JP7128689B2 - 粒状物収納容器用キャップ - Google Patents

粒状物収納容器用キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP7128689B2
JP7128689B2 JP2018163957A JP2018163957A JP7128689B2 JP 7128689 B2 JP7128689 B2 JP 7128689B2 JP 2018163957 A JP2018163957 A JP 2018163957A JP 2018163957 A JP2018163957 A JP 2018163957A JP 7128689 B2 JP7128689 B2 JP 7128689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
opening
cap
pillar
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018163957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020037416A (ja
Inventor
貴之 砂川
智 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2018163957A priority Critical patent/JP7128689B2/ja
Publication of JP2020037416A publication Critical patent/JP2020037416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128689B2 publication Critical patent/JP7128689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、錠剤やカプセルなどの粒状物を収納する容器に装着され、開口を通して粒状物を取り出すことができる粒状物収納容器用キャップに関する。
例えば菓子や薬剤においては、一般に錠菓や錠剤と称され、圧縮成形などによって一定の形に整えられた固形の粒状物が流通している。また薬液を収容したカプセル状の粒状物も広く使用されている。このような粒状物を収容する容器においては、例えば特許文献1に示すように、容器の口部に装着されるとともに粒状物が通過する開口(取出し口)を備えるキャップを設けることが一般的である。このようなキャップによれば、容器を傾倒させることによって(必要に応じてその状態で容器を振り出すことによって)、粒状物を取り出すことができる。すなわち、粒状物を取り出すにあたって容器内に指を入れてこれを摘まみ出す必要がないため、手間がかからないうえ、衛生的にも優れている。
実開平6-12381号公報
ところで特許文献1のキャップでは、取出し口の手前に設けた遮蔽板によって粒状物が通る通路を狭め、容器を傾けた際に一度に多数の粒状物が出ないようにしている。しかし、通路が狭まった部分に複数の粒状物が同時に入り込むと、この狭まったところで粒状物が詰まることがあった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、一度に多数の粒状物が出てしまわないように制限しつつ、内部での詰まりがより生じにくくなる粒状物収納容器用キャップを提供することを目的とする。
本発明は、粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し
前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部と他端部が前記天壁の下面に連結するとともに中間部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
前記第一支柱を、前記ヒンジが位置する側と反対側に位置させた状態とし、且つ前記第一支柱の一端部と前記第二支柱の一端部、該第一支柱の他端部と前記第三支柱の一端部、及び該第二支柱の他端部と該第三支柱の他端部を、前記開口に対して周方向に等間隔になる状態でそれぞれ連結し、該第一支柱の一端部と他端部の相互間、該第二支柱の一端部と他端部の相互間、および該第三支柱の一端部と他端部の相互間に1つの粒状物が通過できる隙間が形成されている粒状物収納容器用キャップである。
本発明はまた、粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し、
前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部が前記天壁の下面に連結するとともに他端部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
前記第一支柱の他端部、前記第二支柱の他端部、及び前記第三支柱の他端部を互いに連結してなり、
前記第一支柱の一端部と前記第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間は、該第一支柱の一端部と前記第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間、及び該第二支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間よりも前記ヒンジが位置する側と反対側に位置していて、且つ該第一支柱の一端部と該第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔を、該第一支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔、及び該第二支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔よりも広くしてなる粒状物収納容器用キャップである。
本発明はまた、粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し、
前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部が前記天壁の下面に連結するとともに他端部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
