JP7115340B2 - 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法に関する。
近年、自動車向け燃料電池として固体高分子電解質型燃料電池が注目されている。固体高分子電解質型燃料電池は、多数の単セルが積層されたセルスタックを備えている。ここで、単セルは、高分子電解質膜が一対の電極(カソード電極及びアノード電極)により挟持された膜/電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、それを両側から挟み込む一対のセパレータとからなる。カソード電極側のセパレータを介して供給されたエア(空気)と、アノード電極側のセパレータを介して供給された水素ガスとの酸化還元反応により発電する。
特許文献1には、製造した燃料電池の発電試験を行った後、安全確保ため、燃料電池の正極と負極とを短絡させ、燃料電池に残存する電圧を低下させる手法が開示されている。
特開2007-220614号公報
発明者は、燃料電池システムに関し、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示されたように、燃料電池の正極と負極とを短絡させ、燃料電池に残存する電圧を低下させても、燃料電池内のアノード電極には余剰な水素が残留している。
そのため、部品を取り外す際に、燃料電池のカソード電極にエアが侵入すると、燃料電池のアノード電極の内部に残留している水素と反応して発電し、燃料電池の電圧が再上昇する虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、部品を取り外した際に、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制可能な燃料電池システムを提供するものである。
本発明に係る燃料電池システムは、
カソード電極に供給された空気とアノード電極に供給された水素ガスとが反応することによって発電する燃料電池と、
前記燃料電池の前記カソード電極に空気を供給するコンプレッサと、
前記カソード電極から空気が排出される排出口に接続された出口弁と、
前記燃料電池の前記アノード電極に水素ガスを供給するインジェクタと、
前記アノード電極から排出された水素ガスを前記アノード電極に帰還させる循環経路に設けられた循環ポンプと、
前記燃料電池の発電を制御する制御部と、を備えた燃料電池システムであって、
取り外す際に前記カソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、
前記制御部は、
前記出口弁を開き、前記コンプレッサを駆動させて、前記カソード電極に空気を供給する第1ステップと、
前記インジェクタから前記アノード電極に水素ガスを供給しない状態で、前記循環ポンプを駆動させて、前記アノード電極及び前記循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を実行するものである。
本発明に係る燃料電池システムでは、取り外す際にカソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、制御部は、出口弁を開き、コンプレッサを駆動させて、カソード電極に空気を供給する第1ステップと、インジェクタからアノード電極に水素ガスを供給しない状態で、循環ポンプを駆動させて、アノード電極及び循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を実行する。これによって、燃料電池のアノード電極及び循環経路に残留している水素が略全て消費される。そのため、部品を取り外し、燃料電池のカソード電極に空気が侵入しても、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制することができる。
前記第1ステップの実行を開始してから所定の時間が経過した後に、前記第2ステップの実行を開始してもよい。これによって、第1ステップ及び第2ステップを実行した際の燃料電池の電圧のピーク値を低くすることができる。
前記第2ステップにおいて前記循環ポンプを駆動させる際、前記第1ステップにおいて駆動している前記コンプレッサの回転数を低下させてもよい。これによって、循環ポンプを駆動する前後における消費電力を平準化することができる。
前記アノード電極から排出された水素ガスを排気する排気弁をさらに備え、前記第2ステップを実行する際、前記インジェクタを介して前記アノード電極に不活性ガスを供給しつつ、前記排気弁を介して排気してもよい。これによって、燃料電池のアノード電極及び循環経路に残留している水素を消費する時間を短縮することができる。
前記コンプレッサ及び前記循環ポンプに電力を供給する二次電池と、前記二次電池の充電量を計測する計測器と、をさらに備え、前記制御部は、前記計測器によって測定された前記二次電池の充電量が所定の基準値よりも小さい場合、前記第1ステップ及び前記第2ステップを実行しなくてもよい。これによって、二次電池の充電量が低下し過ぎることを抑制することができる。
