JP7107360B2 - 指紋情報処理装置、指紋情報処理方法およびプログラム - Google Patents
指紋情報処理装置、指紋情報処理方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7107360B2 JP7107360B2 JP2020219680A JP2020219680A JP7107360B2 JP 7107360 B2 JP7107360 B2 JP 7107360B2 JP 2020219680 A JP2020219680 A JP 2020219680A JP 2020219680 A JP2020219680 A JP 2020219680A JP 7107360 B2 JP7107360 B2 JP 7107360B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fingerprint
- ridge
- cores
- image
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/1365—Matching; Classification
- G06V40/1376—Matching features related to ridge properties or fingerprint texture
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/1347—Preprocessing; Feature extraction
- G06V40/1359—Extracting features related to ridge properties; Determining the fingerprint type, e.g. whorl or loop
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/117—Identification of persons
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Pathology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
例えば、近年では、外科的手術や火傷等により、生体パターン(例えば、指紋)が損傷しているケースが発見されている。このような場合に、予め登録されている生体パターンが損傷していても、正しく照合できるようにすることや、あるいは少なくとも損傷があることを検知することが求められる。また、検知された損傷を、ユーザーに分かりやすく提示することが求められる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態による生体パターン情報処理装置の概略機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による生体パターン情報処理装置1は、生体パターン情報取得部11と、特異領域検出部61とを含んで構成される。生体パターン情報取得部11は、以下、情報取得部11と称する場合がある。
特異領域検出部61は、情報取得部11が取得した生体パターン情報に基づいて、特異領域の検出処理を行う。そして、特異領域検出部61は、特異領域が検出されたか否か(特異領域の有無)を表す情報と、特異領域が検出された場合にはその特異領域の位置に関する情報(特異領域の範囲を示す位置情報)を出力する。特異領域検出部61による判定処理の詳細については、後述する。
扱う生体パターン情報が指紋画像に限定される場合、生体パターン情報処理装置を「指紋処理装置」と呼んでも良い。
指紋を取得する方法の第1は、指紋を有する指の表皮をカメラ等で撮像し、その画像の情報を生体パターン情報として取得する方法である。
指紋を取得する方法の第2は、生体に接触するセンサーを用いることよって、指の表面の電気的特性の分布を生体パターン情報として取得する方法である。指の表面の電気的特性は、例えば隆線の形状や、汗腺孔の有無によって、箇所ごとに異なり、そのような特性の2次元的分布をパターン情報として取得可能である。
指紋を取得する方法の第3は、指に付けたインク等の物質を紙等の媒体に転写し、その媒体上に得られた画像を光学的スキャナー等で読み取る方法である。
以下において、特異領域検出部61の内部の構成と、特異領域検出処理の方法について説明する。ここで対象とする生体パターン情報は、指紋画像の情報である。
特異領域検出部61は、その共通機能群に含まれる機能を用いて受け取った指紋画像を解析する。具体的には、隆線方向検出部70が、指紋画像内の隆線方向を検出する。また、隆線ピッチ検出部71が、指紋画像内の隆線ピッチを検出する。また、隆線強度検出部72が、指紋画像内の隆線強度を検出する。また、方向特異点検出部73が指紋画像内の方向特異点(singular point)を検出する。特異領域検出部61が、隆線方向、隆線ピッチ、隆線強度、方向特異点のすべてではなく、いずれか一つのみを検出するようにしても良い。指紋画像から、これら隆線ピッチ、隆線強度、方向特異点を検出する処理自体は、一般的な指紋認証技術における特徴抽出処理であり、既存技術を用いて行うことができる。
特異領域検出部61は、異常模様を検出するための機能として、異常模様検出部74を備えている。異常模様検出部74は、上で検出した方向特異点(デルタ、半円状コア、真円状コア)の個数や位置関係に基づいて、異常模様を検出する。正常な指紋画像は、隆線方向のパターンから、4種類の紋様パターンに分類される。その4種類とは、弓状紋、蹄状紋、渦状紋、変体紋である。そして、これらの紋様パターンごとに、方向特異点の個数や位置関係が定まっている。
条件(A):円状のコアが2個以上存在する場合
