JP7132343B2 - オープンスペクトル上でのページング - Google Patents

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Description

本発明の種々の実施例は、一般に、オープンスペクトルで通信されるページング信号を用いた端末のページングに関する。この点に関して、種々の実施例が、オープンスペクトルアクセス戦略に具体的に関連している。
効率的なスペクトルの使用および高いデータレートを容易にするために、ライセンスのない帯域での無線通信が可能である。無認可の帯域がオープンスペクトルに存在する可能性がある。複数の事業者またはネットワークが、オープンスペクトルへのアクセスを共有する可能性がある。換言すれば、オープンスペクトルへのアクセスは、単一の事業者またはネットワークに制限されない場合があり得る。典型的には、オープンスペクトルでの無線通信には、複数のネットワークが同じスペクトルを共有できることに起因して、手順および制限が伴う場合がある。このような技術はクリアチャネル評価技術、例えばキャリアセンス多重アクセス/衝突回避(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance:CSMA/CA)とも称される。複数のネットワークが同じスペクトルを共有できることを保証する他の技術には、時間単位当たりの送信の最大パーセンテージの制限(送信デューティサイクルの制限)、最大送信出力電力の制限、および送信当たりの最大チャネル占有時間の制限が含まれるが、これらに限定されない。必要とされる技術は、オープンスペクトルの規制要件に応じて異なり得るものであり、この要件は、特定の周波数スペクトルや、デバイスの地理的場所に応じて異なる可能性がある。この説明全体を通して、オープンスペクトルに対する多重アクセス制限に起因して課される必要な技術を実行するためのこのような手順は、リッスン・ビフォア・トーク(Listen-Before-Talk:LBT)手順として記述される。
複数のネットワークがスペクトルを共有するために必要な技術を考慮して、オープンスペクトルを介した送信を企画するLBT手順を実行するときに、ネットワークノードがLBT手順を介して、現時点では意図する時間に目的の受信機と通信できないとの結論を下すことがあり得る。ネットワークノードは、オープンスペクトルの共有に関連する送信規制によって制限される可能性があり、我々はこの送信の失敗をLBT障害と呼ぶこととする。LBT障害が発生したとき、送信者は、共有技術により課された制限によって通信が制限されなくなるまで、待機する必要があり得る。このような待機は、タイマー、または上記の特定の例のように制限パラメーターの評価を課す場合がある。この説明全体を通して、このような待機はバックオフ手順と称される。したがって、LBT手順が失敗すると、通信遅延が発生する可能性がある。
一方、無線通信では、エネルギー消費を制限するためのアイドルモード動作が知られている。この場合、端末(UE)は、ネットワークとのアクティブなデータ接続を維持しない。UEに到達するためには、ページングが使用される。ページングは、典型的にはページングインジケータおよびページングメッセージを含んだ1つまたは複数のページング信号の通信を含む。典型的には、ページングはUEがアイドルモードで動作している間に実行される。UEのモデムの受信機は、アイドルモードでページング信号を選択的に受信するように設定することができる。
オープンスペクトルで1つ以上のページング信号を通信するときは、UEのページングの待ち時間が大幅に増加し得ることが認められている。上述したように、これは、UEの不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)に関連して起こり得るLBT障害、および関連のバックオフ手順の故に、意図した時間にページング信号を送信できないネットワークノードに起因し得る。
したがって、UEのページングのためにオープンスペクトルにアクセスする高度な技術についてのニーズが存在する。具体的には、上記で特定された制限および欠点の少なくとも幾つかを克服または軽減する技術についてのニーズが存在する。
このニーズは、独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項の特徴は、実施形態を定義する。
1つの方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つの同期信号(Synchronization Signal:SS)バーストを送信することを含む。この少なくとも1つのSSバーストは端末へと送信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を送信することを含む。この少なくとも1つのページング信号は、UEに送信される。
ときには、SSバーストはSSブロックとも称される。
1つの方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを受信することを含む。この少なくとも1つのSSバーストは、BSから受信される。この方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を受信することを含む。この少なくとも1つのページング信号は、前記BSから受信される。
端末を操作する方法には、第1の受信試行を実施することが含まれる。この第1の受信試行は、オープンスペクトルで行われる。この第1の受信試行は、少なくとも1つの同期信号バーストについてのものである。この方法にはまた、第2の受信試行を実施することも含まれる。この第2の受信試行は、オープンスペクトルで行われる。この第2の受信試行は、少なくとも1つのページング信号についてのものである。第1の受信試行および第2の受信試行は、オープンスペクトルの共通の時間制限付きチャネルアクセスインターバルにおいて実施される。
ある方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSを送信および/または受信(通信)することを含んでいる。この少なくとも1つのSSバーストは、基地局(Base Station:BS)からUEへと通信される。この方法にはまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を通信することも含まれる。この少なくとも1つのページング信号は、BSからUEへと通信される。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、プログラムコードを含んでいる。このプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行することができる。プログラムコードを実行すると、前記少なくともプロセッサが当該方法を実行する。この方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを送信することを含んでいる。この少なくとも1つのSSバーストは端末に送信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を送信することを含んでいる。この少なくとも1つのページング信号は、UEに送信される。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、プログラムコードを含んでいる。このプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行できる。プログラムコードを実行すると、少なくとも1つのプロセッサが当該方法を実行する。当該方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを受信することを含む。この少なくとも1つのSSバーストはBSから受信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を受信することを含んでいる。この少なくとも1つのページング信号はBSから受信される。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、プログラムコードを含んでいる。このプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行できる。プログラムコードを実行すると、この少なくとも1つのプロセッサが当該方法を実行する。当該方法は、第1の受信試行を実施することを含む。この第1の受信試行は、オープンスペクトルで行われる。第1の受信試行は、少なくとも1つの同期信号バーストについてのものである。当該方法はまた、第2の受信試行を実施することも含む。この第2の受信試行は、オープンスペクトルで行われる。第2の受信試行は、少なくとも1つのページング信号についてのものである。これら第1の受信試行および第2の受信試行は、オープンスペクトルの共通の時間制限付きチャネルアクセスインターバルにおいて実施される。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、プログラムコードを含んでいる。このプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行できる。プログラムコードを実行すると、少なくとも1つのプロセッサが当該方法を実行する。当該方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを送信および/または受信(通信)することを含む。この少なくとも1つのSSバーストは、BSからUEへと通信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を通信することを含む。この少なくとも1つのページング信号は、BSからUEへと通信される。
基地局は制御回路を含んでいる。この制御回路は、1つの方法を実行するように設定される。当該方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを送信することを含む。この少なくとも1つのSSバーストは端末へと送信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を送信することを含む。この少なくとも1つのページング信号は、UEへと送信される。
端末には制御回路が含まれている。この制御回路は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSバーストを受信するように設定される。この少なくとも1つのSSバーストは、BSから受信される。制御回路はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのページング信号を受信するように設定される。この少なくとも1つのページング信号は、BSから受信される。