本発明に係る燃料電池システムの制御方法は、
カソード電極に供給された空気とアノード電極に供給された水素ガスとが反応することによって発電する燃料電池と、
前記燃料電池の前記カソード電極に空気を供給するコンプレッサと、
前記カソード電極から空気が排出される排出口に接続された出口弁と、
前記燃料電池の前記アノード電極に水素ガスを供給するインジェクタと、
前記アノード電極から排出された水素ガスを前記アノード電極に帰還させる循環経路に設けられた循環ポンプと、を備えた燃料電池システムの制御方法であって、
取り外す際に前記カソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、
前記出口弁を開き、前記コンプレッサを駆動させて、前記カソード電極に空気を供給する第1ステップと、
前記インジェクタから前記アノード電極に水素ガスを供給しない状態で、前記循環ポンプを駆動させて、前記アノード電極及び前記循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を備えるものである。
本発明に係る燃料電池システムの制御方法では、取り外す際にカソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、出口弁を開き、コンプレッサを駆動させて、カソード電極に空気を供給する第1ステップと、インジェクタからアノード電極に水素ガスを供給しない状態で、循環ポンプを駆動させて、アノード電極及び循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を備える。これによって、燃料電池のアノード電極及び循環経路に残留している水素が略全て消費される。そのため、部品を取り外し、燃料電池のカソード電極に空気が侵入しても、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制することができる。
本発明により、部品を取り外した際に、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制可能な燃料電池システムを提供することができる。
第1の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 第1の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。 第2の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法を示すタイミングチャートである。 第3の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
<燃料電池システムの構成>
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係る燃料電池システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る燃料電池システムは、燃料電池FC、エア供給経路10、コンプレッサ11、入口弁12、バイパス弁13、エア排出経路20、出口弁21、水素供給経路30、水素タンク31、水素バルブ32、インジェクタ33、水素循環経路40、循環ポンプ41、水素排出経路50、排気弁51、制御部60、電圧センサVSを備えている。
本実施形態では、一例として燃料電池自動車に適用する燃料電池システムについて説明する。燃料電池自動車は、燃料電池FCにより発電した電気によりモータを駆動し、走行する。但し、第1の実施形態に係る燃料電池システムは、燃料電池自動車用途に限定されるものではなく、他の用途に適用することもできる。
燃料電池FCは、固体高分子電解質型燃料電池であり、多数の単セルが積層されたセルスタックを備えている。ここで、単セルは、高分子電解質膜がアノード電極及びカソード電極により挟持されてなる膜/電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、MEAを両側から挟み込む一対のセパレータとを有している。燃料電池FCは、カソード側のセパレータを介して供給されたエア中の酸素ガスと、アノード側のセパレータを介して供給された水素ガスとの酸化還元反応により発電する。
具体的には、アノード電極では、式(1)の酸化反応が生じており、カソード電極では、式(2)の還元反応が生じている。そして、燃料電池FC全体として、式(3)の化学反応が生じている。
→2H+2e ・・・(1)
(1/2)O+2H+2e→HO ・・・(2)
+(1/2)O→HO ・・・(3)
図1に示すように、燃料電池FCには、セル電圧を測定する電圧センサVSが取り付けられている。電圧センサVSによって測定されたセル電圧は、制御部60に入力される。特に限定されないが、電圧センサVSによって、例えば燃料電池FCすなわちセルスタック全体の電圧(以下、FC電圧という)を測定する。
