JP7118326B2 - Ofdm変調装置、ofdm復調装置、ofdm通信システム、及びofdm通信方法 - Google Patents

Ofdm変調装置、ofdm復調装置、ofdm通信システム、及びofdm通信方法 Download PDF

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Description

本開示は、OFDM変調装置及びOFDM復調装置に関する。
特許文献1には、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)(直交周波数分割多重)の変復調方式を採用した送信機及び複数の受信機が記載されている。当該送信機は、受信機毎にサブキャリアを割り当てて、複数のサブキャリアを同時に送信することにより、複数の受信機に対する各情報を同時に送信する。
特開2016-184814号公報
特許文献1に記載の技術では、例えば、送信機が、複数の受信機のうちの何れか1つの受信機に対してのみ小容量の制御信号を送信する場合であっても、当該受信機に割り当てたサブキャリア以外の未使用のサブキャリアも同時に送信する必要があるという問題がある。つまり、送信器が受信機に送信する信号の通信用途が変更した場合でも、サブキャリアの数を変更できないという問題がある。
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、通信用途が変更した場合に、サブキャリアの数を変更することができる技術を提供することを目的とする。
本開示に係るOFDM変調装置は、通信フレームの通信用途を指定する通信用途指定部と、通信用途指定部が指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、通信フレームのヘッダを生成するヘッダ生成部と、通信フレームのペイロードを生成するペイロード生成部と、ヘッダ生成部が生成したヘッダ、及びペイロード生成部が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、通信用途指定部が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する逆高速フーリエ変換部と、を備え、前記通信用途指定部が指定する通信用途は、制御用途、又は情報用途であり、前記通信用途指定部が指定した通信用途が制御用途である場合に前記逆高速フーリエ変換部が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、前記通信用途指定部が指定した通信用途が情報用途である場合に前記逆高速フーリエ変換部が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
本開示によれば、通信用途が変更した場合に、サブキャリアの数を変更することができる。
実施の形態1に係るOFDM通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るOFDM変調装置の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るOFDM変調装置が実施の形態1に係るOFDM復調装置に送信する時間領域の通信フレームの具体例を示す図である。 実施の形態1に係るOFDM変調装置の逆高速フーリエ変換部の詳細な構成を示す図である。 実施の形態1に係るOFDM復調装置の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るOFDM変調装置によるOFDM変調方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るOFDM復調装置によるOFDM復調方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るOFDM通信システム100によるOFDM通信方法の具体例を説明するための図である。 図9Aは、実施の形態1に係るOFDM変調装置の通信フレーム生成部及び逆高速フーリエ変換部の各機能を実現するハードウェア構成、又は実施の形態1に係るOFDM復調装置のシンボル同期部及び高速フーリエ変換部の各機能を示すブロック図である。図9Bは、実施の形態1に係るOFDM変調装置の通信フレーム生成部及び逆高速フーリエ変換部の各機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成、又は実施の形態1に係るOFDM復調装置のシンボル同期部及び高速フーリエ変換部の各機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示をより詳細に説明するため、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るOFDM通信システム100の構成を示すブロック図である。図1が示すように、OFDM通信システム100は、OFDM変調装置1、OFDM復調装置2及びケーブル3を含む。なお、OFDM通信システム100は、OFDM復調装置2以外にも、OFDM復調装置2の構成と同様の構成を有する少なくとも1つ以上のOFDM復調装置をさらに含む。また、OFDM変調装置1は、ケーブル3を介して、OFDM復調装置2と、それ以外の少なくとも1つ以上のOFDM復調装置と接続されている。
図2は、実施の形態1に係るOFDM変調装置1の詳細な構成を示すブロック図である。図1又は図2が示すように、OFDM変調装置1は、通信フレーム生成部10、逆高速フーリエ変換部11、DA変換器12、及び増幅素子13を備えている。なお、詳細については後述するが、図1が示すように、OFDM復調装置2は、増幅素子20、AD変換器21、シンボル同期部22、及び高速フーリエ変換部23を備えている。シンボル同期部22は、通信用途判定部24を備えている。
通信フレーム生成部10は、OFDM変調装置1がOFDM復調装置2に送信する通信フレームを生成する。
より詳細には、通信フレーム生成部10は、通信用途指定部14、ヘッダ生成部15、及びペイロード生成部16を備えている。
通信用途指定部14は、通信フレームの通信用途を指定する。通信用途指定部14は、指定した通信用途を示す情報をヘッダ生成部15及び逆高速フーリエ変換部11にそれぞれ出力する。通信用途指定部14が指定する通信用途の例として、制御用途、又は情報用途等が挙げられる。ここにおける制御用途は、例えば、単一の装置(1つの制御対象)を制御する制御用途、又は複数の装置(複数の制御対象)をそれぞれ制御する制御用途等である。なお、実施の形態1では、「制御用途」は、単一の装置を制御する制御用途を意味するものとする。つまり、実施の形態1では、制御用途の通信フレームは、OFDM復調装置2を備えている装置(図示せず)を制御するための制御信号である。また、実施の形態1では、情報用途の通信フレームは、制御信号よりも情報量が多いデータである。当該データの例として、画像データ、又は音声データ等が挙げられる。
ヘッダ生成部15は、通信フレームのヘッダを生成する。ヘッダ生成部15は、ヘッダを生成する際に、当該ヘッダに、通信用途指定部14が指定した通信用途を示す通信用途指定情報を格納する。ヘッダ生成部15は、通信用途指定情報が格納されたヘッダを逆高速フーリエ変換部11に出力する。
ペイロード生成部16は、通信フレームのペイロードを生成する。ペイロード生成部16は、生成したペイロードを逆高速フーリエ変換部11に出力する。
逆高速フーリエ変換部11は、ヘッダ生成部15が生成したヘッダ、及びペイロード生成部16が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、通信用途指定部14が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する。なお、その際、逆高速フーリエ変換部11は、周波数領域のデータに対してシンボル毎に逆高速フーリエ変換を実行する。また、ここにおけるサイズは、逆高速フーリエ変換の入力ビット数(標本点数)を意味するものとする。逆高速フーリエ変換部11は、生成した時間領域の通信フレームをDA変換器12に出力する。
逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズに関して、例えば、通信用途指定部14が指定した通信用途が制御用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、通信用途指定部14が指定した通信用途が情報用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。別の例では、例えば、通信用途指定部14が指定した通信用途が単一の装置を制御する制御用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、通信用途指定部14が指定した通信用途が複数の装置をそれぞれ制御する制御用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
DA変換器12は、逆高速フーリエ変換部11が生成した時間領域の通信フレームをデジタルデータからアナログデータに変換する。DA変換器12は、アナログデータに変換した時間領域の通信フレームを増幅素子13に出力する。
増幅素子13は、DA変換器12がアナログデータに変換した時間領域の通信フレームを増幅する。増幅素子13は、増幅した時間領域の通信フレーム30をOFDM復調装置2に出力する。
図3は、OFDM変調装置1がOFDM復調装置2に送信する時間領域の通信フレーム30の具体例を示す図である。図3において縦軸は振幅を示し、横軸は時間を示す。図3が示すように、当該具体例では、通信フレーム30は、複数のシンボルから構成され、ヘッダ生成部15が生成したヘッダであるヘッダシンボル31、及びペイロード生成部16が生成したペイロードである複数のペイロードシンボル32から構成されている。なお、図3におけるShort Symbol(ショートシンボル)及びLong Symbol(ロングシンボル)という記載については後述する。
