JP7124792B2 - モータ端子用のカバー装置 - Google Patents

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Description

本開示は、モータ端子用のカバー装置に関する。
従来から、モータが有する給電用端子(以下「モータ端子」と呼ぶ)を覆うカバー装置が種々提案されている。このようなカバー装置の一例として、特許文献1には、開口したコ字形の断面の壁部を有してモータ端子を収容するターミナル台を備えるスロットルカバーが開示されている。ターミナル台は、コネクタ部に続く配線としての接続ターミナルと、ターミナル台の壁部で囲まれた孔に収容され、接続ターミナルと圧着係合し、挿入されるモータ端子に圧接される圧接ターミナルとを有する。モータ端子がターミナル台に挿入されると、モータ端子は、圧接ターミナルのばね性を有する圧接部により挿入方向と略直行する方向に押圧されて圧接ターミナルに圧接され、圧接ターミナルおよび接続ターミナルを介してコネクタ部と導通する。
特開2002-295272号公報
しかし、モータ駆動に伴う高振動の環境下では、壁部により形成される孔内に収容されている圧接ターミナルのような端子部材は、孔の形成方向、換言すると、モータ端子の挿入方向と平行な方向に激しく上下し得る。このため、カバー装置の構成要素の摩耗、例えば、端子部材の摩耗や、端子部材と接する接続ターミナルのような導通部材の摩耗などが生じるおそれがある。このような問題は、スロットルカバーに限らず、モータ端子を覆って外部と導通させるための任意のカバー装置において共通する。このため、モータ駆動に伴うカバー装置の摩耗を抑制可能な技術が望まれる。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、モータが有するモータ端子(206)を覆って外部と導通させるためのカバー装置(410)が提供される。このカバー装置は、複数の内周面を有して前記モータ端子が挿入される凹状の端子収容部(412)であって、外部と導通する導通部材(420)が前記複数の内周面のうちの少なくとも一部に露出した端子収容部と、屈曲した金属板により形成された可撓性を有する端子部材(10)であって、前記端子収容部に収容されて前記内周面に露出した前記導通部材と接触し、前記モータ端子が前記端子収容部に挿入される場合に前記モータ端子と圧接する端子部材と、を備え、前記端子部材は、前記複数の内周面のうちの1つの内周面であり前記導通部材が露出した第1内周面(421)に沿って形成された第1壁部(11)と、前記第1内周面と対向する第2内周面(422)に沿って形成された第2壁部(12)と、前記モータ端子の挿入方向の前記第1壁部の端部と、前記挿入方向の前記第2壁部の端部と、を接続する第3壁部(13)と、前記第2壁部における前記挿入方向とは反対方向の端部に連なる圧接部(14)であって、前記挿入方向に向かうにつれて前記第2壁部から前記第1壁部に向かい、屈曲点に至ると前記挿入方向に向かうにつれて前記第1壁部から前記第2壁部に向かう屈曲した外観形状を有し、挿入される前記モータ端子を前記第1壁部に押し付ける圧接部と、を有し、前記第1壁部と前記第3壁部との第1接続部から、前記第2壁部と前記第3壁部との第2接続部に向かう方向に沿った前記第3壁部の長さは、前記第1接続部と前記第2内周面との距離よりも長く、かつ、前記第2接続部と前記第1内周面との距離よりも長い。
この形態のカバー装置によれば、第1壁部の端部と第3壁部の端部とを接続する第1接続部から、第2壁部の端部と第3壁部の端部とを接続する第2接続部に向かう方向に沿った第3壁部の長さは、第1接続部と第2内周面との距離よりも長く、かつ、第2接続部と第1内周面との距離よりも長い。このため、モータ端子が挿入方向またはその反対方向に振動する際に、第3壁部における第1接続部と第2接続部とを結ぶ方向の端部のうちのいずれか一方が第2内周面または第1内周面に突き当たるため、第3壁部が挿入方向とは反対方向側へと振れることが抑制される。このため、端子部材10の振動を抑制でき、モータ駆動に伴うカバー装置の摩耗を抑制できる。
本開示は、カバー装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、スロットルカバー、カバー装置を有する端子部材等の形態で実現することができる。
本開示の一実施形態としてのカバー装置を適用したスロットルカバーを含むスロットル装置を示す断面図である。 第1実施形態におけるスロットルカバーを示す正面図である。 第1実施形態におけるカバー装置を示す断面図である。 第1実施形態における端子部材の斜視図である。 第1実施形態における端子部材の詳細構成を示す断面図である。 第2実施形態におけるカバー装置を示す断面図である。 第2実施形態における導通部材と支持部材の配置状況を示す説明図である。 第2実施形態の他の実施形態1の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態2の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態3の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態4におけるカバー装置を示す断面図である。 第2実施形態の他の実施形態4の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態5の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態6の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態7におけるカバー装置を示す断面図である。 