JP7110849B2 - モータ装置 - Google Patents
モータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7110849B2 JP7110849B2 JP2018168706A JP2018168706A JP7110849B2 JP 7110849 B2 JP7110849 B2 JP 7110849B2 JP 2018168706 A JP2018168706 A JP 2018168706A JP 2018168706 A JP2018168706 A JP 2018168706A JP 7110849 B2 JP7110849 B2 JP 7110849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- motor
- housing
- connector
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
上記のモータ装置において、前記コネクタハウジングの前記回路基板と反対側の部位には、前記突出部と、外部を形成するように前記カバーの前記底壁部に当接している当接部とが設けられていることが好ましい。
図1及び図2に示すように、モータ装置1は、モータ2と、モータ2の作動を制御する回路が構成された回路基板3と、回路基板3に設けられた樹脂製のコネクタ4と、モータ2を収容するモータハウジング5と、回路基板3及びコネクタ4を覆う金属製のカバー6とを備えている。なお、以下では、説明の便宜上、モータ2の軸方向Xを基準として、カバー6側を軸方向一端側、モータ2側を軸方向他端側という。軸方向Xは、モータ2の回転軸41の延びる方向である。
図3に示すように、モータ2は、モータハウジング5内に固定されたステータ11と、ステータ11の内周に回転可能に配置されたロータ12とを備えている。
図2~図4に示すように、回路基板3は、ハウジング本体21の開口端部21aに対応した略六角形の平板状に形成されている。回路基板3には、モータ2に供給する駆動電流の目標値等の演算を行うための制御回路や、当該制御回路の演算した目標値に従ってモータ2に駆動電流を供給するための駆動回路や、電磁ノイズを低減するためのコイル71等の各種の電子部品70が実装されている。回路基板3におけるコネクタ4側の面には、回路基板3に制御回路及び駆動回路が実装されている領域であって、制御回路及び駆動回路と回路基板3との電気的な接続部分が実装されている実装領域Rが形成されている。実装領域Rは、軸方向Xにおいて、回路基板3におけるカバー6と対向する部分のみならず、回路基板3におけるコネクタ4と対向する部分まで広がっている。回路基板3は、そのコネクタ4側の表面に配線パターンが露出しているプリント基板である。実装領域Rには、回路基板3の配線パターンも実装されている。特定電子部品としてのコイル71は、回路基板3におけるコネクタ4側の面に配置されているとともに、電気的構成である巻き線を収容した特定電子部品ハウジングとしてのコイルハウジング71aを有している。コイル71と回路基板3とを電気的に接続している接続部分は、回路基板3におけるコネクタ4と反対側の面に配置されている。
図2、図3、及び図5に示すように、カバー6は、ハウジング本体21の開口端部21aの形状に対応した有底角筒状に形成されている。カバー6は、金属材料から構成されている。カバー6は、筒状の側壁部61及び底壁部62を有している。側壁部61には、軸方向他端側に突出した板状の取付部63が複数箇所に形成されている。各取付部63には、その板厚方向に貫通した係合孔64が形成されている。
(1)回路基板3に挿通されている第1ねじ101及び第2ねじ102を収容している第1収容空間S1と、電子部品70の制御回路及び駆動回路と回路基板3との電気的な接続部分が実装されている実装領域Rを収容している第2収容空間S2とを区画するように、コネクタハウジング51に第1壁部54及び第2壁部55を形成している。これにより、仮に、第1ねじ101及び第2ねじ102が回路基板3から脱落したとしても、第1ねじ101及び第2ねじ102が第1壁部54及び第2壁部55によって区画された第1収容空間S1から第2収容空間S2に侵入することが抑制されている。このことから、モータ2の軸方向Xから見たときにカバー6における第1ねじ101及び第2ねじ102と重なる部分との間において、カバー6に段差部を形成するための加工を施すスペースを確保することができなかったとしても、回路基板3から脱落した第1ねじ101及び第2ねじ102が回路基板3の実装領域Rに接触することを抑えることができる。
・第3ねじ103及び第4ねじ104は、カバー6の段差部66によって、実装領域Rに接触することを回避していたが、これに限らない。例えば、コネクタハウジング51から軸方向他端側に突出する壁部を第3ねじ103及び第4ねじ104の外周側に配置することで、第3ねじ103及び第4ねじ104が第2収容空間S2に移動することを抑制してもよい。
・コネクタハウジング51の当接部56には、カバー6の底壁部62が当接していたが、軸方向Xにおいて、当接部56と底壁部62との間に隙間が形成されていてもよい。
Claims (5)
- モータと、前記モータの作動を制御するとともに複数の電子部品が実装されている回路基板と、前記回路基板に設けられたコネクタと、前記モータを収容するモータハウジングと、前記回路基板及び前記コネクタを覆う金属製のカバーとを備え、
前記コネクタは、樹脂製のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングから前記モータの軸方向一端側に突出した突出部とを有し、
前記カバーは、前記モータの軸方向他端側に開口する有底筒状体をなすとともに、側壁部、及び前記モータの軸方向に貫通する貫通孔が形成された底壁部を有し、
前記カバーは、前記突出部が前記貫通孔を介して前記カバーから突出した状態で前記モータハウジングに固定されており、
前記回路基板は、金属製の締結部材が前記コネクタ側の面から挿通されていることにより前記モータハウジングに固定されており、
前記コネクタハウジングには、前記回路基板と前記コネクタとの間及び前記回路基板と前記カバーとの間に形成されている内部空間のうち、前記回路基板に挿通されている前記締結部材を収容している第1収容空間と、前記回路基板に前記電子部品が実装されている実装領域を収容している第2収容空間とを区画する壁部が設けられているモータ装置。 - 前記電子部品は、特定電子部品を有し、
前記特定電子部品は、前記回路基板における前記コネクタ側の面に配置されているとともに電気的構成を収容した特定電子部品ハウジングを有し、
前記特定電子部品と前記回路基板とを電気的に接続している接続部分は、前記回路基板に設けられた前記コネクタと反対側の面に配置されており、
前記第1収容空間は、前記コネクタハウジングに形成されている前記壁部、前記カバーの前記側壁部、及び前記特定電子部品ハウジングの側面により区画されている請求項1に記載のモータ装置。 - 前記第1収容空間は、前記コネクタハウジングに形成されている前記壁部、及び前記カバーの前記側壁部により区画されている請求項1に記載のモータ装置。
- 前記コネクタハウジングの前記回路基板と反対側の部位には、前記突出部と、外部を形成するように前記カバーの前記底壁部に当接している当接部とが設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載のモータ装置。
- 前記締結部材を第1締結部材とするとき、前記第1締結部材に加えて、前記第1締結部材とは別の第2締結部材が前記回路基板に挿通されていることにより、前記回路基板は前記モータハウジングに固定されており、
前記第1締結部材は、前記第1収容空間内に配置された状態で前記回路基板を挿通しており、
前記第2締結部材は、前記第2収容空間内に配置された状態で前記回路基板を挿通しており、
前記カバーの底壁は、前記モータの軸方向から見たとき、前記第2締結部材と重なる位置において、前記回路基板に近付くように段差形状をなす段差部を有し、
前記回路基板における前記コネクタ側の面と前記段差部における前記回路基板側の面との間の距離は、前記第2締結部材の前記モータの軸方向における長さよりも短い請求項1~4のいずれか一項に記載のモータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018168706A JP7110849B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | モータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018168706A JP7110849B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | モータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020043673A JP2020043673A (ja) | 2020-03-19 |
JP7110849B2 true JP7110849B2 (ja) | 2022-08-02 |
Family
ID=69798943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018168706A Active JP7110849B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | モータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7110849B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016201904A (ja) | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP2017028876A (ja) | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 日立オートモティブシステムズエンジニアリング株式会社 | 構造体一体型回転電機 |
JP2017108501A (ja) | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
JP2017163810A (ja) | 2016-03-11 | 2017-09-14 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | 電動モータ制御装置 |
JP2018125948A (ja) | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 |
-
2018
- 2018-09-10 JP JP2018168706A patent/JP7110849B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016201904A (ja) | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP2017028876A (ja) | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 日立オートモティブシステムズエンジニアリング株式会社 | 構造体一体型回転電機 |
JP2017108501A (ja) | 2015-12-08 | 2017-06-15 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
JP2017163810A (ja) | 2016-03-11 | 2017-09-14 | オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 | 電動モータ制御装置 |
JP2018125948A (ja) | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020043673A (ja) | 2020-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5912738B2 (ja) | ポンプ装置 | |
JPWO2018096703A1 (ja) | モータ及び電動パワーステアリング装置 | |
US11569702B2 (en) | On-vehicle brushless motor device and method of manufacturing the same | |
JP6248433B2 (ja) | モータ | |
JP2019161745A (ja) | モータ | |
CN109687649B (zh) | 马达装置 | |
JP7395924B2 (ja) | モータ装置 | |
US11363716B2 (en) | Control device and motor device | |
JP7110849B2 (ja) | モータ装置 | |
WO2019065036A1 (ja) | 部品実装体及び電子機器 | |
US10958124B2 (en) | Motor | |
US20200136459A1 (en) | Motor | |
JP6798434B2 (ja) | コイル部品 | |
US11323011B2 (en) | Motor | |
WO2019198517A1 (ja) | モータ、およびポンプ装置 | |
JP2021175338A (ja) | アキシャルギャップモータ | |
JP2020058223A (ja) | モータ | |
JP7442745B2 (ja) | 回路接続装置、回転電機装置、及び回路接続装置の製造方法 | |
US11527935B2 (en) | On-vehicle brushless motor device and method of manufacturing the same | |
JP2008228472A (ja) | 小形モータ装置 | |
JP6105385B2 (ja) | 回路部品及びモータ | |
KR20190073880A (ko) | 스테이터 및 이를 포함하는 모터 | |
WO2023007599A1 (ja) | 回路接続装置、回転電機装置、及び回路接続装置の製造方法 | |
JP6946859B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6969393B2 (ja) | モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7110849 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |