JP7135298B2 - 投射光学系、画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像投射装置に用いられる投射光学系に関する。
近年、プロジェクション技術は、フロント投射型プロジェクタのみならず、サイネージや車載に搭載されるヘッドアップディスプレイ(HUD)など様々な技術分野に展開されており、市場分野は拡大している。
また、レーザー走査型プロジェクタを除き、使用されている画像素子としては、液晶表示素子と反射型表示素子(MEMS、DLP)に大別でき、いずれの場合も、近年は小型・軽量・高輝度化が進んでいる。
このような画像投射装置について、サイズを小型化する場合には、局所的に光量が集光される為、収差等の光学系に求められる一般的な性能の他、レンズ自体に高い耐光性と温度変化時に光学性能が変化しにくいことが求められている。
さて、光学系の小型化を図るときには、光学系を構成するレンズに非球面レンズや接合レンズを用いることで、所望の光学性能を求めつつ小型化を図る方法が知られている(例えば特許文献1~6等参照)。
しかしながら、非球面等の特殊なレンズ面の形状を選択すると、光学特性は向上する一方で、微小な製造誤差や使用条件の変動に弱いという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、諸条件の変動による性能劣化を抑制可能な新規な投射光学系の提供を目的とする。
本発明の投射光学系は、複数のレンズのうちで最も弱い屈折力を有するレンズと、前記最も弱い屈折力を有するレンズよりも拡大側に配置されたすべてのレンズで構成される拡大側レンズ群と、前記最も弱い屈折力を有するレンズよりも縮小側に配置されたすべてのレンズで構成される縮小側レンズ群と、を有し、前記拡大側レンズ群と前記最も弱い屈折力を有するレンズの合計の屈折力が負であり、前記縮小側レンズ群の屈折力が正であり、前記最も弱い屈折力を有するレンズの形状は、拡大側に凹形状で縮小側に凸形状であり、前記最も弱い屈折力を有するレンズは、当該レンズの焦点距離:fw、投射光学系全系での焦点距離:fとしたとき、条件式(1):(1)0.01≦|f/fw|≦0.34を満足し、前記最も弱い屈折力を有するレンズの拡大側に、前記レンズのうちで最も屈折力の強い負のレンズを隣接して配することを特徴とする。
本発明の投射光学系によれば、小型化を行いながらも諸条件の変動による性能劣化を抑制可能である。
本発明にかかわる画像表示装置の概略構成である。 実施例1の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例1の投射光学系の収差曲線図である。 実施例2の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例2の投射光学系の収差曲線図である。 実施例3の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例3の投射光学系の収差曲線図である。 実施例4の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例4の投射光学系の収差曲線図である。 実施例5の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例5の投射光学系の収差曲線図である。 実施例6の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例6の投射光学系の収差曲線図である。 実施例7の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例7の投射光学系の収差曲線図である。 実施例8の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例8の投射光学系の収差曲線図である。 実施例9の投射光学系の構成を示す断面図である。 実施例9の投射光学系の収差曲線図である。
以下、本発明に係る画像投射装置用の投射光学系、画像投射装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態
以下、本発明に係る投射光学系の実施形態について説明する。
本実施形態おいて、画像投射装置100は、図1に示すように、光源102からの光を均質に照射するための照明光学系101と、投射光学系104と、光変調素子としての画像表示素子201と、を有している。
なお、図1の破線は光軸を示す。また、画像投射装置100のうち本発明と関連の薄い構成については適宜説明を省略するが、電源、冷却装置、信号処理等を搭載し、外部信号を入力することで画像投射装置として機能する。
画像投射装置100は、折り返しミラーなどの反射鏡やアタッチメントとして拡大縮小光学系を取り付けることにより、ヘッドアップディスプレイなどにも応用展開可能な画像投射装置となっている。例えば、自動車、バイクや航空機などに搭載することもできる。
照明光学系101は、光源102とリレー光学系103とを有している。
光源102は、本実施形態ではLEDのRGB光源である。
光源102からの光線は、折り返しミラーやダイクロイックミラーなどを介して、RGB光源が合わさり、リレー光学系103に入射される。
なお、本実施形態では光源102をRGB光源としているが、かかる構成に限定されるものではなく、光源102はハロゲンランプやレーザー光源でも良い。
リレー光学系103は、フライアイレンズ、コンデンサーレンズ、フィールドレンズ、折り返しミラーを含んでいる。
光源102からの光線は、リレー光学系103においてRGB光源ムラが均一になり、その後、プリズムを通過し画像表示素子201に向けて照射される。かかる構成により、照明光学系101は、光源102からの光を画像表示素子201に向けて均質に照射することができる。なお画像表示素子201は図1においては反射型の画像表示素子となっているが、レイアウトによっては透過型画像表示素子でも良い。
照明光学系101からRGBの3色の光が照射されると、それぞれの色が照射されるタイミングで、個々の画素に対応するように画像表示素子201を制御することで、画像表示素子201からの反射光が投射光学系104によって拡大されて、被投射面であるスクリーン105に画像として投影され、映し出される。