当該具体例では、ヘッダ生成部15が生成したヘッダシンボル31には、OFDM復調装置2がシンボル同期を行うためのプリアンブル311、転送先アドレス又は転送元アドレス等が格納されるアドレスビット領域312、及び、その他、通信制御に不可欠な情報が格納されている。また、ヘッダシンボル31には、上述の通信用途指定情報を格納するための通信用途ビット領域313が予め定められている。ヘッダシンボル31の通信用途ビット領域313に格納された通信用途指定情報は、例えば、通信フレーム30の通信用途が制御用途であるのか、又は情報用途であるのかを示す。また、ペイロードシンボル32には、OFDM変調装置1とOFDM復調装置2との間で実際に伝送される通信データが格納される。例えば、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合、当該通信データは、制御信号である。例えば、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合、当該通信データは、制御信号より情報量が多い画像データ等である。
以下で、実施の形態1に係るOFDM変調装置1の逆高速フーリエ変換部11の詳細な構成について説明する。図4は、OFDM変調装置1の逆高速フーリエ変換部11の詳細な構成を示す図である。
図2又は図4が示すように、逆高速フーリエ変換部11は、セレクタ40、複数の階層41、及びデータ出力部42を備えている。複数の階層41は、それぞれ、少なくとも1つ以上のデータ入力部43、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部44から構成されている。より具体的には、例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の階層は、1つのデータ入力部43及び当該データ入力部43からデータを取得する1つのバタフライ演算部44を備えている。また、複数の階層41のうちの最上層の次の階層(図4における上から2段目の階層)は、2つのデータ入力部43と、当該2つのデータ入力部43のうちの一方からデータを取得するバタフライ演算部44と、当該2つのデータ入力部43のうちの他方からデータを取得するバタフライ演算部44とを備えている。なお、本明細書において、「最上層」は、図4において最も上に示された階層を意味するものとする。
セレクタ40は、通信用途指定部14が指定した通信用途に基づいて、複数の階層41の各データ入力部43のうちから、周波数領域のデータを出力する出力先のデータ入力部43を選択する。なお、当該周波数領域のデータは、ヘッダ生成部15が生成したヘッダ、及びペイロード生成部16が生成したペイロードを含む周波数領域のデータである。セレクタ40は、選択したデータ入力部43に周波数領域のデータを出力する。
複数の階層41は、バタフライ演算を階層毎に実行することにより逆高速フーリエ変換を実行する。
より詳細には、複数の階層41の各データ入力部43は、セレクタ40から周波数領域のデータを取得した場合、周波数領域のデータを、複数の階層41のうちの同じ階層のバタフライ演算部44に出力する。より具体的には、例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の階層のデータ入力部43は、セレクタ40から周波数領域のデータを取得した場合、周波数領域のデータを、当該最上層の階層のバタフライ演算部44に出力する。
複数の階層41の各データ入力部43は、複数の階層41のうちの前の階層のバタフライ演算部44からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層41のうちの同じ階層のバタフライ演算部44に出力する。なお、本明細書において、「前の階層」は、対象とする階層よりも前に処理を行う階層を意味するものとする。より具体的には、例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のデータ入力部43は、複数の階層41のうちの最上層の階層のバタフライ演算部44からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部44に出力する。なお、本明細書において、「次の階層」は、対象とする階層の次に処理を行う階層を意味するものとする。
複数の階層41の各バタフライ演算部44は、属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなる。換言すれば、複数の階層41の各バタフライ演算部44は、属する階層が後の階層であればあるほどサイズが小さいバタフライ演算を実行する。なお、本明細書において、「後の階層」は、対象とする階層よりも後に処理を行う階層を意味するものとする。また、ここにおけるサイズは、バタフライ演算の入力ビット数を意味する。例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の階層のバタフライ演算部44は、入力ビット数が16のバタフライ演算を実行する。一方、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部44は、入力ビット数が8のバタフライ演算を実行する。このように、図4の例では、バタフライ演算部44は、属する階層の段数が1段進む毎に、実行するバタフライ演算のサイズが半減する構成となっている。これを利用すると、セレクタ40が上述のように出力先のデータ入力部43を選択することにより結果として複数の階層41のうちから出力先の階層を選択することによって、逆高速フーリエ変換部11の構成を変えることなく、周波数領域のデータに対して実行する逆高速フーリエ変換のサイズを変更することができる。
より詳細には、複数の階層41の各バタフライ演算部44は、複数の階層41のうちの同じ階層のデータ入力部43から周波数領域のデータを取得した場合、当該周波数領域のデータに対してバタフライ演算を実行する。なお、ここにおける周波数領域のデータは、データ入力部43がセレクタ40から取得した周波数領域のデータである。複数の階層41の各バタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータを複数の階層41のうちの次の階層のデータ入力部43に出力する(なお、最下層のバタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータをデータ出力部42に出力する)。例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の階層のバタフライ演算部44は、当該最上層の階層のデータ入力部43から周波数領域のデータを取得した場合、当該周波数領域のデータに対してバタフライ演算を実行する。当該最上層の階層のバタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータを、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のデータ入力部43に出力する。
複数の階層41の各バタフライ演算部44は、複数の階層41のうちの同じ階層のデータ入力部43からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。複数の階層41の各バタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータを複数の階層41のうちの次の階層のデータ入力部43に出力する(なお、最下層のバタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータをデータ出力部42に出力する)。例えば、図4の例では、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部44は、当該次の階層のデータ入力部43からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。なお、当該バタフライ演算後のデータは、複数の階層41のうちの最上層のバタフライ演算部44がバタフライ演算を行ったデータである。当該次の階層のバタフライ演算部44は、バタフライ演算を実行したデータを、複数の階層41のうちの最上層の次の次の階層(上から3段目の階層)のデータ入力部43に出力する。
セレクタ40による通信フレームの通信用途に基づいたデータ入力部43の選択に関して、例えば、通信用途指定部14が指定する通信用途が制御用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層は、通信用途指定部14が指定する通信用途が情報用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層よりも後の階層である。換言すれば、通信用途指定部14が指定する通信用途が制御用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層は、通信用途指定部14が指定する通信用途が情報用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層よりも後に処理を行う階層である。つまり、通信用途指定部14が指定する通信用途が制御用途である場合にセレクタ40が選択する出力先のデータ入力部43が属する階層と同じ階層に属するバタフライ演算部44が実行するバタフライ演算のサイズは、通信用途指定部14が指定する通信用途が情報用途である場合にセレクタ40が選択する出力先のデータ入力部43が属する階層と同じ階層に属するバタフライ演算部44が実行するバタフライ演算のサイズよりも小さい。例えば、図4の例では、通信用途指定部14が指定する通信用途が制御用途である場合、セレクタ40は、複数の階層41のうちの最上層の次の階層のデータ入力部43を選択し(図4のInput B)、通信用途指定部14が指定する通信用途が情報用途である場合、セレクタ40は、複数の階層41のうちの最上層の階層のデータ入力部43を選択する(図4のInput A)。当該最上層の次の階層のバタフライ演算部44が実行するバタフライ演算の入力ビット数は、8であり、当該最上層の階層のバタフライ演算部44が実行するバタフライ演算の入力ビット数である16よりも小さい。
