JP7143233B2 - 焼却灰の処理方法 - Google Patents

焼却灰の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7143233B2
JP7143233B2 JP2019018466A JP2019018466A JP7143233B2 JP 7143233 B2 JP7143233 B2 JP 7143233B2 JP 2019018466 A JP2019018466 A JP 2019018466A JP 2019018466 A JP2019018466 A JP 2019018466A JP 7143233 B2 JP7143233 B2 JP 7143233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammonia
ash
cement
incineration ash
cao
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019018466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020124679A (ja
Inventor
恭宗 武藤
洸 瀧澤
智典 竹本
泰之 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2019018466A priority Critical patent/JP7143233B2/ja
Publication of JP2020124679A publication Critical patent/JP2020124679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7143233B2 publication Critical patent/JP7143233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

本発明は、焼却灰の処理方法に関し、焼却灰をセメント原料として再資源化する際に問題となる固着を防止すると共に、セメント工場からのNOx排出量を低減する方法に関する。
セメント工場では、廃棄物の焼却処理に伴って発生する焼却灰をセメント原料として使用して再資源化を進めているが、原料工程に投入される前に金属大塊等の異物を除去するため、粗粉砕、篩い分け、磁力選別等の前処理が実施されている。
しかし、焼却灰は、焼却後に冷却を目的とした散水や屋外保管等によって多量の水分を含んでいる場合があり、そのまま前処理工程に焼却灰を投入すると、設備内部に多量の焼却灰の固着や灰の団粒化が発生して設備内が閉塞し、処理量の低下や設備の停止、固着物の除去作業等により製造効率が低下する。そこで、事前に焼却灰の水分を低減して固着を防止する必要があるが、乾燥機等の設備を使用する場合には、設備の導入や燃料使用量の増加等による製造コストの増加が課題となる。
また、特許文献1には、生石灰、消石灰、炭酸カルシウム、セメント等の改質材を添加することにより放射性セシウムで汚染された都市ごみ焼却灰の固着を防止する方法が記載されているが、この改質材混合の際に発生するアンモニアガスの処理が問題となる。
一方、セメント焼成工程においては、主に化石燃料の使用に起因して排ガス中にNOxが発生することが知られており、大気汚染の原因となることから排出基準が定められている。また、近年、セメント工場では原燃料として再資源化される廃棄物量が増加しており、これらの廃棄物が高温で焼成されることで廃棄物中に含まれる窒素成分が酸化され、NOxの発生源となっており、焼却灰中にも、焼却する元の廃棄物や焼却の際に使用する燃料中に含まれる窒素が残存しているため、セメント原料として使用する場合にNOxの発生要因となることが問題である。
そこで、セメント工場では各種NOx低減対策として、アンモニアガスや尿素等を脱硝剤として添加する手法が一般的に用いられている。しかし、アンモニアガスや尿素等の薬剤を使用することにより製造コストが上昇する。
それを改善するための方策として、例えば、特許文献2には、セメント焼成時にプレヒータの下部から乾式セメントキルンの窯尻部までの間にアンモニアを含有する有機汚泥を導入し、NOxを還元する方法が開示されている。
また、特許文献3には、有機性廃水を処理脱水して得られる含水率40~85%の脱水汚泥に、生石灰を脱水汚泥の固形分重量比で300~1000%加えて混合撹拌して熟成し、含水率を10%以下とした汚泥乾燥粉末とし、これをセメント焼成炉に供給して燃焼させると共に、燃焼過程で発生するガスを焼成炉の500℃以上の高温部に通過させ、これにより排ガス中の窒素酸化物を低減する汚泥の処理方法が示されている。
しかし、これらの場合、脱水汚泥の固着を防止する方法については特に記載されておらず、また、焼却灰を用いた方法については提案されていない。
特許6313205号公報 特開平10-194800号公報 特開平7-239118号公報
本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、焼却灰をセメント原料として再資源化する際に問題となる焼却灰の固着を防止し、同時に、セメント工場からのNOx排出量を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究した結果、都市ごみ又は下水汚泥を焼却した際に発生する主灰又は飛灰(以下「焼却灰」という。)、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物を含有する無機系粉体(以下「固着防止材」という。)を混合して焼却灰中の含水率を所定の値まで低減させて固着を防止すると共に、前記焼却灰と前記固着防止材を混合した際に焼却灰中に含まれるアンモニア性窒素を遊離させてアンモニアガスを発生させることで、焼成時におけるNOx発生源となり得る窒素成分を低減し、さらに遊離させたアンモニア含有ガスを蒸留塔や吸着塔を用いてアンモニアを選択的に回収し、濃縮アンモニアガス又は濃縮アンモニア水溶液としてセメント焼成部へ導入することにより、セメント焼成時に発生するNOxも同時に低減可能であることを見い出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明に係る焼却灰の処理方法は、前記焼却灰に前記固着防止材を混合し、混合の際に発生したアンモニア含有ガスからアンモニアを回収し、回収したアンモニアをセメント焼成工程へ導入することを特徴とする。
本発明によれば、前記焼却灰に前記固着防止材を混合することで焼却灰の固着を防止し、焼却灰をセメント製造工程に投入する際の前処理工程を効率化し、かつ、焼却灰から発生するアンモニアをセメント焼成工程へ導入することにより、低コストでセメント工場の排ガス中のNOx量を低減することが可能となる。
前記アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物を含有する無機系粉体として、生石灰、セメント焼成中間原料又は塩素バイパスダストから回収される粗粉を用いることができる。
以上のように、本発明によれば、焼却灰の固着を防止すると同時に、セメント工場からのNOx排出量を低減することができる。
本発明に係る焼却灰の処理方法を実施する装置の一を示す全体構成図である。
次に、本発明に係る焼却灰の処理方法の一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る焼却灰の処理方法を実施する装置の一を示し、この処理装置1は、焼却灰Aを貯蔵する焼却灰貯蔵槽2と、固着防止材Pを貯蔵する固着防止材貯蔵槽3と、焼却灰Aと固着防止材Pとを混合する混合装置4と、焼却灰Aと固着防止材Pの混合時に発生したアンモニア含有ガスG1から除塵するバグフィルタ5と、バグフィルタ5から排出されたアンモニア含有ガスG2から水蒸気を除去する蒸留塔6と、蒸留塔6で回収された水Wを中和する中和槽7と、蒸留塔6で得られた濃縮アンモニアガスG3をセメント焼成工程へ導入するアンモニア導入装置8を備える。
混合装置4の種類は、特に限定されず、発生するアンモニア含有ガスG1をバグフィルタ5へ輸送するための吸気口を備えていればよい。例えば、固定容器型の混合装置として、リボンミキサー、スクリューミキサー、プラネタリーミキサーなどを用いることができ、容器回転型の混合装置として、水平円筒型ミキサー、V型ミキサーなどを用いることができる。尚、作業場が壁面及び上面が開放されていない閉鎖系の場合には、自走式耕運機やホイルローダー、バックホー、ブルドーザーなどの重機を用いて床面で混合を行ってもよく、スコップなどを用いて人力により切り返しを行って混合してもよい。これらの場合、発生したアンモニアガスは局所排気装置や送風機、排風機等を作業場周辺に設置しておくことで回収設備へ送ることができる。
バグフィルタ5は、混合装置4での焼却灰Aと固着防止材Pの混合時に発生したアンモニア含有ガスG1から除塵するために備えられ、バグフィルタ以外の集塵装置を用いることもできる。
蒸留塔6は、焼却灰Aと固着防止材Pとの混合によりアンモニアと同時に発生した水蒸気を除去するために設けられる。尚、蒸留塔6に代えて、ゼオライトなどの吸着剤を用いた吸着塔を設けてもよく、吸着剤のAl/Si比の大きい方が吸着効率が高くなるため好ましい。
中和槽7は、蒸留塔6にて回収された水Wが微量のアンモニアを含んで希薄アンモニア水溶液となっているため、これを中和するために設けられる。
次に、上記構成を有する処理装置1の動作について説明する。
焼却灰貯蔵槽2及び固着防止材貯蔵槽3の各々に焼却灰A及び固着防止材Pを受け入れて貯蔵する。
焼却灰Aは、都市ごみ又は下水汚泥の焼却によって発生する主灰や飛灰である。この焼却灰Aは、焼却灰A中の固形分を100重量部として、水分を5~300重量部含んだものであり、好ましくは焼却灰A中の固形分を100重量部として、水分を10~150重量部含んだものである。さらに、固着防止材Pにより得られる効果と、固着防止材Pに要する費用とを考慮すると、焼却灰A中の固形分を100重量部として、水分を20~100重量部含んだものが好ましい。焼却灰A中の固形分を100重量部として、含まれる水分が5重量部未満の場合には、元の焼却灰Aが設備に固着し難くなっているため、固着防止材Pを添加する必要がなく、含まれる水分が300重量部以上では使用する固着防止材Pが多量となるため経済的に好ましくない。
固着防止材Pは、水との発熱反応を生じ、かつ強塩基として振る舞う無機系粉体である。これらの特性を有する無機系粉体のうち、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物を含有する無機系粉体が好ましい。さらに発熱量が大きいことから、Na2O、MgO、CaOのうち1種以上を成分として含有するものを用いることが好ましい。さらに、改質後の残渣がセメント原料として適当である点から、CaOを成分として含有する無機系粉体を用いることが最も好ましい。CaOを含む無機系粉体としては、生石灰単体の他に、セメント焼成中間原料や塩素バイパスダストから回収される粗粉等を用いることができる。
次に、焼却灰A及び固着防止材Pを混合装置4で混合する。本発明では、焼却灰Aに固着防止材Pを混合して焼却灰の固着を防止する。固着防止材Pの使用量は、固着防止材P中のCaO含有量や焼却灰A中の含水量に応じて適宜決定されるが、焼却灰A中の水分量に対する固着防止材P中のCaO量の比をCaO/水比とした場合、CaO/水比が0.2~2となるように混合するのが好ましい。さらに、固着防止材の効果とコストの観点から、CaO/水比が0.5~1.5となるように混合するのが好ましい。CaO/水比が0.2未満では焼却灰A中の含水率の低減が不十分となり、固着防止材Pとしての効果が不十分となるだけでなく、混合時に発生するアンモニア含有ガスG1の量も微量となるため、好ましくない。また、CaO/水比が2よりも大きい条件では、固着防止材Pに係るコストが増大し、焼却灰Aと混合した際に未反応のCaO成分が多量に残存し、原料として用いた場合にセメントの品質に影響することが懸念されるため好ましくない。
混合装置4内に投入された焼却灰A及び固着防止材Pは、連続的又は逐次的に混合される。連続的に混合を行う際には、混合時間を20~360分間程度、望ましくは30~180分間程度とする。逐次的に混合を行う際は、少なくとも1時間毎に1分間以上の混合を行い、熟成時間も合わせて1~6時間の処理を行い、望ましくは1~3時間の処理を行う。
固着防止材Pが強塩基性を示すことから、焼却灰Aと混合した際に、焼却灰A中の水に溶解するアンモニア性窒素が遊離し、アンモニア含有ガスG1を発生する。さらに、固着防止材Pと水との反応によって発熱することで、遊離したアンモニアの揮発が促進される。
混合装置4での混合によって得られる改質灰R1は、混合装置4の下部より排出され、セメント原料化前処理工程9に送られ、磁力選別機、粉砕機又は比重選別機へ導入される。セメント原料化前処理工程9を経た改質灰R2は、セメント原料として再資源化される。一方、焼却灰Aと固着防止材Pとの混合時に発生するアンモニア含有ガスG1は、バグフィルタ5に導入される。
バグフィルタ5においてアンモニア含有ガスG1から粉塵が除去される。バグフィルタ5にて除去された集塵ダストDは、金属塊等の大塊が除去されているため、そのままセメント原料として再資源化が可能である。バグフィルタ5によって粉塵が除去されたアンモニア含有ガスG2は、輸送配管によって蒸留塔6へ輸送される。
蒸留塔6において、焼却灰Aと固着防止材Pとの混合によりアンモニアと同時に発生する水蒸気が除去され、蒸留塔上部より濃縮アンモニアガスG3が得られる。このとき蒸留塔6にて回収された水Wは、中和槽7によって中和された後、排水となる。
蒸留塔6にて得られた濃縮アンモニアガスG3は、再び輸送配管によって輸送され、セメントプレヒータからセメントキルン窯尻部の間に設けられたアンモニア導入装置8によってセメント焼成設備へ導入される。導入されたアンモニアガスG3は、セメント焼成時に発生するNOxと脱硝反応を生じることによって、排ガス中のNOxが低減される。
尚、バグフィルタ5から排出されたアンモニア含有ガスG2を直接セメント製造工程に吹き込んでもよいが、蒸留塔6や吸着塔によってアンモニアガスと水蒸気を効果的に分離してアンモニアを濃縮して使用するのがより好ましい。濃縮したアンモニアは、NOxの発生状況に応じて濃度を調整して使用することが可能となり、また、ガスもしくは水溶液として導入することもできる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
[焼却灰の固着状況の確認]
清掃工場から排出され、輸送後にセメント工場に受入れられた都市ごみ焼却灰(固形分100重量部に対して、水分を28重量部含む)を500g分取し、これに対して、CaO粉末を表1のCaO/水比となるように添加し、実験用混合装置(ハイパワーブレンダー、ワーリング社製)で1分間急速混合した後、3時間熟成した。これによって得られた改質灰は、105℃に設定した乾燥機内にて1時間あたりの乾燥減量が0.1%以下となるまで乾燥し、乾燥前後の質量から含水率を算出した。また、各々得られた改質灰について、セメント原料化前処理工程を想定した実験用粉砕機(ワンダーブレンダー、ワーリング社製)に100g投入し、回転速度25000rpmにて10秒間粉砕し、粉砕機内への付着状況を目視により評価した。その結果を表1に示す。尚、付着状況の評価は以下のとおりである。
×:粉砕機内に多量の付着が発生し、固着して剥がれない状態
△:粉砕機内に多量の付着が発生するが、力や振動を加えると容易に剥がれ落ちる状態
○:粉砕機内に少量の付着が発生するが、粉砕へ影響を及ぼさない状態
◎:粉砕機内にほとんど付着が見られない状態
Figure 0007143233000001
表1より、CaO/水比が0.1以下の条件では、粉砕機への付着が多く見られたことから焼却灰の固着を防止するのに好ましくないことが判った。CaO/水比が0.2以上になると、粉砕機への付着量が減少する傾向が現れ、CaO/水比が大きくなるにつれて付着状況が改善した。これらの結果から、CaO粉末をCaO/水比が0.2以上となるように添加することで焼却灰の固着を防止し、効率的に焼却灰を粉砕できることが判った。
[固着防止材を混合した焼却灰からのアンモニア発生量の測定]
清掃工場から排出され、輸送後にセメント工場にて受入れられた都市ごみ焼却灰(固形分100重量部に対して、水分を28重量部含む)を500g分取し、これに対して、CaO粉末を下記の表2のCaO/水比となるように添加し、実験用混合装置(ハイパワーブレンダー、ワーリング社製)で1分間急速混合した後、密閉容器内にて30分間熟成した。熟成後の密閉容器中にアンモニア検知管(株式会社ガステック製)を挿入し、混合によって発生したガス中のアンモニア濃度を測定した。また、熟成期間中に密閉容器内に温度計を挿入し、熟成期間における試料内温度を測定した。その結果を表2に示す。
Figure 0007143233000002
表2より、CaO/水比が0.2以上になると試料温度が上昇し、アンモニア濃度が高くなる傾向を示した。さらに、CaO/水比が0.5以上では、アンモニア濃度が急激に上昇しているのが確認できる。このことから、CaO/水比が0.2以上であれば発生したアンモニアを脱硝剤として使用することができ、NOxの低減が可能となることが判った。
1 焼却灰の処理装置
2 焼却灰貯蔵槽
3 固着防止材貯蔵槽
4 混合装置
5 バグフィルタ
6 蒸留塔
7 中和槽
8 アンモニア導入装置
9 セメント原料化前処理工程

Claims (2)

  1. 都市ごみ又は下水汚泥を焼却した際に発生する主灰又は飛灰、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物を含有する無機系粉体を混合し、
    混合の際に発生したアンモニア含有ガスからアンモニアを回収し、
    回収したアンモニアをセメント焼成工程へ導入することを特徴とする焼却灰の処理方法。
  2. 前記アルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物を含有する無機系粉体は、生石灰、セメント焼成中間原料又は塩素バイパスダストから回収される粗粉であることを特徴とする請求項に記載の焼却灰の処理方法。
JP2019018466A 2019-02-05 2019-02-05 焼却灰の処理方法 Active JP7143233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019018466A JP7143233B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 焼却灰の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019018466A JP7143233B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 焼却灰の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020124679A JP2020124679A (ja) 2020-08-20
JP7143233B2 true JP7143233B2 (ja) 2022-09-28

Family

ID=72083224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019018466A Active JP7143233B2 (ja) 2019-02-05 2019-02-05 焼却灰の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7143233B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000053456A (ja) 1998-07-31 2000-02-22 Denpatsu Kooru Tekku & Marine:Kk フライアッシュの吸湿による凝集固結の防止方法
JP2001062421A (ja) 1999-08-26 2001-03-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd 燃焼灰処理方法及び装置
WO2010143270A1 (ja) 2009-06-09 2010-12-16 太平洋セメント株式会社 重質油系燃焼灰に含まれる成分の利用方法並びに利用システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2803855B2 (ja) * 1989-09-11 1998-09-24 秩父小野田株式会社 下水汚泥の資源化システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000053456A (ja) 1998-07-31 2000-02-22 Denpatsu Kooru Tekku & Marine:Kk フライアッシュの吸湿による凝集固結の防止方法
JP2001062421A (ja) 1999-08-26 2001-03-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd 燃焼灰処理方法及び装置
WO2010143270A1 (ja) 2009-06-09 2010-12-16 太平洋セメント株式会社 重質油系燃焼灰に含まれる成分の利用方法並びに利用システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020124679A (ja) 2020-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107159678B (zh) 铁矿烧结协同处理垃圾飞灰过程的二噁英控制方法
EP0111697A1 (en) Thermal conversion of wastes
US6077494A (en) Method for removing ammonia from ammonia contaminated fly ash
JP2007083144A (ja) 灰処理方法及びシステム
JPH0398700A (ja) 下水汚泥の資源化システム
WO1999044961A1 (fr) Appareil de fabrication de ciment
JP2007196153A (ja) 灰処理方法及びその装置
JP3856711B2 (ja) 窯業原料として再利用が可能な無機化学成分を含む無機系廃棄物の再資源化方法及び再資源化装置
JP7143233B2 (ja) 焼却灰の処理方法
RU2532198C1 (ru) Способ получения фосфорсодержащего удобрения из илового осадка городских водоочистных сооружений и удобрение, полученное таким способом
JPH09248600A (ja) 下水汚泥のセメント製造用原料及び燃料への利用方法
JP2008188497A (ja) 石灰サイクルを活用した産業廃棄物の処理方法
JP2006003013A (ja) 下水汚泥の処理方法および装置
KR100341551B1 (ko) 유해성분제거방법및그를위한유해성분제거제
JPH09165243A (ja) セメント原料用廃棄物の処理方法
JP3901986B2 (ja) ばいじんの処理方法及びばいじんの処理装置
JP6474160B2 (ja) 放射性セシウム汚染水の処理方法及び処理装置
JP2006272205A (ja) 廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法
JPS6260159B2 (ja)
KR102522077B1 (ko) 음식 폐기물을 에너지원으로 사용하는 친환경적 음식 폐기물 처리시스템
JP4084913B2 (ja) 燃焼排ガス処理における脱塩残渣の処理方法
JP3957232B2 (ja) 都市ゴミ一般焼却灰を再利用するための前処理装置
KR100360763B1 (ko) 고함수성 폐기물 처리시스템
JP3827816B2 (ja) 脱塩残渣からの有効成分の回収方法及び廃棄物処理装置
JPH11278887A (ja) セメントクリンカーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7143233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150