JP7103729B2 - 不純物除去剤の再生システム - Google Patents

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本発明は、不純物除去剤に付着した汚損物を除去して再生する不純物除去剤の再生システムに関する。
発電設備では、ガス精製装置で生成された燃料ガスの不純物を除去するガス精製設備が備えられ、各種の不純物除去装置により、生成されたガス化ガスに含まれる各種の不純物が除去されている(特許文献1参照)。また、発電設備では、発電動力を得た後の排気ガスを浄化する浄化設備が備えられ、各種の不純物除去装置により、排気ガスの浄化処理が施されて大気に放出されている。
ガス精製設備や浄化設備の不純物除去装置には、不純物を捕捉したり、化学転化したりするための触媒や除去剤(不純物除去剤)が備えられ、不純物除去剤は、固定床の容器に充填されている。不純物除去剤は、定期的にパージ等の処理が施され、捕捉物が放出されて除去性能が維持されている。
不純物除去装置の不純物除去剤は、不純物以外に、タールやダスト等の汚損物が付着したり、経時劣化により破損が生じたりする。使用時間が長くなり、所定期間が経過した場合、不純物を除去する触媒や除去剤として使用できなくなる状態になる。このため、使用に耐え得る期間が経過した後は、新品の触媒や除去剤に交換しているのが現状である。
不純物除去剤は、材料費が安いものであれば頻繁に交換してもコストの影響は受けにくいが、例えば、ハニカム構造体のように、形状が特殊な物は、材料費が安くても加工費は高いものであるため、頻繁に交換した場合、コストの影響を受けやすい状況となっている。経時劣化により不純物除去剤そのものが破損した場合には、不純物除去剤を交換する必要があるものの、汚損物が付着した状態であれば、汚損物を除去することで使用期間を延ばすことができ、コストを低減することが可能になる。
特開平11―116975号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、不純物除去剤に付着した汚損物を取り除く再利用のための洗浄を行い、不純物除去機能を回復させることで、不純物除去剤を再生することができる不純物除去剤の再生システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の不純物除去剤の再生システムは、処理ガスが流通する処理容器にハニカム構造の不純物除去剤が充填された不純物除去装置において、前記不純物除去装置は、前記処理ガスが乾式精製により精製され、前記処理ガスが所定温度に昇温される乾式ガス精製設備に備えられ、前記不純物除去剤に付着した汚損物を除去するための洗浄流体を前記処理容器の内部に流通させる流体流通手段を備え、前記汚損物は、前記洗浄流体により物理的に除去され、不純物除去機能を損なう物質であり、前記流体流通手段は、前記洗浄流体として液体を前記処理容器の内部に流通させる手段であり、前記流体流通手段は、前記洗浄流体として水を流通させる手段であり、前記処理容器の内部に水を循環流通させる水タンクを有し、前記水タンクには、処理手段が接続され、前記処理ガスは、所定温度に調整された石炭ガス化ガスであり、前記ハニカム構造の不純物除去剤は、脱硫触媒を複数集合させた脱硫ブロックであることを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、処理容器の内部に洗浄流体を流通させることで、汚損物が洗浄流体により除去される。ハニカム構造の充填物としては、例えば、ハニカム構造の脱硫剤が適用される。
汚損物として、不純物除去剤で除去される不純物そのものではなく、不純物除去剤に付着して不純物除去機能を邪魔する物質を定義している。不純物除去剤が触媒であれば、触媒機能を邪魔する物質(触媒毒と言われるものや、物理的に触媒を覆うもの、例えば、タールやダスト)を示している。そして、ここで言う不純物除去剤の再生とは、不純物除去剤からの汚損物の除去のことであって、不純物除去剤で除去された処理ガス中の不純物を不純物除去剤から放出させることではなく、不純物除去剤に付着した汚損物を取り除いて不純物除去機能(触媒機能)を回復させ、不純物除去剤を再利用するための洗浄が行われることである。
