JP7122219B2 - 管路接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、可撓性ホースやチューブ等の接続に使用される管路接続構造に関する。特に、オス部材とメス部材を利用した管路接続構造に関する。
可撓性ホースやチューブ等の接続に、オス部材とメス部材を利用した接続部材、いわゆるワンタッチコネクタ―や、クイックカップリングコネクターが利用されている。ホースやチューブをこれらオス部材やメス部材にあらかじめ接続しておけば、オス部材とメス部材を接続するだけで管路の接続を完了することができ、便利である。
オス部材とメス部材を用いた管路接続構造では、通常、互いに挿入・接続されたオス部材とメス部材がたやすく外れてしまうことがないよう、解除防止、すなわち抜け止めの機構が設けられる。
抜け止めの機構の一例としては、オス部材の外周に突起を設ける一方で、メス部材の内周に屈曲した形状の溝を設けておき、突起と溝を係合させながらメス部材にオス部材を挿入し、所定位置まで挿入した状態から、オス部材とメス部材を相対回転させて、突起と溝が抜け止めを果たすようにした抜け止め機構が知られている。
上記したような溝と突起を利用した抜け止め機構を備える管路接続構造としては、例えば、特許文献1に、突起を弾性変形可能なように構成して、抜け止め位置からの連結解除が容易に起こらないようにした管路接続構造が開示されている。また、特許文献2には、係止突起が溝から抜け出すのを阻止するための解除防止機構を備える管路接続構造が開示されている。具体的には、解除防止機構は、ボルトの先端を溝の内側に突出させる機構となっている。また、特許文献3には、突起と溝が抜け止めを果たしている状態で形成される円弧状の間隙に、円弧状の回転防止部材を嵌合させて解除を防止する技術が開示されている。
特開平03-277892号公報 特開2002-250492号公報 実公平02-26993号公報
これら文献の技術のような、突起と溝を係合させながらメス部材にオス部材を挿入し、所定位置まで挿入した状態から、オス部材とメス部材を相対回転させて、突起と溝が抜け止めを果たすようにした抜け止め機構を有する管路接続構造では、特に、特許文献2や特許文献3のように、オス部材とメス部材の相対回転を阻止する部材(解除防止部材)を設けると、接続が解除されてしまうことがより確実に抑制できて好ましい。
しかしながら、特許文献2や特許文献3の技術では、こうした解除防止部材を別個に取り付ける必要があるため、接続操作が煩雑になりやすく、解除防止部材を紛失しやすい。本発明の目的は、接続操作が簡単であると共に、不用意に接続解除されてしまうことが抑制できる管路接続構造を提供することにある。また、本発明の他の目的は、管路接続構造の構成部材の紛失を防止し、取り扱い性を高めることにある。
発明者は、鋭意検討の結果、環状の部分と棒状の部分を一体化した形態のロック部材を用いてオス部材とメス部材の相対回転を阻止するようにすれば、上記課題を解決できることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、オス部材の中空円筒状の内筒を、メス部材の中空円筒状の外筒の内側に挿入して互いの管路を接続し、オス部材とメス部材の接続が解除されることをロック部材により抑制した管路接続構造であって、オス部材は、内筒の外周面に、半径方向外側に向かって突出した突起を有しており、メス部材は、外筒の内周側に溝部を有し、内筒を外筒に挿入する際にはオス部材の突起がメス部材の溝部を通過するよう構成され、前記溝部は、外筒の先端部から突起が侵入可能なように外筒の軸方向に沿って設けられた第1部分と、第1部分の外筒奥側の位置から外筒の周方向に伸びるよう分岐して設けられた第2部分とを有しており、突起と溝部の第1部分が合致するようにオス部材の内筒をメス部材の外筒の内側に挿入した後に、内筒と外筒を相対回転させ突起を溝部の第2部分に移動させることで、内筒と外筒の軸方向の相対移動が規制されるように、突起と溝部が構成されており、
さらに、ロック部材は相対移動可能にオス部材の外周に取り付けられており、ロック部材は、環状の環部に、栓部が一体化されて構成され、環部が、オス部材の外周を取り囲むように設けられており、栓部が、溝部の第1部分に挿入可能な棒状の形状で、栓部を溝部に挿入した際に、栓部の先端部が、溝部の第1部分から第2部分が分岐する位置に達するよ