別の例では、例えば、通信用途指定部14が指定する通信用途が単一の装置を制御する制御用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層は、通信用途指定部14が指定する通信用途が複数の装置をそれぞれ制御する制御用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層よりも後の階層である。
データ出力部42は、複数の階層41のうちの最下層の階層のバタフライ演算部44からバタフライ演算後のデータを取得し、時間領域の通信フレームとしてDA変換器12に出力する。
以下で、実施の形態1に係るOFDM復調装置2の詳細な構成について説明する。図5は、実施の形態1に係るOFDM復調装置2の詳細な構成を示すブロック図である。図1又は図5が示すように、OFDM復調装置2は、増幅素子20、AD変換器21、シンボル同期部22、及び高速フーリエ変換部23を備えている。
増幅素子20は、OFDM変調装置1が出力した時間領域の通信フレームを増幅する。増幅素子20は、増幅した時間領域の通信フレームをAD変換器21に出力する。
AD変換器21は、増幅素子20が増幅した時間領域の通信フレームをアナログデータからデジタルデータに変換する。AD変換器21は、デジタルデータに変換した時間領域の通信フレームをシンボル同期部22に出力する。
シンボル同期部22は、AD変換器21が出力した時間領域の通信フレームに対してシンボル同期を行う。より具体的には、例えば、時間領域の通信フレームが、図3が示す通信フレーム30である例では、シンボル同期部22は、通信フレーム30のヘッダシンボル31に格納されたプリアンブル311に基づいて通信フレーム30の受信タイミングを決定する。
また、シンボル同期部22は、通信用途判定部24を備えている。通信用途判定部24は、時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する。通信用途判定部24は、判定結果を高速フーリエ変換部23に出力する。より詳細には、実施の形態1では、通信用途判定部24は、AD変換器21が出力した時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する。より具体的には、例えば、時間領域の通信フレームが、図3が示す通信フレーム30である例では、通信用途判定部24は、通信フレーム30のヘッダシンボル31の通信用途ビット領域313に格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレーム30の通信用途を判定する。
例えば、通信用途指定情報が通信フレームの用途が制御用途であることを示している場合、通信用途判定部24は、通信フレームの通信用途が制御用途であると判定する。例えば、通信用途指定情報が通信フレームの用途が情報用途であることを示している場合、通信用途判定部24は、通信フレームの通信用途が情報用途であると判定する。
高速フーリエ変換部23は、時間領域の通信フレームに対して、通信用途判定部24が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する。より詳細には、実施の形態1では、高速フーリエ変換部23は、シンボル同期部22がシンボル同期を行った時間領域の通信フレームに対して、通信用途判定部24が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する。なお、ここにおけるサイズは、高速フーリエ変換の入力ビット数(標本点数)を意味する。
高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズに関して、例えば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズは、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
別の例では、例えば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が単一の装置を制御する制御用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズは、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が複数の装置をそれぞれ制御する制御用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
以下で、実施の形態1に係るOFDM復調装置2の高速フーリエ変換部23の詳細な構成について説明する。なお、OFDM復調装置2の高速フーリエ変換部23の構成は、図4が示すOFDM変調装置1の逆高速フーリエ変換部11の構成と同様であるため、図4を用いて説明したOFDM変調装置1の逆高速フーリエ変換部11の構成は、OFDM復調装置2の高速フーリエ変換部23の構成に対しても同様に適用し得る。
図5が示すように、高速フーリエ変換部23は、セレクタ50、複数の階層51、及びデータ出力部52を備えている。複数の階層51は、それぞれが、少なくとも1つ以上のデータ入力部53、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部54から構成されている。より具体的には、例えば、複数の階層51のうちの最上層の階層は、1つのデータ入力部53、及び当該データ入力部53からデータを取得する1つのバタフライ演算部54を備えている。また、複数の階層51のうちの最上層の次の階層は、2つのデータ入力部53と、当該2つのデータ入力部53のうちの一方からデータを取得するバタフライ演算部54と、当該2つのデータ入力部53のうちの他方からデータを取得するバタフライ演算部54とを備えている。
セレクタ50は、通信用途判定部24が判定した通信用途に基づいて、複数の階層51の各データ入力部53のうちから、時間領域の通信フレームを出力する出力先のデータ入力部53を選択する。なお、当該時間領域のデータは、シンボル同期部22がシンボル同期を行った時間領域の通信フレームである。セレクタ50は、選択したデータ入力部53に時間領域の通信フレームを出力する。
複数の階層51は、バタフライ演算を階層毎に実行することにより高速フーリエ変換を実行する。
より詳細には、複数の階層51のデータ入力部53は、セレクタ50から時間領域の通信フレームを取得した場合、時間領域の通信フレームを、複数の階層51のうちの同じ階層のバタフライ演算部54に出力する。より具体的には、例えば、複数の階層51のうちの最上層の階層のデータ入力部53は、セレクタ50から時間領域の通信フレームを取得した場合、当該時間領域の通信フレームを、当該最上層の階層のバタフライ演算部54に出力する。
複数の階層51のデータ入力部53は、複数の階層51のうちの前の階層のバタフライ演算部54からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層51のうちの同じ階層のバタフライ演算部54に出力する。より具体的には、例えば、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のデータ入力部53は、複数の階層51のうちの最上層の階層のバタフライ演算部54からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部54に出力する。
複数の階層51の各バタフライ演算部54は、属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなる。換言すれば、複数の階層51の各バタフライ演算部54は、属する階層が後の階層であればあるほどサイズが小さいバタフライ演算を実行する。なお、ここにおけるサイズは、バタフライ演算の入力ビット数を意味する。例えば、複数の階層51のうちの最上層の階層のバタフライ演算部54は、入力ビット数が16のバタフライ演算を実行する。一方、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部54は、入力ビット数が8のバタフライ演算を実行する。
複数の階層51の各バタフライ演算部54は、複数の階層51のうちの同じ階層のデータ入力部53から時間領域の通信フレームを取得した場合、時間領域の通信フレームに対してバタフライ演算を実行する。なお、ここにおける時間領域の通信フレームは、データ入力部53がセレクタ50から取得した時間領域の通信フレームである。複数の階層51の各バタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータを複数の階層51のうちの次の階層のデータ入力部53に出力する(なお、最下層のバタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータをデータ出力部52に出力する)。例えば、複数の階層51のうちの最上層の階層のバタフライ演算部54は、当該最上層の階層のデータ入力部53から時間領域の通信フレームを取得した場合、当該時間領域の通信フレームに対してバタフライ演算を実行する。当該最上層の階層のバタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータを、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のデータ入力部53に出力する。
