JP7125626B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置に関する。
従来、人間の目の虹彩認証を行うことで、その人間が正規利用者であるか否かを判定する虹彩認証機能を備えた情報処理装置が実用化されている。虹彩認証は、虹彩の模様が各個人で異なることを利用して、認証対象者の虹彩の模様と、予め登録された虹彩の模様とを照合することで、登録された利用者であるか否かの判定を行うものであるが、偽造虹彩による不正認証が行われてしまう場合がある。例えば、正規ユーザの虹彩の模様を不正に撮影し、その撮像画像を認証部(撮像部等)にかざすことで認証されてしまう場合がある。そこで、強い光を目に当てた場合に発生する瞳孔の収縮変化を利用して、偽造虹彩であるか、生体の虹彩であるかを判定する認証装置が提案されている。つまり、認証時に目に強い光を当て、瞳孔の収縮が発生すれば、認証部に対面する「目」が生体であり、収縮しない場合は、偽造された目(偽造虹彩)であると判定することで、セキュリティ性を向上させている。
特開2003-30659号公報
しかしながら、従来の構成の場合、瞳孔の収縮現象を発生させるために、情報処理装置を利用しようとする人間の顔(目)に強い光を照射する光源を専用に設ける必要がある。このように、偽造虹彩の発見のためだけに強い光を照射する光源を設けることは、情報処理装置の設計自由度の低下、コストの増加、情報処理装置の意匠性の低下等の原因になってしまうという問題がある。
従って、本発明が解決する課題の一例は、設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下を招くことなく、瞳孔の収縮反応を起こさせることができる(偽造虹彩の検出を行うことができる)、情報処理装置を提供することにある。
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、筐体の表面に配置され、輝度調整が可能な表示部と、前記筐体の前記表示部と同じ面に配置され、前記表示部に対面する認証対象者の目を撮像可能な撮像部と、前記表示部の輝度を、所定の低輝度である第一の輝度状態と、当該第一の輝度状態より一時的輝度を高くした第二の輝度状態に切り替える表示切替部と、前記第一の輝度状態の前記表示部に画像を表示した場合に前記撮像部で前記目を撮像して得られた第一の画像と、前記第二の輝度状態の前記表示部の表示内容を無地白色とした場合に前記撮像部で前記目を撮像して得られた第二の画像とを比較し、前記目の瞳孔の収縮変化に基づき、虹彩を用いた認証処理を行う制御部と、を備える。
本発明の上記態様によれば、情報処理装置に通常搭載され得る表示部の輝度を一時的に高くすることにより、認証対象者の瞳孔に収縮変化を生じさせる強い光を照射して、瞳孔収縮の有無を検出する。したがって、瞳孔を収縮変化させるための、すなわち、偽造虹彩を検出するための専用光源を設ける必要がなくなる。その結果、専用光源の設置に起因する設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下が発生することを抑制可能な情報処理装置を得ることができる。
図1は、実施形態にかかる情報処理装置の外観を説明する例示的かつ模式的な平面図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理装置において、表示部の輝度切り替えによる瞳孔の収縮変化を説明する例示的かつ模式的な図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理装置の構成を説明する例示的かつ模式的なブロック図である。 図4は、実施形態にかかる情報処理装置の表示部の輝度の遷移を説明する例示的かつ模式的な図である。 図5は、実施形態にかかる情報処理装置の目の偽造判定処理を含む処理の流れを示す例示的なフローチャートである。 図6は、実施形態にかかる情報処理装置を用いた応用システムとしてのレジスタを示す例示的かつ模式的な図である。 図7は、実施形態にかかる情報処理装置を用いた他の応用システムとしてのキャッシュディスペンサを示す例示的かつ模式的な図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
図1は、実施形態にかかる情報処理装置10の外観を説明する例示的かつ模式的な平面図である。
