JP7133037B2 - メッセージ処理方法、装置およびシステム - Google Patents

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Description

本出願は、出願番号201810438739.9、出願日2018年5月9日の中国特許出願に基づいて提出し、該中国特許出願の優先権を主張するものであり、該中国特許出願の全ての内容が引用により本出願に援用される。
本出願は、データ処理に関し、例えば、メッセージ処理方法、装置およびシステムに関する。
現在、ストリーム処理は、電子商取引、ニュース集約、ソーシャルネットワーキングサイト、データマイニング、機械学習などの分野に広く使われており、ストリーム処理は、低遅延、高性能、分散型、拡張可能、フォールトトレランスの特徴があり、スレッド、プロセス、サーバレベルの拡張を簡単に実現できる。現在、例えば、storm、sparkなど、既に多くの成熟したストリーム処理フレームワークがある。
図1に、ストリーム処理のシステムフレームワークを示し、ストリーム処理では、メッセージは、少なくとも1つのデータソースから出発し、複数のノードによって処理され、図中のS1およびS2はデータソースであり、B1~B5はメッセージを処理するノードである。ストリーム処理の利点は、メッセージ処理の拡張能力にあり、メッセージ処理の各段階は、いずれもプロセス内の拡張とプロセス間の拡張を含む拡張が得られる。このようにハードウェアが充実している状況では、メッセージ処理能力は無限に拡張できる。
電気通信の分野では、第5世代モバイル通信技術(5-Generation、5G)ネットワーク時代の到来に伴い、モバイルネットワークデバイスのアクセス数が大幅に増加し、2020年には、500億台のモバイルデバイスがネットワークにアクセスすると予想されている。それに伴い、ネットワーク管理デバイスの数が大幅に増加し、ネットワーク管理ソフトウェアは大量のメッセージを処理する必要がある。ストリーム処理を導入すると、伝統的なネットワーク管理のメッセージ処理能力を大幅に向上させることができるが、伝統的なネットワーク管理にはいくつかの独自の業務要求があり、関連分析ルールに従ってメッセージに対する関連分析はその1つである。アラームメッセージを例にとると、ネットワーク管理システムにおけるアラームメッセージの関連分析は、異なるイベントによって発生されるアラームメッセージの間の関連関係を見出すことに使用され、それにより、アラーム発生の主な原因を特定し、ユーザが迅速に問題を見つけて解決することができる。別の例として、ネットワーク管理システムでは、マージルールに従ってアラームメッセージに対してマージ処理を行うニーズも存在する。ビッグデータ解析の分野でも、例えば、異なるニュースイベントのメッセージの関連分析や、異なる購入イベントのメッセージのマージ処理など、様々なルールに従ってメッセージを処理するニーズがある。
ストリーム処理において、どのように対応するルールに従ってメッセージに対するこれらの処理を実現するかは、注目すべきキーポイントである。また、いくつかの特定のメッセージは、順番に処理する必要があり、ストリーム処理の際にどのように実現するかも、注目すべきキーポイントである。
以下は本明細書で説明した主題の概要である。この概要は、特許請求の保護範囲を制限するためのものではない。
本出願実施例は、前処理ノードは、データソースが送信した1つのイベントの最初のメッセージの受信に応答し、システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索することと、前記前処理ノードは、検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立することと、前記処理ノードで前記検索されたルールインスタンスによって前記最初のメッセージを処理するために、前記前処理ノードは、前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信することと、を含む、メッセージ処理方法を提供する。
本出願実施例は、処理ノードは、前処理ノードまたは1つ前の処理ノードが送信した1つのイベントのメッセージを受信することと、前記処理ノードは、前記メッセージを前記1つのイベントの最初のメッセージとして確定することに応答し、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理することと、を含む、メッセージ処理方法をさらに提供する。
本出願実施例は、データソースが送信したメッセージを受信するように設定されるメッセージ受信モジュールと、前記メッセージ受信モジュールが1つのイベントの最初のメッセージを受信した後、システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索するように設定されるインスタンス検索モジュールと、検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立するように設定される経路確立モジュールと、前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信するように設定されるメッセージ送信モジュールと、を含む、メッセージ前処理ノードをさらに提供する。
本出願実施例は、データソースと、前処理ノードと、処理ノードと、を含む、メッセージ処理システムであって、前記データソースは、1つのイベントの全てのメッセージを前記前処理ノードに送信するように設定され、前記前処理ノードは、前述した実施例に記載のメッセージ前処理ノードであり、前記処理ノードは、前記前処理ノードが送信した前記1つのイベントのメッセージを受信し、前記メッセージが前記1つのイベントの最初のメッセージであると確定した場合、前記処理ノードでの前記検索されたルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理する、メッセージ処理システムをさらに提供する。
本出願実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶された前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムと、を含むメッセージ処理装置であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、本出願実施例に記載のメッセージ処理方法を実現する、メッセージ処理装置をさらに提供する。
本出願実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、該コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、本出願実施例に記載のメッセージ処理方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
図面と詳細な説明を読んで理解した後、他の側面を理解することができる。
ストリーム処理の模式図である。 本出願実施例1に係るメッセージ処理方法のフローチャートである。 本出願実施例1に係る前処理ノードのブロック図である。 本出願実施例1に係る処理ノードが実行するメッセージ処理方法のフローチャートである。 本出願実施例2に係る段階を分けてメッセージを処理する模式図である。 本出願実施例2に係るメッセージに対して関連分析を行うフローチャートである。 本出願実施例3に係るアラームメッセージに対して関連分析を行う模式図である。 本出願実施例4に係るアラームメッセージに対して関連分析を行う模式図である。 本出願実施例5に係るアラームメッセージに対して関連分析を行う模式図である。 本出願実施例6に係るアラームメッセージに対して関連分析を行う模式図である。 本出願実施例7に係るニュースデータに対して関連分析を行う模式図である。
以下、図面に関連して本出願の実施例を詳細に説明する。なお、衝突しない場合、本出願の実施例および実施例の特徴を任意に組み合わせることができる。
実施例1
本実施例は、ストリーム処理方式でメッセージの処理経路を動的に計算し、処理経路に従ってメッセージの配信および処理を実現することができる、メッセージ処理方法を提供する。
