JP7139271B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
文章に含まれる固有表現(例えば固有名詞)を特徴量として用いることで、その文章の内容を、機械学習に利用可能な表現に置き換えることが研究されている。これに関連し、入力テキストを、形態素解析によってフレーズに区分し、予め印象要素とそのスコアがフレーズに対応付けられた印象辞書を用いて、入力テキストを区分したフレーズ毎に、印象要素及びスコアを対応付けたフレーズリストを生成し、入力テキストのフレーズ全体から各印象要素の尤度を算出し、当該尤度を、各印象要素のスコアとして対応付けた客観的印象を算出し、主観的印象に基づく当該印象要素のスコアと、客観的印象に基づく該印象要素のスコアとを比較した印象差分情報を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-84015号公報
世間では、新語や造語といった今まで使われていなかった新しい言葉が流行する場合がある。例えば、ユニークなタイトルが付けられた新作のコンテンツが公開され、そのコンテンツが人々の間で話題となれば、ユニークなタイトルが新しい言葉として流行することになる。しかしながら、従来の技術では、流行に合わせて辞書を頻繁に更新するのは困難な場合が多く、更には、どのような文章から辞書に登録すべき固有表現を探すべきなのかが十分に検討されていなかった。このようなことから、従来の技術では、文書から固有表現を精度よく抽出できない場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、文書から精度よく固有表現を抽出することができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、文章を、少なくとも一文字以上を含む文字列に分割する分割部と、ユーザによって入力された複数のクエリに基づいて、前記分割部により分割された前記文字列ごとにスコアを算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記スコアに基づいて、前記文章から固有表現を抽出する抽出部と、を備える情報処理装である。
本発明の一態様によれば、文書から精度よく固有表現を抽出することができる。
第1実施形態における情報処理装置100を含む情報処理システム1の一例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置100の構成の一例を示す図である。 検索ログ132の一例を示す図である。 第1実施形態における制御部110の一連の処理の流れを示すフローチャートである。 3文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 3文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 3文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 3文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。 スコア算出対象のパターンの決定方法を説明するための図である。 スコア算出対象のパターンの決定方法を説明するための図である。 スコア算出対象のパターンの決定方法を説明するための図である。
以下、本発明を適用した情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを、図面を参照して説明する。
[概要]
情報処理装置は、一以上のプロセッサにより実現される。情報処理装置は、文章を、少なくとも一文字以上を含む文字列に分割し、ユーザによって入力された複数のクエリの履歴である検索ログに基づいて、文字列ごとにスコアを算出する。そして、情報処理装置は、算出したスコアに基づいて、文章から固有表現を抽出する。これによって、文書から精度よく固有表現を抽出することができる。この結果、例えば、文章の内容を的確に表した分散表現を得ることができる。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、第1実施形態における情報処理装置100を含む情報処理システム1の一例を示す図である。第1実施形態における情報処理システム1は、例えば、一つ以上の端末装置10と、サービス提供装置20と、情報処理装置100とを備える。これらの装置のうち一部または全部は、ネットワークNWを介して互いに接続される。なお、これらの装置のうち一部は、仮想的な装置として他の装置に包含されてもよく、例えば、サービス提供装置20の機能の一部または全部が、情報処理装置100の機能によって実現される仮想マシンであってもよいし、これとは反対に、情報処理装置100の機能の一部または全部が、サービス提供装置20の機能によって実現される仮想マシンであってもよい。