う構成されており、環部には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部が設けられており、ロック部材をオス部材に取り付ける際に、オス部材の突起が膨出部の内側を軸方向に通過可能とされた、管路接続構造である(第1発明)。
第1発明において、好ましくは、メス部材の外筒の先端には係止部が設けられており、ロック部材の栓部が外筒の溝部に挿入された状態で、ロック部材の環部の膨出部が係止部に係止する(第発明)。
また、第1発明または第2発明において、好ましくは、オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされる(第発明)。
本発明の管路接続構造(第1発明)によれば、オス部材をメス部材に挿入して回転させた状態で、ロック部材の栓部をメス部材の溝部に挿入することで、管路の接続操作と解除防止操作が完了でき、接続操作が簡単である。そして、ロック部材によりオス部材とメス部材の相対回転が抑制されるので、両者が不用意に接続解除されてしまうことが抑制できる。さらに、ロック部材は環部によりオス部材の外周に取り付けられているので、接続操作においてロック部材の紛失を防止でき、取り扱い性が高い。
さらに、第発明のように、環部には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部が設けられており、オス部材の突起が膨出部の内側を軸方向に通過可能とされていれば、ロック部材の環部をオス部材の先端側から奥側に通して、ロック部材をオス部材に取り付けることができ、このようにされていると、オス部材が、ケースやキャップなどに一体成形される場合であっても、第1発明の管路接続構造を実現できる。
また、第発明のように、メス部材の外筒の先端には係止部が設けられており、ロック部材の栓部が外筒の溝部に挿入された状態で、ロック部材の環部の膨出部が係止部に係止する場合には、ロック部材がオス部材とメス部材の相対回転を阻止する位置にあることを、係止構造によりより確実に維持でき、オス部材とメス部材が不用意に接続解除されてしまうことがより確実に抑制できる。
また、第発明のように、オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされた場合には、オス部材とメス部材の間を、Oリングのような簡単な構成のシール部材によってシールでき、シールの信頼性も高い。
第1実施形態の管路接続構造の構成部材を示す分解斜視図である。 第1実施形態の管路接続構造が接続操作に供せられる前の状態を示す斜視図である。 第1実施形態の管路接続構造のオス部材の形状を示す三面図である。 第1実施形態の管路接続構造のメス部材の形状を示す三面図である。 第1実施形態の管路接続構造のロック部材の形状を示す三面図である。 第1実施形態の管路接続構造において、ロック部材をオス部材に組み付ける工程を示す斜視図である。 第1実施形態の管路接続構造において、ロック部材とOリングがオス部材に組み付けられた状態を示す斜視図である。 第1実施形態の管路接続構造において、メス部材とオス部材を接続し、ロック部材により解除防止処理を行う工程の一部を示す図である。 第1実施形態の管路接続構造において、メス部材とオス部材を接続し、ロック部材により解除防止処理を行う工程の一部を示す図である。 第1実施形態の管路接続構造において、メス部材とオス部材を接続し、ロック部材により解除防止処理を行う工程の一部を示す図である。 第1実施形態の管路接続構造において、メス部材とオス部材を接続し、ロック部材により解除防止処理を行う工程の一部を示す図である。 第1実施形態の管路接続構造において、メス部材の係止部とロック部材の係合関係を示す斜視図である。
以下図面を参照しながら、オス部材とメス部材により2本のゴムチューブを互いに接続するための管路接続構造を例として、発明の実施形態について説明する。発明は以下に示す個別の実施形態に限定されるものではなく、その形態を変更して実施することもできる。
図1に、第1実施形態の管路接続構造の構成部材を分解斜視図で示す。また、図2には、第1実施形態の管路接続構造が、接続操作に供せられる直前の状態を示す。管路接続構造では、中空管状のオス部材1と、中空管状のメス部材2とが接続され、両者の管路が接続される。図示されていないが、一方のゴムチューブは、メス部材に接続されない側(図1の右下側)のオス部材1の端部に設けられたチューブ接続部1aに接続され、もう1本のゴムチューブは、オス部材に接続されない側(図1の左上側)のメス部材2の端部に設けられたチューブ接続部2aに接続される。
