JP7113956B2 - 情報伝送方法、ネットワーク機器及び端末 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2018年07月06日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810739059.0の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特に情報伝送方法、ネットワーク機器及び端末に係る。
5G(5th Generation)移動通信システム又はNR(New Radio)と呼ばれるシステムは、より多様なシナリオ及びサービスのニーズに適応し、その主なシナリオとして、eMBB(enhanced Mobile Broadband)通信、mMTC(massive Machine Type Communications)、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)を含む。これらのシナリオにおいて、システムは、高信頼性、低遅延、広い帯域幅、広いカバレッジなどが求められる。
システムの容量及びリソース利用効率を高めるために、複数の端末は、同じリソースで非直交の方式で伝送を行うことができる。また、NRシステムは、半静的スケジューリング(configured grant)の上り伝送方式もサポートし、シグナリング対話フローを減らすことができ、端末の消費電力を低減することができる。端末が非直交上り伝送を行う場合、複数の異なる端末は、同じ伝送リソースを多重することができる。その場合、ネットワーク機器は、異なる端末の上り信号を区別する必要がある。データ伝送のために、異なる端末は、異なる多元接続MA(Multiple Access)シグネチャを採用する。MAシグネチャは、復調用参照信号DMRS(De-Modulation Reference Signal)を含むが、それに限定されない。異なる端末に対して異なるDMRSを設定して伝送する場合、端末間のデータ衝突は回避できるが、多数の端末が同時に伝送することに対応することは困難である。
本開示の一部実施例は、非直交上り伝送では多数の端末の同時伝送に対応することが難しいという問題を解決するために、情報伝送方法、ネットワーク機器及び端末を提供する。
第1態様として、本開示の一部実施例は、ネットワーク機器側に応用される情報伝送方法を提供し、目標復調用参照信号DMRSが含まれる上り信号を受信することと、上り信号の中の目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定することとを含み、ここで、端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
第2態様として、本開示の一部実施例は、ネットワーク機器を更に提供し、目標復調用参照信号DMRSが含まれる上り信号を受信する第1受信モジュールと、上り信号の中の目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定する処理モジュールとを含み、ここで、端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
第3態様として、本開示の一部実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに格納されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク機器を提供し、プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、上記の情報伝送方法が実現される。
第4態様として、本開示の一部実施例は、端末側に応用される情報伝送方法を提供し、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信することと、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信することとを含み、ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
第5態様として、本開示の一部実施例は、端末を提供し、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信する第2受信モジュールと、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する送信モジュールとを含み、ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
第6態様として、本開示の一部実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに格納されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含む端末を更に提供し、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の情報伝送方法が実現される。
第7態様として、本開示の一部実施例は、端末側に応用される情報伝送方法を提供し、少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを受信することと、少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信することとを含む。
第8態様として、本開示の一部実施例は、端末を提供し、少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを受信する受信モジュールと、少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信する選択モジュールとを含む。
第9態様として、本開示の一部実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに格納されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含む端末を提供し、プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、上記の情報伝送方法が実現される。
第10態様として、本開示の一部実施例は、ネットワーク機器側に応用される情報伝送方法を提供し、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定することを含む。
第11態様として、本開示の一部実施例は、ネットワーク機器を提供し、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定する設定モジュールを含む。
第12態様として、本開示の一部実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに格納されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク機器を提供し、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の情報伝送方法が実現される。
第13態様として、本開示の一部実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記端末側又はネットワーク機器側の情報伝送方法が実現される。
このように、本開示の一部実施例は、上記技術手段を採用することによって、DMRS容量が増加し、非直交上り伝送の参照信号が衝突する確率を低減し、多数の端末の同時伝送に対応することもできる。
本開示の一部実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、本開示の一部実施例の記載に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本開示の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
本開示の一部実施例の応用可能な移動通信システムのブロック図である。 本開示の一部実施例に係るネットワーク機器側の情報伝送方法のフローチャートその1である。 本開示の一部実施例におけるDMRSとDMRSスクランブルIDのマッピング関係図である。 本開示の一部実施例に係るネットワーク機器のモジュール構造図その1である。 本開示の一部実施例に係る端末側の情報伝送方法のフローチャートその1である。 本開示の一部実施例に係る端末のモジュール構造図その1である。 本開示の一部実施例に係る端末側の情報伝送方法のフローチャートその2である。 本開示の一部実施例に係る端末のモジュール構造図その2である。 本開示の一部実施例に係るネットワーク機器側の情報伝送方法のフローチャートその2である。 本開示の一部実施例に係るネットワーク機器のモジュール構造図その2である。 本開示の一部実施例に係るネットワーク機器のブロック図である。 本開示の一部実施例に係る端末のブロック図である。
以下、添付図面を参照して本開示の例示的な実施例を更に詳細に記載する。本開示の例示的な実施例を図面に示しているが、本開示は、ここで説明した実施例に限定されることなく様々な形態で実現できることが理解されるべきである。これらの実施例を示すことは、本開示をより徹底的に理解してもらい、本開示の範囲を当業者に全面的に伝えるためである。
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」などの用語は、特定の順序又は前後順を記述するために使用されるのではなく、類似の対象を区別するために使用される。そのように使用されるデータは、本明細書に記載される本開示の実施例が、例えば、本明細書に図示又は記載されるもの以外の順序でも実施できるように、適切に交換されることが理解されるべきである。更に、「含む」及び「有する」という用語ならびにそれらの任意の変形は、非排他的を意図しており、例えば、一連の工程又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は、必ずしも明確に列挙されたそれらの工程又はユニットに限定されるものではなく、明確に列挙されていないものや、それらのプロセス、方法、製品又は装置に固有の他の工程又はユニットを含んでもよい。本明細書及び特許請求の範囲において、「及び/又は」は、連結された対象の少なくとも1つを意味する。
本明細書で説明される技術は、ロングタームエボリューションLTE(Long Time Evolution)/LTE-A(LTE-Advanced)システムに限定されず、符号分割多元接続CDMA(Code Division Multiple Access)、時分割多元接続TDMA(Time Division Multiple Access)、周波数分割多元接続FDMA(Frequency Division Multiple Access)、直交周波数分割多元接続OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、シングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMA(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access)及び他のシステムなどの様々な無線通信システムにも使用できる。用語「システム」及び「ネットワーク」は、しばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセスUTRA(Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実現できる。UTRAは、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(登録商標)及び他のCDMA変形形態を含む。TDMAシステムは、グローバル移動通信システムGSM(Global System for Mobile Communication)などの無線技術を実現できる。OFDMAシステムは、UMB(Ultra Mobile Broadband)、E-UTRA(Evolution-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実現できる。UTRA及びE-UTRAは、ユニバーサル移動体通信システムUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の部分である。LTE及びLTE-Aなどのより高レベルのLTEは、E-UTRAを使用する新しいUMTSリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A及びGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3rd Generation Partnership Project:3 GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000及びUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明される技術は、以上で言及されたシステム及び無線技術に使用されるのみならず、他のシステム及び無線技術にも使用される。しかしながら、以下の説明は、例示の目的でNRシステムを説明し、以下の説明の大部分においてNRという用語が使用されるが、これらの技術は、NRシステムの適用例以外の適用例にも適用される。
以下の説明は、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、又は構成を限定することなく、例を提供する。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、論じられた要素の機能及び構成を変更することができる。様々な例は、様々な手順又は構成要素を適切に省略、置換、又は追加することができる。例えば、説明された方法は、説明されたものとは異なる順序で実行されてもよく、様々なステップが追加、省略、又は組み合わされてもよい。更に、いくつかの例を基準して説明される特徴は、他の例において組み合わされてもよい。
図1を参照する。図1は、本開示の一部実施例の応用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末11とネットワーク機器12とを含む。ここで、端末11は、端末機器又はユーザ端末UE(User Equipment)とも呼ばれる。端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、携帯情報端末PDA(Personal Digital Assistant)、モバイルネットワーク機器MID(Mobile Internet Device)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器などの端末側機器であってもよい。なお、本開示の一部実施例において、端末11の具体的なタイプは、限定されない。ネットワーク機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよい。ここで、上記基地局は、5G以降のバージョンの基地局(例えば、gNB、5G NR NBなど)、又は他の通信システムにおける基地局(例えば、eNB、WLANアクセスポイント、又は他のアクセスポイントなど)であってもよい。ここで、基地局は、ノードB、発展型ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局BTS(Base Transceiver Station)、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセットBSS(Basic Service Set)、拡張サービスセットESS(Extended Service Set)、Bノード、発展型Bノード(eNB)、ホームBノード、ホーム発展型ノードB、WLANアクセスポイント、WiFiノード、又は所属分野における他の何らかの適切な用語で呼ばれてもよい。同様の技術的効果を奏する限り、前記基地局は、特定の技術用語に限定されない。なお、本開示の一部実施例において、単にNRシステムにおける基地局を例として説明するが、基地局の具体的な種類を限定しない。
基地局は、基地局制御装置の制御下で端末11と通信し、様々な例では、基地局制御装置がコアネットワーク又はいくつかの基地局の一部である。いくつかの基地局は、バックホールを通じてコアネットワークと制御情報又はユーザデータを通信することができる。いくつかの例では、これらの基地局のいくつかは、有線又は無線通信リンクであるバックホールリンクを通じて、直接的又は間接的に互いに通信する。無線通信システムは、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)での動作をサポートする。マルチキャリア送信機は、変調された信号を複数のキャリアで同時に伝送することができる。例えば、各通信リンクは、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号である。各変調信号は、異なるキャリアで送信され、制御情報(例えば、参照信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送する。
基地局は、1つ又は複数のアクセスポイントアンテナを介して端末11と無線通信する。各基地局は、それぞれのカバレッジエリアに通信カバレッジを提供する。アクセスポイントのカバレッジエリアは、該カバレッジエリアの一部のみを構成するセクタに分割される。無線通信システムは、マクロ基地局、マイクロ基地局、又はピコ基地局などの異なるタイプの基地局を含む。基地局はまた、セルラー又はWLAN無線アクセス技術などの異なる無線技術を利用する。基地局は、同じ又は異なるアクセスネットワーク又は事業者展開に関連付けられる。異なる基地局のカバレッジエリア(同じ又は異なるタイプの基地局のカバレッジエリア、同じ又は異なる無線技術を利用するカバレッジエリア、又は同じ又は異なるアクセスネットワークに属するカバレッジエリアを含む)は、オーバーラップしてもよい。
無線通信システムにおける通信リンクは、上りリンクUL(Uplink)伝送(例えば、端末11からネットワーク機器12への伝送)を搬送するための上りリンク、又は下りリンクDL(Downlink)伝送(例えば、ネットワーク機器12から端末11への伝送)を搬送するための下りリンクを含む。UL伝送は、逆方向リンク伝送とも呼ばれ、DL伝送は、順方向リンク伝送とも呼ばれる。下りリンク伝送は、認可周波数帯域、非認可周波数帯域、又はその両方を使用して行われる。同様に、上りリンク伝送は、認可周波数帯域、非認可周波数帯域、又はその両方を使用して行われる。
本開示の一部実施例は、ネットワーク機器側に応用される情報伝送方法を提供し、図2に示すように、該方法において、以下のステップを含む。ステップ21において、目標復調用参照信号DMRSが含まれる上り信号を受信する。ここでいう上り信号とは、上り非直交伝送信号を意味し、具体的には、該ステップは、非直交伝送モードにある端末から送信された上り信号を受信することである。該上り信号は、多元接続リソースで伝送される。該上り信号は、プリアンブルとMAシグネチャ(signature)に基づくデータとを含み、又は、プリアンブルとDMRSとMAシグネチャに基づくデータとを含み、又は、DMRSとMAシグネチャに基づくデータとを含む。ここで、上記プリアンブルは、サイクリックプレフィックス、プリアンブル系列、ガードインターバルを含む。ステップ22において、目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定する。
ここで、該端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。更に、ステップ21の前に、端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定するステップを含む。即ち、ネットワーク機器が1つの端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定することで、端末は、非直交上り伝送を行う場合に少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択し、選択したDMRS識別子で指示されるDMRSを用いて上り非直交伝送を行う。なお、ネットワーク機器が異なる端末に対して設定するDMRS同士は、オーバーラップすることがある。例えば、ネットワーク機器は、端末1に対しDMRS1、DMRS2、DMRS3、DMRS4を設定し、端末2にDMRS2、DMRS3、DMRS5を設定する。1つの端末に少なくとも2つのDMRS識別子を設定することで、DMRSの選択の自由度が増し、DMRSの容量が増加し、複数の端末間で同じDMRSを選択する確率が低下する。
ここで、上記DMRS識別子は、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報を含む。以下、DMRS設定パラメータ及びDMRSスクランブル情報について、本開示の一部実施例を更に説明する。
ここで、DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート(port)番号、DMRSが存在する時間領域シンボルのようなDMRS時間領域位置、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号PTRS(Phase tracking reference signal)の対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、DMRS設定の番号は、異なるDMRS設定を区別するために使用される。ここでいうDMRS設定の番号は、システムメンテナンスのDMRSインデックス番号(index)であってもよく、例えば、システムのDMRSプールにDMRS index1~Mが含まれ、ネットワーク機器が端末にDMRS index3を設定する場合、該DMRS設定の番号が3となる。又は、該DMRS設定の番号は、ネットワーク機器が端末に対して設定したDMRS順序番号であり、例えば、システムのDMRSプールにDMRS index1~Mが含まれ、ネットワーク機器が端末にDMRS index3、4、5を設定する場合、該DMRS設定の番号が1、2、3となる。
DMRSとプリアンブルの対応関係について、ここでいう対応関係の指示方式は、明示的な指示であっても暗黙的な指示であってもよい。明示的指示を例にとると、該DMRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、DMRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的指示を例にとると、該DMRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、予め定義された関連関係式によって決定する。
DMRSと位相追従用参照信号PTRS(Phase tracking reference signal)との対応関係について、DMRSとプリアンブルとの対応関係の指示方式と類似しており、DMRSと位相追従用参照信号PTRSとの対応関係の指示方式は、明示的な指示であっても暗黙的な指示であってもよい。明示的な指示を例にとると、該DMRS設定に対応するPTRSパラメータ又はPTRS設定パラメータの番号をDMRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的な指示を例にとると、該DMRS設定に対応するPTRSのパラメータ又はPTRS設定パラメータの番号を、予め定義された関連関係式によって決定する。
DMRS帯域幅は、予め定義されるか、又はネットワーク機器によって設定される。DMRS帯域幅は、上りデータが存在する多元接続リソースの帯域幅以上である。任意選択で、DMRS帯域幅が予め定義される場合、デフォルトとして、DMRS帯域幅は、多元接続リソースの帯域幅と同じであり、即ち、DMRSの帯域幅は、データ帯域幅と同じである。DMRS帯域幅がネットワーク機器によって設定される場合、マルチユーザ多重時のチャネル推定性能を保証するために、DMRS帯域幅は、多元接続リソースの帯域幅よりも大きくてもよい。これにより、より長いDMRS系列を採用することができ、異なるユーザ間のDMRSの直交性を向上させることができる。
DMRS伝送電力は、同じリソースエレメントREにおける端末の上りデータチャネルの電力と同じであり、即ち、DMRSは、同じREにおけるデータの電力と同じである。具体的には、DMRS帯域幅がデータ伝送の帯域幅と同じである場合、DMRSは、同じREにおけるデータの電力と同じである。一方、DMRSの帯域幅がデータ伝送の帯域幅より大きい場合、DMRSの送信電力は、データの送信電力と一致に保持される。即ち、DMRSとデータとの同一REでの電力は異なる。及び/又は、各DMRSポートに対応するDMRS伝送電力は、個別に設定される。例えば、DMRSが電力ブースト(power boosting)方式を採用する場合、Power boostingは、各DMRSポートに基づいて設定される。具体的には、DMRSとデータ伝送との帯域幅が同一であり、且つDMRSが同一のOFDMシンボルでデータと周波数分割多重されない場合、DMRSは、電力ブーストを行うことができる。
以上、DMRS設定パラメータの関連実施例を紹介したが、以下、本実施例では、更に、DMRS識別子にDMRSスクランブル情報を含める関連実施例について紹介する。
DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子(即ち、スクランブルID)を含む。そのうちの1つのDMRS識別子は、1つのDMRSに対応する。即ち、ネットワーク機器が端末に少なくとも2つのDMRSを設定し、それら2つのDMRSが少なくとも2つのDMRSスクランブルIDに対応する。その場合、DMRSとDMRSスクランブルIDとの対応関係は、図3に示されるように、1つのDMRSが1つのDMRSスクランブルIDに対応し、例えば、DMRS index0がDMRSスクランブルID0に対応し、DMRS index1がDMRSスクランブルID1に対応し、…、DMRS indexnがDMRSスクランブルIDnに対応する。ここで、k=n mod L。nは、DMRSの数であり、Lは、DMRSスクランブルIDの数である。又は、DMRSとDMRSスクランブルIDの対応関係は、1つのDMRSが少なくとも2つのDMRSスクランブルIDに対応する。端末は、この少なくとも2つのDMRSスクランブルIDから1つをランダムに選択してDMRSにスクランブルをかけることができる。異なる端末が同じDMRSを用いても、用いるDMRSスクランブルIDが異なるため、信号の衝突が発生しない。ここで、ネットワーク機器は、DMRS毎に全てのDMRSスクランブルIDを任意選択のセットとして設定し、即ち、DMRS0~nのDMRSスクランブルIDが全てDMRSスクランブルID0~kを含む。このようなシナリオは、DMRSとDMRSスクランブルIDに対応関係がないと理解してもよい。
本開示の一部実施例における目標DMRSは、上りデータ(端末の上りデータ)と時分割多重される。なお、1つのOFDMシンボルでは、DMRSが上りデータと周波数分割多重されない。該目標DMRSは、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報に対応する。即ち、DMRS設定パラメータに対応するDMRSと端末の上りデータが時分割多重され、DMRSスクランブルIDに対応するDMRSと端末の上りデータが時分割多重され、DMRS設定パラメータとDMRSスクランブルIDに対応するDMRSと端末の上りデータが時分割多重される。
更に、ステップ21の前に、該方法において、端末に対しPTRS設定パラメータを設定するステップを更に含む。具体的には、ネットワーク機器は、端末に対し少なくとも2つのPTRSを設定し、1つのPTRS設定パラメータが1つのDMRS識別子に対応する。
具体的には、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRSが存在する時間領域シンボル、PTRSが存在するサブキャリアのようなPTRS時間周波数領域位置、PTRSの時間領域密度及び/又は周波数領域密度であるPTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、PTRS設定の番号は、異なるPTRS設定を区別するために使用される。ここでいうPTRS設定の番号は、システムメンテナンスのPTRSインデックス番号(index)であってもよく、例えばシステムのPTRSプールにPTRS index1~Nが含まれ、ネットワーク機器が端末にPTRS index3を設定すると、該PTMRS設定の番号が3となる。又は、該PTRS設定の番号は、ネットワーク機器が端末に対し設定するPTRS順序番号であり、例えば、システムのPTRSプールにPTRS index1~Nが含まれ、ネットワーク機器が端末に対しPTRS index3、4、5を設定すると、該PTRS設定の番号が1、2、3となる。
PTRSとプリアンブルの対応関係について、ここでいう対応関係の指示方式は、明示的な指示でも暗黙的な指示でもよい。明示的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、PTRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、予め定義された関連関係式によって決定する。
PTRSとDMRSの対応関係について、PTRSとプリアンブルの対応関係の指示方式と類似しており、PTRSとDMRSの対応関係の指示方式は、明示的な指示でも暗黙的な指示でもよい。明示的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するDMRS設定パラメータの番号を、PTRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するDMRS設定パラメータの番号を、予め定義された関連関係式によって決定する。
本開示の一部実施例に係るネットワーク機器が端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定することによって、端末は、この少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択する。このように、端末の選択可能なDMRSが増加し、DMRS容量がある程度増加し、非直交上り伝送の参照信号が衝突する確率を低減し、多数の端末の同時伝送に対応することもできる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおける情報伝送方法をそれぞれ詳細に紹介したが、以下、本実施例において、更に、それに対応するネットワーク機器を図面に基づいて紹介する。
図4に示すように、本開示の一部実施例に係るネットワーク機器400は、実施例における、上り信号を受信し、上り信号の中の目標復調用参照信号DMRSに基づいて端末の上りデータを決定する方法のディテールを実現することができ、同じ効果を奏することもできる。ここで、端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。該ネットワーク機器400は、具体的には、目標復調用参照信号DMRSが含まれる上り信号を受信する第1受信モジュール410と、目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定する処理モジュール420とを含む。ここで、端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、前記少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
ここで、ネットワーク機器400は、端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定する第1設定モジュールを更に含む。
ここで、DMRS識別子は、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報を含む。
ここで、DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号PTRSの対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、予め定義されて又はネットワーク機器によって設定されたDMRS帯域幅は、上りデータが存在する多元接続リソースの帯域幅以上である。
ここで、DMRS伝送電力は、同一リソースエレメントREでの端末の上りデータチャネルの電力と同一であり、及び/又は、各DMRSポートに対応するDMRS伝送電力は、個別に設定される。
ここで、DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子IDを含む。
ここで、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報に対応する目標DMRSは、上りデータと時分割多重される。
ここで、ネットワーク機器は、端末に対しPTRS設定パラメータを設定する第2設定モジュールを更に含む。
ここで、1つのPTRS設定パラメータは、1つのDMRS識別子に対応する。
ここで、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRS時間周波数領域位置、PTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
なお、本開示の一部実施例に係るネットワーク機器が端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定することによって、端末は、この少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択する。このように、端末の選択可能なDMRSが増加し、DMRS容量がある程度増加し、非直交上り伝送の参照信号が衝突する確率を低減し、多数の端末の同時伝送に対応することもできる。
上記目的をよりよく実現するために、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに格納されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク機器を更に提供し、プロセッサがコンピュータプログラムを実行すると、上記の情報伝送方法のステップが実現される、発明の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記の情報伝送方法のステップが実現される。
以上の実施例は、ネットワーク機器側から本開示の情報伝送方法を紹介したが、以下、本実施例において、更に、端末側の情報伝送方法について図面に基づいて紹介する。
本開示の一部実施例は、端末側に応用される情報伝送方法を提供し、図5に示すように、該方法において、以下のステップを含む。ステップ51において、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信する。即ち、ネットワーク機器は、1つの端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定する。なお、ネットワーク機器が異なる端末に対して設定するDMRS同士は、オーバーラップすることがある。例えば、ネットワーク機器は、端末1に対しDMRS1、DMRS2、DMRS3、DMRS4を設定し、端末2にDMRS2、DMRS3、DMRS5を設定する。1つの端末に少なくとも2つのDMRS識別子を設定することで、DMRSの選択の自由度が増し、DMRSの容量が増加し、複数の端末間で同じDMRSを選択する確率が低下する。ステップ52において、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する。
ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。即ち、端末は、非直交上り伝送を行う場合に少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択し、選択したDMRS識別子で指示されるDMRSを用いて上り非直交伝送を行う。
ここで、DMRS識別子は、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報を含む。
更に、DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号PTRSの対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、予め定義されて又はネットワーク機器によって設定されたDMRS帯域幅は、多元接続リソースの帯域幅以上である。
ここで、DMRS伝送電力は、同一リソースエレメントREでの端末の上りデータチャネルの電力と同一であり、及び/又は、各DMRSポートに対応するDMRS伝送電力は、個別に設定される。
一方、DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子IDを含む。
ここで、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報に対応する目標DMRSは、上りデータと時分割多重される。
なお、該端末側の実施例は、上記のネットワーク機器側の情報伝送方法に対応し、上記のネットワーク機器側の各実現形態は、端末の実施例に適応し、例えば端末が正しく受信した情報が、ネットワーク機器から送信された情報に一致する。よって、ここでは繰り返して述べない。
本開示の一部実施例に係る情報伝送方法において、端末が、ネットワーク機器によって設定された少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択して非直交上り伝送を行うことで、選択可能なDMRSが増加し、DMRS容量がある程度増加し、非直交上り伝送の参照信号が衝突する確率を低減し、多数の端末の同時伝送に対応することもできる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおける情報伝送方法を紹介したが、以下、更に、それに対応する端末について、図面に基づいて紹介する。
図6に示すように、本開示の一部実施例に係る端末600は、上記実施例における、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信し、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する方法のディテールを実現することができ、同じ効果を奏することもできる。ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。該端末600は、具体的には、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信する第2受信モジュール610と、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する送信モジュール620を含む。ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
ここで、DMRS識別子は、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報を含む。
ここで、DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号PTRSの対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、予め定義されて又はネットワーク機器によって設定されたDMRS帯域幅は、前記多元接続リソースの帯域幅以上である。
ここで、DMRS伝送電力は、同一リソースエレメントREでの端末の上りデータチャネルの電力と同一であり、及び/又は、各DMRSポートに対応するDMRS伝送電力は、個別に設定される。
ここで、DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子IDを含む。
ここで、DMRS設定パラメータ及び/又はDMRSスクランブル情報に対応する目標DMRSは、上りデータと時分割多重される。
なお、本開示の一部実施例に係る端末は、ネットワーク機器によって設定された少なくとも2つのDMRS識別子から1つを選択して非直交上り伝送を行うことで、選択可能なDMRSが増加し、DMRS容量がある程度増加し、非直交上り伝送の参照信号が衝突する確率を低減し、多数の端末の同時伝送に対応することもできる。
本開示の別の実施例において、伝送の有効性を高めるために、16QAM、64QAM、256QAMなどの高次変調が使用されることが多い。しかしながら、高次変調は、位相雑音の影響を受けやすい。また、変調次数が高いほど位相雑音に敏感である。また、端末の周波数オフセットは、チャネル推定の性能低下を招く。位相雑音を除去し、周波数オフセットの影響を補うために、送信側は、PTRSのように受信側で既知の参照信号を送信する必要がある。しかし、従来技術において、非直交上り伝送シナリオにおけるPTRSの設定方式が提案されていない。
本開示の一部実施例は、端末側に応用される情報伝送方法を提供し、図7に示すように、該方法において、以下のステップを含む。ステップ71において、少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを受信する。ここで、端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータを受信する。ステップ72において、少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信する。
端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータから1つを選択し、選択したPTRS設定パラメータに対応するPTRSを送信することで、受信側は、該PTRSに基づいて位相雑音を推定し、対応する位相補償を行うことができる。一般に、PTRSの周波数領域密度は、システム帯域幅に依存し、例えば、1つ又は複数の物理リソースブロックPRB(Physical Resource block)おきに1つのPTRSサブキャリアを挿入する。時間領域密度は、データシンボルの変調符号化方式MCS(Modulation Coding Scheme)に関連し、例えば1つ又は複数のシンボルおきに1つのPTRSシンボルを挿入する。
具体的には、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRSが存在する時間領域シンボル、PTRSが存在するサブキャリアのようなPTRS時間周波数領域位置、PTRSの時間領域密度及び/又は周波数領域密度であるPTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。ここで、PTRS設定の番号は、異なるPTRS設定を区別するために使用される。ここでいうPTRS設定の番号は、システムメンテナンスのPTRSインデックス番号(index)であってもよく、例えばシステムのPTRSプールにPTRS index1~Nが含まれ、ネットワーク機器が端末にPTRS index3を設定すると、該PTMRS設定の番号が3となる。又は、該PTRS設定の番号は、ネットワーク機器が端末に対し設定するPTRS順序番号であり、例えば、システムのPTRSプールにPTRS index1~Nが含まれ、ネットワーク機器が端末に対しPTRS index3、4、5を設定すると、該PTRS設定の番号が1、2、3となる。
PTRSとプリアンブルの対応関係について、ここでいう対応関係の指示方式は、明示的な指示でも暗黙的な指示でもよい。明示的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、PTRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するプリアンブル系列又はプリアンブルインデックスを、予め定義された関連関係式によって決定する。
PTRSとDMRSの対応関係について、PTRSとプリアンブルの対応関係の指示方式と類似しており、PTRSとDMRSの対応関係の指示方式は、明示的な指示でも暗黙的な指示でもよい。明示的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するDMRS設定パラメータの番号を、PTRS設定パラメータに直接指示する。暗黙的な指示を例にとると、該PTRS設定に対応するDMRS設定パラメータの番号を、予め定義された関連関係式によって決定する。
PTRS設定パラメータにPTRSとDMRSの対応関係が含まれる場合、ステップ71の前に、DMRSの伝送リソースを取得するステップと、該伝送リソース及びPTRSとDMRSの対応関係に基づいて、PTRSの目標伝送リソースを決定するステップとを更に含む。
本開示の一部実施例に係る情報伝送方法において、非直交上り伝送シナリオでは、端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信し、非直交上り伝送における位相雑音及び周波数オフセットの伝送性能への影響を除去し、伝送性能を向上させる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおける情報伝送方法をそれぞれ詳細に紹介したが、以下、本実施例において、更に、それに対応する端末について図面に基づいて紹介する。
図8に示すように、本開示の一部実施例に係る端末800は、実施例における、少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを受信し、少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信する方法のディテールを実現することができ、同じ効果を奏することもできる。該端末800は、具体的には、少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを受信する受信モジュール810と、少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信する選択モジュール820とを含む。
ここで、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRS時間周波数領域位置、PTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSと復調用参照信号DMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
ここで、PTRS設定パラメータにPTRSとDMRSの対応関係が含まれる場合、端末800は、DMRSの伝送リソースを取得する取得モジュールと、伝送リソース及びPTRSとDMRSの対応関係に基づいて、PTRSの目標伝送リソースを決定する決定モジュールとを更に含む。
本開示の一部実施例に係る端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信し、非直交上り伝送における位相雑音及び周波数オフセットの伝送性能への影響を除去し、伝送性能を向上させる。
以上の実施例は、端末側から本発明の情報伝送方法を紹介したが、以下、本実施例は、更に、ネットワーク機器側の情報伝送方法について図面に基づいて紹介する。
図9に示すように、本開示の一部実施例は、端末に応用される情報伝送方法を提供し、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定するステップ91を含む。
端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータから1つを選択し、選択したPTRS設定パラメータに対応するPTRSを送信することで、受信側は、該PTRSに基づいて位相雑音を推定し、対応する位相補償を行うことができる。一般に、PTRSの周波数領域密度は、システム帯域幅に依存し、例えば、1つ又は複数のPRBおきに1つのPTRSサブキャリアを挿入する。時間領域密度は、データシンボルのMCSに関連し、例えば1つ又は複数のシンボルおきに1つのPTRSシンボルを挿入する。なお、本ネットワーク機器側の実施例は、上記の端末側の実施例に対応し、上記の端末の実施例の各実施形態は、いずれもネットワーク機器の実施例に適用する。
ここで、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRS時間周波数領域位置、PTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
本開示の一部実施例に係る情報伝送方法において、ネットワーク機器は、端末に対し少なくとも2つのPTRS設定パラメータを設定することによって、端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信し、非直交上り伝送における位相雑音及び周波数オフセットの伝送性能への影響を除去し、伝送性能を向上させる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおける情報伝送方法をを紹介したが、以下、更に、それに対応するネットワーク機器について図面に基づいて紹介する。
図10に示すように、本開示の一部実施例に係るネットワーク機器1000は、上記実施例における、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定する方法のディテールを実現することができ、同じ効果を奏することもできる。該ネットワーク機器1000は、具体的には、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定する設定モジュール1010を含む。ここで、PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRS時間周波数領域位置、PTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む。
なお、本開示の一部実施例に係るネットワーク機器は、端末に対し少なくとも2つのPTRS設定パラメータを設定することによって、端末は、ネットワーク機器から設定された少なくとも2つのPTRS設定パラメータに対応するPTRS候補から1つを選択して送信し、非直交上り伝送における位相雑音及び周波数オフセットの伝送性能への影響を除去し、伝送性能を向上させる。
なお、以上のネットワーク機器及び端末の各モジュールの分割は、あくまでも論理的機能の分割であり、実際の実現においては、全部又は一部が1つの物理的実体に統合されてもよいし、物理的に分離されてもよい。これらのモジュールは、全てソフトウェアが処理素子によって呼び出される形態で実現されてもよいし、全てハードウェアとして実現されてもよいし、更に、一部のモジュールを処理素子呼び出しソフトウェア、一部のモジュールをハードウェアとして実現することも可能である。例えば、決定モジュールは、個別に設けられた処理素子であってもよいし、上記装置のいずれかのチップに集積されて実現されてもよく、また、プログラムコードの形態で上記装置のメモリに記憶され、上記装置のいずれかの処理素子によって上記決定モジュールの機能が呼び出されて実行されるようにしてもよい。他のモジュールの実現は、同様である。また、これらのモジュールは、全部又は一部が一体化されていてもよいし、独立して実現されていてもよい。ここでいう処理素子とは、信号の処理能力を有する集積回路のことである。実施において、上記方法の各ステップ又は上記の各モジュールは、プロセッサ素子内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって実行されてもよい。
例えば、上記モジュールは、上記方法を実施するように構成された1つ又は複数の集積回路、例えば、1つ又は複数の特定の集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASICと略称される)、1つ又は複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor、DSPと略称される)、又は1つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGAと略称される)などである。また、上記モジュールが、処理素子でプログラムコードを呼び出す形態で実現される場合、この処理素子は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPUと略称される)などの汎用プロセッサ、又は、プログラムコードを呼び出すことができる他のプロセッサである。また、これらのモジュールは、一体化されてシステムオンチップ(system-on-a-chip、SOCと略称される)の形態で実現されてもよい。
具体的に、本開示の実施例は、ネットワーク機器を更に提供する。図11に示すように、該ネットワーク機器1100は、アンテナ111と、ラジオ周波数装置112と、ベースバンド装置113を含む。アンテナ111は、ラジオ周波数装置112に接続される。上り方向では、ラジオ周波数装置112は、アンテナ111を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置113に送信して処理する。下り方向では、ベースバンド装置113は、送信すべき情報を処理してラジオ周波数装置112に送信する。ラジオ周波数装置112は、受信した情報を処理してアンテナ111を介して送信する。
上記周波数バンド処理装置は、ベースバンド装置113に位置してもよく、上記実施例でネットワーク機器によって実行される方法は、ベースバンド装置113で実現可能である。このベースバンド装置113は、プロセッサ114とメモリ115を含む。
ベースバンド装置113は、例えば少なくとも1つのベースバンドボードを含む。このベースバンドボードには、複数のチップが設けられている。図11に示すように、そのうちの1つのチップは、例えばプロセッサ114である。プロセッサ114は、メモリ115に接続され、メモリ115の中のプログラムを呼び出すことによって、上記実施例に示されるネットワーク機器の動作を実行する。
このベースバンド装置113は、ラジオ周波数装置112との情報のやり取りに用いられるネットワークインタフェース116を更に含んでもよい。このインタフェースは、例えば汎用共通無線インタフェースCPRI(common public radio interface)である。
ここのプロセッサは、1つのプロセッサであってもよく、複数の処理素子の総称であってもよい。例えば、このプロセッサは、CPUであってもよく、ASICであってもよく、又は、上記のネットワーク機器によって実行される方法を実施するために構成される1つ又は複数の集積回路、例えば、1つ又は複数のマイクロプロセッサDSP、又は1つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイFPGAなどである。記憶素子は、1つのメモリであってもよく、複数の記憶素子の総称であってもよい。
メモリ115は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであり、又は、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)又はフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本願に記載のメモリ115は、これらに限られず、これら及びこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
具体的には、本開示の一部実施例に係るネットワーク機器は、メモリ115に格納されてプロセッサ114で動作可能なコンピュータプログラムを更に含む。プロセッサ114は、メモリ115の中のコンピュータプログラムを呼び出して、図5又は図10に示す各モジュールによって実行される方法を実行する。
具体的には、プロセッサ114がメモリ115の中のコンピュータプログラムを呼び出して、図6に示す各モジュールによって実行される方法を実行する場合、それと同じ技術効果を達成することができる。コンピュータプログラムがプロセッサ114によって呼び出されると、上り信号を受信し、上り信号の中の目標復調用参照信号DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定することを実行する。ここで、該端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
具体的には、プロセッサ114がメモリ115の中のコンピュータプログラムを呼び出して、図8に示す各モジュールによって実行される方法を実行する場合、それと同じ技術効果を達成することができる。コンピュータプログラムがプロセッサ114によって呼び出されると、端末に対し少なくとも2つの位相追従用参照信号PTRS設定パラメータを設定することを実行する。
ここで、ネットワーク機器は、GSM(Global System of Mobile communication)又はCDMA(Code Division Multiple Access)における基地局BTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)における基地局NB(NodeB)であってもよく、更に、LTEにおけるeNB又はeNodeB(Evolutional Node B)であってもよく、又は中継局やアクセスポイントであり、又は将来の5Gネットワークにおける基地局などであり、ここでは限定されない。
上記目的をよりよく実現するために、更に、図12は、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェア構造図である。該端末120は、ラジオ周波数ユニット121と、ネットワークモジュール122と、音声出力ユニット123と、入力ユニット124と、センサ125と、表示ユニット126と、ユーザ入力ユニット127と、インタフェースユニット128と、メモリ129と、プロセッサ1210と、電源1211などの構成要素を含むが、これらに限定されない。図12に示される端末の構造は、端末を限定するものではなく、端末は、図示されるよりも多い又は少ない構成要素を含むことができ、又は特定の構成要素を組み合わせることができ、又は異なる構成要素の配置を含むことができることを、当業者は理解可能である。本開示の実施例において、端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップパソコン、車載端末、ウェアラブルデバイス及び歩数計などを含むが、それらに限定されない。
ここで、ラジオ周波数ユニット121は、上り信号を受信し、プロセッサ1210は、上り信号の中の目標復調用参照信号DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定する。ここで、端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
又は、ラジオ周波数ユニット121は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子を受信し、プロセッサ1210は、目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する。ここで、目標DMRSは、少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つである。
なお、本開示の一部実施例において、ラジオ周波数ユニット121は、情報の送受信又は通話中で信号の送受信に用いられ、具体的に、基地局から下りデータを受信した後、プロセッサ1210による処理に供し、また、上りデータを基地局に送信する。一般に、ラジオ周波数ユニット121は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、結合器、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限定されない。また、ラジオ周波数ユニット121は、無線通信システムを介してネットワークや他の機器と通信を行うこともできる。
端末は、ネットワークモジュール122を介して、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスを支援するなど、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。
音声出力ユニット123は、ラジオ周波数ユニット121やネットワークモジュール122が受信した音声データや、メモリ129に記憶された音声データを音声信号に変換して音声として出力することができる。また、音声出力ユニット123は、端末120が実行する特定の機能に関する音声(例えば、呼出信号着信音、メッセージ着信音等)を出力してもよい。音声出力ユニット123は、スピーカ、ブザー及びレシーバなどを含む。
入力ユニット124は、音声や映像の信号を受信することに用いられる。入力ユニット124は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードでカメラなどの画像キャプチャ装置によって取得された静止画又は動画の画像データを処理するグラフィックスプロセッサGPU(Graphics Processing Unit)1241と、マイク1242とを含む。処理された画像フレームは、表示ユニット126上に表示される。グラフィックスプロセッサ1241で処理された画像フレームは、メモリ129(又は他の記憶媒体)に記憶されるか、又はラジオ周波数ユニット121又はネットワークモジュール122を介して送信される。マイク1242は、音声を受信し、音声データに加工することができる。処理された音声データは、電話通話モードの場合、ラジオ周波数ユニット121を介して移動体通信基地局に送信可能な形式に変換して出力することができる。
端末120は、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ125を更に含む。具体的には、光センサは、周辺光センサ及び近接センサを含む。周辺光センサは、周辺光の明暗に応じて表示パネル1261の輝度を調節し、近接センサは、端末120が耳に移動したときに表示パネル1261及び/又はバックライトを消灯する。モーションセンサの1種として、加速度計センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時は重力の大きさ及び方向を検出でき、端末姿勢の認識(例えば、縦横画面切替、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)、振動認識関連機能(例えば、歩数計、ストローク)などに用いることができる。センサ125は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどを更に含むことができるが、ここでは枚挙しない。
表示ユニット126は、ユーザが入力した情報やユーザに提供した情報を表示するために用いられる。表示ユニット126は、液晶ディスプレイLCD(Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオードOLED(Organic Light-Emitting Diode)などからなる表示パネル1261を含んでもよい。
ユーザ入力ユニット127は、数字や文字情報の入力を受け付け、ユーザによる端末の設定や機能制御に関するキー信号の入力を行うことに用いられる。具体的に、ユーザ入力ユニット127は、タッチパネル1271と、その他の入力機器1272とを含む。タッチパネル1271は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザのタッチ操作を取得可能である(例えばユーザが指やスタイラスなどの任意の適切な物体や付属部材を用いたタッチパネル1271の上又はタッチパネル1271の付近での操作)。タッチパネル1271は、タッチ検出装置とタッチコントローラの2つの部分を含む。ここで、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出してタッチコントローラに伝達する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からのタッチ情報を受信し、それを接点座標に変換してプロセッサ1210に送り、プロセッサ1210からの命令を受信して実行する。なお、タッチパネル1271は、抵抗膜式、静電容量式、赤外線、表面弾性波など、種々の方式を用いて実現することができる。ユーザ入力ユニット127は、タッチパネル1271の他に、他の入力機器1272を含んでもよい。具体的に、他の入力機器1272は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、レバーを含むが、ここでは枚挙しない。
更に、タッチパネル1271は、表示パネル1261に重ねられる。タッチパネル1271は、その上又はその近くでタッチ操作を検出すると、プロセッサ1210に送信して、タッチイベントのタイプを決定する。次いで、プロセッサ1210は、タッチイベントのタイプに応じて、対応する視覚的出力を表示パネル1261に提供する。図12では、タッチパネル1271と表示パネル1261は、独立した2つの部品として端末の入出力機能を実現するが、実施例によっては、タッチパネル1271と表示パネル1261を一体化して端末の入出力機能を実現することもでき、具体的にここでは限定しない。
インタフェースユニット128は、外部装置と端末120とを接続するためのインタフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源(又はバッテリ充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置を接続するためのポート、オーディオ入出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドホンポート等を含む。インタフェースユニット128は、外部装置から入力(例えば、データ情報、電力など)を受信し、受信した入力を端末120内の1つ以上の要素に伝送するために使用されてもよく、又は端末120と外部装置との間でデータを伝送するために使用されてもよい。
メモリ129は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを格納するために使用される。メモリ129は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを格納することができるプログラム格納領域と、データ格納領域とを主に含んでもよい。データ格納領域は、音声データや電話帳など、携帯電話機の使用に応じて作成されたデータを記憶することができる。更に、メモリ129は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性固体記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含んでもよい。
プロセッサ1210は、端末の制御センタであり、各種インタフェースや回線を用いて端末全体の各部を接続し、メモリ129に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを実行、メモリ129に格納されたデータを呼び出して端末の各種機能及び処理データを実行し、端末全体の監視を行う。プロセッサ1210は、1つ以上の処理ユニットを含んでもよい。任意選択で、プロセッサ1210は、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース及びアプリケーションなどを主に処理するアプリケーションプロセッサと、ワイヤレス通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上述のモデムプロセッサは、プロセッサ1210に統合されなくてもよいことが理解される。
端末120は、各構成要素に電力を供給するためのバッテリのような電源1211を更に含んでもよい。選択可能に、電源1211は、電源管理システムを介してプロセッサ1210に論理的に接続されてもよく、電源管理システムを介して充電、放電、及び消費電力管理などを管理する機能を実現してもよい。
また、端末120は、図示しない機能モジュールを更に含んでもよく、ここでの説明は省略する。
任意選択で、本開示の実施例は、プロセッサ1210と、メモリ129と、メモリ129に格納されてプロセッサ1210で動作可能なプログラムを含む端末を更に提供し、該プログラムがプロセッサ1210によって実行されると、上記情報伝送方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、端末は、無線端末であってもよく有線端末であってもよい。無線端末とは、音声及び/又は他のサービスデータ接続性をユーザに提供する機器を指し、無線接続機能の携帯式機器、又は、無線モデムに接続される他の処理機器を有する。無線端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RANと略称される)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信可能である。無線端末は、移動電話(又は「セルラー」電話と称される)などの移動端末、移動端末を有するコンピュータなどである。例えば、端末は、携帯式、ポータブル式、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵式又は車載の移動装置であり、無線アクセスネットワークとは音声及び/又はデータのやり取りを行う。例えば、PCS(Personal Communication Service)電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話機、WLL(Wireless Local Loop)局、PDA(Personal Digital Assistant)などの機器である。無線端末は、システム、受信契約ユニット(Subscriber Unit)、受信契約局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、リモートステーション(Remote Station)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザ機器(User Device or User Equipment)と呼ばれてもよいが、ここでは限定されない。
本開示の実施例は、プログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行されると、上記情報伝送方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどなどである。
本明細書に開示された実施例に記載の各例のユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現可能であることは、当業者が理解できる。これらの機能がいったいハードウェアによって実行されるか、それともソフトウェアによって実行されるかは、技術手段の特定な応用や設計の制限条件によって決められる。当業者は、各特定な応用に対し、異なる方法によって記載の機能を実現することができるが、これらの実現は、本開示の範囲を超えたものとされるべきではない。
記載の便利や簡潔化のために、以上記載したシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、前記方法実施例における対応プロセスを参照されたく、ここでは繰り返して記載しない。これは、当業者にとって自明である。
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された装置及び方法は、他の方式で実施されることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、又は、一部の特徴は、無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されており又は議論されている各構成部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置又はユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形式であってもよい。
以上個別部品として説明したユニットは、物理的に離間したものであってもよく、そうでなくてもよい。ユニットとして示した部品は、物理ユニットであってもよく、そうでなくてもよい。即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに位置してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選択して本開示の実施例の目的を実現する。
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、物理的に別々に設けられていてもよいし、2つ以上が一体化されてもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現され独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的又は従来技術に貢献した部分、又は当該技術手段の部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップをコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
なお、本開示の装置と方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再度の組み合わせが可能である。これらの分解及び/又は再度の組み合わせは、本開示の同等効果手段と見なされるべきである。しかも、上記一連の処理を実行するステップは、自然に説明順に時間順で実行されるが、必ず時間順に実行される必要がない。一部のステップは、並行に実行されてもよく、又は、互いに独立に実行されてもよい。当業者にとって、本開示の方法及び装置のすべて又は任意のステップや部品は、任意の計算装置(プロセッサ、記憶媒体などを含む)や計算装置のネットワークでハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせによって実現されることが理解できる。これは、当業者が本開示の説明を閲読して基本的なプログラミング技能を活用して実現できることである。
従って、本開示の目的は、任意の計算装置で1つ又は一連のプログラムを実行することによっても実現される。前記計算装置は、周知されている汎用装置である。したがって、本開示の目的は、前記方法又は装置を実現するプログラムコードを含むプログラムプロダクトの提供のみでも実現される。即ち、このようなプログラムプロダクトも本開示を構成し、しかもこのようなプログラムプロダクトを記憶した記憶媒体も本開示を構成する。明らかに、前記記憶媒体は、任意の周知される記憶媒体又は将来開発される任意の記憶媒体である。なお、本開示の装置と方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再度の組み合わせが可能である。これらの分解及び/又は再度の組み合わせは、本開示の同等効果手段と見なされるべきである。しかも、上記一連の処理を実行するステップは、自然に説明順に時間順で実行されるが、必ず時間順に実行される必要がない。一部のステップは、並行に実行されてもよく、又は、互いに独立に実行されてもよい。
以上記載されたのは、本開示の選択可能な実施形態である。当業者は、本開示に記載されている原理を逸脱せずに様々な改良や修飾をすることもできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲内にある。
11 端末
12 ネットワーク機器
400 ネットワーク機器
410 第1受信モジュール
420 処理モジュール
600 端末
610 第2受信モジュール
620 送信モジュール
800 端末
810 受信モジュール
820 選択モジュール
1000 ネットワーク機器
1010 設定モジュール
1100 ネットワーク機器
111 アンテナ
112 ラジオ周波数装置
113 ベースバンド装置
114 プロセッサ
115 メモリ
116 ネットワークインタフェース
120 端末
121 ラジオ周波数ユニット
122 ネットワークモジュール
123 音声出力ユニット
124 入力ユニット
1241 グラフィックスプロセッサ
1242 マイク
125 センサ
126 表示ユニット
1261 表示パネル
127 ユーザ入力ユニット
1271 タッチパネル
1272 入力機器
128 インタフェースユニット
129 メモリ
1210 プロセッサ
1211 デンゲン

Claims (15)

  1. 端末側に応用される情報伝送方法であって、
    少なくとも2つの復調用参照信号(DMRS)識別子を受信することと、
    目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信することとを含み、
    ここで、前記目標DMRSは、前記少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つであ
    前記DMRS識別子は、DMRS設定パラメータを含み、
    前記DMRS設定パラメータは、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号(PTRS)の対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む、情報伝送方法。
  2. 前記DMRS識別子は、DMRSスクランブル情報を更に含む、請求項1に記載の情報伝送方法。
  3. 前記DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置、の少なくとも1つを更に含み、
    前記DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子(ID)を含む、請求項2に記載の情報伝送方法。
  4. 少なくとも2つの復調用参照信号(DMRS)識別子を受信する第2受信モジュールと、
    目標DMRSを用いて、多元接続リソースで上りデータを送信する送信モジュールとを含み、
    ここで、前記目標DMRSは、前記少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つであ
    前記DMRS識別子は、DMRS設定パラメータを含み、
    前記DMRS設定パラメータは、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号(PTRS)の対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む、端末。
  5. 前記DMRS識別子は、DMRSスクランブル情報を更に含む、請求項4に記載の端末。
  6. 前記DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置の少なくとも1つを更に含み、
    前記DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子(ID)を含む、請求項5に記載の端末。
  7. ネットワーク機器側に応用される情報伝送方法であって、
    目標復調用参照信号(DMRS)が含まれる上り信号を受信することと、
    前記目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定することとを含み、
    ここで、前記端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、前記目標DMRSは、前記少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つであ
    前記DMRS識別子は、DMRS設定パラメータを含み、
    前記DMRS設定パラメータは、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号(PTRS)の対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む、情報伝送方法。
  8. 目標復調用参照信号(DMRS)が含まれる上り信号を受信する第1受信モジュールと、
    前記目標DMRSに基づいて、端末の上りデータを決定する処理モジュールとを含み、
    ここで、前記端末は、少なくとも2つの復調用参照信号DMRS識別子に対応し、前記目標DMRSは、前記少なくとも2つのDMRS識別子で指示されるDMRSのうちの1つであ
    前記DMRS識別子は、DMRS設定パラメータを含み、
    前記DMRS設定パラメータは、DMRSとプリアンブルの対応関係、DMRSと位相追従用参照信号(PTRS)の対応関係、DMRS帯域幅及びDMRS伝送電力の少なくとも1つを含む、ネットワーク機器。
  9. 前記第1受信モジュールが上り信号を受信することの前に、
    前記端末に対し少なくとも2つのDMRS識別子を設定する、請求項8に記載のネットワーク機器。
  10. 前記DMRS識別子は、DMRSスクランブル情報を更に含む、請求項8に記載のネットワーク機器。
  11. 前記DMRS設定パラメータは、DMRS設定の番号、DMRSポート番号、DMRS時間領域位置の少なくとも1つを更に含む、請求項10に記載のネットワーク機器。
  12. 前記DMRSスクランブル情報は、DMRSに対応する少なくとも2つのDMRSスクランブル識別子(ID)を含む、請求項10に記載のネットワーク機器。
  13. 前記第1受信モジュールが上り信号を受信することの前に、
    前記端末に対しPTRS設定パラメータを設定する、請求項10に記載のネットワーク機器。
  14. 1つのPTRS設定パラメータは、1つのDMRS識別子に対応する、請求項13に記載のネットワーク機器。
  15. 前記PTRS設定パラメータは、PTRS設定の番号、PTRSポート番号、PTRS時間周波数領域位置、PTRS時間周波数領域密度、PTRSとプリアンブルの対応関係、PTRSとDMRSの対応関係、及びPTRS伝送電力の少なくとも1つを含む、請求項13に記載のネットワーク機器。
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