JP7125011B2 - 情報処理システム、及びライセンス保護方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、及びライセンス保護方法に関する。
従来、商品(サービスを含む)を販売する店舗等に設置され、商品の売上登録の指定を受け付ける売上データ処理装置として、電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Register)やPOS(Point Of Sales)端末装置等の電子装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような売上データ処理装置において、レシートに印字するフォントには、無償で使用可能なフォント以外にも、有償で使用可能なフォントが提供されている。有償で使用可能なフォントは、外部メモリなどの形態で提供されるが、通常、ライセンス保護の観点から1台の売上データ処理装置に対して有償のフォントデータが記憶された1つの外部メモリが提供される。以降、上記電子装置と外部メモリとから構成されるシステムを情報処理システムと称する。
従来、ソフトウェアやコンテンツの不正利用を防止するためのライセンス保護方法が存在する。例えば、ソフトウェアをコンピュータにインストールして利用する場合には、パッケージに同梱されたライセンスコードをコンピュータに入力し、インターネットを介してライセンス認証サーバ等と通信し、ライセンスコードが正規のものであることが認証されれば、最初に認証されたコンピュータのみで利用可能となる(例えば、特許文献2参照)。
そこで、上述した売上データ処理装置の場合には、例えば、通信部によりインターネットを介してライセンス認証サーバによりライセンスコードが正規のものであることが認証されれば、装着された外部メモリに記憶された有償のフォントデータを読み込むようにすることが考えられる。
特開2017-157089号公報 特開2010-231385号公報
しかしながら、従来のライセンス保護方法では、ライセンス認証サーバを用意、管理しなくてはならないなど、手間がかかるという問題がある。
そこで本発明の課題は、確実に、かつ簡便な構成でライセンスを保護することである。
この発明の第1の様態に係る情報処理システムは、ライセンス保護対象となるデータが格納された外部メモリと、前記外部メモリのデータを読み込み可能な電子機器とにより構成される情報処理システムであって、前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、前記電子機器は、前記外部メモリから前記データを読み込む際に、前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別する場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを読み込んで保持し、前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別する場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記外部メモリから前記データを再読み込みすることを特徴とする。
この発明の第2の様態に係るライセンス保護方法は、外部メモリに格納されているデータのライセンス保護方法であって、前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、前記外部メモリが装着された電子機器によって前記外部メモリから前記データを読み込む際に、前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別される場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを前記電子機器に読み込んで保持し、前記電子機器によって前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別される場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器によって前記外部メモリから前記データを再読み込みすることを特徴とする。
この発明によれば、確実に、かつ簡便な構成でライセンスを保護することができる。
本実施形態の売上データ処理装置1の外部構成を示す斜視図である。 本実施形態の売上データ処理装置1および外部メモリ21の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態の売上データ処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1(a)、(b)は、本発明の実施形態による売上データ処理装置1の外部構成を示す斜視図である。図1(a)は斜め前側から見た売上データ処理装置1の構成を示しており、図1(b)は斜め後側から見た売上データ処理装置1の構成を示している。本実施形態に係る売上データ処理装置1は、商品(サービスを含む)を販売する店舗等に設置され、商品の売上登録の指定を受け付ける電子装置である。本実施形態では、売上データ処理装置1がコンパクトタイプの電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Resister)であるものとして説明する。コンパクトタイプの電子キャッシュレジスタの多くは、コストを抑制するために、バーコードスキャナを搭載していない構造になっている。
ただし、売上データ処理装置1は、コンパクトタイプの電子キャッシュレジスタ以外に、例えば、高性能タイプのPOS(Point Of Sales)端末装置やタブレット端末装置等の電子装置として構成されていてもよい。高性能タイプのPOS端末装置は、バーコードスキャナ等の画像読取手段を搭載し、画像読取手段で読み取られた画像データに基づいて高度な商品管理を行うことができる。タブレット端末装置は、バーコードやプリンタ等と接続され、商品の売上登録の指定を受け付けて会計処理を実行する会計処理装置として機能する。
売上データ処理装置1は、外部に、操作者に閲覧させるデータが表示される表示部14と、顧客に閲覧させるデータが表示される客用表示部15と、レシートを印字出力する印刷部16と、現金が収納されるドロア17と、各種データの入力を受け付ける入力部18とを有している。
なお、ドロア17は、売上データ処理装置1の筺体から分離された構成になっていてもよい。また、図1に示す例では、売上データ処理装置1は、バーコードスキャナを搭載していないが、バーコードスキャナを搭載するようにしてもよい。
入力部18は、「0」~「9」の数字キーや、商品番号を入力するためのPLUキー、税率等に関する機能キー、会計処理を実行するための会計キーなどを備えている。図1に示す例では、これらのキーが物理的なキーとして示されている。しかしながら、例えば入力部18をディスプレイとそのディスプレイに添付されたタッチパネルとによって構成することによって、これらのキーは、ディスプレイ上に描画されたキーとして構成することもできる。
図2は、本実施形態の売上データ処理装置1および外部メモリ21の内部構成を示すブロック図である。売上データ処理装置1は、CPU10、ROM11、RAM12、計時部13、表示部14、客用表示部15、印刷部16、ドロア17、入力部18、通信部19、および外部メモリI/F20から構成されている。ROM11は、CPU10を電子キャッシュレジスタとして動作させるためのプログラムを予め記憶している。RAM12は、フラッシュメモリなどからなり、プログラムの実行に伴うワーキングエリアや、後述するライセンスコード21bを記憶する記憶領域として用いられる。計時部13は、RTC(Real Time Clock)等の計時回路を内蔵し、現在の日時を示す日時情報をCPU10に出力する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、CPU10から入力される表示信号の指示に従って、操作者に閲覧させる商品名や、商品コード、小計金額、税額データなどを表示する。客用表示部15は、表示部14と同様に、LCDや有機ELディスプレイ等により構成され、顧客に閲覧させる小計金額(会計金額)等を表示する。
印刷部16は、例えば、サーマルプリンタ(感熱式プリンタ)であり、レシート用、ジャーナル用のロール紙(感熱紙)を有し、CPU10から入力される指示信号に従って、ロール紙に対して、商品名や、金額、売上データ等をプリントアウトする。このとき、印刷部16は、RAM12に記憶されているフォントデータ21cを用いてデータを印字する。印字には、無償のフォントが用いられるが、有償のフォント(ライセンス保護されたフォント)がインストールされていれば、有償のフォントが用いられる場合もある。有償のフォントは、複数の売上データ処理装置1が存在する場合であっても、最初にインストールした売上データ処理装置1でのみ使用可能である。このライセンス保護方法については後述する。
ドロア17は、硬貨や紙幣等の現金を収納する引出しである。ドロア17は、CPU10の指示により、引出しが開けられる。入力部18は、テンキー、部門キー、フラットPLUキー、入金キー、出金キー、クレジットキー、券キー、現金預金キー、小計キー、登録確認キー、金額キー、乗算キー、接続キー等を備えて構成されている。通信部19は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークを介して接続された外部装置とのデータ送受信を行う。

外部メモリI/F20は、売上データ処理装置1固有のハードウェア、ソフトウェアアーキテクチャから構成されており、外部メモリ21との間でデータの送受信を行う。すなわち、外部メモリI/F20は、一般的なコンピュータ等で用いられるUSB(登録商標)規格等ではないため、外部メモリ21からのデータの読み出し、書き込みは、売上データ処理装置1でのみ行うことができ、一般的なコンピュータ等ではできないようになっている。
CPU10は、ROM11に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM12のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU10は、ROM11に記憶されている処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、各種処理を実行する。
外部メモリ21は、電源の供給が遮断してもデータの内容を記憶保持可能であって、読み出し及び書き込みが自由な不揮発性メモリを備えた可搬型記録媒体である。外部メモリ21は、初回読み込み判別フラグ(読出情報)21a、ライセンスコード21b、およびフォントデータ21cを記憶している。初回読み込み判別フラグ21aは、(出荷時の)初期値として「TRUE」に設定されており、ライセンス保護対象となる(有償の)フォントデータ21cの初回読み込み時に、売上データ処理装置1のCPU10によって「FLASE」に書き換えられるようになっている。
売上データ処理装置1のCPU10は、外部メモリ21が装着されると、初回読み込み判別フラグ21aの状態を確認し、初回読み込み判別フラグ21aが「TRUE」であればライセンス保護対象となる(有償の)フォントデータ21cを読み込むが、「FLASE」であればライセンス保護対象となるフォントデータ21cを読み込まない。
ライセンスコード21bは、フォントデータ21cの初回読み込み時に売上データ処理装置1のCPU10によって読み込まれ、RAM12に書き込まれる。CPU10は、初回以降、初回読み込み判別フラグ21aが「FLASE」であれば、RAM12に書き込まれたライセンスコード21bと外部メモリ21のライセンスコード21bとが一致したことを条件に、ライセンス保護対象となる(有償の)フォントデータ21cを読み込むが、ライセンスコード21bが一致しない場合には、ライセンス保護対象となる(有償の)フォントデータ21cを読み込まない。
なお、上述したように、本実施形態では、外部メモリI/F20におけるハードウェアや、データ送受信に関するソフトウェアアーキテクチャ、外部メモリ21内のデータ構造等は公開されていないため、外部メモリ21からのフォントデータ21cの読み出し、書き込みは、売上データ処理装置1でしか行うことができない。ライセンス保護対象となる(有償の)フォントデータ21cは、暗号化されて記憶されていてもよいし、暗号化されずに記憶されていてもよい。
図3は、本実施形態の売上データ処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。売上データ処理装置1のCPU10は、外部メモリ21が外部メモリI/F20に装着されると、外部メモリ21の初回読み込み判別フラグ21aを読み込み、「TRUE」であるか否かを判別する(ステップS10)。そして、初回読み込み判別フラグ21aが「TRUE」である場合、すなわち外部メモリ21が初めて売上データ処理装置1に装着された場合には(ステップS10のYES)、CPU10は、外部メモリ21からフォントデータ21cを読み込む(ステップS12)。
次に、CPU10は、外部メモリ21のライセンスコード21bを読み込み、RAM(フラッシュ)12に書き込む(ステップS14)。その後、CPU10は、外部メモリ21の初回読み込み判別フラグ21aを「FLASE」に書き換え(ステップS16)、当該処理を終了する。
一方、ステップS10において、初回読み込み判別フラグ21aが「TRUE」でない場合、すなわち既にフォントデータ21cが少なくとも一度読み込まれて「FALSE」に書き換えられている場合には(ステップS10のNO)、CPU10は、外部メモリ21のライセンスコード21bとRAM12のライセンスコード21bとが一致するか否かを判断する(ステップS18)。
このとき、当該売上データ処理装置1が過去に当該外部メモリ21からフォントデータ21cを読み込んだ装置である場合には、初回の読み込み時に当該外部メモリ21のライセンスコード21bをRAM12に書き込んでいるので、双方のライセンスコード21bは一致する。そして、双方のライセンスコード21bが一致した場合には(ステップS18のYES)、CPU10は、外部メモリ21からフォントデータ21cを読み込み(ステップS20)、当該処理を終了する。すなわち、外部メモリ21から初回の装着時にフォントデータ21cを読み込んだ売上データ処理装置1の場合は、当該外部メモリ21から何度でもフォントデータ21cを読み込む(読み直す)ことができる。
一方、当該売上データ処理装置1が一度も外部メモリ21からフォントデータ21cを読み込んでいない場合には、RAM12にはライセンスコード21bが書き込まれていないので一致しない。また、当該売上データ処理装置1が他の外部メモリ21のフォントデータ21cを読み込んだ場合にも、RAM12には他のライセンスコード21bが書き込まれているので一致しない。このように、双方のライセンスコード21bが一致しない場合には(ステップS18のNO)、フォントデータ21cを読み込むことなく、当該処理を終了する。すなわち、既に他の売上データ処理装置1でフォントデータ21cが読み込まれている場合には、その外部メモリ21のフォントデータ21cを読み込まない。このように、外部メモリ21のフォントデータ21cは、一台の売上データ処理装置1でしか利用することはできず、ライセンスが確実に保護されることになる。
なお、複数の売上データ処理装置1が存在する状況で、外部メモリ21のフォントデータ21cを利用する売上データ処理装置1を替えたい場合の対処方法を提供してもよい。この場合、初回にフォントデータ21cを読み込んだ売上データ処理装置1において、外部メモリ21を装着した状態で、入力部18の所定のキー操作、または所定の複数のキーの同時操作などが行われると、CPU10は、外部メモリ21のライセンスコード21bとRAM12に保持されているライセンスコード21bとが一致するか確認し、双方が一致すると、RAM12に保持されているフォントデータ21cとライセンスコード21bを消去し、外部メモリ21の初回読み込み判別フラグ21aを「TRUE」に書き換える。これにより、外部メモリ21の初回読み込み判別フラグ21aが「TRUE」、すなわち出荷時の初期状態となるので、外部メモリ21のフォントデータ21cを利用したい他の売上データ処理装置1に当該外部メモリ21を装着すればよい。このように、フォントデータ21cのライセンス保護を確保した上で、フォントデータ21cを利用できる売上データ処理装置1を容易に替えることができる。
上述した実施形態によれば、売上データ処理装置1が、外部メモリ21からフォントデータ21cを読み込む際に、初回読み込み判別フラグ21aが、フォントデータ21cが読み出されていないことを示す「TRUE」の場合には、外部メモリ21からフォントデータ21cとライセンスコード21bとを読み込んで保持し、初回読み込み判別フラグ21aを既にフォントデータ21cが読み出されたことを示す「FALSE」に更新し、初回読み込み判別フラグ21aが、フォントデータ21cが既に読み出されたことを示す「FALSE」の場合には、外部メモリ21のライセンスコード21bと当該売上データ処理装置1が保持しているライセンスコード21bとが一致することを条件に、外部メモリ21からフォントデータ21cを再読み込みするようにしたので、外部メモリ21のフォントデータ21cは、一台の売上データ処理装置1でしか利用することはできず、ライセンスを確実に、かつ簡便な構成で保護することができる。また、売上データ処理装置1において、ライセンスコード21bを不揮発性のフラッシュメモリに保存し、データ容量が大きいフォントデータ21cを揮発性の安価なダイナミックモリに記憶する構成とした場合であっても、外部メモリ21からフォントデータ21cを再読み込みすることで、売上データ処理装置1に電源を投入した際に、フォントデータ21cを再構築することができる。
上述した実施形態によれば、売上データ処理装置1で所定のユーザ操作があると、外部メモリ21のライセンスコード21bと売上データ処理装置1が保持しているライセンスコード21bとが一致することを条件に、売上データ処理装置1が保持しているフォントデータ21cとライセンスコード21bとを消去し、外部メモリ21の初回読み込み判別フラグ21aをフォントデータ21cが読み出されていないことを示す「TRUE」に書き換えるようにしたので、フォントデータ21cのライセンス保護を確保した上で、フォントデータ21cを利用できる売上データ処理装置1を容易に替えることができる。
なお、上述した実施形態では、電子装置として、電子キャッシュレジスタ(ECR;Electronic Cash Register)やPOS(Point Of Sales)端末装置等の売上データ処理装置1を想定したが、これに限らず、外部メモリ21から何らかのデータ(コンテンツ)、プログラム(アプリケーションプログラム)などをインストールし得る装置であれば、コンピュータ、タブレット、スマートフォンなどであってもよい。同様に、上述した実施形態では、外部メモリ21に記憶されているフォントデータ21cのライセンス保護について説明したが、これに限らず、静止画、動画、文書、プログラム(アプリケーションプログラム)などであってもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、ライセンス保護対象となるデータが格納された外部メモリと、前記外部メモリのデータを読み込み可能な電子機器とにより構成される情報処理システムであって、前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、前記電子機器は、前記外部メモリから前記データを読み込む際に、前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別する場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを読み込んで保持し、前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別する場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記外部メモリから前記データを再読み込みする、ことを特徴とする情報処理システムである。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記電子機器は、所定のユーザ操作があると、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器が保持している前記データと前記ライセンスコードとを消去し、前記外部メモリの前記読出情報を前記データが読み出されていないことを表す情報に書き換える、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システムである。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記データは、前記電子機器で用いられるフォントデータであることを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システムである。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記電子機器は、売上データ処理装置であり、前記フォントデータは、前記売上データ処理装置から出力されるレシートに印字されるフォントデータであることを特徴とする付記3に記載の情報処理システムである。
(付記5)
付記5に記載の発明は、外部メモリに格納されているデータのライセンス保護方法であって、前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、前記外部メモリが装着された電子機器によって前記外部メモリから前記データを読み込む際に、前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別される場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを前記電子機器に読み込んで保持し、前記電子機器によって前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別される場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器によって前記外部メモリから前記データを再読み込みする、ことを特徴とするライセンス保護方法である