JP7139147B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具に関する。
従来より、光源と、光源から出射された光を投影する投影レンズとを備えた車両用灯具がある。このような車両用灯具では、デザインの多様化によって、様々な形態のものが開発されている(例えば、特許文献1,2を参照。)。
特開2017-224475号公報 特開2017-228401号公報
しかしながら、従来の車両用灯具は、上述した光源から出射された光を投影レンズにより前方に向けて投影するのが一般的である。このため、1つの車両用灯具において、投影レンズの前方の他に、この前方とは異なる方向(例えば側方)に向けて光を投影しようとした場合、この異なる方向に向けた新たな光源を追加する必要がある。したがって、この場合、光源の数が増加したことによる製造コストの上昇や、光源を異なる向きに配置したことによる大型化などの問題が発生してしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、投影レンズの前方の他に、前方とは異なる方向に向けて光を投影することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 前方に向けて光を出射する光源と、
前記光源から出射された光を前方に向けて投影する投影レンズとを備え、
前記投影レンズは、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する第1のレンズ面と、
前記第1のレンズ面とは反対側に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光を前方に向けて出射する第2のレンズ面と、
前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面との間の外周側面に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光の一部を前記第1のレンズ面から入射して前記第2のレンズ面に直接向かう光よりも広角方向に出射する出射部とを有し、
前記出射部は、当該出射部に入射した光を屈折させる屈折面を有する第1の光源ユニットと、
前記第1の光源ユニットの側面に配置され、前記第1の光源ユニットの出射部から出射して前方とは異なる方向に向けて出射する光が入射する内周側面を有する導光体と、前記導光体内を導光する光を発する発光素子とを備えた第2の光源ユニットを有し、
前記導光体は、前記第1の光源ユニットの側面に沿って前後方向に延びる長尺形状を有し、前記発光素子から出射された光が入射する入射部を備えた基端面と、前記基端面とは反対側に位置する先端部と、前記基端面と前記先端部との間に亘って延在する前記内周側面および前記内周側面に対向する外周側面とを有し、
前記導光体の前記外周側面には、前記発光素子から出射し前記導光体の内部を導光した光と、前記内周側面から入射した前記第1の光源ユニットの出射部から出射した光の両方が出射する発光面を有することを特徴とする車両用灯具。
〔2〕 前記第1の光源ユニットの出射部と、前記第2の光源ユニットの導光体との間に、前記出射部から出射して前記内周側面に入射する光を集光するレンズを備えることを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔3〕 前記光源と前記投影レンズとの間に配置された導光レンズを備え、
前記導光レンズは、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する入射面と、
前記投影レンズと対向する側に位置して、前記入射面から入射した光を前記投影レンズに向けて出射する出射面と、
前記入射面と前記出射面との間の外周側面に位置して、前記入射面から入射した光の一部を前記出射面に向けて反射する反射部とを有し、
前記反射部により反射された光は、前記入射面から入射して前記出射面に直接向かう光よりも、前記出射面から広角方向に出射されることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の車両用灯具。
〔4〕 前記反射部は、前記導光レンズの外周側面に複数の反射カットを有することを特徴とする前記〔3〕に記載の車両用灯具。
〔5〕 前記導光レンズは、前記投影レンズよりも小さい外形を有して、前記投影レンズと互いの光学軸を一致させた状態で配置されていることを特徴とする前記〔3〕又は〔4〕に記載の車両用灯具。
〔6〕 前記導光レンズは、前記投影レンズと隣接して配置され、
前記出射面は、前記第1のレンズ面に沿った形状を有することを特徴とする前記〔3〕~〔5〕の何れか一項に記載の車両用灯具。
〔7〕 前記第1のレンズ面及び前記第2のレンズ面は、それぞれ凸面であり、
前記入射面は、平面であり、前記出射面は、凹面であることを特徴とする前記〔6〕に記載の車両用灯具。
〔8〕 前方に向けて光を出射する光源と、
前記光源から出射された光を前方に向けて投影する投影レンズと、
前記投影レンズよりも小さい外形を有して、前記光源と前記投影レンズとの間に前記投影レンズと互いの光学軸を一致させた状態で前記投影レンズと隣接して配置された導光レンズとを備え、