本実施形態の情報処理装置10は、当該情報処理装置10の利用に先立ち、虹彩認証を行うことで、情報処理装置10を利用しようとする人間が、予め登録された(使用を許可された)正規ユーザであるか否かの判定を行う、認証機能を備える。さらに、本実施形態の情報処理装置10は、虹彩(目)が偽造されたものでないことを確認する機能を備える。人間の虹彩は、各個人で模様が異なるため、生体認証の対象として利用可能である。しかし、認証を行う際には、虹彩を撮像して、予め登録された正規ユーザの虹彩の模様と照合するため、偽造された虹彩(例えば正規ユーザの虹彩を不正に撮像し入手して偽造した虹彩画像等)を用いて、不正が行われてしまう虞がある。
そこで、本実施形態の情報処理装置10は、周囲が明るくなると瞳孔が収縮することを用いて、虹彩(目)の偽造の有無を判定する。つまり、虹彩(目)が生体である場合、強い光が当たると瞳孔が収縮する。一方、虹彩(目)が偽造の場合、強い光を当てても瞳孔の収縮は発生しない。情報処理装置10は、偽造虹彩か否かを判定する(瞳孔が光によって変化するか否かを判定する)場合に用いる強い光の光源として、筐体12に組み込まれている表示部14のバックライトを用いる。
図1に示す情報処理装置10は、例えば、携帯端末であり、筐体12の表面の大部分の領域を用いて、表示部14が配置されている。なお、表示部14は透明な操作入力部16で、その表面が覆われている。また、筐体12の額縁部12aには、撮像ユニット18が配置されている。撮像ユニット18は、近赤外線画像の撮像を行う近赤外線撮像ユニット20として第1撮像部20aと近赤外線を照射する近赤外線照射部20b、および可視光画像を撮像する第2撮像部22で構成されている。
筐体12は、金属や樹脂で形成された、例えば、薄型有底の箱形形状であり、表面側の額縁部12aの内周側に操作入力部16を伴う表示部14が嵌め込み支持されている。また、筐体12の内部には後述する処理ユニットが収容されている。
表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や、OELD(Organic ElectroLuminescent Display)等である。また、透明の操作入力部16は、例えば、タッチパネル等であり、情報処理装置10の利用者(正規ユーザ)は、操作入力部16を介して表示部14に表示される画像を視認することができる。また、利用者は、表示部14に表示される画像に対応した位置で、手指等で操作入力部16に触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を実行することができる。
撮像ユニット18を構成する近赤外線撮像ユニット20は、虹彩認証を行う際の虹彩の近赤外線画像の撮像、および偽造虹彩であるか否かを判定する際の瞳孔の近赤外線画像の撮像を行う。また、撮像ユニット18を構成する第2撮像部22は、一般的な可視光画像の撮像、および虹彩認証を行う場合に周囲の明るさが虹彩認証に適した明るさか否かを検出するための可視光画像を撮像する。
第1撮像部20aおよび第2撮像部22は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。第1撮像部20aおよび第2撮像部22は、所定のフレームレートで動画データ(撮像画像データ、画像情報)を出力することができる。
第1撮像部20aは、可視光域をカットするフィルタを備え、例えば、波長域が780nm~2500nmの近赤外域の画像を撮像する。第1撮像部20aは、近赤外線照射部20bが照射する近赤外光が対象物、この場合、情報処理装置10を保持する人間(主に表示部14を覗き込んでいる、表示部14に対面している人間)の顔で反射した近赤外光に基づく画像を撮像する。第1撮像部20aは、主に虹彩認証(瞳孔収縮の確認のための撮像を含む)を行う場合にのみ、撮像を行う。したがって、近赤外線照射部20bも第1撮像部20aが撮像を行うタイミングに合わせて、近赤外光を照射する。
一方、第2撮像部22は、赤外光領域をカットするフィルタを備え、可視光画像を撮像する。第2撮像部22は、主に情報処理装置10が正規ユーザの認証を完了させた後に、ユーザの操作に基づいて、例えば、人物や風景等の可視光画像の撮像を行う場合に利用される。また、前述したように、情報処理装置10が虹彩認証を行うのに先立ち、周囲の明るさが、虹彩認証に適した明るさであるか否かを判定するために、周囲の明るさを示す可視光画像を、ユーザの操作に拘わらず撮像することができる。
図2は、情報処理装置10において、表示部14の輝度切り替えによる瞳孔の収縮変化を説明する例示的かつ模式的な図である。
