JP7147385B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。
ロール状に巻かれた長尺のロール紙や、シール等のラベル紙から構成される長尺のラベルロール紙等、様々な種類の連続紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。画像形成装置は、連続紙に対して様々な処理を行うために、位置合わせの目印としてアイマーク(アイマーク画像)と呼ばれる画像を使用する場合がある。
アイマークは、例えば、下地画像に追い刷り画像を重ねて形成する、いわゆる追い刷りの際に使用される。例えば、下記の特許文献1には、追い刷りの際に、予め形成されたマークが検出され、当該マークに応じて、プレ画像(下地画像)および追い刷り画像の位置合わせが行われる技術が記載されている。
特開2003-39630号公報
また、アイマークは、追い刷り以外の用途でも使用される。例えば、アイマークは、ラベルロール紙におけるラベル画像のハーフカット(半抜き加工)等を含む画像のダイカット(抜き加工)や、箔押し等を含む後処理の際に使用される。このような追い刷りや後処理等の複数の異なる処理毎に、異なる種類のアイマークが形成されると煩雑になるため、複数の異なる処理にアイマークを共用させたいというニーズが存在する。
しかし、アイマークが複数の異なる処理に共用される場合、各処理が必要とするアイマークは異なる。例えば、追い刷りが行われた後、後処理としてダイカットが行われる場合を想定する。追い刷りでは、ページ単位で区切られた追い刷り画像のデータに基づいて、追い刷り画像が形成される。このため、例えば、1ページに複数の追い刷り画像が含まれる場合、1つのアイマークを基準として、1ページに含まれる複数の追い刷り画像が一度に形成される。一方、ダイカットは、ページ単位ではなく画像単位で行われるため、例えば、1つのアイマークを基準として、1つの画像毎に行われる。
このため、アイマークが、追い刷りおよびダイカットという複数の異なる処理に共用される場合、ユーザーは、追い刷り中にダイカット用のアイマークを無視するように、画像形成装置を設定しなければならない。画像形成装置が、追い刷り中にダイカット用のアイマークを無視しないと、1ページ分の追い刷り画像の形成を終了する前に次のアイマークを検出してしまい、故障する虞があるためである。現状では、ユーザーは、例えば、印刷プレビュー画面等において確認可能な、1ページに含まれる追い刷り画像のレイアウトと、連続紙に実際に形成されたアイマークとに基づいて、アイマークを無視する距離を確認し、画像形成装置に入力している。このため、ユーザーは煩雑な作業を行わなければならず、ユーザーの負担が増加するという問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、複数の異なる処理にアイマークを共用させるユーザーの負担を軽減する画像形成装置、および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の上記の目的は、下記の手段によって達成される。
(1)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークを検出しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部を制御する、画像形成装置。
(2)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークに応じて前記画像を形成しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
(3)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、操作表示部と、を有し、前記制御部は、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記操作表示部は確認した前記アイマークの間隔または個数を表示する画像形成装置。
)前記画像形成部は、1つの前記アイマークに応じて1ページ分の前記画像を形成し、前記画像のサイズは、前記連続紙の搬送方向における前記画像の1ページのサイズである上記(1)~(3)のいずれか一つに記載の画像形成装置。
)前記制御部は、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に搬送させた前記連続紙を、通常の搬送方向とは逆方向へ搬送して、初期位置まで戻すように前記搬送部を制御する上記()~()のいずれか一つに記載の画像形成装置。
)前記操作表示部は、前記アイマークの間隔または個数を確認または修正するユーザーの操作をさらに受け付ける上記()に記載の画像形成装置。
)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、を含み、前記制御ステップにおいて、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークを検出しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部を制御する処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
(8)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、を含み、前記制御ステップにおいて、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークに応じて前記画像を形成しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記画像形成部を制御する処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
