JP7140592B2 - 測定装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置から搬送されたシート上の画像パターンを測定する測定装置に関する。
画像形成装置のシート搬送方向下流に測定装置が接続されたシステムが知られている。例えば特許文献1に記載のシステムは、画像形成装置から搬送された調整用のシートに形成された画像パターンを測定装置の測定部が測定して、その測定結果に基づいて、画像形成装置の特性(印字濃度、表裏位置、色味等)を調整する。
特開2016-166916号公報
ところで、測定装置内のシート搬送路をシートが搬送される際に、紙粉や塵等の異物が測定部に付着することがある。このような異物が測定部に付着した場合、画像パターンの測定精度に影響を及ぼす虞がある。
しかしながら特許文献1に記載の測定装置は、調整用チャートと成果物としてのシートが共通の搬送路に沿って搬送される構成である。このような構成では、測定部による画像パターンの測定が行われない通常のプリントジョブのシートについても共通のシート搬送路を通過することになるため、頻繁に測定部の清掃を行わなければならず、システムの稼働率の低下に繋がる可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紙粉や塵等の異物が測定部に付着することを抑制するための手段を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の測定装置は、シートに画像を形成する画像形成装置に接続される測定装置において、前記画像形成装置から排出されたシートを、前記測定装置のシート搬送方向下流に接続される後処理装置に搬送する第1のシート搬送路と、前記第1のシート搬送路における第1の位置から下方へと延び、前記第1の位置よりシート搬送方向下流にある第2の位置において前記第1のシート搬送路に合流する、第2のシート搬送路と、前記画像形成装置から排出され前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンを測定する測定部と、前記測定部による測定が行われないプリントジョブのシートを、前記第2のシート搬送路を介さずに、前記第1のシート搬送路に沿って前記後処理装置へと搬送し、前記測定部による測定を行う測定ジョブのシートを、前記第2のシート搬送路へと搬送するよう搬送路を切り替える切替部と、前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンの測定結果を前記画像形成装置に通知する通知手段と、を有し、前記第2のシート搬送路は、湾曲している湾曲搬送路と水平方向に延伸する水平搬送路を有し、前記測定部は前記水平搬送路に設けられていることを特徴とする。
また上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成条件に従ってシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から搬送されたシートを、シート搬送方向下流に接続される後処理装置に搬送する第1のシート搬送路と、前記第1のシート搬送路における第1の位置から下方へと延び、前記第1の位置よりシート搬送方向下流にある第2の位置において前記第1のシート搬送路に合流する、第2のシート搬送路と、前記画像形成手段から前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンを測定する測定部と、前記測定部による測定が行われないプリントジョブのシートを、前記第2のシート搬送路を介さずに、前記第1のシート搬送路に沿って前記後処理装置へと搬送し、前記測定部による測定を行う測定ジョブのシートを、前記第2のシート搬送路へと搬送するよう搬送路を切り替える切替部と、前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンの測定結果に基づいて、前記画像形成条件を補正する補正手段と、を有し、前記第2のシート搬送路は、湾曲している湾曲搬送路と水平方向に延伸する水平搬送路を有し、前記測定部は前記水平搬送路に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、紙粉やゴミ等の異物が測定部に付着することを抑制することができる。
画像形成装置の断面図 測定装置の断面図 制御ブロック図 第1の測定部(測色部400)の構成 ICCプロファイル カラーマネジメント環境の概略図 第2の測定部(読取部700)の構成図 測定用の画像パターンの一例を示す図 用紙ライブラリを示す図 印字位置調整の指示する画面例 プリントジョブ又は測定ジョブが投入された場合の動作について説明するためのフローチャート プリントジョブの実行時の動作を説明するための図 第1の測色部による測定ジョブの実行時の動作を説明するための図 第2の測定部による測定ジョブの実行時の動作(分岐→測定→合流)を説明するための図 他の実施形態における測定装置の断面図 他の実施形態における画像形成装置の断面図
(画像形成システム)
以下では、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は、画像形成装置100、測定装置200、後処理装置600を備えた画像形成システムである。
