JP7101604B2 - 振動アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、振動アクチュエータに関し、更に詳しくは、漏洩磁束が少ない振動アクチュエータに関する。
従来、仮想現実を実現するための触感インターフェースとして、回転モータにより偏心マスを回転させて振動を得るという方法が用いられてきた。
しかし、従来の回転モータを利用した方法は、偏心マスの慣性力により振動を発生させるため、偏心マスが回転を始め振動が触感として得られるまでの反応が鈍く、リアリティが損なわれるという欠点があった。
そこで、よりリアルな触感を得るためのアクチュエータとして、ボイスコイル型の振動アクチュエータを用いることが検討されている。
可動磁石型の可動子を有した振動アクチュエータは、金属製の筒状のケースと、このケースの内部に設けられた電磁駆動部と、電磁駆動部の内部に設けられ、振動軸線方向に沿って振動する可動子(磁石)とを有している。
そして、振動(往復運動)をする可動子を支持するのに、振動軸線方向に沿って、可動子に設けられた金属のシャフトをケースの振動軸方向の2つの端面に設けられた軸受けで支持する構造が用いられている。
また、可動子を往復運動の中立位置に位置するように、振動軸線に沿って可動子を挟むように一対のスパイラルスプリングが設けられている。この一対のスパイラルスプリングは、一端部がケースに、他端部が可動子にそれぞれ係合し、振動軸線に沿って可撓可能となっている(例えば、引用文献1参照)。
特許第5342516号公報
しかし、上記構成の振動アクチュエータでは、以下のような問題点がある。
(1)低い周波数で大きな振動を得るには、可動子の重量を重くする必要がある。そして、重い可動子をリニアに振動(往復運動)させたいので、大きな駆動力が必要である。
特に、上述のボイスコイル型の振動アクチュエータでは、シャフトと軸受けとで可動子を支持しているので、可動子が振動し始める際の抵抗(主に、シャフトと軸受け間に発生する静止摩擦力)が大きく、大きな駆動力が必要となる。
大きな振動力を得るためには大きな駆動力が必要となり、電磁駆動部のコイル、可動子の磁石が大型化し、振動アクチュエータが重く、大型化する。
(2)大型化した電磁駆動部のコイル及び可動子の磁石で発生する磁束の漏れを防ぐために、ケースの材質を透磁率が大きい磁性材料(金属)とすると、振動アクチュエータが重くなる。
(3)上述のボイスコイル型の振動アクチュエータでは、金属のシャフトの振動軸線方向の端部がケースの外部に突出し、突出したシャフトの端部からの磁束が漏れてしまう。すなわち、振動軸線方向の漏洩磁束が大きい。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、その課題は、小型、軽量で、漏洩磁束を低減できる振動アクチュエータを提供することにある。
課題を解決する請求項1に係る発明の振動アクチュエータは、
筒状の非磁性材料からなるケースと、
該ケースの内部に設けられた筒状の電磁駆動部と、
該電磁駆動部の径方向内側に設けられ、振動軸線に沿って振動可能に支持された可動子と、
前記振動軸線方向における前記可動子の一端部と他端部とをそれぞれ支持する一対の板ばねと、
を有し、
前記可動子は、
磁石と、
該磁石を前記振動軸線に沿って両側から挟んだ軟磁性材料からなる一対のポールピースと、
該一対のポールピースを前記振動軸線に沿って両側から挟んだ非磁性材料からなる一対の錘と、
を有し、
前記電磁駆動部は、
前記振動軸線に沿って間隔をおいて配置され、それぞれ筒状に形成された一対のコイルと、
前記一対のコイルの径方向外側に配置され、該一対のコイルよりも前記振動軸線方向の外方に突出して形成された軟磁性材料からなる筒状のヨークと、
を有し、
前記振動軸線方向において、前記ヨークの高さが、前記一対のポールピースの一端部から他端部までの高さよりも大きく、かつ、前記一対の錘の一端部から他端部までの高さよりも小さいことを特徴とする。
又、前記振動アクチュエータは、前記錘の前記振動軸線と直交する面方向の断面積が、前記筒状ケースの端部に向かって漸次狭くなっていてもよい