(9)アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、操作表示部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、を含み、前記制御ステップにおいて、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、さらに、前記アイマークの間隔または個数に関する情報を前記操作表示部に表示させる表示ステップを含む処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置によれば、画像形成部によって形成される予定の画像のサイズに基づいて、複数のアイマークのうち一部のアイマークを無視するように、検出部または画像形成部が制御される。これにより、画像形成装置は、複数のアイマークのうち、異なる処理のために形成されたアイマークを無視して、連続紙に画像を形成できる。したがって、ユーザーは、アイマークを無視するように画像形成装置を設定する必要がなく、画像形成装置は、複数の異なる処理にアイマークを共用させるユーザーの負担を軽減できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 ダイカットが必要とするアイマークについて説明するための図である。 追い刷りが必要とするアイマークについて説明するための図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図5のステップS103の処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。 アイマーク飛ばし距離の算出方法の一例について説明するための図である。 画像形成装置の操作表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図5のステップS103の処理の手順の他の例を示すサブルーチンフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
(画像形成システム)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、給紙装置10、給紙調整装置20、画像形成装置30、排紙調整装置40および巻取り装置50を備える。これらの装置は、連続紙Sの搬送方向の上流側から下流側へ順に連結されている。
給紙装置10は、ロール状に巻かれた連続紙Sとしてのロール紙R0を収容および保持し、連続紙Sの搬送方向へ連続紙Sを供給する。
給紙調整装置20は、連続紙Sをたるませて保持し、画像形成装置30に対する連続紙Sの供給を調整する。すなわち、給紙調整装置20は、給紙装置10および画像形成装置30の間の連続紙Sの微小な搬送速度の差、および連続紙Sの寄り等を吸収するバッファー機能を有する。
画像形成装置30は、電子写真プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、画像データに基づく画像を連続紙Sに形成する。
排紙調整装置40は、連続紙Sをたるませて保持し、巻取り装置50に対する連続紙Sの供給を調整する。すなわち、排紙調整装置40は、給紙調整装置20と同様に、画像形成装置30および巻取り装置50の間の連続紙Sの微小な搬送速度の差、および連続紙Sの寄り等を吸収するバッファー機能を有する。また、排紙調整装置40は、ラベル画像のハーフカット等を含む画像のダイカットを行う切断器45を備える。
巻取り装置50は、排紙された連続紙Sをロール状に巻き取って、ロール紙R1を形成する。
なお、以下では、連続紙Sとしてロール紙を使用する場合を例に挙げて説明するが、連続紙Sはロール紙に限定されない。連続紙Sは、例えば、交互に畳まれた形態のものであってもよい。また、連続紙Sの材質は紙に限定されず、例えば、布やフィルム等であってもよい。また、連続紙Sは、紙に接着剤が塗布されたラベルを、剥離紙に貼り合わせて構成されるラベル紙であってもよい。
続いて、画像形成装置30の詳細について説明する。
図1および図2に示すように、画像形成装置30は、制御部31、画像処理部32、操作表示部33、画像読取部(スキャナー部)34、搬送部35、検出部36および画像形成部(プリンター部)37を備える。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)や、各種プログラムや各種データを予め記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域としてプログラムやデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、各種プログラムや各種データを記憶するハードディスクドライブ(HDD)等を備える。制御部31のCPUは、ROMやハードディスク等の記憶領域に記憶された各種プログラムに従い、上述した各構成要素の制御や各種の演算処理等を実行する。例えば、制御部31は、給紙装置10、給紙調整装置20、排紙調整装置40および巻取り装置50の制御部11、21、41および51と通信して連携することによって、連続紙Sの搬送を制御する。
画像処理部32は、ユーザーのPC(Personal Computer)等の端末であるユーザー端末2等から受信した印刷ジョブに含まれる画像データに対して、各種の画像処理を実行する。画像処理部32は、例えば、印刷ジョブに含まれるPDL形式等の画像データに対して、ラスタライズ処理を実行し、ラスター形式(ビットマップ形式)の画像データを生成する。
操作表示部33は、例えば、タッチパネルやテンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備え、各種情報を表示したり、各種操作を受け付けたりする。
画像読取部34は、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(Contact Image Sensor)等のセンサーを備え、原稿台にセットされた原稿を読み取り、原稿に応じた画像データを生成する。
搬送部35は、搬送路351、複数の搬送ローラー352、および搬送ローラー352を駆動する駆動モーター(図示せず)を備え、搬送路351に沿って連続紙Sを搬送する。
検出部36は、連続紙Sに形成されたアイマークを検出するセンサーを備える。検出部36は、例えば、CCDやCIS等のセンサーを備えてもよい。また、検出部36は、主走査方向に沿って複数のセンサーをライン状に配置することによって構成される、ラインセンサーを備えてもよい。図1に示す例では、検出部36は、画像形成装置30の外部に配置されているが、検出部36の位置はこれに限定されず、検出部36は、画像形成装置30の内部において、搬送路351に沿って配置されてもよい。
画像形成部37は、各色の作像ユニットや中間転写ベルト、定着部等を備え、帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を含む電子写真プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、画像データに基づく画像を連続紙Sに形成する。各色の作像ユニットは、像担持体としての感光体ドラム、感光体ドラムの周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置、転写ローラーおよびクリーニング装置(いずれも図示せず)等をそれぞれ備える。
なお、画像形成システム1は、上述した構成要素以外の構成要素を含んでもよいし、上述した構成要素のうちの一部を含まなくてもよい。例えば、画像形成システム1の排紙調整装置40が切断器45を備える代わりに、画像形成システム1は、切断器45を備える独立した加工装置等をさらに備えてもよい。
また、画像形成システム1は、連続紙Sに形成されたアイマークに応じて、複数の異なる処理を行うものとする。以下では、画像形成システム1が、複数の異なる処理として追い刷りおよびダイカットを行う場合を例に挙げて、画像形成システム1全体の処理の流れについて説明する。
まず、画像形成装置30が、ユーザー端末2等から受信した印刷ジョブに含まれる下地画像のデータに基づいて、給紙装置10によって供給され、給紙調整装置20によって搬送された連続紙Sに、下地画像およびアイマークを形成する。下地画像のデータは、アイマークのデータを含んでもよい。あるいは、画像形成装置30が、下地画像に合わせて、アイマークを自動的に生成し、連続紙Sに形成してもよい。そして、巻取り装置50が、画像形成装置30によって下地画像およびアイマークが形成され、排紙調整装置40によって搬送された連続紙Sを巻き取る。
追い刷りが行われる場合、巻取り装置50によって巻き取られた連続紙Sは、給紙装置10に再度セットされる必要がある。なお、下地画像およびアイマークと、以下で説明する追い刷り画像とは、同じ画像形成システム1によって形成されてもよいし、異なる画像形成システム1によって形成されてもよいものとする。画像形成装置30は、ユーザー端末2等から受信した印刷ジョブに含まれる追い刷り画像のデータを、アイマークに応じて形成する予定の画像として取得する。そして、画像形成装置30は、追い刷り画像のデータに基づいて、給紙装置10によって供給され、給紙調整装置20によって搬送された連続紙Sに、追い刷り画像を形成する。より具体的には、画像形成装置30は、連続紙Sに形成されたアイマークを検出し、検出されたアイマークに応じて、下地画像に重ねて追い刷り画像を形成する。画像形成装置30は、例えば、検出部36および画像形成部37の間の距離と、連続紙Sの搬送速度とに基づいて、アイマークを検出してから追い刷り画像を形成するまでの期間を調整することによって、アイマークの位置に合わせて追い刷り画像を形成する。画像形成装置30は、下地画像に重ねて追い刷り画像を形成することによって、例えばラベル画像を完成させてもよい。
追い刷りの後にダイカットが行われる場合、切断器45が、画像形成装置30によって追い刷り画像が形成された連続紙Sに対して、ダイカットを行う。より具体的には、切断器45は、連続紙Sに形成されたアイマークに応じて、ラベル画像のハーフカット等を含む画像のダイカットを行う。そして、巻取り装置50が、切断器45によってダイカットが行われ、排紙調整装置40によって搬送された連続紙Sを巻き取る。
上述したように、追い刷りおよびダイカットは、下地画像と共に形成されたアイマークを共用する。以下では、追い刷りおよびダイカットに使用されるアイマークの違いについて、詳細に説明する。
(ダイカットに使用されるアイマーク)
図3は、ダイカットが必要とするアイマークについて説明するための図である。
ダイカットは、連続紙Sの搬送方向に沿って配置された画像毎に行われる。また、図3に例示するように、連続紙Sの搬送方向であるx方向に直交するy方向において複数の画像Iが並べて配置される場合、ダイカットは、y方向に配置される複数の画像Iのグループである画像群IG毎に行われてもよい。したがって、ダイカットは、画像毎、または上述したような画像群毎に、1つのアイマークを必要とする。
(追い刷りに使用されるアイマーク)
図4は、追い刷りが必要とするアイマークについて説明するための図である。
追い刷りでは、所定のサイズのページ単位で区切られた追い刷り画像のデータに基づいて、追い刷り画像が形成される。このため、図4に例示するように、1つのページPに複数の画像Iが含まれる場合、追い刷りは、ページP毎に1つのアイマークEを必要とする。すなわち、追い刷りは、例えば、連続紙Sの搬送方向であるx方向におけるページPのサイズを繰り返し単位とし、繰り返し単位毎に1つのアイマークを必要とする。
このように、追い刷りが必要とするアイマークの数は、ダイカットが必要とするアイマークの数よりも少ない。したがって、追い刷りがダイカットとアイマークを共用する場合、画像形成装置30は、追い刷り中に、追い刷りおよびダイカットに共用される複数のアイマークのうち、ダイカットのみに使用される一部のアイマークを無視しなければならない。以下では、アイマークを無視することを「アイマーク飛ばし」と称し、追い刷り中にアイマーク飛ばしを行う画像形成装置30の処理の手順について説明する。
(第1実施形態)
以下、図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置30の処理の手順について説明する。なお、図5の処理を開始する前に、連続紙Sには、下地画像およびアイマークが形成されているものとする。
図5は、第1実施形態に係る画像形成装置の処理の手順を示すフローチャートである。図6は、図5のステップS103の処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。図7は、アイマーク飛ばし距離の算出方法の一例について説明するための図である。図5および図6のフローチャートに示すアルゴリズムは、画像形成装置30の制御部31の記憶領域にプログラムとして記憶されており、制御部31のCPUによって実行される。
図5に示すように、制御部31はまず、アイマーク飛ばしの設定が有効化されているか否かを判断する(ステップS101)。アイマーク飛ばしの設定は、例えば操作表示部33等を介して、ユーザーによって有効化または無効化されてもよい。
アイマーク飛ばしの設定が有効化されていないと判断した場合(ステップS101:NO)、すなわち、アイマーク飛ばしの設定が無効化されていると判断した場合、制御部31は処理を終了する。
アイマーク飛ばしの設定が有効化されていると判断した場合(ステップS101:YES)、制御部31は、追い刷り画像のデータを含む印刷ジョブをユーザー端末2等から受信しているか否かを判断する(ステップS102)。
当該印刷ジョブを受信していないと判断した場合(ステップS102:NO)、制御部31は、当該印刷ジョブを受信するまで待機する。
当該印刷ジョブを受信していると判断した場合(ステップS102:YES)、制御部31は、ステップS103のアイマーク飛ばし距離の算出処理に進む。ステップS103の処理は、追い刷り画像の形成中に、連続紙Sの搬送方向においてアイマークを無視する距離(以下「アイマーク飛ばし距離」と称する)を算出するための処理である。