エア供給経路10は、燃料電池FCのカソード電極へ酸化ガス(カソードガス)であるエアを供給するためのガス配管である。すなわち、エア供給経路10は、燃料電池FCにおけるカソード電極のエア流入口に接続されている。
コンプレッサ11は、エア供給経路10上に設けられている。コンプレッサ11は、システム外から取り込んだエア(AIR_IN)を圧縮し、燃料電池FCのカソード電極へ供給する。コンプレッサ11の駆動、停止、回転数等は、制御部60によって制御される。
入口弁12は、エア供給経路10上に設けられている。すなわち、入口弁12は、燃料電池FCにおけるカソード電極のエア流入口に接続されている。コンプレッサ11によって圧縮されたエアは、入口弁12を介して、燃料電池FCのカソード電極に供給される。入口弁12の開閉は、制御部60によって制御される。
なお、本実施形態に係る燃料電池システムでは、入口弁12は必須ではない。
バイパス弁13は、エア供給経路10とエア排出経路20とを短絡するバイパス経路上に設けられている。バイパス弁13を開くと、コンプレッサ11によって圧縮されたエアの一部又は全部を、燃料電池FCではなく、エア排出経路20に分流することができる。バイパス弁13の開閉は、制御部60によって制御される。
なお、本実施形態に係る燃料電池システムでは、バイパス弁13及びバイパス経路は必須ではない。
エア排出経路20は、燃料電池FCのカソード電極から反応後のエアを排出するためのガス配管である。すなわち、エア排出経路20は、燃料電池FCにおけるカソード電極のエア排出口に接続されている。
出口弁21は、エア排出経路20上に設けられている。すなわち、出口弁21は、燃料電池FCにおけるカソード電極のエア排出口に接続されている。出口弁21は調圧弁とも呼ばれ、出口弁21によって、燃料電池FCにおけるエア圧力(カソード圧力)が調整される。出口弁21を通過したエア(AIR_OUT)は、システム外へ放出される。出口弁21の開閉は、制御部60によって制御される。
水素供給経路30は、燃料電池FCのアノード電極へ燃料ガス(アノードガス)である水素ガスを供給するためのガス配管である。すなわち、水素供給経路30は、燃料電池FCにおけるアノード電極の水素流入口に接続されている。
水素タンク31は、水素供給経路30の終端に設けられている。水素タンク31には、例えば高圧の水素ガスが貯蔵されている。高圧の水素ガスは、水素供給経路30上に設けられた水素バルブ32によって減圧される。そして、減圧された水素ガスは、インジェクタ33を介して、燃料電池FCのアノード電極に供給される。インジェクタ33の開閉によって、燃料電池FCにおける水素ガスの圧力(アノードガス圧力)が調整される。水素バルブ32及びインジェクタ33の開閉は、制御部60によって制御される。
水素循環経路40は、燃料電池FCのアノード電極から排出された水素ガスをインジェクタ33よりも下流の水素供給経路30へ帰還させるためのガス配管である。すなわち、水素循環経路40によって、燃料電池FCにおけるアノード電極の水素排出口から排出された水素ガスがアノード電極の水素流入口に帰還される。
循環ポンプ41は、水素循環経路40上に設けられている。循環ポンプ41は、燃料電池FCのアノード電極から排出された水素ガスを加圧し、アノード電極へ帰還させる。循環ポンプ41の駆動、停止、回転数等は、制御部60によって制御される。
水素排出経路50は、水素循環経路40から濃度が低下した水素ガスを排出するためのガス配管である。水素排出経路50には、排気弁51が設けられている。水素循環経路40から排気弁51を介して排気された水素ガスがシステム外へ直接放出されないように、水素排出経路50は、エア排出経路20に接続されている。排気弁51の開閉は、制御部60によって制御される。
制御部60は、燃料電池システム内の各機器の動作を制御する。すなわち、制御部60は、燃料電池FCの発電を制御する。
特に、本実施形態に係る燃料電池システムでは、取り外す際に燃料電池FCのカソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、制御部60が以下のステップを実行する。
ここで、上記部品を取り外す際、当然のことながら、燃料電池FCの発電は停止している。そのため、コンプレッサ11及び循環ポンプ41は停止している。また、入口弁12、バイパス弁13、出口弁21、水素バルブ32、インジェクタ33、排気弁51は、いずれも閉じられている。
制御部60が実行するステップについて説明する。
まず、制御部60は、入口弁12及び出口弁21を開き、コンプレッサ11を駆動させて、燃料電池FCのカソード電極に空気を供給する(第1ステップ)。第1ステップのみによって、燃料電池FCのアノード電極の内部に残留していた水素ガスが、供給された空気と反応することによって消費される。