図1に示す各装置は、ネットワークNWを介して種々の情報を送受信する。ネットワークNWは、例えば、無線基地局、Wi‐Fiアクセスポイント、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含む。なお、図1に示す各装置の全ての組み合わせが相互に通信可能である必要はなく、ネットワークNWは、一部にローカルなネットワークを含んでもよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、各種パーソナルコンピュータなどの、入力装置、表示装置、通信装置、記憶装置、および演算装置を備える端末装置である。通信装置は、NIC(Network Interface Card)などのネットワークカード、無線通信モジュールなどを含む。端末装置10では、ウェブブラウザやアプリケーションプログラムなどのUA(User Agent)が起動し、ユーザの入力に応じたリクエストをサービス提供装置20に送信する。また、UAが起動された端末装置10は、サービス提供装置20から取得した情報に基づいて、表示装置に各種画像を表示させる。
サービス提供装置20は、例えば、UAとして起動されたウェブブラウザからのリクエストに応じてウェブページを端末装置10に提供するウェブサーバである。ウェブページは、例えば、ショッピングサイトやオークションサイト、フリーマーケットサイトといった各種ウェブサイトを構成するウェブページであってよい。また、サービス提供装置20は、検索サイトやSNS(Social Networking Service)、メールサービスなどの各種サービスを提供するウェブページを端末装置10に提供してもよい。また、サービス提供装置20は、UAとして起動されたアプリケーションからのリクエストに応じてコンテンツを端末装置10に提供することで、販売サイトなどの各種ウェブサイトと同様のサービスを提供するアプリケーションサーバであってもよい。
情報処理装置100は、サービス提供装置20から検索ログを取得し、その検索ログを用いて、文章から固有表現を抽出する。本実施形態に係る固有表現には、例えば、名詞のような一つの単語(ワード)だけでなく、名詞と名詞とが他の品詞(例えば助詞)で接続された一つの句(フレーズ)や、名詞や動詞、助詞、助動詞などの種々の品詞を含む一つの文(センテンス)が含まれる。すなわち、人間が固有の表現として用いた言葉であれば、どんなに長い文章であっても固有表現となり得る。
[情報処理装置の構成]
図2は、第1実施形態における情報処理装置100の構成の一例を示す図である。図示のように、情報処理装置100は、例えば、通信部102と、制御部110と、記憶部130とを備える。
通信部102は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースやDMA(Direct Memory Access)コントローラを含む。通信部102は、ネットワークNWを介して、サービス提供装置20や他のウェブサーバと通信する。
制御部110は、例えば、取得部112と、テキスト分割部114と、フレーズスコア算出部116と、固有表現抽出部118とを備える。制御部110の構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサが記憶部130に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部110の構成要素の一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitry)により実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより実現される。記憶部130には、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムの他に、検索ログ132が格納される。
図3は、検索ログ132の一例を示す図である。図示の例のように、検索ログ132は、集計した期間ごとに、ユーザが検索エンジンに入力した各クエリや、そのクエリの入力回数などが対応付けられた履歴情報である。入力回数は、例えば、ユニークブラウザクッキー数であってよい。この場合、同じブラウザを介して同じクエリが何度も入力されても、そのクエリの入力回数は1回としてカウントされる。
[処理フロー]
