JP7122169B2 - メラニン分解促進剤及び美白化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、紫外線や加齢などの様々な要因により生じる色素沈着の迅速な改善に有用なメラニン分解促進剤、およびメラニン分解促進剤を含有する美白化粧料に関するものである。
顔や腕などの紫外線に日常的に暴露されやすい部位では局所的な色素沈着、いわゆるシミが加齢とともに形成される。この色素沈着は、長年の紫外線暴露によって表皮に存在するメラノサイトが活性化されることで過剰にメラニンが産生され、その結果皮膚中のメラニン量が多くなったことが原因であると考えられている(非特許文献1)。
そのため、シミの改善が期待できる成分としてメラノサイトにおけるメラニン生合成に関与する酵素活性を阻害する成分(特許文献1)や、メラノサイトを活性化するエンドセリンやプロスタグランジンといったシグナル伝達物質を阻害する成分等が数多く開発されてきた(特許文献2、特許文献3)。
これらの成分が配合された化粧料を日常的に使用することによって、シミの形成が予防できることは明らかであるが、既に形成されたシミ部位の表皮には多量のメラニンが蓄積されているため、シミをすばやく改善するにはメラニン合成抑制効果を有する上記成分に加え、蓄積されたメラニンを取り除くことが重要である。
メラニンを取り除く方法としては表皮の入れ替わり、すなわちターンオーバーを促進する方法等が提案されているが(特許文献4)、細胞内に存在する過剰なメラニンは細胞***能の低下を引き起こすため、細胞内に存在するメラニン量が減少しない限り十分な効果を発揮させるのは難しい。
また、化学的手法によって表皮をピーリングする方法(ケミカルピーリング)も色素斑の改善には有用であり、グリコール酸やサリチル酸などが知られているが、皮膚刺激などの問題があるため医師の管理下で行われることが望ましい(非特許文献2)。
一方、シミ部の表皮に蓄積したメラニンは表皮細胞内の酵素の働きにより分解されることが知られている。そのため、特許文献5ではツボクサエキスを用いたメラニン分解促進剤が提案されているが、そのような効果を有する成分はほとんど見つかっていない。
モダマ葉抽出物については、抗酸化効果(特許文献6)や毛乳頭細胞活性化効果(特許文献7)が知られている。しかしながら、モダマ葉抽出物におけるメラニン分解促進作用については全く知られていなかった。
このような背景から、シミやソバカス等の色素沈着を迅速に改善するため、シミ部位の表皮に存在しているメラニンを分解することができる有効かつ安全性の高いメラニン分解促進剤が強く求められていた。
特開平6-305978号公報 特開平11-109766号公報 特開2006-143676号公報 特開2008-247783号公報 特開2015-51931号公報 特開平11-5975号公報 特開2000-128741号公報
保湿・美白・抗シワ・抗酸化評価・実験法マニュアル 2012年2月1日、フレグランスジャーナル社 日本皮膚科学会誌118(3)347-355、2008年
本発明の課題は、新規で有用なメラニン分解促進剤及び、シミやソバカスをはじめとする様々な色素沈着症状の迅速な緩和・改善に有用な美白化粧料を提供することである。
本発明者らが鋭意検討した結果、モダマ葉抽出物を用いることで前記課題を解決した。
本発明により、モダマ葉抽出物を用いた美白への新たなアプローチ方法を提供することができる。加えて、新規のメラニン分解促進剤を提供することができる。さらに本発明で見出したモダマ葉抽出物と、従来から用いられているメラニン合成を抑制するような成分と組み合わせることで、既に形成されたシミを迅速に改善することが可能である。
本発明で用いるモダマ (藻玉、学名:Entada Phaseoloides) はマメ科の常緑性植物で、東南アジアに広く分布している植物で、世界一大きい豆を実らせる植物として知られている。インドネシアのジャワ島では民間薬(ジャムウ)として栽培、利用されている植物でもある。
本発明の表皮細胞におけるメラニン分解促進剤は、外用、内服のいずれの方法でも用いることができるが、皮膚外用剤の形態とすることが好ましい。その剤型は、目的に応じて任意に選択でき、クリーム状、軟膏状、乳液状、ローション状、溶液状、ゲル状、パック状、パウダー状、スティック状等にできる。また、本発明の表皮細胞に対するメラニン分解促進剤は、化粧料、医薬部外品、医薬品等として用いることができうる。