又、前記振動アクチュエータは、前記振動軸線方向において、前記一対の錘の各錘の高さが、前記一対のポールピースの各ポールピースの高さよりも大きくてもよい。
又、前記振動アクチュエータは、前記ケースが樹脂でなっていてもよい。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明を実施することにより、電磁駆動部が非磁性材料からなる錘が空間確保部材として機能するので、磁束を発する電磁駆動部から筒状の非磁性材料からなるケース外形(外面)までの距離が確保でき、特別な重い金属性の磁気遮蔽ケースを使用しなくても、軽い非磁性材料からなるケースを使用しても漏洩磁束を低減できるので振動アクチュエータを小型、軽量化できる。
さらに、従来のような可動子にケースの外部に突出する金属のシャフトがないので、振動軸線方向の漏洩磁束も小さくなる。
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明の振動アクチュエータの実施形態を説明する分解斜視図である。 図1を組み付けた際の平面図である。 図2の正面図である。 図2の背面図である。 図2の下面図である。 図3の左側面図である。 図3の右側面図である。 図5の切断線VIII-VIIIにおける断面図である。 図1に示す振動アクチュエータの作動を説明する図である。 振動アクチュエータの漏洩磁束の磁束密度分布を示す図である。 図10のZ軸方向での振動アクチュエータからの距離と漏洩磁束との関係を示す図である。 図10のX軸方向での振動アクチュエータからの距離と漏洩磁束との関係を示す図である。
図を用いて実施形態を説明する。図1は本発明の振動アクチュエータの実施形態を説明する分解斜視図、図2は図1を組み付けた際の平面図、図3は図2の正面図、図4は図2の背面図、図5は図2の下面図、図6は図3の左側面図、図7は図3の右側面図、図8は図5の切断線VIII-VIIIにおける断面図、図9は図1に示す振動アクチュエータの作動を説明する図である。
(構成)
図1-図8を用いて、実施形態の振動アクチュエータ2の全体構成を説明する。
両端に開口を有する円筒状でABS等の樹脂でなるケース1の内部には、筒状のヨーク11と、コイル21とからなる電磁駆動部10が設けられる。
ヨーク11はケース1の内周面に設けられ、円筒状の透磁率が大きい軟磁性材料でなる。ヨーク11の内周面には、ヨーク11と電気的に絶縁された状態で振動軸線O(円筒状のケース1の軸線であって、後述する可動子111の振動方向に沿った線)に沿って2つのコイル21が取り付けられている。すなわち、ヨーク11は、一対のコイル21の径方向の外側に配置されている。
ケース1の一方の開口側の端面には、ABS等の樹脂でなる円筒状の第1カバーケース31が配置される。ケース1の他方の開口側の端面には、ABS等の樹脂でなる円筒状の第2カバーケース41が配置されている。
第1カバーケース31のケース1と反対側の開口側の端面には、第1サスペンションユニット(板ばね)153が配置されている。第1サスペンションユニット153は、ステンレス(本実施形態では、SUS304)の薄板を加工してなり、振動軸線Oに沿って中央部が可撓可能な板ばねである第1サスペンション51と、第1サスペンション51に設けられた第1弾性材150とからなっている。
第2カバーケース41のケース1と反対側の開口側の端面には、第2サスペンションユニット(板ばね)253が配置されている。第2サスペンションユニット253は、ステンレス(本実施形態では、SUS304)の薄板を加工してなり、振動軸線Oに沿って中央部が可撓可能な板ばねである第2サスペンション251と、第2サスペンション251に設けられた第2弾性材250とからなっている。
第1カバーケース31と協働して第1サスペンションユニット153を挟むように第1サスペンションカバー71が配置されている。第2カバーケース41と協働して第2サスペンションユニット253を挟むように第2サスペンションカバー81が配置されている。
