JP7107526B2 - 実験情報管理システム、実験ノートシステム、実験ノート生成装置、画面生成装置、実験情報管理方法、及び、プログラム - Google Patents

実験情報管理システム、実験ノートシステム、実験ノート生成装置、画面生成装置、実験情報管理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本明細書の開示は、実験情報管理システム、実験ノートシステム、実験ノート生成装置、画面生成装置、実験情報管理方法、及び、プログラムに関する。
実験の記録である実験ノートは、研究活動に係る重要な資産であり、実験ノートの有効な活用が望まれている。しかしながら、従来の実験ノートは、実験者自らが実験に関する種々の情報を記録することで作成されるため、実験者間で記載量及び記載項目が異なる。このため、実験ノートを用いた実験の比較及び再現が難しく、実験ノートを有効に活用することができない。
このような技術的な課題に関連する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1には、実験ノートを容易に電子化するシステムが記載されている。特許文献1に記載のシステムは、必須記載事項が全て記載されているか否かをチェックし、記載されていない場合にはダイアログを表示して実験ノートの再作成を促す。このため、実験ノートにおける必須記載事項の記載漏れを防止することができる。
特開2008-083806号公報
ところで、特許文献1に記載のシステムは、実験ノートを電子化することができるが、記載事項の入力は、従来同様、実験者が行わなければならない。このため、実験者は、実験中に絶えず記録を取る必要があり、実験操作、実験結果の検討等に集中することができない。また、複数の実験を時間的に並行して行う場合には、必要な記録を取り切れないことがある。
以上のような実情から、本発明の一側面に係る目的は、実験者の負担を軽減しながら有効に活用可能な実験ノートを生成する技術を提供する。
本発明の一態様に係る実験情報管理システムは、第1の実験結果情報と第1のログデータとを生成する第1の実験装置と、前記第1の実験装置で生成された前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータを記録する記録装置と、少なくとも前記記録装置に記録された前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータとに基づいて、実験の記録である実験ノートを生成する実験ノート生成装置と、少なくとも前記実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置を備え、前記実験ノート表示画面は、前記第1の実験結果情報を表示する領域と、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含む
本発明の一態様に係る実験ノートシステムは、少なくとも第1の実験装置で生成された第1の実験結果情報と第1のログデータとに基づいて、実験の記録である実験ノートを生成する実験ノート生成装置と、少なくとも前記実験ノート生成装置で生成された前記実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置を備え、前記実験ノート表示画面は、前記第1の実験結果情報を表示する領域と、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含む
本発明の一態様に係る画面生成装置は、実験ノート生成装置が生成した実験の記録である実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置であって、前記実験ノート表示画面は、少なくとも、前記実験ノートに含まれる第1の実験結果情報であって第1の実験装置で生成された第1の実験結果情報を表示する領域と、前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含み、前記実験ノート生成装置は、前記第1の実験結果情報と第1のログデータとを取得する取得部と、少なくとも前記取得部で取得した前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータとに基づいて、前記実験ノートを生成する生成部と、を備える
上記の態様によれば、実験者の負担を軽減しながら有効に活用可能な実験ノートを生成することができる。
第1の実施形態に係る実験情報管理システム1の構成を例示した図である。 顕微鏡20の構成を例示した図である。 顕微鏡制御装置30の構成を例示した図である。 実験システム10で行われる処理のフローチャートである。 実験システム10の認証用のテーブル50aを例示した図である。 実験情報の取得及び記録タイミングについて説明するための図である。 外部記憶装置50に記録されたログデータを例示した図である。 実験ノートシステム100の構成を例示した図である。 実験ノートシステム100で行われる実験ノート生成処理のフローチャートである。 実験ノートシステム100で行われる表示画面生成処理のフローチャートである。 実験ノートシステム100の認証許可制御用のテーブル113aを例示した図である。 実験ノート表示画面の一例を示した図である。 従来の実験ノートを例示した図である。 実験ノート表示画面の別の例を示した図である。 実験選択画面の一例を示した図である。 実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。 実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。 図17に示す実験ノート表示画面の使い方を説明するための図である。 実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。 図19に示す実験ノート表示画面の使い方を説明するための図である。 第2の実施形態に係る実験情報管理システム1aの構成を例示した図である。 第3の実施形態に係る実験情報管理システム1bの構成を例示した図である。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る実験情報管理システム1の構成を例示した図である。図1に示す実験情報管理システム1は、実験情報を管理するシステムであり、実験システム10と、実験ノートシステム100を含んでいる。なお、以降では、マウスM(図2参照)等の生物を被検物として使用する生物系の実験を例に説明するが、実験情報管理システム1の管理対象は、生物系の実験情報に限らない。
