JP7143858B2 - 通信装置、通信方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
1.構成例
1.1.システム構成の一例
1.2.基地局の構成例
1.3.端末装置の構成例
2.経緯
3.技術的特徴
4.応用例
4.1.基地局に関する応用例
4.2.端末装置に関する応用例
5.むすび
<1.1.システム構成の一例>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例について説明するための説明図である。図1に示すように、システム1は、無線通信装置100と、端末装置200とを含む。ここでは、端末装置200は、ユーザとも呼ばれる。当該ユーザは、UEとも呼ばれ得る。無線通信装置100Cは、UE-Relayとも呼ばれる。ここでのUEは、LTE又はLTE-Aにおいて定義されているUEであってもよく、UE-Relayは、3GPPで議論されているProse UE to Network Relayであってもよく、より一般的に通信機器を意味してもよい。
無線通信装置100は、配下の装置に無線通信サービスを提供する装置である。例えば、無線通信装置100Aは、セルラーシステム(又は移動体通信システム)の基地局である。基地局100Aは、基地局100Aのセル10Aの内部に位置する装置(例えば、端末装置200A)との無線通信を行う。例えば、基地局100Aは、端末装置200Aへのダウンリンク信号を送信し、端末装置200Aからのアップリンク信号を受信する。
端末装置200は、セルラーシステム(又は移動体通信システム)において通信可能である。端末装置200は、セルラーシステムの無線通信装置(例えば、基地局100A、マスタデバイス100B又は100C)との無線通信を行う。例えば、端末装置200Aは、基地局100Aからのダウンリンク信号を受信し、基地局100Aへのアップリンク信号を送信する。
以上、システム1の概略的な構成を示したが、本技術は図1に示した例に限定されない。例えば、システム1の構成として、マスタデバイスを含まない構成、SCE(Small Cell Enhancement)、HetNet(Heterogeneous Network)、MTCネットワーク等が採用され得る。またシステム1の構成の、他の一例として、マスタデバイスがスモールセルに接続し、スモールセルの配下でセルを構築してもよい。
次いで、図2を参照して、本開示の一実施形態に係る基地局100の構成を説明する。図2は、本開示の一実施形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、基地局100は、アンテナ部110と、無線通信部120と、ネットワーク通信部130と、記憶部140と、処理部150とを含む。
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
ネットワーク通信部130は、情報を送受信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のノードへの情報を送信し、他のノードからの情報を受信する。例えば、上記他のノードは、他の基地局及びコアネットワークノードを含む。
記憶部140は、基地局100の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
処理部150は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部150は、通信制御部151と、情報取得部153と、通知部155とを含む。なお、処理部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を説明する。図3は、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、端末装置200は、アンテナ部210と、無線通信部220と、記憶部230と、処理部240とを含む。
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
記憶部230は、端末装置200の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
処理部240は、端末装置200の様々な機能を提供する。例えば、処理部240は、通信制御部241と、情報取得部243と、測定部245と、通知部247とを含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明するにあたり、まず本開示の実施の形態に至った経緯について説明する。
3GPPにおいて検討が進められている将来の無線通信システム(5G)では、基地局から発せられるビームを無段階に変化させて、端末装置に追従するビームを作り直すような仕組みができる可能性は低い。新たなビームを作り直す計算コストが発生するからである。基地局からあらゆる方向に向けたビームを事前に作って起き、その事前に作っておいたビーム中からその端末装置に必要なビームを選択して提供するといった方法は、3GPP Rel13のFD-MIMOでも採用されている。このようなビームをcodebook based beam formingと呼ぶ。水平方向の360度の角度の1度刻みにビームを用意するとなると、360種類のビームが必要となる。ビーム同士が半分重なるようにする場合には、その倍の720個のビームを用意すれば、水平方向のcodebook basedのビームとしては十分である。さらに垂直方向の180度の1度刻みに、かつビーム同士が半分重なるようにビームを用意する場合、水平方向を0度として、-90度から+90度まで180度分を360個のビームで用意できることになる。
基地局には、256本(周波数帯域は、30GHz)や1000本(周波数帯域は70GHz)といった非常に多数のアンテナ素子を搭載することが可能になってくる。このように、アンテナ素子の数が多くなってくると、そのアンテナを用いてビームフォーミング処理を行った時に、非常に鋭いビームを作ることが可能になってくる。例えば、半値幅(利得が3dB落ちるレベルが何度以上で起きるかを示す)が1度以下といった非常に鋭いビームを基地局から端末装置に提供することが可能になってくる。
基地局から複数のビーム候補をスイーピング(ビームスイーピング)することにより、ビーム候補を観測している端末装置は、基地局がどのビームを使用すると、その端末装置にとって受信し易いかを決定することができる。一方、端末装置がULのRS(Reference Signal)を送信して、RSを基地局がビームスイーピングしながら受信すると、基地局は、端末装置からの信号の受信に最適な受信ビームを決定することができる。
図4は、ビームフォーミングにおいてアンテナの重みを全てデジタル部で構成する場合の基地局の例である。このようにビームフォーミングにおいてアンテナの重みを全てデジタル部で構成する場合のことをフルデジタルのアンテナアーキテクチャーと呼ぶ。フルデジタルの場合には、Tx Sweeping(送信スイーピング)を行う時には、ビームの数だけ異なるリソースが必要である。一方、Rx Sweeping(受信スイーピング)を行う時には、1つのリソース内で、全てのビームを同時に受信することが可能である。従って、フルデジタルのアンテナアーキテクチャーでは、受信スイーピング時のリソースを少なくすることができる。つまり、基地局で、フルデジタルの受信スイーピングを行う時には、端末装置は、1リソース分のULのRS(Resource Signal)を送信すれば良いので、電力消費は少ない。ここでいうリソースとは、周波数または時間を使用した直交リソースのことを言う。例えば、LTEのResource BlockやResource elementは、ここでいうリソースに相当する。
水平方向の360度の方向に対してビーム1度刻みで用意した場合に、360個のリソースを使ってビームスイーピングを行い、ビームを一つずつ評価していたのでは、時間もかかり、またリソースも多く必要となり、さらには、端末装置の電力消費も大きくなる。そこで、基地局が10度の粗いビーム(Rough Beam)を作り、36個のリソースを使って、10度のビームの中からレゾルーションが最適なものを見つけ、その後に、その10度の範囲で1度刻みの細かいビーム(Accurate Beam)を用いたビームスイーピングを行って最適なビームを見つけようという技術が考えられる。この場合には、基地局は36+10=46のリソースを用いれば最適なビームを決定することができるため、360から46へリソースを大きく減らすことが可能になる。図6は、Rough Beamを用いたビームスイーピングの例を示す説明図である。また図7は、Accurate Beamを用いたビームスイーピングの例を示す説明図である。基地局は、Accurate Beamを複数束ねて、Accurate Beamを同時に使用することで、Rough beamとして扱っても良い。その場合には、例えば、隣り合うAccurate Beamを複数本(例えば3本)同時に使うことで、Rough beamとして使用することになる。基地局は、図8に示したRough Beamを作るために、図9に示したように、3つのAccurate Beamを束ねて提供しても良い。この図9の3つのビームは、同時刻、同一周波数で送信することにより、図8と同様のRough beamの提供を実現できる。
端末装置の周囲に複数の基地局が存在する場合に、その端末装置のために、複数の基地局の送信ビームと受信ビームを決定する必要がある。図10は、端末装置の周囲に複数の基地局が存在する場合の例を示す説明図である。図10に示した例では、端末装置200にとって最適なビームは、基地局100-1ではビームB100-1、基地局100-2ではビームB100-2、基地局100-3ではビームB100-3である。最適なビームの決定は、端末装置200からの情報を基に、最終的には、複数の基地局100-1~100-3の中で、端末装置200に一番近い基地局、または、主要な基地局が決定し、その他の基地局に指示を行う方法が考えられる。この場合、ある一つの基地局が、複数の基地局の送信ビームと受信ビームを決定する必要があるので、端末装置の負担が増えるということである。
Channel Reciprocityとは、基地局と端末装置の間のULのチャネルとDLのチャネルが同じということである。TDD(Time Division Duplex)システムでは、ULとDLとで使用する周波数帯が同じなので、基本的には、ULとDLのChannel Reciprocityが成り立つ。ただし、基地局と端末装置のアナログ部のTX/RXが同じ特性になるようにキャリブレーションという操作を行うことにより、端末装置のアナログ部と空間のチャネルの双方でReciprocityが成り立つようにする必要がある。