第1サスペンションカバー71の縁部に沿って120°ピッチで3つの貫通した穴71aが形成されている。第1カバーケース31には、第1サスペンションカバー71の穴71aに対向する3つの貫通した穴31aが形成されている。ケース1の一方の開口側の端面には、第1カバーケース31の3つの穴31aに対向する3つのめねじ穴1aが形成されている。
そして、第1サスペンションカバー71の穴71a、第1カバーケース31の穴31aを挿通し、ケース1のめねじ穴1aに螺合する3本のねじ91により、第1サスペンション51の周縁部が第1サスペンションカバー71と第1カバーケース31とに挟持された状態で、第1サスペンションカバー71、第1サスペンションユニット153、第1カバーケース31は、ケース1の一方の開口側に取り付けられている。即ち、第1サスペンション51は、カバーケース31を介してケース1に取り付けられている。
第2サスペンションカバー81の縁部に沿って120°ピッチで3つの貫通した穴81aが形成されている。第2カバーケース41には、第2サスペンションカバー81の穴81aに対向する3つの貫通した穴41aが形成されている。ケース1の他方の開口側の端面には、第2カバーケース41の3つの穴41aに対向する3つのめねじ穴(図示せず)が形成されている。
そして、第2サスペンションカバー81の穴81a、第2カバーケース41の穴41aを挿通し、ケース1の他方の開口側の端面に形成されためねじ穴に螺合する3本のねじ101により、第2サスペンション251の周縁部が第2サスペンションカバー81と第2カバーケース41とに挟持された状態で、第2サスペンションカバー81、第2サスペンションユニット253、第2カバーケース41は、ケース1の他方の開口側に取り付けられている。即ち、第2サスペンション251は、カバーケース41を介してケース1に取り付けられている。
第1サスペンションユニット153と第2サスペンションユニット253との間には、コイル21に包囲され、振動軸線Oに沿って振動する可動子111が配置される。可動子111は、円板状の磁石113と、振動軸線Oに沿って磁石113を挟むように配置された一対の円板状の第1ポールピース115、第2ポールピース117と、振動軸線Oに沿って磁石113、第1ポールピース115、第2ポールピース117を挟むように配置された一対の第1マス(錘)119、第2マス(錘)121とからなっている。
第1マス119、第2マス121の振動軸線O方向と直交する面方向の断面積は、ケース1の端に向かって漸次狭くなる形状となっている。
又、振動軸線O方向において、ヨーク11の高さが、一対のポールピース(第1ホールピース115、第2ホールピース117)の一端部から他端部までの高さよりも大きく、かつ、一対の錘(第1マス119、第2マス121)の一端部から他端部までの高さよりも小さくなるよう設定されている。
磁石113は着磁方向が振動軸線O方向である。第1ポールピース115、第2ポールピース117は、透磁率が大きい軟磁性材料でなり、磁石113の磁気吸着力及び接着剤等により、磁石113に取り付けられている。第1マス119、第2マス121は、黄銅や亜鉛ダイカストなどの非磁性体でなり、接着剤等により、第1ポールピース115、第2ポールピース117に取り付けられている。このため、可動子111を構成する磁石113、第1ポールピース115、第2ポールピース117、第1マス119、第2マス121は一体化されている。
第1マス119、第2マス121には、中心軸に沿って貫通した穴119a、貫通した穴121aが形成されている。また、第1サスペンション51、第1弾性材150の中心には、第1マス119の穴119aに対向し、貫通した穴51a、穴150aが形成されている。同様に、第2サスペンション251、第2弾性材250の中心には、第2マス121の穴121aに対向し、貫通した穴251a、穴250aが形成されている。
そして、ピン131が第1サスペンション51、第1弾性材150の穴51a、穴150aを挿通し、第1マス119の穴119aに圧入され、ピン141が第2サスペンション251、第2弾性材250の穴251a、穴250aを挿通し、第2マス121の穴121aに圧入されることにより、第1サスペンション51、第2サスペンション251の中央部が、振動軸線O方向に撓むことにより、
