JP7143727B2 - 毛髪用化粧料 - Google Patents
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例えば、N-アシル-N-メチルタウリン塩等のアニオン性界面活性剤、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよび多糖類系高分子を組み合わせることにより、毛髪に対する低刺激性や、優れた起泡力および泡質を達成した毛髪用洗浄料が提案されている(特許文献1)。
さらに、毛髪用洗浄料において、洗浄効果に加えて、コンディショニング効果を重視したタイプの毛髪用化粧料が開発されている。例えば、アシルアミノ酸塩型のアニオン性界面活性剤、N-アシル-L-リシンおよびN-アシル-L-アルギニンからなる群から選ばれる1種または2種のアミノ酸誘導体、炭素数8~22の不飽和または分岐の一価アルコール、グリセロール(メタ)アクリレート単量体と長鎖アルキル基含有不飽和単量体との共重合体を含有する毛髪化粧料組成物が開示され、泡に弾力があり、すすぎ時の指通りが良好で、乾燥後の毛髪が柔らかく、乾燥後の毛髪に適度なボリューム感等のコンディショニング効果を付与することが示されている(特許文献2)。
しかしこれまでに提案された技術では、泡質の良さ、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感、洗髪後翌日まで持続するスタイリング性のすべてを十分に満足させることはできなかった。
[1](a)平均重合度が3~20であるポリグリセリンの脂肪酸エステルを0.01質量%~5質量%、(b)式(1)で示されるアシル-β-アラニン型界面活性剤を1質量%~20質量%、および(c)プロテオグリカンを0.0005質量%~0.5質量%含有する、毛髪用化粧料。
[2](c)プロテオグリカンが植物性プロテオグリカンである、[1]に記載の毛髪用化粧料。
本発明の毛髪用化粧料において、(a)成分として用いられる平均重合度が3~20であるポリグリセリンの脂肪酸エステルは、グリセリンの縮合体であるポリグリセリンの水酸基に、脂肪酸がエステル結合したものである。
かかるポリグリセリンとエステルを形成する脂肪酸としては、炭素数8~20の直鎖または分岐の脂肪酸が挙げられ、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸等の飽和脂肪酸;パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸等の不飽和脂肪酸;およびこれらの混合物であるヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪酸、ブドウ種子油脂肪酸、アンズ核油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等が挙げられる。これらのうち好ましくは、不飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸を含む脂肪酸混合物であり、より好ましくはリノール酸、大豆油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪酸、ブドウ種子油脂肪酸、アンズ核油脂肪酸等が挙げられ、アンズ核油脂肪酸等が特に好ましい。
上記ポリグリセリンの脂肪酸エステルとしては、モノエステルのみでなく、ジエステル、トリエステル等、複数のエステル結合を有するものも用いることができる。
かかるポリグリセリン脂肪酸エステルは、自体公知の製造方法に従って製造、精製等して用いてもよいが、一般的に、有効分含有量が約100質量%である製品が市販されており、そのような市販の製品を利用することができる。
上記ポリグリセリンの脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、太陽化学株式会社より提供されている「サンソフト(登録商標)APF-C」、「サンソフト(登録商標)M-12J」などが挙げられる。
(a)成分の含有量が0.01質量%より少ないと、泡質や洗髪した翌日のスタイリング性が低下する場合がある。一方、(a)成分を5質量%を越えて含有させても、含有量に見合う効果が得られず、経済的でないことがある。
本発明の毛髪用化粧料において、(b)成分として用いられるアシル-β-アラニン型界面活性剤は、式(1)で表わされるアニオン性界面活性剤である。
これらのうち好ましくは、ラウロイル、ミリストイル、ヤシ油脂肪酸アシル、パーム核油脂肪酸アシル等が挙げられる。これらのうち、ラウロイルまたはヤシ油脂肪酸アシルがより好ましく、ラウロイルが特に好ましい。
アシル基の炭素数が8より小さいと、泡質が低下する場合があり、アシル基の炭素数が20より大きいと、化粧料の安定性が低下する場合がある。
式(1)中、R2で示されるアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルが挙げられ、メチル基が好ましい。ヒドロキシアルキル基としては、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシイソプロピルが挙げられ、ヒドロキシメチル基が好ましい。なかでも、R2で示される基としては、メチル基が特に好ましい。
式(1)中、M1で示されるアルカリ金属としては、例えば、ナトリウムやカリウムが挙げられる。
また、M1で示される有機アミンとしては、例えば、炭素数2~3のヒドロキシアルキル基を有するアミンが挙げられ、具体的には、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが挙げられる。
これらのうち、好ましくはナトリウム塩およびトリエタノールアミン塩であり、これらの混合物がより好ましい。ナトリウム塩とトリエタノールアミン塩の混合物において、ナトリウム塩とトリエタノールアミン塩の混合比(ナトリウム塩:トリエタノールアミン塩)が、質量比にして1:2~2:1であると、毛髪のボリューム感およびスタイリング性に関してさらに良好な効果が得られるため、特に好ましい。
アシル-β-アラニン型界面活性剤は、自体公知の製造方法に従って製造、精製等して用いてもよいが、一般的に、有効分含有量が約30質量%の水溶液である製品が市販されており、そのような市販の製品を利用することもできる。
アシル-β-アラニン型界面活性剤の市販品としては、例えば、N-ラウロイル-N-メチル-β-アラニンナトリウム(日油株式会社製「ソフティルト(登録商標)AS-L」)、N-ラウロイル-N-メチル-β-アラニントリエタノールアミン(日油株式会社製「ソフティルト(登録商標)AT-L」)、N-ラウロイル-N-ヒドロキシエチル-β-アラニンナトリウム(日油株式会社製「ルミノベール(登録商標)SL」)などが挙げられる。
(b)成分の含有量が1質量%より少ないと、泡質が低下する場合があり、かつ洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感や洗髪した翌日の毛髪のスタイリング性が低下する場合がある。一方、(b)成分を20質量%を超えて含有させても、含有量に見合う効果が得られず、経済的でないことがある。
(a)成分と(b)成分の含有量比[(a)/(b)]が上記の範囲内であれば、毛髪用化粧料の泡質や、洗髪して乾燥した後の毛髪のボリューム感および洗髪した翌日のスタイリング性がさらに良好になる。
動物性のプロテオグリカンは、1個のコアタンパク質に、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸等のグリコサミノグリカンが複数本共有結合した糖タンパク質であり、細胞外マトリックスの一成分として、臓器、脳、皮膚、軟骨など体内に広く分布している。
植物性のプロテオグリカンは、アラビノガラクタンとコアタンパク質が一定の様式で結合したものであり、正式にはアラビノガラクタン-プロテイン(AGP)と呼ばれている。植物の細胞壁や樹液に細胞外マトリックスとして存在する。
本発明において、(c)成分としては、動物性プロテオグリカン、植物性プロテオグリカンのいずれも用いることができるが、製造コストや、近年の植物性原料が好まれる傾向等を考慮すると、植物性プロテオグリカンを用いることが好ましい。
動物性プロテオグリカンと同等またはそれ以上の生理活性を有するものが得られることから、本発明の目的には、アラビアゴムノキ(Acacia senegal Willdenow)、またはそのセヤル種であるAcacia seyal Delileから得られるアラビアゴムを原料とするものがより好ましく、アカシアゴムノキ(Acacia senegal Willdenow)から得られるアラビアゴムを原料とするものがさらに好ましく用いられる。
本発明の目的には、植物性プロテオグリカンは、多角度光散乱検出器および示差屈折率検出器をオンライン接続したサイズ排除クロマトグラフィーにより測定される重量平均分子量が900,000~3,500,000であるものが好ましく用いられ、1,000,000~3,000,000であるものがより好ましく用いられる。
また、アンプライト(Amplite)(商標)アルデヒド定量キット(比色)(Colorimetric Aldehyde Quantitation Kit)(製品番号:10051)(エイエイティー バイオクウェスト(AAT Bioquest)社製)等のアルデヒド定量キットにより測定される総アルデヒド含有量が、0.005μmol当量/g~2.0μmol当量/gであるものが好ましく用いられる。
動物性プロテオグリカンは、サケ鼻軟骨、サメ鰭軟骨及びイカ頭部軟骨等の動物組織から抽出、精製等して製造して用いてもよいが、各社から提供されている市販の製品を用いることもできる。
一方、植物性プロテオグリカンは、0.5質量%~40質量%に調製されたアラビアゴム水溶液を、ポーラスI型強塩基性アニオン交換樹脂および強酸性カチオン交換樹脂に供して精製することにより、好適に製造することができるが、一般的に有効分含有量が約1質量%の水溶液として市販されている製品を用いることもできる。
(c)成分のかかる市販の製品としては、例えば日油株式会社製の「フィトプロテオグリカン(登録商標)」が挙げられる。
(c)成分の含有量が上記範囲内でないと、毛髪用化粧料の泡質、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感および洗髪した翌日のスタイリング性が低下する場合がある。
かかる成分としては、例えば、ダイズ油、ヒマワリ種子油、水素添加ヒマシ油、オリーブ油、シア脂等の油脂;スクワラン、軽質イソパラフィン等の炭化水素油;セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール等の脂肪族アルコール;シクロペンタシロキサン、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン等のシリコーン油;パルミチン酸2-エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム等のカチオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等の(a)成分以外の非イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸石けん等の(b)成分以外のアニオン性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアルキルベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミドベタイン型両性界面活性剤、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン型両性界面活性剤、脂肪酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン等のアミドスルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシン等のカルボベタイン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤;ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の水溶性高分子;塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(カチオン化セルロース)等のカチオン性ポリマー;エタノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の溶剤;クエン酸塩、コハク酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩等のpH調整剤;アスコルビン酸、トコフェロール、γ-オリザノール等の抗酸化剤;キサンタンガム、ジェランガム、タマリンドガム等の多糖類;アミノ酸(アスパラギン酸、アスパラギン酸ナトリウム、セリン、プロリン等)、ペプチドおよびタンパク質(ホエイ、加水分解シルク、加水分解コラーゲン等)、ムコ多糖(ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム等)等の保湿剤;センブリ抽出物、ブドウ葉抽出物、ハマメリス抽出物等の植物抽出物;安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール等の防腐剤;メントール、ハッカ油、ラベンダーエキス等の香料;真珠光沢顔料(酸化鉄被覆雲母チタン等)等の着色料等が挙げられ、目的に応じて、1種または2種以上を適宜含有させることができる。
また、本発明の毛髪用化粧料は、例えばヘアシャンプー、リンスインシャンプー等として、好適に提供することができる。
なお、本発明の毛髪用化粧料は、上記した(a)成分、(b)成分および(c)成分を、必要に応じて他の添加剤成分とともに水等の溶媒に添加して混合し、常法に従って溶解、分散、懸濁、乳化等して製造することができる。
表1中の(a)~(c)成分およびその他の添加剤成分を順次水に添加して混合し、均一に溶解して、実施例1~8の毛髪用化粧料を調製した。
また、表2中の(a)成分、(a’)成分、(b)成分、(b’)成分、(c)成分、(c’)成分およびその他の添加剤成分を順次水に添加して混合し、均一に溶解して、比較例1~5の毛髪用化粧料を調製した。
なお、表1、2中に示される各成分の含有量は、質量%にて示した。また、表中の空欄は、当該成分が含有されていないことを示す。
(i)(a)成分;
(a-1)ポリグリセリン(平均重合度=6)アンズ核油脂肪酸エステルズ(「サンソフト(登録商標)APF-C」(太陽化学株式会社製))
(a-2)ポリグリセリン(平均重合度=10)ラウリン酸エステル(「サンソフト(登録商標)M-12J」(太陽化学株式会社製))
(ii)(a’)成分;ポリエチレングリコール(平均重合度=30)ヤシ油脂肪酸グリセリンエステル(「ユニグリ(登録商標)MK-230」(日油株式会社製))
(iii)(b)成分;
(b-1)N-ラウロイル-N-メチル-β-アラニンナトリウム(「ソフティルト(登録商標)AS-L」(日油株式会社製))(式(1)中、R1CO=ラウロイル、R2=メチル、M1=ナトリウム)
(b-2)N-ラウロイル-N-メチル-β-アラニントリエタノールアミン(「ソフティルト(登録商標)AT-L」(日油株式会社製))(式(1)中、R1CO=ラウロイル、R2=メチル、M1=トリエタノールアミン)
(b-3)N-ラウロイル-N-ヒドロキシエチル-β-アラニンナトリウム(「ルミノベール(登録商標)」(日油株式会社製))(式(1)中、R1CO=ラウロイル、R2=ヒドロキシエチル、M1=ナトリウム)
(iv)(b’)成分;N-ヤシ油脂肪酸アシルメチルタウリンナトリウム(「ダイヤポン(登録商標)K-SF」(日油株式会社製))
(v)(c)成分;植物性プロテオグリカン(「フィトプロテオグリカン」(日油株式会社製))(重量平均分子量=約1,200,000、総アルデヒド含有量=1.8μmol当量/g)
(vi)(c’)成分;加水分解ケラチン「プロモイス(Promois)(登録商標)KR-30」(株式会社成和化成製)
(vii)その他の添加剤成分;
カチオン化セルロース(塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース)(「レオガードKGP」(ライオン株式会社製))
N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルエタノールアミド(「アミノーン(登録商標)C-11S」(花王株式会社製))
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液(「ニッサンアノン(登録商標)BDF-SF」(日油株式会社製))
毛髪の先端が肩と腰の間に達するロングヘアーの女性(25才~43才)20名をパネラーとし、各パネラーに、各毛髪用化粧料0.5gにより毛髪および頭皮を洗浄させた。その際の毛髪用化粧料の泡質について官能評価させ、下記基準により点数化させた。
<点数化の基準>
2点:泡質がとても良いと感じた場合。
1点:泡質がやや良いと感じた場合。
0点:泡質が悪いと感じた場合。
毛髪の先端が肩と腰の間に達するロングヘアーの女性(25才~43才)20名をパネラーとし、各パネラーに、各毛髪用化粧料0.5gにより洗髪させた。次いで、ドライヤーで乾燥させた後の毛髪のボリューム感について官能評価させ、下記基準により点数化させた。
<点数化の基準>
2点:ボリューム感が得られていると感じた場合。
1点:ボリューム感がやや得られていると感じた場合。
0点:ボリューム感が得られていないと感じた場合。
毛髪の先端が肩と腰の間に達するロングヘアーの女性(25才~43才)20名をパネラーとし、各毛髪用化粧料0.5gにより洗髪させ、ドライヤーで乾燥させた。その翌日に、毛髪のスタイリング性について官能評価させ、下記基準により点数化させた。
<点数化の基準>
2点:翌日にスタイリングのしやすさを感じた場合。
1点:翌日にスタイリングのしやすさをやや感じた場合。
0点:翌日にスタイリングのしやすさを感じなかった場合。
<評価基準>
◎:合計点が35点以上
○:合計点が30点以上35点未満
△:合計点が25点以上30点未満
×:合計点が25点未満
特に、(a)成分としてポリグリセリンアンズ核油脂肪酸エステルズを0.5質量%含有し、(b)成分として、N-ラウロイル-N-メチル-β-アラニンナトリウム塩およびN-ラウロイル-N-メチル-β-アラニントリエタノールアミン塩を2:1の質量比で含有する実施例2の毛髪用化粧料については、すべての評価項目において「◎」と評価され、泡質、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感、および洗髪した翌日のスタイリング性に特に優れていた。
(a)成分に代えて、(a')成分であるポリエチレングリコール(平均重合度=30)ヤシ油脂肪酸グリセリンエステルが含有されている比較例1の毛髪用化粧料については、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感および洗髪した翌日のスタイリング性が不十分であると評価された。
(b)成分に代えて、(b’)成分であるN-ヤシ油脂肪酸アシルメチルタウリンナトリウムが含有されている比較例2の毛髪用化粧料については、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感および洗髪した翌日のスタイリング性が不十分であると評価された。
(a)成分を含有していない比較例3の毛髪用化粧料については、泡質および洗髪した翌日のスタイリング性が不十分であると評価された。
(c)成分に代えて(c’)成分である加水分解ケラチンが含有されている比較例4の毛髪用化粧料については、洗髪した翌日のスタイリング性が不十分であると評価された。
(c)成分を含有していない比較例5の毛髪用化粧料については、泡質、洗髪し乾燥した後の毛髪のボリューム感および洗髪した翌日のスタイリング性が不十分であると評価された。
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