JP7135776B2 - 電力変換器 - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、電力変換器に関する。
電力変換器の主要部品であるスイッチング素子は、過度に低温になると絶縁耐圧が下がる。スイッチング素子の温度が過度に低くなったときに、スイッチング素子の制御信号を生成する際に利用するキャリア信号の周波数を高くする技術が特許文献1に開示されている。キャリア周波数を高くするとスイッチング素子の発熱量が増加し、スイッチング素子の温度上昇が促進される。特許文献1の技術では、スイッチング素子の温度が適度に上昇したら、キャリア信号の周波数を元に戻す。
特開2012-222949号公報
スイッチング素子は、過度の低温状態を避けることが望ましいだけでなく、温度変化が穏やかである方が望ましい。すなわち、スイッチング素子に加わる熱サイクルストレスは小さいことが望ましい。一方、スイッチング素子に流れる電流は、所定の範囲内に収められることが望ましい。スイッチング素子に流れる電流を所定の範囲内に収めるべく、複数のスイッチング素子を並列に接続し、装置全体を流れる電流の大きさに応じてスイッチング素子の駆動数を調整する技術が知られている。駆動数を増加させた直後は各スイッチング素子に流れる電流が急激に下がり、温度も下がる(一般にスイッチング素子は冷却器によって冷却されているため、スイッチング素子の発熱量が冷却器による吸熱量より小さくなるとスイッチング素子の温度が下がる)。特許文献1の技術を適用し、駆動数を増加させるとともにキャリア周波数を増加させると、電流減少に起因するスイッチング素子の発熱量の減少を、キャリア周波数増加による発熱量の増加が相殺し、スイッチング素子の温度変化が緩やかになることが期待できる。一方、キャリア周波数の増加はスイッチング素子の損失の増加につながる。本明細書が開示する技術は、並列に接続されたスイッチング素子の駆動数増加時の熱サイクルストレスを軽減しつつ、損失増加を抑制する技術を提供する。
本明細書が開示する電力変換器は、並列に接続されている複数のスイッチング素子と、コントローラを備えている。コントローラは、電力変換器の出力電流の大きさに応じて複数のスイッチング素子の駆動数を決定するとともに、キャリア信号に基づいて駆動するスイッチング素子の制御信号を生成する。コントローラは、駆動数を増加させるとともに前記キャリア信号の周波数を増加させる。さらに、コントローラは、駆動数を増加させた後のスイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど大きい減少変化量で周波数を低下させる。すなわち、コントローラは、駆動数増加によりスイッチング素子の発熱量が急に下がったときにはキャリア周波数を増加させてスイッチング素子の発熱量を補う。そして、コントローラは、駆動数を増加させた後にスイッチング素子の発熱量が急速に高まる場合には、キャリア周波数も速やかに低下させ、無駄な損失を抑制する。本明細書が開示する電力変換器は、並列に接続されたスイッチング素子の駆動数増加時の熱サイクルストレスを軽減しつつ、損失増加を抑制することができる。
本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明の実施の形態で説明する。
実施例の電力変換器を搭載した電気自動車の駆動系のブロック図である。 実施例のFC用昇圧コンバータの構成例を示す回路図である。 FC用昇圧コンバータの全体電流と各駆動相数との関係を示す説明図である。 FC用昇圧コンバータのコントローラが実行するキャリア周波数設定処理の流れを示すフローチャートである。 図4のキャリア周波数増加処理の流れを示すフローチャートである。 対象スイッチング素子の相電流値とキャリア周波数の組み合わせ毎の発熱温度のマップを示す説明図である。 相電流とキャリア周波数と発熱温度の関係の一例を示す図である。 相電流とキャリア周波数と発熱温度の関係の別の例を示す図である。
図面を参照して実施例の電力変換器を説明する。実施例の電力変換器は、電気自動車に搭載される多相コンバータを構成するものである。図1に電気自動車2の駆動系のブロック図を示す。なお、本明細書における電気自動車には、燃料電池車と、走行用のモータとエンジン(内燃機関)の両方を備えるハイブリッド車が含まれる。このような電気自動車2は、駆動源である走行用モータ10が発生する駆動力を利用して走行する。走行用モータ10が発生した駆動力は、ドライブシャフト11を介してディファレンシャルギア12に入力されて駆動輪15、16に伝達される。制動時は、走行用モータ10が発電機として機能する。走行用モータ10には、燃料電池3やメインバッテリ4から、PCU6を介して駆動電力が供給される。PCUは、パワーコントロールユニットの略称である。
