JP7129270B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、視野画像から検出対象を検出する画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システムに関する。
従来、路面上に存在する車線区分線や停止線等の対象物を検出する画像処理の前処理として、車両に取り付けられた撮像装置により取得した路面画像をグレースケール画像に変換することが度々行われる(例えば特許文献1段落[0027])。
再表2017-009923号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、路面画像をグレースケール画像に変換する前処理では、黄色や白等の輝度が大きい色の対象物は十分に検出することができるが、他の色の対象物に対する検出精度が低いという課題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、種々の色の対象物を検出可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る画像処理装置は、取得部と、前処理部と、後処理部と、判定部とを有する。
上記取得部は、移動体に設置された撮像部により撮像された視野画像を取得する。
上記前処理部は、上記取得部により取得された視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、上記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とを実行する。
上記後処理部は、上記第1の画像と上記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出する。
上記判定部は、上記抽出処理の結果に基づいて、検出対象の有無を判定する。
上記構成によれば、視野画像がグレースケール画像だけはなく、RGB空間とは異なる色空間の画像(例えばHSV画像)に変換される。これにより、輝度が大きい黄色や白色の検出対象だけではなく、輝度が小さい青、緑又は赤等の種々の色の検出対象を検出することができる。従って、従来よりも検出対象に対する検出精度が向上する。
上記前処理部は、上記第1の画像と上記第2の画像とが合成された合成画像を生成し、
上記後処理部は、上記合成画像に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出し、
上記判定部は、当該抽出処理の結果に基づき検出対象の有無を判定してもよい。
グレースケール画像である第1の画像とRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像(例えばHSV画像)とを合成することによって両者の欠点が互いに補填されるため、検出対象周辺の光量の変化に対するロバスト性が向上する。
上記判定部は、上記検出対象の色をさらに判定し、
上記画像処理装置は、上記検出対象の色に基づいた画像情報と上記視野画像とを重畳して表示させるための制御信号を生成する信号生成部をさらに有してもよい。
これにより、ユーザに検出対象の色に応じた注意喚起を促すことができる。
上記信号生成部は、上記検出対象の色に応じた制御信号を生成してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る画像処理方法は、
移動体に設置された撮像部により撮像された視野画像が取得される。
上記視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、上記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とが実行される。
上記第1の画像と上記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴が抽出される。
上記抽出処理の結果に基づいて、検出対象の有無が判定される。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る画像処理システムは、撮像部と、画像処理装置とを有する。
上記撮像部は、移動体に設置される。
上記画像処理装置は、取得部と、前処理部と、後処理部と、判定部とを有する。
上記取得部は、上記撮像部により撮像された視野画像を取得する。
上記前処理部は、上記取得部により取得された視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、上記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とを実行する。
上記後処理部は、上記第1の画像と上記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出する。