周知のように、人間P(生体)の目Eは、周囲の明るさが暗い場合、より光を集めようとして、虹彩E1の中央の瞳孔E2を拡大(大きく)する。逆に、現在の状態より周囲が明るくなると、瞳孔E2から入る光の量を制限しようとして瞳孔E2を収縮(小さく)する。
例えば、図2のシーンS1に示すように、情報処理装置10の表示部14のバックライトの輝度が低い場合、またはバックライトが消灯している場合、情報処理装置10の表示部14を覗き込む人間Pの目Eは、シーンS1aに示すように、瞳孔E2を大きく開く。一方、シーンS2に示すように、情報処理装置10の表示部14のバックライトの輝度を高くし、その照射範囲Lに人間Pの目Eが入っている場合、シーンS2aに示すように、瞳孔E2が収縮して小さくなる。つまり、表示部14の輝度変化の前後で、第1撮像部20aにより目Eの撮像を行い、前後の撮像画像を比較した場合に、瞳孔E2の変化(輝度を上げた場合の収縮、または輝度を下げた場合の拡大)が生じれば、撮像した目Eは生体であると推定することができる。その結果、虹彩認証を生体で行っていると判定することができる。
なお、シーンS2aのように、表示部14の高輝度発光により、瞳孔E2が収縮する結果、シーンS1aのように瞳孔E2が収縮していない場合に比べて、虹彩E1の面積が大きくなる。つまり、虹彩認証を行う場合の比較対象となる虹彩の模様が存在する範囲が広くなる。その結果、虹彩認証の制度を向上することができる。
図3は、情報処理装置10の構成を説明する例示的かつ模式的なブロック図である。情報処理装置10は、前述したように、図1に示すように、表示部14および撮像ユニット18を備える。また、情報処理装置10は、処理ユニットとして内部に、例えば、CPU(Central Processing Unit)24、ROM(Read Only Memory)26、RAM(Random Access Memory)28、SSD(Solid State Drive)30やフラッシュメモリ等の記憶部、通信や入出力のためのインターフェース32等を備えている。
表示部14は、情報表示部14a、バックライト部14b、操作入力部16等で構成される。情報表示部14aは、上述したように、LCDや、OELD等であり、CPU24の制御に基づき、各種画像情報の表示を行う。バックライト部14bは、エッジライト方式の構造でもよいし、直下型方式の構造でもよい。いずれの構造の場合も輝度調整は、周知の技術が利用可能で、電流や電圧を可変することで調整することができる。また、透明な操作入力部16は、前述したように、情報表示部14aの上面に配置され、情報表示部14aに表示される画像を透過可能である。したがって、情報表示部14aに表示される画像に対応した位置で、手指等で操作入力部16を触れたり押したり動かしたりして操作することで、操作入力を受け付け、その情報をCPU24に提供して、入力操作にしたがう種々の処理をCPU24に実行させる。
CPU24は、本実施形態における制御部として機能して、ROM26等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。CPU24は、例えば、撮像ユニット18の制御や表示部14の制御を行い、認証処理や認証が成立した後の表示処理、通信処理等を実現する。
ROM26は、各種プログラムおよび当該プログラムの実行に必要なパラメータ等を記憶する。RAM28は、CPU24での演算で用いられる各種データを一時的に記憶する。SSD30は、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、情報処理装置10の電源がオフされた場合にあってもCPU24から取得したデータを記憶し続ける。なお、CPU24や、ROM26、RAM28等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、SSD30に替えてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよい。
CPU24は、撮像ユニット18の制御や表示部14の制御、瞳孔判定処理、認証処理等を行うために、ROM26に記憶されたプログラムを実行することにより、各種詳細モジュールを実現する。CPU24によって実現される詳細モジュールとしては、例えば、近赤外線照射制御部34、第1撮像制御部36、第2撮像制御部38、瞳孔比較部40、認証部42、表示切替部44、情報表示制御部46等である。
近赤外線照射制御部34は、第1撮像部20aによる近赤外線画像の撮像タイミング、またはそれより所定期間前のタイミングから近赤外線照射部20b(例えば,赤外LED)の発光を開始し、所定期間経過後に消灯する制御を行う。
第1撮像制御部36は、情報処理装置10の起動に先立ち一回目の近赤外線画像の撮像と、表示部14の輝度増加後のタイミングで二回目の近赤外線画像の撮像を行う。一回目の近赤外線画像の撮像は、例えば、情報処理装置10がスリープ状態にあるときに、情報処理装置10が内蔵する加速度センサ等による検出結果に基づき、情報処理装置10が持ち上げられたり、表示部14を表向きにされたりした、と見なされる場合に実行される。また、二回目の近赤外線画像の撮像は、一回目の撮像の終了後に、表示部14の輝度が増加された後、所定期間経過後(瞳孔E2の収縮反応の遅延を考慮した時間経過後)に実行される。なお、第1撮像制御部36は、一回目の近赤外線画像の撮像タイミングから継続的に動画を撮像し、二回目の近赤外線画像を取得するようにしてもよい。
第2撮像制御部38は、情報処理装置10の起動後(正規ユーザの認証成立後)に操作入力部16による操作に基づき、第2撮像部22による可視光画像の撮像を実行する。また、第2撮像制御部38は、可視光画像の撮像時の各種設定、例えば、露出やシャッタースピード、撮影モードの設定等を行う。また、第1撮像部20aが撮像した近赤外線画像を用いて虹彩認証を行う場合、周囲の明るさが所定の明るさより明るい場合、認証に失敗する(認証精度が低下する)確率が高くなることが知られている。そこで、第2撮像制御部38は、認証処理を実行するのに先立ち、情報処理装置10が存在する周囲の明るさを示す可視光画像を撮像する。もし、情報処理装置10の周囲の明るさが、虹彩認証に適さない場合、すなわち、明るすぎる場合、認証部42による虹彩認証処理や瞳孔比較部40による瞳孔E2の収縮を確認する偽造判定理等を非実行とすることができる。この場合、情報処理装置10は、他の認証処理、例えば、指紋認証処理や声紋認証処理、パスコードの入力による認証処理等を実行するようにしてもよい。
瞳孔比較部40は、第1撮像制御部36の制御に基づき、第1撮像部20aが一回目に撮像した近赤外線画像(第一の画像)と二回目に撮像した近赤外線画像(第二の画像)との比較を行い、瞳孔E2の大きさの変化が生じたか否かの判定を行う。なお、第一の画像は、表示部14のバックライト部14bの輝度が情報処理装置10の周囲の明るさに応じた値になっているときに撮像された画像で、第二の画像は、表示部14の輝度が偽造判定のために意図的に高められた時に撮像された画像である。瞳孔比較部40は、画像解析等の技術を用いた第一の画像と第二の画像との比較の結果、第二の画像の瞳孔E2の大きさが第一の画像の瞳孔E2の大きさより所定の判定閾値以上に収縮していた(小さくなっていた)場合、撮像した認証対象の目Eは生体であると判定し、その結果を認証部42に通知する。同様に、第二の画像の瞳孔E2の大きさと第一の画像の瞳孔E2の大きさが変化しない場合(実質的に同じ場合)、撮像した認証対象の目Eは偽造であると判定し、その結果を認証部42に通知する。
認証部42は、瞳孔比較部40から認証対象の目E(瞳孔E2)が偽造ではなく、生体であると判定する通知を受け付けた場合、虹彩認証処理を実行する。虹彩認証処理は、周知の技術が利用可能で、詳細な説明は省略するが、例えば、第1撮像部20aが撮像した近赤外線画像の瞳孔E2の模様と、予めSSD30等に記憶された正規ユーザの瞳孔E2の模様との逐次比較を行い、その一致度が所定閾値以上の場合に、認証成立と判定する。CPU24は、認証が成立した場合、情報処理装置10を起動する処理を実行可能となる。
表示切替部44は、バックライト部14bの輝度の切り替えを行う。例えば、所定の低輝度である第一の輝度状態と、当該第一の輝度状態より一時的の輝度を高くした第二の輝度状態に切り替える。
図4は、情報処理装置10が偽造判定処理を実行する場合に、表示切替部44による表示部14(バックライト部14b)の輝度の遷移Sを説明する例示的かつ模式的な図である。
偽造判定処理を実行する場合のバックライト部14bの輝度は、図4に示すように、基準輝度状態S0(シーンS0)、第一の輝度状態S1(シーンS1)、第二の輝度状態S2(シーンS2)の間を遷移する。
基準輝度状態S0は、周囲の明るさに応じて決定される輝度で、表示部14が表示する画像を見やすくするために、周囲の明るさに応じて、例えば予め試験等により決定された輝度である。例えば、周囲が暗い場合は、表示部14のバックライト部14bが周囲の明るさに比べて明る過ぎると、画像が見難くなるとともに、画像を視認するユーザの疲労を招き易くなる。そのため、バックライト部14bは暗めの輝度に設定される。一方、周囲が明るい場合は、表示部14のバックライト部14bが周囲の明るさに比べて暗い場合、画像のコントラストが出にくくなり、視認性が低下する。そのため、バックライト部14bは明るめの輝度に設定される。周囲の明るさに応じて、バックライト部14bの輝度が設定されることにより、情報表示部14aに表示されるコンテンツH1やアイコン等の視認性を一定以上に保つことができる。
第一の輝度状態S1は、第1撮像部20aによって、一回目の近赤外線画像(第一の画像)を撮像する場合の輝度状態で、基準輝度状態S0より暗い、所定の低輝度の状態である。図4に示されるように、バックライト部14bが低輝度になることで、情報表示部14a全体が暗くなるとともに、表示されるコンテンツH1やアイコン等の視認性が低下する。その結果、基準輝度状態S0による明るさにより、ある程度収縮していた瞳孔E2が広がる。また、視認し難くなったコンテンツH1やアイコン等を視認するめにより多くの光を集光しようとして、瞳孔E2が広がる。なお、第一の輝度状態S1である基準輝度状態S0より暗い、所定の低輝度の状態とは、バックライト部14bの最大輝度の例えば、10%等である。なお、この低輝度の状態は、適宜選択可能である。
第二の輝度状態S2は、第1撮像部20aによって、二回目の近赤外線画像(第二の画像)を撮像する場合の輝度状態で、第一の輝度状態S1より一時的の輝度を高くした状態である。また、このとき、情報表示制御部46は、情報表示部14aの表示内容を、例えば「無地白色」にする。情報表示部14aを無地とすることで、情報表示部14aにコンテンツH1やアイコン等が表示されている場合に比べて、輝度の増加をより強調することが可能となる。また、表示色を白色とすることにより、赤色、青色、緑色等のような有色の場合に比べて、表示部14を目視する人間に、より眩しさを感じさせ易くなる。つまり、高輝度に切り替えたバックライト部14bの光をより効率的に認証対象者に照射し、瞳孔E2をより収縮させ易くすることができる。その結果、瞳孔E2の収縮による目Eの偽造判定の精度をより向上することができる。第二の輝度状態S2は、例えば、バックライト部14bの最大輝度とすることができる。また、他の実施形態では、情報処理装置10の周囲の明るさに応じて輝度を調整してもよい。例えば、周囲が暗い場合には、最大輝度の例えば80%としてもよい。
なお、表示部14を目視する人間に不快感を与えるほど長期間、高輝度の第二の輝度状態S2を継続することは望ましく無い。人間の瞳孔E2は、光の変化に反射的に反応するため、高輝度の第二の輝度状態S2は、一瞬、例えば、0.1秒程度とすることが可能である。このように、一瞬であれば、認証対象に眩しさ等の不快感を与えにくく、また、高輝度になったこと自体を認識させ難くすることができる。そのため、表示切替部44は、高輝度の第二の輝度状態S2を一瞬として、情報表示制御部46は直ちに、情報表示部14aの表示内容を、「無地白色」の状態からコンテンツH1やアイコン等を表示する状態に戻すとともに、基準輝度状態S0に戻す。その結果、情報処理装置10を利用しようとする人間(認証対象者)に、近赤外線画像の撮像による虹彩認証処理および高輝度照明による虹彩の偽造判定処理が実行されていること自体を認識させ難くすることができる。
図3に戻り、情報表示制御部46は、情報表示部14aにおける表示内容の制御を行う。例えば、上述したように、高輝度照明による虹彩の偽造判定処理を実行する場合には、情報表示部14aの表示内容を、例えば「無地白色」に切り替え、バックライト部14bの高輝度化を促進する。また、虹彩認証処理が実行され、認証が成立した場合には、情報処理装置10の通常の起動に伴う表示、および操作入力部16を用いたユーザの操作に基づく表示を実行する。
図5は、上述のように構成される情報処理装置10の目Eの偽造判定処理を含む処理の流れを示す例示的なフローチャートである。
前述したように、情報処理装置10が認証処理を必要とする例えば、スリープ状態にあるときに、情報処理装置10が持ち上げられたり、表示部14を表向きにされたりすると、このフローが開始される。すなわち、CPU24の表示切替部44は、バックライト部14bの初期状態の輝度(周囲の明るさに対応して決定されるバックライト部14bの輝度:基準輝度状態S0)をRAM28等に記録する(S100)。
続いて、表示切替部44は、バックライト部14bの輝度が第一の輝度状態S1(バックライト部14bの最大輝度の例えば10%)を超えるか否か判定する(S102)。第一の輝度状態S1を超えている場合(S102のYes)、表示切替部44は、バックライト部14bの輝度を第一の輝度状態S1に変更する(S104)。S104で輝度変更が行われた場合、またはS102でバックライト部14bの輝度が第一の輝度状態S1以下の場合(S102のNo)、第1撮像制御部36は、第1撮像部20aによる一回目の認証対象者の近赤外線画像(第一の画像)の撮像を行う(S106)。例えば、図2のシーンS1aのように、瞳孔E2が広がった状態の近赤外線画像の撮像ができる。
続いて、第2撮像制御部38は、第2撮像部22により情報処理装置10の周囲の可視光画像を撮像し、認証部42は、情報処理装置10(筐体12)周囲の明るさが、所定の閾値以上か否か判定する(S108)。つまり、情報処理装置10の周囲の明るさが虹彩認証に適した明るさか否か判定する。S108において、情報処理装置10(筐体12)周囲の明るさが、所定の閾値以上の場合(S108のYes)、虹彩認証の精度が低下する虞があるため、虹彩認証処理を非実行とする報知処理を実行する(S110)。この場合、情報表示制御部46は、情報表示部14aに、周囲が明るすぎるために虹彩認証ができないことを示すメッセージ等を表示する。この場合のメッセージは、例えば、日陰に移動してから再度起動操作(認証操作)を行うことを促す内容とすることができる。なお、別の実施形態では、虹彩認証を行う本フローを終了し、他の生体認証を促したり、パスコードの入力による認証を促したりするようにしてもよい。
S108において、情報処理装置10(筐体12)周囲の明るさが、所定の閾値未満の場合(S108のNo)、情報表示制御部46は、情報表示部14aの表示内容を、「無地白色」に切り替え、表示切替部44は、操作入力部16の輝度を一時的に(例えば0.1秒間)高くする(例えば最大輝度にする)。つまり、図4に示す第二の輝度状態S2で点灯させて、強い光を認証対象者に照射する。そして、第1撮像制御部36は、第1撮像部20aによる二回目の認証対象者の近赤外線画像(第二の画像)の撮像を行う(S112)。
続いて、表示切替部44は、バックライト部14bの輝度をS100で記憶しておいた初期状態(周囲の明るさに応じた基準輝度状態S0)に戻す(S114)。
そして、瞳孔比較部40は、S106で撮像した第一画像と、S112で撮像した第二の画像との比較を行い、瞳孔E2の収縮があるか否か判定する(S116)。なお、瞳孔E2は、強い光が当たった反射反応を起こす場合でも実際に収縮が発生するまで、タイムラグがある場合がある。したがって、瞳孔比較部40は、所定期間(バックライト部14bの強輝度発光終了後、例えば0.2秒)経過するのを待つ(S118のNo)。そして、瞳孔比較部40は、瞳孔E2の変化(収縮)がないまま(S116のNo)、所定期間経過した場合(S118のYes)、撮像した目は偽造であると判定して、このフローを一旦終了する(S120)。つまり、虹彩認証処理が行われることなく、情報処理装置10は起動できない。
一方、S116において、瞳孔E2の所定割合以上の収縮が確認できた場合(S116のYes)、瞳孔比較部40は、撮像した目は生体であると判定し、その情報を認証部42に提供する。認証部42は、虹彩認証処理を実行し、このフローを一旦終了する(S122)。この場合、認証部42は、例えば、S112で撮像した第二の画像に写っている虹彩E1の模様と、SSD30等に予め登録された正規ユーザの虹彩E1の模様との照合を行い、認証を実行する。認証が成立した場合、CPU24は、情報処理装置10を通常起動して、操作可能とする。
このように、情報処理装置10に通常搭載される表示部14の輝度を一時的に高くすることにより、認証対象者の瞳孔E2に収縮変化を生じさせる強い光を照射して、目の偽造判定を行うことができる。したがって、瞳孔E2を収縮変化させるための、すなわち、偽造虹彩を検出するための専用光源を設ける必要がなくなる。その結果、専用光源の設置に起因する設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下が発生することを抑制可能な情報処理装置10を得ることができる。また、表示部14(バックライト部14b)、近赤外線撮像ユニット20、第2撮像部22等を備える既存の情報処理装置に対しても、アプリケーションの追加のみで、目の偽造判定処理を追加することができる。
なお、図5に示したフローチャートでは、S106で一回目の近赤外線画像(第一の画像)の撮像を行い、S112で二回目の近赤外線画像(第二の画像)の撮像を行う例を示した。別の実施形態では、S106の処理からS112の処理の間、前述したように第1撮像部20aにより動画を撮像し、その動画において、異なる撮像タイミングでの瞳孔E2の比較を行い、目Eの偽造判定を行ってもよく、同様の効果を得ることができる。
図6は、上述した情報処理装置10を用いた応用システムとしてのレジスタM1(現金登録機)を示す例示的かつ模式的な図である。
レジスタM1は、大型の情報処理装置10を備え、下部に現金収納部48、側方にレシートの印刷装置50を備える。
レジスタM1において、当該レジスタM1の起動の際、またはレジスタM1の利用の都度に、上述したような、瞳孔判定処理、虹彩認証処理を実行することができる。目Eの偽造判定処理や虹彩認証処理は、筐体12の額縁部12aに設けられた撮像ユニット18(近赤外線撮像ユニット20(第1撮像部20a、近赤外線照射部20b)、第2撮像部22)で上述した例と同様に行うことができる。また、現金登録操作は、認証後に操作入力部16を介して行うことができる。
レジスタM1の場合も、表示部14のバックライト部14bの輝度を変化(一時的な高輝度化)させることにより、専用光源を設けることなく、レジスタM1を利用しようとする人間の目の偽造判定を実現することができる。その結果、専用光源の設置に起因する設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下が発生することが抑制可能で、かつ目Eの偽造判定処理、虹彩認証処理が実現可能なセキュリティ性の高いレジスタM1を得ることができる。
図7は、上述した情報処理装置10を用いた他の応用システムとしてのキャッシュディスペンサM2を示す例示的かつ模式的な図である。
キャッシュディスペンサM2は、大型の情報処理装置10を上段部に備え、中断部に現金の入出金操作のための本体表示部52、問合せ等を行うための電話セット54を備える。また、下段部には、現金の入出金口56、キーパッド58等が備えられている。
キャッシュディスペンサM2において、当該キャッシュディスペンサM2を利用する都度、上述したような、瞳孔判定処理、虹彩認証処理を実行することができる。目Eの偽造判定処理や虹彩認証処理は、筐体12の額縁部12aに設けられた撮像ユニット18(近赤外線撮像ユニット20(第1撮像部20a、近赤外線照射部20b)、第2撮像部22)で上述した例と同様に行うことができる。また、表示部14には、例えばサービス案内が表示されたり、遠隔地にいる担当者やCG(Computer Graphics)で構成される疑似担当者との対話ができたりする。また、その際に入出力は操作入力部16を介して行うことができる。
キャッシュディスペンサM2の場合も、表示部14のバックライト部14bの輝度を変化(一時的な高輝度化)させることにより、専用光源を設けることなく、キャッシュディスペンサM2を利用しようとする人間の目の偽造判定を実現することができる。その結果、専用光源の設置に起因する設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下が発生することが抑制可能で、かつ目Eの偽造判定処理、虹彩認証処理が実現可能なセキュリティ性の高いキャッシュディスペンサM2を得ることができる。
このように、本実施形態の情報処理装置10によれば、筐体12の表面に配置され、輝度調整が可能な表示部14(操作入力部16)と、筐体12の表示部14と同じ面に配置され、表示部14に対面する認証対象者の目を撮像可能な第1撮像部20a(撮像ユニット18)と、表示部14の輝度を、所定の低輝度である第一の輝度状態と、当該第一の輝度状態より一時的の輝度を高くした第二の輝度状態に切り替える表示切替部44と、第一の輝度状態のときに第1撮像部20aで目Eを撮像して得られた第一の画像と、第二の輝度状態のときに第1撮像部20aで目Eを撮像して得られた第二の画像と、を比較し、目Eの瞳孔E2の収縮変化に基づき、虹彩E1を用いた認証処理を行うCPU24(制御部)と、を備える。その結果、情報処理装置10に通常搭載される表示部14の輝度を一時的に高くすることにより、認証対象者の瞳孔E2に収縮変化を生じさせる強い光を照射して、目の偽造判定を行うことができる。したがって、瞳孔E2を収縮変化させるための、すなわち、偽造虹彩を検出するための専用光源を設ける必要がなくなる。その結果、専用光源の設置に起因する設計自由度の低下、コストの増加、意匠性の低下が発生することを抑制可能な情報処理装置10を得ることができる。
