JP7149461B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本開示は、液剤を用いて衣類を洗濯する洗濯機に関する。
特許文献1は、洗濯兼脱水槽と水受け槽との間に洗剤を投入する洗濯機を開示する。
この洗濯機は、水受け槽と、水受け槽内に回転自在に配設された洗濯兼脱水槽と、水受け槽の上方を覆う水受け槽カバーと、を備える。水受け槽カバーには、粉末洗剤を投入する粉末洗剤投入口が設けられている。
特開2000-296291号公報
前記従来の構成では、脱水時において、洗濯兼脱水槽が水受け槽の内部で回転駆動されると、洗濯兼脱水槽と水受け槽との間で風が発生する。すると、発生した風が洗剤投入口を通過して上方に流出し、洗剤投入口に付着している洗剤を飛散させるという課題があった。
本開示は、洗剤投入口に付着している洗剤が飛散することを抑止する洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、水槽と、前記水槽に内包され、略鉛直方向に延びる中心軸を中心に回転可能に設けられた洗濯槽と、前記洗濯槽を回転駆動するモータと、前記水槽と前記洗濯槽との間を覆うように、前記水槽の上部に配設された水槽カバーと、を備え、前記水槽カバーには、前記水槽と前記洗濯槽との間に液剤を投入可能とする投入口が設けられ、前記投入口は、前記水槽の内部に前記中心軸と平行な向きに開口する開口部と、前記投入口を複数の空間に区切り、前記開口部に向かって延伸する第1のリブと、を有し、前記第1のリブは、脱水動作時において前記洗濯槽が回転する向きに対して、下部が上部に対して先行するように傾斜して形成され、前記投入口は、脱水動作時において前記洗濯槽が回転する向きに発生する風が前記投入口の上方へ流入する構造を有さない。
本開示における洗濯機は、洗剤投入口に付着している洗剤が飛散することを抑止できる。
実施の形態1における洗濯機の縦断面図 (a)同洗濯機の水槽カバーの上面図、(b)同洗濯機の洗剤投入口の拡大上面図 (a)図2(a)におけるA-A断面図、(b)図2(a)におけるB-B断面図 (a)従来の洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、(b)同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図 (a)実施の形態1における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、(b)同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図 (a)図2(b)におけるA-A断面に対応する、実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口のA-A断面図、(b)図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口のB-B断面図 (a)実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、(b)同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図 (a)図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態3における洗濯機の洗剤投入口のA-A断面図、(b)図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態における洗濯機の洗剤投入口のB-B断面図 (a)実施の形態3における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、(b)同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、実施の形態1における洗濯機の縦断面図である。
図1において、洗濯機本体6の内部には、水槽3が支持棒7により揺動可能に支持されている。水槽3の内部には、上部にバランサー8を有し、有底円筒形に形成されたタンク1が回転可能に内包されている。タンク1には上方に開口する衣類投入口(図示せず)が形成されており、衣類投入口は開閉可能に設けられたフタ14により覆われている。使用者は、フタ14を上方に持ち上げることで衣類投入口を通じてタンク1内に洗濯物を投入することができる。洗濯機本体6の前方上部には、表示基板10が設けられており、使用者が洗濯条件等を入力および認識できるようにしている。
