材200を保護する保護シート等を貼合する形態としてもよい。
(3)各実施形態において、各単位光学形状231は、その配列方向に互いに隣接して配列される形態を示したが、これに限らず、配列方向において、単位光学形状231が離間して配置され、隣り合う単位光学形状231の間に平坦部が形成される形態としてもよい。
(4)各実施形態において、反射層232Pの配列ピッチが、その配列方向に沿って変化する形態としてもよい。このような形態とすることにより、より効果的に、非表示部を視認され難くすることができる。
(5)各実施形態において、光学部材200は、非表示領域120に設けられた保持部600によって保持される形態としてもよい。
図8は、変形形態の配列型表示装置5の断面の一部を示す図である。この図8に示す変形形態の配列型表示装置5の断面は、第1実施形態の図4に示す配列型表示装置1の断面に相当する。
この変形形態の配列型表示装置5は、表示部100が光学部材200を保持する保持部600を備える点が、前述の第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態の配列型表示装置1と同様の形態である。
表示部100は、非表示領域120に、光学部材200を保持する保持部600を備えている。
図8では、保持部600は、表示部100の画面左右方向両端部及び画面上下方向の両端部に位置する非表示領域120の外側端部に、光学部材200側(+Z側)に凸となるように設けられ、保持部600の先端部に設けた凸部601に光学部材20に設けられた凹部(切欠き)が係合する等により、光学部材200を保持部600が保持する形態を示している。
保持部600は、非表示領域120内(すなわち、反射層部230が設けられる反射領域220に相当する領域内)に設けられることが好ましい。このような表示部100側の映像光の通過しない領域に保持部600を配置することにより、反射層部230による非表示領域120を視認し難くする効果によって、保持部600が視認されにくくなる。
なお、保持部600の設けられる形状、数等は、適宜選択してよいし、非表示領域120への取り付け方法等も適宜選択してよい。
また、保持部600は、凸部601と光学部材20の凹部(切欠き)とが係合する形態を例を挙げて説明したが、これに限らず、保持部600の表面に設けられた不図示の接着層によって、光学部材200を接着して保持している形態としてもよく、光学部材200を保持する機構や形態は、適宜選択してよい。
なお、保持部600は、黒色等の暗色系である非表示領域120と同色又は同系色としてもよいし、異なる色としてもよい。さらに、その表面が光を少なくとも一部反射する機能を有する形態としてもよい。
このような形態とすることにより、保持部600によって光学部材200をしっかり保持でき、その位置を決めて固定することができるので、使用時の光学部材200のずれ等を大幅に抑制できる。
また、このような形態とすることにより、保持部600を上述のように映像光の通過しない領域に配置し、反射層232による非表示領域を視認し難くする効果によって保持部600をより視認されにくくすることができる。
(6)図9は、角部の反射層232の変形形態を示す図である。図9は、角部の反射層部230を観察者側から見た様子を示している。
各実施形態において、非表示領域120の角部の反射層232の配列方向や長手方向等は、適宜選択して設定してよい。
例えば、図9(a)に示すように、角部の反射層232に関しても、画面上下端部や画面左右端部の反射層部230の反射層232が延在する形態としてもよい。
また、例えば、図9(b)に示すように、角部の反射層232は、光学部材200の正面方向から見て外側に凸となるような円弧状である形態としてもよい。
(7)各実施形態において、光学部材200の側面280は、表示領域110の表示面(観察者側の表面)に垂直な平面状である例を示したが、これに限らず、曲面状としてもよいし、複数の平面等を組み合わせて形成される形状としてもよい。また、側面280には、反射層等を形成してもよい。
図10は、光学部材200の変形形態を示す図である。
例えば、図10(a)に示すように、光学部材200の側面280に、光を反射可能な反射層700を形成してもよい。このような形状とすることにより、側面280に入射する光が反射され、一部が反射層部の反射層232間を透過したり、一部が反射層232で反射したりして観察者側へ出射するので、非表示領域(継目部分)120を視認されにくくすることができる。
この反射層700は、側面280側の面に凹凸形状を有する形態としてもよい。このような形状とした場合には、側面280に入射する光が拡散反射されるため、側面280で反射されて反射層部から出射する光の量を増大させ、非表示領域(継目部分)120を視認されにくくすることができる。
また、図10(b)に示すように、側面280の少なくとも一部を斜面290としてもよいし、この斜面290及び側面280に反射層700を形成してもよい。
さらに、図10(c)に示すように、側面280を曲面状として反射層700を形成してもよい。
なお、このとき、接合層300を図10(b),(c)に示すように形成して、光学部材200と表示部100との接合度を高めてもよい。また、反射層700は、上述のように、側面280側の面に凹凸形状を有していてもよいし、側面280や斜面290が、その表面に凹凸形状を有する形態としてもよい。
このような形状とすることにより、側面280及び斜面290で反射して、反射層部から出射する光を増やすことができ、非表示領域(継目部分)120を視認されにくくすることができる。
(8)第1~第4実施形態の配列型表示装置1~4において、光学部材200は、1枚の板状の部材から形成してもよい。このような形状とすることにより、観察者には映像の表示される表示画面がより1つの画面として認識されやすくなり、画像の連続性をさらに高めることができる。
(9)図11は、配列型表示装置の変形形態を説明する図である。