条件(B):半円状のコアが4個以上存在する場合
条件(C):半円状のコアが2個以上存在し、且つ円状のコアが1個以上存在する場合
条件(D):デルタが4個以上存在する場合
条件(E):コアより上部(指先に近い側)にデルタが存在する場合
条件(F):上側が半円状のコアが2個以上存在する場合
図3A~3Cは、指紋における異常紋様の例を示すものである。図3A~3Cにおいて、丸印で示している箇所は、円状のコアである。また、三角印で示している箇所は、デルタである。図3Aに示す指紋画像の例は、2個の円状コアと、4個のデルタを有している。つまり、この指紋画像は、上記(A)および(D)の条件に該当し、異常紋様を有すると異常模様検出部74によって判定される。図3Bに示す指紋画像の例は、2個の円状コアと4個のデルタを有している。また、図3Bの例においては、2個の円状コアよりも上にデルタが存在している。つまり、この指紋画像は、上記(A)、(D)、および(E)の条件に該当し、異常紋様を有すると異常模様検出部74によって判定される。図3Cに示す指紋画像の例は、2個の円状コアを有している。つまり、この指紋画像は、上記(A)の条件に該当し、異常紋様を有すると異常模様検出部74によって判定される。
また、異常模様検出部74は、異常な紋様を検知しなかった場合には、その旨の情報を出力する。
特異領域検出部61は、隆線方向の異常なパターンを検出する。異常な隆線方向にもいくつかのパターンがある。典型的な3種類のパターンを、便宜上、櫛型方向パターン、ω型方向パターン、X型方向パターンと呼ぶ。本実施形態では、特異領域検出部61は、櫛型方向パターン、ω型方向パターン、X型方向パターンの、3種類の異常隆線方向を検出する。このような異常な隆線方向のパターンは、指紋表皮の移植手術等を行った場合に、移植した表皮の箇所の境界部分において見られる可能性があることを示す。これらのパターンは、正常な指紋画像では見られない。
図4Aは、櫛型方向パターンと呼ばれる異常隆線方向を有する指紋画像の例である。この櫛型の異常隆線方向は、指紋表皮をメスにより切り取り、位置を変えて張り替えるような手術を行った場合に、移植した表皮の境界付近に発生しやすい隆線方向のパターンである。
図4Bは、ω型方向パターンと呼ばれる異常隆線方向を有する指紋画像の例である。このω型の異常隆線方向もまた、指紋表皮をメスにより切り取り、位置を変えて張り替えるような手術を行った場合に、移植した表皮の境界付近に発生しやすい隆線方向パターンである。また、ω型方向パターンは、指紋のアーチ状の部分に刃物等で深い傷を付けてしまった場合にも発生しやすいパターンである。
図4Cは、X型方向パターンと呼ばれる異常隆線方向を有する指紋画像の例である。このX型の異常隆線方向は、皮膚を手術糸等できつく縛った場合に、その縫合部分に発生しやすい隆線方向パターンである。
図5Aは、指紋画像における櫛型方向パターンに対応する。
図5Bは、指紋画像におけるω型方向パターンに対応する。
図5Cは、指紋画像におけるX型方向パターンに対応する。
櫛型方向パターン検知部75は、与えられた指紋画像に基づいて予め検出した隆線方向および隆線強度のデータを入力として、その指紋画像の櫛型方向パターンらしさを表す度合を算出し、出力する。
実際の指紋データベースに基づいて、上記の各表価値(櫛型異常度、ω型異常度、およびX型異常度)の確率分布で重み付けを行うようにしても良い。これにより、特異領域検出部61による判定精度をさらに高めることができる。
逆に、その他の方向パターンのテンプレートを備えて、これら3種以外の異常隆線方向を検出するようにしても良い。一例としては、櫛型、ω型、X型の隆線角度を少し変化させたパターンを検出できるような構成としたり、テンプレートの半径を変えたことによる数種類のパターンを検出できるような構成としたりすることも可能である。
特異領域検出部61は、また、指紋における隆線の破壊を検出する機能を有する。具体的には、特異領域検出部61は、隆線破壊検出部78を内部に備えている。そして、特異領域検出部61は、前述の方法で既に検出している、隆線方向の情報と、隆線強度の情報を用いて、これら各々の異常方向パターンの検出のための処理を行う。
隆線破壊の中には、火傷や薬品によるケースだけではなく、長年の経年劣化や手を酷使する肉体労働に従事したことによる隆線破壊のケースも存在する。そのような自然な破壊の場合には、特定の部分だけではなく、指紋の隆線全体が破壊される。そのような隆線全体の自然破壊と火傷や薬品による部分破壊(意図的な破壊を含む)とを区別するため、特異領域検出部61が隆線破壊候補領域以外の指紋部分が高品質な隆線の画像を有するかどうかを判定するようにしても良い。これにより、特定の条件による隆線破壊のみを検出することもできるようになる。
特異領域検出部61は、また、指紋の切り取り加工を検出する機能を有する。具体的には、特異領域検出部61は、切り取り加工検出部79を備えている。切り取り加工検出部79は、次に説明するように、隆線ピッチ(隆線の間隔)の変化に基づいて、入力された指紋画像に関して、切り取り加工の有無を判定する。これは、手術等により切り取り加工された指紋の場合、手術痕周辺の皮膚をひっぱりながら縫合するため、隆線のうちの特定部位のピッチ、また特定方向の隆線のピッチが局所的に変化する場合があるためである。
切り取り加工検出部79は、最初に、切り取り加工が施された傷位置の検出を行う。具体的には、画像中の任意の画素から任意の角度で一定長の線分を生成し、その線分上の両側の線分から一定距離範囲(1~16画素分)の画像部分の、隆線の方向差および隆線のピッチ差を加算していく。その加算値が最大となる座標(x,y)と角度(t)を、傷位置の候補とする。
また、評価値Wc2は、領域R1とR2における隆線ピッチの差が大きい度合と、隆線強度(領域R1とR2のうちの小さいほうの強度)との積である。