本願発明で用いるモダマ抽出物の抽出部位は葉であり、その抽出溶媒は特に限定されない。例えば、水、メタノール、エタノール、プロピルアルコール等の低級アルコール或いは、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、等の多価アルコール等があげられるが、特に水、エタノール及び1,3-ブチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上を選択することが好ましい。
本願発明で用いるモダマ葉抽出物の抽出法は、特に限定されない。例えば、乾燥植物1質量部に対して1~100質量部の水および1,3ブチレングリコールもしくはエタノールの混合液を用い、5~70℃の、好ましくは10~60℃の温度で、1~7日間、特に3~4日間抽出するのが好ましい。抽出後は、ろ過を行い、そのままの状態でも利用できるが、必要ならば、その効果に影響のない範囲で更に脱臭、脱色などの精製処理を行うことも出来る。更には、凍結乾燥等をして粉末の状態で用いることも出来る。
以下、本願発明の実施例について具体的に説明するが、本願発明はこれらの実施例により限定されるものではない。また、特記しない限り配合量は質量%で示す。
[試験1]メラニン分解促進作用確認試験
本発明者は、ヒト表皮由来細胞におけるメラニン分解促進作用を評価することとした。
〔サンプルの調製〕
モダマ葉および比較対照としてインドネシア原産植物として知られるハトムギ、メリンジョ、高い抗酸化効果及びメラニン生成抑制効果が知られているシソ葉を乾燥させ、乾燥原体とした。
乾燥原体1:抽出溶媒10の割合の質量比で混合し、抽出溶媒が50%エタノール水溶液の場合は室温、1週間、抽出溶媒が水の場合は60℃、5時間の条件で抽出物の抽出を行った。抽出後、凍結乾燥にて固形分を得た。
〔メラニン溶液の調製〕
ヒト由来メラノーマ細胞HM3KOを5%CO下、37℃のインキュベーター内で、5%FBSを含むD-MEM培地(Invitrogen社製Gibco)を用いて培養した。
100%コンフルエント近くになり、メラニン産生が進んだ細胞を、トリプシンを用いて7.0×10cells/ tubeになるようにエッペンドルフチューブに回収、遠心(1000g、4℃、3分)によって細胞ペレットを作成した。その後ペレットをPBS(-)にて洗浄した。
細胞ペレットに対し、1mLのcold lysis buffer(1% octylphenoxy poly (ethyleneoxy)ethanol(IGEPAL CA-630 )、0.01% SDS含有0.1M Tris-HCl溶液(pH7.5)を添加した。これを10分ごとに攪拌しながら、20分室温にて静置した。この分散溶液を遠心分離(1000g、4℃、3分)、不要物を沈殿させ、メラノソームを含む上清を回収した。回収した上清を再度、遠心分離し(1000g、4℃、3分)、上清を回収した。この上清を遠心分離し(20000g、4℃、3分)、得られた沈殿をメラノソームリッチ画分とした。上清を吸引除去し、メラノソームのペレットをPBS(-)にて2度洗浄した。(20000g、4℃、3分)これにPBS(-)を添加し、50回以上ピペッティングすることによってメラノソームを分散させた。この懸濁液をメラニン溶液とした。
〔細胞の培養〕
ヒト表皮株化細胞(HaCaT)のトリプシン処理を行い、10%牛胎児血清を含有するD-MEM(Invitrogen)培地で細胞を分散させ、48well plateに1×10cells/wellになるように細胞を播種し、1日間、37℃で培養を行なった。1日間培養を行った後、前述の方法で調製したメラニン溶液を添加した。
ヒト表皮株化細胞にメラニンを取り込ませるため、さらに1日間培養を行った。その後、
培地を取り除きPBS(-)で洗浄することで細胞に取り込まれなかったメラニンを取り除いた。そこに2%牛胎児血清を含有するD-MEM培地および試料を添加した。
