JP7114053B2 - メス端子 - Google Patents

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Description

本発明は、メス端子に関する。特に、オス端子と電気的に接続される接続部を先端部側に有し、電線を結線できる結線部を基端部側に有するメス端子の構造に関する。
例えば、メス端子は、オス端子と電気的に接続される角筒状の接続部を先端部側に有し、電線を結線した結線部を基端部側に有している。そして、このようなメス端子は、導電性を有する金属板からなる展開板を折り曲げ加工することで、接続部及び結線部を成形している。
このようなメス端子の接続部は、帯状の底板、底板の両側に略直角に屈曲した一対の側板、及び、一対の側板を相互に内側に屈曲した天板で囲まれた角筒状に構成している。又、メス端子の接続部は、底板から傾斜した状態で、天板に向かって延在した弾性接触片を角筒状の接続部の内部に有している。そして、弾性接触片の先端部と天板の間に、相手側のブレード状のオス端子が挿入されることで、オス端子とメス端子とを電気的に接続できる。
このようなメス端子は、弾性接触片を底板の端部から接続部の内部に向かって反転したものが知られている。しかし、反転した弾性接触片を有するメス端子は、その展開板の状態では、弾性接触片が底板の端部から突出しているので、外形加工する前の矩形の展開板の面積が大きくなり、それだけ材料取りの無駄が多いという不具合があった。
上述した不具合を解消するため、展開板の状態では、天板と弾性接触片を略平行に配置したメス端子が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、相手側のブレード状のオス端子の先端面が弾性接触片の接触部に衝突するのを回避することができる小型のメス端子も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平3-93175号公報 特開2008-123720号公報
図8は、第1の従来技術によるメス端子の構成を示す図であり、図8(A)は、メス端子の斜視図、図8(B)は、メス端子の平面図、図8(C)は、メス端子の縦断面図、図8(D)は、メス端子の横断面図である。なお、本願の図8(A)から図8(D)は、特許文献1の第1図から第4図に相当している。
図9は、第1の従来技術によるメス端子の展開板の構成を示す図であり、図9(A)は、メス端子の展開板を折り曲げ加工する前の状態図、図9(B)は、図9(A)に示した状態から弾性接触片を天板に重ね合せた状態図である。本願の図9(A)と図9(B)は、特許文献1の第5図と第6図に相当している。
図8を参照すると、第1の従来技術によるメス端子8は、角筒状の接続部81と結線部82を有している。接続部81は、図示しないブレード状のオス端子をメス端子8の前面の開口から導入できる。結線部82は、図示しない電線の端末を結線できる。
図8を参照すると、結線部82は、U字状に開口したコンダクタバレル82cとU字状に開口したインシュレーションバレル82iを有している。コンダクタバレル82cは、図示しない電線の導線を内部に導入し、対向片を圧着することで、導線と電気的に接続できる。インシュレーションバレル82iは、図示しない電線を絶縁被覆された状態で内部に導入し、対向片を圧着することで、電線を保持できる。
図8又は図9を参照すると、接続部81は、帯状の底板83と底板83の両側に略直角に屈曲した一対の側板84・85を有している。又、接続部81は、天板86と帯状の弾性接触片87を有している。天板86は、一方の側板84の上部を略直角に屈曲している。弾性接触片87は、天板86と部分的に連続し、天板86に向かって折り返されている。そして、接続部81は、底板83、一対の側板84・85、及び、天板86で囲まれた角筒状に構成している。
図8又は図9を参照すると、弾性接触片87は、天板86に連続した基端部と自由端87aとの中間部を接続部81の内部に向かって、屈曲した接点87bを形成している。弾性接触片87の自由端87aは、その先端部が天板86に開口した係止孔87hに係止されている。又、弾性接触片87の基端部は、天板86の前縁から折り返された押さえ片86bにより押圧されている。
図8(C)又は図8(D)を参照すると、底板83は、接点87bに向かって***した一対の接触部83a・83aを形成している。接点87bと一対の接触部83a・83aの間に、相手側のオス端子(図示せず)が挿入されることで、メス端子8とオス端子(図示せず)を電気的に接続できる。
又、図8又は図9を参照すると、他方の側板85は、U字状に折り返した折り返し片85aを上部に形成している。折り返し片85aは、その先端縁を天板86の外壁に当接している(図8(A)参照)。そして、天板86の端部は、他方の側板85に開口した係止孔85hに係合している。
なお、図8を参照すると、天板86は、接続部81の内部に向かって膨出した凸部86cを有している。これにより、オス端子(図示せず)を接点87bと接触部83aの間に挿入したときに、弾性接触片87の過度の変形を防止できる。
メス端子8が折り曲げ成形される前には、図9(A)に示すような形状に、導電性を有する金属板からなる展開板8eが打ち抜き加工されている。なお、図9(A)に記載した破線は、折り曲げ部を示している。
図9(A)に示した展開板8eから、図8に示した接続部81を形成するためには、最初に、図9(B)に示すように、弾性接触片87の基端部と自由端87aとの中間部が頂点となるように、弾性接触片87を折り曲げて、接点87bを形成する(図8(C)参照)。
次に、図9(A)を参照して、弾性接触片87と天板86の部分接続部を折り曲げて、弾性接触片87の基端部が天板86に密着するように(図9(B)参照)、弾性接触片87の基端部を天板86に重ね合せる(密着曲げする)。
次に、図9(B)を参照して、弾性接触片87の自由端87Aの先端部を係止孔86hに係止すると共に、天板86の前縁から押さえ片86bを折り返すことで、弾性接触片87の基端部を固定する。
次に、図9(A)を参照して、底板83の両側の一対の側板84・85を略直角に内側に屈曲し、更に、一方の側板84に連続する天板86を弾性接触片87と共に内側に折り曲げる(図9(B)参照)。次に、天板86の突片86dを係止孔85hに係合することで、角筒状の接続部81を形成できる。
しかしながら、特許文献1によるメス端子は、展開板の材料取りの無駄を減少できるが、弾性接触片の基端部を一方の側板に密着曲げしているので、弾性接触片の基端部が塑性変形している心配がある。相手側のオス端子をメス端子の接続部の内部に繰り返し挿抜すると、弾性接触片の密着曲げ部に割れが発生する心配がある。弾性接触片が損傷する心配の無いメス端子が求められている。
図10は、第2の従来技術によるメス端子の構成を示す斜視図であり、メス端子をコンタクトキャリアに繋いだ状態図である。
図11は、第2の従来技術によるメス端子の構成を示す図であり、図11(A)は、第2の従来技術によるメス端子の縦断面図、図11(B)は、図11(A)のA-A矢視断面図である。なお、本願の図10と図11は、特許文献2の図1と図2に相当している。
図10又は図11を参照すると、第2の従来技術によるメス端子9は、角筒状の接続部91と結線部92を有している。接続部91は、図示しないブレード状のオス端子をメス端子9の前面の開口から導入できる。結線部92は、図示しない電線の端末を結線できる。
図10又は図11を参照すると、メス端子9は、導電性を有する金属板からなる展開板を打抜き及び曲げ加工することにより成形されている。図10を参照すると、メス端子9は、その基端部の一部がコンタクトキャリアCに連続して繋がっているが、展開板を成形後にはコンタクトキャリアCから切り離すことができる。
図10又は図11を参照すると、接続部91は、図示しないブレード状のオス端子を前面の開口から導入できるように、角筒状に形成している。接続部91は、帯状の底板93と底板93の両側に略直角に屈曲した一対の側板94・95を有している。又、接続部91は、一組の第1天板96と第2天板97を有している。第1天板96は、一方の側板94の上部を略直角に屈曲している。第2天板97は、他方の側板95の上部を略直角に屈曲している。第1天板96は、第2天板97の上面に重なった状態で配置されている。そして、接続部91は、底板93、一対の側板94・95、及び、一組の第1天板96及び第2天板97で囲まれた角筒状に構成している。
図10又は図11を参照すると、結線部92は、U字状に開口したコンダクタバレル92cとU字状に開口したインシュレーションバレル92iを有している。コンダクタバレル92cは、図示しない電線の導線を内部に導入し、対向片を圧着することで、電線と電気的に接続できる。インシュレーションバレル92iは、図示しない電線を絶縁被覆された状態で内部に導入し、対向片を圧着することで、電線を保持できる。なお、コンダクタバレル92cには、導線の位置を確認するための確認孔92hを開口している。