上記判定部は、上記抽出処理の結果に基づいて、検出対象の有無を判定する。


以上のように、本発明によれば、種々の色の対象物を検出可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成例を示すブロック図である。 上記画像処理システムを備えた移動体の概略側面図である。 上記画像処理システムの作用を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<画像処理システムの全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システム100の構成例を示すブロック図である。図2は、画像処理システム100を備えた移動体1の概略側面図である。
本実施形態の画像処理システム100は、図1及び図2に示すように、画像処理装置10と、撮像部20と、表示部30とを有する。
画像処理システム100は、例えば、工場内で運行される移動体(例えばフォークリフト)に搭載され、移動体の走行路上における所定の検出対象(例えば停止線)の有無を判定し、検出対象を検出した場合にはその旨を運転手へ報知する安全支援システムとして構成される。
[画像処理装置]
画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等のコンピュータに用いられるハードウェア要素及び必要なソフトウェアにより実現される。画像処理装置10は、CPUに代えて、またはこれに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のPLD(Programmable Logic Device)、あるいは、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、その他ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を有してもよい。
画像処理装置10は、機能的に、取得部11と、前処理部12と、後処理部13と、判定部14と、表示制御部15と、通信部16と、メモリ17とを有する。
(取得部)
取得部11は、移動体1に設置された撮像部20(21,22)により撮像された視野画像V1(図3(A)参照)を時系列に取得可能に構成される。取得部11は、撮像部20に対する撮影の指示及び撮影の停止を制御することが可能に構成されてもよい。
(前処理部)
図3は、画像処理システム100の作用の説明図である。前処理部12は、図3(B),(C)に示すように、取得部11で取得された視野画像V1をグレースケール画像V2(第1の画像)とHSV(Hue, Saturation, Value)画像V3(第2の画像)に変換可能に構成される。グレースケール画像V2及びHSV画像V3への変換方法は特に限定されず、例えば特定色を抽出する適宜のアルゴリズムを用いることができる。
(後処理部)
後処理部13は、視野画像V1から変換されたグレースケール画像V2及びHSV画像V3の少なくとも一方に基づいて、停止線等の検出すべき対象である被写体の特徴を抽出可能に構成される。このような特徴としては、例えば、画像を構成する各画素のうち所定の輝度閾値以上の対象画素である。
検出対象は特に限定されず、本実施形態では、移動体1が走行する路面(床面)上に存在する直線成分をもった路上物、例えば、走行領域を規定する車線、荷物の載置区画を表示する枠線、一時停止ラインや進行方向の標識(あるいは標示)といった路上標示物が対象とされる。これらの路上標示物は、路面を構成する床材(コンクリートやアスファルト、あるいはこれらの上に塗装された塗膜)の上に、床材とは異なる色でペイントされ、あるいは貼り付けられている。
本実施形態では、水平方向に延びる所定以上の長さの横線を検出対象としている。このような横線としては、典型的には、一時停止ライン(停止線)や横断歩道等が挙げられる。
(判定部)
判定部14は、後処理部13の抽出処理の結果に基づいて、撮像部20により撮像された視野画像V1に検出対象があるか否かを判定する。判定部14は、所定のフレーム単位で視野画像V1における検出対象の存在の有無を判定するように構成される。判定部14は、典型的には、取得部11より時系列的に取得される視野画像V1をフレーム単位で更新するが、数フレームあるいは数十フレーム単位で更新するようにしてもよい。
(表示制御部)
表示制御部15は、視野画像V1を表示する表示部30へ検出対象の存在を知らせる画像情報を表示させるための制御信号を生成するように構成される。これにより、表示部30を介してユーザに路上への注意喚起を促すことができる。表示制御部15は、特許請求の範囲の「信号生成部」に相当する。
上記制御信号は、上記画像情報に代えて又はこれに加えて、図示しないスピーカやランプ等から音や光等の報知情報を出力させる信号であってもよい。
