JP7142925B2 - マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板 - Google Patents

マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板 Download PDF

Info

Publication number
JP7142925B2
JP7142925B2 JP2019163748A JP2019163748A JP7142925B2 JP 7142925 B2 JP7142925 B2 JP 7142925B2 JP 2019163748 A JP2019163748 A JP 2019163748A JP 2019163748 A JP2019163748 A JP 2019163748A JP 7142925 B2 JP7142925 B2 JP 7142925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper foil
micro
substrate
rough
ghz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019163748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020045563A (ja
Inventor
雲興 宋
羣祐 高
Original Assignee
金居開發股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 金居開發股▲分▼有限公司 filed Critical 金居開發股▲分▼有限公司
Publication of JP2020045563A publication Critical patent/JP2020045563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7142925B2 publication Critical patent/JP7142925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/06Wires; Strips; Foils
    • C25D7/0614Strips or foils
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D1/00Electroforming
    • C25D1/04Wires; Strips; Foils
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/38Electroplating: Baths therefor from solutions of copper
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/60Electroplating characterised by the structure or texture of the layers
    • C25D5/605Surface topography of the layers, e.g. rough, dendritic or nodular layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/60Electroplating characterised by the structure or texture of the layers
    • C25D5/615Microstructure of the layers, e.g. mixed structure
    • C25D5/617Crystalline layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12431Foil or filament smaller than 6 mils

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

本発明は、銅箔に関し、特に電解銅箔及びこの銅箔を有する銅箔基板に関する。
情報・電子産業の発展に伴って、高周波で高速度の信号伝送は既に現世代の回路の設計と製造の一環になる。電子製品は、高周波で高速度の信号伝送の需要に応じて、高周波信号が伝達される時に過度な損失が生じることを防ぐために、使用された銅箔基板に高周波での良好な挿入損失(insertion loss)が求められる。銅箔基板での挿入損失はその表面粗さに大きく関連している。表面粗さが低下すると、挿入損失は好ましくなり、逆にそうでない。しかしながら、粗さが低下することに伴い、銅箔と基材の間の剥離強度も低下してしまい、その後の製品の歩留まりに影響しかねない。従って、如何に剥離強度を業界のレベルに維持した上で良好な挿入損失を提供することは、当技術分野において解決しようとする課題になっている。
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来の技術的欠陥に対しマイクロラフな電解銅箔を提供する。
上述した技術的課題を解決するために、本発明による一つの技術手段としては、マイクロラフな電解銅箔を提供する。前記マイクロラフな電解銅箔は、マイクロラフな表面を有する。前記マイクロラフな表面、複数の突起、複数のV字溝、及び複数の微結晶クラスターを含み、隣り合う2つの前記突起により1つのV字溝を画成し、前記V字溝の平均深さが1ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターが前記突起の頂部に位置し、前記微結晶クラスターの平均高さが1.3ミクロン未満である。前記微結晶クラスターごとは複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.05~0.5ミクロンである。前記マイクロラフな電解銅箔のマイクロラフな表面のRlr値が1.06未満である。
好ましくは、前記複数の微結晶クラスターそれぞれは、複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.5ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターごとの平均高さが1.3ミクロン未満である。
好ましくは、前記微結晶クラスターごとの、高さ方向に沿った前記微結晶の平均堆積数が15個以下であり、前記微結晶クラスターの平均最大幅が5ミクロン未満であり、一部の前記微結晶クラスターに分岐構造が形成されている。
好ましくは、前記複数の微結晶クラスターそれぞれは、複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.5ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターごとの平均高さが1.3ミクロン未満である。
好ましくは、前記マイクロラフな電解銅箔のマイクロラフな表面のRlr値は1.055未満である。
上述した技術的課題を解決するために、本発明による一つの技術手段としては、基材と、マイクロラフな電解銅箔を備える銅箔基板を提供する。前記マイクロラフな電解銅箔は、前記基材に貼り付けるためのマイクロラフな表面を有する。前記マイクロラフな表面、複数の突起、複数のV字溝及び複数の微結晶クラスターを含む。隣り合う2つの前記突起により1つのV字溝を画成している。前記V字溝の平均深さが1ミクロン未満である。前記微結晶クラスターは前記突起の頂部に位置している。前記微結晶クラスターの平均高さが1ミクロン未満である。前記微結晶クラスターの平均最大幅が5ミクロン未満であり、一部の前記微結晶クラスターに分岐構造が形成される。前記複数の微結晶クラスターごとは、複数の微結晶が積み重なってなるものである。前記微結晶の平均直径が0.05~0.5ミクロンである。前記マイクロラフな電解銅箔の、マイクロラフな表面のRlr値が1.06未満である。前記銅箔基板の、20GHzでの挿入損失が0~-0.635db/inである。前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3lb/inを超過する。
好ましくは、前記銅箔基板の、30GHzでの挿入損失が0~-0.935db/inである。
好ましくは、前記銅箔基板の、8GHzでの挿入損失が0~-0.31db/inであり、前記銅箔基板の、12.89GHzでの挿入損失が0~-0.43db/inであり、前記銅箔基板の、16GHzでの挿入損失が0~-0.53db/inであり、前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3.5lb/inを超過する。
好ましくは、前記銅箔基板の、12.89GHzでの挿入損失が0~-0.42db/inであり、前記銅箔基板の、16GHzでの挿入損失が0~-0.52db/inであり、前記銅箔基板の、20GHzでの挿入損失が0~-0.63db/inであり、前記銅箔基板の、30GHzでの挿入損失が0~-0.92db/inであり、前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3.9lb/inを超過する。
好ましくは、前記微結晶クラスターの平均最大幅が5ミクロン未満であり、一部の前記微結晶クラスターに分岐構造が形成され、前記微結晶クラスターごとの平均高さが1ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターそれぞれは複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.5ミクロン未満であり、前記マイクロラフな電解銅箔のマイクロラフな表面のRlr値が1.06未満である。
好ましくは、前記基材の、周波数1GHzでのDk値が3.8未満であり、且つ周波数1GHzでのDf値が0.002未満である。
本発明の一つの有益な効果は、マイクロラフな表面と基材の間に良好な接合力があり、且つ高周波での挿入損失が良好で、信号の伝送時の損失を有効に抑制できる。
本発明の特徴及び技術的内容をより明瞭に理解するために、以下に示す本発明に関する詳細な説明、図面を参酌されたい。ただし、これらの図面はあくまでも参考説明に過ぎず、これらにより本発明が制限されることはない。
本発明の銅箔基板の1つの実施形態を説明する側面模式図である。 図1のII部分の拡大模式図である。 マイクロラフな電解銅箔の生産設備を説明する模式図である。 実施例1のマイクロラフな電解銅箔の表面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。 実施例1のマイクロラフな電解銅箔の断面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。 比較例3の銅箔表面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。 比較例3の銅箔断面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。 比較例4の銅箔表面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。 比較例4の銅箔断面形態を説明する走査型電子顕微鏡写真である。
以下、特定の具体的実施例により本発明に開示された“マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板”に関する実施形態を説明し、当業者であれば本明細書に開示された内容から、本発明の利点と効果を理解できる。本発明は、その他の異なる具体的実施例に基づいて実施・適用することができ、本明細書の細部技術に対しては、異なる観点と応用により、本発明の要旨を逸脱しない限り係る修正・変更をすることができる。又、前もって説明する必要があるのは、本発明の図面はあくまでも本発明を概略的に説明するためのものに過ぎず、実際の寸法に基づいて描かれたものではない。以下の実施形態においては、本発明の関連する技術的内容をより詳細に説明するが、本発明の請求範囲を制限するためのものではない。
図1を参照すると、本発明の銅箔基板1は、基材11と、二つのマイクロラフな電解銅箔12を有する。マイクロラフな電解銅箔12は、夫々基材11の両側に貼り合わせられる。特筆すべき点は、銅箔基板1に一つのマイクロラフな電解銅箔12のみを有してもよい。
基材11は、挿入損失(insertion loss)を抑制するために、低Dk値及び低Df値を有することが好ましい。好ましくは、前記基材11の、周波数1GHzでのDk値が4未満であり、且つ周波数1GHzでのDf値が0.003未満であり、より好ましくは、前記基材11の、周波数1GHzでのDk値が3.8未満であり、且つ周波数1GHzでのDf値が0.002未満である。
基材11としては、合成樹脂の含浸したプリプレグを再硬化してなる複合材料を使用することができる。プリプレグとしては、例えば、ノボラックコットン紙、コットン紙、樹脂製繊維クロス、樹脂製繊維不織布、ガラス板、ガラスクロス、又はガラス不織布が挙げられる。合成樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、シアネート樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、又はフェノール樹脂が挙げられる。合成樹脂層は、単層であってもよく多層であってもよいが、これにより制限されない。基材11としては、EM891、IT958G、IT150DA、S7439G、MEGTRON4、MEGTRON6、及びMEGTRON7から選ばれるものを用いることができるが、これらにより制限されない。
図1及び図2を参照すると、マイクロラフな電解銅箔12は、銅箔の表面に対し電解法で粗化処理を施したことにより得られたものである。電解法による粗化処理は、銅箔のいずれの表面に対して行ってもよく、これにより、マイクロラフな電解銅箔12の少なくとも一方の側にマイクロラフな表面121を有することになる。本発明の1つの実施形態では、粗さの極小さい銅箔(Very Low Profile、VLP)を生箔とし、その粗面に対し更に粗化処理を実施するものである。
マイクロラフな表面121は、基材11に貼り付けるためのものであり、複数の突起122、複数のV字溝123及び複数の微結晶クラスター124を有する。隣り合う2つの突起122により1つのV字溝123を画成している。V字溝123の平均深さが1.5ミクロン未満であり、好ましくは1.3ミクロン未満であり、より好ましくは1ミクロン未満である。また、V字溝123の平均幅が1.5ミクロン未満であり、好ましくは1.3ミクロン未満であり、より好ましくは1ミクロン未満である。本明細書における「平均幅」、「平均深さ」、「平均高さ」、「平均粒子径」、「平均堆積数」、「平均最大幅」は、走査式電子顕微鏡写真によって実際に測定して得られた「幅」、「深さ」、「高さ」、「粒子径」、「堆積数」、「最大幅」それぞれの算術平均数である。
また、V字溝123の状態を観測するために、電解銅箔12をスライス切断した後、走査型電子顕微鏡(Hitachi社製、型番:S-3400N、Tilt(0deg))を用いて観測を行った。V字溝123に係る寸法の測定は、走査式電子顕微鏡による5000倍の写真で行う。