画像形成装置100は、電子写真方式を用いた画像形成装置である。測定装置200は、画像形成装置100のシート搬送方向下流に接続され、画像形成装置100により画像が形成されたシート上の画像パターンを読み取って測定を行い、その測定結果を画像形成装置100に通知する。測定装置200は、オプションとして提供される自動調整ユニットであり、画像形成装置100に着脱することが可能である。後処理装置600は、測定装置200の更にシート搬送方向下流に接続される装置(フィニッシャ)であり、画像形成装置100から測定装置200を介して搬送されてきたシートに対して、綴じや製本、穿孔、整合等の各種の後処理を実行する。
画像形成装置100は、図1に示されるエンジン部を構成する各機構と、各機構による各印字プロセス処理を制御するエンジン制御部312(図3)と、プリンタコントローラ103(図3)と、操作部180と、を有する。図1を用いてエンジン部を構成する各機構について説明する。レーザスキャナ部107は、プリンタコントローラ103から出力された画像データに応じて不図示の半導体レーザから発射されるレーザ光をオン、オフするレーザドライバを有する。半導体レーザから発射されたレーザ光は、回転多面鏡により走査方向に偏光される。偏光されたレーザ光は反射ミラー109を介して感光ドラム105に導かれ、感光ドラム105上を主走査方向に露光する。
一次帯電器111により帯電され、レーザ光による露光によって感光ドラム105上に形成された静電潜像は、現像器112により供給されるトナーによってトナー像に顕像化される。そして、感光ドラム105上の顕像されたトナー像は中間転写体106上に転写(一次転写)される。カラー画像形成時には、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のステーション120~123それぞれの色についてトナー像を中間転写体106上に順次形成する。その結果、フルカラー可視像が中間転写体106上に形成される。中間転写体106上に形成された可視像は、給紙処理機構によって給紙されるシート110に転写(二次転写)される。
中間転写体106の周りには、印字開始位置を決めるための画像形成開始位置検出センサ115、シート110の給紙のタイミングを図るための給紙タイミングセンサ116、濃度制御時にパッチの濃度を測定する濃度センサ117が配置されている。濃度制御が行なわれた際には、濃度センサ117により、パッチの濃度を測定する。
第一定着器150は、シート110に熱を加えるための定着ローラ151、シート110を定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、定着完了を検知する定着後センサ153を有する。定着ローラ151は中空ローラであり、内部に夫々ヒータを有し、回転駆動されると同時にシート110を搬送する。第二定着器160は第一定着器150よりシート搬送方向下流側に位置し、第一定着器150より定着されたシート110上のトナー像に対してグロスを付加したり、定着性を確保したりする目的で配置されている。第二定着器160は、第一定着器150と同様、定着ローラ161、加圧ローラ162、定着後センサ163を有する。
シート110の種類によっては、第二定着器160を通す必要が無いものが存在する。この場合、エネルギ消費量低減の目的で第二定着器160を経由せずシート110を排出するための搬送経路130を有している。搬送経路切り替えフラッパ131によってシート110を搬送経路130へと誘導させることが可能である。
定着処理機構を通過したシート110は、フラッパ132により搬送経路135へと案内され、反転センサ137によってシート110の位置検出がなされた後、反転部136でスイッチバックすることで、シート110が反転される。
(測定装置200)
図2を用いて、測定装置200の構成について説明する。測定装置200は、画像形成装置100からシートを受け取る入口搬送パス229と、入口搬送パス229から排出パス232へと水平方向に延伸するスルーパス230と、シートを後処理装置600へ受け渡す排出パス232と、を有する。入口搬送パス229、スルーパス230、及び排出パス232は、第1のシート搬送路の例である。入口搬送パス229は、画像形成装置からシート受取口から分岐位置A(第1の位置)までの搬送路である。スルーパス230は、分岐位置A(第1の位置)から合流位置B(第2の位置)までの搬送路であって後述するプリントジョブのシートを搬送するための搬送路である。排出パス232は、合流位置Bから排出口までの搬送路である。
また測定装置200は、測定パス231を有する。測定パス231は、分岐位置Aから重力方向下方に延び、合流位置Bで第1のシート搬送路に合流する搬送路であり、第2のシート搬送路の例である。測定パス231は、分岐位置Aから重力方向下方に向かってS字状に湾曲する第1湾曲搬送路と、水平方向に延伸する水平搬送路と、水平搬送路から合流位置Bに向かって逆S字状に湾曲する第2湾曲搬送路とを有する。第1湾曲搬送路は、分岐位置Aから搬送ローラ208までの搬送路である。水平搬送路は、搬送ローラ208から搬送ローラ209までの搬送路である。第2湾曲搬送路は、搬送ローラ209から合流位置Bまでの搬送路である。測定パス231は、第1湾曲搬送路、水平搬送路、第2湾曲搬送路から構成されており、本実施形態では、水平搬送路に測色部400が設けられており、第2湾曲搬送路に読取部700が設けられている。