また、制御部60は、インジェクタ33から燃料電池FCのアノード電極に水素ガスを供給しない状態で、循環ポンプ41を駆動させて、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40の内部に残留する水素ガスを循環させる(第2ステップ)。第1ステップ及び第2ステップによって、燃料電池FCのアノード電極の内部だけでなく、水素循環経路40及び水素循環経路40との合流位置よりも下流の水素供給経路30の内部に残留していた水素ガスも、供給された空気と反応することによって消費される。
以上の通り、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行することによって、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40等に残留している水素が略全て消費される。そのため、部品を取り外し、燃料電池FCのカソード電極にエアが侵入しても、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制することができる。従って、部品を取り外す際の安全を確保することができる。
図1に示した例では、入口弁12、出口弁21、燃料電池FC、入口弁12と燃料電池FCとの間のガス配管、出口弁21と燃料電池FCとの間のガス配管等の部品を取り外すと、燃料電池FCのカソード電極に空気が侵入する。そのため、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行する。
他方、コンプレッサ11、バイパス弁13、入口弁12よりも上流のガス配管、出口弁21よりも下流のガス配管等の部品は、取り外しても燃料電池FCのカソード電極に空気は侵入しない。そのため、制御部60は第1ステップ及び第2ステップを実行しなくてよい。
なお、入口弁12が設けられていない場合、コンプレッサ11やバイパス弁13を取り外した際にも、燃料電池FCのカソード電極に空気が侵入する。そのため、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行する。
<燃料電池システムの制御方法>
次に、図2を参照して、第1の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法について説明する。図2は、第1の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法を示すタイミングチャートである。具体的には、図2は、上述の第1ステップ及び第2ステップにおける燃料電池システム内の各機器の動作を示している。
図2には、上からFC電圧(V)、コンプレッサ11の回転数(rpm)、バイパス弁13の開閉、入口弁12の開閉、出口弁21の開閉、循環ポンプ41の回転数(rpm)の時間変化が示されている。図2の横軸は時間(s)で共通である。
上述の通り、第1ステップ及び第2ステップを実行する際、燃料電池FCの発電は停止している。そのため、コンプレッサ11及び循環ポンプ41は停止している。また、入口弁12、バイパス弁13、出口弁21は、いずれも閉じられている。
図2に示すように、まず、時刻t1において、コンプレッサ11の駆動に先立って、バイパス弁13を開く。
次に、時刻t2において、コンプレッサ11を駆動する。
そして、時刻t3において、入口弁12及び出口弁21を開き、その後、バイパス弁13を閉じる。
これら一連の動作によって、コンプレッサ11から燃料電池FCのカソード電極に空気を供給する(第1ステップ)。ここで、時刻t3において、第1ステップが開始される。
図2に示すように、時刻t3において、第1ステップが開始されると、燃料電池FCのアノード電極の内部に残留していた水素ガスが、燃料電池FCのアノード電極に供給された空気と反応する。すなわち、燃料電池FCが発電するため、FC電圧が一時的に上昇する。時間の経過と共に、燃料電池FCのアノード電極の内部に残留していた水素ガスが消費されると、FC電圧は低下する。
次に、図2の例では、FC電圧が低下した時刻t4において、循環ポンプ41を駆動する。これによって、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40の内部に残留する水素ガスを循環させる(第2ステップ)。
ここで、図2に示すように、第1ステップは継続している。すなわち、時刻t4において、第1ステップに加え、第2ステップも開始する。これによって、燃料電池FCのアノード電極の内部だけでなく、水素循環経路40及び水素循環経路40との合流位置よりも下流の水素供給経路30の内部に残留していた水素ガスも、供給された空気と反応することによって消費される。