燃料電池3は、複数の燃料電池セルを積層した燃料電池スタックであり、例えば、不図示の水素タンクから供給される水素と外部から取り込まれる酸素との電気化学反応により直流電圧を出力する直流電源である。FC(フューエルセルの略称)と称される場合もある。メインバッテリ4は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池を直列及び並列に多数接続した電池スタックである。燃料電池3及びメインバッテリ4は、いずれも、出力電圧が100ボルト以上である。
これに対して、走行用モータ10は、数100ボルト以上の三相交流電圧で駆動する。そのため、電気自動車2では、FC用昇圧コンバータ(FDC)20やバッテリ用昇圧コンバータ(BDC)7を備えることにより、走行用モータ10に適した電圧に昇圧した後、インバータ(INV)8によって走行用モータ10を駆動可能な交流電力に変換している。
PCU6のバッテリ用昇圧コンバータ7は、メインバッテリ4からシステムメインリレー5を介して供給される電力の電圧を走行用モータ10の駆動に適した電圧まで昇圧する機能と、走行用モータ10が発電した電力の電圧をメインバッテリ4の充電に適した電圧まで降圧する機能を有するものである。本明細書では、当該電気自動車2の駆動に際しては昇圧機能を主に使用するため、便宜的に「昇圧コンバータ」と称している。
システムメインリレー5は、正極側をスイッチングするスイッチと、負極側をスイッチングするスイッチと、により構成されている。これらのスイッチは、HVコントローラ30により夫々個別に制御可能に構成されている。
FC用昇圧コンバータ20とPCU6の間には、平滑用のコンデンサ17が介在している。また、FC用昇圧コンバータ20とPCU6の間には、両者の電気的な接続をオンオフ可能なFCリレー(不図示)が介在している場合がある。FCリレーは、燃料電池3とFC用昇圧コンバータ20の間に配置される場合もある。FC用昇圧コンバータ20とPCU6は、パワーケーブルにより接続されている。
FC用昇圧コンバータ20は、燃料電池3から供給される電力の電圧を走行用モータ10の駆動に適した電圧まで昇圧する機能を有するものである。図2に、FC用昇圧コンバータ20の構成例を示した回路図を示す。ここからは図2も参照しながら説明する。
FC用昇圧コンバータ20は、いわゆる多相コンバータである。本実施例では、異なった位相でオンオフ制御される4つのスイッチング素子23a、23b、23c、23d(以下、スイッチング素子23a-23dと称する場合がある。)を備えている。FC用昇圧コンバータ20は、4相構成のマルチフェーズコンバータである。スイッチング素子23a-23dは、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、FC用昇圧コンバータ20が有するコントローラ29によりスッチング制御(オンオフ制御)可能に構成されている。スイッチング素子23a-23dは、例えば、水冷仕様のIPM(Intelligent Power Module)に含まれている。スイッチング素子23a-23dは、IGBTに代えてパワーMOSFETを用いてもよい。本実施例では、FC用昇圧コンバータ20は筐体21に収容されており、またIPMは、不図示の冷却水路(冷却器)により冷却可能に構成されている。
筐体21には、入力側の正極端子21a、負極端子21b、出力側の正極端子21cや負極端子21dが設けられている。本実施例では、例えば、燃料電池3の正極や負極の各端子に接続された不図示のパワーケーブルが入力側の正極端子21a及び負極端子21bに接続されており、またPCU6の正極や負極の入力端子に接続された不図示のパワーケーブルが出力側の正極端子21c及び負極端子21dに接続されている。
FC用昇圧コンバータ20が有する4相分の昇圧回路は、いずれも同じ構成を有している。そのため、ここでは、そのうちの1相分の構成を代表して説明する。1相分の昇圧回路は、例えば、リアクトル22a、スイッチング素子23a、ダイオード24a、ダイオード25a及び電流センサ27aにより構成されている。
リアクトル22aは、その一端が入力側の正極端子21aに接続され、他端がスイッチング素子23aのコレクタ端子に接続されている。また、リアクトル22aの他端にはダイオード25aのアノード側も接続されており、このダイオード25aのカソード端子は出力側の正極端子21cに接続されている。スイッチング素子23aのエミッタ端子は、入力側の負極端子21b及び出力側の負極端子21dに接続されている。スイッチング素子23aには、還流用のダイオード24aがスイッチング素子23aに対して逆並列に接続されている。