本実施形態のシステムは、プリントジョブと測定ジョブの2種類のジョブを実行可能であり、プリントジョブのシートは、スルーパス230に沿って搬送され、測定ジョブのシートは測定パス231に沿って搬送される。プリントジョブは、通常の成果物としてのシートを出力するジョブである。具体的には、スキャナから入力された画像データに基づき画像形成を行うジョブや、PC等の外部装置から受信した印刷データに基づき画像形成を行うジョブである。測定ジョブは、調整用の画像パターンをシートに形成し、該シートに形成された画像パターンを読み取って、印字濃度や印字位置、色味等の画像形成条件を補正するジョブである。具体的には、後述する測色ジョブや表裏位置合わせ(表裏調整)のジョブ等である。
プリントジョブのシートは、画像形成装置100から下流の後処理装置600に向けて最短距離で搬送することが好ましい。即ちスルーパス230は極力短い方が好ましい。一方調整ジョブのシートは、後述する理由から、搬送方向長さの長い長尺紙の後端が画像形成装置100を抜けてから測定部で画像パターンを測定する必要がある。従って測定パス231は極力搬送距離を長く確保する必要がある。このような事情に鑑み本実施形態では、測定パス231が、スルーパス230よりも搬送距離を長くしている。また、測定パス231の一部を、S字状又は逆S字状に湾曲した搬送路とすることで、搬送距離を長くしつつ、測定装置200全体としては小型化している。
測定パス231には、上述したように、測定部の例である測色部400と読取部700が設けられている。測色部400は、測定パス231の水平搬送路に設けられている。測色部400は、シート上の画像パターンを読み取って測色を行う測定部である。読取部700は、シートの表面と裏面に形成された画像パターンを読み取って表裏の印字位置合わせを行うための調整量を算出する。
次に、プリントジョブおよび測定ジョブが投入された場合のシート搬送経路について説明する。プリントジョブが投入された場合、入口搬送パス229、スルーパス230、排出パス232に沿ってシートが測定装置200内をシートが搬送される。この場合、制御部251は、フラッパ切替モータ204を制御し、分岐位置Aにある切替部としての第一フラッパ221を下向きの状態で待機させる。入口搬送パス229で受け取られたシートは、測定パス231を介さずにスルーパスローラ201~203によってそのまま下流の後処理装置600へと受け渡される。
一方、測定ジョブが投入された場合、入口搬送パス229、測定パス231、排出パス、に沿ってシートが測定装置200内をシートが搬送される。制御部251は、分岐位置Aにある切替部としての第一フラッパ221を上向きの状態で待機させる。これにより画像形成装置100から搬送されてきたシートは、入口搬送パス229から測定パス231へと案内される。測定パス231を通過したシートは合流位置B(第2の位置)で第1のシート搬送路に合流し、排出パス232を通って後処理装置600へと受け渡される。なお、測定部により画像パターンの読み取りを高精度で行うため、通常の搬送速度である第1の搬送速度よりも低速な第2の搬送速度で搬送する必要がある。そのため、測定装置200は、シートの後端が入口搬送パス229に到達した後に、搬送速度を第2の搬送速度に切り替えてシートを搬送する。
(測色部400)
図4を用いて、測定装置200が備える第1測定部としての測色部400の構造及び測色動作について説明する。測色部400は、白色LED401、回折格子402、ラインセンサ403(403-1~403-n)、演算部404、メモリ405を有する。白色LED401がシート110上のトナーパッチ(画像パターン)420に光を照射すると、回折格子402は、トナーパッチ420から反射した光を波長毎に分光する。ラインセンサ403は、回折格子402により波長毎に分解された光を検出する。演算部404は、ラインセンサ403により検出された各画素の光強度値から各種演算を行い、演算結果をメモリ405に保存する。演算部404は、例えば、光強度値から分光演算する分光演算部やLab値を演算するLab演算部を有する。また測色部400は、白色LED401から照射された光をシート110上のトナーパッチ420に集光し、またトナーパッチ420から反射した光を回折格子に集光するレンズ406を有する。
測色部400は、測定パス231における屈曲した搬送路ではなく直線状の搬送路に配置されている。その理由は、シートが搬送ガイドから受ける反力が測定時の速度ムラに影響を与えないようにするためである。
画像形成装置100は、測色部400の測定結果に基づいて作成された色変換プロファイルを用いて色変換を実行することにより、優れた色再現性を実現している。色変換プロファイルは画像形成条件の一例である。色変換プロファイルとして、ここでは近年市場で受け入れられているICC(International Color Consortium)プロファイルを用いる。ただし本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ICCプロファイル以外にも、Adobe社が提唱したPostScriptのレベル2から採用されているCRD(Color Rendering Dictionary)でもよい。またPhotoshop内の色分解テーブル、墨版情報を維持するEFI社のColorWise内CMYKシミュレーションなどを用いてもよい。
