JP7143308B2 - 挿入装置及び検出装置 - Google Patents

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Description

本開示は、挿入装置及び検出装置に関する。
例えば血糖値の測定等の目的で用いられる挿入装置として、例えば特許文献1に記載されるように、体表面に穿刺される針と、針によって体表面下に挿入されるセンサとを有するものが知られている。特許文献1には、挿入装置に着脱可能に装着される処理装置も記載されている。挿入装置と処理装置とによって検出装置が構成されている。
特許第4870075号公報
特許文献1に記載されるような挿入装置は、体表面下に挿入されたセンサを保持した状態で体表面上に保持される取付けユニットと、針を保持するとともに針の抜去後直ちに取付けユニットから取外されるアプリケータとを有している。このような構成によると、取付けユニットとアプリケータとを別々に廃棄する手間が生じることになる。
本開示は、このような点に鑑み、廃棄の手間を低減できる挿入装置及び検出装置を提供することを第1の目的とする。
また、特許文献1に記載されるような挿入装置は、針の抜去のために手動によって引き戻される導管アセンブリを有している。しかし、より容易に針を抜去できれば都合が良い。
本開示は、このような点に鑑み、容易に針を抜去できる挿入装置及び検出装置を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様としての挿入装置は、
体表面に穿刺される針と、
前記針によって前記体表面下に挿入される、生体情報に応じた信号を出力するセンサと、
前記信号に基づく前記生体情報の検出期間にわたって、前記センサと前記体表面から抜去された前記針とを保持した状態で前記体表面上に保持されるベースとを有する。
本発明の1つの実施形態として、前記ベースは、前記針が前記体表面に穿刺された時に前記体表面に接する第1面と、前記針が前記体表面に穿刺された時には前記体表面に接しないで、前記検出期間にわたって前記体表面に接する第2面とを有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記ベースは、前記体表面に貼付される貼付部材を有し、
前記貼付部材は、前記第1面を有する第1貼付部と、前記第1貼付部にヒンジ部を介して連なるとともに前記第2面を有する第2貼付部とを有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記ベースは、ベース本体と、前記ベース本体の外側から内側に向かう第1方向にスライド可能に前記ベース本体に保持されたカバーとを有し、
前記ベース本体は、前記針を前記ベース本体から突出する穿刺位置に一時的に保持可能であり、
前記カバーは、前記針が前記穿刺位置に保持された状態で、前記針の突出部を被覆する被覆位置から前記第1方向にスライド可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記ベースは、前記針を前記第1方向へ付勢するばねを有する。
本発明の1つの実施形態として、前記ばねは、前記カバーを前記第1方向と反対方向である第2方向へ付勢する。
本発明の第2の態様としての挿入装置は、
体表面に穿刺される針と、
前記針によって前記体表面下に挿入され、前記体表面下の生体情報に応じた信号を出力するセンサと、
前記体表面上に保持されるベースとを有し、
前記ベースは、ベース本体と、前記ベース本体の外側から内側に向かう第1方向にスライド可能に前記ベース本体に保持されたカバーとを有し、
前記ベース本体は、前記針を前記ベース本体から突出する穿刺位置に一時的に保持可能であり、
前記カバーは、前記針が前記穿刺位置に保持された状態で、前記針の突出部を被覆する被覆位置から前記第1方向にスライド可能であり、
前記ベースは、前記針を前記第1方向へ付勢するばねをさらに有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記ベース本体は、前記針と係合することで前記針を前記穿刺位置に保持する針保持部を有し、
前記針保持部は、前記第1方向に移動した前記カバーに押圧されることで前記針との係合が解除される。
本発明の1つの実施形態として、前記センサは、電気化学式センサである。
本発明の一態様としての検出装置は、
前記挿入装置と、