また、処理容器の内部に液体を流通させ、液体の流通により汚損物が除去される。また、水タンクから循環する水を処理容器の内部に流通させて汚損物が除去される。循環される水が汚れた場合、水タンク内の水が排水処理手段に送られて処理される。不純物除去剤の再生システムとして、発電所のガス精製設備や排ガス浄化設備の不純物除去設備に適用されている場合、ガス精製設備や排ガス浄化設備に設置されている既存の排水処理手段を用いることができる。
このため、不純物除去剤に付着した汚損物を洗浄流体により取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行い、不純物除去機能を回復させることで、不純物除去剤をオンラインで再生(洗浄)することが可能になる。
また、請求項2に係る本発明の不純物除去剤の再生システムは、請求項1に記載の不純物除去剤の再生システムにおいて、前記流体流通手段は、前記洗浄流体の温度を調整する温度調整手段を有していることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、所定の温度に調整された液体を流通させることで、汚損物を除去することができる。
処理容器に対する水の流通の形態は、例えば、処理ガスの流通方向に対して逆向きに水を流すことが好適である。
そして、処理容器には不純物除去剤が上下方向に充填されると共に、処理ガスが下から上に向けて流通する場合、水を処理容器の上から供給して処理容器に水を貯留することで汚損物を除去し、汚染物を除去した水を処理容器の下から排出することができる。
また、処理容器には不純物除去剤が上下方向に充填されると共に、処理ガスが上から下に向けて流通する場合、水を処理容器の下から供給して処理容器に水を貯留することで汚損物を除去し、汚染物を除去した貯留された水を処理容器の上から排出することができる。
また、上記不純物除去剤の再生システムにおいて、前記流体流通手段は、前記流体として気体を前記処理容器の内部に流通させる手段を用い、前記気体の温度を制御する温度制御手段を有することができる。
これにより、処理容器の内部に所定の温度に調整された気体を流通させ、所定の温度に調整された気体の流通により汚損物が除去される。
また、請求項3に係る本発明の不純物除去剤の再生システムは、請求項1もしくは請求項2に記載の不純物除去剤の再生システムにおいて、前記処理容器の内部の前記不純物除去剤と同一材料のダミー除去剤を前記不純物除去剤に備え前記ダミー除去剤に付着した汚損物の状況に応じて前記流体流通手段の動作を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、ダミー除去剤を処理容器の窓等から監視し、もしくは、取り出して分析し、ダミー除去剤の汚損物の付着の状況を把握し、ダミー除去剤の汚損物の付着の状況に応じて不純物除去剤の汚損の状態を判断し、流体流通手段の動作を制御して流体を流通させて汚損物を除去する。
本発明の不純物除去剤の再生システムは、不純物除去剤に付着した汚損物を取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行うことで、不純物除去剤をオンラインで再生することが可能になる。
本発明の実施例に係る不純物除去剤の再生システムが適用される石炭ガス複合発電設備の全体構成図である。 本発明の実施例に係る不純物除去剤の再生システムが備えられる乾式ガス精製設備の概略系統図である。 本発明の第1実施例に係る不純物除去剤の再生システムの概略構成を表す系統図である。 本発明の第2実施例に係る不純物除去剤の再生システムの概略構成を表す系統図である。 本発明の参考例に係る不純物除去剤の再生システムの概略構成を表す系統図である。
以下に不純物除去剤の再生システムの実施例として、不純物除去剤としてのハニカム構造の脱硫剤を備えた乾式ガス精製設備の脱硫装置(不純物除去装置)における再生システムを例に挙げて説明する。不純物除去剤としては、ペレット充填物等、固定床の反応器に充填できる不純物除去剤が適用される。
処理容器に充填されたハニカム構造の脱硫剤が充填された処理容器に、流体流通手段から洗浄流体を流通させ、脱硫剤に付着した汚損物が除去される。洗浄流体としては、液体である、水(所望温度に昇温された水)、有機溶媒、酸、アルカリ、洗剤・界面活性剤、その他の水溶液を適用することができる。また、流体としては、気体(ガス)である、空気、窒素、酸素、混合ガスを適用することができる。ガスの供給方法としては、常温・常圧供給、常温・加圧供給、加熱・常圧供給、加熱・加圧供給が適用される。