即ち、評価値Wc3は、指紋全体の中で隆線ピッチが広い箇所(指紋全体の平均の1.5倍のピッチを基準においている)の比率を表し、且つ、隆線強度を加味した比率の値である。
評価値Wc4は、指紋全体の中で特定の隆線の方向(平均ピッチが最大となる方向)におけるピッチの広さの比率を表し、且つ、隆線強度を加味した比率の値である。
一般的に、正常な指紋において、指紋下部の末節付近の水平方向(指の短手方向)の隆線のピッチは、他の部位における隆線ピッチよりも広くなる傾向が見られる事が知られている。これに基づき、上述した処理において、指紋の下部であって隆線が水平方向となる領域を、上記の評価値Wc1、Wc2、Wc3、Wc4の計算から除外するようにしても良い。切り取り加工検出部79がこのように評価値を計算することにより、判定精度をより一層高めることが可能となる。
次に第2実施形態について説明する。第1実施形態と共通の事項については説明を省略する場合があり、以下では第2実施形態に特有の事項を中心に説明する。
特異領域検出部61は、第1実施形態におけるそれと同様の機能を有する。
照合許容度を緩和した場合、誤って異なる人物を本人と同定してしまうリスクが増大するデメリットが存在する。しかしながら、最終的に同一人物かどうかの判定を、オペレーター等が指紋以外の顔写真等を用いて別途最終確認を行う運用環境においては、このような他人誤一致のリスクも低減する事が出来る。
また、照合部116は、特異領域が検出された場合には、位置ずれ許容度を緩和して照合処理を行うことができるようになる。
また、照合部116は、特異領域が検出された場合には、不一致許容度を緩和して照合処理を行うことができるようになる。
次に第3実施形態について説明する。前述の実施形態と共通の事項については説明を省略する場合があり、以下では本実施形態に特有の事項を中心に説明する。
そして、本実施形態における照合部116は、修復部214によって修復された生体パターン情報については、特異領域以外の領域であるとみなして、照合処理を行う。
損傷部位検出部91は、指紋画像から手術が施された痕跡の部分を検知し、その異常度を画像として表した異常度画像を出力する。一例として、異常度画像は、異常度を画像における濃淡で表す。
具体的には、最初にZ型手術指紋復元部92は、異常度画像に対してハフ変換を適用する。このハフ変換により、Z型手術指紋復元部92は、異常度画像中の直線成分を検出する。そして、Z型手術指紋復元部92は、異常度の高い部分(異常度の濃淡画像として表されている場合には濃い部分)が直線状に並んでいる3本の直線成分(第1候補から第3候補まで)を検出する。これら第1候補から第3候補までの3本の直線成分が指紋上で「Z」字状の形状をなす場合、Z型手術指紋復元部92は、その指紋がZ型加工されていると判定する。
条件(1):互いの向き(角度)が最も近い2本の直線A,Bが並行に近い。具体的には、直線Aと直線Bの向きの差が15度以内であって、且つ、直線AとBとが画像範囲内において交差しない。
条件(2):A,B以外の直線Cが、画像範囲内において、直線AおよびBのそれぞれと、向き(角度)の差が20度以上且つ60度以下で交わる。
条件(3):直線(線分)A,B,C上の異常度画像の画素値の平均値が、各線分とも(3本とも)、所定の閾値以上である。
過程(2):上記交点Eから直線A上におろした垂線の足(その垂線と直線Aとの交点)を点Fとする。
過程(3):上記交点Dから直線B上におろした垂線の足(その垂線と直線Bとの交点)を点Gとする。
過程(4):入力画像のうち三角形FDE(第1多角形)に囲まれる部分を、出力画像の三角形FGE上に、アフィン変換により複写する。
過程(5):入力画像のうち三角形DEG(第2多角形)に囲まれる部分を、出力画像の三角形DFG上に、アフィン変換により複写する。
過程(6):上記の過程(4)および(5)で複写した部分以外の領域は、入力画像から出力画像にそのまま複写する。
修復部214の処理を、次のような変形例で実施しても良い。
前述の切り取り加工検出部79によって計算される評価値Wc1およびWc2に基づいて、入力される指紋画像が切り取り加工損傷を含むものであると判定された場合について説明する。この場合、修復部214は、検出された傷の広ピッチ側のサイドで、広ピッチとなっている矩形領域を検出し、その領域幅と矩形内ピッチ変化差分との積を算出し、これを切り取り部分の幅であると推定する。これにより図11の画像の検出矩形領域内に対して、図10の中心部のひし形状の領域を空白部分として挿入するような画像変形を施すことにより、ひし形外部の指紋周辺部を復元することが可能となる。
修復部214のさらなる変形例として、下に説明する修復部214aを用いるようにして実施しても良い。本変形例による修復部214aは、変形等によって手術前の指紋を復元するのではなく、指紋の加工が行われている部分を除外し、加工が行われていない部分のみを抽出し、抽出された結果を復元画像として出力する。つまり、修復部214aは、手術等によって加工されていない部分を切り出す。
損傷部位検出部93が有する機能の一例は、上で述べた損傷部位検出部91の機能と同様である。損傷部位検出部93がさらに、異常広ピッチ領域を検出する機能を備えたり、隆線損傷領域を検出する機能(前述の隆線破壊検出部78と同様の機能)を備えたりするようにしても良い。これらにより、異常度画像の情報を加味して損傷部位を検出することができる。
方式(2):異常度が所定の閾値以上の領域を抽出し、画像の膨張収縮処理により異常領域の内部の領域も含めて除外領域とする。
方式(3):異常度が所定の閾値以上の領域を異常領域とし、その異常領域から最も距離の離れた指紋位置を検出する。また、その位置から隆線方向および隆線ピッチが連続的に変化する(異常な不連続がない)所定距離以内の領域を有効領域とする。そして、その有効領域以外の部分を除外領域とする。