可動子111はケース1の振動軸線Oに沿って振動可能に支持されている。
すなわち、可動子111の振動軸線O方向の一方の端部と他方の端部とは、第1サスペンションユニット153と、第2サスペンションユニット253とに支持され、可動子111は振動軸線Oに沿って振動可能となっている。
ケース1の周面には、リード線(図示せず)が接続され、コイル21に電流を供給するターミナル3が形成されている。
コイル21を図1-図8を用いて説明する。
本実施形態のコイル21は、振動軸線Oに沿って配置され、第1コイル23と、第2コイル25とからなっている。第1コイル23、第2コイル25は、ヨーク11の内周面に沿って巻回されている。又、ヨーク11は、一対のコイル21(第1コイル23、第2コイル25)振動軸線Oの外方より突出して形成されている。
(作動)
図9を用いて、本実施形態の振動アクチュエータ2の作動を説明する。
第1コイル23、第2コイル25に通電していない状態では、第1サスペンションユニット153、第2サスペンションユニット253で支持される可動子111は、コイル21の中央に位置している。
第1コイル23、第2コイル25には、交互に逆極性の磁界を発生する向きに交流を通電させる。即ち、第1コイル23、第2コイル25の隣り合う部分に同極が発生するようになっている。
図9の極性では、可動子111には下方(矢印A方向)への推力が発生し、第1コイル23、第2コイル25へ流す電流を反転させれば、可動子111には上方向(矢印B方向)への推力が発生し、第1サスペンションユニット153、第2サスペンションユニット253を弾性変形させながら、上方向に移動する。
このように、第1コイル23、第2コイル25に交流を通電させれば、可動子111はケース1、第1サスペンションユニット153、第2サスペンションユニット253よる付勢力を両側から受けながら、振動軸線Oに沿って振動する。
ところで、可動子111に発生する推力は、基本的にはフレミングの左手の法則に基づいて与えられる推力に準じられる。本実施形態では、第1コイル23、第2コイル25が固定されているので、可動子111に第1コイル23、第2コイル25に発生する力の反力としての推力が発生する。
よって、推力に寄与するのは、可動子111の磁石113の磁束の水平成分(磁石113の軸方向に直交する成分)である。そして、ヨーク11は磁石113の磁束の水平成分を増大するものである。
(実施例の効果)
上記構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1)非磁性材料からなる第1マス119,第2マス121が空間確保部材として機能するので、磁束を発する電磁駆動部10から筒状の非磁性材料である樹脂からなる筒状ケース1の外形(外面)までの距離が確保でき、特別な重い金属性の磁気遮蔽ケースを使用しなくても、軽い樹脂のケース1を使用して漏洩磁束を低減できるので振動アクチュエータを小型、軽量化できる。
(2)可動子111の振動軸線O方向の一方の端部に、一端部が取り付けられ、他端部がケース1に取り付けられる第1サスペンションユニット51と、可動子111の振動軸線O方向の他方の端部に、一方の端部が取り付けられ、他端部がケース1に取り付けられる第2サスペンションユニット251とにより、可動子111は振動軸線Oに沿って振動可能に支持されている。
よって、可動子111が振動し始める際に必要な力は、第1サスペンションユニット153、第2サスペンションユニット253を弾性変形させる力である。第1サスペンションユニット153、第2サスペンションユニット253を弾性変形させる力は、従来の振動アクチュエータでの軸と軸受けとの間に発生する静止摩擦力よりも小さいので、小さな駆動力ですむ。よって、小さな交流信号でも振動力を得ることができるので、触感の再現性が高い振動アクチュエータが実現できる。
(3)従来のような可動子にケースの外部に突出する金属のシャフトがないので、振動軸線O方向の漏洩磁束も小さくなる。