まず、実験システム10について説明する。実験システム10は、実験者が実験において使用するシステムであり、顕微鏡装置40と、外部記憶装置50を含んでいる。顕微鏡装置40は、実験システム10の第1の実験装置であり、顕微鏡20と、顕微鏡20を制御するコンピュータである顕微鏡制御装置30を含んでいる。顕微鏡装置40は、例えば、レーザ走査型顕微鏡装置であり、被検物をレーザ光で走査することで、第1の実験結果情報の一例である被検物の顕微鏡画像を生成し、外部記憶装置50へ出力する。また、顕微鏡装置40は、第1のログデータの一例である顕微鏡20のログを生成し、外部記憶装置50へ出力する。
図2は、実験情報管理システム1に含まれる顕微鏡20の構成を例示した図である。顕微鏡20は、例えば、レーザ走査型顕微鏡であり、図2に示すように、複数のレーザ21(Arレーザ21a、HeNe-Gレーザ21b、HeNe-Rレーザ21c)と、走査ユニット22と、複数の対物レンズ23と、ステージ24と、を備えてもよい。また、顕微鏡20は、複数の検出チャンネルを有してもよく、複数のバリアフィルタ25(バリアフィルタ25a、バリアフィルタ25b)と、複数の光検出器26(光検出器26a、光検出器26b)と、を備えてもよい。顕微鏡20は、レーザ21と走査ユニット22の間に、複数のダイクロイックミラーDM1~DM3を備え、走査ユニット22とバリアフィルタ25の間に、ダイクロイックミラーDM4を備えてもよい。顕微鏡20は、さらに、顕微鏡制御装置30からの指示に従って顕微鏡20の各部を駆動するコントロールユニット27を備えていてもよい。
走査ユニット22は、例えば、ガルバノスキャナ、レゾナントスキャナである。対物レンズ23は、例えば、液浸系又は乾燥系の顕微鏡対物レンズである。ステージ24は、例えば、電動ステージである。光検出器26は、例えば、光電子増倍管である。
なお、顕微鏡20は、レーザ走査型顕微鏡に限らない。顕微鏡20の光源は、レーザに限らず、例えば、ランプ光源、LEDなどであってもよい。また、顕微鏡20の光検出器は、光電子増倍管に限らず、CCD、CMOS等のイメージセンサに含まれるフォトダイオードであってもよい。また、顕微鏡20の観察法(検鏡法)は、明視野観察、暗視野観察、蛍光観察、微分干渉観察、位相差観察などであってもよい。さらに、顕微鏡20は、正立顕微鏡であっても倒立顕微鏡であってもよい。
図3は、実験情報管理システム1に含まれる顕微鏡制御装置30の構成を例示した図である。顕微鏡制御装置30は、例えば、標準的なコンピュータである。より詳細には、顕微鏡制御装置30は、図3に示すように、プロセッサ31と、メモリ32と、記憶装置33と、可搬記録媒体35を収容する可搬記録媒体駆動装置34と、入力装置36と、表示装置37と、ネットワークインターフェース38と、バス39を備えている。なお、メモリ32、記憶装置33、及び、可搬記録媒体35は、それぞれプログラムを記憶した非一過性のコンピュータ読取可能記憶媒体の一例である。
プロセッサ31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む、任意の処理回路である。プロセッサ31は、メモリ32又は記憶装置33に記憶されているプログラムを実行してプログラムされた処理を行う。メモリ32は、プロセッサ31のワーキングメモリである。メモリ32は、RAM(Random Access Memory)等の任意の半導体メモリである。記憶装置33は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive)等の不揮発性のメモリである。
可搬記録媒体駆動装置34は、メモリ32又は記憶装置33に記憶されているデータを可搬記録媒体35に出力することができ、また、可搬記録媒体35からプログラム及びデータ等を読み出すことができる。可搬記録媒体35は、持ち運びが可能な任意の記憶媒体である。可搬記録媒体35には、例えば、SDカード、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などが含まれる。
入力装置36は、例えば、キーボードである。入力装置36は、マウス、ジョイスティック、タッチパネル装置などであってもよい。表示装置37は、例えば、液晶ディスプレイである。表示装置37は、有機ELディスプレイ、ブラウン管ディスプレイなどであってもよい。
ネットワークインターフェース38は、ネットワークへの情報の入出力を行う。ネットワークインターフェース38としては、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等が採用され得る。バス39は、プロセッサ31、メモリ32、記憶装置33等を、相互にデータの授受可能に接続する。
上述した顕微鏡装置40は、第1の実験結果情報として顕微鏡画像を生成する第1の実験装置の一例である。なお、実験システム10の第1の実験装置は、顕微鏡装置に限らず、例えば、細胞数、細胞密度などを計数するセルカウンタなどであってもよい。また、第1の実験装置は、インキュベータ内で培養物を撮影する撮影装置などであってもよい。なお、第1の実験装置がセルカウンタの場合であれば、第1の実験結果情報は、細胞数、細胞密度などである。
外部記憶装置50は、顕微鏡装置40で生成された顕微鏡画像(第1の実験結果情報)と第1のログデータとを記録する記録装置である。例えば、ネットワークストレージ(NAS)であり、ネットワーク経由で顕微鏡制御装置30に接続されている。なお、外部記憶装置50は、NASに限らない。顕微鏡制御装置30からアクセスできる記憶装置であればよい。
図4は、実験システム10で行われる処理のフローチャートである。図5は、実験システム10の認証用のテーブル50aを例示した図である。図6は、実験情報の取得及び記録タイミングについて説明するための図である。図7は、外部記憶装置50に記録されたログデータ50bを例示した図である。以下、図4から図7を参照しながら、実験システム10で行われる処理について説明する。なお、図4に示す処理は、例えば、顕微鏡制御装置30のプロセッサ31が記憶装置33から読み出したプログラムをメモリ32に展開して実行することにより、行われる。