図6に示すように、アイマーク飛ばし距離の算出処理では、制御部31はまず、画像形成部37に形成させる予定の、追い刷り画像の1ページのサイズ(以下「画像サイズ」と称する)を取得する(ステップS201)。より具体的には、制御部31は、ステップS102において受信していると判断した印刷ジョブに含まれる追い刷り画像のデータに基づいて、連続紙Sの搬送方向における画像サイズを取得する。
続いて、制御部31は、ステップS201において取得した画像サイズに基づいて、追い刷り画像の形成における繰り返し単位(繰り返し距離)を確認する(ステップS202)。上述したように、追い刷り画像の形成はページ単位で行われるため、制御部31は、例えば、ステップS201において取得した画像サイズを、そのまま繰り返し単位として確認する。あるいは、制御部31は、画像形成部37による追い刷り画像の形成時に、各ページ間に追加される予定の余白のサイズ(例えば1mm等)を確認し、画像サイズに余白のサイズを加算したサイズを、繰り返し単位として確認してもよい。ただし、この場合、連続紙Sに形成されたアイマークも、各ページ間の余白を考慮して形成されているものとする。
続いて、制御部31は、ステップS202において確認した繰り返し単位に基づいて、アイマーク飛ばし距離を算出する(ステップS203)。そして、制御部31は、図5の処理に戻る。
制御部31は、例えば図7に示すように、連続紙Sの搬送方向であるx方向における繰り返し距離d1から、検出部36がアイマークEを認識するのに必要な距離d2を減算することによって、アイマーク飛ばし距離Dを算出する。上述したように、繰り返し距離d1は、画像サイズであってもよいし、画像サイズに余白のサイズを加算したサイズであってもよい。距離d2は、例えば、検出部36によるアイマークの検出中に、搬送部35が連続紙Sを搬送する距離に対応する。ただし、アイマーク飛ばし距離の算出方法は、図7に示す例に限定されない。
制御部31は、図5の処理に戻って、連続紙Sの搬送を開始するように、搬送部35を制御する(ステップS104)。制御部31は、給紙装置10、給紙調整装置20、排紙調整装置40および巻取り装置50の制御部11、21、41および51とも連携することによって、連続紙Sの搬送を開始させる。
続いて、制御部31は、搬送部35によって搬送される連続紙Sに形成されたアイマークの検出を開始するように、検出部36を制御する(ステップS105)。なお、ステップS104およびS105の処理は、順序が入れ替わってもよい。制御部31は、例えば、検出部36の電源またはスイッチ等をオンすることによって、検出部36にアイマークの検出を開始させる。そして、制御部31は、検出部36によって1つのアイマークが検出されたか否かを判断する(ステップS106)。
アイマークが検出されていないと判断する場合(ステップS106:NO)、制御部31は、アイマークが検出されるまで待機する。
アイマークが検出されたと判断する場合(ステップS106:YES)、制御部31は、アイマークの検出を一旦終了するように、検出部36を制御する(ステップS107)。制御部31は、例えば、検出部36の電源またはスイッチ等をオフすることによって、検出部36に検出を終了させる。制御部31は、検出部36によって一度に複数のアイマークが検出されないように、ステップS106およびS107の処理を実行する。
続いて、制御部31は、ステップS106において検出されたと判断した1つのアイマークに応じて、搬送部35によって搬送される連続紙Sに、1ページ分の追い刷り画像の形成を開始するように、画像形成部37を制御する(ステップS108)。制御部31は、複数ページ分の追い刷り画像を一度に形成しないように、画像形成部37を制御する。そして、制御部31は、ステップS106においてアイマークが検出されたと判断されてから、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されたか否かを判断する(ステップS109)。
連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されていないと判断する場合(ステップS109:NO)、制御部31は、1ページ分の追い刷り画像の形成を画像形成部37に継続させつつ、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されるまで待機する。
連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されたと判断する場合(ステップS109:YES)、制御部31は、ステップS110の処理に進む。なお、図7を参照すれば、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離Dだけ搬送された時点において、画像形成装置30による1ページ分の追い刷り画像の形成は終了されていると言える。そして、制御部31は、連続紙Sに形成すべき全ての追い刷り画像の形成が終了したか否かを判断する(ステップS110)。
全ての追い刷り画像の形成が終了していないと判断する場合(ステップS110:NO)、制御部31は、ステップS105の処理に戻る。そして、制御部31は、全ての追い刷り画像の形成が終了するまで、ステップS105~S110の処理を繰り返す。すなわち、制御部31は、任意のアイマークが検出されてから、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されるまで、他のアイマークを検出しないように、検出部36を制御することを繰り返す。また、制御部31は、検出されたアイマークに応じて追い刷り画像を形成するように、画像形成部37を制御することを繰り返す。制御部31は、アイマーク飛ばし距離を連続紙Sの搬送速度で除算することによって、アイマークを検出しない期間を算出してもよい。そして、制御部31は、任意のアイマークが検出されてから、連続紙Sが当該期間だけ搬送されるまで、他のアイマークを検出しないように、検出部36を制御してもよい。
なお、制御部31は、検出部36の電源の立ち上がり特性等を考慮して、ステップS109の処理を実行してもよい。すなわち、制御部31は、ステップS109において、検出部36が電源等をオンされてから実際に検出可能な状態になるまでに、連続紙Sが搬送される距離を予め確認し、当該距離をアイマーク飛ばし距離から減算した距離だけ連続紙Sが搬送されたか否かを判断してもよい。これにより、制御部31は、検出部36の電源等の立ち上がり中に、アイマークが検出されずに通過してしまう事態を回避できる。
全ての追い刷り画像の形成が終了したと判断する場合(ステップS110:YES)、制御部31は、連続紙Sの搬送を終了するように、搬送部35を制御する(ステップS111)。そして、制御部31は処理を終了する。