各実施形態において、配列型表示装置1~4は、表示部100及び光学部材200を備える表示装置10が平面状に配列される例を示したが、これに限らず、例えば、図11に示すように、表示画面が互いに角度をなすように各表示装置を配列してもよい。このような形状とすることにより、配列型表示装置の利便性や意匠性を高め、観察者Oに対して、用途や環境に適した画像表示を行うことができる。
(10)各実施形態において、表示部100の表示領域110の表示面(観察者側の表面)が平面状である例を示したが、これに限らず、表示画面は、円筒面状や球面状等のように曲面状であってもよい。このような形態とする場合、光学部材200(特に、透光領域210)は、表示部100の表示領域110の表示面の形状に追従した形状とすればよい。
(11)光学部材200は、適宜所望する光学性能等に応じて、内部に拡散剤を含有する形態としてもよいし、観察者側表面が微細な凹凸形状を有するマット面とする形態としてよい。さらに、光学部材200の観察者側に、防眩層や、反射防止層、ハードコート層、防汚層、帯電防止層、紫外線吸収層、タッチパネル層等の各種機能を有する層を適宜設けてもよい。
なお、本実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1,2,3,4 配列型表示装置
10 表示装置
100 表示部
110 表示領域
120 非表示領域
200 光学部材
210 透光領域
220 反射領域
230 反射層部
231 単位光学形状
232 反射層
240 本体部
250 表面層

Claims (14)

  1. 複数の表示装置が隣接して配列された配列型表示装置であって、
    前記表示装置は、
    映像を表示可能な表示領域と、前記表示領域の外周側に前記表示領域の周縁に沿って少なくとも一部に設けられた映像を表示しない非表示領域とを備える表示部と、
    前記表示部の観察者側に設けられ、前記表示領域及び前記非表示領域を被覆し、透光性を有するシート状の光学部材と、
    を備え、
    前記光学部材は、その内部であって厚み方向において観察者側に、複数の反射層が配列されて設けられ、
    前記反射層は、
    金属により形成され、入射した光の一部を反射し、一部を透過するハーフミラーであり、
    前記表示領域の法線方向から見て、前記非表示領域を被覆する領域にのみ設けられ、前記非表示領域の前記表示領域側の内周縁に平行な方向を長手方向として延在し、前記内周縁から前記非表示領域の外周縁側へ向かう方向に配列され、
    前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記表示部側の端部が観察者側の端部よりも前記光学部材の中央側に位置するように傾斜しており、
    前記光学部材の側面には、側面反射層が形成されていること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  2. 請求項1に記載の配列型表示装置において、
    前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記非表示領域の幅をWとし、前記表示装置の厚み方向における前記非表示領域の表面から前記反射層の前記表示部側の端部までの寸法をDとするとき、
    W≦D≦3×W
    を満たすこと、
    を特徴とする配列型表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配列型表示装置において、
    前記反射層は、前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記反射層の配列方向の前記内周縁側に凸となるように湾曲していること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の配列型表示装置において、
    前記表示領域は、その法線方向から見た形状が矩形形状であり、
    前記光学部材は、観察者側表面であって少なくとも複数の前記反射層を被覆する領域の一部に、観察者側に凸となる複数の単位レンズが前記反射層の長手方向に沿って延在し、前記反射層の配列方向に平行な方向に配列されていること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の配列型表示装置において、
    前記表示装置は、前記光学部材を保持する保持部が前記非表示領域の少なくとも一部に設けられていること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の配列型表示装置において、
    前記光学部材の側面は、少なくとも前記表示装置側となる部分が斜面状、又は、外側に凸となる湾曲形状であること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の配列型表示装置において、
    前記側面反射層は、前記光学部材側の表面に凹凸形状を有すること、
    を特徴とする配列型表示装置。
  8. 映像を表示可能な表示領域と、前記表示領域の外周側に前記表示領域の周縁に沿って少なくとも一部に設けられた映像を表示しない非表示領域とを備える表示部と、
    前記表示部の観察者側に設けられ、前記表示領域及び前記非表示領域を被覆し、透光性を有する板状の光学部材と、
    を備える表示装置であって、
    前記光学部材は、その内部であって厚み方向において観察者側に、複数の反射層が配列されて設けられ、
    前記反射層は、
    金属により形成され、入射した光の一部を反射し、一部を透過するハーフミラーであり、
    前記表示領域の法線方向から見て、前記非表示領域を被覆する領域にのみ設けられ、前記非表示領域の前記表示領域側の内周縁に平行な方向を長手方向として延在し、前記内周縁から前記非表示領域の外周縁側へ向かう方向に配列され、