(通信部)
通信部16は、画像処理装置10と管理装置40との間で情報を送受信することが可能なアンテナ等を含む通信モジュールを備える。通信部16は、取得部11で取得された、撮像部20により撮像された画像や、後処理部13により上記所定のフレーム単位で抽出された検出対象の存在の有無に関する情報等を管理装置40へ出力するように構成される。なお、通信部16及び管理装置40の設置は任意であり、必要に応じて省略されてもよい。
(メモリ)
メモリ17は、画像処理装置10の各部の動作を実行するプログラムソフトウェアや演算パラメータが格納される。メモリ17は、取得部11により取得された視野画像V1、前処理部12において生成されたグレースケール画像V2やHSV画像V3、判定部14による検出対象の存在の有無の判定結果等が格納されてもよい。なお、メモリ17は、画像処理装置10とは別の記憶装置で構成されてもよい。
[撮像部]
撮像部20は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を有し、移動体1の進行方向の視野を撮影するビデオカメラで構成される。撮像部20は、図2に示すように前進用および後退用の2つの撮像部21,22を備えていてもよい。撮像部20は、移動体1の走行方向の路面(あるいは床面)Sを撮影することが可能に移動体1の適宜の場所に設置される。
視野画像V1は、典型的には、移動体1の走行方向の視野を撮影した動画であり、主として、移動体1の走行方向における路面Sおよびその周囲の画像を含む。取得した視野画像V1のデータは、メモリ17に蓄積され、あるいは、通信部16を介して管理装置40へ無線送信される。
[表示部]
表示部30は、撮像部20で撮影された視野画像V1を表示することが可能な液晶表示装置や有機EL表示装置等で構成され、典型的には、図2に示すように移動体1の運転席等に設置される。
本実施形態の表示部30には視野画像V1として移動体1の進行方向の前方視野が表示される。ここで前方視野とは、移動体1が前進している場合は撮像部21により撮影される画像であり、移動体1が後退している場合は撮像部22により撮影される画像である。
<画像処理システムの動作>
次に、本実施形態の画像処理システム100の典型的な動作について説明する。
図4は、画像処理装置10の動作手順を示すフローチャートである。以下、図4を適宜参照しながら画像処理装置の画像処理方法について説明する。
[ステップS101:視野画像取得]
移動体1が走行を開始すると、取得部11は、撮像部20から路面Sの視野画像V1を時系列的に取得する。視野画像V1は、表示部30に表示される。表示部30に表示される視野画像V1は典型的にはRGB画像である。
[ステップS102:第1の画像処理]
次に、前処理部12は、取得部11から出力された視野画像V1をグレースケール画像V2に変換する第1の画像処理を実行する。この第1の画像処理は、時系列に所定のフレーム単位で実行される。第1の画像処理の結果生成されたグレースケール画像V2はメモリ17に記憶される。
[ステップS103:第2の画像処理]
次いで、前処理部12は、取得部11から出力された視野画像V1をRGB空間とは異なる色空間の画像に変換する第2の画像処理を実行する。本実施形態の第2の画像処理では、典型的には視野画像V1がHSV画像V3に変換され、この処理が時系列にフレーム単位で実行される。
具体的には、前処理部12は、視野画像V1をRGB空間からHSV空間に変換し、HSV空間上において、特定の色成分に対応する領域を閾値処理により特定する。これにより、RGB画像(視野画像V1)から特定の色成分のみが抽出されたHSV画像V3が生成される。第2の画像処理の結果生成されたHSV画像V3はメモリ17に記憶される。
[ステップS104:合成画像生成]
次いで、前処理部12は、視野画像V1から変換されたグレースケール画像V2とHSV画像V3とを合成する。これにより、グレースケール画像である合成画像V4が生成される(図3(D)参照)。画像の合成は、例えば、グレースケール画像V2とHSV画像V3を構成する各画素について、それぞれに対応する画素値(輝度値)を比較し、大きい輝度値を採用するという方法で行う。
具体的には、グレースケール画像V2を構成する各画素の濃淡を表す階調値と、HSV画像V3を構成する各画素の色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)の度合いを表す階調値とを比較し、値が大きい方の階調値を補正することによって得られた画素値(輝度値)に基づいてグレースケール画像(合成画像V4)を生成する。
あるいは、グレースケール画像V2の画素の画素値(輝度値)と、当該画素に対応するHSV画像V3の画素の画素値(輝度値)との平均値を算出し、この平均値を合成画像V4の画素の画素値(輝度値)とする方法が採用されてもよい。