前記第一支柱の他端部、前記第二支柱の他端部、及び前記第三支柱の他端部を互いに連結してなり、
前記第二支柱の一端部と前記第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間は、前記第一支柱の一端部と該第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間、及び該第三支柱の一端部と該第一支柱の一端部との相互間に形成される隙間よりも前記ヒンジを設けた側に位置していて、
前記天壁の下面において前記ヒンジを設けた側に、前記開口から径方向外側に離れる向きに間隔をあけて設けられる複数のリブを有し、該リブは径方向外側に向かって並ぶ順で該天壁からの突出量が大きくなる粒状物収納容器用キャップである。
本発明に従う粒状物収納容器用キャップでは、天壁の下面に連結するとともに開口の下方に向けて延在する3つの支柱によって、開口に向かう粒状物の移動を制限している。このため容器を傾倒させても、一度に多数の粒状物が出てしまうことがない。また本発明では、隣り合う支柱間に設けられる3つの隙間が粒状物の通路として機能する。このため、容器を傾倒させることによって移動する複数の粒状物のうち、仮に2つの隙間に対して粒状物が同時に入り込むことがあっても、残りの隙間が粒状物の逃げ場として機能するため、粒状物が詰まることがない。換言すると、3つの粒状物が3つの隙間に同時に入り込まない限り、途中で粒状物が止まることがないため、粒状物が詰まる頻度を減らすことができる。
本発明に従う粒状物収納容器用キャップの第一実施形態を示した側面視での断面図である。 (a)は図1に示した粒状物収納容器用キャップの平面図であり、(b)はその底面図である。 本発明に従う粒状物収納容器用キャップの第二実施形態を示した側面視での断面図である。 (a)は図3に示した粒状物収納容器用キャップの平面図であり、(b)はその底面図である。 本発明に従う粒状物収納容器用キャップの第三実施形態を示した側面視での断面図である。 (a)は図5に示した粒状物収納容器用キャップの平面図であり、(b)はその底面図である。
まず、本発明に従う粒状物収納容器用キャップの第一実施形態について、図1、図2を参照しながら説明する。なお、本明細書等において、「上」側、「下」側とは、図1に示す状態(天壁(符号7)に対して取出筒(符号10)が上方に位置する状態)での向きをいう。また本実施形態の粒状物収納容器用キャップにおいて取り出される粒状物の形状は、平面視で円形をなすとともに中央部に対して縁部の厚みが薄くなっているものである。
本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Aは、キャップ本体2と蓋体3とを備えていて、キャップ本体2と蓋体3との間にはヒンジ4が設けられている。
キャップ本体2は、円筒状をなし、不図示の容器に装着した際に容器の口部を取り囲む外周壁5を備えている。外周壁5の内周面には、口部の外周面に設けた雄ねじ部に係合する雌ねじ部6が設けられていて、雄ねじ部に対して雌ねじ部6を螺合させることによって、キャップ本体2は容器に装着される。外周壁5の上端には、円板状をなすとともに容器に装着した際に口部の上方を覆う天壁7が設けられている。また天壁7の下面には、環状をなすとともに外周面が口部の内周面に対して気密に当接するシール壁8が設けられている。
また天壁7には、これを貫く円形の開口9が設けられている。本実施形態の開口9は、1つの粒状物が通過できる程の外径で形作られていて、天壁7におけるヒンジ4が位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられている。また天壁7の上面において、開口9の縁部には、上方に向けて起立するとともに内周面が上方に向かうにつれて拡径する取出筒10が設けられている。
そして天壁7の下面には、3つの支柱(第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13)が設けられている。第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13は、全てU字状をなすものであって、各支柱の両端部が天壁7の下面に連結するとともに各支柱の中間部は開口9の下方に向けて延在している。具体的には図2(b)に示すように、第一支柱11の一端部14と他端部15は、開口9の縁部に連結していて、一端部14と他端部15から下方に向かって延在する中間部16は、開口9を跨ぐように設けられている。同様に、第二支柱12の一端部17と他端部18は、開口9の縁部に連結していて、中間部19は開口9を跨ぐように設けられている。また、第三支柱13の一端部20と他端部21は、開口9の縁部に連結していて、中間部22は開口9を跨ぐように設けられている。更に、第一支柱11の一端部14と第二支柱12の一端部17が連結し、第一支柱11の他端部15と第三支柱13の一端部20が連結し、第二支柱12の他端部18と第三支柱13の他端部21が連結している。ここで、図2(b)に示すようにこれらの端部は、開口9に対して周方向に等間隔で設けられている。また、第一支柱11の一端部14と他端部15の相互間、第二支柱12の一端部17と他端部18の相互間、第三支柱13の一端部20と他端部21の相互間には、1つの粒状物が通過できる程度の隙間が形成されている。なお、第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13が連結することによって、図2(b)に示すように中間部16、中間部19、及び中間部22の間には孔hが形成されるが、この孔hは粒状物が通過できない大きさとなっている。
蓋体3は、ヒンジ4で折り曲げた際に外周壁5に連なる蓋体外周壁23を備えている。蓋体外周壁23の内側には、円形をなす蓋体頂壁24が設けられている。また蓋体頂壁24において、蓋体外周壁23の径方向内側には、蓋体外周壁23よりも高さの低い環状壁25が設けられていて、環状壁25の内側には、蓋体3を閉じた際に取出筒10と開口9の内周面に対して気密に当接する蓋体シール壁26が設けられている。