電流センサ27aは、リアクトル22aに流れる電流値を計測する電流検知素子である。電流センサ27aは、例えば、リアクトル22aの他端側の配線に隣接して実装されていたり、他端側の配線途中に接続されていたりする。本実施例では、電流センサ27aは、計測データ(電流値情報)をコントローラ29に出力し得るようにコントローラ29に接続されている。なお、IPMには、スイッチング素子23aの温度や印加電圧を計測可能な温度センサや電圧センサ(不図示)が内蔵されている。
FC用昇圧コンバータ20は、このように構成される1相(例えば、Pa相)分の昇圧回路の他に、3相(Pb相、Pc相、Pd相)分の昇圧回路を備えている。すなわち、FC用昇圧コンバータ20は、Pa相に加えて、リアクトル22b、スイッチング素子23b、ダイオード24b、ダイオード25b及び電流センサ27bにより構成されているPb相の昇圧回路、リアクトル22c、スイッチング素子23c、ダイオード24c、ダイオード25c及び電流センサ27cにより構成されているPc相の昇圧回路、そして、リアクトル22d、スイッチング素子23d、ダイオード24d、ダイオード25d及び電流センサ27dにより構成されているPd相の昇圧回路を備えている。
コントローラ29は、典型的にはマイクロコンピュータを備えた制御装置(電子制御ユニット、ECU)であり、スイッチング素子23a-23dのスイッチング制御を可能に構成されている。コントローラ29は、スイッチング素子23a-23dの夫々のゲート端子に接続されており、これらのスイッチング素子23a-23dを個別にオンオフ制御可能に構成されている。また、コントローラ29は、前述の電流センサ27a、27b、27c、27d(以下、電流センサ27a-27dと称する場合がある。)にも接続されており、さらにHVコントローラ30にも接続されている。
コントローラ29には、電流センサ27a-27dから出力される計測データ(電流値情報)が入力されると共に、HVコントローラ30から制御情報も入力される。そのため、コントローラ29は、これらの計測データや制御情報に基づいて、後述するように、スイッチング素子23a-23dのスイッチング制御を行う。コントローラ29は、制御信号(例えばPWM信号)を生成してスイッチング素子23a-23dをスイッチング制御する。PWM信号は、キャリアと呼ばれる三角波あるいはのこぎり波のパルス波(キャリア信号)を基本として生成される。キャリア信号の周波数(以下、キャリア周波数と称する)がスイッチング素子のスイッチングの基本周期に対応しており、スイッチング素子はキャリア信号に基づいて動作する。
HVコントローラ30も、典型的には、マイクロコンピュータを備えた制御装置であり、車内LANなどを介してFC用昇圧コンバータ20のコントローラ29やPCU6のコントローラ、システムメインリレー5などにも接続されている。また、IPMを冷却する冷却水路の冷却水温を計測可能な水温センサ(不図示)もHVコントローラ30に接続されている。
HVコントローラ30は、当該電気自動車2の運転席に設けられている車両のスタートスイッチのオン信号を受けて、システムメインリレー5をオンに制御したり、当該電気自動車2の車速やアクセル開度などの運転操作情報に基づいて駆動系が出力すべき走行トルクを算出し適切な指令をPCU6のコントローラに出力する。また、HVコントローラ30は、FC用昇圧コンバータ20を制御して、所要の走行トルクを得るために必要な直流電力やメインバッテリ4の充電に必要な直流電力をFC用昇圧コンバータ20からPCU6へ出力させる。
FC用昇圧コンバータ20のコントローラ29は、電流センサ27a-27dから出力される計測データ(電流値情報)に基づいて、夫々のリアクトル22a-22dに流れている電流値を得たり、これらの電流値の合計から燃料電池3の出力電流を得たりして、各相(Pa相、Pb相、Pc相、Pd相)の昇圧回路を制御する。すなわち、並列に接続された各スイッチング素子に夫々流れる電流を所定の範囲内に収めるのが望ましいため、コントローラ29は、FC用昇圧コンバータ20を流れる電流(全体電流Itotal )の大きさに応じてスイッチング素子の駆動数(駆動相数)を調整している。全体電流Itotal は、FC用昇圧コンバータ20を構成する全てのスイッチング素子に流れる総電流である。