前記挿入装置に着脱可能に装着され、前記信号を処理して前記生体情報に関するデータを求める処理装置とを有する。
本開示(特に、本発明の第1の態様としての挿入装置)によれば、廃棄の手間を低減できる挿入装置及び検出装置を提供できる。
本開示(特に、本発明の第2の態様としての挿入装置)によれば、容易に針を抜去できる挿入装置及び検出装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る挿入装置を示す斜視図である。 挿入装置を、蓋を省略して示す斜視図である。 挿入装置を、蓋を省略して示す正面図である。 図3AのA-A断面図である。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、体表面に接触させた時の挿入装置を示す(蓋の図示は省略)。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、図4の状態から挿入装置を体表面に押付け、針を体表面に穿刺している時の挿入装置を示す(蓋の図示は省略)。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、図5の状態から針の穿刺が完了し、針が体表面から抜去された時の挿入装置を示す(蓋の図示は省略)。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、図6の状態から挿入装置を倒し、体表面上に保持した時の挿入装置を示す(蓋の図示は省略)。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、図7の状態で、処理装置を取付ける時の挿入装置を示す。 挿入装置の操作手順を説明する図であり、図8の状態から処理装置を挿入装置に取付け、生体情報の検出を開始した時の検出装置を示す。
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の一実施形態に係る挿入装置及び検出装置について詳細に例示説明する。本明細書において、挿入装置の正面とは、針の抜去後に挿入装置を倒し、体表面上に保持した状態で見える上面を意味する。挿入装置の背面とは、正面の反対側の面(前記状態で体表面に接した下面)を意味する。
図1、図2に示すように、本実施形態に係る挿入装置1は、針2と、センサ3と、ベース4とを有している。本実施形態では、ベース4は、ベース本体5と、カバー6とを有している。ベース本体5は、ハウジング5aと、蓋5b(図1参照)とを有している。針2は、生体(例えば人体)の体表面7に穿刺される(図5参照)。センサ3は、針2とともに体表面7下に挿入された後、針2のみを抜去することで、体表面下7に留置される(図5、図6参照)。センサ3が皮下に留置されることで生体情報に応じた信号を出力可能とするように構成されている。生体情報は、本実施形態では、間質液中のグルコース濃度である。間質液中のグルコース濃度は、血糖値を反映している。しかし、生体情報は、乳酸等の濃度、又は脈拍等であってもよい。本実施形態では、センサ3は電気化学式センサであるため、信号は電気信号(電流又は電圧)である。センサ3は、電気化学式センサに限られず、例えば、前記信号として光信号(蛍光)を出力する光学式センサであってもよい。
本実施形態では、図8、図9に示すように、挿入装置1には、処理装置8が着脱可能に装着される。処理装置8は、挿入装置1に着脱可能に装着され、前記信号を処理して生体情報に関するデータを求めるように構成されている。挿入装置1と処理装置8とで、本実施形態に係る検出装置9が構成されている。本実施形態では、処理装置8は、求めたデータを外部機器へ無線送信するトランスミッタとして構成されている。本実施形態では、処理装置8は、センサ3の接点10と接続される接点と、当該接点にA/D変換器を介して接続され、前記信号を処理して生体情報に関するデータを求める信号処理部と、信号処理部が求めたデータを外部機器(図示省略)へ無線送信する無線送受信モジュールとを有している。さらに、処理装置8は、信号処理部と無線送受信モジュールとを制御するために、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、バッテリ(1次バッテリでも2次バッテリでも可)等を有している。外部機器は、デスクトップ型コンピュータ等の定置式端末であってもよいし、スマートフォン、タブレット又はノート型パソコン等の携帯端末であってもよい。