方式(4):異常度が所定の閾値以上の領域を異常領域とし、その異常領域から最も距離が離れた指紋位置を検出する。また、その位置を中心とする円であってその位置から異常領域までの距離を半径する円の外を除外領域とする。
11 生体パターン情報取得部
61 特異領域検出部
62 事前登録生体パターン情報記憶部
70 隆線方向検出部
71 隆線ピッチ検出部
72 隆線強度検出部
73 方向特異点検出部
74 異常模様検出部
75 櫛型方向パターン検知部
76 ω型方向パターン検知部
77 X型方向パターン検知部
78 隆線破壊検出部
79 切り取り加工検出部
91,93 損傷部位検出部
92 Z型手術指紋復元部
94 損傷部位除去部
116 照合部
214,214a 修復部
Claims (7)
- 指紋の画像を示す画像情報を取得する取得手段と、
前記画像情報から、1以上のデルタ、1以上の円状のコア、または2以上の半円状のコアを含む複数の方向特異点を検出する第1の検出手段と、
を備え、
前記第1の検出手段の検出結果が、(A)円状のコアが2個以上存在すること、(B)半円状のコアが4個以上存在すること、(C)半円状のコアが2個以上存在し、且つ円状のコアが1個以上存在すること、(D)デルタが4個以上存在すること、(E)コアより上部(指先に近い側)にデルタが存在すること、または、(F)上側が半円状のコアが2個以上存在すること、の少なくとも何れか1つを満たすかどうかを判断することにより、損傷を含む特異領域を検出する、指紋情報処理装置。 - 前記画像情報のうち、検出された前記特異領域以外の領域に対応する指紋画像と、個人を識別するための識別情報に関連付けて事前に登録された事前登録指紋画像とを照合する照合手段をさらに備える請求項1に記載の指紋情報処理装置。
- 前記照合手段は、損傷指紋と判定された指紋の照合を実行する場合、位置偏差が許容される程度を表す変数である位置偏差許容値と、不一致が許容される程度を表す変数である不一致許容値と、のうち少なくとも1つを変化させる、請求項2に記載の指紋情報処理装置。
- 前記画像情報において前記特異領域に対応する損傷を修復する修復手段をさらに備え、
前記照合手段は、修復された前記特異領域を、前記特異領域以外の領域とみなして照合を行う、請求項2または3に記載の指紋情報処理装置。 - 前記修復手段は、前記画像情報において特異領域に基づく除外領域を除外することで、前記損傷を修復する、請求項4に記載の指紋情報処理装置。
- 指紋の画像を示す画像情報を取得することと、
前記画像情報から、1以上のデルタ、1以上の円状のコア、または2以上の半円状のコアを含む複数の方向特異点を検出することと、
検出された前記複数の方向特異点が、(A)円状のコアが2個以上存在すること、(B)半円状のコアが4個以上存在すること、(C)半円状のコアが2個以上存在し、且つ円状のコアが1個以上存在すること、(D)デルタが4個以上存在すること、(E)コアより上部(指先に近い側)にデルタが存在すること、または、(F)上側が半円状のコアが2個以上存在すること、の少なくとも何れか1つを満たすかどうかを判断することにより、損傷を含む特異領域が含まれていることを検出することと
を含む、指紋情報処理方法。 - コンピューターに、
指紋の画像を示す画像情報を取得することと、
前記画像情報から、1以上のデルタ、1以上の円状のコア、または2以上の半円状のコアを含む複数の方向特異点を検出することと、
検出された前記複数の方向特異点が、(A)円状のコアが2個以上存在すること、(B)半円状のコアが4個以上存在すること、(C)半円状のコアが2個以上存在し、且つ円状のコアが1個以上存在すること、(D)デルタが4個以上存在すること、(E)コアより上部(指先に近い側)にデルタが存在すること、または、(F)上側が半円状のコアが2個以上存在すること、の少なくとも何れか1つを満たすかどうかを判断することにより、損傷を含む特異領域が含まれていることを検出することと
を実行させるためのプログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015074479 | 2015-03-31 | ||
JP2015074479 | 2015-03-31 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017510082A Division JP6819575B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-30 | 生体パターン情報処理装置、生体パターン情報処理方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021047931A JP2021047931A (ja) | 2021-03-25 |
JP7107360B2 true JP7107360B2 (ja) | 2022-07-27 |
Family
ID=57005913
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017510082A Active JP6819575B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-30 | 生体パターン情報処理装置、生体パターン情報処理方法、およびプログラム |
JP2020219680A Active JP7107360B2 (ja) | 2015-03-31 | 2020-12-28 | 指紋情報処理装置、指紋情報処理方法およびプログラム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017510082A Active JP6819575B2 (ja) | 2015-03-31 | 2016-03-30 | 生体パターン情報処理装置、生体パターン情報処理方法、およびプログラム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US11055511B2 (ja) |