(測色部400で分光反射率を測定し、色度を演算)
画像形成装置100は、測色部400の測定結果に基づいて、色変換プロファイルを作成する。測色部400によって測色され入力される信号は、白色LEDから照射された光が測定対象物により反射され、反射光が回折格子で分光され、380nm~720nmの各波長領域に配置されたCMOSセンサ上で検出される分光反射率になる。本実施形態では、検出演算精度の向上を図るため、CIEの規定通り、分光反射率から等色関数などを介してL*a*b*に変換する。L*a*b*に変換されたパッチ情報は、パッチの信号値との関係を求め、色変換プロファイルであるICCプロファイルを作成する。なお、分光反射率から色度値(L*a*b*)を算出する方法は、ISO 13655で規定されている方法であるため、ここでは説明を割愛する。
(プロファイル作成処理)
図3を用いて、色変換プロファイルの作成処理について説明する。色変換プロファイルの作成は、カスタマーエンジニアによる部品交換時や、カラーマッチングの精度が要求されるジョブの前、デザイン構想段階等で最終出力物の色味が知りたい時などに、操作部180からの指示に従って行われる。
色変換プロファイルの作成指示に応じて、プリンタコントローラ103は、ISO 12642テストフォームのCMYK(Cyan Magenta Yellow Black)信号をエンジン制御部312に送信する。プリンタコントローラ103は、これと同時に、測定装置200に測色指示を送る。画像形成装置100は、帯電、露光、現像、転写、定着のプロセスを経て、シート110にISO 12642テストフォーム(画像パターン)を転写・定着する。測定装置200の測色部400は、画像形成装置100から搬送されてきたシート上の画像パターンを読み取って測色を行う。測色された928パッチに対応する分光反射率データは、測色結果としてプリンタコントローラ103に通知される。測色結果の通知を受けたプリンタコントローラ103は、Lab演算部303を介してL*a*b*データに変換し、プロファイル作成部301に入力する。
本実施形態では分光反射率データをL*a*b*データに変換する例について説明するが、L*a*b*データではなく、機器に非依存な色空間信号であるCIE1931 XYZ表色系へ変換してもよい。
プロファイル作成部301は、出力したCMYK信号と入力したL*a*b*データの関係により出力ICCプロファイルを作成し、出力ICCプロファイル格納部305に格納されている出力ICCプロファイルを更新する。これにより画像形成条件が補正されることとなる。
ISO 12642テストフォームは一般的な画像形成装置が出力可能な色再現域を網羅するCMYK色信号パッチを含んでおり、それぞれの色信号値と測色したL*a*b*値の関係から色変換表を作成する。
図5はICCプロファイルの構造を示す図である。ICCプロファイルは、ヘッダーとタグからなる。タグには、白色点やプロファイル内部で定義されているLab値によって表現される色が、そのハードコピーの再現可能な再現範囲の内側か外側かを記述するタグなども記述される。
本実施形態では、色変換プロファイルの作成指示が操作部180を介して受信する例について説明するが、PCなどの外部装置から色変換プロファイルの作成指示が受信される場合もある。その場合には、作成された出力ICCプロファイルを外部装置にアップロードし、ICCプロファイルに対応したアプリケーションでの色変換を外部装置上で行えるようにしてもよい。
通常のカラー出力における色変換において、プリンタコントローラ103は、スキャナ部などの外部I/F308を介して入力された画像信号を、外部入力用の入力ICCプロファイル格納部307に送る。そして、プリンタコントローラ103は、入力ICCプロファイル格納部307において、外部I/F308から入力された画像信号に応じて、RGB→L*a*b*あるいはCMYK→L*a*b*変換を行う。入力ICCプロファイルは、入力信号のガンマをコントロールする1次元LUT(ルックアップテーブル)、ダイレクトマッピングといわれる多次色LUT、生成された変換データのガンマをコントロールする1次元LUTで構成されている。プリンタコントローラ103は、これらテーブルを用いてデバイスに依存した色空間からデバイスに非依存なL*a*b*データに変換する。
なおCMM306は、図6のようにCMMはカラーマネージメントを司るモジュールであり、入力プロファイルと出力プロファイルを使って色変換を行っているモジュールである。
(読取部700)
図7を用いて、第2測定部としての読取部700の構造について説明する。読取部700は、シート形状、シートに印字された画像パターンの形状等を測定する。高精度な測定結果を得るためにはシート毎の形状ばらつきや印字位置バラツキを平均化する必要があるために、複数枚のシートを測定する。そのため、シートを搬送しながら画像パターンを測定することで調整時間を極力短縮し且つ装置サイズを小型化することが望ましく、コンタクトイメージセンサ(CIS)を用いている。