第2実施形態の他の実施形態7の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態8の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態9の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態10におけるカバー装置を示す断面図である。 第2実施形態の他の実施形態10の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態11の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態12におけるカバー装置を示す断面図である。 第2実施形態の他の実施形態12の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態13の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態14の説明図である。 第2実施形態の他の実施形態15の説明図である。 第3実施形態におけるカバー装置を示す断面図である。
A.第1実施形態:
A1.装置構成:
図1に示すスロットル装置600は、車両に配置され、ECU(Engine Control Unit)による制御の下、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じてエンジン内に送る空気量(吸気量)を調節する。具体的には、スロットル装置600を制御するECUに対して、車両内の通信ネットワークを介してアクセルペダルの踏み込み量が通知されると、かかるECUは、アクセルペダルの踏み込み量に応じて、スロットルバルブ110の駆動用のモータ200の回転数を制御してスロットルバルブのバルブ開度を調整する。このとき、バルブ開度センサ300がバルブ開度を測定し、かかる開度の測定値をECUに通知する。ECUは、バルブ開度センサ300から通知されるスロットルバルブ110の開度の測定値に基づき、モータ200の回転をフィードバック制御する。
図1に示すように、スロットル装置600は、エンジンの吸気路に設けられるスロットルボディ100と、エンジンの吸気量を調整するスロットルバルブ110と、シャフト120と、電力の供給を受けてトルクを発生するモータ200と、ギヤトレイン150と、スロットルバルブ110の開度を検出するバルブ開度センサ300と、スロットルカバー400を備える。なお、図1には、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸が表されている。他の図面におけるX軸、Y軸およびZ軸は、図1のX軸、Y軸およびZ軸に対応する。
スロットルボディ100は、スロットル装置600の本体を形成する。スロットルボディ100には、内部を吸入空気が流れる円筒状の空気通路102が形成されている。スロットルバルブ110は、シャフト120に固定される。シャフト120は、自身の中心軸を中心として、回動可能に構成されている。このため、スロットルバルブ110は、シャフト120と共に回動する。スロットルバルブ110は、自身が回動することにより、空気通路102の開度を調整する。シャフト120は、空気通路102を径方向に挿通し、一方の端部はスロットルボディ100に回転可能に支持され、他端はギヤトレイン150に接続されている。
モータ200は、スロットルボディ100に形成されたモータ室202に配置され、電力の供給を受けてトルクを発生する。モータ200への電力の供給経路については後述する。モータ200のトルクは、ギヤトレイン150により増幅されてシャフト120に伝達される。このように、モータ200は、スロットルバルブ110の回動する際の駆動力を供給する。
ギヤトレイン150は、駆動ギヤ160と、バルブギヤ130と、中間ギヤ140とを備える。駆動ギヤ160は、モータ200の回転軸204に取り付けられており、回転軸204と共に回転する。バルブギヤ130は、シャフト120の一端に取り付けられており、シャフト120と共に回転する。中間ギヤ140は、駆動ギヤ160の回転をバルブギヤ130に伝達する。
バルブ開度センサ300は、空気通路102の開度(以下、「バルブ開度」と呼ぶ)を測定する。本実施形態において、バルブ開度センサ300が測定するバルブ開度は、スロットルバルブ110の位置(回転位置)として測定される。本実施形態において、バルブ開度センサ300は、ホールIC(Integrated Circuit)を用いた非接触タイプの位置センサである。バルブ開度センサ300は、バルブギヤ130の内周に取り付けられた図示しない永久磁石の回転位置を検出し、永久磁石が発生する磁界の大きさに比例した電気信号を出力する。このため、バルブ開度の変化に対して、ホールICの出力がリニアに変化する。
図1および図2に示すように、スロットルカバー400は、一部がメッシュ状に形成されたトレイ状の外観形状を有する。スロットルカバー400は、スロットルボディ100の+Y方向の端面に組み付けられる。スロットルカバー400は、スロットルボディ100と、ギヤトレイン150と、モータ200が有する後述のモータ端子206とを覆う。本実施形態において、スロットルカバー400は、樹脂製である。図2に示すように、スロットルカバー400は、センサ収容部402と、コネクタ部404と、2つのカバー装置410と、を備える。
センサ収容部402は、バルブ開度センサ300を収容して支持するセンサカバー部である。図1に示すように、センサ収容部402は、シャフト120に対して+Y方向に位置する。センサ収容部402は、バルブ開度センサ300を、-Y方向の端部がバルブギヤ130内部に位置するように支持する。