図2に示すように、時刻t4において、第2ステップが開始されると、水素循環経路40等の内部に残留していた水素ガスが燃料電池FCのアノード電極に供給され、燃料電池FCのカソード電極に供給された空気と反応する。すなわち、燃料電池FCが発電するため、FC電圧が一時的に再上昇する。時間の経過と共に、燃料電池FCのアノード電極の内部に残留していた水素ガスが消費されると、FC電圧は低下する。
ここで、図2の例では、時刻t4において、循環ポンプ41の駆動を開始すると共に、コンプレッサ11の回転数を低下させている。これにより、循環ポンプ41を駆動する前後における消費電力を平準化することができる。
次に、FC電圧が充分に低下した時刻t5において、循環ポンプ41を停止する。すなわち、第2ステップを終了する。
次に、時刻t6において、コンプレッサ11を停止する。すなわち、第1ステップを終了する。その後、入口弁12及び出口弁21を閉じる。
なお、循環ポンプ41とコンプレッサ11とを同時に停止してもよい。また、コンプレッサ11よりも先に循環ポンプ41を停止してもよい。
以上の通り、第1ステップ及び第2ステップを実行することによって、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40等に残留している水素が略全て消費される。そのため、部品を取り外し、燃料電池FCのカソード電極にエアが侵入しても、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制することができる。従って、部品を取り外す際の安全を確保することができる。
なお、本実施形態では、第1ステップを開始してから所定の時間が経過した後に、第2ステップを開始する。これによって、第1ステップ及び第2ステップを実行した際のFC電圧のピーク値を低くすることができる。しかしながら、第1ステップと第2ステップとを同時に開始してもよいし、第2ステップを開始した後に第1ステップを開始してもよい。
また、本実施形態では、部品を取り外す際に、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行しているが、制御部60に代えて作業者が実行してもよい。すなわち、作業者がコンプレッサ11及び循環ポンプ41の駆動・停止や入口弁12及び出口弁21の開閉等を操作してもよい。
(第2の実施形態)
<燃料電池システムの構成>
次に、図3を参照して、第2の実施形態に係る燃料電池システムの構成について説明する。図3は、第2の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。図3に示すように、第2の実施形態に係る燃料電池システムは、図1に示した第1の実施形態に係る燃料電池システムが備える構成要素に加え、窒素供給経路70、窒素タンク71、窒素バルブ72を備えている。例えば、燃料電池自動車の場合、窒素供給経路70、窒素タンク71、窒素バルブ72は、燃料電池自動車に搭載せずに、上述の部品を取り外す際に、一時的に取り付けてもよい。
窒素供給経路70は、不活性ガスである窒素ガスを、インジェクタ33を介して燃料電池FCのアノード電極へ供給するためのガス配管である。窒素供給経路70は、水素バルブ32とインジェクタ33との間において水素供給経路30に接続されている。
窒素タンク71は、窒素供給経路70の終端に設けられている。窒素タンク71には、例えば高圧の窒素ガスが貯蔵されている。高圧の窒素ガスは、窒素供給経路70上に設けられた窒素バルブ72によって減圧される。そして、減圧された窒素ガスは、インジェクタ33を介して、燃料電池FCのアノード電極に供給される。
第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、第2ステップにおいて、インジェクタ33を介して燃料電池FCのアノード電極に不活性ガスである窒素ガスを供給する。すなわち、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40の内部に残留する水素ガスを循環させつつ、燃料電池FCのアノード電極に窒素ガスを供給する。その際、排気弁51を開き、排気弁51を介して窒素ガスと共に水素ガスを排気する。
その他の構成は第1の実施形態に係る燃料電池システムと同様である。
第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、第1の実施形態に係る燃料電池システムと同様に、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行する。これによって、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40等に残留している水素が略全て消費される。そのため、部品を取り外し、燃料電池FCのカソード電極にエアが侵入しても、燃料電池の電圧が再上昇することを抑制することができる。従って、部品を取り外す際の安全を確保することができる。