複数の階層51の各バタフライ演算部54は、複数の階層51のうちの同じ階層のデータ入力部53からバタフライ演算後のデータを取得した場合、バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。複数の階層51の各バタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータを複数の階層51のうちの次の階層のデータ入力部53に出力する(なお、最下層のバタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータをデータ出力部52に出力する)。例えば、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のバタフライ演算部54は、当該次の階層のデータ入力部53からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。なお、当該バタフライ演算後のデータは、複数の階層51のうちの最上層のバタフライ演算部54がバタフライ演算を行ったデータである。当該次の階層のバタフライ演算部54は、バタフライ演算を実行したデータを、複数の階層51のうちの最上層の次の次の階層のデータ入力部53に出力する。
セレクタ50による通信フレームの通信用途に基づいたデータ入力部53の選択に関して、例えば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層は、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層よりも後の階層である。換言すれば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層は、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層よりも後に処理を行う階層である。つまり、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択する出力先のデータ入力部53が属する階層と同じ階層に属するバタフライ演算部54が実行するバタフライ演算のサイズは、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合にセレクタ50が選択する出力先のデータ入力部53が属する階層と同じ階層に属するバタフライ演算部54が実行するバタフライ演算のサイズよりも小さい。例えば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合、セレクタ50は、複数の階層51のうちの最上層の次の階層のデータ入力部53を選択し(図4のInput Bに相当)、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合、セレクタ50は、複数の階層51のうちの最上層の階層のデータ入力部53を選択する(図4のInput Aに相当)。当該最上層の次の階層のバタフライ演算部54が実行するバタフライ演算の入力ビット数は、8であり、当該最上層の階層のバタフライ演算部54が実行するバタフライ演算の入力ビット数である16より小さい。
別の例では、例えば、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が単一の装置を制御する制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層は、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が複数の装置をそれぞれ制御する制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層よりも後の階層である。
データ出力部52は、複数の階層51のうちの最下層の階層のバタフライ演算部54からバタフライ演算後のデータを取得し、周波数領域のデータとして出力する。当該周波数領域のデータは、例えば、装置の制御、画像の表示、又は音声出力等に用いられる。
以下で、実施の形態1に係るOFDM変調装置1の動作について図面を参照して説明する。図6は、実施の形態1に係るOFDM変調装置1によるOFDM変調方法を示すフローチャートである。なお、当該OFDM変調方法と後述するOFDM復調方法とを組み合わせた方法は、実施の形態1に係るOFDM通信システム100によるOFDM通信方法を構成する。
図6が示すように、通信用途指定部14は、通信フレームの通信用途を指定する(ステップST1)。通信用途指定部14は、指定した通信用途を示す情報をヘッダ生成部15及び逆高速フーリエ変換部11にそれぞれ出力する。
次に、ヘッダ生成部15は、通信用途指定部14が指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、通信フレームのヘッダを生成する(ステップST2)。ヘッダ生成部15は、生成したヘッダを逆高速フーリエ変換部11に出力する。
次に、ペイロード生成部16は、通信フレームのペイロードを生成する(ステップST3)。ペイロード生成部16は、生成したペイロードを逆高速フーリエ変換部11に出力する。
次に、逆高速フーリエ変換部11は、ヘッダ生成部15が生成したヘッダ、及びペイロード生成部16が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、通信用途指定部14が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する(ステップST4)。逆高速フーリエ変換部11が生成した時間領域の通信フレームは、上述のDA変換器12及び増幅素子13の各処理を経て、OFDM復調装置2に送信される。
以下で、実施の形態1に係るOFDM復調装置2の動作について図面を参照して説明する。図7は、実施の形態1に係るOFDM復調装置2によるOFDM復調方法を示すフローチャートである。なお、以下で説明する各ステップが実行される前に、OFDM変調装置1から送信された時間領域の通信フレームは、上述の増幅素子20及びAD変換器21の各処理を経たものとする。
図7が示すように、シンボル同期部22は、AD変換器21が出力した時間領域の通信フレームに対してシンボル同期を行う(ステップST10)。シンボル同期部22は、シンボル同期を行った時間領域の通信フレームを高速フーリエ変換部23に出力する。
より具体的には、ステップST10において、シンボル同期部22は、後のステップにおいて逆高速フーリエ変換部11によって実行される高速フーリエ変換を開始するタイミングを決定する。また、シンボル同期部22は、その際に、時間領域の通信フレームにおけるヘッダの部位を検知する。
次に、通信用途判定部24は、時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する(ステップST11)。通信用途判定部24は、判定結果を高速フーリエ変換部23に出力する。
次に、高速フーリエ変換部23は、シンボル同期部22がシンボル同期を行った時間領域の通信フレームに対して、通信用途判定部24が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する(ステップST12)。
以下で、実施の形態1に係るOFDM通信システム100によるOFDM通信方法の具体例について図面を参照して説明する。図8は、実施の形態1に係るOFDM通信システム100によるOFDM通信方法の具体例を説明するための図である。図8の左上のグラフは、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合にOFDM変調装置1がOFDM復調装置2に送信する時間領域の通信フレーム30の波形を示す。図8の左上のグラフにおいて縦軸は振幅を示し、横軸は時間を示す。図8の左上のグラフが示すように、通信フレーム30は、ヘッダシンボル31及び複数のペイロードシンボル32から構成されている。また、図8の左下のグラフは、図8の左上のグラフが示す各ペイロードシンボル32に対応するサブキャリアの構成を示すグラフである。図8の左下のグラフにおいて、縦軸は周波数を示す。図8の右上のグラフは、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合にOFDM変調装置1がOFDM復調装置2に送信する時間領域の通信フレーム30の波形を示す。図8の右上のグラフにおいて縦軸は振幅を示し、横軸は時間を示す。図8の右上のグラフが示すように、通信フレーム30は、ヘッダシンボル31及び複数のペイロードシンボル32から構成されている。また、図8の右下のグラフは、図8の右上のグラフが示す各ペイロードシンボル32に対応するサブキャリアの構成を示すグラフである。図8の右下のグラフにおいて、縦軸は周波数を示す。なお、実際は、情報用途の通信フレーム30の情報量は、制御用途の通信フレーム30の情報量よりも大きいが、図8においては、比較のために、制御用途の通信フレーム30の情報量と、情報用途の通信フレーム30の情報量とが同じものとする。つまり、図8の左下のグラフにおける1シンボル当たりに使用されているサブキャリア数と、図8の右下のグラフにおける1シンボル当たりに使用されているサブキャリア数とは、同じものとする。
まず、通信フレーム30の通信用途が制御用途である例(図8の左側の図)について説明する。上述のステップST1において、通信用途指定部14は、通信フレーム30の通信用途として制御用途を指定する。次に、上述のステップST2において、ヘッダ生成部15は、通信フレーム30の通信用途が制御用途であることを示す通信用途指定情報が格納された、通信フレーム30のヘッダシンボル31を生成する。次に、上述のステップST3において、ペイロード生成部16は、通信フレーム30の複数のペイロードシンボル32を生成する。なお、当該複数のペイロードシンボル32は、制御信号である。