コネクタ部404は、外部電源と電気的に接続するためのインターフェイス、より具体的には、コネクタ部404は、車両に搭載されているバッテリから延びる電源ケーブルを取り付けるためのインターフェイスを有する。コネクタ部404は、スロットルカバー400における-Z且つ-X且つ+Y方向の端部に配置されている。コネクタ部404とセンサ収容部402とは図示しない配線により互いに電気的に接続されている。また、コネクタ部404と各カバー装置410とは、後述の導通部材420を含む配線により互いに電気的に接続されている。導通部材420には、端子部材10が接しており、端子部材10にモータ端子206が圧接することにより、モータ端子206を介してモータ200へと電力が供給される。
2つのカバー装置410は、図2に示すように、いずれもバルブ開度センサ300とは離隔した位置に、互いにX軸方向に離れて配置されている。カバー装置410は、スロットルボディ100側に突出するように形成されている。カバー装置410は、図3に示されるモータ端子206を覆って外部と導通させる。モータ端子206は、回転軸204と同様に、モータ本体から+Y方向に突出している。そして、モータ端子206は、スロットルカバー400がスロットルボディ100に取り付けられる際に、図3に示すように、カバー装置410に挿入される。本実施形態において、モータ端子206がカバー装置410に挿入される方向、すなわち、図3に示す+Y方向と平行な方向を、「挿入方向」と呼ぶ。
各カバー装置410は、端子収容部412と、導通部材420と、端子部材10と、を備える。
端子収容部412は、複数の内周面を有する凹状の箱形形状を備える。スロットルカバー400がスロットルボディ100に取り付けられる際に、端子収容部412にはモータ端子206が挿入される。端子収容部412は、端子部材10と、導通部材420の一部とを収容する。本実施形態において、端子収容部412は、樹脂により形成されている。端子収容部412は、第1内周面421と、第2内周面422と、底面423とを備える。第1内周面421は、端子収容部412の内周面における+X方向の端面に相当する。第2内周面422は、第1内周面421と対向する面であり、端子収容部412の内周面における-X方向の端面に相当する。底面423は、端子収容部412の内周面における+Y方向の端面に相当する。
導通部材420は、端子部材10に導電可能に連結している。具体的には、導通部材420と端子部材10とは、互いに圧着係合して連結されている。導通部材420は、薄い金属製の板を端子収容部412の内周面の形状に沿って折り曲げた構造を有する。導通部材420の一端は、端子収容部412の-Y方向の端部である開口近傍に位置し、後述の突起ボス部17と係合して位置決めされている。導通部材420の他端は、図3では省略されているコネクタ部404に位置しており、コネクタ部404と電気的に接続されている。導通部材420の一部は、第1内周面421および底面423に沿って配置されている。換言すると、導通部材420の一部は、第1内周面421および底面423に露出している。導通部材420は、コネクタ部404から供給される電力を、端子部材10を介してモータ端子206に伝える。
端子部材10は、可撓性を有する屈曲した金属板で形成され、導通部材420と接触する。また、端子部材10は、端子収容部412に挿入されるモータ端子206に圧接する。図3および図4に示すように、端子部材10は、第1壁部11と、第2壁部12と、第3壁部13と、圧接部14と、上面部15とを有する。
図3に示すように、第1壁部11は、第1内周面421に沿って形成されている。したがって、第1壁部11は、Y-Z平面と並行に延びる面を有する。第1壁部11における挿入方向の端部と、第3壁部13の+X方向の端部とは、第1接続部C1において互いに接続している。図3および図4に示すように、第1壁部11における挿入方向(+Y方向)とは反対方向の端部、すなわち-Y方向の端部と、上面部15の-X方向の端部とは第6接続部C6において互いに接続している。
第2壁部12は、第2内周面422に沿って形成されている。したがって、第2壁部12は、第1壁部11と同様に、Y-Z平面と並行に延びる面を有する。第2壁部12における挿入方向の端部と、第3壁部13における-X方向の端部とは、第2接続部C2において互いに接続している。第2壁部12における挿入方向とは反対方向の端部、すなわち-Y方向の端部と、圧接部14の-Y方向の端部とは、第3接続部C3において互いに接続している。
上述のように、第3壁部13のX軸方向の両端は、それぞれ第1壁部11または第2壁部12に接続されている。第3壁部13は、端子収容部412の開口および底面423(より正確には底面423に配置された導通部材420)と対面して配置されている。ただし、第3壁部13は、X-Z平面と平行な端子収容部412の底面423とは平行ではなく、かかる底面423に対して傾いて配置されている。したがって、図3に示すように、第1接続部C1と第2接続部C2とは、互いにY軸方向の位置が異なる。具体的には、第1接続部C1は、第2接続部C2に比べて-Y方向に位置する。このような構成により、第1接続部C1において第1壁部11と第3壁部13とがなす角度は、鈍角である(90度よりも大きい)。これに対して、第2接続部C2において第2壁部12と第3壁部13とがなす角度は鋭角である(90度よりも小さい)。本実施形態において「壁部と壁部とがなす角度」とは、壁部における内側の面を仮想的に延ばして得られる面同士の間の角度を意味する。例えば、第1壁部11と第3壁部13とがなす角度とは、第1壁部11におけるY-Z平面と平行な面であって第2壁部12と対向する面と、第3壁部13における+X方向の面とをそれぞれ仮想的に延ばして得られる面同士の間の角度を意味する。なお、第1接続部C1、第2接続部C2および第6接続部C6の他、後述の第3ないし第5接続部C3、C4、C5は、いずれも1枚の金属板を折り曲げて端子部材10を形成する際の折曲部であるともいえる。