本実施例の不純物除去剤の再生システムでは、処理容器の内部に洗浄流体を流通させることで、汚損物が洗浄流体により除去される。このため、不純物除去剤に付着した汚損物を洗浄流体により取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行い、不純物除去機能を回復させることで、不純物除去剤をオンラインで再生(洗浄)することが可能になる。
本実施例で説明する汚損物の定義としては、不純物除去剤で除去される不純物そのものではなく、不純物除去剤に付着して不純物除去機能を邪魔する物質を示している。不純物除去剤が触媒であれば、触媒機能を邪魔する物質(触媒毒と言われるものや、物理的に触媒を覆うもの、例えば、タールやダスト)を示している。そして、ここで言う不純物除去剤の再生とは、不純物除去剤からの汚損物の除去のことであって、不純物除去剤で除去された処理ガス中の不純物を不純物除去剤から放出させることではなく、不純物除去剤に付着した汚損物を取り除いて不純物除去機能(触媒機能)を回復させ、不純物除去剤を再利用するための洗浄が行われることである。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1には本発明の実施例に係る不純物除去剤の再生システムが適用される石炭ガス複合発電設備の全体の構成を説明する概略系統、図2には本発明の実施例に係る不純物除去剤の再生システムが備えられる図1中の乾式ガス精製設備を説明する概略系統を示してある。
図1に基づいて石炭ガス複合発電設備の全体の構成を説明する。
図に示した石炭ガス化複合発電設備1は、石炭ガス化炉2を備え、石炭ガス化炉2では石炭と酸化剤(酸素、空気)の反応により石炭ガス化ガスgが生成される。石炭ガス化ガスgは所定の温度に調整されて乾式ガス精製設備4に送られ、乾式ガス精製設備4で不純物が除去されて精製されて燃料ガスfとされる。具体的には後述するが、乾式ガス精製設備4に、本発明の一実施例に係る不純物除去剤の再生システムが使用されている。
燃料ガスfはタービン設備の燃焼器5に送られる。即ち、タービン設備は圧縮機6及び膨張タービン7を備え、圧縮機6で圧縮された圧縮空気と燃料ガスfが燃焼器5に送られる。燃焼器5では燃料ガスfが燃焼され、燃焼ガスが膨張タービン7に送られて膨張されて動力が得られる。膨張タービン7の排気ガスは排熱回収ボイラー8で熱回収され、排煙処理装置9で排煙処理されて煙突10から大気に放出される。
圧縮機6及び膨張タービン7と蒸気タービン11が同軸状態で接続され、蒸気タービン11には発電機12が接続されている。排熱回収ボイラー8には、蒸気タービン11の排気蒸気を図示しない復水器で凝縮した復水が給水され、排熱回収ボイラー8では膨張タービン7の排気ガスにより蒸気を発生させる。排熱回収ボイラー8で発生した蒸気は蒸気タービン11に送られて動力が得られる。
直列に接続された膨張タービン7及び蒸気タービン11の動力により発電機12が駆動され、膨張タービン7と蒸気タービン11による複合発電が行われる。上記構成の石炭ガス化複合発電設備1では、乾式ガス精製設備4により石炭ガス化ガスgが乾式精製により精製されて燃料ガスfを得ている。
図2に基づいて不純物除去剤の再生システムを備えた乾式ガス精製設備の全体の構成を説明する。
所定温度に調整された石炭ガス化ガスgは、ダストフィルタ14で固形の不純物が除去され、ハロゲン化物除去装置15に導入され、ハロゲン化物吸収剤16によりハロゲン化物が除去される。ハロゲン化物除去装置15でハロゲン化物が除去された石炭ガス化ガスgは不純物除去装置としての脱硫装置17に送られる。
脱硫装置17は処理容器としての処理塔18を有し、処理塔18には図中上下方向に(石炭ガス化ガスgの流通方向に沿って)4つの脱硫剤ブロック19(ハニカム構造の触媒:不純物除去剤)が充填されている。脱硫剤ブロック19は、亜鉛フェライトをハニカム形状化し、ハニカム構造の脱硫触媒を複数個集合させた触媒ブロックとされている。
処理塔18の上部から下部に石炭ガス化ガスgを流通させることで、4つの脱硫剤ブロック19に石炭ガス化ガスgが順次接触し、亜鉛フェライト(ZnFe)の鉄と亜鉛が相乗して硫化水素(HS)や硫化カルボニル(COS)等が除去される。脱硫剤ブロック19の脱硫触媒は、定期的に、硫化物が放出されて触媒再生処理が施されるようになっている。
脱硫装置17で硫黄成分が除去されたガスは水銀除去塔20に送られ、水銀除去塔20では、銅を主体として水銀を吸収する銅系吸収剤により水銀が吸収される。水銀除去塔20で水銀が除去されたガスはダストフィルタ13に送られる。ダストフィルタ13では、ガスに含まれる固体析出物、微粒子、粉体を含む不純物が物理的に濾過される。ダストフィルタ13で不純物が物理的に濾過されたガスは、図示しない熱交換装置で所定の温度に昇温され、高温の燃料ガスfとされて燃焼器5(図1参照)に供給される。
上述した乾式ガス精製設備4の脱硫装置17では、運転時間の経過と共に、脱硫剤ブロック19(脱硫触媒)にタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質が付着するのが現状である。このため、脱硫装置17には、脱硫剤ブロック19(脱硫触媒)に付着した汚損物を除去して再生(洗浄)する設備(不純物除去剤の再生システム)が適用される。不純物除去剤の再生システムにより、硫化物の放出処理等の触媒再生処理とは別に、洗浄の再生処理が行われるようになっている。
図3に基づいて本発明の第1実施例に係る不純物除去剤の再生システムを説明する。図3には本発明の第1実施例に係る不純物除去剤の再生システムを説明するための概略系統を示してある。
脱硫装置17のガス流入路21には第1弁22が設けられ、脱硫装置17のガス流出路23には第2弁24が設けられ、第1弁22、第2弁24の開閉制御により石炭ガス化ガスgの流通が制御される。第2弁24の上流側におけるガス流出路23には、洗浄流体供給路25が接続されている。洗浄流体供給路25には水タンク26から洗浄流体としての洗浄水が供給される(流体流通手段)。
即ち、洗浄流体供給路25には、ポンプ27、及び、第3弁28が備えられ、ポンプ27の駆動、及び、第3弁28の開閉制御により、水タンク26の洗浄水が洗浄流体供給路25に送られる。洗浄流体供給路25には熱交換器29が備えられ、蒸気系30の熱により洗浄水が所定の温度に調整される(温度調整手段)。
一方、第1弁22の下流側のガス流入路21から分岐して洗浄流体排出路31が設けられ、洗浄流体排出路31には第4弁32が設けられている。第4弁32の開閉制御により、処理塔18を流通して脱硫剤ブロック19を洗浄した洗浄水が、洗浄流体排出路31から水タンク26に循環される(流体流通手段)。
水タンク26には図示しない排水処理手段が接続され、乾式ガス精製設備4や排煙処理装置9に設置されている既存の排水処理手段で水タンク26の洗浄水が処理される。
洗浄流体供給路25が接続される部位と第2弁24の間から分岐して、ガス流出路23には排水路51が分岐して接続され、排水路51は既存の排水処理手段に接続されている。排水路51には排水流出弁52、排水ポンプ53が設けられている。水タンク26には補給水流入路54が接続され、補給水流入路54には補給水流入弁55が設けられている。
排水路51が分岐する部位と第2弁24の間のガス流出路23には乾燥ガス流入路34が接続され、乾燥ガス流入路34には乾燥ガス流入弁56が設けられている。処理塔18の脱硫剤ブロック19が洗浄水で洗浄された後の処理塔18の内部に乾燥ガス流入路34から乾燥ガスが供給される。
洗浄流体排出路31の分岐部位と第1弁22の間のガス流入路21から分岐して乾燥ガス排出路35が接続され、乾燥ガス流出弁57が設けられている。処理塔18に供給された乾燥ガスは乾燥ガス排出路35から排出される。乾燥ガスとしては、例えば、発電所の系内の熱で加熱された窒素が適用され、必要に応じて乾燥のために循環される。
そして、洗浄流体排出路31の第4弁32の下流側には乾燥ガス第2流入路58が接続され、乾燥ガス第2流入路58には乾燥ガス第2流入弁59が設けられている。
処理塔18の内部の上流側(最上部)の脱硫剤ブロック19には脱硫剤ブロック19と同一材料のダミー除去剤37が設けられ、ダミー除去剤37に付着した汚損物の状況が処理塔18の窓等から監視される。もしくは、定期的にダミー除去剤37が取り出されて分析され、汚損物の付着の状況が把握される。
