JP7123576B2 - ヒートパイプ - Google Patents

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本発明は、ヒートパイプに関する。
従来から、下記特許文献1に示されるようなヒートパイプが知られている。このヒートパイプは、作動液が封入されたコンテナと、コンテナの内壁に接触する第1ウイックと、を備えている。また、第1ウイックには、ツイスト銅細線である第2ウイックが埋設されている。この構成によれば、液流動抵抗の小さい第2ウイックを伝って、液相の作動流体を速やかに流動させることができる。
特開2015-135211号公報
この種のヒートパイプでは、熱輸送性能をさらに高めることについての要望がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、熱輸送性能を向上させたヒートパイプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係るヒートパイプは、作動液が封入された長尺状のコンテナと、前記コンテナの内壁に接触し、かつ蒸気流路に面する第1ウイックと、前記コンテナの長手方向に延びる空間を内部に有する第2ウイックと、を備えている。
上記態様に係るヒートパイプによれば、第1ウイックおよび第2ウイックの2種類のウイックを備えており、さらに第2ウイック内には長手方向に延びる空間が形成されている。この構成により、第2ウイックの空間内に液相の作動流体を流動させて、この作動流体の流動抵抗を小さくし、ヒートパイプの最大熱輸送量を向上させることができる。
また、前記第2ウイックが、前記第1ウイックに埋設されていてもよい。
この場合、第2ウイックの外周部が第1ウイックに覆われることとなり、ウイックのうち蒸気流路に面する部分、すなわち蒸発面が第1ウイックによって形成される。これにより、例えば第2ウイックが蒸気流路に露出する場合と比較して、液相の作動流体が飛散し難くなり、飛散限界を向上させてヒートパイプの最大熱輸送量を増大させることができる。
また、前記第2ウイックが、編組線によって形成されていてもよい。
この場合、例えば第2ウイックをツイスト銅細線によって形成した場合と比較して、ねじり具合のばらつきに起因する液流動抵抗のばらつきを抑えることができる。これにより、ヒートパイプの熱輸送特性の製造上のばらつきを抑えることができる。
また、前記第1ウイックが、焼結された金属粉によって形成されていてもよい。
この場合、第1ウイック内の細孔の半径を小さくして、この第1ウイック内を流動する液相の作動流体に、大きな毛管力を生じさせることができる。
また、前記第1ウイックが、複数の金属の細線を束ねて形成されていてもよい。
この場合、第1ウイックを形成するための焼結工程が不要となるため、製造効率を向上させることができる。
本発明の上記態様によれば、熱輸送性能を高めたヒートパイプを提供することができる。
第1実施形態に係るヒートパイプの横断面図である。 図1のヒートパイプのA-A断面矢視図である。 第1実施形態の変形例に係るヒートパイプの横断面図である。 第2実施形態に係るヒートパイプの横断面図である。 図4のヒートパイプのB-B断面矢視図である。 (a)は第2実施形態の変形例に係るヒートパイプの横断面図である。(b)は他の変形例に係るヒートパイプの横断面図である。 (a)は比較例1のヒートパイプの横断面図であり、(b)は比較例2のヒートパイプの横断面図である。 実施例1に係るヒートパイプの熱輸送効率の実験結果を示すグラフである。 実施例2に係るヒートパイプの熱輸送効率の実験結果を示すグラフである。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るヒートパイプの構成を、図1、図2を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、本実施形態に係るヒートパイプ1Aは、作動流体が封入されたコンテナ2と、コンテナ2内に配設された第1ウイック11および第2ウイック12と、を備えている。これら第1ウイック11および第2ウイック12には、液相の作動流体が含浸している。
ここで、図1および図2に示すように、コンテナ2は長尺状に形成されている。以下、コンテナ2の長手方向を単に長手方向といい、長手方向に直交する断面を単に横断面という。
