JP7150319B2 - pulsation damper - Google Patents
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Description
本発明は、パルセーションダンパーに関し、特に燃料ポンプに生じる脈動を効果的に低減することのできるパルセーションダンパーに関する。 The present invention relates to a pulsation damper, and more particularly to a pulsation damper capable of effectively reducing pulsation generated in a fuel pump.
従来の高圧燃料ポンプにおいて、ハウジング本体の加圧室と連通する燃料室に設けられたダイヤフラムダンパーにより、吸入通路から当該加圧室に吸入される流体の脈動を吸収して低減させるパルセーションダンパーが知られている。 In conventional high-pressure fuel pumps, there is a pulsation damper that absorbs and reduces the pulsation of the fluid sucked into the pressurization chamber from the intake passage by a diaphragm damper provided in the fuel chamber that communicates with the pressurization chamber of the housing body. Are known.
車両においては、近年、燃料消費量の低減や車室内スペースの拡大等の要求が高まり、内燃機関の軽量化・小型化が促進され、これに伴い燃料ポンプの小型化も要請されている。しかるに、燃料ポンプの小型化に応じて燃料室を小さくした場合、一般的にはその内部に収容されるパルセーションダンパーも小型化を余儀なくされる。一方で、たとえパルセーションダンパーを小型化しても、流体の脈動吸収効果を十分に確保したいという要請もある。 2. Description of the Related Art In recent years, there has been a growing demand for vehicles to reduce fuel consumption and increase vehicle interior space. However, when the size of the fuel chamber is reduced in accordance with the size reduction of the fuel pump, the size of the pulsation damper housed therein is generally also reduced. On the other hand, even if the pulsation damper is downsized, there is also a demand to ensure a sufficient pulsation absorbing effect of the fluid.
これに対し、特許文献1には、2個のダイアフラムダンパを重ねた上で、その周囲をバンド部とフック部とを有する保持部材を巻きつけて固定するダイアフラムダンパ装置が開示されている。かかる従来例によれば、たとえダイアフラムダンパを小径化しても、2個のダイアフラムダンパを用いることで、流体の脈動吸収効果を確保することができる。 On the other hand, Patent Literature 1 discloses a diaphragm damper device in which two diaphragm dampers are stacked and fixed by winding a holding member having a band portion and a hook portion around the diaphragm dampers. According to such a conventional example, even if the diameter of the diaphragm damper is reduced, the pulsation absorbing effect of the fluid can be ensured by using two diaphragm dampers.
ところで、特許文献1に記載されているようなダイアフラムダンパ装置においては、2個のダイアフラムダンパとは別個に保持部材が必要となり、部品点数が増えることで部品管理の面でコストが増大する。また、組み付け時において、2個のダイアフラムダンパの周囲に保持部材を固定するのに手間がかかる。さらには、ダイアフラムダンパの周囲に張り出した保持部材のフック部と、周囲の燃料室との干渉を回避するために、ダイアフラムダンパの外径を一層抑えなくてはならず、その分流体の脈動吸収効果が低下するという問題もある。 By the way, in the diaphragm damper device described in Patent Document 1, a holding member is required separately from the two diaphragm dampers, and the number of parts increases, which increases the cost in terms of parts management. Moreover, it takes time and effort to fix the holding member around the two diaphragm dampers during assembly. Furthermore, in order to avoid interference between the hook portion of the holding member projecting around the diaphragm damper and the surrounding fuel chamber, the outer diameter of the diaphragm damper must be further reduced, and the pulsation of the fluid can be absorbed accordingly. There is also the problem of reduced effectiveness.
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型でありながら、ダイヤフラムダンパーの十分な機能を確保でき、組付性に優れ、コストを低減できるパルセーションダンパーを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a pulsation damper that is small in size, yet secures a sufficient function of a diaphragm damper, is easy to assemble, and can be reduced in cost. .
