JP7126319B1 - 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

表示制御装置(20)の表示制御手段(201)は、表示画面に、少なくとも1つのオブジェクトを表示させる。判定手段(202)は、少なくとも1つのオブジェクトが表示された場合に、所定の時間が経過したか否かを判定する。表示変更手段(203)は、所定の時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのオブジェクトの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する。

Description

本開示は、表示制御装置、表示制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザにとって利便性の高いユーザインタフェースが求められている。例えば、特許文献1には、ユーザが携帯電話機を持って所定の場所に移動した場合に、ユーザの携帯電話機に、その場所で利用可能な情報を表示させ、ユーザがその場所に移動してから所定の時間が経過すると、表示画面に表示された情報を消去することが記載されている。
特開2006-244187号公報
しかしながら、特許文献1のように、所定の時間が経過した場合に表示画面の情報を消去すると、その情報が表示されていたスペースを他の目的で使用することはできるが、それまで表示されていた情報を何も確認できなくなるので、ユーザの利便性が低下する。
本開示の目的の1つは、利便性の高いユーザインタフェースを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る表示制御装置は、表示画面に、少なくとも1つのオブジェクトを表示させる表示制御手段と、前記少なくとも1つのオブジェクトが表示された場合に、所定の時間が経過したか否かを判定する判定手段と、前記時間が経過したと判定された場合に、前記少なくとも1つのオブジェクトの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する表示変更手段と、を含む。
本開示によれば、利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。
表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。 ホーム画面の一例を示す図である。 第1実施形態においてホーム画面が変化する様子の一例を示す図である。 第1実施形態における表示制御システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態において実行される処理の一例を示すフロー図である。 第2実施形態においてホーム画面が変化する様子の一例を示す図である。 第2実施形態において実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例における機能ブロック図である。 アイコンの数に応じてヘッダ領域のサイズが変わる様子の一例を示す図である。 互いにサイズが異なるアイコンがヘッダ領域に表示される様子の一例を示す図である。 ヘッダ領域の表示設定を可能にしたホーム画面の一例を示す図である。 変形例(6)においてホーム画面が変化する様子の一例を示す図である。
[1.第1実施形態]
以降、本開示に係る表示制御装置の第1実施形態の例を説明する。第1実施形態では、表示制御装置の一例であるユーザ端末を含む表示制御システムを説明する。
[1-1.表示制御システムの全体構成]
図1は、表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、表示制御システムSは、サーバ10と、ユーザ端末20と、を含む。サーバ10及びユーザ端末20の各々は、インターネットなどのネットワークNに接続可能である。図1では、サーバ10及びユーザ端末20の各々を1台ずつ示しているが、これらは複数台あってもよい。
サーバ10は、サーバコンピュータである。サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
ユーザ端末20は、ユーザが操作するコンピュータである。例えば、ユーザ端末20は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、表示部25、及びICチップ26を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。
操作部24は、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部25は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。ICチップ26は、任意の規格のチップであってよく、例えば、FeliCa(登録商標)のチップ、又は、非接触型規格におけるいわゆるTypeA若しくはTypeBのチップである。ICチップ26は、規格に応じたアンテナ等のハードウェアを含み、例えば、ユーザが利用するサービスに必要な情報を記憶する。
なお、記憶部12,22に記憶されるプログラム及びデータの少なくとも一方は、ネットワークNを介して供給されてもよい。また、サーバ10及びユーザ端末20の各々に、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)と、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)と、の少なくとも一方が含まれてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラム及びデータの少なくとも一方が、読取部及び入出力部の少なくとも一方を介して供給されてもよい。
[1-2.第1実施形態の概要]
第1実施形態では、ユーザ間でメッセージを送受信するためのアプリケーション(以降、単にアプリ)の画面を例に挙げて、表示制御システムSの処理を説明する。アプリは、予めユーザ端末20にダウンロード及びインストールされている。ユーザは、アプリの利用登録を完了して友人を追加すると、友人とメッセージを送受信できるようになる。ユーザがアプリを起動させると、アプリのホーム画面が表示部25に表示される。
図2は、ホーム画面の一例を示す図である。図2に示すように、ホーム画面Gには、ヘッダに相当する領域であるヘッダ領域H、フッタに相当する領域であるフッタ領域F、及びコンテンツを表示するための領域である表示領域Aが含まれる。ホーム画面Gは、ユーザの操作を受け付ける画面なので、ユーザインタフェースに相当する。
ヘッダ領域Hには、未読メッセージを示すアイコンI1,I2と、ヘッダ領域Hを伸縮させるためのボタンBと、が表示される。ボタンBは、選択された場合にヘッダ領域Hが伸縮する方向を示すように、上向き又は下向きの印で表示される。以降、アイコンI1,I2を区別しないときは、単にアイコンIと記載する。アイコンIには、未読メッセージの送信者を示す画像と、未読メッセージの冒頭部分を示すテキストと、が含まれる。
ユーザがアイコンIを選択すると、そのアイコンIに対応する未読メッセージが表示部25に表示される。第1実施形態では、ホーム画面Gが表示された場合に、所定の時間が経過すると、ヘッダ領域Hが縮み、アイコンIが移動しながら小さくなる。この時間は、アイコンI内の情報をユーザに確認させるための時間ということができるので、以降では確認時間と記載する。
図3は、第1実施形態においてホーム画面Gが変化する様子の一例を示す図である。図3に示すように、確認時間が経過するまでは、ヘッダ領域H及びアイコンIの表示はともに変化しない(ホーム画面G1の状態)。確認時間が経過すると、ヘッダ領域Hが上方向に縮み始めて、アイコンIも上方向に移動を開始する(ホーム画面G2の状態)。なお、ヘッダ領域Hが上方向に縮むとは、ヘッダ領域Hの下端が上方向に移動することである。
ホーム画面G2の状態のように、第1実施形態では、アイコンIが移動を開始すると、アイコンI内のテキストが消えてアイコンIが徐々に小さくなる場合を説明するが、アイコンI内のテキストは、瞬時に消えるのではなく徐々に消えてもよいし、アイコンIがある程度移動して小さくなるまではそのまま残ってもよい。