コンテナ2は、横断面視で管状に形成されており、長手方向の両端部が封止されている。コンテナ2の内壁2aは、周方向で一様な曲面に形成されている。例えばコンテナ2は、その厚さが均一であり、内壁2aが平滑面である平滑管により形成されている。コンテナ2は、銅などの金属製のパイプ材から形成されている。
コンテナ2内に封入される作動流体は、所定の温度で相変化する物質により構成されている。作動液としては、例えば水、アルコール類、またはアンモニア水などの周知のものを用いることができる。
第1ウイック11は、銅などの金属粉末を焼結させて形成された多孔質の構造体である。例えば、第1ウイック11となる銅粉末の平均粒径は約125μm程度である。なお、第1ウイック11の材質は適宜変更してもよい。
横断面視において、第1ウイック11は環状に形成されており、その外周部は内壁2aの全周にわたって接触している。第1ウイック11の外周部は、コンテナ2の内壁2aに対して、焼結により固定されている。また、第1ウイック11の内側の空間(以下、蒸気流路S1という)は、気相の作動流体の流通経路となっている。すなわち、第1ウイック11は蒸気流路S1に面している。蒸気流路S1は、コンテナ2内の空間の、長手方向における全長にわたって延在している。
第1ウイック11内の細孔は、液相の作動流体の流通経路となるが、迷路のような不規則な流路となっている。また、第1ウイック11の外周部と内壁2aとの間に形成される隙間も、液相の作動流体の流通経路となる。
第2ウイック12は、第1ウイック11内に埋設されている。第2ウイック12は、蒸気流路S1に露出していない。本実施形態では、2本の第2ウイック12が、第1ウイック11内に等間隔を空けて配置されている。図2に示すように、これらの第2ウイック12は、コンテナ2内の空間の長手方向における全長にわたって、互いに平行に配置されている。第2ウイック12は、複数の細線12aを編んで形成された編組線ウイックであり、横断面視で管状を呈している。横断面視において、第2ウイック12の外径は、第1ウイック11の厚みよりも小さい。第2ウイック12の内部には、長手方向に延びる空間(以下、液流路S2という)が形成されている。液流路S2は、液相の作動流体の流通経路となっている。
図2に示すように、第1ウイック11および第2ウイック12は、ヒートパイプ1Aにおける蒸発部Eと凝縮部Cとの間を繋ぐように、長手方向に延在している。第1ウイック11内および第2ウイック12内に含浸している液相の作動流体には、毛管力が作用する。ヒートパイプ1Aの作動時、液相の作動流体は外部熱により蒸発部Eで蒸発して気体となり、その気体が蒸気流路S1を流通して凝縮部Cへ移動する(矢印F1参照)。凝縮部Cでは、気相の作動流体が放熱することで凝縮し、液相の作動流体が第1ウイック11および第2ウイック12に含浸する。そして、第1ウイック11および第2ウイック12の毛管力によって、液相の作動流体が、凝縮部Cから蒸発部Eへ向けて還流する(矢印F2参照)。蒸発部Eに到達した液相の作動流体は再び蒸発する。このようにして、ヒートパイプ1Aは、蒸発部Eから凝縮部Cへと、熱を繰り返し輸送することができる。
ここで、液相の作動流体の還流特性について説明する。液相の作動流体の各流路内で、この作動流体が受ける毛管力の大きさは、毛管半径(隙間の大きさ)が小さいほど大きくなる。毛管半径の大きさについて、第1ウイック11と第2ウイック12とを比較すると、第1ウイック11における毛管半径の方が、第2ウイック12の毛管半径よりも小さく形成されている。つまり、第1ウイック11の方が、第2ウイック12よりも大きな毛管力を発揮するように形成されている。
一方、第1ウイック11および第2ウイック12では、液相の作動流体が流動する際に圧力損失が生じる。この圧力損失は、流路の形状が要因となる。この具体例では、第1ウイック11内の流路は迷路状となり、第2ウイック12内の流路は線状となる。このため、第2ウイック12における圧力損失の方が、第1ウイック11における圧力損失よりも小さい。これに加えて、本実施形態の第2ウイック12は管状に形成されており、その内側が液流路S2として用いられている。液流路S2は長手方向に延びるとともに、長手方向で略一定の幅を有しており、液相の作動流体の流動抵抗が非常に小さい。
以上説明したように、本実施形態のヒートパイプ1Aでは、大きな毛管力を発揮する第1ウイック11の内部に、流動抵抗の小さい第2ウイック12が埋め込まれている。これにより、輸送可能な距離を伸ばしつつ、熱輸送量を増大させて、熱輸送性能を向上させることができる。