[ステップS105:検出対象の有無の判定]
次に、後処理部13は、先のステップS104において生成された合成画像V4に基づいて、停止線等の検出すべき対象である被写体の特徴を抽出する。具体的には、後処理部13は、合成画像V4の濃淡を白と黒の2階調に変換することで二値化画像(図示略)を生成する。これにより、合成画像V4の各画素は、その輝度値に基づいて、当該輝度値が閾値以上の場合は白に、閾値未満の場合は黒に置き換えられる。
後処理部13は、生成された二値化画像をエッジ処理(エッジ検出)するように構成されてもよい。これにより、合成画像V4内の停止線等の被写体の輪郭あるいは路面との境界部が強調表示されたエッジ画像(図示略)が得られる。
次いで、判定部14は、後処理部13の抽出処理の結果に基づいて、視野画像V1に検出対象が有るか否かを判定する。具体的には、判定部14は、生成された二値化画像あるいはエッジ画像に基づいて一軸方向に連続する所定の輝度閾値以上の対象画素をカウントする。そして、対象画素のカウント数が所定値以上であるか否かに基づいて、視野画像V1内における検出対象の有無を判定し、対象画素のカウント数が所定値以上の場合に、その画素領域を検出対象として抽出する。
ここで、判定部14により視野画像V1に検出対象があると判定された場合(ステップS105のYES)、後述のステップS106が実行される。一方、検出対象が無いと判定された場合は(ステップS105のNO)、引き続き路面Sの視野画像V1が時系列的に取得される。なお、ステップS105において述べた検出対象の有無を判定する方法はあくまで一例であり、他の方法が採用されてもよい。
[ステップS106:色判定]
判定部14は、先のステップS101において取得された視野画像V1の各画素の画素値に基づいて、検出対象と判定された被写体の色を判定する。そして、表示制御部15は、検出対象の色に応じた制御信号を生成し、この信号を表示部30に出力する。
[ステップS107:表示制御]
検出対象の色に応じた制御信号を取得した表示部30は、図3(E)に示すように、視野画像V1と検出対象の色に応じた画像情報とが重畳した重畳画像V5を表示する。これにより、表示部30を介してユーザに検出対象の色に応じた注意喚起を促すことができる。
上記の画像情報とは図3(E)に示すように、例えば、検出対象を囲む枠線Wであり、例えば赤色で強調表示される。この場合、枠線Wを太線で表示したり、点滅表示したりしてもよい。また、枠線Wの形状は、同図示すような矩形に限られず、円形、楕円形、台形等その形状は問わない。
以上の処理は、移動体1の運転が終了するまで繰り返し実行される(ステップS108)。
<作用>
従来、画像処理によって車線区分線や停止線等の検出対象を検出する場合、画像の前処理として、RGB画像を輝度変化のみで構成されるグレースケール画像に変換することによって検出対象を検出する。しかしながら、この場合、白や黄色等の輝度が大きい色の検出対象は十分に検出することができるが、他の色の検出対象に対する検出精度が低いという課題がある。
これに対し、本実施形態では、視野画像V1内の検出対象を検出する際に、グレースケール画像V2だけはなく視野画像V1から特定の色成分が抽出された画像であるHSV画像V3が利用される。これにより、輝度が大きい黄色や白色の検出対象だけではなく、輝度が小さい青、緑又は赤等の種々の色の検出対象を検出することができる。従って、従来よりも検出対象に対する検出精度が向上する。
また、本実施形態では、視野画像V1内の検出対象を検出する際に、グレースケール画像V2とHSV画像V3とが合成された合成画像V4が利用される。これにより、検出対象の色が輝度の低い色であっても当該検出対象がHSV画像V3で検出され、HSV空間上において特定の色成分に対応する領域を見つける際の閾値処理が適切でないことにより検出対象周辺の光量の影響で検出対象を正しく検出できない場合であっても、色によっては当該検出対象がグレースケール画像V2で検出される。
即ち、グレースケール画像V2とHSV画像V3とを合成することによって、両者の欠点が互いに補填されるため、検出対象周辺の光量の変化に対するロバスト性が向上する。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、合成画像V4に基づいて検出対象の有無が判定されるがこれに限られず、グレースケール画像V2及びHSV画像V3のどちらか一方に基づいて検出対象の有無が判定されてもよい。
また、上記実施形態では、第1の画像処理が実行された後に第2の画像処理が実行されるがこれに限られず、第1の画像処理と第2の画像処理とが並行して実行されてもよい。これにより、比較的短時間で検出対象の有無を判定することができる。
さらに、本発明では、検出対象の特定の色だけではなく、色毎に処理を並列に実行し、複数の色を見分けて色に応じて異なる処理が実行されてもよい。
