JP7113794B2 - 電力価格決定方法及び電力価格決定システム - Google Patents

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Description

本願発明は、電力価格決定方法及び電力価格決定システムに関し、特に、電力を消費する需要部及び電力を発電する発電部の電力価格を決定する電力価格決定方法等に関する。
非特許文献1には、今後予測される3つのP2P電力取引(出なりP2P、制御型P2P及び潮流込み)について記載されている。
次世代技術を活用した新たな電力プラットフォームの在り方研究会事務局,「配電分野の高度化に資する新たな事業類型について」,スライド23,[online],[令和1年7月9日検索],インターネット<URL:https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/denryoku_platform/pdf/007_03_00.pdf>
しかしながら、非特許文献1に記載のP2P電力取引では、需要側からのみ取引条件を取得する。さらに、取引条件の入力とマッチング処理は、共に実需給の前(制御型P2P及び潮流込み)又は後(出なりP2P)である。発電側と需要側が対等でなく、取引条件及びマッチング処理と実需給との関連性が不十分であった。
そこで、本願発明は、発電側と需要側が対等な関係のもとに電力価格を決定する電力価格決定方法等を提案することを目的とする。
本願発明の第1の観点は、電力を消費する需要部及び電力を発電する発電部の電力価格を決定する電力価格決定方法であって、入札受付部が、前記需要部が設定した需要取引条件及び前記発電部が設定した発電取引条件を取得する入札ステップと、前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電する実需給ステップと、実績値取得部が、前記需要部が消費した需要実績値及び前記発電部が発電した発電実績値を取得する実績値取得ステップと、マッチング処理部が、前記需要取引条件及び前記需要実績値並びに前記発電取引条件及び前記発電実績値を用いて、前記需要部及び前記発電部の電力価格を決定するマッチングステップを含む。
本願発明の第2の観点は、第1の観点の電力価格決定方法であって、前記実需給ステップにおいて、需要制御部が前記発電取引条件を参照して前記需要部における電力の消費を制御し、及び/又は、発電制御部が前記需要取引条件を参照して前記発電部における電力の発電を制御する。
本願発明の第3の観点は、第1又は第2の観点の電力価格決定方法であって、前記マッチングステップにおいて、前記マッチング処理部は、前記需要取引条件及び前記発電取引条件を満たす電力価格により前記需要実績値と前記発電実績値とを対比して、前記需要実績値及び前記発電実績値において、それぞれ、互いに対応するものが存在する需要対応電力及び発電対応電力を特定するとともに、前記需要実績値において前記発電実績値に対応しない需要残電力及び前記発電実績値において前記需要実績値に対応しない発電残電力を特定し、さらにマッチングを希望する前記需要残電力及び前記発電残電力の少なくとも一方が存在しないならばマッチング処理を終了し、さらにマッチングを希望する前記需要残電力及び前記発電残電力の両方が存在するならば、前記需要取引条件及び前記発電取引条件の少なくとも一方を満たさない最終価格により前記需要残電力及び前記発電残電力の一方の全部を他方の一部又は全部に対応付ける。
本願発明の第4の観点は、第3の観点の電力価格決定方法であって、前記電力価格は、前記発電部の提供固定単価及び/又は固定売電単価を用いて決定される範囲内である。
本願発明の第5の観点は、電力価格を決定する電力価格決定システムであって、電力を消費する需要部と、電力を発電する発電部と、前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電する前に、前記需要部が設定した需要取引条件及び前記発電部が設定した発電取引条件を取得する入札受付部と、前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電した後に、前記需要部が消費した需要実績値及び前記発電部が発電した発電実績値を取得する実績値取得部と、前記需要取引条件及び前記需要実績値、並びに、前記発電取引条件及び前記発電実績値を用いて、前記需要部と前記発電部との間で電力価格を決定するマッチング処理部を備える。
本願発明の各観点によれば、需要部及び発電部から取引条件を取得する。さらに、実需給の前に取引条件を取得し、実需給の後にマッチング処理を行う。そのため、需要部及び発電部は、対等な関係のもとで、相手方が示す取引条件を参照して自らの行動を決定して実需給を行うことができる。そして、その行動は実需給に反映され、その実需給に基づくマッチング処理により電力価格が決定することとなる。
本願発明の実施の形態に係る電力価格決定システムの(a)構成の一例を示すブロック図と、(b)処理の一例を示すフロー図である。 図2は、図1(b)のステップST5の処理の一例を具体的に説明するための図である。 図3は、図1(b)のステップST7の処理の一例を具体的に説明するための図である。 図4は、図1(b)のステップST9の処理の一例を具体的に説明するための図である。
以下では、図面を参照して、本願発明の実施例について説明する。なお、本願発明は、この実施例に限定されるものではない。
図1は、本願発明の実施の形態に係る電力価格決定システムの(a)構成の一例を示すブロック図と、(b)処理の一例を示すフロー図である。
図1(a)を参照して、電力価格決定システム1の構成の一例を説明する。電力価格決定システム1は、発電部群3と、電力価格決定部5と、電力調整部6と、需要部群7を備える。
発電部群3は、J個(Jは自然数)の発電部111,…,11J(本願請求項の「発電部」の一例)(符号の添え字は、省略する場合がある)を備える。発電部11j(jは、1からJまでの自然数)は、発電処理部13jと、発電制御部15j(本願請求項の「発電制御部」の一例)と、電力供給部17jを備える。
電力価格決定部5は、入札受付部21(本願請求項の「入札受付部」の一例)と、実績値取得部23(本願請求項の「実績値取得部」の一例)と、マッチング処理部25(本願請求項の「マッチング処理部」の一例)を備える。電力調整部6は、電力需給部27と、売買処理部29を備える。電力価格決定部5は、電力調整部6を利用して、例えばP2P(ピア・ツー・ピア)取引のプラットフォームを提供することができる。
需要部群7は、K個(Kは自然数)の需要部311,…,31K(本願請求項の「需要部」の一例)を備える。需要部31k(kは、1からKまでの自然数)は、需要処理部33kと、需要制御部35k(本願請求項の「需要制御部」の一例)と、電力消費部37kを備える。
発電部11において、電力供給部17は、発電制御部15の制御により電力を発電して電力需給部27に電力を供給する。電力需給部27は、発電部11や他の電力会社などから供給を受けたり、卸電力取引市場から調達したり、自ら発電したりした電力を需要部31に供給する。需要部31において、電力消費部37は、需要制御部35の制御により電力需給部27が供給した電力を消費する。電力価格決定システム1では、各発電部11及び各需要部31の電力価格は、実需給の実績値を用いて決定される。実需給の実績値は、例えばスマートメータのように、現在設置することができる測定機器を利用して取得することができる。
発電部11は、一つの装置で実現してもよく、複数の装置で実現してもよい。例えば、需要部31は、需要処理部33の処理のうち需要取引条件を設定する処理などをスマートフォンやPCなどで実現し、他の部分を一つの装置で実現してもよい。需要部31も同様に、一つ又は複数の装置で実現することができる。また、例えば、一つの家庭などにおいて太陽光発電を行う発電部11及び需要部31を備え、太陽光で発電している間は売電し、太陽光で発電しない夜間は買電するなどとしてもよい。
図1(b)を参照して、電力価格決定システム1の処理の一例を説明する。
ステップST1において、発電処理部13は、入札対象となる電力供給に対して、発電部11の管理者による設定などを利用して発電取引条件を設定する。例えば太陽光発電であれば、発電部11の所在地を含む地域の日照時間の予測データなどを利用して、発電取引条件を自動的に設定してもよい。入札受付部21は、発電処理部13が設定した発電取引条件を取得する。需要処理部33は、入札対象となる電力供給に対して、需要部31の管理者による設定などを利用して需要取引条件を設定する。例えば家族のスケジュールデータや前年分・前月分の使用実績データなどを利用して、需要取引条件を自動的に設定してもよい。入札受付部21は、需要処理部33が設定した需要引条件を取得する。発電取引条件及び需要取引条件を併せて入札データという。入札データは、例えば、ユーザID、売買種別、入札時刻、下限価格、及び、上限価格を含む。発電処理部13及び需要処理部33が入札対象となる実需給の前に下限価格及び上限価格の一方又は双方を設定しないものがあった場合や、入札受付部21と発電処理部13及び/又は需要処理部33との間の通信ができない場合などには、入札受付部21は、例えば、他の情報を利用して自動的に入札データを設定したり、発電部11及び需要部31の管理者や、電力価格決定システム1の管理者などが予め定めた条件を利用して入札データとしたりする。
ステップST2において、入札対象となる実需給が行われる。電力供給部17は、発電制御部15の制御のもとで発電し、発電した電力を電力需給部27に供給する。電力消費部37は、需要制御部35の制御のもとで、電力需給部27が供給する電力を消費する。
電力需給部27は、電力消費部37に電力を供給するために必要な電力制御を行う。例えば、電力供給部17が過剰な電力を供給する場合、蓄電したり、消費したり、他の電力会社に供給したりする。電力消費部37が消費する電力が不足する場合、自ら発電して供給したり、蓄電していた電力を供給したり、他の電力会社などから電力供給を受けたりする。
一般的に、発電部群3が、電力消費量に比較して電力供給量が不足することを予測したならば、発電部群3が提示する希望販売価格(発電取引条件の上限価格及び下限価格)は高くなる傾向になる。需要部群7は、発電部群3が提示する希望販売価格が高いほど、電力消費量を減らす工夫をすることが望ましい。需要制御部35は、入札対象となる実需給において、電力消費部37が消費する電力消費量を減らすように制御する。このような制御により電力消費量が電力供給量に見合うものとなったとなったならば、実需給に基づくマッチング処理により電力価格は低くなる。そのため、発電部群3は、事前に希望販売価格を提示することにより、需要部群7における消費電力量を抑制することができ、また、需要部群7は、発電部群3が設定する発電取引条件に従って行動することにより有利な電力料金とすることができる。
同様に、一般的に、需要部群7は、一時的に消費量を増やすために電力供給が不足することを予測したならば、高い希望消費価格(需要取引条件の上限価格及び下限価格)を提示すると考えられる。そうすると、発電部群3は、需要部群7が提示する希望消費価格が高めであれば、調整力を十分に確保するなどして、電力変動のリスクに対応する指標とすることができる。また、需要処理部33が高い希望消費価格を設定したならば、需要制御部35は、電力消費部37を効率よく運用して、消費電力量を減らす工夫ができる。また、需要部群7は、一時的に消費量を減らしたり、太陽光発電量などが大幅に増加したりするために電力供給が過剰になると予測すれば、低い希望消費価格を提示すると考えられる。そうすると、発電部群3は、需要部群7が提示する希望消費価格が低めであれば、蓄電部に蓄電できる余地などを十分に確保して過剰供給に対応することができる。このように、発電取引条件及び需要取引条件は、発電部群3及び需要部群7が電力変動のリスクに対応する指標として使用して、供給及び消費する電力の制御などに活用することができる。
例えば非特許文献1に記載されているように、実需給の前にマッチング処理をすれば、実需給はゼロサム的なものとなり、需要部と発電部との一方が有利となり、他方が不利となる。他方、実需給の後に取引条件の入力とマッチング処理をすれば、需要部が提示する取引条件は、実需給を参照して提示することとなる。需要部が使用した事実は変えられないため、一般的な傾向としては、発電部が利益を確保したうえで、需要部に請求することとなるであろう。そうすると、需要部が支払う電気料金は、予期しないような高額なものになり得る。
本願発明によれば、需要部と発電部は、互いの取引条件を参照して実需給を行い、その後にマッチング処理を行って電力価格を決定する。需要部と発電部は、対立する関係ではなく対等な関係であり、協力して電力需給システム全体を支える具体的な行動を行い、その経済的利益を双方が享受することができる。
ステップST3において、実績値取得部23は、入札対象となる実需給について、電力供給部17が供給した電力及び電力消費部37が消費した電力の実績値を取得する。電力の実績値を表すデータを電力データという。実績値取得部23は、電力データを、スマートメータなどを利用して取得することができる。
ステップST4において、各発電部11及び各需要部31に対応して、入札データと電力データを用いて入札+電力データを作成する。
ステップST5において、マッチング処理部25は、初回マッチング処理を行う。初回マッチング処理の具体的な一例は、図2を参照して説明する。
ステップST6において、マッチング処理部25は、初回マッチング処理により売買両方の残電力量が存在するか否かを判断する。売買の少なくとも一方の残電力量が存在しないならば、ステップST10に進む。売買の両方の残電力量が存在するならば、価格修正マッチング処理を行い(ステップST7)、ステップST8に進む。価格修正マッチング処理の具体的な一例は、図3を参照して説明する。
ステップST8において、マッチング処理部25は、価格修正マッチング処理により売買両方の残電力量が存在するか否かを判断する。売買の少なくとも一方の残電力量が存在しないならば、ステップST10に進む。売買の両方の残電力量が存在するならば、最終価格マッチング処理を行って売買の少なくとも一方の残電力量が存在しないようにし(ステップST9)、ステップST10に進む。最終価格マッチング処理の具体的な一例は、図4を参照して説明する。
マッチング処理部25は、マッチング済データを出力し(ステップST10)、マッチングが成立しなかった残量データを出力する(ステップST11)。
売買処理部29は、一定期間内におけるマッチング済データ及び残量データなどを利用して、各発電部11への支払いと、各需要部31からの徴収を行う。
図2、図3及び図4は、それぞれ、図1(b)のステップST5、ステップST7及びステップST9の処理の一例を具体的に説明するための図である。
具体例において、電力需給部27は、電力価格決定部5により決定された価格による電力の売買に加えて、これ以外にも電力の売買を行っているとする。そのときの提供固定単価は23.0円で、固定買電単価は22.0円とする。マッチング処理は、22.0円から23.0円までで0.1円刻みで、入札対象となる実需給における電力単位に対して行う。小売電気料金は、販管費及び託送料金に加えて、発電調達コストを含む。現在の小売り電気料金は、発電調達コストが固定されている。本実施例によれば、販管費及び託送料金は変わらずとも、需要部群7は、提供固定単価よりも安い金額で電力供給を受け、発電部群3は、固定売電単価よりも高い金額で電力を売って、経済的なメリットを享受できる可能性がある。
発電部11及び需要部31は、それぞれ、発電及び消費する予定の各電力単位に対して、上限価格及び下限価格を指定する。上限価格と下限価格の差は、0.1円である。さらに、発電部11及び需要部31は、上限価格と下限価格の指定に併せて「H」又は「L」を指定できる。「H」指定分は、初回マッチング処理(ステップST5)において「L」指定分よりも有利な立場となる。「L」指定分は、価格修正マッチング処理(ステップST7)及び最終価格マッチング処理(ステップST9)において「H」指定分よりも優先して選択される。入札した電力単位よりも少ない電力を供給及び消費した場合には、不足する電力単位に対して入札したデータに対してはマッチング処理を行わない。入札した電力単位よりも多い電力を供給及び消費した場合には、固定売電単価及び提供固定単価で売電及び買電する。
図2(a)は、図1(b)のステップST5の具体的な処理の一例を示すフロー図である。マッチング処理部25は、入札+電力データにおいて、入札対象となる実需給に対して、発電取引条件及び需要取引条件を満たす範囲で、最初にマッチング処理を行う初期値を選択する(ステップSTA1)。マッチング処理部25は、それぞれの初期値に対して、売電側と買電側とを比較してマッチング処理を行う(ステップSTA2)。
図2(b)は、入札+電力データの一例を示す。発電部群3には4つの発電部11が存在し、Ps1、Ps2、Ps3及びPs4とする。需要部群7には5つの需要部31が存在し、Pb1、Pb2、Pb3、Pb4及びPb5とする。ユーザIDは、各発電部11及び各需要部31を特定するデータである。
s1は、3つの電力単位に対して発電取引条件を設定しており、2つの電力単位に対して22.0円及び22.1円を「L」で指定し、1つの電力単位に対して22.6円及び22.7円を「L」で指定している。
s2は、3つの電力単位に対して発電取引条件を設定している。1つの電力単位に対して22.3円及び22.4円を「H」で指定し、1つの電力単位に対して22.4円及び22.5円を「H」で指定している。もう一つの電力単位に対して、22.4円及び22.5円を「H」で指定していたが、実需給において2つの電力単位しか供給しなかったため、この指定に対するマッチング処理は行われない。他の発電部11及び需要部31は、少なくとも入札した電力単位に対応する電力を供給及び消費している。
s3は、2つの電力単位に対して発電取引条件を設定している。1つの電力単位に対して22.9円及び23.0円を「L」で指定し、1つの電力単位に対して22.9円及び23.0円を「H」で指定している。
s4は、2つの電力単位に対して発電取引条件を設定している。1つの電力単位に対して22.4円及び22.5円を「L」で指定し、1つの電力単位に対して22.6円及び22.7円を「H」で指定している。
b1は、2つの電力単位に対して需要取引条件を設定している。1つの電力単位に対して22.4円及び22.5円を「L」で指定し、1つの電力単位に対して22.4円及び22.5円を「H」で指定している。
b2は、1つの電力単位に対して需要取引条件を設定し、22.2円及び22.3円を「L」で指定している。
b3は、3つの電力単位に対して需要取引条件を設定している。1つの電力単位に対して22.2円及び22.3円を「H」で指定し、1つの電力単位に対して22.6円及び22.7円を「L」で指定し、1つの電力単位に対して22.5円及び22.6円を「H」で指定している。
b4は、1つの電力単位に対して需要取引条件を設定し、22.8円及び22.9円を「L」で指定している。
b5は、1つの電力単位に対して需要取引条件を設定し、22.0円及び22.1円を「H」で指定している。
図2(c)は、初回マッチング処理後のデータの一例を示す。マッチング処理部25は、まず、初期値を選択する(図2(a)のステップSTA1)。図2(b)の例の場合、一般に、発電部11は高い価格で売れることを望む。そのため、マッチング処理部25は、初期値として高い方の金額を選択する。Ps1の初期値は、22.1円(L)、22.1円(L)及び22.7円(L)である。Ps2の初期値は、22.4円(H)及び22.5円(H)である。Ps3の初期値は、23.0円(L)及び23.0円(H)である。Ps4の初期値は、22.5円(L)及び22.7円(H)である。また、一般に、需要部31は安い価格で買うことを望む。そのため、マッチング処理部25は、初期値として低い方の金額を選択する。Pb1の初期値は、22.4円(L)及び22.4円(H)である。Pb2の初期値は、22.2円(L)である。Pb3の初期値は、22.2円(H)、22.6円(L)及び22.5円(H)である。Pb4の初期値は、22.8円(L)である。Pb5の初期値は、22.0円(H)である。
マッチング処理部25は、個別マッチング処理を行う(ステップSTA2)。22.0円から23.0円までで0.1円刻みで、売買の取引条件のうち、対応する電力単価を決定する。22.4円と22.5円以外では、対応する売買は存在しないため、対応する電力単価を決定することはできない。22.4円では、Ps2のH指定分と、Pb1のL指定分とH指定分とが存在する。初回マッチング処理ではH指定分がL指定分よりも有利であるため、マッチング処理部25は、Ps2のH指定分とPb1のH指定分とを対応付ける。22.5円では、Ps2のH指定分とPs4のL指定分と、Pb3のH指定分とが存在する。初回マッチング処理ではH指定分がL指定分よりも有利であるため、マッチング処理部は、Ps2のH指定分とPb3のH指定分とを対応付ける。なお、発電部11のL指定分に対して、需要部31の複数のL指定分が対応する場合などには、需要部31の複数のL指定分から一つを選択するなどをすればよい。図2(c)は、初回マッチング処理において選択された初期値を示し、そのうち対応づけられたものを黒の背景に白の文字で記載した。
図3(a)は、図1(b)のステップST7の具体的な処理の一例を示すフロー図である。まず、マッチング処理部25は、売買の少なくとも一方において、対応付けの対象となる価格帯を修正できるか否かを判断する(ステップSTB1)。マッチング処理部25は、例えば、入札データにおいて指定された上限価格及び下限価格の範囲内で、マッチング処理に使用していない価格があるならば、価格帯を修正できるとする。修正できるのであれば、売買の一方又は双方において対応付けの対象になる価格帯を修正し(ステップSTB2)、個別マッチング処理を行い(ステップSTB3)、ステップSTB1に戻る。修正できないのであれば、処理を終了する。
図2(c)の状態で、マッチング対象となる価格帯は、発電部11側と需要部31側とで調整することができる。そのため、ステップSTB1の判断はYESになる。
マッチング処理部25は、対応づけされていない需要部31側の各値を0.1円増加させる(ステップSTB2)。そして、22.0円から23.0円までで0.1円刻みで、売買の取引条件のうち、対応する電力単価を決定する(ステップSTB3)。22.1円では、Ps1の2つのL指定分と、Pb5のH指定分とが存在する。Ps1の2つの電力単位は、共にL指定分であるために指定による優劣はないが、共にPs1に属するため、いずれを選択しても結果は同じである。そのため、一方を選択して、Pb5のH指定分と対応づける。22.5円では、Ps4のL指定分と、Pb1のL指定分とが存在し、これらを対応付ける。22.7円では、Ps1のL指定分及びPs4のH指定分と、Pb3のL指定分が存在する。ステップST7の処理では、H指定分よりもL指定分が有利であるため、Ps1のL指定分とPb3のL指定分とを対応付ける。なお、発電部11のL指定分に対して、需要部31の複数のL指定分が対応する場合などには、需要部31の複数のL指定分から一つを選択するなどをすればよい。図3(a)のステップSTB1に戻る。図3(b)は、需要部31側の価格修正後のマッチング処理の結果を示し、修正された価格を示し、そのうち対応づけられたものを黒の背景に白の文字で記載した。
図3(b)の状態で、発電部11側で価格を修正することができる。そのため、マッチング処理部25によるステップSTB1の判断は、YESとなる。
マッチング処理部25は、対応づけされていない発電部11側の各値を0.1円増加させる(ステップSTB2)。そして、22.0円から23.0円までで0.1円刻みで、売買の取引条件のうち、対応する電力単価を決定する(ステップSTB3)。22.9円で、Ps3のL指定分及びH指定分と、Pb4のL指定分とが存在する。ステップST7の処理では、H指定分よりもL指定分が有利であるため、Ps3のL指定分とPb4のL指定分とを対応付ける。図3(a)のステップSTB1に戻る。図3(c)は、発電部11側の価格修正後のマッチング処理の結果を示し、修正された価格を示し、そのうち対応づけられたものを黒の背景に白の文字で記載した。
ステップSTB1に戻り、マッチング処理部25は、発電部11側も需要部31側も調整できないため、判断はNOとなり、ステップST7の処理を終了する。
図4(a)は、図1(b)のステップST9の具体的な処理の一例を示すフロー図である。マッチング処理部25は、売買両方の残電力量から対応付けるものを選択し(ステップSTC1)、最終価格を決定する(ステップSTC2)。
図4(b)は、図3(c)において対応付けられた電力単位を示す。
図4(c)は、図3(c)において対応付けられていない電力単位と、その発電取引条件又は需要取引条件を示す。対応付けられていない電力単位は、売電側が3つであり、買電が2つである。買電側が少ないため、マッチング処理部25は、買電側の2つの電力単位に対応させて、売電側の3つの電力単位から2つを選択する。ステップST9の処理では、L指定分はH指定分よりも有利となる。マッチング処理部25は、Pb2のL指定分に対応して、これよりも売電側のH指定分を選択する。ここでは、Ps4のH指定分が、近い値を指定しているために選択する。そして、最終価格は、Pb2Lの指定範囲内とすると、Ps4Hが下限価格を下回る価格となるため、Pb2のL指定分の最も不利な価格として22.3円とする。また、Pb3のH指定分に対応して、売電側のL指定分を選択する。ここでは、Ps1のL指定分を選択する。そして、最終価格は、Pb1Lの指定範囲内とすると、Pb3Hが下限価格を下回る価格で売電できるため、Ps1LHの最も有利な価格とし、22.1円とする。
なお、図4の例において、例えば、L指定分に対応するH指定分がなくL指定分のみであったり、H指定分に対応するL指定分がなくH指定分のみであったりした場合には、例えば、最終価格を平均値により決定するなどをしてもよい。このような場合、最終価格は、売買の両方の取引条件から外れる可能性がある。
図4(b)及び(c)より、マッチング済データ(ステップST10)としてPs3のH指定分以外について対応付けとその価格が出力され、残量データ(ステップST11)としてPs3のH指定分が出力される。マッチング済データは、例えば、ユーザID、売買種別、取引価格、電力量、マッチング回数、などを含む。残量データは、ユーザID、売買種別、電力量を含む。
なお、本実施例では、発電部群3が発電した電力は、電力調整部6を経由して需要部群7に供給される例を説明した。発電部群3は、電力調整部6を経由せずに需要部群7に供給してもよく、一部は電力調整部6を経由し、他の部分は電力調整部6を経由せずに需要部群7に供給してもよい。また、託送料金や手数料などの負担は、発電部群3の一部又は全部で負担してもよく、需要部群7の一部又は全部で負担してもよく、両者の一部又は全部で負担してもよい。
また、本実施例では、発電部11及び需要部31は、電力単位ごとに価格帯を指定したが、例えば、供給及び消費する電力全体に対して、単一の価格帯を指定するものであってもよい。また、価格帯の刻み幅、上下の幅などは、発電部11及び需要部31のそれぞれによって異なってもよく、それぞれが指定してもよい。
また、本実施例では、発電部11及び需要部31がL指定及びH指定を行って戦略的に経済的な利益を得ることを説明した。発電部11及び需要部31は、例えばハイリスク・ハイリターンを狙うものがあれば、ローリスク・ローリターンで手堅いものもあるであろう。本願発明によれば、発電部11及び需要部31から取引条件を得るため、入札データに戦略データを含ませて、両者の戦略を反映させた個別マッチング処理(図2(a)のステップSTA2、図3(a)のステップSTB3)及び最終価格マッチング処理(図1(b)のステップST9)を実現することができる。
また、個別マッチング処理は、「L」や「H」を指定することに代えて/加えて、例えば、電力量が多い順、入札が早い順、価格幅が大きい順、価格幅が小さい順、ユーザIDが小さい順(契約が長い順)、ユーザIDが大きい順(契約が短い順)などで処理したり、入札者全員で均等割や入札電力量割したりしてもよい。
また、最終価格マッチング処理を行うか否かは、個々の発電部11及び需要部31が決定して入札データにおいて指示してもよい。また、最終価格マッチング処理において、例えば、最終価格を決定して売買の電力の対応付けを行ってもよい。ここで、最終価格は、マッチング成立分の価格をもとに算出してもよく、マッチング不成立分の価格をもとに算出してもよい。例えば、マッチング全体の価格幅上限及び下限をそれぞれM及びmとし、マッチング不成立の売電力量合計及び買電力量合計をそれぞれs及びbとする。買の最終価格をM-{(bM-sm)÷2b}とし、売の最終価格をm+{(bM-sm)÷2b}としてもよい。
また、マッチング全体の価格幅は、電力調整部6、発電部群3などが発電した電力を一般に販売した場合の固定買電単価や、電力調整部6、需要部群7が一般に供給を受けた場合の提供固定単価などを参照して、手数料などを加味して決定してもよい。また、入札データの一部又は全部で、上限価格及び下限価格の少なくとも一方を設定して、他方は設定しないようにしてもよい。
1 電力価格決定システム、3 発電部群、5 電力価格決定部、7 需要部群、11 発電部、13 発電処理部、15 発電制御部、17 電力供給部、21 入札受付部、23 電力調整部、25 実績値取得部、27 マッチング処理部、29 売買処理部、31 需要部、33 需要処理部、35 需要制御部、37 電力消費部

Claims (5)

  1. 電力を消費する需要部及び電力を発電する発電部の電力価格を決定する電力価格決定方法であって、
    情報処理装置が備える入札受付部が、前記需要部が設定した需要取引条件及び前記発電部が設定した発電取引条件を取得する入札ステップと、
    前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電する実需給ステップと、
    情報処理装置が備える実績値取得部が、前記需要部が消費した需要実績値及び前記発電部が発電した発電実績値を取得する実績値取得ステップと、
    情報処理装置が備えるマッチング処理部が、前記需要取引条件及び前記需要実績値並びに前記発電取引条件及び前記発電実績値を用いて、前記需要部及び前記発電部の電力価格を決定するマッチングステップを含む電力価格決定方法。
  2. 前記実需給ステップにおいて、
    需要制御部が前記発電取引条件を参照して前記需要部における電力の消費を制御し、及び/又は、
    発電制御部が前記需要取引条件を参照して前記発電部における電力の発電を制御する、請求項1記載の電力価格決定方法。
  3. 前記マッチングステップにおいて、前記マッチング処理部は、
    前記需要取引条件及び前記発電取引条件を満たす電力価格により前記需要実績値と前記発電実績値とを対比して、前記需要実績値及び前記発電実績値において、それぞれ、互いに対応するものが存在する需要対応電力及び発電対応電力を特定するとともに、前記需要実績値において前記発電実績値に対応しない需要残電力及び前記発電実績値において前記需要実績値に対応しない発電残電力を特定し、
    さらにマッチングを希望する前記需要残電力及び前記発電残電力の少なくとも一方が存在しないならばマッチング処理を終了し、
    さらにマッチングを希望する前記需要残電力及び前記発電残電力の両方が存在するならば、前記需要取引条件及び前記発電取引条件の少なくとも一方を満たさない最終価格により前記需要残電力及び前記発電残電力の一方の全部を他方の一部又は全部に対応付ける、請求項1又は2に記載の電力価格決定方法。
  4. 前記電力価格は、前記発電部の提供固定単価及び/又は固定売電単価を用いて決定される範囲内である、請求項3記載の電力価格決定方法。
  5. 電力価格を決定する電力価格決定システムであって、
    電力を消費する需要部と、
    電力を発電する発電部と、
    前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電する前に、前記需要部が設定した需要取引条件及び前記発電部が設定した発電取引条件を取得する入札受付部と、
    前記需要部及び前記発電部がそれぞれ電力を消費及び発電した後に、前記需要部が消費した需要実績値及び前記発電部が発電した発電実績値を取得する実績値取得部と、
    前記需要取引条件及び前記需要実績値、並びに、前記発電取引条件及び前記発電実績値を用いて、前記需要部と前記発電部との間で電力価格を決定するマッチング処理部を備える電力価格決定システム。
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