このような形態になる粒状物収納容器用キャップ1Aを装着した容器から粒状物を取り出すにあたっては、開口9が下方に位置する(開いた蓋体3が上方に位置する)ようにして容器を傾倒させる。これにより容器に収納した粒状物は、第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13向かって移動する。そして、第一支柱11の一端部14と他端部15の相互間、第二支柱12の一端部17と他端部18の相互間、第三支柱13の一端部20と他端部21の相互間に形成された何れかの隙間を通過し、更に開口9を通り抜けて取り出される。
なお、容器を傾倒させた際に複数の粒状物が第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13に向かって移動して、仮に2つの隙間に対して粒状物が同時に入り込むことがあっても、残りの隙間が粒状物の逃げ場として機能するため、粒状物が詰まることがない。すなわち、3つの粒状物が3つの隙間に同時に入り込まない限り、途中で粒状物が止まることがないため、粒状物が詰まる頻度を減らすことができる。
次に、本発明に従う粒状物収納容器用キャップの第二実施形態について、図3、図4を参照しながら説明する。なお、前述の実施形態のものと実質的に共通するものについては、図面に同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Bは、上述した第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13に替えて、第一支柱27、第二支柱28、及び第三支柱29を備えている。なお本実施形態の開口9も、天壁7におけるヒンジ4が位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、第一支柱27と第二支柱28は、この寄せられた縁部側に位置している。
第一支柱27は、図4(b)に示すように一端部30が開口9の縁部に連結している。またその形状は、図3に示す第三支柱29のように、側面視において湾曲するように開口9の下方に向けて延在している。そして第一支柱27の他端部31は、図4(b)に示すように開口9の中心軸線上に位置している。また第二支柱28及び第三支柱29も、それぞれの一端部32、34が開口9の縁部に連結していて、そこから湾曲するように開口9の下方に向けて延在し、それぞれの他端部33、35は開口9の中心軸線上に位置している。なお、他端部31、33、35は互いに連結している。また、第一支柱27の一端部30と第二支柱28の一端部32の相互間、第二支柱28の一端部32と第三支柱29の一端部34の相互間、及び第三支柱29の一端部34と第一支柱27の一端部30との相互間には、粒状物が通過する隙間が形成されている。なお、一端部30と一端部32の間隔は、他の端部間の間隔よりも広くなっている。
本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Bも、開口9が下方に位置する(開いた蓋体3が上方に位置する)ようにして容器を傾倒させることによって、容器内の粒状物は第一支柱27、第二支柱28、及び第三支柱29に向かって移動し、第一支柱27の一端部30と第二支柱28の一端部32の相互間、第二支柱28の一端部32と第三支柱29の一端部34の相互間、及び第三支柱29の一端部34と第一支柱27の一端部30の相互間に形成された何れかの隙間を通過し、更に開口9を通り抜けて取り出される。
なお、一端部30と一端部32の相互間の隙間は、容器を傾倒させた際、他の2つの隙間よりも下方に位置し、また他の2つの隙間よりも間隔が広くなっている。すなわち粒状物は、他の2つの隙間よりも一端部30と一端部32の相互間の隙間の方により入りやすいため、3つの粒状物が3つの隙間に同時に入り込む状況が発生しにくくなっている。よって本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Bにおいても、粒状物が詰まる頻度が少なくなる。
本発明に従う粒状物収納容器用キャップは、図5、図6に示す如き第三の実施形態であってもよい。なお、本実施形態を説明するにあたっても、前述の実施形態と実質的に共通するものについては図面に同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Cは、第一実施形態における第一支柱11、第二支柱12、及び第三支柱13に替えて、第一支柱36、第二支柱37、及び第三支柱38を備えている。
第一支柱36は、図5、図6(b)に示すように一端部39が開口9の縁部に連結していて、側面視においてL字状に折れ曲がるようにして開口9の下方に向けて延在している。また第一支柱の他端部40は、開口9の中心軸線上に位置している。また第二支柱37及び第三支柱38も、それぞれの一端部41、43が開口9の縁部に連結していて、そこからL字状に折れ曲がるようにして開口9の下方に向けて延在し、それぞれの他端部42、44は開口9の中心軸線上に位置している。なお、他端部40、42、44は互いに連結している。また、第一支柱36の一端部39と第二支柱37の一端部41の相互間、第二支柱37の一端部41と第三支柱38の一端部43の相互間、及び第三支柱38の一端部43と第一支柱36の一端部39との相互間には、粒状物が通過する隙間が形成されている。なお、一端部39、41、43は、開口9に対して周方向に等間隔で設けられている。
更に本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Cは、天壁7の下面におけるヒンジ4を設けた側において、開口9から径方向外側に離れる向きに間隔をあけて設けられる第一リブ45、第二リブ46、第三リブ47を備えている。図5に示すように第一リブ45、第二リブ46、第三リブ47は、径方向外側に向かって並ぶ順で、天壁7の下面からの突出量が大きくなる(換言すると、径方向外側に位置する第三リブ47から径方向内側に位置する第一リブ45に向かって天壁7の下面からの高さが小さくなる)ように設けられている。なお、第一リブ45は底面視において半円弧状であり、第二リブ46は、半円よりも延在長さが長い円弧状であり、第三リブ47は円環状である。
このような粒状物収納容器用キャップ1Cにおいても、容器を傾倒させることによって、容器内の粒状物は第一支柱36、第二支柱37、及び第三支柱38に向かって移動し、第一支柱36の一端部39と第二支柱37の一端部41の相互間、第二支柱37の一端部41と第三支柱38の一端部43の相互間、及び第三支柱38の一端部43と第一支柱36の一端部39との相互間に形成された何れかの隙間を通過し、更に開口9を通り抜けて取り出される。