本実施例のメッセージの処理システムは、図1を参照し、データソースとメッセージを処理するノードとを含む、jstormストリーム処理フレームワークなどのストリーム処理フレームワークを採用し、これらのノードは2つのタイプに分かれ、1つのタイプは前処理ノードと呼ばれ、1つのタイプは処理ノードと呼ばれる。前処理ノードは、データソースからイベントのメッセージを受信し、メッセージの処理経路を確立し、メッセージを処理ノードに配信するように設定され、処理ノードは、メッセージを受信すると、処理ルールに従って確立されたルールインスタンスを利用してメッセージを処理する。
図2に示すように、本実施例のメッセージ処理方法は、ステップ110、ステップ120とステップ130を含む。
ステップ110において、前処理ノードは、データソースが送信した1つのイベントの最初のメッセージの受信に応答し、システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索する。
ここでの「1つのイベント」は、ある1つのイベントを指すためにのみ使用され、特定のイベントを指すものではない。イベントの最初のメッセージは、データソースが時間順に収集した該イベントの1つ目のメッセージである。1つのインスタンスにおいて、前記ルールインスタンスは、関連分析ルールに従って作成されたルールインスタンスを含み、前記1つのイベントはアラームイベントであり、1つのイベントの最初のメッセージはアラームイベントの発生メッセージであり、メッセージに対する処理はメッセージに対して関連分析を行うことである。しかし、本出願のイベントは、これに限定されるものではなく、例えば、デバイスが実行する1つの動作であってもよいし、1つの起こったイベントであってもよい。イベントのメッセージは、イベントに関する任意のデータであってもよく、同じイベントのメッセージには、キーワード、名前、識別などの該イベントのキー値が含まれ、キー値によって同じイベントのすべてのメッセージを識別できる。例えば、ネットワーク管理のアラームメッセージの場合、キー情報はネットワークエレメントであり、説明情報はアラーム発生の時間と説明などであり、ニュースイベントに対し、キー情報をニュースが発生した時間と定義してもよく、説明情報はニュースに関する人物と説明などである。具体的なキー情報の定義は、アプリケーションが実際のアプリケーションシーンに基づいて定義すべきである。
本実施例では、前処理ノードおよび処理ノードは、いずれも論理ノードであり、ルールインスタンスは、処理ルールに従って作成され、処理ノード上で動作すると、該処理ルールの業務処理ロジックを実行する。1つのインスタンスにおいて、前処理ノードおよび処理ノードは、プロセスまたはスレッドなどの処理能力を有するリソースユニットで実現されてもよく、ルールインスタンスは、処理ノードで動作するプログラムである。
1つのルールインスタンスは、業務処理ロジックが必要であることに加え、該ルールインスタンスの処理対象も定義する必要がある。例えば、アラームイベントのメッセージに対して関連分析を行う1つのルールインスタンスでは、ネットワークエレメント識別およびアラームコードを指定することにより、指定されたネットワークエレメントで生成された特定のアラームコードを有するアラームイベントに、処理対象を定義するなど、条件を限定することによって処理対象を定義してもよい。本実施例は、前処理ノードにおいて、上述した限定条件などのシステムで作成されたルールインスタンスの処理対象情報を保存し、さらに、ルールインスタンスの識別、パラメータ、タイプなどの他の情報を保存してもよい。他の1つの実施例では、これらの情報は他のノードに保存されてもよく、前処理ノードは使用が必要なときに他のノードからこれらの情報を読み出す。
本実施例では、前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成され、各処理ルールは、1つの業務シーンに対応し、異なる業務処理ロジックを有する。1つの処理ルールに従って少なくとも1つのルールインスタンスを作成することができ、異なるルールインスタンスの処理対象、パラメータは異なってもよい。本実施例では、1つの処理ノードで少なくとも1つのルールインスタンスを実行でき、複数のルールインスタンスがある場合、処理ノードは、メッセージに書き込まれたルールインスタンスの識別に基づいてどのルールインスタンスを実行して処理するかを決定してもよい。本実施例では、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスが所在する処理ノードは異なる。
本実施例では、処理ルールに従って作成されたルールインスタンスを少なくとも1つのグループに分けてもよく、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスは、1つのグループに分けられる。システムで作成されたルールインスタンスにおいて処理対象を検索し、前記処理対象は、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む場合、グループを分けて検索する方式を採用し、かつ各グループは、前記1つのイベントのルールインスタンスを含む、最大1つの処理対象を見つけ、すなわち、該グループのルールインスタンスで1つのルールインスタンスを見つけると、該グループのルールインスタンスに対する検索を終了することができる。このように、同じ処理ルールに従って作成された複数のルールインスタンスにおいて、1つのルールインスタンスのみによって1つのイベントを処理するため、1つのイベントは1つの分岐のない関連分析経路のみがあり、1つの処理結果のみがある。しかし、これは必須ではない。
ステップ120において、前記前処理ノードは、検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立する。
本実施例では、検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、該ルールインスタンスを一意に識別することができる情報によって表される。例えば、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別を含み、または、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別とタイプを含み、作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成され、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは同じであり、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは異なる。システムには、各ルールインスタンスが所在する処理ノードが設定されているため、ルールインスタンスを一意に識別することができる情報は、アドレス指定情報としてもよく、アドレス指定の結果が毎回同じであることを保証する。具体的なアドレス指定方法は、例えば、ルールインスタンスの識別およびタイプをハッシュ演算し、得られたハッシュ値に基づいてハッシュ値と処理ノードとの対応関係を検索することにより、ルールインスタンスが所在する処理ノードを確定するなど、複数の種類があってもよい。これらのアドレス指定方法は、ストリーム処理フレームワークによって提供されるメカニズムを利用して実現されてもよい。
ステップ130において、前記検索されたルールインスタンスによって前記最初のメッセージを処理するために、前記前処理ノードは、前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信する。
1つのインスタンスにおいて、前記最初のメッセージを処理することは、前記最初のメッセージに対して関連分析を行うことを含むが、本出願はこれに限定されず、他の様々な処理であってもよい。
本ステップにおいて、ルールインスタンスにパラメータが定義されている場合、前記前処理ノードが、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信する際に、前記検索されたルールインスタンスのパラメータと識別を前記最初のメッセージに書き込み、最初のメッセージを前記処理ノードに送信し、前記検索されたルールインスタンスのパラメータおよび識別は、前記最初のメッセージを処理する際に使用されてもよい。
