JP7138395B2 - アクセル・ブレーキ兼用ペダル - Google Patents

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Description

本考案は、アクセル・ブレーキ兼用ペダルであって、アクセル機能とブレーキ機能を一体化した、一本の兼用ペダルでの操作を可能にした装置に関するものである。
従来はアクセルペダルとブレーキペダルの2本のペダルが並列して配置して有り、共に踏み込んで効果を表す装置の為、踏み間違いによる事故が数多く発生している。
国際公開WO2012/169477
従来は踏み間違いによる事故が多く発生している。原因の多くはアクセルペダルとブレーキペダルが並列した状態に配置されており、共に踏み込む動作で効果を表す装置の為、誤操作を起こす事がある。従ってアクセルの機能とブレーキの機能を一体化した、一本のペダルでの操作を可能にする事により、誤操作を起こす事が無くなり、前述の欠点を解決することが必要とされる。
第1の態様のアクセル・ブレーキ兼用ペダルは、車両に搭載可能なアクセル・ブレーキ兼用ペダルであって、アクセル・ブレーキ兼用ペダルが、車両に取り付けられた支持部材と、支持部材により回転可能に支持された伝達主軸と、車両のアクセル開度制御部材を介して、アクセル開度を制御するアクセル伝達部と、を備え、伝達主軸が人の足により操作されたとき、アクセル伝達部と、車両のブレーキを制御するために可動なブレーキ用可動部材と、の両方を伝達主軸が動かすことが可能であるように、伝達主軸が支持部材により回転可能に支持されている。
第2の態様のアクセル・ブレーキ兼用ペダルは、第1態様のアクセル・ブレーキ兼用ペダルにおいて、アクセル・ブレーキ兼用ペダルが、さらに、人の足により踏まれることに適した足踏み部材と、伝達用弾性部材と、を備え、伝達主軸が、支持部材により回転可能に支持された回転中心部と、足踏み部材を搭載して足踏み部材を介して人の足による踏み込む力を受ける為の遠位操作部と、伝達主軸の動きを車両のブレーキ用可動部材に伝達する接続対応溝と、を備え、接続対応溝が、回転中心部と遠位操作部との間に位置しており、回転中心部とアクセル伝達部の一部と接続対応溝と遠位操作部とが一体的に回転するように構成されており、遠位操作部が、少なくとも人の足により最も踏み込まれたときの最大踏み込み位置と人の足により最も踏み込まれていないときの踏み込み解除位置との間における主制御範囲において、最大踏み込み位置から踏み込み解除位置に向かう解除方向と、踏み込み解除位置から最大踏み込み位置に向かう踏み込み方向とに回転可能であり、伝達用弾性部材が伝達主軸を弾性的に付勢するように配置されており、遠位操作部が主制御範囲に位置する場合において、遠位操作部に対して踏み込み方向に加わる力が第1の力より小さいとき、遠位操作部を踏み込み解除位置に戻すように、伝達用弾性部材が伝達主軸を付勢する力が設定されており、遠位操作部が、最大踏み込み位置と踏み込み解除位置との間における中間位置を通り、主制御範囲が、中間位置と踏み込み解除位置との間のアクセル制御範囲を含み、アクセル制御範囲において解除方向に向かう遠位操作部の動きに連動して、アクセル開度を大きくする方向にアクセル伝達部がアクセル開度制御部材を操作し、アクセル制御範囲において踏み込み方向に向かう遠位操作部の動きに連動して、アクセル開度を小さくする方向にアクセル伝達部がアクセル開度制御部材を操作し、主制御範囲が、最大踏み込み位置と中間位置との間のブレーキ制御範囲を含み、遠位操作部がブレーキ制御範囲に位置するときに、接続対応溝とブレーキ用可動部材とが接触した状態となり、遠位操作部がアクセル制御範囲に位置するときに、接続対応溝とブレーキ用可動部材との接触が解除された状態となり、ブレーキ制御範囲において踏み込み方向に向かう遠位操作部の動きに連動して、接続対応溝はブレーキ強度を強める方向にブレーキ用可動部材を動かし、ブレーキ制御範囲において解除方向に向かう遠位操作部の動きに連動して、ブレーキ強度を弱める方向に接続対応溝が動く。
第3の態様の車両は、アクセル開度を制御するアクセル開度制御部材と、ブレーキを制御するために可動なブレーキ用可動部材と、第1の態様または第2の態様に記載のアクセル・ブレーキ兼用ペダルと、を備える、車両。