図4に示すように、圧接部14は、第1斜面部141と、第4接続部C4と、第2斜面部142と、第5接続部C5と、第3斜面部143とを備える。第1斜面部141は、+Y且つ+X方向に沿った斜面を有する。第1斜面部141の-Y且つ-X方向の端部と、第2壁部12の-Y方向の端部とは、第3接続部C3において互いに接続している。また、第1斜面部141の+Y且つ+X方向の端部と、第2斜面部142とは、第4接続部C4において互いに接続している。第3接続部C3において、第2壁部12と第1斜面部141とがなす角度は、鋭角である。また、第1斜面部141と第2斜面部142とがなす角度は、鈍角である。モータ端子206がカバー装置410に挿入されていない状態において、第4接続部C4は、第1壁部11に接している。第2斜面部142は、+Y且つ-X方向に沿った斜面を有する。第2斜面部142の+Y且つ-X方向の端部と、第3斜面部143の-Y且つ-X方向の端部とは、第5接続部C5において互いに接続している。第3斜面部143は、+Y且つ+X方向に沿った斜面を有する。第3斜面部143の-Y且つ-X方向の端部は、上述のように第5接続部C5において第2斜面部142に接続されている。これに対して、第3斜面部143の+Y且つ+X方向の端部は、開放されている。モータ端子206がカバー装置410に挿入されていない状態において、第5接続部C5は、第2壁部12に接している。図3および図4に示すように、第3斜面部143のY軸方向の長さは、第1斜面部141のY軸方向の長さおよび第2斜面部142のY軸方向の長さよりも短い。
上述の構成を有することにより、圧接部14は、挿入方向に向かうにつれて第2壁部12から第1壁部11に向かい、屈曲点(第4接続部C4)に至ると挿入方向に向かうにつれて第1壁部11から第2壁部12に向かい、さらに、屈曲点(第5接続部C5)に至ると再び挿入方向に向かうにつれて第2壁部12から第1壁部11に向かうような屈曲した外観形状を有する。そして、薄板で構成された圧接部14は、上記外観形状を有することによりバネ性を有する。したがって、図3に示すように、モータ端子206がカバー装置410に挿入される場合に、圧接部14は全体として、-X方向および+Y方向に移動して、モータ端子206の挿入を許容する。それと共に、圧接部14は、挿入されたモータ端子206を+X方向に第1壁部11へと押し付ける。これにより、モータ端子206と第1壁部11(端子部材10)とは物理的に接触し、また、電気的に接続されることとなる。なお、第1斜面部141は、+Y且つ+X方向に沿った面を有するため、挿入されるモータ端子206を、+X方向にガイドして、第4接続部C4と第1壁部11との接触部分に向かわせる役割も果たす。
上面部15は、X-Z平面と並行に延びる面を有し、図3に示すように、端子収容部412における-Y且つ+X方向の端部の形状に沿って配置されている。図4に示すように、上面部15の-X方向の端部と、第1壁部11の-Y方向の端部とは、第6接続部C6において互いに接続されている。上面部15の+X方向の端部は、開放されている。上面部15の中央には、ボス孔16が形成されている。ボス孔16には、突起ボス部17が挿入されて係合している。突起ボス部17は、端子収容部412の-Y且つ+X方向の端部において、-Y方向に突出して配置されている。本実施形態において、ボス孔16と突起ボス部17とはスナップフィットにより互いに係合している。このように、ボス孔16と突起ボス部17とが互いに係合することにより、端子部材10の配置位置が位置決めされ、また、端子部材10は、端子収容部412により片持ち支持される。図3に示すように、導通部材420における-Y且つ+X方向の端部も、上面部15と同様に、端子収容部412における-Y且つ+X方向の端部の形状に沿って配置されている。したがって、上面部15は、導通部材420と面により接している。なお、導通部材420にも同様に図示しないボス孔が形成されており、かかるボス孔において突起ボス部17と係合している。したがって、上述の端子部材10のボス孔16と導通部材420のボス孔とが、突起ボス部17と係合することによって、端子部材10と導通部材420とが互いに圧着係合する。
モータ200の駆動に伴い、モータ端子206は挿入方向およびその反対方向、すなわちY軸方向に激しく振動するおそれがある。このような高振動環境においては、モータ端子206を挟み込む端子部材10もY軸方向に激しく振動するおそれがある。しかし、端子部材10が上記構成を有することにより、端子部材10がY軸方向、より正確には-Y方向に振動することが抑制される。かかる振動抑制について、図5を用いて説明する。
A2.振動抑制:
図5に示すように、第1接続部C1から第2接続部C2に向かう方向に沿った第3壁部13の長さL3は、第1接続部C1と第2内周面422との距離L1よりも長い。距離L1は、第1接続部C1から第2内周面422へと引いた垂線の長さに相当する。また、長さL3は、第2接続部C2と第1内周面421との距離L2よりも長い。距離L2は、第2接続部C2から第1内周面421へと引いた垂線の長さに相当する。このように、長さL3が、距離L1および距離L2よりも長く構成されていることにより、モータ駆動に伴ってモータ端子206がY軸方向に振動する際、モータ端子206の振動と共に第3壁部13が第1接続部C1を支点として上側へ振れようとすると、第3壁部13(第2接続部C2)は、カバー装置410の縦壁である第2内周面422に突き当たるため、それ以上-Y方向に移動できない。このため、端子部材10の-Y方向への振動(移動)が抑制される。なお、第3壁部13は、第1接続部C1を支点として+Y方向に移動できる。しかし、上述のように-Y方向には移動できないので、端子部材10の振動は抑制される。