タンク1の側壁には、水槽3内に通じる多数の小孔が形成されており、タンク1の内底部にはパルセータ2が設けられている。また、タンク1の下方にはモータ4及びギア5が設けられている。ギア5は、タンク1とパルセータ2の駆動の切り替えを行うとともに、モータ4の回転駆動力をタンク1及びパルセータ2に伝達して回転させる。洗濯機は、洗濯運転時にはタンク1やパルセータ2を回転駆動させることにより水中で洗濯物を攪拌し、脱水運転時には小孔を通じて水を水槽3側へと排出する。
水槽カバー15はタンク1及び水槽3の上方を覆うように設けられており、水槽カバー15の手前側方部には洗剤投入口16が形成されている。洗剤投入口16は、水槽カバー15の上面と下面を連通する形で設けられ、投入された洗剤を水槽3の内部へと導入する。なお、洗剤投入口16の詳細構造については後述する。また、洗濯機本体6には、洗剤投入口の上方に位置する部分に切欠けが形成されており、使用者が洗剤投入口に対して直接洗剤を投入することが可能となっている。
続いて、洗剤投入口の詳細構造を説明する。
図2(a)は、実施の形態1における洗濯機の水槽カバーの図、図2(b)は、同洗濯機の水槽カバーに設けられた洗剤投入口の拡大図、図3(a)は、図2(a)におけるA-A断面図、図3(b)は、図2(a)におけるB-B断面図である。
図2(b)に示すように、洗剤投入口16は、水槽カバー15の内周側から外周側にかけて傾斜する傾斜面16aと、複数個設けられたリブ16bを備えている。リブ16bは
それぞれ略平行となるように傾斜して配設されており、リブ16bの間を複数の空間16eに区切っている。洗剤投入口16は空間16eにより上下に連通するように形成されており、空間16eの下端は開口部16fとして水槽3の内部に開口している。
以上のように構成された洗濯機について、その動作を以下説明する。
洗濯行程では、タンク1内に投入された洗濯物(衣類等)の量に適した水量を給水弁11から給水経路12を通して水槽3に供給する。
使用者は、衣類投入時、または給水時とほぼ同時に、洗剤投入口16から洗剤を投入する。洗剤投入口16に投入された液体洗剤は、傾斜面16aを伝ってリブ16b又は開口部16fへと流れ落ちる。リブ16bに落ちた洗剤はリブ16bの傾斜を伝って流れ落ち、リブ16bの下端から開口部16fを通過して水槽3内に落下する。この時、液体洗剤の一部は、リブ16bの表面16cやリブ16bの下端に付着して残留する。
洗剤投入後、衣類の汚れを除去する洗い行程、洗濯水を排水して新たな水ですすぐすすぎ工程、衣類の含む水分を脱水する脱水工程等、一連の洗濯運転が実行される。
続いて、脱水時における洗剤投入口の作用を説明する。
図4(a)は、(a)従来の洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、図4(b)は、同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図である。
従来の洗剤投入口17には、図4(a)で示すように、タンク1の回転方向の上流側に設けられたリブ17aと、下流側に設けられた第2のリブ17bが配設されている。リブ17aは、タンク1の回転方向に対して下部が上部に先行するように傾斜しており、第2のリブ17bは、上部が下部に対して先行するように傾斜している。洗剤投入時には、傾斜面16aから流れ落ちた液体洗剤は、開口部に直接落下するか、リブ17a又は第2のリブ17bを伝って流れ落ちる。従って、液体洗剤は、リブ17aと第2のリブ17bの表側にそれぞれ付着した状態となる。
脱水工程では、タンク1を高速回転させることにより遠心力を発生させ、衣類に含まれた水分を小孔を通じてタンク1外へと排出させる。この時、タンク1と水槽3との間では、タンク1の外壁面によりタンク1の回転方向と同方向の風が発生する。
脱水工程時、洗剤投入口に流入した風は、第2のリブ17bに沿って上昇する。この時、風が通る経路と液体洗剤が流れ落ちる経路が重複しているため、風が第2のリブ17bに付着している液体洗剤を巻き上げ、洗剤投入口の上方へと飛散させるという課題があった。洗剤投入口の上方へ飛散した液体洗剤は、洗剤投入口の近傍だけでなく、洗濯機本体6の内部や洗濯機が設置された床面に付着する。従って、脱水時に発生する風が洗剤投入口を通過することを抑制する必要がある。
図5(a)は、実施の形態1における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、図5(b)は、同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図である。