前記光源は、複数の発光素子と、前記複数の発光素子が実装された回路基板とを有し、
前記複数の発光素子は、前記回路基板の正面側の面上に左右方向に並んで設けられ、
前記投影レンズは、前記光源と対向する側に位置して、その左右方向及び上下方向において湾曲した凸面形状を有して、前記光源から出射された光が入射する第1のレンズ面と、前記第1のレンズ面とは反対側に位置して、その左右方向及び上下方向において湾曲した凸面形状を有して、前記第1のレンズ面から入射した光を前方に向けて出射する第2のレンズ面と、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面との間の外周側面に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光の一部を前方とは異なる方向に向けて出射する出射部とを有し、
前記導光レンズは、前記複数の発光素子と対向する側に位置して、前記回路基板と平行となる平面形状を有して、前記複数の発光素子から出射された光が入射する入射面と、前記投影レンズと対向する側に位置して、前記第1のレンズ面に沿った凹面形状を有して、前記入射面から入射した光を前記投影レンズに向けて出射する出射面と、前記入射面と前記出射面との間に位置して、その左右方向において前記入射面側から前記出射面側に向かって漸次拡幅された形状を有する外周側面と、前記外周側面に位置して、前記入射面から入射した光の一部を前記出射面に向けて反射する複数の反射カットを含む反射部とを有し、
前記反射部により反射された光は、前記導光レンズの左右方向において前記光学軸と交差しながら、前記入射面から入射して前記出射面に直接向かう光よりも前記出射面から広角方向に出射されることを特徴とする車両用灯具。
以上のように、本発明によれば、投影レンズの前方の他に、前方とは異なる方向に向けて光を投影することが可能な車両用灯具を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用灯具の外観を示す斜視図である。 図2に示す車両用灯具の構成を示す分解斜視図である。 図2に示す車両用灯具の構成を示す水平断面図である。 図3中に示す囲み部分Aを拡大した導光レンズの要部断面図である。 図1に示す車両用灯具が備える導光レンズの構成を示す断面図である。 図1に示す車両用灯具が備える導光レンズの構成を示す斜視図である。 図3中に示す囲み部分Bを拡大した投影レンズの要部断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用前照灯の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両用前照灯の構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両用前照灯の構成を示す水平断面図である。 図10に示す車両用前照灯の構成を示す鉛直断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を車両用灯具の前後方向(長さ方向)、Y軸方向を車両用灯具の左右方向(幅方向)、Z軸方向を車両用灯具1の上下方向(高さ方向)として、それぞれ示すものとする。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として、例えば図1~図7に示す車両用灯具1について説明する。
なお、図1は、車両用灯具1の外観を示す斜視図である。図2は、車両用灯具1の構成を示す分解斜視図である。図3は、車両用灯具1の構成を示す水平断面図である。図4は、図3中に示す囲み部分Aを拡大した導光レンズ5の要部断面図である。図5は、車両用灯具1が備える導光レンズ5の構成を示す断面図である。図6は、車両用灯具1が備える導光レンズ5の構成を示す斜視図である。図7は、図3中に示す囲み部分Bを拡大した投影レンズ4の要部断面図である。
本実施形態の車両用灯具1は、例えば、車両(図示せず。)の前端側の両コーナー部に搭載される車両用前照灯(ヘッドランプ)に本発明を適用したものである。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1を正面(車両前方)から見たときのそれぞれの方向を意味するものとする。
本実施形態の車両用灯具1は、図1、図2及び図3に示すような光源ユニット2を備えている。車両用灯具1は、図示を省略する前面が開口したハウジングと、ハウジングの開口を覆う透明なレンズカバーとにより構成される灯体の内側に、この光源ユニット2が配置された構造を有している。
光源ユニット2は、前方に向けて光Lを出射する光源3と、光源3から出射された光Lを前方に向けて投影する投影レンズ4と、光源3と投影レンズ4との間に配置された導光レンズ5とを備えている。
光源3は、複数(本実施形態では3つ)の発光素子6と、複数の発光素子6を駆動する駆動回路(図示せず。)が設けられた回路基板7とを有している。光源3は、各発光素子6が発する光Lを前方に向けて放射状に出射する。
複数の発光素子6は、例えば白色光(光L)を発する発光ダイオード(LED)からなる。また、LEDには、車両照明用の高出力(高輝度)タイプのもの(例えばSMD LEDなど。)を使用している。