時間が経過するにつれて、ヘッダ領域Hは上方向に徐々に縮み、アイコンIは上方向に徐々に移動しながら小さくなる(ホーム画面G3の状態)。ヘッダ領域Hは、所定のサイズまで縮むと、それ以上は縮まなくなる(ホーム画面G4の状態)。ヘッダ領域Hが縮まなくなった時点と同時又は略同時に、アイコンIは、それ以上は移動せずに停止し、円形になってサイズも変わらなくなる。略同時とは、時間差が所定値(例えば、1秒)未満のことを意味する。ホーム画面G4の状態になると、ボタンBは、下向きを示すように表示が変化する。アイコンIが選択された場合の動作は、アイコンIが円形になっても変わらないものとする。
なお、確認時間が経過してからヘッダ領域Hの縮小等が完了するまでの時間(アニメーションが実行される時間)は、任意の長さであってよく、例えば、0.2~1秒程度であってもよい。ヘッダ領域Hが縮んでもフッタ領域Fのサイズは変化しないが、表示領域Aは、ヘッダ領域Hが縮んだ分だけ広くなる。表示領域Aは、全体的に上方向に伸びるので、それまでは表示されていなかった部分も、表示領域Aの下部に表示されるようになる。
例えば、ホーム画面G4の状態において、ユーザがボタンBを選択すると、縮んだヘッダ領域Hが伸びてホーム画面G1の状態に戻る。第1実施形態では、図3とは逆のアニメーションにより、ホーム画面G4の状態からホーム画面G1の状態に徐々に戻る場合を説明するが、ホーム画面G4の状態からホーム画面G1の状態に瞬時に戻ってもよい。
また例えば、ホーム画面G1の状態において、ユーザがボタンBを選択すると、確認時間が経過するのを待つことなく、ホーム画面G1の状態からホーム画面G4の状態に徐々に変化する。この場合も、ホーム画面G1の状態からホーム画面G4の状態に瞬時に変化してもよい。
以上のように、表示制御システムSでは、確認時間が経過した場合に、ヘッダ領域Hが徐々に縮み、かつ、アイコンIが移動しながら徐々に小さくなるように、アニメーションが実行される。表示制御システムSは、このようなアニメーションによって、ホーム画面Gの表示スペースを有効活用し、ユーザの利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。以降、この技術の詳細を説明する。
[1-3.第1実施形態において実現される機能]
図4は、第1実施形態における表示制御システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。第1実施形態では、主な機能がユーザ端末20で実現される場合を説明する。図4に示すように、ユーザ端末20では、データ記憶部200、表示制御部201、判定部202、表示変更部203、受付部204、及び復元部205が実現される。データ記憶部200は、記憶部22を主として実現される。他の各機能は、制御部21を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部200は、ホーム画面Gを表示させるために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部200は、アプリを記憶する。第1実施形態では、ホーム画面G全体のフォーマットであるフレームは、アプリの一部として含まれており、フレーム内の個々の画像は、サーバ10から取得される場合を説明するが、全ての画像がアプリの一部として含まれており、サーバ10と通信しなくてもホーム画面Gを表示可能であってもよい。
なお、ホーム画面Gは、アプリの画面としてではなく、ブラウザの画面として表示されてもよい。この場合、データ記憶部200は、アプリを記憶せずにブラウザを記憶すればよい。ホーム画面Gを表示させるための何らかの画像をユーザ端末20に記憶させる必要があれば、データ記憶部200は、その画像を記憶すればよい。
[表示制御部]
表示制御部201は、ホーム画面Gに、少なくとも1つのアイコンIを表示させる。ホーム画面Gは、表示画面の一例であり、アイコンIは、オブジェクトの一例である。このため、ホーム画面Gと記載した箇所は、表示画面と読み替えることができ、アイコンIと記載した箇所は、オブジェクトと読み替えることができる。
表示画面は、オブジェクトが表示される画面である。表示画面に表示されるオブジェクトは、1つだけであってもよいし、2つ以上であってもよい。表示画面は、ヘッダ領域Hを含まなくてもよい。表示画面は、任意の画面であってよく、例えば、ブラウザの画面、文書ファイルのビューワの画面、又は、メッセージアプリ以外の他のアプリの画面であってもよい。他のアプリの画面例については、変形例で説明する。
オブジェクトは、表示画面の構成要素である。オブジェクトは、表示画面に表示される画像ということもできる。ヘッダ領域Hに表示されるアイコンIは、オブジェクトの一例であるが、オブジェクトは、視覚的に認知できるものであればよい。例えば、オブジェクトは、ヘッダ領域H外に表示されるアイコンでもよい。また例えば、オブジェクトは、画像の一部、テキスト、数字、図形、ボックス、表、ボタン、模様、又はこれらの組み合わせであってもよい。オブジェクトは、操作の用に供される画像ではなくてもよく、何らかの処理の結果として表示される画像であってもよい。
第1実施形態では、ホーム画面Gにヘッダ領域Hが存在するので、表示制御部201は、ホーム画面Gにおける所定のヘッダ領域Hの一部に、少なくとも1つのアイコンIを表示させる。ヘッダ領域Hの一部にアイコンIを表示させるとは、ヘッダ領域HがアイコンIを含むことである。即ち、アイコンIの位置を示す座標がヘッダ領域H内に含まれることである。ヘッダ領域Hは、アイコンIの輪郭の全てを含むが、アイコンIの輪郭の一部がヘッダ領域Hからはみ出していてもよい。
ヘッダ領域Hは、表示領域の一例である。このため、ヘッダ領域Hと記載した箇所は、表示領域と読み替えることができる。表示領域は、ホーム画面Gにおける全部又は一部の領域である。表示領域のサイズ、形状、及び位置は、予め定められていればよく、任意のサイズ、形状、及び位置であってよい。例えば、表示領域は、フッタ領域Fであってもよい。また例えば、表示領域は、ホーム画面Gの右側又は左側に配置されたバーであってもよい。表示領域は、ホーム画面Gの端部を含む必要はなく、ホーム画面Gの端部から離れた位置に存在してもよい。
アイコンIは、ヘッダ領域Hの全体を使って表示されてもよいが、第1実施形態では、表示制御部201は、ヘッダ領域Hの一部に、少なくとも1つのアイコンIを表示させる。このため、ヘッダ領域Hには、アイコンIによって占められていない領域が存在する。アイコンIの方がヘッダ領域Hよりも上の階層であるが、ヘッダ領域Hは、アイコンIによって隠されずに露出する領域が存在する。
アイコンIの位置は特に定められておらず動的に変化してもよいが、アプリが起動した時点でのアイコンIの位置は予め定められている。このため、表示制御部201は、ヘッダ領域H内の所定の位置に、少なくとも1つのアイコンIを表示させる。アイコンIが2つ以上の場合には、個々のアイコンIの位置が予め定められている。アプリ起動時のアイコンの位置は、アプリに定められているものとする。
[判定部]
判定部202は、少なくとも1つのアイコンIが表示された場合に、確認時間が経過したか否かを判定する。確認時間は、任意の長さであってよく、例えば、1秒~5秒程度であってもよいし、十秒程度であってもよい。第1実施形態では、確認時間が固定値である場合を説明するが、確認時間は、可変値であってもよい。例えば、ユーザが確認時間を指定してもよいし、アプリの利用状況に応じて確認時間が動的に決定されてもよい。確認時間は、ユーザごとに異なってもよい。確認時間を示す数値は、アプリの設定としてデータ記憶部200に記憶されているものとする。
判定部202は、リアルタイムクロック等を利用して計時を行い、基準時点から確認時間だけ後の時点が経過した否かを判定する。基準時点は、計時をスタートする時点である。基準時点がどの時点であるかは、アプリに定義されている。例えば、基準時点は、計時を開始するコードが実行された時点である。また例えば、基準時点は、ホーム画面Gを表示させるコードを実行した時点である。また例えば、基準時点は、アプリが起動した時点である。アイコンIが実際にホーム画面Gに表れた時点よりも前の時点が基準時点になってもよいし、それよりも後の時点が基準時点になってもよい。
[表示変更部]
表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する。本実施形態では、表示態様及び表示位置の両方が変更される場合を説明するが、表示態様又は表示位置の何れか一方のみが変更されてもよい。確認時間が経過したと判定することが、表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更するための条件(トリガ)となる。
表示態様とは、アイコンIの見た目(外観又は美観)である。例えば、表示態様は、アイコンIの形状、サイズ、及び色の少なくとも1つである。また例えば、表示態様は、アイコンIの輝度、透明度、模様、フォント、向き、角度、及びエフェクトの少なくとも1つであってもよい。
表示位置とは、ホーム画面GにおけるアイコンIの位置である。表示位置は、スクリーン座標系(例えば、ホーム画面Gの左上を原点とした2次元座標系)におけるアイコンの座標である。表示位置を変更するとは、移動することと同じ意味である。
例えば、表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIが小さくなるように、表示態様を変更する。アイコンIが小さくなるとは、アイコンIの面積が小さくなることである。例えば、アイコンIの縦幅及び横幅の少なくとも一方が短くなることは、アイコンIが小さくなることに相当する。縦幅及び横幅の一方が長くなるが、他方が短くなることによって、アイコンI全体として面積が小さくなるのであれば、アイコンIが小さくなることに相当する。アイコンIは、ホーム画面Gから完全に消えるのではなく、あえて残すようにしている。
図3の例であれば、アイコンIが徐々に小さくなるが、表示変更部203は、アイコンIを瞬時に小さくしてもよい。表示変更部203がアイコンIを徐々に小さくする場合には、その過程を示すアニメーションのデータは、アプリの一部として含まれているものとする。表示変更部203は、このデータに定義されたアニメーションを再生することによって、アイコンIを徐々に小さくする。アイコンIを瞬時に小さくする場合には、表示変更部203は、第1のサイズのアイコンIに代えて、第1のサイズよりも小さい第2のサイズのアイコンIを表示させるようにすればよい。アイコンIの縮小量(面積の減少量)は、固定値であってもよいし、可変値であってもよい。
例えば、表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの情報量が減るように、表示態様を変更する。情報量とは、アイコンIが示す情報の多さであり、例えば、アイコンI内のテキスト、数字、及びその他の記号の少なくとも1つの量である。例えば、アイコンI内の文字数又は桁数は、情報量に相当する。また例えば、アイコンI内の画像の数は、情報量に相当する。
図3の例であれば、ホーム画面G1の状態のアイコンI内のテキストが、ホーム画面G2~G4の状態になった場合に消えることは、情報量が減ることに相当する。表示変更部203は、アイコンI内のテキストを消すことによって、アイコンIの情報量を減らす。テキストが瞬時に消えることではなく、テキストが徐々に減ることが、情報量が減ることに相当してもよい。この場合、表示変更部203は、アニメーションによってアイコンIの情報量を徐々に減らせばよい。最終的に若干のテキストが残ったとしても最初に比べて文字数が減っていれば、情報量が減ることに相当する。
例えば、少なくとも1つのアイコンIは、図形と、数字又は文字と、を含み、表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIに含まれる数字又は文字が消去されて図形が残るように、表示態様を変更する。図形は、幾何学的な模様だけでなく、イラストや写真も含む意味である。図形は、そのままの状態で維持されてもよいが、形状、サイズ、及び位置の少なくとも1つが変更されてもよい。図3の例では、図形に相当する送信者の顔の画像は、サイズが若干大きくなる。
第1実施形態では、アイコンIだけではなくヘッダ領域Hも一緒に縮むので、表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、ホーム画面Gにおけるヘッダ領域Hが縮むように、ヘッダ領域Hを変更する。ヘッダ領域Hが縮むとは、ホーム画面G上に表れる面積が減ることである。例えば、ヘッダ領域Hの縦幅及び横幅の少なくとも一方が短くなることは、ヘッダ領域Hが縮むことに相当する。
また例えば、ヘッダ領域Hの内部的な面積(見た目上の面積ではなく、ユーザ端末20の中での面積)は変わらないが、ホーム画面Gの外に向けてヘッダ領域Hが移動することは、ヘッダ領域Hが縮むことに相当する。ヘッダ領域Hは、ホーム画面Gから完全に消えるのではなく、あえて残すようにしている。例えば、ヘッダ領域Hは、アイコンIを最低限表示可能な程度の領域を確保できるように縮むようになっている。
図3の例であれば、ヘッダ領域Hが徐々に縮むが、表示変更部203は、ヘッダ領域Hを瞬時に縮めてもよい。表示変更部203がヘッダ領域Hを徐々に縮める場合には、その過程を示すアニメーションのデータは、アプリの一部として含まれているものとする。表示変更部203は、このデータに定義されたアニメーションを再生することによって、ヘッダ領域Hを徐々に縮める。ヘッダ領域Hを瞬時に小さくする場合には、表示変更部203は、第1のサイズのヘッダ領域Hに代えて、第1のサイズよりも小さい第2のサイズのヘッダ領域Hを表示させるようにしてもよいし、第1の位置にあったヘッダ領域Hを、第1の位置よりもホーム画面Gの外側に位置する第2の位置に移動させるようにしてもよい。
表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、ホーム画面Gにおけるヘッダ領域Hが縮んで所定の位置(それまでアイコンIが表示されていた位置)を含まなくなるように、ヘッダ領域Hを変更する。図3の例であれば、表示変更部203は、ホーム画面G1の状態におけるアイコンIの表示位置が、ホーム画面G4の状態ではヘッダ領域Hの外になるように、ヘッダ領域Hを変更する。
表示変更部203は、少なくとも1つのアイコンIが、ヘッダ領域Hが縮む方向に移動して、縮んだヘッダ領域H内に収まるように、アイコンIの表示位置を変更する。図3の例であれば、ヘッダ領域Hが上方向に縮むので、表示変更部203は、アイコンIが上方向又は上方向とのずれが所定角度(例えば、45°)未満の方向に移動させる。このずれは、ヘッダ領域Hが縮む方向(ヘッダ領域Hの輪郭が移動する方向)と、アイコンIが移動する方向と、のなす角度である。表示変更部203は、変更後の表示位置が、縮んだ後のヘッダ領域Hに含まれるように、アイコンIの表示位置を変更する。アイコンIの移動先の位置は、予めアプリに定義されているものとする。
[受付部]
受付部204は、ホーム画面Gに対するユーザの操作を受け付ける。この操作は、任意の種類であってよく、例えば、タップ、フリック、長押し、クリック、又はドラッグアンドドロップである。例えば、受付部204は、ヘッダ領域HにおけるアイコンI又はボタンBを選択する選択操作を受け付ける。ユーザ端末20は、ユーザの操作に応じた処理を実行する。操作と処理内容の関係は、アプリに定義されている。
[復元部]
復元部205は、表示変更部203により表示態様及び表示位置の少なくとも一方が変更された後に、ボタンBの選択操作が行われた場合に、当該変更された表示態様及び表示位置の少なくとも一方を元に戻す。ボタンBの選択操作は、第1の操作の一例である。このため、ボタンBの選択操作について説明している箇所は、第1の操作と読み替えることができる。第1の操作は、任意の操作であってよく、例えば、ヘッダ領域Hをタップ又はフリックすること、操作部24のボタンを押下すること、又はユーザ端末20を振ることであってもよい。
元に戻すとは、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方が変更される前の状態にすることである。表示制御部201がアイコンIを表示させた時の状態にすることは、元に戻すことに相当する。図3の例であれば、ホーム画面G4の状態からホーム画面G1の状態にすることである。第1実施形態では、ヘッダ領域Hも縮むので、復元部205は、ヘッダ領域Hも元の状態に戻す。
表示変更部203は、ボタンBの選択操作により表示態様及び表示位置の少なくとも一方が元に戻った場合には、その後に確認時間が再び経過しても、表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更しない。この場合、判定部202は、確認時間が経過したか否かを判定する処理を再度実行する必要はない。ボタンBの選択操作が行われた場合には、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方が再び変更される。