以下、第1実施形態における制御部110の一連の処理の流れをフローチャートを用いて説明する。図4は、第1実施形態における制御部110の一連の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、取得部112は、通信部102を介して、サービス提供装置20からコンテンツの一つであるテキストを取得する(S100)。例えば、テキストは、ユーザが検索エンジンを利用して検索可能なテキストであり、具体的には、組織や団体、著名人などが自ら運営主体となっている公式サイトに掲載された記事や、組織や団体、著名人などと関係のない第三者が運営主体となっている一般サイト(非公式サイト)に記載された記事などである。
次に、取得部112は、通信部102を介して、サービス提供装置20から検索ログ132を取得する(S102)。例えば、取得部112は、直近の数か月の間にユーザが入力したクエリの履歴を含む検索ログ132を取得する。
次に、テキスト分割部114は、取得部112によって取得されたテキストを一つまたは複数のフレーズに分割する(S104)。本実施形態に係るフレーズは、「は」、「が」、「を」といった助詞のように一文字であってもよいし、複数の文字を含む文字列であってもよい。すなわち、本実施形態の説明では、フレーズという用語を、複数の単語の集まりであるという辞書的な意味で使用するのではなく、一つの文字や、一つの単語、一つの句、一つの文といった、もう少し広義な意味で使用する。
例えば、テキスト分割部114は、テキストに含まれる文字数をNとした場合、2の(N-1)乗通りのフレーズの組み合わせのパターンで、テキストを分割する。例えば、テキストは、N=1であれば1通りのパターンで分割され、N=2であれば2通りのパターンで分割され、N=3であれば4通りのパターンで分割され、N=4であれば8通りのパターンで分割される。
次に、フレーズスコア算出部116は、検索ログ132に基づいて、テキスト分割部114によって分割されたフレーズごとに、そのフレーズが固有表現であることの確からしさを定量化した指標値(以下、フレーズスコアと称する)を算出する(S106)。例えば、フレーズスコア算出部116は、数式(1)に基づいて、フレーズスコアを算出する。
Figure 0007139271000001
式中Sは、フレーズスコアを表し、βは、スコア算出対象とするフレーズと一致するクエリの入力回数(そのクエリを使った検索回数)を表し、αは、1よりも大きい実数(例えば10など)を表し、Lは、スコア算出対象とするフレーズの長さ、すなわちフレーズに含まれる文字数を表している。
例えば、スコア算出対象とするフレーズが、検索ログ132に含まれるクエリのいずれかと一致している場合、すなわち、スコア算出対象とするフレーズがクエリとして1回以上入力されている場合、フレーズスコア算出部116は、クエリの入力回数βが多く、且つフレーズ長Lが大きいほど、対象のフレーズのフレーズスコアSを大きくし、クエリの入力回数βが少なく、且つフレーズ長Lが小さいほど、対象のフレーズのフレーズスコアSを小さくする。なお、スコア算出対象とするフレーズが、検索ログ132に含まれるクエリのいずれかと一致しない場合、すなわち、スコア算出対象とするフレーズがクエリとして入力されていない場合、フレーズスコア算出部116は、対象のフレーズのフレーズスコアSを0にする。
次に、固有表現抽出部118は、フレーズスコア算出部116によってフレーズごとに算出されたフレーズスコアに基づいて、テキストから固有表現を抽出する(S108)。これによって本フローチャートの処理が終了する。
図5から図8は、3文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。これらの図は、「ABC」という3文字のテキストが一つまたは複数のフレーズに分割されていることを模式的に示している。従って、テキストは、4(2)通りのパターンで分割される。
例えば、図5は、「ABC」という一つのテキストを、「A」という一文字だけのフレーズと、「B」という一文字だけのフレーズと、「C」という一文字だけのフレーズとに分割するパターン1を表している。フレーズスコア算出部116は、パターン1の場合、「A」のフレーズについては、フレーズスコアSを算出し、「B」のフレーズについては、フレーズスコアSを算出し、「C」のフレーズについては、フレーズスコアSを算出している。
図6は、「ABC」という一つのテキストを、「AB」という二文字のフレーズと、「C」という一文字だけのフレーズとに分割するパターン2を表している。フレーズスコア算出部116は、「AB」のフレーズについては、フレーズスコアSABを算出し、「C」のフレーズについては、フレーズスコアSを算出している。