次に、上述のステップST4において、逆高速フーリエ変換部11は、ヘッダ生成部15が生成したヘッダシンボル31、及びペイロード生成部16が生成した複数のペイロードシンボル32を含む周波数領域のデータに対して、制御用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換をシンボル毎に実行することにより、時間領域の通信フレーム30を生成する。当該時間領域の通信フレーム30は、上述のDA変換器12及び増幅素子13の各処理を経て、OFDM復調装置2に送信される。図8の左側の図が示すように、当該時間領域の通信フレーム30は、上述のステップST4における制御用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換により、シンボル毎に64本のサブキャリアを有するものとする。
次に、上述のステップST10において、シンボル同期部22は、当該時間領域の通信フレーム30に対してシンボル同期を行う。次に、上述のステップST11において、通信用途判定部24は、時間領域の通信フレーム30のヘッダシンボル31に格納された通信用途指定情報に基づいて、通信フレーム30の通信用途が制御用途であると判定する。次に、上述のステップST12において、高速フーリエ変換部23は、シンボル同期部22がシンボル同期を行った時間領域の通信フレーム30に対して、制御用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する。
以下で、通信フレーム30の通信用途が情報用途である例(図8の右側の図)について説明する。上述のステップST1において、通信用途指定部14は、通信フレーム30の通信用途として情報用途を指定する。次に、上述のステップST2において、ヘッダ生成部15は、通信フレーム30の通信用途が情報用途であることを示す通信用途指定情報が格納された、通信フレーム30のヘッダシンボル31を生成する。次に、上述のステップST3において、ペイロード生成部16は、通信フレーム30の複数のペイロードシンボル32を生成する。なお、当該複数のペイロードシンボル32は、制御信号よりも情報量が多いデータである。
次に、上述のステップST4において、逆高速フーリエ変換部11は、ヘッダ生成部15が生成したヘッダシンボル31、及びペイロード生成部16が生成した複数のペイロードシンボル32を含む周波数領域のデータに対して、情報用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換をシンボル毎に実行することにより、時間領域の通信フレーム30を生成する。当該時間領域の通信フレーム30は、上述のDA変換器12及び増幅素子13の各処理を経て、OFDM復調装置2に送信される。図8の右側の図が示すように、当該時間領域の通信フレーム30は、上述のステップST4における情報用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換により、シンボル毎に128本のサブキャリアを有するものとする。つまり、当該具体例では、通信用途指定部14が指定した通信用途が制御用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、通信用途指定部14が指定した通信用途が情報用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。そのため、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合における通信フレーム30のシンボル毎のサブキャリア数(64本)は、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合における通信フレーム30のシンボル毎のサブキャリア数(128本)よりも少なくなる。
次に、上述のステップST10において、シンボル同期部22は、当該時間領域の通信フレーム30に対してシンボル同期を行う。次に、上述のステップST11において、通信用途判定部24は、時間領域の通信フレーム30のヘッダシンボル31に格納された通信用途指定情報に基づいて、通信フレーム30の通信用途が情報用途であると判定する。次に、上述のステップST12において、高速フーリエ変換部23は、シンボル同期部22がシンボル同期を行った時間領域の通信フレーム30に対して、情報用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する。
以上のように、当該具体例に係るOFDM通信方法により、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合、通信フレーム30のサブキャリア数は、64本となり、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合、通信フレーム30のサブキャリア数は、128本となる。また、図8の左上のグラフが示すように、制御用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換により、通信フレーム30における時間波形としてのペイロードシンボル32は、Short Symbol(ショートシンボル)となる。また、図8の右上のグラフが示すように、情報用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換により、通信フレーム30における時間波形としてのペイロードシンボル32は、Long Symbol(ロングシンボル)となる。
図8が示すように、通信フレーム30の周波数帯域FBWを0~10MHzと仮定した場合、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合の通信フレーム30のシンボル時間(シンボル長)は、(N/2)/FBWにより算出され(Nは、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合の入力ビット数であり、128とする)、6.4μsとなり、通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合の通信フレーム30のシンボルタイムは、N/FBWにより算出され、12.8μsとなる。また、通信フレーム30の各サブキャリアにQPSK(2ビット)の多値化を施すものとさらに仮定した場合、通信フレーム30の通信用途が制御用途又は情報用途の何れの場合であっても、物理層の最大速度(理論値)は、20Mbpsと見積もられる。
つまり、制御用途の小容量のデータ伝送のためにサブキャリア数を64本に半減(すなわち逆高速フーリエ変換のサイズ及び高速フーリエ変換のサイズをそれぞれ半減)しても、物理層の最大速度(理論値)は20Mbpsのままである。より詳細には、当該具体例では、1シンボル当たりに乗せられるビット数は半減しているが、1シンボル当たりに要する時間(シンボル時間)も12.8μsから6.4μsに半減しているため、実効的な物理速度は20Mbpsのままである。換言すると、物理速度は、通信フレーム30の周波数帯域(10MHz)とデジタル変調方式の多値度(QPSK(2ビット)の多値度)とに依存する。
以上のような図8が示す通信フレーム30の構成において、制御用途の通信の一例として、OFDM変調装置1が、12バイト(96ビット)の小容量データをOFDM復調装置2に伝送することを想定する。その場合、12バイトのデータのために48本のサブキャリアが使用されることになる。通信フレーム30の通信用途が情報用途である場合における通信フレーム30のサブキャリア数のように、通信フレーム30における1シンボルあたりのサブキャリア数が128本の構成では、残りの80本のサブキャリアは、未使用の状態となり無駄となってしまう。これに対して、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合における通信フレーム数のように、通信フレーム30における1シンボル当たりのサブキャリア数が64本の構成では、残りの16本のサブキャリアのみが未使用の状態となる。つまり、通信フレーム30の通信用途に応じて、OFDM変調装置1の逆高速フーリエ変換部11による逆高速フーリエ変換のサイズとOFDM復調装置2の高速フーリエ変換部23による高速フーリエ変換のサイズとをそれぞれ半分に変更し、通信フレーム30のサブキャリア数を64本として通信を行うことにより、未使用のサブキャリアを削減することができる。これにより、制御用途の小容量データ(例えば、10バイト前後)の通信を行う場合であっても伝送効率を劣化させることなく好適な通信を実現できる。また、産業機器における制御用途の通信は、リアルタイム性又は低遅延の性能が求められる場合が多く、当該具体例のような、通信フレーム30の通信用途が制御用途である場合にシンボル時間を短くすることができるOFDM通信方法は、こうした産業機器の要求に応える手法であると考えられる。
OFDM変調装置1における、通信フレーム生成部10(通信用途指定部14、ヘッダ生成部15及びペイロード生成部16)、逆高速フーリエ変換部11(セレクタ40、データ入力部43、バタフライ演算部44及びデータ出力部42)の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11は、図6に示した各ステップの処理を実行するための処理回路を備える。この処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
OFDM復調装置2における、シンボル同期部22(通信用途判定部24)、高速フーリエ変換部23(セレクタ50、データ入力部53、バタフライ演算部54及びデータ出力部52)の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23は、図7に示した各ステップの処理を実行するための処理回路を備える。この処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