本実施形態では、外部機器は、処理装置8が送信したデータを無線受信する無線送受信モジュールと、受信したデータに基づいて生体情報(血糖値)を演算する生体情報演算部とを有している。さらに、外部機器は、無線送受信モジュールと生体情報演算部とを制御するために、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、電源部(コンセント及び/又はバッテリ。バッテリは1次バッテリでも2次バッテリでも可)等を有している。本実施形態では、外部機器は、入力部、表示部、スピーカ等のインターフェースも有している。処理装置8及び外部機器の構成は、適宜変更が可能である。本実施形態では、検出装置9と外部機器とで、持続血糖測定(CGM:Continuous glucose monitoring)システムを構成している。処理装置8は、生体情報に関するデータを無線送信するトランスミッタでなくてもよい。例えば、処理装置8は、データを外部機器に有線送信するように構成されていてもよいし、メモリカード等の記録媒体を介して外部機器に提供するように構成されていてもよい。処理装置8は、前記信号を処理して生体情報を演算し、内蔵したディスプレイ等のインターフェースを介して生体情報を使用者に知らせるように構成されてもよい。
図7乃至図9に示すように、本実施形態では、挿入装置1のベース4は、前記信号に基づく生体情報の検出期間にわたって、センサ3と体表面7から抜去された針2とを保持した状態で体表面7上に保持されるように構成されている。したがって、生体情報の検出期間の終了時には、挿入装置1を廃棄する一方で、処理装置8を次の検出に再利用することができる。このように、本実施形態によれば、使用後の針2及びセンサ3を含む部材を、挿入装置1の廃棄によって一度で廃棄できるため、廃棄の手間を低減できる。しかし、挿入装置1はこのような構成に限られない。例えば、針2の抜去後に、針2及びセンサ3のみをベース4から取外し、先に廃棄するように構成してもよい。生体情報の検出期間は、数時間、数日、1週間、1カ月など、医師等の判断で適宜決定される。
図6、図7に示すように、本実施形態では、矩形状のベース4は、針2が体表面7から抜去された後に、体表面7上に保持されるように、ベース4を倒すことが可能な構成とされている。図3Bに示すように、ベース4は、第1面4aと、第2面4bとを備え、穿刺時と検出時とで皮膚に沿う面(貼付される面)が異なる。換言すれば、ベース4は、穿刺時と検出時とで、体表面7に対する位置(体表面7と、ベース4における穿刺方向と平行な面と、がなす角度)が異なる。第1面4aは、針2が体表面7に穿刺される時に体表面7に接するように構成されている。第2面4bは、針2が体表面7に穿刺された時には体表面7に接していない。第2面4bは、検出期間にわたって体表面7に接するように構成されている。より具体的には、ベース4は、体表面7に貼付される貼付部材11を有している。図7に示すように、貼付部材11は、第1面4aを有する第1貼付部11aと、第1貼付部11aにヒンジ部(折曲げ部)11bを介して接続するとともに第2面4bを有する第2貼付部11cと、を有している。第1貼付部11a(及び第1面4a)は、針2の穿刺時には、針2の軸心X(図3A、図3B参照)と直交する平面に沿って配置されている。貼付部材11は、ベース本体5に取り付けられている。第1貼付部11aは、ベース本体5に着脱可能に貼付されている。より具体的には、ベース本体5に対する第1貼付部11aの粘着力は、体表面7に対する第1貼付部11aの粘着力より小さい。第2貼付部11cは、ベース本体5に固着されている。図6に示すように、針2の穿刺抜去操作の際に、第1貼付部11aの第1面4aを体表面7に当接させることで、第1貼付部11aの第1面4aが体表面7に貼付される。したがって、第1面4aを体表面に貼付することで、挿入装置1を体表面7に仮止め(位置決め)することができる。これにより、穿刺抜去時の操作を安定化させることができる。その後、図7に示すように、ベース本体5を、ヒンジ部11b(折曲げ部)を支点にして体表面7側へ倒すことで、第2貼付部11cを、ヒンジ部11bを介して回動させる。ベース4を体表面7に沿う位置までピボット様に倒して(移動させて)、ベース4の第2貼付部11c(第2面4b)を体表面7に貼付する。換言すれば、針2の穿刺抜去時と検出時とで、ベース4は異なる面で皮膚に沿う(当接する)構成となる。