第1実施形態に係る画像形成装置30は、以下の効果を奏する。
画像形成装置30は、画像形成部37によって形成される予定の画像のサイズ(画像サイズ)に基づいて、複数のアイマークのうち一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御する。これにより、画像形成装置30は、複数のアイマークのうち、異なる処理のために形成されたアイマークを無視して、連続紙Sに画像を形成できる。したがって、ユーザーは、アイマークを無視するように画像形成装置30を設定する必要がなく、画像形成装置30は、複数の異なる処理にアイマークを共用させるユーザーの負担を軽減できる。
また、画像形成装置30は、1つのアイマークに応じて1ページ分の画像を形成し、画像のサイズは、連続紙Sの搬送方向における画像の1ページのサイズである。これにより、画像形成装置30は、連続紙Sの搬送方向における画像の1ページのサイズに基づいて、一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、画像のサイズに基づいて、画像の形成における繰り返し単位を確認し、当該繰り返し単位に基づいて、アイマークを無視する距離を算出する。これにより、画像形成装置30は、算出したアイマークを無視する距離に基づいて、一部のアイマークを正確に無視するように、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、1つのアイマークが検出されてから、連続紙Sがアイマークを無視する距離だけ搬送されるまで、他のアイマークを検出しないことによって一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御する。これにより、画像形成装置30は、算出したアイマークを無視する距離に基づいて、一部のアイマークを正確に無視するように、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、画像のサイズを繰り返し単位として確認する。これにより、画像形成装置30は、画像のサイズ自体に基づいて、一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、画像のサイズに、画像形成部37による画像の形成時に各ページ間に追加される予定の余白のサイズを加算したサイズを、繰り返し単位として確認する。これにより、画像形成装置30は、余白を考慮したサイズに基づいて、一部のアイマークをより正確に無視するように、検出部36を制御できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲内において、種々の変更や改良等が可能である。
例えば、上述した実施形態では、画像形成装置30は、算出したアイマーク飛ばし距離に基づいて、検出部36を自動的に制御する場合を例に挙げて説明した。しかし、画像形成装置30は、検出部36を自動的に制御する前に、画像サイズ等に基づいて確認した繰り返し単位や、算出したアイマーク飛ばし距離等に関する情報を表示して、ユーザーに確認させてもよい。すなわち、図5の処理は、ステップS104において連続紙Sの搬送を開始する前に、繰り返し単位やアイマーク飛ばし距離等の少なくともいずれかに関する情報を、操作表示部33に表示させるステップをさらに含んでもよい。そして、図5の処理は、繰り返し単位やアイマーク飛ばし距離等を確認するユーザーの操作を受け付けた否かを判断するステップをさらに含み、画像形成装置30は、ユーザーの操作を受け付けたと判断した場合、ステップS104の処理に進んでもよい。これにより、画像形成装置30は、繰り返し単位やアイマーク飛ばし距離等をユーザーに確認させてから、画像を形成する処理に進むことができる。
図8は、画像形成装置の操作表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図8に示す例では、操作表示部33は、画像サイズ等に基づいて確認した繰り返し単位に関する情報を、「Repeat Length」として表示している。また、図8に例示するように、操作表示部33は、表示した繰り返し単位が間違っているとユーザーによって判断された場合、繰り返し単位を修正するユーザーの操作を受け付けるために、数字等を示すソフトキーを表示してもよい。また、図8に例示するように、操作表示部33は、検出部36が電源等をオンされてから実際に検出可能な状態になるまでに、連続紙Sが搬送される距離に関する情報を、「Spot Window」として表示してもよい。
また、図8に例示するように、操作表示部33は、表示した繰り返し単位が間違っているとユーザーによって判断された場合、以下の変形例の処理の実行を指示するユーザーの操作を受け付けるために、「搬送自動計測開始」等のソフトキーを表示してもよい。
(変形例)
以下、図9を参照して、第1実施形態に係る変形例について説明する。上述した実施形態では、画像形成装置30は、画像サイズに基づいて、アイマーク飛ばし距離を算出すると説明した。変形例では、画像形成装置30は、画像サイズを利用して、異なる方法によって、より正確にアイマーク飛ばし距離を算出する。
図9は、図5のステップS103の処理の手順の他の例を示すサブルーチンフローチャートである。
図9に示すように、制御部31はまず、ステップS102において受信していると判断した印刷ジョブに含まれる追い刷り画像のデータに基づいて、連続紙Sの搬送方向における画像サイズを取得する(ステップS301)。そして、制御部31は、連続紙Sの搬送を開始するように、搬送部35を制御する(ステップS302)。このとき、制御部31は、画像形成装置30に画像を形成させないまま、搬送部35に連続紙Sの搬送(無印刷搬送)を開始させる。なお、制御部31は、給紙装置10、給紙調整装置20、排紙調整装置40および巻取り装置50の制御部11、21、41および51とも連携することによって、連続紙Sの搬送を開始させてもよい。
続いて、制御部31は、搬送部35によって搬送される連続紙Sに形成されたアイマークの検出を開始するように、検出部36を制御する(ステップS303)。なお、ステップS302およびS303の処理は、順序が入れ替わってもよい。そして、制御部31は、任意のアイマークが、最初のアイマークとして、検出部36によって検出されたか否かを判断する(ステップS304)。
最初のアイマークが検出されていないと判断する場合(ステップS304:NO)、制御部31は、最初のアイマークが検出されるまで待機する。
最初のアイマークが検出されたと判断する場合(ステップS304:YES)、制御部31は、ステップS305の処理に進む。そして、制御部31は、ステップS301において取得した画像サイズに基づいて、ステップS304において最初のアイマークが検出されたと判断してから、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送されたか否かを判断する(ステップS305)。
連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送されていないと判断する場合(ステップS305:NO)、制御部31は、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送されるまで待機する。
連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送されたと判断する場合(ステップS305:YES)、制御部31は、ステップS306の処理に進む。そして、制御部31は、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送された直後に現れるアイマークが、最後のアイマークとして、検出部36によって検出されたか否かを判断する(ステップS306)。
最後のアイマークが検出されていないと判断する場合(ステップS306:NO)、制御部31は、最後のアイマークが検出されるまで待機する。
最後のアイマークが検出されたと判断する場合(ステップS306:YES)、制御部31は、アイマークの検出を終了するように、検出部36を制御する(ステップS307)。そして、制御部31は、連続紙Sの搬送を終了するように、搬送部35を制御する(ステップS308)。なお、ステップS307およびS308の処理は、順序が入れ替わってもよい。
続いて、制御部31は、ステップS304において検出されたと判断した最初のアイマークから、ステップS306において検出されたと判断した最後のアイマークまでの距離を、繰り返し単位として確認する(ステップS309)。そして、制御部31は、ステップS309において確認した繰り返し単位(繰り返し距離)に基づいて、アイマーク飛ばし距離を算出する(ステップS310)。制御部31は、例えば図7を参照して説明したように、繰り返し距離から、検出部36がアイマークEを認識するのに必要な距離を減算することによって、アイマーク飛ばし距離を算出する。
続いて、制御部31は、図5の処理に戻る。なお、制御部31は、図5の処理に戻る前に、図9の処理において無印刷搬送された連続紙Sを通常の搬送方向とは逆方向へ搬送して、初期位置まで戻すように搬送部35を制御してもよい。
変形例に係る画像形成装置30は、以下の効果を奏する。
画像形成装置30は、画像形成部37に画像を形成させないまま、搬送部35に連続紙Sを搬送させつつ、検出部36にアイマークを検出させる。そして、画像形成装置30は、検出部36によって検出された最初のアイマークから、連続紙Sが画像のサイズに対応する距離だけ搬送された直後に検出される最後のアイマークまでの距離を、繰り返し単位として確認する。これにより、画像形成装置30は、印刷ジョブに含まれる画像のデータに基づいて画像のサイズを取得しなくても、連続紙Sに実際に形成されたアイマークに基づいて、繰り返し単位を確認できる。
なお、画像のサイズを繰り返し単位としてアイマークを無視する距離が算出される場合、算出したアイマークを無視する距離と、実際に必要なアイマークを無視する距離との間に、余白のサイズ分の誤差が生じる可能性がある。そして、画像形成装置30が、余白のサイズ分の誤差を考慮しない場合、途中で誤差の影響が大きくなり、画像が正確に形成できなくなる可能性がある。これに対し、変形例に係る画像形成装置30は、連続紙Sに実際に形成されたアイマークに基づいて、余白のサイズ分の誤差を自動的に考慮して、一部のアイマークを正確に無視するように、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、画像形成部37に画像を形成させないまま、搬送部35に搬送させた連続紙Sを、通常の搬送方向とは逆方向へ搬送して、初期位置まで戻すように搬送部35を制御する。これにより、画像形成装置30は、無印刷搬送された分の連続紙Sを無駄にせずに、画像の形成に使用できる。
なお、本発明は、上述した変形例に限定されず、特許請求の範囲内において、種々の変更や改良等が可能である。
例えば、上述した変形例では、画像形成装置30が、最初のアイマークから、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ搬送された直後に検出される最後のアイマークまでの距離を、繰り返し単位として確認する場合を例に挙げて説明した。しかし、画像形成装置30が連続紙Sを搬送する距離は、これに限定されない。画像形成装置30は、例えば、最初のアイマークから、連続紙Sが画像サイズの整数倍に対応する距離だけ搬送された直後に検出される最後のアイマークまでの距離を、当該整数で除算することによって算出される距離を、繰り返し単位として確認してもよい。
また、画像形成装置30は、さらに異なる方法によって、検出部36を制御してもよい。より具体的には、画像形成装置30は、取得した画像サイズに基づいて、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ無印刷搬送される間に、検出部36によって検出されるアイマークの間隔または個数を確認してもよい。そして、画像形成装置30は、確認したアイマークの間隔または個数に基づいて、画像サイズに対応する範囲における1つのアイマーク以外のアイマークを、無視するアイマークとして特定してもよい。例えば、画像形成装置30は、確認したアイマークの間隔または個数に基づいて、画像サイズに対応する範囲における先頭のアイマーク以外のアイマークを、無視するアイマークとして特定してもよい。さらに、画像形成装置30は、無視するアイマークを検出しないことによって一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御してもよい。このように、画像形成装置30は、変形例の無印刷搬送を応用すれば、繰り返し単位を確認する以外の方法によっても、検出部36を制御できる。
また、画像形成装置30は、上述したような繰り返し単位やアイマーク飛ばし距離等を表示する代わりに、アイマークの間隔または個数に関する情報を表示して、ユーザーに確認させてもよい。すなわち、画像形成装置30は、図8に例示するような、繰り返し単位等に関する情報の代わりに、アイマークの間隔または個数に関する情報を表示してもよく、アイマークの間隔または個数を確認または修正するユーザーの操作を受け付けてもよい。これにより、画像形成装置30は、確認したアイマークの間隔または個数をユーザーに確認させてから、画像を形成する処理に進むことができる。
