以下は、本願の実施形態における添付図面を参照して、本願の実施形態における技術的解決策を記載する。本願の記述において、特に断りのない限り、「/」は、関連するオブジェクト間の「または」の関係を示し、たとえば、A/Bは、AまたはBを示しうる。本願において、「および/または」は、関連するオブジェクトを記述するための関連関係のみを示し、3つの関係が存在しうることを示す。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在、AとBの両方が存在、Bのみが存在の3つの場合を示しうる。AおよびBは、単数または複数でありうる。また、本願の記述において、「複数の」は、2つまたはそれ以上を意味する。「次のうちの少なくとも1つ」またはそれと同様の表現は、次のものの任意の組み合わせを示し、次のもののうちの一つまたは複数の任意の組み合わせを含む。たとえば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、aとb、aとc、bとc、またはaとbとcのうちの少なくとも1つを示しうる。ここで、a、b、cは単数または複数でありうる。さらに、本願の実施形態における技術的解決策を明確に記載するために、本願の実施形態においては、基本的に同じ機能および用法を有する同じまたは類似した項目を区別するために、「第1」または「第2」のような用語が使用される。当業者は、「第1」および「第2」のような用語は、数量または実行順序を限定するものではなく、「第1」および「第2」のような用語は、明確な相違を示すものではないことを理解できる。
さらに、本願の実施形態に記載されているネットワーク・アーキテクチャーおよびサービス・シナリオは、本願の実施形態の技術的解決策をより明確に記述することを意図したものであり、本願の実施形態において提供される技術的解決策に対する制限を構成するものではない。当業者は、ネットワーク・アーキテクチャーの進化および新しいサービス・シナリオの出現に伴い、本願の実施形態において提供される技術的解決策が同様の技術的課題にも適用可能であることを知りうる。
図1は、本願のある実施形態によるアクセス・システム10を示す。アクセス・システム10は、融合ネットワーク装置101と、第1のネットワーク上の第1のアクセス装置102とを含む。融合ネットワーク装置101は、第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置1011の機能と、第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置1012の機能とを統合し、第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置1011として機能してもよく、または第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置1012として機能してもよい。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下では再度記載されない。
第1のアクセス装置102は、融合ネットワーク装置101にアクセス要求メッセージを送信するように構成される。アクセス要求メッセージは、端末の第1のグローバルに一意的な一時的識別情報(globally unique temporary identity、GUTI)を担持する。第1のGUTIは、第1のネットワーク上の古いGUTI、または第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上のGUTIである。第2のGUTIは、第2のネットワーク上の古いGUTIである。
融合ネットワーク装置101は、第1のアクセス装置102からアクセス要求メッセージを受信し、第1のGUTIと、融合ネットワーク装置101が移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する装置識別子とに基づいて、第1のネットワーク上の端末の第1のターゲット・コンテキストを決定し、次いで、アクセス応答メッセージを第1のアクセス装置102に送信するように構成される。アクセス応答メッセージは、端末が成功裏に第1のネットワークにアクセスしたことを示すために使用される。
第1のアクセス装置102は、さらに、融合ネットワーク装置101からのアクセス応答メッセージを受信するように構成される。
任意的に、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置101が移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する装置識別子は、具体的には、融合ネットワーク装置101が第1の移動性管理装置1011として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する第1の識別子、または融合ネットワーク装置101が第2の移動性管理装置1012として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する第2の識別子、または融合ネットワーク装置101が第1の移動性管理装置1011として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する第1の識別子および融合ネットワーク装置101が第2の移動性管理装置1012として機能する場合に融合ネットワーク装置101に対応する第2の識別子などでありうる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置101は、第1のアクセス装置102と直接通信してもよく、または別の装置による転送を通じて第1のアクセス装置102と通信してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願の本実施形態において提供されるアクセス・システムに基づいて、第1のアクセス装置からアクセス要求メッセージを受信した後、アクセス・システム内の融合ネットワーク装置は、第1のGUTIと、融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、第1のネットワーク上の端末の第1のターゲット・コンテキストを直接決定することができる。これは、第1のネットワーク上の端末の第1のターゲット・コンテキストが、信号伝達対話を通じてのみ得られる現在の技術の場合とは異なる。よって、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話が減らされ、それにより端末のアクセス手順が単純化される。別の側面では、融合ネットワーク装置は、第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置1011の機能と第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置1012の機能とを統合しているので、ネットワーク上の装置の量が減らされ、ネットワークの運用および保守の作業負荷が軽減される。加えて、ネットワーク・アドレス資源が低減され、それにより、ネットワーク計画および配備の複雑さが軽減される。また、第1のネットワークと第2のネットワークのサービス量に基づいてハードウェア資源の占有率が柔軟に調整されることができ、ハードウェア資源を共有し、資源利用率および投資回収率の向上につながる。
任意的に、図1に示されるように、アクセス・システム10は、さらに、第2のネットワーク上に第2のアクセス装置103を含んでいてもよい。
第1のネットワークが4Gネットワークであり、第2のネットワークが5Gネットワークであるとき:
融合ネットワーク装置101は、第1のメッセージを第1のアクセス装置102に送信するように構成される。第1のメッセージは、第1のグローバル一意MME識別子(globally unique MME identifier、GUMMEI)と、第1のグローバル一意AMF識別子(globally unique AMF identifier、GUAMI)をマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持する。
第1のアクセス装置102は、融合ネットワーク装置101から第1のメッセージを受信するように構成される。任意的に、第1のアクセス装置102は、さらに、第1のGUMMEIおよび第3のGUMMEIを記憶してもよい。
融合ネットワーク装置101は、さらに、第2のメッセージを第2のアクセス装置103に送信するように構成される。第2のメッセージは、第1のGUAMIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する。
第2のアクセス装置103は、融合ネットワーク装置101から第2のメッセージを受信するように構成される。任意的に、第1のアクセス装置102は、さらに、第1のGUAMIおよび第3のGUAMIを記憶してもよい。
前述の解決策によれば、第2のアクセス装置は、第1のGUAMIと第3のGUAMIの両方を得ることができ、第1のアクセス装置は、第1のGUMMEIと第3のGUMMEIの両方を得ることができる。
あるいはまた、第1のネットワークが5Gネットワークであり、第2のネットワークが4Gネットワークであるとき:
融合ネットワーク装置101は、第2のメッセージを第1のアクセス装置102に送信するように構成される。第2のメッセージは、第1のGUAMIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する。
第1のアクセス装置102は、融合ネットワーク装置101から第2のメッセージを受信するように構成される。任意的に、第1のアクセス装置102は、さらに、第1のGUAMIおよび第3のGUAMIを記憶してもよい。
融合ネットワーク装置101は、第1のメッセージを第2のアクセス装置103に送信するようにさらに構成される。第1のメッセージは、第1のGUMMEIと、第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上の第3のGUMMEIを担持する。
第2のアクセス装置103は、融合ネットワーク装置101から第1のメッセージを受信するように構成される。任意的に、第1のアクセス装置102は、さらに、第1のGUMMEIおよび第3のGUMMEIを記憶してもよい。
上記の解決策によれば、第1のアクセス装置は、第1のGUAMIと第3のGUAMIの両方を取得することができ、第2のアクセス装置は、第1のGUMMEIと第3のGUMMEIの両方を取得することができる。
まとめると、上記の解決策によれば、異なるネットワーク上のアクセス装置は、ローカル・ネットワーク上の古い移動性管理装置識別子を得ることができるだけでなく、別のネットワーク上の古い移動性管理装置識別子をマッピングすることによって得られる、ローカル・ネットワーク上の移動性管理装置識別子、すなわち、マッピングされた移動性管理装置識別子を得ることができる。さらに、アクセス装置は、その後、古い移動性管理装置識別子およびマッピングされた移動性管理装置識別子に基づいて、アクセスのために、対応する移動性管理装置または融合ネットワーク装置を選択してもよい。
任意的に、上述のように、本願のこの実施形態において、第1のネットワークは4Gネットワークであってもよく、第2のネットワークは5Gネットワークであってもよい;または、本願のこの実施形態において、第1のネットワークは5Gネットワークであってもよく、第2のネットワークは4Gネットワークであってもよい;または、本願のこの実施形態において、第1のネットワークおよび第2のネットワークは他のネットワークであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
たとえば、図2に示されるように、第1のネットワークが4Gネットワークであり、第2のネットワークが5Gネットワークである、または第2のネットワークが4Gネットワークであり、第1のネットワークが5Gネットワークであるシナリオでは、融合ネットワーク装置は、4G内のMMEの機能と、5Gネットワーク上のAMFネットワーク要素の機能とを統合する。融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合、対応するアクセス装置は、4Gネットワーク上の進化型ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(evolved universal terrestrial radio access network、E-UTRAN)装置である;または、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合、対応するアクセス装置は、5Gネットワーク上の次世代無線アクセス・ネットワーク(next generation radio access network、NG-RAN)装置である。さらに、図2に示されるように、アクセス・システムは、MMEおよびAMFネットワーク要素の一つまたは複数をさらに含んでいてもよい。
融合ネットワーク装置について、「統一ピア・ネットワーク要素インターフェースのローカル・アドレス(local address of a unified peer network element interface)」が構成される。融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能し、あるAMFネットワーク要素と通信する場合、ローカル・アドレスはN14インターフェース・アドレスとして使用される。融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能し、MMEネットワーク要素と通信する場合、ローカル・アドレスはN26インターフェース・アドレスとして使用される。融合ネットワーク装置がMMEとして機能し、AMFネットワーク要素と通信する場合、ローカル・アドレスはN26インターフェース・アドレスとして使用される。融合ネットワーク装置がMMEとして機能し、MMEと通信する場合、ローカル・アドレスはS10インターフェース・アドレスとして使用される。
融合ネットワーク装置について、「統一無線装置インターフェースのローカル・アドレス(local address of a unified wireless device interface)」が構成される。融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能し、NG-RAN装置と通信する場合、ローカル・アドレスはN2インターフェース・アドレスとして使用される。融合ネットワーク装置がMMEとして機能し、E-UTRAN装置と通信する場合、ローカル・アドレスはS1-MMEインターフェース・アドレスとして使用される。
図2は、単にアクセス・システムが1つの融合ネットワーク装置を含む例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、アクセス・システムは、一つまたは複数の融合ネットワーク装置を含んでいてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単に融合ネットワーク装置が、MMEとして機能する際に、1つのE-UTRAN装置に接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、融合ネットワーク装置は、MMEとして機能する際に、一つまたは複数のE-UTRAN装置に接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単に融合ネットワーク装置が、MMEとして機能する際に、1つのAMFネットワーク要素またはMMEに接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、融合ネットワーク装置は、MMEとして機能する際に一つまたは複数のMMEに接続されてもよく、または、融合ネットワーク装置は、MMEとして機能する際に一つまたは複数のAMFネットワーク要素に接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単に融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する際に、1つのNG-RAN装置に接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、融合ネットワーク装置は、AMFネットワーク要素として機能する際、一つまたは複数のNG-RAN装置に接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単に融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する際に、1つのAMFネットワーク要素またはMMEに接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、融合ネットワーク装置は、AMFネットワーク要素として機能する際に、一つまたは複数のMMEに接続されてもよく、または、融合ネットワーク装置は、AMFネットワーク要素として機能する際には、一つまたは複数のAMFネットワーク要素に接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単にE-UTRAN装置が1つの融合ネットワーク装置に接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、E-UTRAN装置は、さらに別の融合ネットワーク装置またはMMEに接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
図2は、単にNG-RAN装置が1つの融合ネットワーク装置に接続される例を使用して記述されていることに注意しておくべきである。むろん、NG-RAN装置は、さらに別の融合ネットワーク装置またはAMFネットワーク要素に接続されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態における端末(terminal)は、無線通信機能を有するさまざまな装置、たとえばハンドヘルド装置、車載装置、ウェアラブル装置、コンピューティング装置、または無線モデムに接続された他の処理装置を含んでいてもよく;または加入者ユニット(subscriber unit)、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレット・コンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)装置、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)または無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、ユーザー装置(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、端末装置(terminal device)、中継ユーザー装置などを含んでいてもよい。たとえば、中継ユーザー装置は、5G住宅ゲートウェイ(residential gateway、RG)であってもよい。記述の容易のため、本願では、上述の装置はまとめて端末と称される。
任意的に、本願のこの実施形態におけるアクセス装置(たとえば、第1のアクセス装置または第2のアクセス装置)は、コア・ネットワークにアクセスする装置である。たとえば、アクセス装置は、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway、BNG)、アグリゲーションスイッチ、または非第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)アクセス装置であってもよい。基地局は、マクロ基地局、マイクロ基地局(小セルとも呼ばれる)、中継局、アクセスポイントなどの種々の形の基地局を含みうる。
任意的に、本願のこの実施形態における図1の融合ネットワーク装置は、1つの装置によって実装されてもよく、複数の装置によって合同的に実装されてもよく、または装置内の機能モジュールであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。上記の機能は、ハードウェア装置内のネットワーク要素であってもよく、または専用のハードウェア上で動作するソフトウェア機能であってもよく、またはプラットフォーム(たとえば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化された機能であってもよいことが理解できる。
たとえば、本願のこの実施形態における図1の融合ネットワーク装置は、図3の通信装置によって実装されてもよい。図3は、本願のある実施形態による通信装置のハードウェア構造の概略図である。通信装置300は、プロセッサ301、通信線302、メモリ303、および一つまたは複数の通信インターフェース(図3は、単に1つの通信インターフェース304を例として使用して記述されている)を含む。
プロセッサ301は、汎用の中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、または本願の解決策のプログラムの実行を制御するように構成された一つまたは複数の集積回路であってもよい。
通信線302は、前述の構成要素間で情報を伝送するチャネルを含んでいてもよい。
通信インターフェース304は、トランシーバのような任意の装置を使用して、別の装置または通信ネットワーク、たとえばイーサネット、無線アクセス・ネットワーク(radio access network、RAN)、または無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、無線LAN)と通信するように構成される。
メモリ303は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、静的な情報および命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、または情報および命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶装置であってもよく;または電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)または別の光ディスク記憶、光ディスク記憶(コンパクト光ディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体または別の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形でプログラムコードを担持または記憶するよう構成されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、これは、本明細書において限定をなすものではない。メモリは、独立して存在してもよく、通信線302を使用することによってプロセッサに接続される。あるいはまた、メモリは、プロセッサと一体化されてもよい。
メモリ303は、本願の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ301は、コンピュータ実行可能命令の実行を制御する。プロセッサ301は、本願の以下の実施形態で提供されるアクセス方法を実装するために、メモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行するように構成される。
任意的に、本願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードと称されることもある。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
ある個別的な実装において、ある実施形態では、プロセッサ301は、一つまたは複数のCPU、たとえば、図3のCPU0およびCPU1を含んでいてもよい。
ある個別的な実装において、ある実施形態では、通信装置300は、複数のプロセッサ、たとえば、図3のプロセッサ301およびプロセッサ308を含んでいてもよい。各プロセッサは、単一CPU(single-CPU)プロセッサであってもよく、または複数CPU(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(たとえば、コンピュータ・プログラム命令)を処理するように構成された一つまたは複数の装置、回路、および/または処理コアであってもよい。
ある個別的な実装において、ある実施形態では、通信装置300は、出力装置305および入力装置306をさらに含んでいてもよい。出力装置305は、プロセッサ301と通信し、複数の仕方で情報を表示してもよい。たとえば、出力装置305は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイ装置、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイ装置、またはプロジェクター(projector)であってもよい。入力装置306は、プロセッサ301と通信し、複数の仕方でユーザー入力を受領しうる。たとえば、入力装置306は、マウス、キーボード、タッチスクリーン装置、またはセンシング装置であってもよい。
通信装置300は、汎用装置または専用装置であってもよい。ある個別的な実装では、通信装置300は、デスクトップ・コンピュータ、ポータブル・コンピュータ、ネットワーク・サーバー、パームトップ・コンピュータ(personal digital assistant、PDA)、携帯電話、タブレット・コンピュータ、無線端末装置、埋め込み装置、または図3と同様の構造を有する装置であってもよい。通信装置300のタイプは、本願のこの実施形態において限定されない。
以下は、図1から図3を参照して、本願の実施形態において提供されるアクセス方法を詳細に説明する。
本願の以下の実施形態におけるネットワーク要素間のメッセージの名前、メッセージ内のパラメータの名前等は、単に例であり、具体的な実装においては他の名前があってもよい。これは、本願の実施形態において特に限定されない。
以下の実施形態における解決策を理解しやすくするために、まず、次のように関連する簡単な説明を提供する。
1. 4Gネットワーク上のGUMMEIおよび4G-GUTI