また、画像投射装置100は、上述の構成に加えてさらに光量検出素子202と、マイクロコンピュータ等を配置することで、射出される光量や色の自動制御を行うとしても良い。
画像投射装置は、一般に照明光学系のコリメータレンズや、フィールドレンズ等を備えており、比較的配置場所も大きく確保する必要がある。
したがって、投射装置100の投射光学系104と照明光学系101のスペースの関係上、投射光学系104のバックフォーカスをある程度確保し、画像表示素子201側のレンズ径を小さくすることが求められている。
さて、従来レンズ径の小型化を図るときには、非球面レンズや接合レンズを用いることで、所望の光学性能を求めつつ小型化を図る方法が知られている。
他方、特に車載用のヘッドアップディスプレイ等に応用する場合には、フロントガラスの近傍や、車両前方等、外気や熱源に近い部位に配置されることも有り得るために、画像投射装置100は、温度変化による性能の劣化を極力抑えることが望ましい。
しかしながら、非球面レンズや接合レンズ等のレンズ面形状を選択すると、光学特性は向上する一方で、微小な製造誤差や温度変化によるレンズ面形状の変動に弱いという問題があった。
逆に、単に球面形状の単レンズのみを用いて投射光学系を構成する場合には、接合レンズや非球面レンズを用いる場合よりも収差補正が困難となり、小型化が難しいという問題がある。
そこで、本実施形態では、後述の条件を満たす投射光学系104を用いることで、高性能、耐光性を確保しながらも温度変化時の光学性能の変化を抑制することができる。
投射光学系104は、DMDなどの反射型画像表示素子を光変調素子として用いた画像投射装置(プロジェクタ装置)に適した投射光学系であり、図2に示すように複数のレンズL1~L7を有している。
図2は、後述する数値実施例1に対応する投射光学系104の光学配置図を示している。
投射光学系104は、拡大側(図2の左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成された投射光学系であり、開口絞り30はレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。
プリズムPzは、光路を折り曲げる機能を有し、画像表示素子201からの画像情報を含んだ光線をプリズムPzで折り返すことで投射光学系104から射出させる。
プリズムPzはクロスプリズム、TIRプリズム、RTIRプリズムなどを用いて良く、画像表示素子201の種類や特性に応じて選択可能である。
なお、以降の説明においては投射光学系104の開口絞り30を含む光学部材の各面番号を、拡大側から順にS1~S20として説明する。
プリズムPzよりも縮小側(図2の右側)には、カバーガラスCGと、光変調素子たる画像表示素子201が配置されている。図3~19を用いて説明する各数値実施例においても同様である。
投射光学系104を構成する複数のレンズL1~L7のうちで、『最も弱い屈折力を有するレンズ』は、本実施形態では、レンズL4である。
投射光学系104は、レンズL4の焦点距離:fw、投射光学系104全系での焦点距離:fとしたとき、条件式(1)を満足する。
Figure 0007135298000001
条件式(1)は、投射光学系104全系の焦点距離に対する『最も弱い屈折力を有するレンズ』の焦点距離の比を表している。
条件式(1)の下限値を下回ると、レンズL4の屈折力がレンズ全系に対して弱くなりすぎるため、投射光学系104の収差補正が難しくなり、所望の光学性能を満たせない虞があるため適さない。
条件式(1)の上限値を上回ると、レンズL4の屈折力がレンズ全系に対して強くなりすぎるために、色収差の補正が十分に行われず、また十分な小型化が難しくなる。
本実施形態では、かかる条件式(1)を満足することにより、小型化を行いながらも諸条件の変動による性能劣化を抑制可能である。
本実施形態の投射光学系104は、レンズL1、L2、L3のレンズを合計したレンズ群を拡大側レンズ群G1としている。すなわち拡大側レンズ群G1は、『最も弱い屈折力を有するレンズよりも拡大側に配置されたレンズ群』である。
また、拡大側レンズ群G1と、『最も弱い屈折力を有するレンズL4』とを合わせたレンズ群を、『最も拡大側のレンズL1から最も弱い屈折力を有するレンズL4までのレンズ群』とする。
同様に、レンズL5、L6、L7のレンズを合計したレンズ群を縮小側レンズ群G2としている。すなわち縮小側レンズ群G2は、『最も弱い屈折力を有するレンズL4よりも縮小側のレンズ群』である。
図2において、投射光学系104を構成するレンズL1~L7は、何れもその表面が球面形状の単レンズである。
ここで『単レンズ』とは、接合レンズではないことを指している。
かかる構成により、温度変化による接合部分の歪みを抑制することができるから、投射光学系104の温度変化による光学性能の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係る投射光学系104は、当該投射光学系104を構成する全レンズはガラスで出来ており、かつ、球面形状である。
かかる構成により、単レンズで構成することで耐光性を向上させるとともに、球面レンズのみとすることで、温度変化時での面形状の変化における性能変化を抑制することができる。
また、本実施形態にかかる投射光学系104は、画像投射装置用の投射光学系において、『レンズ全系で最も弱い屈折力を有するレンズ』であるレンズL4の形状が、拡大側に凹形状で縮小側に凸形状のレンズである。
かかる構成により、収差補正を適切な範囲に制御しつつ、広角で高性能な投射光学系を提供できる。
また、本実施形態では、最も拡大側のレンズL1から最も弱い屈折力を有するレンズL4までのレンズ群の合計の屈折力は負、最も弱い屈折力を有するレンズL4よりも縮小側の縮小側レンズ群G2の屈折力は正を有する。かかる構成とすることで、広角で高性能な投射光学系を達成することができる。
また、負の屈折力を有する拡大側レンズ群G1と、正の屈折力を有する縮小側レンズ群G2との間に、最も弱い屈折力を有するレンズL4を配置し、レンズL4の形状を拡大側に凹形状で縮小側に凸形状のレンズであるとすることで、より高性能な収差補正を可能とする。
また、本実施形態では、最も弱い屈折力を有するレンズL4の焦点距離:fwとしたとき、条件式(2)を満足する。
Figure 0007135298000002