本ステップにおいて、処理ノードが複数ある場合、前処理ノードは、ブロードキャスト方式を使用し、前記最初のメッセージを前記複数の処理ノードにそれぞれ送信し、必要に応じてルールインスタンスのパラメータを同時に送信してもよい。本実施例では、シリアル配信方式を採用し、すなわち、前処理ノードは、処理経路の1つ目の処理ノードに最初のメッセージを送信し、処理経路の各処理ノードは、次の処理ノードに再送信する。
例えば、前記前処理ノードは、前記最初のメッセージと前記処理経路の1つ目の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報を前記1つ目の処理ノードに送信し、前記最初のメッセージを受信した各処理ノードは、各処理ノードでの前記検索されたルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理し、各処理ノードが前記複数の処理ノードの最後の1つの処理ノードではないと確定することに応答し、前記最初のメッセージと前記処理経路の次の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報を前記次の処理ノードに送信する。
上述した前処理ノードおよび処理ノードが送信したアドレス指定情報は、次の処理ノードが送信を継続するために必要であるが、これらのアドレス指定情報のみを送信することができると理解すべきではなく、例えば、前処理ノードは、処理経路の全ての処理ノードのアドレス指定情報を上述した1つ目の処理ノードに送信してもよく、上述した1つ目の処理ノードが自分のアドレス指定情報をその中から見つけると、後続の処理ノードのアドレス指定情報を確定できるため、メッセージの送信の継続を実現する。
本実施例では、前記前処理ノードは、検索されたルールインスタンスに従い、処理経路を確立した後、前記前処理ノードは、前記処理経路を保存し、前記データソースが送信した前記1つのイベントの後続メッセージの受信に応答し、保存された前記処理経路に従い、前記後続メッセージを前記処理ノードに送信する。具体的な送信方式は、最初のメッセージの送信方式と類似するが、処理ノードは、関連分析を行う際に、これらの後続イベントを処理しなくてもよい。勿論、他の業務処理ロジックである場合、後続のイベントを処理してもよい。本実施例では、ストリーム処理フレームワークがサポートするメカニズムを利用し、1つのイベントの全てのメッセージが、同じデータソースで収集され、同じ前処理ノードに配信される。
本出願は、メッセージの処理経路を確立し、処理経路に従って配信することにより、ストリーム処理において、作成されたルールインスタンスに従ってメッセージの処理を実現することができる。
図3に示すように、本実施例は、
データソースが送信したメッセージを受信するように設定されるメッセージ受信モジュール10と、
前記メッセージ受信モジュールが1つのイベントの最初のメッセージを受信した後、システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索するように設定されるインスタンス検索モジュール20と、
検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立するように設定される経路確立モジュール30と、
前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信して処理するように設定されるメッセージ送信モジュール40と、を含む、メッセージ前処理ノードをさらに提供する。
本実施例では、前記経路確立モジュールは、前記処理経路を確立した後、前記処理経路を保存するように設定され、前記メッセージ送信モジュールは、前記データソースが送信した前記1つのイベントの後続メッセージを前記メッセージ受信モジュールが受信した後、保存された前記処理経路に従い、前記後続メッセージを前記処理ノードに送信するようにさらに設定される。
本実施例では、前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成されたものであり、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスが所在する処理ノードは異なる。
本実施例では、前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つのグループに分けられ、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスは、1つのグループに分けられ、前記インスタンス検索モジュールが、作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索することは、前記前処理ノードが、各グループにおいてルールインスタンスを検索し、各グループにおいて前記1つのイベントのルールインスタンスを含む最大1つの処理対象を検索する。
本実施例では、前記経路確立モジュールが確立した前記処理経路において、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別を含み、または、前記検索されたルールインスタンスの識別とタイプを含み、作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成され、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは同じであり、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは異なる。
本実施例では、前記メッセージ送信モジュールが、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信することは、前記検索されたルールインスタンスのパラメータと識別を前記最初のメッセージに書き込み、最初のメッセージを前記処理ノードに送信すること、を含む。
本実施例では、前記経路確立モジュールが確立した前記処理経路は、複数の処理ノードのアドレス指定情報を含み、前記メッセージ送信モジュールは、前記検索されたルールインスタンスのパラメータと識別を携帯する前記最初のメッセージと、前記処理経路の1つ目の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報と、を前記1つ目の処理ノードに送信するように設定される。
本実施例では、前記ルールインスタンスは、関連分析ルールに従って作成されたルールインスタンスを含む。
図4に示すように、本実施例は、ステップ210とステップ220を含む、処理ノードが実行するメッセージ処理方法をさらに提供する。
ステップ210において、処理ノードは、前処理ノードまたは1つ前の処理ノードが送信した1つのイベントのメッセージを受信する。
ステップ220において、前記処理ノードは、前記メッセージを前記1つのイベントの最初のメッセージとして確定することに応答し、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理する。
本ステップの前記処理ノードでの「対応するルールインスタンス」は、すなわち上記の前処理ノードによって検索されたルールインスタンスであり、すなわち処理対象に含まれる1つのイベントのルールインスタンスである。本実施例では、1つのイベントはアラームイベントであり、ルールインスタンスは1つのイベントの最初のメッセージのみに対して関連分析を行う必要があり、1つのイベントの他のメッセージは配信のみを行う。しかし、本出願は、これに限定されるものではない。
本実施例では、シリアル配信方式を使用してメッセージを送信し、前記処理ノードは、前記1つのイベントのメッセージの受信に応答し、前記1つのイベントの処理経路の後続処理ノード(前記処理ノードの後の処理ノードを指す)のアドレス指定情報を受信し、前記処理ノードは、前記アドレス指定情報を受信した後、保存を行い、前記アドレス指定情報に基づいて前記後続処理ノードに前記最初のメッセージを送信し、前記処理ノードは、前記1つのイベントの後続メッセージを受信すると、保存された前記アドレス指定情報に基づき、前記後続処理ノードに前記後続メッセージを送信する。