第4態様の車両は、第3の態様の車両において、アクセル開度とブレーキ強度とを含む制御対象を制御する制御装置と、ブレーキ用可動部材に接続されたブレーキ制御部材と、をさらに備え、制御装置は、アクセル伝達部が検出する検出結果と、ブレーキ用可動部材の動きとの少なくとも一方に基づいて、遠位操作部の位置を検出し、制御装置は、遠位操作部がブレーキ制御範囲に位置するとき、車両をアイドリング状態にし、遠位操作部がブレーキ制御範囲に位置するとき、ブレーキ用可動部材の動きに応じてブレーキ制御部材が、ブレーキ強度を制御する。
遠位操作部が最大踏み込み位置を含む停止範囲に位置するとき、車両を停止状態にするようブレーキ制御部材がブレーキ強度を制御し車両を停止状態にし、制御装置は、アクセル・ブレーキ兼用ペダルが急激に踏み込まれたとき、アクセル伝達部が検出する変化速度に基づきブレーキ制御部材を制御し車両の急激な速度変化を制御し、制御装置は、遠位操作部がアクセル制御範囲に位置するとき、アクセル伝達部が検出した検出結果に基づいてアクセル開度制御部材を介して、アクセル開度を操作する。
第5態様の車両は、第4態様の車両において、足踏み部材が、人の足により踏まれる、踏み面と、踏み面に足が触れているか否かを検出するための検出部材と、を備え、検出部材を介して踏み面に足が触れていないことを検出した場合に、車両のアクセル開度を制御し燃料の供給を止める。
第6の態様の車両は、第3から第5のいずれか1つの態様の車両において、制御装置が車両の最高速度を設定可能である。
第7の態様の車両は、第3から第6のいずれか1つの態様の車両において、ブレーキ復帰装置をさらに備え、ブレーキ復帰装置が、ブレーキ用可動部材を弾性的に付勢するように配置されており、遠位操作部がブレーキ制御範囲に位置する場合において、遠位操作部に対して踏み込み方向に加わる力が第2の力より小さいとき、ブレーキ用可動部材を介して遠位操作部を中間位置に戻すように、ブレーキ復帰装置がブレーキ用可動部材を付勢する力が設定されており、ブレーキ用可動部材が、接続対応溝を受ける案内溝を持ち、案内溝が、押圧面をもち、遠位操作部がブレーキ制御範囲に位置するとき、接続対応溝がブレーキ伝達部材の押圧面に接触することにより、接続対応溝とブレーキ用可動部材とが相互に力を伝達可能な状態となり、遠位操作部がアクセル制御範囲に位置するとき、接続対応溝が押圧面から離れた状態になることにより、接続対応溝とブレーキ用可動部材とが相互に伝達不能な状態となり、遠位操作部がアクセル制御範囲に位置するとき、接続対応溝の少なくとも一部が案内溝内に位置した状態に保たれるように、接続対応溝の形状が規定されている。
上述の様に、本考案のアクセル・ブレーキ兼用ペダルはアクセルの機能とブレーキの機能を一体化した、一本の兼用ペダルでの操作を可能とした事により、ペダルの踏み間違いが起こらない。踏み込むとブレーキがかかり車両が停止し、踏み込みを戻すとエンジンの出力が上がり走行が可能になるので、事故を防ぐ機能として役立つ。
本考案の左側面図である。 本考案の右側面図である。 本考案の正面図である。 本考案の正面図であり支持部材とアクセル伝達部については図1の3-3線における断面を示している。 図4の4-4線における伝達主軸が最上位にあるときのブレーキ可動部材と伝達主軸付近の概略切断面図である。 図5と同じ断面において伝達主軸が最深部まで踏み込まれた位置を示す概略切断面図である。 車両とアクセル・ブレーキ兼用ペダルとの電気的な関係を説明するための概略ブロック図である。
図1に示すようにアクセル・ブレーキ兼用ペダル1は車両2(例えば、自動車、電気自動車)に搭載される。
アクセル・ブレーキ兼用ペダル1は車両2に取り付けられた支持部材11と、支持部材11により回転可能に支持された伝達主軸10と、車両2のアクセル開度制御部材33を介して、アクセル開度を制御するアクセル伝達部16と、を備える。
伝達主軸10が人の足により操作されたとき、車両2のアクセル開度を制御するためのアクセル伝達部16と、車両2のブレーキを制御するために可動なブレーキ用可動部材13と、の両方を伝達主軸10が動かすことが可能であるように、伝達主軸10が支持部材11により回転可能に支持されている。すなわち一つの回転軸を中心として踏み込み方向52、および解除方向51への動きによりアクセル開度とブレーキ強度との両方を操作することが出来る。
アクセル・ブレーキ兼用ペダル1は、さらに、人の足により踏まれることに適した足踏み部材12と、伝達用弾性部材15とを備える。
伝達主軸10は、支持部材11により回転可能に支持された円柱形の回転中心部14と、足踏み部材12を搭載して、足踏み部材12を介して人の足により踏み込む力を受けて伝達主軸10の回転をもたらす為の遠位操作部17と、伝達主軸10の動きを車両のブレーキ用可動部材13に伝達する接続対応溝10-1とを備える。
接続対応溝10-1は、伝達主軸10の車両2側の一部において、車両2から離れる方向にくぼんだ部分である。
導線18は、アクセル伝達部16より制御装置35およびアクセル開度制御部材33に電気的に接続されている(図7)。
一例において、導線18が、後述の検出部材12-1を制御装置35および、制御アクセル開度制御部材33に電気的に接続する(図7)。
他の一例において、検出部材12-1と、アクセル開度制御部材33が、無線又は有線による他の手法で接続されてもよい。
接続対応溝10-1は、回転中心部14と遠位操作部17との間に配置されている。
回転中心部14とアクセル伝達部16の一部と接続対応溝10-1と遠位操作部17とが一体的に回転するように構成されている。
一例としてアクセル伝達部16は、可変抵抗器により回転量を電気信号に変換し検出結果として電気信号を導線18又は他の手段によりアクセル開度制御部材33に伝達する。他の一例としてアクセル伝達部16が車両2の可動部材を動かすことによりアクセル開度を制御してもよい。
検出結果は、電気信号の他に無線又は有線により、他の手法で伝達されてもよい。
例えば、電気自動車の場合、アクセル伝達部16により検出された結果に基づき制御装置35が加速、減速、などのモーター回転速度を制御し車両2の速度を制御する事も可能である、
遠位操作部17は、主制御範囲において回転可能である。
主制御範囲は、少なくとも人の足により最も踏み込まれたときの最大踏み込み位置(図6)と、人の足により最も踏み込まれていないとき(伝達用弾性部材15の弾性力により最も戻された状態)の踏み込み解除位置(図5)との間の範囲を示す。
遠位操作部17は、主制御範囲において、最大踏み込み位置から踏み込み解除位置に向かう解除方向51と、踏み込み解除位置から最大踏み込み位置に向かう踏み込み方向52と、に回転可能である。
伝達用弾性部材15が伝達主軸10を弾性的に付勢するように配置されている。
伝達用弾性部材15は、例えば図4に示すように円柱形の回転中心部14の周囲にあるコイルばねであり端部において図1に示すように、伝達主軸10を車両2から離れる方向に押している。
遠位操作部17が主制御範囲に位置する場合において、遠位操作部17に対して踏み込み方向52に加わる力が第1の力より小さいとき、遠位操作部17を踏み込み解除位置に戻すように、伝達用弾性部材15が伝達主軸10を付勢する力が設定されている。
遠位操作部17は、最大踏み込み位置と踏み込み解除位置との間に位置する中間位置を通る。
主制御範囲が、中間位置と踏み込み解除位置との間のアクセル制御範囲を含む。
アクセル制御範囲において、解除方向51に向かう遠位操作部17の動きに連動して、アクセル伝達部16の検出結果に基づき、アクセル開度制御部材33がアクセル開度を大きくする方向にアクセル開度を操作する。
アクセル制御範囲において、踏み込み方向52に向かう遠位操作部17の動きに連動して、アクセル伝達部16の検出結果に基づき、アクセル開度制御部材33がアクセル開度を小さくする方向にアクセル開度を操作する。
主制御範囲が、最大踏み込み位置と中間位置との間のブーキ制御範囲を含む。
遠位操作部17がブレーキ制御範囲に位置するときに、接続対応溝10-1とブレーキ用可動部材13とが接触した状態となる(例えば図6)。
遠位操作部17がアクセル制御範囲に位置するときに、接続対応溝10-1とブレーキ用可動部材13とが離れたれた状態となる(例えば図5)。
ブレーキ制御範囲において踏み込み方向52に向かう遠位操作部17の動きに連動して、
ブレーキ強度を強める方向に接続対応溝10-1がブレーキ用可動部材13を車両2側に押し込む。
ブレーキ制御範囲において解除方向51に向かう遠位操作部17の動きに連動して、後述のブレーキ復帰装置32の働きによりブレーキ用可動部材13が接続対応溝10-1に向かう方向に動き、ブレーキ強度を弱める方向に接続対応溝10-1は動く。
図7に示すように、車両2は、アクセル開度と、ブレーキ強度と、を含む、制御対象を制御する制御装置35と、ブレーキ用可動部材13に接続されたブレーキ制御部材34と、
アクセル開度制御部材33と、ブレーキ用可動部材13と、ブレーキ復帰装置32と、を、備える。