実験者が実験システム10にアクセスすると、まず、顕微鏡制御装置30は、ユーザ認証処理を行う(ステップS1)。ここでは、プロセッサ31は、実験者が入力したユーザID及びパスワードと、図5に示す認証用のテーブル50aに格納されている情報とを照合することで、実験者が実験システム10に登録されている正規のユーザであることを認証する。なお、テーブル50aは、外部記憶装置50に予め形成されている。
その後、実験者が顕微鏡装置40を使用して実験を行うと、顕微鏡装置40は、顕微鏡20のログデータを生成して、第1のログデータとして記憶装置33へ出力する(ステップS2)。第1のログデータは、例えば、実験者が顕微鏡20に対して行った操作を特定する操作情報を含むが、操作情報に限らない。例えば、顕微鏡20を特定する情報(例えば、名称)、顕微鏡20が設置されている施設を特定する情報(例えば、施設名)、顕微鏡20の状態を特定する情報(例えば、顕微鏡20の設定情報)などを含んでもよい。
ステップS2において、第1のログデータが記憶装置33へ出力されるタイミングは、図6に示すように、イベント発生時、ポーリング時などである。対物レンズ23の切替、GUI操作などを示す第1のログデータについては、イベントが発生したタイミングで出力される。また、ステージ24の位置、焦隼装置の位置などを示すログデータについては、定期的にハードウェアへポーリングを行い、ポーリングの結果が第1のログデータとして出力される。
また、顕微鏡装置40は、顕微鏡画像が生成されると、顕微鏡画像を第1の実験結果情報として記憶装置33へ出力する(ステップS3)。なお、第1の実験結果情報は、実験者が取得することを明示的に指示した実験情報のことである。顕微鏡画像以外に、例えば、顕微鏡装置40で得られる任意の測定結果、顕微鏡画像から算出される算出結果などが含まれてもよい。
さらに、顕微鏡装置40は、記憶装置33に出力された第1のログデータと第1の実験結果情報を外部記憶装置50へ出力する(ステップS4)。ステップS4では、プロセッサ31が記憶装置33に格納されている第1のログデータと第1の実験結果情報を外部記憶装置50へ出力すると、外部記憶装置50は、第1のログデータと第1の実験結果情報をユーザIDと関連付けた状態で、例えば、実験者が指定したディレクトリの配下に記録する。なお、図7に示すログデータ50bは、外部記憶装置50に記録された第1のログデータの一例であり、出力日時、出力元、種別、内容等の情報を含んでいる。
ここで、ユーザIDと関連付けた状態とは、どのユーザIDと関連付けられているかを特定可能な状態をいう。具体的には、例えば、少なくともログインを示すログデータとログアウトを示すログデータにユーザIDを含めることで第1のログデータとユーザIDを関連付けても良い。この場合、ログイン時刻からログアウト時刻までの間に出力された第1のログデータはログイン中のユーザIDと関連付けられていると特定可能である。また、全ての第1のログデータにユーザIDを含めることで、第1のログデータとユーザIDとを関連付けてもよい。その他、ユーザIDを第1のログデータ内に含める代わりに第1のログデータとは別にユーザIDを記録することで第1のログデータと関連付けてもよい。また、第1の実験結果情報をユーザIDと関連付けた状態とは、直接的に第1の実験結果情報とユーザIDとが関連付けられた状態に限らず、第1のログデータを参照することで第1の実験結果情報とユーザIDが関連付けられている状態を含んでもよい。例えば、外部記憶装置50は、ユーザIDに関連付けられている第1のログデータに第1の実験結果情報が記録されているパスが含まれることで、第1の実験結果情報をユーザIDに関連付けた状態で記録しても良い。ユーザIDとの関連付けは、記憶装置33へ出力するタイミングで行われてもよく、外部記憶装置50に記録するタイミングで行われてもよい。
なお、ステップS4における第1のログデータと第1の実験結果情報の転送タイミングは、特に限定しない。図6に示すように、ログイン時又はログアウト時に一括して記憶装置33から外部記憶装置50へ転送してもよく、ログイン中に、リアルタイムで記憶装置33から外部記憶装置50へ転送してもよい。
以上のように、実験システム10は、実験者が実験システム10にログインしてからログアウトするまでの間、第1のログデータと第1の実験結果情報を外部記憶装置50へ自動的に出力することができる。また、実験システム10は、第1のログデータと第1の実験結果情報をユーザIDと関連付けた状態で、外部記憶装置50に記録することができる。
次に、実験ノートシステム100について説明する。実験ノートシステム100は、電子的な実験ノートを生成して表示するシステムであり、図1に示すように、サーバ110と、サーバ120を含んでいる。サーバ110は、実験ノートシステム100の実験ノート生成装置の一例であり、少なくとも外部記憶装置50に記録された第1の実験結果情報と第1のログデータとに基づいて、実験ノートを生成する。ここで、実験ノートとは、実験を行ったことを示す物的証拠となる実験の記録であり、また、どのような実験を行った結果どのような結果が得られたかを示す記録である。具体的には、実験ノートには、少なくとも、以下の3つの情報、(1)実験が行われた日付、(2)実験装置のパラメータ(例えば、顕微鏡のパラメータなど)、(3)実験装置で生成されたファイルを特定する情報(例えば、ファイル名など)が含まれている。なお、実験ノートには、さらに、実験者名、施設名、他の装置から得られる情報(例えば、標本のバイタル情報、CO2濃度、培地情報など)が含まれてもよい。また、実験ノートは実験情報を単に羅列したものではなく実験情報を分析し整理したものであることが望ましい。サーバ120は、実験ノートシステム100の表示画面生成装置の一例であり、少なくとも実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する。