必須ではないが、管路接続構造は、本実施形態のように、Oリング4や環状(特に円筒状)のシール材5を備えていてもよい。Oリング4やシール材5により、オス部材1とメス部材2の間がシールされ、液漏れや気体の漏れ、圧力喪失が未然に予防される。本実施形態のように、リング4やシール材5により、2段階、2重にシールすることが特に好ましい。
Oリング4やシール材5は弾力性を有する樹脂材料、特にゴム材料により形成されていることが好ましい。Oリング4やシール材5の断面形状は特に限定されない。本実施形態では、図2に示すように、Oリング4がオス部材1の外周に装着された状態で、オス部材1の先端にシール材5が位置するように、オス部材1の先端部がメス部材2の内側に押し込まれて、オス部材1とメス部材2の接続操作が行われる。
また、管路接続構造はロック部材3を有しており、後述するように、接続されたオス部材1とメス部材2の接続解除が、ロック部材3によって阻止される。ロック部材3は、図2に示したようにオス部材1の外周に装着された状態で、接続操作に供される。ロック部材3は、オス部材1の外周に、円筒状のオス部材1の軸方向及び周方向に相対移動可能に取り付けられている。なお、ロック部材3はオス部材1に対し少なくとも軸方向に相対移動可能に構成されていればよく、周方向に相対移動可能であることは必須ではない。
各部材の詳細形状、及び、互いの接続構造について説明する。
図3に、オス部材1の形状を三面図で示す。中空管状のオス部材1は、先端側に内筒10が設けられ、内筒10の部分がメス部材の内側に挿入されてオス部材とメス部材が接続される。ここで、オス部材1において、「先端側」とは、接続操作の際にメス部材が対向配置される側を言い、図3では左側のことである。また、オス部材1において、「奥側」とは、「先端側」と反対側のことであり、図3では右側のことである。
即ち、オス部材1の先端側には、メス部材との接続に供される中空円筒状の内筒10が設けられている。一方、必須ではないが、オス部材1の奥側端部には、ゴムチューブ(図示せず)が接続されるためのチューブ接続部1aが形成されている。本実施形態では、チューブ接続部は、ゴムチューブの装着がしやすいバルジ管状に形成されている。チューブ接続部は他の形状、例えばタケノコ状であってもよい。管路接続構造として、チューブ接続部は必須ではなく、内筒10の内部空間が接続構造の外部の管路(例えばゴムチューブ等)につながるようにされていれば良い。
オス部材1は、内筒10の外周面に、半径方向外側に向かって突出した突起11を有する。突起の具体的形状は特に限定されないが、典型的には柱状である。本実施形態では、突起11は回転対称位置に2つ設けられているが、突起の数は特に限定されない。突起11、11の周方向配置も特に限定されないが、複数の突起がオス部材1の軸周りに回転対称となる位置に設けられていると、オス部材1とメス部材2とを複数の相対回転姿勢で接続することができ、好ましい。
管路接続構造がシール構造を有する場合には、必須ではないが、オス部材1では、突起11よりも内筒10の先端側にオス部材側シール部が設けられることが好ましい。本実施形態においては、突起11よりも内筒10の先端側に環状のシール溝1bが設けられ、図2のように、Oリング4がシール溝1bに装着されて、オス部材1とメス部材2の間のシールがなされる。また、本実施形態においては、オス部材1とメス部材2が接続された際に、内筒10の先端面に、シール材5が密着状態で当接して、オス部材1とメス部材2の間のシールがなされる。
必須ではないが、オス部材1は、係止突起12を有していてもよい。オス部材1の外周にロック部材3が取付けられて管路の接続に供される際に、係止突起12により、ロック部材3がオス部材1に対し、軸方向及び周方向に所定の位置及び姿勢で仮止めされる。
図4に、メス部材2の形状を三面図で示す。中空管状のメス部材2は、先端側に外筒20が設けられ、外筒20の部分にオス部材の内筒10が挿入されてオス部材とメス部材が接続される。ここで、メス部材2において、「先端側」とは、接続操作の際にオス部材が対向配置される側を言い、図4では右側のことである。また、メス部材2において、「奥側」とは、「先端側」と反対側のことであり、図4では左側のことである。