条件式(2)の範囲外であると、『最も弱い屈折力を有するレンズ』であるレンズL4の屈折力が強くなりすぎるために、0℃~60℃程度の室温付近の環境における光学性能は確保されるが、温度が-40℃~110℃程度まで温度変化が大きく振れる環境下においては球面収差が大きくなり、像面湾曲の発生要因となるので望ましくない。
かかる条件式(2)を満足する範囲内で『最も弱い屈折力を有するレンズ』であるレンズL4の屈折力を制限することにより、室温時にはもちろん、温度変化の大きい環境下においても適切な収差補正を可能とする。
また本実施形態では、レンズL4の焦点距離:fw、同レンズL4のレンズ厚:Twとしたとき、条件式(3)を満足する。
Figure 0007135298000003
条件式(3)の上限値以上の値であると、肉厚が厚くなりすぎるため、屈折力と収差とのバランスを欠いてしまい十分な性能を発揮することが困難となる。
条件式(3)の範囲内でレンズL4のレンズ厚と焦点距離とを設定することによって、温度変化が大きく振れる環境下での光学性能の変化を抑制しつつも高性能な投射光学系となる。
また本実施形態では、レンズL4の拡大側の曲率半径:Rw、レンズL4の焦点距離:fwとして、条件式(4)を満足する。
Figure 0007135298000004
条件式(4)の上限値以上の値であると、曲率半径RwまたはレンズL4の屈折力が大きくなりすぎてしまうため、屈折力と収差補正のバランスが崩れてしまい、十分な性能を発揮することが困難である。
条件式(4)の範囲内でレンズL4の拡大側の曲率半径と焦点距離とを設定することによって、温度変化が大きく振れる環境下での光学性能の変化を抑制しつつも高性能な投射光学系となる。
また本実施形態では、レンズL4を含みレンズL4よりも拡大側にある拡大側レンズ群G1と最も弱い屈折力を有するレンズL4との合成焦点距離:FX、レンズL4よりも縮小側にある縮小側レンズ群G2の焦点距離:FYとしたとき、条件式(5)を満足することが望ましい。
Figure 0007135298000005
かかる条件式(5)は、投射光学系104をレンズL4を中心に見たときの拡大側と縮小側のパワーのバランスを示しており、条件式(5)の範囲外であると、拡大側レンズ群G1と縮小側レンズ群G2の屈折力配分が崩れて、光学性能に影響が出てしまうので望ましくない。
かかる構成において、焦点距離:FXは、『最も拡大側のレンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4までの合成焦点距離』である。
また、本実施形態では、最も弱い屈折力を有するレンズL4の拡大側に、レンズL1~L7のうちで最も強い負の屈折力を有するレンズL3が配置されている。
かかる構成により、投射光学系104は収差補正を十分に行いつつ偏心感度を低く抑制する。
なお、かかる構成によらず、仮に負の屈折力が大きいレンズL3の縮小側に、正の屈折力が大きいレンズを配置してしまうと、収差補正は十分に行われる一方で、レンズ間の偏心感度が高くなってしまうため、製造上高い精度が必要となるため好ましくない。
また、本実施形態では、投射光学系104は複数の単レンズを用いて構成され、開口絞り30よりも拡大側のレンズL1~L3は全体として負の屈折力を有し、開口絞り30よりも縮小側のレンズL4~L7は全体として正の屈折力を有する。
また、開口絞り30よりも拡大側もしくは縮小側のどちらか一方のレンズ群には、投射光学系104のうち最も弱い屈折力を有するレンズL4が配置されており、レンズL4の形状は、拡大側に凹で縮小側に凸の形状である。
かかる構成により、温度変化時において周辺の光線が通過するときの収差の変化を抑制することができる。
なお、レンズ総数を6枚、もしくは7枚とした数値実施例のみ記載したが、製造誤差を考慮し、最大9枚以内で投射光学系104を構成することが望ましい。
また、本実施形態では、開口絞り30よりも拡大側のレンズ群、すなわちレンズL1~L3の合成焦点距離:FFが条件式(6)を満足することが望ましい。
Figure 0007135298000006
条件式(6)が上限値以上であると、レンズ群の偏心感度が高くなってしまうため、製造時に要求される精度が高くなってしまうため望ましくない。
条件式(6)を満足することで、レンズ群の偏心感度が低く抑えられて、製造誤差範囲内で偏心が生じたとしても光学性能の劣化を抑制できる。
また本実施形態では、開口絞り30よりも拡大側のレンズ群、すなわちレンズL1~L3の合成焦点距離:FF、開口絞り30よりも縮小側のレンズ群すなわちレンズL4~L7の合成焦点距離:FRとしたとき、条件式(7)を満足することが望ましい。
Figure 0007135298000007
かかる条件式(7)は、投射光学系104を開口絞り30を中心に拡大側、縮小側として分けた2群構成の光学系として考えたとき、拡大側と縮小側の屈折力の比を表すものである。
かかる条件式(7)の範囲外になると、偏心感度が高くなる傾向にあるため、偏心による収差変動が大きくなるため好ましくない。
条件式(7)を満足するように開口絞り30の両側での屈折力の比を設定することにより、投射光学系104の収差補正を良好に保ちつつも偏心感度を低減できるから、開口絞り30前後での偏心が生じたときにも、収差の変動を抑えて歩留まりの向上に寄与する。
また本実施形態では、投射光学系104を構成する光学部材のうち、屈折力を有する光学部材のうち最も拡大側のレンズL1の拡大側の面S1から、最も縮小側のレンズL7の縮小側の面S15までの物理的な距離をレンズ全長:OAL、投射光学系104の全系の焦点距離:fとしたとき、条件式(8)を満足することが望ましい。
Figure 0007135298000008
かかる条件式(8)を満足することで、レンズ全系の焦点距離:fとレンズ全長:OALとを適切な範囲に収めて、投射光学系104の小型化を達成しながらも、適切な収差補正を行うことができる。
また、本実施形態では、最も拡大側のレンズL1の、100℃~300℃の使用範囲内における線膨張係数:LPα(×10-7/℃)が、条件式(9)を満足することが望ましい。
Figure 0007135298000009
投射光学系104の最も厳しい温度変化に晒されるレンズは、外気の影響を受けやすい拡大側に配置されたレンズL1である。さらに一般的な投射光学系においては最も拡大側のレンズが最も大径化されることが多い。
そのため、少なくともレンズL1は条件式(9)を満足する光学材料を用いることが望ましい。