図4は、4Gネットワーク上のGUMMEIおよび4G-GUTIのフォーマットを示している。GUMMEIは、MMEに対応するモバイル国コード(mobile country code、MCC)およびモバイル・ネットワーク・コード(mobile network code、MNC)、16ビットのMMEグループ識別子(MMEグループID)、およびの8ビットMMEコード(MME code)を含む。4G-GUTIは、GUMMEIおよび32ビットのMME一時的モバイル加入者識別情報(MME-temporary mobile subscriber identity、M-TMSI)を含む。
MCCは、事業者が所属する国を識別する。MNCは事業者のネットワーク識別子である。MMEグループIDは、同じ追跡領域(tracking area、TA)範囲にサービスするMMEのグループを示し、MMEのグループは、MMEプール(MME pool)とも称される。MMEコードは、MMEプール内でMMEを一意に識別する。MMEグループIDとMMEコードは、MME識別子(MME identifier、MMEI)と総称され、MME識別子は、MCCとMNCのグループにおいて一意的である。
2. 5Gネットワーク上のGUAMIおよび5G-GUTI
図5は、5Gネットワーク上のGUAMIおよび5G-GUTIのフォーマットを示している。GUAMIは、AMFネットワーク要素に対応するMCCおよびMNC、8ビットのAMF領域識別子(AMF領域ID)、10ビットのAMFセット識別子(AMFセットID)、および6ビットのAMFポインタ(AMF pointer)を含む。5G-GUTIは、GUAMIおよび32ビットの5G-TMSIを含む。
MCCは、事業者が所属する国を識別する。MNCは事業者のネットワーク識別子である。AMF領域IDとAMFセットIDは、同じTA範囲にサービスするAMFネットワーク要素のグループを一緒に表わし、AMFネットワーク要素のグループは、AMFプール(AMF pool)とも称される。AMF領域ID、AMFセットID、およびAMFポインタは、AMF識別子(AMF identifier、AMI)と総称され、AMF識別子は、MCCおよびMNCのグループにおいて一意的である。AMF領域IDは、MCCとMNCのグループにおいて一意的である。AMFセットIDは、AMF領域IDにおいて一意的である。
3. 融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子
1つの融合ネットワーク装置について、一つまたは複数のグローバル一意識別子が構成されてもよい。以下では、記述のための例として、融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を使用する。融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子は、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子のいずれか1つである。
図6は、融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子のフォーマットを示す。第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、融合ネットワーク装置に対応するMCCおよびMNC、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子(図5ではプール識別子と称される)、2つのアイドル・ビット、および融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置の6ビットの第1の識別子を含む。
MCCは、事業者が所属する国を識別する。MNCは事業者のネットワーク識別子である。融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの識別子は、融合ネットワーク装置のグループを表わし、融合ネットワーク装置のグループは、1つの位置領域にサービスする。第1の識別子は、融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置を表わす。アイドル・ビットは固定値で埋められる。
複数のグローバル一意識別子が融合ネットワーク装置のために構成されてもよい場合、融合ネットワーク装置の複数のグローバル一意識別子の関連するフォーマットについては、融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子のフォーマットを参照されたい。たとえば、融合ネットワーク装置の異なるグローバル一意識別子において、MNC、MCC、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの識別子、および融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置の識別子のうちの一つまたは複数が同じであっても、異なっていてもよい。たとえば、1つの融合ネットワーク装置は、異なる融合ネットワーク装置プールに属していてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
4. 融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子をGUMMEIおよびGUAMIにマッピングする態様
以下に、融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子をGUMMEIおよびGUAMIにマッピングするいくつかの態様を例として示す。
態様1:融合ネットワーク装置が、マッピング規則1に従って、融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を、第1のGUMMEIおよび第1のGUAMIに別々にマッピングする。
任意的に、ある可能な実装では、諸融合ネットワーク装置が融合ネットワーク装置プールを形成し、ある融合ネットワーク装置が属するMMEプールの識別子と、該融合ネットワーク装置が属するAMFプールの識別子が統一的に計画され、マッピングを通じて得られる第1のGUMMEIと第1のGUAMIは同じである。この場合、マッピング規則1は、具体的に以下のようなものであってもよい:第1のグローバル一意識別子におけるMCCを第1のGUMMEIのMCCにマッピングし、第1のグローバル一意識別子におけるMNCを第1のGUMMEIのMNCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子を第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子における2つのアイドル・ビットと融合ネットワーク装置の第1の識別子とを第1のGUMMEIのMMEコードにマッピングする;第1のグローバル一意識別子におけるMCCを第1のGUAMIのMCCにマッピングし、第1のグローバル一意識別子におけるMNCを第1のGUAMIのMNCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子における8つの最上位ビットを第1のGUAMIのAMF領域識別子にマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子の最下位8ビットと融合ネットワーク装置プールの識別子の2つのアイドル・ビットとを第1のGUAMIのAMFセット識別子にマッピングする;そして、融合ネットワーク装置の第1の識別子を第1のGUAMIのAMFポインタにマッピングする。マッピング結果を図7に示す。ここでは詳細は記載しない。
本願のこの実施形態では、図7に示されるマッピング態様は、通例、融合ネットワーク装置が新たに計画され、配備されるシナリオに適用可能であることに注意しておくべきである。この場合、融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子が一様に計画されうるので、融合ネットワーク装置が属するMMEプールの識別子と、融合ネットワーク装置が属するAMFプールの識別子も一様に計画されうる。しかしながら、実際のライブ・ネットワークの環境では、MMEは通例、すでに配備されており、4Gネットワーク上に5Gネットワークのオーバレイ・ネットワーク構築を完了するためには、MMEは、既存のMMEネットワーキングに基づく融合ネットワーク装置にアップグレードされる必要がある。このシナリオでは、MMEはすでに、対応するGUMMEIをもっているので、これに基づいて、融合ネットワーク装置に対応するGUAMIを計画する必要がある。従来のMMEネットワーキングでは、MMEとSGSNが融合されるため、MMEコードでは、通例、MMEプール内のMMEを識別するために最上位ビットが使用され、最下位ビットはアイドル・バイトで満たされる。このように、現在の技術で定義されているGUAMIとGUMMEIの間のマッピング規則によれば、同じ融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置は、それらの融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合、異なるAMFプールに属する可能性が非常に高い。たとえば、図8に示されるように、MME1、MME2、MME3は同じMMEプールに属し、MME1のMMEコードはOx38、MME2のMMEコードはOx40、MME3のMMEコードはOx48であるとする。ここで、MME1は融合ネットワーク装置1にアップグレードされ、MME2は融合ネットワーク装置2にアップグレードされ、MME3は融合ネットワーク装置3にアップグレードされる。融合ネットワーク装置1は、さらに、AMFネットワーク要素1の機能を有する。融合ネットワーク装置2は、さらに、AMFネットワーク要素2の機能を有する。融合ネットワーク装置3は、さらに、AMFネットワーク要素1の機能を有する。この場合、図8を参照してわかるように、現在の技術で定義されているGUAMIとGUMMEIとの間のマッピング規則によれば、MME1に対応するGUMMEIをマッピングして得られたGUAMIのAMFセット識別子はOx4であり、MME2に対応するGUMMEIをマッピングして得られたGUAMIのAMFセット識別子はOx5であり、MME3に対応するGUMMEIをマッピングして得られたGUAMIのAMFセット識別子はOx5である。明らかに、AMFネットワーク要素1、AMFネットワーク要素2およびAMFネットワーク要素3は、異なるAMFプールに属する。この場合、ネットワーク・アップグレード前に取得された、MMEに対応するGUMMEIが融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子として直接使用され、マッピング規則1に従ったマッピングを通じてGUAMIが取得される場合、NG-RAN装置は、AMFネットワーク要素1、AMFネットワーク要素2、AMFネットワーク要素3が実際に1つのAMFプールに属していることを知ることができず、サービス負荷シェアリングのための選択を効果的に実行することができない。
これに基づき、ある可能な実装では、諸融合ネットワーク装置が融合ネットワーク装置プールを形成し、ある融合ネットワーク装置が属するMMEプールの識別子と、該融合ネットワーク装置が属するAMFプールの識別子が統一的に計画されるが、マッピングを通じて得られる第1のGUMMEIと第1のGUAMIは異なる。この場合、マッピング規則1は、具体的には以下のようなものであってもよい:第1のグローバル一意識別子のMCCを第1のGUMMEIのMCCにマッピングし、第1のグローバル一意識別子のMNCを第1のGUMMEIのMNCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子を第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子の2つのアイドル・ビットを、第1のGUMMEIのMMEコードの2つの最下位ビットにマッピングする;融合ネットワーク装置の第1の識別子を、第1のGUMMEIのMMEコードの6つの最上位ビットにマッピングする;第1のグローバル一意識別子のMCCを、第1のGUAMIのMCCにマッピングし、第1のグローバル一意識別子のMNCを、第1のGUAMIのMCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子の最上位8ビットを第1のGUAMIにおけるAMF領域識別子にマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子における8つの最下位ビットと融合ネットワーク装置の識別子における2つのアイドル・ビットとを第1のGUAMIのAMFセット識別子にマッピングする;そして融合ネットワーク装置の第1の識別子を第1のGUAMIのAMFポインタにマッピングする。マッピング結果を図9に示す。対応する個別的な例を図10に示す。ここでは詳細は記載しない。
さらに、図9は、5G-GUTIと4G-GUTIとの間の対応するマッピング態様を示す。具体的には、4G-GUTIのMCCは5G-GUTIのMCCにマッピングされ、4G-GUTIのMNCは5G-GUTIのMNCにマッピングされ;4G-GUTIのMMEグループ識別子の最上位8ビットは5G-GUTIのAMF領域識別子にマッピングされ;4G-GUTIのMMEグループ識別子の最下位8ビットは5G-GUTIのAMFセット識別子の最上位8ビットにマッピングされ;4G-GUTIのMMEコードの最上位6ビットは5G-GUTIのAMFポインタにマッピングされ;4G-GUTIのMMEコードの最下位2ビットは5G-GUTIのAMFセット識別子の最下位2ビットにマッピングされ;4G-GUTIのM-TMSIは5G-GUTIの5G-TMSIにマッピングされる。図9の5G-GUTIと4G-GUTIとの間のマッピング態様によれば、第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、4Gネットワーク上の第3のGUMMEIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、5Gネットワーク上の第3のGUAMIが決定されうる。結果を図10に示す。この場合、第1のGUMMEIは第3のGUMMEIと同じであり、第1のGUAMIは第3のGUAMIと同じである。
任意的に、図9に示されるマッピング態様は、融合ネットワーク装置が新たに計画され、配備されるシナリオにも適用可能である。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態では、マッピング規則1によれば、5Gネットワークからのアクセスを実行する端末に対して融合ネットワーク装置によって割り当てられた5G-TMSIは、4Gネットワークからのアクセスを実行する端末に対して融合ネットワーク装置によって割り当てられたM-TMSIと同じ、または異なることがありうる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
態様2:融合ネットワーク装置は、マッピング規則2に従って融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を第1のGUMMEIにマッピングし、マッピング規則3に従って融合ネットワーク装置の第2のグローバル一意識別子を第1のGUAMIにマッピングする。
任意的に、ある可能な実装では、融合ネットワーク装置プールの識別子は一様に計画されるが、融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置は異なる識別子を有する。この場合、マッピング規則2は、具体的には、次のようなものであってもよい:融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子におけるMCCおよびMNCを、それぞれ第1のGUMMEIのMCCおよびMNCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子を、第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングし、融合ネットワーク装置プールの識別子における2つのアイドル・ビットを、第1のGUMMEIのMMEコードにおける2つの最下位ビットにマッピングし、融合ネットワーク装置の第1の識別子を、第1のGUMMEIのMMEコードにおける6つの最上位ビットにマッピングする;そして、マッピング規則3は、具体的には、次のようなものであってもよい:融合ネットワーク装置の第2のグローバル一意識別子におけるMCCまたはMNCを、第1のGUAMIのMCCまたはMNCにマッピングする;融合ネットワーク装置プールの識別子における8つの最上位ビットを第1のGUAMIのAMF領域識別子にマッピングし、融合ネットワーク装置プールの識別子の最下位8ビットと、融合ネットワーク装置プールの識別子の2つのアイドル・ビットを第1のGUAMIにおけるAMFセット識別子にマッピングする;そして、融合ネットワーク装置の第2の識別子を第1のGUAMIにおけるAMFポインタにマッピングする。マッピング結果を図11に示する。対応する個別的な例を図12に示す。ここでは詳細は記載しない。
さらに、図11は、5G-GUTIと4G-GUTIとの間の対応するマッピング態様を示す。具体的には、4G-GUTIのMCCは5G-GUTIのMCCにマッピングされ、4G-GUTIのMNCは5G-GUTIのMNCにマッピングされる;4G-GUTIのMMEグループ識別子の最上位8ビットは5G-GUTIのAMF領域識別子にマッピングされる;4G-GUTIのMMEグループ識別子の最下位8ビットは5G-GUTIのAMFセット識別子の最上位8ビットにマッピングされる;4G-GUTIのMMEコードの最上位6ビットは5G-GUTIのAMFポインタにマッピングされる;4G-GUTIのMMEコードの最下位2ビットは5G-GUTIのAMFセット識別子の最下位2ビットにマッピングされる;4G-GUTIのM-TMSIは5G-GUTIの5G-TMSIにマッピングされる。図11の5G-GUTIと4G-GUTIとの間のマッピング態様によれば、第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、4Gネットワーク上の第3のGUMMEIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、5Gネットワーク上の第3のGUAMIが決定されうる。結果を図12に示す。
以下に、本願の実施形態に提供さおいてれるアクセス方法を、前述の記述を参照して詳細に説明する。
任意的に、図1に示されるアクセス・システムにおける第1のネットワークが4Gネットワークであり、アクセス・システムにおける第2のネットワークが5Gネットワークである例において、図13は、本願のある実施形態によるアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1301. E-UTRAN装置が、S1セットアップ要求(S1 setup request)メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、E-UTRAN装置からの該S1セットアップ要求メッセージを受信する。
S1セットアップ要求メッセージは、融合ネットワーク装置への登録を要求するために使用される。
S1302. 融合ネットワーク装置は、マッピング規則に従って、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子を、対応するGUMMEIに別々にマッピングし、GUMMEIのグループを取得する。
GUMMEIのグループは、一つまたは複数のGUMMEIを含む。該一つまたは複数のGUMMEIは、第1のGUMMEIを含む。第1のGUMMEIは、マッピング規則に従って、融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子をマッピングすることによって、融合ネットワーク装置によって得られる。融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子の関連する説明については、前述の簡単な説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。融合ネットワーク装置の異なるグローバル一意識別子において、MNC、MCC、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの識別子、および融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置の識別子のうちの一つまたは複数は、同じである、または異なることがありうる。したがって、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子をマッピングすることによって得られたGUMMEIのグループ内の異なるGUMMEIは、1つのMMEプールに属してもよく、すなわち、MCC、MNC、およびMMEグループ識別子がすべて同じであってもよく;または、複数のMMEプールに属してもよく、すなわち、MCC、MNC、またはMMEグループIDのうちの一つまたは複数が異なっていてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置は、GUMMEIのグループを得るために、前述の簡単な説明のマッピング規則1における図7に示されるマッピング規則に従って、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子を、対応するGUMMEIに別々にマッピングしてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子をマッピングすることによって得られるGUMMEIは、ネットワーク上の他の任意のMMEのGUMMEIとは異なっており、また、ネットワーク上の任意のAMFネットワーク要素のGUAMIをマッピングすることによって得られるGUMMEIとも異なることに注意しておくべきである。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下に再度記載されない。
S1303. 融合ネットワーク装置は、E-UTRAN装置にS1セットアップ応答(S1 setup response)メッセージを送信し、E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置からの該S1セットアップ応答メッセージを受信する。S1セットアップ応答メッセージは、ステップS1302におけるGUMMEIのグループを搬送する。
任意的に、S1セットアップ応答メッセージは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報をさらに担持してもよい。該重み情報は、融合ネットワーク装置の重み情報に基づいて決定されてもよい。たとえば、融合ネットワーク装置の重み情報は、特定の比率に基づいて、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報に、マッピングされる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置の重み情報は、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プール内の他の融合ネットワーク装置と比較した、融合ネットワーク装置の処理能力を表わすことに注意しておくべきである。通例、より強い処理能力は、融合ネットワーク装置のより大きな重みを示す。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下に再度記載されない。
ステップS1301~S1303は任意的なステップであり、単に、E-UTRAN装置が該E-UTRAN装置に接続された融合ネットワーク装置の1つと対話して、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUMMEIのグループを得る例を用いて記載されていることに注意しておくべきである。むろん、E-UTRAN装置は、他の融合ネットワーク装置またはMMEにさらに接続されてもよい。前記他の融合ネットワーク装置と対話して、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUMMEIのグループを得る態様については、ステップS1301~S1303を参照されたい。MMEと対話して、MMEに対応するGUMMEIを得る態様については、現在の技術を参照されたい。本明細書には、詳細は記載しない。
また、E-UTRAN装置が、E-UTRAN装置に接続された一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはMMEからフィードバックされたGUMMEIを得た後、E-UTRAN装置は、E-UTRAN装置に接続された一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはMMEからフィードバックされたGUMMEIに基づいて、次のネットワーク・トポロジー関係を判別しうる:
1. E-UTRAN装置が接続されているMMEプールの量と、各MMEプールに対応するMCC、MNCおよびMMEグループID;および
2. 各MMEプール内のMMEの量、MMEコード、各MMEの通信アドレス。
S1304. 端末が取り付け(attach)/追跡領域更新(tracking area update、TAU)要求メッセージをE-UTRAN装置に送信し、E-UTRAN装置は、端末装置からの該取り付け/TAU要求メッセージを受信する。
たとえば、ステップS1304は、以下のいくつかのシナリオにおいて発生しうる。
シナリオ1:端末は4Gネットワークに初めてアクセスする。取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディは古い(old)GUTIを含まない。メッセージ・ヘッダは、古いGUTI内のGUMMEIを含まない。
シナリオ2:端末は、図13の融合ネットワーク装置以外の古いMMEからのアクセスを以前に実行している。取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディは、古いMMEによって割り当てられ、古いGUTIとして使用される4G-GUTIを含む。メッセージ・ヘッダは古いMMEのGUMMEIを含む。