本実施例では、前記処理ノードは、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理した後、前記メッセージ処理方法は、前記最初のメッセージを処理する際に前記1つのイベントの新しいメッセージを生成することに応答し、その業務処理ロジックに基づき、前記新しいメッセージを前記1つのイベントのメッセージの収集を担当するデータソースに送信してもよいこと、をさらに含む。このように、1つのイベントのメッセージは、引き続き、元のデータソース、前処理ノード、および処理経路の処理ノードによって順番に処理される。
本実施例は、データソースと、前処理ノードと、処理ノードと、を含む、メッセージ処理システムであって、前記データソースは、1つのイベントの全てのメッセージを同じ前処理ノードに送信するように設定され、前記前処理ノードは、上述したいずれか1つの種類の前処理ノードであり、前記処理ノードは、前記前処理ノードが送信した前記1つのイベントのメッセージを受信し、前記メッセージを前記1つのイベントの最初のメッセージとして確定することに応答し、前記処理ノードでの前記検索されたルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理する、メッセージ処理システムをさらに提供する。
本実施例では、前記処理ノードは、前記1つのイベントのメッセージの受信に応答し、前記1つのイベントの処理経路の後続処理ノードのアドレス指定情報を受信し、前記メッセージが前記1つのイベントの最初のメッセージであると確定した後、前記処理ノードは、後続処理ノードのアドレス指定情報を保存し、前記アドレス指定情報に基づいて後続処理ノードに前記最初のメッセージを送信し、および、前記1つのイベントの後続メッセージの受信に応答し、保存された前記アドレス指定情報に基づき、前記後続処理ノードに前記後続メッセージを送信するようにさらに設定される。
本実施例では、前記処理ノードは、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理した後、前記メッセージ処理方法は、前記最初のメッセージを処理する際に前記1つのイベントの新しいメッセージを生成することに応答し、前記新しいメッセージを前記1つのイベントのメッセージの収集を担当するデータソースに送信すること、をさらに含む。
本実施例では、前記ルールインスタンスは、関連分析ルールに従って作成されたルールインスタンスを含む。
本実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶された前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムと、を含むメッセージ処理装置であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、本実施例のメッセージ処理方法の任意の処理を実現できることを特徴とする、メッセージ処理装置をさらに提供する。
本実施例のメッセージ処理は、ストリーム処理を使用し、メッセージの配信のためにメッセージの処理経路を動的に生成する。また、同じイベントのメッセージは、同じ処理経路に従って配信されるため、同じイベントの全てのメッセージの順番に従った処理が保証できる。
実施例2
本実施例は、メッセージの関連分析方法に関する。ストリーム処理方式で、メッセージの関連分析経路を動的に計算し、関連分析経路に従ってメッセージ配信に対して関連分析を行い、また、同じイベントの他の全てのメッセージを順番に従って処理することを保証する方法を提供する。
本実施例は、ネットワーク管理をアプリケーションシーンとし、該シーンは大量のアラームイベントに関連し、各アラームイベントは、複数のメッセージを生成し、これのメッセージは、イベント発生時に生成される発生メッセージと、例えばイベントの変更メッセージやクリアメッセージなどのイベント発生後に生成される後続メッセージとに分けてもよい。
同じイベントの異なるメッセージは同じキー値(key)を有し、順番に従って処理される必要がある。
本実施例では、ユーザが迅速に有益な情報を得るために、イベントの最初のメッセージに対して関連分析を行い、すなわち、複数のイベントの間の関係を分析する。実際の応用では、さまざまな応用シーンが存在し、それぞれのシーンにおいて、関連ルールとして定義される独自の関連分析方法があってもよいため、異なるシーンは異なる関連ルールに対応してもよい。
本実施例では、1つのルールインスタンスは、以下の内容を定義する。
限定条件:ルールの処理対象を定義するために使用され、ルールの有効範囲を定義することであると言ってもよく、限定条件はどのイベントにルールが有効になるかを定義するが、ユーザが指定してもよく、例えば、ユーザが少なくとも1つのネットワークエレメント、少なくとも1つのアラームコード、少なくとも1つのアラームレベルなどをルールインスタンスの限定条件として定義してもよい。
業務処理ロジック:限定条件に該当するメッセージに対して関連分析を行う場合の処理ロジックを指す。
パラメータ:すなわち、ルールインスタンスが関連分析を実行する入力パラメータであり、ユーザによって指定されてもよく、例えば、アラーム遅延の時間であってもよい。
ユーザは、1つの関連ルールに従って少なくとも1つのルールインスタンスを作成してもよく、各ルールインスタンスの限定条件およびパラメータはユーザによって指定される。本実施例の方法により、あるルールインスタンスの限定条件に適合するメッセージ(すなわち、該メッセージは該ルールインスタンスの処理対象である)が、該ルールインスタンスが所在する関連分析ノードに配信されて一緒に分析され、イベントの間の関係が得られ、最後にユーザに示される。
図5を参照し、本実施例のメッセージの関連分析方法は2つの段階に分けられる。
前処理段階において、イベントの最初のメッセージが、システムにおいて作成された少なくとも1つのルールインスタンスの限定条件に適合するか否かを判断する。イベントの最初のメッセージは、システムにおいて作成された少なくとも1つのルールインスタンスの限定条件に適合するとの判断結果に基づき、関連分析経路を作成し、関連分析経路に従ってイベントの最初のメッセージとルールインスタンスのパラメータを対応する関連分析ノードに配信して第2段階の処理を行う。イベントの最初のメッセージは、システムにおいて作成された少なくとも1つのルールインスタンスの限定条件に適合しないとの判断結果に基づき、イベントはルールインスタンスによって処理されない。
関連分析処理において、関連分析ノードのルールインスタンスは、業務処理ロジックおよびパラメータに基づいて受信したイベントの最初のメッセージに対して関連分析を行う。
本実施例のメッセージの関連分析方法は、図6に示すように、ユーザが関連分析を行うための複数のルールインスタンスをシステムにおいて作成したと仮定すると、前記方法はステップ310からステップ390を含む。
ステップ310において、データソースは、イベントのメッセージを収集し、前処理ノードに送信する。
本実施例は、ストリーム処理フレームワークを基礎とし、イベントは複数のデータソースで収集され、同じイベントの全てのメッセージは同じデータソースで収集と配信が行われる。
ステップ320において、前処理ノードは、メッセージのタイプを判断し、メッセージのタイプはイベントの発生メッセージであるとの判断結果に基づき、ステップ340に移行し、メッセージのタイプはイベントの発生メッセージではないとの判断結果に基づき、ステップ330に移行する。
ステップ330において、メッセージのキー値に基づいてキャッシュからイベントの関連分析経路を取得し、ステップ360に移行する。
ステップ340において、作成されたルールインスタンスを取得し、これらのルールインスタンスは、対応する関連ルールに従って複数のグループに分けられ、同じ関連ルールに従って作成されたルールインスタンスは1つのグループに分けられ、メッセージを各グループのルールインスタンスの限定条件と順次比較し、各グループのルールインスタンスにおいて、前記メッセージのルールインスタンスを含む最大1つの処理対象を検索し、検索された全てのルールインスタンスの識別およびタイプを順番に並べ、関連分析経路を確立し、ルールインスタンスのパラメータとルールインスタンスの識別などの基本情報をメッセージに書き込む。