図10又は図11(A)を参照すると、第1天板96は、半月状の第1係止突起961を前部に突出している。又、第1天板96は、半月状の第2係止突起962を後部に突出している。接続部91を図示しないプラグハウジングのキャビティに装着すると、第1係止突起961及び第2係止突起962は、図示しないプラグハウジングのキャビティの内壁に係止できる。
又、図10又は図11を参照すると、第2天板97の前端部の一部は、第2天板97の内壁側に折り返されて、後述する弾性接触片98の基端部98cを密着支持している。これにより、弾性接触片98の基端部98cを第2天板97に固定している。
又、図11を参照すると、メス端子9は、弾性接触片98と弾性受け片99を有している。弾性接触片98は、接続部91の開口側から底板93に向って、下り傾斜した状態で配置されている。弾性接触片98は、接点98aを先端部側に形成している。
図11を参照すると、弾性受け片99は、第2天板97の後端部から底板93に向って、下り傾斜した状態で配置されている。弾性受け片99は、弾性接触片98の先端部側と第1天板96の間に、先端部側を配置している(図11(A)参照)。これにより、弾性接触片98が上方に撓んだときに、弾性接触片98の先端部側を支持できる。
図11(A)を参照すると、底板93は、接点98aに向かって***した接触部93aを形成している。接点98aと一対の接触部93aの間に、相手側のオス端子(図示せず)が挿入されることで、メス端子9とオス端子(図示せず)を電気的に接続できる。
図11を参照すると、弾性接触片98は、半球状の突起98bを中間部に突出している。図示しないオス端子を接続部91の内部に挿入すると、突起98bは、オス端子の先端面が接点98aに当接する前に、弾性接触片98の先端部を上方に変位できる。又、突起98bは、図示しないオス端子の挿入が完了し、オス端子が接点98aに接触した状態では、オス端子に接触しないように、突起98bの高さを規定している。
図10又は図11を参照すると、特許文献2によるメス端子9は、図示しないオス端子の先端面が接点98aに当接する前に、接点98aを当初位置から変位させる突起98bを弾性接触片98に設けたので、図示しないオス端子の先端面が接点98aに当接する前に、突起98bが接点98aを当初位置から変位させ、図示しないオス端子の先端面が弾性接触片98の接点98aに衝突することを回避できる、としている。
しかしながら、特許文献2によるメス端子9は、第2天板97の前端部の一部を第2天板97の内壁側に折り返して、弾性接触片98の基端部を密着支持しているので、弾性接触片98の基端部が塑性変形している心配がある。相手側のオス端子をメス端子の接続部の内部に繰り返し挿抜すると、弾性接触片の密着曲げ部に割れが発生する心配がある。弾性接触片が損傷する心配の無いメス端子が求められている。
相手側のオス端子をメス端子の接続部の内部に繰り返し挿抜しても、弾性接触片が損傷する心配の無いメス端子が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、弾性接触片が損傷する心配が無いメス端子を提供することを目的とする。
本発明者らは、底板、一対の側板、第1天板、第2天板、及び、帯状の繋ぎ片で接続部を筒状に構成し、弾性接触片の基端部を繋ぎ片の先端部から略直角に屈曲することで、弾性接触片の基端部の密着曲げに起因する割れを防止すると共に、一方の側板の前方切り欠き部に繋ぎ片を導入した状態で、繋ぎ片を配置することで幅方向の巨大化を防止きると考え、これに基づいて、以下のような新たなメス端子を発明するに至った。
(1)本発明によるメス端子は、オス端子と電気接続される弾性接触片を内部に収容した筒状の接続部、及び、電線の端末を結線できる結線部を有するメス端子であって、前記接続部は、前記結線部の底部から連続して帯状に延びる底板と、前記底板の両側に略直角に屈曲した一対の側板と、一方の前記側板の上部を略直角に屈曲し、前記底板と対向する状態で配置された第1天板と、他方の前記側板の上部を略直角に屈曲し、前記第1天板の内壁に重なる状態で配置された第2天板と、前記第2天板から前記底板が延びる方向と略直交する方向に部分的に延び、前記第2天板の端部から略直角に屈曲し、一方の前記側板の前縁に近接配置された帯状の繋ぎ片と、を有し、前記弾性接触片は、その基端部が前記繋ぎ片の先端部から略直角に屈曲していると共に、前記第2天板の内壁に向って上り傾斜した状態で、前記接続部の内部に配置されている。
(2)前記繋ぎ片は、一方の前記側板に配置されると共に、前記繋ぎ片の内壁及び外壁は、一方の前記側板の内壁及び外壁と面一の状態で配置されていることが好ましい。
(3)前記底板は、その前縁から突出し、前記弾性接触片の基端部を底面側から押さえる第1押え片を有し、前記第1天板は、その前縁から突出し、前記第2天板の前部を押さえる第2押え片を有し、他方の前記側板は、前記弾性接触片の基端部を上面側から板厚面で押さえる第3押え片を前部に有していることが好ましい。
本発明によるメス端子は、底板、一対の側板、第1天板、第2天板、及び、帯状の繋ぎ片で接続部を筒状に構成し、弾性接触片の基端部を繋ぎ片の先端部から略直角に屈曲することで、弾性接触片の基端部の密着曲げに起因する割れを防止すると共に、一方の側板の前方切り欠き部に繋ぎ片を導入した状態で、繋ぎ片を配置することで幅方向の巨大化を防止できる。
本発明の一実施形態によるメス端子の構成を示す斜視図であり、結線部に電線を結線した状態図である。 前記実施形態によるメス端子の構成を示す図であり、図2(A)は、メス端子の斜視図、図2(B)は、メス端子の平面図、図2(C)は、メス端子の左側面図、図2(D)は、メス端子の正面図、図2(E)は、メス端子の下面図である。 前記実施形態によるメス端子の構成を示す図であり、図3(A)は、メス端子の斜視図、図3(B)は、メス端子の縦断面図であると共に、図2(D)のA-A矢視断面図である。 前記実施形態によるメス端子の構成を示す斜視図であり、メス端子をコンタクトキャリアに繋いだ状態図である。 前記実施形態によるメス端子の構成を示す図であり、図5(A)は、メス端子の斜視図、図5(B)は、メス端子の正面図、図5(C)は、図5(B)のA-A矢視断面図、図5(D)は、メス端子の右側面図、図5(E)は、メス端子の平面図、図5(F)は、メス端子の左側面図、図5(F)は、メス端子の下面図であり、いずれも結線部に電線を結線する前の状態図である。 前記実施形態によるメス端子の拡大した図であり、図6(A)は、メス端子の斜視図、図6(B)は、メス端子の背面図であり、いずれも結線部に電線を結線する前の状態図である。 前記実施形態によるメス端子の展開板の構成を示す平面図である。 第1の従来技術によるメス端子の構成を示す図であり、図8(A)は、メス端子の斜視図、図8(B)は、メス端子の平面図、図8(C)は、メス端子の縦断面図、図8(D)は、メス端子の横断面図である。 図9は、第1の従来技術によるメス端子の展開板の構成を示す図であり、図9(A)は、メス端子の展開板を折り曲げ加工する前の状態図、図9(B)は、図9(A)に示した状態から弾性接触片を天板に重ね合せた状態図である。 第2の従来技術によるメス端子の構成を示す斜視図であり、メス端子をコンタクトキャリアに繋いだ状態図である。 第2の従来技術によるメス端子の構成を示す図であり、図11(A)は、第2の従来技術によるメス端子の縦断面図、図11(B)は、図11(A)のA-A矢視断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[メス端子の構成]
最初に、本発明の一実施形態によるメス端子の構成を説明する。
(全体構成)
図1から図6を参照すると、本発明の一実施形態によるメス端子10は、角筒状の接続部1と結線部2を有している。接続部1は、図示しないブレード状のオス端子をメス端子10の前面の開口から導入できる。結線部2は、電線Wの端末を結線できる(図1から図3参照)。
図1から図3を参照すると、実施の形態では、ゴム製の防水キャップ3を電線Wの端末に取り付けている。防水キャップ3を電線Wの端末に取り付けた状態で、メス端子10を図示しないプラグハウジングのキャビティに装着すると、図示しないプラグハウジングを防水できる。
図7を参照すると、メス端子10は、導電性を有する金属板からなる展開板10eを打抜き及び曲げ加工することにより成形されている。図4から図7を参照すると、メス端子10は、その基端部の一部が第1コンタクトキャリアC1に連続して繋がっている。結線部2に電線Wを圧着するときには(図1から図3参照)、メス端子10を第1コンタクトキャリアC1から切り離すことができる。又、メス端子10は、その先端部の一部が第2コンタクトキャリアC2に連続して繋がっている。プレス金型で展開板10eを打ち抜き時には、展開板10eは、第2コンタクトキャリアC2に繋がっているが、展開板10eを曲げ加工時には、展開板10eは、第2コンタクトキャリアC2から切り離している。
(結線部の構成)
次に、結線部2の構成を説明する。図4から図6を参照すると、結線部2は、U字状に開口した一対のコンダクタバレル2c・2cとU字状に開口した一対のインシュレーションバレル2i・2iを有している。一対のコンダクタバレル2c・2cの内部に電線Wの導線Wcを導入し、一対のコンダクタバレル2c・2cを圧着することで、導線Wcと電気的に接続できる。(図1から図3参照)。
図4から図6を参照すると、一対のインシュレーションバレル2i・2iの内部に絶縁被覆Wi付きの電線Wを導入し、一対のインシュレーションバレル2i・2iを圧着することで、電線Wの端末を結線部2に保持できる(図1から図3参照)。
(接続部の構成)
次に、接続部1の構成を説明する。図1から図7を参照すると、接続部1は、帯状の底板11と一対の側板12・13を有している。底板11は、結線部2の底部から連続して帯状に延びている。一対の側板12・13は、底板11の両側に略直角に屈曲している。
又、図1から図7を参照すると、接続部1は、一組の第1天板14と第2天板15を有している。第1天板14は、一方の側板12の上部を略直角に屈曲し、底板11と対向する状態で配置されている。第2天板15は、他方の側板13の上部を略直角に屈曲し、第1天板14の内壁に重なる状態で配置されている(図3(B)又は図5(C)参照)。
そして、図1から図6を参照すると、接続部1は、底板11、一対の側板12・13、及び、一組の第1天板14及び第2天板15で囲まれた角筒状に構成している。
更に、図1から図7を参照すると、接続部1は、帯状の繋ぎ片16と弾性接触片17を有している。繋ぎ片16は、第2天板15の前部から底板11が延びる方向と略直交する方向に部分的に延びている。又、繋ぎ片16は、第2天板15の端部から略直角に屈曲し、一方の側板12の前縁に近接配置されている。
図1から図3を参照すると、繋ぎ片16は、一方の側板12の前部に形成した前方切り欠き部を介して、一方の側板12の前部に配置している。又、繋ぎ片16の内壁及び外壁は、一方の側板12の内壁及び外壁と面一の状態で配置している。
図3(B)又は図5(C)を参照すると、弾性接触片17は、接続部1の内部に収容されている。又、弾性接触片17は、その基端部17aが繋ぎ片16の先端部から略直角に屈曲している。そして、弾性接触片17は、第2天板15の内壁に向って上り傾斜した状態で、接続部1の内部に配置されている。
図1から図6を参照すると、接続部1は、図示しないブレード状のオス端子を前面の開口から導入できるように、角筒状に形成している。
図1から図6を参照すると、実施形態によるメス端子10は、底板11、一対の側板12・13、第1天板14、第2天板15、及び、帯状の繋ぎ片16で接続部1を角筒状に構成し、弾性接触片17の基端部17aを繋ぎ片16の先端部から略直角に屈曲すると共に、弾性接触片17を第2天板15の内壁に向って上り傾斜した状態で、弾性接触片17を接続部1の内部に配置することで、弾性接触片の基端部が密着曲げされていないので、弾性接触片17が損傷することを抑制できる。
引き続き、接続部1の構成を説明する。図1から図4を参照すると、第1天板14は、半球状の第1係止突起141を前部に突出している。又、第1天板14は、半球状の第2係止突起142を後部に突出している。接続部1を図示しないプラグハウジングのキャビティに装着すると、第1係止突起141及び第2係止突起142は、図示しないプラグハウジングのキャビティの内壁に係止できる。
図3(B)又は図5を参照すると、接続部1は、アシストばね片18を更に有している。アシストばね片18は、第2天板15の内壁に向って上り傾斜した状態で、接続部1の内部に配置されている。又、アシストばね片18は、その先端部が弾性接触片17の先端部の下方に配置されている。これにより、図示しないオス端子を接続部1に挿入したときに、弾性接触片17の過剰な撓みを抑制できる。
図1から図6を参照すると、接続部1は、第1押え片11a、第2押え片14a、及び、第3押え片13aを有している。第1押え片11aは、底板11の前縁から突出している。又、第1押え片11aは、弾性接触片17の基端部17aをその底面側から押さえている。
図1から図6を参照すると、第2押え片14aは、第1天板14の前縁から突出している。又、第2押え片14aは、第2天板15の前部を押さえている。第3押え片13aは、他方の側板13の前部に形成されている。第3押え片13aは、弾性接触片17の基端部17aをその上面側から他方の側板13の板厚面で押さえている。
図1から図6を参照すると、接続部1は、接続部1の前部の下面を第1押え片11aで押さえると共に、接続部1の前部の上面を第2押え片14aで押さえている。更に、接続部1は、弾性接触片17の基端部17aをその上面側から他方の側板13の板厚面で押さえている。
図1から図6を参照すると、実施形態によるメス端子10は、接続部1の前部を押さえる、第1押え片11a、第2押え片14a、及び、第3押え片13aを有しているので、接続部1の前部の歪みを低減できる。
[メス端子の作用]
次に、実施形態によるメス端子10の作用及び効果を説明する。
図1から図6を参照すると、実施形態によるメス端子10は、底板11、一対の側板12・13、第1天板14、第2天板15、及び、帯状の繋ぎ片16で接続部1を角筒状に構成し、弾性接触片17の基端部17aを繋ぎ片16の先端部から略直角に屈曲すると共に、弾性接触片17を第2天板15の内壁に向って上り傾斜した状態で、弾性接触片17を接続部1の内部に配置することで、弾性接触片の基端部が密着曲げされていないので、弾性接触片17が損傷することを抑制できる。
図1から図6を参照すると、実施形態によるメス端子10は、接続部1の前部を押さえる、第1押え片11a、第2押え片14a、及び、第3押え片13aを有しているので、接続部1の前部の歪みを低減できる。
図1から図3を参照すると、繋ぎ片16は、一方の側板12の前部に形成した前方切り欠き部を介して、一方の側板12の前部に配置し、繋ぎ片16の内壁及び外壁は、一方の側板12の内壁及び外壁と面一の状態で配置しているので、メス端子10の幅方向の巨大化を防止できる。
図3(B)又は図5(C)を参照すると、実施形態による弾性接触片17は、底板11側に配置されているが、弾性接触片17は、第2天板15側に配置してもよい。又、弾性接触片17の基端部17aは、接続部1の開口側に配置されているが、弾性接触片17の基端部17aは、接続部1の奥部に配置してもよい。
図3(B)又は図5(C)を参照すると、実施形態によるメス端子10は、アシストばね片18を配置しているが、アシストばね片18を構成から削除することも可能である。実施形態による弾性接触片17は、片持ち支持されているが、弾性接触片17は、両端支持する別形態も可能である。
本発明によるメス端子は、従来のメス端子と比べて、横幅方向の小型が可能である。これにより、本発明によるメス端子を複数実装するプラグハウジングの小型を期待できる。
1 接続部
2 結線部
10 メス端子
11 底板
12・13 一対の側板
14 第1天板
15 第2天板
16 繋ぎ片
17 弾性接触片
17a 弾性接触片の基端部
W 電線

Claims (2)

  1. オス端子と電気接続される弾性接触片を内部に収容した筒状の接続部、及び、電線の端末を結線できる結線部を有するメス端子であって、
    前記接続部は、
    前記結線部の底部から連続して帯状に延びる底板と、
    前記底板の両側に略直角に屈曲した一対の側板と、
    一方の前記側板の上部を略直角に屈曲し、前記底板と対向する状態で配置された第1天板と、
    他方の前記側板の上部を略直角に屈曲し、前記第1天板の内壁に重なる状態で配置された第2天板と、
    前記第2天板から前記底板が延びる方向と略直交する方向に部分的に延び、前記第2天板の端部から略直角に屈曲し、一方の前記側板の前縁に近接配置された帯状の繋ぎ片と、を有し、
    前記弾性接触片は、その基端部が前記繋ぎ片の先端部から略直角に屈曲していると共に、前記第2天板の内壁に向って上り傾斜した状態で、前記接続部の内部に配置され、
    前記繋ぎ片は、一方の前記側板に配置されると共に、前記繋ぎ片の内壁及び外壁は、一方の前記側板の内壁及び外壁と面一の状態で配置されている、メス端子。
  2. 前記底板は、その前縁から突出し、前記弾性接触片の基端部を底面側から押さえる第1押え片を有し、
    前記第1天板は、その前縁から突出し、前記第2天板の前部を押さえる第2押え片を有し、
    他方の前記側板は、前記弾性接触片の基端部を上面側から板厚面で押さえる第3押え片を前部に有している、請求項1記載のメス端子。
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