JP7149512B2 - 通信装置、通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、通信を実行する通信装置、通信システムに関する。
端末装置から基地局に向かうリンクの通信が高速化するほど、端末装置における発熱量が増大する。一方、法令等により端末装置の表面の最高温度が定められており、発熱が生じても、端末装置の表面の温度を最高温度以下にしなければならない。発熱による温度上昇を抑えるために、検知した内部の温度がしきい値を超えた場合に、送信可能な通信速度の最大値の情報を現在の値から下げて基地局に送信する端末装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第10/016418号
端末装置と基地局とが1対1で通信する場合、送信する信号の通信速度を下げることによって端末装置の温度を下げることができる。一方、複数の端末装置によってマルチホップネットワークが形成されている場合、端末装置は、起点となって信号を送信するだけではなく、他の端末装置が起点となる信号を転送する。そのため、起点となって送信する信号の通信速度を下げるだけでは端末装置の温度は下がらない。特に、マルチホップネットワークが階層構造を有する場合、上位層に位置する端末装置では通信頻度が相対的に大きくなるので、温度が上昇しやすくなる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、マルチホップネットワークにおける端末装置の温度上昇を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の通信装置は、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置のそれぞれに第1信号を送信する送信部と、送信部が第1信号を送信した複数の端末装置のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部と、複数の端末装置のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信を制御する制御部とを備える。制御部は、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信間隔を、しきい値未満の温度のときの端末装置に受信される第1信号の送信間隔よりも長くする
本開示の別の態様は、通信システムである。この通信システムは、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置と、複数の端末装置のそれぞれと通信する通信装置とを備える。通信装置は、複数の端末装置のそれぞれに第1信号を送信する送信部と、送信部が第1信号を送信した複数の端末装置のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部と、複数の端末装置のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信を制御する制御部とを備える。制御部は、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信間隔を、しきい値未満の温度のときの端末装置に受信される第1信号の送信間隔よりも長くする
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、マルチホップネットワークにおける端末装置の温度上昇を抑制できる。
実施例1に係る通信システムの構成を示す図である。 図2(a)-(b)は、図1の通信装置と端末装置の構成を示す図である。 図2(a)の記憶部に記憶されるルーティングテーブルの概要を示す図である。 図2(a)の記憶部に記憶される温度のテーブルのデータ構造を示す図である。 図5(a)-(b)は、図2(a)-(b)における通信装置と端末装置を搭載するサーバと電力量計の構成を示す図である。 図2(a)の通信装置による第1信号の送信手順を示すフローチャートである。 図7(a)-(b)は、実施例2に係る記憶部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。 実施例2に係る通信装置による第1信号の送信手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る通信装置による第1信号の送信間隔の設定手順を示すフローチャートである。 実施例4に係る通信装置による第1信号の送信間隔の設定手順を示すフローチャートである。
(実施例1)
本開示の実施例を具体的に説明する前に、本実施例の概要を説明する。実施例は、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置が1台の通信装置に接続される通信システムに関する。例えば、通信装置はサーバに搭載されており、端末装置は電力量計に搭載される。このような構成において、通信装置は、各端末装置からデータを収集する。データは、例えば、電力量の計測結果を含む。データを収集するために通信装置は、データの送信を要求するための要求信号(以下、「第1信号」ともいう)を端末装置に送信する。第1信号を受信した端末装置は、データが含まれた応答信号(以下、「第2信号」ともいう)を通信装置に送信する。
複数の端末装置はマルチホップネットワークを形成しているので、第1信号は、1つ以上の端末装置によって転送されながら、宛先の端末装置に受信される。また、第2信号は、1つ以上の端末装置によって転送されながら、通信装置に受信される。ここで、マルチホップネットワークが階層構造を有し、通信装置に近い方を階層構造の上位層と呼ぶ場合、上位層の端末装置ほど転送の頻度が増加する。そのため、上位層の端末装置ほど温度が高くなる傾向にある。このような状況下において、温度が高くなった端末装置宛の第1信号、あるいは当該端末装置を起点とする第2信号の送信頻度を下げたり、通信速度を下げたりしても、当該端末装置における転送の頻度が変わらなければ、当該端末装置の温度は下がらない。