シナリオ3:端末は、図13の融合ネットワーク装置以外の古いAMFネットワーク要素からのアクセスを以前に実行している。取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディは、古いAMFネットワーク要素によって割り当てられた5G-GUTIをマッピングすることによって得られ、古いGUTIとして使用される、マッピングされた(mapped)4G-GUTIを含み、古いGUTIが4G-GUTIをマッピングすることによって得られたこと、古いGUTIがマッピングされたGUTIであることを示す、古いGUTIのタイプ指示も担持する。メッセージ・ヘッダは、古いAMFネットワーク要素のGUAMIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUMMEIを含む。
シナリオ4:端末は、図13の融合ネットワーク装置をAMFネットワーク要素として使用することによって、以前にアクセスを実行した。取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディは、融合ネットワーク装置によって割り当てられた5G-GUTIをマッピングすることによって得られ、古いGUTIとして使用されるマッピングされた4G-GUTIを含み、古いGUTIが4G-GUTIをマッピングすることによって得られたことを示す古いGUTIのタイプ指示も担持する。メッセージ・ヘッダは、古いAMFネットワーク要素のGUAMIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUMMEIを含む。マッピング規則1の記述からわかるように、マッピングされたGUMMEIは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応し、ステップS1302で融合ネットワーク装置によってE-UTRAN装置に送信されるネイティブGUMMEIと同じである。
シナリオ5:端末は、図13の融合ネットワーク装置をMMEとして使用することにより、以前にアクセスを実行した。取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディは、融合ネットワーク装置によって割り当てられ、古いGUTIとして使用される4G-GUTIを含む。メッセージ・ヘッダは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUMMEIを含む。
本願のこの実施形態では、端末から取り付け/TAU要求メッセージを受信した後、E-UTRAN装置は、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ヘッダ内の情報を、E-UTRAN装置に接続されている各MMEの、以前に記憶されたGUMMEIと比較し、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がE-UTRAN装置に接続されているかどうかを判定することができる。
E-UTRAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がE-UTRAN装置に接続されていると判断し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素の機能が図13の融合ネットワーク装置によって具体的に実現される場合(たとえば、シナリオ4またはシナリオ5において);または、E-UTRAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がE-UTRAN装置に接続されていないと判断したが(たとえば、シナリオ1~シナリオ3のいくつかの場合において)、E-UTRAN装置が図13の融合ネットワーク装置を、端末にサービスするべく選択する場合、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、さらにステップS1305を含んでいてもよい。
S1305. E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置に対して取り付け/TAU要求メッセージを送信し、融合ネットワーク装置は、E-UTRAN装置からの該取り付け/TAU要求メッセージを受信する。
融合ネットワーク装置はMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUMMEIであり、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディにおいて担持される古いGUTIは第1のGUTIと記され、メッセージ・ヘッダは第1のGUTI内の第2のGUMMEIであるとする。この場合、融合ネットワーク装置がE-UTRAN装置から取り付け/TAU要求メッセージを受信した後、融合ネットワーク装置は、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ヘッダの内容に基づいて、ステップS1306を実行するか、S1307~S1310を実行する。
S1306. 第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、融合ネットワーク装置は第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて、第1のターゲット・コンテキストを決定する。第1のターゲット・コンテキストは、端末の4Gコンテキストである。
本願のこの実施形態では、第1のGUMMEIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、そのことは、第1のGUTIが融合ネットワーク装置によって割り当てられること、すなわち、これはシナリオ4またはシナリオ5に属している可能性があることを示す。この場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて、第1のターゲット・コンテキストを決定することができる。具体的には、融合ネットワーク装置が、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを見出す場合、融合ネットワーク装置は、端末の該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または、融合ネットワーク装置が、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを見出す場合、融合ネットワーク装置は、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1307. 第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと異なる場合、融合ネットワーク装置はDNSクエリー要求(DNS query request)メッセージをドメイン名システム(domain name system、DNS)サーバーに送信し、DNSサーバーは融合ネットワーク装置からの該DNSクエリー要求メッセージを受信する。DNSクエリー要求メッセージは、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を問い合わせることを要求するために使用される。
本願のこの実施形態では、第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと異なる場合、そのことは、第1のGUTIが融合ネットワーク装置によって割り当てられていないこと、すなわち、これはシナリオ2またはシナリオ3に属している可能性があることを示す。シナリオ2では、古いMMEのアドレス情報を問い合わせるためにDNSクエリー要求メッセージが使用される。シナリオ3では、古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を問い合わせるために、DNSクエリー要求メッセージが使用される。融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合、第1のGUTIがシナリオ2の古いGUTIであるか、またはシナリオ3のマッピングされたGUTIであるかは識別されなくてもよく、処理は、MMEに基づいて一様に実行される。よって、この場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおける第2のGUMMEIに基づいてMME FQDNを直接構築し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を問い合わせるために、DNSクエリー要求メッセージにMME FQDNを追加してもよい。MME FQDNのフォーマットは以下の通りであり、MME FQDNは第2のGUMMEIに関する情報を含む:
mmec<MMEC>.mmegi<MMEGI>.mme.epc.mnc<MNC>.mcc<MCC>.3gppnetwork.org;
query parameter: "x-3gpp-mme:x-s10"
S1308. DNSサーバーが、DNSクエリー応答(DNS query response)メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、DNSサーバーからの該DNSクエリー応答メッセージを受信する。
シナリオ2では、DNSクエリー応答メッセージは古いMMEのアドレス情報を担持する。シナリオ3では、DNSクエリー応答メッセージは古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を担持する。
S1309. 融合ネットワーク装置は、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素に対して、識別要求(identification request)メッセージまたはコンテキスト要求(context request)メッセージを送信し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素は、融合ネットワーク装置からの該識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージを受信する。識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージは、端末のコンテキストを要求するために使用される。
本願のこの実施形態における識別要求メッセージは、前述の取り付け要求メッセージに対応し、本願のこの実施形態におけるコンテキスト要求メッセージは、前述のTAU要求メッセージに対応する。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下に再度記載されない。
S1310. 古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素は、融合ネットワーク装置に識別応答(identification response)メッセージまたはコンテキスト応答(context response)メッセージを送信し、融合ネットワーク装置は、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素からの該識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージを受信する。識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージは、端末の4Gコンテキストまたは5Gコンテキストを担持する。
シナリオ2では、識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージは、端末の4Gコンテキストを担持し、融合ネットワーク装置は、該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定することができる。シナリオ3では、識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージは、端末の5Gコンテキストを担持、融合ネットワーク装置は、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定することができる。
さらに、シナリオ1ではステップS1305の後、あるいはシナリオ4およびシナリオ5ではステップS1306の後、あるいはシナリオ2またはシナリオ3ではステップS1310の後、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1311およびS1312をさらに含んでいてもよい。
S1311. 融合ネットワーク装置は、E-UTRAN装置に対して取り付け/TAU応答メッセージを送信し、E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置からの該取り付け/TAU応答メッセージを受信する。取り付け/TAU応答メッセージは、新しく割り当てられた4G-GUTIを担持する。新たに割り当てられた4G-GUTIは、4Gネットワークからのアクセスを実行する端末のコンテキストと一意的に関連付けられてもよい。
S1312. E-UTRAN装置は、端末に取り付け/TAU応答メッセージを送信し、端末はE-UTRAN装置からの該取り付け/TAU応答メッセージを受信する。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順が単純化される。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1301~S1312における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図1に示されるアクセス・システムにおける第1のネットワークが4Gネットワークであり、アクセス・システムにおける第2のネットワークが5Gネットワークである例において、図14A、図14B、および図14Cは、本願のある実施形態による別のアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1401~S1403は、S1301~S1303と同様である。
たとえば、相違は、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置は、GUMMEIのグループを得るために、前述の簡単な説明のマッピング規則1における図7に示されるマッピング規則または図9に示されるマッピング規則に従って、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子を対応するGUMMEIに別々にマッピングしうるという点にある。その他の関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S1404およびS1405は、ステップS1304およびS1305と同じである。関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUMMEIであり、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUAMIであり、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディにおいて担持される古いGUTIが第1のGUTIと記され、メッセージ・ヘッダが第1のGUTIにおける第2のGUMMEIであるとする。この場合、融合ネットワーク装置がE-UTRAN装置から取り付け/TAU要求メッセージを受信した後、融合ネットワーク装置は、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ヘッダの内容に基づいて、ステップS1406~S1411を実行するか、S1412~S1418を実行する。
S1406. 第1のGUTIが4Gネットワーク上の古いGUTIである場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUTIの第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じであるかどうかを判定する。
第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、これはシナリオ5に対応する可能性がある。この場合、ステップS1407が実行されてもよい。
第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと異なる場合、これはシナリオ2に対応する可能性がある。この場合、ステップS1408~S1411が実行されてもよい。
S1407. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1408~S1411は、S1307~S1310と同様である。たとえば、相違は、図13に示される実施形態における古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素が古いMMEで置き換えられているという点にある。
S1412. 第1のGUTIが、5Gネットワーク上の古いGUTI(第2のGUTIと記される)をマッピングすることによって得られたマッピングされたGUTIである場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻す。
S1413. 融合ネットワーク装置は、第2のGUTIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じかどうかを判定する。
第2のGUTIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、これはシナリオ4に対応する可能性がある。この場合、ステップS1414が実行されてもよい。
第2のGUTIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと異なる場合、これはシナリオ3に対応する可能性がある。この場合、ステップS1415~S1418が実行されてもよい。
S1414. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1415. 融合ネットワーク装置は、ネットワーク・リポジトリ機能(network repository function、NRF)ネットワーク要素にディスカバリー要求(discovery request)メッセージを送信し、NRFネットワーク要素は、融合ネットワーク装置からの該ディスカバリー要求メッセージを受信する。
ディスカバリー要求メッセージは、第2のGUTIにおける第2のGUAMIを担持し、古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を問い合わせることを要求するために使用される。
S1416. NRFネットワーク要素は、融合ネットワーク装置にディスカバリー応答(discovery response)メッセージを送信し、融合ネットワーク装置は、NRFネットワーク要素からの該ディスカバリー応答メッセージを受信する。
ディスカバリー応答メッセージは、古いAMFネットワーク要素のアドレス情報を担持する。
S1417およびS1418は、ステップ1309およびS1310と同様である。たとえば、相違は、図13に示される実施形態における古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素が古いAMFネットワーク要素で置き換えられ、ステップ1309およびS1310における識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージがコンテキスト転送要求(context transfer request)メッセージで置き換えられ、ステップ1309およびS1310における識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージがコンテキスト転送応答メッセージで置き換えられるという点にある。この場合、融合ネットワーク装置は、端末の5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを、第1のターゲット・コンテキストとして、決定することができる。
さらに、シナリオ1ではステップS1405の後、またはシナリオ2ではステップS1411の後、またはシナリオ3ではステップS1418の後、またはシナリオ4ではステップS1414の後、またはシナリオ5ではステップS1407の後、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1419およびS1420をさらに含んでいてもよい。
S1419およびS1420は、ステップS1311およびS1312と同じである。関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順が単純化される。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1401~S1420における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図1に示されるアクセス・システムにおける第1のネットワークが5Gネットワークであり、アクセス・システムにおける第2のネットワークが4Gネットワークである例において、図15A、図15B、および図15Cは、本願のある実施形態による別のアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1501. NG-RAN装置は、NGセットアップ要求(NG setup request)メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置はNG-RAN装置からの該NGセットアップ要求メッセージを受信する。
NGセットアップ要求メッセージは、融合ネットワーク装置への登録を要求するために使用される。
S1502. 融合ネットワーク装置は、マッピング規則に従って、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子を対応するGUAMIに別々にマッピングし、GUAMIのグループを取得する。
GUAMIのグループは、一つまたは複数のGUAMIを含む。該一つまたは複数のGUAMIは、第1のGUAMIを含む。第1のGUAMIは、マッピング規則に従って融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子をマッピングすることによって、融合ネットワーク装置によって得られる。
融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子の関連する説明については、前述の簡単な説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。融合ネットワーク装置の異なるグローバル一意識別子において、MNC、MCC、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの識別子、および融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置の識別子のうちの一つまたは複数は、同じである、または異なることがありうる。したがって、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置の前記一つまたは複数のグローバル一意識別子をマッピングすることによって得されるGUAMIのグループ内の異なるGUAMIは、1つのAMFプールに属してもよく、すなわち、MCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットIDはすべて同じであってもよく;または複数のAMFプールに属してもよく、すなわち、MCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットIDのうちの一つまたは複数が異なっていてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置は、GUAMIのグループを得るために、融合ネットワーク装置の一つまたは複数のグローバル一意識別子を、前述の簡単な説明のマッピング規則1に従って対応するGUAMIに別々にマッピングしてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態において、融合ネットワーク装置のグローバル一意識別子をマッピングすることによって得られるGUAMIは、ネットワーク上の他の任意のAMFネットワーク要素のGUAMIと異なっており、また、ネットワーク上の他の任意のMMEのGUMMEIをマッピングすることによって得られるGUAMIとも異なっていることに注意しておくべきである。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下に再度記載されない。
S1503. 融合ネットワーク装置が、NGセットアップ要求(NG setup response)メッセージをNG-RAN装置に送信し、NG-RAN装置は、融合ネットワーク装置からの該NGセットアップ応答メッセージを受信する。
NGセットアップ応答メッセージは、ステップS1502におけるGUAMIのグループを搬送する。
任意的に、NGセットアップ応答メッセージは、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報をさらに担持してもよい。重み情報は、融合ネットワーク装置の重み情報に基づいて決定されてもよい。たとえば、融合ネットワーク装置の重み情報は、特定の比率に基づいて、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報にマッピングされる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態では、融合ネットワーク装置の重み情報は、融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プール内の他の融合ネットワーク装置と比較した、融合ネットワーク装置の処理能力を表わすことに注意しておくべきである。通例、より強い処理能力は、融合ネットワーク装置のより大きな重みを示す。これは、本明細書に一様に記載されており、詳細は、以下に再度記載されない。
ステップS1501~S1503は任意的なステップであり、単に、NG-RAN装置が該NG-RAN装置に接続された融合ネットワーク装置のうちの1つと対話して、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUAMIのグループを得る例を用いて記載されていることに注意しておくべきである。むろん、NG-RAN装置は、他の融合ネットワーク装置またはAMFネットワーク要素にさらに接続されてもよい。前記他の融合ネットワーク装置と対話して、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUAMIのグループを取得する態様については、ステップS1501~S1503を参照されたい。AMFネットワーク要素に対応するGUAMIを取得するためにAMFネットワーク要素と対話する態様については、現在の技術を参照されたい。本明細書には、詳細は記載しない。さらに、NG-RAN装置が、一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはNG-RAN装置に接続されたAMFネットワーク要素によってフィードバックされたGUAMIを取得した後、NG-RAN装置は、一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはNG-RAN装置に接続されたAMFネットワーク要素によってフィードバックされたGUAMIに基づいて、以下のネットワーク・トポロジー関係を決定することができる:
1. NG-RAN装置が接続されているAMFプールの量、および各AMFプールに対応するMCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットID;および
2. 各AMFプール内のAMFネットワーク要素の量、および各AMFネットワーク要素のAMFポインタおよび通信アドレス。
S1504. 端末が登録要求(registration request)メッセージをNG-RAN装置に送信し、NG-RAN装置は、端末からの該登録要求メッセージを受信する。
たとえば、ステップS1504は、以下のいくつかのシナリオで生じうる。
シナリオ1:端末が5Gネットワークに初めてアクセスする。登録要求メッセージのメッセージ・ボディは古いGUTIを含まない。メッセージ・ヘッダは、古いGUTIにおけるGUAMIを含まない。
シナリオ2:端末は、図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置以外の古いMMEからのアクセスを以前に実行している。登録要求メッセージのメッセージ・ボディは、古いMMEによって割り当てられた4G-GUTIをマッピングすることによって得られる、古いGUTIとして使用されるマッピングされた5G-GUTIを含み、古いGUTIが4G-GUTIをマッピングすることによって得られたことを示す古いGUTIのタイプ指示をも担持する。メッセージ・ヘッダは、古いMMEのGUMMEIをマッピングすることによって得られるGUAMIを含む。
シナリオ3:端末は、図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置以外の古いAMFネットワーク要素からのアクセスを以前に実行している。登録要求メッセージのメッセージ・ボディは、古いAMFネットワーク要素によって割り当てられた、古いGUTIとして使用される5G-GUTIを含む。メッセージ・ヘッダは、古いAMFネットワーク要素のGUAMIを含む。
シナリオ4:端末は、MMEとして図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置を使用することによって、以前にアクセスを実行している。登録要求メッセージのメッセージ・ボディは、融合ネットワーク装置によって割り当てられた4G-GUTIをマッピングすることによって得られた、古いGUTIとして使用されるマッピングされた5G-GUTIを含み、古いGUTIが4G-GUTIをマッピングすることによって得られたことを示す古いGUTIのタイプ指示をも担持する。メッセージ・ヘッダは、古いMMEのGUMMEIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUAMIを含む。マッピングされたGUAMIは、ステップS1502でNG-RAN装置に送られる、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUAMIと同じである。
シナリオ5:端末は、図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置をAMFネットワーク要素として使用することによって、以前にアクセスを実行している。登録要求メッセージのメッセージ・ボディは、融合ネットワーク装置によって割り当てられた、古いGUTIとして使用される5G-GUTIを含む。メッセージ・ヘッダは、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUAMIを含む。
本願のこの実施形態では、端末から登録要求メッセージを受信した後、NG-RAN装置は、登録要求メッセージのメッセージ・ヘッダ内の情報を、NG-RAN装置に接続された各AMFネットワーク要素の以前に記憶されたGUAMIと比較し、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がNG-RAN装置に接続されているかどうかを判定することができる。
NG-RAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がNG-RAN装置に接続されていると判断し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素の機能が、図15A、図15Bおよび図15Cの融合ネットワーク装置によって具体的に実装される場合(たとえば、シナリオ4またはシナリオ5において);または、NG-RAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素が、NG-RAN装置に接続されていないと判断する(たとえば、シナリオ1~シナリオ3のいくつかの場合において)、NG-RAN装置が、図15A、図15Bおよび図15Cの融合ネットワーク装置を端末にサービスするように選択する場合、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1505をさらに含んでいてもよい。
S1505. NG-RAN装置は、登録要求メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、NG-RAN装置からの該登録要求メッセージを受信する。
融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUMMEIであり、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUAMIであり、登録要求メッセージのメッセージ・ボディにおいて担持される古いGUTIが第1のGUTIであり、メッセージ・ヘッダが第1のGUTIにおける第2のGUAMIを担持するとする。この場合、融合ネットワーク装置が、NG-RAN装置から登録要求メッセージを受信した後、融合ネットワーク装置は、登録要求メッセージのメッセージ・ヘッダの内容に基づいて、ステップS1506~S1511またはS1512~S1518を実行する。
S1506. 第1のGUTIが5Gネットワーク上の古いGUTIである場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUAMIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じかどうかを決定する。
第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じ場合、これはシナリオ5に対応する可能性がある。この場合、ステップS1507が実行されてもよい。
第2のGUAMIが第1のGUAMIと異なる場合は、シナリオ3に対応する可能性がある。この場合、ステップS1508~S1511が実行されてもよい。
S1507. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1508~S1511は、ステップS1415~S1418と同様である。たとえば、相違は、ステップS1415~S1418の識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージがコンテキスト転送要求メッセージで置き換えられ、ステップS1415~S1418の識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージがコンテキスト転送応答メッセージで置き換えられるという点にある。他の関連する説明については、図14A、図14Bおよび図14Cに示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S1512. 第1のGUTIが、4Gネットワーク上の古いGUTI(第2のGUTIとして示される)をマッピングすることによって得られたマッピングされたGUTIである場合、融合ネットワーク装置は、第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻す。
S1513. 融合ネットワーク装置は、第2のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じかどうかを判定する。
第2のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、これはシナリオ4に対応する可能性がある。この場合、ステップS1514が実行されてもよい。
第2のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと異なる場合、これはシナリオ2に対応する可能性がある。この場合、ステップS1515~S1518が実行されてもよい。
S1514. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを変換することによって得られる5Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1515~S1518は、S1408~S1411と同じである。関連する説明については、図14A、図14Bおよび図14Cに示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
さらに、シナリオ1ではステップS1505の後、またはシナリオ2ではステップS1518の後、またはシナリオ3ではステップS1511の後、またはシナリオ4ではステップS1514の後、またはシナリオ5ではステップS1507の後に、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1519およびS1520をさらに含んでいてもよい。
S1519. 融合ネットワーク装置は、NG-RAN装置に登録応答メッセージを送信し、NG-RAN装置は、融合ネットワーク装置からの該登録応答メッセージを受信する。登録応答メッセージは、新しく割り当てられた5G-GUTIを担持する。新たに割り当てられた5G-GUTIは、5Gネットワークからのアクセスを実行する端末のコンテキストと一意的に関連付けられてもよい。
S1520. NG-RAN装置は、登録応答メッセージを端末に送信し、端末はNG-RAN装置からの該登録応答メッセージを受信する。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順を単純化する。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1501~S1520における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図13から図15A、図15Bおよび図15Cに示されるアクセス方法に基づいて、端末は、ネットワーク再選択手順を使用することによって、融合ネットワーク装置からの新しいMMEにアクセスすると想定される。この場合、新しいMMEは、端末の古いGUTIがAMFネットワーク要素によって割り当てられるか、MMEによって割り当てられるかを区別しない。具体的には、アクセス方法は、図16に示されており、以下のステップを含む。
S1601. 端末は、取り付け/TAU要求メッセージをE-UTRAN装置に送信し、E-UTRAN装置は、端末からの該取り付け/TAU要求メッセージを受信する。
本願のこの実施形態は、単に、端末がネットワーク再選択手順を使用して、融合ネットワーク装置から新しいMMEにアクセスする例を使用することによって、記述される。したがって、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、以下のステップをさらに含む。
S1602. E-UTRAN装置は、取り付け/TAU要求メッセージを新しいMMEに送信し、新しいMMEは、E-UTRAN装置からの該取り付け/TAU要求メッセージを受信する。
S1603およびS1604は、ステップS1307およびS1308と同様である。たとえば、相違は、このシナリオでは、新しいMMEが古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素のアドレス情報をDNSサーバーから要求するが、DNSサーバーによってフィードバックされる古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素のアドレス情報は同じであり、諸融合ネットワーク装置について構成された、統一ピア・ネットワーク要素インターフェースのローカル・アドレスであるという点にある。その他の関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S1605. 新たなMMEは、ステップS1604でフィードバックされたアドレス情報に基づいて、識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、新たなMMEからの該識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージを受信する。識別要求メッセージまたはコンテキスト要求メッセージは、第3のGUTIを担持し、端末のコンテキストを要求するために使用される。
任意的に、第3のGUTIは、4Gネットワーク上の古いGUTIであってもよく、または、5Gネットワーク上の古いGUTIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUTIであってもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S1606. 融合ネットワーク装置は、第3のGUTIに基づいて4Gネットワーク上の端末の第2のターゲット・コンテキストを決定する。
具体的には、融合ネットワーク装置が、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを見出す場合、融合ネットワーク装置は、端末の該4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定する;または、融合ネットワーク装置が、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを見出す場合、融合ネットワーク装置は、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定する。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S1607. 融合ネットワーク装置は、新しいMMEに対して識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージを送信し、新しいMMEは、融合ネットワーク装置からの該識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージを受信する。識別応答メッセージまたはコンテキスト応答メッセージは、端末の第2のターゲット・コンテキストを担持する。
S1608. 新しいMMEは、取り付け/TAU応答メッセージをE-UTRAN装置に送信し、E-UTRAN装置は、新しいMMEから取り付け/TAU応答メッセージを受信する。取り付け/TAU応答メッセージは、新しく割り当てられた4G-GUTIを担持する。新しく割り当てられた4G-GUTIは、4Gネットワークからのアクセスを実行する端末のコンテキストと一意的に関連付けられてもよい。
S1609. E-UTRAN装置は、取り付け/TAU応答メッセージを端末に送信し、端末はE-UTRAN装置からの該取り付け/TAU応答メッセージを受信する。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順を単純化する。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1601~S1609における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図1に示されるアクセス・システムにおける第1のネットワークが4Gネットワークであり、アクセス・システムにおける第2のネットワークが5Gネットワークである例において、図17Aおよび図17Bは、本願のある実施形態によるアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1701. E-UTRAN装置が、S1セットアップ要求メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、E-UTRAN装置からの該S1セットアップ要求メッセージを受信する。
S1セットアップ要求メッセージは、融合ネットワーク装置に登録することを要求するために使用される。
S1702. 融合ネットワーク装置は、S1セットアップ応答メッセージをE-UTRAN装置に送信し、E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置からの該S1セットアップ応答メッセージを受信する。
S1セットアップ応答メッセージは、GUMMEIの2つのグループを担持する。
GUMMEIの一方のグループは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUMMEIであり、ネイティブ(native)GUMMEIとして示され、4Gネットワーク装置を表わす。GUMMEIの他方のグループは、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するネイティブ(native)GUAMIをマッピングすることによって得られるGUMMEIであり、マッピングされた(mapped)GUMMEIとして示され、5Gネットワーク装置を表わす。
任意的に、ある可能な実装では、本願のこの実施形態では、ネットワーク上のAMFプールおよびMMEプールは別々に計画される。たとえば、融合ネットワーク装置が属するネイティブGUAMIおよびネイティブGUMMEIは、融合ネットワーク装置上に別々に構成される。現在の技術によるネイティブGUAMIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUMMEIは、ネットワーク上の任意のMMEのGUMMEIと異なるものであり、また、現在の技術によるネットワーク上の他のAMFネットワーク要素のネイティブGUAMIをマッピングすることによって得られるGUMMEIとも異なる。
任意的に、別の可能な実装では、図11の方法に従って、融合ネットワーク装置の異なるグローバル一意識別子をマッピングすることによって、ネイティブGUMMEIおよびネイティブGUANIが別々に得られてもよい。関連する説明については、図11の説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、本願のこの実施形態において、GUMMEIのグループ内の異なるGUMMEIは、1つのMMEプールに属することができ、すなわち、MCC、MNC、およびMMEグループ識別子はすべて同じである;または、複数のMMEプールに属することができ、すなわち、MCC、MNC、またはMMEグループIDのうちの一つまたは複数が異なる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施形態におけるS1セットアップ応答メッセージは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報をさらに担持してもよい。関連する説明については、ステップS1303を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1701、S1702は任意的なステップであり、単に、E-UTRAN装置が、E-UTRAN装置に接続された融合ネットワーク装置の1つと対話して、融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUMMEIおよびマッピングされたGUMMEIを得る例を用いて記載されることに注意しておくべきである。むろん、E-UTRAN装置は、他の融合ネットワーク装置またはMMEにさらに接続されてもよい。融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUMMEIおよびマッピングされたGUMMEIを得るために前記他の融合ネットワーク装置と対話する態様については、ステップS1701およびS1702を参照されたい。MMEに対応するネイティブGUMMEIを取得するためにMMEと対話する態様については、現在の技術を参照されたい。本明細書には、詳細は記載しない。さらに、E-UTRAN装置が、一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはE-UTRAN装置に接続されたMMEによってフィードバックされたネイティブGUMMEIを取得した後、E-UTRAN装置は、一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはE-UTRAN装置に接続されたMMEによってフィードバックされたネイティブGUMMEIに基づいて、以下のネットワーク・トポロジー関係を決定してもよい:
1. E-UTRAN装置が接続されているMMEプールの量と、各MMEプールに対応するMCC、MNCおよびMMEグループID;および
2. 各MMEプール内のMMEの量、MMEコード、各MMEの通信アドレス。
S1703はステップS1304と同じである。関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態では、端末から取り付け/TAU要求メッセージを受信した後、E-UTRAN装置は、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ヘッダ内の情報を、E-UTRAN装置に接続された各MMEの、先に記憶されたネイティブGUMMEIおよびマッピングされたGUMMEIと比較し、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がE-UTRAN装置に接続されているかどうかを判定することができる。
E-UTRAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がE-UTRAN装置に接続されていると判断し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素の機能が、図17Aおよび図17Bにおける融合ネットワーク装置によって具体的に実現されている場合(たとえば、シナリオ4またはシナリオ5において);または、E-UTRAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素が、E-UTRAN装置に接続されていないと判断したが(たとえば、シナリオ1~シナリオ3において)、E-UTRAN装置が、図17Aおよび図17Bにおいて融合ネットワーク装置を、端末にサービスするために選択する場合、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1704をさらに含んでいてもよい。
S1704. E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置に対して取り付け/TAU要求メッセージを送信し、E-UTRAN装置からの該取り付け/TAU要求メッセージを受信する。
融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUMMEIであり、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合の融合ネットワーク装置に対応する装置識別子が第1のGUAMIであり、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ボディにおいて担持される古いGUTIが第1のGUTIとして表わされ、メッセージ・ヘッダが第1のGUTIにおける第2のGUMMEIを担持すると想定する。この場合、融合ネットワーク装置がE-UTRAN装置から取り付け/TAU要求メッセージを受信した後、融合ネットワーク装置は、取り付け/TAU要求メッセージのメッセージ・ヘッダの内容に基づいて、以下のステップを実行する。
S1705. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じかどうかを判定する。
第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、これはシナリオ5に対応する可能性がある。この場合、ステップS1706が実行されてもよい。
第1のGUTIの第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、これはシナリオ2、シナリオ3、またはシナリオ4に対応する可能性がある。この場合、ステップS1707~S1713が実行されてもよい。
S1706. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを、4Gネットワーク上での端末の第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1707. 融合ネットワーク装置は、第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻す。
第2のGUTIは、5Gネットワーク上の古いGUTIである。
S1708. 融合ネットワーク装置は、第2のGUTIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じかどうかを判別する。