また、第2ウイック12が編組線によって形成されている。これにより、例えば第2ウイック12をツイスト銅細線によって形成した場合と比較して、ねじり具合のばらつきに起因する液流動抵抗のばらつきを抑えることができる。これにより、ヒートパイプ1Aの熱輸送特性の製造上のばらつきを抑えることができる。
また、第2ウイック12の外周部が第1ウイック11に覆われているので、ウイックのうち蒸気流路S1に面する部分、すなわち蒸発面が第1ウイック11のみにより形成されている。これにより、例えば第2ウイック12が蒸気流路S1に露出する場合と比較して、液相の作動流体が飛散し難くなり、飛散限界が向上して最大熱輸送量が増大する。
なお、第1ウイック11に埋設される第2ウイック12の数は、図示の例に限定されず、適宜変更可能である。例えば図3に示すヒートパイプ1Bのように、4つあるいは5つ以上の第2ウイック12を、第1ウイック11に埋設してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態のヒートパイプ1Cは扁平型ヒートパイプであって、第1実施形態とはウイックの形状および配置が異なる。本実施形態の第1ウイック11は、コンテナ3の幅方向における中央部分に配置されている。また、第1ウイック11は、コンテナ3の上面3aには接触しておらず、コンテナ3の下面3bに接触している。すなわち、第1ウイック11の幅はコンテナ3の下面3bの幅以下に形成され、かつ第1ウイック11の厚みがコンテナ3の上面3aと下面3bとの間の間隔よりも小さく形成されている。本実施形態では、第1ウイック11とコンテナ3との間の空間が、蒸気流路S1として機能する。
横断面視において、第1ウイック11は、平坦部11aと曲部11bとを有している。平坦部11aはコンテナ3の下面3bに接触しており、曲部11bは、コンテナ3の上面3aに向けて凸となる曲面状に形成されている。図4および図5に示されるように、第1ウイック11は、ヒートパイプ1Cの長手方向に伸びるように形成された略半円柱状を呈している。本実施形態では、第1ウイック11の平坦部11aがコンテナ3の下面3bに対して、焼結により固定されている。
本実施形態のような扁平型のヒートパイプ1Cにおいても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、コンテナ3内に配置される第1ウイック11および第2ウイック12の数量は、適宜変更することができる。例えば図6(a)のヒートパイプ1Dのように、1つの第1ウイック11内に複数の第2ウイック12を埋設してもよい。あるいは図6(b)のヒートパイプ1Eのように、複数の第1ウイック11および第2ウイック12を、コンテナ3の上面3aおよび下面3bにそれぞれ接触させてもよい。
なお、第1、第2実施形態において、第1ウイック11の構成を適宜変更してもよい。例えば、第1ウイック11を複数の金属製の細線により形成し、この第1ウイック11内に、編組線によって形成された第2ウイック12を埋設してもよい。この場合、第1ウイック11を構成する細線の材質および直径は適宜変更可能であるが、例えば直径125μm程度の銅細線を用いてもよい。また、第1ウイック11は、複数の細線を撚り合わせずに束ねることで構成されていてもよい。この場合、第1ウイック11の内部に第2ウイック12を容易に埋設することができる。
複数の細線を用いて第1ウイック11を形成した場合、細線同士の隙間が液相の作動流体の流通経路となる。従って、細線同士の隙間を小さくすることで、第1ウイック11内を流動する液相の作動流体に、大きな毛管力を生じさせることができる。また、例えば第1ウイック11を形成するための焼結工程が不要となるため、製造効率を向上させることができる。
以下、具体的な実施例を用いて、上記実施形態を説明する。なお、以下の実施例は本発明を限定するものではない。
(実施例1)
本実施例1では、第2実施形態で説明したものと同様のヒートパイプ1C(図4、図5参照)を作成した。実施例1における第1ウイック11は、銅の粉末を焼結させて形成された多孔質の構造体である。蒸発部Eと凝縮部Cとの間の長手方向の距離は、約300mmとした。また、コンテナ3の幅は11.5mmとし、コンテナ3の厚みは2.5mmとした。
(比較例1)
比較例1として、図7(a)に示すようなヒートパイプ100Aを作成した。ヒートパイプ100AのウイックW1は、ヒートパイプ1Cの第1ウイック11と同様に、金属粉を焼結させて形成した。その他の点は、実施例1のヒートパイプ1Cと同様である。
(比較例2)