ここで本実施形態においては、ヒンジ4を設けた側に第一リブ45、第二リブ46、第三リブ47を設けている。また、第三リブ47、第二リブ46、第一リブ45の順に天壁7の下面からの突出量が小さくなっている。このため、容器を傾倒させた際に天壁7側に寄せられる粒状物は、次第に高さが低くなる第三リブ47、第二リブ46、第一リブ45によって誘導されて、特に、第二支柱37の一端部41と第三支柱38の一端部43の相互間に形成された隙間に向けて移動しやすくなる。すなわち粒状物は、他の2つの隙間よりも一端部41と一端部43の相互間の隙間の方により入りやすいため、3つの粒状物が3つの隙間に同時に入り込む状況は発生しにくくなっている。よって本実施形態の粒状物収納容器用キャップ1Cにおいても、粒状物が詰まる頻度を減らすことができる。
以上、本発明について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従う粒状物収納容器用キャップは上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば前述した3つの実施形態は、何れも第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を、それらの一端部や他端部で直接的に連結するものであったが、例えば板状の部材やブロック状の部材を介してこれらの支柱を間接的に連結するものでもよい。また図4(b)に示した第二実施形態において、第一支柱27の一端部30と第二支柱28の一端部32の間隔は、他の端部間の間隔よりも広くなっているが、他の端部間の間隔を広げてもよいし、全て等しい間隔でもよい。また、図6(b)に示した第三実施形態における第一リブ45、第二リブ46、第三リブ47を、他の実施形態に設けてもよい。またヒンジ4を廃止してキャップ本体2と蓋体3を分離し、例えばキャップ本体2に雄ねじ部を設けるとともに蓋体3に雌ねじ部を設け、両者を螺合させるようにしてもよい。またこれらのねじ部に替えてアンダーカットによって、両者を着脱可能に係合させるようにしてもよい。
1A、1B、1C:粒状物収納容器用キャップ
2:キャップ本体
3:蓋体
4:ヒンジ
5:外周壁
6:雌ねじ部
7:天壁
8:シール壁
9:開口
10:取出筒
11:第一支柱
12:第二支柱
13:第三支柱
14:第一支柱の一端部
15:第一支柱の他端部
16:第一支柱の中間部
17:第二支柱の一端部
18:第二支柱の他端部
19:第二支柱の中間部
20:第三支柱の一端部
21:第三支柱の他端部
22:第三支柱の中間部
23:蓋体外周壁
24:蓋体頂壁
25:環状壁
26:蓋体シール壁
27:第一支柱
28:第二支柱
29:第三支柱
30:第一支柱の一端部
31:第一支柱の他端部
32:第二支柱の一端部
33:第二支柱の他端部
34:第三支柱の一端部
35:第三支柱の他端部
36:第一支柱
37:第二支柱
38:第三支柱
39:第一支柱の一端部
40:第一支柱の他端部
41:第二支柱の一端部
42:第二支柱の他端部
43:第三支柱の一端部
44:第三支柱の他端部
45:第一リブ
46:第二リブ
47:第三リブ

Claims (3)

  1. 粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
    前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
    前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し
    前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部と他端部が前記天壁の下面に連結するとともに中間部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
    前記第一支柱を、前記ヒンジが位置する側と反対側に位置させた状態とし、且つ前記第一支柱の一端部と前記第二支柱の一端部、該第一支柱の他端部と前記第三支柱の一端部、及び該第二支柱の他端部と該第三支柱の他端部を、前記開口に対して周方向に等間隔になる状態でそれぞれ連結し、該第一支柱の一端部と他端部の相互間、該第二支柱の一端部と他端部の相互間、および該第三支柱の一端部と他端部の相互間に1つの粒状物が通過できる隙間が形成されている粒状物収納容器用キャップ。
  2. 粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
    前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
    前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し、
    前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部が前記天壁の下面に連結するとともに他端部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
    前記第一支柱の他端部、前記第二支柱の他端部、及び前記第三支柱の他端部を互いに連結してなり、
    前記第一支柱の一端部と前記第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間は、該第一支柱の一端部と前記第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間、及び該第二支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間よりも前記ヒンジが位置する側と反対側に位置していて、且つ該第一支柱の一端部と該第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔を、該第一支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔、及び該第二支柱の一端部と該第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間の間隔よりも広くしてなる粒状物収納容器用キャップ。