複数の発光素子6は、回路基板7の正面側の面上(同一面上)に実装されている。また、複数の発光素子6は、回路基板7の幅方向に等間隔に並んで設けられている。また、回路基板7の正面側には、外部と電気的に接続するためのコネクタ8が取り付けられている。
一方、回路基板7の背面側には、複数の発光素子6が発する熱を放熱させるヒートシンク9が取り付けられている。回路基板7は、ヒートシンク9の正面側に複数(本実施形態では3つ)のネジ10を用いて固定(ネジ止め)されている。
なお、光源3では、上述した回路基板7上に複数の発光素子6が実装された構成となっているが、複数の発光素子6が実装された基板(実装基板)と、駆動回路が設けられた基板(回路基板)とを別々に配置し、これら実装基板と回路基板とをハーネスと呼ばれる配線コードを介して電気的に接続し、複数の発光素子6が発する熱から駆動回路を保護する構成としてもよい。
投影レンズ4は、光源3と対向する側(背面側)に位置する第1のレンズ面4aと、第1のレンズ面4aとは反対側(正面側)に位置する第2のレンズ面4bとを有している。投影レンズ4は、光源3からの光Lを車両の前方に向けて拡大して投影する。
第1のレンズ面4aは、光源3から出射された光Lが入射する凸面とされている。また、第1のレンズ面4aは、その左右方向(Y軸方向)及び上下方向(Z軸方向)において湾曲した凸面形状を有している。第2のレンズ面4bは、第1のレンズ面4aから入射した光Lを前方に向けて出射する凸面とされている。また、第2のレンズ面4bは、その左右方向(Y軸方向)及び上下方向(Z軸方向)において湾曲した凸面形状を有している。
投影レンズ4は、背面側のホルダ11と正面側のリテーナ12との間に挟み込まれた状態で、これらホルダ11及びリテーナ12により外周部が保持されている。また、投影レンズ4は、この状態で導光レンズ5の前方(正面側)に配置されている。
導光レンズ5は、投影レンズ4よりも小さい外形を有して、投影レンズ4と互いの光学軸を一致させた状態で、投影レンズ4と隣接して配置されている。導光レンズ5は、光源3と対向する側(背面側)に位置する入射面5aと、投影レンズ4と対向する側(正面側)に位置する出射面5bと、入射面5aと出射面5bとの間の外周側面5cに位置する反射部13とを有している。
入射面5aは、光源3から出射された光Lが入射する平面とされている。出射面5bは、入射面5aから入射した光Lを投影レンズ4に向けて出射する凹面とされている。また、出射面5bは、投影レンズ4の第1のレンズ面4aに沿って、その左右方向(Y軸方向)及び上下方向(Z軸方向)において湾曲した凹面形状を有している。導光レンズ5の外周側面5cは、入射面5a側から出射面5b側に向かって漸次拡幅された形状を有している。
反射部13は、導光レンズ5の外周側面5cに複数の反射カット13aを有している。反射部13は、入射面5aから入射した光Lの一部L’を出射面5bに向けて反射する。また、反射部13により反射された光L’は、入射面5aから入射して出射面5bに直接向かう光Lよりも、出射面5bから広角(ワイド)方向に出射される。
複数の反射カット13aは、図4、図5及び図6に示すように、外周側面5cの前後方向に周期的に並ぶ複数の段差面により構成されている。また、各段差面は、外周側面5cに入射した光L’を出射面5bに向けて反射する角度で傾斜して設けられている。反射部13では、これら複数の段差面(反射カット13a)の前後方向における角度を調整することで、出射面5bに向けて反射される光L’の広角(ワイド)方向における配光を制御することが可能である。
また、複数の反射カット13aは、外周側面5cの上下方向において分割された複数の段差面により構成されている。反射部13では、これら上下方向において分割された複数の段差面(反射カット13a)の上下方向における角度を調整することで、出射面5bに向けて反射される光L’の上下方向における配光を制御することが可能である。
なお、本実施形態では、上下方向において異なる角度で傾斜した複数の段差面(反射カット13a)によって、出射面5bに向けて反射される光L’を上下方向において拡散することが可能となっている。
投影レンズ4は、図3及び図7に示すように、第1のレンズ面4aと第2のレンズ面4bとの間の外周側面4cに位置する出射部14を有している。出射部14は、車両の側方(車幅方向の外側)に対応した一方の外周側面4cのみに設けられている。
出射部14は、第1のレンズ面4aから入射した光L’の一部を前方とは異なる方向(本実施形態では側方)に向けて出射する。すなわち、この出射部14に入射する光L’は、上述した反射部13で反射された後、出射面5bから広角(ワイド)方向に出射された光L’である。
出射部14は、この出射部14に入射した光L’を屈折させる屈折面15を有している。屈折面15は、投影レンズ4の外周側面4cを上下方向に切り欠く複数の溝部15aが外周側面4cの前後方向に周期的に並ぶことによって構成されている。
本実施形態では、例えば断面略V字状の溝部15aが形成されている。屈折面15では、各溝部15aの傾斜面の角度等を調整することで、出射部14から出射される光L’の出射方向を制御することが可能である。