図9Aは、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能を実現するハードウェア構成、又はOFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能を示すブロック図である。図9Bは、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成、又はOFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。
上記処理回路が図9Aに示す専用のハードウェアの処理回路60である場合、処理回路60は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらを組み合わせたものが該当する。
OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能を別々の処理回路で実現してもよいし、これらの機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能を別々の処理回路で実現してもよいし、これらの機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
上記処理回路が図9Bに示すプロセッサ61である場合、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。
なお、ソフトウェア又はファームウェアは、プログラムとして記述されてメモリ62に記憶される。
プロセッサ61は、メモリ62に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能を実現する。すなわち、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11は、これらの各機能がプロセッサ61によって実行されるときに、図6に示した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを記憶するためのメモリ62を備える。
プロセッサ61は、メモリ62に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能を実現する。すなわち、OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23は、これらの各機能がプロセッサ61によって実行されるときに、図7に示した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを記憶するためのメモリ62を備える。
これらのプログラムは、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各手順又は方法をコンピュータに実行させる。メモリ62は、コンピュータを、OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11として機能させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
これらのプログラムは、OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各手順又は方法をコンピュータに実行させる。メモリ62は、コンピュータを、OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23として機能させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
プロセッサ61には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
メモリ62には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically-EPROM)などの不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
OFDM変調装置1の通信フレーム生成部10及び逆高速フーリエ変換部11の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。OFDM復調装置2のシンボル同期部22及び高速フーリエ変換部23の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。
例えば、通信フレーム生成部10の機能は、専用のハードウェアとしての処理回路で機能を実現する。逆高速フーリエ変換部11については、プロセッサ61がメモリ62に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより機能を実現してもよい。
例えば、シンボル同期部22の機能は、専用のハードウェアとしての処理回路で機能を実現する。高速フーリエ変換部23については、プロセッサ61がメモリ62に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより機能を実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせにより上記機能のそれぞれを実現することができる。
以上のように、実施の形態1に係るOFDM変調装置1は、通信フレームの通信用途を指定する通信用途指定部14と、通信用途指定部14が指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、通信フレームのヘッダを生成するヘッダ生成部15と、通信フレームのペイロードを生成するペイロード生成部16と、ヘッダ生成部15が生成したヘッダ、及びペイロード生成部16が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、通信用途指定部14が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する逆高速フーリエ変換部11と、を備えている。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途に応じて逆高速フーリエ変換のサイズを変更することにより、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を変更することができる。つまり、通信用途が変更した場合にサブキャリアの数を変更することができる。
従来、一般的に、OFDMの変復調方式を採用する通信は、無線通信のみならず、多点接続又は分岐等が存在する有線(メタル線通信)でも多用される。OFDM通信方式では、例えば、適応変調型の通信方式が採用されるため、多点接続に起因して反射が生じる環境下でも、その伝送路特性に応じた変復調条件を自立的に設定するため、良好な通信が可能である。
また、OFDM通信方式は、メガバイト級の大容量なデータ伝送が求められるIoT(情報)用途の通信だけでなく、10バイト前後の小容量且つリアルタイム性(低遅延)が求められる産業機器向けの制御用途の通信にも活用される可能性がある。すなわち、OFDM通信装置には、情報用途又は制御用途などの、異なるシステム要求にも対応できることが期待されている。
従来、OFDM通信装置は、1シンボル(変復調処理の単位)に多数のサブキャリアを配置し、各サブキャリアに対してはBPSK、QPSK又はQAM変調などの多値化を施すことにより、大容量のデータを伝送することができる。例えば、OFDM通信装置は、1シンボルに128本のサブキャリアを配置し、各サブキャリアにQPSK変調を施すと仮定すると、1シンボル当たり最大256ビットの情報を伝送することができる。また、1シンボルに要する時間(すなわち1シンボル長)は、サブキャリア周波数間隔の逆数に相当する。例えば、10MHzの帯域に128本のサブキャリアを配置すると仮定した場合、1シンボル長は、12.8μsとなる。この1シンボル長で、256ビットを伝送できるので、この場合の最大物理速度は、20Mbpsと見積もることができる。
上記のような従来のOFDM通信装置を情報用途に用いる場合は、上記のごとく大容量のデータ通信が可能となる。一方で、例えば、産業機器の制御用途にも、このOFDM通信装置を活用しようとすると、以下のような伝送効率の劣化の問題が発生する。すなわち、産業機器の制御用途では、1回の通信で、例えば12バイト(96ビット)などの小容量のデータ伝送を行う状況が多発する。この場合、1シンボルに256ビット(QPSK変調)の情報を伝送できる方式であると、残りの160ビットは、未使用のサブキャリアの状態で伝送することになり、無駄が生じる。
しかし、実施の形態1に係るOFDM変調装置1の上述の構成によれば、通信フレームの通信用途に応じて逆高速フーリエ変換のサイズを適宜変更することにより、未使用のサブキャリアを削減することができる。これにより、例えば、10バイト程度の小容量の制御用途の通信を行う場合でも、上述の理由により実質的な伝送速度を劣化させることなく、効率的な通信が可能となる。また、例えば、IoT向けの情報用途の大容量通信、又は産業機器向けの制御用途の小容量通信等の異なるシステム要求を両立する通信を実現できる。
実施の形態1に係るOFDM変調装置1における通信用途指定部14が指定する通信用途は、制御用途、又は情報用途であり、通信用途指定部14が指定した通信用途が制御用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、通信用途指定部14が指定した通信用途が情報用途である場合に逆高速フーリエ変換部11が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が情報用途である場合に実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さいサイズの逆高速フーリエ変換を実行する。これにより、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を減らすことができる。よって、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、未使用のサブキャリアを削減することができる。
実施の形態1に係るOFDM変調装置1における逆高速フーリエ変換部11は、セレクタ40と、バタフライ演算を階層毎に実行することにより逆高速フーリエ変換を実行する複数の階層であって、それぞれが、少なくとも1つ以上のデータ入力部43、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部44から構成された複数の階層41と、を備え、セレクタ40は、通信用途指定部14が指定した通信用途に基づいて、複数の階層41の各データ入力部43のうちから、周波数領域のデータを出力する出力先のデータ入力部43を選択し、複数の階層41の各データ入力部43は、セレクタ40から周波数領域のデータを取得した場合、周波数領域のデータを、複数の階層41のうちの同じ階層のバタフライ演算部44に出力し、複数の階層41のうちの前の階層のバタフライ演算部44からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層41のうちの同じ階層のバタフライ演算部44に出力し、複数の階層41の各バタフライ演算部44は、属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなり、複数の階層41のうちの同じ階層のデータ入力部43から周波数領域のデータを取得した場合、周波数領域のデータに対してバタフライ演算を実行し、複数の階層41のうちの同じ階層のデータ入力部43からバタフライ演算後のデータを取得した場合、バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途に応じて、周波数領域のデータを出力する出力先の階層を選択する。つまり、結果として、通信フレームの通信用途に応じて逆高速フーリエ変換のサイズを変更することができる。これにより、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を変更することができる。つまり、通信用途が変更した場合にサブキャリアの数を変更することができる。
実施の形態1に係るOFDM変調装置1における通信用途指定部14が指定する通信用途は、制御用途、又は情報用途であり、通信用途指定部14が指定する通信用途が制御用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層は、通信用途指定部14が指定する通信用途が情報用途である場合にセレクタ40が選択するデータ入力部43が属する階層よりも後の階層である。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が情報用途である場合に選択する階層よりも後の階層を選択する。つまり、結果として、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が情報用途である場合に実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さいサイズの逆高速フーリエ変換を実行することができる。これにより、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を減らすことができる。よって、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、未使用のサブキャリアを削減することができる。
実施の形態1に係るOFDM復調装置2は、時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する通信用途判定部24と、時間領域の通信フレームに対して、通信用途判定部24が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する高速フーリエ変換部23と、を備えている。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途に応じて高速フーリエ変換のサイズを変更することにより、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を変更することができる。つまり、通信用途が変更した場合にサブキャリアの数を変更することができる。
実施の形態1に係るOFDM復調装置2における通信用途判定部24は、通信フレームの通信用途が制御用途であると判定するか、又は通信フレームの通信用途が情報用途であると判定し、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズは、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合に高速フーリエ変換部23が実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さい。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が情報用途である場合に実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さいサイズの高速フーリエ変換を実行する。これにより、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を減らすことができる。よって、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、未使用のサブキャリアを削減することができる。
実施の形態1に係るOFDM復調装置2における高速フーリエ変換部23は、セレクタ50と、バタフライ演算を階層毎に実行することにより高速フーリエ変換を実行する複数の階層であって、それぞれが、少なくとも1つ以上のデータ入力部53、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部54から構成された複数の階層と、を備え、セレクタ50は、通信用途判定部24が判定した通信用途に基づいて、複数の階層51の各データ入力部53のうちから、時間領域の通信フレームを出力する出力先のデータ入力部53を選択し、複数の階層51の各データ入力部53は、セレクタ50から時間領域の通信フレームを取得した場合、時間領域の通信フレームを、複数の階層のうちの同じ階層のバタフライ演算部54に出力し、複数の階層51のうちの前の階層のバタフライ演算部54からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、複数の階層51のうちの同じ階層のバタフライ演算部54に出力し、複数の階層51の各バタフライ演算部54は、属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなり、複数の階層51のうちの同じ階層のデータ入力部53から時間領域の通信フレームを取得した場合、時間領域の通信フレームに対してバタフライ演算を実行し、複数の階層51のうちの同じ階層のデータ入力部53からバタフライ演算後のデータを取得した場合、バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行する。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途に応じて、時間領域の通信フレームを出力する出力先の階層を選択する。つまり、結果として、通信フレームの通信用途に応じて高速フーリエ変換のサイズを変更することができる。これにより、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を変更することができる。つまり、通信用途が変更した場合にサブキャリアの数を変更することができる。
実施の形態1に係るOFDM復調装置2における通信用途判定部24は、通信フレームの通信用途が制御用途であると判定するか、又は通信フレームの通信用途が情報用途であると判定し、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層は、通信用途判定部24が通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合にセレクタ50が選択するデータ入力部53が属する階層よりも後の階層である。
上記の構成によれば、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に選択する階層よりも後の階層を選択する。つまり、結果として、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームの通信用途が情報用途である場合に実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さいサイズの高速フーリエ変換を実行することができる。これにより、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、通信フレームのシンボル毎のサブキャリア数を減らすことができる。よって、通信フレームの通信用途が制御用途である場合に、未使用のサブキャリアを削減することができる。
実施の形態1に係るOFDM通信システム100は、実施の形態1に係るOFDM変調装置1、及び実施の形態1に係るOFDM復調装置2を備えている。
上記の構成によれば、実施の形態1に係るOFDM変調装置1及び実施の形態1に係るOFDM復調装置2が奏する上述の各効果をOFDM通信システム100において実現できる。