本実施形態では、体表面7に対してほぼ垂直に穿刺する場合を示したが、適用するセンサ3や検出試薬の特性に応じて、体表面7に対して、針2及びセンサ3を任意の角度で穿刺する構成としてもよい。この場合、第1面4aが、所定の穿刺角度となるように、カバー6の体表面に当接する当接面6cに傾斜を備える構成としてもよい。貼付部材11の貼付面には、当該貼付面上の粘着材を保護するライナーを設けておき、所望のタイミングで当該ライナーを剥離するように構成してもよい。このような構成によれば、生体情報の検出時における挿入装置1及び検出装置9の体表面7からの突出高さを低減(例えば、突出高さを1cm以内にできる)し、装着感及び安全性を向上できる。しかも、このような構成によれば、断面C字状又はV字状等の特殊な形状の針を用いずに、通常の閉断面形状の針2を用いることができる。閉断面形状の針2を用いても、センサ3と接点10とを接続する専用部品や、そのような接続のための操作ステップが必要ないので、接触不良が発生する頻度を低減することができる。本実施形態では、通常の閉断面形状の針2を用いているので、センサ3を安定して体表面7下に配置することができる。第1貼付部11aと第2貼付部11cとを別部材で構成し、これら部材間を、ヒンジ部としてのヒンジ部材を介して接続する構成としてもよい。また、第2貼付部11cと、ベース本体5とが、着脱可能な構成としてもよい。この場合、ベース本体5に対する第2貼付部11cの粘着力を、体表面7に対する第2貼付部11cの粘着力より大きく構成するのがよい。しかし、挿入装置1はこのような構成に限られない。例えば、ベース4は、前記のような貼付部材11によらずに体表面7上に保持されるように構成されてもよい。第2貼付部11cを、リジッドな係止部材を介してベース本体5に固定する構成としてもよい。針2が体表面7に穿刺される際に、第1貼付部11aと第2貼付部11cとを体表面7に貼付させ、その後、ベース本体5を、ヒンジ部11bを支点にして体表面7側へ倒した際に、係止部材を介して第2貼付部11c上に固定されるようにしてもよい。
図4乃至図6に示されるように、本実施形態では、カバー6は、ベース本体5の外側から内側に向かう第1方向D1にスライド可能にベース本体5に保持されている。本実施形態では、第1方向D1は、針2の軸心Xに沿ってベース本体5の外側から内側に向かう方向(針抜去方向)である。しかし、第1方向D1は、針2の軸心Xに沿う方向でなくてもよい。本実施形態では、ベース本体5は、ハブ2bが後述の針保持部13に保持されている間は、針2をベース本体5から突出する穿刺位置(図4、図5に示す位置)に一時的に保持可能である。カバー6は、針2が穿刺位置に保持された状態で、針2の突出部を被覆する被覆位置(図4に示す位置)から、図5に示すように、第1方向D1にスライド可能である。すなわち、針2が穿刺位置に保たれた状態で、カバー6のみが、針2に対して第1方向D1へ相対的に移動する。これにより、針2とセンサ3のみが生体内に挿入される。カバー6に対して、第1方向D1へ所定量を超える力がかかる際に解除される係合部を、カバー6とベース本体5との間に備えてもよい。このような構成によれば、カバー6によって針2の露出を防止し、挿入装置1の操作時における安全性を向上できる。しかし、挿入装置1はこのような構成に限られない。すなわち、挿入装置1は、前記のようなカバー6を有していなくてもよい。
図5に示すように、本実施形態では、ベース4は、針2を第1方向D1へ付勢するばね12を有している。ばね12は、カバー6を第1方向D1へ移動させることで生じた弾性力によって針2を第1方向D1へ付勢する。このような構成によれば、穿刺する操作によって針2を抜去するための付勢力を生じさせることができる。したがって、このようなばね12の使用によって、構成が簡素化される。しかし、挿入装置1は、このような構成に限られない。すなわち、挿入装置1は、前記のようなばね12を有していなくてもよい。例えば、針2は、このような付勢力によらずに手動で抜去されてもよい。
図4、図5に示すように、本実施形態の初期状態では、ばね12は、カバー6を第1方向D1と反対方向である第2方向D2(穿刺挿入方向)へ付勢するように構成されている。このような構成によれば、針2の露出を安定して防止できる。この観点から、ばね12は、カバー6が被覆位置にある状態でカバー6を第2方向D2へ付勢していることが好ましい。しかし、ばね12は、カバー6を第2方向D2へ付勢するように構成されていなくてもよい。