ダミー除去剤37に付着した汚損物の状況の情報は制御手段38に入力され、制御手段38の指令により洗浄水が供給される(流体流通手段の動作が制御される)。即ち、ポンプ27の駆動、蒸気系30の供給、第1弁22、第2弁24の閉動作、第3弁28、第4弁32の開き動作等が制御され、水タンク26の洗浄水が加熱されて処理塔18の内部に送られ、脱硫剤ブロック19が温水で洗浄される。
尚、ダミー除去剤37は、脱硫剤ブロック19と同一材料の小ブロックを準備することができ、脱硫剤ブロック19の一部を除去したものを適用することも可能である。また、ダミー除去剤37を用いることなく、予め設定された所定の期間毎に、制御手段38の指令により洗浄水を供給して脱硫剤ブロック19の洗浄を行うことも可能である。
上述した再生システムを備えた不純物除去剤の運転においては、通常は、第3弁28、第4弁32が閉じられると共に、第1弁22、第2弁24が開かれ、処理塔18の上部から下部に石炭ガス化ガスgを流通させ、脱硫剤ブロック19(脱硫触媒)により硫化水素(HS)や硫化カルボニル(COS)等が除去される。
ダミー除去剤37に付着した汚損物の状況の情報が制御手段38に入力され、制御手段38で、脱硫剤ブロック19にタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質が付着したことが把握されると、制御手段38の指令により洗浄水が供給される(流体流通手段の動作が制御される)。
つまり、制御手段38の指令により、ポンプ27の駆動、蒸気系30の供給、第1弁22、第2弁24の閉動作、第3弁28、第4弁32の開き動作等が制御され、水タンク26の洗浄水が加熱されて、処理塔18の下部から内部に送られ、処理塔18の内部が温水で満たされる。これにより、脱硫剤ブロック19が温水に浸漬され、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等が洗浄除去される。処理塔18の下部から内部に洗浄水を供給し続け、洗浄水を循環させる。
洗浄が完了した後、処理塔18の内部の洗浄水は、乾燥ガス第2流入弁59を開いて乾燥ガス第2流入路58から乾燥ガスを通じながら、排水流出弁52を開いて排水ポンプ53で排出する。乾燥ガス第2流入弁59、第3弁28、第4弁32を閉じて、乾燥ガス流入弁56と乾燥ガス流出弁57を開いて乾燥ガス流入路34から乾燥ガスを処理塔18内に供給し、タールやダスト等が除去された洗浄後の脱硫剤ブロック19を乾燥させる。乾燥に使用された乾燥ガスは、乾燥ガス排出路35から排出され、必要な処理が施される。
排出された洗浄液を補うために、補給水流入弁55を開いて補給水流入路54から水タンク26に洗浄水が満たされる。
このため、脱硫剤ブロック19が処理塔18の中で温水に浸漬されることで、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質である汚損物を洗浄水(温水)により取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行うことができる。従って、脱硫剤ブロック19の不純物除去機能を回復させることで、脱硫剤ブロック19をオンラインで再生(洗浄)することが可能になる。
図4に基づいて本発明の第2実施例に係る不純物除去剤の再生システムを説明する。図4には本発明の第2実施例に係る不純物除去剤の再生システムを説明するための概略系統を示してある。
図4に示した第2実施例に係る不純物除去剤の再生システムは、処理塔18に対する石炭ガス化ガスgが下から上に向かって流通する構成となっている。このため、図3に示した部材と同一符号を付して重複する説明は省略してある。図4に示した構成は、ガス流入路21、ガス流出路23が図3に示した第1実施例と逆向きとされ、上側から洗浄水が噴霧される構成になっている。
制御手段38で、脱硫剤ブロック19にタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質が付着したことが把握されると、洗浄水が供給される。制御手段38の指令により、ポンプ27の駆動、蒸気系30の供給、第1弁22、第2弁24の閉動作、第3弁28、第4弁32の開き動作等が制御され、水タンク26の洗浄水が加熱されて、処理塔18の上部から内部に送られ、上側から脱硫剤ブロック19に温水が噴霧される。これにより、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等が洗浄除去される。処理塔18の上部から内部に洗浄水を供給し続け、洗浄水を循環させる。
洗浄が完了した後、処理塔18の内部の洗浄水は第3弁28、第4弁32を閉じて、乾燥ガス流入弁56を開いて乾燥ガス流入路34から乾燥ガスを通じながら、排水流出弁52を開いて排水ポンプ53で排出する。洗浄(水)が排出されたら排水ポンプ53を停止し排水流出弁52を閉じて、乾燥ガス流出弁57を開いて乾燥ガス流入路34から乾燥ガスを処理塔18内に供給を続けながら、タールやダスト等が除去された洗浄後の脱硫剤ブロック19を乾燥させる。乾燥に使用された乾燥ガスは、乾燥ガス排出路35から排出され、必要な処理が施される。
排出された洗浄液を補うために、補給水流入弁55を開いて補給水流入路54から水タンク26に洗浄水が満たされる。
このため、処理塔18の中で脱硫剤ブロック19に温水が噴霧されることで、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質である汚損物を洗浄水(温水)により取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行うことができる。従って、脱硫剤ブロック19の不純物除去機能を回復させることで、脱硫剤ブロック19をオンラインで再生(洗浄)することが可能になる。
図5に基づいて不純物除去剤の再生システムの参考例を説明する。図5には本発明の参考例に係る不純物除去剤の再生システムを説明するための概略系統を示してある。
図5に示した参考例の不純物除去剤の再生システムは、流体流通手段の洗浄流体として気体(窒素、空気等の洗浄ガス)を温めて処理塔18に流通させる構成となっている。処理塔18に対する石炭ガス化ガスgの流通は、図3に示した第1実施例と同一である。このため、図3に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
処理塔18のガス流出路23には洗浄ガス流入路40が接続され、洗浄ガス流入路40には窒素源41からの窒素ガス(洗浄ガス)がブロア42により供給される。ブロア42を挟んで、洗浄ガス流入路40のガス流出路23側には第5弁43が設けられ、洗浄ガス流入路40の窒素源41側には第6弁44が設けられている。
ブロア42と第5弁43の間における洗浄ガス流入路40には、温度制御手段としての熱交換器45が設けられ、熱交換器45には排ガス源39から排ガスが熱源として送られる。窒素源41からの洗浄ガスは、熱交換器45で所定の温度に調整される(加熱される)。
ガス流入路21から分岐して洗浄ガス流出路46が設けられ、洗浄ガス流出路46は、洗浄に用いられたガス中の粒子(汚損物)を捕捉するためのスクラバ47を介してブロア42と第6弁44の間の洗浄ガス流入路40に接続されている。つまり、洗浄ガス流入路40から処理塔18の内部に送られた洗浄ガスは、洗浄ガス流出路46から洗浄ガス流入路40に循環される。スクラバ47の上流側の洗浄ガス流出路46には第7弁48が設けられている。
尚、洗浄に用いられたガス中の粒子(汚損物)を捕捉するためのスクラバ47に代えて、吸着手段、ミストトラップを設けることも可能である。
図5に示した参考例に係る不純物除去剤の再生システムでは、処理塔18に対し石炭ガス化ガスgが上から下に向かって流通する。制御手段38で、脱硫剤ブロック19にタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質が付着したことが把握されると、加熱された洗浄ガスが供給される。
制御手段38の指令により、第1弁22、第2弁24の閉動作、ブロア42の駆動、排ガス源39の供給、第5弁43、第7弁48の開動作、第6弁44の開閉動作等が制御され、窒素源41からの洗浄ガスが加熱されて、処理塔18の下部から洗浄ガスが送られる。洗浄ガスが供給されることで、加熱された洗浄ガスが処理塔18の中で脱硫剤ブロック19に流通する。これにより、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等が洗浄除去される。処理塔18の下部から内部に洗浄水を供給し続け、洗浄ガス流出路46からスクラバ47を介して洗浄ガスを循環させる。