図11は、基地局100と端末装置200によるDLのビームスイーピング手順の例を示す説明図である。まず、基地局から端末装置に対し、Rough beamを用いた送信スイーピングを実施する(ステップS101)。この送信スイーピングは、基地局100に固有のスイーピングパターンにより行われる。言い換えれば、送信スイーピングはBase Station-specificまたはCell Specificともいう。
上記のビームスイーピング手順が完了すると、基地局と端末装置との間で使用する、基地局側での最適な送信ビームが決定できる。決定した送信ビームを用いた時のチャネルの品質と干渉状況を把握するのがDL CQI acquisitionである。DL CQI acquisitionは、端末装置側でどのような変調方式やコーディングレートを用いてDLのData Transmissionを基地局にしてもらいたいかをCQI(Channel Quality Indicator) feedbackという、ULを使ったフィードバックで端末装置から基地局に通知するために必要となる。このフィードバックを行うためには、DLリファレンス信号をDL CSI acquisitionのために基地局から端末装置側へ送信してもらい、そのDL CSI acquisitionのためのDLリファレンス信号を受信して、チャネルの状況を評価する。これにより、端末装置は、望ましいCQI(変調方式と個コーディングレートの組合せ)を決定することができる。
LTEやNRでは、互いに隣接する基地局間において、UL及びDLの設定が異なる場合がある。例えば、図12は、隣接する基地局間において、UL及びDLの設定が異なる場合の一例について説明するための説明図である。図12に示す例では、基地局100-1及び100-2それぞれに対応するセルが互いに隣接するものとする。図12に示すように、基地局100-1からのDL信号を端末装置200-1が受信している時に、基地局100-2に対して、端末装置200-2がUL信号を送信している場合がある。このULとDLの切り替えは、LTEでは、サブフレームと称される単位で行われている。サブフレームは、1msであり、10サブフレームが、LTEの無線基本時間単位である10msとなる。
上述したように、隣接基地局間でUL/DLの設定が異なることで、干渉が生じる場合がある。この場合に想定される干渉として、以下に示すように2種類ある。
・ケース1:DLを受信中の端末装置に対するULを送信中の端末装置が与える干渉
・ケース2:ULを受信中の基地局に対するDLを送信中の基地局が与える干渉
NRでは、LTEと異なり、ビームフォーミング(beamforming)が全面的に採用されており、以下に示す4つのフェーズのそれぞれにおいて、例えば、基地局間で互いに異なるフェーズが重なり、当該基地局間でUL/DLが異なる場合がある。
・フェーズ1:ビームフォーミングされた同期信号をビームスイーピングで送信する手続き
・フェーズ2:基地局と端末装置の間の適切なビームを決定するために行われるビームメジャメントのためのビームスイーピング
・フェーズ3:特定したビームに対して、チャネル品質の測定を行い適切な変調方式と符号化レートを決定するためのCSI(Channel State Information) acquisition
・フェーズ4:決定したビームや変調方式、符号化レートでユーザデータを送信
・メジャメントのための設定
・メジャメントした結果のレポート方法
・様々な制約条件をシステムに課すことによりスループット改善する技術
以下に、本開示の一実施形態に係る通信システムの技術的特徴について説明する。
図14に示す例において、端末装置200-1がどのような変調方式/符号化レートでDL信号を受信できるかを見積もるためにCSI acquisitionが行われる。このような状況下では、端末装置200-2が送信するUL信号が端末装置200-1におけるDL信号の受信に与える干渉を正しく見積もることが必要となる。この場合に、干渉を与える端末装置を特定して干渉を測定することが必要となるが、従来の規約ではその方法について規定がされていなかった。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例1」とも称する。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの他の変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例2」とも称する。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの他の変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例3」とも称する。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの他の変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例4」とも称する。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。さらに、基地局100の少なくとも一部の構成要素は、基地局装置又は基地局装置のためのモジュールにおいて実現されてもよい。
(第1の応用例)