即ち、メス部材2の先端側には、オス部材との接続に供される中空円筒状の外筒20が設けられている。一方、必須ではないが、メス部材2の奥側端部には、ゴムチューブ(図示せず)が接続されるためのチューブ接続部2aが形成されている。本実施形態では、チューブ接続部2aは、ゴムチューブの装着がしやすいバルジ管状に形成されている。チューブ接続部2aは他の形状、例えばタケノコ状であってもよい。管路接続構造として、チューブ接続部は必須ではなく、外筒20の内部空間が接続構造の外部の管路(例えばゴムチューブ等)につながるようにされていれば良い。
外筒20は、オス部材の内筒10が挿入された際に、両者の軸がほぼ一致した姿勢にオス部材とメス部材が維持されるよう、その内周面形状が与えられる。すなわち、外筒20の内周面が内筒10の外周面よりも少しだけ大径に、もしくは両者が略一致するように、形成される。また、外筒20の内周面は、オス部材の突起11の半径方向高さよりも、半径方向に低い位置に設定されており、オス部材の内筒10をメス部材の外筒20に挿入する際に、突起11と外筒20が干渉する。
そして、メス部材2は、外筒20の内周側に、オス部材1の突起11,11が通過可能な溝部21、21を有している。内筒を外筒に挿入する際にはオス部材の突起11,11がメス部材の溝部21,21を通過する。本実施形態では、溝部21,21は、突起11,11のそれぞれが同時に通過可能な配置で設けられる。図4等においては、溝部21を太い破線で模式的に示している。
溝部21,21は、それぞれ、外筒20の先端部から突起11が侵入可能なように外筒20の軸方向に沿って設けられた第1部分21aと、第1部分21aの外筒奥側の位置(好ましくは、第1部分21aの奥側の終端)から外筒20の周方向に伸びるよう分岐して設けられた第2部分21bとを有している。すなわち溝部21は、第1部分21aと第2部分21bが屈曲して接続するよう設けられた溝である。必須ではないが、本実施形態では、外筒軸方向に沿って伸びる第1部分21aと外筒周方向に沿って伸びる第2部分21bとが、略L字状に連続するように溝部21が設けられている。溝部21の具体的形態はL字状のものに限定されず、外筒軸方向に沿って伸びる第1部分21aに対し、外筒周方向に沿って伸びる第2部分21bが周方向の両側に分岐するよう設けられた略Tの字状の溝部であってもよい。
溝部21が形成される具体的構造は特に限定されない。必須ではないが、本実施形態においては、外筒20の一部が半径方向外側に箱状に膨出形成されることにより、箱の内側部分に溝部第1部分21aが形成されている。このように溝部第1部分21aを構成すると、外筒20の強度が高められる。また、このような構造は射出成型にも適している。また、必須ではないが、本実施形態においては、外筒20の一部が切り欠かれることにより、溝部第2部分21bが形成されている。このように溝部第2部分21bを構成すると、外筒20の射出成型金型が簡素化でき、経済性が高い。
オス部材1の内筒10を、メス部材2の外筒20の内側に挿入して互いの管路を接続する際には、オス部材1の突起11,11と、メス部材2の溝部の第1部分21a,21aが合致するようにオス部材の内筒10をメス部材の外筒20の内側に挿入した後に、内筒10と外筒20を相対回転させる。この操作により、突起11,11を溝部の第2部分21b、21bに移動させることができる。突起11,11が溝部の第2部分21b、21bに移動すると、内筒10と外筒20の軸方向の相対移動が規制されるように突起11と溝部21は構成されている。
必須ではないが、管路接続構造にシール部材が設けられる場合には、メス部材2の外筒20において、溝部の第2部分21bよりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられることが好ましい。本実施形態においては、溝部第2部分21bよりも奥寄りの部分の外筒20の内周面2cが平滑な円筒面とされていて、この部分に、Oリング4が当接し、オス部材1とメス部材2の間がシールされる。また、本実施形態においては、外筒20の最奥部に、円環状の平面2dが設けられていて、図8にも示すように、この部分にシール材5が密着状態で当接して、オス部材1とメス部材2の間がシールされる。即ち、本実施形態においては、Oリング4とシール材5により、2重のシールがなされている。なおシールは、いずれか一方のシールのみで行ってもよい。
必須ではないが、メス部材2の外筒20の先端には係止部22,22が設けられていてもよい。後述するように、かかる係止部22はロック部材3の環部31に係止して、ロック部材のロック機能の維持に貢献する。係止部22,22は、メス部材の外筒20の先端部から、軸方向に突出する形態に形成されていてもよい。