[1-4.第1実施形態において実行される処理]
図5は、第1実施形態において実行される処理の一例を示すフロー図である。図5に示す処理は、制御部21が記憶部22に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。この処理は、図5に示す機能ブロックにより実行される処理の一例である。この処理は、ユーザ端末20のアプリを起動するための操作が行われた場合に実行される。
図5に示すように、ユーザ端末20は、アプリを起動し、ホーム画面Gを表示部25に表示させる(S100)。ユーザ端末20は、ホーム画面Gの表示に必要な情報(例えば、未読メッセージ)は、サーバ10に問い合わせてもよい。ユーザ端末20は、計時を行い、確認時間が経過したか否かを判定する(S101)。
S101において、確認時間が経過したと判定されない場合(S101;N)、ユーザ端末20は、ボタンBが選択されたか否かを判定する(S102)。ボタンBが選択されたと判定されない場合(S102;N)、S101の処理に戻り、再び計時が行われる。ボタンBが選択されたと判定された場合(S102;Y)、後述するS103の処理に移行する。
S101において、確認時間が経過したと判定された場合(S101;Y)、ユーザ端末20は、ヘッダ領域Hが徐々に縮まり、かつ、アイコンIが移動しながら徐々に小さくなるように、ホーム画面Gの表示を変更する(S103)。S103においては、ユーザ端末20は、ヘッダ領域H内のアニメーションだけでなく、表示領域Aが上側に伸びるように、表示領域Aも変更する。ユーザ端末20は、ヘッダ領域Hが最小のサイズまで縮まり、かつ、アイコンIが円形になって移動先の位置に到達した場合に、アニメーションを停止する。
ユーザ端末20は、ボタンBが選択されたか否かを判定する(S104)。ボタンBが選択されたと判定されない場合(S104;N)、本処理は終了する。ボタンBが選択されたと判定された場合(S104;Y)、ユーザ端末20は、ヘッダ領域Hが徐々に広がり、かつ、アイコンIが移動しながら徐々に大きくなるように、ホーム画面Gの表示を変更し(S105)、本処理は終了する。
S105においては、S103とは逆のアニメーションが実行される。なお、逆のアニメーションが実行されるのではなく、ヘッダ領域Hが瞬時に広がり、かつ、アイコンIが瞬時に移動して大きくなってもよい。S105の処理が実行された後は、S101の処理は実行されないので、ユーザが再びボタンBを選択しない限りは、ヘッダ領域H及びアイコンIの表示は変わらない。
第1実施形態によれば、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更することによって、利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、確認時間が経過したと判定された場合に、アイコンIを消してしまうと、ユーザは何の情報も見ることができなくなるが、アイコンIをあえて残すことにより、ユーザは、最低限の情報を確認できる。また例えば、アイコンIの表示態様を変更せずに表示位置だけを変えた場合にも、ユーザがアイコンIを確認し終わったら自動的に目立たない位置にアイコンIを移動させることができるので、移動したアイコンIの代わりに別の画像を表示させるといったことが可能になる。この場合、アイコンIはホーム画面Gの外に移動するのではなく、少なくとも一部はホーム画面Gに残るものとする。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIが小さくなるように、アイコンIの表示態様を変更することによって、アイコンIが小さくなった分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。例えば、アイコンIに含まれなくなった領域に他の画像を表示させるといったことができるので、ユーザが何の操作をしなくても有用な情報を提示できる。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの情報量が減るように、アイコンIの表示態様を変更することによって、ユーザが確認し終わった情報がいつまでも残ることを防止し、かつ、全ての情報が消えてしまい何も確認できなくなるといったことを防止するので、利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。また、アイコンIの情報量が減った分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIに含まれる数字又は文字が消去されて図形が残るように、アイコンIの表示態様を変更することによって、ユーザが確認し終わった数字又は文字がいつまでも残ることを防止し、かつ、全ての情報が消えてしまい何も確認できなくなるといったことを防止するので、利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。更に、あえてアイコンIに図形を残すことにより、最低限のスペースで直感的に理解できる最大限の情報を提供できる。また、アイコンIの数字又は文字が消去した分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、ホーム画面Gにおけるヘッダ領域Hが縮むように、ヘッダ領域Hを変更し、当該縮んだヘッダ領域Hの一部に少なくとも1つのアイコンIが表示されるように、アイコンIの表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更することによって、ヘッダ領域Hが縮んだ分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。また、ヘッダ領域Hを全て消去するのではなく、あえて残すことによって、アイコンIを表示する最低限のスペースを確保できる。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、ホーム画面Gにおけるヘッダ領域Hが縮んで、それまでアイコンIが表示されていた位置を含まなくなるように、ヘッダ領域Hを変更し、少なくとも1つのアイコンIが、ヘッダ領域Hが縮む方向に移動して、縮んだヘッダ領域H内に収まるように、アイコンIの表示位置を変更することによって、ヘッダ領域Hが縮んだ分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。例えば、ヘッダ領域Hの下端が上方向に移動した分だけ、表示領域Aの上端を上方向に伸ばすことができ、より多くのコンテンツを表示できるようになる。
また、確認時間が経過したと判定された場合に、ホーム画面Gにおけるヘッダ領域が縮むように、ヘッダ領域Hを変更し、当該縮んだヘッダ領域Hの一部に少なくとも1つのアイコンが表示されるように、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更することによって、ヘッダ領域Hが縮んだ分だけホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。また、ヘッダ領域Hを縮めたとしても、その中にアイコンIを表示できるので、ユーザに最低限の情報を提供できる。
また、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方が変更された後に、ボタンBの選択操作が行われた場合に、当該変更された表示態様及び表示位置の少なくとも一方を元に戻し、ボタンBの選択操作により表示態様及び表示位置の少なくとも一方が元に戻った場合には、その後に確認時間が再び経過しても、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更しないことによって、ユーザ自らの意思で元に戻した場合には、その意思を優先した表示にすることができる。このため、ユーザがヘッダ領域Hを伸ばしたままにしたいにも関わらず、ヘッダ領域Hが勝手に縮むことを防止でき、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
[2.第2実施形態]