図3に、FC用昇圧コンバータ20の全体電流Itotal と駆動相数との関係を示す。例えば、図3の上段に示すように、全体電流Itotal が0からI4まで一定割合にて増加する場合、コントローラ29は、全体電流Itotal がスイッチング素子1つ分の最大許容電流値を超える毎に、図3の下段に示すように、駆動相数を1つずつ増加させる。具体的には、全体電流Itotal が0からI1の直前までの間(時刻t1の直前まで)では駆動相数は1相であり、全体電流Itotal がI1に達した時点(時刻t1)に、駆動相数は1つ増加して2相となる。I1は、スイッチング素子1つ分の最大許容電流値である。
さらに、全体電流Itotal がI2(スイッチング素子2つ分の最大許容電流)に達した時点(時刻t2)に、駆動相数は1つ増加して2相となる。さらに、全体電流Itotal がI3(スイッチング素子3つ分の最大許容電流)に達した時点(時刻t3)に、駆動相数は1つ増加して3相となる。そして、全体電流Itotal がI4(スイッチング素子4つ分の最大許容電流)に達した時点(時刻t4)に、駆動相数は1つ増加して4相となる。
ところで、駆動相数を増加させた直後は各スイッチング素子23a-23dに流れる電流が急激に下がる。また、一般にスイッチング素子は冷却水路によって冷却されているため、スイッチング素子の発熱量が冷却水路による吸熱量より小さくなるとスイッチング素子の温度が下がる。駆動相数を増加させるとともにキャリア周波数を増加させると、電流減少に起因するスイッチング素子の発熱量の減少を、キャリア周波数増加による発熱量の増加が相殺し、スイッチング素子の温度変化を緩やかにすることが可能となる。一方、キャリア周波数の増加はスイッチング素子の損失の増加につながる。
そこで、本実施例では、並列に接続されたスイッチング素子の駆動数増加時の熱サイクルストレスを軽減しつつ、損失増加を抑制するべく、コントローラ29が、次に説明するキャリア周波数設定処理を実行する。この処理は、コントローラ29により所定時間毎に繰り返し行われる。また、コントローラ29は、キャリア周波数設定処理によって設定されたキャリア周波数によりスイッチング素子を駆動する。
ここで、コントローラ29が行う当該キャリア周波数設定処理を、図4及び図5に基づいて説明する。図4に、FC用昇圧コンバータ20のコントローラ29が実行するキャリア周波数設定処理のフローチャートを示す。また、図5に、図4のキャリア周波数増加処理のフローチャートを示す。なお、これらの処理プログラムはコントローラ29のメモリデバイスに格納されている。
キャリア周波数設定処理の概要は次の通りである。コントローラ29は、各相を流れる電流の変化量(相電流変化量:dI*/dt)が0でなく、かつ全体電流Itotal が駆動相切替閾値Ith以上である場合には、駆動相を追加する処理(ステップS24)を行う。一方、各相を流れる電流の変化量が0であり、または全体電流Itotal が駆動相切替閾値Ith未満である場合には、ステップS20の判断がNOとなり、コントローラ29は、駆動相を追加する処理を行わない(駆動相数を維持する)。その場合、コントローラ29は、現時点のキャリア周波数を維持する(ステップS22)。
図4のフローチャートに沿ってキャリア周波数設定処理を具体的に説明する。ステップS12にて、コントローラ29は、電流センサ27aからPa相電流値Ia、電流センサ27bからPb相電流値Ib、電流センサ27cからPc相電流値Ic、電流センサ27dからPd相電流値Idを取得する。さらに、ステップS14にて、コントローラ29は、所定短時間での各相電流変化量dI*/dtを算出する。例えば、前回の処理のステップS12にて取得し記憶しておいた各相電流値と、今回の処理のステップS12にて取得した各相電流値とから各相電流変化量dI*/dtを算出することができる。dI*/dtの「*」を「a」とすれば、Pa相の相電流変化量を示す。
そして、ステップS16では、ステップS14で算出した各相電流変化量dI*/dtが0であるか否かを判定する。コントローラ29は、全ての相電流変化量dI*/dtが0である場合には(S16:NO)、全体電流Itotal は一定値であり駆動相数を維持すればよいので、キャリア周波数を維持する(ステップS22)。コントローラ29は、ステップS22の処理後、本キャリア周波数設定処理を終える。
一方、全ての相電流変化量dI*/dtが0でない場合(特にdI*/dtが正値である場合)には(S16:YES)、コントローラ29は、ステップS18にて全体電流Itotal を取得する。次に、子29は、ステップS20にて全体電流Itotal が駆動相切替閾値Ithを超えたか否かを判定する。全体電流Itotal は、先に取得したPa相電流値Ia、Pb相電流値Ib、Pc相電流値Ic及びPd相電流値Idを加算することで算出される。なお、ステップS20では、駆動相切替閾値Ithは、現在駆動している駆動相数(現在駆動相数)に応じて設定される。すなわち、駆動相切替閾値Ithは、現在駆動相数にスイッチング素子1つ分の最大許容電流値を乗じた値に設定される。
全体電流Itotal が駆動相切替閾値Ithを超えない場合には(S20:NO)、駆動相数を維持すればよいので、コントローラ29は、ステップS22によりキャリア周波数を維持して本キャリア周波数設定処理を終了する。一方、全体電流Itotal が駆動相切替閾値Ithを超えた場合には(S20:YES)、コントローラ29は、駆動相数を1相追加する(ステップS24)。ステップS24では、追加する駆動相(以下、追加駆動相と称する。)を決定するとともに、その追加駆動相に対応するスイッチング素子(以下、追加スイッチング素子と称する。)の制御を開始する。なお、現在の駆動相数が4の場合(すなわち、全ての相が動作中の場合)は、ステップS20の判断は常にNOとなる。
このように駆動相数を増加させた直後では、それまで休止状態であった追加スイッチング素子に流れる電流が急激に増加するとともに、それまで稼働状態であった各スイッチング素子(以下、対象スイッチング素子と称する)に流れる電流が急激に減少するものの、一旦減少した電流は増加に転じる。さらに、対象スイッチング素子(ここでは、スイッチング素子23a)は、冷却水路による冷却によって温度が下がる。
そこで、駆動相数を増加させた場合であっても対象スイッチング素子の温度変化を緩やかにするべく、コントローラ29は、電流減少に起因するスイッチング素子の発熱量の減少を相殺するように対象スイッチング素子のキャリア周波数を調整する。その調整では、最初にキャリア周波数を増加させ、その後減少させる。まず、コントローラ29は、ステップS26にて、対象スイッチング素子の増加キャリア周波数の算出(後述)をすべく、対象スイッチング素子の駆動相(以下、対象相と称する。ここではPa相を例とする)の電流値(以下、変化後電流値と称する。)Iacを取得する。ステップS26では、例えば、追加スイッチング素子をオンした時点(駆動相を追加した時点)から所定短時間経過後の対象スイッチング素子の電流値を変化後電流値Iacとして取得する。
さらに、コントローラ29は、ステップS28にて、駆動相を追加する前のキャリア周波数である変化前キャリア周波数から、駆動相を追加した後のキャリア周波数である変化後キャリア周波数にキャリア周波数を増加させるキャリア周波数増加処理(図5)を行う。キャリア周波数増加処理では、図6に示す発熱温度マップを用いる。なお、マップの代わりに計算式を使用することも可能である。
本実施例では、スイッチング素子に流れる電流値(相電流値)とキャリア周波数の組み合わせに対応して推測される発熱温度を示すマップを用いる(図6)。このマップから、例えば、相電流値がInkであり、キャリア周波数がfniであるとき、その組み合わせに対応する対象スイッチング素子の発熱温度はTaであると推測される。相電流値は、In1、In2、In3、・・・、Ini、・・・、Inj、・・・、Ink、・・・の順番で高くなり、キャリア周波数は、fn1、fn2、fn3、・・・、fni、・・・、fnj、・・・、fnk、・・・の順番で高くなる関係において、スイッチング素子の発熱温度が、夫々対応付けられている。発熱温度が同じである場合には、相電流値が高いほどキャリア周波数は低くなる関係にある。このマップは、実験やシミュレーションによって予め作成されてコントローラ29のメモリデバイスに記憶されている。
例えば、相電流値がInjであるときに、スイッチング素子の発熱温度をTaにするには、キャリア周波数をfnjに設定する。また、相電流値がIniであるときに、スイッチング素子の発熱温度をTaにするには、キャリア周波数をfnkに設定する。
図5のフローチャートに沿ってキャリア周波数増加処理を説明する。ステップS60では、このような発熱温度マップを使用して、相電流の変化前電流値Ibcとキャリア周波数とから、対象スイッチング素子の変化前発熱温度Tbcを算出する。ステップS62では、相電流が変化後電流値Iacの場合に対象スイッチング素子の発熱温度が変化前発熱温度Taになる変化後キャリア周波数facを算出する。例えば、この変化後キャリア周波数facは、発熱温度マップを使用して算出することができる。なお、変化後キャリア周波数facは、計算式を使用して算出することも可能である。