条件式(9)を満足するようなガラス材料を用いることで、非常に厳しい温度変化環境下においても、レンズの温度変化による歪みや光学特性の変化を抑制することができるから、小型化を行いながらも諸条件の変動による性能劣化を抑制可能である。
また本実施形態では、画像投射装置100は、投射光学系104の全系を光軸方向に繰り出すことでフォーカス調整を行う。
かかる構成により、投射距離の変化による光学性能の劣化を最も適切に低減可能であるが、かかる構成に限定されるものではなく、例えばレンズL1~レンズL7を所定の数のレンズ群に分けてそれぞれ独立して動作させることでフォーカスを行うとしても良い。
また、フロントフォーカス方式、インナーフォーカス方式、リアフォーカス方式等のフォーカス調整方法によって投射光学系104の一部のレンズのみを動かす方式を用いても良い。
以下、上述したような実施形態に対応する各レンズ構成の具体的な数値例と収差図とを記載する。
なお、以下の数値実施例においては、条件式(1)~条件式(9)を何れも満足する。
各実施例における記号は以下の通りである。
f:光学系全体の焦点距離
Fno:開口数
ω:半画角
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
L:レンズ
F:レンズの焦点距離
fG:レンズ群としたときの焦点距離
(数値実施例1)
図2は、実施例1に係る投射光学系の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞り30はL3とL4の間に設置され、L7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。
縮小側(紙面右側)の端であるS20には光変調素子を配置している。なお、プリズムPzに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例1に係る投射光学系104は、既に述べたようにフォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整を可能としているが、それに限ったものではない。
開口絞り30よりも拡大側にはL1からL3が配され、L1からL3の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、拡大側に凸面の正メニスカスレンズL2、両凹の負レンズL3から構成されている。
開口絞りよりも縮小側にはL4からL7が配され、L4からL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹で縮小側に凸面の正メニスカスレンズL4、両凸の正レンズL5、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のL4であり、L4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いL3が配されている。また、L1から最も屈折力の弱いL4まで合計した屈折力は負、L5からL7まで合計した屈折力は正で構成されている。
L7の縮小側は、プリズムPz、表示素子用のカバーガラス、表示素子面(S20)で構成されている。プリズムPzは、光路を折り曲げる役目を果たしており、表示素子からの画像情報をプリズムPzで折り返すことにより投射光学系から射出させることが可能である。プリズムPzはクロスプリズム、TIRプリズム、RTIRプリズムなどを想定しており、表示素子の種類に応じていずれの表示素子も設置可能である。
L1からL7は全て球面で、レンズ単体からできており、接合レンズは無い。
図3は、実施例1に係る投射光学系の収差図を示しており、左側から順番に球面収差(Spherical Aber.(SA))、非点収差(Astigmatic Field Curves(AS))、歪曲収差(Distortion)を示している。球面収差(SA)において、符号Rは赤(波長が625nm)、符号Gは緑(波長が550nm)が、符号Bは青(波長が460nm)の球面収差を示している。また、非点収差(AS)において、符号Sはサジタル像面、符号Tはタンジェンシャル像面の非点収差を示している。図3に示す通り、収差補正は良好な状態を示している。
なお、収差図の説明については、実施例2乃至9についても同様の符号を付しているので詳細な説明は省略する。
実施例1の各数値を表1に示す。なおSは面番号である(以下、同様)。
Figure 0007135298000010
投射距離が303mm時のレンズ間隔である。なお、表1中の「INF」は無限大を表し、上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表2に示す通りである。Eは指数表記のEであり、10のべき乗であることを示す。
Figure 0007135298000011
(数値実施例2)
図4は、実施例2に係る投射光学系の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞りはレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS20には光変調素子を配置している。なお、光変調素子のレンズL7に対向する面には光変調素子のカバーガラス(CG)を配置している。
実施例2に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはL1からL3が配され、L1からL3の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、拡大側に凸面の正メニスカスレンズL2、両凹の負レンズL3から構成されている。
開口絞りよりも縮小側にはL4からL7が配され、L4からL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹の負メニスカスレンズL4、両凸の正レンズL5、拡大側に凸の負メニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは、拡大側に凹で縮小側に凸の形状のレンズL4であり、レンズL4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL3が配されている。また、最も拡大側のレンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4までを合計した屈折力は負、L5からL7まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL7は全て球面で、また、全レンズ単体からできており、接合レンズは無い。