(第2実施形態)
以下、図10を参照して、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置30の処理の手順について説明する。第1実施形態では、画像形成装置30が、アイマーク飛ばし距離に基づいて、複数のアイマークのうち一部のアイマークを無視するように、検出部36を制御する場合を例に挙げて説明した。第2実施形態では、画像形成装置30が、アイマーク飛ばし距離に基づいて、複数のアイマークのうち一部のアイマークを無視するように、画像形成部37を制御する場合を例に挙げて説明する。
図10は、第2実施形態に係る画像形成装置の処理の手順を示すフローチャートである。図10のフローチャートに示すアルゴリズムは、画像形成装置30の制御部31の記憶領域にプログラムとして記憶されており、制御部31のCPUによって実行される。なお、図10のステップS401~S404の処理は、図5のステップS101~S104の処理と同様であるため、説明を省略する。すなわち、制御部31は、ステップS403の処理として、上述した図6または図9の処理を実行する。
図10に示すように、制御部31は、搬送部35によって搬送される連続紙Sに形成されたアイマークの検出を開始するように、検出部36を制御する(ステップS405)。なお、ステップS404およびS405の処理は、順序が入れ替わってもよい。そして、制御部31は、検出部36によって1つのアイマークが検出されたか否かを判断する(ステップS406)。
アイマークが検出されていないと判断する場合(ステップS406:NO)、制御部31は、アイマークが検出されるまで待機する。
アイマークが検出されたと判断する場合(ステップS406:YES)、制御部31は、ステップS407の処理に進む。そして、制御部31は、ステップS406において検出されたと判断した1つのアイマークに応じて、搬送部35によって搬送される連続紙Sに、1ページ分の追い刷り画像の形成を開始するように、画像形成部37を制御する(ステップS407)。制御部31は、複数ページ分の追い刷り画像を一度に形成しないように、画像形成部37を制御する。第2実施形態は、検出部36によって1つのアイマークが検出される度に、アイマークの検出を一旦終了するように検出部36を制御しない点で、第1実施形態とは異なる。
続いて、制御部31は、ステップS406においてアイマークが検出されたと判断されてから、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されたか否かを判断する(ステップS408)。
連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されていないと判断する場合(ステップS408:NO)、制御部31は、1ページ分の追い刷り画像の形成を画像形成部37に継続させつつ、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されるまで待機する。
連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されたと判断する場合(ステップS408:YES)、制御部31は、ステップS409の処理に進む。なお、図7を参照すれば、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離Dだけ搬送された時点において、画像形成装置30による1ページ分の追い刷り画像の形成は終了されていると言える。そして、制御部31は、連続紙Sに形成すべき全ての追い刷り画像の形成が終了したか否かを判断する(ステップS409)。
全ての追い刷り画像の形成が終了していないと判断する場合(ステップS409:NO)、制御部31は、ステップS406の処理に戻る。そして、制御部31は、全ての追い刷り画像の形成が終了するまで、ステップS406~S408の処理を繰り返す。制御部31は、ステップS406に戻った直後に検出された1つのアイマークに応じて、1ページ分の追い刷り画像の形成を開始するように、画像形成部37を制御する。すなわち、制御部31は、任意のアイマークに応じて追い刷り画像が形成されてから、連続紙Sがアイマーク飛ばし距離だけ搬送されるまで、他のアイマークに応じて追い刷り画像を形成しないように、画像形成部37を制御することを繰り返す。制御部31は、アイマーク飛ばし距離を連続紙Sの搬送速度で除算することによって、追い刷り画像を形成しない期間を算出してもよい。そして、制御部31は、任意のアイマークに応じて追い刷り画像が形成されてから、連続紙Sが当該期間だけ搬送されるまで、他のアイマークに応じて追い刷り画像を形成しないように、画像形成部37を制御してもよい。
全ての追い刷り画像の形成が終了したと判断する場合(ステップS409:YES)、制御部31は、アイマークの検出を終了するように、検出部36を制御する(ステップS410)。そして、制御部31は、連続紙Sの搬送を終了するように、搬送部35を制御する(ステップS411)。なお、ステップS410およびS411の処理は、順序が入れ替わってもよい。その後、制御部31は処理を終了する。
第2実施形態に係る画像形成装置30は、以下の効果を奏する。
画像形成装置30は、画像形成部37によって形成される予定の画像のサイズに基づいて、複数のアイマークのうち一部のアイマークを無視するように、画像形成部37を制御する。これにより、画像形成装置30は、複数のアイマークのうち、異なる処理のために形成されたアイマークを無視して、連続紙Sに画像を形成できる。したがって、ユーザーは、アイマークを無視するように画像形成装置30を設定する必要がなく、画像形成装置30は、複数の異なる処理にアイマークを共用させるユーザーの負担を軽減できる。
また、画像形成装置30は、1つのアイマークに応じて追い刷り画像が形成されてから、連続紙Sがアイマークを無視する距離だけ搬送されるまで、他のアイマークに応じて画像を形成しないことによって一部のアイマークを無視するように、画像形成部37を制御する。これにより、画像形成装置30は、算出したアイマークを無視する距離に基づいて、一部のアイマークを正確に無視するように、画像形成部37を制御できる。
なお、第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、画像形成装置30は、画像形成部37を自動的に制御する前に、画像サイズ等に基づいて確認した繰り返し単位や、算出したアイマーク飛ばし距離等に関する情報を表示して、ユーザーに確認させてもよい。
また、第2実施形態でも、画像形成装置30は、取得した画像サイズに基づいて、連続紙Sが画像サイズに対応する距離だけ無印刷搬送される間に、検出部36によって検出されるアイマークの間隔または個数を確認してもよい。そして、画像形成装置30は、確認したアイマークの間隔または個数に基づいて、画像サイズに対応する範囲における1つのアイマーク以外のアイマークを、無視するアイマークとして特定してもよい。さらに、画像形成装置30は、無視するアイマークに応じて画像を形成しないことによって一部のアイマークを無視するように、画像形成部37を制御してもよい。このように、画像形成装置30は、第1実施形態に係る変形例の無印刷搬送を応用すれば、繰り返し単位を確認する以外の方法によっても、画像形成部37を制御できる。
また、上述した実施形態に係る画像形成装置30における処理は、上述したフローチャートのステップ以外のステップを含んでもよく、あるいは、上述したステップのうちの一部を含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて1つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、上述した実施形態に係る画像形成装置30における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置30の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 画像形成システム、
10 給紙装置、
11、21、31、41 制御部、
20 給紙調整装置、
30 画像形成装置、
32 画像処理部、
33 操作表示部、
34 画像読取部、
35 搬送部、
36 検出部、
37 画像形成部、
40 排紙調整装置、
45 切断器、
50 巻取り装置。

Claims (9)

  1. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、
    前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークを検出しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部を制御する、画像形成装置。
  2. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、
    前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークに応じて前記画像を形成しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記画像形成部を制御する、画像形成装置。
  3. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、
    前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得し、当該画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御部と、
    操作表示部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、
    前記操作表示部は確認した前記アイマークの間隔または個数を表示する、画像形成装置。
  4. 前記画像形成部は、1つの前記アイマークに応じて1ページ分の前記画像を形成し、
    前記画像のサイズは、前記連続紙の搬送方向における前記画像の1ページのサイズである請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に搬送させた前記連続紙を、通常の搬送方向とは逆方向へ搬送して、初期位置まで戻すように前記搬送部を制御する請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記操作表示部は、前記アイマークの間隔または個数を確認または修正するユーザーの操作をさらに受け付ける請求項に記載の画像形成装置。
  7. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップにおいて、前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークを検出しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部を制御する処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
  8. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップにおいて、
    前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、前記アイマークの間隔または個数に基づいて、前記画像のサイズに対応する範囲における1つの前記アイマーク以外の前記アイマークに応じて前記画像を形成しないことによって一部の前記アイマークを無視するように、前記画像形成部を制御する処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
  9. アイマークが形成された連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送される前記連続紙に形成された前記アイマークを検出可能な検出部と、前記アイマークに応じて、前記連続紙に画像を形成する画像形成部と、操作表示部と、を有する画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成部によって形成される予定の前記画像のサイズを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記画像のサイズに基づいて、複数の前記アイマークのうち一部の前記アイマークを無視するように、前記検出部または前記画像形成部を制御する制御ステップと、とを含み、
    前記制御ステップにおいて、
    前記画像形成部に前記画像を形成させないまま、前記搬送部に前記連続紙を搬送させつつ、前記検出部に前記アイマークを検出させ、前記画像のサイズに基づいて、前記連続紙が前記画像のサイズに対応する距離だけ搬送される間に、前記検出部によって検出される前記アイマークの間隔または個数を確認し、
    さらに、前記アイマークの間隔または個数に関する情報を前記操作表示部に表示させる表示ステップを含む処理をコンピューターに実行させるための制御プログラム。
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