ステップS62の処理を実行した後、図4のフローチャートに戻る。コントローラ29は、駆動数(駆動相)を増加させた後の対象スイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど大きい減少変化量でキャリア周波数を低下させる。具体的には、ステップS30では、対象相の電流センサから当該対象相電流値を取得する。ステップS32では、対象相を流れる電流の所定短時間での増加変化量(対象相電流変化量:dIx/dt)を算出する。例えば、対象相電流変化量dIx/dtは、ステップS30で取得した駆動相電流値と所定短時間前に取得し記憶しておいた駆動相電流値とから算出することができる。なお、対象相電流変化量dIx/dtは、正値であるとき、増加変化量を表す。
続いてステップS34では、対象相電流変化量dIx/dtが予め定められた判定閾値dIz/dt以下であるか否かを判定する。なお、判定閾値dIz/dtは、スイッチング素子の熱サイクルストレスに影響を与えない電流変化量(電流増加変化量)に設定されている。つまり、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dtより大きい場合には、スイッチング素子に加わる熱サイクルストレスが小さく、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dt以下である場合には、スイッチング素子に加わる熱サイクルストレスが大きい。
コントローラ29は、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dtより大きい場合には(S34:NO)、対象スイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど大きい減少変化量でキャリア周波数を低下させる。具体的には、増加させたキャリア周波数(変化後キャリア周波数fac)を期間Tm1で変化前キャリア周波数fbcまで低下させる(ステップS36)。
図7と図8に、相電流とキャリア周波数と発熱温度の関係の一例を示す。図7は、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dtより大きい場合の関係を示す。図8は、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dt以下の場合の関係を示す。
dIx/dt>判定閾値dIz/dtである場合の期間Tm1は、図7から理解できるように、下記数式(1)から算出することができる。なお、期間Tm1は後述する期間Tm2より短い時間に設定されている。
Tm1=(Ibc-Iac)/(dIx/dt)・・・(1)
ここで、Ibcは変化前電流値であり、例えばInkである。Iacは変化後電流値であり、例えばInjである。dIx/dtは対象相電流変化量である。期間Tm1は、対象相電流変化量dIx/dtが大きいほど、短くなる。すなわち、対象スイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど、キャリア周波数を大きい減少変化量で低下させることになる。
これにより、駆動数増加によりスイッチング素子の発熱量が急に下がることが予想されるとき(例えば図7の時刻t11)には、キャリア周波数を増加させてスイッチング素子の発熱量を補うことが可能となる。そして、駆動数を増加させた後(例えば時刻t11から時刻t12までの間)に、スイッチング素子の発熱量が急速に高まらないように、キャリア周波数も速やかに低下させ、無駄な損失を抑制することが可能となる。
なお、変化後キャリア周波数facを所定の減少変化量で変化前キャリア周波数fbcまで低下させるようにしてもよい。所定の減少変化量は、下記数式(2)から算出することができる。
所定の減少変化量=(fac-fbc)/Tm1
=(fac-fbc)×(dIx/dt)/(Ibc-Iac)
・・・(2)
ここで、facは変化後キャリア周波数であり、例えばfnjである。fbcは変化前キャリア周波数であり、例えばfniである。
また、例えば図7の時刻t12にて、駆動相がさらに追加された場合には、変化前電流値IbcはInkであり変化後電流値IacはInjより低いIniであるとともに、変化前キャリア周波数fbcはfniであり変化後キャリア周波数facはfnjより高いfnkである。
一方、コントローラ29は、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dt以下である場合には(S34:YES)、増加させたキャリア周波数(変化後キャリア周波数fac)を期間Tm2で変化前キャリア周波数fbcまで低下させる(ステップS38)。