図5は、実施例2に係る投射光学系の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例2の各数値を表3に示す。
Figure 0007135298000012
表3に記した間隔は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表4に示す通りである。
Figure 0007135298000013
(数値実施例3)
図6は、実施例3に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞り30はレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS20には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラス(CG)を配置している。
実施例3に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL3が配され、レンズL1からレンズL3の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、両凹の負レンズL2から構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL4からレンズL7が配され、レンズL4からレンズL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹の負のメニスカスレンズL4、両凸の正レンズL5、拡大側に凸の負のメニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL4であり、レンズL4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL3が配されている。 また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4まで合計した屈折力は負、レンズL5からレンズL7まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL7は全て球面で、また、全てのレンズが単レンズであり、接合レンズは無い。
図7は、実施例3に係る投射光学系の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例3の各数値を表5に示す。
Figure 0007135298000014
表5は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。各条件式(1)~(9)に関する数値は、表6に示す通りである。
Figure 0007135298000015
(数値実施例4)
図8は、実施例4に係る投射光学系の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞り30はレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS20には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例4に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL3が配され、レンズL1からレンズL3の合計した屈折力は負となっている。
レンズL1~L3は最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、拡大側に凸面の正メニスカスレンズL2、両凹の負レンズL3で構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL4からレンズL7が配され、レンズL4からレンズL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹の負メニスカスレンズL4、両凸の正レンズL5、拡大側に凸の負メニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
投射光学系104のレンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは、拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL4であり、レンズL4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL3が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4まで合計した屈折力は負、レンズL5からレンズL7まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL7の縮小側は、プリズムPz、表示素子用のカバーガラス、表示素子面(S20)で構成されている。プリズムPzは、光路を折り曲げる役目を果たしており、表示素子からの画像情報をプリズムPzで折り返すことにより投射光学系から射出させることが可能である。プリズムPzはクロスプリズム、TIRプリズム、RTIRプリズムなどを想定しており、表示素子の種類に応じていずれの表示素子も設置可能である。
レンズL1からレンズL7は全て球面で、また、全て単レンズであり、接合レンズは無い。
図9は、実施例4に係る投射光学系の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例4の各数値を表7に示す。
Figure 0007135298000016
表7は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式に関する数値は、表8に示す通りである。
Figure 0007135298000017
(数値実施例5)