図7は、「ABC」という一つのテキストを、「A」という一文字だけのフレーズと、「BC」という二文字のフレーズとに分割するパターン3を表している。フレーズスコア算出部116は、「A」のフレーズについては、フレーズスコアSを算出し、「BC」のフレーズについては、フレーズスコアSBCを算出している。
図8は、「ABC」という一つのテキストを、そのまま一つのフレーズとするパターン4を表している。フレーズスコア算出部116は、「ABC」のフレーズについて、フレーズスコアSABCを算出している。
フレーズスコア算出部116は、上記のように各パターンについて個々のフレーズのフレーズスコアSを算出すると、パターンごとにフレーズスコアSの和を算出する。図5に例示するパターン1では、フレーズスコアSの和は、(S+S+S)となり、図6に例示するパターン2では、フレーズスコアSの和は、(SAB+S)となり、図7に例示するパターン3では、フレーズスコアSの和は、(S+SBC)となり、図8に例示するパターン4では、フレーズスコアSの和は、(SABC)となる。
固有表現抽出部118は、これら4つのパターンの中から、フレーズスコアSの和が最大となるパターンを選択し、そのパターンが表すフレーズを固有表現として抽出する。例えば、パターン4のフレーズスコアSの和SABCが最大である場合、固有表現抽出部118は、「ABC」という一つのフレーズを固有表現として抽出する。また、例えば、パターン2のフレーズスコアSの和(SAB+S)が最大である場合、固有表現抽出部118は、「AB」というフレーズと「C」というフレーズとをそれぞれ固有表現として抽出する。
図9から図16は、4文字のテキストから固有表現を抽出する方法を模式的に示す図である。これらの図は、「ABCD」という4文字のテキストが一つまたは複数のフレーズに分割されていることを模式的に示している。従って、テキストは、8(2)パターンで分割される。
例えば、図9は、「ABCD」という一つのテキストを、一文字ごとのフレーズに分割するパターン1-1を表している。図10は、「ABCD」という一つのテキストを、「A」、「B」、「AB」という3つのフレーズに分割するパターン1-2を表している。図11は、「ABCD」という一つのテキストを、「AB」、「C」、「D」という3つのフレーズに分割するパターン2-1を表している。図12は、「ABCD」という一つのテキストを、「AB」、「CD」という2つのフレーズに分割するパターン2-2を表している。図13は、「ABCD」という一つのテキストを、「A」、「BC」、「D」という3つのフレーズに分割するパターン3-1を表している。図14は、「ABCD」という一つのテキストを、「A」、「BCD」という2つのフレーズに分割するパターン3-2を表している。図15は、「ABCD」という一つのテキストを、「ABC」、「D」という2つのフレーズに分割するパターン4-1を表している。図16は、「ABCD」という一つのテキストを、そのまま一つのフレーズとするパターン4-2を表している。上記同様に、フレーズスコア算出部116は、各パターンについて個々のフレーズのフレーズスコアSを算出すると、パターンごとにフレーズスコアSの和を算出する。そして、固有表現抽出部118は、これら8つのパターンの中から、フレーズスコアSの和が最大となるパターンを選択し、そのパターンが表すフレーズを固有表現として抽出する。
以上説明した第1実施形態によれば、テキストの文字数Nに基づく数の組み合わせのパターンで、そのテキストを一つまたは複数のフレーズに分割し、各パターンにおいて、分割したフレーズごとにフレーズスコアを算出し、パターンごとにフレーズスコアの和を算出し、算出した和が最大となるパターンのフレーズを固有表現として抽出する。これによって、文書から精度よく固有表現を抽出することができる。
従来より、予め固有表現が登録された辞書を用いて、テキストから固有表現を抽出することが行われているが、新語などの固有表現は日々出現しており、頻繁に辞書を更新する必要がある。しかしながら、辞書を日々更新することは現実的に困難である。また、一部のコミュニティで新語として使われ始めたニッチな用語などについては、固有表現として辞書に登録されにくい。
そのため、例えば、新作コンテンツのタイトルが「〇〇〇公式ガイドブック・◇◇から△△までの歩き方」のような一文であり、このタイトルを含むテキストに辞書を適用して固有表現を抽出する場合、「〇〇〇」、「公式」、「ガイドブック」、「◇◇」、「△△」、「歩き方」のような複数の単語が固有表現として抽出され、本来抽出すべき「〇〇〇公式ガイドブック・◇◇から△△までの歩き方」という一文が固有表現として抽出されないことになる。