端末には制御回路が含まれている。この制御回路は、オープンスペクトルにおいて少なくとも1つのSSバーストについての第1の受信試行を実施するように設定されている。また、オープンスペクトルにおいて少なくとも1つのページング信号についての第2の受信試行を実施する。これら第1の受信試行および第2の受信試行は、オープンスペクトルの共通の時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて実施される。
端末を操作する方法は、端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って、第1の受信試行を実施することを含んでいる。この第1の受信試行は、オープンスペクトルで基地局によって送信された少なくとも1つの基準信号についてのものである。当該方法は、タイミングスケジュールに従って第2の受信試行を実施することも含んでいる。この第2の受信試行は、オープンスペクトルにおいて基地局により送信された少なくとも1つのページング信号についてのものである。当該方法はまた、第1の受信試行の第1の結果に応じて、少なくとも1つのSSバーストについての更なる第1の受信試行、および少なくとも1つのページング信号についての更なる第2の受信試行のために、バックオフを選択的にアクティブ化することを含んでいる。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、プログラムコードを含んでいる。このプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行することができる。プログラムコードを実行することにより、この少なくとも1つのプロセッサは、端末を動作させる方法を実行する。当該方法は、端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って、第1の受信試行を実施することを含む。この第1の受信試行は、オープンスペクトルで基地局により送信された少なくとも1つの基準信号についてのものである。当該方法はまた、タイミングスケジュールに従って、第2の受信試行を実施することをも含む。この第2の受信試行は、オープンスペクトルで基地局によって送信された少なくとも1つのページング信号についてのものである。当該方法はまた、第1の受信試行の第1の結果に応じて、少なくとも1つの基準信号についての更なる第1の受信試行、および少なくとも1つのページング信号についての更なる第2の受信試行のために、バックオフを選択的に起動することを含む。
端末には制御回路が含まれる。制御回路は、端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って、第1の受信試行を実施するように設定される。第1の受信試行は、オープンスペクトルにおいて基地局によって送信された、少なくとも1つの基準信号についてのものである。当該方法はまた、タイミングスケジュールに従って、第2の受信試行を実施することも含んでいる。この第2の受信試行は、オープンスペクトルにおいて基地局により送信された少なくとも1つのページング信号についてのものである。当該方法はまた、第1の受信試行の第1の結果に応じて、少なくとも1つの基準信号についての更なる第1の受信試行、および少なくとも1つのページング信号についての更なる第2の受信試行のために、バックオフを選択的に起動することを含む。
例えば、基準信号は、基地局のブロードキャスト信号、SSまたはSSバースト、および/または基地局によって送信される可変信号の固定プリアンブル等を含むことができる。別の実装には、チャネルサウンディング信号またはDLパイロット信号等が含まれる。
1つの方法は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSを通信することを含む。この少なくとも1つのSSバーストは、BSからUEへと通信される。当該方法はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのネットワークアクセス信号を通信することを含む。この少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、BSからUEへ、および/またはUEからBSへと通信される。
少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、BSのネットワークへのUEの接続を容易にすることができる。例えば、少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、UEとBSの間のデータ接続、例えばレイヤ3ベアラなどのセットアップを容易にすることができる。例えば、少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、UEのアイドル動作モードからUEの接続動作モードへの移行を容易にすることができる。少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、下記のうち少なくとも1つを含むことができる。
すなわち、
ランダムアクセス(Random Access:RA)手順のRAメッセージ
ULのRAメッセージ1で送信されるRAプリアンブル
例えば、ULのRAメッセージ1に応答するためであってUEの暫定アイデンティティを含む、DLのRAメッセージ2
レイヤ3データ接続のセットアップなどのための、ULのRAメッセージ3
例えば、ULのRAメッセージ3に応答するための、DLのRAメッセージ4
のうちの少なくとも1つである。
例えば、2ステップまたは4ステップのRA手順を使用することができる。
少なくとも1つのSSおよび少なくとも1つのネットワークアクセス信号を、共通チャネルアクセスインターバルに連結することによって、より短い持続時間、例えばより少ないLBT試行内においてネットワークアクセスを完結させることが可能になり得る。
UEには制御回路が含まれている。この制御回路は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、で少なくとも1つのSSを受信するように設定される。この少なくとも1つのSSバーストは、BSからUEへと通信される。制御回路はまた、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのネットワークアクセス信号を通信するように設定される。この少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、BSからUEへ、および/またはUEからBSへと通信される。
BSには制御回路が含まれている。この制御回路は、オープンスペクトルの時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのSSを送信するように設定されている。この少なくとも1つのSSバーストは、BSからUEへと通信される。制御回路はまた、オープンスペクトルでのチャネルアクセスインターバルにおいて、少なくとも1つのネットワークアクセス信号を通信するように設定される。この少なくとも1つのネットワークアクセス信号は、BSからUEへ、および/またはUEからBSへと通信される。
上述の特徴および以下で更に説明する特徴は、示されたそれぞれの組み合わせだけでなく、本発明の範囲を逸脱することなく、他の組み合わせまたは単独で使用され得ることが理解されるべきである。
図1は、様々な実施例によるネットワークを概略的に示しており、当該ネットワークはBSおよびUEを含んでいる。 図2は、様々な実施例に従って、BSおよびUEを概略的に且つより詳細に示す。 図3は、様々な実施例によるセルラーネットワークとしてのネットワークの例示的な実装を概略的に示す。 図4は、様々な実施例に従った、UEの複数の動作モードを概略的に示す。 図5は、様々な実施例に従い、動作モードに関連付けられ且つDRXサイクルに従ってアクティブ化されたUEの受信機状態を概略的に示す。 図6は、様々な実施例に従った、UEのページングを示すシグナリング図である。 図7は、様々な実施例に従った、オープンスペクトルでの通信についての図6のページングの詳細を示す。 図8は、様々な実施例に従った、SSバーストおよびページング信号のための時間-周波数リソース割り当てを概略的に示す。 図9は、様々な実施例に従った、SSバーストおよびページング信号のための時間-周波数リソース割り当てを概略的に示す。 図10は、様々な実施例に従った、SSバーストおよびページング信号のための時間-周波数リソース割り当てを概略的に示す。 図11は、様々な実施例によるUEの受信試行を概略的に示す。 図12は、様々な実施例によるUEの受信試行を概略的に示す。 図13は、様々な実施例によるUEの受信試行を概略的に示す。 図14は、様々な実施例に従った方法のフローチャートである。 図15は、様々な実施例に従った方法のフローチャートである。 図16は、様々な実施例に従った方法のフローチャートである。
実施形態の詳細な説明
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、限定的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。本発明の範囲は、以下に説明される実施形態または図面によって限定されることを意図するものではなく、それらは例示のみとして解釈されるべきである。
図面は、概略図と見なされるべきであり、また図面に示される要素は、必ずしも一定の縮尺で示されている訳ではない。むしろ、様々な要素は、それらの機能および一般的な目的が当業者に明らかになるように表されている。図面に示され、または本明細書で説明された機能ブロック、デバイス、コンポーネント、または他の物理的または機能的ユニット間の任意の接続または結合はまた、間接的な接続または結合によっても実装され得る。コンポーネント間の結合はまた、無線接続を介して確立することもできる。機能ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実装され得る。様々な図面における同じ参照符号は、類似または同一のコンポーネント、機能、または動作を参照する。
以下では、無線通信の技術について説明する。詳細には、オープンスペクトルでの無線通信を可能にする技術が説明される。ここでは、時間-周波数リソースは、典型的には集中的にスケジュールされない。したがって、LBTおよびバックオフは、オープンスペクトルへの同時アクセスを試みる複数のデバイス間の衝突を回避するために、送信試行が失敗した場合に使用される。
アイドルモードでのUEの動作を容易にする技術を説明する。アイドルモードでは、データ接続は維持されない。これは、UEのエネルギー消費を削減するために役立つ。これは、中でも典型的には、バッテリ容量が限定されるマシンタイプコミュニケーション(Machine Type Communication:MTC)またはモノのインターネット(Internet of Things:IoT)のデバイスに役立つ。他のデバイスもまた、アイドルモードでの動作から恩恵を受ける可能性がある。アイドルモードにおいて、UEは、典型的にはそれぞれのタイミングスケジュールに従い、オフ期間およびオン期間を含むDRXサイクルを使用して動作できる。オフ期間中、UEのインターフェースにおける受信機は、非アクティブ状態であり得る。この受信機は、如何なるデータの受信にも適さない可能性がある。これにより、消費エネルギーを削減することができる。オン期間はページング機会(Paging Occasion:PO)と相関しており、その間、当該受信機はページング信号を受信するのに適したアクティブな状態で動作している。