なお、本実施形態では、車両の側方に向けて光L’を投影する場合を例示しているが、前方とは異なる方向として、出射部14から斜め前方や斜め後方等に向けて光L’を投影することも可能である。
また、屈折面15については、上述した溝部15aの形状に必ずしも限定されるものではなく、溝部15aの形状を適宜変更することが可能である。また、屈折面15については、上述した溝部15aの他にも、投影レンズ4の外周側面4cに、例えばシボ加工や、魚眼カット、フルートカット等の表面加工(凹凸加工)を施すことによって、出射部14から出射される光L’を拡散させる凹凸形状を設けた構成としてもよい。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用灯具1では、上述した投影レンズ4により前方に向けて投影される光Lとは別に、前方とは異なる方向に向けて光L’を投影することが可能である。
また、本実施形態の車両用灯具1では、上述した投影レンズ4により前方に向けて投影される光Lとは別に、前方とは異なる方向に向けて光L’を投影する場合でも、この異なる方向に向けた新たな光源を追加する必要がないため、光源ユニット2を小型化することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図8に示す車両用前照灯100Aについて説明する。
なお、図8は、車両用前照灯100Aの構成を示す断面図である。また、以下の説明では、上記車両用灯具1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用前照灯100Aは、図8に示すように、灯体101の内側に配置れた第1の光源ユニット102と、灯体101の側面に配置された第2の光源ユニット103とを備えている。
第1の光源ユニット102は、上記光源ユニット2により構成されている。これにより、第1の光源ユニット102は、投影レンズ4から前方に向けて投影される光L1とは別に、投影レンズ4の出射部14から屈折面15により屈折された光L2を側方に向けて出射する。
灯体101の正面には、投影レンズ4から前方に向けて投影される光L1を通過させる正面開口部101aが設けられている。また、灯体101の側面には、投影レンズ4の出射部14と対向する側面開口部101bが設けられている。この側面開口部101bには、側方レンズ104が設けられている。側方レンズ104は、凸レンズからなり、出射部14から出射された光L2を集光しながら側方に向けて出射する。
第2の光源ユニット103は、光源51と、光源51から出射された光L3を導光させる導光体52とを備えている。光源51は、白色光(光L3)を発する1つ又は複数の発光素子6により構成されている。
導光体52は、灯体101の側面に沿って前後方向に延長された長尺形状を有している。導光体52は、光源51と対向する側に位置する基端面52aと、基端面52aとは反対側に位置する先端部52bと、基端面52aと先端部52bとの間に亘って延在する外周側面52c及び内周側面52dと、先端部52bから内周側面52dの延在方向に内周側面52dの一部を切り欠くように形成された切欠面52eと、外周側面52cの切欠面52eとは反対側に位置する発光面52fとを有している。
基端面52aは、光源51から出射された光L3が入射する入射部を構成している。入射部としては、基端面52aを平面により構成した場合に限らず、例えばレンズ面やプリズム面などにより構成してもよい。また、入射部は、基端面52aに入射した光L3を平行化したり、集光化したりするため、その基端面52aの形状を適宜変更することが可能である。
先端部52bは、切欠面52eの先端が外周側面52c(発光面52f)と突き合わされることによって尖形となっている。
切欠面52eは、この切欠面52eに入射した光L3を発光面52fに向けて反射する反射面を構成している。切欠面52eは、内周側面52dの延在方向(導光体52の前後方向)において先端部52bに向かって湾曲した傾斜面により形成されている。
また、切欠面7dは、基端側から先端側に向かって漸次幅が大きくなるように切り欠かれている。これにより、切欠面52eで反射される光L3の光量が先端側から基端側に向かって漸次小さくなるように調整されている。
なお、切欠面52eでは、この切欠面52eに入射した光L3を発光面52fに対して臨界角未満となる角度で反射する複数の反射カット(図示せず。)を設けた構成としてもよい。
発光面52fは、切欠面52eと対向する側の外周側面52cに入射した光L3を側方に向けて出射する出射面を構成している。また、上述した出射部14から出射された光L2は、導光体52の切欠面52e(内周側面52d)から入射して発光面52f(外周側面52c)の先端側から側方に向けて出射される。
発光面52fでは、この発光面52fから出射される光L2,L3によって、先端側の発光を相対的に強くし、基端側の発光を相対的に弱くすることができる。これにより、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を強調することが可能である。