一方で、クエリという性質について考えた場合、ある新作コンテンツのタイトルが文のように長いタイトルであれば、ユーザは、公式サイトや第三者のウェブサイトなどからタイトルを表す文字列をコピーし、検索サイトの入力欄に、コピーした文字列を張り付けることが想定される。この場合、固有表現であるコンテンツのタイトルと一語一句同じクエリが検索ログ132として収集されることになる。特に、直近数か月のようなごく最近の検索ログ132には、今現在流行しているような新語などがクエリとして含まれやすい。そのため、本実施形態では、テキストを分割したフレーズと検索ログ132のクエリとを比較することで、固有表現が長くても、或いは真新しい固有表現であっても、テキストから精度よく固有表現を抽出することができる。
また、括弧やアポストロフィ、プライムといった約物(記述記号)によって囲まれたテキストの一部を、固有表現として抽出することも考えられる。しかしながら、この手法では、人物の台詞や引用文などを固有表現として抽出する場合があり、それが一つの名詞として使用されている固有表現なのか、単に台詞や引用文なのかを区別することができない。また、コンテンツのキャラクター名や人名などは固有表現であるものの、通常括弧などで囲まれていないことから、テキストから抽出することができない。
これに対して、本実施形態では、約物に依らずに固有表現を抽出することができる。また、映画や書籍のタイトルには、しばしば副題が付けられており、その副題が約物によって囲まれている場合がある。仮に固有表現が約物で囲まれていたとしても、ユーザが約物で囲まれた固有表現をクエリとして入力していれば、本実施形態の手法によって、その約物を含む固有表現も抽出することができる。
また、単にテキストのフレーズと検索ログ132のクエリとを比較した場合、テキストには、「は」、「を」、「です」、「ます」といった比較的短いフレーズが出現しやすいため、それらのフレーズがクエリと偶然に一致し、フレーズスコアSが大きくなる傾向となる。これに対して、本実施形態では、指数をフレーズ長Lとした任意の基数αと入力回数βとの積をフレーズスコアSとするため、入力回数βが少ないフレーズであっても、フレーズ長Lが大きければフレーズスコアSを大きくし、入力回数βが多いフレーズであっても、フレーズ長Lが小さければフレーズスコアSを低くすることができる。この結果、助詞などを固有表現として抽出することを抑制しつつ、複数の名詞が助詞などで接続された句や文を一つの固有表現として精度よく抽出することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、フレーズの組み合わせである全パターンについてフレーズスコアの和を算出し、その和が最大となるパターンのフレーズを固有表現として抽出するものとして説明した。これに対して、第2実施形態では、全パターンについてフレーズスコアの和を算出するのではなく、検証すべきパターンを合理的に決定した上でフレーズスコアの和を算出する点で上述した第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
図17から図19は、スコア算出対象のパターンの決定方法を説明するための図である。例えば、「ABCD」という4文字のテキストが与えられた場合、第2実施形態に係るテキスト分割部114は、図17に例示するように、テキストの先頭の第1文字「A」とそれに続く第2文字「B」との間を分割し、「A」というフレーズと「B」というフレーズとを生成するとともに、これらの文字の間を分割せず、「AB」という2文字のフレーズを生成する。第2実施形態に係るフレーズスコア算出部116は、検索ログ132を用いて、フレーズ「A」のフレーズスコアSとフレーズ「B」のフレーズスコアSとの和(S+S)を算出するとともに、フレーズ「AB」のフレーズスコアSABを算出する。テキスト分割部114は、これらを比較し、よりスコアが小さい方のパターンから派生したパターンを、次に検証するパターン候補から消去する。第1文字「A」は、「第1文字列」の一例であり、第2文字「B」は、「第2文字列」の一例であり、フレーズ「AB」は、「第3文字列」の一例である。
図17の例では、(S+S)よりもSABの方が大きい。この場合、第2文字に続く第3文字「C」を含めたフレーズの組み合わせのパターンは、上述したパターン1とパターン2とパターン3とパターン4の計4種類となる。これらの4種類のパターンのうち、少なくともパターン1とパターン2とは、第3文字「C」を含める以前の結果と同じになる。例えば、パターン1のフレーズスコアの和は(S+S+S)であり、パターン2のフレーズスコアの和は(SAB+S)であることから、前回が(S+S)よりもSABの方が大きいという結果であれば、パターン1およびパターン2のフレーズスコアの和の大小関係は変化しない。従って、フレーズスコア算出部116は、テキストの先頭の第1文字「A」とそれに続く第2文字「B」との間を分割するというパターン1についてはスコアを算出しない。
