JP7140696B2 - ロッカアーム - Google Patents

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本発明は、ロッカアームに関する。
内燃機関の動弁装置において、カムシャフト上のカムの回転動力を吸気又は排気バルブに伝達するためのロッカアームが知られている。この種のロッカアームの周りには、部材同士が摺接する摺接部(例えば、ロッカアームとカムとの間の摺接部)が複数あり、そのような摺接部における焼き付き等を防止する目的で、各摺接部にオイル(潤滑油)が供給される。各摺接部をオイルで潤滑する方式としては、様々なものが知られており、例えば、シャワーパイプの噴射孔からオイルを噴射させてカムシャフト上にオイルを供給する方式や、中空状のカムシャフトの内部にオイルを注入し、そのオイルをカムシャフトのカムの周面(カム面)に設けられた噴射孔から外部に噴射させることで、カムとロッカアームとの間等を潤滑する方式等が挙げられる。各潤滑方式において、オイルは、内燃機関の運転時に作動するオイルポンプからの油圧を受けて、シャワーパイプやカムシャフト等を介して各摺接部に供給される。
ところで、内燃機関を停止した状態で長期間放置した後に、再び内燃機関を始動すると、直ちにオイルの油圧は上昇せず、噴射孔からオイルが噴射されるまでに、ある程度の時間を要する。そのため、内燃機関の始動時に、オイル供給に遅れが生じ、各摺接部に焼き付き等が発生する虞がある。
そこで、このような問題を解決するために、従来、オイルバス(油溜まり部)を備えたロッカアームが提供されている(特許文献1参照)。このロッカアームは、その本体部に、上方に開放した袋状のオイルバスが設けられており、そのオイルバスに、内燃機関の停止時でもオイルが溜められる構成となっている。なお、このロッカアームは、中央部に回転自在に支持されたローラを備える、所謂ローラロッカアーム(ローラアーム)であり、そのローラの下側の部分が、オイルバス内のオイルに浸漬される。
特開2002-339710号公報
従来のオイルバスは、ロッカアームに対して一体的に固定されている。そのため、ロッカアームの設置角度が変更になると、それに固定されたオイルバスの設置角度も変更されることになる。ロッカアームの設置角度は、内燃機関の設置角度に応じて定まるものであり、そのような内燃機関の設置角度を、オイルバスの製造時に把握することは、通常、容易ではない。そこで、従来は、ロッカアーム(オイルバス)が様々な設置角度で使用されることを想定して、ある程度のオイル量が確保されるように、オイルバスの容積(大きさ)を大きくする必要があった。オイルバスが小さいと、ロッカアーム(オイルバス)の設置角度によっては、オイルバス中の多くのオイルが溢れ出して、内燃機関の始動時に必要な分のオイルを、オイルバス中に確保することができない虞がある。
本発明の目的は、本体部の設置角度に応じて、自動的に適切な位置にオイルバスが配されるオイルバスを備えたロッカアームを提供することである。
本発明に係るロッカアームは、本体部と、前記本体部に固定される軸部と、前記軸部に回転可能な状態で取り付けられるローラとを備えるロッカアームであって、前記軸部が挿通される挿通孔を含み、前記軸部に揺動自在な状態で取り付けられる揺動部と、この揺動部に接続され、上方に開口した容器状をなし、前記ローラのうち前記軸部よりも下側に配される部分の周りを囲むように配され、オイルが溜められる貯留部とを有するオイルバスを備える。
前記ロッカアームにおいて、前記揺動部は、一組のものからなり、前記ローラを間に置く形で前記軸部の両端側にそれぞれ揺動自在な状態で取り付けられるものであってもよい。
前記ロッカアームにおいて、前記軸部の両端は、前記本体部よりも外側にそれぞれはみ出し、前記揺動部は、前記本体部よりも外側にある前記軸部に揺動自在な状態で取り付けられるものであってもよい。
本発明によれば、本体部の設置角度に応じて、自動的に適切な位置にオイルバスが配されるオイルバスを備えたロッカアームを提供することができる。
内燃機関の動弁装置の断面図 実施形態1のロッカアームの正面図 実施形態1のロッカアームの上面図 図3のA-A線断面図 オイルバスの斜視図 図4に示されるロッカアームの本体部が傾斜している状態を示す断面図 実施形態2のロッカアームの上面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1~図6を参照しつつ説明する。図1は、内燃機関1の動弁装置10の断面図である。図1に示されるように、内燃機関1が備えるシリンダヘッド2には、吸気ポート3を開閉する吸気バルブ4と、排気ポート(不図示)を開閉する排気バルブ(不図示)とが設けられている。本実施形態では、吸気バルブ4を開閉する吸気側の動弁装置10について説明する。なお、排気バルブを開閉する排気側の動弁装置の基本的な構成は、吸気側と同様であり、説明を省略する。
吸気バルブ4は、円板状の弁部材4aと、この弁部材4aから延びる棒状のバルブステム4bと、円板状のバネ押さえ部4cとを備えている。上述した吸気ポート3は、シリンダヘッド2に設けられている吸気通路8の端部に配されており、このような吸気ポート3の開閉に弁部材4aが利用される。バルブステム4bは、吸気通路8の外壁を貫通する形で設けられている。バルブステム4bの一端は、弁部材4aに固定されており、また、他端はシリンダヘッド2の外側に突出している。
突出した前記他端には、バネ押さえ部4cが取り付けられている。バネ押さえ部4cとシリンダヘッド2との間には、バルブスプリング5が圧縮状態で取り付けられている。また、バルブステム4bの前記他端は、後述するように、ロッカアーム6の一端61aに当接されている。
カム7は、カムシャフト71の外周面から外側に突出する形でカムシャフトに固定されており、カムシャフト71と一体的に回転する。カムシャフト71は、回転するカム7の動力を、ロッカアーム6を介して吸気バルブ4に伝達する回転軸である。カムシャフト71と、内燃機関1が備えるクランクシャフト(不図示)との間には、クランクシャフトの回転動力を伝達するためのタイミングベルト(不図示)が架けられており、そのタイミングベルトを介してカムシャフト71がクランクシャフトと連動して回転する。
カム7は、非リフト面7aと、この非リフト面7aに連続するリフト面7bとで構成される外周面(カム面)を備えている。非リフト面7aは、回転中心からの距離が等しく、同一半径に位置する面であり、リフト面7bは、回転中心から最も離れた頂点7cに向かって回転中心からの距離が漸増する面である。
カムシャフト71の上方には、動弁装置10の潤滑に利用されるオイル(潤滑油)を供給するためのシャワーパイプ9が配設されている。シャワーパイプ9は、筒状の部材からなり、その周壁を貫通する形で、オイルを噴射するための噴射孔91が設けられている。
図2は、実施形態1のロッカアーム6の正面図であり、図3は、実施形態1のロッカアーム6の上面図である。ロッカアーム(ローラアーム)6は、カム7の回転に従って揺動することで、カム7の回転運動を直線往復運動に変換して吸気バルブ4に伝達する。ロッカアーム6は、主として、本体部61、軸部62、ローラ63、及びオイルバス64を備えている。
本体部61は、全体的には、図2及び図3の左右方向に延びた長手状をなしている。本体部61は、互いに間隔を保ちつつ平行に並ぶ一対の側壁部61cと、図2及び図3の左側に示される、側壁部61cの一方の端部側に配される第1端部61aと、図2及び図3の右側に示される、側壁部61cの他方の端部側に配される第2端部61bとを備えている。
第1端部61aは、一対の側壁部61cにおける一方の端部同士を繋ぐ部分であり、バルブステム4bの端部(上記端端)に当接され、バルブステム4bを押圧する部分(押圧部)となっている。第1端部61aは、概ね板状をなしている。
第2端部62bは、一対の側壁部61cにおける他方の端部同士を繋ぐ部分であり、後述するラッシュアジャスタ20の端部(先端部分)に当接される部分(受け部)となっている。第2端部62bは、ラッシュアジャスタ20と対向する内面側が半球面状に窪んだ形をなしており、その窪んだ部分がラッシュアジャスタ20の先端部分と接触する。第2端部62bの外面側は、半球状に膨らんだ形をなしている。
軸部62は、本体部61が備える一対の側壁部61cの間に差し渡される形で設けられている。軸部62は、長手状をなした本体部61の中央側に設けられている。軸部62は、円柱状であり、その両端が本体部61(側壁部61c)に対して固定されている。
ローラ63は、カム7のカム面(非リフト面7a及びリフト面7b)に接触するローラ面63aを含む。ローラ面63aは、曲率が一定の円弧面で構成されており、その幅は、カム7のカム面の幅と略同じに設定されている。図4は、図3のA-A線断面図である。ローラ63は、軸受け(ニードルローラベアリング)63bを介して、軸部62に回転可能な状態で取り付けられている。
図5は、オイルバス64の斜視図である。オイルバス64は、シャワーパイプ9から供給されたオイルを貯留する部材である。オイルバス64は、金属製の板材(例えば、鉄系のプレス材)が所定形状に加工されたものからなる。オイルバス64は、揺動部65と、貯留部66とを備える。
揺動部65は、軸部62が挿通される挿通孔65aを含み、軸部62に揺動自在な状態で取り付けられる部分である。本実施形態のオイルバス64は、一組(2つ)の揺動部65を備えている。揺動部65は、円環状をなしており、その中央に、軸部62が挿通される挿通孔65aが設けられている。一組の揺動部65は、各々の挿通孔65aに軸部62の各端部側が挿通され、かつローラ63を間に置く形で軸部62の両端側にそれぞれ揺動自在な状態で取り付けられている(図3参照)。揺動部65は、挿通孔65aに軸部62が挿通されることで、軸部62に回転可能な状態で係合される。
貯留部66は、揺動部65の下部に接続され、上方に開口した容器状をなしている。貯留部66は、ローラ63のうち、軸部62よりも下側に配される部分(以下、下側部分)63cの周りを囲むように配される。つまり、ローラ63の下側部分63cは、オイルバス64の貯留部66内に収容された状態となっている。なお、ローラ63の下側部分63cと、貯留部66との間には、所定の隙間が形成されており、互いに接触しないように構成されている。このような貯留部66内にオイルが溜まると、ローラ63の下側部分63cが、オイルに浸かった状態となる。
図1に示されるように、シリンダヘッド2には、上方に開口する形で穿設された凹状の取付室19が設けられている。この取付室19にラッシュアジャスタ20が挿入される形で取り付けられる。ラッシュアジャスタ20は、一端(先端部分)が取付室19から突出する形で取り付けられる。なお、取付室19は、シリンダヘッド2に設けられているオイル供給路(オイルギャラリ)11と繋がっている。
ラッシュアジャスタ20は、全体的には概ね円柱のような外観形状を備えている。取付室19から突出するラッシュアジャスタ20の端部は、ロッカアーム6の他端(第2端部62b)と当接して前記他端(第2端部62b)を支える部分となっている。動弁装置10において、カムシャフト71に設けられたカム7の回転に伴ってロッカアーム6がラッシュアジャスタ20の端部を支点としつつ揺動すると、バルブステム4bが往復移動して、吸気バルブ4の開閉動作が行われる。
ここで、図4及び図6を参照しつつ、ロッカアーム6が備えるオイルバス64の機能について、詳細に説明する。図4には、本体部61が略水平な状態で配されているロッカアーム6が示されている。そして、そのような本体部61に設けられた軸部62に対して、オイルバス64が揺動可能な状態で取り付けられている。図4に示されるように、オイルバス64は、自重により、貯留部66が最も下側に配された形で、軸部62に取り付けられている。
内燃機関1が始動すると、オイルポンプ(不図示)が作動し、そして、そのオイルポンプからの油圧を受けてシャワーパイプ9からオイルが供給される。ロッカアーム6のオイルバス64には、シャワーパイプ9からのオイルが、カム7等を伝って流れ落ちる等して、供給される。オイルは、最大で、貯留部66の上端位置Xまで貯留される。このように、貯留部66が最も下側に配された状態で、オイルが貯留部66に貯留されていると、ローラ63の下側部分63cが、貯留部66内のオイルに浸漬された状態となる。
内燃機関1が停止すると、シャワーパイプ9からのオイル供給が停止されるものの、オイルバス64の貯留部66には、内燃機関1の運転中に供給されたオイルが蓄えられている。このように内燃機関1を停止した状態で長期間放置した後、再び内燃機関1を始動すると、シャワーパイプ9からのオイル供給が直ちに開始されなくても、オイルバス64に貯留されたオイルを利用して、ロッカアーム6のローラ63とカム7との間や、その周囲に配される部材に対して、直ちにオイルが供給されることになる。
内燃機関の始動後に、カム7からの力を受けてローラ63が回転すると、そのローラ63の下側部分63cに付着したオイルが、ローラ63の上側部分まで運ばれる。そして、そのオイルによって、ローラ63のローラ面63aと、カム7のカム面との間が潤滑される。また、ローラ63やカム7に付着したオイルの一部は、ローラ63やカム7の回転に伴って、周囲に飛び散る形となる。このようにして、ローラ63とカム7との間以外の部分にも、内燃機関1の始動直後に、オイルが供給される。なお、内燃機関1の停止時に、ローラ63の下側部分63c(特に、軸受け63bの下端面から下側の部分)にオイルが付着していると、内燃機関1(動弁装置10)が始動しても、ローラ63の一回転目で、上記のような潤滑を開始することができる。内燃機関1(動弁装置10)は、このようなロッカアーム6を備えることにより、内燃機関1の始動時において、ローラ63とカム7との間等の摺接部における焼き付き等が抑制される。
図6は、図4に示されるロッカアーム6の本体部61が傾斜している状態を示す断面図である。この図6には、第2端部61b側が、第1端部61a側よりも下方に配置されるように本体部61が水平方向に対して傾斜している状態のロッカアーム6が示されている。ロッカアーム6が揺動して、例えば、ロッカアーム6の本体部61の設置角度が、図4の状態から図6の状態に変更されると、自重により、オイルバス64は、軸部62を中心として下方に向かって移動し、最終的に、図4に示される場合と同様、貯留部66が最も下側に配された状態となる。オイルバス64は、本体部61に対して分離しており、本体部61から独立して自由に回転(揺動)することができるため、本体部61の傾斜角度が変更されても、貯留部66は、適切な位置である最も下側の位置に自動的に配される。また、本実施形態のロッカアーム6は、内燃機関1(動弁装置10)の運転時に、本体部61が揺動しても、オイルバス64の貯留部66は、自重及び貯留部66内のオイルの重さにより、適切な位置である最も下側の位置に配された状態となる。したがって、本実施形態のロッカアーム6によれば、貯留部66からオイルが不必要に溢れ出すことも抑制される。また、このような構造のオイルバス64であれば、貯留部66の容積(大きさ)を必要最小限に抑えることも可能である。このような本実施形態のロッカアーム6は、内燃機関の傾斜角度(所謂、エンジンスラント角)や、内燃機関内のレイアウトにかかわらず、貯留部66が最も下側に配された状態となり、様々な内燃機関に対して適用することができる。
<実施形態2>
次いで、本発明の実施形態2を、図7を参照しつつ説明する。図7は、実施形態2のロッカアーム6Aの上面図である。本実施形態のロッカアーム6Aは、実施形態1と同様の本体部61を備えている。ただし、本実施形態では、本体部61に固定される軸部62Aの構成が異なっている。具体的には、軸部62Aの両端は、本体部61の各側壁部61cよりも外側にそれぞれはみ出している。そして、そのはみ出した軸部62Aの各端部62Aaに、オイルバス64Aの各揺動部65Aがそれぞれ揺動自在な状態で取り付けられている。軸部62Aの端部62Aaは、揺動部65Aの挿通孔65Aaに挿通されている。本実施形態のオイルバス64Aは、実施形態1と同様、軸部62Aに揺動自在に取り付けられるものの、軸部62Aに対する取付位置が、実施形態1と異なっており、上述したように、本体部61よりも外側にはみ出した軸部62Aの端部62Aaに取り付けられる。なお、本実施形態のオイルバス64Aは、幅方向の大きさが、実施形態1よりも大きいものの、基本的な構成は、実施形態1と同様であり、上方に開口した容器状の貯留部66Aを備えている。
本実施形態のロッカアーム6Aでは、揺動部65Aが、ローラ63から離されており、揺動部65Aと、回転するローラ63との接触(スラスト摩耗)が防止される。そのため、本実施形態のロッカアーム6Aでは、揺動部65A等の耐摩耗性が向上する。なお、本実施形態のオイルバス64Aは、実施形態1と同様、金属製の板材が所定形状に加工されたものであるが、他の実施形態においては、耐熱性を有する合成樹脂を利用して、オイルバス64Aを構成してもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1等のオイルバスは、2つ(一組)の揺動部を備えるものであったが、他の実施形態においては、1つの揺動部によって貯留部が固定される構成であってもよい。なお、上記実施形態1等のように、2つ(一組)の揺動部によって貯留部が固定される構成は、軸部に対して荷重が均等に加えられる等の理由により、好ましい。
(2)上記実施形態1等では、軸部に取り付けられる揺動部が、円環状をなしていたが、他の実施形態では、例えば、円環状の部分の一部が切り欠かれたような形(所謂、フック状)であってもよい。なお、上記実施形態1等のように、揺動部が円環状等の環状をなしていると、軸部から脱落することが防止され、好ましい。
1…内燃機関、2…シリンダヘッド、3…吸気ポート、4…吸気バルブ、5…バルブスプリング、6…ロッカアーム、61…本体部、61a…第1端部、61b…第2端部、61c…側壁部、62…軸部、63…ローラ、63a…ローラ面、63b…軸受け、63c…下側部分、64…オイルバス、65…揺動部、65a…挿通孔、66…貯留部、7…カム、71…カムシャフト、8…吸気通路、9…シャワーパイプ、10…動弁装置

Claims (3)

  1. 本体部と、
    前記本体部に固定される軸部と、
    前記軸部に回転可能な状態で取り付けられるローラとを備えるロッカアームであって、
    前記軸部が挿通される挿通孔を含み、前記軸部に取り付けられると共に、前記本体部から独立して揺動できるように、前記軸部に対して揺動自在な揺動部と、この揺動部に接続され、上方に開口した容器状をなし、前記ローラのうち前記軸部よりも下側に配される部分の周りを囲むように配され、オイルが溜められる貯留部とを有するオイルバスを備えるロッカアーム。
  2. 前記揺動部は、一組のものからなり、前記ローラを間に置く形で前記軸部の両端側にそれぞれり付けられる請求項1に記載のロッカアーム。
  3. 前記軸部の両端は、前記本体部よりも外側にそれぞれはみ出し、
    前記揺動部は、前記本体部よりも外側にある前記軸部にり付けられる請求項2に記載のロッカアーム。
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