これに対して、従来のように、端子部材における第3壁部が、第1内周面421および第2内周面422に対して垂直に配置されている構成では、第3壁部が第1接続部を支点として上下に移動する際に、第3壁部はカバー装置410の縦壁に突き当たることがないので、上下方向へ振れてしまう。他方、本実施形態のカバー装置410によれば、上述のように、モータ駆動に伴う振動時、第3壁部13が、カバー装置410の縦壁に突き当たって、第3壁部13及び第2壁部12は、上側へは振れないので、端子部材10の振れを抑制できる。
以上説明した第1実施形態のカバー装置410では、第1壁部11の端部と第3壁部13の端部とを接続する第1接続部C1から、第2壁部12の端部と第3壁部13の端部とを接続する第2接続部C2に向かう方向に沿った第3壁部13の長さL3は、第1接続部C1と第2内周面422との距離L1よりも長く、かつ、第2接続部C2と第1内周面421との距離L2よりも長い。このため、モータ端子206が挿入方向またはその反対方向に振動する際に、第3壁部13における端部である第2接続部C2が第2内周面422に突き当たるため、第3壁部13および第2壁部12が挿入方向とは反対側(-Y方向)へと振れることが抑制される。このため、端子部材10の振動を抑制でき、モータ駆動に伴うカバー装置410の摩耗、例えば、端子部材10の摩耗や、端子部材10と接する導通部材420の摩耗などの発生を抑制できる。加えて、端子部材10における第1接続部C1および第2接続部C2における曲げ角度を調整することにより上記構成を得ることができるので、端子部材10の振動を抑制するために、例えば、第2壁部12を第2内周面422に係合させて端子部材10を両持ちに支持する構造を有する構成に比べて、カバー装置410の製造コストを抑制できると共に、カバー装置410の製造時における端子部材10の端子収容部412への組み付け性を向上できる。
B1.第2実施形態:
第2実施形態のカバー装置410aの構成は、図6に示されるように、端子収容部412が支持部材800を収容する点で、第1実施形態のカバー装置410と異なる。第2実施形態のカバー装置410aにおけるその他の構成は、第1実施形態のカバー装置410と同一であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
支持部材800は、樹脂で形成され、図6に示すように、端子部材10の第3壁部13の底面(+Y方向の端面)に接して配置される。支持部材800は、端子部材10を支え、端子収容部412における端子部材10の姿勢の安定性を向上させる。支持部材800は、第1面部811と、第2面部812と、第3面部813と、第4面部824とを有する。
第1面部811は、第1内周面421に沿って形成されている。したがって、第1面部811は、Y-Z平面と平行に延びる面を有する。第2面部812は、第2内周面422に沿って形成されている。したがって、第2面部812は、Y-Z平面と平行に延びる面を有する。
第3面部813は、-Y方向の端面に相当し、端子部材10における第3壁部13に沿って形成されている。第3面部813は、第3壁部13と平行な支持面であり、第3壁部13と接して、端子部材10を支持する。第3面部813のX軸方向の両端は、それぞれ第1面部811または第2面部812に接続されている。第3面部813は、第3壁部13と同じように、X-Z平面と平行な端子収容部412の底面423と平行ではなく、かかる底面423に対して傾いて配置されている。
第4面部824は、端子収容部412の底部423に沿って配置された導通部材420の上面424に沿って形成されている。第4面部824は、X-Z平面と平行に延びる面を有し、第4面部824のX軸方向の両端は、それぞれ第1面部811または第2面部812に接続されている。上述した第3面部813と異なり、第4面部824は、端子収容部412の底面423と平行である。
図7を参照する。図7では、第2実施形態のカバー装置410aを、+Y方向に見たときの導通部材420、支持部材800および突起ボス部17を表しており、端子部材10は省略されている。なお、後述の図8、図9、図10、図12、図13、図14、図16、図17、図18、図20、図21、図23、図24、図25、図26においても、それぞれ、端子部材10は省略されている。図7に示すように、第2実施形態のカバー装置410aに配置される支持部材800は、導通部材420のうちの端子収容部412内に配置された部分を、+Y方向に見て、ほぼ全て覆うように配置されている。第3壁部13の+Y方向の端面全体は、第3面部813に接している。言い換えると、支持部材800は、端子部材の10の第3壁部13と平行な支持面を有し、支持面において第3壁部13と接して端子部材10を支持する。第2実施形態のカバー装置410aによって、端子部材10の姿勢の安定性が向上され、端子部材10が、支持部材800側である+Y方向へ振れるのが抑制される。
以上説明した第2実施形態のカバー装置410aは、第1実施形態のカバー装置410と同様の効果を有する。加えて、第2実施形態のカバー装置410aにおいては、端子部材10における第3壁部13と平行な支持面を有し、かかる支持面において第3壁部13と接して端子部材10を支持する支持部材800を備えるので、端子部材10から見て、支持部材800側である下側への振れが抑制される。したがって、モータ駆動に伴うカバー装置410aの構成要素の摩耗、例えば、端子部材10の摩耗や、端子部材10と接する導通部材420の摩耗の発生が抑えられる。
B2.第2実施形態の他の実施形態:
第2実施形態では、支持部材800は、+Y方向に見て、端子収容部412の底面423に沿って配置された導通部材420のほぼ全面に配置されていたが、本開示はこれに限定されない。