図5に、ロック部材3の形状を三面図で示す。ロック部材3は、環状の環部31に、栓部33,33が一体化されて構成されている。栓部33,33は、突起11,11や溝部21,21に対応する数及び周方向位置に設けられている。
ロック部材3の環部31は、図2のようにロック部材3がオス部材1に取り付けられた際に、オス部材1の外周を取り囲むように設けられている。かかる構成により、ロック部材3はオス部材1と分離せずに一体に取り扱うことができる。なお、環部3は連続した環状である必要はなく、ロック部材3をオス部材1に取り付ける機能が損なわれなければ、環の一部が切れたC字状であってもよい。
ロック部材3の栓部33,33は、溝部21の第1部分21aに外筒の軸方向に沿って挿入可能な棒状の形状に形成されている。また、栓部33,33を溝部21,21に挿入した際に、栓部33,33の先端部33aが、溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置に達するよう、栓部33,33は構成されている。
係る構成により、後述する接続操作のように、オス部材の突起11,11がメス部材の溝部第2部分21bに位置した状態で、ロック部材3を軸方向にスライドさせて、栓部33,33を溝部21,21に挿入することで、オス部材1とメス部材2がロックされ、相対回転しなくなり、両者の接続が解除してしまうことが抑制される。
必須ではないが、ロック部材3の環部31には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部32,32が設けられており、ロック部材3をオス部材に取り付ける際に、オス部材の突起11,11が膨出部32,32の内側を軸方向に通過可能とされることが好ましい。環部31が、かかる膨出部32,32を備えることにより、ロック部材3をオス部材1の先端側から取り付けることが可能になり、便利である。
また、環部31が、かかる膨出部32,32を備える場合には、ロック部材3の栓部33が外筒の溝部21に挿入された状態で、メス部材2の外筒20の先端に設けられた係止部22,22が、ロック部材3の環部31の膨出部32に係止するようにすることが好ましい。図12には、メス部材の係止部22がロック部材の環部31の膨出部32の内側に係合した係止状態を示す。
オス部材1やメス部材2、ロック部材3を構成する材料は特に限定されず、これら部材は金属製であってもよく合成樹脂製であってもよい。特に、これら部材を合成樹脂の射出成型により形成することが好ましい。合成樹脂としては、ポリアミド樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの汎用樹脂や、ポリフェニレンスルフィド樹脂等のエンジニアリングプラスチックが使用でき、管路を通流する流体の性質や、接続構造に求められる強度等に応じて、樹脂を選択すればよい。また、ロック部材3を構成する合成樹脂が、オス部材1やメス部材2を構成する合成樹脂よりも、硬度が低く弾力性を有する樹脂であることが好ましく、このようにされていると、ロック部材に弾力性が生じ、弾力性を利用してロック部材3の仮止めや係止がしやすくなって好ましい。
上記管路接続構造の部材の製造方法及び接続方法について説明する。
オス部材1やメス部材2、ロック部材3は、公知の方法、例えば合成樹脂の射出成型法を利用して製造できる。Oリング4やシール部材5も、公知の方法により準備すればよい。
オス部材1に、ロック部材3とOリング4を組み付ける。図6に示すように、オス部材の内筒10がロック部材3の環部31を貫くように、ロック部材3をオス部材1に取り付ける。この時、ロック部材3の栓部33,33が、オス部材内筒10の奥側から先端側に向かうように取り付ける。本実施形態のように、ロック部材3の環部31が膨出部32、32を有し、オス部材の突起11,11が膨出部32、32を通過可能に構成されていれば、図6のように、オス部材1の先端側からロック部材3を組み付けることができる。なお、可能であれば、ロック部材3の組み付けは、オス部材の奥側から行ってもよい。
オス部材1が係合突起12を有する場合には、オス部材1にロック部材3を組み付けた後に、ロック部材3の環部31を係合突起12に乗り上げさせて、オス部材1にロック部材3を仮止めすることが好ましい。仮止めされていると、接続操作の際のロック部材の取り扱いがしやすい。また、係合突起12の周方向位置を、ロック部材の栓部33がメス部材の溝部21に挿入される際の溝部21の周方向位置に合致させておくことが好ましく、係合突起12を目印にして、栓部33が係合突起12に合致するように組み付けるようにすれば、接続操作がよりスムーズに行われる。