    前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記表示部側の端部が観察者側の端部よりも前記光学部材の中央側に位置するように傾斜しており、
    前記光学部材の側面には、側面反射層が形成されていること、
    を特徴とする表示装置。
  9. 請求項8に記載の表示装置において、
    前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記非表示領域の幅をWとし、該表示装置の厚み方向における前記非表示領域の表面から前記反射層の前記表示部側の端部までの寸法をDとするとき、
    W≦D≦3×W
    を満たすこと、
    を特徴とする表示装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の表示装置において、
    前記反射層は、前記光学部材の厚み方向及び前記反射層の配列方向に平行な前記光学部材の断面において、前記反射層の配列方向の前記内周縁側に凸となるように湾曲していること、
    を特徴とする表示装置。
  11. 請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示領域は、その法線方向から見た形状が矩形形状であり、
    前記光学部材は、観察者側表面であって少なくとも複数の前記反射層を被覆する領域の一部に、観察者側に凸となる複数の単位レンズが前記反射層の長手方向に沿って延在し、前記反射層の配列方向に平行な方向に配列されていること、
    を特徴とする表示装置。
  12. 請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記光学部材を保持する保持部が、前記非表示領域の少なくとも一部に設けられていること、
    を特徴とする表示装置。
  13. 請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記光学部材の側面は、少なくとも前記表示装置側となる部分が斜面状、又は、外側に凸となる湾曲形状であること、
    を特徴とする表示装置。
  14. 請求項8から請求項13までのいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記側面反射層は、前記光学部材側の表面に凹凸形状を有すること、
    を特徴とする表示装置。
JP2021086945A 2017-05-18 2021-05-24 表示装置、配列型表示装置 Active JP7151824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021086945A JP7151824B2 (ja) 2017-05-18 2021-05-24 表示装置、配列型表示装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017098873A JP6919325B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 表示装置、配列型表示装置
JP2021086945A JP7151824B2 (ja) 2017-05-18 2021-05-24 表示装置、配列型表示装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017098873A Division JP6919325B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 表示装置、配列型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021144236A JP2021144236A (ja) 2021-09-24
JP7151824B2 true JP7151824B2 (ja) 2022-10-12

Family

ID=64570408

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017098873A Active JP6919325B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 表示装置、配列型表示装置
JP2021086945A Active JP7151824B2 (ja) 2017-05-18 2021-05-24 表示装置、配列型表示装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017098873A Active JP6919325B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 表示装置、配列型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP6919325B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019187735A1 (ja) * 2018-03-29 2021-04-15 ソニー株式会社 表示装置
CN114170893A (zh) * 2021-07-01 2022-03-11 长沙湘计海盾科技有限公司 一种嵌入式局部显示透明显示器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149449A1 (ja) 2007-06-07 2008-12-11 Telesystems Co., Ltd. マルチディスプレイ装置
WO2010055671A1 (ja) 2008-11-17 2010-05-20 シャープ株式会社 表示装置
JP2014002328A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 配列型表示装置
JP2015501444A (ja) 2011-10-12 2015-01-15 コーニング インコーポレイテッド ベゼル隠蔽ディスプレイカバーおよびディスプレイ装置
JP2015179237A (ja) 2014-02-28 2015-10-08 大日本印刷株式会社 パネル部材
JP2017015961A (ja) 2015-07-02 2017-01-19 大日本印刷株式会社 透明板付き表示装置、配列型表示装置、透明板
US20170131583A1 (en) 2015-11-06 2017-05-11 Young Lighting Technology Inc. Display apparatus

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW584758B (en) * 2002-05-03 2004-04-21 Delta Electronics Inc Assembling type liquid crystal panel
JP5604342B2 (ja) * 2011-03-17 2014-10-08 シャープ株式会社 額縁被覆部材
US20140233261A1 (en) * 2011-09-27 2014-08-21 Sharp Kabushiki Kaisha Display device and multi-display device
CN104062805A (zh) * 2014-06-13 2014-09-24 京东方科技集团股份有限公司 显示模组及显示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149449A1 (ja) 2007-06-07 2008-12-11 Telesystems Co., Ltd. マルチディスプレイ装置
WO2010055671A1 (ja) 2008-11-17 2010-05-20 シャープ株式会社 表示装置
JP2015501444A (ja) 2011-10-12 2015-01-15 コーニング インコーポレイテッド ベゼル隠蔽ディスプレイカバーおよびディスプレイ装置
JP2014002328A (ja) 2012-06-20 2014-01-09 Dainippon Printing Co Ltd 配列型表示装置
JP2015179237A (ja) 2014-02-28 2015-10-08 大日本印刷株式会社 パネル部材
JP2017015961A (ja) 2015-07-02 2017-01-19 大日本印刷株式会社 透明板付き表示装置、配列型表示装置、透明板
US20170131583A1 (en) 2015-11-06 2017-05-11 Young Lighting Technology Inc. Display apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021144236A (ja) 2021-09-24
JP2018194699A (ja) 2018-12-06
JP6919325B2 (ja) 2021-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6225657B2 (ja) 光学素子および画像表示装置並びにこれらの製造方法
US10365489B2 (en) Semi-transmissive reflection sheet, light guide plate and display device
JP6717051B2 (ja) スクリーン、映像表示装置
JP7151824B2 (ja) 表示装置、配列型表示装置
JP6812761B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP2021099515A (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP6988069B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
CN108140340B (zh) 显示装置
JP6953728B2 (ja) スクリーン、映像表示装置
JP6593201B2 (ja) スクリーン、映像表示装置
JP2013072980A (ja) 配列型表示装置
JP2014142429A (ja) 反射型スクリーン、前面投射型表示装置、多画面表示装置
JP5439786B2 (ja) 光拡散シート、液晶映像源ユニット及び液晶表示装置
JP6938872B2 (ja) 映像表示装置
JP6717052B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP7480633B2 (ja) 反射型スクリーン、映像表示装置
JP6724424B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP7314757B2 (ja) 反射型スクリーン、映像表示装置
JP6957891B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP6812757B2 (ja) 映像表示装置
JP6488919B2 (ja) 透明板付き表示装置、配列型表示装置、透明板
JP7322511B2 (ja) 透過型スクリーン、映像表示装置
JP7036247B2 (ja) 反射スクリーン、映像表示装置
JP7516796B2 (ja) 反射型スクリーン、映像表示装置
JP2013200495A (ja) 配列型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7151824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150