B2-1.(他の実施形態1):例えば、図8に示すように、第2実施形態の他の実施形態1では、配置された導通部材420は、端子収容部412に露出した帯状の底面露出部430を有する。他の実施形態1の支持部材800aは、底面423において、底面露出部430を挟んで配置された一対の副支持部である第1副支持部801と第2副支持部802とを有している。各副支持部801、802は、X軸方向を長手方向とする長方形の平面視形状を有する。第1副支持部801は、底面露出部430に対して+Z軸方向に隣接している。第2副支持部802は、底面露出部430に対して-Z軸方向に隣接している。このように底面露出部430に対してZ軸方向の両隣に支持部材800aを配置した形状とすることで、端子収容部412において導通部材420の全面に配置する構成に比べて支持部材800aの樹脂量を減らすことができる。したがって、端子部材10の下側である+Y方向への振れをより簡易な構成によって抑え、モータ駆動に伴うカバー装置410aの構成要素の摩耗を抑制できる。
B2-2.(他の実施形態2):図9に示すように、第2実施形態の他の実施形態2の支持部材800bは、連結部803を備える点においてのみ、図8に示す他の実施形態1の支持部材800aと異なる。連結部803は、第1副支持部801と第2副支持部802とをZ軸方向に連結する。連結部803は、底面露出部430に対して、-Y方向に位置する。本実施形態では、連結部803は、第1副支持部801および第2副支持部802のX軸方向における中心より+X軸側に位置している。このような構成においても、上述の他の実施形態1の支持部材800aと同様な効果を奏する。加えて、連結部803を備えることにより、振動発生時等により第1副支持部801と第2副支持部802とが位置ずれすることを抑制できる。また、連結部803が底面露出部430に対して-Y方向に位置するので、振動発生時等に導通部材420が-Y方向に位置ずれすることを抑制できる。
B2-3.(他の実施形態3):図10に示すように、第2実施形態の他の実施形態3の支持部材800cは、連結部803の位置においてのみ、上述の他の実施形態2の支持部材800bと異なる。支持部材800cにおいて、連結部803は、第1副支持部801および第2副支持部802の-X軸方向の端部に備えられている。このような構成においても、上述の他の実施形態2の支持部材800bと同様な効果を奏する。他の実施形態2および3からも理解できるように、連結部803は、第1副支持部801および第2副支持部802のX軸方向に沿った任意の位置に設けてもよい。
B2-4.(他の実施形態4):
図11および図12に示す第2実施形態の他の実施形態4のカバー装置410bは、支持部材800に代えて支持部材800dを備える点において、第2実施形態のカバー装置410aと異なる。他の実施形態4の支持部材800dは、第2実施形態の支持部材800における-X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態4のカバー装置410bは、第1および第2実施形態のカバー装置410、410aと同様の効果を有する。加えて、第2実施形態に比べて、支持部材を形成する樹脂量を減らしてカバー装置410bの製造コストを抑制できる。
B2-5.(他の実施形態5):
図13に示す第2実施形態の他の実施形態5の支持部材800eは、上述の他の実施形態1の支持部材800aにおける-X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態5のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態1のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-6.(他の実施形態6):
図14に示す第2実施形態の他の実施形態6の支持部材800fは、上述の他の実施形態2の支持部材800bにおける-X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態6のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態2のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-7.(他の実施形態7):
図15および図16に示す第2実施形態の他の実施形態7のカバー装置410cは、支持部材800に代えて支持部材800gを備える点において、第2実施形態のカバー装置410aと異なる。他の実施形態7の支持部材800gは、第2実施形態の支持部材800における+X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態7のカバー装置410cは、第1および第2実施形態のカバー装置410、410aと同様の効果を有する。加えて、第2実施形態に比べて、支持部材を形成する樹脂量を減らしてカバー装置410cの製造コストを抑制できる。
B2-8.(他の実施形態8):
図17に示す第2実施形態の他の実施形態8の支持部材800hは、上述の他の実施形態1の支持部材800aにおける+X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態8のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態1のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-9.(他の実施形態9):
図18に示す第2実施形態の他の実施形態9の支持部材800iは、上述の他の実施形態3の支持部材800cにおける+X方向のおよそ半分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態9のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態3のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-10.(他の実施形態10):