微結晶クラスター124の平均高さが1.5ミクロン未満であり、好ましくは1.3ミクロン未満であり、より好ましくは1ミクロン未満である。前述した平均高さとは、微結晶クラスター124の頂部から突起122の頂部までの距離である。微結晶クラスター124の平均最大幅が5ミクロン未満であり、好ましくは3ミクロン未満である。夫々の微結晶クラスター124は複数の微結晶125が積み重なって構成され、また、微結晶125の平均直径が0.5ミクロン未満であり、好ましくは0.05~0.5ミクロンであり、より好ましくは0.1~0.4ミクロンである。微結晶クラスター124ごとの、高さ方向に沿った微結晶125の平均堆積数が15個以下、好ましくは13個以下、より好ましくは10個以下、更により好ましくは8個以下である。微結晶125の積み重なりにより微結晶クラスター124を形成する際に、タワー状構造になってもよく、更にその周囲に延出して分岐構造になってもよい。
微結晶クラスター124同士の配列方式は任意であり、ランダムな配列になってもよく、ほぼ同一方向に沿って配列されてもよく、若しくは、幾つかの微結晶クラスター124の一列になったものを複数列にし、且つ各列の延伸方向がある程度で同一方向になってもよい。
マイクロラフな電解銅箔12のマイクロラフな表面121の平均粗さRzが、好ましくは0.5ミクロンを超過し、より好ましくは1.0ミクロンを超過し、更により好ましくは1.2ミクロンを超過する。マイクロラフな表面121の平均粗さRzが前述した範囲にあると、基材11との間に良好な接合力を有し、即ち、平均粗さRzを増大することにより、基材11との間の接合力を有効に向上することができ、剥離強度(Peel strength)を有効に向上することができる。好ましくは、マイクロラフな電解銅箔12と基材11との間の剥離強度が3 lb/inを超過し、好ましくは3.2 lb/inを超過し、より好ましくは3.5 lb/inを超過し、更により好ましくは3.7 lb/inを超過する。何故なら、基板11に接着する時に、マイクロラフな表面に塗布された接着剤がV字溝123及び微結晶クラスター124の底部に浸入することで、基板11に接着した場合、剥離強度を有効に向上することができるからである。
前述したマイクロラフな表面121の形態によれば、マイクロラフな電解銅箔12と基材11の間に十分な剥離強度があり、且つ信号の伝送時の損失も有効に抑制できる。マイクロラフな表面121のRlr値が1.06未満であり、好ましくは1.055未満であり、より好ましくは1.05未満である。前記のRlr値とは、伸展長さの比、即ち被測定物の単位長さ当たりの表面輪郭の長さを表す。数値が高いほど表面のうねりが大きくなり、数値が1に等しい場合は、被測定物の表面が完全に平らになることを意味する。Rlrは、関係式Rlr=Rlo/Lを満たす。そのうち、Rloは測定された輪郭の長さであり、Lは測定された距離である。また、電解銅箔12のRlr値はλs:2.50μm、λc:0.003mmとの測定条件にて測定し得たものである。
マイクロラフな電解銅箔12が前述したRlr値を有する場合、銅箔基板1として好適な挿入損失を有することになる。銅箔基板1の、8GHzでの挿入損失が0~-0.31db/inであり、好ましくは0~-0.305db/inである。また、銅箔基板1の、12.89GHzでの挿入損失が0~-0.43db/inであり、好ましくは0~-0.42db/inであり、より好ましくは0~-0.41db/inである。銅箔基板1の、16GHzでの挿入損失が0~-0.53db/inであり、好ましくは0~-0.52db/inであり、より好ましくは0~-0.51db/inである。銅箔基板1の、20GHzでの挿入損失が0~-0.635db/inであり、好ましくは0~-0.63db/inであり、より好ましくは0~-0.62db/inであり、更により好ましくは0~-0.61db/inであり、更により好ましくは0~-0.6db/inである。銅箔基板1の、25GHzでの挿入損失が0~-0.78db/inであり、より好ましくは0~-0.77db/inであり、更に好ましくは0~-0.76db/inであり、更により好ましくは0~-0.74db/inである。銅箔基板1の、30GHzでの挿入損失が0~-0.935db/inであり、好ましくは0~-0.92db/inであり、より好ましくは0~-0.90db/inであり、更により好ましくは0~-0.88db/inである。本発明のマイクロラフな電解銅箔12によれば、高周波において、特に16GHz以上の範囲で、信号の伝送時の損失を有効に抑制できる。
[マイクロラフな電解銅箔の作製方法]
マイクロラフな電解銅箔12は、生箔を銅含有めっき液に浸漬された後、一定の時間で電解粗化処理がされる。本発明の実施形態では、粗さの極小さい銅箔(VLP)を生箔とし、その粗面に対し電解粗化処理を行うものである。電解粗化処理としてはあらゆる周知の設備、例えば連続式電解設備、又はバッチ式電解設備を用いて行うことができる。
銅含有めっき液には、銅イオン、酸、及び金属添加剤を含有する。銅イオン源としては、例えば硫酸銅、硝酸銅、又はこれらの組み合わせが挙げられる。酸としては、例えば、硫酸、硝酸、又はこれらの組み合わせが挙げられる。金属添加剤としては、例えば、コバルト、鉄、亜鉛、又はこれらの組み合わせが挙げられる。この他、銅含有めっき液には更に周知の添加剤の例えばゼラチン、有機窒化物、ヒドロキシエチルセルロース(hydroxyethyl cellulose;HEC)、ポリエチルグリコール(Poly(ethylene glycol)、PEG)、3-メルカプト-1-プロパンスルホン酸ナトリウム(Sodium 3-mercaptopropanesulphonate、MPS)、ビス(ナトリウムスルホプロピル)ジスルフィド(Bis-(sodium sulfopropyl)-disulfide、SPS)、又はチオウレイド化合物を添加してもよく、これらにより制限されない。
粗化処理の回数としては少なくとも2回であり、毎回の粗化処理での銅含有めっき液の組成は同じ又は異なってもよい。本発明の1つの実施形態では、二つグループの銅含有めっき液を交互に使用して粗化処理を行うことができ、その際、第1のグループの銅含有めっき液における銅イオンの濃度が10~30g/lであることが好ましく、酸濃度が70~100g/lであることが好ましく、且つ金属添加剤の添加量が150~300g/lであることが好ましい。また、第2のグループの銅含有めっき液における銅イオンの濃度が70~100g/lであることが好ましく、酸濃度が30~60g/lであることが好ましく、且つ金属添加剤の添加量が15~100g/lであることが好ましい。
電解における給電方法としては、定電圧、定電流、パルス型波形、又は鋸歯状波形を採用することができるが、これらにより制限されない。本発明の1つの実施形態では、粗化処理においてまず第1のグループの銅含有めっき液を使用し、18~40A/dm の定電流で処理を行い、その後、第2のグループの銅含有めっき液を使用し、2.2~5A/dm の定電流で処理を行う。好ましくは、第1のグループの銅含有めっき液において20~33A/dm の定電流で処理を行い、そして第2のグループの銅含有めっき液において2.27~3A/dm の定電流で処理を行う。注意すべきことは、前述した定電流においてパルス型波形又は鋸歯状波形で給電することも可能。この他、定電圧で給電される場合、電流値が前述した範囲に入るように各粗化処理の段階で印加された電圧値を確保する必要がある。
粗化処理の回数が3回以上である場合に、前述した第1のグループと第2のグループの銅含有めっき液を交互に使用して粗化処理を行うことができる。その時、電流値を10~16A/mに制御している。本発明の1つの実施形態では、3回目、4回目の粗化処理に夫々第1のグループの銅含有めっき液、第2のグループの銅含有めっき液を使用し、且つ電流値を13~15A/mに制御している。5回目以降の粗化処理では、電流値を5A/m未満に制御し、好ましくは回数の増加に伴い電流値を減少させていく。注意すべきことは、前述した定電流においてパルス型波形又は鋸歯状波形で給電してもよい。この他、定電圧で給電される場合、電流値が前述した範囲に入るように各粗化処理の段階で印加された電圧値を確保する必要がある。
特筆すべき点は、マイクロラフな表面121における微結晶クラスター124の配列方式、及びV字溝123の延伸方向を、銅含有めっき液の流動場により制御することができる。流動場を形成せず又は乱流を形成させたことにより、微結晶クラスター124同士をランダムに配置することができ、一方、銅含有めっき液を銅箔表面に特定方向に沿って流動する流動場を形成させたことにより、ほぼ同一方向に沿って配列された構造を形成することができる。但し、微結晶クラスター124の配列方式及びV字溝123の延伸方向を制御する方式はこれにより制限されず、予め鋼ブラシでスクラッチを生じて無方向性のV字溝123を形成してもよく、当業者であればあらゆる周知の方式で調整することができる。
本発明の1つの好ましい実施形態では、複数のタンク及び複数の電解ロールによる連続式電解設備で粗化処理を行っている。タンク別で交互に第1のグループの銅含有めっき液又は第2のグループの銅含有めっき液を入れている。給電方法として定電流が採用される。生産速度が5~20m/minに制御される。生産温度が20~60℃に制御される。
注意すべきことは、前述したマイクロラフな電解銅箔の作製方法は、高温伸長銅箔(High Temperature Elongation、HTE)及びリバース処理済銅箔(Reverse Treated Copper、RTF)の処理にも適用できる。高温伸長銅箔の光沢面に電解粗化処理を行えばよい。
以上、銅箔基板1の各層構造及び製造方法について説明したが、以下では、実施例1~3を例示した上、比較例1~4との対比により、本発明の利点を説明する。
[実施例1]
図3を参照すると、マイクロラフな電解銅箔に対し連続式電解設備2で粗化処理を行う。連続式電解設備2は、1本の巻き出しロール21と、1本の巻き入れロール22と、巻き出しロール21と巻き入れロール22との間に配置された六つのタンク23と、六つのタンク23の上方に夫々設置された六つの電解ロールセット24と、六つのタンク23内に夫々配置された六つの補助ロールセット25を備える。タンク23ごとに一対の白金電極231が設けられる。電解ロールセット24ごとに2本の電解ロール241を有している。また、補助ロールセット25ごとに2本の補助ロール251を有している。各タンク23における白金電極231、それに対応する電解ロールセット24が夫々外部電源のアノード、カソードに電気的に接続されている。
本実施例1で、生箔として、金居開発株式会社から購入された粗さの極小さい銅箔(VLP)(型番VL410)が採用される。生箔は、巻き出しロール21に巻き付けられ、その後、電解ロールセット24、補助ロールセット25の順で巻かれ、最後に巻き入れロール22に巻き戻される。各タンク23内の銅含有めっき液の組成及びめっき条件は表1に示され、その中で、銅イオン源としては硫酸銅が用いられる。粗さの極小さい銅箔を10m/minの生産速度で第1槽から第6槽の順で通過させ、その生箔の粗面に粗化処理が施され、最終的に粗さRzが1.29ミクロンのマイクロラフな電解銅箔を得た。その後、2枚のマイクロラフな電解銅箔と1枚の基材MEGTRON7を貼り合わせ、作製を終了する。
本実施例1は、走査型電子顕微鏡でその表面及び断面の構造を観測し、夫々図4及び図5に示す。
本実施例1のマイクロラフな電解銅箔の剥離強度について、まずマイクロラフな表面に銅シランカップリング剤を塗布し、それを基材MEGTRON 7に粘着した。硬化状態になった後、IPC-TM-650 4.6.8の試験方法に従って測定を行った。試験結果を表2に示す。
本実施例1のマイクロラフな電解銅箔のRlr値は、形状測定レーザー顕微鏡(メーカー:Keyence、型番:VK-X100)を用い、λs:2.50μm、λc:0.003mmとの測定条件にて測定を行った。試験結果を表2に示す。
本実施例1のマイクロラフな電解銅箔の挿入損失は、Micro-strip line(特性インピーダンス50Ω)の方法で試験を行い、周波数が夫々4GHz、8GHz、12.89GHz、16GHz、20GHz、25GHz、30GHzで挿入損失を検出した。試験結果を表2に示す。
[実施例2~3]
生箔、電解設備及び銅含有めっき液の組成については実施例1と同様であり、また、めっき条件については表1に示され、生産速度を10m/minにした。その後、2枚のマイクロラフな電解銅箔と1枚の基材MEGTRON7を貼り合わせ、作製を終了する。測定方式は実施例1と同様であり、試験結果を表2に示す。
[比較例1~2]
生箔、電解設備及び銅含有めっき液の組成は実施例1と同様であり、また、めっき条件については表1に示され、生産速度を10m/minにした。その後、2枚のマイクロラフな電解銅箔と1枚の基材MEGTRON7を貼り合わせ、作製を終了する。測定方式は実施例1と同様であり、試験結果を表2に示す。
[比較例3]
福田金属箔粉業株式会社製の粗さの極小さい銅箔(型番:CF-T4X-SV、以下、「CF-T4X-SV銅箔」と称する)を用い、走査型電子顕微鏡でその表面及び断面の構造を観測し、その結果が夫々図6及び図7に示される。2枚のCF-T4X-SV銅箔と1枚の基材MEGTRON7を貼り合わせた後、その剥離強度、Rlr、及び挿入損失を測定した。試験結果を表2に示す。
[比較例4]
台湾銅箔株式会社製の粗さの極小さい銅箔(型番:HS1-M2-VSP、以下、「HS1-M2-VSP銅箔」と称する)を用い、走査型電子顕微鏡でその表面及び断面構造を観測し、その結果が夫々図8及び図9に示される。2枚のHS1-M2-VSP銅箔と1枚の基材MEGTRON7を貼り合わせた後、その剥離強度、Rlr、及び挿入損失を測定した。試験結果を表2に示す。
Figure 0007142925000001
図4及び図5を参照すると、実施例1のマイクロラフな表面に、粒径0.5ミクロン未満の粒子が大量に積み重なって微結晶クラスターとなり、且つ微結晶クラスター同士の間に顕著な間隔がおかれていた。断面図から分かるように、マイクロラフな表面に、深さ0.6ミクロン未満のV字溝が離間して複数形成されていた。微結晶クラスターが均一に分布するものではなく、その殆どが突起の頂部に集中しており、即ちV字溝同士の間に集中していた。
図6及び図7を参照すると、CF-T4X-SV銅箔の表面には、粒径1ミクロンを超過する大量の微結晶が均一に被覆され、微結晶同士が互いに集まってクラスター状になることがない。断面図から分かるように、微結晶が表面に均一に分布しており、特定の部位に集中することがない。この他、微結晶の平均高さが1.5ミクロンを超過する。
図8及び図9を参照すると、HS1-M2-VSP銅箔表面には、粒径0.5ミクロンを超過する結晶が均一に被覆され、大部分の結晶が分散し合って、少数の結晶がクラスターになっていた。断面図から分かるように、結晶同士間に顕著な間隔がおかれ、且つ表面に均一に分布しており、特定の部位に集中することがない。この他、微結晶の高さは1~2ミクロンである。
Figure 0007142925000002
表2を参照すると、剥離強度について、実施例1~3の剥離強度が3.96 lb/in以上であり、市販されている銅箔(比較例3、4)並みのものとなり、且つ業界規格の3 lb/inを上回って32%増加になっていた。このことから、本発明のマイクロラフな電解銅箔と基材は良好な接合力があり、次ぎのプロセスの進行に有利となり、製品の歩留まりを良好に維持できることが分かる。
挿入損失について、実施例1~3の、周波数8GHz~30GHzでの挿入損失がほぼ比較例1~4よりも優れている。特筆すべき点は、本発明によるものは12.89GHz以上の高周波範囲で商用製品(比較例3~4)よりも良好な挿入損失を有する。また、特筆すべき点は、マイクロラフな表面の表面形態を制御すると共に、Rlr値を1.059未満に調整することで、銅箔基板の高周波での信号損失を確実に抑制することができた。この他、Rlr値が低いほど、信号損失をより一層低下させる効果があることが分かる。
以上から分かるように、本発明のマイクロラフな電解銅箔によれば、良好な剥離強度を維持した上で、挿入損失を抑制し、信号損失を有効に抑制できている。
以上に開示された内容は本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないため、本発明の明細書及び図面の内容に等価的な技術的変形を加えて得られたものも、本発明の特許請求の範囲に含まれる。
1 銅箔基板
11 基材
12 マイクロラフな電解銅箔
121 マイクロラフな表面
122 突起
123 V字溝
124 微結晶クラスター
125 微結晶
2 連続式電解設備
21 巻き出しロール
22 巻き入れロール
23 タンク
231 白金電極
24 電解ロールセット
241 電解ロール
25 補助ロールセット
251 補助ロール

Claims (7)

  1. マイクロラフな表面を有するマイクロラフな電解銅箔であって、
    走査式電子顕微鏡による5000倍の写真で観察した場合に、前記マイクロラフな表面は、複数の突起、複数のV字溝、及び複数の微結晶クラスターを含み、隣り合う2つの前記突起により1つの前記V字溝を画成し、前記V字溝の平均深さが1ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターが前記突起の頂部に位置し、前記微結晶クラスターの平均高さが1.3ミクロン未満であり、且つ、
    前記微結晶クラスターそれぞれは、複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.05~0.5ミクロンであり、
    前記マイクロラフな電解銅箔の、マイクロラフな表面のRlr値が1.06未満である、マイクロラフな電解銅箔。
  2. 前記マイクロラフな電解銅箔の、マイクロラフな表面のRlr値が1.055未満である、請求項1に記載のマイクロラフな電解銅箔。
  3. 基材と、前記基材に貼り付けるためのマイクロラフな表面を有するマイクロラフな電解銅箔を備える銅箔基板であって、
    走査式電子顕微鏡による5000倍の写真で観察した場合に、前記マイクロラフな表面は、複数の突起、複数のV字溝、及び複数の微結晶クラスターを含み、隣り合う2つの前記突起により1つの前記V字溝を画成し、前記V字溝の平均深さが1ミクロン未満であり、前記微結晶クラスターが前記突起の頂部に位置し、前記微結晶クラスターの平均高さが1ミクロン未満であり、
    前記微結晶クラスターの平均最大幅が5ミクロン未満であり、一部の前記微結晶クラスターに分岐構造が形成され、前記複数の微結晶クラスターそれぞれは、複数の微結晶が積み重なってなるものであり、前記微結晶の平均直径が0.05~0.5ミクロンであり、前記マイクロラフな電解銅箔の、マイクロラフな表面のRlr値が1.06未満であり、
    前記銅箔基板の、20GHzでの挿入損失が0~-0.635db/inであり、
    前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3lb/inを超過する、銅箔基板。
  4. 前記銅箔基板の、30GHzでの挿入損失が0~-0.935db/inである、請求項に記載の銅箔基板。
  5. 前記銅箔基板の、8GHzでの挿入損失が0~-0.31db/inであり、前記銅箔基板の、12.89GHzでの挿入損失が0~-0.43db/inであり、前記銅箔基板の、16GHzでの挿入損失が0~-0.53db/inであり、前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3.5lb/inを超過する、請求項又はに記載の銅箔基板。
  6. 前記銅箔基板の、12.89GHzでの挿入損失が0~-0.42db/inであり、前記銅箔基板の、16GHzでの挿入損失が0~-0.52db/inであり、前記銅箔基板の、20GHzでの挿入損失が0~-0.63db/inであり、前記銅箔基板の、30GHzでの挿入損失が0~-0.92db/inであり、前記マイクロラフな電解銅箔と前記基材の間の剥離強度が3.9lb/inを超過する、請求項3から5までの何れか一項に記載の銅箔基板。
  7. 前記基材の、周波数1GHzでのDk値が3.8未満であり、且つ周波数1GHzでのDf値が0.002未満である、請求項に記載の銅箔基板。
JP2019163748A 2018-09-17 2019-09-09 マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板 Active JP7142925B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW107132627A TWI668333B (zh) 2018-09-17 2018-09-17 微粗糙電解銅箔及銅箔基板
TW107132627 2018-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020045563A JP2020045563A (ja) 2020-03-26
JP7142925B2 true JP7142925B2 (ja) 2022-09-28

Family

ID=68316500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019163748A Active JP7142925B2 (ja) 2018-09-17 2019-09-09 マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11053602B2 (ja)
JP (1) JP7142925B2 (ja)
TW (1) TWI668333B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI764170B (zh) * 2019-06-19 2022-05-11 金居開發股份有限公司 微粗糙電解銅箔以及銅箔基板

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004263296A (ja) 2003-02-12 2004-09-24 Furukawa Techno Research Kk ファインパターンプリント配線用銅箔とその製造方法
JP2005290519A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 銅箔及びその製造方法
JP2013155415A (ja) 2012-01-31 2013-08-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 高周波伝送用表面処理銅箔、高周波伝送用積層板及び高周波伝送用プリント配線板
WO2017138338A1 (ja) 2016-02-10 2017-08-17 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔及びこれを用いて製造される銅張積層板
WO2018110579A1 (ja) 2016-12-14 2018-06-21 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔および銅張積層板
JP2018141228A (ja) 2017-02-24 2018-09-13 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 絨毛状様銅粒子を有する電解銅箔及び回路基板部品の製造方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3291482B2 (ja) * 1999-08-31 2002-06-10 三井金属鉱業株式会社 整面電解銅箔、その製造方法および用途
US20040108211A1 (en) 2002-12-06 2004-06-10 Industrial Technology Research Institute Surface treatment for a wrought copper foil for use on a flexible printed circuit board (FPCB)
TW200424359A (en) 2003-02-04 2004-11-16 Furukawa Circuit Foil Copper foil for high frequency circuit, method of production and apparatus for production of same, and high frequency circuit using copper foil
TW200535259A (en) * 2004-02-06 2005-11-01 Furukawa Circuit Foil Treated copper foil and circuit board
TW200738913A (en) * 2006-03-10 2007-10-16 Mitsui Mining & Smelting Co Surface treated elctrolytic copper foil and process for producing the same
TWI434965B (zh) * 2008-05-28 2014-04-21 Mitsui Mining & Smelting Co A roughening method for copper foil, and a copper foil for a printed wiring board which is obtained by the roughening method
CN102574365B (zh) * 2009-07-24 2015-11-25 三菱瓦斯化学株式会社 树脂复合电解铜箔、覆铜层压板和印刷线路板
JP4948579B2 (ja) 2009-08-14 2012-06-06 古河電気工業株式会社 高周波伝送特性に優れる耐熱性銅箔及びその製造方法、回路基板、銅張積層基板及びその製造方法
CN101935856B (zh) 2010-08-03 2012-03-21 山东金宝电子股份有限公司 一种电解铜箔的反面处理工艺
CN102418129A (zh) 2011-11-18 2012-04-18 山东金宝电子股份有限公司 一种高Tg、无卤素板用铜箔的表面处理工艺
CN102534710A (zh) 2012-03-12 2012-07-04 山东金宝电子股份有限公司 一种超低轮廓铜箔表面的黑色粗化处理工艺
CN102618902B (zh) 2012-04-24 2015-04-01 山东金宝电子股份有限公司 一种挠性覆铜板用铜箔的表面处理工艺
MY177676A (en) * 2015-07-03 2020-09-23 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd Roughened copper foil, copper-clad laminate and printed wiring board
CN106011965B (zh) 2016-06-13 2018-08-14 山东金宝电子股份有限公司 一种电解铜箔表面的微细粗化处理工艺
WO2018105791A1 (ko) 2016-12-09 2018-06-14 주식회사 엘 앤 에프 리튬 이차 전지용 양극 활물질, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004263296A (ja) 2003-02-12 2004-09-24 Furukawa Techno Research Kk ファインパターンプリント配線用銅箔とその製造方法
JP2005290519A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 銅箔及びその製造方法
JP2013155415A (ja) 2012-01-31 2013-08-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 高周波伝送用表面処理銅箔、高周波伝送用積層板及び高周波伝送用プリント配線板
WO2017138338A1 (ja) 2016-02-10 2017-08-17 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔及びこれを用いて製造される銅張積層板
WO2018110579A1 (ja) 2016-12-14 2018-06-21 古河電気工業株式会社 表面処理銅箔および銅張積層板
JP2018141228A (ja) 2017-02-24 2018-09-13 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 絨毛状様銅粒子を有する電解銅箔及び回路基板部品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020045563A (ja) 2020-03-26
TW202012706A (zh) 2020-04-01
TWI668333B (zh) 2019-08-11
US11053602B2 (en) 2021-07-06
US20200087811A1 (en) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7270579B2 (ja) ミクロ粗面化した電着銅箔及び銅張積層板
JP2018141228A (ja) 絨毛状様銅粒子を有する電解銅箔及び回路基板部品の製造方法
JP7146274B2 (ja) 微小粗面化電解銅箔及び銅箔基板
JP7142925B2 (ja) マイクロラフな電解銅箔及び銅箔基板
TWI736325B (zh) 具有長島狀微結構的進階反轉電解銅箔及應用其的銅箔基板
CN112087873B (zh) 进阶反转电解铜箔及其铜箔基板
CN110952117B (zh) 微粗糙电解铜箔及铜箔基板
JP6896298B2 (ja) マイクロラフ処理された電解銅箔及びこれを用いた銅張基板
CN111031663B (zh) 铜箔基板
JP7392996B2 (ja) アドバンスド電解銅箔及びそれを適用した銅張積層板
CN111194134B (zh) 经微细粗糙化处理的电解铜箔以及使用其的覆铜基板
TWM543249U (zh) 表層具有絨毛狀結構的電解銅箔以及線路板組件
JP2021021137A (ja) 長尺島状の微細構造を有するアドバンスト電解銅箔及びそれを適用した銅張積層板
TWM543248U (zh) 表層具有橄欖球狀結構的電解銅箔以及線路板組件

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210922

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210922

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211025

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211026

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20211119

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20211124

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220201

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220221

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220801

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220831

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7142925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150