(4)第1マス119、第2マス121の振動軸線O方向と直交する面方向の断面積は、ケース1の端に向かって漸次狭くなる形状としたことにより、可動子111が振動軸線O方向に振動した際に、第1マス119と第1サスペンション51の可撓部分(中央部)、第2マス121と第2サスペンション251の可撓部分(中央部)が接触して異音の発生や振幅範囲が制限されることがなく空間距離を確保できる。よって、振動軸線O方向の漏洩磁束が電磁駆動部による磁気遮蔽がある振動軸線Oと直交する面方向の漏洩磁束と同程度に低減できるまで、第1マス119,第2マス121の振動軸線O方向の長さを長くしても、振動アクチュエータ2の軽量化を図れる。
出願人は、本願発明の効果を確認するために、実施例に示す構造の振動アクチュエータの漏洩磁束を解析した。振動アクチュエータの外形寸法は、直径φ25mm、高さ30mmである。
図10は振動アクチュエータの漏洩磁束の磁束密度分布を示す図、図11は図10でのZ軸(振動軸線)方向の振動アクチュエータ振動軸方向の中心300からの距離(mm)と漏洩磁束密度(mT)との関係を示す図、図12は図10でのX軸(振動軸線と直交する面上の軸)方向の振動アクチュエータの外形(外面)301からの距離(mm)と漏洩磁束密度(mT)との関係を示す図である。
これらの図に示すように、第1マス、第2マスの形状を適宜選択することでZ軸方向(振動軸線O方向)の漏洩磁束は、電磁駆動部のヨークによる磁気遮蔽があるX軸方向(振動軸線Oと直交する面上の軸方向)の漏洩磁束と同程度まで低減できることが確認できた。
1 ケース
2 振動軸線
10 電磁駆動部
11 ヨーク
21 コイル
51 第1サスペンション(板ばね)
111 可動子
113 磁石
115 第1ポールピース
117 第2ポールピース
119 第1マス(錘)
121 第2マス(錘)
153 第1サスペンションユニット
251 第2サスペンション(板ばね)ばね
253 第2サスペンションユニット
300 振動アクチュエータ振動軸方向の中心
301 振動アクチュエータの外形(外面)ばね

Claims (4)

  1. 筒状の非磁性材料からなるケースと、
    該ケースの内部に設けられた筒状の電磁駆動部と、
    該電磁駆動部の径方向内側に設けられ、振動軸線に沿って振動可能に支持された可動子と、
    前記振動軸線方向における前記可動子の一端部と他端部とをそれぞれ支持する一対の板ばねと、
    を有し、
    前記可動子は、
    磁石と、
    該磁石を前記振動軸線に沿って両側から挟んだ軟磁性材料からなる一対のポールピースと、
    該一対のポールピースを前記振動軸線に沿って両側から挟んだ非磁性材料からなる一対の錘と、
    を有し、
    前記電磁駆動部は、
    前記振動軸線に沿って間隔をおいて配置され、それぞれ筒状に形成された一対のコイルと、
    前記一対のコイルの径方向外側に配置され、該一対のコイルよりも前記振動軸線方向の外方に突出して形成された軟磁性材料からなる筒状のヨークと、
    を有し、
    前記振動軸線方向において、前記ヨークの高さが、前記一対のポールピースの一端部から他端部までの高さよりも大きく、かつ、前記一対の錘の一端部から他端部までの高さよりも小さい
    ことを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 前記錘の前記振動軸線と直交する面方向の断面積は、前記筒状ケースの端部に向かって漸次狭くなることを特徴とする請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 前記振動軸線方向において、前記一対の錘の各錘の高さが、前記一対のポールピースの各ポールピースの高さよりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動アクチュエータ。
  4. 前記ケースは、
    樹脂でなる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の振動アクチュエータ。
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