詳細に言えば、様々な例に従い、オープンスペクトルにおいて通信されるページング信号を使用して、アイドルモードにあるUEのページングを容易にする技術が説明される。ページングを成功させるためには、典型的は3つの信号を送信することが必要とされる。第1は、1つ以上のSS、例えばSSバーストである。第2にはページングインジケータ、第3はページングメッセージである。以下では、ページングインジケータおよびページングメッセージの両方を含むページング信号を参照する。各SSバーストには複数のSSブロックが含まれる場合がある。各SSブロックは複数のSS、例えば、プライマリSS(Primary SS:PSS)、セカンダリSS(Secondary SS:SSS)、物理ブロードキャストチャネル復調基準信号(Physical Broadcast Channel Demodulation Reference Signal:PBCH-DMRS)などの異なる種類のSSを含み得る。
様々な技術は、このようなシナリオにおいて、オープンスペクトル上でのSSバーストおよびページング信号の通信が困難になり得るとの発見に基づいている。すなわち、基準実装によれば、3つの信号を全て配信できる前に、LBTを含む3つの送信試行を成功させることが必要とされる。この3つの送信試行の何れか1つが失敗すれば、それぞれのバックオフが原因でページングが遅延する。特に、UEのDRX動作と組み合わせてLBT関連の遅延(例えば、バックオフ手順による)を考慮に入れたPOを定義することは一般に可能であるが、送信試行の失敗による遅延が、DRXサイクルのタイミングスケジュールの比較的長いオフ期間によって定義されるリスクが存在する。これにより、ページングが大幅に遅延し、例えばMTCまたはIoTについては、最大で数分または数時間に亘る可能性がある。これは、POが通過してしまい、次のPOはDRXサイクルのオフ期間の後にしか来ないことがあり得るからである。
会議RAN1#90-Bisの第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project:3GPP)R1-1715582の貢献から、LBTオーバーヘッドを節約するために複数のSSバーストを送信する実装が知られている。LBTオーバーヘッドの削減により、1回のPO内でUEのページングが成功する可能性は増大する。にもかかわらず、1回のPO内でページングが失敗する有意な可能性が生じる。本明細書で説明される技術は、1回のPO内での信頼性のあるページングを容易にする。
様々な実施例によれば、これは、1つまたは複数のSSバーストおよび1つまたは複数のページング信号を、オープンスペクトルのチャネルアクセスインターバルに連結することによって達成される。
チャネルアクセスインターバルは、特定のデバイスがオープンスペクトルに継続的にアクセスできる最大時間を制限する場合がある。通常、チャネルアクセスインターバルの開始は、オープンスペクトルでの送信の開始によって決定され、またチャネルアクセスインターバルの終止(ときには最大チャネル占有時間、Maximum Channel Occupancy Time:MCOTとも呼ばれる)は、オープンスペクトルのアクセスルール(つまり、規制要件)に応じて、事前設定された最大持続時間によって定義される。チャネルアクセスインターバルの典型的な持続時間は、10ms~1sの範囲であることができる。
そのようなアプローチは、UEが同期を取得するためのSS、ならびに1つ以上のページング信号、例えばページングインジケータおよび任意にページングメッセージを送信するための1回の送信試行を容易にする。したがって、UEのページングを完了するには、1回のLBT手順で十分であり得る。これにより、1回のPO内でのページングが容易になる。
これらの信号をMCOTに適合させるために、送信を周波数ドメインに拡張することが可能である。例えば、複数の信号の周波数分割複信(Frequency Division Duplexing:FDD)を使用することができる。例えば、複数のSSブロックのFDDまたは複数のSSバーストさえも使用することができる。代替的または追加的に、複数のページング信号のFDD、例えば、ページングインジケータ用のFDDおよびページングメッセージ用のFDDを使用することができる。
通常、必要な情報の量は、ページングインジケータよりもページングメッセージの方が大きくなる可能性があり、同様に、ページングインジケータのために必要な情報の量は、SSバーストの場合よりも大きくなる可能性がある。したがって、帯域幅は、伝達される情報のサイズの増大と共に、MCOTの終止に向かって増加する可能性がある。したがって、このSSバーストからページング情報までの必要な周波数帯域幅の増加は、したがって非対称のリソースニーズと見なすことができる。なぜなら、周波数ドメインにおいて必要とされる送信リソースは変化し、異なる送信タイプに沿って対称ではないからである。
SS(例えば、SSバースト)のためにFDDを使用することにより、周波数ダイバーシティを達成することができる。これにより、SSブロードキャストおよびページング送信を組み合わせるための非対称リソースの必要性を低減することができる。これは、オープンスペクトルの効率的占有を補助することができる。
これは、次の発見に基づいている。すなわち、非対称リソースの必要性は、小規模比率の占有された物理的時間-周波数リソース要素またはリソースブロックをもたらす傾向が存在し得る。スケジューリング情報は、複数のリソース要素またはブロック、いわゆるリソースブロックグループ(Resource Block Group:RBG)についての集合的なアドレス指定スキームに基づいているので、ときには、個々のリソース要素またはリソースブロックをスケジューリングによってアドレス指定することはできない。小規模比率のリソース要素またはブロックが、RBGと一致しない可能性がある。これは、小規模比率のリソース要素またはブロックを回避する対称リソースの必要性が存在する場合には異なる。
FDDは、全てのSSでアクティブ化する必要はないが、POと連携したSSについて選択的に、すなわち、SSがPO内で通信される場合にはアクティブにする必要がある。次に、更なるSSまたはSSバーストは、PO内のSSまたはSSバーストとインターリーブされることができ、この更なるSSまたはSSバーストは、より小さな帯域幅を占有する。
そのような技術により、UEは効果的に再同期、すなわち、タイミング同期を再取得することができ、また1回のPO内、すなわち、受信機アクティビティの単一インスタンス内で可能なページングを識別することができる。UEがSSバースト送信を検出したならば、それはカバレッジ内シナリオで終結することができる。その後、UEは引き続きページング信号を聞くことができる。次に、もしページングが検出されれば、UEは、当該UEによって実施されたLBTを必要とし得るランダムアクセス(Random Access:RA)手順を続行できる。
同時に、SSバーストおよびページング信号の送信のためのBSの送信試行の失敗は、UEによって確実に検出され得る。これは、1つ以上のSSバーストの非受信による可能性がある。次に、調整されたバックアップ手順は当該UEによって実施できる。
詳細に言うと、POは典型的には、ネットワークがページング信号を送信することをUEが期待する特定の持続時間に関連付けられる。基準実装によれば、BSでのLBTが原因で送信試行が失敗した場合、ネットワークおよびUEは次のPOを待機する。通常、バックオフ期間はPOの持続時間よりも長くなる。POの周期性はDRXサイクルタイミングスケジュールに関連付けられているため、後続のPO(複数)の間の時間オフセットは、典型的にはオフ期間(すなわち、秒、分、または時間)に対応する。したがって、占有されたオープンスペクトル、すなわち、1つまたは複数の他のデバイスのチャネルアクセスによる送信試行の失敗は、基準実装の遅延に大きな影響を与える可能性がある。一方、単にページングされるUEが存在しないという理由だけで、BSがページング信号をまったく送信しないシナリオが考えられる。したがって、UEは対応する信号を受信しない。こうして、実際には、BSは送信する意図がなかったのにも拘わらず、UEが、BSの送信試行が失敗したと誤って想定する可能性がある。これにより、曖昧さが生じ、バックアップ手順の特定の実装によっては、エネルギーが無駄になる可能性がある。
本明細書で説明されるシナリオにおいて、UEは、SSを含む信号がMCOT内に存在しないことに基づいて、失敗した送信試行を検出することができる。したがって、UEは、少なくとも1つの基準信号についての第1の受信試行を実施でき、また少なくとも1つのページング信号についての第2の受信試行を実施し得る。基準信号は、送信試行が成功した場合に、UEがBSによって送信されると予測する任意の信号であり得る。例えば、SSまたはSSバーストは、基準信号の実装であり得る。別の実装には、チャネルサウンディング信号またはDLパイロット信号などが含まれる。次に、第1の受信試行および第2の受信試行の結果に応じて、異なるバックアップ手順が採用され得る。一例において、UEは、第1の受信試行の結果に基づいて失敗した送信試行を決定することに応答して、バックオフをアクティブ化することができる。これには、例えば、DRXサイクルのより短いオフ期間、または次のPOまで受信機をアクティブ状態に保つことさえが含まれ得る。
図1は、本明細書で開示される技術から利益を得ることができる無線通信ネットワーク100を概略的に示す。このネットワークは、3G、4G-LTE、または今後の5G-NRのような3GPP標準化ネットワークであり得る。他の例としては、米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)が指定したネットワークなどのポイントツーポイントネットワーク、例えば802.11x Wi-FiプロトコルまたはBluetooth(登録商標)プロトコルが含まれる。更なる例には、モノの3GPPナローバンドインターネット(Narrowband Internet of Things:NB-IoT、または拡張マシンタイプコミュニケーション(Enhanced Machine Type Communication:eMTC)ネットワークが含まれる。
ネットワーク100は、BS112およびUE101を含む。無線リンク114が、BS112とUE101の間に確立される。無線リンク114は、BS112からUE101へのDLリンクを含み、更にまた、UE101からBS112へのULリンクを含む。ULとDL間の干渉を緩和するために、時分割複信(Time-Division Duplexing:TDD)、周波数分割複信(Frequency-Division Duplexing:FDD)、空間分割複信(Space-Division Duplexing:SDD)、および/またはコード分割複信(Code-Division Duplexing:CDD)を用いることができる。同様に、TDD、FDD、SDD、および/またはCDDは、無線リンク114上で通信する複数のUE(図1には示されていない)間の干渉を緩和するために使用することができる。