EP (1) | EP3279861A4 (ja) |
JP (2) | JP6819575B2 (ja) |
WO (1) | WO2016159052A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3279861A4 (en) * | 2015-03-31 | 2019-03-20 | Nec Corporation | BIOLOGICAL PATTERN INFORMATION PROCESSING DEVICE, BIOLOGICAL PATTERN INFORMATION PROCESSING METHOD, AND PROGRAM |
WO2016204176A1 (ja) | 2015-06-15 | 2016-12-22 | 日本電気株式会社 | 真皮画像情報処理装置、真皮画像情報処理方法及びプログラム |
CN106503609B (zh) * | 2015-09-08 | 2019-07-16 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 指纹纹线点的识别方法及装置 |
CN105912986B (zh) * | 2016-04-01 | 2019-06-07 | 北京旷视科技有限公司 | 一种活体检测方法和*** |
US10599911B2 (en) | 2016-07-20 | 2020-03-24 | Cypress Semiconductor Corporation | Anti-spoofing protection for fingerprint controllers |
US10460144B2 (en) * | 2016-07-20 | 2019-10-29 | Cypress Semiconductor Corporation | Non-finger object rejection for fingerprint sensors |
CN107066961B (zh) * | 2017-03-31 | 2019-08-09 | 清华大学 | 指纹配准方法及装置 |
KR20200115832A (ko) | 2019-03-27 | 2020-10-08 | 삼성디스플레이 주식회사 | 지문 센서 및 이를 포함하는 표시 장치 |
WO2020240716A1 (ja) | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体 |
EP4131149A1 (en) * | 2020-03-31 | 2023-02-08 | NEC Corporation | Display control device, method, and non-transitory computer-readable medium having program stored therein |
WO2023152821A1 (ja) * | 2022-02-09 | 2023-08-17 | 日本電気株式会社 | 検出装置、検出方法、及び、記録媒体 |
WO2023181357A1 (ja) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 日本電気株式会社 | 光干渉断層画像生成装置、光干渉断層画像生成方法、及び、記録媒体 |
CN117649684A (zh) * | 2022-09-02 | 2024-03-05 | 荣耀终端有限公司 | 指纹识别方法和电子设备 |
CN115995098B (zh) * | 2023-03-23 | 2023-05-30 | 北京点聚信息技术有限公司 | 电子合同在线签约的流程数据验证方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000057343A (ja) | 1998-08-14 | 2000-02-25 | Fujitsu Denso Ltd | 指紋照合方法及び指紋照合システム |
JP2005346222A (ja) | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Nec Corp | 汗腺口除去装置、汗腺口除去方法及び汗腺口除去プログラム |
WO2011052036A1 (ja) | 2009-10-27 | 2011-05-05 | 富士通株式会社 | 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム |
JP2013171325A (ja) | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Fujitsu Frontech Ltd | 照合対象決定装置、照合対象決定プログラム、および照合対象決定方法 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2281799B (en) * | 1993-08-31 | 1997-08-06 | Nec Corp | Correcting directional data and/or pitch data of streaked patterns,for example fingerprints |
US5659626A (en) * | 1994-10-20 | 1997-08-19 | Calspan Corporation | Fingerprint identification system |
JP2776757B2 (ja) * | 1995-04-04 | 1998-07-16 | 日本電気ソフトウェア株式会社 | 指紋指頭軸方向検出装置 |
JP2776409B2 (ja) * | 1995-08-02 | 1998-07-16 | 日本電気株式会社 | 皮膚紋様並びに指紋紋様の分類装置 |
JP2739856B2 (ja) * | 1995-12-18 | 1998-04-15 | 日本電気株式会社 | 指掌紋画像処理装置 |
JPH10187266A (ja) | 1996-12-27 | 1998-07-14 | Tsubasa Syst Kk | コンピュータシステム |
US6049621A (en) * | 1997-08-22 | 2000-04-11 | International Business Machines Corporation | Determining a point correspondence between two points in two respective (fingerprint) images |
JP4321944B2 (ja) * | 2000-04-27 | 2009-08-26 | 富士通株式会社 | 生体情報を用いた個人認証システム |
JP4193163B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2008-12-10 | 日本電気株式会社 | 指掌紋画像処理装置及び方法 |
US7184580B2 (en) * | 2001-07-24 | 2007-02-27 | Laurence Hamid | Fingerprint scar recognition method and apparatus |
KR100432491B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2004-05-22 | (주)니트 젠 | 융선방향 모델을 이용한 지문 특징데이터 추출방법 |
JP2005352712A (ja) | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 指紋照合装置 |
US8876299B2 (en) * | 2009-07-21 | 2014-11-04 | Nec Display Solutions, Ltd. | Electronic device |
JP5498096B2 (ja) | 2009-08-27 | 2014-05-21 | セコム株式会社 | 指紋照合装置 |
CN102549617B (zh) * | 2009-10-05 | 2014-10-08 | 富士通株式会社 | 生物体信息处理装置、生物体信息处理方法以及生物体信息处理用计算机程序 |
US10496871B2 (en) | 2009-11-10 | 2019-12-03 | Nec Corporation | Fake-finger determination device, fake-finger determination method, and fake-finger determination program |
KR101533353B1 (ko) * | 2013-06-21 | 2015-07-03 | 삼성전자주식회사 | 환자 정보와 진단 정보를 이용하여 의료 기기의 동작을 제어하기 위한 방법 및 장치 |
US9390311B2 (en) * | 2014-10-16 | 2016-07-12 | NanoGate Biometric Inc. | Fingerprint identification method |
EP3279862A4 (en) * | 2015-03-31 | 2018-12-12 | Nec Corporation | Biological pattern information processing device, biological pattern information processing method and program |
EP3279861A4 (en) * | 2015-03-31 | 2019-03-20 | Nec Corporation | BIOLOGICAL PATTERN INFORMATION PROCESSING DEVICE, BIOLOGICAL PATTERN INFORMATION PROCESSING METHOD, AND PROGRAM |
US9621342B2 (en) * | 2015-04-06 | 2017-04-11 | Qualcomm Incorporated | System and method for hierarchical cryptographic key generation using biometric data |
WO2016204176A1 (ja) * | 2015-06-15 | 2016-12-22 | 日本電気株式会社 | 真皮画像情報処理装置、真皮画像情報処理方法及びプログラム |
-
2016
- 2016-03-30 EP EP16772933.4A patent/EP3279861A4/en not_active Withdrawn
- 2016-03-30 JP JP2017510082A patent/JP6819575B2/ja active Active
- 2016-03-30 WO PCT/JP2016/060336 patent/WO2016159052A1/ja active Application Filing
- 2016-03-30 US US15/563,211 patent/US11055511B2/en active Active
-
2020
- 2020-12-28 JP JP2020219680A patent/JP7107360B2/ja active Active