なお、発光面52fは、外周側面52cの形状を反映した形状となっているが、この発光面52fから出射される光L2,L3の向き(配光)を変更するため、発光面52fの形状や角度等を適宜変更することが可能である。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用前照灯100Aでは、上述した第1の光源ユニット102及び第2の光源ユニット103を用いて、前方に向けて光L1を投影するのとは別に、側方に向けて出射される光L2,L3によって、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を演出することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態として、例えば図9に示す車両用前照灯100Bについて説明する。
なお、図9は、車両用前照灯100Bの構成を示す断面図である。また、以下の説明では、上記車両用前照灯100Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用前照灯100Bは、図9に示すように、上記車両用前照灯100Aの構成のうち、導光体52の形状が異なる以外は、上記車両用前照灯100Aと基本的に同じ構成を有している。
具体的に、本実施形態では、上述した導光体52の先端部52aを尖形とする代わりに、発光面8f側に傾斜した先端面52gが設けられた構成となっている。先端面52gは、この先端面52gに入射した光L3を発光面52fに向けて反射する反射面を構成している。
この構成の場合、側方に向けて出射される光L2,L3によって、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を演出する際に、先端側の発光をより強調することが可能である。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用前照灯100Bでは、上述した第1の光源ユニット102及び第2の光源ユニット103を用いて、前方に向けて光L1を投影するのとは別に、側方に向けて出射される光L2,L3によって、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を演出することが可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態として、例えば図10及び図11に示す車両用前照灯100Cについて説明する。
なお、図10は、車両用前照灯100Cの構成を示す水平断面図である。図11は、車両用前照灯100Cの構成を示す鉛直断面図である。また、以下の説明では、上記車両用前照灯100Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用前照灯100Cは、図10及び図11に示すように、上記車両用前照灯100Aの構成のうち、上記第2の光源ユニット103の代わりに第2の光源ユニット105を備える以外は、上記車両用前照灯100Aと基本的に同じ構成を有している。
具体的に、第2の光源ユニット105は、第1の光源71と、第1のリフレクタ72と、第2のリフレクタ73と、第2の光源74と、第1のインナーレンズ75と、第2のインナーレンズ76と、アウターレンズ77とを備えている。
第1の光源71は、白色光(以下、第1の光L4という。)を発する1つ又は複数の発光素子6により構成されている。第1の光源71は、灯体101の基端側の側面に位置して、回路基板78の面上に発光素子6が実装された構造を有している。これにより、第1の光源71は、発光素子6が発する第1の光L4を車両の側方側に向けて放射状に出射する。
第1のリフレクタ72は、発光素子6(発光点)を焦点とする放物線を描くように凹状に湾曲した第1の反射面72aを有している。第1のリフレクタ72は、第1の光源71に対向して配置されて、第1の光源71(発光素子6)から出射された第1の光L4を第1の反射面72aにより車両の前方側に向けて平行化しながら反射する。
第2のリフレクタ73は、その上下方向において第1のインナーレンズ75と対向する側(外側)に向かって凸状に湾曲しながら、その前後方向に延長された曲板形状を有している。また、第2のリフレクタ73は、その前後方向において複数の反射カット(図示せず。)が周期的に並ぶ第2の反射面73aを有している。第2のリフレクタ73は、第1のリフレクタ72により反射された第1の光L4を第2の反射面73aにより車両の側方側(第1のインナーレンズ75側)に向けて反射する。
複数の反射カットは、第2の反射面73aにおいて、上下方向に切り欠く溝部が前後方向に周期的に並ぶことによって構成されている。溝部は、その幅方向において凹状に湾曲した曲面形状を有している。これにより、複数の反射カットは、この溝部に入射した第1の光L4を前後方向において拡散しながら車両の側方側に向けて反射する。
第2の反射面73aは、第2のリフレクタ73の上端と下端との間に位置して、平面視で矩形状に形成された凹部73bの内側に設けられている。第2の反射面73aは、その上下方向において第1のインナーレンズ75と対向する側(外側)に向かって凸状に湾曲しながら、前後方向に延長して設けられている。