次に、表示制御システムSの第2実施形態を説明する。第2実施形態では、図3のホーム画面G1の状態において、表示領域A上でスクロール操作が行われた場合の表示について説明する。スクロール操作は、画像をスクロールするための操作であればよく、任意の操作であってよい。例えば、スクロール操作は、画面に触れた後に接触位置を上下に移動させる操作であってもよいし、画面上のスクロールバーを移動させる操作であってもよい。
なお、第2実施形態では、第1実施形態で説明した確認時間が経過した場合の表示制御が実行されないものとするが、スクロール操作が行われずに確認時間が経過した場合には、第1実施形態と同様の表示制御が実行されてもよい。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図6は、第2実施形態においてホーム画面Gが変化する様子の一例を示す図である。図6に示すように、アプリが起動してホーム画面G5の状態になった場合に、ユーザがスクロール操作をすると、ヘッダ領域Hが徐々に縮むとともに、アイコンIが徐々に移動しながら小さくなる(ホーム画面G6~G8の状態)。ホーム画面G5からホーム画面G8に対するヘッダ領域Hの変化は、ホーム画面G1からホーム画面G4への変化と同様であるが、スクロール操作によって表示領域Aがスクロールする点が異なる。
ヘッダ領域H等が縮み始める条件は、第1実施形態では確認時間が経過することであったが、第2実施形態ではスクロール操作が行われることである。ホーム画面G8の状態になった後は、ヘッダ領域Hは、ボタンBを選択しない限りは元の状態(ホーム画面G5の状態)に戻らないものとするが、逆方向のスクロール操作が行われた場合に元の状態に戻ってもよい。
第2実施形態の判定部202は、少なくとも1つのアイコンIが表示された場合に、スクロール操作を受け付けたか否かを判定する。スクロール操作は、所定の操作の一例である。このため、スクロール操作と記載した箇所は所定の操作と読み替えることができる。所定の操作は、スクロール操作に限られず、任意の操作であってよい。例えば、所定の操作は、ヘッダ領域H内の何も表示されていない領域に対するタップ、ヘッダ領域Hを上方向にフリックすること、又はユーザ端末20を縦方向に振ることであってもよい。
表示変更部203は、スクロール操作を受け付けたと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの情報量が減るように、少なくとも1つのアイコンIの表示態様を変更する。情報量が減るという言葉の意味は、第1実施形態で説明した通りである。表示変更部203は、スクロール操作を受け付けることを条件として、アイコンIの情報量が減るように表示態様を変更する。
図7は、第2実施形態において実行される処理の一例を示すフロー図である。図7に示すように、S200の処理は、S100と同様である。ユーザ端末20は、操作部24の検出信号に基づいて、スクロール操作を受け付けたか否かを判定する(S201)。スクロール操作を受け付けたと判定されない場合(S201;N)、S102と同様にして、S202の処理が実行される。
スクロール操作を受け付けたと判定された場合(S201;Y)、S103と同様にして、S203の処理が実行される。ただし、S203においては、ユーザ端末20は、スクロール操作に応じて表示領域A内のスクロールも実行する。他のS204及びS205の処理は、S104及びS105の処理と同様である。
第2実施形態によれば、スクロール操作を受け付けたと判定された場合に、少なくとも1つのアイコンIの情報量が減るように、少なくとも1つのアイコンIの表示態様を変更することによって、ユーザが確認し終わった情報がいつまでも残ることを防止し、かつ、全ての情報が消えてしまうといったことを防止するので、利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、スクロール操作を受け付けた場合に、アイコンIを消してしまうと、ユーザは何の情報も見ることができなくなるが、情報量を減らしたアイコンIをあえて残すことにより、ユーザは、最低限の情報を確認できる。
[3.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。以降では、変形例の構成を第1実施形態に適用した場合を説明するが、変形例の構成は、第2実施形態に適用してもよい。
図8は、変形例における機能ブロック図である。図8に示すように、以降説明する変形例では、実施形態で説明した機能に加えて、決定部206、移行部207、表示設定部208、及び時間設定部209が実現される。これら各機能は、制御部21を主として実現される。
(1)例えば、ヘッダ領域Hに表示されるアイコンIの数は可変であってもよい。第1実施形態で説明したアプリは、未読メッセージの数と同じ数のアイコンIをヘッダ領域Hに表示させる。未読メッセージが多くなるとアイコンIも多くなるので、ヘッダ領域Hのスペースが足りない可能性がある。そこで、アイコンIの数に基づいて、ヘッダ領域Hのサイズが決定されてもよい。
図9は、アイコンIの数に応じてヘッダ領域Hのサイズが変わる様子の一例を示す図である。図9の例では、アイコンIが2個のホーム画面G9の状態と、アイコンIが9個であるホーム画面G10の状態と、を示している。図9に示すように、アイコンIの数が多いほど、ヘッダ領域Hのサイズが大きくなる。アイコンIの数が少ないほど、ヘッダ領域Hのサイズが小さくなってもよい。
変形例(1)のユーザ端末20は、決定部206を含む。決定部206は、ヘッダ領域Hに表示されるアイコンIの数に基づいて、ホーム画面Gにおいてヘッダ領域Hのサイズを決定する。例えば、決定部206は、全てのアイコンI又は所定数以上のアイコンIがヘッダ領域Hに収まるように、ヘッダ領域Hのサイズを決定する。アイコンIの数と、縮む前のヘッダ領域Hのサイズと、の関係は、アプリに定義されているものとする。決定部206は、アイコンIの数に関連付けられたサイズを、縮む前のヘッダ領域Hのサイズとして決定すればよい。
なお、アイコンIの数は、任意の方法によって特定可能である。例えば、ユーザ端末20は、サーバ10に対し、アイコンIの数を問い合わせてもよい。本変形例では、未読メッセージの数がアイコンIの数になるので、ユーザ端末20は、サーバ10から、未読メッセージの数を取得することによって、アイコンIの数を決定する。他にも例えば、アプリ内にアイコンIの数を示す情報が含まれている場合には、ユーザ端末20は、その情報を参照することによって、アイコンIの数を決定してもよい。
決定部206は、ヘッダ領域Hに表示されるアイコンIの数に基づいて、ホーム画面Gにおいてヘッダ領域Hが縮んだ後のサイズを決定する。例えば、決定部206は、全てのアイコンI又は所定数以上のアイコンIが、縮んだ後のヘッダ領域Hに収まるように、縮んだ後のヘッダ領域Hのサイズを決定する。
アイコンIが多いほど、縮んだ後のヘッダ領域Hのサイズは大きくなる(図9のホーム画面G12の状態)。アイコンIが少ないほど、縮んだ後のヘッダ領域Hのサイズは小さくなる(図9のホーム画面G11の状態)。アイコンIの数と、縮んだ後のヘッダ領域Hのサイズと、の関係は、アプリに定義されているものとする。決定部206は、アイコンIの数に関連付けられたサイズを、縮んだ後のヘッダ領域Hのサイズとして決定すればよい。
表示変更部203は、決定部206により決定されたサイズに基づいて、縮んだ後のヘッダ領域HにアイコンIが収まるように、ヘッダ領域Hを変更する。表示変更部203は、決定部206により決定されたサイズに縮むように、ヘッダ領域Hを縮めるようにすればよい。この場合、アニメーションに要する時間が固定されており、アニメーションの速度が調整されてもよいし、アニメーションの速度が固定されており、アニメーションに要する時間が調整されてもよい。他にも例えば、アニメーションに要する時間と速度の両方が固定されており、これら両方が調整されてもよい。
変形例(1)によれば、ヘッダ領域Hに表示されるアイコンIの数に基づいて、ホーム画面Gにおいてヘッダ領域Hが縮んだ後のサイズを決定し、縮んだ後のヘッダ領域HにアイコンIが収まるように、ヘッダ領域Hを変更することによって、より利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、アイコンIが多い場合にはサイズが大きいヘッダ領域Hにして、より多くのアイコンIを確認させることができる。また例えば、アイコンIが少ない場合にはサイズが小さいヘッダ領域Hにして、ホーム画面Gのスペースを有効活用できる。