図19および図20に示す第2実施形態の他の実施形態10のカバー装置410dは、支持部材800に代えて支持部材800jを備える点において、第2実施形態のカバー装置410aと異なる。他の実施形態10の支持部材800jは、第2実施形態の支持部材800における-X方向のおよそ1/3と、+X方向のおよそ1/3とが切り欠かれた形状を有する。換言すると、支持部材800におけるX軸方向の中央1/3の部分に相当する形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態10のカバー装置410dは、第1および第2実施形態のカバー装置410、410aと同様の効果を有する。加えて、第2実施形態に比べて、支持部材を形成する樹脂量を減らしてカバー装置410dの製造コストを抑制できる。
B2-11.(他の実施形態11):
図21に示す第2実施形態の他の実施形態11の支持部材800kは、上述の他の実施形態1の支持部材800aにおける-X方向のおよそ1/3と、+X方向のおよそ1/3とが切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態11のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態1のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-12.(他の実施形態12):
図22および図23に示す第2実施形態の他の実施形態12のカバー装置410eは、支持部材800に代えて支持部材800lを備える点において、第2実施形態のカバー装置410aと異なる。他の実施形態12の支持部材800lは、第2実施形態の支持部材800におけるX軸方向の中央1/3の部分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態12のカバー装置410eは、第1および第2実施形態のカバー装置410、410aと同様の効果を有する。加えて、第2実施形態に比べて、支持部材を形成する樹脂量を減らしてカバー装置410eの製造コストを抑制できる。
B2-13.(他の実施形態13):
図24に示す第2実施形態の他の実施形態13の支持部材800mは、上述の他の実施形態1の支持部材800aにおけるX軸方向の中央1/3の部分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態13のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態1のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-14.(他の実施形態14):
図25に示す第2実施形態の他の実施形態14の支持部材800nは、第2実施形態の支持部材800におけるX軸方向の中央のほぼ1/3の部分が切り欠かれた形状を有する。
図25に示されるように、Z軸方向の中央部分はコ字形に切り欠かれ、第2実施形態の他の実施形態14の支持部材800nは、上述の他の実施形態12の支持部材800lよりも樹脂量が減っている。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態14のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態12のカバー装置と同様な効果を有する。
B2-15.(他の実施形態15):
図26に示す第2実施形態の他の実施形態15の支持部材800oは、上述の他の実施形態3の支持部材800cにおけるX軸方向の中央1/3の部分が切り欠かれた形状を有する。このような構成を有する第2実施形態の他の実施形態15のカバー装置は、第1および第2実施形態のカバー装置410、410a、並びに第2実施形態の他の実施形態3のカバー装置と同様な効果を有する。
C.第3実施形態:
第7実施形態のカバー装置410fの構成は、図27に示されるように、端子部材10aにおける第1壁部と第3壁部との間は鋭角であり、第2壁部と第3壁部との間は鈍角である点で、第1実施形態のカバー装置410と異なる。第3実施形態のカバー装置410fにおけるその他の構成は、第1実施形態のカバー装置410と同一であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図27に示すように、第1接続部C1と第2接続部C2とは、互いにY軸方向の位置が異なる。具体的には、第1接続部C1は、第2接続部C2に比べて+Y方向に位置する。このような構成により、第1接続部C1において第1壁部11と第3壁部13とがなす角度は、鋭角である(90度よりも小さい)。これに対して、第2接続部C2において第2壁部12と第3壁部13とがなす角度は鈍角である(90度よりも大きい)。
図27に示される本実施形態の構成により、モータ駆動に伴ってモータ端子206がY軸方向に振動する際、モータ端子206の振動と共に第3壁部13が第1接続部C1を支点として下側(+Y方向)へ振れようとすると、第3壁部13(第2接続部C2)は、カバー装置410fの縦壁である第2内周面422に突き当たるため、それ以上+Y方向に移動できない。このため、端子部材10aの+Y方向への振動(移動)が抑制される。なお、第3壁部13は、第1接続部C1を支点として-Y方向に移動できる。しかし、上述のように+Y方向には移動できないので、端子部材10aの振動は抑制される。