また、本実施形態の情報処理装置10の表示切替部44は、表示部14の表示内容を無地白色にして第二の輝度状態に切り替えるようにしてもよい。この構成によれば、高輝度に切り替えたバックライト部14bの光をより効率的に認証対象者に照射し、瞳孔E2の収縮を促すことができる。その結果、目Eの偽造判定の精度をより向上することができる。
本実施形態の情報処理装置10のCPU24(制御部、認証部42)は、筐体12の周囲の明るさが、所定の閾値以上の場合、認証処理を非実行としてもよい。この構成によれば、認証精度が期待できないときの処理を省略し、CPU24の負荷の軽減ができる。
本実施形態の情報処理装置10のCPU24(制御部、認証部42)は、認証処理が非実行となった場合、周囲の明るさが原因で非実行となったことを報知する報知処理を実行してもよい。この構成によれば、認証が行われなかった場合の原因を認証対象者に迅速に認識させ、結果的に情報処理装置10の起動処理を迅速化し、使い勝手の向上に寄与することができる。また、他の認証方法に切り替えることにより、セキュリティ性を一定に保つことができる。
本実施形態の情報処理装置10の撮像ユニット18は、目Eの赤外線画像を撮像可能な第1撮像部20aと、筐体12の周辺の可視光画像を撮像可能な第2撮像部22と、を備えてもよい。この構成によれば、第1撮像部20aによる高精度の虹彩認証処理および目Eの偽造判定処理を行うことができる。なお、上述した実施形態では、第1撮像部20aで撮像した近赤外線画像を用いて、虹彩認証処理および目Eの偽造判定処理を行う例を示した。別の実施形態では、第2撮像部22が撮像する可視光画像で虹彩認証処理および目Eの偽造判定処理を行ってもよい。この場合、近赤外線撮像ユニット20を省略可能であり、コスト軽減に寄与することができる。
また、上述した実施形態では、情報処理装置10として携帯端末を示したが、虹彩認証機能を備え、かつ輝度変更可能な表示部を備える情報処理装置であれば、同様な一時的な高輝度発光による目の偽造判定処理が可能である。例えば、ノート型やデスクトップ型のパーソナルコンピュータにも適用可能であり、同様の効果を得ることができる。また、出入り口に設けられたり、他のシステムとともに利用されたりする虹彩認証専用装置等にも、上述した技術は適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
10…情報処理装置、12…筐体、14…表示部、14a…情報表示部、14b…バックライト部、18…撮像ユニット、20…近赤外線撮像ユニット、20a…第1撮像部、20b…近赤外線照射部、22…第2撮像部、24…CPU(制御部)、26…ROM、34…近赤外線照射制御部、36…第1撮像制御部、38…第2撮像制御部、40…瞳孔比較部、42…認証部、44…表示切替部、46…情報表示制御部、E…目、E1…虹彩、E2…瞳孔。

Claims (4)

  1. 筐体の表面に配置され、輝度調整が可能な表示部と、
    前記筐体の前記表示部と同じ面に配置され、前記表示部に対面する認証対象者の目を撮像可能な撮像部と、
    前記表示部の輝度を、所定の低輝度である第一の輝度状態と、当該第一の輝度状態より一時的輝度を高くした第二の輝度状態に切り替える表示切替部と、
    前記第一の輝度状態の前記表示部に画像を表示した場合に前記撮像部で前記目を撮像して得られた第一の画像と、前記第二の輝度状態の前記表示部の表示内容を無地白色とした場合に前記撮像部で前記目を撮像して得られた第二の画像とを比較し、前記目の瞳孔の収縮変化に基づき、虹彩を用いた認証処理を行う制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記筐体の周囲の明るさが、所定の閾値以上の場合、前記認証処理を非実行とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記認証処理が非実行となった場合、周囲の明るさが原因で非実行となったことを報知する報知処理を実行する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記撮像部は、前記目の赤外線画像を撮像可能な第一の撮像部と、前記筐体の周辺の可視光画像を撮像可能な第二の撮像部と、を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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