(2)また例えば、アイコンIのサイズが互いに同じ場合を説明したが、アイコンIのサイズは互いに異なってもよい。図10は、互いにサイズが異なるアイコンIがヘッダ領域Hに表示される様子の一例を示す図である。図10に示すように、表示制御部201は、ホーム画面G13に、互いにサイズが異なる複数のアイコンIを表示させてもよい。
例えば、アイコンI内に表示すべき情報量が多いほど、アイコンI内のサイズが大きくなる。アイコンI内に表示すべき情報量が少ないほど、アイコンI内のサイズが小さくなる。図10の例であれば、アイコンI1は、文字数が多いので、アイコンI2よりも横幅が広い。アイコンI内に表示すべき情報量は、アイコンIで表示すべき情報の文字数又は桁数によって決定される。
表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、複数のアイコンIの各々のサイズが互いに同じになるように、複数のアイコンIの各々の表示態様を変更する。ホーム画面G14~G16の状態のように、アイコンI1とアイコンI2のサイズの差が徐々に小さくなり、最終的には、アイコンI1とアイコンI2は同じサイズになる。
変形例(2)によれば、確認時間が経過したと判定された場合に、互いに異なるサイズだった複数のアイコンIの各々のサイズが互いに同じになるように、複数のアイコンIの各々の表示態様を変更することによって、より利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、表示すべき情報量が多い場合にはサイズが大きいアイコンIにして、より多くの情報を確認させることができる。また例えば、表示すべき情報量が少ない場合にはサイズが小さいヘッダ領域Hにして、ホーム画面Gのスペースを有効活用できる。
(3)また例えば、ユーザがアプリを起動した後に、アプリがバックグラウンドに移行して、ホーム画面Gとは別の画面が表示されることがある。その後に、ユーザが再びアプリを呼び戻した場合、アプリ起動時と同様のホーム画面G1の状態になってもよい。
変形例(3)のユーザ端末20は、移行部207を含む。移行部207は、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方が変更された後に、第2の操作が行われた場合に、ホーム画面Gをバックグラウンドに移行させる。第2の操作は、アプリをバックグラウンドに移行するための操作である。第2の操作は、予め定められた操作であればよく、例えば、ホーム画面Gの最下部から上方向にフリックする操作、又は、操作部24の所定のボタンを押下する操作である。
表示制御部201は、ホーム画面Gがバックグラウンドに移行した後に、第3の操作が行われた場合に、変更された表示態様及び表示位置の少なくとも一方が元に戻った状態のホーム画面Gを再び表示させる。第3の操作は、バックグラウンドのアプリを呼び戻す操作である。第3の操作は、フォア操作とも呼ばれる。第3の操作によってアプリが呼び戻されることは、フォアグラウンドとも呼ばれる。第3の操作は、予め定められた操作であればよく、例えば、アプリ自体のアイコンを選択する操作、又は、バックグラウンドに移行したアプリのリストから呼び戻すアプリを選択する操作である。元に戻った状態とは、アプリが起動した時点の状態である。図3の例であれば、ホーム画面G4の状態からホーム画面G1の状態にすることである。
表示変更部203は、再びホーム画面Gが表示された後に、時間が経過した場合には、表示態様及び表示位置の少なくとも一方を再び変更する。この処理は、第1実施形態で説明した通りである。第1実施形態で説明した処理が再び実行される。
変形例(3)によれば、アプリがバックグラウンドに移行した後に、呼び戻された場合に、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方が元に戻った状態のホーム画面Gを再び表示させ、その後に確認が経過した場合に、アイコンIの表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を再び変更することによって、より利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、ユーザがアプリをバックグラウンドに移行してから呼び戻すまでの時間が長かった場合には、ヘッダ領域HのアイコンIの内容を忘れていることがあり、そもそもアイコンIとして表示すべき内容も変わっていることがある。この場合に、伸ばした状態のヘッダ領域Hを再び表示させることによって、ユーザがボタンBを選択する等の特別な操作をしなくても、ユーザに有効な情報を提示できる。
(4)また例えば、ヘッダ領域Hを常に表示させた状態(ホーム画面G1の状態)にしたいユーザもいれば、ヘッダ領域Hを常に縮めた状態(ホーム画面G4の状態)にしたいユーザもいる。このため、ユーザによるヘッダ領域Hの表示設定を可能にしてもよい。
図11は、ヘッダ領域Hの表示設定を可能にしたホーム画面Gの一例を示す図である。図11に示すように、ヘッダ領域Hには、表示設定をするためのアイコンI3が表示される(ホーム画面G17の状態)。ユーザがアイコンI3を選択すると、メニューMが表示されて表示設定を指定できるようになる(ホーム画面G18の状態)。
変形例(4)のユーザ端末20は、表示設定部208を含む。表示設定部208は、アイコンI3の選択操作に基づいて、アイコンI1,I2の表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更するか否かに関する表示設定を行う。アイコンI3の選択操作は、第4の操作の一例である。第4の操作は、予め定められた操作であればよい。例えば、第4の操作は、ヘッダ領域Hを長押しする操作、又は、アイコンI3とは別のボタン等を選択する操作であってもよい。
表示変更部203は、ユーザにより指定された表示設定に基づいて、アイコンIの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更するか否かを決定する。例えば、表示変更部203は、ユーザが「常に表示する」を選択した場合には、確認時間が経過しても、ヘッダ領域H及びアイコンIが縮まずに表示が変更されない。この場合、判定部202の判定処理も実行されない。
ユーザが「表示しない」を選択した場合には、表示制御部201は、ヘッダ領域Hが最初から縮んだ状態であり、アイコンIも最初から小さい状態のホーム画面G(ホーム画面G4の状態)を表示させる。この場合、表示変更部203は、この状態からヘッダ領域H及びアイコンIの表示を変更しない。ユーザが「起動時のみ」を選択した場合には、第1実施形態と同様の表示制御が実行される。
変形例(4)によれば、ユーザにより指定された表示設定に基づいて、アイコンIの表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更するか否かを決定することによって、ユーザの好みに応じた、より利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。
(5)また例えば、変形例(1)のようにホーム画面Gに表示されるアイコンIの数を可変にする場合、アイコンIの数が多くなると、その内容の確認に時間を要することがある。そこで、アイコンIの数に応じて確認時間が設定されてもよい。
変形例(5)のユーザ端末20は、時間設定部209を含む。時間設定部209は、ホーム画面Gに表示されるアイコンIの数に基づいて、確認時間の長さを設定する。時間設定部209は、アイコンIの数が多いほど確認時間が長くなるように、確認時間の長さを設定する。時間設定部209は、アイコンIの数が短いほど確認時間が短くなるように、確認時間の長さを設定する。
アイコンIの数と、確認時間の長さと、の関係は、アプリに定義されているものとする。時間設定部209は、アイコンIの数に関連付けられた長さの確認時間を設定すればよい。判定部202は、時間設定部209により設定された長さの確認時間が経過したか否かを判定すればよい。確認時間の設定方法が第1実施形態と異なるだけであり、この判定方法自体は、第1実施形態と同様である。
変形例(5)によれば、ホーム画面Gに表示されるアイコンIの数に基づいて、確認時間の長さを設定することによって、より利便性の高いユーザインタフェースを提供できる。例えば、アイコンIが多い場合には長めの確認時間を確保して、ユーザにじっくりとアイコンIを確認させることができる。また例えば、アイコンIが少ない場合には短めの確認時間にして、より多くのコンテンツが表示される状態に早く変化させ、ホーム画面Gのスペースを有効活用できる。