読取部700は、シートの表面に形成された測定用の画像パターンを読み取る表面用CIS701と、シートの裏面に形成された測定用の画像パターンを読み取る裏面用CIS702とを有する。読取部700は、シートの表面と裏面に形成された測定用の画像パターンをほぼ同時に読み取る必要があるため、表面用CIS701と裏面用CIS702を対向配置している。また、シート搬送ローラ対211、212、213、ガラス兼ガイド部材703、704、黒色バッキング兼搬送ガイド部材705、706も同様に対向配置する。ガラス兼ガイド部材703、704は、CISの焦点深度方向位置を安定化させるための部材でありシートの搬送をガイドする役割を兼ねている。また黒色バッキング兼搬送ガイド部材705、706は、シート端部とのコントラストを明確化するための部材であり、シートの搬送をガイドする役割を兼ねている。シート搬送ローラ対211、212、213は不図示の駆動手段によって駆動される。
読取部700は、表面用CIS701と裏面用CIS702を有し、表面用CIS701を、裏面用CIS702よりも下流に配置する構成としている。これによって、測定用速度への変速タイミングを、表裏測定時よりも更に下流にシフトすることができるため、片面の印字位置の調整を行うモードにおけるサポート用紙サイズをより長くする効果がある。
読取部700は、測定パス231における直線状の搬送路に配置されている。その理由は、シートが搬送ガイドから受ける反力が測定時の速度ムラに影響を与えないようにするためである。
(印字位置調整)
次に、読取部700を用いた印字位置調整の動作について説明する。画像形成装置100は、操作部180に表示される図10の画面1001を介して印字位置調整の実行指示を受け付ける。図10は、用紙ライブラリを編集する画面である。画面1001の印字位置調整ボタン1002がユーザにより押下されると、図10(b)の画面に遷移する。図10(b)の画面を介して「テストページを読み込んで調整する」ボタン1005が押下されると、印字位置調整を実行するジョブが投入される。
プリンタコントローラ103は、印字位置調整のジョブの実行指示を受け付けると、図8に示す測定用の画像パターン802、803の出力をエンジン制御部312に指示する。画像形成装置100は、帯電、露光、現像、転写、定着のプロセスを経て、シート110に画像パターンを転写・定着する。測定装置200は、画像形成装置100から搬送されてきた測定用の画像パターン802、803が形成されたシート110を、シート搬送ローラ対211、212、213によって搬送しながら、表面用CIS701、裏面用CIS702で連続的に読み取る。測定装置200の画像処理部260は、検出されたライン画像をつなぎ合わせることで画像データを合成し、合成された画像データから測定を行なう。具体的には、画像処理部260は、表面用のテストパターン802のシート110検出座標
(X01,Y01)~(X31,Y31
と、テスト用の画像パターン820の検出座標
(X41,Y41)~(X71,Y71
から、画像の歪み量、シート110との位置のずれを測定して画像形状補正部320での形状修正指示が可能な幾何調整パラメータ(リード位置、サイド位置、倍率、直角性、回転量など)を算出する。
画像処理部260で算出された幾何調整値は、通信部250を通じて画像形成装置100内の用紙ライブラリ900に送られて幾何調整量901、902に格納される。幾何調整量901、902は、画像形成条件の例である。図9は、用紙ライブラリに登録されている各用紙名称毎の幾何調整量を示す図である。
このようにして得られた用紙ライブラリ900内の用紙設定910を、同じ用紙を用いてプリントジョブを実行する際に用いる。これによって、画像位置・歪みが補正されて高精度に表裏印字位置が補正されたプリント画像を出力することが可能となる。
(プリントジョブ又は測定ジョブが投入された場合の動作説明)
図11のフローチャート及び図12~図14の動作説明図を用いて、ジョブが投入された場合の動作について説明する。図11のフローチャートは、プリントジョブ又は測定ジョブが投入されたことを契機に開始する(S1101)。
プリントジョブが投入されると(S1102でYES)、画像形成装置100及び測定装置200の各部材はホームポジション(HP)で待機する。このとき測定装置200の制御部251は、画像形成装置100から搬送されるシートをスルーパス230へガイドするために、フラッパ切替モータ204を制御し、フラッパ(切替部)221を下向きに切り替える(S1104)。その後、画像形成装置100は、シートに画像を形成し(S1105)、測定装置200へシートが搬送される(S1106、図12(a))。そして、スルーパスローラ201~204によって、第1のシート搬送路を構成するスルーパス230及び排出パス232を通過し、下流の後処理装置600へシートが受け渡される(S1107、図12(b))。そして、後処理装置600は、プリントジョブで指定された指示内容に従い、綴じや製本、穿孔、整合等の後処理を実行し、排紙トレイに排出する。
一方、測定ジョブの一例である測色ジョブが投入された場合(S1103で“測色”)、測定装置200の制御部251は、フラッパ切替モータ204を制御し、フラッパ221を上向きに切り替える(S1120)。これにより、画像形成装置100から搬送されるシートは第2のシート搬送路である測定パス231へ案内される。画像形成装置100は、測定用の画像パターンであるトナーパッチ420をシートに形成し(S1121)、測定装置200へシートを搬送する。測定装置200は、画像形成装置100からシートを受け取り、フラッパ221によって測定パス231へと搬送される(S1123、図13(a))。