実施の形態1における洗剤投入口16は、第2のリブ17bを設けずに、複数のリブ16bを設けている。リブ16bは、脱水時の回転方向に対して、下方が上方よりも先行するように傾斜して配置されている。洗剤投入口16よりも下方で発生した風は、リブ16bの裏面16dに衝突し、水槽3の内部へと進む。従って、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方に流出することを抑止できる。
また、図(b)に示すように、裏面16dに衝突して水槽3の内部へと進む風の流れ
は、リブ16bの上部から下方に向かう気流を発生させる。この気流に晒されることで、表面16cに付着している液体洗剤は下方に流れ落ちる。このように、脱水運転の度に、リブ16bの下方に向かう気流が表面16cに付着した液体洗剤を落としていくため、洗剤投入口16に液体洗剤が残留することを抑止できる。そのため、洗剤投入口16において徐々に液体洗剤がこびりつくことを防ぐことができる。
また、リブ16bを、脱水時の回転方向に対して、下方が上方よりも先行するように傾斜して配置したことにより、表面16cには液体洗剤が流れ、裏面16dには風が衝突する。このように、液体洗剤が流れる面に風が衝突しないように構成したことで、液体洗剤が風により巻き上げられることを抑止している。従って、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方へ流出することを抑止できる。
また、裏面16dに衝突した風の一部は、洗剤投入口16の上方に流出することが想定される。しかし、実施の形態1におけるリブ16bは、洗剤投入口16内の空間を複数の空間16eに区切ることで、それぞれの空間16e内に入り込んだ風を分断している。この分断により、それぞれの空間16e内における風量が減るため、洗剤投入口16の上方へと流出する風の量を減らすことができる。また、リブ16bを複数設けたことにより、開口部16fを複数に分断している。これにより、風が上方へ向かうことを抑止しつつ、開口部16fの面積を広く取ることができるので効率よく洗剤を投入することができる。
以上のように、実施の形態1における洗濯機は、水槽3と、水槽3に回転可能に内包されたタンク1と、タンク1を回転駆動するモータ4と、水槽3とタンク1との間を覆うように、水槽3の上部に配設された水槽カバー15と、を備える。水槽カバー15には、水槽3とタンク1との間に液体洗剤を投入可能とする洗剤投入口16が設けられ、洗剤投入口16は、水槽3の内部に開口する開口部16fを有し、脱水動作時においてタンク1が回転する向きに発生する風が投入口16の上方へ流入する構造である第2のリブ17bを有さない。
これにより、洗剤投入口16よりも下方で発生した風が、第2のリブ17bの傾斜に沿って上方に進むことを抑止できる。そのため、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方に流出することを抑止できる。
また実施の形態1における洗濯機のように、洗剤投入口16は、脱水動作時において脱水動作時においてタンク1が回転する向きに対して、上部が下部に対して先行するように傾斜して形成され、開口部16fに向かって延伸する第2のリブ17bを有さないようにしてもよい。
これにより、洗剤投入口16よりも下方で発生した風が、第2のリブ17bの傾斜に沿って上方に進むことを抑止できる。そのため、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方に流出することを抑止できる。
また実施の形態1における洗濯機のように、洗剤投入口16は、少なくとも一部が、下部が上部に対して先行するように傾斜して形成され、開口部16fに向かって延伸するリブ16b、を有するようにしてもよい。
これにより、洗剤投入口16よりも下方で発生した風は、リブ16bの裏面16dに衝突し、水槽3の内部へと進む。そのため、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方に流出することを抑止できる。
また実施の形態1における洗濯機のように、洗剤投入口16には、リブ16bが複数形成されており、複数のリブ16bは略平行に配設されているようにしてもよい。