また、第2のリフレクタ73の先端側には、投影レンズ4の出射部14と対向する側面開口部73cが設けられている。この側面開口部73cには、側方レンズ104が設けられている。
第2の光源74は、白色光(以下、第2の光L5という。)を発する1つ又は複数の発光素子6により構成されている。第2の光源74は、第1のインナーレンズ75の基端側に対向して配置されて、回路基板79の面上に発光素子6が実装された構造を有している。これにより、第2の光源74は、発光素子6が発する第2の光L5を車両の前方側に向けて放射状に出射する。
第1のインナーレンズ75は、その上下方向において第2のリフレクタ73と対向する側とは反対側(外側)に向かって凸状に湾曲しながら、その前後方向に延長された曲板形状を有している。第1のインナーレンズ75は、第2の光源74から出射された第2の光L5を導光させると共に、第2のリフレクタ73により反射された第1の光L4を車両の側方側(第2のインナーレンズ76側)に向けて出射する。
第1のインナーレンズ75は、その基端側に位置して、第2の光源74から出射された第2の光L5が入射する入射部75aと、その第2のリフレクタ73と対向する側(内側)に位置して、入射部75aから入射した第2の光L5を反射する反射面75bと、その第2のインナーレンズ76と対向する側(外側)に位置して、第2のリフレクタ73により反射された第1の光L4及び反射面75bにより反射された第2の光L5を出射する出射面75cとを有している。
入射部75aは、平面により構成した場合に限らず、例えばレンズ面やプリズム面などにより構成してもよい。また、入射部75aは、この入射部75aに入射した第2の光L5を平行化したり、集光化したりするため、その形状を適宜変更することが可能である。
反射面75bは、第1のインナーレンズ75の前後方向に周期的に並ぶ複数の反射カット(図示せず。)を有している。複数の反射カットは、入射部75aから入射した第2の光L5を出射面75cに対して臨界角未満となる角度で反射させるものであればよい。例えば、本実施形態の反射カットは、ドット状の凹部により構成されている。
第1のインナーレンズ75は、第2のリフレクタ73と対向する面(内面)から第2の反射面73aに対向して突出された中央レンズ面75dを有している。中央レンズ面75dは、第2のインナーレンズ75の略中央部に位置して、平面視で凹部73bと重なるように矩形状に設けられている。
中央レンズ面75dは、その上下方向において凸状に湾曲しながら、その前後方向に延長された形状を有している。また、中央レンズ面75dの上下方向における曲率半径は、この中央レンズ面75dから入射した第1の光L4を上下方向に集光した後に、上下方向に拡散させるように設定されている。
また、中央レンズ面75dの上下方向における曲率半径は、この中央レンズ面75dの基端側から先端側に向かって漸次大きくなっている。これにより、中央レンズ面75dの基端側から先端側に向かって、この中央レンズ面75dにより上下方向に拡散される第1の光L4の拡散度合いが漸次小さくなっている。
出射面75cは、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を強調するための複数の溝部75eを有している。複数の溝部75eは、断面略V字状に形成されて、第1のインナーレンズ75の前後方向に線状に延長して設けられている。また、複数の溝部75eは、第1のインナーレンズ75の上下方向に一定の間隔で並んで設けられている。
第2のインナーレンズ76は、第1のインナーレンズ75の形状に合わせて、その上下方向において第1のインナーレンズ75と対向する側とは反対側(外側)に向かって凸状に湾曲しながら、その前後方向に延長された曲板形状を有している。第2のインナーレンズ76の内面又は外面には、例えばシボ加工等が施されている。これにより、第2のインナーレンズ76は、第1のインナーレンズ75の出射面75cから出射された第1の光L4及び第2の光L5を適度に散乱させながら、車両の側方側(アウターレンズ77側)に向けて出射する。
アウターレンズ77は、第2のインナーレンズ76の形状に合わせて、その上下方向において第2のインナーレンズ76と対向する側とは反対側(外側)に向かって凸状に湾曲しながら、その前後方向に延長された曲板形状を有している。アウターレンズ77は、第2のインナーレンズ76から出射された第1の光L4及び第2の光L5を車両の側方側に向けて出射する。
また、アウターレンズ77の第2のインナーレンズ76と対向する側の面(内面)には、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を強調するための複数の溝部77aが設けられている。複数の溝部77aは、断面略V字状に形成されて、アウターレンズ77の前後方向に線状に延長して設けられている。また、複数の溝部77aは、アウターレンズ77の上下方向に一定の間隔で並んで設けられている。一方、アウターレンズ77の第2のインナーレンズ76と対向する側とは反対側の面(外面)は、平滑な曲面により構成されている。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用前照灯100Cでは、上述した第1の光源ユニット102及び第2の光源ユニット105を用いて、前方に向けて光L1を投影するのとは別に、側方に向けて出射される第1の光L4及び第2の光L5によって、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を演出することが可能である。