加えて、上記実施形態では、検出対象として、停止線等の水平方向に連続する所定長さの線成分を有する対象物を例に挙げて説明したが、車線等の垂直方向(視野画像内では斜め方向)に連続する所定長さの線成分を有する対象物を検出対象としてもよい。
また、上記実施形態の第2の画像処理では、視野画像V1がHSV画像V3に変換されるがこれに限られない。例えば、第2の画像処理では、HSV画像に代えて、視野画像V1がHLS画像、YUV画像、XYZ画像等のRGB空間とは異なる色空間の画像に変換されてもよい。
さらに、上記実施形態では、移動体1としてフォークリフトを例に挙げて説明したが、これに限られず、一般車両や自律走行ロボット等の有人または無人の他の移動体であってもよい。さらに、移動体1は、走行体に限られず、ドローン等の飛行体であってもよい。この場合、天井の梁や柱、建物の壁面等を検出対象とすることができる。
加えて、上記実施形態では、検出対象は典型的には停止線であるがこれに限られず、路面Sに落下した物体等の対象物以外の他の対象物の検出にも、本発明は適用可能である。
また、実施形態では、視野画像V1に検出対象が存在する場合、枠線Wを表示部30において強調表示するように構成されたが、上述したように、これに代えて又は加えて、音や光等によりオペレータへ注意を喚起することが可能なブザー、ランプその他の警報器が設置されてもよい。
10・・・画像処理装置
11・・・取得部
12・・・前処理部
13・・・後処理部
14・・・判定部
15・・・表示制御部(信号生成部)
20・・・撮像部
30・・・表示部
V1・・・視野画像
V2・・・グレースケール画像(第1の画像)
V3・・・HSV画像(第2の画像)
V4・・・合成画像
100・・・画像処理システム

Claims (6)

  1. 移動体に設置された撮像部により撮像された視野画像を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、前記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とを実行する前処理部と、
    前記第1の画像と前記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出する後処理部と、
    前記抽出処理の結果に基づいて、検出対象の有無を判定する判定部と
    を具備する画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記前処理部は、前記第1の画像と前記第2の画像とが合成された合成画像を生成し、
    前記後処理部は、前記合成画像に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出し、
    前記判定部は、当該抽出処理の結果に基づき検出対象の有無を判定する
    画像処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像処理装置であって、
    前記判定部は、前記検出対象の色をさらに判定し、
    前記画像処理装置は、前記検出対象の色に基づいた画像情報と前記視野画像とを重畳して表示させるための制御信号を生成する信号生成部をさらに具備する
    画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記信号生成部は、前記検出対象の色に応じた制御信号を生成する
    画像処理装置。
  5. 移動体に設置された撮像部により撮像された視野画像を取得し、
    前記視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、前記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とを実行し、
    前記第1の画像と前記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出し、
    前記抽出処理の結果に基づいて、検出対象の有無を判定する
    画像処理方法。
  6. 移動体に設置された撮像部と、
    前記撮像部により撮像された視野画像を取得する取得部と、前記取得部により取得された視野画像をRGB空間のグレースケール画像である第1の画像に変換する第1の画像処理と、前記視野画像をRGB空間とは異なる色空間の画像である第2の画像に変換する第2の画像処理とを実行する前処理部と、前記第1の画像と前記第2の画像の両方に基づいて検出すべき対象の特徴を抽出する後処理部と、前記抽出処理の結果に基づいて検出対象の有無を判定する判定部と、を有する画像処理装置と
    を具備する画像処理システム。
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