実施の形態1に係るOFDM通信方法は、OFDM変調方法及びOFDM復調方法を含むOFDM通信方法であって、OFDM変調方法は、通信フレームの通信用途を指定する通信用途指定ステップと、通信用途指定ステップで指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、通信フレームのヘッダを生成するヘッダ生成ステップと、通信フレームのペイロードを生成するペイロード生成ステップと、ヘッダ生成ステップで生成したヘッダ、及びペイロード生成ステップで生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、通信用途指定ステップで指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する逆高速フーリエ変換ステップと、を含み、OFDM復調方法は、時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する通信用途判定ステップと、時間領域の通信フレームに対して、通信用途判定ステップで判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する高速フーリエ変換ステップと、を含む。
上記の構成によれば、実施の形態1に係るOFDM通信システム100が奏する上述の効果と同様の効果を奏することができる。
なお、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係るOFDM変調装置は、通信用途が変更した場合にサブキャリアの数を変更することができるため、OFDM通信を用いた技術に利用可能である。
1 OFDM変調装置、2 OFDM復調装置、3 ケーブル、10 通信フレーム生成部、11 逆高速フーリエ変換部、12 DA変換器、13 増幅素子、14 通信用途指定部、15 ヘッダ生成部、16 ペイロード生成部、20 増幅素子、21 AD変換器、22 シンボル同期部、23 高速フーリエ変換部、24 通信用途判定部、30 通信フレーム、31 ヘッダシンボル、32 ペイロードシンボル、40 セレクタ、41 階層、42 データ出力部、43 データ入力部、44 バタフライ演算部、50 セレクタ、51 階層、52 データ出力部、53 データ入力部、54 バタフライ演算部、60 処理回路、61 プロセッサ、62 メモリ、100 OFDM通信システム。

Claims (4)

  1. 通信フレームの通信用途を指定する通信用途指定部と、
    前記通信用途指定部が指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、前記通信フレームのヘッダを生成するヘッダ生成部と、
    前記通信フレームのペイロードを生成するペイロード生成部と、
    前記ヘッダ生成部が生成したヘッダ、及び前記ペイロード生成部が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、前記通信用途指定部が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する逆高速フーリエ変換部と、を備え、
    前記通信用途指定部が指定する通信用途は、制御用途、又は情報用途であり、
    前記通信用途指定部が指定した通信用途が制御用途である場合に前記逆高速フーリエ変換部が実行する逆高速フーリエ変換のサイズは、前記通信用途指定部が指定した通信用途が情報用途である場合に前記逆高速フーリエ変換部が実行する逆高速フーリエ変換のサイズよりも小さいことを特徴とするOFDM変調装置。
  2. 通信フレームの通信用途を指定する通信用途指定部と、
    前記通信用途指定部が指定した通信用途を示す通信用途指定情報が格納された、前記通信フレームのヘッダを生成するヘッダ生成部と、
    前記通信フレームのペイロードを生成するペイロード生成部と、
    前記ヘッダ生成部が生成したヘッダ、及び前記ペイロード生成部が生成したペイロードを含む周波数領域のデータに対して、前記通信用途指定部が指定した通信用途に応じたサイズの逆高速フーリエ変換を実行することにより、時間領域の通信フレームを生成する逆高速フーリエ変換部と、を備え、
    前記逆高速フーリエ変換部は、
    セレクタと、
    バタフライ演算を階層毎に実行することにより逆高速フーリエ変換を実行する複数の階層であって、それぞれが、少なくとも1つ以上のデータ入力部、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部から構成された複数の階層と、を備え、
    前記セレクタは、前記通信用途指定部が指定した通信用途に基づいて、前記複数の階層の各データ入力部のうちから、前記周波数領域のデータを出力する出力先のデータ入力部を選択し、
    前記複数の階層の各データ入力部は、
    前記セレクタから前記周波数領域のデータを取得した場合、前記周波数領域のデータを、前記複数の階層のうちの同じ階層のバタフライ演算部に出力し、
    前記複数の階層のうちの前の階層のバタフライ演算部からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、前記複数の階層のうちの同じ階層のバタフライ演算部に出力し、
    前記複数の階層の各バタフライ演算部は、
    属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなり、
    前記複数の階層のうちの同じ階層のデータ入力部から前記周波数領域のデータを取得した場合、前記周波数領域のデータに対してバタフライ演算を実行し、
    前記複数の階層のうちの同じ階層のデータ入力部から前記バタフライ演算後のデータを取得した場合、前記バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行し、
    前記通信用途指定部が指定する通信用途は、制御用途、又は情報用途であり、
    前記通信用途指定部が指定する通信用途が制御用途である場合に前記セレクタが選択するデータ入力部が属する階層は、前記通信用途指定部が指定する通信用途が情報用途である場合に前記セレクタが選択するデータ入力部が属する階層よりも後の階層であることを特徴とするOFDM変調装置。
  3. 時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する通信用途判定部と、
    前記時間領域の通信フレームに対して、前記通信用途判定部が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する高速フーリエ変換部と、を備え、
    前記通信用途判定部は、前記通信フレームの通信用途が制御用途であると判定するか、又は前記通信フレームの通信用途が情報用途であると判定し、
    前記通信用途判定部が前記通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合に前記高速フーリエ変換部が実行する高速フーリエ変換のサイズは、前記通信用途判定部が前記通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合に前記高速フーリエ変換部が実行する高速フーリエ変換のサイズよりも小さいことを特徴とするOFDM復調装置。
  4. 時間領域の通信フレームのヘッダに格納された通信用途指定情報に基づいて、当該通信フレームの通信用途を判定する通信用途判定部と、
    前記時間領域の通信フレームに対して、前記通信用途判定部が判定した通信用途に応じたサイズの高速フーリエ変換を実行することにより、周波数領域のデータを生成する高速フーリエ変換部と、を備え、
    前記高速フーリエ変換部は、
    セレクタと、
    バタフライ演算を階層毎に実行することにより高速フーリエ変換を実行する複数の階層であって、それぞれが、少なくとも1つ以上のデータ入力部、及びバタフライ演算を実行する少なくとも1つ以上のバタフライ演算部から構成された複数の階層と、を備え、
    前記セレクタは、前記通信用途判定部が判定した通信用途に基づいて、前記複数の階層の各データ入力部のうちから、前記時間領域の通信フレームを出力する出力先のデータ入力部を選択し、
    前記複数の階層の各データ入力部は、
    前記セレクタから前記時間領域の通信フレームを取得した場合、前記時間領域の通信フレームを、前記複数の階層のうちの同じ階層のバタフライ演算部に出力し、
    前記複数の階層のうちの前の階層のバタフライ演算部からバタフライ演算後のデータを取得した場合、当該バタフライ演算後のデータを、前記複数の階層のうちの同じ階層のバタフライ演算部に出力し、
    前記複数の階層の各バタフライ演算部は、
    属する階層が後の階層であればあるほど実行するバタフライ演算のサイズが小さくなり、
    前記複数の階層のうちの同じ階層のデータ入力部から前記時間領域の通信フレームを取得した場合、前記時間領域の通信フレームに対してバタフライ演算を実行し、
    前記複数の階層のうちの同じ階層のデータ入力部から前記バタフライ演算後のデータを取得した場合、前記バタフライ演算後のデータに対してバタフライ演算を実行し、
    前記通信用途判定部は、前記通信フレームの通信用途が制御用途であると判定するか、又は前記通信フレームの通信用途が情報用途であると判定し、
    前記通信用途判定部が前記通信フレームの通信用途が制御用途であると判定した場合に前記セレクタが選択するデータ入力部が属する階層は、前記通信用途判定部が前記通信フレームの通信用途が情報用途であると判定した場合に前記セレクタが選択するデータ入力部が属する階層よりも後の階層であることを特徴とするOFDM復調装置。
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