図8は、実験ノートシステム100の構成を例示した図である。サーバ110とサーバ120は、例えば、標準的なコンピュータである。より詳細には、サーバ110は、図8に示すように、プロセッサ111と、メモリ112と、記憶装置113と、ネットワークインターフェース114と、バス115を備えている。また、サーバ120は、図8に示すように、プロセッサ121と、メモリ122と、記憶装置123と、ネットワークインターフェース124と、バス125を備えている。なお、メモリ112、記憶装置113、メモリ122、及び、記憶装置123は、それぞれプログラムを記憶した非一過性のコンピュータ読取可能記憶媒体の一例である。
プロセッサ111、プロセッサ121は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む、任意の処理回路である。プロセッサ111、プロセッサ121は、メモリ(メモリ112、メモリ122)又は記憶装置(記憶装置113、記憶装置123)に記憶されているプログラムを実行してプログラムされた処理を行う。
メモリ112は、プロセッサ111のワーキングメモリであり、メモリ122は、プロセッサ121のワーキングメモリである。メモリ112及びメモリ122は、RAM(Random Access Memory)等の任意の半導体メモリである。記憶装置113及び記憶装置123は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive)等の不揮発性のメモリである。
ネットワークインターフェース114及びネットワークインターフェース124は、ネットワークへの情報の入出力を行う。ネットワークインターフェース114及びネットワークインターフェース124としては、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等が採用され得る。バス115及びバス125は、サーバの各部を、相互にデータの授受可能に接続する。
図9は、実験ノートシステム100で行われる実験ノート生成処理のフローチャートである。以下、図9を参照しながら、実験ノートシステム100の実験情報管理方法の一例である実験ノート生成処理について説明する。なお、図9に示す実験ノート生成処理は、例えば、サーバ110のプロセッサ111が記憶装置113から読み出したプログラムをメモリ112に展開して実行することにより、行われる。このプログラムは、例えば、バッチ処理のプログラムであり、予め登録された日時に(例えば、平日の夜間など)実行される。
実験ノート生成処理が開始すると、まず、サーバ110は、外部記憶装置50からデータを読み込む(ステップS11)。ここでは、プロセッサ111は、ネットワークインターフェース114を通じて外部記憶装置50へアクセスし、外部記憶装置50から第1のログデータと第1の実験結果情報を読み出す。即ち、ネットワークインターフェース114は、顕微鏡装置40で生成された第1のログデータと第1の実験結果情報を取得する、実験ノート生成装置の取得部の一例である。
次に、サーバ110は、データを識別情報で分類する(ステップS12)。ここでは、識別情報は、実験システム10のユーザを識別するユーザ識別情報であるユーザIDである。なお、上述したように、ユーザIDに関連付けられている第1のログデータと第1の実験結果情報が、ユーザID毎に異なるディレクトリに格納されている場合には、プロセッサ111は、ディレクトリ毎に第1のログデータと第1の実験結果情報を読み出すことにより、第1のログデータと第1の実験結果情報をユーザIDで分類する。また、ユーザID毎に異なるディレクトリに格納されていない場合には、プロセッサ111は、予め決められたルールに従って、第1のログデータと第1の実験結果情報に関連付けられたユーザIDを特定し、第1のログデータと第1の実験結果情報をユーザIDで分類する。
その後、サーバ110は、識別情報で分類されたデータを用いて、識別情報毎に実験ノートを生成する(ステップS13)。ここでは、プロセッサ111は、同じユーザIDに関連付けられた第1のログデータと第1の実験結果情報を用いて実験ノートを生成することで、ユーザID毎に実験ノートを生成する。即ち、プロセッサ111は、少なくとも第1の実験結果情報と第1のログデータとに基づいて実験ノートを生成する、実験ノート生成装置の生成部の一例である。
最後に、サーバ110は、生成された実験ノートを記録する(ステップS14)。ここでは、プロセッサ111は、ユーザID毎に生成された実験ノートを、記憶装置113に記録する。なお、実験ノートは、記憶装置113に構築されたデータベースに登録してもよい。これにより、実験ノートの参照及び更新等について容易に制限することが可能となる。
以上のように、実験ノートシステム100は、顕微鏡装置40で生成された第1のログデータと第1の実験結果情報に基づいて、自動的に実験ノートを生成して記録することができる。
図10は、実験ノートシステム100で行われる表示画面生成処理のフローチャートである。図11は、実験ノートシステム100の認証許可制御用のテーブル113aを例示した図である。図12は、実験ノート表示画面の一例を示した図である。以下、図10から図12を参照しながら、実験ノートシステム100の情報管理方法の一例である表示画面生成処理について説明する。なお、図10に示す表示画面生成処理は、例えば、サーバ120のプロセッサ121が記憶装置123から読み出したプログラムをメモリ122に展開して実行することにより、行われる。このプログラムは、例えば、Webアプリケーションのプログラムであり、クライアント端末(クライアント端末2、クライアント端末3)からのHTTPリクエストに応じて実行される。クライアント端末は、例えば、据え置き型のコンピュータであるが、ノート型のコンピュータ、タブレット型のコンピュータ、スマートフォンなどであってもよい。
実験者又は関係者(以降、単にユーザと記す)が例えばクライアント端末2を用いて実験ノートシステム100にアクセスすると、まず、サーバ120は、ユーザ認証処理を行う(ステップS21)。ここでは、プロセッサ121は、ユーザが入力したユーザID及びパスワードと、図11に示す認証許可制御用のテーブル113aに格納されている情報とを照合することで、ユーザが実験ノートシステム100に登録されている正規のユーザであることを認証し、さらに、実験ノートシステム100に対する権限を付与する。ユーザは、与えられた参照権限に応じた範囲内で、実験ノートを参照することができる。また、ユーザは、与えられた更新権限に応じた範囲内で、実験ノートを更新することができる。
認証されたユーザが表示したい実験ノートを選択すると、サーバ120は、表示画面要求を受信し(ステップS22)、要求に応じた実験ノート表示画面を生成する(ステップS23)。ステップS23では、例えば、ユーザID“10000001”が行った実験の実験ノートが要求された場合であれば、プロセッサ121は、ユーザID“10000001”に対応する実験ノートを特定し、特定した実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する。
実験ノート表示画面は、例えば、図12に示す画面W1のように、予め決められた情報(実験者名、実験タイトル、実験日、実験施設、実験目的、実験条件、実験装置名、対物レンズ名、実験結果、メモ、顕微鏡画像)を表示する。これらの情報のうちの、例えば、実験者名、実験日、実験施設、実験装置名、対物レンズ名、実験結果を表示する領域には、実験ノートに含まれるログデータに基づいて生成された情報が表示される。また、顕微鏡画像を表示する領域には、実験ノートに含まれる顕微鏡画像が表示される。その他の領域(実験タイトル、実験目的、実験条件、メモ)については、空欄で表示される。
サーバ120は、実験ノート表示画面を生成すると、生成した実験ノート表示画面をクライアント端末2へ送信する(ステップS24)。これにより、クライアント端末2の表示部に図12に示す画面W1が表示される。
その後、更新権限を有するユーザが画面W1の入力部(実験タイトル、実験目的、実験条件、メモ)に情報を入力すると、サーバ120は、その画面W1から入力された情報を受信し(ステップS25)、少なくとも受信した情報に基づいて、実験ノートを更新する(ステップS26)。ここでは、プロセッサ121は、記憶装置123を通じて記憶装置113にアクセスして、実験ノートを更新する。
以上のように、実験ノートシステム100は、実験ノート生成装置により予め生成された実験ノートに基づいて、クライアント端末からの要求に実験ノート表示画面を生成し、クライアント端末に実験ノート表示画面を表示することができる。
本実施形態に係る実験ノートシステム100では、実験者は、従来どおり実験装置を用いて実験を行うことで、実験ノートが自動的に生成される。このため、実験者は、記録漏れを気にすることなく実験を行うことが可能であり、これまで以上に実験に注力することができる。また、実験ノートを記録する作業負担が軽減されるため、複数の実験を時間的に並行して行うことも可能となる。また、例えば、実験ノートを記録するための明かりをつけることができない暗室で実験が行われる場合など、実験環境に起因する制約により実験ノートを記録できないといった事態を回避することができる。
さらに、実験ノートシステム100では、実験者が明示的に指示した実験情報である実験結果情報に加えて実験装置のログデータを用いて幅広く収集された情報から実験ノートが作成される。このため、記載項目が充実した実験ノートを得ることができる。また、実験者及び実験目的によらず記載項目が統一された実験ノートを得ることができる点も非常に有用である。この点について、従来の実験ノートと比較すると、従来は、図13に示すように、明るさに注目した実験(例えば、実験2)の実験ノートN2には、励起光強度、検出器感度などの明るさに影響を及ぼす情報(図13の領域R2参照)が記録されているのに対して、形状に注目した実験(例えば、実験1)の実験ノートN1には、明るさに影響を及ぼす情報が記録されないことが多々ある。このため、目的の異なる実験を比較することが困難なケースが多く、実験ノートの有効活用が制限されやすい。これに対して、実験ノートシステム100で生成される実験ノートは、記載項目が統一されているため、実験目的によらず任意の実験の比較が可能となる。
以上のように、実験ノートシステム100によれば、実験者の負担を軽減しながら、有効に活用可能な実験ノートを生成することができる。また、実験ノートが電子化されることで、コンピュータシステムによって閲覧及び更新を制限した状態で実験ノートを公開することが可能となる。このため、実験ノートの公開を躊躇することが少なくなるため、実験者以外の関係者が実験ノートの所在を把握することができず、実験ノートを活用できないといった自体を抑制することができる。
図14は、実験ノート表示画面の別の例を示した図である。図12では、顕微鏡画像を含む実験ノート表示画面を例示したが、実験ノート表示画面は、第1の実験結果情報を表示する領域を含む限り、顕微鏡画像自体を含んでいなくてもよい。
例えば、顕微鏡装置40の代わりにセルカウンタを実験装置として含む実験情報管理システム1では、図14に示すように、細胞数を第1の実験結果情報として表示する領域(図14の領域R21参照)を含む画面W2が、実験ノート表示画面として表示されてもよい。
図15は、実験選択画面の一例を示した図である。実験ノートをユーザID毎に生成する例を示したが、実験ノートは実験毎に生成されてもよい。即ち、実験ノート生成装置であるサーバ110は、識別情報として、ユーザIDの代わりに、実験を識別する実験識別情報を用いて、実験識別情報毎に実験ノートを生成しても良い。
ただし、研究において、どの範囲を一つの実験として考えるかは、実験者次第である。このため、識別情報として実験識別情報を使用する場合には、実験者が実験システム10にログインした後に表示される図15に示す画面W3上で、実験者に実験を選択させてもよい。これにより、実験システム10は、顕微鏡装置40のユーザである実験者の操作に応じて実験識別情報を決定することが可能となり、外部記憶装置50が第1の実験結果情報と第1のログデータを実験識別情報に関連付けた状態で記録することができる。従って、実験ノート生成装置であるサーバ110は、実験者が認識している実験の単位で実験毎に実験ノートを生成することができる。
図16は、実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。表示画面生成装置であるサーバ120は、図16の画面W4に示すように、タイムライン上に実験を細分化して表示する実験ノート表示画面を生成しても良い。タイムラインに沿って並べられた領域(領域R41~R44)の中からいずれかの領域が選択されることで、サーバ120は、選択された日時に行われた実験の詳細を表示する実験ノート表示画面を生成してもよい。