上記目的を達成するために、本発明のパルセーションダンパーは、ケース内に収容されるパルセーションダンパーであって、
内部に気体を封入した第1のダイヤフラムダンパーと、
内部に気体を封入した第2のダイヤフラムダンパーと、
前記第1のダイヤフラムダンパーと前記第2のダイヤフラムダンパーとを重ねて連結する連結部材と、
前記ケースと、前記第1のダイヤフラムダンパー及び前記第2のダイヤフラムダンパーの少なくとも一方との間に配置され、前記ケースに対して前記少なくとも一方のダイヤフラムダンパーを保持する支持体と、を有し、
前記連結部材は、周方向に沿って設けられた第1側壁を備え、前記第1のダイヤフラムダンパーに取り付けてなる第1連結体と、周方向に沿って設けられた第2側壁を備え、前記第2のダイヤフラムダンパーに取り付けてなる第2連結体と、を有し、
前記第1連結体と前記第2連結体とを軸線方向に接近させることにより、前記第1側壁及び前記第2側壁の一方が他方の内側に配置されるようにして、前記第1側壁及び前記第2側壁が重なり合い、
前記第1側壁及び前記第2側壁の少なくとも一方は、周方向に間隔をおいて配置された複数の爪部であり、
前記第1のダイヤフラムダンパーと前記第1連結体は固定され、
前記第2のダイヤフラムダンパーと前記第2連結体は固定され、
前記少なくとも一方のダイヤフラムダンパーと前記支持体とは固定され、
前記第1側壁は凸部を有し、前記第2側壁は前記凸部が係合することで前記第1連結体及び前記第2連結体の相対的な回転を防止する係合開口を有するか、または、前記第2側壁は凸部を有し、前記第1側壁は前記凸部が係合することで前記第1連結体及び前記第2連結体の相対的な回転を防止する係合開口を有する
ことを特徴とする。
To achieve the above object, the pulsation damper of the present invention is a pulsation damper housed in a case,
a first diaphragm damper with a gas sealed inside;
a second diaphragm damper containing a gas inside;
a connection member that overlaps and connects the first diaphragm damper and the second diaphragm damper;
a support disposed between the case and at least one of the first diaphragm damper and the second diaphragm damper and holding the at least one diaphragm damper with respect to the case;
The connecting member includes a first side wall provided along the circumferential direction, a first connecting body attached to the first diaphragm damper, and a second side wall provided along the circumferential direction, a second connecting body attached to the second diaphragm damper;
By bringing the first connecting body and the second connecting body closer to each other in the axial direction, one of the first side wall and the second side wall is arranged inside the other, and the first side wall and the second side wall the second sidewalls overlap,
At least one of the first side wall and the second side wall is a plurality of claw portions arranged at intervals in the circumferential direction,
The first diaphragm damper and the first connecting body are fixed,
The second diaphragm damper and the second connecting body are fixed,
the at least one diaphragm damper and the support are fixed,
The first side wall has a protrusion, and the second side wall has an engagement opening that prevents relative rotation of the first connecting body and the second connecting body by engaging the protrusion. Alternatively, the second side wall has a protrusion, and the first side wall is an engagement opening that prevents relative rotation of the first connecting body and the second connecting body by engaging the protrusion. have
It is characterized by
本発明によれば、小型でありながら、ダイヤフラムダンパーの十分な機能を確保でき、組付性に優れ、コストを低減できるパルセーションダンパーを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a pulsation damper that is small in size, yet secures a sufficient function of a diaphragm damper, is excellent in assembling properties, and can be reduced in cost.