ブレーキ制御部材34は、ブレーキ用可動部材13に接続されている、アクセル開度制御部材33は、アクセル開度を制御する。
制御装置35は、アクセル伝達部16が検出する検出結果と、ブレーキ用可動部材13の動きとの少なくとも一方に基づいて、遠位操作部17の位置を検出する。
制御装置35は、遠位操作部17がブレーキ制御範囲に位置するとき、車両をアイドリング状態にする。
遠位操作部17が、ブレーキ制御範囲に位置するとき、ブレーキ用可動部材13の位置に応じてブレーキ制御部材34は、ブレーキ強度を制御する。
遠位操作部17が、最大踏み込み位置を含む停止範囲に位置するとき、ブレーキ制御部材34が、ブレーキ強度を制御し車両2を停止状態にする。
制御装置35は、アクセル・ブレーキ兼用ペダル1が急激に踏み込まれたとき、アクセル伝達部16が検出する伝達主軸10の変化速度に基づきブレーキ制御部材34を制御し車両2の急激な速度変化を制御する。
すなわち、ブレーキ用可動部材13を使用しなくても、制御装置35はアクセル伝達部16が検出した結果に基づいて、ブレーキ制御部材34を制御し車両2を停止状態にすることができる。
制御装置35は、遠位操作部17がアクセル制御範囲に位置するとき、アクセル伝達部16が検出する検出結果に基づいてアクセル開度制御部材33を介してアクセル開度を操作する。
足踏み部材12が、人の足により踏まれる踏み面と、踏み面に足が触れているか否かを検出する為めの検出部材12-1と、検出部材12-1に接続された導線18と、を備える。
検出部材12-1は、制御装置35に電気的に接続されている。
制御装置35は、検出部材12-1を介して踏み込み面に足が触れていないことを検出した場合に、アクセル開度を制御し燃料の供給を止める。
制御装置35が、車両2の最高速度を時速60km、80km、等設定可能である。
車両2を使用する人々の、年齢、自然環境,使用目的、等に基づいて最高速度を設定することにより、例えば、高齢者の場合に、時速を60kmに制限することにより、安全性を高めることができる。
車両2が、ブレーキ復帰装置32をさらに備え、ブレーキ復帰装置は、機械的及び電気的構成により(例えば油圧、ばね、を使用して)ブレーキ用可動部材13を弾性的に付勢するように配置されている。
遠位操作部17がブレーキ制御範囲に位置する場合において、遠位操作部17に対して踏み込み方向52に加わる力が第2の力より小さいとき、ブレーキ用可動部材13を介して遠位操作部17を中間位置に戻すように、ブレーキ復帰装置32がブレーキ用可動部材13を付勢する力が設定されている。
図5で示すように、ブレーキ用可動部材13は、接続対応溝10-1を受ける案内溝13-2を持ち、前記案内溝13-2が押圧面13-1をもつ。
図5で示すように、接続対応溝10-1の一部が、案内溝13-2に位置する。
図6で示すように、遠位操作部17がブレーキ制御範囲に位置するとき、接続対応溝10-1がブレーキ用可動部材13の押圧面13-1に接触することにより、接続対応溝10-1とブーキ用可動部材13とが相互に力を伝達可能な状態となる。
図5で示すように、遠位操作部17がアクセル制御範囲に位置するとき、接続対応溝10-1がブレーキ用可動部材13の押圧面13-1から離れた状態になることにより接続対応溝10-1とブレーキ用可動部材13とが相互に力を伝達不能な状態となる。
図5で示すように、遠位操作部17がアクセル制御範囲に位置するとき、接続対応溝10-1の少なくとも一部がブレーキ用可動部材13の案内溝内に位置した状態に保たれるように、接続対応溝10-1の形状が規定されている。
従って、押圧面13-1と接続対応溝とが離れているときも伝達主軸10が案内溝13-2から脱落することがない。
アクセル開度が大きくなるとは、車両2が加速する方に制御されることを意味し、一例において、燃料が多くエンジンに供給される。
アクセル開度が小さくなるとは、車両2が減速する方に制御されることを意味し、一例において、エンジンに対する燃料の供給量が少なくなる。
1 アクセル・ブレーキ兼用ペダル
2 車両
10 伝達主軸
10-1 接続対応溝
11 支持部材
12 足踏み部材
12-1 検出部材
13 ブレーキ用可動部材
13-1 ブレーキ用可動部材の押圧面
13-2 ブレーキ用可動部材の案内溝
14 回転中心部
15 伝達用弾性部材
16 アクセル伝達部
17 遠位操作部
18 導線
32 ブレーキ復帰装置
33 アクセル開度制御部材