オス部材1にロック部材3を取り付けたのちに、Oリング4をシール溝1bにはめ込む。また、ゴムチューブ(図示せず)を、オス部材のチューブ接続部1aに接続する。以上により、図7のように、オス部材側の準備が完了する。
メス部材2に対しては、例えば、シール材5を外筒20の奥側に押し込んでおき、ゴムチューブを、メス部材のチューブ接続部2aに接続する。以上によりメス部材側の準備が完了する。
図8~図11に、管路接続構造の一連の接続操作を示す。
まず図8のように、オス部材1とメス部材2の中心軸をほぼ一致させた姿勢で、オス部材の内筒10をメス部材の外筒20に挿入する。この時、オス部材の突起11,11を、メス部材の溝部21,21に合致させて、メス部材の溝部の第1部分21aに沿って突起11を奥側に通過させていく。
オス部材1の挿入は、図9に示されるように、メス部材の溝部21において、軸方向に伸びる第1部分21aと周方向に伸びる第2部分21bとがつながっている箇所(即ち溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置)に、オス部材の突起11が達するよう行われる。しかる後に、メス部材2に対し、オス部材3を相対回転させて、オス部材の突起11をメス部材の溝の第2部分21bに移動させる。この状態を図10に示している。
図10の位置に突起11が来ることにより、突起11と溝部の第2部分21bの周壁とが軸方向には干渉するため、オス部材1とメス部材2が軸方向に離脱することが阻止される。また、この状態で、Oリング4が、オス部材内筒10のシール溝1bとメス部材外筒20の内周面2cの間をシールする。また、オス部材内筒10の先端面と、メス部材外筒20の奥側に設けられた円環状平面2dの間を、シール材5がシールする。
図10に示した状態から、さらに、ロック部材3の栓部33が、メス部材の溝部の第1部分21aに入り込むように、ロック部材3を軸方向に移動させ、メス部材2に対して押し込む。この挿入操作は、ロック部材3の栓部33の先端33aが、溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置(溝部の第1部分21aと第2部分21bとがつながっている箇所)に達するまで行われる。栓部33が挿入された状態を、図11に示す。ロック部材の栓部33の先端部33aによって、溝部の分岐箇所が実質的に埋められるまで、ロック部材の栓部が挿入されることが好ましい。
ロック部材3の栓部33の先端部33aが、溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置に達することにより、溝部の第2部分21bに位置していたオス部材の突起11は、もはや、溝部の第1部分に戻ることができなくなる。即ち、突起11が溝部第2部分21bに閉じ込められる。この状態では、オス部材1とメス部材2とは軸周りに相対回転できなくなり、突起11と溝部第2部分21bが干渉してオス部材1とメス部材2との接続解除が阻止される状態が、確実に維持される。
必須ではないが、ロック部材3の栓部33が、溝部の第1部分21aと第2部分21bとがつながっている箇所に達した際に、ロック部材3の環部31が、メス部材2の外筒20の先端に隣接し、両者の間の隙間がほぼ無くなるように、栓部33の軸方向長さ等を設定することが好ましい。このようにしておけば、栓部33の先端が所定の位置に達していることを、外観を目視するだけで簡単に確認できる。
また、必須ではないが、ロック部材3の栓部33が、溝部の第1部分21aと第2部分21bとがつながっている箇所に達した際に、メス部材の外筒20の先端に軸方向に突出するように設けられた係止部22と、ロック部材の環部31とが係止し、ロック部材3が抜ける方向に動くことが抑制されることが好ましい。係止部22の形態は特に限定されないが、ロック部材の環部31に膨出部32が設けられている場合には、図12に示すように、膨出部32の内側に係止部22が入り込んで係止することが好ましく、このようにされていると、コンパクトに管路接続構造の係止構造を実現できる。
以上の操作により、オス部材1とメス部材2の管路が接続され、管路の接続状態が確実に維持されることになる。両部材が接続された状態を図12に示している。
一方、オス部材1とメス部材2との接続を解除したい場合には、上記した手順と逆の手順を経ることで、オス部材とメス部材の接続を解除できる。