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ここで、「軸線方向」とはパルセーションダンパーの軸線に沿った方向をいい、「周方向」とは、パルセーションダンパーの外周に沿った軸線回りの方向をいう。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Here, the "axial direction" refers to the direction along the axis of the pulsation damper, and the "circumferential direction" refers to the direction around the axis along the outer periphery of the pulsation damper.
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパルセーションダンパー10の斜視図である。図2は、パルセーションダンパー10の分解図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is a perspective view of a
図2に示すように、パルセーションダンパー10は、上部支持体11と、第1のダイヤフラムダンパー12と、第1連結体13と、第2連結体14と、第2のダイヤフラムダンパー15と、下部支持体16とを、この順序で重ねてなる。なお、ここでは、上部支持体11側を上方とし、下部支持体16側を下方というものとする。
As shown in FIG. 2, the
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される上部支持体11は、環状のフランジ部11aと、フランジ部11aから偏位した環状の中央部11bと、フランジ部11aと中央部11bとを連結する円筒部11cとを有する。
The
中央部11bは、円筒部11cに接続される環状部11eと、環状部11eの径方向内側に配置された基部11fと、環状部11eと基部11fとを連結する3本の梁部11gと、2本の梁部11gの間における基部11fから径方向外側に延在する切片11hとを有する。基部11fの中央には円形の開口11iが形成されている。
The
第1のダイヤフラムダンパー12は、ここでは2枚の板材12a(図2では一方のみ図示)からなる。共通した円形状を持つ板材12aは、ステンレス鋼板にプレスによる加工を行うことにより形成されており、中央の円形***部12bと、外周のフランジ部12cとを有する。第1のダイヤフラムダンパー12は、板材12aを対向配置して、当接するフランジ部12c同士を溶接により接合して、内部に気体を封入することにより形成されている。
The
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される第1連結体13は、環状のフランジ部13aと、フランジ部13aの内周13bに上端がつながり、複数の小開口13cを備えた円筒部(筒部)13dとを有する。円筒部13dの下端には、拡径部13eが形成されている。拡径部13eの詳細については、後述する。
The first connecting
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される第2連結体14は、環状のフランジ部14aと、フランジ部14aの内周13bに下端がつながる円筒部(筒部)14cとを有する。円筒部14cの外径は、円筒部13dの内径と等しいか、わずかに小さくなっている。円筒部13dが第1側壁を構成し、円筒部14cが第2側壁を構成する。
The second connecting
第2のダイヤフラムダンパー15は、ここでは2枚の板材15a(図2では一方のみ図示)からなる。共通した形状を持つ板材15aは、円形のステンレス鋼板にプレスによる加工を行うことにより形成されており、中央の円形***部15bと、外周のフランジ部15cとを有する。第2のダイヤフラムダンパー15は、板材15aを対向配置して、当接するフランジ部15c同士を溶接により接合して、内部に気体を封入することにより形成されている。第1のダイヤフラムダンパー12と第2のダイヤフラムダンパー15とを共通部品としてもよい。
The
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される下部支持体16は、環状のフランジ部16aと、等間隔で周方向に配置された小開口16bを備えたテーパ状中間部16cと、テーパ状中間部16cにつながる短筒部16dとを有する。短筒部16dの下端周縁に、開口16eが形成されている。
The
図3は、パルセーションダンパー10を上部10Aと下部10Bとに二分割して示す側面図である。図4は、パルセーションダンパー10を上部10Aと下部10Bとに二分割して示す斜視図である。図5は、パルセーションダンパー10の断面図である。図6は、図5の矢印Aで示す部位を拡大して示す図である。
FIG. 3 is a side view showing the
(嵌合部の構造)
図6において、第1連結体13の円筒部13dの下端に形成された拡径部13eは、下端に向かうにしたがって漸次拡径した円錐形状を有している。一方、第2連結体14のフランジ部14aと円筒部14cとが交差する交差部14dは、図6に示すように断面が円弧状となる曲面形状を有する。このような交差部14dは、第2連結体14をプレス加工により製造する場合など、製造過程で形成されることが多い。
(Structure of mating portion)
In FIG. 6, the
(パルセーションダンパーの組付)
パルセーションダンパーの組付について説明する。まず、図2を参照して、上部支持体11と第1連結体13との間に第1のダイヤフラムダンパー12を配置して、フランジ部11a、12c、13a同士を溶接して、図3,4に示すパルセーションダンパー10の上部10Aを形成する。これと並行して、第2連結体14と下部支持体16との間に第2のダイヤフラムダンパー15を配置して、フランジ部14a、15c、16a同士を溶接して、図3,4に示すパルセーションダンパー10の下部10Bを形成する。
(Assembly of pulsation damper)
Assembly of the pulsation damper will be described. First, referring to FIG. 2, the