図10は、実施例5に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞り30はレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS20には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例5に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL3が配され、レンズL1からレンズL3の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、拡大側に凸面の正メニスカスレンズL2、両凹の負レンズL3から構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL4からレンズL7が配され、レンズL4からレンズL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の負メニスカスレンズL4、両凸の正レンズL5、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL4であり、レンズL4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL3が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4まで合計した屈折力は負、レンズL5からレンズL7まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL7は全て球面で、また、全て単レンズであり、接合レンズは無い。
図11は、実施例5に係る投射光学系104の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例5の各数値を表9に示す。
Figure 0007135298000018
表9は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表10に示す通りである。
Figure 0007135298000019
(数値実施例6)
図12は、実施例6に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL6で構成され、開口絞り30はレンズL2とレンズL3の間に設置され、レンズL6の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS18には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラス(CG)を配置している。
実施例6に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL6を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL2が配され、レンズL1からレンズL2の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に両凸の正レンズL1、両凹の負レンズL2から構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL3からレンズL6が配され、レンズL3からレンズL6の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面で縮小側に凸面の負メニスカスレンズL3、両凸の正レンズL4、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL5、両凸の正レンズL6で構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL3であり、レンズL3の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL2が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いL3まで合計した屈折力は負、L4からL6まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL6は全て球面で、また、全レンズ単体からできており、接合レンズは無い。
図13は、実施例6に係る投射光学系の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例6の各数値を表11に示す。
Figure 0007135298000020
表11は、投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表12に示す通りである。
Figure 0007135298000021
(数値実施例7)
図14は、実施例7に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL6で構成され、開口絞り30はレンズL1とレンズL2の間に設置され、レンズL6の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS18には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例7に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL6を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側には屈折力が正のレンズL1が配される。レンズL1は拡大側に両凸の正レンズである。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL2からレンズL6が配され、レンズL2からレンズL6の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、両凹の負レンズL2、拡大側に凹面の負メニスカスレンズL3、両凸の正レンズL4、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL5、両凸の正レンズL6から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL3であり、レンズL3の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL2が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL3まで合計した屈折力は負、レンズL4からレンズL6まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL6は全て球面で、また、全て単レンズであり、接合レンズは無い。