次に、テキスト分割部114は、図18に例示するように、残された3種類のパターン3のスコアを比較する。図18の例では、パターン4のフレーズスコアSABCが最も大きい。従って、フレーズスコア算出部116は、テキストの先頭の一文字「A」とそれに続く三文字の組み合わせ「BCD」との間を分割するパターン3-1と、テキストの先頭の二文字の組み合わせ「AB」とそれに続く二文字の組み合わせ「CD」との間を分割するパターン2-2と、テキストの先頭の三文字の組み合わせ「ABC」とそれに続く一文字「D」との間を分割するパターン4-1と、テキストを分割せず一つのフレーズとするパターン4-2の合計4パターンについてのみスコアを算出する。このように、本手法では、文字列の最後のk文字目について検討するときには、k個のパターンを比較する。
次に、フレーズスコア算出部116は、上記の4パターン(3-1、2-2、4-1、-2)のそれぞれのフレーズスコアの和を算出する。例えば、パターン4-1のフレーズスコアの和(SABCD+S)が最も大きい場合、固有表現抽出部118は、「ABC」というフレーズと「D」というフレーズとをそれぞれ固有表現として抽出する。このように、テキストの先頭の文字から順番に組み合わせていき、各組み合わせの候補をスコアの大きさに応じて、その組み合わせのパターンを取捨選択することで、最適な組み合わせを探索することができる。
なお、あるパターンのフレーズスコアが0となった場合、そのパターンに一文字追加した派生パターンについては、以後考慮しなくてもよい。フレーズスコアが0ということは、そのフレーズと一致するクエリの入力回数βが0であることを意味する。すなわち、どのユーザも、そのパターンによって表されるフレーズをクエリとして入力したことがないことを意味しており、そのパターンのフレーズが固有表現であるという蓋然性が極めて低いことを表している。
以上説明した第2実施形態によれば、テキストの先頭の文字から順番に組み合わせていき、その時点で各パターンのフレーズスコアを比較し、フレーズスコアがより小さいパターンを以降の処理対象から除外する。
例えば、映画やドラマ、アニメといったコンテンツには、ある単語Aと、ある単語Bとの間に「の」や「と」といった助詞などを挟んだ固有名詞をタイトルとしているものがある。具体的には、「〇〇と□□」や「〇〇の△△」といったタイトルである。このようなコンテンツのタイトルを、全パターンについてフレーズスコアを求めた場合、「の」や「と」のような助詞が名詞の先頭に出現するようなフレーズについてもスコアを算出することになる。しかしながら、現実世界では、フレーズの冒頭に助詞が出現することは極めて稀であり、そのフレーズそのものが世に存在していないと見做すことができる。従って、テキストの先頭の文字から順番に組み合わせていき、その時点で各パターンのフレーズスコアを比較し、フレーズスコアがより小さいパターンを以降の処理対象から除外することで、効率よく固有名詞を抽出することができる。
上述した第1実施形態のように、全パターンの区切り方を試した場合、テキストに含まれる文字数をNとすれば、2N-1のようにスコアの算出回数が増加する。これに対して、第2実施形態では、文字の連続性を考慮して、パターン数を減らすため、スコアの算出回数をN回に抑えることができる。
<ハードウェア構成>
上述した実施形態の情報処理装置100は、例えば、図19に示すようなハードウェア構成により実現される。図19は、実施形態の情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置100は、NIC100-1、CPU100-2、RAM100-3、ROM100-4、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置100-5、およびドライブ装置100-6が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置100-6には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置100-5、またはドライブ装置100-6に装着された可搬型記憶媒体に格納されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM100-3に展開され、CPU100-2によって実行されることで、制御部110が実現される。制御部110が参照するプログラムは、ネットワークNWを介して他の装置からダウンロードされてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…情報処理システム、10…端末装置、20…サービス提供装置、100…情報処理装置、102…通信部、110…制御部、112…取得部、114…テキスト分割部、116…フレーズスコア算出部、118…固有表現抽出部、130…記憶部

Claims (5)

  1. 文章に含まれる文字数に応じた数のパターンで、前記文章を少なくとも一文字以上を含む文字列に分割する分割部と、
    ユーザによって入力された複数のクエリに基づいて、前記パターンごとに、前記分割部により前記文章から分割された各文字列のスコアを算出し、前記パターンごとに前記文字列の全てのスコアの和を算出する算出部と、
    前記文字数に応じた数のパターンの中から、前記算出部によって算出された前記スコアの和が最大となるパターンを選択し、前記スコアの和が最大となるパターンにおける前記文字列を固有表現として抽出する抽出部と、を備え、
    前記算出部は、入力回数が少ない前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが大きければ前記スコアを大きくし、前記入力回数が多い前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが小さければ前記スコアを小さくする、
    報処理装置。
  2. 前記算出部は、前記文字列と一致する前記クエリの入力回数と、前記文字列の長さとに基づいて、前記スコアを算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記分割部は、前記文章を第1位置で分割し、
    前記算出部は、前記第1位置の直前に出現する、少なくとも一文字以上を含む第1文字列のスコアと、前記第1位置の直後に出現する、少なくとも一文字以上を含む第2文字列のスコアと、前記第1文字列および前記第2文字列を組み合わせた第3文字列のスコアとを算出し、
    前記抽出部は、前記第1文字列のスコアと前記第2文字列のスコアとの和と、前記第3文字列のスコアとを比較し、よりスコアが小さい方の文字列を、前記固有表現の抽出対象から除外する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータが、
    文章に含まれる文字数に応じた数のパターンで、前記文章を少なくとも一文字以上を含む文字列に分割し、
    ユーザによって入力された複数のクエリに基づいて、前記パターンごとに、前記文章から分割した各文字列のスコアを算出し、
    前記パターンごとに前記文字列の全てのスコアの和を算出し、
    前記文字数に応じた数のパターンの中から、前記算出したスコアの和が最大となるパターンを選択し、
    前記スコアの和が最大となるパターンにおける前記文字列を固有表現として抽出
    入力回数が少ない前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが大きければ前記スコアを大きくし、
    前記入力回数が多い前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが小さければ前記スコアを小さくする、
    情報処理方法。
  5. コンピュータに、
    文章に含まれる文字数に応じた数のパターンで、前記文章を少なくとも一文字以上を含む文字列に分割する処理と、
    ユーザによって入力された複数のクエリに基づいて、前記パターンごとに、前記文章から分割した各文字列のスコアを算出する処理と、
    前記パターンごとに前記文字列の全てのスコアの和を算出する処理と、
    前記文字数に応じた数のパターンの中から、前記算出したスコアの和が最大となるパターンを選択する処理と、
    前記スコアの和が最大となるパターンにおける前記文字列を固有表現として抽出する処理と、
    入力回数が少ない前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが大きければ前記スコアを大きくする処理と、
    前記入力回数が多い前記クエリと一致する前記文字列であっても、前記文字列の長さが小さければ前記スコアを小さくする処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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