比較例2として、図7(b)に示すようなヒートパイプ100Bを作成した。ヒートパイプ100BのウイックW2は、銅の細線を束ねて形成した。その他の点は、実施例1のヒートパイプ1Cと同様である。
以上の3つのヒートパイプについて、熱輸送性能を確認した結果を図8に示す。図8の横軸は熱入力Q(W)であり、図8の縦軸は熱抵抗Rhp(C/W)である。
図8に示すように、実施例1のヒートパイプ1Cでは、比較例1、2のヒートパイプ100A、100Bよりも大きな最大熱輸送量を得ることができた。この理由について、以下に考察する。
比較例1のヒートパイプ100Aでは、ウイックW1が焼結金属粉のみによって形成されていることで、その透過率および孔隙率が小さい。このため、ウイックW1内を流動する液相の作動流体の流動抵抗が大きく、液相の作動流体を凝縮部Cから蒸発部Eへと還流する能力が小さいと考えられる。
比較例2のヒートパイプ100Bでは、ウイックW2が束ねた銅細線のみによって形成されていることで、毛管力が小さい。このため、ウイックW2内を流動する液相の作動流体を還流させる力が小さいと考えられる。
これらの比較例に対して、実施例1のヒートパイプ1Cでは、焼結金属粉によって形成されているために大きな毛管力を発揮する第1ウイック11の内部に、流動抵抗の小さい第2ウイック12が埋め込まれている。これにより、凝縮部Cから蒸発部Eへと、液相の作動流体を速やかに還流させることが可能となり、最大熱輸送量を増大させることができたと考えられる。
(実施例2)
実施例2として、図6(a)に示すような断面形状を有するヒートパイプを作成した。実施例2では、複数の銅の細線を撚り合わせずに束ねることで、第1ウイック11を形成した。蒸発部Eと凝縮部Cとの間の長手方向の距離と、コンテナ3の幅および厚みとは、実施例1と同様である。
(比較例3)
比較例3として、実施例2から第2ウイック12を除いたヒートパイプを作成した。比較例3の断面形状は、図7(b)と同様である。
実施例2および比較例3のヒートパイプについて、熱輸送性能を確認した結果を図9に示す。図9の横軸は熱入力Q(W)であり、図10の縦軸は熱抵抗Rhp(C/W)である。
図9に示すように、実施例2では、比較例3よりも熱抵抗が小さくなり、大きな最大熱輸送量を得ることができた。この理由について、以下に考察する。
比較例3(図7(b))では、ウイックW2が束ねた銅細線のみによって形成されていることで、毛管力が小さい。比較例3のウイックW2の透過率は、3.6[m×10-10]であり、毛管半径は、0.056[m×10-3]であった。
比較例3に対して、実施例2では、複数の細線を束ねて形成されているために大きな毛管力を発揮する第1ウイック11の内部に、流動抵抗の小さい第2ウイック12が埋め込まれている。実施例2の第1ウイック11および第2ウイック12の毛管半径は、0.056[m×10-3]であり、比較例3と同等であった。一方で、実施例2における透過率は、4.3[m×10-10]であり、比較例3よりも大きかった。このように、実施例2では透過率が高いことで、凝縮部Cから蒸発部Eへと、液相の作動流体を速やかに還流させることが可能となり、最大熱輸送量を増大させることができたと考えられる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1ウイック11および第2ウイック12の構造や製造方法は上記実施形態に限定されず、適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1A~1E…ヒートパイプ 2、3…コンテナ 11…第1ウイック 12…第2ウイック S1…蒸気流路 S2…液流路(空間)

Claims (4)

  1. 作動液が封入された長尺状のコンテナと、
    前記コンテナの内壁に接触し、かつ蒸気流路に面する第1ウイックと、
    前記コンテナの長手方向に延びて液相の前記作動液の流通経路となる空間を内部に有する第2ウイックと、を備え、
    前記第2ウイックが、編組線によって形成されている、ヒートパイプ。
  2. 前記第2ウイックが、前記第1ウイックに埋設されている、請求項1に記載のヒートパイプ。
  3. 前記第1ウイックが、焼結された金属粉によって形成されている、請求項1または2に記載のヒートパイプ。
  4. 前記第1ウイックが、複数の金属の細線を束ねて形成されている、請求項1または2に記載のヒートパイプ。
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