さらに、第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、第2ステップにおいて、インジェクタ33を介して燃料電池FCのアノード電極に窒素ガスを供給しつつ、排気弁51を介して窒素ガスと共に水素ガスを排気する。そのため、第1の実施形態に係る燃料電池システムに比べ、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40等に残留している水素を消費する時間を短縮することができる。その結果、部品の取り外しを開始するまでの時間を短縮することができる。
また、第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、水素循環経路40との合流位置からインジェクタ33までの水素供給経路30の内部に残留していた水素ガスも、窒素導入によって燃料電池FCのアノード電極に導いて消費することができる。そのため、部品を取り外した際に燃料電池の電圧が再上昇することをより確実に抑制することができる。
<燃料電池システムの制御方法>
次に、図4を参照して、第2の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法について説明する。図4は、第2の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法を示すタイミングチャートである。具体的には、図4は、上述の第1ステップ及び第2ステップにおける燃料電池システム内の各機器の動作を示している。
図4には、図2に示したFC電圧(V)、コンプレッサ11の回転数(rpm)、バイパス弁13の開閉、入口弁12の開閉、出口弁21の開閉、循環ポンプ41の回転数(rpm)の時間変化が上から順に示されている。そのうち、FC電圧(V)以外の時間変化は、図2と同じものである。図4では、循環ポンプ41の回転数の下に、さらに排気弁51の開閉、インジェクタ33の開閉の時間変化が示されている。
図4において、第2ステップを開始する時刻t4までの動作は図2と同様であるため、説明を省略する。
図4に示すように、第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、第2ステップを開始した後、時刻t11から第2ステップが終了する時刻t5までの間、インジェクタ33を断続的に開くと共に、排気弁51を開いておく。すなわち、インジェクタ33から断続的に窒素ガスを導入しつつ、排気弁51を介して窒素ガスと共に水素ガスを排気する。
図4に示すように、時刻t4において、第2ステップが開始されると、水素循環経路40等の内部に残留していた水素ガスが燃料電池FCのアノード電極に供給され、燃料電池FCのカソード電極に供給された空気と反応する。すなわち、燃料電池FCが発電するため、FC電圧が一時的に再上昇する。時間の経過と共に、燃料電池FCのアノード電極の内部に残留していた水素ガスが消費されると、FC電圧は低下する。
図4に示すように、第2の実施形態に係る燃料電池システムでは、時刻t11以降、インジェクタ33から断続的に窒素ガスを導入しつつ、排気弁51を介して窒素ガスと共に水素ガスを排気する。そのため、第1の実施形態に係る燃料電池システムに比べ、燃料電池FCのアノード電極及び水素循環経路40等に残留している水素を消費する時間を短縮することができる。従って、図4において破線で示したように、第1の実施形態に係る燃料電池システムに比べ、FC電圧がより速く低下する。その結果、部品の取り外しを開始するまでの時間を短縮することができる。
さらに、図4に示した例では、第1ステップ及び第2ステップを終了した後、時刻t12において、インジェクタ33から窒素ガスを短時間のみ導入し、FC電圧が再上昇しないことを確認する。
その他の構成は第1の実施形態に係る燃料電池システムの制御方法と同様である。
なお、本実施形態では、第2ステップを開始してから所定の時間が経過した後に、窒素ガスの導入を開始する。しかしながら、窒素ガスの導入を第2ステップと同時に開始してもよい。また、本実施形態では、第2ステップの終了と同時に、窒素ガスの導入も終了する。しかしながら、第2ステップが終了する前に、窒素ガスの導入を終了してもよい。
(第3の実施形態)
<燃料電池システムの構成>
次に、図5を参照して、第3の実施形態に係る燃料電池システムの構成について説明する。図5は、第3の実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。図5に示すように、第3の実施形態に係る燃料電池システムは、図1に示した第1の実施形態に係る燃料電池システムが備える構成要素に加え、二次電池BT及び充電量計測器Cを備えている。
なお、図3に示した窒素供給経路70、窒素タンク71、窒素バルブ72を備えていてもよい。
二次電池BTは、燃料電池FCの発電が停止している間、コンプレッサ11及び循環ポンプ41に電力を供給する。