以上説明した第3実施形態のカバー装置410fでは、第1壁部11の端部と第3壁部13の端部とを接続する第1接続部C1から、第2壁部12の端部と第3壁部13の端部とを接続する第2接続部C2に向かう方向に沿った第3壁部13の長さは、第1接続部C1と第2内周面422との距離よりも長く、かつ、第2接続部C2と第1内周面421との距離よりも長い。また、第1壁部11と第3壁部13との間は鋭角であり、第2壁部12と第3壁部13との間は鈍角である。このため、モータ端子206が挿入方向またはその反対方向に振動する際に、第3壁部13における端部である第2接続部C2が第2内周面422に突き当たるため、第3壁部13および第2壁部12が挿入方向(+Y方向)へと振れることが抑制される。このため、端子部材10aの振動を抑制でき、モータ駆動に伴うカバー装置410fの摩耗、例えば、端子部材10aの摩耗や、端子部材10aと接する導通部材420の摩耗などの発生を抑制できる。加えて、端子部材10aにおける第1接続部C1および第2接続部C2における曲げ角度を調整することにより上記構成を得ることができるので、端子部材10aの振動を抑制するために、例えば、第2壁部12を第2内周面422に係合させて端子部材10aを両持ちに支持する構造を有する構成に比べて、カバー装置410fの製造コストを抑制できると共に、カバー装置410fの製造時における端子部材10aの端子収容部412への組み付け性を向上できる。
D.全体を通しての他の実施形態
(D1)各実施形態におけるカバー装置410、410a~410fは、スロットルカバー400に適用されていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、バルブ開度センサ300を覆わずに、モータ端子206のみを覆うカバーに、カバー装置410、410a~410fを適用してもよい。または、バルブ開度センサ300に代えて他の任意の装置を、モータ端子206と共に覆うカバーに、カバー装置410、410a~410fを適用してもよい。
(D2)各実施形態においては、第5接続部C5および第3斜面部143を備えていたが、省略してもよい。
(D3)各実施形態においては、第4接続部C4と第1壁部11とは、モータ端子206が挿入されていない状態で、互いに接しなくてもよい。
(D4)各実施形態においては、第5接続部C5と第2壁部12とは、モータ端子206が挿入されていない状態で、互いに接しなくてもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した形態中の技術的特徴に対応する各実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10 端子部材、11 第1壁部、12 第2壁部、13 第3壁部、14 圧接部、200 モータ、206 モータ端子、410 カバー装置、412 端子収容部、420 導通部材、421 第1内周面、422 第2内周面、C1 第1接続部、C2 第2接続部、L1,L2 距離、L3 長さ

Claims (6)

  1. モータ(200)が有するモータ端子(206)を覆って外部と導通させるためのカバー装置(410)であって、
    複数の内周面を有して前記モータ端子が挿入される凹状の端子収容部(412)であって、外部と導通する導通部材(420)が前記複数の内周面のうちの少なくとも一部に露出した端子収容部と、
    屈曲した金属板により形成された可撓性を有する端子部材(10)であって、前記端子収容部に収容されて前記内周面に露出した前記導通部材と接触し、前記モータ端子が前記端子収容部に挿入される場合に前記モータ端子と圧接する端子部材と、
    を備え、
    前記端子部材は、前記複数の内周面のうちの1つの内周面であり前記導通部材が露出した第1内周面(421)に沿って形成された第1壁部(11)と、
    前記第1内周面と対向する第2内周面(422)に沿って形成された第2壁部(12)と、
    前記モータ端子の挿入方向の前記第1壁部の端部と、前記挿入方向の前記第2壁部の端部と、を接続する第3壁部(13)と、
    前記第2壁部における前記挿入方向とは反対方向の端部に連なる圧接部(14)であって、前記挿入方向に向かうにつれて前記第2壁部から前記第1壁部に向かい、屈曲点に至ると前記挿入方向に向かうにつれて前記第1壁部から前記第2壁部に向かう屈曲した外観形状を有し、挿入される前記モータ端子を前記第1壁部に押し付ける圧接部と、
    を有し、
    前記第1壁部と前記第3壁部との第1接続部(C1)から、前記第2壁部と前記第3壁部との第2接続部(C2)に向かう方向に沿った前記第3壁部の長さ(L3)は、前記第1接続部と前記第2内周面との距離(L1)よりも長く、かつ、前記第2接続部と前記第1内周面との距離(L2)よりも長い、
    カバー装置。
  2. 請求項1に記載のカバー装置において、さらに、
    前記端子収容部における底部と前記第3壁部との間に配置され、前記第3壁部と平行な支持面を有し、前記支持面において前記第3壁部と接して前記端子部材を支持する支持部材(800)を備える、カバー装置。
  3. 請求項2に記載のカバー装置において、
    前記導通部材は、前記底部に沿って配置され、前記端子収容部に露出した帯状の底面露出部(430)を有し、
    前記支持部材は、前記底部において、前記底面露出部を挟んで配置された一対の副支持部(801、802)を有する、カバー装置。
  4. 請求項3に記載のカバー装置において、
    前記支持部材は、前記一対の副支持部同士を連結する連結部(803)を備える、カバー装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のカバー装置において、
    前記第1壁部と前記第3壁部との間は鋭角であり、前記第2壁部と前記第3壁部との間は鈍角である、カバー装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のカバー装置において、さらに、
    前記モータにより駆動するスロットルバルブ(110)の角度を検出するセンサ(300)を覆うセンサカバー部を備える、カバー装置。
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