図15は、実施例5に係る投射光学系104の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例7の各数値を表13に示す。
Figure 0007135298000022
表13は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表14に示す通りである。
Figure 0007135298000023
(数値実施例8)
図16は、実施例8に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL7で構成され、開口絞り30はレンズL4とレンズL5の間に設置され、レンズL7の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS20には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例8に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL7を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL4が配され、レンズL1からレンズL4の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、拡大側に凹面の正メニスカスレンズL1、拡大側に凸面の正メニスカスレンズL2、両凹の負レンズL3、拡大側に凹面の屈折力の弱い負メニスカスレンズL4から構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL5からレンズL7が配され、レンズL5からレンズL7の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、両凸の正レンズL5、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL6、両凸の正レンズL7から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL4であり、レンズL4の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL3が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL4まで合計した屈折力は負、レンズL5からレンズL7までを合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL7は全て球面で、また、全て単レンズであり、接合レンズは無い。
図17は、実施例8に係る投射光学系104の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例8の各数値を表15に示す。
Figure 0007135298000024
表15は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式(1)~(9)に関する数値は、表16に示す通りである。
Figure 0007135298000025
(数値実施例9)
図18は、実施例9に係る投射光学系104の光学配置図を示している。拡大側(紙面左側)から順番に、レンズL1からレンズL6で構成され、開口絞り30はレンズL3とレンズL4の間に設置され、レンズL6の縮小側にはプリズムPzが設置されている。縮小側(紙面右側)のS18には光変調素子を配置している。なお、レンズに対向する面には光変調素子のカバーガラスCGを配置している。
実施例9に係る投射光学系104は、フォーカスする際、レンズ全系L1からL6を一体として同時に移動させる事でピント調整が可能である。
開口絞り30よりも拡大側にはレンズL1からレンズL3が配され、レンズL1からレンズL3の合計した屈折力は負となっており、最も拡大側から順番に、両面凸の正レンズL1、両凹の負レンズL2、拡大側に凹面の屈折力の弱い負メニスカスレンズL3で構成されている。
開口絞り30よりも縮小側にはレンズL4からレンズL6が配され、レンズL4からレンズL6の合計した屈折力は正となっており、最も拡大側から順番に、両凸の正レンズL4、拡大側に凸面の負メニスカスレンズL5、両凸の正レンズL6から構成されている。
レンズ全系で最も屈折力の弱いレンズは拡大側に凹で縮小側に凸形状のレンズL3であり、レンズL3の拡大側にはレンズ全系で最も屈折力の強いレンズL2が配されている。また、レンズL1から最も屈折力の弱いレンズL3まで合計した屈折力は負、レンズL4からレンズL6まで合計した屈折力は正で構成されている。
レンズL1からレンズL6は全て球面で、また、全て単レンズからできており、接合レンズは無い。
図19は、実施例9に係る投射光学系の収差図、球面収差、非点収差、歪曲収差を示しており、いずれも収差補正は良好な状態を示している。
実施例9の各数値を表17に示す。
Figure 0007135298000026
表17は投射距離が303mm時のレンズ間隔である。上記に示した各条件式に関する数値は、表18に示す通りである。
Figure 0007135298000027
以上の通りに、本発明に係る投射光学系104は、数値実施例1乃至9に示した具体的な構成において、球面収差、非点収差、像面湾曲、色収差は十分に補正されており、歪曲収差も-2.0%以内と十分に補正されている。良好な光学性能を確保し得ることは、各実施例より明らかである。
また、以上述べた実施例において、拡大側レンズ群G1を構成するレンズ及び縮小側レンズ群G2を構成するレンズの材料は全てガラス材であり、かつ、球面形状である。