(6)また例えば、メッセージアプリにおける画面例を説明したが、表示制御システムSは、電子決済サービス、電子商取引サービス、電子チケットサービス、チェックインサービス、金融サービス、通信サービス、又はSNSサービスといった種々のサービスの画面にも適用可能である。本変形例では、表示制御システムSを電子決済サービスに適用する場合を説明する。
図12は、変形例(6)においてホーム画面が変化する様子の一例を示す図である。図12に示すように、ヘッダ領域Hには、電子マネーの種類を示す図形と、電子マネーの残高を示す数値と、を含むアイコンIが表示される(ホーム画面G19の状態)。ユーザがアイコンIを選択すると、選択されたアイコンIに対応する電子マネーサービス(例えば、電子マネーのチャージ等)を利用できる。電子マネーの残高等の情報は、ICチップ26に記録されていてもよいし、サーバ10に記録されていてもよい。なお、電子マネーを利用した決済自体は、アプリを起動しなくても実行可能であってよい。
表示制御部201は、サーバ10又はICチップ26から各電子マネーの残高を取得し、アイコンIを表示させる。判定部202は、第1実施形態と同様にして確認時間が経過したか否かを判定し、表示変更部203は、確認時間が経過したと判定された場合に、ヘッダ領域Hの縮小を開始して、アイコンIの移動も開始する(ホーム画面G20の状態)。図12の例では、アイコンIの残高が、この時点で消去されているが、第1実施形態と同様、残高は徐々に消えてもよいし、ある程度アイコンIが小さくなるまでは残高が残ってもよい。
表示変更部203は、ヘッダ領域Hを徐々に縮めて、アイコンIを移動させながら徐々に小さくする(ホーム画面G21の状態)。表示変更部203は、ヘッダ領域Hを最も小さい状態まで縮めると、アイコンIを円形にして電子マネーの図形だけが残るようにする(ホーム画面G22の状態)。なお、アイコンIは、任意の形状であってよく、円形に限られない。例えば、アイコンIは、楕円形、正方形、又は長方形といった他の形状であってもよい。
ホーム画面Gでは、アイコンIから利用可能な電子マネー以外にも、表示領域Aに表示されたコードを利用した電子決済が可能である。例えば、ユーザは、事前に登録したクレジットカードを利用して電子決済をすることができる。また例えば、ユーザは、自身が保有するポイント又はキャッシュを利用して電子決済をすることができる。この場合、サーバ10又はICチップ26には、クレジットカードに関する情報、ポイントに関する情報、又はキャッシュに関する情報が記憶されているものとする。
例えば、ユーザが決済で利用するクレジットカードを選択し、ユーザ端末20にバーコード又は二次元コードを表示させ、店舗のリーダで店員が読み取ることによって、そのクレジットカードを利用した決済が実行される。また例えば、ユーザ端末20のカメラで店舗のバーコード又は二次元コードを読み取った場合に、ユーザが選択したクレジットカードを利用した決済が実行される。決済方法は、これらの例に限られない。例えば、特にコードを利用せずに、登録済みのクレジットカードを利用した決済が実行されてもよい。
変形例(6)によれば、電子決済サービスにおいて、ユーザの利便性を維持しつつ、ホーム画面Gの表示スペースを有効活用できる。また、ユーザは、決済時にホーム画面Gを他人に見せることがあるが、アイコンIに表示される残高は他人に見られたくないことがある。このため、ユーザがアイコンI内の残高を確認した後に自動的に消去することによって、他人に残高が見られることを防止できる。
なお、表示領域Aがスクロールされてコードが表示されなくなった場合には、コードの位置まで戻るためのアイコンが表示されてもよい。また、アプリと電子マネーを連係していないユーザについては、アイコンIに「はじめる」といったテキストを表示させてもよい。この場合、ユーザがアイコンIを選択すると、アプリと電子マネーを連係させるための画面が表示される。更に、「はじめる」のテキストを含むアイコンIが小さくなると、赤色のバッジ等によって、電子マネーが未連携であることが通知されてもよい。また例えば、電子マネーに対応していないユーザ端末20は、アイコンI自体が表示されなくてもよい。この場合、アプリの起動時においてヘッダ領域Aは縮んだ状態であってもよい。
また例えば、ユーザ端末20がバイブレータを含む場合に、ユーザが電子マネーを利用する旨の設定をした場合に、ユーザ端末20を振動させてもよい。更に、複数の電子マネーのうちの何れを決済で利用するかを選択した場合には、より強くユーザ端末20を振動させてもよい。また例えば、アイコンIにおける残高は定期的に更新されてもよい。また例えば、アイコンIは、電子マネーのものに限られず、ポイント等の他の電子バリューのものであってもよい。また例えば、アイコンIは、銀行のウェブサイト等の他のサイトへのリンク等が埋め込まれていてもよい。
(7)また例えば、上記説明した変形例を組み合わせてもよい。
また例えば、確認時間が経過したりスクロール操作が行われたりしてもヘッダ領域Hを縮めなくてもよい。この場合、アイコンIだけが小さくなってもよい。これとは逆に、アイコンIのサイズや位置を変えずにヘッダ領域Hを縮めてもよい。また例えば、主な機能がユーザ端末20で実現される場合を説明したが、各機能はサーバ10で実現されてもよい。各機能は、サーバ10及びユーザ端末20以外の他のコンピュータで実現されてもよいし、複数のコンピュータで分担されてもよい。

Claims (18)

  1. 表示画面における所定の表示領域の一部に表示させる、所定のサイズの少なくとも1つのアイコンの数を特定する数特定手段と、
    前記数特定手段により特定された数に関連付けられた第1サイズの前記表示領域の一部に、前記少なくとも1つのアイコンを表示させる表示制御手段と、
    前記少なくとも1つのアイコンが表示された場合に、所定の時間が経過したか否かを判定する判定手段と、
    前記数特定手段より特定された数に関連付けられた、前記第1サイズよりも小さい第2サイズを、前記時間が経過した後の前記表示領域のサイズとして決定する決定手段と、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記表示領域が縮むように前記表示領域を変更し、当該縮んだ後の表示領域に前記少なくとも1つのアイコンが収まるように、前記少なくとも1つのアイコンの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する表示変更手段と、
    を含む表示制御装置。
  2. 前記表示変更手段は、前記時間が経過したと判定された場合に、前記少なくとも1つのアイコンが小さくなるように、前記表示態様を変更する、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示変更手段は、前記時間が経過したと判定された場合に、前記少なくとも1つのアイコンの情報量が減るように、前記表示態様を変更する、
    請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記少なくとも1つのアイコンは、図形と、数字又は文字と、を含み、
    前記表示変更手段は、前記時間が経過したと判定された場合に、前記少なくとも1つのアイコンに含まれる前記数字又は前記文字が消去されて前記図形が残るように、前記表示態様を変更する、
    請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示領域内の所定の位置に、前記少なくとも1つのアイコンを表示させ、
    前記表示変更手段は、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記表示領域が縮んで前記所定の位置を含まなくなるように、前記表示領域を変更し、
    前記少なくとも1つのアイコンが、前記表示領域が縮む方向に移動して、前記縮んだ表示領域内に収まるように、前記表示位置を変更する、
    請求項1~4の何れかに記載の表示制御装置。
  6. 前記表示領域は、前記表示画面におけるヘッダ領域であり、
    前記少なくとも1つのアイコンは、前記ヘッダ領域に表示され、
    前記表示制御手段は、前記ヘッダ領域の一部に、少なくとも1つの前記アイコンを表示させ、
    前記表示変更手段は、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記ヘッダ領域が縮むように、前記ヘッダ領域を変更し、
    当該縮んだヘッダ領域の一部に前記少なくとも1つのアイコンが表示されるように、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更する、
    請求項1~5の何れかに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示画面における他の表示領域の一部に、少なくとも1つの他のアイコンを表示させ、
    前記表示変更手段は、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記表示領域が縮んだ分だけ前記他の表示領域が広がるように、前記他の表示領域を変更し、
    前記他の表示領域の変更に合わせて、前記少なくとも1つの他のアイコンの表示位置を変更する、
    請求項1~6の何れかに記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示領域の一部に、複数の前記アイコンを表示させ、
    前記表示変更手段は、前記縮んだ表示領域の一部に前記複数のアイコンが表示されるように、前記複数のアイコンの各々の前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更した後に、当該縮んだ表示領域の一部に、変更後の前記複数のアイコンを表示させる、
    請求項1~7の何れかに記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記表示画面に、互いにサイズが異なる複数のアイコンを表示させ、
    前記表示変更手段は、前記時間が経過したと判定された場合に、前記複数のアイコンの各々のサイズが互いに同じになるように、前記複数のアイコンの各々の前記表示態様を変更する、
    請求項1~8の何れかに記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御装置は、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方が変更された後に、第1の操作が行われた場合に、当該変更された表示態様及び表示位置の少なくとも一方を元に戻す復元手段を更に含み、
    前記表示変更手段は、前記第1の操作により前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方が元に戻った場合には、その後に前記時間が再び経過しても、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更しない、
    請求項1~9の何れかに記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御装置は、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方が変更された後に、第2の操作が行われた場合に、前記表示画面をバックグラウンドに移行させる移行手段を更に含み、
    前記表示制御手段は、前記表示画面がバックグラウンドに移行した後に、第3の操作が行われた場合に、前記変更された表示態様及び表示位置の少なくとも一方が元に戻った状態の前記表示画面を再び表示させ、
    前記表示変更手段は、再び前記表示画面が表示された後に、前記時間が経過した場合には、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を再び変更する、
    請求項1~10の何れかに記載の表示制御装置。
  12. 前記表示制御装置は、第4の操作に基づいて、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更するか否かに関する表示設定を行う表示設定手段を更に含み、
    前記表示変更手段は、前記表示設定に基づいて、前記表示態様及び前記表示位置の少なくとも一方を変更するか否かを決定する、
    請求項1~11の何れかに記載の表示制御装置。
  13. 前記表示制御装置は、前記表示画面に表示される前記アイコンの数に基づいて、前記時間の長さを設定する時間設定手段を更に含む、
    請求項1~12の何れかに記載の表示制御装置。
  14. 前記表示画面は、電子決済サービスに関する画面であり、
    前記少なくとも1つのアイコンは、前記電子決済サービスを利用するユーザが保有する電子マネーの残高を示す、
    請求項1~13の何れかに記載の表示制御装置。
  15. 前記少なくとも1つのアイコンは、前記電子マネーの種類を示す図形と、前記残高を示す数値と、を含み、
    前記表示変更手段は、前記時間が経過したと判定された場合に、前記少なくとも1つのアイコンに前記図形が残り、かつ、前記少なくとも1つのアイコンから前記数値が消去されるように、前記表示態様を変更する、
    請求項14に記載の表示制御装置。
  16. 表示画面における所定の表示領域の一部に表示させる、所定のサイズの少なくとも1つのアイコンの数を特定する数特定手段と、
    前記数特定手段により特定された数に関連付けられた第1サイズの前記表示領域の一部に、前記少なくとも1つのアイコンを表示させる表示制御手段と、
    前記少なくとも1つのアイコンが表示された場合に、所定の操作を受け付けたか否かを判定する判定手段と、
    前記数特定手段より特定された数に関連付けられた、前記第1サイズよりも小さい第2サイズを、前記時間が経過した後の前記表示領域のサイズとして決定する決定手段と、
    前記操作を受け付けたと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記表示領域が縮むように前記表示領域を変更し、当該縮んだ後の表示領域に前記少なくとも1つのアイコンが収まるように、前記少なくとも1つのアイコンの表示態様を変更する表示変更手段と、
    を含む表示制御装置。
  17. 表示画面における所定の表示領域の一部に表示させる、所定のサイズの少なくとも1つのアイコンの数を特定する数特定ステップと、
    前記数特定ステップにより特定された数に関連付けられた第1サイズの前記表示領域の一部に、前記少なくとも1つのアイコンを表示させる表示制御ステップと、
    前記少なくとも1つのアイコンが表示された場合に、所定の時間が経過したか否かを判定する判定ステップと、
    前記数特定ステップより特定された数に関連付けられた、前記第1サイズよりも小さい第2サイズを、前記時間が経過した後の前記表示領域のサイズとして決定する決定ステップと、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記表示領域が縮むように前記表示領域を変更し、当該縮んだ後の表示領域に前記少なくとも1つのアイコンが収まるように、前記少なくとも1つのアイコンの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する表示変更ステップと、
    を含む表示制御方法。
  18. 表示画面における所定の表示領域の一部に表示させる、所定のサイズの少なくとも1つのアイコンの数を特定する数特定手段、
    前記数特定手段により特定された数に関連付けられた第1サイズの前記表示領域の一部に、前記少なくとも1つのアイコンを表示させる表示制御手段、
    前記少なくとも1つのアイコンが表示された場合に、所定の時間が経過したか否かを判定する判定手段、
    前記数特定手段より特定された数に関連付けられた、前記第1サイズよりも小さい第2サイズを、前記時間が経過した後の前記表示領域のサイズとして決定する決定手段、
    前記時間が経過したと判定された場合に、前記第1サイズから前記第2サイズに前記表示領域が縮むように前記表示領域を変更し、当該縮んだ後の表示領域に前記少なくとも1つのアイコンが収まるように、前記少なくとも1つのアイコンの表示態様及び表示位置の少なくとも一方を変更する表示変更手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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