51 解除方向
52 踏み込み方向

Claims (6)

  1. 車両に搭載可能なアクセル・ブレーキ兼用ペダルであって、
    前記アクセル・ブレーキ兼用ペダルが、
    前記車両に取りつけられた支持部材と、
    前記支持部材により回転可能に支持された伝達主軸と、
    前記車両のアクセル開度制御部材を介して、アクセル開度を制御するアクセル伝達部と、
    を備え、
    前記伝達主軸が人の足により操作されたとき、前記アクセル伝達部と、前記車両のブレーキを制御するために可動なブレーキ用可動部材と、の両方を前記伝達主軸が動かすことが可能であるように、前記伝達主軸が前記支持部材により回転可能に支持されており、
    前記アクセル・ブレーキ兼用ペダルが、さらに、
    人の足により踏まれることに適した、足踏み部材と、
    伝達用弾性部材と、
    を備え、
    前記伝達主軸が、
    前記支持部材により回転可能に支持された回転中心部と、
    前記足踏み部材を搭載して、前記足踏み部材を介して人の足による踏み込む力を受ける為の遠位操作部と、
    前記伝達主軸の動きを前記車両の前記ブレーキ用可動部材に伝達する接続対応溝と、
    を備え、
    前記接続対応溝が、前記回転中心部と前記遠位操作部との間に位置しており、
    前記回転中心部と前記アクセル伝達部の一部と前記接続対応溝と前記遠位操作部とが一体的に回転するように構成されており、
    前記遠位操作部が、少なくとも人の足により最も踏み込まれたときの最大踏み込み位置と、人の足により最も踏み込まれていない時の踏み込み解除位置との間における主制御範囲において、前記最大踏み込み位置から前記踏み込み解除位置に向かう解除方向と、前記踏み込み解除位置から前記最大踏み込み位置に向かう踏み込み方向とに回転可能であり、
    前記伝達用弾性部材が前記伝達主軸を弾性的に付勢するように配置されており、
    前記遠位操作部が前記主制御範囲に位置する場合において、前記遠位操作部に対して前記踏み込み方向に加わる力が第1の力より小さいとき、前記遠位操作部を前記踏み込み解除位置に戻すように、前記伝達用弾性部材が前記伝達主軸を付勢する力が設定されており、
    前記遠位操作部が、前記最大踏み込み位置と前記踏み込み解除位置との間における中間位置を通るように構成されており、
    前記主制御範囲が、前記中間位置と前記踏み込み解除位置との間のアクセル制御範囲を含み、
    前記アクセル制御範囲において前記解除方向に向かう前記遠位操作部の動きに連動してアクセル開度を大きくする方向に前記アクセル伝達部が前記アクセル開度制御部材を操作し、前記アクセル制御範囲において前記踏み込み方向に向かう前記遠位操作部の動きに連動して、前記アクセル開度を小さくする方向に前記アクセル伝達部が前記アクセル開度制御部材を操作するように構成されており、
    前記主制御範囲が、前記最大踏み込み位置と前記中間位置との間のブレーキ制御範囲を含み、
    前記遠位操作部が前記ブレーキ制御範囲に位置するときに、前記接続対応溝と前記ブレーキ用可動部材とが接触した状態となるように構成されており、
    前記遠位操作部が前記アクセル制御範囲に位置するときに、前記接続対応溝と前記ブレーキ用可動部材との接触が解除された状態となるように構成されており、
    前記ブレーキ制御範囲において前記踏み込み方向に向かう前記遠位操作部の動きに連動して、ブレーキ強度を強める方向に前記接続対応溝が前記ブレーキ用可動部材を動かし、
    前記ブレーキ制御範囲において前記解除方向に向かう前記遠位操作部の動きに連動して、前記ブレーキ強度を弱める方向に前記接続対応溝が動くように構成されている、
    アクセル・ブレーキ兼用ペダル。
  2. アクセル開度を制御するアクセル開度制御部材と、
    ブレーキを制御するために可動なブレーキ用可動部材と、
    請求項1に記載のアクセル・ブレーキ兼用ペダルと、
    を備える、車両。
  3. 前記アクセル開度と前記ブレーキ強度とを含む制御対象を制御する制御装置と、前記ブレーキ用可動部材に接続されたブレーキ制御部材と、をさらに備え、
    前記制御装置が、前記アクセル伝達部が検出する検出結果と、前記ブレーキ用可動部材の動きとの少なくとも一方に基づいて、前記遠位操作部の位置を検出するように構成されており、