第2のGUAMIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、これはシナリオ4に対応する可能性がある。この場合、ステップS1709が実行されてもよい。
第2のGUTIにおける第2のGUAMIが第1のGUAMIと異なる場合、これはシナリオ2または3に対応する可能性がある。この場合、ステップS1710~S1713が実行されてもよい。
S1709. 融合ネットワーク装置は、第2のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する。
S1710~S1713は、ステップS1307~S1310と同じである。関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
さらに、シナリオ1においてステップS1704の後、またはシナリオ2またはシナリオ3においてステップS1713の後、またはシナリオ4においてステップS1418の後、またはシナリオ4においてステップS1709の後、またはシナリオ5においてステップS1706の後、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1714およびS1715をさらに含んでいてもよい。
S1714およびS1715は、ステップS1311およびS1312と同じである。関連する説明については、図13に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順を単純化する。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1701~S1715における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図1に示されるアクセス・システムにおける第1のネットワークが5Gネットワークであり、アクセス・システムにおける第2のネットワークが4Gネットワークである例において、図18A、図18B、および図18Cは、本願のある実施形態による別のアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1801. NG-RAN装置は、NGセットアップ要求メッセージを融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置はNG-RAN装置からの該NGセットアップ要求メッセージを受信する。
NG設定要求メッセージは、融合ネットワーク装置に登録することを要求するために使用される。
S1802. 融合ネットワーク装置は、NG-RAN装置にNGセットアップ応答メッセージを送信し、NG-RAN装置は、融合ネットワーク装置からの該NG設定応答メッセージを受信する。
NGセットアップ応答メッセージは、2つのグループのGUAMIを搬送する。
GUAMIの一方のグループは、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するGUAMIであり、ネイティブ(native)GUAMIとして記され、5Gネットワーク装置を表わす。GUAMIの他方のグループは、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するネイティブ(native)GUMMEIをマッピングすることによって得られるGUAMIであり、マッピングされた(mapping)GUAMIとして記され、4Gネットワーク装置を表わす。
任意的に、ある可能な実装では、本願のこの実施形態では、ネットワーク上のAMFプールおよびMMEプールが別々に計画される。たとえば、融合ネットワーク装置が属するネイティブGUAMIおよびネイティブGUMMEIは、融合ネットワーク装置上に別々に構成される。現在の技術によるネイティブGUAMIをマッピングすることによって得られるマッピングされたGUMMEIは、ネットワーク上の任意のMMEのGUMMEIと異なっており、また、現在の技術によるネットワーク上の他のAMFネットワーク要素のネイティブGUAMIをマッピングすることによって得られるGUMMEIとも異なる。
任意的に、別の可能な実装では、ネイティブGUMMEIおよびネイティブGUANIは、図11の態様に従って、融合ネットワーク装置の異なるグローバル一意識別子をマッピングすることによって、別々に得られてもよい。関連する説明については、図11の説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、本願のこの実施形態において、GUAMIのグループ内の異なるGUAMIは、1つのAMFプールに属していてもよく、すなわち、MCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットIDはすべて同じである;または複数のAMFプールに属していてもよく、すなわち、MCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットIDのうちの一つまたは複数が異なる。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
任意的に、本願のこの実施例におけるNGセットアップ応答メッセージは、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する重み情報をさらに担持してもよい。関連する説明については、ステップS1503を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1801およびS1802は任意的なステップであり、単に、NG-RAN装置がNG-RAN装置に接続された融合ネットワーク装置のうちの1つと対話し、融合ネットワーク装置に対応するネイティブGUAMIおよびマッピングされたGUAMIを得る例を用いて記載されていることに注意しておくべきである。むろん、NG-RAN装置は、他の融合ネットワーク装置またはAMFネットワーク要素にさらに接続されてもよい。ネイティブGUAMIおよびマッピングされたGUAMIを得るために前記他の融合ネットワーク装置と対話する態様については、ステップS1801およびS1802を参照されたい。AMGネットワーク要素に対応するネイティブGUAMIを得るためにAMFネットワーク要素と対話する態様については、現在の技術を参照されたい。本明細書には、詳細は記載しない。さらに、NG-RAN装置が、一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはNG-RAN装置に接続されたAMFネットワーク要素によってフィードバックされたネイティブGUAMIを取得した後、NG-RAN装置は、前記一つまたは複数の融合ネットワーク装置またはNG-RAN装置に接続されたAMFネットワーク要素によってフィードバックされたネイティブGUAMIに基づいて、以下のネットワーク・トポロジー関係を決定することができる:
1. NG-RAN装置が接続されているAMFプールの量、および各AMFプールに対応するMCC、MNC、AMF領域ID、およびAMFセットID;および
2. 各AMFプール内のAMFネットワーク要素の量、および各AMFネットワーク要素のAMFポインタおよび通信アドレス。
S1803はステップS1504と同じである。関連する説明については、図15A、図15Bおよび図15Cに示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態では、端末から登録要求メッセージを受信した後、NG-RAN装置は、登録要求メッセージのメッセージ・ヘッダ内の情報を、NG-RAN装置に接続された各AMFネットワーク要素の、以前に記憶されたネイティブGUAMIおよびマッピングされたGUAMIと比較し、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がNG-RAN装置に接続されているかどうかを判定することができる。
NG-RAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がNG-RAN装置に接続されていると判断し、古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素の機能が、図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置によって具体的に実現されている場合(たとえば、シナリオ4またはシナリオ5において);または、NG-RAN装置が、端末に対応する古いMMEまたは古いAMFネットワーク要素がNG-RAN装置に接続されていないと判断したが(たとえば、シナリオ1~シナリオ3において)、NG-RAN装置が、図15A、図15Bおよび図15Cにおける融合ネットワーク装置を、端末にサービスするために選択する場合、本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法は、ステップS1804~S1819をさらに含んでいてもよい。
S1804~S1819は、S1505~S1520と同じである。関連する説明については、図15A、図15Bおよび図15Cに示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末のアクセス・プロセスにおける信号伝達対話を減らすことができ、それにより端末のアクセス手順を単純化する。関連する技術的効果の分析については、アクセス・システムの関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップS1801~S1819における融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
任意的に、図17A、図17Bまたは図18A、図18Bおよび図18Cに示されるアクセス方法に基づいて、端末がネットワーク再選択手順を用いて融合ネットワーク装置から新しいMMEにアクセスすると想定して、図16に示されるアクセス方法も使用されうる。関連する説明については、図16に示されている実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、融合ネットワーク装置プール内のある融合ネットワーク装置がアップグレードされる必要がある場合、または融合ネットワーク装置プール内の諸融合ネットワーク装置の負荷がアンバランスである場合、ある融合ネットワーク装置が端末マイグレーションを開始してもよい。この場合、図19は、本願のある実施形態によるアクセス方法を示す。本アクセス方法は、以下のステップを含む。
S1901. 任意的に、融合ネットワーク装置1が、融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報を動作管理(operations management、OM)装置に送信し、OM装置は、融合ネットワーク装置1からの融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報を受信する。
任意的に、本願のこの実施形態において、融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報は、融合ネットワーク装置1のコンピューティング資源、ストレージ資源、ユーザー・コンテキスト資源、帯域幅資源、およびネットワーク・インターフェース資源のような絶対的な負荷および資源の容量能力を含むが、これらに限定されない;または融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報は、融合ネットワーク装置1のコンピューティング資源、ストレージ資源、ユーザー・コンテキスト資源、帯域幅資源、およびネットワーク・インターフェース資源のような資源の相対的な負荷を含むが、これらに限定されない。相対的な負荷は、容量能力に対する絶対的な負荷の比である。
S1902. 任意的に、融合ネットワーク装置2が、融合ネットワーク装置2のサービス負荷情報をOM装置に送信し、OM装置は、融合ネットワーク装置2からの融合ネットワーク装置2のサービス負荷情報を受信する。
融合ネットワーク装置2のサービス負荷情報に関する説明については、ステップS1901の融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報に関する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態は、単に、融合ネットワーク装置1が融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報をOM装置に報告し、融合ネットワーク装置2が融合ネットワーク装置2のサービス負荷情報をOM装置に報告する例を用いて説明されていることを注意しておくべきである。ネットワーク上に2つより多くの融合ネットワーク装置が存在する場合、他の融合ネットワーク装置も、ステップS1901またはステップS1902の態様に従って、それら自身のサービス負荷情報を報告することができる。詳細は、ここでは再度説明しない。
S1903. OM装置が、融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要があると判断する。
任意的に、本願のこの実施形態において、ステップS1901が実行される場合、OM装置は、融合ネットワーク装置1のサービス負荷情報に基づいて、融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要があると判断してもよい。たとえば、融合ネットワーク装置1のサービス負荷が過度に高い、または過度に低いと判定する場合に、OM装置は、融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要があると判定してもよい。
あるいはまた、任意的に、本願のこの実施形態では、OM装置は、アップグレードのような動作のため、融合ネットワーク装置プール内の融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要があることを決定してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S1904. OM装置は、融合ネットワーク装置1に対してマイグレーション通知を送信し、融合ネットワーク装置1は、OM装置からの該マイグレーション通知を受信する。マイグレーション通知は、融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される。
任意的に、マイグレーション通知は、さらに、融合ネットワーク装置の第1の重み情報を担持してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S1905. 融合ネットワーク装置は、融合ネットワーク装置の第1の重み情報に基づいて、融合ネットワーク装置が4Gネットワーク上でMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報と、融合ネットワーク装置が5Gネットワーク上でAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する第3の重み情報とを決定する。
任意的に、融合ネットワーク装置の第1の重み情報は、ステップS1904におけるマイグレーション通知において担持されてもよいし、該マイグレーション通知に基づいて融合ネットワーク装置1によって決定されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S1906. 融合ネットワーク装置1は、融合ネットワーク装置1が接続されているE-UTRAN装置に対して、MME構成更新(MME configuration update)メッセージを送信し、E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置1からの該MME構成更新メッセージを受信する。MME構成更新メッセージは、第2の重み情報を担持する。
E-UTRAN装置は、融合ネットワーク装置1からMME構成更新メッセージを受信した後、第2の重み情報を記憶してもよい。第2の重み情報は、その後MMEを選択するために、E-UTRAN装置によって使用される。
S1907. E-UTRAN装置は、MME構成更新受け取り確認メッセージ(MME configuration update acknowledge)を融合ネットワーク装置1に送信し、融合ネットワーク装置1は、E-UTRAN装置からの該MME構成更新受け取り確認メッセージを受信する。MME構成更新受け取り確認メッセージは、融合ネットワーク装置1がMME構成更新メッセージを受信したことを確認するために使用される。
S1908. 融合ネットワーク装置1は、融合ネットワーク装置1が接続されているNG-RAN装置に対してAMF構成更新(AMF configuration update)メッセージを送信し、NG-RAN装置は、融合ネットワーク装置1からの該AMF構成更新メッセージを受信する。AMF構成更新メッセージは、第3の重み情報を担持する。
NG-RAN装置は、融合ネットワーク装置1からAMF構成更新メッセージを受信した後、第3の重み情報を記憶してもよい。第3の重み情報は、AMFネットワーク要素を選択するためにNG-RAN装置によって使用される。
S1909. NG-RAN装置は、AMF構成更新受け取り確認(AMF configuration update acknowledge)メッセージを融合ネットワーク装置1に送信し、融合ネットワーク装置1は、NG-RAN装置からの該AMF構成更新受け取り確認メッセージを受信する。AMF構成更新受け取り確認メッセージは、融合ネットワーク装置1がAMF構成更新メッセージを受信したことを確認するために使用される。
S1910. その後のアクセス手順を実行する。
融合ネットワーク装置1および融合ネットワーク装置1が接続されているE-UTRAN装置によって、4Gネットワークにアクセスする端末に関して実行されるその後の処理、および、融合ネットワーク装置1および融合ネットワーク装置1が接続されているNG-RAN装置によって、5Gネットワークにアクセスする端末に関して実行されるその後の処理については、現在の技術の実装を参照されたい。本明細書には、詳細は記載しない。
本願のこの実施形態は、たとえば、4Gネットワークおよび5Gネットワークを例として用いて説明されていることに注意しておくべきでである。むろん、本アクセス方法は、代替的に、他のネットワークに適用されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態は、単に、融合ネットワーク装置1上の端末がマイグレーションされる必要がある例を用いることによって説明されていることに注意しておくべきである。OM装置が、他の融合ネットワーク装置上の端末が移行される必要があるとOM装置が判断する場合は、実行について、上記の態様を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願のこの実施形態に提供されるアクセス方法によれば、端末アクセスが、融合ネットワーク装置プール内のある融合ネットワーク装置がアップグレードされる必要がある場合、または融合ネットワーク装置プール内の諸融合ネットワーク装置の負荷がアンバランスである場合に実施されうる。
ステップS1901~S1910における融合ネットワーク装置1または融合ネットワーク装置2の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示された通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
あるいはまた、融合ネットワーク装置プール内のある融合ネットワーク装置がアップグレードされる必要がある場合、または融合ネットワーク装置プール内の諸融合ネットワーク装置の負荷がアンバランスである場合、ある融合ネットワーク装置が端末マイグレーションを開始してもよい。この場合において、図20は、本願のある実施形態によるアクセス方法を示す。本アクセス方法は、ステップS2001a~S2006aまたはステップS2001b~2006bを含む。
S2001a. 任意的に、融合ネットワーク装置は、融合ネットワーク装置が4Gネットワーク上でMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するサービス負荷情報1をOM装置に送信し、OM装置は、融合ネットワーク装置から、融合ネットワーク装置が4Gネットワーク上でMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する該サービス負荷情報1を受信する。
サービス負荷情報1の関連する説明については、ステップS1901のサービス負荷情報の関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2002a. OM装置は、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを判別する。
ステップS2002aの具体的な実装については、ステップS1903を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2003a. OM装置は、マイグレーション通知1を融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、OM装置から該マイグレーション通知1を受信する。マイグレーション通知1は、融合ネットワーク装置がMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される。
任意的に、マイグレーション通知1は、融合ネットワーク装置が5Gネットワーク上でMMEとして機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報をさらに担持してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S2004aおよびS2005aは、ステップS1906およびS1907と同じである。関連する説明については、図19に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、本願のこの実施形態では、マイグレーション通知1が、融合ネットワーク装置が5Gネットワーク上でMMEとして機能するときに融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報を保持しない場合、融合ネットワーク装置は、OM装置からマイグレーション通知1を受信した後、第2の重み情報を決定してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S2006a. その後のアクセス手順を実行する。
S2001b. 任意的に、融合ネットワーク装置は、融合ネットワーク装置が5Gネットワーク上のAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応するサービス負荷情報2をOM装置に送信し、OM装置は、融合ネットワーク装置から、融合ネットワーク装置が5Gネットワーク上のAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する該サービス負荷情報2を受信する。
サービス負荷情報2の関連する説明については、ステップS1901のサービス負荷情報の関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2002b. OM装置は、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があると判断する。
ステップS2002aの特定の実装については、ステップS1903を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2003a. OM装置は、マイグレーション通知2を融合ネットワーク装置に送信し、融合ネットワーク装置は、OM装置から該マイグレーション通知2を受信する。マイグレーション通知2は、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される。
任意的に、マイグレーション通知2は、融合ネットワーク装置がAMFネットワーク要素として機能する場合に融合ネットワーク装置に対応する第3の重み情報をさらに担持してもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
S2004bおよびS2005bは、ステップS1908およびS1909と同じである。関連する説明については、図19に示される実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
S2006b. その後のアクセス手順を実行する。
本願のこの実施形態は、例として、4Gネットワークおよび5Gネットワークを用いて説明されていることを注意しておくべきである。むろん、アクセス方法は、代替的に、他のネットワークに適用されてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
本願のこの実施形態において提供されるアクセス方法によれば、端末アクセスは、融合ネットワーク装置プール内のある融合ネットワーク装置がアップグレードされる必要がある場合、または融合ネットワーク装置プール内の諸融合ネットワーク装置の負荷がアンバランスである場合に実装されてもよい。
ステップS2001a~S2006a、またはステップS2001b~S2006bにおける融合ネットワーク装置の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図3に示される通信装置300内のプロセッサ301によって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されない。
上記は、本願の実施形態において提供される解決策を、主としてネットワーク要素間の対話の観点から説明している。上記の機能を実装するために、アンカーユーザープレーンネットワーク要素またはセッション管理ネットワーク要素は、それらの機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解できる。当業者は、本明細書に開示された実施形態に記載された例のユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、本願がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実装されうることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決策の具体的な用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、記載された機能を実装するために種々の方法を用いることができるが、かかる実装が本願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