-
2021
- 2021-06-30 US US17/364,164 patent/US11557146B2/en active Active
-
2022
- 2022-12-09 US US18/078,232 patent/US20230127598A1/en active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000057343A (ja) | 1998-08-14 | 2000-02-25 | Fujitsu Denso Ltd | 指紋照合方法及び指紋照合システム |
JP2005346222A (ja) | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Nec Corp | 汗腺口除去装置、汗腺口除去方法及び汗腺口除去プログラム |
WO2011052036A1 (ja) | 2009-10-27 | 2011-05-05 | 富士通株式会社 | 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム |
JP2013171325A (ja) | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Fujitsu Frontech Ltd | 照合対象決定装置、照合対象決定プログラム、および照合対象決定方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
三木 幸 外3名,傷のある指紋画像に対する2値化手法の改良,情報処理学会論文誌 第43巻 第12号,日本,社団法人情報処理学会,2002年12月15日,pp. 4042-4050 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20230127598A1 (en) | 2023-04-27 |
EP3279861A4 (en) | 2019-03-20 |
US11055511B2 (en) | 2021-07-06 |
US11557146B2 (en) | 2023-01-17 |
US20210326552A1 (en) | 2021-10-21 |
JP6819575B2 (ja) | 2021-01-27 |
US20180089484A1 (en) | 2018-03-29 |
JP2021047931A (ja) | 2021-03-25 |
WO2016159052A1 (ja) | 2016-10-06 |
JPWO2016159052A1 (ja) | 2018-02-01 |
EP3279861A1 (en) | 2018-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7107360B2 (ja) | 指紋情報処理装置、指紋情報処理方法およびプログラム | |
JP7259912B2 (ja) | 指紋情報処理装置、指紋情報処理方法、およびプログラム | |
JP7010328B2 (ja) | 真皮画像情報処理装置、真皮画像情報処理方法及びプログラム | |
US10762366B2 (en) | Finger vein identification method and device | |
US6546122B1 (en) | Method for combining fingerprint templates representing various sensed areas of a fingerprint to derive one fingerprint template representing the fingerprint | |
JP3725998B2 (ja) | 指紋照合装置及び照合方法 | |
Win et al. | Fingerprint recognition system for low quality images | |
Johar et al. | Iris segmentation and normalization using Daugman’s rubber sheet model | |
CN111539386A (zh) | 融合指纹与人脸活体检测的身份认证*** | |
Aguilar et al. | Multimodal biometric system using fingerprint | |
Ellingsgaard et al. | Altered fingerprint detection | |
KR20070076187A (ko) | 지문 인식 방법 | |
Amali et al. | Evolution of Deep Learning for Biometric Identification and Recognition | |
JP6683033B2 (ja) | 生体認証装置、生体認証方法、及び生体認証プログラム | |
Kotkova et al. | The identification of persons using eye biometrics in a society with high security demands | |
Smorawa | Verification of people based on palm vein with the roi automatic appointment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220627 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7107360 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |