JP7110950B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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本発明は、車両等に搭載されるネットワークシステムに関する。
車両には、複数のバスを含むネットワークシステムが搭載されている。各バスにはそれぞれ1つ以上のECU(Electronic Control Unit)と呼ばれる車載機器が接続されている。各ECUは、互いにバスを介してメッセージを送受信したり、車両が備えるセンサから情報を取得したりして、センサや車両が備えるアクチュエータの制御を行って、車両の各機能を分担して実行する。
このようなネットワークシステムへの不正な侵入によって、バスに不正なメッセージが送出されると、不正なメッセージを受信したECUの動作に支障が生じるおそれがある。そのため、ECUがバスから受信するメッセージが不正なメッセージであるか否か判定して、不正なメッセージについては破棄する等の対応を行うことが望まれる。特許文献1は、CAN(Controller Area Network)規格に準拠したネットワークシステムにおいて、受信側の装置が、バスから順次受信するフレームの受信間隔を測定し、測定値が規定範囲から外れた場合に、そのフレームを不正と判断することを開示している。
特許第5664799号公報
特許文献1の方法では、所定の送信元から一定周期で送信されることが想定される一連のメッセージを判定対象とし、前回の受信からの経過時間が規定範囲から外れた時刻にメッセージを受信した場合に、そのメッセージを不正メッセージであると判定する。そのため、一定周期で送信されないイベント系メッセージと呼ばれる、単発的なメッセージについては判定することができない。また、一定周期で送信されるメッセージであっても、前回の受信からの経過時刻が規定範囲内である時刻にメッセージを受信した場合は、そのメッセージが所定の送信元以外から送信された不正なメッセージであっても、不正ではないと誤判定されてしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、車両に搭載される、所定の送信元から送信されていないメッセージの判定能力を向上したネットワークシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一局面は、車両に搭載されるネットワークシステムであって、メッセージおよびメッセージの送信時刻を含む送信履歴を送信する送信ECUと、メッセージおよび送信履歴を受信する受信ECUとを備え、受信ECUは、受信したメッセージの受信時刻と、受信した送信履歴に含まれる送信時刻とに基づいて、受信したメッセージが送信ECUから送信されたメッセージであるか否かを判定する、ネットワークシステムである。
以上のように、本発明によれば、車両に搭載される、正当な送信元から送信されていないメッセージの判定能力を向上したネットワークシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの構成図 本発明の一実施形態に係る処理を示すシーケンス図 本発明の一実施形態に係る送信履歴の例を示す図 本発明の一実施形態に係る受信履歴の例を示す図 本発明の一実施形態に係る受信履歴と送信履歴との比較の例を示す図 本発明の一実施形態に係る処理を示すシーケンス図 本発明の一実施形態に係る送信履歴の例を示す図 本発明の一実施形態に係る受信履歴の例を示す図 本発明の一実施形態に係る受信履歴と送信履歴との比較の例を示す図
本発明に係るネットワークシステムにおいては、メッセージを送信する送信ECUが、メッセージの送信履歴も送信する。メッセージを受信する受信ECUは、送信履歴も受信し、自装置が生成する受信履歴と受信した送信履歴とに基づいて、メッセージが送信ECUから送信された正当なメッセージか、それ以外の不正なメッセージであるかを判定する。
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<構成>
図1に、本実施形態に係るネットワークシステム1の構成の一部を示す。ネットワークシステム1は、一例として車両に搭載される、CAN(Controller Area Network)規格に準拠したネットワークシステムである。ネットワークシステム1は、複数のECU(Electronic Control Unit)を備える。各ECUは、バスに接続されており、バスを介して互いにメッセージを送受信したり、車両が備えるセンサから情報を取得したりして、センサや車両が備えるアクチュエータの制御を行って、車両の各機能を分担して実行する。図1には、ネットワークシステム1の一部として、バス30と、バス30に接続された送信ECU10および受信ECU20を示す。
送信ECU10は、第1制御部11、第1記憶部12、リアルタイムクロックである第1クロック13を含む。第1制御部11はメッセージを生成して、バス30に送出する。第1制御部11は、メッセージを送出した時、第1クロック13を参照することで送信時刻を取得し、送信時刻を含むメッセージの送信履歴を生成して第1記憶部12に記憶させる。
受信ECU20は、第2制御部21、第2記憶部22、リアルタイムクロックである第2クロック23を含む。第2制御部21は、バス30からメッセージを受信する。第2制御部21は、メッセージを受信した時、第2クロック23を参照することで受信時刻を取得し、受信時刻を含む受信履歴を生成して第2記憶部22に記憶させる。
また、送信ECU10の第1制御部11は、第1記憶部12から送信履歴を取得して、受信ECU20あてに送信する。送信経路はバス30でもよいし、ネットワークシステム1が備える他のバスでもよいし、送信ECU10と受信ECU20との間に個別に設けられた通信線であってもよい。また、送信タイミングは、メッセージの送信から所定期間以内に、そのメッセージの送信時刻を含む送信履歴を送信できればよく、定期的に送信してもよいし、不定期的に送信してもよい。
受信ECU20の第2制御部21は、メッセージをバス30から受信した後、上述の所定期間、送信履歴が送信されるのを待機する。所定期間内に送信ECU10から送信履歴を取得できなかった場合、第2制御部21は、メッセージを不正なメッセージと判断する。所定期間内に送信ECU10から送信履歴を取得した場合、第2制御部21は、送信履歴を第2記憶部22に記憶させる。第2制御部21は、第2記憶部22から受信履歴および送信履歴を取得し、これらを比較する。受信したメッセージに対応する受信時刻に一致するとみなせる送信時刻が送信履歴にあれば、受信したメッセージが送信ECU10から送信された正当なメッセージであると判定し、なければ不正なメッセージであると判定する。第2制御部21は、メッセージを正当と判断した場合、このメッセージに基づいて、正当なメッセージに対する処理として定められた正常系の処理を行う。また、メッセージを不正と判断した場合、このメッセージを処理対象とはせずに破棄したり、不正なメッセージに対する処理として定められた攻撃対応処理を行ったりする。なお、送信履歴を待機する所定期間は、受信ECU20の処理上許容できる期間以内で設定すればよい。
<処理>
以下に、受信ECU20が受信したメッセージを、正当なメッセージであると判定するシーケンスと、不正なメッセージであると判定するシーケンスとを説明する。図2に示すシーケンスは、受信ECU20が受信したメッセージを正当なメッセージと判定するシーケンスである。まずこのシーケンスを説明する。
(ステップS101):送信ECU10の第1制御部11は、メッセージを生成して、バス30に送信する。メッセージは、一例としてCAN_IDと呼ばれる識別子を含むフレームであり、CAN_IDが、フレームの送信元のECUを表したり、メッセージの種別を表したりすることができる。
(ステップS102):受信ECU20の第2制御部21は、例えばバス30を流れるメッセージに含まれるCAN_IDを参照して、メッセージが、自装置が処理すべきメッセージであると判定すれば、そのメッセージを受信する。本ステップでは、第2制御部21はステップS101で送信されたメッセージを受信する。
(ステップS103):送信ECU10の第1制御部11は、ステップS101でメッセージを送出した時、第1クロック13を参照することで送信時刻を取得する。第1制御部11は、取得した送信時刻に基づいて送信履歴を更新して第1記憶部12に記憶させる。送信履歴は、例えば、CAN_IDごとにまとめられた、過去所定回数のメッセージを送信した各時刻のリストである。送信履歴の例を図3に示す。
(ステップS104):受信ECU20の第2制御部21は、ステップS102でメッセージを受信した時、第2クロック23を参照することで受信時刻を取得する。第2クロック23と第1クロック13とは、同期されており、それぞれの時刻は所定の精度で一致している。第2制御部21は、取得した受信時刻に基づいて受信履歴を更新して第2記憶部22に記憶させる。受信履歴は、例えば、CAN_IDごとにまとめられた、過去所定回数のメッセージの内容であるデータと、メッセージを受信した各時刻との組み合わせのリストである。受信履歴の例を図4に示す。
(ステップS105):送信ECU10の第1制御部11は、ステップS103で更新した送信履歴を、第1記憶部12から取得し、受信ECU20あてに送信する。送信履歴を含むフレームのCAN_IDは、ステップS101で送信したメッセージのフレームのCAN_IDと同一にする。このように、第1制御部11は、送信履歴が、いずれのCAN_IDのメッセージの送信履歴を表すかを特定可能にして送信履歴を送信することが好ましい。送信履歴は、送信の際、暗号化してもよいし、暗号化せず平文のままでもよい。なお、送信履歴の送信経路は上述したように限定されない。また、送信履歴のCAN_IDは、いずれのメッセージの送信履歴であるか特定する情報をさらに含んでいれば、メッセージのCAN_IDと異なっていてもよい。
(ステップS106):本シーケンスでは、ステップS102でメッセージを受信してから所定期間内に、受信ECU20の第2制御部21は、ステップS105で送信された送信履歴を受信する。第2制御部21は、受信した送信履歴を、第2記憶部22に記憶させる。
(ステップS107):受信ECU20の第2制御部21は、第2記憶部22から送信履歴および受信履歴を取得し、これらを比較する。すなわちステップS102で受信したメッセージについて、そのメッセージと同じCAN_IDのメッセージについて、受信履歴に含まれる受信時刻に一致する送信時刻が送信履歴に含まれるか否かを判定する。本シーケンスでは、ステップS102で受信したメッセージは、ステップS101で、送信ECU10から送信された正当なメッセージであるので、図5に示すように、受信履歴に含まれる受信時刻に一致する送信時刻が送信履歴に含まれる。これにより、第2制御部21は、ステップS102で受信したメッセージを正当なメッセージと判断する。なお、送信履歴の時刻と受信履歴の時刻とが完全に一致しなくても、第1クロック13、第2クロック23の同期誤差やバス30を介したメッセージの送受信の遅延程度のごく小さな時間差であれば、一致するものとみなしてもよい。
図6に示すシーケンスは、受信ECU20が受信したメッセージを不正なメッセージと判定するシーケンスである。次にこのシーケンスを説明する。
(ステップS201):例えば、ネットワークシステム1に取り付けられた不正装置が、メッセージを生成して、バス30に送信する。不正装置は、送信ECU10に成りすますために、例えば送信ECU10が送信するメッセージと同じCAN_IDを有するメッセージを生成する。
(ステップS202):受信ECU20の第2制御部21は、例えばバス30を流れるメッセージに含まれるCAN_IDを参照して、メッセージが、自装置が処理すべきメッセージであると判定すれば、そのメッセージを受信する。本ステップでは、第2制御部21はステップS201で送信されたメッセージを受信する。
(ステップS203):受信ECU20の第2制御部21は、ステップS202でメッセージを受信した時、第2クロック23を参照することで受信時刻を取得する。第2制御部21は、取得した受信時刻に基づいて受信履歴を更新して第2記憶部22に記憶させる。受信履歴の例を図7に示す。
(ステップS204):送信ECU10の第1制御部11は、送信履歴を、第1記憶部12から取得し、受信ECU20あてに送信する。本シーケンスでは、送信ECU10は新たにメッセージの生成、送信を行っておらず、送信履歴は、例えば前回送信したものと同じである。送信履歴の例を図8に示す。
(ステップS205):本シーケンスでは、ステップS102でメッセージを受信してから所定期間内に、受信ECU20の第2制御部21は、ステップS204で送信された送信履歴を受信する。第2制御部21は、受信した送信履歴を、第2記憶部22に記憶させる。なお、ステップS204で送信ECU10が送信履歴を送信する処理は、ステップS201において不正装置がメッセージの送信を行うこととは独立的に実行されるものであり、本ステップにおいて、ステップS202でメッセージを受信してから所定期間内に、送信履歴を受信するのは必然ではない。ステップS202でメッセージを受信してから所定期間内に、送信ECU10から送信履歴を受信しない場合は、第2制御部21は、上述したように、ステップS202で受信したメッセージを不正なメッセージである判断することができる。
(ステップS206):受信ECU20の第2制御部21は、第2記憶部22から送信履歴および受信履歴を取得し、これらを比較する。すなわちステップS202で受信したメッセージについて、そのメッセージと同じCAN_IDのメッセージについて、受信履歴に含まれる受信時刻に一致する送信時刻が送信履歴に含まれるか否かを判定する。本シーケンスでは、ステップS202で受信したメッセージは、ステップS201で、不正装置から送信された不正なメッセージである。不正装置は、送信履歴を送信しないので、図9に示すように、第2記憶部22から取得する送信履歴にはステップS202で受信したメッセージの送信履歴が反映されておらず、送信履歴にない受信時刻が受信履歴に含まれる。すなわち、受信履歴に含まれる受信時刻に一致する送信時刻が送信履歴に含まれない。これにより、第2制御部21は、ステップS202で受信したメッセージを不正なメッセージと判断する。
以上の各シーケンスが繰り返し実行されることで、受信ECU20が受信する各メッセージについて正当なメッセージであるか不正なメッセージであるか判定される。このような判定は、受信ECU20が受信する全メッセージについて行ってもよいし、受信ECU20が所定のアプリケーションプログラムを実行している場合に行ってもよいし、あるいは、受信ECU20が、外部からの攻撃、侵入が発生していると考えられる何らかの異常を検出した場合に行ってもよい。
(変形例)
上述の実施形態においては、送信ECU10が自発的に送信履歴を送信するが、変形例として、代わりに、受信ECU20からの要求があれば送信履歴を送信するようにしてもよい。本例では、受信ECU20の第2制御部21は、例えば、外部からの攻撃、侵入が発生していると考えられる何らかの異常を検出した場合、送信ECU10に送信履歴を送信することを要求するメッセージを送信する。このメッセージは例えば、送信ECU10が送信するメッセージとは異なるCAN_IDを有する。送信ECU10の第1制御部11は、受信ECU20から、このメッセージを受信すると、第1記憶部12から送信履歴を取得して、受信ECU20に送信する。
受信ECU20の第2制御部21は、送信履歴を受信して、上述の実施形態と同様に、送信履歴と受信履歴とに基づいて、受信したメッセージが不正であるか否か判定することができる。
なお、本例においては、受信ECU20の第2制御部21は、送信ECU10に送信履歴を送信することを要求するメッセージの代わりに、第2記憶部22から受信履歴を取得して、受信履歴を含むメッセージを、送信ECU10に送信してもよい。この場合、送信ECU10の第1制御部11は、受信した受信履歴に含まれる時刻と、第1記憶部12から取得する送信履歴に含まれる時刻とを比較し、受信履歴に含まれる各時刻が送信履歴に含まれるか否かを表す情報を生成し、比較結果として受信ECU20に送信してもよい。受信ECU20の第2制御部21は、比較結果を受信し、これに基づいて、受信したメッセージが不正であるか否か判定することができる。
<効果>
以上のように、本発明に係るネットワークシステムにおいては、メッセージを送信する送信ECUが、メッセージの送信履歴も送信する。メッセージを受信する受信ECUは、送信履歴も受信し、自装置が生成する受信履歴と受信した送信履歴とに基づいて、メッセージが送信ECUから送信された正当なメッセージか、それ以外の不正なメッセージであるかを判定する。この判定方法は、判定対象のメッセージが、一定周期で送信される一連のメッセージであることを前提としないので、単発的なメッセージも判定対象にできるし、一定周期で送信される一連のメッセージも判定対象にできる。またこの判定方法は、一定周期で送信される一連のメッセージであっても、前回の受信からの経過時刻に依存せず判定を行うので、前回の受信からの経過時刻に依存した判定を行う場合に比べて、メッセージの受信タイミングに起因する誤判定を抑制でき、判定能力を向上することができる。
本発明は、ネットワークシステムだけでなく、ネットワークシステムにおける送信ECU、受信ECUが実行する不正メッセージ判定方法、送信ECU、受信ECUの各コンピュータが実行する不正メッセージ判定プログラムおよびこれを記憶したコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体、ネットワークシステムを備えた車両等として捉えることが可能である。また、本発明は、車両に搭載されるネットワークシステム以外のネットワークシステムにも適用できる。
本発明は、車両等に搭載されるネットワークシステムに有用である。
1 ネットワークシステム
10 送信ECU
11 第1制御部
12 第1記憶部
13 第1クロック
20 受信ECU
21 第2制御部
22 第2記憶部
23 第2クロック
30 バス

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるネットワークシステムであって、
    メッセージ前記メッセージの送信時刻を含む送信履歴とを別のタイミングで送信する送信ECUと、
    前記メッセージ前記送信履歴とをそれぞれ受信する受信ECUとを備え、
    前記送信ECUは、前記送信履歴として過去に送信した複数の前記メッセージに関する複数の送信時刻のリストを送信し、
    前記受信ECUは、前記メッセージを受信したときの受信時刻と、前記送信履歴に含まれる前記複数の送信時刻とに基づいて、受信した前記メッセージが前記送信ECUから送信されたメッセージであるか否かを判定する、ネットワークシステム。
  2. 前記受信ECUは、前記受信時刻に対応する送信時刻が前記送信履歴にある場合、受信した前記メッセージが前記送信ECUから送信されたメッセージであると判定する、
    請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記受信ECUは、前記メッセージを受信してから所定期間内に前記送信履歴を受信できなかった場合、受信した前記メッセージが前記送信ECUから送信されたメッセージではないと判定する、
    請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 車両に搭載されるネットワークシステムが備える送信ECU及び受信ECUの各コンピューターが実行する方法であって、
    前記送信ECUは、
    メッセージを送信するステップと、
    過去に送信した複数の前記メッセージに関する複数の送信時刻のリストである送信履歴を、前記メッセージとは別のタイミングで送信するステップと、を含み、
    前記受信ECUは、
    前記メッセージと前記送信履歴とをそれぞれ受信するステップと、
    前記メッセージを受信したときの受信時刻と、前記送信履歴に含まれる前記複数の送信時刻とに基づいて、受信した前記メッセージが前記送信ECUから送信されたメッセージであるか否かを判定するステップと、を含む、方法。
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