図17は、実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。図18は、図17に示す実験ノート表示画面の使い方を説明するための図である。サーバ120は、少なくともサーバ110で生成された実験ノートに基づいて、第1の実験結果情報である顕微鏡画像を表示する領域R51と、第1の実験装置である顕微鏡装置40の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域(領域R52、領域R53)と、を含む、図17に示すような実験ノート表示画面(画面W5)を生成してもよい。領域R52と領域R53は、少なくとも実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成される。領域R52と領域R53は、より詳細には、少なくとも実験ノートに含まれる時系列データであって、顕微鏡画像を取得する取得期間を含む期間で取得期間よりも長い期間における時系列データに基づいて、生成される。
領域R52には、ステージ24のXY方向(対物レンズ23の光軸と直交する方向)への移動の軌跡が描画されている。領域R52のポイントP1は、領域R51に表示されている顕微鏡画像を取得したときのステージ24の位置を示している。また、領域R53には、レボルバにより対物レンズの切替動作(破線)、焦隼装置のフォーカス動作(実線)、顕微鏡画像を取得する取得期間(太い実線)を示すグラフが描画されている。領域R53のポイントP2は、領域R51に表示されている顕微鏡画像を取得した時刻を示している。
従来は、顕微鏡画像を取得した時点における顕微鏡装置の状態を記録するだけでも作業負担が非常に大きいため、詳細な操作履歴は実験ノートに記録されていない。このため、従来の実験ノートから実験手順及び実験装置の詳細な動作を知ることができない。これに対して、実験ノートシステム100では、図17に示すように、第1の実験装置の状態の時間変化(特に、画像取得期間よりも長い期間における状態の時間変化)をグラフィカルに表示する領域を含む実験ノート表示画面を生成することができる。このため、実験者が実験結果情報(顕微鏡画像)を得るためにどのような手順で実験を行い、実験装置がどのように動作したかを正確に把握することができる。
これにより、実験ノートを、実験手順を詳細に説明した技術資料としても利用することが可能となり、技術・技能の引継ぎ、及び、研究者の教育に利用できる。実験手順の改善に向けた議論の材料とすることもできる。また、実験手順が詳細に記録されることで再現実験により実験の再現性を証明することが容易になる。従って、実験結果の信頼性を高めることもできる。さらには、複数回行った実験の結果が異なる場合に、その原因究明にも利用することができる。例えば、図18に示すように、2つの実験における実験装置の状態の違いを特定することで、実験結果が相違した原因を効率的に検討することができる。なお、図18(a)と図18(b)を比較すると、11時に開始した撮影における対物レンズが異なることが特定される(領域Aと領域Bを参照)。
図19は、実験ノート表示画面の更に別の例を示した図である。図20は、図19に示す実験ノート表示画面の使い方を説明するための図である。外部記憶装置50にマウスMに装着されたセンサS(図1参照)から出力された測定結果が記録されている場合には、サーバ110は、少なくとも、顕微鏡装置40で生成された顕微鏡画像及び第1のログデータと、センサSから出力された測定結果と、に基づいて、実験ノートを生成してもよい。なお、センサSは、例えば、心電計測器である。
サーバ120は、少なくともサーバ110で生成された実験ノートに基づいて、顕微鏡画像を表示する領域R61と、顕微鏡装置40の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域(領域R62)と、顕微鏡装置40の状態の時間変化とマウスMの状態の時間変化とをグラフィカルに表示する領域(領域R63)と、を含む、図19に示すような実験ノート表示画面(画面W6)を生成してもよい。領域R62と領域R63は、少なくとも実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成される。領域R62と領域R63は、より詳細には、少なくとも実験ノートに含まれる時系列データであって、顕微鏡画像を取得する取得期間を含む期間で取得期間よりも長い期間における時系列データに基づいて、生成される。
領域R62は、図17に示す領域R52と同様であるので、説明を省略する。領域R63は、センサSから出力された測定結果に基づいて心電図波形(実線)が追加で描画されている点が、図17に示す領域R53とは異なる。
図19に示す実験ノート表示画面を生成することによっても、図17に示す実験ノート表示画面を生成した場合と同様の効果を得ることができる。さらに、実験者が操作する第1の実験装置以外から得られる情報が実験ノートに含まれていることで、実験結果をさらに正しく理解することが可能となる。例えば、図20に示すように、2つの実験における被検物の状態の違いを特定することで、実験結果が相違した原因が実験手順ではなく被検物の状態に起因する可能性を検討することができる。なお、図20(a)と図20(b)を比較すると、12時に開始した撮影時における被検物の心拍数が異なることが特定される(領域Cと領域Dを参照)。また、瞬間的な心拍数だけではなく心拍数が安定している期間か変動している期間かといった違いも特定することができる。
[第2の実施形態]
図21は、本実施形態に係る実験情報管理システム1aの構成を例示した図である。図21に示す実験情報管理システム1aは、実験システム10の代わりに、実験システム10aを含む点が、図1に示す実験情報管理システム1とは異なる。
実験システム10aは、それぞれが実験装置である複数の顕微鏡装置(顕微鏡装置40a、顕微鏡装置40b)を含む点が、実験システム10とは異なる。顕微鏡装置40aは、実験システム10aの第1の実験装置であり、図1に示す顕微鏡装置40と同様である。顕微鏡装置40bは、顕微鏡装置40aとは異なる、実験システム10aの第2の実験装置である。顕微鏡装置40bは、第2の実験結果情報と第2のログデータを生成する。本実施形態では、ログデータに実験装置を特定する識別情報が含まれることが望ましい。なお、実験装置を特定する識別情報は、第1の実施形態においてもログデータに含まれていても良い。
外部記憶装置50は、第1の実験結果情報と第1のログデータをユーザIDなどの識別情報と関連付けた状態で記録するとともに、第2の実験結果情報と第2のログデータを識別情報と関連付けた状態で記録する。
これにより、実験情報管理システム1aでは、サーバ110は、外部記憶装置50に記録された、第1の実験結果情報と第1のログデータと第2の実験結果情報と第2のログデータを識別情報で分類し、識別情報毎に実験ノートを生成することができる。
実験情報管理システム1aによっても、実験情報管理システム1と同様の効果を得ることができる。また、実験情報管理システム1aでは、異なる実験装置を用いて行った実験をまとめて実験ノートを作成することができる。例えば、第1の実験装置である実体顕微鏡で手術を行い、その後、第2の実験装置である蛍光顕微鏡で被検物を観察する場合、2つの実験装置を用いて行った実験の記録を1つの実験ノートとして作成することで、例えば、手術における出血量の違いによりその後の経過が異なることなどを知ることができる。
[第3の実施形態]
図22は、本実施形態に係る実験情報管理システム1bの構成を例示した図である。図22に示す実験情報管理システム1bは、複数の実験装置が互いに異なる施設に置かれている点、外部記憶装置50及び実験ノートシステム100がクラウド上のサービスとして提供されている点が、実験情報管理システム1aとは異なる。即ち、複数の実験装置の各々と外部記憶装置50との間の伝送路の少なくとも一部は、インターネットである。本実施形態では、ログデータに実験装置を特定する識別情報と施設を特定する識別情報が含まれることが望ましい。なお、実験装置と施設を特定する識別情報は、第1の実施形態及び第2の実施形態においてもログデータに含まれていても良い。その他の点は、図21に示す実験情報管理システム1aと同様である。
実験情報管理システム1bによっても、実験情報管理システム1aと同様の効果を得ることができる。また、実験情報管理システム1bでは、オンプレミスの外部記憶装置50を備える実験情報管理システム1aとは異なり、外部記憶装置50がクラウド上に置かれているため、互いに異なる施設(つまり、異なるロケーション)に置かれた複数の実験装置で行った実験の記録を1つの実験ノートに容易にまとめることができる。また、実験ノートシステム100がクラウド上に置かれることで、インターネットに接続されている限り、任意のロケーションから実験ノートシステム100にアクセスし、実験ノートを閲覧することができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするための具体例を示したものであり、本発明の実施形態はこれらに限定されるものではない。上述した実施形態の一部を他の実施形態に適用しても良い。実験情報管理システム、実験ノートシステム、実験ノート生成装置、画面生成装置、実験情報管理方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。例えば、サーバ110とサーバ120は、別個の装置ではなく単一の装置であってもよい。又、外部記憶装置50は、サーバ110の記憶装置113であってもよい。さらに、顕微鏡装置40は、気象情報を提供する情報ソースにインターネット経由でアクセスしてもよく、外部記憶装置50は、顕微鏡装置40が取得した気象情報をログデータとして記録しても良い。
1、1a、1b・・・実験情報管理システム、2、3・・・クライアント端末、10、10a・・・実験システム、20、20a、20b・・・顕微鏡、21・・・レーザ、22・・・走査ユニット、23・・・対物レンズ、24・・・ステージ、25・・・バリアフィルタ、26・・・光検出器、27・・・コントロールユニット、30、30a、30b・・・顕微鏡制御装置、40・・・顕微鏡装置、50・・・外部記憶装置、100・・・実験ノートシステム、110、120・・・サーバ、111、121・・・プロセッサ、112、122・・・メモリ、113、124・・・記憶装置、114、124・・・ネットワークインターフェース、115、125・・・バス、M・・・マウス、S・・・センサ

Claims (13)

  1. 第1の実験結果情報と第1のログデータとを生成する第1の実験装置と、
    前記第1の実験装置で生成された前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータを記録する記録装置と、
    少なくとも前記記録装置に記録された前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータとに基づいて、実験の記録である実験ノートを生成する実験ノート生成装置と、
    少なくとも前記実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置を備え、
    前記実験ノート表示画面は、前記第1の実験結果情報を表示する領域と、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含む
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記記録装置は、前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータを識別情報に関連付けた状態で記録し、
    前記実験ノート生成装置は、
    前記記録装置に記録された前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータを前記識別情報で分類し、
    前記識別情報毎に、前記実験ノートを生成する
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  3. 請求項2に記載の実験情報管理システムにおいて、さらに、
    前記第1の実験装置とは異なる第2の実験装置であって、第2の実験結果情報と第2のログデータとを生成する第2の実験装置を備え、
    前記記録装置は、前記第2の実験結果情報と前記第2のログデータを前記識別情報に関連付けた状態で記録し、
    前記実験ノート生成装置は、
    前記記録装置に記録された、前記第1の実験結果情報と、前記第1のログデータと、前記第2の実験結果情報と、前記第2のログデータを前記識別情報で分類し、
    前記識別情報毎に、前記実験ノートを生成する
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記識別情報は、前記第1の実験装置のユーザを識別するユーザ識別情報である
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  5. 請求項2又は請求項3に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記識別情報は、前記実験を識別する実験識別情報であり、
    前記実験識別情報は、前記第1の実験装置のユーザの操作に応じて決定される
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記第1の実験装置は、前記第1の実験結果情報である被検物の顕微鏡画像を生成する顕微鏡装置であり、
    前記実験ノート表示画面は、前記顕微鏡画像を表示する領域と、前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含み、
    前記グラフィカルに表示する領域は、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データであって、前記顕微鏡画像を取得する取得期間を含む前記取得期間よりも長い期間における時系列データに基づいて、生成された
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の実験情報管理システムにおいて、さらに、
    前記第1の実験装置は、前記第1の実験結果情報である被検物の顕微鏡画像を生成する顕微鏡装置であり、
    前記実験ノート生成装置は、少なくとも、前記顕微鏡画像と、前記第1のログデータと、に基づいて、前記実験ノートを生成し、
    前記実験ノート表示画面は、前記顕微鏡画像を表示する領域と、前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含み、
    前記グラフィカルに表示する領域は、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データであって、前記顕微鏡画像を取得する取得期間を含む前記取得期間よりも長い期間における時系列データに基づいて、生成される
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  8. 請求項7に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記実験ノート表示画面に表示される前記顕微鏡画像は、前記第1の実験装置の状態の時間変化に対応しており、
    前記実験ノートは、前記第1の実験装置のユーザに対する、前記実験の再現、技能の伝承、教育に利用できる
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  9. 請求項乃至請求項8のいずれか1項に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記実験ノート生成装置は、少なくとも前記実験ノート表示画面から入力された情報に基づいて、前記実験ノートを更新する
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  10. 請求項3に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記第1の実験装置及び前記第2の実験装置の各々は、
    ネットワークに接続するネットワークインターフェースを有し、
    前記ネットワークに接続された前記記録装置に、前記第1のログデータおよび前記第2のログデータを前記ネットワーク経由で記録可能である
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  11. 請求項10に記載の実験情報管理システムにおいて、
    前記ネットワークは、前記第1の実験装置及び前記第2の実験装置の各々と前記記録装置との間の伝送路の少なくとも一部としてインターネットを含む
    ことを特徴とする実験情報管理システム。
  12. 少なくとも第1の実験装置で生成された第1の実験結果情報と第1のログデータとに基づいて、実験の記録である実験ノートを生成する実験ノート生成装置と、
    少なくとも前記実験ノート生成装置で生成された前記実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置を備え、
    前記実験ノート表示画面は、前記第1の実験結果情報を表示する領域と、少なくとも前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含む
    ことを特徴とする実験ノートシステム。
  13. 験ノート生成装置が生成した実験の記録である実験ノートに基づいて、実験ノート表示画面を生成する画面生成装置であって、
    前記実験ノート表示画面は、少なくとも、前記実験ノートに含まれる第1の実験結果情報であって第1の実験装置で生成された第1の実験結果情報を表示する領域と、前記実験ノートに含まれる時系列データに基づいて生成された前記第1の実験装置の状態の時間変化をグラフィカルに表示する領域と、を含み、
    前記実験ノート生成装置は、
    前記第1の実験結果情報と第1のログデータとを取得する取得部と、
    少なくとも前記取得部で取得した前記第1の実験結果情報と前記第1のログデータとに基づいて、前記実験ノートを生成する生成部と、を備える
    ことを特徴とする画面生成装置。
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