上記実施形態の管路接続構造の作用及び効果について説明する。
上記管路接続構造によれば、オス部材1をメス部材2に挿入して回転させた状態で、ロック部材3の栓部33をメス部材の溝部21に挿入することで、管路の接続操作と解除防止操作が完了でき、接続操作が簡単である。そして、ロック部材3の栓部33の先端が、溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置に達した状態となることで、オス部材1とメス部材2の相対回転が抑制されるので、両者が不用意に接続解除されてしまうことが抑制できる。
さらに、ロック部材3は環部31によりオス部材1の外周に取り付けられているので、接続操作や接続解除操作においてロック部材3を紛失してしまうことが未然に防止され、取り扱い性が高い。
なお、不用意な接続解除をより確実に抑制する観点からは、上記実施形態の管路接続構造のように、メス部材2の溝部21が、軸方向に沿って伸びる第1部分21aから周方向の片側にのみ第2部分21bが設けられた、L字状の溝部であることが好ましい。このような構成であると、オス部材1を無理に回転させて、突起11を溝の第2部分21bから第1部分21aに移動させようとする際に、溝の第1部分21aの周壁と突起11との間に、ロック部材の栓部33の先端部33aが周方向に挟み込まれるようになる。これにより、栓部33の先端部33aは周方向に沿った圧縮力を受けるようになり、栓部33にせん断力が入力されず破壊しにくくなって、オス部材1とメス部材2の相対回転がより確実に阻止される。
さらに、ロック部材3の環部31に、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部32が設けられていて、オス部材1の突起11が膨出部32の内側を軸方向に通過可能とされていれば、ロック部材3の環部31をオス部材1の先端側から通して、ロック部材3をオス部材1に取り付けることができる。このようにされていると、オス部材が、ケースやキャップなどに一体成形される場合や、オス部材の奥側のチューブ接続部1aが内筒10よりも大径に形成されている場合、ロック部材3を取り付ける前にオス部材1にチューブ等を接続する場合であっても、上記した管路接続構造を実現することでき、管路接続構造の応用範囲が拡大する。
また、さらに、メス部材2の外筒20の先端に係止部22が設けられていて、ロック部材3の栓部33が外筒の溝部の第1部分21aの奥まで挿入された状態で、ロック部材3の環部31の膨出部32が係止部22に係止するようにされていれば、ロック部材3がオス部材1とメス部材2の相対回転を阻止する位置にあることを、係止構造により確実に維持でき、オス部材1とメス部材2が不用意に接続解除されてしまうことがより確実に抑制できる。
また、オス部材1の内筒10において、突起11よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、メス部材2の外筒20において、溝部第2部分21bよりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、オス部材側シール部とメス部材側シール部との間がシールされるようにされていれば、オス部材1とメス部材2の間を、Oリングのような簡単な構成のシール部材によってシールでき、シールの信頼性も高い。
発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改変をして実施することができる。以下に発明の他の実施形態について説明するが、以下の説明においては、上記実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様である部分についてはその詳細な説明を省略する。また、これら実施形態は、その一部を互いに組み合わせて、あるいは、その一部を置き換えて実施できる。
上記実施形態の説明では、ゴムチューブ同士を接続することを想定した場合について、オス部材やメス部材の具体的構成を示したが、ゴムチューブやホース同士の接続に限定されず、管路を接続するものであれば、上記管路接続構造は適用可能である。例えば、オス部材やメス部材の奥側端部は、可撓性ホースや剛管に接続もしくは接合されるものであってもよく、その場合、適切なシール構造や離脱防止構造を備えさせてもよい。ホースクリップや溶着、接着等の手段によってホース等をオス部材やメス部材に接続すればよい。また、オス部材やメス部材は、キャップやタンク、容器、分岐管などに直接一体成形されていてもよい。例えば、キャップとオス部材が一体成形されていても良く、管路の分岐マニフォールドの1つの管路とメス部材が一体成形されていてもよい。