図20は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図21は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図22は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図23は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
以上説明したように、本実施形態に係るシステムにおいて、端末装置200-1にクロスリンク干渉を測定させる基地局100-1は、他の基地局100-2の通信範囲内に位置する端末装置200-2に関する第1の情報を、当該他の基地局100-2から取得する。基地局100-1は、取得した上記第1の情報に基づき、端末装置200-1へ送信されるDL信号に対する、上記端末装置200-2から他の基地局100-2に送信されるUL信号による干渉(即ち、クロスリンク干渉)を測定するための第2の情報を、当該端末装置200-1に通知する。
(1)
通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行う通信部と、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得する取得部と、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知する通知部と、
を備える、通信装置。
(2)
前記第2の情報は、前記第2の端末装置が前記他の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための設定に関する情報を含む、前記(1)に記載の通信装置。
(3)
複数の前記第2の端末装置に対して、前記第2の端末装置が前記他の基地局に前記リファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含む、
前記(2)に記載の通信装置。
(4)
複数の前記第2の端末装置に対して、前記リファレンス信号を送信するための通信シーケンスに関する共通の第1の識別情報が設定され、
前記共通の設定に関する情報は、当該第1の識別情報を含む、
前記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、前記(3)または(4)に記載の通信装置。
(6)
前記第1の端末装置が前記干渉を測定するためのリソースを割り当てる制御部を備え、
前記第2の情報は、前記リソースに関する情報を含む、
前記(2)に記載の通信装置。
(7)
複数の前記第2の端末装置に対して、前記第2の端末装置が前記他の基地局に前記リファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記制御部は、複数の前記第2の端末装置からのアップリンク信号による前記干渉を測定するための、当該複数の第2の端末装置に共通の前記リソースを割り当て、
前記第2の情報は、前記複数の第2の端末装置に共通の前記リソースに関する情報を含む、
前記(6)に記載の通信装置。
(8)
前記通知部は、前記干渉の測定結果に応じた第3の情報の通知に関する条件を前記第1の端末装置に通知し、
前記取得部は、前記第2の情報が前記第1の端末装置に通知された後に、当該第1の端末装置から前記第3の情報を取得する、
前記(1)~(7)のいずれか一項に記載の通信装置。
(9)
前記条件は、前記アップリンク信号の電力に関する条件と、前記ダウンリンク信号と前記アップリンク信号との間の電力差に応じた条件と、のうちの少なくともいずれかを含む、前記(8)に記載の通信装置。
(10)
前記通知部は、前記第2の情報と、複数の端末装置それぞれに送信されるダウンリンク信号間の干渉を測定するための第4の情報と、を前記第1の端末装置に通知する、前記(1)~(9)のいずれか一項に記載の通信装置。
(11)
前記無線通信は、アップリンクとダウンリンクとを時分割で切り替える無線通信である、前記(1)~(10)のいずれか一項に記載の通信装置。
(12)
第1の基地局と無線通信を行う通信部と、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得する取得部と、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知する通知部と、
を備える、通信装置。
(13)
前記干渉は、前記他の端末装置から送信されたリファレンス信号に基づき測定され、
前記第2の情報は、前記他の端末装置が前記第2の基地局に前記リファレンス信号を送信するための設定に関する情報を含み、
前記通知部は、前記第3の情報に対して前記リファレンス信号に対応する第2の識別情報を関連付け、当該第3の情報を前記第1の基地局に通知する、
前記(12)に記載の通信装置。
(14)
前記干渉は、前記他の端末装置から送信されたリファレンス信号に基づき測定され、
前記第2の情報は、前記他の端末装置が前記第2の基地局に前記リファレンス信号を送信するための設定に関する情報を含み、
前記通知部は、複数の前記他の端末装置のうち一部の端末装置から送信された前記リファレンス信号に基づく前記干渉の測定結果に応じた前記第3の情報を通知する場合に、当該第3の情報に対して、前記第3の情報の通知の対象外とした端末装置からの前記リファレンス信号に対応する第2の識別情報を関連付ける、
前記(12)に記載の通信装置。
(15)
前記第3の情報は、前記干渉を想定したチャネルの品質に関する第1の指標に応じた情報を含む、前記(12)~(14)のいずれか一項に記載の通信装置。