本ステップでは、処理対象が前記メッセージのルールインスタンスを含むことは、前記メッセージが該ルールインスタンスの限定条件に適合することを意味する。本ステップにおいて合計で複数のルールインスタンスを見つけた場合、該複数のルールインスタンスの識別およびタイプ(例えば、ルールインスタンスAの識別およびタイプ、ルールインスタンスBの識別およびタイプ、ルールインスタンスCの識別およびタイプ)は、予め設定された並べ替え方法に従って並べられてもよい。1つのルールインスタンスの識別およびタイプは、該ルールインスタンスが所在する関連分析ノードのアドレス指定情報とし、具体的なアドレス指定プロセスは、ストリーム処理フレームワークが提供するメカニズムによって実現されてもよい。
本ステップでは、ルールインスタンスのパラメータは、送信される情報のフォーマットに依存し、個別の情報として送信されてもよい。
ステップ350において、前処理ノードは、関連分析経路とメッセージのキー値を関連付け、キャッシュに保存し、後続のメッセージに使用する。
ステップ360において、関連分析経路の次の関連分析ノードにメッセージを送信し、同時に関連分析経路の次の関連分析ノードの後の全ての関連分析ノードのアドレス指定情報をメッセージとともに送信する。
本ステップは、前処理ノードによって実行される場合、前記次の関連分析ノードは、すなわち関連分析経路の1つ目の関連分析ノードである。本ステップは、関連分析経路の1つの関連分析ノードによって実行される場合、前記次の関連分析ノードは、すなわち関連分析経路の該関連分析ノードの後の1つ目の関連分析ノードである。
ステップ370において、メッセージを受信した関連分析ノードは、メッセージのタイプを判断し、メッセージのタイプはイベントの発生メッセージであるとの判断結果に基づき、ステップ380に移行し、メッセージのタイプはイベントの発生メッセージではないとの判断結果に基づき、ステップ390に移行する。
ステップ380において、メッセージを受信した関連分析ノードは、メッセージに携帯されるルールインスタンスのパラメータを取得し、そのノードで動作されているルールインスタンスを用いてメッセージに対して関連分析を行う。
ステップ390において、メッセージを受信した関連分析ノードは、関連分析経路にさらに次の分析ノードのアドレス指定情報があるか否かを判断し、次のノードのアドレス指定情報がないとの判断結果に基づき、処理を終了し、次のノードのアドレス指定情報がまだあるとの判断結果に基づき、ステップ360に戻る。
実施例3
複数のアラームメッセージがレポートされる場合、いずれも同じ関連ルールの限定条件に適合すると、同じ関連分析ノードに配信され、以下、複数のアラームメッセージが同じ関連ルールの限定に適合する例で、該状況における関連分析処理を説明する。
図7を参照し、システムでは、同じ関連ルールに従って複数のルールインスタンスが作成されており、タイプの関連ルールとレポートされたアラームメッセージがいずれもそのうちの1つのルールインスタンスに適合し、処理フローはステップ1からステップ12を含む。
ステップ1において、データソースS1は、アラームメッセージA1を受信する。
データソースはネットワークエレメントのアラーム収集モジュールであってもよい。
ステップ2において、データソースS1は、アラームメッセージA1のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA1を前処理ノードP2に配信して処理する。
ステップ3において、前処理ノードP2は、アラームメッセージA1を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA1がルールインスタンスM1の限定条件に適合することを見出し、関連分析経路[M1]を生成する。
関連分析経路[M1]は、関連分析ノードM1のアドレス指定情報を表し、具体的には、ルールインスタンスの識別およびタイプで表してもよく、Mはタイプを表し、1はIDを表し、後続の他の実施例はこれと同様である。
ステップ4において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA1を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
上述した関連分析ノードとそのルールインスタンスは、例えば、ルールインスタンスM1が所在する関連分析ノードは、関連分析ノードM1と表すように、同じ識別を使用する。関連分析ノードM1に配信して処理することは、すなわち、関連分析ノードM1のルールインスタンスM1によってアラームメッセージA1に対して関連分析を行うことである。他の実施例はこれと同様である。
ステップ5において、データソースS2は、アラームメッセージA2を受信する。
ステップ6において、データソースS2は、アラームメッセージA2のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA2を前処理ノードP3に配信して処理する。
ステップ7において、前処理ノードP3は、アラームメッセージA2を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA2がルールインスタンスM1の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA2の関連分析経路[M1]を生成する。
ステップ8において、前処理ノードP3は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA2を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ9において、データソースS1は、アラームメッセージA3を受信する。
ステップ10において、データソースS1は、アラームメッセージA3のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA3を前処理ノードP1に配信して処理する。
ステップ11において、前処理ノードP1は、アラームメッセージA3を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA3がルールインスタンスM1の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA3の関連分析経路[M1]を生成する。
ステップ12において、前処理ノードP1は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA3を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
実施例4
複数のアラームが複数の関連ルールに適合する場合、アラームメッセージは、それぞれ自身の関連分析経路に従って処理され、本実施例は、該シーンにおけるメッセージの関連分析方法を説明する。
図8を参照し、システムでは、複数の関連ルールに従って複数のグループのルールインスタンスが作成されており、図中のM1~M3は1つのグループであり、R1~R3は1つのグループであり、C1~C3は1つのグループであり、レポートされたアラームメッセージがいずれもそのうちの少なくとも1つのルールインスタンスの限定条件に適合し、処理フローはステップ1からステップ12を含む。
ステップ1において、データソースS1は、アラームメッセージA1を受信する。
ステップ2において、データソースS1は、アラームメッセージA1のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA1を前処理ノードP2に配信して処理する。
ステップ3において、前処理ノードP2は、アラームメッセージA1を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA1がルールインスタンスM1、R2、C2の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1、R2、C2]を生成する。