しかしながら、『最も弱い屈折力を有するレンズ』のみについては、屈折力が弱いというその特性上、非球面レンズ形状を用いたとしても、温度変化による歪みにおける光学性能の影響は非常に小さいと考えられるため、非球面レンズであるとしても構わない。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態や変形例を適宜に組み合わせてもよい。
100 画像投射装置
101 照明光学系
102 光源
103 リレー光学系
104 投射光学系
105 スクリーン
201 画像表示素子
201 光変調素子制御部
202 光量検出素子
特許5199148号公報 特許5210196号公報 特開2011-170309号公報 特開2010-249946号公報 特許2714687号公報 特開2014-021309号公報

Claims (13)

  1. 画像投射装置用の投射光学系において、
    当該投射光学系は
    複数のレンズのうちで最も弱い屈折力を有するレンズと、
    前記最も弱い屈折力を有するレンズよりも拡大側に配置されたすべてのレンズで構成される拡大側レンズ群と、
    前記最も弱い屈折力を有するレンズよりも縮小側に配置されたすべてのレンズで構成される縮小側レンズ群と、を有し、
    前記拡大側レンズ群と前記最も弱い屈折力を有するレンズの合計の屈折力が負であり、前記縮小側レンズ群の屈折力が正であり、
    前記最も弱い屈折力を有するレンズの形状は、拡大側に凹形状で縮小側に凸形状であり、
    前記最も弱い屈折力を有するレンズは、当該レンズの焦点距離:fw、投射光学系全系での焦点距離:fとしたとき、条件式(1):
    (1)0.01≦|f/fw|≦0.34
    を満足し、
    前記最も弱い屈折力を有するレンズの拡大側に、前記レンズのうちで最も屈折力の強い負のレンズを隣接して配することを特徴とする投射光学系。
  2. 請求項1に記載の投射光学系において、
    前記複数のレンズは何れも単レンズであることを特徴とする投射光学系。
  3. 請求項1または2に記載の投射光学系において、
    前記拡大側レンズ群を構成するレンズ及び前記縮小側レンズ群を構成するレンズの材料は全てガラス材であり、かつ、球面形状であることを特徴とする投射光学系。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の投射光学系において、
    前記屈折力の最も弱いレンズの焦点距離:fwとしたとき、条件式(2):
    (2)1/|fw|<1.3E-02
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の投射光学系において、
    前記最も弱いレンズの焦点距離:fw、当該レンズの肉厚:Twとしたとき、条件式(3):
    (3)Tw/|fw|<8.0E-02
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載の投射光学系において、
    前記屈折力の最も弱いレンズの焦点距離:fw、当該レンズの拡大側の曲率半径:Rwとしたとき、条件式(4):
    (4)|Rw/fw|<1.6E-01
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載の投射光学系において、
    前記拡大側レンズ群と前記最も弱い屈折力を有するレンズの合成焦点距離:FX、前記縮小側レンズ群の焦点距離:FY、としたとき、条件式(5):
    (5)2.0<|FX/FY|<8.5
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  8. 画像投射装置用の投射光学系において、
    複数のレンズから構成され、前記レンズは全て単レンズからなり、
    固定開口絞りよりも拡大側に配置されたすべてのレンズから構成されるレンズ群は正または負の屈折力を有し、
    前記固定開口絞りよりも縮小側に配置されたすべてのレンズから構成されるレンズ群は正の屈折力を有し、
    前記固定開口絞りの拡大側もしくは縮小側のどちらか1方の前記レンズ群には、当該レンズ群において最も前記固定開口絞り側に、前記レンズのうちで屈折力の最も弱いレンズが配置され、
    当該屈折力の最も弱いレンズの形状は、拡大側に凹で縮小側に凸であり、
    前記固定開口絞りよりも拡大側に配置されたすべてのレンズの合成焦点距離:FF、前記固定開口絞りよりも縮小側に配置されたすべてのレンズの合成焦点距離:FR、としたとき条件式(7):
    (7)1.5<|FF/FR|<21.0
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  9. 請求項8に記載の投射光学系において、
    前記固定開口絞りよりも拡大側に配置されたすべてのレンズの合成焦点距離:FF、が条件式(6):
    (6)1/|FF|(1/mm) < 2.5E-02
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  10. 請求項1乃至9の何れか1つに記載の投射光学系において、
    当該投射光学系を構成する光学部材のうち、屈折力を有さない光学部材は除く最も拡大側のレンズの拡大側の面から最も縮小側のレンズの縮小側の面までの距離:OAL、レンズ全系の焦点距離:fとしたとき、条件式(8):
    (8)1.0<OAL/f<3.0
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  11. 請求項1乃至10の何れか1つに記載の投射光学系において、
    最も拡大側のレンズの100~300℃での線膨張係数:LPα(10 -7 /℃)、が条件式(9):
    (9)LPα < 100 (10 -7 /℃)
    を満足することを特徴とする投射光学系。
  12. 請求項1乃至11の何れか1つに記載の投射光学系において、
    当該投射光学系全系を光軸方向に繰り出すことによりフォーカス調整を行うことを特徴とする投射光学系。
  13. 請求項1乃至12の何れか1つに記載の投射光学系と、
    光源と、画像表示素子と、前記画像表示素子に光源からの光線を均一に照射させるための照明光学系と、を有することを特徴とする画像投射装置。
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