    前記制御装置は、前記遠位操作部が前記ブレーキ制御範囲に位置するとき、前記車両をアイドリング状態にするように構成されており、
    前記遠位操作部が、ブレーキ制御範囲に位置するとき、前記ブレーキ用可動部材の位置に応じて前記ブレーキ制御部材がブレーキ強度を制御するように構成されており、
    前記遠位操作部が、最大踏み込み位置を含む停止範囲に位置するとき、前記ブレーキ制御部材がブレーキ強度を制御し前記車両を停止状態にするように構成されており、
    前記制御装置は、前記アクセル・ブレーキ兼用ペダルが急激に踏み込まれたとき、前記アクセル伝達部が検出する変化速度に基づき前記ブレーキ制御部材を制御し前記車両の急激な速度変化を制御するように構成されており、
    前記制御装置は、前記遠位操作部が前記アクセル制御範囲に位置するとき、前記アクセル伝達部が検出する検出結果に基づいて前記アクセル開度制御部材を介して、前記アクセル開度を操作するように構成されている、
    請求項2に記載の車両
  4. 前記足踏み部材が、
    人の足により踏まれる踏み込み面と、
    前記踏み込み面に足が触れているか否かを検出するための検出部材と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記検出部材を介して前記踏み込み面に足が触れていないことを検出した場合に、前記車両の前記アクセル開度を制御し燃料の供給を止めるように構成されている、
    請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御装置が、前記車両の最高速度を設定可能であるように構成されている、
    請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の車両。
  6. ブレーキ復帰装置をさらに備え、
    前記ブレーキ復帰装置が、前記ブレーキ用可動部材を弾性的に付勢するように配置されており、
    前記遠位操作部が前記ブレーキ制御範囲に位置する場合において、前記遠位操作部に対して前記踏み込み方向に加わる力が第2の力より小さいとき、前記ブレーキ用可動部材を介して、前記遠位操作部を前記中間位置に戻すように、前記ブレーキ復帰装置が前記ブレーキ用可動部材を付勢する力が設定されており、
    前記ブレーキ用可動部材が、前記接続対応溝を受ける案内溝を持ち、
    前記案内溝が押圧面を持ち、
    前記遠位操作部が前記ブレーキ制御範囲に位置するとき、前記接続対応溝が前記ブレーキ用可動部材の前記押圧面に接触することにより、前記接続対応溝と前記ブレーキ用可動部材とが相互に力を伝達可能な状態となるように構成されており、
    前記遠位操作部が前記アクセル制御範囲に位置するとき、前記接続対応溝が前記ブレーキ用可動部材の前記押圧面から離れた状態になることにより、前記接続対応溝と前記ブレーキ用可動部材とが相互に力を伝達不能な状態となるように構成されており、
    前記遠位操作部が前記アクセル制御範囲に位置するとき、前記接続対応溝の少なくとも一部が前記ブレーキ用可動部材の前記案内溝内に位置した状態に保たれるように、前記接続対応溝の形状が規定されている、
    請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001071794A (ja) 1999-07-01 2001-03-21 Hitachi Ltd 自動車の走行制御装置および自動車
JP2007519565A (ja) 2004-02-02 2007-07-19 ルーカス・オートモーティブ・ゲーエムベーハー 車輛の液圧式ブレーキシステム用の制動力発生器
JP2009251689A (ja) 2008-04-01 2009-10-29 Toyoda Iron Works Co Ltd 車両用操作ペダル装置
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JP2013532603A (ja) 2010-07-27 2013-08-19 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ブレーキ入力エレメントをマスタブレーキシリンダに接続するための連結装置およびこのような連結装置を運転するための方法

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