その後、図3において、互いの軸線を合わせた上で、上部10Aと下部10Bとを接近させる。すると、第1連結体13の円筒部13dが、第2連結体の円筒部14cに嵌合する(図6)が、その際に拡径部13eが円筒部13dの案内となり、円筒部14cとの嵌合をスムーズに行うことができる。拡径部13eの下端13gがフランジ部14aに当接した時点で、それ以上の第1連結体13と第2連結体14との軸線方向における接近が阻止され、嵌合が完了する。
After that, in FIG. 3, the
かかる嵌合状態では、円筒部13dの内周に円筒部14cの外周が密着しており、第1連結体13と第2連結体14との径方向における相対変位が阻止されるとともに、円筒部13dの内周と円筒部14cの外周との間に発生する摩擦力で、第1連結体13と第2連結体14との分離も阻止される。嵌合時には、先端である拡径部13eは交差部14dを避けるように円筒部14cから離間しており、また図5に示すように、円筒部14cの上端は、小開口13cの下方に位置することで小開口13cを遮蔽しない。
In such a fitted state, the outer periphery of the
ただし、円筒部13dの内周に円筒部14cの外周との間に発生する摩擦力に打ち勝つような力で、上部10Aと下部10Bとを離間させることで、両者を分離させることができる。これにより、例えば第1のダイヤフラムダンパー12と第2のダイヤフラムダンパー15の特性を変えたものを任意に組み合わせることができ、パルセーションダンパー10の性能チューニングを行うことができる。
However, the
本実施の形態によれば、上部10Aと下部10Bとを接近させるのみで、上部10Aに設けた第1連結体13の円筒部13dと、下部10Bに設けた第2連結体14の円筒部14cとを嵌合させて連結できるため、工具なども不要で組み付け性に優れる。また、連結に別部品を用いないため、パルセーションダンパー10の管理上の手間やコストを抑えることができる。
According to the present embodiment, the
(変形例)
図7は、変形例にかかる図6と同様な図である。上述した実施の形態に対し、本変形例においては、第1連結体13の円筒部13dの下端に拡径部を設ける代わりに、フランジ部13aと平行に下側フランジ部13fを形成している。図7に示すように、円筒部13dと下側フランジ部13fとの交差部13hの断面における半径は、交差部14dの断面における半径より小さくなっている。それ以外の構成は、上述した実施の形態と同様であるため重複説明を省略する。
(Modification)
FIG. 7 is a diagram similar to FIG. 6 according to a modification. In contrast to the above-described embodiment, in this modification, instead of providing an enlarged diameter portion at the lower end of the
上述した実施形態のように、互いの軸線を合わせた上で上部10Aと下部10Bとを接近させる。すると、第1連結体13の円筒部13dが、第2連結体の円筒部14cに嵌合するが、その際に、下方に向かうにしたがって径が広がる交差部13hが円筒部13dの案内となり、円筒部14cとの嵌合をスムーズに行うことができる。下側フランジ部13fがフランジ部14aに当接した時点で、それ以上の第1連結体13と第2連結体14との軸線方向における接近が阻止され、嵌合が完了する。
As in the above-described embodiment, the
図8は、パルセーションダンパー10をケース17に組み付けた状態で示す断面図である。図8において、ケース17は、上端17aが開放した有底筒部材17bと、有底筒部材17bの上端17aを覆う円盤状の蓋部材17cとを有し、有底筒部材17bの底壁17dには、円形状の凹部17eと、凹部17e内において円形の開口17fが形成されている。開口17fは、不図示の加圧室に連通している。有底筒部材17bと蓋部材17cとを組み付けることで、例えば燃料ポンプの一部であるケース17が形成される。
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the state in which the
パルセーションダンパー10をケース17に組み付ける際には、有底筒部材17bから蓋部材17cを取り外した状態で、図8に示すように、下部支持体16の短筒部16dが、有底筒部材17bの凹部17eに嵌合するようにして、ケース17内にパルセーションダンパー10を位置決めしつつ配置する。その後、有底筒部材17bに蓋部材17cを取り付けて溶接又はボルト等で封止接合することにより、燃料を収容できるケース17が形成され、その内部に燃料室FRが画成される。
When assembling the
このとき、上部支持体11に設けた切片11hが蓋部材17cの下面17gに当接することで、切片11hが弾性変形し、その弾性力でパルセーションダンパー10を下方向に付勢してケース17内に保持することができる。かかる状態で、開口17fを介して燃料室FRと不図示の加圧室とが連通し、また燃料室FR内の燃料が小開口13c、開口16e等を介して第1のダイヤフラムダンパー12及び第2のダイヤフラムダンパー15に接することで、燃料ポンプ動作時におけるパルセーションダンパー10の脈動低減効果が発揮される。
At this time, the
以上述べた実施の形態で、第1連結体13に設けた円筒部13dを、第2連結体14に設けた円筒部14cの外周側に嵌合させるようにしたが、これとは逆に円筒部13dを円筒部14cの内周側に嵌合させるようにしてもよい。かかる場合、円筒部14cの上端に、案内用の拡径部を設けることが望ましい。
In the embodiment described above, the
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態に係るパルセーションダンパー20の斜視図である。図10は、パルセーションダンパー20の分解図である。図11は、パルセーションダンパー20を上部20Aと下部20Bとに二分割して示す側面図である。図12は、パルセーションダンパー20を上部20Aと下部20Bとに二分割して示す斜視図である。
(Second embodiment)
FIG. 9 is a perspective view of a