(16)
前記通知部は、前記第1の指標に応じた情報と、複数の端末装置それぞれに送信されるダウンリンク信号間の干渉を想定したチャネルの品質に関する第2の指標に応じた情報と、を前記第1の基地局に通知する、前記(15)に記載の通信装置。
(17)
前記第3の情報は、前記第1の指標に応じた情報と、前記第2の指標に応じた情報と、を含む、前記(16)に記載の通信装置。
(18)
前記通知部は、前記第1の指標に応じた情報を含む前記第3の情報と、前記第2の指標に応じた情報と、を個別に前記第1の基地局に通知する、前記(16)に記載の通信装置。
(19)
コンピュータが、
通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行うことと、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得することと、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知することと、
を含む、通信方法。
(20)
コンピュータが、
第1の基地局と無線通信を行うことと、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得することと、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知することと、
を含む、通信方法。
(21)
コンピュータに、
通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行うことと、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得することと、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知することと、
を実行させる、プログラム。
(22)
コンピュータに、
第1の基地局と無線通信を行うことと、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得することと、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知することと、
を実行させる、プログラム。
10 セル
100 基地局
110 アンテナ部
120 無線通信部
130 ネットワーク通信部
140 記憶部
150 処理部
151 通信制御部
153 情報取得部
155 通知部
200 端末装置
210 アンテナ部
220 無線通信部
230 記憶部
240 処理部
241 通信制御部
243 情報取得部
245 測定部
247 通知部
Claims (21)
- 通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行う通信部と、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得する取得部と、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知する通知部と、
を備え、
複数の前記第2の端末装置に対して、前記第2の端末装置が前記他の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、通信装置。 - 前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための周波数ホッピングに関する情報を含む、請求項1に記載の通信装置。
- 複数の前記第2の端末装置に対して、前記リファレンス信号を送信するための通信シーケンスに関する共通の第1の識別情報が設定され、
前記共通の設定に関する情報は、当該第1の識別情報を含む、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記通知部は、前記干渉の測定結果に応じた第3の情報の通知に関する条件を前記第1の端末装置に通知し、
前記取得部は、前記第2の情報が前記第1の端末装置に通知された後に、当該第1の端末装置から前記第3の情報を取得する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記条件は、前記ダウンリンク信号と前記アップリンク信号との間の電力差に応じた条件を含む、請求項4に記載の通信装置。
- 前記通知部は、前記第2の情報と、複数の端末装置それぞれに送信されるダウンリンク信号間の干渉を測定するための第4の情報と、を前記第1の端末装置に通知する、請求項1~5のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記無線通信は、アップリンクとダウンリンクとを時分割で切り替える無線通信である、請求項1~6のいずれか一項に記載の通信装置。
- 第1の基地局と無線通信を行う通信部と、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得する取得部と、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知する通知部と、
を備え、
複数の前記他の端末装置に対して、前記他の端末装置が前記第2の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、通信装置。 - 前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための周波数ホッピングに関する情報を含む、請求項8に記載の通信装置。
- 前記干渉は、前記他の端末装置から送信されたリファレンス信号に基づき測定され、
前記第2の情報は、前記他の端末装置が前記第2の基地局に前記リファレンス信号を送信するための設定に関する情報を含み、
前記通知部は、前記第3の情報に対して前記リファレンス信号に対応する第2の識別情報を関連付け、当該第3の情報を前記第1の基地局に通知する、
請求項8又は9に記載の通信装置。 - 前記干渉は、前記他の端末装置から送信されたリファレンス信号に基づき測定され、
前記第2の情報は、前記他の端末装置が前記第2の基地局に前記リファレンス信号を送信するための設定に関する情報を含み、
前記通知部は、複数の前記他の端末装置のうち一部の端末装置から送信された前記リファレンス信号に基づく前記干渉の測定結果に応じた前記第3の情報を通知する場合に、当該第3の情報に対して、前記第3の情報の通知の対象外とした端末装置からの前記リファレンス信号に対応する第2の識別情報を関連付ける、
請求項8又は9に記載の通信装置。 - 前記第3の情報は、前記干渉を想定したチャネルの品質に関する第1の指標に応じた情報を含む、請求項8~11のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記通知部は、前記第1の指標に応じた情報と、複数の端末装置それぞれに送信されるダウンリンク信号間の干渉を想定したチャネルの品質に関する第2の指標に応じた情報と、を前記第1の基地局に通知する、請求項12に記載の通信装置。
- 前記第3の情報は、前記第1の指標に応じた情報と、前記第2の指標に応じた情報と、を含む、請求項13に記載の通信装置。
- 前記通知部は、前記第1の指標に応じた情報を含む前記第3の情報と、前記第2の指標に応じた情報と、を個別に前記第1の基地局に通知する、請求項13に記載の通信装置。
- 前記取得部は、前記干渉の測定結果に応じた第3の情報の通知に関する条件を前記第1の基地局から取得する、
請求項8~15のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記条件は、前記ダウンリンク信号と前記アップリンク信号との間の電力差に応じた条件を含む、
請求項16に記載の通信装置。 - コンピュータが、
通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行うことと、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得することと、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知することと、
を含み、
複数の前記第2の端末装置に対して、前記第2の端末装置が前記他の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、通信方法。 - コンピュータが、
第1の基地局と無線通信を行うことと、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得することと、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知することと、
を含み、
複数の前記他の端末装置に対して、前記他の端末装置が前記第2の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、通信方法。 - コンピュータに、
通信範囲内に位置する第1の端末装置と無線通信を行うことと、
他の基地局の通信範囲内に位置する第2の端末装置に関する第1の情報を、当該他の基地局から取得することと、
取得された前記第1の情報に基づき、前記第1の端末装置へ送信されるダウンリンク信号に対する、前記第2の端末装置から前記他の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉を測定するための第2の情報を、当該第1の端末装置に通知することと、
を実行させ、
複数の前記第2の端末装置に対して、前記第2の端末装置が前記他の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、プログラム。 - コンピュータに、
第1の基地局と無線通信を行うことと、
前記第1の基地局とは異なる第2の基地局の通信範囲内に位置する他の端末装置に関する第2の情報を、前記第1の基地局から取得することと、
前記第2の情報に基づき測定された、前記第1の基地局から送信されるダウンリンク信号に対する、前記他の端末装置から前記第2の基地局に送信されるアップリンク信号による干渉に関する第3の情報を、前記第1の基地局に通知することと、
を実行させ、
複数の前記他の端末装置に対して、前記他の端末装置が前記第2の基地局に、前記干渉の測定に利用されるリファレンス信号を送信するための共通の設定が行われ、
前記第2の情報は、当該共通の設定に関する情報を含み、
前記共通の設定に関する情報は、前記リファレンス信号を送信するための時間リソースに関する情報、周波数リソースに関する情報、及び周波数ホッピングに関する情報のうち少なくともいずれかを含む、プログラム。
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