図5に示した実施例では、スクラバ47を介して洗浄ガスを循環させているが、既存の処理設備に流出させ、洗浄ガスを回収する構成にすることも可能である。また、スクラバ、吸着手段、ミストトラップ等で汚損物を捕捉し、汚損物が取り除かれた洗浄ガスを大気に放出することも可能である。
このため、処理塔18の中で脱硫剤ブロック19に洗浄ガスが流通することで、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質である汚損物を洗浄ガスにより取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行うことができる。従って、脱硫剤ブロック19の不純物除去機能を回復させることで、脱硫剤ブロック19をオンラインで再生(洗浄)することが可能になる。
上述した不純物除去剤の再生システムは、脱硫剤ブロック19に付着したタールやダスト等、触媒機能を邪魔する物質である汚損物を取り除く再利用のための洗浄をオンラインで行うことで、脱硫剤ブロック19をオンラインで再生することが可能になる。
本発明は、不純物除去剤の再生システムの産業分野で利用することができる。
1 石炭ガス化複合発電設備
2 石炭ガス化炉
4 乾式ガス精製設備
5 燃焼器
6 圧縮機
7 膨張タービン
8 排熱回収ボイラー
9 排煙処理装置
10 煙突
11 蒸気タービン
12 発電機
13、14 ダストフィルタ
15 ハロゲン化物除去装置
16 ハロゲン化物吸収剤
17 脱硫装置
18 処理塔
19 脱硫剤ブロック
21 ガス流入路
22 第1弁
23 ガス流出路
24 第2弁
25 洗浄流体供給路
26 水タンク
27 ポンプ
28 第3弁
29、45 熱交換器
30 蒸気系
31 洗浄流体排出路
32 第4弁
34 乾燥ガス流入路
35 乾燥ガス排出路
37 ダミー除去剤
39 排ガス源
40 洗浄ガス流入路
41 窒素源
42 ブロア
43 第5弁
44 第6弁
46 洗浄ガス流出路
47 スクラバ
48 第7弁
51 排水路
52 排水流出弁
53 排水ポンプ
54 補給水流入路
55 補給水流入弁
56 乾燥ガス流入弁
57 乾燥ガス流出弁
58 乾燥ガス第2流入路
59 乾燥ガス第2流入弁

Claims (3)

  1. 処理ガスが流通する処理容器にハニカム構造の不純物除去剤が充填された不純物除去装置において、
    前記不純物除去装置は、前記処理ガスが乾式精製により精製され、前記処理ガスが所定温度に昇温される乾式ガス精製設備に備えられ、
    前記不純物除去剤に付着した汚損物を除去するための洗浄流体を前記処理容器の内部に流通させる流体流通手段を備え、
    前記汚損物は、
    前記洗浄流体により物理的に除去され、不純物除去機能を損なう物質であり、
    前記流体流通手段は、
    前記洗浄流体として液体を前記処理容器の内部に流通させる手段であり、
    前記流体流通手段は、
    前記洗浄流体として水を流通させる手段であり、前記処理容器の内部に水を循環流通させる水タンクを有し、前記水タンクには、処理手段が接続され、
    前記処理ガスは、所定温度に調整された石炭ガス化ガスであり、
    前記ハニカム構造の不純物除去剤は、脱硫触媒を複数集合させた脱硫ブロックである
    ことを特徴とする不純物除去剤の再生システム。
  2. 請求項1に記載の不純物除去剤の再生システムにおいて、
    前記流体流通手段は、
    前記洗浄流体の温度を調整する温度調整手段を有している
    ことを特徴とする不純物除去剤の再生システム。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の不純物除去剤の再生システムにおいて、
    前記処理容器の内部の前記不純物除去剤と同一材料のダミー除去剤を前記不純物除去剤
    に備え、前記ダミー除去剤に付着した汚損物の状況に応じて前記流体流通手段の動作を制
    御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする不純物除去剤の再生システム。
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