具体的に、本実施形態の車両用前照灯100Cでは、上述した中央レンズ面75dから入射した第1の光L4を上下方向に集光した後に、上下方向に拡散させることによって、この中央レンズ面75d(第2の反射面73a)に対応した中央部分の発光を相対的に強くし、この中央部分を挟んだ上方側及び下方側の発光を相対的に弱くすることができる。
また、本実施形態の車両用前照灯100Cでは、上述した中央レンズ面75dの基端側から先端側に向かって、この中央レンズ面75cにより上下方向に拡散される第1の光L4の拡散度合いが漸次小さくなることによって、この中央レンズ面75d(第2の反射面73a)に対応した部分の先端側の発光を相対的に強くし、基端側の発光を相対的に弱くすることができる。
これにより、本実施形態の車両用前照灯100Cでは、線状(ライン状)に発光する第2の光L5の流れ(流線形の発光)を第1の光L4によって更に強調することが可能である。
以上のように、本実施形態の車両用前照灯100Cでは、車両の側方側に向けて出射される第1の光L4及び第2の光L5によって、線状(ライン状)に発光する光の流れ(流線形の発光)を演出することができ、なお且つ、見栄えの良い発光を得ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記光源ユニット2では、投影レンズ4と導光レンズ5とを一体に組み合わせたものを用いているが、これら投影レンズ4と導光レンズ5とを一体に形成したものを用いることも可能である。
また、上記光源ユニット2では、導光レンズ5を備えた構成となっているが、投影レンズ4の形状(例えば、球体に近いレンズ形状など。)によっては、導光レンズ5を省略し、投影レンズ4の第1のレンズ面4aから入射した光の一部を出射部14から前方とは異なる方向に向けて出射する構成とすることも可能である。
また、上記光源3については、光を放射状に出射するものであればよく、上述したLED以外にも、例えばレーザーダイオード(LD)などの発光素子6を用いることができる。また、上記光源3では、上述した複数の発光素子6を用いた構成に限らず、1つの発光素子6を用いた構成であってもよい。また、上記発光素子6が発する光Lの色については、上述した白色光に限らず、赤色光や橙色光など、上記光源3の用途に応じて適宜変更することも可能である。
なお、上記実施形態では、車両用前照灯(ヘッドランプ)に本発明を適用した場合を例示したが、本発明が適用される車両用灯具については、上述したフロント側の車両用灯具に限らず、例えばリアコンビネーションランプなどのリア側の車両用灯具に本発明を適用することも可能である。
例えば、本発明が適用される車両用灯具については、上述した車両用前照灯(ヘッドランプ)の他にも、車幅灯(ポジションランプ)、補助前照灯(サブヘッドランプ)、昼間点灯ランプ(DRL)、テールランプ(尾灯)、ブレーキランプ(ストップランプ)、バックランプ、方向指示器(ターンランプ)、前部(後部)霧灯(フォグランプ)、リッドランプなど、上記光源ユニット2を用いることが可能な車両用灯具に対して本発明を幅広く適用することが可能である。
1…車両用灯具 2…光源ユニット 3…光源 4…投影レンズ 4a…第1のレンズ面 4b…第2のレンズ面 4c…外周側面 5…導光レンズ 5a…入射面 5b…出射面 5c…外周側面 6…発光素子 7…回路基板 8…コネクタ 9…ヒートシンク 10…ネジ 11…ホルダ 12…リテーナ 13…反射部 13a…反射カット 14…出射部 15…屈折面 51…光源 52…導光体 71…第1の光源 72…第1のリフレクタ 73…第2のリフレクタ 74…第2の光源 75…第1のインナーレンズ 76…第2のインナーレンズ 77…アウターレンズ 78,79…回路基板 100A,100B,100C…車両用前照灯 101…灯体 102…第1の光源ユニット 103…第2の光源ユニット 104…側方レンズ 105…第2の光源ユニット

Claims (8)

  1. 前方に向けて光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を前方に向けて投影する投影レンズとを備え、
    前記投影レンズは、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する第1のレンズ面と、
    前記第1のレンズ面とは反対側に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光を前方に向けて出射する第2のレンズ面と、
    前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面との間の外周側面に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光の一部を前記第1のレンズ面から入射して前記第2のレンズ面に直接向かう光よりも広角方向に出射する出射部とを有し、
    前記出射部は、当該出射部に入射した光を屈折させる屈折面を有する第1の光源ユニットと、
    前記第1の光源ユニットの側面に配置され、前記第1の光源ユニットの出射部から出射して前方とは異なる方向に向けて出射する光が入射する内周側面を有する導光体と、前記導光体内を導光する光を発する発光素子とを備えた第2の光源ユニットを有し、
    前記導光体は、前記第1の光源ユニットの側面に沿って前後方向に延びる長尺形状を有し、前記発光素子から出射された光が入射する入射部を備えた基端面と、前記基端面とは反対側に位置する先端部と、前記基端面と前記先端部との間に亘って延在する前記内周側面および前記内周側面に対向する外周側面とを有し、
    前記導光体の前記外周側面には、前記発光素子から出射し前記導光体の内部を導光した光と、前記内周側面から入射した前記第1の光源ユニットの出射部から出射した光の両方が出射する発光面を有することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1の光源ユニットの出射部と、前記第2の光源ユニットの導光体との間に、前記出射部から出射して前記内周側面に入射する光を集光するレンズを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記光源と前記投影レンズとの間に配置された導光レンズを備え、
    前記導光レンズは、前記光源と対向する側に位置して、前記光源から出射された光が入射する入射面と、
    前記投影レンズと対向する側に位置して、前記入射面から入射した光を前記投影レンズに向けて出射する出射面と、
    前記入射面と前記出射面との間の外周側面に位置して、前記入射面から入射した光の一部を前記出射面に向けて反射する反射部とを有し、
    前記反射部により反射された光は、前記入射面から入射して前記出射面に直接向かう光よりも、前記出射面から広角方向に出射されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記反射部は、前記導光レンズの外周側面に複数の反射カットを有することを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 前記導光レンズは、前記投影レンズよりも小さい外形を有して、前記投影レンズと互いの光学軸を一致させた状態で配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用灯具。
  6. 前記導光レンズは、前記投影レンズと隣接して配置され、
    前記出射面は、前記第1のレンズ面に沿った形状を有することを特徴とする請求項3~5の何れか一項に記載の車両用灯具。
  7. 前記第1のレンズ面及び前記第2のレンズ面は、それぞれ凸面であり、
    前記入射面は、平面であり、前記出射面は、凹面であることを特徴とする請求項6に記載の車両用灯具。
  8. 前方に向けて光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を前方に向けて投影する投影レンズと
    前記投影レンズよりも小さい外形を有して、前記光源と前記投影レンズとの間に前記投影レンズと互いの光学軸を一致させた状態で前記投影レンズと隣接して配置された導光レンズとを備え、
    前記光源は、複数の発光素子と、前記複数の発光素子が実装された回路基板とを有し、
    前記複数の発光素子は、前記回路基板の正面側の面上に左右方向に並んで設けられ、
    前記投影レンズは、前記光源と対向する側に位置して、その左右方向及び上下方向において湾曲した凸面形状を有して、前記光源から出射された光が入射する第1のレンズ面と、前記第1のレンズ面とは反対側に位置して、その左右方向及び上下方向において湾曲した凸面形状を有して、前記第1のレンズ面から入射した光を前方に向けて出射する第2のレンズ面と、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面との間の外周側面に位置して、前記第1のレンズ面から入射した光の一部を前方とは異なる方向に向けて出射する出射部を有し、
    前記導光レンズは、前記複数の発光素子と対向する側に位置して、前記回路基板と平行となる平面形状を有して、前記複数の発光素子から出射された光が入射する入射面と、前記投影レンズと対向する側に位置して、前記第1のレンズ面に沿った凹面形状を有して、前記入射面から入射した光を前記投影レンズに向けて出射する出射面と、前記入射面と前記出射面との間に位置して、その左右方向において前記入射面側から前記出射面側に向かって漸次拡幅された形状を有する外周側面と、前記外周側面に位置して、前記入射面から入射した光の一部を前記出射面に向けて反射する複数の反射カットを含む反射部とを有し、
    前記反射部により反射された光は、前記導光レンズの左右方向において前記光学軸と交差しながら、前記入射面から入射して前記出射面に直接向かう光よりも前記出射面から広角方向に出射されることを特徴とする車両用灯具。
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