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記電子機器で所定のユーザ操作があると、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器によって、前記電子機器が保持している前記データと前記ライセンスコードとを消去し、前記外部メモリの前記読出情報を前記データが読み出されていないことを表す情報に書き換える、ことを特徴とする付記5に記載のライセンス保護方法である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記データは、前記電子機器で用いられるフォントデータであることを特徴とする付記5または6に記載のライセンス保護方法である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、前記電子機器は、売上データ処理装置であり、前記フォントデータは、前記売上データ処理装置から出力されるレシートに印字されるフォントデータであることを特徴とする付記7に記載のライセンス保護方法である。
1…売上データ処理装置、10…CPU、11…ROM、12…RAM、13…計時部、14…表示部、15…客用表示部、16…印刷部、17…ドロア、18…入力部、19…通信部、20…外部メモリI/F、21…外部メモリ、21a…初回読み込み判別フラグ、21b…ライセンスコード、21c…フォントデータ

Claims (8)

  1. ライセンス保護対象となるデータが格納された外部メモリと、前記外部メモリのデータを読み込み可能な電子機器とにより構成される情報処理システムであって、
    前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、
    前記電子機器は、前記外部メモリから前記データを読み込む際に、
    前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別する場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを読み込んで保持し、前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、
    前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別する場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記外部メモリから前記データを再読み込みする、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記電子機器は、所定のユーザ操作があると、
    前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器が保持している前記データと前記ライセンスコードとを消去し、前記外部メモリの前記読出情報を前記データが読み出されていないことを表す情報に書き換える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記データは、前記電子機器で用いられるフォントデータであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記電子機器は、売上データ処理装置であり、
    前記フォントデータは、前記売上データ処理装置から出力されるレシートに印字されるフォントデータであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 外部メモリに格納されているデータのライセンス保護方法であって、
    前記外部メモリは、前記データに対応付けて、前記データが出荷後に外部に読み出されたか否かを表す読出情報と、前記データのライセンスコードとを記憶し、
    前記外部メモリが装着された電子機器によって前記外部メモリから前記データを読み込む際に、前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが読み出されていないと判別される場合には、前記外部メモリから前記データと前記ライセンスコードとを前記電子機器に読み込んで保持し、前記電子機器によって前記読出情報を既に前記データが読み出されたことを示す情報に更新し、
    前記電子機器によって前記読出情報に基づいて前記データが既に読み出されたと判別される場合には、前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器によって前記外部メモリから前記データを再読み込みする、
    ことを特徴とするライセンス保護方法。
  6. 前記電子機器で所定のユーザ操作があると、
    前記外部メモリの前記ライセンスコードと前記電子機器が保持しているライセンスコードとが一致することを条件に、前記電子機器によって、前記電子機器が保持している前記データと前記ライセンスコードとを消去し、前記外部メモリの前記読出情報を前記データが読み出されていないことを表す情報に書き換える、
    ことを特徴とする請求項5に記載のライセンス保護方法。
  7. 前記データは、前記電子機器で用いられるフォントデータであることを特徴とする請求項5または6に記載のライセンス保護方法。
  8. 前記電子機器は、売上データ処理装置であり、
    前記フォントデータは、前記売上データ処理装置から出力されるレシートに印字されるフォントデータであることを特徴とする請求項7に記載のライセンス保護方法。
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