添加後4日間培養した。その後、培地を抜き取りPBS(-)で細胞を洗浄し、10分間マイルドホルム(Wako)で処理することで細胞を固定した。固定後、精製水で洗浄することで固定液を完全に取り除き、フォンタナアンモニア銀液(武藤化学)を添加した(フォンタナ・マッソン染色、メラニンを染色)。常温、オーバーナイト(18時間)処理した後、フォンタナアンモニア銀液を取り除き、精製水で洗浄した。TritonX-100(Wako)をPBS(-)で1000倍希釈した溶液を加え、15分処理したのち、PBS(-)で洗浄した。DAPI(DOJINDO)をPBS(-)で1000倍希釈し、400μLずつ加え、45分、37℃で反応させ、細胞の核を染色した。洗浄後、顕微鏡(キーエンス、倍率10倍)にて細胞の画像を取得した。
〔メラニン残存量の定量〕
取得した画像はImageJ(オープンソース)にて、二値化することでメラニンの存在部を選択した。メラニン存在部の総面積を求めることで、画像中のメラニン量を算出した。同様にImageJを用いて画像中の細胞数を算出した。これらの結果から、細胞あたりのメラニン量を求めた。
精製水を添加した場合の細胞あたりのメラニン量を100とし、モダマ葉抽出物、比較対象の植物抽出物を添加時のメラニン量を以下の表に示す。100×(サンプルのメラニン量/細胞数)/(精製水のメラニン量/細胞数)の式から細胞あたりのメラニン量を求めた。
[試験2]DPPH試験
〔DPPH溶液の調製〕
DPPH溶液は、以下に示す各成分を、(A):(B):(C)=1:4:3容量の割合で混合し調製した。
(A)ES(2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸)5.52gを水100mLに溶かし、1N-NaOHでPH6.1に調製した。
(B)DPPH(1,1-ジフェニルー2-ピクリルヒドラジル)15.7mgをエタノール100mlに溶解した。
(C)精製水
〔Trolox溶液の調製〕
Trolox25mgをDMSO(ジメチルスルホキシド)10mlに溶解し、10mM溶液を作成した。
〔DPPH試験〕
測定は12.5倍希釈した試料10μLを96well plateの1well中に加え、次いでDPPH溶液190μlを迅速に加え混合した。30分後、各wellの吸光度を540nmで測定した。試験溶液のTrolox当量は、0.156mM、0.313mM、0.625mM、1.25mM、2.5mM、5.0mMのTrolox溶液10μlをとり、DPPH溶液190μlを加え混合し、30分後の540nmの吸光度を測定し、Trolox濃度と540nmの吸光度値の検量線を作成した。試験溶液の540nmの吸光度値から、検量線によりTrolox当量を算出した。標準物質として使用するTroloxは、トコフェロールと類似した構造を有する物質である。Troloxを1とした場合、α-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは、それぞれ0.50、0.74、1.36を示すといわれているので、Trolox当量が0.5以上であれば、十分な抗酸化効果であると言える。
Figure 0007122169000001
Figure 0007122169000002
表1に示すようにモダマ葉抽出物では細胞あたりのメラニン量が63.1%と、精製水に比べて精製水と約37%減少しており、細胞内におけるメラニン分解が顕著に促進されることが確認された。一方、シソ葉抽出物には高い抗酸化作用やメラニン生成抑制効果が良く知られているが、メラニン分解促進効果は認められなかった。そのため、抗酸化作用およびメラニン生成抑制効果はメラニン分解促進効果と連動しないものであると考えられた。

本発明のモダマ葉抽出物は、表皮細胞における細胞内メラニン分解を促進する効果を有しており、紫外線、加齢に起因する色素沈着を迅速に改善することが期待できる。

Claims (3)

  1. モダマ葉抽出物を有効成分として含有するメラニン分解促進剤。
  2. モダマ葉抽出物を有効成分として含有するメラニン分解促進美白化粧料。
  3. 表皮細胞内に存在するメラニンの分解を促進する美容方法であって、モダマ葉抽出物を含有する組成物を皮膚に塗布する美容方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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BAURIN N. et al.,Journal of Ethnopharmacology,2002年,vol.82,pp.155-158

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