ステップ4において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA1を関連分析ノードM1に送信して処理し、M1は関連分析ノードR2にメッセージをさらに送信して処理し、R2は関連分析ノードC2にさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ5において、データソースS2は、アラームメッセージA2を受信する。
ステップ6において、データソースS2は、アラームメッセージA2のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA2を前処理ノードP3に配信して処理する。
ステップ7において、前処理ノードP3は、アラームメッセージA2を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA2がルールインスタンスM2、R2、C1の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA2の関連分析経路[M2、R2、C1]を生成する。
ステップ8において、前処理ノードP3は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA2を関連分析ノードM2に送信して処理し、M2は関連分析ノードR2にメッセージをさらに送信して処理し、R2は関連分析ノードC1にメッセージをさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ9において、データソースS1は、アラームメッセージA3を受信する。
ステップ10において、データソースS1は、アラームメッセージA3のネットワークエレメント情報に基づいてアラームメッセージA3を前処理ノードP1に配信して処理する。
ステップ11において、前処理ノードP1は、アラームメッセージA3を受信した後、関連分析の前処理により、アラームメッセージA3がルールインスタンスM1、C2の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA3の関連分析経路[M1、C2]を生成する。
ステップ12において、前処理ノードP1は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA3を関連分析ノードM1に送信して処理し、M1は関連分析ノードC2にメッセージをさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
実施例5
1つのアラームのレポートメッセージについて、関連分析経路を生成した後、該アラームの後続の全てのメッセージは、該関連分析経路に従って処理され、この例は同じ1つのアラームの異なるメッセージを例にしてメッセージの関連分析を説明する。
図9を参照し、システムでは、複数のルールインスタンスが作成されており、レポートされたアラームがそのうちの1つのルールインスタンスに適合し、処理フローはステップ1からステップ12を含む。
ステップ1において、データソースS1は、アラームメッセージA1を受信する。
ステップ2において、データソースS1は、アラームメッセージA1を生成したネットワークエレメントの情報に基づいてアラームメッセージA1を前処理ノードP2に送信して処理する。
ステップ3において、前処理ノードP2は、関連分析の前処理により、アラームメッセージA1がルールインスタンスM1の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1]を生成する。
ステップ4において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA1を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ5において、データソースS1は、アラームメッセージA1が属するアラームの変更メッセージC1を受信する。
ステップ6において、データソースS1は、C1を生成したネットワークエレメントの情報に基づいてC1を前処理ノードP2に送信して処理する。
ステップ7において、前処理ノードP2は、クエリにより、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1]を取得する。
ステップ8において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってC1を関連処理ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ9において、データソースS1は、アラームメッセージA1が属するアラームのクリアメッセージD1を受信する。
ステップ10において、データソースS1は、D1を生成したネットワークエレメントの情報に基づいてD1を前処理ノードP2に送信して処理する。
ステップ11において、前処理ノードP2は、クエリにより、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1]を取得する。
ステップ12において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってD1を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
実施例6
アラームメッセージに対して関連分析を行う処理過程において、新しいメッセージが生成される可能性があり、この例では、このような状況について関連する処理過程を説明する。
図10を参照し、システムでは、関連分析に使用される複数のルールインスタンスが作成されており、レポートされたアラームがそのうちの1つのルールインスタンスに適合すると仮定し、関連する処理フローはステップ1からステップ8を含む。
ステップ1において、データソースS1は、アラームメッセージA1を受信する。
ステップ2において、データソースS1は、アラームメッセージA1を生成したネットワークエレメントの情報に基づいてアラームメッセージA1を前処理ノードP2に送信して処理する。
ステップ3において、前処理ノードP2は、関連分析の前処理により、アラームメッセージA1がルールインスタンスM1の限定条件に適合することを見出し、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1]を生成する。
ステップ4において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってアラームメッセージA1を関連分析ノードM1に送信して処理し、アラームメッセージA1は、関連分析ノードM1の処理を経て、アラームメッセージA1が属するアラームの1つの新しい変更メッセージC1を生成する。
ステップ5において、関連分析ノードM1は、変更メッセージC1をデータソースS1に送信して処理する。
ステップ6において、データソースS1は、アラームメッセージA1を生成したネットワークエレメントの情報に基づいて変更メッセージC1を配信し、変更メッセージC1を前処理ノードP2に送信して処理する。
ステップ7において、前処理ノードP2は、検索により、アラームメッセージA1の関連分析経路[M1]を得る。
ステップ8において、前処理ノードP2は、検索された関連分析経路に従って変更メッセージC1を関連分析ノードM1に送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ストリーム処理フレームワークにおいて、各関連分析ノードは、いずれもメッセージ指向ミドルウェア(MOM:Message Oriented Middleware)を介してデータソースにメッセージを送信してもよい。
実施例7
本実施例のメッセージはニュースデータであり、本実施例はニュースデータの関連分析に関する。
図11を参照し、この例では、システムの複数のデータソースは、いずれもニュースデータを取得してもよく、各ニュースデータは、異なるイベントに属し、異なるキー値で識別され、処理フローは、ステップ1からステップ12を含む。
ステップ1において、データソースS1は、ニュースデータN1を取得する。
ステップ2において、データソースS1は、ニュースデータN1のキー値に基づいてニュースデータN1を前処理ノードP2に配信して処理する。
ステップ3において、前処理ノードP2は、関連分析の前処理により、ニュースデータN1がルールインスタンスM1、E3の限定条件に適合することを見出し、ニュースデータN1の関連分析経路[M1、E3]を生成する。
ステップ4において、前処理ノードP2は、関連分析経路に従ってニュースデータN1を関連分析ノードM1に送信して処理し、関連分析ノードM1は関連分析ノードE3にメッセージをさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ5において、データソースS3は、ニュースデータN2を取得する。
ステップ6において、データソースS3は、ニュースデータN2のキー値に基づいて前処理ノードP1に配信して処理する。
ステップ7において、前処理ノードP1は、関連分析の前処理により、ニュースデータN2がルールインスタンスM2、E3の限定条件に適合することを見出し、ニュースデータN1の関連分析経路[M2、E3]を生成する。
ステップ8において、前処理ノードP1は、関連分析経路に従ってニュースデータN2を関連分析ノードM2に送信して処理し、関連分析ノードM2は関連分析ノードE3にニュースデータN2をさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
ステップ9において、データソースS2は、ニュースデータN3を取得する。
ステップ10において、データソースS2は、ニュースデータN3のキー値に基づいてニュースデータN3を前処理ノードP1に配信して処理する。
ステップ11において、前処理ノードP1は、関連分析の前処理により、ニュースデータN3がルールインスタンスM1、E1の限定条件に適合することを見出し、ニュースデータN3の関連分析経路[M1、E1]を生成する。
ステップ12において、前処理ノードP1は、関連分析経路に従ってニュースデータN3を関連分析ノードM1に送信して処理し、関連分析ノードM1は関連分析ノードE1にニュースデータN3をさらに送信して処理し、その後、後続の処理フローを継続する。
同じイベントのニュースデータについて、メッセージを変更することに相当する、後続の追加記事が存在する可能性があり、この場合、上述した実施例と同様な方式に従って処理してもよい。
当業者であれば、上記で開示された方法の全てまたはいくつかのステップ、システム、装置内の機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、およびそれらの適切な組み合わせによって実施されてもよいことを理解できる。ハードウェアの実施形態では、上述した説明で述べた機能モジュール/ユニット間の区分は、必ずしも物理的コンポーネントの区分に対応していなく、例えば、1つの物理的コンポーネントは、複数の機能を有してもよく、または、1つの機能またはステップは、いくつかの物理的コンポーネントによって共同で実行されてもよい。いくつかの物理的コンポーネントまたは全ての物理的コンポーネントは、例えば、中央プロセッサ、デジタル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサなどのプロセッサによって実行されるソフトウェアとして実施されてもよく、またはハードウェアとして実施されてもよく、または専用集積回路のような集積回路として実施されてもよい。このようなソフトウェアは、コンピュータ可読媒体に分布してもよく、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体(または非一時的媒体)および通信媒体(または一時的媒体)を含んでもよい。当業者に知られているように、用語のコンピュータ記憶媒体は、情報(例えば、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータ)を格納するための任意の方法または技術で実施される揮発性および不揮発性、リムーバブルおよび非リムーバブルの媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、デジタルビデオディスク(Digital Video Disc、DVD)または他の光ディスク記憶、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するために使用されてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むが、これらに限定されない。さらに、当業者に知られているように、通信媒体は、一般に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波または他の伝送機構のような変調データ信号の他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含むことができる。

Claims (20)

  1. データソース、前処理ノード、及び処理ノードを含むメッセージ処理システムに適用されるメッセージ処理方法であって、
    前記前処理ノードは、前記データソースが送信した1つのイベントの最初のメッセージの受信に応答し、前記システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索することと、
    前記前処理ノードは、検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立することと、
    前記前処理ノードは、前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信し、前記検索されたルールインスタンスによって前記最初のメッセージを処理することと、を含む、メッセージ処理方法。
  2. 前記前処理ノードは、検索されたルールインスタンスに従い、処理経路を確立した後、
    前記前処理ノードは、前記処理経路を保存し、前記データソースが送信した前記1つのイベントの後続メッセージの受信に応答し、保存された前記処理経路に従い、前記後続メッセージを前記処理ノードに送信すること、をさらに含む、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
  3. 前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成され、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスが所在する処理ノードは異なる、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
  4. 前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つのグループに分けられ、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスは、1つのグループに分けられ、
    前記前処理ノードが、作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索することは、前記前処理ノードが、各グループにおいてルールインスタンスを検索し、各グループにおいて前記1つのイベントのルールインスタンスを含む最大1つの前記処理対象を検索すること、を含む、請求項3に記載のメッセージ処理方法。
  5. 前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別を含み、または、
    前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別とタイプを含み、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは同じであり、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは異なる、請求項3に記載のメッセージ処理方法。
  6. 前記前処理ノードが、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信することは、前記前処理ノードが、前記検索されたルールインスタンスのパラメータと識別を前記最初のメッセージに書き込み、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信すること、を含む、請求項1に記載のメッセージ処理方法。