また、上記実施形態の説明では、オス部材の係止突起12やメス部材の係止部22により、ロック部材3が仮止め、係止される形態について説明したが、ロック部材3の仮止めや係止の形態はこれに限定されない。例えば、ロック部材3の環部31をオス部材1の外周よりもやや小さく、締まりばめとなるように形成しておいて、環部31とオス部材1の外周の摩擦によって、ロック部材の仮止めをしてもよい。また、ロック部材3の栓部33を、メス部材2の溝部第1部分の内側に密着するような形態に、もしくは、メス部材2の溝部第1部分とオス部材内筒の外周面の間に密着状態で挟み込まれるような形態で設けて、栓部33を摩擦を利用して係止するようにしてもよい。
また、ロック位置にロック部材3が来た際に、ロック部材3を係止して移動を抑制する場合であっても、係止の具体的手段は特に限定されない。例えば、ロック部材に、係止用の突起や突片などを設けて、それらが、メス部材の外筒先端部やオス部材の外周面に係止するように係止構造を設けてもよい。あるいは、オス部材外周面に係止用の突起や突片などを設けて、それらが、ロック部材に係止するように係止構造を設けてもよい。
上記管路接続構造が適用される分野は、特に限定されず、水やオイルなどの液体を送るための管路や、空気や酸素などの気体を送るための管路、粉体や流体を送るための管路に対し、上記管路接続構造は利用可能である。
管路接続構造は、種々の管路の接続に使用でき、接続操作が簡単でありながら接続が確実であって産業上の利用価値が高い。
1 オス部材
10 内筒
11 突起
12 係止突起
1a チューブ接続部
2 メス部材
20 外筒
21 溝部
21a 第1部分
21b 第2部分
22 係止部
2a チューブ接続部
3 ロック部材
31 環部
32 膨出部
33 栓部
4 Oリング
5 シール材

Claims (3)

  1. オス部材の中空円筒状の内筒を、メス部材の中空円筒状の外筒の内側に挿入して互いの管路を接続し、オス部材とメス部材の接続が解除されることをロック部材により抑制した管路接続構造であって、
    オス部材は、内筒の外周面に、半径方向外側に向かって突出した突起を有しており、
    メス部材は、外筒の内周側に溝部を有し、内筒を外筒に挿入する際にはオス部材の突起がメス部材の溝部を通過するよう構成され、
    前記溝部は、外筒の先端部から突起が侵入可能なように外筒の軸方向に沿って設けられた第1部分と、第1部分の外筒奥側の位置から外筒の周方向に伸びるよう分岐して設けられた第2部分とを有しており、
    突起と溝部の第1部分が合致するようにオス部材の内筒をメス部材の外筒の内側に挿入した後に、内筒と外筒を相対回転させ突起を溝部の第2部分に移動させることで、内筒と外筒の軸方向の相対移動が規制されるように、突起と溝部が構成されており、
    さらに、ロック部材は相対移動可能にオス部材の外周に取り付けられており、
    ロック部材は、環状の環部に、栓部が一体化されて構成され、
    環部が、オス部材の外周を取り囲むように設けられており、
    栓部が、溝部の第1部分に挿入可能な棒状の形状で、栓部を溝部に挿入した際に、栓部の先端部が、溝部の第1部分から第2部分が分岐する位置に達するよう構成されており、
    環部には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部が設けられており、ロック部材をオス部材に取り付ける際に、オス部材の突起が膨出部の内側を軸方向に通過可能とされた、
    管路接続構造。
  2. メス部材の外筒の先端には係止部が設けられており、ロック部材の栓部が外筒の溝部に挿入された状態で、ロック部材の環部の膨出部が係止部に係止する請求項に記載の管路接続構造。
  3. オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、
    メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、
    オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされた請求項1または請求項2に記載の管路接続構造。
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