図10に示すように、パルセーションダンパー20は、上部支持体11と、第1のダイヤフラムダンパー12と、第1連結体23と、第2連結体24と、第2のダイヤフラムダンパー15と、下部支持体16とを、この順序で重ねてなる。なお、ここでも、上部支持体11側を上方とし、下部支持体16側を下方というものとする。
As shown in FIG. 10, the
上部支持体11、第1のダイヤフラムダンパー12、第2のダイヤフラムダンパー15及び下部支持体16は、上述した実施の形態と同様であるので、各部に同じ符号を付して重複説明を省略する。
Since the
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される第1連結体23は、環状のフランジ部23aと、フランジ部23aの内周23bに上端がつながる短円筒部23cと、短円筒部23cの下端から軸線方向に突出する8つの爪部23d、23eを有している。ここでは短円筒部23cと同じ曲率を持つ爪部23d、23eが第1側壁を構成する。爪部23dは、その中央に形成され円形の係合開口23fと、その下端に形成された傾斜部23gとを有する。一方、爪部23dに類似した形状を持つ爪部23eは、その下端に形成された傾斜部23hを有する。爪部23d、23eは、周方向に交互に等間隔で配置されている。径方向に対向する傾斜部23g、23h同士は、それぞれ下端に向かうにしたがって漸次離間するような形状である。
The first connecting
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される第2連結体24は、環状のフランジ部24aと、フランジ部24aの内周24bに下端がつながり、複数の小開口24c、および小開口24cの並びの中に配置され径方向外側に突出する凸部24dを備えた円筒部(筒部)24eとを有する。円筒部24eが第2側壁を構成する。
The second connecting
(パルセーションダンパーの組付)
パルセーションダンパーの組付について説明する。まず、図10を参照して、上部支持体11と第1連結体23との間に第1のダイヤフラムダンパー12を配置して、フランジ部11a、12c、23a同士を溶接して、図11,12に示すパルセーションダンパー20の上部20Aを形成する。これと並行して、第2連結体24と下部支持体16との間に第2のダイヤフラムダンパー15を配置して、フランジ部24a、15c、16a同士を溶接して、図11,12に示すパルセーションダンパー20の下部20Bを形成する。
(Assembly of pulsation damper)
Assembly of the pulsation damper will be described. First, referring to FIG. 10, the
その後、図11において、互いの軸線を合わせた上で、上部20Aと下部20Bとを接近させる。すると、図10に示す第1連結体23の爪部23d、23eが、第2連結体の円筒部24eに嵌合するが、その際に傾斜部23g、23hが爪部23d、23eの案内となり、円筒部24eとの嵌合をスムーズに行うことができる。傾斜部23g、23hがフランジ部24aに当接した時点で、それ以上の第1連結体23と第2連結体24との軸線方向における接近が阻止され、嵌合が完了する。かかる状態では、円筒部24eの外周に爪部23eの内壁が密着するとともに、円筒部24eの凸部24dが爪部23dの係合開口23fに係合する。これにより第1連結体23と第2連結体24との分離が阻止される。それ以外の構成については、上述した実施の形態と同様であるため重複説明を省略する。
After that, in FIG. 11, the
本実施の形態によれば、上述した実施の形態の効果に加え、第1連結体23と第2連結体24との嵌合が容易になり、組付作業者の負担が軽減される。なお、上述した変形例を同様に用いてよい。
According to this embodiment, in addition to the effects of the above-described embodiment, fitting between the first connecting
図13は、パルセーションダンパー20をケース17に組み付けた状態で示す断面図である。ケース17については、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
FIG. 13 is a sectional view showing the
パルセーションダンパー20をケース17に組み付ける際には、有底筒部材17bから蓋部材17cを取り外した状態で、図13に示すように、下部支持体16の短筒部16dが、有底筒部材17bの凹部17eに嵌合するようにして、ケース17内にパルセーションダンパー20を位置決めしつつ配置する。その後、有底筒部材17bに蓋部材17cを取り付けて溶接又はボルト等で封止接合することにより、燃料を収容できるケース17が形成され、その内部に燃料室FRが画成される。
When assembling the
このとき、上部支持体11に設けた切片11hが蓋部材17cの下面17gに当接することで、切片11hが弾性変形し、その弾性力でパルセーションダンパー20を下方向に付勢してケース17内に保持することができる。かかる状態で、開口17fを介して燃料室FRと不図示の加圧室とが連通し、また燃料室FR内の燃料が小開口24c、開口16e等を介して第1のダイヤフラムダンパー12及び第2のダイヤフラムダンパー15に接することで、燃料ポンプ動作時におけるパルセーションダンパー20の脈動低減効果が発揮される。
At this time, the
(第3の実施形態)
図14は、本発明の第3の実施形態に係るパルセーションダンパー30の斜視図である。図15は、パルセーションダンパー30の分解図である。
(Third embodiment)
FIG. 14 is a perspective view of a
図15に示すように、パルセーションダンパー30は、上部支持体11と、第1のダイヤフラムダンパー12と、第1連結体23と、第2連結体34と、第2のダイヤフラムダンパー15と、下部支持体16とを、この順序で重ねてなる。なお、ここでも、上部支持体11側を上方とし、下部支持体16側を下方というものとする。
As shown in FIG. 15, the
上部支持体11、第1のダイヤフラムダンパー12、第1連結体23、第2のダイヤフラムダンパー15及び下部支持体16は、上述した実施の形態と同様であるので、各部に同じ符号を付して重複説明を省略する。
Since the
金属薄板をプレス加工することにより円形状に形成される第2連結体34は、環状のフランジ部34aと、フランジ部34aの内周34bに下端がつながる短円筒部34cと、短円筒部34cの上端から軸線方向に突出する8つの爪部34d、34eを有している。ここでは短円筒部34cと同じ曲率を持つ爪部34d、34eが第2側壁を構成する。爪部34dは、その中央において径方向外方に突出するよう形成された凸部34fを有する。爪部34eは、爪部34dに類似した形状を持つが、凸部を有していない。爪部34d、34eは、周方向に交互に等間隔で配置されている。
The second connecting
(パルセーションダンパーの組付)
パルセーションダンパーの組付について説明する。まず、図15を参照して、上部支持体11と第1連結体23との間に第1のダイヤフラムダンパー12を配置して、フランジ部11a、12c、23a同士を溶接して、図16,17に示すパルセーションダンパー30の上部30Aを形成する。これと並行して、第2連結体34と下部支持体16との間に第2のダイヤフラムダンパー15を配置して、フランジ部34a、15c、16a同士を溶接して、図16,17に示すパルセーションダンパー30の下部30Bを形成する。
(Assembly of pulsation damper)
Assembly of the pulsation damper will be described. First, referring to FIG. 15, the
その後、図16において、互いの軸線を合わせ、図15に示す第1連結体23の爪部23d、23eと、第2連結体34の爪部34d、34eをそれぞれ整列させた上で、上部30Aと下部30Bとを接近させる。すると、第1連結体23の爪部23dが、第2連結体の爪部34dに嵌合し、第1連結体23の爪部23eが、第2連結体の爪部34eに係合するが、その際に傾斜部23g、23hが爪部23d、23eの案内となり、爪部34d、34eとの係合をスムーズに行うことができる。傾斜部23g、23hがフランジ部24aに当接した時点で、それ以上の第1連結体23と第2連結体34との軸線方向における接近が阻止され、嵌合が完了する。かかる状態では、爪部34eの外面に爪部23eの内面が密着するとともに、爪部34eの凸部34fが爪部23dの係合開口23fに係合する。これにより第1連結体23と第2連結体34との分離が阻止される。それ以外の構成については、上述した実施の形態と同様であるため重複説明を省略する。
Thereafter, in FIG. 16, after aligning the axes of each other and aligning the
本実施の形態によれば、上述した実施の形態の効果に加え、パルセーションダンパー30の軽量化が図られる。なお、第1連結体に係合開口を設け、第2連結体に凸部を設けてもよく、上述した変形例を同様に用いてよい。
According to this embodiment, the weight of the
図18は、パルセーションダンパー30をケース17に組み付けた状態で示す断面図である。ケース17については、上述した実施の形態と同様であるため、同じ符号を付して重複説明を省略する。
FIG. 18 is a sectional view showing the
パルセーションダンパー30をケース17に組み付ける際には、有底筒部材17bから蓋部材17cを取り外した状態で、図18に示すように、下部支持体16の短筒部16dが、有底筒部材17bの凹部17eに嵌合するようにして、ケース17内にパルセーションダンパー30を位置決めしつつ配置する。その後、有底筒部材17bに蓋部材17cを取り付けて溶接又はボルト等で封止接合することにより、燃料を収容できるケース17が形成され、その内部に燃料室FRが画成される。
When assembling the
このとき、上部支持体11に設けた切片11hが蓋部材17cの下面17gに当接することで、切片11hが弾性変形し、その弾性力でパルセーションダンパー30を下方向に付勢してケース17内に保持することができる。かかる状態で、開口17fを介して燃料室FRと不図示の加圧室とが連通し、また燃料室FR内の燃料が爪部23d、23eと爪部34d、34eとの間、開口16e等を介して第1のダイヤフラムダンパー12及び第2のダイヤフラムダンパー15に接することで、燃料ポンプ動作時におけるパルセーションダンパー30の脈動低減効果が発揮される。
At this time, the
(第4の実施形態)
図19は、本発明の第4の実施形態に係るパルセーションダンパー40の側面図である。本実施の形態にかかるパルセーションダンパー40は、第1の実施の形態に対して、第2のダイヤフラムダンパー15(図2参照)を上部支持体11により保持している。つまり同じ上部支持体11を上下に設ける代わりに、下部支持体を用いていない。以下、上下の支持体を単に支持体11という。
(Fourth embodiment)
FIG. 19 is a side view of a
図20は、パルセーションダンパー40をケース17に組み付けた状態で示す断面図である。ケース17については、上述した実施の形態に対して、蓋部材17cの下面17gに、有底筒部材17bの底壁17dに形成された凹部17eに対向して、凹部17hを形成している点のみが異なるため、共通する構成については同じ符号を付して重複説明を省略する。
FIG. 20 is a sectional view showing the
(パルセーションダンパーの組付)
図19に示すように組み付けたパルセーションダンパー40を、図20において、有底筒部材17bから蓋部材17cを取り外した状態で、下側の支持体11の切片11hが有底筒部材17bの凹部17eに当接するようにして、ケース17内に配置する。さらに有底筒部材17bに蓋部材17cを取り付けて溶接又はボルト等で封止接合することにより、燃料を収容できるケース17が形成される。
(Assembly of pulsation damper)
The
このとき、上側の支持体11の切片11hが蓋部材17cの凹部17hに当接する。これにより上下の支持体11の切片11hが弾性変形し、その弾性力でパルセーションダンパー40を下方向に付勢してケース17内に保持することができる。本実施の形態によれば、ケース17に対するパルセーションダンパー40の組み付け時に天地を気にする必要がなく、組み付け容易性が高まるとともに誤組防止を図れる。また、共通の支持体を2つ用いることで、部品の種類を削減できコスト低減に貢献する。
At this time, the
(第5の実施形態)
図21は、本発明の第5の実施形態に係るパルセーションダンパー50の斜視図である。図22は、パルセーションダンパー50の分解図である。
(Fifth embodiment)
FIG. 21 is a perspective view of a
図22に示すように、パルセーションダンパー50は、第1のダイヤフラムダンパー51と、第1連結体13と、第2連結体14と、第2のダイヤフラムダンパー52とからなる。第1のダイヤフラムダンパー51は、上述した1枚の板材12aのフランジ部12cを、フラットな円板53の片側(ここでは上側)に溶接して形成されている。板材12aについては、上述した実施の形態と同様であるので重複説明を省略する。
As shown in FIG. 22 , the
第2のダイヤフラムダンパー52は、上述した1枚の板材15aのフランジ部15cを、フラットな円板54の片側(ここでは下側)に溶接して形成されている。板材15aについては、上述した実施の形態と同様であるので重複説明を省略する。また第1連結体13と、第2連結体14は、上述した実施の形態と同様であるので、各部に同じ符号を付して重複説明を省略する。
The
(パルセーションダンパーの組付)
組み付け時には、図22に示すように、板材12aの円形***部12bを第1連結体13側に向け、フランジ部13a、12c(円板53)同士を溶接して、パルセーションダンパー50の上部50Aを形成する。これと並行して、板材15aの円形***部15bを第2連結体14側に向け、フランジ部14a、15c(円板54)同士を溶接して、パルセーションダンパー50の下部50Bを形成する。その後、上述したように、第1連結体13と第2連結体14とを連結することで、パルセーションダンパー50が完成する。
(Assembly of pulsation damper)
At the time of assembly, as shown in FIG. 22, the circular raised
図23は、パルセーションダンパー50をケース17に組み付けた状態で示す断面図である。ケース17については、上述した実施の形態に対して、有底筒部材17bの底壁17dに開口を設ける代わりに蓋部材17cの下面17gの中央に、不図示の加圧室に連通する開口17fを形成している点のみが主として異なるため、共通する構成については同じ符号を付して重複説明を省略する。
FIG. 23 is a cross-sectional view showing the state where the
本実施の形態のパルセーションダンパー50は、軸線方向両側が円板53、54となっているので、単純にケース17に収容したのみでは固定することができない。そこで、本実施の形態では、全体的に弾性変形可能な支持体として金属製の波形ワッシャ55を用いている。波形ワッシャ55は、周方向に周期に山谷形状を形成したものであり、公知のものを使用できる。
Since the
図22に示すように組み付けたパルセーションダンパー50を、図23において、有底筒部材17bから蓋部材17cを取り外した状態で、下部50Bの円板54が有底筒部材17bの凹部17eに密着するようにして、ケース17内に位置決めしつつ配置する。さらに、上部50Aの円板53上に波形ワッシャ55を配置した上で、有底筒部材17bに蓋部材17cを取り付けて溶接又はボルト等で封止接合することにより、燃料を収容できるケース17が形成される。
With the
このとき、波形ワッシャ55が蓋部材17cの下面17gに押されて弾性変形するので、その弾性力でパルセーションダンパー50を下方向に付勢してケース17内に保持することができる。かかる状態で、開口17fを介して燃料室FRと不図示の加圧室とが連通し、また燃料室FR内の燃料が小開口13c等を介して第1のダイヤフラムダンパー51と第2のダイヤフラムダンパー52に接することで、燃料ポンプ動作時におけるパルセーションダンパー50の脈動低減効果が発揮される。
At this time, the
(第6の実施形態)
図24は、本発明の第6の実施形態に係るパルセーションダンパー60の側面図である。図25は、パルセーションダンパー60の断面図である。パルセーションダンパー60は、図3に示す上部10Aと、下部10Bと、上部10Aと下部10Bとの間に挟持される中間部19とからなる。
(Sixth embodiment)
FIG. 24 is a side view of a
本実施の形態においては、図25に示すように、中間部19は、上側に配置された第2連結体14と、第3のダイヤフラムダンパー18と、下側に配置された第1連結体13とを有し、これらのフランジ部同士を溶接等で接合することにより形成されている。第3のダイヤフラムダンパー18は、第1のダイヤフラムダンパー12または第2のダイヤフラムダンパー15と同様の構成である。第2連結体14及び第1連結体13については、既に詳述しているので重複説明を省略する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 25, the
上部10Aと中間部19との連結は、上部10Aの第1連結体13と、中間部19に設けた第2連結体14とを嵌合させ、中間部19と下部10Bとの連結は、中間部19に設けた第1連結体13と、下部10Bの第2連結体14とを嵌合させることにより行われる。それ以外の構成及び作用効果については、上述したとおりである。なお、中間部としては、他の実施の形態の第1連結体と第2連結体とを用いてもよい。また、中間部を2つ以上設けることで、4つ以上のダイヤフラムダンパーの連結が可能である。
The
10、20、30、40、50、60 パルセーションダンパー
11 上部支持体
12、51 第1のダイヤフラムダンパー
13、23、 第1連結体
13d 円筒部
23d、23e 爪部
14、24、34 第2連結体
14c 円筒部
34d、34e 爪部
15、52 第2のダイヤフラムダンパー
16 下部支持体
17 ケース
18 第3のダイヤフラムダンパー
19 中間部
53、54 円板
55 波形ワッシャ
10, 20, 30, 40, 50, 60
Claims (5)
内部に気体を封入した第1のダイヤフラムダンパーと、
内部に気体を封入した第2のダイヤフラムダンパーと、
前記第1のダイヤフラムダンパーと前記第2のダイヤフラムダンパーとを重ねて連結する連結部材と、
前記ケースと、前記第1のダイヤフラムダンパー及び前記第2のダイヤフラムダンパーの少なくとも一方との間に配置され、前記ケースに対して前記少なくとも一方のダイヤフラムダンパーを保持する支持体と、を有し、
前記連結部材は、周方向に沿って設けられた第1側壁を備え、前記第1のダイヤフラムダンパーに取り付けてなる第1連結体と、周方向に沿って設けられた第2側壁を備え、前記第2のダイヤフラムダンパーに取り付けてなる第2連結体と、を有し、
前記第1連結体と前記第2連結体とを軸線方向に接近させることにより、前記第1側壁及び前記第2側壁の一方が他方の内側に配置されるようにして、前記第1側壁及び前記第2側壁が重なり合い、
前記第1側壁及び前記第2側壁の少なくとも一方は、周方向に間隔をおいて配置された複数の爪部であり、
前記第1のダイヤフラムダンパーと前記第1連結体は固定され、
前記第2のダイヤフラムダンパーと前記第2連結体は固定され、
前記少なくとも一方のダイヤフラムダンパーと前記支持体とは固定され、
前記第1側壁は凸部を有し、前記第2側壁は前記凸部が係合することで前記第1連結体及び前記第2連結体の相対的な回転を防止する係合開口を有するか、または、前記第2側壁は凸部を有し、前記第1側壁は前記凸部が係合することで前記第1連結体及び前記第2連結体の相対的な回転を防止する係合開口を有する
ことを特徴とするパルセーションダンパー。 A pulsation damper housed in a case,
a first diaphragm damper with a gas sealed inside;
a second diaphragm damper containing a gas inside;
a connection member that overlaps and connects the first diaphragm damper and the second diaphragm damper;
a support disposed between the case and at least one of the first diaphragm damper and the second diaphragm damper and holding the at least one diaphragm damper with respect to the case;
The connecting member includes a first side wall provided along the circumferential direction, a first connecting body attached to the first diaphragm damper, and a second side wall provided along the circumferential direction, a second connecting body attached to the second diaphragm damper;
By bringing the first connecting body and the second connecting body closer to each other in the axial direction, one of the first side wall and the second side wall is arranged inside the other, and the first side wall and the second side wall the second sidewalls overlap,
At least one of the first side wall and the second side wall is a plurality of claw portions arranged at intervals in the circumferential direction,
The first diaphragm damper and the first connecting body are fixed,
The second diaphragm damper and the second connecting body are fixed,
the at least one diaphragm damper and the support are fixed,
The first side wall has a protrusion, and the second side wall has an engagement opening that prevents relative rotation of the first connecting body and the second connecting body by engaging the protrusion. Alternatively, the second side wall has a protrusion, and the first side wall is an engagement opening that prevents relative rotation of the first connecting body and the second connecting body by engaging the protrusion. have
A pulsation damper characterized by:
ことを特徴とする請求項1に記載のパルセーションダンパー。 2. The pulsation damper according to claim 1, wherein at least one of the first side wall and the second side wall is a circumferentially continuous cylindrical portion.
ことを特徴とする請求項1または2に記載のパルセーションダンパー。 3. The pulsation damper according to claim 1 , wherein the tip of at least one of said first side wall and said second side wall is spaced apart from the other.
ことを特徴とする請求項1に記載のパルセーションダンパー。The pulsation damper according to claim 1, characterized by:
ことを特徴とする請求項4に記載のパルセーションダンパー。The pulsation damper according to claim 4, characterized in that:
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