UE101は、例えば次の何れかであることができる。すなわち、スマートフォン、携帯電話、タブレット、ノート、コンピュータ、スマートテレビ、MTCデバイス、eMTCデバイス、IoTデバイス、NB-loTデバイス、センサー、アクチュエータ等である。
図2は、BS112およびUE101を概略的に、且つより詳細に示す。
BS112は、プロセッサ(CPU)1121、およびフロントエンドと呼ばれることもあるインターフェース(Interface:IF)1122を含む。IF1122は、受信機および送信機を含む。BS112は更に、メモリ(Memory:MEM)1125、例えば、不揮発性メモリを含む。当該メモリは、プロセッサ1121によって実行され得るプログラムコードを格納できる。したがって、プロセッサ1121およびメモリ1125は制御回路を形成する。プログラムコードを実行すると、プロセッサ1121は、LBT動作を含むオープンスペクトルでの送信、オープンスペクトルでの送信試行の実施、バックオフの実施、SSの送信、ページング信号の送信等に関する技術を実行する。
UE101は、プロセッサ(CPU)1011およびインターフェース(IF)1012を含み、フロントエンドと呼ばれることもある。IF1012は、受信機および送信機を含む。UE101は更に、メモリ(MEM)1015、例えば不揮発性メモリを含む。メモリ1015は、プロセッサ1011によって実行され得るプログラムコードを格納できる。したがって、プロセッサ1011およびメモリ1015は、制御回路を形成する。プログラムコードを実行すると、プロセッサ1011は、LBT動作を含むオープンスペクトルでの受信、SSの受信、ページング信号の受信、オープンスペクトルでの受信試行の実施、LBTの実施等に関する技術を実行する。
図2はまた、SS159を示す。SS159は、BS112によって送信され、UE101によって受信される。SS159は、BS112の基準クロックとUE101のクロックとの間の時間同期を容易にする。この時間同期は、UE101がBS112から受信した信号、例えばページング信号を復号できるために必要である。時間同期は、BS112によって使用される時間-周波数リソースグリッドと、UE101によって使用される時間-周波数リソースグリッドとを整列させるのに役立つ。ときには、SS159は、SSバースト(図2には図示せず)にクラスタ化される。
図3は、無線ネットワーク100のより詳細な実装を概略的に示す。図3の例は、3GPP 5Gアーキテクチャによる無線ネットワーク100を示す。基本的なアーキテクチャの詳細は、3GPP TS 23.501、バージョン1.3.0(2017-09)で説明されている。図3および以下の説明の更なる部分は、3GPP 5Gフレームワークにおける技術を示すが、同様の技術は、異なる通信プロトコルにも容易に適用され得る。その例には、3GPP LTE 4GおよびIEEE Wi-Fi技術が含まれる。
UE101は、通常は1つまたは複数のBS112(図3には図示せず)によって形成される無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)111を介して、ネットワーク100に接続可能である。無線リンク114は、RAN111、特にRAN111の1つ以上のBS112とUE101との間で確立される。
RAN111は、コアネットワーク(Core Network:CN)115に接続される。CN115は、ユーザプレーン(User Plane:UP)191および制御プレーン(Control Plane:CP)192を含む。アプリケーションデータは、通常、UP191を介してルーティングされる。このため、UP機能(UP Function:UPF)121が設けられている。UPF121は、ルータ機能を実装することができる。アプリケーションデータは、1つ以上のUPF121を通過し得る。図3に示すように、UPF121は、例えばインターネットまたはローカルエリアネットワークなどのデータネットワーク(Data Network:DN)180へのゲートウェイとして機能する。アプリケーションデータは、UE101およびDN180上の1つまたは複数のサーバーとの間で通信することができる。
ネットワーク100はまた、アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function:AMF)131、セッション管理機能(Session Management Function:SMF)132、ポリシー制御機能(Policy Control Function:PCF)133、アプリケーション機能(Application Function:AF)134、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function:NSSF)134、認証サーバー機能(Authentication Server Function:AUSF)136、および統合データ管理(Unified Data Management:UDM)137を含んでいる。図3はまた、これらノード間におけるプロトコル基準点N1~N22も示している。
AMF131は、次の機能の1つ以上を提供する。すなわち、登録管理、NASの終了、接続管理、到達可能性の管理、モビリティ管理、アクセス認証である。AMF131は、NASレベルのセキュリティコンテキストを、UE101とネゴシエートできる。3GPP TS23.501バージョン1.3.0(2017-09)、セクション6.2.1を参照されたい。例えば、それぞれのUE101が切断モードで動作する場合、AMF131は、UE101のCN開始のページングを制御する。AMF131は、UE101のDRXサイクルのタイミングを追跡し続けることができる。AMF131は、RAN111のBS112により、例えばUEモビリティに責任を負うトラッキングエリアにおいて、ページング信号のUE101への送信をトリガーすることができる。
それぞれのUE101が接続モードで動作するのであれば、データ接続189はAMF131によって確立される。UE101の現在のモードを追跡するために、AMF131は、UE101を接続された進化型パケットシステム接続管理(Evolved Packet System Connection Management:ECM)またはECMアイドルに設定する。ECMが接続されている間、UE101とAMF131との間で非アクセス層(NAS)接続が維持される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実装する。NAS接続は、UE101のページングに応答してセットアップされ得る。
SMF132は、以下の機能の1つまたは複数を提供する。すなわち、RAN111とUPF121の間でのUPベアラのベアラ設定を含んだ、セッションの確立、変更、解放を含むセッション管理、UPFの選択および制御、トラフィックステアリングの設定、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了等である。
したがって、AMF131およびSMF132は両方とも、移動するUEをサポートするために必要なCPモビリティ管理を実装する。
図3はまた、データ接続189に関する態様を示す。データ接続189は、CN115のUP191を介して、RAN111とUE101との間で、またN180に向けて確立される。例えば、インターネットまたは別のパケットデータネットワークとの接続を確立できる。データ接続189を確立するために、それぞれのUE101が、例えばページング信号の受信に応答して、ランダムアクセス(RA)手順を実行することが可能である。DN180のサーバーは、アプリケーションデータ(ペイロードデータとも呼ばれる)がデータ接続189を介して通信されるサービスをホストすることができる。
データ接続189は、専用ベアラまたはデフォルトベアラなどのような、1つまたは複数のベアラを含み得る。データ接続189は、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層、例えば一般には第2層のOSIモデルの第3層上で定義することができる。
図4は、UE101が動作できる異なるモード301~303に関する態様を示す。動作モード301~303の実装例は、例えば3GPP TS 38.300、例えばバージョン15.0に記載されている。
接続モード301の際には、データ接続189がセットアップされる。例えば、デフォルトのベアラおよびオプションで1つまたは複数の専用ベアラを、UE101とネットワーク100の間に設定することができる。UE101の受信機は、アクティブ状態で持続的に動作することができる。
次に、電力消費を低減するために、接続モード301から、受信機のDRXサイクルを使用する接続モード302に移行することが可能である。DRXサイクルには、それぞれのタイミングスケジュールに従って、オン期間とオフ期間が含まれる。オフ期間の際には、受信機はデータを受信するには適さない。受信機の非アクティブ状態がアクティブ化され得る。
DRXサイクルのタイミングスケジュールは、UE101とBS112との間で同期され、BS112は、例えばアプリケーションデータの任意のDL送信を、接続モードのDRXサイクルのオン期間に合わせることができる。モード302において、データ接続189はセットアップが維持される。
更なる電力削減を達成するために、アイドルモード303において実施することが可能である。アイドルモード303は、ここでも再度、UE101の受信機のDRXサイクルに関連付けられる。しかしながら、アイドルモード303におけるDRXサイクルのオン期間にある間、受信機は、ページングインジケータおよび任意にページングメッセージを受信するためにのみ適している。例えば、これは、アイドルモード303のDRXサイクルのオン期間中に、受信機により監視されることが必要とされる特定の帯域幅を制限するのに役立つ。受信機は、アプリケーションデータを受信するには適していない。このことは、例えば接続モード302と比較した場合、電力消費を更に低減するのを助ける。
図5は、異なるモード301~303の間の移行に関する態様を示している。図5は更に、DRXサイクル370を使用する態様を示す。ページング信号の通信に関しては、本明細書で説明する様々な実施例において、そのような技術を用いることが可能である。
まず、UE101は、接続モード301で動作する。これは、受信機がアクティブ状態381で永続的に動作するため、高レベルで永続的な電力消費を引き起こす。アクティブ状態381は、特定の電力消費に関連している。次に、電力消費を低減するために、DRXを使用する接続モード302がアクティブ化される。ここでは、アクティブ状態381および非アクティブ状態384で選択的に動作する受信機のオン期間371およびオフ期間372が示されている。
次に、電力消費を更に低減するために、アイドルモード303がアクティブ化される。これには、データ接続189を解除することが伴う。ここでも、アイドルモード303は、それぞれのタイミングスケジュール375のオン期間371およびオフ期間372を含むDRXサイクル370を使用する。アイドルモード303のオン期間371は、接続モード302のオン期間371と比較すると、より低い電力消費に関連付けられる。なぜなら、接続モード302と比較した場合に、アイドルモード303ではアクティブ状態382で動作している受信機の能力が低下し得るからである。アイドルモード303の間、アクティブ状態382では、受信機はページング信号の受信のみを予測する。それぞれのタイミングスケジュール375のオン期間371は、PO202と整合している。
図6はシグナリング図である。図6は、UE101とBS112との間の通信に関する態様を示す。図6は、ページング信号4004、4005の送信および/または受信(通信)に関する態様を示す。
一般にオプションのブロックである3001では、ユーザデータメッセージ4002が通信される。例えば、ユーザデータメッセージ4002は、ベアラの一部等としてのデータ接続189に沿って通信され得る。ユーザデータメッセージ4002は、アプリケーションデータを含む。
こうして、UE101とBS112の間で通信されるデータはもう存在しない。送信バッファは空である。これにより、タイマーがトリガーされ得る。例えば、タイマーは、UE101に実装されてよい。非活動スケジュールに従って設定された特定のタイムアウト期間201の後、UE101の受信機は、3002において、アクティブ状態381から非アクティブ状態384に移行する。これは、UE101の電力消費を低減するために行われる。例えば、主受信機1351を非アクティブ状態384に移行させる前に、適切な制御シグナリング(図6には図示せず)によって、データ接続189を解除することが可能である。タイムアウト期間201は、非アクティブ状態384に移行するためのトリガー基準の例示的な実装であり、他のトリガー基準も可能である。例えば、接続解除メッセージが通信されてもよい。
これは、アイドルモード303(図4参照)への移行に対応している。
次に、複数のPO202が実施される。PO202は、DRXサイクル370のオン期間371に一致してよい。
ある時点で、BS112は、ページングインジケータ4004を送信する。UE101は、3003においてページングインジケータ4004を受信する。例えば、ページングインジケータ4004は、UE101の一時的または静的なアイデンティティを含み得る。または、ページングインジケータは、国際モバイル加入者識別情報(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)のようなUEの独特なユーザ情報から曖昧な方法で導出される場合があるため、複数のUEを示すことがあり得る。ページングインジケータ4004は、3004においてページングメッセージ4005を通信するために使用される変調および暗号化スキーム(Modulation and Coding Scheme:MCS)に関する情報を含み得る。ページングメッセージ4005は、共有チャネル、例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)で通信され得る。ページングメッセージは、RRC制御データを含み得る。一般に、ページングインジケータ4004およびページングメッセージ4005は、異なるチャネル上で通信され得る。ページングメッセージ4005は、ページングインジケータ4004によって示されるMCSに従って変調および暗号化され得る。したがって、UE101は、第1にページングインジケータ4004を受信し、第2にページングメッセージ4005を受信することが必要とされる可能性がある。ページングインジケータ4004およびページングメッセージ4005が同じPOで受信されることは必須ではない。
次いで、3005において、UE101とBS112との間にデータ接続189がセットアップされる。これには、RA手順およびRRCセットアップが含まれ得る。
最後に、ULまたはDLユーザデータメッセージ(例えば、ペイロードデータを含む)4002が、3006において、新しくセットアップされたデータ接続189を使用して通信される。
図6において、UE101は、PO202におけるページング受信の準備をするために、その受信機をアクティブにする。このために、UE101は、典型的には最初にSS送信を識別する必要がある。図6では、単純化するために、SSバースト送信が図示されていない。3GPP NRにおいては、SSはSSバーストに含まれる。例えば、SSブロックには、1次SS(PSS)および2次SS(SSS)、ならびにブロードキャストチャネル(PBCH)が含まれ得る。所与のSSバースト内において、SSブロックの幾つかの連続した繰り返しが存在し得る。SSバーストは、特定の時間ウィンドウ、例えば、5msの時間ウィンドウで定義され得る。各SSブロックの最大送信帯域幅は、[5 10 40 80]MHzであることができ、[15 30 120 240]KHzのサブキャリア間隔を伴ってよい。また、SSバーストセットの周期性は、{5、10、20、40、80、160}ミリ秒の組から設定可能である。
図6のシナリオは、オープンスペクトル上での通信と組み合わせることができる。これは図7に示されている。
図7はシグナリング図である。図7は、UE101とBS112との間の通信に関する態様を示す。図7は、ページング信号4004、4005を送信および/または受信(通信)することに関する態様を示す。
図7は、ページングのためにオープンスペクトルにアクセスする態様を具体的に示している。例えば、図7の技術は、図6の3003、3004でのページング信号4004、4005の通信に関連して使用することができる。
PO202と時間整合された3011において、BS112はLBT手順を実施する。換言すれば、BS112はオープンスペクトルへのアクセスを試みる。したがって、信号レベルはオープンスペクトルで検知される。例えば、信号レベルが閾値を超えれば、バックオフ470を実施することができる。図7のシナリオにおいて、3011でのLBT手順は、UE101により実施されるDRXサイクル370のタイミングスケジュール375に従って実施される。LBT手順は、DRXサイクル370のオン期間371と一致するPO202で送信試行を実施するBS112を含む。
図7に示すように、送信試行が失敗し、バックオフ470がアクティブ化される。次に、3012(次のPO202で、または未だ同じPO202内で)において、更なるLBT手順が実施される。3012において送信試行は成功し、したがってBS112は、3013、3014でページング信号4004、4005を送信する。
図7に示されるのは、UE101の動作に関する更なる態様である。図7のシナリオにおいて、UE101は、DRXサイクル370のタイミングスケジュール375に従って、3015および3016で受信試行を実施する。3011での送信試行が失敗したため、3015での受信試行は失敗する。3016での受信試行は成功する。
以下では、(I)ネットワークがUE101をページングしておらず、ページング信号4004、4005を送信することさえ試みていないために、ページング信号4004、4005が受信試行において受信されないシナリオと、(II)ネットワークはページング信号4004、4005を送信しようと試みているが、送信試行が失敗したために送信できないシナリオとの間の区別を容易にする技術について説明する。これにより、UE101での調整されたバックアップ手順が容易になる。曖昧さを回避することにより、エネルギー消費量を削減できる。
更に、以下では、オープンスペクトルのMCOT内でUE101のページング完了を容易にする技術について説明する。
そのような効果を可能にする戦略が、図8に関連して示される。
図8は、このページングのための時間-周波数リソースの割り当てを示している。図8には、SSバースト150およびページング信号4004、4005に対する時間-周波数リソースの割り当てが示されている。時間-周波数リソースは、オープンスペクトル409に存在する。
時間-周波数リソースは、シンボルおよびサブキャリアを含んだ直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)変調によって定義することができる。情報をコード化するアトミック要素は、それぞれの時間-周波数リソース要素に関連付けられる。
図8に示されるように、複数のSS159を含むSSバースト150は、オープンスペクトル上で、BS112からUE101へと通信される。また、ページング信号4004、4005は、オープンスペクトル上で、BS112からUE101に通信される。図8に示されるように、SSバースト150、ならびにページング信号4004、4005は、共通のMCOT405において通信される。時間-周波数リソースがそれぞれ割り当てられる。したがって、LBT手順での送信試行が成功すれば、1回のMCOT405内で全ての信号150、4004、4005を通信することが可能である。1回のMCOTのみが必要とされるので、時間-周波数リソースの好ましくない割り当てのために複数のMCOTが必要とされるシナリオと比較すれば、ページングを迅速に完了する可能性が増大する。
図9は、ページングのための時間-周波数リソースの割り当てを図示する。図9は、概ね図8に対応する。
図9のシナリオでは、複数のSSバースト150が周波数分割多重化を使用して通信される。それにより、BS112とのUE101の同期のために、周波数ダイバーシティは促進されることができる。これは、一般に、ページング信号4004、4005の受信成功の可能性を増加させる。
そのような周波数分割多重化アプローチの代わりに、またはそれに加えて、複数のSSバースト150はまた、MCOT405の長さが許すときは、時分割多重化を使用して通信され得る。
例えば、MCOT405の持続時間は、例えば、オープンスペクトルの規制要件から決定され得る。そして、周波数分割多重化の周波数再利用係数は、このようなMCOT405の持続時間の決定に基づいて選択することができる。
図8および図9のシナリオにおいて、少なくとも1つのSSバースト150は、MCOT405の第1の部分411において通信される。ページング信号4004、4005は、この第1の部分411の後に配置されるMCOT405の第2の部分412で通信される。少なくとも1つのSSバースト150は、帯域幅451を使用して通信され、ページング信号4004、4005は、帯域幅452を使用して通信される。一般に、帯域幅451は、帯域幅452と異なることができる。ページング信号4004、4005においては通常、より多くの情報が伝達されなくてはならないため、帯域幅452が帯域幅451よりも大きくなる傾向があり得る。しかし、(図9に示すように)複数のSSバースト150の送信に使用される周波数分割多重化の周波数再利用係数に応じて、この差は消失するか、または小さい可能性がある。このことは、第1の部分411と第2の部分412との間のリソースの割り当てにおける非対称性の回避を補助し、これは効率的にオープンスペクトルを占有するのに役立つ。
更に、例えば周波数分割多重化を使用して、複数のSSバーストを通信することから生じる制御シグナリングのオーバーヘッドを制限するために、SSバーストの通信に割り当てられた帯域幅の適応を使用することができる。そのようなシナリオが図10に示されている。
図10は、ページングおよび同期のための時間-周波数リソースの割り当てを示す。図10のシナリオでは、SSバースト150およびページング信号4004、4005は、UE101のDRXサイクル370のタイミングスケジュール375に従って、すなわち、PO202で通信される。
図10のシナリオにおいて、PO202における、すなわち、不連続受信サイクル370のタイミングスケジュール375に従ったSSバースト150の通信のための帯域幅451は、図9に示すように実装される。しかしながら、より小さな帯域幅453を使用する更なるSSバースト150Aが、PO202(複数)の間で通信される。例えば、SSバースト150に含まれるSS159は、SSバースト150Aに含まれるSS159と同じであるか、または対応することができる。図10に示すように、SSバースト150Aの繰り返し率は、通信信号バースト150の繰り返し率よりも大きくすることができる。
図10のアプローチは、制御シグナリングのオーバーヘッドを制限する一方で、同時に低遅延のページングを容易にする。
図8~図10のシナリオにおいて、MCOT405で通信されるページング信号は、ページングインジケータ4004およびページングメッセージ4005(図6および図7を参照)の両方を含む。ページングメッセージ4005は、ページングインジケータ4004の後に送信される。一般に、ページングインジケータ4004のみが最小限1つのSSバースト150と一緒に共通のMCOT405で通信されれば、低遅延ページングを促進済みにすることができる。次いで、2つのLBT手順が必要とされるが、これは基準実装と比較して、ページングの完了までに必要とされる時間が低減される。
複数のページング信号4004、4005がMCOT405に含まれる場合、それらは、例えばMCOT405の持続時間に応じて、周波数分割多重化および時分割多重化のうちの少なくとも1つを使用して通信され得る。
更に、図8~図10に示すように、少なくとも1つのSSバースト150および1つまたは複数のページング信号4004、4005は、隣接する時間-周波数リソースで通信される。したがって、スペクトルの利用率が高くなる可能性があり、これにより、1つまたは少数のMCOT405内でのページングの完了が容易になる。隣接する時間-周波数リソースの場合、少なくとも1つのSSバースト150と、1つ以上のページング信号4004、4005の間には、シンボルが配置されない可能性がある。
図11は、ページングおよび同期のための、時間-周波数リソースの割り当てを示す。この図11のシナリオでは、SSバースト150およびページング信号4004、4005は、UE101のDRXサイクル370のタイミングスケジュール375-1に従って、すなわち、PO202において通信される。
図11は、UEの挙動に関する態様を示している。詳細に言えば、3101において、UEは、少なくとも1つのSSバースト150の受信試行471を実施し、更に、少なくとも1つのページング信号4004、4005の受信試行472を実施する。ここで、受信試行471は、MCOT405の第1の部分411と時間整合される一方、受信試行472は、MCOT405の第2の部分412と時間整合される。
受信試行471の結果に基づいて、および任意に受信試行472の結果に基づいて、バックオフ470がアクティブ化され、またはアクティブ化されない(選択的にアクティブ化される)。バックオフ470は、バックオフ期間後の更なる受信試行471、472を可能にする。受信試行471の結果を考慮することにより、一方ではBS112におけるLBT手順が失敗した送信試行と、他方ではネットワークページングの欠如との間での信頼できる識別が可能である。
図11の例において、3101での両方の受信試行471および472は肯定的な結果を有する。すなわち、UE101は、少なくとも1つのSSバースト150および少なくとも1つのページング信号4004、4005を受信することができる。これは、対応するBS112でのLBT手順の送信試行もまた、肯定的な結果をもたらしたことを意味する。次に、受信試行471の結果および受信試行472の結果に基づいて、オフ期間372が起動される。詳細には、3101において、ページングはUE101のためではなく、別のUEのためのものである。したがって、UE101は、接続モード301、302へは移行せず、DRXサイクル370のオフ期間372をアクティブ化する。UE101はページングされないので、切断モード303で動作し続ける。
次のPO202では、3102において、UE101が再び受信試行471、472を実施する。受信試行471と受信試行472は両方とも失敗、すなわち、それぞれの結果は否定的である。受信試行471の失敗は、バックオフ470(図7参照)のアクティブ化をトリガーする。これは、ネットワークページングがない場合でも、BS112による送信試行の肯定的な結果により、少なくとも1つのSSバースト150が送信されるという発見によって動機付けられる。しかしながら、この少なくとも1つのSSバースト150を目的とした受信試行471が失敗するので、BS112は、失敗した送信試行の故にバックオフ470を実施したと結論付けることができる。
バックオフ470の後、UE101は、3103において、今度は肯定的な結果を伴って受信試行471、472を再び実施する。3103においては、少なくとも1つのページング信号4004、4005がUE101のページングを指示し、その後、これは接続モード301、302(図11には図示せず)へと移行する。
図11のシナリオにおいて、バックオフ470には、バックオフタイマーをアクティブにすることが含まれる。3102および3103は同じPO202の一部である。具体的には、3102における受信試行471、472および3103における受信試行471、472との間で、UE101の受信機は継続的にアクティブ状態382で動作する。言い換えれば、バックオフタイマーは、オン期間371よりも短い寸法である。これは、隣接するMCOT(複数)405の間の期間406(典型的には、オープンスペクトル409の規制要件によっても定義される)がオン期間371よりも短いために可能である。そのようなシナリオでは、DRXサイクル370のタイミングスケジュール375-1を修正する必要はない。他の例では、DRXサイクル370のタイミングスケジュールを修正するのが好ましい場合がある。そのようなシナリオは、図12に関連して示される。
図12は、ページングおよび同期のための時間-周波数リソースの割り当てを示しており、この時間-周波数リソースはオープンスペクトル409に存在する。図12に示されるように、SSバースト150およびページング信号4004、4005は、UE101のDRXサイクル370のタイミングスケジュール375-1に従って、すなわち、PO202において通信される。
図12は、UEの挙動に関する態様を示している。図12のシナリオは、概ね図11のシナリオに対応している。しかしながら、図12のシナリオにおいては、DRXサイクル370のタイミングスケジュール375-1が修正され、タイミングスケジュール375-2を得る。したがって、3112における失敗した受信試行471に応答して、タイミングスケジュール375-2がアクティブ化され、タイミングスケジュール375-1は非アクティブ化される。タイミングスケジュール375-2は、タイミングスケジュール375-1と比較した場合、より短いオフ期間372を含む。
例えば、タイミングスケジュール375-1のオフ期間372は、タイミングスケジュール375-2のオフ期間372の整数倍に対応することができる。例えば、タイミングスケジュール375-1は、いわゆる拡張されたDRXサイクルに従ってよく、これは(拡張されていない)DRXサイクルと比較した場合、オフ期間372を延長することによって電力消費の節減を容易にする。
図12に示すように、3112での失敗した受信試行471、472に応答して、オフ期間372がアクティブ化される、すなわち、UE101の受信機は非アクティブ状態384(図5参照)へと移行する。受信試行471ならびに受信試行472の両方が失敗するので、BS112での送信試行は失敗したと結論付けることができる。
図13は、ページングおよび同期のための時間-周波数リソースの割り当てを示し、この時間-周波数リソースはオープンスペクトル409上に存在する。図13に示されるように、SSバースト150およびページング信号4004、4005は、UE101のDRXサイクル370のタイミングスケジュール375-1に従って、すなわち、PO202において通信される。
図13は、UEの挙動に関する態様を示す。図13のシナリオは、一般的には、図12のシナリオに対応する。図13のシナリオでは、3121において、受信試行471は成功するが、受信試行472は失敗する。これは、ネットワークページングが欠如しているためである。しかしながら、少なくとも1つのSSバースト150は、受信試行471の一部として受信することができるので、UE101は、BS112による送信試行も成功したと結論付けることができる。次に、受信試行471が成功し、受信試行472は失敗するので、タイミングスケジュール375のオフ期間372をアクティブ化することができる。
図14は、様々な実施例に従った方法のフローチャートである。例えば、図14の方法は、BS112の制御回路1121、1125によって実装することができる。その代わりに、またはそれに加えて、図14は、UE101の制御回路1011、1015によって実装され得るであろう。
オプションのブロック5001において、POが存在するかどうかがチェックされる。POは、UEのDRXサイクルのタイミングスケジュールのオン期間と一致し得る(図5、6、および10を参照されたい)。
POが発生すると、当該方法がブロック5002で開始する。ブロック5002では、少なくとも1つのSSバーストが通信される。例えば、複数のSSバーストは、少なくとも1つの周波数分割多重化および時分割多重化を使用して通信され得る。ブロック5002において、BSは少なくとも1つのSSバーストを送信することができ、および/または、UEは少なくとも1つのSSバーストを受信することができる。
次に、ブロック5003において、少なくとも1つのページング信号が通信される。例えば、ページングインジケータおよび/またはページングメッセージが通信され得る(図6および7を参照されたい)。ブロック5003において、BSは少なくとも1つのページング信号を送信することができ、および/または、UEは少なくとも1つのページング信号を受信することができる。
ブロック5002および5003は、BSの送信試行およびUEの受信試行を含むことができる。
ブロック5002、5003は、オープンスペクトルの共通のMCOT内で実行され得る。したがって、ブロック5002の少なくとも1つのSSバーストおよびブロック5003の少なくとも1つのページング信号は、共通のMCOTに連結され得る(図8および9を参照されたい)。
オプションのブロック5004において、少なくとも1つの更なるSSバーストが通信される。ブロック5004の少なくとも1つの更なるSSバーストは、任意のPOからの時間オフセットで通信される。したがって、ブロック5001においてPOが存在しないと判断された場合、ブロック5004の少なくとも1つの更なるSSバーストも通信される。例えば、ブロック5004の少なくとも1つの更なるSSバースト、およびブロック5002の少なくとも1つのSSバーストは、オープンスペクトル上で異なる帯域幅が割り当てられ得る(図10を参照されたい)。
図15は、様々な例による方法のフローチャートである。例えば、図15の方法は、UE101の制御回路1011、1015によって実装され得る。
図15の方法は、図14の方法と相互に関連付けることができる。
ブロック5051は、図14のブロック5001に対応する。
ブロック5052は、図14のブロック5002に対応する。ブロック5052では、もしブロック5051においてPOが存在すると判断されたならば、第1の受信試行が実施される。受信試行の実施には、オープンスペクトル上で1つ以上の基準信号をリッスンすることが含まれる。
ブロック5053はブロック5003に対応する。ブロック5053では、少なくとも1つのページング信号についての第2の受信試行が実施される。
図15のシナリオでは、POが存在しなければ受信試行は実施されない。例えば、対応する受信機は、その後は非アクティブ状態で動作することができる(図5を参照されたい)。
ブロック5052、5053において第1および第2の受信試行を実施することにより、一方では失敗した送信試行と、ネットワークによるページングの欠如とを区別することができる。そのようなシナリオは、図16で更に詳細に示される。
図16は、様々な例に従った方法のフローチャートである。例えば、図16の方法は、UE101の制御回路1011、1015によって実装され得る。
ブロック5011は、図14のブロック5001に対応する。
ブロック5011においてPOが存在すると判断された場合、ブロック5012では、DRXサイクルのタイミングスケジュールのオン期間がアクティブ化される。これは、ページング信号を受信するのに適したアクティブ状態(図5を参照)で、UEの受信機を動作させることを含むことができる。
ブロック5013は、図15のブロック5052に対応し、ここでは、1つまたは複数のSSバーストについての受信試行によって実施される。
ブロック5014は、図15のブロック5053に対応する。
ブロック5015において、第1の受信試行が肯定的な結果を有するかどうかが判断される。例えば、ブロック5013では、少なくとも1つのSSバーストが受信されたかどうかをチェックすることができる。ブロック5015で第1の受信試行が成功したと判断されれば、次いで、ブロック5016が実行される。
ブロック5016では、第2の受信試行が成功したかどうかが判断される。例えば、ブロック5014で少なくとも1つのページング信号が受信されたかどうかをチェックすることができる。
ブロック5016において、ブロック5014の第2の受信試行が肯定的な結果を有すると判断されれば、次いでブロック5017において、ページングがUE向けであるかどうかがチェックされる。例えば、対応するページング信号に含まれる1つまたは複数のUEアイデンティティを、対象UEのUEアイデンティティと比較することができる。
ブロック5017において、ネットワークが当該UEをページングしようとしていると判断されれば、次いでブロック5022が実行される。ブロック5022では、接続モードへの移行が、例えばRA手順によって実施される(図4を参照されたい)。
ブロック5017において、ネットワークが当該UEをページングしようとしていないと判断されれば、次いでブロック5018では、DRXサイクルのオフ期間がアクティブ化される。これは、UEの受信機を非アクティブ状態で動作させることに対応することができる(図5を参照されたい)。同様に、ブロック5016において、第2の受信試行が成功しなかったと判断された場合には、ネットワークは何れのUEもページングしないため、ブロック5018が実行される。
ブロック5015において、第1の受信試行が成功しなかったと判断された場合には、次にブロック5019においてバックオフがアクティブ化される。ブロック5019ではバックオフが実施される(ときにはLBTバックオフとも称される)。原則として、バックオフを実施するための様々な戦略が利用可能である。1つの戦略には、バックオフタイマーのアクティブ化が含まれる。図16に示されるような更なる戦略には、ブロック5020において、DRXサイクルの更なるタイミングスケジュールをアクティブ化することが含まれる。ブロック5021では、DRXサイクルの新たにアクティブ化された更なるタイミングスケジュールのオフ期間が、バックオフより短いかどうかがチェックされる。肯定の場合には、ブロック5018において、新たにアクティブ化された更なるタイミングスケジュールのオフ期間がアクティブ化される。そうでない場合は、DRXサイクルのオフ期間をアクティブ化せずに、バックオフタイマーをアクティブ化することができる。次に、ブロック5013を同じPO内で再実施することができる。
要約すると、ページングに対するオープンスペクトル通信のLBTの影響を制限する技術が説明されている。幾つかの例では、1つまたは複数のSSバーストおよび1つまたは複数のページング信号を、オープンスペクトルのMCOTに連結することが可能である。更なる例では、代替的または追加的に、ネットワークノードは、現時点では意図された時間に意図された受信機と通信することはできないと、LBT手順を介して結論付けることができる。これはLBT障害と呼ばれる。次いで、バックアップ手順をトリガーすることができる。
本明細書で説明する様々な技術は、無認可スペクトルにおける動作のSS設計がスタンドアロンに従うことができ、または認可帯域での3GPP NRの動作に基づくことができるという発見に基づいている。ただし、一部のスペクトル特性および規制要件(LBTによるチャネル可用性の不確実性など)のため、特定の態様については更に検討する必要がある。アクセス規制の観点から、例えば、SSブロックおよびRA信号の送信帯域幅は、多くの場合、無認可帯域の公称チャネル帯域幅よりも狭い場合がある。したがって、周波数ドメインでの送信の設計または割り当ては、この目的に合わせて調整できる。
チャネルアクセスの観点からは、制御シグナリングからのLBTオーバーヘッドを低減することが有用であり得る。これは、MOOTを利用して、SS、RAプリアンブル、RA Msg2/3/4のような初期アクセスの制御信号(ネットワークアクセス信号)を連続的に送信することで実現できる。
様々なチャネルアクセス要件により、オープンスペクトルに適用する場合、認可帯域のNR制御信号の設計を修正する必要があり得るとの発見に基づいて、様々な技術が使用されている。
本明細書で説明する技術の幾つかは、チャネル競合およびチャネル占有時間を考慮に入れた、オープンスペクトルでの送信のためのSSバースト送信のような、制御シグナリング設計に関する。SSバーストを、例えばPDSCH上のアプリケーションデータおよびネットワークアクセス信号のような他の送信と共に多重化することは、信号帯域幅の側面に関し、LBTオーバーヘッドの低減を達成することに関する。また、RAステップの数(2ステップのRA手順など)またはRA手順に関連した送信の保証を低減することは、LBT障害によるRA障害の発生を減らすのに役立つ。
本明細書で説明する技術は、チャネルアクセス規制の側面に関して、オープンスペクトルでの送信のために、制御シグナリング設計を調整する。
要約すると、次の実施例が説明されている。
実施例1.
基地局(112)を動作させる方法は、
・オープンスペクトル(409)の時間制限されたチャネルアクセスインターバル(405)において、少なくとも1つの同期信号バースト(150)を端末(101)に送信することと、
・オープンスペクトル(409)のチャネルアクセスインターバル(405)において少なくとも1つのページング信号(4004、4005)を端末(101)に送信することを含む。
実施例2.
端末(101)を操作する方法は、
・オープンスペクトル(409)において少なくとも1つの同期信号バースト(150)についての第1の受信試行(471)を実施することと、
・オープンスペクトル(409)において少なくとも1つのページング信号(4004、4005)についての第2の受信試行(472)を実施することを含み、
ここで、第1の受信試行(471)および第2の受信試行は、オープンスペクトル(409)の共通の時間制限されたチャネルアクセスインターバル(405)において実施される。
実施例3.
実施例2の方法は、更に、
・第1の受信試行(471)の第1の結果に応じて、少なくとも1つの同期信号バースト(150)についての更なる第1の受信試行(471)、および少なくとも1つのページング信号(4004、4005)についての更なる第2の受信試行(472)のために、バックオフ(470)を選択的にアクティブ化することを含む。
実施例4.
実施例3の方法は、
第1の受信試行(471)が失敗すればバックオフ(470)がアクティブ化され、第1の受信試行(471)が成功すればバックオフ(470)はアクティブ化されない。
実施例5.
実施例3または4の方法において、
第1の受信試行(471)および第2の受信試行(472)は、端末(101)の不連続受信サイクル(370)のタイミングスケジュール(375、375-1)に従って実施され、
当該方法は更に、
・第1の結果および第2の結果に応じて、不連続受信サイクル(370)のオフ期間(372)を選択的にアクティブ化することを含む。
実施例6.
実施例5の方法において、
オフ期間(372)は、少なくとも第1の受信試行(471)が成功し、且つ第2の受信試行が失敗した場合にアクティブ化される。
実施例7.
実施例3~6の何れか1つの方法において、
バックオフ(470)は、バックオフタイマーを起動することを含む。
実施例8.
実施例3~7の何れか1つの方法において、
第1の受信試行(471)および第2の受信試行(472)は、端末(101)の不連続受信サイクル(370)のタイミングスケジュール(375、375-1)に従って実施され、
バックオフ(470)は、不連続受信サイクル(370)の更なるタイミングスケジュール(375-2)をアクティブ化することを含み、これはタイミングスケジュール(375、375-1)と比較して、より短いオフ期間(372)を含む。
実施例9.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つの同期信号バースト(150)は、複数の同期信号バーストを含み、
複数の同期信号バースト(150)は、周波数分割多重化を使用して送信される。
実施例10.