マルチホップネットワークにおける端末装置の温度上昇を抑制するために、本実施例に係る通信装置は、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信を制御する。つまり、しきい値以上の温度を有する端末装置が宛先となる第1信号だけではなく、当該端末装置に転送される第1信号に対しても送信が制御される。送信制御の一例は、送信間隔を長くすることである。
図1は、通信システム1000の構成を示す。通信システム1000は、通信装置100、中継装置200と総称される第1中継装置200a、第2中継装置200b、第3中継装置200c、第N中継装置200n、端末装置300と総称される第1端末装置300aから第9端末装置300iを含む。中継装置200、端末装置300の数は、図1の場合に限定されない。通信装置100には、第1中継装置200aから第N中継装置200nが接続され、各中継装置200には1つ以上の端末装置300が接続される。通信装置100、中継装置200、端末装置300間における通信には、有線通信が使用されてもよく、無線通信が使用されてもよく、それらの組合せが使用されてもよい。また、有線通信には、例えば、光通信、電力線通信(PLC:Power Line Communications)等が使用可能であり、無線通信には、携帯電話通信、無線LAN(Local Area Network)等が使用可能である。
通信装置100は、中継装置200を介して、複数の端末装置300のそれぞれと通信し、複数の端末装置300からデータを収集する。その際、通信装置100は、端末装置300に向かって第1信号を送信し、当該端末装置300からの第2信号を受信する。例えば、通信装置100から第2端末装置300bへ送信される第1信号は、第1中継装置200a、第1端末装置300aにおいて順に転送される。また、第2端末装置300bから通信装置100へ送信される第2信号は、第1端末装置300a、第1中継装置200aにおいて順に転送される。
端末装置300は、通信装置100からの要求に応じて通信装置100にデータを提供する。その際、端末装置300は、通信装置100からの第1信号を受信し、通信装置100に向かって第2信号を送信する。図示のごとく、複数の端末装置300によってマルチホップネットワークが形成される。マルチホップネットワークにおいて、通信装置100と他の端末装置300との経路に含まれる端末装置300は、通信装置100からの第1信号を受信すると、他の端末装置300に向かって当該第1信号を送信する。例えば、第1端末装置300aは、第1中継装置200aを介して通信装置100からの第1信号を受信すると、第2端末装置300bに向かって第1信号を送信する。また、当該端末装置300は、他の端末装置300からの第2信号を受信すると、通信装置100に向かって当該第2信号を送信する。例えば、第1端末装置300aは、第2端末装置300bからの第2信号を受信すると、第1中継装置200aを介して通信装置100に向かって第2信号を送信する。
図示のごとく、マルチホップネットワークは階層構造を有する。また、階層構造において通信装置100に近い方の端末装置300、つまり通信装置100との間のホップ数が少ない方の端末装置300は上位層の端末装置300と呼ばれる。一方、通信装置100から遠い方の端末装置300、つまり通信装置100との間のホップ数が多い方の端末装置300は下位層の端末装置300と呼ばれる。このような状況下において、上位層の通信装置100における転送処理の発生頻度は、下位層の通信装置100における転送処理の発生頻度よりも高くなる。そのため、上位層の通信装置100の温度は、下位層の通信装置100の温度よりも高くなりやすい。
中継装置200は、通信装置100と端末装置300との間に配置され、信号を中継する。例えば、第1中継装置200aは、通信装置100からの第1信号を受信すると、第1端末装置300aに向かって第1信号を送信し、第1端末装置300aからの第2信号を受信すると、通信装置100に向かって第1信号を送信する。つまり、通信装置100と複数の端末装置300との間の通信は2以上の中継装置200の少なくとも1つによって中継される。中継装置200がゲートウエイ装置である場合、中継装置200に接続される端末装置300毎に別のネットワークが形成される。例えば、第1中継装置200aに接続される第1端末装置300aから第3端末装置300cによって1つのネットワークが形成され、第2中継装置200bに接続される第4端末装置300dから第6端末装置300fによって別の1つのネットワークが形成される。
図2(a)-(b)は、通信装置100と端末装置300の構成を示す。以下では、これらの構成を(1)データの取得処理、(2)温度の制御処理の順に説明する。
(1)データの取得処理
データの取得処理は、これまでの説明の通り、通信装置100が端末装置300からデータを収集するための処理である。図2(a)は、通信装置100の構成を示す。通信装置100は、記憶部110、インターフェイス部112、制御部120、通信部130を含み、通信部130は、送信部132、受信部134を含む。記憶部110は、図1のように示されたネットワークにおいて通信装置100が中継装置200、端末装置300との通信を実行する場合のルーティングテーブルを記憶する。図3は、記憶部110に記憶されるルーティングテーブルの概要を示す。ルーティングテーブルには、図1と同様の構成になるように、中継装置200、端末装置300との接続関係が示される。ルーティングテーブルのデータ構造、ルーティングテーブルの生成には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。図2(a)に戻る。
インターフェイス部112は、通信装置100外とのインターフェイスであり、所定の情報を入力したり、出力したりする。例えば、通信装置100がサーバに搭載されている場合、インターフェイス部112は、サーバからの情報として、複数の端末装置300のそれぞれからのデータの収集の指示を受けつける。インターフェイス部112は、入力した情報、例えばデータの収集の指示を制御部120に出力する。
制御部120は、通信部130における通信処理を制御する。例えば、制御部120は、インターフェイス部112からデータの収集の指示を受けつけた場合、データの送信を要求するための要求信号である第1信号を端末装置300毎に生成する。その際、制御部120は、各端末装置300への経路を第1信号に設定する。制御部120は、生成した第1信号を送信部132に出力する。通信部130は、図示しない中継装置200を介して端末装置300との通信を実行する。通信部130は、有線通信を実行してもよく、無線通信を実行してもよい。有線通信、無線通信は前述の通りであるので、ここでは説明を省略する。送信部132は、制御部120からの第1信号を受けつけると、複数の端末装置300のそれぞれに第1信号を送信する。
受信部134は、送信部132が第1信号を送信した複数の端末装置300のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する。第2信号にはデータが含まれる。受信部134は、受信した第2信号を制御部120に出力する。制御部120は、受信部134から第2信号を受けつけると、データと端末装置300の情報との組合せを取得する。制御部120は、インターフェイス部112から受けつけたデータの収集の指示に対する応答として、データと端末装置300の情報との組合せをインターフェイス部112に出力する。インターフェイス部112は、所定の情報として、データと端末装置300の情報との組合せを出力する。
図2(b)は、端末装置300の構成を示す。端末装置300は、通信部310、制御部320、取得部330を含む。通信部310は、図示しない中継装置200を介して通信装置100との通信を実行する。通信部130は、有線通信を実行してもよく、無線通信を実行してもよい。有線通信、無線通信は前述の通りであるので、ここでは説明を省略する。通信部310は、通信装置100からの第1信号を受信する。通信部310は、受信した第1信号を制御部320に出力する。制御部320は、受信した第1信号の宛先が本端末装置300である場合、第1信号から、データの送信の要求を抽出する。制御部320は、データの送信の要求にしたがって、取得部330を介してデータを受けつける。取得部330は、端末装置300外とのインターフェイスであり、所定の情報、例えばデータを受けつける。制御部320は、第1信号に対する応答として、データが含まれた第2信号を生成する。その際、制御部320は、第1信号の経路の逆向きの経路を第2信号に設定する。制御部320は第2信号を通信部310に出力する。通信部310は、制御部320から第2信号を受けつけると、通信装置100に向かって第2信号を送信する。
制御部320は、受信した第1信号の宛先が本端末装置300でなく、他の端末装置300であれば、通信部310に対して、他の端末装置300に向かって第1信号を送信させる。つまり、通信部310は、経路にしたがって第1信号を転送する。また、通信部310は、他の端末装置300からの第2信号を受信する。通信部310は、受信した第2信号を制御部320に出力する。制御部320は、通信部310に対して、通信装置100に向かって第2信号を送信させる。つまり、通信部310は、逆向きの経路にしたがって第2信号を転送する。
(2)温度の制御処理
図2(a)における通信装置100の制御部120は、端末装置300の温度が示される温度情報の送信を要求するための要求信号である第3信号を端末装置300毎に生成する。その際、制御部120は、各端末装置300への経路を第3信号に設定する。制御部120は、生成した第3信号を送信部132に出力する。送信部132は、制御部120からの第3信号を受けつけると、複数の端末装置300のそれぞれに第3信号を送信する。
図2(b)における端末装置300の通信部310は、通信装置100からの第3信号を受信する。通信部310は、受信した第3信号を制御部320に出力する。制御部320は、受信した第3信号の宛先が本端末装置300である場合、第3信号から、温度情報の送信の要求を抽出する。制御部320は、温度情報の送信の要求にしたがって、取得部330を介して温度情報を受けつける。取得部330は、図示しない温度センサにおいて計測された端末装置300の温度情報を受けつける。制御部320は、第3信号に対する応答として、温度情報が含まれた第4信号を生成する。その際、制御部320は、第3信号の経路の逆向きの経路を第4信号に設定する。制御部320は第4信号を通信部310に出力する。通信部310は、制御部320から第4信号を受けつけると、通信装置100に向かって第4信号を送信する。通信部310、制御部320は、第1信号、第2信号と同様に、第3信号、第4信号を転送する。
図2(a)における通信装置100の受信部134は、送信部132が第3信号を送信した複数の端末装置300のそれぞれから、第3信号に対する応答として温度情報である第4信号を受信する。受信部134は、受信した第4信号を制御部120に出力する。制御部120は、受信部134から第4信号を受けつけると、温度情報と端末装置300の情報との組合せを取得する。制御部120は、温度情報と端末装置300の情報との組合せを記憶部110に記憶する。
図4は、記憶部110に記憶される温度のテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、各端末装置300に対する温度と取得時刻とが示される。取得時刻は、通信装置100が温度情報を取得した時刻であり、受信部134が第4信号を受信した時刻であってもよい。図2(a)に戻る。制御部120は、記憶部110に記憶された温度のテーブルを参照し、取得時刻から一定期間経過した場合に、当該取得時刻に対応した端末装置300の温度情報の送信を要求することを決定する。これに続いて、前述の処理がなされる。温度情報は、通信装置100から端末装置300に要求されずに、端末装置300によって通信装置100に自発的に送信されてもよい。その場合、第3信号の送信がなされず、第4信号の送信だけがなされる。また、温度情報は第2信号に含まれてもよい。
制御部120は、記憶部110に記憶された温度のテーブルを参照し、各温度をしきい値と比較する。これは、受信部134において受信した温度情報をしきい値と比較することに相当する。制御部120は、しきい値以上の温度を有する端末装置300が存在する場合、端末装置300を特定するとともに、当該端末装置300の温度をテーブルから取得する。制御部120は、端末装置300の温度下降率を予め保持する。端末装置300の温度下降率は、端末装置300において処理を実行しない場合に、1秒あたりに下降する端末装置300の温度である。また、制御部120は、温度下降率をもとに、端末装置300の温度がしきい値よりも低くなるまでの期間(以下、「停止期間」ともいう)を導出する。温度下降率が「α」℃/secと示され、端末装置300の温度が「x」℃と示される場合、停止期間は、(x-X)/α(+マージン)と示される。ここで、「X」℃は、端末装置300の温度の許容値である。
制御部120は、記憶部110に記憶したルーティングテーブルを参照して、特定した端末装置300に受信される第1信号の宛先を特定する。この宛先には、特定した端末装置300に最終的に受信される第1信号の宛先を含むとともに、特定した端末装置300において転送される第1信号の宛先も含む。さらに、制御部120は、導出した停止期間において、特定した宛先への第1信号の送信の停止を決定する。これにより、端末装置300の温度が許容値「X」℃未満となるまで、端末装置300に受信される第1信号の送信が停止される。つまり、制御部120は、複数の端末装置300のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くするように、端末装置300に受信される第1信号の送信を制御する。
図5(a)-(b)は、通信装置100と端末装置300を搭載するサーバ500と電力量計600の構成を示す。図5(a)は、サーバ500の構成を示す。サーバ500は、通信装置100、処理部510、記憶部512を含む。処理部510は、複数の端末装置300のそれぞれから電力量の計測結果を収集し、それらを管理する。処理部510は、複数の電力量計600のそれぞれにおける電力量の計測結果の収集の指示を通信装置100に出力する。これに応じて、通信装置100の送信部132は、第1信号として、計測結果の送信の要求信号を送信する。通信装置100の受信部134は、第2信号として、計測結果が含まれた暗号化データを受信する。処理部510は、複数の電力量計600のそれぞれにおける電力量の計測結果を通信装置100から受けつける。処理部510は、受けつけた電力量の計測結果を記憶部512に記憶する。
図5(b)は、電力量計600の構成を示す。電力量計600の一例はスマートメータである。センサ612は、住宅等の需要家において使用される電力量、例えば買電量を計測する。電力量の計測には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。処理部610は、センサ612から電力量の計測結果を受けつける。端末装置300は、通信装置100からの第1信号を受信すると、電力量の計測結果の収集の指示を処理部610に出力する。処理部610は、指示を受けつけると、電力量の計測結果を処理部610に出力する。端末装置300は、電力量の計測結果が含まれる第2信号を送信する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による通信システム1000の動作を説明する。図6は、通信装置100による第1信号の送信手順を示すフローチャートである。制御部120は、通信部130の温度を取得する(S10)。温度がしきい値以上であれば(S12のY)、制御部120は停止期間を導出する(S14)。停止期間が経過しなければ(S16のN)、待機する。停止期間が経過すれば(S16のY)、送信部132は第1信号を送信する(S18)。温度がしきい値以上でなければ(S12のN)、送信部132は第1信号を送信する(S18)。しきい値は、端末装置300が備えるプロセッサに代表されるハードウェア部品の温度制限、および法令等により定められた端末装置300の表面温度制限に基づき適宜設定されればよい。
本実施例によれば、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信を制御するので、マルチホップネットワークにおける端末装置300の温度上昇を抑制できる。また、端末装置300から温度情報を受信し、温度情報をしきい値と比較するので、しきい値以上の温度を有する端末装置300を正確に特定できる。また、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くするので、当該端末装置300の温度を低下できる。また、端末装置300の温度下降率をもとに、端末装置300の温度がしきい値よりも低くなるまでの期間を導出し、導出した期間において、端末装置300に受信される第1信号の送信を停止するので、端末装置300の温度に合わせた期間を設定できる。また、通信装置100がサーバ500に搭載されるので、電力量計600からの電力の計測結果を収集できる。
また、温度上昇が抑制されるので、端末装置300のハードウェアの寿命の短縮を抑制できる。また、特定の端末装置300での中継が連続で発生しないように制御するので、当該端末装置300の過負荷を抑制できる。また、通信頻度を下げて信号を送受信する際の温度上昇を抑えるので、端末装置300の負荷を軽減できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の通信装置100は、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置300のそれぞれに第1信号を送信する送信部132と、送信部132が第1信号を送信した複数の端末装置300のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部134と、複数の端末装置300のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信を制御する制御部120と、を備える。
受信部134は、端末装置300の温度が示される温度情報を受信し、制御部120は、受信部134において受信した温度情報をしきい値と比較してもよい。
制御部120は、端末装置300の外部環境の温度を当該端末装置300の温度としてしきい値と比較してもよい。
制御部120は、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くしてもよい。
制御部120は、端末装置300の温度下降率をもとに、端末装置300の温度がしきい値よりも低くなるまでの期間を導出し、導出した期間において、端末装置300に受信される第1信号の送信を停止してもよい。
本通信装置100は、複数の端末装置300のそれぞれから計測結果を収集するサーバ500であり、送信部132は、第1信号として、計測結果の送信の要求信号を送信し、受信部134は、第2信号として、計測結果が含まれたデータを受信してもよい。
本開示の別の態様は、通信システム1000である。この通信システム1000は、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置300と、複数の端末装置300のそれぞれと通信する通信装置100とを備える。通信装置100は、複数の端末装置300のそれぞれに第1信号を送信する送信部132と、送信部132が第1信号を送信した複数の端末装置300のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部134と、複数の端末装置300のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置300に受信される第1信号の送信を制御する制御部120と、を備える。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置が1台の通信装置に接続される通信システムに関し、通信装置は、各端末装置からデータを収集する。実施例1における通信装置は、しきい値以上の温度を有する端末装置に対して、温度がしきい値よりも低くなるまでの停止期間において、当該端末装置に受信される第1信号の送信を停止する。一方、実施例2における通信装置は、しきい値以上の温度を有する端末装置に対して、当該端末装置でのデューティ比に応じて、当該端末装置に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くする。実施例2に係る通信システム1000、通信装置100、端末装置300は、図1、図2(a)-(b)と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
通信装置100と端末装置300は、実施例1と同様の処理を実行することによって、通信装置100は、端末装置300の温度情報を取得する。図2(a)における通信装置100の制御部120は、端末装置300のデューティ比が示される割合情報の送信を要求するための要求信号である第5信号を端末装置300毎に生成する。ここで、デューティ比は、端末装置300において、単位時間あたりに通信処理に費やす時間の割合である。また、制御部120は、各端末装置300への経路を第5信号に設定する。制御部120は、生成した第5信号を送信部132に出力する。送信部132は、制御部120からの第5信号を受けつけると、複数の端末装置300のそれぞれに第5信号を送信する。
図2(b)における端末装置300の通信部310は、通信装置100からの第5信号を受信する。通信部310は、受信した第5信号を制御部320に出力する。制御部320は、受信した第5信号の宛先が本端末装置300である場合、第5信号から、割合情報の送信の要求を抽出する。制御部320は、割合情報の送信の要求にしたがって、取得部330を介してデューティ比を受けつける。取得部330は、端末装置300において計測された端末装置300のデューティ比を受けつける。デューティ比の計測には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。制御部320は、第5信号に対する応答として、デューティ比である割合情報が含まれた第6信号を生成する。その際、制御部320は、第5信号の経路の逆向きの経路を第6信号に設定する。制御部320は第6信号を通信部310に出力する。通信部310は、制御部320から第6信号を受けつけると、通信装置100に向かって第6信号を送信する。通信部310、制御部320は、第1信号、第2信号と同様に、第5信号、第6信号を転送する。
図2(a)における通信装置100の受信部134は、送信部132が第5信号を送信した複数の端末装置300のそれぞれから、第5信号に対する応答として割合情報である第6信号を受信する。受信部134は、受信した第6信号を制御部120に出力する。制御部120は、受信部134から第6信号を受けつけると、割合情報と端末装置300の情報との組合せを取得する。制御部120は、割合情報と端末装置300の情報との組合せを記憶部110に記憶する。
図7(a)-(b)は、記憶部110に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。図7(a)は、記憶部110に記憶される温度とデューティ比のテーブルを示す。図4と同様に、各端末装置300に対する温度と取得時刻とが示され、さらにデューティ比も示される。図7(b)については後述し、図2(a)に戻る。割合情報は、通信装置100から端末装置300に要求されずに、端末装置300によって通信装置100に自発的に送信されてもよい。その場合、第5信号の送信がなされず、第6信号の送信だけがなされる。また、割合情報は第2信号あるいは第4信号に含まれてもよい。
制御部120は、実施例1と同様に、記憶部110に記憶された温度のテーブルを参照し、しきい値以上の温度を有する端末装置300が存在する場合、端末装置300を特定する。また、制御部120は、特定した端末装置300に対応したデューティ比をテーブルから取得する。制御部120は、記憶部110に記憶されたテーブルであって、かつ図7(b)に示されるテーブルを使用して、取得したデューティ比に対応する送信間隔を特定する。図7(b)は、デューティ比の範囲に対する送信間隔の範囲を示す。ここでは、T1<T2<T3である。T1は、温度がしきい値より低い場合に定められる送信間隔よりも長くされる。このように、制御部120は、デューティ比が高くなるほど、特定した端末装置300に受信される第1信号の送信間隔を長くする。このような処理の対象となる第1信号は、実施例1と同様に特定される。
以上の構成による通信システム1000の動作を説明する。図8は、通信装置100による第1信号の送信手順を示すフローチャートである。制御部120は、通信部130の温度を取得する(S50)。温度がしきい値以上であれば(S52のY)、制御部120はデューティ比を取得し(S54)、送信間隔を設定する(S56)。送信部132は第1信号を送信する(S58)。温度がしきい値以上でなければ(S52のN)、送信部132は第1信号を送信する(S58)。
本実施例によれば、デューティ比をもとに、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くするので、当該端末装置300の温度を低下できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。受信部134は、端末装置300において、単位時間あたりに通信処理に費やす時間の割合が示される割合情報を受信し、制御部120は、受信部134において受信した割合情報をもとに、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くしてもよい。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置が1台の通信装置に接続される通信システムに関し、通信装置は、各端末装置からデータを収集する。実施例3における通信装置は、これまでとは異なり、しきい値以上の温度を有する端末装置によって第1信号が転送される他の端末装置の数に応じて、当該端末装置に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くする。実施例3に係る通信システム1000、通信装置100、端末装置300は、図1、図2(a)-(b)と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
制御部120は、これまでと同様に、記憶部110に記憶された温度のテーブルを参照し、しきい値以上の温度を有する端末装置300が存在する場合、端末装置300を特定する。また、制御部120は、記憶部110に記憶されたルーティングテーブルを参照し、特定した端末装置300を経由した第1信号を受信する他の端末装置300の数を数える。例えば、図1の第1端末装置300aが特定された場合、他の端末装置300の数は「1」であり、第4端末装置300dが特定された場合、他の端末装置300の数は「2」である。第2端末装置300bの下位層側にさらに1台の他の端末装置300が接続される場合、第1端末装置300aが特定されると、他の端末装置300の数は「2」である。
制御部120は、数えた他の端末装置300の数に応じて、特定した端末装置300に受信される第1信号の送信間隔を特定する。送信間隔は、T×nのように特定される。ここで、Tは予め定めた固定値であり、nは、数えた他の端末装置300の数である。Tは、温度がしきい値より低い場合に定められる送信間隔よりも長くされる。つまり、制御部120は、数えた他の端末装置300の数が多くなるほど、特定した端末装置300に受信される第1信号の送信間隔を長くする。このような処理の対象となる第1信号は、実施例1と同様に特定される。
以上の構成による通信システム1000の動作を説明する。図9は、通信装置100による第1信号の送信間隔の設定手順を示すフローチャートである。制御部120は、通信部130の温度を取得する(S100)。温度がしきい値以上であれば(S102のY)、制御部120は、特定した端末装置300を経由した第1信号を受信する他の端末装置300の数を取得し(S104)、他の端末装置300の数に応じて送信間隔を設定する(S106)。温度がしきい値以上でなければ(S102のN)、処理は終了される。
本実施例によれば、しきい値以上の温度を有する端末装置300を経由した第1信号を受信する他の端末装置300の数に応じて、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くするので、当該端末装置300の温度を低下できる。また、しきい値以上の温度を有する端末装置300を経由した第1信号を受信する他の端末装置300の数を使用するので、処理を簡易にできる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。制御部120は、しきい値以上の温度を有する端末装置300を経由した第1信号を受信する他の端末装置300の数に応じて、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くしてもよい。
(実施例4)
次に、実施例4を説明する。実施例4は、これまでと同様に、マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置が1台の通信装置に接続される通信システムに関し、通信装置は、各端末装置からデータを収集する。実施例4における通信装置は、これまでとは異なり、しきい値以上の温度を有する端末装置に対して、通信装置あるいは中継装置からのホップ数に応じて、当該端末装置に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くする。実施例4に係る通信システム1000、通信装置100、端末装置300は、図1、図2(a)-(b)と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
制御部120は、これまでと同様に、記憶部110に記憶された温度のテーブルを参照し、しきい値以上の温度を有する端末装置300が存在する場合、端末装置300を特定する。また、制御部120は、記憶部110に記憶されたルーティングテーブルを参照し、特定した端末装置300よりも通信装置100に近い基準点と、特定した端末装置300との間のホップ数を取得する。基準点は、例えば、通信装置100であってもよく、特定した端末装置300と通信装置100との間に配置される中継装置200であってもよい。後者は、例えば、図1における第2端末装置300bが特定された場合、第1中継装置200aに相当する。
制御部120は、取得したホップ数に応じて、特定した端末装置300に受信される第1信号の送信間隔を特定する。送信間隔は、T×nのように特定される。ここで、Tは予め定めた固定値であり、nは、特定したホップ数である。Tは、温度がしきい値より低い場合に定められる送信間隔よりも長くされる。つまり、制御部120は、ホップ数が多くなるほど、特定した端末装置300に受信される第1信号の送信間隔を長くする。このような処理の対象となる第1信号は、実施例1と同様に特定される。
以上の構成による通信システム1000の動作を説明する。図10は、通信装置100による第1信号の送信間隔の設定手順を示すフローチャートである。制御部120は、通信部130の温度を取得する(S150)。温度がしきい値以上であれば(S152のY)、制御部120は、特定した端末装置300と基準点とのホップ数を取得し(S154)、ホップ数に応じて送信間隔を設定する(S156)。温度がしきい値以上でなければ(S152のN)、処理は終了される。
本実施例によれば、ホップ数に応じて、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くするので、当該端末装置300の温度を低下できる。また、ホップ数を使用するので、処理を簡易にできる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。制御部120は、しきい値以上の温度を有する端末装置300と、端末装置300よりも本通信装置100に近い基準点との間のホップ数に応じて、端末装置300に受信される第1信号の送信間隔をそれまでよりも長くしてもよい。
以上、実施例をもとに本開示を説明した。ただし、この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、通信装置100は、複数の端末装置300のそれぞれから温度情報を受信している。しかしながらこれに限らず例えば、通信装置100は、端末装置300から温度情報を直接受信せずに、他の温度から端末装置300の温度を推定してもよい。通信装置100は、インターネットを介して、気温予測情報を提供するサーバ(以下、「情報提供サーバ」という)に接続し、情報提供サーバから気温予測情報を取得する。また、通信装置100は、通信システム1000が設置された地域の情報を予め保持しており、取得した気温予測情報から、保持した情報に対応した地域の気温予測情報を選択する。通信装置100は、選択した気温予測情報を端末装置300の温度として、これまでの処理を実行する。つまり、通信装置100の制御部120は、端末装置300の外部環境の温度を当該端末装置300の温度としてしきい値と比較する。当該外部環境の温度は、温度計などを利用し、端末装置300が設置されている外部環境の温度として測定された値を用いればよい。通信装置100は、選択した気温予測情報に予め定められた値を加算したり、減算したりした値を端末装置300の温度として、これまでの処理を実行してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において通信装置100は電力量計600に搭載される。しかしながらこれに限らず例えば、電力量計600以外の電子機器に通信装置100が搭載されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において通信装置100は中継装置200と接続される。しかしながらこれに限らず例えば、通信装置100は、中継装置200を介さず複数の端末装置300と直接接続されてもよい。通信装置100と直接接続された端末装置300は下位層の端末装置300への通信を中継してこれまでの処理を実行してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 通信装置、 110 記憶部、 112 インターフェイス部、 120 制御部、 130 通信部、 132 送信部、 134 受信部、 200 中継装置、 300 端末装置、 310 通信部、 320 制御部、 330 取得部、 1000 通信システム。

Claims (9)

  1. マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置のそれぞれに第1信号を送信する送信部と、
    前記送信部が第1信号を送信した前記複数の端末装置のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部と、
    前記複数の端末装置のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、しきい値以上の温度を有する前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔を、しきい値未満の温度のときの前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔よりも長くすることを特徴とする通信装置。
  2. 前記受信部は、端末装置の温度が示される温度情報を受信し、
    前記制御部は、前記受信部において受信した前記温度情報をしきい値と比較することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、端末装置の外部環境の温度を当該端末装置の温度としてしきい値と比較することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記端末装置の温度下降率をもとに、前記端末装置の温度がしきい値よりも低くなるまでの期間を導出し、導出した期間において、前記端末装置に受信される第1信号の送信を停止することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  5. 前記受信部は、端末装置において、単位時間あたりに通信処理に費やす時間の割合が示される割合情報を受信し、
    前記制御部は、前記受信部において受信した割合情報に示された割合が高くなるほど、前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔を長くすることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、しきい値以上の温度を有する前記端末装置を経由した第1信号を受信する他の端末装置の数が多くなるほど、前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔を長くすることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  7. 前記制御部は、しきい値以上の温度を有する前記端末装置と、前記端末装置よりも本通信装置に近い基準点との間のホップ数が多くなるほど、前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔を長くすることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  8. 本通信装置は、前記複数の端末装置のそれぞれから計測結果を収集するサーバであり、
    前記送信部は、前記第1信号として、計測結果の送信の要求信号を送信し、
    前記受信部は、前記第2信号として、計測結果が含まれたデータを受信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. マルチホップネットワークを形成する複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置のそれぞれと通信する通信装置とを備え、
    前記通信装置は、
    前記複数の端末装置のそれぞれに第1信号を送信する送信部と、
    前記送信部が第1信号を送信した前記複数の端末装置のそれぞれから、第1信号に対する応答として第2信号を受信する受信部と、
    前記複数の端末装置のうち、しきい値以上の温度を有する端末装置に受信される第1信号の送信を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、しきい値以上の温度を有する前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔を、しきい値未満の温度のときの前記端末装置に受信される第1信号の送信間隔よりも長くすることを特徴とする通信システム。
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