充電量計測器Cは、例えばバッテリ残量計であって、二次電池BTの充電量を計測する。計測対象である充電量は、特に限定されないが、例えばSOC(State Of Charge)である。充電量計測器Cによって計測された二次電池BTの充電量は、制御部60に入力される。
その他の構成は第1の実施形態に係る燃料電池システムと同様である。
第3の実施形態に係る燃料電池システムでは、充電量計測器Cによって測定された二次電池BTの充電量が所定の基準値よりも小さい場合、制御部60が第1ステップ及び第2ステップを実行しない。そのため、燃料電池FCの発電が停止している間に、二次電池BTの充電量が低下し過ぎることを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 エア供給経路
11 コンプレッサ
12 入口弁
13 バイパス弁
20 エア排出経路
21 出口弁
30 水素供給経路
31 水素タンク
32 水素バルブ
33 インジェクタ
40 水素循環経路
41 循環ポンプ
50 水素排出経路
51 排気弁
60 制御部
70 窒素供給経路
71 窒素タンク
72 窒素バルブ
BT 二次電池
C 充電量計測器
FC 燃料電池
VS 電圧センサ

Claims (5)

  1. カソード電極に供給された空気とアノード電極に供給された水素ガスとが反応することによって発電する燃料電池と、
    前記燃料電池の前記カソード電極に空気を供給するコンプレッサと、
    前記カソード電極から空気が排出される排出口に接続された出口弁と、
    前記燃料電池の前記アノード電極に水素ガスを供給するインジェクタと、
    前記アノード電極から排出された水素ガスを前記アノード電極に帰還させる循環経路に設けられた循環ポンプと、
    前記燃料電池の発電を制御する制御部と、を備えた燃料電池システムであって、
    取り外す際に前記カソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、
    前記制御部は、
    前記出口弁を開き、前記コンプレッサを駆動させて、前記カソード電極に空気を供給する第1ステップと、
    前記インジェクタから前記アノード電極に水素ガスを供給しない状態で、前記循環ポンプを駆動させて、前記アノード電極及び前記循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を実行
    前記第1ステップの開始によって一時的に上昇した前記燃料電池の電圧が低下した後、前記第2ステップを開始する、
    燃料電池システム。
  2. 前記第2ステップにおいて前記循環ポンプを駆動させる際、前記第1ステップにおいて駆動している前記コンプレッサの回転数を低下させる、
    請求項に記載の燃料電池システム。
  3. 前記アノード電極から排出された水素ガスを排気する排気弁をさらに備え、
    前記第2ステップを実行する際、前記インジェクタを介して前記アノード電極に不活性ガスを供給しつつ、前記排気弁を介して排気する、
    請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記コンプレッサ及び前記循環ポンプに電力を供給する二次電池と、
    前記二次電池の充電量を計測する計測器と、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記計測器によって測定された前記二次電池の充電量が所定の基準値よりも小さい場合、前記第1ステップ及び前記第2ステップを実行しない、
    請求項1~のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  5. カソード電極に供給された空気とアノード電極に供給された水素ガスとが反応することによって発電する燃料電池と、
    前記燃料電池の前記カソード電極に空気を供給するコンプレッサと、
    前記カソード電極から空気が排出される排出口に接続された出口弁と、
    前記燃料電池の前記アノード電極に水素ガスを供給するインジェクタと、
    前記アノード電極から排出された水素ガスを前記アノード電極に帰還させる循環経路に設けられた循環ポンプと、を備えた燃料電池システムの制御方法であって、
    取り外す際に前記カソード電極に空気が侵入する部品を取り外す場合、当該部品を取り外す前に、
    前記出口弁を開き、前記コンプレッサを駆動させて、前記カソード電極に空気を供給する第1ステップと、
    前記インジェクタから前記アノード電極に水素ガスを供給しない状態で、前記循環ポンプを駆動させて、前記アノード電極及び前記循環経路の内部に残留する水素ガスを循環させる第2ステップと、を備え、
    前記第1ステップの開始によって一時的に上昇した前記燃料電池の電圧が低下した後、前記第2ステップを開始する、
    燃料電池システムの制御方法。
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