  3. 粒状物を収納する容器の口部に装着されるキャップ本体及び蓋体を備えるとともに該キャップ本体と該蓋体との間に設けられる折曲げ可能なヒンジを備え、該キャップ本体の天壁に、該容器の粒状物を取り出すための開口を備える粒状物収納容器用キャップにおいて、
    前記開口は、前記天壁における前記ヒンジが位置する側と反対側の縁部に寄せて設けられていて、
    前記天壁の下面に連結するとともに該開口の下方に向けて延在する第一支柱、第二支柱、及び第三支柱を有し、
    前記第一支柱、前記第二支柱、及び前記第三支柱は、一端部が前記天壁の下面に連結するとともに他端部が前記開口の下方に向けて延在するものであって、
    前記第一支柱の他端部、前記第二支柱の他端部、及び前記第三支柱の他端部を互いに連結してなり、
    前記第二支柱の一端部と前記第三支柱の一端部との相互間に形成される隙間は、前記第一支柱の一端部と該第二支柱の一端部との相互間に形成される隙間、及び該第三支柱の一端部と該第一支柱の一端部との相互間に形成される隙間よりも前記ヒンジを設けた側に位置していて、
    前記天壁の下面において前記ヒンジを設けた側に、前記開口から径方向外側に離れる向きに間隔をあけて設けられる複数のリブを有し、該リブは径方向外側に向かって並ぶ順で該天壁からの突出量が大きくなる粒状物収納容器用キャップ。
JP2018163957A 2018-08-31 2018-08-31 粒状物収納容器用キャップ Active JP7128689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163957A JP7128689B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 粒状物収納容器用キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163957A JP7128689B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 粒状物収納容器用キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020037416A JP2020037416A (ja) 2020-03-12
JP7128689B2 true JP7128689B2 (ja) 2022-08-31

Family

ID=69737441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018163957A Active JP7128689B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 粒状物収納容器用キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7128689B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260613A (ja) 2009-05-08 2010-11-18 Taisei Kako Co Ltd 栓部材
JP5095353B2 (ja) 2007-11-14 2012-12-12 株式会社ジャパンディスプレイイースト 液晶表示装置及びその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333730Y2 (ja) * 1973-10-30 1978-08-19
JPS54160433U (ja) * 1978-04-27 1979-11-09
JP5092633B2 (ja) * 2007-09-06 2012-12-05 凸版印刷株式会社 緩衝材兼用中栓と該中栓が取り付けられた錠剤用容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5095353B2 (ja) 2007-11-14 2012-12-12 株式会社ジャパンディスプレイイースト 液晶表示装置及びその製造方法
JP2010260613A (ja) 2009-05-08 2010-11-18 Taisei Kako Co Ltd 栓部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020037416A (ja) 2020-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6529363B2 (ja) ヒンジキャップ
JP5470092B2 (ja) 注出キャップ
JP7128689B2 (ja) 粒状物収納容器用キャップ
JP6125906B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6999225B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6925744B2 (ja) レフィル容器
JP6910716B2 (ja) 錠剤容器
JP5308992B2 (ja) 振り出しキャップ
JP2007145352A (ja) キャップ
JP7102067B2 (ja) 吐出容器
JP5510929B2 (ja) 錠剤容器の中栓
JP7432987B2 (ja) 粉体吐出容器
JP6066805B2 (ja) キャップ
JP6384832B2 (ja) 振出し容器
JP6973938B2 (ja) 粉体吐出容器
JP2011168328A (ja) 振出装置
JP6124672B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6675963B2 (ja) 粉粒物排出キャップ及び粉粒物排出容器
JPH08175557A (ja) 定量振出し用中栓
JP7249626B2 (ja) キャップ
JP7145406B2 (ja) 計量機構および計量機構付き容器
JP2019043575A (ja) ヒンジキャップ
JP6684197B2 (ja) 振り出し容器用中栓、及び振り出し容器
JP6746221B2 (ja) 付け替え容器
JP4753171B2 (ja) 注ぎ口および包装体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7128689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150