本願の実施形態では、融合ネットワーク装置の機能モジュールは、上記の方法例に基づいて分割されてもよい。たとえば、機能モジュールは、機能に基づいて分割されてもよいし、または少なくとも2つの機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形で実装されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてもよい。本願のこの実施形態において、モジュール分割は、例示的であり、単に論理的な機能分割であることに注意しておくべきである。実際の実装においては、別の分割態様が使用されてもよい。
たとえば、機能モジュールが統合を通じて分割される場合、図21は、融合ネットワーク装置210の概略構造ダイアグラムを示す。融合ネットワーク装置210は、処理モジュール2101およびトランシーバ・モジュール2102を含む。融合ネットワーク装置210に基づいて、以下の2つの解決策が提供されてもよい。
解決策1:
トランシーバ・モジュール2102は、第1のネットワーク上の第1のアクセス装置からのアクセス要求メッセージを受信するように構成される。アクセス要求メッセージは、端末の第1のGUTIを担持する。第1のGUTIは、第1のネットワーク上の古いGUTI、または第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上のGUTIである。第2のGUTIは、第2のネットワークの古いGUTIである。処理モジュール2101は、第1のGUTIと、融合ネットワーク装置210が移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置210に対応する装置識別子とに基づいて、第1のネットワーク上の端末の第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成される。トランシーバ・モジュール2102は、第1のアクセス装置にアクセス応答メッセージを送信するようにさらに構成される。アクセス応答メッセージは、端末が第1のネットワークに成功裏にアクセスしたことを示すために使用される。
任意的に、融合ネットワーク装置210が移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する装置識別子は、具体的には、融合ネットワーク装置210が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する第1の識別子である。
任意的に、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第1の識別子は第1のGUMMEIである。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、第1のGUTI内の第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成される。
任意的に、処理モジュール2101が、第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成されることは、具体的には、以下の通りである:処理モジュール2101は、融合ネットワーク装置210が第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを見出す場合、端末の該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される;または、処理モジュール2101は、融合ネットワーク装置210が第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の第5世代5Gコンテキストを見出す場合、端末の5Gコンテキストを変換することによって得られた第4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
ある可能な実装では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第1の識別子は第1のGUMMEIであり、アクセス要求メッセージはさらに第1のGUTIのタイプ指示を担持し、タイプ指示は第1のGUTIが第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用される。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、第1のGUTI内の第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
ある可能な実装では、第1のネットワークは5Gネットワークであり、第1の識別子は第1のGUAMIであり、アクセス要求メッセージはさらに第1のGUTIのタイプ指示を担持し、タイプ指示は第1のGUTIが第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用される。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、第1のGUTI内の第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、第1のGUTI内の5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
任意的に、融合ネットワーク装置210が移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する装置識別子は、具体的には、融合ネットワーク装置210が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する第2の識別子である。
ある可能な実装では、第2のネットワークは5Gネットワークであり、第2の識別子は第1のGUAMIであり、アクセス要求メッセージは第1のGUTIのタイプ指示をさらに担持し、タイプ指示は、第1のGUTIが、第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用される。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、タイプ指示に基づいて、第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻し;第2のGUTI内の第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、第2のGUTI内の5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
別の可能な実装では、第2のネットワークは4Gネットワークであり、第2の識別子は第1のGUMMEIであり、アクセス要求メッセージはさらに第1のGUTIのタイプ指示を担持し、タイプ指示は、第1のGUTIが第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用される。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、タイプ指示に基づいて第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻し、第2のGUTI内の第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、第2のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを変換することによって得られる5Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
任意的に、融合ネットワーク装置210が移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する装置識別子は、具体的には、融合ネットワーク装置210が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する第1の識別子と、融合ネットワーク装置210が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合の融合ネットワーク装置210に対応する第2の識別子である。
ある可能な実装では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークであり、第1の識別子は第1のGUMMEIであり、第2の識別子は第1のGUAMIである。対応して、処理モジュール2101は、具体的には、第1のGUTI内の第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、第1のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または、第1のGUTI内の第2のGUMMEIが第1のGUMMEIと異なる場合、第1のGUTIを第2のGUTIにマッピングし戻す;および、第2のGUTI内の第2のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、第2のGUTI内の5G-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。
任意的に、処理モジュール2101は、マッピング規則に従って、融合ネットワーク装置210の第1のグローバル一意識別子を、第1のGUMMEIおよび第1のGUAMIのうちの一つまたは複数に別々にマッピングするようにさらに構成される。融合ネットワーク装置210の第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットまで、融合ネットワーク装置210に対応するモバイル国コードMCCおよびモバイル・ネットワーク・コードMNC、融合ネットワーク装置210が属する融合ネットワーク装置210プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および融合ネットワーク装置210プール内の融合ネットワーク装置210の6ビットの第1の識別子を含む。
任意的に、トランシーバ・モジュール2102は、4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するようにさらに構成される。コンテキスト要求メッセージは、端末の第3のGUTIを担持し、4Gネットワーク上の端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用される。処理モジュール2101は、さらに:融合ネットワーク装置210が、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを見出す場合、端末の該4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される;または、処理モジュール2101は、さらに:融合ネットワーク装置210が、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを見出す場合、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られた4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される。トランシーバ・モジュール2102はさらに、コンテキスト応答メッセージを第4の移動性管理エンティティに送信するように構成される。コンテキスト応答メッセージは、第2のターゲット・コンテキストを担持する。
任意的に、トランシーバ・モジュール2102は、第1のメッセージを第1のアクセス装置に送信するようにさらに構成される。第1のメッセージは第1のGUMMEIと、第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持する。トランシーバ・モジュール2102は、さらに、第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に第2のメッセージを送信するように構成される。第2のメッセージは、第1のGUAMIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する。第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークである。
あるいはまた、トランシーバ・モジュール2102は、第1のアクセス装置に第2のメッセージを送信するようにさらに構成される。第2のメッセージは、第1のGUAMIと、第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する。トランシーバ・モジュール2102は、第1のメッセージを第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信するようにさらに構成される。第1のメッセージは、第1のGUMMEIと、第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持する。第1のネットワークは5Gネットワークであり、第2のネットワークは4Gネットワークである。
任意的に、処理モジュール2101は、第1のマッピング規則に従って、融合ネットワーク装置210の第1のグローバル一意識別子を第1のGUMMEIにマッピングするようにさらに構成され、処理モジュール2101は、第2のマッピング規則に従って、融合ネットワーク装置210の第2のグローバル一意識別子を第1のGUAMIにマッピングするようにさらに構成される。融合ネットワーク装置210の第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、融合ネットワーク装置210に対応するMCCおよびMNC、融合ネットワーク装置210が属する融合ネットワーク装置210プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および融合ネットワーク装置210プール内の融合ネットワーク装置210の6ビットの第1の識別子を含む。融合ネットワーク装置210の第2のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、融合ネットワーク装置210に対応するMCCおよびMNC、融合ネットワーク装置210が属する融合ネットワーク装置210プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および融合ネットワーク装置210プール内の融合ネットワーク装置210の6ビットの第2の識別子を含む。
任意的に、トランシーバ・モジュール2102は、4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するようにさらに構成される。コンテキスト要求メッセージは、端末の第3のGUTIを担持し、4Gネットワーク上の端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用される。処理モジュール2101は、さらに:第3のGUTI内の第4のGUMMEIが第1のGUMMEIと同じである場合、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の4Gコンテキストを検索し、端末の該4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定するように構成される;または、処理モジュール2101は、さらに:第3のGUTI内の第4のGUAMIが第1のGUAMIと同じである場合、第3のGUTI内のM-TMSIに基づいて端末の5Gコンテキストを検索し、端末の該5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを第2のターゲット・コンテキストとして決定するようにさらに構成される。トランシーバ・モジュール2102はさらに、コンテキスト応答メッセージを第4の移動性管理エンティティに送信するように構成される。コンテキスト応答メッセージは、第2のターゲット・コンテキストを担持する。
解決策2:
トランシーバ・モジュール2012は、動作管理装置からのマイグレーション通知を受信するように構成される。マイグレーション通知は、融合ネットワーク装置210上の端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される。処理モジュール2101は、融合ネットワーク装置210の第1の重み情報に基づいて、融合ネットワーク装置210が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置210に対応する第2の重み情報と、融合ネットワーク装置210が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置210に対応する第3の重み情報とを決定するように構成される。トランシーバ・モジュール2102は、さらに、第1のネットワーク上の第1のアクセス装置に第2の重み情報を送信するようにさらに構成され、第1のアクセス装置は、該第1のアクセス装置に記憶されている、融合ネットワーク装置210が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置210に対応する第4の重み情報を更新する。トランシーバ・モジュール2102は、さらに、第3の重み情報を第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信するように構成され、第2のアクセス装置は、該第2のアクセス装置に記憶されている、融合ネットワーク装置210が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置210に対応する第5の重み情報を更新する。
任意的に、マイグレーション通知は、融合ネットワーク装置の第1の重み情報を担持する;または、処理モジュール2101は、マイグレーション通知に基づいて融合ネットワーク装置210の第1の重み情報を決定するようにさらに構成される。
任意的に、トランシーバ・モジュール2102は、さらに、融合ネットワーク装置210のサービス負荷情報を動作管理装置に送信するように構成される。サービス負荷情報は、融合ネットワーク装置210上の端末が移行される必要があることを判別するために使用される。
対応する機能モジュールの機能説明については、前述の方法の実施形態におけるステップのすべての関連する内容を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
この実施形態では、融合ネットワーク装置210は、統合を通じて機能モジュールを分割することによって提示される。ここで、「モジュール」は、特定のASIC、回路、一つまたは複数のソフトウェアまたはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。ある単純な実施形態では、当業者は、融合ネットワーク装置210が図3に示される形であってもよいことを理解することができる。
たとえば、図3のプロセッサ301はメモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、融合ネットワーク装置210が前述の方法の実施形態におけるアクセス方法を実行するようにしてもよい。
具体的には、図21の処理モジュール2101およびトランシーバ・モジュール2102の機能および実装プロセスは、メモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図3のプロセッサ301によって実装されてもよい。あるいはまた、図21の処理モジュール2101の機能および実装プロセスは、メモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図3のプロセッサ301によって実装されてもよく;図21のトランシーバ・モジュール2102の機能および実装プロセスは、図3の通信インターフェース304によって実装されてもよい。
この実施形態において提供される融合ネットワーク装置210は、前述のアクセス方法を実行することができる。したがって、融合ネットワーク装置210によって達成できる技術的効果については、前述の方法実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、本願のある実施形態は、チップ・システムをさらに提供する。チップ・システムは:たとえば、第1のGUTIに基づいて第1のネットワーク上の端末の第1のターゲット・コンテキストを決定し、融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能するときに融合ネットワーク装置に対応する装置識別子を決定する、前述のアクセス方法を実装することにおいて、融合ネットワーク装置210をサポートするように構成されたプロセッサを含む。ある可能な設計では、チップ・システムは、メモリをさらに含む。メモリは、融合ネットワーク装置210のために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。むろん、メモリは、代替的に、チップ・システム内でなくてもよい。チップ・システムは、チップを含んでいてもよく、またはチップおよび別の離散的なデバイスを含んでいてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
あるいはまた、たとえば、機能モジュールが集積化を通じて分割される場合、図22は、融合ネットワーク装置220の概略構造ダイアグラムを示す。融合ネットワーク装置220は、受信モジュール2201および送信モジュール2202を含む。受信モジュール2201は、動作管理装置からマイグレーション通知を受信するように構成される。マイグレーション通知は、融合ネットワーク装置220がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に、融合ネットワーク装置220によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される。送信モジュール2202は、融合ネットワーク装置220がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置220に対応する第1の重み情報を、ターゲット・ネットワーク上のアクセス装置に送信するように構成される。アクセス装置は、該アクセス装置に記憶されている、融合ネットワーク装置220がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置220に対応する第2の重み情報を更新する。
任意的に、マイグレーション通知は、第1の重み情報を担持するか;または、図22に示されるように、融合ネットワーク装置220は、処理モジュール2203をさらに含む。処理モジュール2203は、マイグレーション通知に基づいて第1の重み情報を決定するように構成される。
任意的に、送信モジュール2202は、さらに、融合ネットワーク装置220がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置220に対応するサービス負荷情報を動作管理装置に送信するように構成される。サービス負荷情報は、融合ネットワーク装置220がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に融合ネットワーク装置220によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを決定するために使用される。
対応する機能モジュールの機能説明については、前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連する内容を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
この実施形態では、融合ネットワーク装置220は、統合を通じて機能モジュールを分割することによって提示される。ここで、「モジュール」は、特定のASIC、回路、一つまたは複数のソフトウェアまたはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、および/または前述の機能を提供することができる別のデバイスであってもよい。ある単純な実施形態では、当業者は、融合ネットワーク装置220が図3に示される形であってもよいことを理解することができる。
たとえば、図3のプロセッサ301はメモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、融合ネットワーク装置220が前述の方法実施形態におけるアクセス方法を実行するようにしてもよい。
具体的には、図22の受信モジュール2201、送信モジュール2202、および処理モジュール2203の機能および実装プロセスは、メモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図3のプロセッサ301によって実装されてもよい。あるいはまた、図22の処理モジュール2203の機能および実装プロセスは、メモリ303に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図3のプロセッサ301によって実装されてもよく、図22の受信モジュール2201および送信モジュール2202の機能および実装プロセスは、図3の通信インターフェース304によって実装されてもよい。
この実施形態において提供される融合ネットワーク装置220は、前述のアクセス方法を実行することができる。したがって、融合ネットワーク装置220によって達成できる技術的効果については、前述の方法実施形態を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意的に、本願のある実施形態は、チップ・システムをさらに提供する。チップ・システムは、たとえば、マイグレーション通知に基づいて第1の重み情報を決定する、前述のアクセス方法を実装することにおいて、融合ネットワーク装置220をサポートするように構成されたプロセッサを含む。ある可能な設計では、チップ・システムは、メモリをさらに含む。メモリは、融合ネットワーク装置220のために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。むろん、メモリは、代替的に、チップ・システム内でなくてもよい。チップ・システムは、チップを含んでいてもよく、またはチップおよび別の離散的なデバイスを含んでいてもよい。これは、本願のこの実施形態において特に限定されない。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されうる。実施形態を実装するためにソフトウェアプログラムが使用される場合、実施形態は、完全にまたは部分的に、コンピュータ・プログラム製品の形で実装されうる。コンピュータ・プログラム製品は、一つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行される場合、本願の実施形態による手順または機能が、すべてまたは部分的に、生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターから、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、またはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))または無線(たとえば、赤外線、電波、またはマイクロ波)式に、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバー、またはデータセンターに送信されうる。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または一つまたは複数の使用可能な媒体を統合するサーバーまたはデータセンターなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、固体ドライブ(固体ディスク、SSD))などである。
本願は、実施形態を参照して説明されているが、保護を請求する本願を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付の請求項を見ることによって、開示された実施形態の別の変形を理解し、実施することがありうる。請求項において、「含む/有する」は、別の構成要素または別のステップを除外せず、「a」または「1つ」は、複数の意味を除外しない。単一のプロセッサまたは他のユニットが、特許請求の範囲に列挙されるいくつかの機能を実装してもよい。いくつかの施策は互いに異なる従属請求項において記録されるが、これは、これらの施策を組み合わせてより良い効果を生み出すことができないことを意味するものではない。
本願は、特定の特徴およびその実施形態を参照して記載されているが、明らかに、本願の精神および範囲から逸脱することなく、それらに対してさまざまな修正および組み合わせがなされうる。対応して、明細書および添付の図面は、単に、添付の特許請求の範囲によって定義される本願の例示的な記述であり、本願の範囲をカバーする修正、変形、組み合わせまたは均等物のいずれかまたは全部と考えられる。明らかに、当業者は、本願の精神および範囲から逸脱することなく、本願にさまざまな修正および変形を加えることができる。本願は、以下の特許請求の範囲およびそれらの均等な技術によって定義される保護の範囲内にある限り、本願のこれらの修正および変形をカバーすることが意図されている。
下記はいくつかの例示的実施形態(Example Embodiment、EE)を挙げる。
〔EE1〕
アクセス方法であって、当該アクセス方法は:
融合ネットワーク装置によって、第1のネットワーク上の第1のアクセス装置からアクセス要求メッセージを受信するステップであって、前記アクセス要求メッセージは、端末の第1のグローバルに一意的な一時的識別情報GUTIを担持し、前記第1のGUTIは、前記第1のネットワーク上の古いGUTI、または第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであり、前記第2のGUTIは、第2のネットワーク上の古いGUTIである、ステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定するステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のアクセス装置にアクセス応答メッセージを送信するステップであって、前記アクセス応答メッセージは、前記端末が成功裏に前記第1のネットワークにアクセスしたことを示すために使用される、ステップとを含む、
アクセス方法。
〔EE2〕
前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、前記融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第1の識別子である、EE1に記載のアクセス方法。
〔EE3〕
前記第1のネットワークは第4世代4Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のグローバルに一意的な移動性管理エンティティ識別子GUMMEIであり、対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIにおける移動性管理エンティティ一時的モバイル加入者識別情報M-TMSIに基づいて前記第1のターゲット・コンテキストを決定することである、
EE2に記載のアクセス方法。
〔EE4〕
前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記融合ネットワーク装置が、前記第1のGUTIにおける前記M-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを見出すとき、前記融合ネットワーク装置によって、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または
前記融合ネットワーク装置が、前記第1のGUTIにおける前記M-TMSIに基づいて前記端末の第5世代5Gコンテキストを見出すとき、前記融合ネットワーク装置によって、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE3に記載のアクセス方法。
〔EE5〕
前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のGUMMEIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は前記第1のGUTIが前記第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE2に記載のアクセス方法。
〔EE6〕
前記第1のネットワークは第5世代5Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のグローバルに一意的なアクセスおよび移動性管理機能識別子GUAMIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが前記第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE2に記載のアクセス方法。
〔EE7〕
前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、前記融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第2の識別子である、EE1に記載のアクセス方法。
〔EE8〕
前記第2のネットワークは5Gネットワークであり、前記第2の識別子は第1のGUAMIであり、前記アクセス要求メッセージは前記第1のGUTIのタイプ指示をさらに担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが、前記第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記融合ネットワーク装置によって、前記タイプ指示に基づいて前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;
前記第2のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第2のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE7に記載のアクセス方法。
〔EE9〕
前記第2のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2の識別子は第1のGUMMEIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが、前記第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記融合ネットワーク装置によって、前記タイプ指示に基づいて前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;
前記第2のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第2のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを変換することによって得られる5Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE7に記載のアクセス方法。
〔EE10〕
前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、前記融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第1の識別子と、前記融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第2の識別子である、EE1に記載のアクセス方法。
〔EE11〕
前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2のネットワークは5Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のGUMMEIであり、前記第2の識別子は第1のGUAMIであり、対応して、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定することは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと異なる場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;前記第2のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第2のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE10に記載のアクセス方法。
〔EE12〕
当該アクセス方法は、さらに:
前記融合ネットワーク装置によって、前記融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を、マッピング規則に従って、前記第1のGUMMEIおよび前記第1のGUAMIのうちの一つまたは複数に別々にマッピングするステップを含み、前記融合ネットワーク装置の前記第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへと、前記融合ネットワーク装置に対応するモバイル国コードMCCおよびモバイル・ネットワーク・コードMNC、前記融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および前記融合ネットワーク装置プールにおける前記融合ネットワーク装置の6ビットの第1の識別子を含む、
EE3ないし6または8および9のうちいずれか一項に記載のアクセス方法。
〔EE13〕
前記マッピング規則は:前記第1のグローバル一意識別子のMCCを前記第1のGUAMIのMCCにマッピングし、前記第1のグローバル一意識別子のMNCを前記第1のGUAMIのMNCにマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子における最上位8ビットを前記第1のGUAMIのAMF領域識別子にマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子の最下位8ビットと前記融合ネットワーク装置プールの識別子の2つのアイドル・ビットとを前記第1のGUAMIのAMFセット識別子にマッピング前記し;前記融合ネットワーク装置の前記第1の識別子を前記第1のGUAMIのAMFポインタにマッピングし;前記第1のグローバル一意識別子のMCCを前記第1のGUMMEIのMCCにマッピングし、前記第1のグローバル一意識別子のMNCを前記第1のGUMMEIのMNCにマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子を前記第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子における前記2つのアイドル・ビットと前記融合ネットワーク装置の前記第1の識別子とを前記第1のGUMMEIのMMEコードにマッピングすることを含む;または
前記マッピング規則は:前記第1のグローバル一意識別子のMCCを前記第1のGUAMIのMCCにマッピングし、前記第1のグローバル一意識別子のMNCを前記第1のGUAMIのMNCにマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子の最上位8ビットを前記第1のGUAMIのAMF領域識別子にマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子の最下位8ビットと前記融合ネットワーク装置プールの識別子の2つのアイドル・ビットとを前記第1のGUAMIのAMFセット識別子にマッピングし;前記融合ネットワーク装置の前記第1の識別子を前記第1のGUAMIのAMFポインタにマッピングし;前記第1のグローバル一意識別子のMCCを前記第1のGUMMEIのMCCにマッピングし、前記第1のグローバル一意識別子のMNCを前記第1のGUMMEIのMNCにマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの識別子を前記第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングし;前記融合ネットワーク装置プールの2つのアイドル・ビットを前記第1のGUMMEIのMMEコードの2つの最下位ビットにマッピングし;前記融合ネットワーク装置の前記第1の識別子を前記第1のGUMMEIのMMEコードの最上位6ビットにマッピングすることを含む、
EE12に記載のアクセス方法。
〔EE14〕
当該アクセス方法は、さらに:
前記融合ネットワーク装置によって、前記4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するステップであって、前記コンテキスト要求メッセージは、前記端末の第3のGUTIを担持し、前記4Gネットワーク上の前記端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用される、ステップと;
前記融合ネットワーク装置が、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを見出すとき、前記融合ネットワーク装置によって、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定する;または、前記融合ネットワーク装置が、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを見出すとき、前記融合ネットワーク装置によって、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第4の移動性管理エンティティにコンテキスト応答メッセージを送信するステップであって、前記コンテキスト応答メッセージは、前記第2のターゲット・コンテキストを担持する、ステップとを含む、
EE12または13に記載のアクセス方法。
〔EE15〕
当該アクセス方法は:
前記融合ネットワーク装置によって、第1のメッセージであって、該第1のメッセージは、前記第1のGUMMEIと、前記第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持する第1のメッセージを前記第1のアクセス装置に送信し、前記融合ネットワーク装置によって、第2のメッセージであって、該第2のメッセージは、前記第1のGUAMIと、前記第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、前記第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する、第2のメッセージを前記第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信するステップであって、前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2のネットワークは5Gネットワークである、ステップ、または
前記融合ネットワーク装置によって、第2のメッセージであって、該第2のメッセージは、前記第1のGUAMIと、前記第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、前記第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持する第2のメッセージを前記第1のアクセス装置に送信し、前記融合ネットワーク装置によって、第1のメッセージであって、該第1のメッセージは、前記第1のGUMMEIと、前記第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持する第1のメッセージを前記第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信するステップであって、前記第1のネットワークは5Gネットワークであり、前記第2のネットワークは4Gネットワークである、ステップをさらに含む、
EE6、9または11に記載のアクセス方法。
〔EE16〕
前記第1のメッセージがさらに、前記第1のGUMMEIのタイプおよび前記第3のGUMMEIのタイプを担持し;
前記第2のメッセージはさらに、前記第1のGUAMIのタイプおよび前記第3のGUAMIのタイプを担持し;
前記第1のGUMMEIのタイプはネイティブGUMMEIであり、前記第3のGUMMEIのタイプはマッピングされたGUMMEIであり、前記第1のGUAMIのタイプはネイティブGUAMIであり、前記第3のGUAMIのタイプはマッピングされたGUAMIである、
EE15に記載のアクセス方法。
〔EE17〕
当該アクセス方法がさらに:
前記融合ネットワーク装置によって、第1のマッピング規則に従って、前記融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を前記第1のGUMMEIにマッピングするステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、第2のマッピング規則に従って、前記融合ネットワーク装置の第2のグローバル一意識別子を前記第1のGUAMIにマッピングするステップとをさらに含み、
前記融合ネットワーク装置の前記第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、前記融合ネットワーク装置に対応するMCCおよびMNC、前記融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および前記融合ネットワーク装置プールにおける前記融合ネットワーク装置の6ビットの第1の識別子を含み;
前記融合ネットワーク装置の前記第2のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、前記融合ネットワーク装置に対応するMCCおよびMNC、前記融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および前記融合ネットワーク装置プールにおける前記融合ネットワーク装置の6ビットの第2の識別子を含む、
EE15または16に記載のアクセス方法。
〔EE18〕
前記第1のマッピング規則は:前記融合ネットワーク装置の前記第1のグローバル一意識別子におけるMCCおよびMNCを前記第1のGUMMEIのMCCおよびMNCにマッピングし、前記融合ネットワーク装置プールの識別子を前記第1のGUMMEIのMMEグループ識別子にマッピングし、前記融合ネットワーク装置プールの識別子における2つのアイドル・ビットを、前記第1のGUMMEIのMMEコードにおける2つの最下位ビットにマッピングし、前記融合ネットワーク装置の前記第1の識別子を、前記第1のGUMMEIのMMEコードにおける6つの最上位ビットにマッピングすることを含み;
前記第2のマッピング規則は:前記融合ネットワーク装置の前記第2のグローバル一意識別子におけるMCCまたはMNCを、前記第1のGUAMIのMCCまたはMNCにマッピングし、前記融合ネットワーク装置プールの識別子の最上位8ビットを前記第1のGUAMIのAMF領域識別子にマッピングし、前記融合ネットワーク装置プールの識別子の最上位8ビットと、前記融合ネットワーク装置プールの識別子の前記2つのアイドル・ビットとを前記第1のGUAMIのAMFセット識別子にマッピングし、前記融合ネットワーク装置の前記第2の識別子を前記第1のGUAMIのAMFポインタにマッピングすることを含む、
EE17に記載のアクセス方法。
〔EE19〕
当該アクセス方法は:
前記融合ネットワーク装置によって、前記4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するステップであって、前記コンテキスト要求メッセージは、前記端末の第3のGUTIを担持し、前記4Gネットワーク上の前記端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用される、ステップと;
前記第3のGUTIにおける第4のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定する;または、前記第3のGUTIにおける第4のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記融合ネットワーク装置によって、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第4の移動性管理エンティティにコンテキスト応答メッセージを送信するステップであって、前記コンテキスト応答メッセージは、前記第2のターゲット・コンテキストを担持する、ステップとをさらに含む、
EE15ないし18のうちいずれか一項に記載のアクセス方法。
〔EE20〕
アクセス方法であって、当該アクセス方法は:
融合ネットワーク装置によって、動作管理装置からマイグレーション通知を受信するステップであって、前記マイグレーション通知は、前記融合ネットワーク装置上の端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される、ステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記融合ネットワーク装置の第1の重み情報に基づいて、前記融合ネットワーク装置が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報と、前記融合ネットワーク装置が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第3の重み情報とを決定するステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第2の重み情報を前記第1のネットワーク上の第1のアクセス装置に送信し、それにより、前記第1のアクセス装置が、前記第1のアクセス装置に記憶されている、前記融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の前記第1の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第4の重み情報を更新するようにする、ステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記第3の重み情報を前記第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信し、それにより、前記第2のアクセス装置が、前記第2のアクセス装置に記憶されている、前記融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の前記第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第5の重み情報を更新するようにする、ステップとを含む、
アクセス方法。
〔EE21〕
アクセス方法であって、当該アクセス方法は:
融合ネットワーク装置によって、動作管理装置からマイグレーション通知を受信するステップであって、前記マイグレーション通知は、前記融合ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用される、ステップと;
前記融合ネットワーク装置によって、前記融合ネットワーク装置が前記ターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第1の重み情報を、前記ターゲット・ネットワーク上のアクセス装置に、送信し、前記アクセス装置が、前記融合ネットワーク装置が前記ターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する、前記アクセス装置に記憶されている第2の重み情報を更新するようにする、ステップとを含む、
アクセス方法。
〔EE22〕
融合ネットワーク装置であって、当該融合ネットワーク装置は処理モジュールおよびトランシーバ・モジュールを有しており、
前記トランシーバ・モジュールは、第1のネットワーク上の第1のアクセス装置からアクセス要求メッセージを受信するよう構成されており、前記アクセス要求メッセージは、端末の第1のグローバルに一意的な一時的識別情報GUTIを担持し、前記第1のGUTIは、前記第1のネットワーク上の古いGUTI、または第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであり、前記第2のGUTIは、第2のネットワーク上の古いGUTIであり;
前記処理モジュールは、前記第1のGUTIと、当該融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成されており;
前記トランシーバ・モジュールは、前記第1のアクセス装置にアクセス応答メッセージを送信するように構成されており、前記アクセス応答メッセージは、前記端末が成功裏に前記第1のネットワークにアクセスしたことを示すために使用される、
融合ネットワーク装置。
〔EE23〕
当該融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、当該融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第1の識別子である、EE22に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE24〕
前記第1のネットワークは第4世代4Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のグローバルに一意的な移動性管理エンティティ識別子GUMMEIであり、対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記第1のGUTIにおける移動性管理エンティティ一時的モバイル加入者識別情報M-TMSIに基づいて前記第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成されている、
EE23に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE25〕
前記処理モジュールが、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記第1のターゲット・コンテキストを決定するように構成されていることは、具体的には:
当該融合ネットワーク装置が、前記第1のGUTIにおける前記M-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを見出すとき、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または
当該融合ネットワーク装置が、前記第1のGUTIにおける前記M-TMSIに基づいて前記端末の第5世代5Gコンテキストを見出すとき、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定することである、
EE24に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE26〕
前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のGUMMEIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は前記第1のGUTIが前記第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されている、
EE23に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE27〕
前記第1のネットワークは第5世代5Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のグローバルに一意的なアクセスおよび移動性管理機能識別子GUAMIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが前記第1のネットワーク上の古いGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記第1のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されている、
EE23に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE28〕
当該融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、当該融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第2の識別子である、EE22に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE29〕
前記第2のネットワークは5Gネットワークであり、前記第2の識別子は第1のGUAMIであり、前記アクセス要求メッセージは前記第1のGUTIのタイプ指示をさらに担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが、前記第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記タイプ指示に基づいて前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;前記第2のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記第2のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されている、
EE28に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE30〕
前記第2のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2の識別子は第1のGUMMEIであり、前記アクセス要求メッセージはさらに前記第1のGUTIのタイプ指示を担持し、前記タイプ指示は、前記第1のGUTIが、前記第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであることを示すために使用され;
対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記タイプ指示に基づいて前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;前記第2のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記第2のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを変換することによって得られる5Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されている、
EE28に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE31〕
当該融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する前記装置識別子は、具体的には、当該融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第1の識別子と、当該融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第2の識別子である、EE22に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE32〕
前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2のネットワークは5Gネットワークであり、前記第1の識別子は第1のGUMMEIであり、前記第2の識別子は第1のGUAMIであり、対応して、前記処理モジュールは、具体的には:
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記第1のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定する;または
前記第1のGUTIにおける第2のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと異なる場合、前記第1のGUTIを前記第2のGUTIにマッピングし戻し;前記第2のGUTIにおける第2のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記第2のGUTIにおける5G-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第1のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されている、
EE31に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE33〕
前記処理モジュールは、当該融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を、マッピング規則に従って、前記第1のGUMMEIおよび前記第1のGUAMIのうちの一つまたは複数に別々にマッピングするように構成されており、当該融合ネットワーク装置の前記第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへと、当該融合ネットワーク装置に対応するモバイル国コードMCCおよびモバイル・ネットワーク・コードMNC、当該融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および当該融合ネットワーク装置プールにおける前記融合ネットワーク装置の6ビットの第1の識別子を含む、
EE24ないし27または29および30のうちいずれか一項に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE34〕
前記トランシーバ・モジュールは、前記4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するようにさらに構成されており、前記コンテキスト要求メッセージは、前記端末の第3のGUTIを担持し、前記4Gネットワーク上の前記端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用され;
前記処理モジュールは:当該融合ネットワーク装置が、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを見出すとき、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するようにさらに構成されている;または、前記処理モジュールは:当該融合ネットワーク装置が、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを見出すとき、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するように構成されており;
前記トランシーバ・モジュールは、前記第4の移動性管理エンティティにコンテキスト応答メッセージを送信するようさらに構成されており、前記コンテキスト応答メッセージは、前記第2のターゲット・コンテキストを担持する、
EE33に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE35〕
前記トランシーバ・モジュールは、第1のメッセージを前記第1のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、該第1のメッセージは、前記第1のGUMMEIと、前記第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持し;前記トランシーバ・モジュールは、第2のメッセージを前記第2のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、該第2のメッセージは、前記第1のGUAMIと、前記第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、前記第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持し、前記第1のネットワークは4Gネットワークであり、前記第2のネットワークは5Gネットワークである;または
前記トランシーバ・モジュールは、第2のメッセージを前記第1のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、該第2のメッセージは、前記第1のGUAMIと、前記第1のGUMMEIをマッピングすることによって得られる、前記第2のネットワーク上の第3のGUAMIとを担持し;前記トランシーバ・モジュールは、第1のメッセージを第2のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、該第1のメッセージは、前記第1のGUMMEIと、前記第1のGUAMIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上の第3のGUMMEIとを担持し、前記第1のネットワークは5Gネットワークであり、前記第2のネットワークは4Gネットワークである、
EE27、30または32に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE36〕
前記処理モジュールが、第1のマッピング規則に従って、当該融合ネットワーク装置の第1のグローバル一意識別子を前記第1のGUMMEIにマッピングするようにさらに構成されており;
前記処理モジュールが、第2のマッピング規則に従って、当該融合ネットワーク装置の第2のグローバル一意識別子を前記第1のGUAMIにマッピングするようにさらに構成されており;
当該融合ネットワーク装置の前記第1のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、当該融合ネットワーク装置に対応するMCCおよびMNC、当該融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および当該融合ネットワーク装置プールにおける当該融合ネットワーク装置の6ビットの第1の識別子を含み;
当該融合ネットワーク装置の前記第2のグローバル一意識別子は、最上位ビットから最下位ビットへ、当該融合ネットワーク装置に対応するMCCおよびMNC、当該融合ネットワーク装置が属する融合ネットワーク装置プールの16ビット識別子、2つのアイドル・ビット、および当該融合ネットワーク装置プールにおける当該融合ネットワーク装置の6ビットの第2の識別子を含む、
EE35に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE37〕
前記トランシーバ・モジュールは、前記4Gネットワーク上の第4の移動性管理エンティティからコンテキスト要求メッセージを受信するようにさらに構成され、前記コンテキスト要求メッセージは、前記端末の第3のGUTIを担持し、前記4Gネットワーク上の前記端末の第2のターゲット・コンテキストを要求するために使用され;
前記処理モジュールは:前記第3のGUTIにおける第4のGUMMEIが前記第1のGUMMEIと同じである場合、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の4Gコンテキストを検索し、前記端末の前記4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するようにさらに構成されている;または、前記処理モジュールは:前記第3のGUTIにおける第4のGUAMIが前記第1のGUAMIと同じである場合、前記第3のGUTIにおけるM-TMSIに基づいて前記端末の5Gコンテキストを検索し、前記端末の前記5Gコンテキストを変換することによって得られる4Gコンテキストを前記第2のターゲット・コンテキストとして決定するようにさらに構成されており;
前記トランシーバ・モジュールは、前記第4の移動性管理エンティティにコンテキスト応答メッセージを送信するようにさらに構成されており、前記コンテキスト応答メッセージは、前記第2のターゲット・コンテキストを担持する、
EE35または36に記載の融合ネットワーク装置。
〔EE38〕
融合ネットワーク装置であって、当該融合ネットワーク装置は処理モジュールおよびトランシーバ・モジュールを有しており、
前記トランシーバ・モジュールは、動作管理装置からマイグレーション通知を受信するように構成されており、前記マイグレーション通知は、当該融合ネットワーク装置上の端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用され;
前記処理モジュールは、当該融合ネットワーク装置の第1の重み情報に基づいて、当該融合ネットワーク装置が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報と、当該融合ネットワーク装置が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第3の重み情報とを決定するように構成されており;
前記トランシーバ・モジュールは、前記第2の重み情報を前記第1のネットワーク上の第1のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、それにより、前記第1のアクセス装置が、前記第1のアクセス装置に記憶されている、当該融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の前記第1の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第4の重み情報を更新するようにし;
前記トランシーバ・モジュールは、前記第3の重み情報を前記第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信するようにさらに構成されており、それにより、前記第2のアクセス装置が、前記第2のアクセス装置に記憶されている、当該融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の前記第2の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第5の重み情報を更新するようにする、
融合ネットワーク装置。
〔EE39〕
融合ネットワーク装置であって、当該融合ネットワーク装置は受信モジュールおよび送信モジュールを有しており、
前記受信モジュールは、動作管理装置からマイグレーション通知を受信するように構成されており、前記マイグレーション通知は、当該融合ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用され;
前記送信モジュールは、当該融合ネットワーク装置が前記ターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する第1の重み情報を、前記ターゲット・ネットワーク上のアクセス装置に、送信するように構成されており、それにより、前記アクセス装置が、当該融合ネットワーク装置が前記ターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に当該融合ネットワーク装置に対応する、前記アクセス装置に記憶されている第2の重み情報を更新するようにする、
融合ネットワーク装置。
〔EE40〕
プロセッサおよびメモリを有する融合ネットワーク装置であって、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されており、当該融合ネットワーク装置が動作するとき、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、当該融合ネットワーク装置がEE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行する、融合ねとワーク装置。
〔EE41〕
コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されたメモリと;
前記メモリから前記コンピュータ・プログラムを読み出し、前記コンピュータ・プログラムを実行して、EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行するように構成されているプロセッサとを有する、
処理装置。
〔EE42〕
EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行するように構成されているプロセッサ。
〔EE43〕
コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されたメモリと;
前記メモリから前記コンピュータ・プログラムを読み出し、前記コンピュータ・プログラムを実行して、EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行するように構成されているプロセッサとを有する、
チップ・システム。
〔EE44〕
コンピュータ・プログラムを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラムがコンピュータ上で実行されると、該コンピュータは、EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行できるようにされる、コンピュータ可読記憶媒体。
〔EE45〕
コンピュータ・プログラムを有するコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラムがコンピュータ上で実行されると、該コンピュータは、EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行できるようにされる、コンピュータ・プログラム製品。
〔EE46〕
EE1ないし19、EE20またはEE21のうちいずれか一項に記載のアクセス方法を実行するように構成されている装置。
〔EE47〕
融合ネットワーク装置および第1のアクセス装置を有するアクセス・システムであって、
前記融合ネットワーク装置は、第1のネットワーク上の前記第1のアクセス装置からアクセス要求メッセージを受信するステップであって、前記アクセス要求メッセージは、端末の第1のグローバルに一意的な一時的識別情報GUTIを担持し、前記第1のGUTIは、前記第1のネットワーク上の古いGUTI、または第2のGUTIをマッピングすることによって得られる、前記第1のネットワーク上のGUTIであり、前記第2のGUTIは、第2のネットワーク上の古いGUTIである、ステップと;前記第1のGUTIと、前記融合ネットワーク装置が移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する装置識別子とに基づいて、前記第1のネットワーク上の前記端末の第1のターゲット・コンテキストを決定するステップと;前記第1のアクセス装置にアクセス応答メッセージを送信するステップであって、前記アクセス応答メッセージは、前記端末が成功裏に前記第1のネットワークにアクセスしたことを示すために使用される、ステップとを実行するように構成されており;
前記第1のアクセス装置は、前記融合ネットワーク装置から前記アクセス応答メッセージを受信するように構成されている、
アクセス・システム。
〔EE48〕
融合ネットワーク装置および動作管理装置を有するアクセス・システムであって、
前記動作管理装置は、前記融合ネットワーク装置にマイグレーション通知を送信するように構成されており、前記マイグレーション通知は、前記融合ネットワーク装置上の端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用され;
前記融合ネットワーク装置は:前記動作管理装置から前記マイグレーション通知を受信するステップと;前記融合ネットワーク装置の第1の重み情報に基づいて、前記融合ネットワーク装置が第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報と、前記融合ネットワーク装置が第2のネットワーク上の第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第3の重み情報とを決定するステップと;前記第2の重み情報を前記第1のネットワーク上の第1のアクセス装置に送信し、それにより、前記第1のアクセス装置が、前記第1のアクセス装置に記憶されている、前記融合ネットワーク装置が前記第1のネットワーク上の第1の移動性管理装置として機能するときに前記融合ネットワーク装置に対応する第4の重み情報を更新するステップと;前記第3の重み情報を前記第2のネットワーク上の第2のアクセス装置に送信し、それにより、前記第2のアクセス装置は、前記第2のアクセス装置に記憶されている、前記融合ネットワーク装置が前記第2のネットワーク上の前記第2の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第5の重み情報を更新するステップとを実行するように構成される、
アクセス・システム。
〔EE49〕
融合ネットワーク装置および動作管理装置を有するアクセス・システムであって、
前記動作管理装置は、前記融合ネットワーク装置にマイグレーション通知を送信するように構成され、前記マイグレーション通知は、前記融合ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置によってサービスされる端末がマイグレーションされる必要があることを示すために使用され;
前記融合ネットワーク装置は:前記動作管理装置から前記マイグレーション通知を受信し;前記融合ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク上の移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第1の重み情報を前記ターゲット・ネットワーク上のアクセス装置に送信するように構成されており、それにより、前記アクセス装置は、前記アクセス装置に記憶されている、前記融合ネットワーク装置が前記ターゲット・ネットワーク上の前記移動性管理装置として機能する場合に前記融合ネットワーク装置に対応する第2の重み情報を更新するようにする、
アクセス・システム。