図2、図3Aに示すように、ベース本体5は、針2と係合することで針2を穿刺位置に保持する針保持部(ラッチ)13を有している。針保持部13は、第1方向D1に移動したカバー6に押圧されることで開き(図5、図6参照)、針2との係合が解除されるように構成されている。このような構成によれば、ベース本体5を体表面7に向けて押圧する操作のみによって、カバー6を移動させて針保持部13の係合を解除し、針2の穿刺位置への一時的な保持状態を解消することができるので、操作性を向上できる。しかし、挿入装置1は、このような構成に限られない。例えば、針保持部13の係合の解除は、カバー6の移動とは別に、手動で行われてもよい。
本実施形態では、針2は、図3A、図3Bに示すように、軸心Xを有する針本体2aと、針本体2aの基端に連なるハブ2bとを有している。針本体2aは、長尺円筒状をなしており、先端に刃面を有している。針本体2aは、鋼鉄(例えばステンレス鋼)製であってよい。ハブ2bは、両側面にそれぞれ、針保持部13と係合する凹部14を有している。針2の内部には、針本体2aの先端からハブ2bの基端まで貫通する中空部が形成されている。しかし、針2は、このような構成に限られない。
本実施形態では、センサ3は、図3A、図3Bに示すように、作用極と対極とからなる2本の電極3a、3bを有している。各電極3a、3bは、体表面7下の体液との接触部に、グルコースと反応する検出試薬(グルコースオキシターゼ酵素若しくはその変異体、又はグルコース結合性物質等)を有している。検出試薬としては、グルコースを定量的に検出可能なものであればよく、検出試薬に応じた検出方法を適用できる。各電極3a、3bの基端には、処理装置8と接続される電気的接点15a、15bが設けられている。センサ3の接点10は、2つの電気的接点15a、15bからなっている。センサ3は、針2の中空部に配置されている。センサ3は、針2の基端部を超えて、電気的接点15a、15bまで延在している。針2は、穿刺操作時から抜去時(使用時)にわたって、針2の内部にセンサ3を保持している。穿刺前(初期状態)において、針2は、センサ3の最も先端部に位置しているが、抜去時(使用時)では、初期状態よりも基端側に位置している。センサ3の構成としては、例えば、作用極、対極に参照極も加えた3本の電極でセンサ3を構成してもよい。この場合、接点10も3つになる。センサ3を光学式センサとして構成してもよい。この場合、センサ3は、光ファイバ等の導光体を有していてもよい。導光体は、体表面7下の体液との接触部に、導光体からの励起光によって生体情報に応じた蛍光を発生する蛍光体を有していてもよい。接点10は、光学的接点となる。
本実施形態では、ベース本体5(のハウジング5a)は、図3A、図3Bに示すように、カバー6を針2の軸心Xに沿って摺動可能に貫通させる貫通口16を有している。ベース本体5(のハウジング5a)は、針保持部13を構成する一対の針保持片13aを有している。針保持部13は、一対の針保持片13aを備えている。一対の針保持片13aの内側面には、ハブ2bの両側面に設けられた凹部14と係合する凸部17が設けられている。一対の針保持片13aは、それぞれ、針2の軸心Xに沿って延びるとともに第2方向D2の端部が自由端となる片持ち梁状をなしている。図6に示すように、一対の針保持片13aの内側面の先端は、針2の穿刺が完了した時にカバー6に押されて、一対の針保持片13aの自由端が開き(つまり、一対の針保持片13aの自由端が互いに遠ざかり)、ハブ2bとの係合が解除されるように構成されている。一対の針保持片13aの固定端付近には、それぞれ、その剛性を調整(低減)するための切欠き18が設けられている。一対の針保持片13aの固定端には、針2の軸心Xに沿って延びる一対の案内壁19が連なっている。針2と針保持部13との係合が解除されると、針2はばね12の付勢力によって一対の案内壁19に沿って第1方向D1に移動する。このとき、ハブ2bの両側面が一対の案内壁19に案内される。図6、図7に示すように、一対の針保持片13aの第2方向D2には、針保持部13と針2との係合が解除された時にカバー6と係合し、カバー6が第2方向D2へ再びスライドするのを防止するカバー保持部20が設けられている。カバー保持部20は、一対のカバー保持片20aからなっている。一対のカバー保持片20aは、それぞれ、第1方向D1の端部が自由端となる片持ち梁状をなしている。一対のカバー保持片20aは、カバー6が第1方向D1へスライドしたときにカバー6によって弾性変形させられ、カバー6を乗り越えさせて、カバー6を一対のカバー保持片20aの自由端と係合させ、それにより、カバー6の第2方向D2へのスライドを防止する。カバー保持片20aは、第1方向D1へ向かって漸増する傾斜面を有する突起としてもよい。しかし、ベース本体5は、このような構成に限られない。
本実施形態では、カバー6は、図3A、図3B、図6、図7に示すように、筒状をなしており、針本体2aを貫通させる中空部を有している。カバー6は、針2が穿刺位置にあるときに針2の突出部(ベース本体5からの突出部)を被覆する被覆部6a(図3B参照)を有している。被覆部6aは、針2の突出部を被覆することにより、使用者による針2の刃面への接触を防止する。カバー6の内部には、ばね12の第2方向D2の端部を受ける座面21が設けられている。カバー6の第1方向D1の端部には、一対の凸部からなる一対の係合部6b(図6参照)が設けられている。一対の係合部6bは、一対の針保持片13aの自由端と係合することで、当該自由端を開くことができる。さらに、一対の係合部6bは、一対のカバー保持片20aと係合することで、カバー6の第2方向D2へのスライドを防止できる。カバー6は、針2の穿刺が完了した時、図6に示すように、ベース本体5の表面と面一になってベース本体5の表面(第1貼付部11aの貼付面)が体表面7に接触するように構成されている。しかし、カバー6は、このような構成に限られない。
本実施形態では、ばね12は、図4乃至図6に示すように、コイルばねとして構成されている。ばね12における第2方向D2の端部は、カバー6に設けられた座面21に受けられている。ばね12における第1方向D1の端部は、ハブ2bに設けられた座面22に受けられている。ばね12は、カバー6が、第1方向D1に向かう(ベース本体5内に移動する)につれて、カバー6とハブ2bとの間で圧縮される圧縮力を、生体内からの抜去方向へ針2を付勢する付勢力とする。しかし、ばね12は、このような構成に限られない。
本実施形態では、図8、図9に示すように、ベース4は、処理装置8との着脱を容易にするための一対の操作片23を有している。一対の操作片23は、ベース本体5の両側部に設けられ、それぞれ、片持ち梁状をなしている。一対の操作片23の自由端には、処理装置8と係合して処理装置8を保持する保持部23aが設けられている。保持部23aは、一対の操作片23の外側面に設けられた凸部からなっており、処理装置8には、当該凸部と係合する開口が形成されている。しかし、保持部23aの構成は適宜変更できる。例えば、保持部23aを開口で構成し、処理装置8に凸部を設けてもよい。保持部23aが処理装置8と係合したとき、処理装置8の接点はセンサ3の接点10と接続される。一対の操作片23は、それぞれ、複数のリブが設けられた操作部23bを有している。一対の操作片23の操作部23bを互いに接近させるように押圧する操作により、一対の保持部23aと処理装置8との係合を解除し、処理装置8を挿入装置1から取外すことができる。しかし、ベース4は、このような構成に限られない。
本実施形態に係る挿入装置1を使用するには、まず、図4、図5に示すように、カバー6が体表面7に押当てられることで、ばね12の付勢力に抗してベース本体5を体表面7に向けて押圧する。この押圧によってカバー6がベース本体5に対して第1方向D1にスライドし、ベース本体5は体表面7に接近し、穿刺位置に保持された針2が体表面7に穿刺される。その際、ばね12の付勢力が高められる。図6に示すように、第1方向D1にスライドしたカバー6によって針保持部13と針2との係合が解除されると、針2は、高められたばね12の付勢力によって自動的に体表面7から抜去され、ハブ2bは係止端24(図3A、図3B参照)まで移動して固定され、ベース4の内部に収められる。その際、カバー6は、針保持部13とカバー保持部20とに係合部6bが挟持されることで、ベース本体5に固定される。カバー6がカバー保持部20に固定されると、カバー6(座面21)とハブ2b(座面22)との間でばね12が保持される。カバー6がカバー保持部20に固定されてロックされることで、ハブ2bが再び第2方向D2へ移動することが防止されるので、使用後の針2がベース4から露出しない。次いで、図7に示すように、ベース4を倒すことで、ベース4が体表面7に保持される。このように針2の穿刺の前後を通じて、針2はベース4(カバー6及びベース本体5)の内部に収められているので、安全性が確保される。このように、使用者は、ベース本体5を持ち、カバー6の先端を体表面7に押し付けるだけで、センサ挿入操作が行うことができる。さらには、外出先で検出装置9を使用開始する必要があっても、検出装置9の使用開始時に針ゴミが発生しない(針単独での廃棄が必要ない)ので、専用の廃棄容器を携行する必要がない。また、検出装置9を装着中は、穿刺後の針2が、体表面7に沿った位置でベース4内部に収められているので、装置の薄型化が可能である。そして、図8、図9に示すように、処理装置8を挿入装置1に装着することで、生体情報の検出が開始される。生体情報の検出期間が終了すると、処理装置8は挿入装置1から取外され、挿入装置1は体表面7から取外される。そして、挿入装置1は廃棄され、処理装置8は次の検出のために新品の挿入装置1とともに再利用される。
前述した本実施の形態は、本発明の実施の形態の一例にすぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 挿入装置
2 針
2a 針本体
2b ハブ
3 センサ
3a、3b 電極
4 ベース
4a 第1面
4b 第2面
5 ベース本体
5a ハウジング
5b 蓋
6 カバー
6a 被覆部
6b 係合部
6c 当接面
7 体表面
8 処理装置
9 検出装置
10 接点
11 貼付部材
11a 第1貼付部
11b ヒンジ部
11c 第2貼付部
12 ばね
13 針保持部
13a 針保持片
14 凹部
15a、15b 電気的接点
16 貫通口
17 凸部
18 切欠き
19 案内壁
20 カバー保持部
20a カバー保持片
21、22 座面
23 操作片
23a 保持部
23b 操作部
24 係止端
X 軸心
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (8)

  1. 体表面に穿刺される針と、
    前記針によって前記体表面下に挿入される、生体情報に応じた信号を出力するセンサと、
    前記信号に基づく前記生体情報の検出期間にわたって、前記センサの接点と前記体表面から抜去された前記針とを保持した状態で前記体表面上に保持されるベースとを有し、
    前記ベースは、ベース本体と、前記ベース本体の外側から内側に向かう第1方向にスライド可能に前記ベース本体に保持されたカバーとを有し、
    前記ベース本体は、前記針を前記ベース本体から突出する穿刺位置に一時的に保持可能であり、
    前記カバーは、前記針が前記体表面に穿刺される前に前記穿刺位置に保持された状態で、前記針の突出部を被覆する被覆位置から前記第1方向にスライド可能である、挿入装置。
  2. 前記ベースは、前記針が前記体表面に穿刺された時に前記体表面に接する第1面と、前記針が前記体表面に穿刺された時には前記体表面に接しないで、前記検出期間にわたって前記体表面に接する第2面とを有する、請求項1に記載の挿入装置。
  3. 前記ベースは、前記体表面に貼付される貼付部材を有し、
    前記貼付部材は、前記第1面を有する第1貼付部と、前記第1貼付部にヒンジ部を介して連なるとともに前記第2面を有する第2貼付部とを有する、請求項2に記載の挿入装置。
  4. 前記ベースは、前記針を前記第1方向へ付勢するばねを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の挿入装置。
  5. 前記ばねは、前記カバーを前記第1方向と反対方向である第2方向へ付勢する、請求項に記載の挿入装置。
  6. 前記ベース本体は、前記針と係合することで前記針を前記穿刺位置に保持する針保持部を有し、
    前記針保持部は、前記第1方向に移動した前記カバーに押圧されることで前記針との係合が解除される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の挿入装置。
  7. 前記センサは、電気化学式センサである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の挿入装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の挿入装置と、
    前記挿入装置に着脱可能に装着され、前記信号を処理して前記生体情報に関するデータを求める処理装置とを有する、検出装置。
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