制御部251は、測色部400において多数のトナーパッチ420を読み取り可能な搬送速度V1に変速する(図13(b))。測定パスローラ205~209は測色部400へシートを搬送し、測色部400は、シート上のトナーパッチ420の測色を行なう(S1124)。搬送速度V1は、プリントジョブのシートがスルーパス230を搬送するときの搬送速度V0よりも低速な搬送速度である。測定装置200は、測色部400の測色結果を通信部250を通じて画像形成装置100へ通知する(S1125)。測色結果の通知を受け取った画像形成装置100のプリンタコントローラ103は、上述のLab情報によるΔE値を算出して、色変換プロファイルを作成する(S1126)。測色を終えたシートは、測定パスローラ208~214によって測定パス231に沿って搬送される(図13(c))。測定パス231を搬送されたシートは、合流位置Bでスルーパス202に合流後(S1127)、スルーパス第三ローラ203によって排出パス232へ搬送する(S1109、図13(d))。
次に、用紙ライブラリ900から用紙設定910が選択され、更に印字位置調整ボタン1002が選択されることによって、表裏の印字位置を調整するジョブ(表裏調整ジョブ)が投入された場合についての測定の流れを説明する。表裏調整ジョブは測定ジョブの一例である。表裏調整ジョブが投入されると(S1103で“表裏調整”)、測定装置200の制御部251は、シートを測定パス231へ案内するためにフラッパ(切替部)221を上向きに切り替える(S1130)。その後、画像形成装置100は、測定用画像として測定用の画像パターン802、803を形成し(S1131)、測定装置200へシートを搬送する。測定用の画像パターンが形成されたシートを受け取った測定装置200は、図14(a)に示すように、フラッパ(切替部)221によって、入口搬送パス229から測定パス231へと搬送される(S1133)。
図14(b)のように、測定装置200は、第1の搬送速度V0よりも低速な第2の搬送速度V2に変速する。その後、測定装置200は、測定パスローラ205~209によって読取部700へシートを搬送し、シート上に形成された測定用のテスト画像パターン820の印字位置ずれやシート110の形状の測定を行なう(S1134)。搬送速度を第1の搬送速度V0から第2の搬送速度V2に変更する理由は、読取部700において高精細なライン画像合成を行ない、精度の高い測定を行なうためである。
制御部251は、画像処理部260で算出された幾何調整値パラメータを測定結果として通信部250を通じて画像形成装置100のプリンタコントローラ103へ通知する。測定結果の通知を受けたプリンタコントローラ103は、幾何調整値パラメータを用紙ライブラリ900に格納する(S1135)。測定装置200は、読取部700を通過したシートを測定パスローラ208~214によって搬送する(図14(c))。その後、測定装置200は、第1のシート搬送路へ合流させてから(S1127)、スルーパス第三ローラ203によって排出パス232へ搬送する(S1107、図14(d))。後処理装置600は、測定ジョブのシートを排紙トレイに排出する。なお、プリントジョブと測定ジョブのシートは、混在しないよう、別の排紙トレイに排出することが好ましい。本実施形態では、後処理装置600は2つの排紙トレイを備えており、プリントジョブは一方の排紙トレイに、測定ジョブのシートは、他方の排紙トレイへと排出される。
以上説明した画像形成、シート搬送、測色または表裏印字位置調整を先頭シートから最終シートまで繰り返し、ジョブを終了する(S1109)。
(本実施形態の効果)
以上、本実施形態のシステム構成及び動作について説明した。本実施形態の測定装置200は、プリントジョブのシートをスルーパス230に沿って搬送し、測定ジョブのシートを測定パス231に沿って搬送する。すなわち、測定が行われない成果物のシート用の搬送路と、測定シート用の搬送路を、別に設ける構成とした。これにより、測定パス231を搬送するシートを測定ジョブの調整用シートに限定している。
本実施形態によれば、シートを測定パス231に搬送する頻度を、測定部をスルーパス230に配置した場合と比較して、1/10以下に低減することができる。そのため、測定パスにある測定部に紙粉が付着する頻度を格段に少なくすることができる。
これにより、測色部400における色味の誤検出リスクや、読取部700における寸法誤検出リスクを低減できる。従って、各測定部の汚れチェックや清掃といったメンテナンス間隔を長くすることができるため、装置としてのダウンタイムを低減し、システムの稼働率を向上させることができる。
なお、プリントジョブにおいて、定着器で加熱されたシートの熱は、上昇気流として、上方へ逃げやすいことから、本実施形態では、測定部をスルーパス230よりも重力方向下方に配置している。カラーセンサの温度特性による測定誤差やCISの熱膨張歪みによる位置ずれ量の測定誤差を低減することができる。
また本実施形態においては、読取部700の読取位置から画像形成装置100の排紙口までの搬送距離Lを、測定装置200がサポートする最大用紙サイズの搬送方向長さ分以上、確保している。本実施形態では、測定装置200は、搬送方向長さが1200mmの長尺紙をサポートしているため、読取部700の読取位置から画像形成装置100の排紙口までの距離は、1200mmより長く設計されている。その理由は、用紙の先端が読取部700に到達した時点でその用紙の後端が画像形成装置100で挟持されていると、画像形成中の用紙の僅かなブレやショックで、読取時の測定誤差が生じる可能性があるからである。
なお、画像形成装置100がサポートする用紙サイズと、測定装置200が測定できる用紙サイズは、必ずしも一致している必要はない。例えば、画像形成装置100は、はがきサイズから1200mmの長尺紙までと幅広い用紙サイズをサポートし、測定装置200はこれよりも狭い範囲の用紙サイズ対してのみ測定できるような形態でもよい。この場合は、搬送距離Lは、測定装置200が測定可能な用紙サイズの搬送方向長さ分だけ確保するだけでよい。
また本実施形態では、測定パス231に2つの測定部(測色部400と読取部700)を配置している。そして、2つの測定部の配置関係は、シート搬送方向上流側に測色部400、シート搬送方向下流側に読取部700とした。これは次の理由に基づくものである。即ち、測色部400は、必要なパッチ数をシートに形成できれば、小サイズの用紙を用いて測定ジョブを実行しても測定精度上の問題はない。一方、読取部700に関しては、通常のプリントジョブで用いる用紙と同一サイズの用紙での測定を要する。画像形成装置100は、はがきサイズから1200mmの長尺紙までと幅広い用紙サイズをサポートしている。そのため、サポートする最大サイズの用紙(本実施形態では1200mmの長尺紙)に形成された画像を読取部700で読み取らせる必要がある。1200mmの長尺紙に形成された画像を高精度で読み取るためには、上述したように、長尺紙の後端が画像形成装置100を抜けてから読取部700の読取を開始する必要がある。そこで本実施形態では、より長いサイズの用紙の読取が必要な測定部である読取部700を下流に配置することで、測定装置200の装置幅が大型化することを防いでいる。
(その他の実施形態)
なお本実施形態では、測定装置200は2つの測定部(測色部400、読取部700)を有する構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、図15のように、測定装置200が測定部を1つのみ(例えば測色部400)を有する構成であってもよい。
また本実施形態では、測定パス231が、スルーパス230より重力方向下側にある構成を例示した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、測定パス231がスルーパス230よりも上側にある構成でもよい。
また本実施形態では、測定部を重力方向下方に配置することで、測定部の熱影響を抑える構成を例示した。しかしながら、スルーパス230から上方に排熱を行なうようにエアフローを形成してもよい。
また本実施形態では、測定装置200を、画像形成装置の下流に着脱可能に接続される装置として説明した。しかしながら本発明はこれに限定されるものではなく、図16のように、画像形成装置内に測定装置200が配置されてもよい。
また本実施形態では電子写真方式を用いた画像形成装置を例にして説明したが、インクジェット方式の画像形成装置や昇華型プリンタについても本発明を適用することができる。
100 画像形成装置
101 筐体
102 エンジン制御部
103 プリンタコントローラ
105 感光ドラム
106 中間転写体
107 レーザスキャナ部
112 現像器
113 給紙カセット
114 転写ローラ
115 画像形成開始位置検出センサ
116 給紙タイミングセンサ
117 濃度センサ
131、132 フラッパ
135 搬送経路
136 反転部
137 反転センサ
150 第一定着器
151 定着ローラ
152 加圧ベルト
153 定着後センサ
160 第二定着器
161 定着ローラ
162 加圧ローラ
163 定着後センサ
180 操作部
200 測定装置
201~204 スルーパスローラ
205~214 測定パスローラ
221 フラッパ
229 入口搬送パス
230 スルーパス
231 測定パス
232 排出パス
250 通信部
251 制御部
260 画像処理部
301 プロファイル作成部
303 Lab演算部
305 出力ICCプロファイル格納部
306 カラーマネージメントモジュール
307 入力ICCプロファイル格納部
308 外部I/F
400 測色部
401 白色LED
402 回折格子
403-1~403-n ラインセンサ
404 演算部
405 メモリ
406 レンズ
600 後処理装置
700 画像読取部
701 表面用CIS
702 裏面用CIS
703、704 搬送ガイド部材
705、706 搬送ガイド部材
802 表面用テストパターン
803 裏面用テストパターン
820 トナーパッチ
900 用紙ライブラリ
901、902 幾何調整量
910 シート種類

Claims (11)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置に接続される測定装置であって、
    前記画像形成装置から排出されたシートを、前記測定装置のシート搬送方向下流に接続される後処理装置に搬送する第1のシート搬送路と、
    前記第1のシート搬送路における第1の位置から下方へと延び、前記第1の位置よりシート搬送方向下流にある第2の位置において前記第1のシート搬送路に合流する、第2のシート搬送路と、
    前記画像形成装置から排出され前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンを測定する測定部と、
    前記測定部による測定が行われないプリントジョブのシートを、前記第2のシート搬送路を介さずに、前記第1のシート搬送路に沿って前記後処理装置へと搬送し、前記測定部による測定を行う測定ジョブのシートを、前記第2のシート搬送路へと搬送するよう搬送路を切り替える切替部と、
    前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンの測定結果を前記画像形成装置に通知する通知手段と、
    を有し、
    前記第2のシート搬送路は、湾曲している湾曲搬送路と水平方向に延伸する水平搬送路を有し、前記測定部は前記水平搬送路に設けられていることを特徴とする測定装置。
  2. 前記第2のシート搬送路における前記第1の位置から前記第2の位置までの長さは、前記第1のシート搬送路における前記第1の位置から前記第2の位置までの長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記第1のシート搬送路は水平方向に延伸する搬送路であることを特徴とする請求項1または2に記載の測定装置。
  4. 前記測定部は、測色を行う測定部であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の測定装置。
  5. 前記測定部は、シートの表面に形成された画像を読み取る読取部と、該シートの裏面に形成された画像を読み取る読取部と、を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の測定装置。
  6. 前記測定部は、シートに形成された画像パターンを読み取って測色を行う第1の測定部と、シートの表面と裏面の夫々に形成された画像パターンを読み取って表裏の印字位置の調整を行うための調整量を算出する第2の測定部とを有し、
    前記第2の測定部は前記第1の測定部よりもシート搬送方向下流に配置されることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の測定装置。
  7. 前記測定ジョブのシートが前記第2のシート搬送路の前記測定部を通過するときの搬送速度は、前記プリントジョブのシートが前記第1のシート搬送路を搬送するときの搬送速度よりも低速であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の測定装置。
  8. 前記測定ジョブのシートの後端が前記第1のシート搬送路に到達した後に、前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートの搬送速度を、第1の搬送速度から前記第1の搬送速度よりも低速な第2の搬送速度に切り替えることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の測定装置。
  9. 画像形成条件に従ってシートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から搬送されたシートを、シート搬送方向下流に接続される後処理装置に搬送する第1のシート搬送路と、
    前記第1のシート搬送路における第1の位置から下方へと延び、前記第1の位置よりシート搬送方向下流にある第2の位置において前記第1のシート搬送路に合流する、第2のシート搬送路と、
    前記画像形成手段から前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンを測定する測定部と、
    前記測定部による測定が行われないプリントジョブのシートを、前記第2のシート搬送路を介さずに、前記第1のシート搬送路に沿って前記後処理装置へと搬送し、前記測定部による測定を行う測定ジョブのシートを、前記第2のシート搬送路へと搬送するよう搬送路を切り替える切替部と、
    前記第2のシート搬送路に沿って搬送されたシートに形成された画像パターンの測定結果に基づいて、前記画像形成条件を補正する補正手段と、
    を有し、
    前記第2のシート搬送路は、湾曲している湾曲搬送路と水平方向に延伸する水平搬送路を有し、前記測定部は前記水平搬送路に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記画像形成条件は、入力された画像データの色変換を行うためのプロファイルであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成条件は、シートに形成される画像の位置を調整するための幾何調整量であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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