これにより、タンク1の回転により発生した風が上方へ向かうことを抑止しつつ、洗剤投入口16の総面積を大きくすることができる。そのため、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口16の上方に流出することを抑止しつつ、洗剤の投入を効率よく行うことが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態2における洗濯機は、洗剤投入口16の代わりに洗剤投入口18を備えることを除くと、実施の形態1における洗濯機と同様の構成である。
図6(a)は、図2(b)におけるA-A断面に対応する、実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口のA-A断面図、図6(b)は、図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口のB-B断面図である。
図6に示すように、洗剤投入口18の上部には、洗剤を導入する傾斜面18aを備えており、傾斜面18aの下端の一部から、ただ一つのリブ18bが形成されている。また、実施の形態2における開口部18cは、脱水時の回転方向に対して先行する側において傾斜面18aの下端に位置する。洗剤投入口18は、洗剤投入口18に投入された液体洗剤が、傾斜面18aを伝って流れ落ち、リブ18b又は開口部18cに落下するように構成されている。開口部18cは水槽3の内部に向かって開口しているので、落ちた液体洗剤は水槽3に到達する。
以上のように構成された洗濯機について、脱水時における洗剤投入口の作用を以下説明する。
図7(a)は、実施の形態2における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、図7(b)は、同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図である。
脱水時に発生した風は、図6に示すように、リブ18bの裏面、又は上壁18dに衝突して回転方向へと抜けて行く。このように、脱水時の回転方向に対して先行する側に位置するリブを設けないことにより、風が洗剤投入口18内に入り込むことを抑制できる。また、リブ18bは、タンク1の回転方向における開口部18cの幅が狭くなるように配置するとよい。これにより、タンク1の回転方向に流れる風が、開口部18cから上方に流出することを抑制できる。
以上のように、実施の形態2における洗濯機は、水槽3と、水槽3に回転可能に内包されたタンク1と、タンク1を回転駆動するモータ4と、水槽3とタンク1との間を覆うように、水槽3の上部に配設された水槽カバー15と、を備える。水槽カバー15には、水槽3とタンク1との間に液体洗剤を投入可能とする洗剤投入口16が設けられ、洗剤投入口18は、水槽3の内部に開口する開口部18cを有しており、脱水動作時において脱水動作時においてタンク1が回転する向きに対して、上部が下部に対して先行するように傾斜して形成され、開口部18cに向かって延伸する第2のリブ17bを有さないことを特徴とする。
また、実施の形態2における洗濯機のように、洗剤投入口18にはリブ18bが一つ形成されており、開口部18cはリブ18bの下端よりも先行する位置に形成されているようにしてもよい。
これにより、簡易な形状で、タンク1の回転により発生した風が、液体洗剤を巻き上げて洗剤投入口18の上方に流出することを抑止できる。
(実施の形態3)
実施の形態3における洗濯機は、洗剤投入口16の代わりに洗剤投入口19を備えることを除くと、実施の形態1における洗濯機と同様の構成である。
図8(a)は、図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態3における洗濯機の洗剤投入口のA-A断面図、図8(b)は、図2(b)におけるB-B断面に対応する、実施の形態における洗濯機の洗剤投入口のB-B断面図である。
図8に示すように、洗剤投入口19の上部には、洗剤を導入する傾斜面19aを備えており、傾斜面19aの下端の一部から、リブ19bが形成されている。リブ19bは、脱水時のタンク1の回転方向に対して、下部が上部に先行するように傾斜して形成されている。また、脱水時のタンク1の回転方向に対してリブ19bに先行する位置に、リブ19cが設けられている。リブ19cは、脱水時のタンク1の回転方向に対して、上部が下部に先行するように傾斜して形成されている。リブ19cの下端は、リブ19bの下端に対して鉛直上方に位置している。リブ19bとリブ19cとの間は、ほぼ鉛直に開口する開口部19dが形成されている。洗剤投入口19に投入された洗剤は、傾斜面19aを伝って落下し、リブ19b又はリブ19cを伝って開口部19dへと落下する。