  7. 前記処理経路は、複数の処理ノードのアドレス指定情報を含み、前記前処理ノードが、前記最初のメッセージを前記複数の処理ノードに送信し、前記検索されたルールインスタンスによって前記最初のメッセージを処理することは、
    前記前処理ノードは、前記最初のメッセージと前記処理経路の1つ目の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報を前記1つ目の処理ノードに送信することと、
    前記最初のメッセージを受信した各前記処理ノードは、各前記処理ノードでの前記検索されたルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理し、各前記処理ノードが前記複数の処理ノードの最後の1つの処理ノードではないと確定することに応答し、前記最初のメッセージと前記処理経路の次の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報を前記次の処理ノードに送信することと、を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法。
  8. 前記ルールインスタンスは、関連分析ルールに従って作成されたルールインスタンスを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法。
  9. データソース、前処理ノード、及び処理ノードを含むメッセージ処理システムに適用されるメッセージ処理方法であって、
    前記処理ノードは、前記前処理ノードまたは1つ前の処理ノードが送信した1つのイベントのメッセージを受信することと、
    前記処理ノードは、前記メッセージを前記1つのイベントの最初のメッセージとして確定することに応答し、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理することと、を含む、メッセージ処理方法。
  10. 前記処理ノードは、前記1つのイベントのメッセージの受信に応答し、前記1つのイベントの処理経路の後続処理ノードのアドレス指定情報を受信することと、
    前記処理ノードは、前記1つのイベントの処理経路の後続処理ノードのアドレス指定情報を受信した後、前記アドレス指定情報を保存し、前記アドレス指定情報に基づいて前記後続処理ノードに前記最初のメッセージを送信することと、および、前記1つのイベントの後続メッセージの受信に応答し、保存された前記アドレス指定情報に基づき、前記後続処理ノードに前記後続メッセージを送信することと、をさらに含む、請求項9に記載のメッセージ処理方法。
  11. 前記処理ノードは、前記処理ノードでの対応するルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理した後、
    前記最初のメッセージを処理する際に前記1つのイベントの新しいメッセージを生成することに応答し、前記新しいメッセージを前記1つのイベントのメッセージの収集を担当するデータソースに送信すること、をさらに含む、請求項9に記載のメッセージ処理方法。
  12. データソースが送信したメッセージを受信するように設定されるメッセージ受信モジュールと、
    前記メッセージ受信モジュールが1つのイベントの最初のメッセージを受信した後、システムで作成されたルールインスタンスにおいて、前記最初のメッセージのルールインスタンスを含む処理対象を検索するように設定されるインスタンス検索モジュールと、
    検索されたルールインスタンスに従い、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報を含む処理経路を確立するように設定される経路確立モジュールと、
    前記処理経路に従い、前記最初のメッセージを前記処理ノードに送信して処理するように設定されるメッセージ送信モジュールと、を含む、メッセージ前処理ノード。
  13. 前記経路確立モジュールは、前記処理経路を確立した後、前記処理経路を保存するように設定され、
    前記メッセージ送信モジュールは、前記データソースが送信した前記1つのイベントの後続メッセージを前記メッセージ受信モジュールが受信した後、保存された前記処理経路に従い、前記後続メッセージを前記処理ノードに送信するようにさらに設定される、請求項12に記載のメッセージ前処理ノード。
  14. 前記経路確立モジュールが確立した前記処理経路において、前記検索されたルールインスタンスが所在する処理ノードのアドレス指定情報は、前記検索されたルールインスタンスの識別を含み、または、前記検索されたルールインスタンスの識別とタイプを含み、前記作成されたルールインスタンスは、少なくとも1つの処理ルールに従って作成され、同じ処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは同じであり、異なる処理ルールに従って作成されたルールインスタンスのタイプは異なる、請求項12に記載のメッセージ前処理ノード。
  15. 前記経路確立モジュールが確立した前記処理経路は、複数の処理ノードのアドレス指定情報を含み、
    前記メッセージ送信モジュールは、前記検索されたルールインスタンスのパラメータと識別を携帯する前記最初のメッセージと、前記処理経路の1つ目の処理ノードの後の全ての処理ノードのアドレス指定情報と、を前記1つ目の処理ノードに送信するように設定される、請求項12に記載のメッセージ前処理ノード。
  16. データソースと、前処理ノードと、処理ノードと、を含む、メッセージ処理システムであって、
    前記データソースは、1つのイベントの全てのメッセージを前記前処理ノードに送信するように設定され、
    前記前処理ノードは、請求項12~15のいずれか1項に記載のメッセージ前処理ノードであり、
    前記処理ノードは、前記前処理ノードが送信した前記1つのイベントのメッセージを受信し、前記メッセージを前記1つのイベントの最初のメッセージとして確定することに応答し、前記処理ノードでの前記前処理ノードによって検索されたルールインスタンスを利用して前記最初のメッセージを処理する、メッセージ処理システム。
  17. 前記処理ノードは、前記1つのイベントのメッセージを受信すると、前記1つのイベントの処理経路の後続処理ノードのアドレス指定情報を受信するように設定され、
    前記処理ノードは、前記メッセージが前記1つのイベントの最初のメッセージであると確定した後、さらに後続処理ノードのアドレス指定情報を保存し、前記アドレス指定情報に基づいて後続処理ノードに前記最初のメッセージを送信し、および、前記1つのイベントの後続メッセージの受信に応答し、保存された前記アドレス指定情報に基づき、前記後続処理ノードに前記後続メッセージを送信するように設定される、請求項16に記載のメッセージ処理システム。
  18. 前記ルールインスタンスは、関連分析ルールに従って作成されたルールインスタンスを含む、請求項16または17に記載のメッセージ処理システム。
  19. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶された前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムと、を含むメッセージ処理装置であって、前記プロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~11のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法における前記前処理ノードの処理を実現する、メッセージ処理装置。
  20. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、請求項1~11のいずれか1項に記載のメッセージ処理方法における前記前処理ノードの処理を実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
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