実施例9の方法は、更に、
・チャネルアクセスインターバルの持続時間(405)を決定することと、
・チャネルアクセスインターバルの持続時間(405)の決定に基づいて、周波数分割多重化の周波数再利用係数を選択することを含む。
実施例11.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つの同期信号バースト(150)は、オープンスペクトル(409)の第1の帯域幅(451)を使用するチャネルアクセスインターバル(405)の第1の部分(411)で送信され、
少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、第1の帯域幅(451)とは異なるオープンスペクトル(409)の第2の帯域幅(452)を使用するチャネルアクセスインターバル(405)の第2の部分(412)で送信され、
第2の部分(412)は、第1の部分(411)の後に送信される。
実施例12.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つの同期信号バースト(150)は、オープンスペクトル(409)の第1の帯域幅(451)を使用して送信され、
当該方法は更に、
・オープンスペクトル(409)の更なる帯域幅(453)を使用して、少なくとも1つの更なる同期信号バースト(150A)を端末(101)に送信することを含み、
更なる帯域幅(453)は、第1の帯域幅(451)よりも小さい。
実施例13.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、複数のページング信号(4004、4005)を含み、
複数のページング信号(4004、4005)は、周波数分割多重化および時分割多重化のうちの少なくとも1つを使用して送信される。
実施例14.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、ページングインジケータ(4004)を含み、
少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、任意に、ページングインジケータ(4004)に関連付けられて、ページングインジケータ(4004)の後に送信されるページングメッセージ(4005)を含む。
実施例15.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つの同期信号バースト(150)および少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、端末(101)の不連続受信サイクル(370)のタイミングスケジュール(375、375-1)に従って送信される。
実施例16.
上記の実施例の何れか1つの方法において、
少なくとも1つの同期信号バースト(150)および少なくとも1つのページング信号(4004、4005)は、隣接する時間-周波数リソースで送信される。
実施例17.
基地局(112)は制御回路(1121、1125)を具備し、この制御回路は、
・オープンスペクトル(409)の時間制限付きチャネルアクセスインターバル(405)において、少なくとも1つの同期信号バースト(150)を端末(101)に送信するように設定され、また
・オープンスペクトル(409)のチャネルアクセスインターバル(405)において、少なくとも1つのページング信号(4004、4005)を端末(101)に送信するように設定される。
実施例18.
実施例17の基地局(112)において、
制御回路は、実施例1および実施例9~16の何れか1つの方法を実行するように設定される。
実施例19.
端末(101)は制御回路(1011、1015)を具備し、この制御回路は、
・オープンスペクトル(409)において少なくとも1つの同期信号バースト(150)についての第1の受信試行(471)を実施するように設定され、また
・オープンスペクトル(409)において少なくとも1つのページング信号(4004、4005)についての第2の受信試行(472)を実施するように設定され、
第1の受信試行(471)および第2の受信試行は、オープンスペクトル(409)の共通の時間制限されたチャネルアクセスインターバル(405)において実施される。
実施例20.
実施例19の端末(101)において、
制御回路(1011、1015)は、実施例2~16の何れか1つの方法を実行するように設定される。
本発明を特定の好ましい実施形態に関して示し、説明してきたが、明細書を読んで理解したとき、当業者には均等物および変更が思い浮かぶであろう。本発明は、そのような均等物および変更の全てを含み、添付の特許請求の範囲によってのみ制限されるものである。
例示として、上記では、1つまたは複数のSSバーストおよび1つまたは複数のページング信号が、オープンスペクトルの共通のMCOTに連結される様々なシナリオが説明されてきた。幾つかのシナリオでは、UEおよびBS間の時間同期のために単一のSSを受信することで十分な場合がある。そのようなシナリオでは、技術を変更して、1つまたは複数のSS信号および1つまたは複数のページング信号を共通のMCOTに連結することができる。
更なる例示として、BSによって送信された1つまたは複数のページング信号および1つまたは複数の基準信号を、オープンスペクトルの共通のMCOTに連結することが一般に可能である。SSまたはSSバーストは、1つ以上の基準信号の1つの可能な実装であるが、他の実装では、他の種類およびタイプの基準信号を使用することができる。幾つかの基準信号は時間同期に適さないこともあるが、それらはページングの欠如とBSによる送信試行の失敗をUEが区別できるようにする可能性がある。
更に別の例示としては、1つまたは複数のページング信号および1つまたは複数のSSバーストを共通のMCOTに連結することに関して様々な技術を説明したが、他の種類およびタイプの信号を、共通のMCOTに連結する場合にも同様の技術を容易に適用できる。例えば、1つ以上のSSバーストおよび1つ以上のネットワークアクセス信号を共通のMCOTに連結することが可能である。例えば、1つ以上のネットワークアクセス信号は、RAプリアンブルまたはRAメッセージ2を含み得る。幾つかの例では、1つ以上のSSバーストおよび1つ以上のアプリケーションデータメッセージを、共通のMCOTに連結することさえ可能である。このような技術は、1つ以上の信号を共通のMCOTに連結することにより、LBT障害による複数の送信試行の全体的な可能性が低減されるとの発見に基づくものである。
更なる説明のために、上記では3GPP NR 5Gネットワークの様々なシナリオを説明してきた。同様の技術は、他の種類およびタイプのネットワークにも容易に適用することができる。

Claims (16)

  1. 端末を操作する方法であって、
    オープンスペクトルにおいて少なくとも1つの同期信号バーストについての第1の受信試行を実施することと、
    前記オープンスペクトルにおいて少なくとも1つのページング信号についての第2の受信試行を実施することを含み、
    ここで、前記第1の受信試行および前記第2の受信試行は、前記オープンスペクトルの共通の時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて実施され
    更に、
    前記第1の受信試行の第1の結果に応じて、前記少なくとも1つの同期信号バーストについての更なる第1の受信試行および少なくとも1つのページング信号についての更なる第2の受信試行のために、バックオフを選択的にアクティブ化することを含む方法。
  2. 前記第1の受信試行および前記第2の受信試行は、前記端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って実施され、
    前記方法は更に、
    前記第1の結果に応じまた前記第2の結果に応じて、前記不連続受信サイクルのオフ期間を選択的にアクティブ化することを含む請求項に記載の方法。
  3. 少なくとも前記第1の受信試行が成功し、且つ前記第2の受信試行が失敗した場合に、前記オフ期間がアクティブ化される、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1の受信試行が失敗した場合には、前記バックオフがアクティブ化され、
    前記第1の受信試行が成功した場合には、前記バックオフはアクティブ化されない、請求項の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記バックオフがバックオフタイマーを起動することを含む、請求項の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記第1の受信試行および前記第2の受信試行は、前記端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って実施され、
    前記バックオフは、前記不連続受信サイクルの更なるタイミングスケジュールをアクティブ化することを含み、前記不連続受信サイクルは前記タイミングスケジュールと比較してより短いオフ期間を含む、請求項の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの同期信号バーストは複数の同期信号バーストを含み、
    前記複数の同期信号バーストは、周波数分割多重化を使用して送信される、請求項1~の何れか1項に記載の方法。
  8. 更に、
    前記チャネルアクセスインターバルの持続時間を決定することと、
    前記チャネルアクセスインターバルの持続時間の決定に基づいて、前記周波数分割多重化の周波数再利用係数を選択することを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの同期信号バーストは、前記オープンスペクトルの第1の帯域幅を使用する前記チャネルアクセスインターバルの第1の部分で送信され、
    前記少なくとも1つのページング信号は、前記第1の帯域幅とは異なる前記オープンスペクトルの第2の帯域幅を使用する前記チャネルアクセスインターバルの第2の部分で送信され、
    前記第2の部分は、前記第1の部分の後に送信される、請求項1~の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの同期信号バーストは、前記オープンスペクトルの第1の帯域幅を使用して送信され、
    当該方法は更に、
    前記オープンスペクトルの更なる帯域幅を使用して、少なくとも1つの更なる同期信号バーストを前記端末に送信することを含み、
    前記更なる帯域幅は、前記第1の帯域幅よりも小さい、請求項1~の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのページング信号は、複数のページング信号を含み、
    前記複数のページング信号は、周波数分割多重化および時分割多重化のうちの少なくとも1つを使用して送信される、請求項1~10の何れか1項に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのページング信号は、ページングインジケータを含み、
    前記少なくとも1つのページング信号は、任意に、ページングインジケータに関連付けられ、且つ前記ページングインジケータの後に送信されるページングメッセージを含む、請求項1~11の何れか1項に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの同期信号バーストおよび前記少なくとも1つのページング信号は、前記端末の不連続受信サイクルのタイミングスケジュールに従って送信される、請求項1~12の何れか1項に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの同期信号バーストおよび前記少なくとも1つのページング信号は、隣接する時間-周波数リソースで送信される、請求項1~13の何れか1項に記載の方法。
  15. 制御回路を含む端末であって、前記制御回路は、
    オープンスペクトルにおいて少なくとも1つの同期信号バーストについての第1の受信試行を実施し、
    前記オープンスペクトルにおいて少なくとも1つのページング信号についての第2の受信試行を実施するように設定され、
    前記第1の受信試行および前記第2の受信試行は、前記オープンスペクトルの共通の時間制限されたチャネルアクセスインターバルにおいて実施され
    更に、
    前記第1の受信試行の第1の結果に応じて、前記少なくとも1つの同期信号バーストについての更なる第1の受信試行および少なくとも1つのページング信号についての更なる第2の受信試行のために、バックオフを選択的にアクティブ化する、端末。
  16. 前記制御回路は、請求項14の何れか1つの方法を実行するように設定される、請求項15に記載の端末。
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