図9(a)は、実施の形態3における洗濯機の洗剤投入口における洗剤の流路を示す模式図、図9(b)は、同洗濯機の洗剤投入口における風の動きを示す模式図である。
図9(b)で示すように、実施の形態3において脱水時に発生した風は、リブ19cよりも下方に位置するリブ19bと衝突し、水槽3の内部へと進んでいく。従って、脱水時に発生した風は、リブ19cの表面側に沿って洗剤投入口19の上部へと流出しない。
以上のように、実施の形態3における洗濯機は、水槽3と、水槽3に回転可能に内包されたタンク1と、タンク1を回転駆動するモータ4と、水槽3とタンク1との間を覆うように、水槽3の上部に配設された水槽カバー15と、を備える。水槽カバー15には、水槽3とタンク1との間に液体洗剤を投入可能とする洗剤投入口19が設けられ、洗剤投入口19は、水槽3の内部に開口する開口部19dと、少なくとも一部が、下部が上部に対して先行するように傾斜して形成され、開口部19dに向かって延伸するリブ19bと、上部が下部に対して先行するように傾斜して形成され、下端がリブ19bの下端の近傍かつ上方に位置するリブ19cと、を有する。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1~3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1~3では、洗剤投入口16の上方に位置する構成の一例として、洗濯機本体6に切欠けを形成する構成を説明した。洗剤投入口16の上方に位置する構成は、特に限定するものではなく、洗剤投入口16にも孔を形成し、孔を介して洗剤投入口16に洗剤を投入する構成としてもよい。
実施の形態1~3では、第1のリブの一例として、リブ16b及びリブ18bを説明し
た。第1のリブは、少なくとも一部は、下部が上部に対して先行するように傾斜して形成されていればよい。従って、リブ16b及びリブ18bの数及び傾斜度は限定するものではない。ただし、傾斜度を大きくすることで、風を効率よく遮ることが可能となる。また、リブ16b及びリブ18bの下部を丸く形成してもよいし、略直角に曲げて形成してもよい。
実施の形態1~3では、液剤の一例として、液体洗剤を説明した。液剤は、液体であればよいので、洗剤に限定されず、柔軟剤や漂白剤であってもよい。
本開示は、液剤を用いて洗濯する洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
1 タンク(洗濯槽)
2 パルセータ
3 水槽
4 モータ
5 ギア
6 洗濯機本体
7 支持棒
8 バランサー
10 表示基板
11 給水弁
12 給水経路
15 水槽カバー
16 洗剤投入口(投入口)
16a 傾斜面
16b リブ(第1のリブ)
16c 表面
16d 裏面
16e 空間
16f 開口部
17 従来の洗剤投入口
17a リブ
17b 第2のリブ
18 洗剤投入口(投入口)
18a 傾斜面
18b リブ(第1のリブ)
18c 開口部
19 洗剤投入口(投入口)
19a 傾斜面
19b リブ(第1のリブ)
19c 第2のリブ
19d 開口部

Claims (3)

  1. 水槽と、
    前記水槽に内包され、略鉛直方向に延びる中心軸を中心に回転可能に設けられた洗濯槽と、
    前記洗濯槽を回転駆動するモータと、
    前記水槽と前記洗濯槽との間を覆うように、前記水槽の上部に配設された水槽カバーと、を備え、
    前記水槽カバーには、前記水槽と前記洗濯槽との間に液剤を投入可能とする投入口が設けられ、
    前記投入口は、
    前記水槽の内部に前記中心軸と平行な向きに開口する開口部と、
    前記投入口を複数の空間に区切り、前記開口部に向かって延伸する第1のリブと、
    を有し、
    前記第1のリブは、脱水動作時において前記洗濯槽が回転する向きに対して、下部が上部に対して先行するように傾斜して形成され、
    前記投入口は、脱水動作時において前記洗濯槽が回転する向きに発生する風が前記投入口の上方へ流入する構造を有さない、洗濯機。
  2. 前記投入口には、前記第1のリブが複数形成されており、複数の前記第1のリブは略平行に配設されている、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記構造は、脱水動作時において前記洗濯槽が回転する向きに対して、上部が下部に対して先行するように傾斜して形成され、前記開口部に向かって延伸する第2のリブである、請求項1または2に記載の洗濯機。
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