dIx/dt≦判定値dIz/dtである場合の期間Tm2は、図8から理解できるように、下記数式(3)から算出することができる。図8に、対象相電流変化量dIx/dtが判定閾値dIz/dt以下である場合の、駆動相が追加される際の対象スイッチング素子の相電流、キャリア周波数及び発熱温度を示す。
Tm2=(Ibc-Iac)/(dIz/dt)・・・(3)
ここで、Ibcは変化前電流値であり、例えばInkである。Iacは変化後電流値であり、例えばInjである。dIz/dtは上述した判定閾値である。
これにより、駆動数増加によりスイッチング素子の発熱量が急に下がることが予想されるとき(例えば図8の時刻t21)には、キャリア周波数を増加させてスイッチング素子の発熱量を補うことが可能となる。そして、駆動数を増加させた後(例えば時刻t21から時刻t22までの間)に、スイッチング素子の発熱量が急速に高まらないように、キャリア周波数を図7の場合と比較して緩やかに変化前キャリア周波数fbcまで低下させ、無駄な損失を抑制することが可能となる。さらに、変化前キャリア周波数fbcまで低下させた後(例えば時刻t22から時刻t23までの間)では、キャリア周波数は変化前キャリア周波数fbcに維持される。
このように、相電流値が判定閾値dIz/dt以下の一定割合の電流増加変化量にて駆動相切替閾値Ithに達するまでの間(時刻t21から時刻t23までの間)では、この期間でキャリア周波数を一定減少量により減少させた場合(図8の二点鎖線で示す)と比較して、キャリア周波数を速やかに低下させることができるため、無駄な損失を抑制することが可能となる。
以上のとおり、本実施例の電気自動車2の電力変換器では、FC用昇圧コンバータ20のコントローラ29は、FC用昇圧コンバータ20(電力変換器)の出力電流(全体電流Itotal )の大きさに応じて複数のスイッチング素子23a-23dの駆動数を決定するとともに(S24)、キャリア信号に基づいて駆動するスイッチング素子23a-23dの制御信号を生成する。コントローラ29は、駆動数を増加させるとともにキャリア信号の周波数を増加させる(S28)。さらに、コントローラ29は、駆動数を増加させた後の対象スイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど大きい減少変化量で周波数を低下させる(S36)。すなわち、コントローラ29は、駆動数増加により対象スイッチング素子の発熱量が急に下がったときにはキャリア周波数を増加させて対象スイッチング素子の発熱量を補う(S28)。そして、コントローラ29は、駆動数を増加させた後に対象スイッチング素子の発熱量が急速に高まる場合には、キャリア周波数も速やかに低下させ(S36)、無駄な損失を抑制する。そのため、電力変換器は、並列に接続されたスイッチング素子23a-23dの駆動数増加時の熱サイクルストレスを軽減しつつ、損失増加を抑制することが可能となる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。本実施例では、FC用昇圧コンバータ20として、4相分の昇圧回路を有するものを例示して説明したが、並列に接続される複数相の昇圧回路を有するものであれば、2相分や3相分の昇圧回路を有するものや、5相分以上の昇圧回路を有するものでもよい。また、本明細書が開示する技術は、降圧回路は、双方向電圧変換器に適用することも可能である。
さらにまた、本実施例では、電力変換器として、FC用昇圧コンバータ20を例示して説明したが、並列に接続された複数の駆動相を有し駆動相を追加する制御(2相駆動から3相駆動に切り替える制御)を実施可能な直流交流変換用インバータでもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:電気自動車
3:燃料電池
6:PCU
10:走行用モータ
20:FC用昇圧コンバータ
23a-23d:スイッチング素子
29:コントローラ

Claims (1)

  1. 電力変換器であり、
    並列に接続されている複数のスイッチング素子と、
    前記電力変換器の出力電流の大きさに応じて複数の前記スイッチング素子の駆動数を決定するとともに、キャリア信号に基づいて駆動する前記スイッチング素子の制御信号を生成するコントローラと、
    を備えており、
    前記コントローラは、
    前記駆動数を増加させるとともに前記キャリア信号の周波数を増加させ、
    前記駆動数を増加させた後の前記スイッチング素子に流れる電流の増加変化量が大きいほど大きい減少変化量で前記周波数を低下させる、電力変換器。
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